JP2003522010A - 流動性物質用の塗布器 - Google Patents
流動性物質用の塗布器Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract
(57)【要約】
半固形物質の均等な流れを生じ、後押出し流れの問題点を解消した、メッシュファブリックの塗布器表面を有するディスペンサを提供する。本ディスペンサは、物質の流れを開始する上で、塗布器の使用後に残存して、半固形物質を塗布器表面を通して押出すような過度の圧力を必要としない。メッシュファブリックの表面は、一つ又はそれ以上の層をなした織られたファブリック又は織られていないファブリックによって形成可能である。メッシュファブリックは、塗布器の上フレームに熱結合され、その下側に支持体を備える。メッシュファブリックは、皮膚の表面に従って変形するが、永久的には変形しないように形成可能である。半固形物質の剪断が改善され、塗布が更に均等に行われる、粘性半固形物質用ディスペンサ表面を提供する。更に、孔の断面寸法が均等であるため、後押出し流れの問題点を未然に防ぐことができる。
Description
【0001】
本発明は、ゲル、溶液、乳濁液等の半固形物質を身体の表面に塗布するための
塗布器に関する。更に詳細には、本発明は、圧力補償機構を全く必要としない半
固形物質の塗布器に関する。
塗布器に関する。更に詳細には、本発明は、圧力補償機構を全く必要としない半
固形物質の塗布器に関する。
【0002】
ローション、ゲル、溶液、又は乳濁液を皮膚表面に塗布するためのよりよい方
法が探し続けられてきている。物質は、消臭剤、発汗抑制剤、サンタンローショ
ン、うるし製剤、又は皮膚に送出されるべき何等かの他の物質である。物質は、
ただの半固形物であるため、塗布器の表面として機能できない。固形物即ちソリ
ッドのスティック状消臭剤及び発汗抑制剤は、塗布器の表面として機能する。別
の塗布器の表面は必要とされない。しかしながら、半固形物質では、別の塗布器
の表面が必要とされる。
法が探し続けられてきている。物質は、消臭剤、発汗抑制剤、サンタンローショ
ン、うるし製剤、又は皮膚に送出されるべき何等かの他の物質である。物質は、
ただの半固形物であるため、塗布器の表面として機能できない。固形物即ちソリ
ッドのスティック状消臭剤及び発汗抑制剤は、塗布器の表面として機能する。別
の塗布器の表面は必要とされない。しかしながら、半固形物質では、別の塗布器
の表面が必要とされる。
【0003】
種類が異なる幾つかの塗布器の表面が使用されてきており、現在使用されてい
る。米国特許第4,801,052号及び米国特許第5,372,285号には
、複数の孔を持つ剛性塗布器区分が開示されている。半固形材料は、剛性表面の
穴を通って直接的に流れ、身体の表面に塗布される。これらの穴は、様々な形状
及び大きさをしており、数を変えることができる。これは、商業的メネンスピー
ドスティック(Mennen Speed Stick)ゲル製品及びライトガ
ード(Right Guard)ゲル製品で例示される。
る。米国特許第4,801,052号及び米国特許第5,372,285号には
、複数の孔を持つ剛性塗布器区分が開示されている。半固形材料は、剛性表面の
穴を通って直接的に流れ、身体の表面に塗布される。これらの穴は、様々な形状
及び大きさをしており、数を変えることができる。これは、商業的メネンスピー
ドスティック(Mennen Speed Stick)ゲル製品及びライトガ
ード(Right Guard)ゲル製品で例示される。
【0004】
半固形製品用の別の塗布器は、ポレックス(Porex)塗布器の表面を使用
する。ポレックスは、様々な断面直径を持つランダムで非線型の枝分かれした孔
を持つ焼結プラスチック材料である。更に、孔の断面は、米国特許第4,801
,052号及び米国特許第5,372,285号の孔よりも遙かに小さい。これ
らの多孔質塗布器では、個々の孔の直径は、約150μm乃至400μmの範囲
内で変化する。これは、上掲の二つの米国特許の孔よりも遙かに小さい。しかし
ながら、これらの多孔質材料には、後押出し(post−extrusion)
の問題がある。後押出しは、塗布器の表面を通して半固形物質を押す力を停止し
た後に半固形物が流れ続けることである。これは、製品の塗布後に流れた製品が
無駄になり、べたつくと考えられるため、問題である。
する。ポレックスは、様々な断面直径を持つランダムで非線型の枝分かれした孔
を持つ焼結プラスチック材料である。更に、孔の断面は、米国特許第4,801
,052号及び米国特許第5,372,285号の孔よりも遙かに小さい。これ
らの多孔質塗布器では、個々の孔の直径は、約150μm乃至400μmの範囲
内で変化する。これは、上掲の二つの米国特許の孔よりも遙かに小さい。しかし
ながら、これらの多孔質材料には、後押出し(post−extrusion)
の問題がある。後押出しは、塗布器の表面を通して半固形物質を押す力を停止し
た後に半固形物が流れ続けることである。これは、製品の塗布後に流れた製品が
無駄になり、べたつくと考えられるため、問題である。
【0005】
この問題点は、ディスペンサに圧力解放機構を組み込むことによって対処され
てきた。このような圧力解放機構は、米国特許第5,540,361号及び米国
特許第5,547,302号に示されている。これらの圧力解放機構により、施
与ストロークで昇降装置を塗布器の表面から引っ込めることができる。これによ
り、塗布器の表面を通した後押出しを生じる塗布器内の圧力の大部分を解放する
。
てきた。このような圧力解放機構は、米国特許第5,540,361号及び米国
特許第5,547,302号に示されている。これらの圧力解放機構により、施
与ストロークで昇降装置を塗布器の表面から引っ込めることができる。これによ
り、塗布器の表面を通した後押出しを生じる塗布器内の圧力の大部分を解放する
。
【0006】
更に、米国特許第5,547,302号には、メッシュを塗布器の表面として
使用することが開示されている。このメッシュは比較的薄く且つ可撓性であり、
複数の別個の開口部がメッシュを通って延びている。これは、スクリーンの構造
から剛性構造まで延びている。例では、メッシュの厚さは、0.559mm(0
.022インチ)である。しかしながら、その構造または厚さに拘わらず、メッ
シュ構造には後押出しの問題点がある。このメッシュ塗布器の表面を持つディス
ペンサは、ディスペンサの昇降装置と関連して圧力解放機構を使用する必要があ
る。ポレックス微孔質塗布器の表面と同様に、後押出しの問題点を実質的になく
すための機構が必要とされるのである。しかしながら、これらの圧力解放機構は
全て、ディスペンサを複雑にし、その価格を引き上げる。
使用することが開示されている。このメッシュは比較的薄く且つ可撓性であり、
複数の別個の開口部がメッシュを通って延びている。これは、スクリーンの構造
から剛性構造まで延びている。例では、メッシュの厚さは、0.559mm(0
.022インチ)である。しかしながら、その構造または厚さに拘わらず、メッ
シュ構造には後押出しの問題点がある。このメッシュ塗布器の表面を持つディス
ペンサは、ディスペンサの昇降装置と関連して圧力解放機構を使用する必要があ
る。ポレックス微孔質塗布器の表面と同様に、後押出しの問題点を実質的になく
すための機構が必要とされるのである。しかしながら、これらの圧力解放機構は
全て、ディスペンサを複雑にし、その価格を引き上げる。
【0007】
本発明はこの問題点を解決する。後押出しの問題なく、半固体物質を、孔状開
口部を持つ塗布表面を通して送出できる。これは、一つ又はそれ以上のメッシュ
ファブリック層を使用することによって行われる。ファブリックは、ファブリッ
クを通る実質的に直線状の開口部を有する。層が一つであるか或いは複数である
かは、ファブリックの構造を含む多くの要因で決まる。これは、繊維のデニール
数、織布である場合にはファブリックの織製組織、押出し不織フィルムファブリ
ックについては孔の大きさ、及び繊維が不規則な配置をなした不織布の場合には
ファブリックの多孔度でほとんど決まる。一つの目的は、周囲フレーム縁部に熱
結合可能な材料でファブリックを形成し、このファブリックを通して、流動度が
約10000cP乃至約1000000cPの製品を、後押出しの問題点を実質
的に伴うことなく、流すことができるファブリックを提供することである。本発
明のディスペンサでは、物質を皮膚に塗布するために使用するときにその構造上
の一体成形を損なわない、下側支持構造を使用した又は使用しない、所定のデニ
ール数及び織製組織を持つ一枚ファブリックを使用するのが好ましい。即ち、半
固形物質の塗布中にファブリック表面に皺がよったり不等に歪んだりすることが
ない。皮膚の輪郭に従うため、或る程度撓むのが望ましい。しかしながら、この
撓みは、ファブリック表面の永久変形をもたらすものであってはならない。
口部を持つ塗布表面を通して送出できる。これは、一つ又はそれ以上のメッシュ
ファブリック層を使用することによって行われる。ファブリックは、ファブリッ
クを通る実質的に直線状の開口部を有する。層が一つであるか或いは複数である
かは、ファブリックの構造を含む多くの要因で決まる。これは、繊維のデニール
数、織布である場合にはファブリックの織製組織、押出し不織フィルムファブリ
ックについては孔の大きさ、及び繊維が不規則な配置をなした不織布の場合には
ファブリックの多孔度でほとんど決まる。一つの目的は、周囲フレーム縁部に熱
結合可能な材料でファブリックを形成し、このファブリックを通して、流動度が
約10000cP乃至約1000000cPの製品を、後押出しの問題点を実質
的に伴うことなく、流すことができるファブリックを提供することである。本発
明のディスペンサでは、物質を皮膚に塗布するために使用するときにその構造上
の一体成形を損なわない、下側支持構造を使用した又は使用しない、所定のデニ
ール数及び織製組織を持つ一枚ファブリックを使用するのが好ましい。即ち、半
固形物質の塗布中にファブリック表面に皺がよったり不等に歪んだりすることが
ない。皮膚の輪郭に従うため、或る程度撓むのが望ましい。しかしながら、この
撓みは、ファブリック表面の永久変形をもたらすものであってはならない。
【0008】
複数のファブリック層を含む態様を使用してもよい。このような場合には、層
の数は、約2枚乃至10枚、好ましくは2枚乃至5枚である。ファブリック層を
ランダムに重ねることによって、開口部は、層から層へ部分的に並置される。こ
れは、物質がメッシュファブリックを通る回路経路(circuitous p
ath)を提供する。多層ファブリック構造を通して半固形物質を流すには、単
層構造に対し、半固形物質の顕著な後押出し即ち漏れを生じない追加の力が必要
である。塗布器ファブリックは、配合物の粘性に合わせられる。ファブリック層
を通る流れは、半固形物の加圧とほぼ同時に生じ、ディスペンサの使用後に放散
される圧力はない。
の数は、約2枚乃至10枚、好ましくは2枚乃至5枚である。ファブリック層を
ランダムに重ねることによって、開口部は、層から層へ部分的に並置される。こ
れは、物質がメッシュファブリックを通る回路経路(circuitous p
ath)を提供する。多層ファブリック構造を通して半固形物質を流すには、単
層構造に対し、半固形物質の顕著な後押出し即ち漏れを生じない追加の力が必要
である。塗布器ファブリックは、配合物の粘性に合わせられる。ファブリック層
を通る流れは、半固形物の加圧とほぼ同時に生じ、ディスペンサの使用後に放散
される圧力はない。
【0009】
メッシュファブリックを使用することには、後押出しが実質的にないという利
点の他に、半固形物質の製品剪断が改善され、身体の表面の輪郭に更に均等に塗
布されるという利点が得られる。剪断の改善により、薄く連続した半固形物質層
を皮膚に塗布できる。
点の他に、半固形物質の製品剪断が改善され、身体の表面の輪郭に更に均等に塗
布されるという利点が得られる。剪断の改善により、薄く連続した半固形物質層
を皮膚に塗布できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、施与されるべき物質の後押出しを阻止するための圧力解放機構を必
