JP2003522024A - ストリップ材料の圧延 - Google Patents

ストリップ材料の圧延

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JP2003522024A
JP2003522024A JP2001557706A JP2001557706A JP2003522024A JP 2003522024 A JP2003522024 A JP 2003522024A JP 2001557706 A JP2001557706 A JP 2001557706A JP 2001557706 A JP2001557706 A JP 2001557706A JP 2003522024 A JP2003522024 A JP 2003522024A
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JP2001557706A
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ズィージェラー・ジョン・アルバート
グレイ・ブレット
博明 桑野
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キャストリップ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/68Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/46Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling metal immediately subsequent to continuous casting
    • B21B1/463Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling metal immediately subsequent to continuous casting in a continuous process, i.e. the cast not being cut before rolling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B39/006Pinch roll sets

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ピンチロール(50)で構成されるピンチロールスタンドの形をした舵取り装置(14)によりストリップ材料(12)が圧下圧延機(16)に供給され、ピンチロールにはストリップ把持力がピンチロールの端部に位置した流耐圧シリンダユニット(52)により加えられる。圧延機(16)には同様に一対の流耐圧シリンダユニット(62)が設けられ、それらは別々に作動可能であってストリップを横切る圧下ロール(16A)により加えられる圧力を変化させる。センサ(51)(61)が、ピンチロール(50)の前の第1割振り位置及び圧延機の前の第2割振り位置でのストリップの位置を検出する。センサ(51)(61)の出力がコントローラ(63)に供給されて両組の流体圧シリンダユニット(52)(62)の操作を制御してストリップの舵取りをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストリップ材料の圧延に関する。特に双ロール鋳造機等の連続鋳造
機から製造される鋼ストリップの熱間圧延に適用されるが、それに限定されるも
のではない。
【0002】
【従来の技術】
双ロール鋳造機では、冷却された、相互方向に回転する一対の水平鋳造ロール
間に溶融金属を導入することにより、動いているロール表面上で金属殻を凝固さ
せ、ロール間隙にてそれらを合体させ、凝固ストリップ品を製造してロール間隙
から下方ヘ送給する。本明細書では、「ロール間隙」という語はロール同士が最
接近する領域全般を示すものとする。溶融金属は取鍋から1つの小容器又は一連
の容器へと注がれ、更にはそこからロール間隙上方に位置した金属送給ノズルに
流れてロール間隙へと向かわされ、その結果、ロール間隙直上のロール鋳造表面
に支持された溶融金属の鋳造溜めを形成する。この鋳造溜めは、ロール端に摺動
係合保持された側部板又は側部堰間で限定され得る。
【0003】 鋳造機を出た後、高温ストリップは温度降下制御、圧下圧延、充分な熱処理等
のインライン処理又は斯かる処理段階を組合わせたものをコイラに至る前に受け
ることができる。コイラ及びインライン処理装置は一般に大きな張力をストリッ
プに加えるので、ストリップはそれに耐えねばならない。更に、双ロール鋳造機
の鋳造速度と後のインライン処理及び巻取りの速度との差を受入れる必要がある
。これらの速度の本質的な差異は特に初期立上げ時に、定常鋳造速度に到達する
まで発現し得る。これらの要件に合わせるため、鋳造機を出た高温ストリップを
妨害なく吊り下がった状態にし、それから1組又は複数組のピンチロールに通し
てラインの張力部に至らせ、そこでストリップは更なる処理及び巻取りを受ける
。ピンチロールはダウンライン設備により生じる張力に対する抵抗を提供し、又
、ストリップをダウンライン設備へと供給することも意図されている。
【0004】 この種の双ロールストリップ鋳造ラインは、デイビー・マッキー(シェフィー
ルド)リミテッド(Davy McKee (Sheffield) Limited)に譲渡されたアメリカ特許
第5,503,217号に開示されている。この鋳造ラインでは、高温金属スト
リップがループ状に、妨害なく吊り下がってから、ストリップを熱制御域に供給
する第1組のピンチロールを通る。熱制御域を通った後、ストリップは更なる複
数組のピンチロールを通ってからコイラへと進む。更なる複数組のピンチロール
間に圧延機を組入れることにより、オプションで、熱間圧延することができる。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】 アメリカ特許第5,503,217号に記されているように、ゼロ張力から処
理ラインの張力部へ向け通過するストリップは側から側へと蛇行(wander)し得る
。このことは受容できないので、第1組のピンチロールを用いて金属ストリップ
を処理ラインの張力部へと舵取りすることにより克服される。しかしながら、標
準のピンチロールはストリップを舵取りし、蛇行する傾向に抗するよう保持する
のに充分適していないことが判明している。実際、ロール接触圧、ピンチロール
間の間隙、又はピンチロール間を通るストリップの輪郭又は断面積にわずかに変
動が生じても、ピンチロールはストリップの逸脱及び横方向動きに寄与しかねな
い。
【0006】 ストリップの蛇行はダウンライン処理設備でのストリップの逸脱を生じるのみ
ではなく、鋳造ロールから出た高温ストリップへと捻れ力(twisting force)を逆
行伝達することにもなり得る。この捻れは、ストリップが液相に近い温度であっ
て殆ど引っ張り強さを持たない場合、特に重大である。鉄系金属ストリップでは
、これらの温度は優に1100℃を超える。従って、斯かる捻れはロール間隙直
下でストリップが高温横方向破断を起こし得る。加えて、ストリップの端縁で張
力の大幅な変動が生じることで、ストリップがピンチロールに近づくにつれてス
トリップ縁部が波立ち、小さな端割れが発生する。極端な場合、ストリップの深
刻な機械的横方向割れと完全な分裂が始まる。従って、ピンチロールの前でのス
トリップの蛇行は重大な問題であり、特に鉄系金属ストリップの鋳造ではそうで
ある。我々の先行するオーストラリア特許出願第84245/98号は、これら
の状況でのストリップの舵取りに適用できて、ストリップの過剰な蛇行及び反り
(skew)を防ぐことができる装置を開示している。その場合、ピンチロール付近で
のストリップの位置を監視してストリップの横方向位置及びストリップの横方向
移動速度又は反りの変化を検出することにより生み出される制御信号に応じてス
トリップの舵取りをするため、ストリップ幅方向に異なる強度でストリップを把
持するようピンチロールが操作される。
【0007】 特許出願第号84245/98号に開示された設備は、大抵のインライン処理
装置へとストリップを供給するのに全く満足のいくものである。しかしながら、
インライン熱間圧延機にストリップを供給する際、圧延機自体がストリップの横
方向動きや張力の乱れを引起こし得、それらが場合によってはピンチロールによ
り提供される舵取り制御に打ち勝ち得る。本発明は、圧下ロール間を通るストリ
ップを正確に舵取りしてほぼ一様の直線路内に維持できるようにした方法及び装
置を提供する。本発明は双ロール鋳造機から出たストリップをインライン圧延機
へと制御する必要から生じたが、ストリップ材料が圧延機を通るべき他の用途に