要としない、塗布器の表面を持つディスペンサに関する。塗布器の表面は一つ又
はそれ以上のメッシュファブリック層でできている。ファブリックの構造は、フ
ァブリックが織布であるか或いは不織布であるかで決まる。不織布は、孔を持つ
押出フィルム及び不規則な配置をなしたファイバからなる層を持つファブリック
を含む。複数の層を使用する場合には、これらの層は、所定設計の配置をなして
いてもよいし、不規則な配置をなしていてもよい。複数の層を使用すると、複数
のオフセット通路が形成される。このオフセット通路構成により、半固形物質の
施与時に或る程度の背圧が発生するが、この圧力は後押出し流を生じる程の圧力
ではない。流れは、塗布圧力を中止すると非常に迅速に停止する。これは、塗布
圧力が半固形物質の直接流によって迅速に解放されるためである。ファブリック
は、下側の支持体とともに又は支持体なしで使用できる。層の数が一つであろう
と複数であろうと、半固形物が塗布される身体の表面の小さな凹凸に馴染む表面
が提供される。
要としない、塗布器の表面を持つディスペンサに関する。塗布器の表面は一つ又
はそれ以上のメッシュファブリック層でできている。ファブリックの構造は、フ
ァブリックが織布であるか或いは不織布であるかで決まる。不織布は、孔を持つ
押出フィルム及び不規則な配置をなしたファイバからなる層を持つファブリック
を含む。複数の層を使用する場合には、これらの層は、所定設計の配置をなして
いてもよいし、不規則な配置をなしていてもよい。複数の層を使用すると、複数
のオフセット通路が形成される。このオフセット通路構成により、半固形物質の
施与時に或る程度の背圧が発生するが、この圧力は後押出し流を生じる程の圧力
ではない。流れは、塗布圧力を中止すると非常に迅速に停止する。これは、塗布
圧力が半固形物質の直接流によって迅速に解放されるためである。ファブリック
は、下側の支持体とともに又は支持体なしで使用できる。層の数が一つであろう
と複数であろうと、半固形物が塗布される身体の表面の小さな凹凸に馴染む表面
が提供される。
【0011】
ファブリックは、織布であってもよいし不織布であってもよい。織布の場合に
は、平織であってもよいし繻子織であってもよい。更に、織製組織は、密であっ
ても粗であってもよい。更に、ファブリックを構成する繊維は、所定範囲のデニ
ール数の繊維であるのがよい。不織布の場合には、ファブリックは、微小孔を持
つ押出フィルムであってもよいし、互いに結合された一つ又はそれ以上の不規則
な繊維層で形成されていてもよい。必要とされることは、ファブリックが熱可塑
性であり且つ熱可塑性プラスチック製フレームに熱結合可能であるということ、
及び粘性半固形物質用塗布器の表面として使用する場合、皮膚表面に塗布した後
に粘性半固形物の顕著な後押出しが生じないということだけである。織布の場合
には、メッシュ孔の構造が更に均等である。織布であれ、不織布であれ、塗布器
の表面は、約1枚乃至約10枚、好ましくは約1枚乃至約5枚、最も好ましくは
約1枚乃至3枚の層でできている。メッシュ開口部の公称(平均)孔径は、好ま
しくは約80μm乃至約400μmである。多層構造の場合には、一つの層のメ
ッシュ開口部は、通常は、別の層のメッシュ開口部と整合していない。しかしな
がら、メッシュ開口部は、層によって大きさが異なっていてもよい。メッシュ開
口部の公称表面積は、約2.5×103mm2乃至約1mm2であり、好ましくは
約6.4×103mm2乃至約0.16mm2である。メッシュの整合及び大きさ
がこのような様々に変化するため、様々な流動度の組成物に適合できる。送出さ
れるべき組成物の流動度及びメッシュ開口部の大きさは、ディスペンサ内に圧力
解放機構を設ける必要なしに粘性製品を送出するように調整される。
は、平織であってもよいし繻子織であってもよい。更に、織製組織は、密であっ
ても粗であってもよい。更に、ファブリックを構成する繊維は、所定範囲のデニ
ール数の繊維であるのがよい。不織布の場合には、ファブリックは、微小孔を持
つ押出フィルムであってもよいし、互いに結合された一つ又はそれ以上の不規則
な繊維層で形成されていてもよい。必要とされることは、ファブリックが熱可塑
性であり且つ熱可塑性プラスチック製フレームに熱結合可能であるということ、
及び粘性半固形物質用塗布器の表面として使用する場合、皮膚表面に塗布した後
に粘性半固形物の顕著な後押出しが生じないということだけである。織布の場合
には、メッシュ孔の構造が更に均等である。織布であれ、不織布であれ、塗布器
の表面は、約1枚乃至約10枚、好ましくは約1枚乃至約5枚、最も好ましくは
約1枚乃至3枚の層でできている。メッシュ開口部の公称(平均)孔径は、好ま
しくは約80μm乃至約400μmである。多層構造の場合には、一つの層のメ
ッシュ開口部は、通常は、別の層のメッシュ開口部と整合していない。しかしな
がら、メッシュ開口部は、層によって大きさが異なっていてもよい。メッシュ開
口部の公称表面積は、約2.5×103mm2乃至約1mm2であり、好ましくは
約6.4×103mm2乃至約0.16mm2である。メッシュの整合及び大きさ
がこのような様々に変化するため、様々な流動度の組成物に適合できる。送出さ
れるべき組成物の流動度及びメッシュ開口部の大きさは、ディスペンサ内に圧力
解放機構を設ける必要なしに粘性製品を送出するように調整される。
【0012】
メッシュファブリックの厚さは、約0.032cm乃至約0.30cmであり
、好ましくは0.041cm乃至約0.15cmである。メッシュファブリック
は、物質の塗布時に皮膚に様々な触感を提供する。ファブリックの材料及び孔開
口部の大きさを変化させることによって、皮膚に加わる触感を軟らかで滑らかな
触感から、かなり皮膚を擦る触感まで変化させることができる。皮膚に対する摩
擦の度合いを低い程度から高い程度まで変化させることができる。皮膚への触感
は、シート材料にカレンダー加工を施して表面の特性、例えば摩擦係数を変化さ
せることによっても変化させることができる。
、好ましくは0.041cm乃至約0.15cmである。メッシュファブリック
は、物質の塗布時に皮膚に様々な触感を提供する。ファブリックの材料及び孔開
口部の大きさを変化させることによって、皮膚に加わる触感を軟らかで滑らかな
触感から、かなり皮膚を擦る触感まで変化させることができる。皮膚に対する摩
擦の度合いを低い程度から高い程度まで変化させることができる。皮膚への触感
は、シート材料にカレンダー加工を施して表面の特性、例えば摩擦係数を変化さ
せることによっても変化させることができる。
【0013】
塗布器支持構造は、ディスペンサの長軸又は短軸に亘る複数の支持リブを含む
ことができる。このようなリブは、好ましくは、長軸に沿って約10cm乃至約
20cmの曲率半径を有し、短軸に沿って約2.54cm乃至7.62cmの曲
率半径を有する。これらのリブは、ファブリックを複合湾曲構造で支持する。こ
れらのリブにより、ファブリックは、或る程度撓むことができるが永久変形する
ことがない。随意であるが、支持構造は、剛性有孔区分であってもよい。この場
合には、ファブリック表面に対して撓まない。
ことができる。このようなリブは、好ましくは、長軸に沿って約10cm乃至約
20cmの曲率半径を有し、短軸に沿って約2.54cm乃至7.62cmの曲
率半径を有する。これらのリブは、ファブリックを複合湾曲構造で支持する。こ
れらのリブにより、ファブリックは、或る程度撓むことができるが永久変形する
ことがない。随意であるが、支持構造は、剛性有孔区分であってもよい。この場
合には、ファブリック表面に対して撓まない。
【0014】
一使用態様では、ディスペンサの下部分のノブを回転してディスペンサの昇降
装置を上方に移動する。これにより、昇降装置上に支持された粘性半固形物をフ
ァブリック製の塗布器の表面を通して或る程度流す。所望量の半固形物質を出し
、この物質を身体の表面に塗布した後、半固形物質の識別可能な後押出し流が生
じない。ディスペンサ内の内圧は、半固形物質を出すための昇降装置の移動時に
外圧と迅速に均衡する。ディスペンサの使用後、半固形物質の顕著な後押出しを
生じる背圧は発生しない。
装置を上方に移動する。これにより、昇降装置上に支持された粘性半固形物をフ
ァブリック製の塗布器の表面を通して或る程度流す。所望量の半固形物質を出し
、この物質を身体の表面に塗布した後、半固形物質の識別可能な後押出し流が生
じない。ディスペンサ内の内圧は、半固形物質を出すための昇降装置の移動時に
外圧と迅速に均衡する。ディスペンサの使用後、半固形物質の顕著な後押出しを
生じる背圧は発生しない。
【0015】
本発明のディスペンサを、織られた布及び織られていない布、布層の使用、及
び織られた布及び織られていない布の両方の様々な組み合わせでの使用に関して
説明する。一つの目的は、後押出し(post extrusion)なしで粘
性半固形液体をディスペンサから送出することである。粘性半固形液体に圧力を
加えるのを止めると、ファブリックでできた施与表面を通した押出しが終了する
。後押出しの問題は、ファブリックの表面の撓みの程度を小さくすることによっ
ても解消する。
び織られた布及び織られていない布の両方の様々な組み合わせでの使用に関して
説明する。一つの目的は、後押出し(post extrusion)なしで粘
性半固形液体をディスペンサから送出することである。粘性半固形液体に圧力を
加えるのを止めると、ファブリックでできた施与表面を通した押出しが終了する
。後押出しの問題は、ファブリックの表面の撓みの程度を小さくすることによっ
ても解消する。
【0016】
別の目的は、粘性半固形物が塗布されるべき身体の表面の輪郭と接触するのに
十分に撓むが永久変形しない表面を持つ塗布器を提供することである。更に、別
の目的は、入手可能な範囲のファブリック、これらのファブリックの構造、及び
単層構成又は多層構成のファブリックの構造によって、塗布器が皮膚に与える触
感を変えることができるということである。滑らかな触感を望む人もいれば、比
較的ざらざらとした触感を望む人もいる。更に、幾つかの配合物は潤滑効果を持
ち、及び従って比較的ざらざらとした触感が望ましい。いずれにせよ、メッシュ
ファブリックを交換することによって、塗布器が皮膚に与える触感を変えること
ができる。
十分に撓むが永久変形しない表面を持つ塗布器を提供することである。更に、別
の目的は、入手可能な範囲のファブリック、これらのファブリックの構造、及び
単層構成又は多層構成のファブリックの構造によって、塗布器が皮膚に与える触
感を変えることができるということである。滑らかな触感を望む人もいれば、比
較的ざらざらとした触感を望む人もいる。更に、幾つかの配合物は潤滑効果を持
ち、及び従って比較的ざらざらとした触感が望ましい。いずれにせよ、メッシュ
ファブリックを交換することによって、塗布器が皮膚に与える触感を変えること
ができる。
【0017】
織布で配置不織布で配置、塗布器の表面は、約1枚乃至約10枚のファブリッ
クを含み、好ましくは約1枚乃至5枚のファブリックを含み、最も好ましくは約
1枚乃至3枚のファブリックを含む。メッシュ開口部の公称孔径は、約50μm
乃至約1000μmであり、好ましくは約80μm乃至400μmである。多層
構造では、一つの層のメッシュ開口部は、通常は、別の層のメッシュ開口部と整
合していない。しかしながら、各層のメッシュ開口部が整合していてもよい。更
に、メッシュ開口部の大きさは層によって異なっているのがよい。メッシュ開口
部の公称(平均)表面積は、約2.5×103mm2乃至約1mm2であり、好ま
しくは約6.4×103mm2乃至約0.16mm2である。
クを含み、好ましくは約1枚乃至5枚のファブリックを含み、最も好ましくは約
1枚乃至3枚のファブリックを含む。メッシュ開口部の公称孔径は、約50μm
乃至約1000μmであり、好ましくは約80μm乃至400μmである。多層
構造では、一つの層のメッシュ開口部は、通常は、別の層のメッシュ開口部と整
合していない。しかしながら、各層のメッシュ開口部が整合していてもよい。更