も適用し得る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、圧延機へと向け通過するストリップを舵取り操作することが
可能な舵取り装置を介し、ストリップ供給方向に対し横向きに延びる一対のスト
リップ圧下ロールを有する圧延機へとストリップを通し、圧下ロールに対しこれ
らロールの長手方向に離間した位置でストリップ圧下力を加え、舵取り装置付近
の第1割振り位置(location)と圧延機付近の第2割振り位置とでストリップの位
置を監視し、該第1及び第2割振り位置で観測したストリップ位置に応じて舵取
り装置を操作して離間した位置での圧下ロールへの相対的な圧下力を変えること
を特徴とするストリップ材料の圧延方法が提供される。
【0009】 舵取り装置は、ストリップ供給方向に対し横向きに延びる一対のピンチロール
で構成するとができ、その場合、方法は、これらピンチロール間にストリップを
通し、ピンチロールに沿って離間した位置でストリップ把持力をピンチロールに
加え、ピンチロールに沿った前記位置で加えられる相対的なストリップ把持力を
変動させることで構成することができる。又は、ピンチロールを互いに動かすこ
とにより又はストリップ供給方向に対し横向きに動かすことにより所要の舵取り
作用を生み出すこともできる。
【0010】 舵取り装置は、前記第1割振り位置で観測されたストリップ位置を所望又は設
定位置と比較することにより生み出される制御信号に応じて操作することができ
る。圧下ロールに加えられる相対的な圧下力の変動は、第1及び第2割振り位置
の両方での、これらの割振り位置での所望又は設定位置と比較した場合の、観測
したストリップ位置に応じた更なる制御信号で制御してストリップ位置の変更及
び/又はストリップの反りを行うことができる。
【0011】 前記第1割振り位置はストリップ供給方向に関して舵取り装置の前とすること
ができ、第2割振り位置は圧下ロールの前とすることができる。
【0012】 本発明は、又、 ストリップ材料を受ける一対の圧下ロールと、 これらのロールに沿って離間した位置で圧下ロールに圧下力を加えるロールス
ラスト手段と、 圧下ロールへとストリップの舵取りをし、供給方向を変えるよう操作すること
が可能なストリップ舵取り装置と、 ストリップ舵取り装置付近の第1割振り位置でストリップの位置を監視する第
1ストリップ位置センサ手段と、 圧下ロール付近の第2割振り位置でストリップの位置を監視する第2ストリッ
プ位置センサ手段と、 第1及び第2ストリップ位置センサの出力に応じて舵取り装置を操作して圧下
ロールへの供給方向を変動させ、又、離間位置で圧下ロールに加えられる相対的
圧下力を変動させる制御手段と、 を有するストリップ材料の圧延装置を提供する。
【0013】 離間位置で圧下ロールに加えられる相対的圧下力は、圧下ロールに入るストリ
ップの位置と反りを変動させることができる。
【0014】 第1及び第2センサ手段は各々、複数の個別センサで構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明を更に十分に説明できるよう、1つの特定の実施の形態を添付図面を参
照しつつ詳細に説明する。
【0016】 図示した鋳造・圧延設備は、移送路10内をガイドテーブル13を経て、ピン
チロール50で構成されるピンチロールスタンド14へと至る鋳造鋼ストリップ
12を生み出す、全体に11で示した双ロール鋳造機で構成される。ピンチロー
ルスタンド14を出た直後にストリップは、一対の圧下ロール16Aと支持ロー
ル16Bとで構成された熱間圧延機16に入り、それにより熱間圧延されて板厚
減少する。圧延されたストリップは、ランアウトテーブル17を通り、テーブル
上で水噴流18により強制冷却され、一対のピンチロール20Aで構成されるピ
ンチロールスタンド20を通ってコイラ19へと至ることができる。
【0017】 双ロール鋳造機11は、鋳造表面22Aを有する一対の平行な鋳造ロール22
を支持する主機械フレーム21で構成される。鋳造作業中、溶融金属が取鍋(図
示せず)から耐火性シュラウド24を経てタンディッシュ25へと、更には金属
送給ノズル26を経て鋳造ロール22間のロール間隙27へと送給される。その
ようにしてロール間隙27へと送給された高温金属はロール間隙上方で溜め30
を形成し、この溜めが一対の側部包囲堰又は側部包囲板28によりロール端で閉
じ込められ、該包囲堰又は包囲板が、側板ホルダに接続された流体圧シリンダユ