に、メッシュ開口部の大きさは層によって異なっているのがよい。メッシュ開口
部の公称(平均)表面積は、約2.5×103mm2乃至約1mm2であり、好ま
しくは約6.4×103mm2乃至約0.16mm2である。
【0018】
織布の場合には、ファブリックは、三つの基本的織製組織のうちの任意の組織
を備えているのがよい。これらの織製組織には、平織、綾織、又は繻子織が含ま
れる。平織の場合には、これは、正則平織、オクスフォード織、ラウジン(lo
usine)織、2×2斜子織、3×2斜子織、3×3斜子織、4×4斜子織、
4×5斜子織、3×5斜子織、及び8×8斜子織であるのがよい。更に、ファブ
リックはリップストップパラシュート型であってもよい。この種の織製組織では
、ファブリックのリップを止めるための断続的織製組織が設けられている。綾フ
ァブリックは、2/1右綾、1/2右綾、2/2右綾、3/1右綾、3/1 4
5°右綾であるのがよい。繻子ファブリックは、4ハーネス繻子(即ち破れ斜文
)、5ハーネス繻子、6ハーネス繻子、7ハーネス繻子、又は8ハーネス繻子で
あるのがよい。これらは、繊維が経方向及び緯方向で組織したファブリックの全
ての形態である。経糸は、通常は、エンド(end)と呼ばれ、これに対して緯
糸はピック(pick)と呼ばれる。ファブリックの縁部は耳である。
を備えているのがよい。これらの織製組織には、平織、綾織、又は繻子織が含ま
れる。平織の場合には、これは、正則平織、オクスフォード織、ラウジン(lo
usine)織、2×2斜子織、3×2斜子織、3×3斜子織、4×4斜子織、
4×5斜子織、3×5斜子織、及び8×8斜子織であるのがよい。更に、ファブ
リックはリップストップパラシュート型であってもよい。この種の織製組織では
、ファブリックのリップを止めるための断続的織製組織が設けられている。綾フ
ァブリックは、2/1右綾、1/2右綾、2/2右綾、3/1右綾、3/1 4
5°右綾であるのがよい。繻子ファブリックは、4ハーネス繻子(即ち破れ斜文
)、5ハーネス繻子、6ハーネス繻子、7ハーネス繻子、又は8ハーネス繻子で
あるのがよい。これらは、繊維が経方向及び緯方向で組織したファブリックの全
ての形態である。経糸は、通常は、エンド(end)と呼ばれ、これに対して緯
糸はピック(pick)と呼ばれる。ファブリックの縁部は耳である。
【0019】
織布の構造は、1インチ当りのエンド及びピックの数((エンド)×(ピック
))で与えられる。織製組織は、経糸方向及び緯糸方向の糸の数が同じでバラン
スしているのがよい。バランスしていない織製組織では、経糸方向又は緯糸方向
のいずれかの糸の数が多い。
))で与えられる。織製組織は、経糸方向及び緯糸方向の糸の数が同じでバラン
スしているのがよい。バランスしていない織製組織では、経糸方向又は緯糸方向
のいずれかの糸の数が多い。
【0020】
ファブリックの密度は以下の式によって計算できる。
織製組織テクスチャー=一循環組織当りのエンドの数/一循環組織当りの長さ(
インチ)+インターレーシング ファブリックについての最大カバーを計算するのに同じ式を使用できる。
インチ)+インターレーシング ファブリックについての最大カバーを計算するのに同じ式を使用できる。
【0021】
糸のデニール数もまた重要である。デニール数は、9000mの糸の重量をg
で表した値である。デニール数が小さいということは、微細で断面が比較的細い
糸であることを示す。所与のデニール数の比較的比重が大きい材料は、同じデニ
ール数の比較的比重が小さい材料よりも断面が小さい。
で表した値である。デニール数が小さいということは、微細で断面が比較的細い
糸であることを示す。所与のデニール数の比較的比重が大きい材料は、同じデニ
ール数の比較的比重が小さい材料よりも断面が小さい。
【0022】
織布には、多くの可能な選択肢がある。織製組織の種類、ファブリックの密度
、繊維材料、繊維の構造、繊維のデニール数を選択することによって、ファブリ
ックのテクスチャーを変えることができる。皮膚に与える触感を滑らかな触感か
らざらざらした触感まで変化させることができる。ファブリックにカレンダー加
工又は同様の処理を施すことにより、ファブリックの表面を変化させて皮膚に更
に滑らかな触感を与えるテクスチャーを形成できる。更に、塗布器のフレームに
取り付けた場合にファブリックに作用する張力によって、皮膚の触感及び用途を
調節できる。ファブリックの可撓性もまた変化させることができる。更に、ファ
ブリックは支持されていてもよいし、支持されていなくてもよい。支持されてい
る場合には、塗布器の表面が通常の楕円形形状をなしているものと仮定すると、
長軸に沿って及び/又は短軸に沿ってファブリックを支持できる。塗布器が円形
である場合には、一つ又はそれ以上の直径方向支持体によって支持できる。
、繊維材料、繊維の構造、繊維のデニール数を選択することによって、ファブリ
ックのテクスチャーを変えることができる。皮膚に与える触感を滑らかな触感か
らざらざらした触感まで変化させることができる。ファブリックにカレンダー加
工又は同様の処理を施すことにより、ファブリックの表面を変化させて皮膚に更
に滑らかな触感を与えるテクスチャーを形成できる。更に、塗布器のフレームに
取り付けた場合にファブリックに作用する張力によって、皮膚の触感及び用途を
調節できる。ファブリックの可撓性もまた変化させることができる。更に、ファ
ブリックは支持されていてもよいし、支持されていなくてもよい。支持されてい
る場合には、塗布器の表面が通常の楕円形形状をなしているものと仮定すると、
長軸に沿って及び/又は短軸に沿ってファブリックを支持できる。塗布器が円形
である場合には、一つ又はそれ以上の直径方向支持体によって支持できる。
【0023】
ファブリックが不織布である場合には、押出しフィルムであるのがよく、この
ファブリックは、多孔質構造を備えているか或いは多孔質であるように加工を施
した中実フィルムであることを特徴とする。更に、不織布は、不規則な配置をな
して撚った後、接着剤又は熱結合によって互いに選択的に結合した複数の短繊維
でできていてもよい。前者の押出有孔フィルムは、米国特許第4,842,79
4号又は米国特許第5,207,962号に開示されたプロセスによって製造で
きる。米国特許第4,842,794号には、熱可塑性フィルム製のシートを約
0.0127mm乃至0.508mm(約0.5ミル乃至20ミル)の厚さに押
出す。フィルムの一方の側部に1cm当り約4個乃至60個の溝を設け、他方の
側部に15°及び75°の鋭角で一組の溝を設ける。所定のパターンを持つエン
ボスロールは、1cm当り1.814kg乃至54.431kg(約4ポンド乃
至120ポンド)の圧力を加える。この結果、フィルムに楕円形の孔を形成する
。次いで、フィルムを機械方向又は機械方向に対して横方向に約50%乃至50
0%一軸延伸するか或いは機械方向及び機械方向に対して横方向に最大約600
%二軸延伸する。変形例では、押出有孔フィルムに熱処理を施して孔の大きさを
大きくすることができる。
ファブリックは、多孔質構造を備えているか或いは多孔質であるように加工を施
した中実フィルムであることを特徴とする。更に、不織布は、不規則な配置をな
して撚った後、接着剤又は熱結合によって互いに選択的に結合した複数の短繊維
でできていてもよい。前者の押出有孔フィルムは、米国特許第4,842,79
4号又は米国特許第5,207,962号に開示されたプロセスによって製造で
きる。米国特許第4,842,794号には、熱可塑性フィルム製のシートを約
0.0127mm乃至0.508mm(約0.5ミル乃至20ミル)の厚さに押
出す。フィルムの一方の側部に1cm当り約4個乃至60個の溝を設け、他方の
側部に15°及び75°の鋭角で一組の溝を設ける。所定のパターンを持つエン
ボスロールは、1cm当り1.814kg乃至54.431kg(約4ポンド乃
至120ポンド)の圧力を加える。この結果、フィルムに楕円形の孔を形成する
。次いで、フィルムを機械方向又は機械方向に対して横方向に約50%乃至50
0%一軸延伸するか或いは機械方向及び機械方向に対して横方向に最大約600
%二軸延伸する。変形例では、押出有孔フィルムに熱処理を施して孔の大きさを
大きくすることができる。
【0024】
米国特許第5,207,964号のプロセスでは、熱可塑性フィルムを押出し
、パターンを持つニップロールと平滑なロールとの間に押出したフィルムを通す
。パターンを持つニップロールは、先端が尖った複数の盛り上がった突出部を備
えている。これらの尖って盛り上がった突出部がフィルムに孔を形成する。次い
で、有孔フィルムを機械方向又は機械方向に対して横方向に一軸延伸でき、又は
機械方向及び機械方向に対して横方向の両方向で二軸延伸できる。これらの孔は
、盛り上がった突出部の先端の形状及び大きさを持つ。これらの孔は、更に、一
貫した繰り返しパターンをなしている。これらの押出しフィルムは、本発明の目
的について不織布の一クラスである。
、パターンを持つニップロールと平滑なロールとの間に押出したフィルムを通す
。パターンを持つニップロールは、先端が尖った複数の盛り上がった突出部を備
えている。これらの尖って盛り上がった突出部がフィルムに孔を形成する。次い
で、有孔フィルムを機械方向又は機械方向に対して横方向に一軸延伸でき、又は
機械方向及び機械方向に対して横方向の両方向で二軸延伸できる。これらの孔は
、盛り上がった突出部の先端の形状及び大きさを持つ。これらの孔は、更に、一
貫した繰り返しパターンをなしている。これらの押出しフィルムは、本発明の目
的について不織布の一クラスである。
【0025】
押出しフィルムは、シート形態で又は複数のストランドをなして製造すること
もできる。ストランドの形態で押出された場合には、これらのストランドは螺旋
状パターンのシートをなしている。これは、更に、二平面ネッティング(bip
lanar netting)として周知である。螺旋状ストランドの形態で製
造されたフィルムは、2.54cm当りのストランド数が7乃至50であり、幅
が約30cm乃至152cmであり、厚さが0.33cm乃至0.30cmであ
り、好ましくは約0.05cm乃至約0.15cmである。孔の大きさは、10
0μm乃至500μmの範囲又はそれ以上であるのがよい。押出ストランド型フ
ィルムの開放面積は、約4%乃至25%、又はそれ以上である。開口部が大きい
と、開放面積が大きくなる。有用な不織ネッティング製品は、ナレ・プラスチッ
クス社の製品であるナルテックス(ナルテックス(Naltex)は登録商標で
ある)である。
もできる。ストランドの形態で押出された場合には、これらのストランドは螺旋
状パターンのシートをなしている。これは、更に、二平面ネッティング(bip
lanar netting)として周知である。螺旋状ストランドの形態で製
造されたフィルムは、2.54cm当りのストランド数が7乃至50であり、幅
が約30cm乃至152cmであり、厚さが0.33cm乃至0.30cmであ
り、好ましくは約0.05cm乃至約0.15cmである。孔の大きさは、10
0μm乃至500μmの範囲又はそれ以上であるのがよい。押出ストランド型フ
ィルムの開放面積は、約4%乃至25%、又はそれ以上である。開口部が大きい
と、開放面積が大きくなる。有用な不織ネッティング製品は、ナレ・プラスチッ
クス社の製品であるナルテックス(ナルテックス(Naltex)は登録商標で
ある)である。
【0026】
好ましい押出フィルムの2.54cm当りのストランドの数は、約20本乃至
約50本であり、好ましくは約30本乃至約40本であり、公称開放(nomi
nal opening)は約125μm乃至約225μmである。公称開放は
、ほぼこれらの寸法の長さ及び幅を持つ正方形の開口部の平均の大きさである。
これは、約0.015mm2乃至約0.05mm2のメッシュ開口部の公称面積に
相当する。開口部の形状は三角形から多角形まで、及び円形から楕円形まで変化
する。しかしながら、メッシュ開口部の面積は上掲の範囲内に入る。メッシュ開
口部は所与の範囲に入るが、所与の範囲の大きさの平均メッシュ開口部を持つ様
々な形状及び大きさが含まれる。