ニットで構成された一対のスラスタ(図示せず)によりロールの段付き端に取付
けられる。溜め30の上面(一般に「メニスカス」レベルと呼ばれる)は、送給ノ
ズル上端よりも上方に上がって、送給ノズル下端がこの溜め内に浸漬していても
よい。
【0018】 鋳造ロール22は水冷されるので、移動するロール表面上で殻が凝固してロー
ル間隙27で合わされ、ロール間のロール間隙から下方に送給される凝固ストリ
ップ12を生み出す。
【0019】 鋳造作業開始時では、鋳造状況の安定化時に短い不完全ストリップが生み出さ
れる。連続鋳造が確立されると、鋳造ロールが少し離れるよう動かされ、次いで
再び合わされて、ストリップのこの前端がオーストラリア特許第646981号
及びアメリカ特許第5,287,912号で記述の如く破断されて次の鋳造スト
リップのクリーンな前端を形成する。不完全な材料は鋳造機11の下に位置した
スクラップボックス33に落下し、このとき、通常はピボット35から鋳造機出
口の片側に垂下している旋回エプロン34が鋳造機出口にわたって旋回して、鋳
造ストリップのクリーンな端を、ストリップをピンチロールスタンド14に送給
するガイドテーブル13上へと案内する。次いで、エプロン34は垂下位置へと
戻され、ガイドテーブル13へ至る前のストリップ12を、鋳造機下方にループ
36状に垂らす。ガイドテーブルを構成するのは、ピンチロールスタンド14に
至る前のストリップを支持する一連のストリップ支持ロール41と、支持ロール
間に配した一連のテーブルセグメント42,43である。ロール41は、ループ
36からストリップを滑らかに受けてガイドするようピンチロールスタンド14
から後方に鋳造機へと向けて延び、反ピンチロール側の端が下方に湾曲した隊列
に配されている。
【0020】 双ロール鋳造機は、アメリカ特許第5,184,668号及び第5,277,24
3号又はアメリカ特許第5,488,988号に幾分詳細に説明され開示された種
類のものであってよく、本発明の一部を構成しない適宜の構造細部についてはこ
れらの特許を参照することができる。
【0021】 高温ストリップ上でのスケール形成を制御するため、設備は全体を37で示し
た非常に大きな包囲部を形成するように製造・組立てられ、鋼ストリップは鋳造
ロール間のロール間隙からピンチロールスタンド14の入口間隙39への移送路
全体にわたり、包囲部が限定するシール空間38内に閉じ込められる。包囲部3
7は、複数に分離しており種々のシール接続部で相互に嵌め込まれて連続する包
囲部壁を形成する壁部で形成される。包囲部37の機能及び詳細な構造はオース
トラリア特許第704312号及びアメリカ特許第5762136号及び第59
60855号に開示されている。
【0022】 ピンチロールスタンド14を構成する一対のピンチロール50は圧下ロールス
タンド16により加えられる張力に抗する。従って、ストリップは、鋳造ロール
22からガイドテーブル13へ、そしてピンチロールスタンド14へ向け通過す
る時にループ36状に吊り下がることができる。従って、ピンチロール50は自
由吊り下がりループと処理ラインの張力下流部との間の張力バリヤを提供する。
ピンチロールは、供給テーブル上でのストリップの位置を安定化させて圧延機1
6へと供給することも意図されている。しかしながら、実際には、ストリップが
ガイドテーブル上を横方向に蛇行する傾向が強いことが判明している。抑制しな
いままでいると、ストリップの蛇行によりループ形状に歪みが生じ、その結果、
ストリップ縁部に波打ちや割れが発生し、極端な場合には大きな横方向割れによ
ってストリップが完全に破断してしまい得る。
【0023】 ピンチロールと圧延機の両方がストリップの蛇行に寄与することが判明してい
る。本発明によれば、ピンチロールと圧延機の両方が、ストリップの蛇行を妨げ
る舵取り効果を生み出すよう操作される。即ち、ピンチロールと圧延機の両方は
ロールの長手方向に離間した位置に加えられる力を有し、それらの力は、ストリ
ップに必要な舵取り効果を生み出すよう相互に変えられる。従って、ピンチロー
ルスタンド16は、圧延機へと供給されるストリップを舵取りするストリップ舵
取り装置として作動し、圧延機も圧延機を通るストリップを更に舵取りするよう
作動する。
【0024】 ピンチロールでの舵取り効果は、様々な仕方で生み出すことができる。ストリ
ップを一対のロールにより、離間した位置で把持し、その2位置での把持圧を相