約50本であり、好ましくは約30本乃至約40本であり、公称開放(nomi
nal opening)は約125μm乃至約225μmである。公称開放は
、ほぼこれらの寸法の長さ及び幅を持つ正方形の開口部の平均の大きさである。
これは、約0.015mm2乃至約0.05mm2のメッシュ開口部の公称面積に
相当する。開口部の形状は三角形から多角形まで、及び円形から楕円形まで変化
する。しかしながら、メッシュ開口部の面積は上掲の範囲内に入る。メッシュ開
口部は所与の範囲に入るが、所与の範囲の大きさの平均メッシュ開口部を持つ様
々な形状及び大きさが含まれる。
【0027】
図1には、発汗抑制剤又は消臭剤用のディスペンサが示してある。容器(10
)は、上部分(12)、バレル本体部分(14)、及び容器内の昇降装置を上昇
するための摘み(16)を有する。上部分(12)は、支持フレーム(18)及
びファブリック塗布器の表面(26)を含む挿入体(20)を備えている。支持
フレーム(18)は、バレル本体部分(14)と液密接触している。挿入体は、
バレルに機械的に取り付けられていてもよいし、バレルに熱結合又は接着剤結合
されていてもよい。
)は、上部分(12)、バレル本体部分(14)、及び容器内の昇降装置を上昇
するための摘み(16)を有する。上部分(12)は、支持フレーム(18)及
びファブリック塗布器の表面(26)を含む挿入体(20)を備えている。支持
フレーム(18)は、バレル本体部分(14)と液密接触している。挿入体は、
バレルに機械的に取り付けられていてもよいし、バレルに熱結合又は接着剤結合
されていてもよい。
【0028】
本発明のディスペンサでは、本質的にどのようなバレル部分、昇降装置、及び
ノブを使用してもよい。重要な特徴は、粘性半固形物を通過させて施与する挿入
体である。挿入体(20)は、支持フレーム(18)、及び塗布器の表面(24
)を持つファブリック(26)を含む。ファブリック(26)は、支持フレーム
に機械的に保持でき、挿入体に接着剤結合でき又は熱結合でき、支持フレームの
型成形中に支持フレームに射出成形できる。ファブリック塗布器の表面を支持フ
レームに挿入成形する後者の技術が好ましい。
ノブを使用してもよい。重要な特徴は、粘性半固形物を通過させて施与する挿入
体である。挿入体(20)は、支持フレーム(18)、及び塗布器の表面(24
)を持つファブリック(26)を含む。ファブリック(26)は、支持フレーム
に機械的に保持でき、挿入体に接着剤結合でき又は熱結合でき、支持フレームの
型成形中に支持フレームに射出成形できる。ファブリック塗布器の表面を支持フ
レームに挿入成形する後者の技術が好ましい。
【0029】
好ましい実施例では、支持フレームの形成中にファブリックをファブリック支
持フレームに挿入射出成形すると同時にこのプロセス中にファブリックの表面を
改質する。ファブリックの表面は、実質的に丸いファブリック繊維を改質して平
らな上下の表面にすることによって改質される。実質的に円形の繊維32を、そ
の上下の表面に円の弦34及び36の形状を持つように改質し、図8に示す楕円
形様形状を形成する。この平らな上面は、ファブリック表面の摩擦係数を減少す
る傾向があり、皮膚に対して滑らかな触感を使用時に提供する。即ち、塗布器の
表面は皮膚上を低摩擦で移動する。上面から下面までの繊維の厚さは、挿入射出
成形プロセス中に約5%乃至約25%減少し、好ましくは、約8%乃至15%減
少する。
持フレームに挿入射出成形すると同時にこのプロセス中にファブリックの表面を
改質する。ファブリックの表面は、実質的に丸いファブリック繊維を改質して平
らな上下の表面にすることによって改質される。実質的に円形の繊維32を、そ
の上下の表面に円の弦34及び36の形状を持つように改質し、図8に示す楕円
形様形状を形成する。この平らな上面は、ファブリック表面の摩擦係数を減少す
る傾向があり、皮膚に対して滑らかな触感を使用時に提供する。即ち、塗布器の
表面は皮膚上を低摩擦で移動する。上面から下面までの繊維の厚さは、挿入射出
成形プロセス中に約5%乃至約25%減少し、好ましくは、約8%乃至15%減
少する。
【0030】
メッシュの大きさもまた挿入射出成形中に変更される。メッシュ孔開口部の大
きさは、約5%乃至約25%に減少される。従って、ファブリックメッシュの初
期孔径の大きさは、挿入体成形中のメッシュの大きさの減少を考慮に入れて定め
なければならない。挿入射出成形プロセス中、メッシュファブリックを成形キャ
ビティ内に置く。キャビティは、ファブリックの縁部が境界領域に置かれるよう
にファブリックを受け入れるように形成されている。境界領域は、挿入体の支持
フレームが形成されるべき領域である。対をなす金型部分をキャビティに挿入し
、圧力を金型部分に加える。ファブリックと接触した金型部分は、複合湾曲形状
を有し、この形状が支持フレーム上のファブリックに付けられる。閉じた金型に
チャンネルを通して高温のプラスチックを注入し、挿入体フレームを形成する。
高温のプラスチックは、メッシュファブリックの縁部との接触時にメッシュファ
ブリックに結合する。更に、このプロセスにおいて、金型部分が互いに対して加
える圧力によりファブリック繊維の形状が円形から弦形状に変化し、複合湾曲形
状がファブリック部分に加えられる。
きさは、約5%乃至約25%に減少される。従って、ファブリックメッシュの初
期孔径の大きさは、挿入体成形中のメッシュの大きさの減少を考慮に入れて定め
なければならない。挿入射出成形プロセス中、メッシュファブリックを成形キャ
ビティ内に置く。キャビティは、ファブリックの縁部が境界領域に置かれるよう
にファブリックを受け入れるように形成されている。境界領域は、挿入体の支持
フレームが形成されるべき領域である。対をなす金型部分をキャビティに挿入し
、圧力を金型部分に加える。ファブリックと接触した金型部分は、複合湾曲形状
を有し、この形状が支持フレーム上のファブリックに付けられる。閉じた金型に
チャンネルを通して高温のプラスチックを注入し、挿入体フレームを形成する。
高温のプラスチックは、メッシュファブリックの縁部との接触時にメッシュファ
ブリックに結合する。更に、このプロセスにおいて、金型部分が互いに対して加
える圧力によりファブリック繊維の形状が円形から弦形状に変化し、複合湾曲形
状がファブリック部分に加えられる。
【0031】
挿入成形では、フレームはファブリックが取り付けられる上リム(30)を有
する。好ましい態様では、上リム(30)は、支持フレーム(18)を通る水平
平面に対して約5°乃至約50°の角度をなしている。リム(30)の外縁部2
2からリム(30)の内縁部(28)まで上方に延びるこの角度により、複合湾
曲形状をファブリック部分に図5に示すように加えるのが補助される。
する。好ましい態様では、上リム(30)は、支持フレーム(18)を通る水平
平面に対して約5°乃至約50°の角度をなしている。リム(30)の外縁部2
2からリム(30)の内縁部(28)まで上方に延びるこの角度により、複合湾
曲形状をファブリック部分に図5に示すように加えるのが補助される。
【0032】
挿入体に対して射出成形した織布を図2の平面図及び図3の側面図に示す。図
2では、織布(26)は、挿入体支持体(18)のリム(30)に対して射出成
形した状態で示してある。この射出成形では、通常は、ファブリック(26)及
び挿入体支持体は同じプラスチックで形成される。しかしながら、これは必要で
はない。通常は、これらは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
及びこれらのコポリマー及びポリマー等のポリエンである。しかしながら、ポリ
エステル等の他の熱可塑性プラスチックを使用してもよい。図3では、挿入体(
18)は、バレル(12)の上部分に機械的に取り付けるための形態で示してあ
る。凹所(28)は、上部分に設けられた相補的リブと係止する。ファブリック
(26)は、その下に配置された構造的支持体によって複合湾曲形状に保持でき
る。これらの構造的支持体を図6及び図7に更に詳細に示す。
2では、織布(26)は、挿入体支持体(18)のリム(30)に対して射出成
形した状態で示してある。この射出成形では、通常は、ファブリック(26)及
び挿入体支持体は同じプラスチックで形成される。しかしながら、これは必要で
はない。通常は、これらは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
及びこれらのコポリマー及びポリマー等のポリエンである。しかしながら、ポリ
エステル等の他の熱可塑性プラスチックを使用してもよい。図3では、挿入体(
18)は、バレル(12)の上部分に機械的に取り付けるための形態で示してあ
る。凹所(28)は、上部分に設けられた相補的リブと係止する。ファブリック
(26)は、その下に配置された構造的支持体によって複合湾曲形状に保持でき
る。これらの構造的支持体を図6及び図7に更に詳細に示す。
【0033】
図4は、不織布がリム(30)に熱結合された挿入体支持フレームを示す。挿
入体支持フレームの構造は、図2及び図3に示すのと同じである。相違点は、特
定範囲の不規則な形状の開口部を持つファブリックを使用するということである
。図2の実施例と同様に、図4の実施例では、ファブリックは多数の層をなして
いるのがよい。これは、通常は、約1層乃至約5層であり、最も好ましくは約1
層乃至約3層である。図5は、3層構成のファブリック構造を示す。
入体支持フレームの構造は、図2及び図3に示すのと同じである。相違点は、特
定範囲の不規則な形状の開口部を持つファブリックを使用するということである
。図2の実施例と同様に、図4の実施例では、ファブリックは多数の層をなして
いるのがよい。これは、通常は、約1層乃至約5層であり、最も好ましくは約1
層乃至約3層である。図5は、3層構成のファブリック構造を示す。
【0034】
上述のように、図6及び図7はファブリック用支持構造を示す。これらの支持
構造は、ファブリックを複合湾曲構造に維持する。ファブリックは、単一の湾曲
面をなした状態に維持される。しかしながら、多くの使用では、ファブリックを
複合湾曲構造に維持するのが好ましい。図6には、ファブリックを複合湾曲形状
で支持する支持体(40)及び(42)が示してある。支持体の異なる構成が図
7に示してある。この図では、支持体(44)、(46)、及び(48)がファ
ブリックを複合湾曲形状に維持する。
構造は、ファブリックを複合湾曲構造に維持する。ファブリックは、単一の湾曲
面をなした状態に維持される。しかしながら、多くの使用では、ファブリックを
複合湾曲構造に維持するのが好ましい。図6には、ファブリックを複合湾曲形状
で支持する支持体(40)及び(42)が示してある。支持体の異なる構成が図
7に示してある。この図では、支持体(44)、(46)、及び(48)がファ
ブリックを複合湾曲形状に維持する。
【0035】
メッシュファブリックは、本質的には、ファブリックが形成されているのと同
じどのような材料でできていてもよいが、熱可塑性プラスチック製ファブリック
が好ましい。これは、支持フレームに更に容易に結合できるためである。好まし
いメッシュファブリックは、ポリエンファブリック、ポリエステルファブリック
、ナイロンファブリック、及びポリエステル−エラストマーファブリックである
。ポリエンファブリックは、所定等級のポリエチレンのポリマーファブリック、
ポリプロピレンのポリマーファブリック、ポリブタジエンのポリマーファブリッ
ク、及びこれらのポリエンのコポリマーを含むファブリックでできている。メッ
シュファブリックのメッシュ開口部は、約50μm乃至1000μmであり、好
ましくは約80μm乃至約400μmである。開放面積は、約4%乃至約35%
である。メッシュファブリックの厚さは、約0.02cm乃至約0.35cmで
ある。好ましくは、支持フレームへのメッシュファブリックの結合を容易にする
ため、メッシュファブリック及び支持フレームを同じ熱可塑性材料で形成する。
じどのような材料でできていてもよいが、熱可塑性プラスチック製ファブリック
が好ましい。これは、支持フレームに更に容易に結合できるためである。好まし
いメッシュファブリックは、ポリエンファブリック、ポリエステルファブリック
、ナイロンファブリック、及びポリエステル−エラストマーファブリックである
。ポリエンファブリックは、所定等級のポリエチレンのポリマーファブリック、
ポリプロピレンのポリマーファブリック、ポリブタジエンのポリマーファブリッ
ク、及びこれらのポリエンのコポリマーを含むファブリックでできている。メッ
シュファブリックのメッシュ開口部は、約50μm乃至1000μmであり、好
ましくは約80μm乃至約400μmである。開放面積は、約4%乃至約35%
である。メッシュファブリックの厚さは、約0.02cm乃至約0.35cmで
ある。好ましくは、支持フレームへのメッシュファブリックの結合を容易にする
ため、メッシュファブリック及び支持フレームを同じ熱可塑性材料で形成する。
【0036】
ディスペンサの他の部品は、このようなディスペンサに一般に使用されている
材料で作られている。こうした材料は、成形可能な熱可塑性プラスチックである
。ディスペンサの部品の全てではないがほとんどは、射出成形された部品である
。
材料で作られている。こうした材料は、成形可能な熱可塑性プラスチックである
。ディスペンサの部品の全てではないがほとんどは、射出成形された部品である
。
【図1】 織布塗布器の表面を持つディスペンサの斜視図である。
【図2】 図1のディスペンサの平面図である。
【図3】 図1のディスペンサの施与表面及びフレームの側面図である。
【図4】 押出有孔フィルム塗布器の表面を持つディスペンサの平面図であ
る。
る。
【図5】 施与表面として使用される多層ファブリックの側断面図である。
【図6】 塗布器の表面のファブリック用の支持体の平面図である。
【図7】 塗布器の表面のファブリック用の別の支持体の平面図である。
【図8】 射出成形後のファブリックのストランドの断面図である。
10 容器
12 上部分
14 バレル本体部分
16 摘み
18 支持フレーム
20 挿入体
24 塗布器の表面
26 ファブリック
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月11日(2000.10.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 流動性物質用の塗布器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲル、溶液、乳濁液等の半固形物質を身体の表面に塗布するための
塗布器に関する。更に詳細には、本発明は、圧力補償機構を全く必要としない半
固形物質の塗布器に関する。
塗布器に関する。更に詳細には、本発明は、圧力補償機構を全く必要としない半
固形物質の塗布器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ローション、ゲル、溶液、又は乳濁液を皮膚表面に塗布するためのよりよい方
法が探し続けられてきている。物質は、消臭剤、発汗抑制剤、サンタンローショ
ン、うるし製剤、又は皮膚に送出されるべき何等かの他の物質である。物質は、
ただの半固形物であるため、塗布器の表面として機能できない。固形物即ちソリ
ッドのスティック状消臭剤及び発汗抑制剤は、塗布器の表面として機能する。別
の塗布器の表面は必要とされない。しかしながら、半固形物質では、別の塗布器
の表面が必要とされる。
法が探し続けられてきている。物質は、消臭剤、発汗抑制剤、サンタンローショ
ン、うるし製剤、又は皮膚に送出されるべき何等かの他の物質である。物質は、
ただの半固形物であるため、塗布器の表面として機能できない。固形物即ちソリ
ッドのスティック状消臭剤及び発汗抑制剤は、塗布器の表面として機能する。別
の塗布器の表面は必要とされない。しかしながら、半固形物質では、別の塗布器
の表面が必要とされる。
【0003】
種類が異なる幾つかの塗布器の表面が使用されてきており、現在使用されてい
る。米国特許第4,801,052号及び米国特許第5,372,285号には
、複数の孔を持つ剛性塗布器区分が開示されている。半固形材料は、剛性表面の
穴を通って直接的に流れ、身体の表面に塗布される。これらの穴は、様々な形状
及び大きさをしており、数を変えることができる。これは、商業的メネンスピー
ドスティック(Mennen Speed Stick)ゲル製品及びライトガ
ード(Right Guard)ゲル製品で例示される。
る。米国特許第4,801,052号及び米国特許第5,372,285号には
、複数の孔を持つ剛性塗布器区分が開示されている。半固形材料は、剛性表面の
穴を通って直接的に流れ、身体の表面に塗布される。これらの穴は、様々な形状
及び大きさをしており、数を変えることができる。これは、商業的メネンスピー
ドスティック(Mennen Speed Stick)ゲル製品及びライトガ
ード(Right Guard)ゲル製品で例示される。
【0004】
半固形製品用の別の塗布器は、ポレックス(Porex)塗布器の表面を使用
する。ポレックスは、様々な断面直径を持つランダムで非線型の枝分かれした孔
を持つ焼結プラスチック材料である。更に、孔の断面は、米国特許第4,801
,052号及び米国特許第5,372,285号の孔よりも遙かに小さい。これ
らの多孔質塗布器では、個々の孔の直径は、約150μm乃至400μmの範囲
内で変化する。これは、上掲の二つの米国特許の孔よりも遙かに小さい。しかし
ながら、これらの多孔質材料には、後押出し(post−extrusion)
の問題がある。後押出しは、塗布器の表面を通して半固形物質を押す力を停止し
た後に半固形物が流れ続けることである。これは、製品の塗布後に流れた製品が
無駄になり、べたつくと考えられるため、問題である。
する。ポレックスは、様々な断面直径を持つランダムで非線型の枝分かれした孔
を持つ焼結プラスチック材料である。更に、孔の断面は、米国特許第4,801
,052号及び米国特許第5,372,285号の孔よりも遙かに小さい。これ
らの多孔質塗布器では、個々の孔の直径は、約150μm乃至400μmの範囲
内で変化する。これは、上掲の二つの米国特許の孔よりも遙かに小さい。しかし
ながら、これらの多孔質材料には、後押出し(post−extrusion)
の問題がある。後押出しは、塗布器の表面を通して半固形物質を押す力を停止し
た後に半固形物が流れ続けることである。これは、製品の塗布後に流れた製品が
無駄になり、べたつくと考えられるため、問題である。
【0005】
この問題点は、ディスペンサに圧力解放機構を組み込むことによって対処され
てきた。このような圧力解放機構は、米国特許第5,540,361号及び米国
特許第5,547,302号に示されている。これらの圧力解放機構により、施
与ストロークで昇降装置を塗布器の表面から引っ込めることができる。これによ
り、塗布器の表面を通した後押出しを生じる塗布器内の圧力の大部分を解放する
。
てきた。このような圧力解放機構は、米国特許第5,540,361号及び米国
特許第5,547,302号に示されている。これらの圧力解放機構により、施
与ストロークで昇降装置を塗布器の表面から引っ込めることができる。これによ
り、塗布器の表面を通した後押出しを生じる塗布器内の圧力の大部分を解放する
。
【0006】
更に、米国特許第5,547,302号には、メッシュを塗布器の表面として
使用することが開示されている。このメッシュは比較的薄く且つ可撓性であり、
複数の別個の開口部がメッシュを通って延びている。これは、スクリーンの構造
から剛性構造まで延びている。例では、メッシュの厚さは、0.559mm(0
.022インチ)である。しかしながら、その構造または厚さに拘わらず、メッ
シュ構造には後押出しの問題点がある。このメッシュ塗布器の表面を持つディス
ペンサは、ディスペンサの昇降装置と関連して圧力解放機構を使用する必要があ
る。ポレックス微孔質塗布器の表面と同様に、後押出しの問題点を実質的になく
すための機構が必要とされるのである。しかしながら、これらの圧力解放機構は
全て、ディスペンサを複雑にし、その価格を引き上げる。
使用することが開示されている。このメッシュは比較的薄く且つ可撓性であり、
複数の別個の開口部がメッシュを通って延びている。これは、スクリーンの構造
から剛性構造まで延びている。例では、メッシュの厚さは、0.559mm(0
.022インチ)である。しかしながら、その構造または厚さに拘わらず、メッ
シュ構造には後押出しの問題点がある。このメッシュ塗布器の表面を持つディス
ペンサは、ディスペンサの昇降装置と関連して圧力解放機構を使用する必要があ
る。ポレックス微孔質塗布器の表面と同様に、後押出しの問題点を実質的になく
すための機構が必要とされるのである。しかしながら、これらの圧力解放機構は
全て、ディスペンサを複雑にし、その価格を引き上げる。
【0007】
PCT WO94/13352には、手術用スクラブ又は塗料を人の皮膚に塗
布するための液体塗布器が開示されている。塗布器の表面は、塗布器に取り付け
られたフォームスポンジであり、フォームスポンジへの液体の流れを調節する可
撓性多孔質層が設けられている。PCT WO98/12122には、剪断減粘
性製品用塗布器が開示されている。好ましい連続気泡塗布器の表面は、合成樹脂
粉体の微小分枝顆粒体を加熱し、焼結することによって形成された硬質多孔質材
料である。更に、連続気泡材料又は合成フォームは、液体流れチャンネルに互い
に融着されたカンファイバ(can fibers)として使用できる。しかし
ながら、これらの文献のいずれも、液体、ゲル、又はローション製品等の製品を
人の皮膚に塗布するのに有用な塗布器の表面の問題点に対する解決策を提供しな
い。
布するための液体塗布器が開示されている。塗布器の表面は、塗布器に取り付け
られたフォームスポンジであり、フォームスポンジへの液体の流れを調節する可
撓性多孔質層が設けられている。PCT WO98/12122には、剪断減粘
性製品用塗布器が開示されている。好ましい連続気泡塗布器の表面は、合成樹脂
粉体の微小分枝顆粒体を加熱し、焼結することによって形成された硬質多孔質材
料である。更に、連続気泡材料又は合成フォームは、液体流れチャンネルに互い
に融着されたカンファイバ(can fibers)として使用できる。しかし
ながら、これらの文献のいずれも、液体、ゲル、又はローション製品等の製品を
人の皮膚に塗布するのに有用な塗布器の表面の問題点に対する解決策を提供しな
い。
【0008】
本発明はこの問題点を解決する。後押出しの問題なく、半固体物質を、孔状開
口部を持つ塗布表面を通して送出できる。これは、一つ又はそれ以上のメッシュ
ファブリック層を使用することによって行われる。ファブリックは、ファブリッ
クを通る実質的に直線状の開口部を有する。層が一つであるか或いは複数である
かは、ファブリックの構造を含む多くの要因で決まる。これは、繊維のデニール
数、織布である場合にはファブリックの織製組織、押出し不織フィルムファブリ
ックについては孔の大きさ、及び繊維が不規則な配置をなした不織布の場合には
ファブリックの多孔度でほとんど決まる。一つの目的は、周囲フレーム縁部に熱
結合可能な材料でファブリックを形成し、このファブリックを通して、流動度が
約10000cP乃至約1000000cPの製品を、後押出しの問題点を実質
的に伴うことなく、流すことができるファブリックを提供することである。本発
明のディスペンサでは、物質を皮膚に塗布するために使用するときにその構造上
の一体成形を損なわない、下側支持構造を使用した又は使用しない、所定のデニ
ール数及び織製組織を持つ一枚ファブリックを使用するのが好ましい。即ち、半
固形物質の塗布中にファブリック表面に皺がよったり不等に歪んだりすることが
ない。皮膚の輪郭に従うため、或る程度撓むのが望ましい。しかしながら、この
撓みは、ファブリック表面の永久変形をもたらすものであってはならない。
口部を持つ塗布表面を通して送出できる。これは、一つ又はそれ以上のメッシュ
ファブリック層を使用することによって行われる。ファブリックは、ファブリッ
クを通る実質的に直線状の開口部を有する。層が一つであるか或いは複数である