互に変える場合、ストリップは進行前方向に対し反りが生じ、それが原因してス
トリップ全体が一側に動く。この反り・横方向動きが生じ得るメカニズムはいろ
いろである。ロールが凹形なら、ストリップはストリップ端近くの2位置で把持
される。ストリップの一側の方を他側よりもきつく把持するなら、比較的ゆるく
把持されている側に滑りが生じて、ストリップを曲げる。ロールが凸形なら、2
つの離間した位置での相対的圧力によりロール間に相対的傾斜が生じ、両者間の
有効接触点の位置が変わり、それによってもストリップには反りが生じる。反り
の第3メカニズムは、大きめの圧力が掛かる側でのストリップの全般的な又は局
部的な圧下又は薄化によるもので、ストリップに湾曲、反りが引起こされる。図
示した連続ストリップ鋳造機のピンチロール14では3つのストリップ舵取りメ
カニズム全てが、処理中の異なる時点で起き得る。ロールは高温になるにつれて
変形するので、それによりロールがストリップを把持する仕方が変わり得る。更
にまた、ストリップ輪郭も鋳造と鋳造との間で又は1回の鋳造中に変化し得、こ
れによってストリップとの接触の種類及び把持の形態も変化する。しかしながら
、大抵の場合、ロールの一側に把持圧力を多く加えることによりストリップには
大きな圧力が掛かる側から反れる動きが生じる。圧延機16の操作では、舵取り
効果が生じるのは主に、大きな圧力が掛けられる側へのストリップの圧下又は薄
化によるもので、大きな圧力側からストリップが離れるよう湾曲・反りが生じる
【0025】 図4に示すように、ストリップ把持力をピンチロール50に加える2つの流体
圧シリンダユニット52はピンチロールの両端に位置し、ロール2端に加える圧
力を変えるよう別々に操作可能であり、圧下圧延機16も同様に一対の流体圧シ
リンダユニット62を備えており、それらはストリップを横切る圧下ロール16
Aに加えられる圧力を変えるよう別々に操作可能である。このようにして、スト
リップはピンチロール14Aと圧下ロール16Aの操作の両方により舵取りでき
る。
【0026】 ストリップの舵取り制御するようピンチロール14Aと圧下ロール16Aに加
えられる圧力差を制御する制御信号を発生させるため、ストリップの位置は、ガ
イドテーブル上のストリップの横方向位置を検出するストリップ位置センサ51
によりピンチロール付近の第1割振り位置で、そして、圧下ロール16A直前の
ストリップの横方向位置を検出するストリップ位置センサ61により圧下ロール
16A付近の第2割振り位置でも監視される。このようにしてストリップの横方
向位置が、ピンチロール14A直前と圧下ロール16A直前の2位置で監視され
る。改変した構成では、ストリップセンサ51,61をピンチロールの前と圧延
機の前の両割振り位置の複数のセンサに替え、ストリップ位置測定に替えた又は
加えた各割振り位置でストリップの反り角度を測定できる。
【0027】 センサ51,61の出力はコントローラ63に供給され、コントローラは制御
信号を発して両組の流体圧シリンダユニット52,62の操作を制御する。
【0028】 図5は、コントローラ63用の制御回路の一形式を示す。この制御回路では、
センサ51により検出されたピンチロール14Aの前のストリップの位置により
、ストリップを設定位置へと戻そうとするピンチロール流体圧シリンダユニット
52の制御信号が生み出される。センサ51からの信号は遅延装置64にも供給
されて時間遅延信号を生み出し、それが比較器65に送られ、比較器は遅延信号
を、圧下ロール16A入口でのストリップ位置を示すセンサ61により造られた
信号と比較する。装置64の遅延は、ストリップがセンサ51によって観測され
る第1割振り位置からセンサ61により観測される第2割振り位置へと移るのに
掛かる時間に等しく、従って比較によりこれら2割振り位置間のストリップの横
方向動きが測定される。比較器64は、圧延機信号と比較すべき遅延信号に因子
kを加える。因子kを−1に設定するなら、第1及び第2割振り位置間でストリ
ップの横方向動きがある場合のみ圧延機はストリップの舵取りをするよう操作さ
れる。これにより、ピンチロール舵取りと圧延機舵取り効果との間の有効な切り
離しが提供される。因子kを0に設定するなら、完全な圧延機舵取りとなり、回
路はピンチロール制御により既に執られた補正作用を無視した圧延機制御信号を
生み出す。ストリップの可能な全ての種類の蛇行を扱うため2つの制御の部分切
り離しをするのが最良の結果を生み出し、これを提供するために因子kを−0.