かは、ファブリックの構造を含む多くの要因で決まる。これは、繊維のデニール
数、織布である場合にはファブリックの織製組織、押出し不織フィルムファブリ
ックについては孔の大きさ、及び繊維が不規則な配置をなした不織布の場合には
ファブリックの多孔度でほとんど決まる。一つの目的は、周囲フレーム縁部に熱
結合可能な材料でファブリックを形成し、このファブリックを通して、流動度が
約10000cP乃至約1000000cPの製品を、後押出しの問題点を実質
的に伴うことなく、流すことができるファブリックを提供することである。本発
明のディスペンサでは、物質を皮膚に塗布するために使用するときにその構造上
の一体成形を損なわない、下側支持構造を使用した又は使用しない、所定のデニ
ール数及び織製組織を持つ一枚ファブリックを使用するのが好ましい。即ち、半
固形物質の塗布中にファブリック表面に皺がよったり不等に歪んだりすることが
ない。皮膚の輪郭に従うため、或る程度撓むのが望ましい。しかしながら、この
撓みは、ファブリック表面の永久変形をもたらすものであってはならない。
【0009】
複数のファブリック層を含む態様を使用してもよい。このような場合には、層
の数は、約2枚乃至10枚、好ましくは2枚乃至5枚である。ファブリック層を
ランダムに重ねることによって、開口部は、層から層へ部分的に並置される。こ
れは、物質がメッシュファブリックを通る回路経路(circuitous p
ath)を提供する。多層ファブリック構造を通して半固形物質を流すには、単
層構造に対し、半固形物質の顕著な後押出し即ち漏れを生じない追加の力が必要
である。塗布器ファブリックは、配合物の粘性に合わせられる。ファブリック層
を通る流れは、半固形物の加圧とほぼ同時に生じ、ディスペンサの使用後に放散
される圧力はない。
の数は、約2枚乃至10枚、好ましくは2枚乃至5枚である。ファブリック層を
ランダムに重ねることによって、開口部は、層から層へ部分的に並置される。こ
れは、物質がメッシュファブリックを通る回路経路(circuitous p
ath)を提供する。多層ファブリック構造を通して半固形物質を流すには、単
層構造に対し、半固形物質の顕著な後押出し即ち漏れを生じない追加の力が必要
である。塗布器ファブリックは、配合物の粘性に合わせられる。ファブリック層
を通る流れは、半固形物の加圧とほぼ同時に生じ、ディスペンサの使用後に放散
される圧力はない。
【0010】
メッシュファブリックを使用することには、後押出しが実質的にないという利
点の他に、半固形物質の製品剪断が改善され、身体の表面の輪郭に更に均等に塗
布されるという利点が得られる。剪断の改善により、薄く連続した半固形物質層
を皮膚に塗布できる。
点の他に、半固形物質の製品剪断が改善され、身体の表面の輪郭に更に均等に塗
布されるという利点が得られる。剪断の改善により、薄く連続した半固形物質層
を皮膚に塗布できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、施与されるべき物質の後押出しを阻止するための圧力解放機構を必
要としない、塗布器の表面を持つディスペンサに関する。塗布器の表面は一つ又
はそれ以上のメッシュファブリック層でできている。ファブリックの構造は、フ
ァブリックが織布であるか或いは不織布であるかで決まる。不織布は、孔を持つ
押出フィルム及び不規則な配置をなしたファイバからなる層を持つファブリック
を含む。複数の層を使用する場合には、これらの層は、所定設計の配置をなして
いてもよいし、不規則な配置をなしていてもよい。複数の層を使用すると、複数
のオフセット通路が形成される。このオフセット通路構成により、半固形物質の
施与時に或る程度の背圧が発生するが、この圧力は後押出し流を生じる程の圧力
ではない。流れは、塗布圧力を中止すると非常に迅速に停止する。これは、塗布
圧力が半固形物質の直接流によって迅速に解放されるためである。ファブリック
は、下側の支持体とともに又は支持体なしで使用できる。層の数が一つであろう
と複数であろうと、半固形物が塗布される身体の表面の小さな凹凸に馴染む表面
が提供される。
要としない、塗布器の表面を持つディスペンサに関する。塗布器の表面は一つ又
はそれ以上のメッシュファブリック層でできている。ファブリックの構造は、フ
ァブリックが織布であるか或いは不織布であるかで決まる。不織布は、孔を持つ
押出フィルム及び不規則な配置をなしたファイバからなる層を持つファブリック
を含む。複数の層を使用する場合には、これらの層は、所定設計の配置をなして
いてもよいし、不規則な配置をなしていてもよい。複数の層を使用すると、複数
のオフセット通路が形成される。このオフセット通路構成により、半固形物質の
施与時に或る程度の背圧が発生するが、この圧力は後押出し流を生じる程の圧力
ではない。流れは、塗布圧力を中止すると非常に迅速に停止する。これは、塗布
圧力が半固形物質の直接流によって迅速に解放されるためである。ファブリック
は、下側の支持体とともに又は支持体なしで使用できる。層の数が一つであろう
と複数であろうと、半固形物が塗布される身体の表面の小さな凹凸に馴染む表面
が提供される。
【0012】
【課題を解決するための手段】
ファブリックは、織布であってもよいし不織布であってもよい。織布の場合に
は、平織であってもよいし繻子織であってもよい。更に、織製組織は、密であっ
ても粗であってもよい。更に、ファブリックを構成する繊維は、所定範囲のデニ
ール数の繊維であるのがよい。不織布の場合には、ファブリックは、微小孔を持
つ押出フィルムであってもよいし、互いに結合された一つ又はそれ以上の不規則
な繊維層で形成されていてもよい。必要とされることは、ファブリックが熱可塑
性であり且つ熱可塑性プラスチック製フレームに熱結合可能であるということ、
及び粘性半固形物質用塗布器の表面として使用する場合、皮膚表面に塗布した後
に粘性半固形物の顕著な後押出しが生じないということだけである。織布の場合
には、メッシュ孔の構造が更に均等である。織布であれ、不織布であれ、塗布器
の表面は、約1枚乃至約10枚、好ましくは約1枚乃至約5枚、最も好ましくは
約1枚乃至3枚の層でできている。メッシュ開口部の公称(平均)孔径は、好ま
しくは約80μm乃至約400μmである。多層構造の場合には、一つの層のメ
ッシュ開口部は、通常は、別の層のメッシュ開口部と整合していない。しかしな
がら、メッシュ開口部は、層によって大きさが異なっていてもよい。メッシュ開
口部の公称表面積は、約2.5×103mm2乃至約1mm2であり、好ましくは
約6.4×103mm2乃至約0.16mm2である。メッシュの整合及び大きさ
がこのような様々に変化するため、様々な流動度の組成物に適合できる。送出さ
れるべき組成物の流動度及びメッシュ開口部の大きさは、ディスペンサ内に圧力
解放機構を設ける必要なしに粘性製品を送出するように調整される。
は、平織であってもよいし繻子織であってもよい。更に、織製組織は、密であっ
ても粗であってもよい。更に、ファブリックを構成する繊維は、所定範囲のデニ
ール数の繊維であるのがよい。不織布の場合には、ファブリックは、微小孔を持
つ押出フィルムであってもよいし、互いに結合された一つ又はそれ以上の不規則
な繊維層で形成されていてもよい。必要とされることは、ファブリックが熱可塑
性であり且つ熱可塑性プラスチック製フレームに熱結合可能であるということ、
及び粘性半固形物質用塗布器の表面として使用する場合、皮膚表面に塗布した後
に粘性半固形物の顕著な後押出しが生じないということだけである。織布の場合
には、メッシュ孔の構造が更に均等である。織布であれ、不織布であれ、塗布器
の表面は、約1枚乃至約10枚、好ましくは約1枚乃至約5枚、最も好ましくは
約1枚乃至3枚の層でできている。メッシュ開口部の公称(平均)孔径は、好ま
しくは約80μm乃至約400μmである。多層構造の場合には、一つの層のメ
ッシュ開口部は、通常は、別の層のメッシュ開口部と整合していない。しかしな
がら、メッシュ開口部は、層によって大きさが異なっていてもよい。メッシュ開
口部の公称表面積は、約2.5×103mm2乃至約1mm2であり、好ましくは
約6.4×103mm2乃至約0.16mm2である。メッシュの整合及び大きさ
がこのような様々に変化するため、様々な流動度の組成物に適合できる。送出さ
れるべき組成物の流動度及びメッシュ開口部の大きさは、ディスペンサ内に圧力
解放機構を設ける必要なしに粘性製品を送出するように調整される。
【0013】
メッシュファブリックの厚さは、約0.032cm乃至約0.30cmであり
、好ましくは0.041cm乃至約0.15cmである。メッシュファブリック
は、物質の塗布時に皮膚に様々な触感を提供する。ファブリックの材料及び孔開
口部の大きさを変化させることによって、皮膚に加わる触感を軟らかで滑らかな
触感から、かなり皮膚を擦る触感まで変化させることができる。皮膚に対する摩
擦の度合いを低い程度から高い程度まで変化させることができる。皮膚への触感
は、シート材料にカレンダー加工を施して表面の特性、例えば摩擦係数を変化さ
せることによっても変化させることができる。
、好ましくは0.041cm乃至約0.15cmである。メッシュファブリック
は、物質の塗布時に皮膚に様々な触感を提供する。ファブリックの材料及び孔開
口部の大きさを変化させることによって、皮膚に加わる触感を軟らかで滑らかな
触感から、かなり皮膚を擦る触感まで変化させることができる。皮膚に対する摩
擦の度合いを低い程度から高い程度まで変化させることができる。皮膚への触感
は、シート材料にカレンダー加工を施して表面の特性、例えば摩擦係数を変化さ
せることによっても変化させることができる。
【0014】
塗布器支持構造は、ディスペンサの長軸又は短軸に亘る複数の支持リブを含む
ことができる。このようなリブは、好ましくは、長軸に沿って約10cm乃至約
20cmの曲率半径を有し、短軸に沿って約2.54cm乃至7.62cmの曲
率半径を有する。これらのリブは、ファブリックを複合湾曲構造で支持する。こ
れらのリブにより、ファブリックは、或る程度撓むことができるが永久変形する
ことがない。随意であるが、支持構造は、剛性有孔区分であってもよい。この場
合には、ファブリック表面に対して撓まない。
ことができる。このようなリブは、好ましくは、長軸に沿って約10cm乃至約
20cmの曲率半径を有し、短軸に沿って約2.54cm乃至7.62cmの曲
率半径を有する。これらのリブは、ファブリックを複合湾曲構造で支持する。こ
れらのリブにより、ファブリックは、或る程度撓むことができるが永久変形する
ことがない。随意であるが、支持構造は、剛性有孔区分であってもよい。この場
合には、ファブリック表面に対して撓まない。
【0015】
一使用態様では、ディスペンサの下部分のノブを回転してディスペンサの昇降
装置を上方に移動する。これにより、昇降装置上に支持された粘性半固形物をフ
ァブリック製の塗布器の表面を通して或る程度流す。所望量の半固形物質を出し
、この物質を身体の表面に塗布した後、半固形物質の識別可能な後押出し流が生
じない。ディスペンサ内の内圧は、半固形物質を出すための昇降装置の移動時に
外圧と迅速に均衡する。ディスペンサの使用後、半固形物質の顕著な後押出しを
生じる背圧は発生しない。
装置を上方に移動する。これにより、昇降装置上に支持された粘性半固形物をフ
ァブリック製の塗布器の表面を通して或る程度流す。所望量の半固形物質を出し
、この物質を身体の表面に塗布した後、半固形物質の識別可能な後押出し流が生
じない。ディスペンサ内の内圧は、半固形物質を出すための昇降装置の移動時に
外圧と迅速に均衡する。ディスペンサの使用後、半固形物質の顕著な後押出しを
生じる背圧は発生しない。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のディスペンサを、織られた布及び織られていない布、布層の使用、及
び織られた布及び織られていない布の両方の様々な組み合わせでの使用に関して
説明する。一つの目的は、後押出し(post extrusion)なしで粘