5に設定することができる、ことが実際には判明している。
【0029】 図6は、コントローラ63用の現在好適な制御回路を示す。この回路では、セ
ンサ51により生み出された、ピンチロールの前のストリップの横方向位置を示
す信号がピンチロール所望又は基準位置と比較されてエラー信号を生み出し、そ
れが遅延装置66に供給されて時間遅延エラー信号を生み出す。その時間遅延エ
ラー信号が圧延機基準位置と共に比較器67に供給されて出力を生み出し、その
出力がセンサ61による圧延機の前のストリップの観測された位置と比較されて
、流体圧シリンダユニット62の制御信号を生み出す。ピンチロールの前でスト
リップが基準位置即ち設定点にいるなら、エラー信号は0である。圧延機基準位
置即ち設定点が0なら、圧延機への制御信号はない。従って、ピンチロールが動
的状態にある場合のみ、システムは圧延機制御を引起こすよう作動する。この構
成では、圧延機の一体制御(integral control)を達成できるので、ピンチロール
と圧延機との動的相互作用を避けながら圧延機はストリップを設定点へと戻すよ
う作動できる。
【0030】 図示された装置は単に例示として提示したのであり、かなりの変更を加え得る
。例えば、ストリップを舵取りするためにオフセットピボットガイド又は仮想ピ
ボット点を中心にストリップ横方向に旋回し得る一対のピンチロールを組入れた
ストリップ案内装置が公知である。斯かるピボット舵取り装置を組入れて圧延機
の前に必要なピンチロール舵取りを提供し、センサ51で生み出されたストリッ
プ位置信号を用いて、ストリップガイドピンチロールのピボット動を制御して、
これらロールに加えられる把持圧の制御の替わりとすることが可能である。更に
また、本発明は連続ストリップ鋳造機で製造されインライン圧延を受けるストリ
ップの制御・舵取りに特に有益であるが、本発明はストリップ材料が圧下ロール
に供給されるあらゆる設備に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインライン圧延機と舵取りシステムを組入れたストリップ鋳造設
備を示す。
【図2】 双ロール鋳造機の要部を示す。
【図3】 鋳造機により製造される鋳造ストリップが、インライン圧延機へとストリップ
を舵取りするよう操作される一組のピンチロールへと、ループ状に供給される仕
方を示す。
【図4】 設備のストリップ舵取り及び圧延機部分を概略的に示す。
【図5】 舵取りピンチロールと圧下ロールの操作を制御する制御装置の一形式の回路図
である。
【図6】 舵取りピンチロールと圧下ロールの操作を制御する制御装置の改良形の回路図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 グレイ・ブレット オーストラリア 2500 ニュー サウス ウェールズ マンガートン セント ジョ ンズ アヴェニュー 1/19 (72)発明者 桑野 博明 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石 川島播磨重工業株式会社内 Fターム(参考) 4E002 AA01 BC05 BD02 CA15 4E024 AA06 BB18 CC01 FF03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機へ向け通過するストリップを舵取り操作することが可
    能な舵取り装置を介し、ストリップ供給方向に対し横向きに延びる一対のストリ
    ップ圧下ロールを有する圧延機へとストリップを通し、圧下ロールに対しこれら
    ロールの長手方向に離間した位置でストリップ圧下力を加え、舵取り装置付近の
    第1割振り位置と圧延機付近の第2割振り位置とでストリップの位置を監視し、
    該第1及び第2割振り位置で観測したストリップ位置に応じて舵取り装置を操作
    して離間した位置での圧下ロールへの相対的な圧下力を変えることを特徴するス
    トリップ材料の圧延方法。
  2. 【請求項2】 前記第1割振り位置での観測されるストリップの位置に応じ
    て舵取り装置が操作される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 圧下ロールに加えられる相対的圧下力の変動が、前記第1及
    び第2割振り位置両方での観測されたストリップの位置に応じたものである、請
    求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1割振り位置での観測されたストリップの位置と所望
    又は設定位置とを比較することにより生み出される制御信号に応じて舵取り装置
    が操作される、請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 圧下ロールに加えられる相対的圧下力の変動が、前記第1及
    び第2割振り位置の両方での、これら割振り位置での所望又は設定位置と比較し
    た場合の、観測されたストリップ位置に応じた更なる制御信号により制御して圧
    延機でのストリップ位置の変更又はストリップの反りを行う、請求項4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記第1割振り位置で観測されたストリップ位置に応じた第
    1制御信号を生み出し、前記第2割振り位置で観測されたストリップ位置に応じ