性半固形液体をディスペンサから送出することである。粘性半固形液体に圧力を
加えるのを止めると、ファブリックでできた施与表面を通した押出しが終了する
。後押出しの問題は、ファブリックの表面の撓みの程度を小さくすることによっ
ても解消する。
び織られた布及び織られていない布の両方の様々な組み合わせでの使用に関して
説明する。一つの目的は、後押出し(post extrusion)なしで粘
性半固形液体をディスペンサから送出することである。粘性半固形液体に圧力を
加えるのを止めると、ファブリックでできた施与表面を通した押出しが終了する
。後押出しの問題は、ファブリックの表面の撓みの程度を小さくすることによっ
ても解消する。
【0017】
別の目的は、粘性半固形物が塗布されるべき身体の表面の輪郭と接触するのに
十分に撓むが永久変形しない表面を持つ塗布器を提供することである。更に、別
の目的は、入手可能な範囲のファブリック、これらのファブリックの構造、及び
単層構成又は多層構成のファブリックの構造によって、塗布器が皮膚に与える触
感を変えることができるということである。滑らかな触感を望む人もいれば、比
較的ざらざらとした触感を望む人もいる。更に、幾つかの配合物は潤滑効果を持
ち、及び従って比較的ざらざらとした触感が望ましい。いずれにせよ、メッシュ
ファブリックを交換することによって、塗布器が皮膚に与える触感を変えること
ができる。
十分に撓むが永久変形しない表面を持つ塗布器を提供することである。更に、別
の目的は、入手可能な範囲のファブリック、これらのファブリックの構造、及び
単層構成又は多層構成のファブリックの構造によって、塗布器が皮膚に与える触
感を変えることができるということである。滑らかな触感を望む人もいれば、比
較的ざらざらとした触感を望む人もいる。更に、幾つかの配合物は潤滑効果を持
ち、及び従って比較的ざらざらとした触感が望ましい。いずれにせよ、メッシュ
ファブリックを交換することによって、塗布器が皮膚に与える触感を変えること
ができる。
【0018】
織布で配置不織布で配置、塗布器の表面は、約1枚乃至約10枚のファブリッ
クを含み、好ましくは約1枚乃至5枚のファブリックを含み、最も好ましくは約
1枚乃至3枚のファブリックを含む。メッシュ開口部の公称孔径は、約50μm
乃至約1000μmであり、好ましくは約80μm乃至400μmである。多層
構造では、一つの層のメッシュ開口部は、通常は、別の層のメッシュ開口部と整
合していない。しかしながら、各層のメッシュ開口部が整合していてもよい。更
に、メッシュ開口部の大きさは層によって異なっているのがよい。メッシュ開口
部の公称(平均)表面積は、約2.5×103mm2乃至約1mm2であり、好ま
しくは約6.4×103mm2乃至約0.16mm2である。
クを含み、好ましくは約1枚乃至5枚のファブリックを含み、最も好ましくは約
1枚乃至3枚のファブリックを含む。メッシュ開口部の公称孔径は、約50μm
乃至約1000μmであり、好ましくは約80μm乃至400μmである。多層
構造では、一つの層のメッシュ開口部は、通常は、別の層のメッシュ開口部と整
合していない。しかしながら、各層のメッシュ開口部が整合していてもよい。更
に、メッシュ開口部の大きさは層によって異なっているのがよい。メッシュ開口
部の公称(平均)表面積は、約2.5×103mm2乃至約1mm2であり、好ま
しくは約6.4×103mm2乃至約0.16mm2である。
【0019】
織布の場合には、ファブリックは、三つの基本的織製組織のうちの任意の組織
を備えているのがよい。これらの織製組織には、平織、綾織、又は繻子織が含ま
れる。平織の場合には、これは、正則平織、オクスフォード織、ラウジン(lo
usine)織、2×2斜子織、3×2斜子織、3×3斜子織、4×4斜子織、
4×5斜子織、3×5斜子織、及び8×8斜子織であるのがよい。更に、ファブ
リックはリップストップパラシュート型であってもよい。この種の織製組織では
、ファブリックのリップを止めるための断続的織製組織が設けられている。綾フ
ァブリックは、2/1右綾、1/2右綾、2/2右綾、3/1右綾、3/1 4
5°右綾であるのがよい。繻子ファブリックは、4ハーネス繻子(即ち破れ斜文
)、5ハーネス繻子、6ハーネス繻子、7ハーネス繻子、又は8ハーネス繻子で
あるのがよい。これらは、繊維が経方向及び緯方向で組織したファブリックの全
ての形態である。経糸は、通常は、エンド(end)と呼ばれ、これに対して緯
糸はピック(pick)と呼ばれる。ファブリックの縁部は耳である。
を備えているのがよい。これらの織製組織には、平織、綾織、又は繻子織が含ま
れる。平織の場合には、これは、正則平織、オクスフォード織、ラウジン(lo
usine)織、2×2斜子織、3×2斜子織、3×3斜子織、4×4斜子織、
4×5斜子織、3×5斜子織、及び8×8斜子織であるのがよい。更に、ファブ
リックはリップストップパラシュート型であってもよい。この種の織製組織では
、ファブリックのリップを止めるための断続的織製組織が設けられている。綾フ
ァブリックは、2/1右綾、1/2右綾、2/2右綾、3/1右綾、3/1 4
5°右綾であるのがよい。繻子ファブリックは、4ハーネス繻子(即ち破れ斜文
)、5ハーネス繻子、6ハーネス繻子、7ハーネス繻子、又は8ハーネス繻子で
あるのがよい。これらは、繊維が経方向及び緯方向で組織したファブリックの全
ての形態である。経糸は、通常は、エンド(end)と呼ばれ、これに対して緯
糸はピック(pick)と呼ばれる。ファブリックの縁部は耳である。
【0020】
織布の構造は、1インチ当りのエンド及びピックの数((エンド)×(ピック
))で与えられる。織製組織は、経糸方向及び緯糸方向の糸の数が同じでバラン
スしているのがよい。バランスしていない織製組織では、経糸方向又は緯糸方向
のいずれかの糸の数が多い。
))で与えられる。織製組織は、経糸方向及び緯糸方向の糸の数が同じでバラン
スしているのがよい。バランスしていない織製組織では、経糸方向又は緯糸方向
のいずれかの糸の数が多い。
【0021】
ファブリックの密度は以下の式によって計算できる。
織製組織テクスチャー=一循環組織当りのエンドの数/一循環組織当りの長さ(
インチ)+インターレーシング ファブリックについての最大カバーを計算するのに同じ式を使用できる。
インチ)+インターレーシング ファブリックについての最大カバーを計算するのに同じ式を使用できる。
【0022】
糸のデニール数もまた重要である。デニール数は、9000mの糸の重量をg
で表した値である。デニール数が小さいということは、微細で断面が比較的細い
糸であることを示す。所与のデニール数の比較的比重が大きい材料は、同じデニ
ール数の比較的比重が小さい材料よりも断面が小さい。
で表した値である。デニール数が小さいということは、微細で断面が比較的細い
糸であることを示す。所与のデニール数の比較的比重が大きい材料は、同じデニ
ール数の比較的比重が小さい材料よりも断面が小さい。
【0023】
織布には、多くの可能な選択肢がある。織製組織の種類、ファブリックの密度
、繊維材料、繊維の構造、繊維のデニール数を選択することによって、ファブリ
ックのテクスチャーを変えることができる。皮膚に与える触感を滑らかな触感か
らざらざらした触感まで変化させることができる。ファブリックにカレンダー加
工又は同様の処理を施すことにより、ファブリックの表面を変化させて皮膚に更
に滑らかな触感を与えるテクスチャーを形成できる。更に、塗布器のフレームに
取り付けた場合にファブリックに作用する張力によって、皮膚の触感及び用途を
調節できる。ファブリックの可撓性もまた変化させることができる。更に、ファ
ブリックは支持されていてもよいし、支持されていなくてもよい。支持されてい
る場合には、塗布器の表面が通常の楕円形形状をなしているものと仮定すると、
長軸に沿って及び/又は短軸に沿ってファブリックを支持できる。塗布器が円形
である場合には、一つ又はそれ以上の直径方向支持体によって支持できる。
、繊維材料、繊維の構造、繊維のデニール数を選択することによって、ファブリ
ックのテクスチャーを変えることができる。皮膚に与える触感を滑らかな触感か
らざらざらした触感まで変化させることができる。ファブリックにカレンダー加
工又は同様の処理を施すことにより、ファブリックの表面を変化させて皮膚に更
に滑らかな触感を与えるテクスチャーを形成できる。更に、塗布器のフレームに
取り付けた場合にファブリックに作用する張力によって、皮膚の触感及び用途を
調節できる。ファブリックの可撓性もまた変化させることができる。更に、ファ
ブリックは支持されていてもよいし、支持されていなくてもよい。支持されてい
る場合には、塗布器の表面が通常の楕円形形状をなしているものと仮定すると、
長軸に沿って及び/又は短軸に沿ってファブリックを支持できる。塗布器が円形
である場合には、一つ又はそれ以上の直径方向支持体によって支持できる。
【0024】
ファブリックが不織布である場合には、押出しフィルムであるのがよく、この
ファブリックは、多孔質構造を備えているか或いは多孔質であるように加工を施
した中実フィルムであることを特徴とする。更に、不織布は、不規則な配置をな
して撚った後、接着剤又は熱結合によって互いに選択的に結合した複数の短繊維
でできていてもよい。前者の押出有孔フィルムは、米国特許第4,842,79
4号又は米国特許第5,207,962号に開示されたプロセスによって製造で
きる。米国特許第4,842,794号には、熱可塑性フィルム製のシートを約
0.0127mm乃至0.508mm(約0.5ミル乃至20ミル)の厚さに押
出す。フィルムの一方の側部に1cm当り約4個乃至60個の溝を設け、他方の
側部に15°及び75°の鋭角で一組の溝を設ける。所定のパターンを持つエン
ボスロールは、1cm当り1.814kg乃至54.431kg(約4ポンド乃
至120ポンド)の圧力を加える。この結果、フィルムに楕円形の孔を形成する
。次いで、フィルムを機械方向又は機械方向に対して横方向に約50%乃至50
0%一軸延伸するか或いは機械方向及び機械方向に対して横方向に最大約600
%二軸延伸する。変形例では、押出有孔フィルムに熱処理を施して孔の大きさを
大きくすることができる。
ファブリックは、多孔質構造を備えているか或いは多孔質であるように加工を施
した中実フィルムであることを特徴とする。更に、不織布は、不規則な配置をな
して撚った後、接着剤又は熱結合によって互いに選択的に結合した複数の短繊維
でできていてもよい。前者の押出有孔フィルムは、米国特許第4,842,79
4号又は米国特許第5,207,962号に開示されたプロセスによって製造で
きる。米国特許第4,842,794号には、熱可塑性フィルム製のシートを約
0.0127mm乃至0.508mm(約0.5ミル乃至20ミル)の厚さに押
出す。フィルムの一方の側部に1cm当り約4個乃至60個の溝を設け、他方の
側部に15°及び75°の鋭角で一組の溝を設ける。所定のパターンを持つエン
ボスロールは、1cm当り1.814kg乃至54.431kg(約4ポンド乃
至120ポンド)の圧力を加える。この結果、フィルムに楕円形の孔を形成する
。次いで、フィルムを機械方向又は機械方向に対して横方向に約50%乃至50
0%一軸延伸するか或いは機械方向及び機械方向に対して横方向に最大約600
%二軸延伸する。変形例では、押出有孔フィルムに熱処理を施して孔の大きさを
大きくすることができる。
【0025】
米国特許第5,207,964号のプロセスでは、熱可塑性フィルムを押出し
、パターンを持つニップロールと平滑なロールとの間に押出したフィルムを通す
。パターンを持つニップロールは、先端が尖った複数の盛り上がった突出部を備
えている。これらの尖って盛り上がった突出部がフィルムに孔を形成する。次い
で、有孔フィルムを機械方向又は機械方向に対して横方向に一軸延伸でき、又は
機械方向及び機械方向に対して横方向の両方向で二軸延伸できる。これらの孔は
、盛り上がった突出部の先端の形状及び大きさを持つ。これらの孔は、更に、一
貫した繰り返しパターンをなしている。これらの押出しフィルムは、本発明の目
的について不織布の一クラスである。