    た第2制御信号を生み出し、舵取り装置を操作して第1制御信号に応じたストリ
    ップの舵取りをし、前記第1及び第2割振り位置間のストリップ移動時間の関数
    に対応して第1制御信号に時間的ずれを加え、遅延された第1制御信号と第2制
    御信号との間の比較を行い、その比較の結果に応じて、離間した位置での圧下ロ
    ールへの相対的圧下力を変動させることで構成される請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1割振り位置での観測されたストリップ位置と所望又
    は設定位置との比較から第1制御信号が生み出される、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2割振り位置での観測されたストリップ位置とその割
    振り位置用の所望又は設定位置との比較から第2制御信号が生み出される、請求
    項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1割振り位置がストリップ供給方向に関して舵取り装
    置の前であり、第2割振り位置が圧下ロールの前である、請求項1乃至8のいず
    れかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 舵取り装置を、ストリップ供給方向に対し横向きに延びる
    一対のピンチロールで構成した、請求項1乃至9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 ストリップをピンチロール間に通し、舵取り装置は、ピン
    チロールに沿って離間した位置でピンチロールにストリップ把持力を加え、それ
    ら位置での相対的ストリップ把持力を変動させることにより操作し、それにより
    ストリップの舵取りをする、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ストリップ材料を受ける一対の圧下ロールと、 これらのロールに沿って離間した位置で圧下ロールに圧下力を加えるロールス
    ラスト手段と、 圧下ロールへとストリップの舵取りをし、供給方向を変えるよう舵取り操作す
    ることが可能なストリップ舵取り装置と、 ストリップ舵取り装置付近の第1割振り位置でストリップの位置を監視する第
    1ストリップ位置センサ手段と、 圧下ロール付近の第2割振り位置でストリップの位置を監視する第2ストリッ
    プ位置センサ手段と、 第1及び第2ストリップ位置センサの出力に応じて舵取り装置を操作して圧下
    ロールへの供給方向を変動させ、又、離間位置で圧下ロールに加えられる相対的
    圧下力を変動させる制御手段と、 を有するストリップ材料の圧延装置。
  13. 【請求項13】 圧下ロールに入るストリップの位置及び反りを変えるよう
    離間した位置で圧下ロールに加えられる相対的圧下力を変えるよう制御手段が操
    作可能である、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記第1割振り位置でのストリップの瞬時の位置に応じて
    制御手段が舵取り装置を操作する、請求項12又は請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2割振り位置でのストリップの瞬時の位置
    に応じて圧下ロールに加えられる相対的圧下力を変動させるよう制御手段が作動
    する、請求項12乃至14のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記第1割振り位置でのストリップの位置を所望又は設定
    位置と比較することにより制御手段がストリップ舵取り装置制御信号を生み出す
    ことができる、請求項12乃至15のいずれかに記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記第1及び第2割振り位置両方での、これらの割振り位
    置での所望又は設定位置と比較した場合の、ストリップ位置に応じて更なる制御
    信号を生み出すことにより、圧下ロールに加えられる相対的圧下力を変えるよう
    制御手段が操作可能である、請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記第1割振り位置がストリップ供給方向に関して舵取り
    装置の前であり、第2割振り位置が圧下ロールの前である、請求項12乃至17
    のいずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】 舵取り装置を、ストリップ供給方向に対し横向きに延びる
    一対のピンチロールで構成した、請求項12乃至18のいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】 ピンチロールに沿って離間した位置でピンチロールにスト
    リップ把持力を加え、それら位置での相対的ストリップ把持力を変動させること
    で制御手段は舵取り手段を操作することができ、それによりストリップの舵取り
    をする、請求項19に記載の装置。
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