、パターンを持つニップロールと平滑なロールとの間に押出したフィルムを通す
。パターンを持つニップロールは、先端が尖った複数の盛り上がった突出部を備
えている。これらの尖って盛り上がった突出部がフィルムに孔を形成する。次い
で、有孔フィルムを機械方向又は機械方向に対して横方向に一軸延伸でき、又は
機械方向及び機械方向に対して横方向の両方向で二軸延伸できる。これらの孔は
、盛り上がった突出部の先端の形状及び大きさを持つ。これらの孔は、更に、一
貫した繰り返しパターンをなしている。これらの押出しフィルムは、本発明の目
的について不織布の一クラスである。
【0026】
押出しフィルムは、シート形態で又は複数のストランドをなして製造すること
もできる。ストランドの形態で押出された場合には、これらのストランドは螺旋
状パターンのシートをなしている。これは、更に、二平面ネッティング(bip
lanar netting)として周知である。螺旋状ストランドの形態で製
造されたフィルムは、2.54cm当りのストランド数が7乃至50であり、幅
が約30cm乃至152cmであり、厚さが0.33cm乃至0.30cmであ
り、好ましくは約0.05cm乃至約0.15cmである。孔の大きさは、10
0μm乃至500μmの範囲又はそれ以上であるのがよい。押出ストランド型フ
ィルムの開放面積は、約4%乃至25%、又はそれ以上である。開口部が大きい
と、開放面積が大きくなる。有用な不織ネッティング製品は、ナレ・プラスチッ
クス社の製品であるナルテックス(ナルテックス(Naltex)は登録商標で
ある)である。
もできる。ストランドの形態で押出された場合には、これらのストランドは螺旋
状パターンのシートをなしている。これは、更に、二平面ネッティング(bip
lanar netting)として周知である。螺旋状ストランドの形態で製
造されたフィルムは、2.54cm当りのストランド数が7乃至50であり、幅
が約30cm乃至152cmであり、厚さが0.33cm乃至0.30cmであ
り、好ましくは約0.05cm乃至約0.15cmである。孔の大きさは、10
0μm乃至500μmの範囲又はそれ以上であるのがよい。押出ストランド型フ
ィルムの開放面積は、約4%乃至25%、又はそれ以上である。開口部が大きい
と、開放面積が大きくなる。有用な不織ネッティング製品は、ナレ・プラスチッ
クス社の製品であるナルテックス(ナルテックス(Naltex)は登録商標で
ある)である。
【0027】
好ましい押出フィルムの2.54cm当りのストランドの数は、約20本乃至
約50本であり、好ましくは約30本乃至約40本であり、公称開放(nomi
nal opening)は約125μm乃至約225μmである。公称開放は
、ほぼこれらの寸法の長さ及び幅を持つ正方形の開口部の平均の大きさである。
これは、約0.015mm2乃至約0.05mm2のメッシュ開口部の公称面積に
相当する。開口部の形状は三角形から多角形まで、及び円形から楕円形まで変化
する。しかしながら、メッシュ開口部の面積は上掲の範囲内に入る。メッシュ開
口部は所与の範囲に入るが、所与の範囲の大きさの平均メッシュ開口部を持つ様
々な形状及び大きさが含まれる。
約50本であり、好ましくは約30本乃至約40本であり、公称開放(nomi
nal opening)は約125μm乃至約225μmである。公称開放は
、ほぼこれらの寸法の長さ及び幅を持つ正方形の開口部の平均の大きさである。
これは、約0.015mm2乃至約0.05mm2のメッシュ開口部の公称面積に
相当する。開口部の形状は三角形から多角形まで、及び円形から楕円形まで変化
する。しかしながら、メッシュ開口部の面積は上掲の範囲内に入る。メッシュ開
口部は所与の範囲に入るが、所与の範囲の大きさの平均メッシュ開口部を持つ様
々な形状及び大きさが含まれる。
【0028】
図1には、発汗抑制剤又は消臭剤用のディスペンサが示してある。容器(10
)は、上部分(12)、バレル本体部分(14)、及び容器内の昇降装置を上昇
するための摘み(16)を有する。上部分(12)は、支持フレーム(18)及
びファブリック塗布器の表面(26)を含む挿入体(20)を備えている。支持
フレーム(18)は、バレル本体部分(14)と液密接触している。挿入体は、
バレルに機械的に取り付けられていてもよいし、バレルに熱結合又は接着剤結合
されていてもよい。
)は、上部分(12)、バレル本体部分(14)、及び容器内の昇降装置を上昇
するための摘み(16)を有する。上部分(12)は、支持フレーム(18)及
びファブリック塗布器の表面(26)を含む挿入体(20)を備えている。支持
フレーム(18)は、バレル本体部分(14)と液密接触している。挿入体は、
バレルに機械的に取り付けられていてもよいし、バレルに熱結合又は接着剤結合
されていてもよい。
【0029】
本発明のディスペンサでは、本質的にどのようなバレル部分、昇降装置、及び
ノブを使用してもよい。重要な特徴は、粘性半固形物を通過させて施与する挿入
体である。挿入体(20)は、支持フレーム(18)、及び塗布器の表面(24
)を持つファブリック(26)を含む。ファブリック(26)は、支持フレーム
に機械的に保持でき、挿入体に接着剤結合でき又は熱結合でき、支持フレームの
型成形中に支持フレームに射出成形できる。ファブリック塗布器の表面を支持フ
レームに挿入成形する後者の技術が好ましい。
ノブを使用してもよい。重要な特徴は、粘性半固形物を通過させて施与する挿入
体である。挿入体(20)は、支持フレーム(18)、及び塗布器の表面(24
)を持つファブリック(26)を含む。ファブリック(26)は、支持フレーム
に機械的に保持でき、挿入体に接着剤結合でき又は熱結合でき、支持フレームの
型成形中に支持フレームに射出成形できる。ファブリック塗布器の表面を支持フ
レームに挿入成形する後者の技術が好ましい。
【0030】
好ましい実施例では、支持フレームの形成中にファブリックをファブリック支
持フレームに挿入射出成形すると同時にこのプロセス中にファブリックの表面を
改質する。ファブリックの表面は、実質的に丸いファブリック繊維を改質して平
らな上下の表面にすることによって改質される。実質的に円形の繊維32を、そ
の上下の表面に円の弦34及び36の形状を持つように改質し、図8に示す楕円
形様形状を形成する。この平らな上面は、ファブリック表面の摩擦係数を減少す
る傾向があり、皮膚に対して滑らかな触感を使用時に提供する。即ち、塗布器の
表面は皮膚上を低摩擦で移動する。上面から下面までの繊維の厚さは、挿入射出
成形プロセス中に約5%乃至約25%減少し、好ましくは、約8%乃至15%減
少する。
持フレームに挿入射出成形すると同時にこのプロセス中にファブリックの表面を
改質する。ファブリックの表面は、実質的に丸いファブリック繊維を改質して平
らな上下の表面にすることによって改質される。実質的に円形の繊維32を、そ
の上下の表面に円の弦34及び36の形状を持つように改質し、図8に示す楕円
形様形状を形成する。この平らな上面は、ファブリック表面の摩擦係数を減少す
る傾向があり、皮膚に対して滑らかな触感を使用時に提供する。即ち、塗布器の
表面は皮膚上を低摩擦で移動する。上面から下面までの繊維の厚さは、挿入射出
成形プロセス中に約5%乃至約25%減少し、好ましくは、約8%乃至15%減
少する。
【0031】
メッシュの大きさもまた挿入射出成形中に変更される。メッシュ孔開口部の大
きさは、約5%乃至約25%に減少される。従って、ファブリックメッシュの初
期孔径の大きさは、挿入体成形中のメッシュの大きさの減少を考慮に入れて定め
なければならない。挿入射出成形プロセス中、メッシュファブリックを成形キャ
ビティ内に置く。キャビティは、ファブリックの縁部が境界領域に置かれるよう
にファブリックを受け入れるように形成されている。境界領域は、挿入体の支持
フレームが形成されるべき領域である。対をなす金型部分をキャビティに挿入し
、圧力を金型部分に加える。ファブリックと接触した金型部分は、複合湾曲形状
を有し、この形状が支持フレーム上のファブリックに付けられる。閉じた金型に
チャンネルを通して高温のプラスチックを注入し、挿入体フレームを形成する。
高温のプラスチックは、メッシュファブリックの縁部との接触時にメッシュファ
ブリックに結合する。更に、このプロセスにおいて、金型部分が互いに対して加
える圧力によりファブリック繊維の形状が円形から弦形状に変化し、複合湾曲形
状がファブリック部分に加えられる。
きさは、約5%乃至約25%に減少される。従って、ファブリックメッシュの初
期孔径の大きさは、挿入体成形中のメッシュの大きさの減少を考慮に入れて定め
なければならない。挿入射出成形プロセス中、メッシュファブリックを成形キャ
ビティ内に置く。キャビティは、ファブリックの縁部が境界領域に置かれるよう
にファブリックを受け入れるように形成されている。境界領域は、挿入体の支持
フレームが形成されるべき領域である。対をなす金型部分をキャビティに挿入し
、圧力を金型部分に加える。ファブリックと接触した金型部分は、複合湾曲形状
を有し、この形状が支持フレーム上のファブリックに付けられる。閉じた金型に
チャンネルを通して高温のプラスチックを注入し、挿入体フレームを形成する。
高温のプラスチックは、メッシュファブリックの縁部との接触時にメッシュファ
ブリックに結合する。更に、このプロセスにおいて、金型部分が互いに対して加
える圧力によりファブリック繊維の形状が円形から弦形状に変化し、複合湾曲形
状がファブリック部分に加えられる。
【0032】
挿入成形では、フレームはファブリックが取り付けられる上リム(30)を有
する。好ましい態様では、上リム(30)は、支持フレーム(18)を通る水平
平面に対して約5°乃至約50°の角度をなしている。リム(30)の外縁部2
2からリム(30)の内縁部(28)まで上方に延びるこの角度により、複合湾
曲形状をファブリック部分に図5に示すように加えるのが補助される。
する。好ましい態様では、上リム(30)は、支持フレーム(18)を通る水平
平面に対して約5°乃至約50°の角度をなしている。リム(30)の外縁部2
2からリム(30)の内縁部(28)まで上方に延びるこの角度により、複合湾
曲形状をファブリック部分に図5に示すように加えるのが補助される。
【0033】
挿入体に対して射出成形した織布を図2の平面図及び図3の側面図に示す。図
2では、織布(26)は、挿入体支持体(18)のリム(30)に対して射出成
形した状態で示してある。この射出成形では、通常は、ファブリック(26)及
び挿入体支持体は同じプラスチックで形成される。しかしながら、これは必要で
はない。通常は、これらは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
及びこれらのコポリマー及びポリマー等のポリエンである。しかしながら、ポリ
エステル等の他の熱可塑性プラスチックを使用してもよい。図3では、挿入体(
18)は、バレル(12)の上部分に機械的に取り付けるための形態で示してあ
る。凹所(28)は、上部分に設けられた相補的リブと係止する。ファブリック
(26)は、その下に配置された構造的支持体によって複合湾曲形状に保持でき
る。これらの構造的支持体を図6及び図7に更に詳細に示す。
2では、織布(26)は、挿入体支持体(18)のリム(30)に対して射出成
形した状態で示してある。この射出成形では、通常は、ファブリック(26)及
び挿入体支持体は同じプラスチックで形成される。しかしながら、これは必要で
はない。通常は、これらは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、
及びこれらのコポリマー及びポリマー等のポリエンである。しかしながら、ポリ
エステル等の他の熱可塑性プラスチックを使用してもよい。図3では、挿入体(
18)は、バレル(12)の上部分に機械的に取り付けるための形態で示してあ
る。凹所(28)は、上部分に設けられた相補的リブと係止する。ファブリック
(26)は、その下に配置された構造的支持体によって複合湾曲形状に保持でき
る。これらの構造的支持体を図6及び図7に更に詳細に示す。
【0034】
図4は、不織布がリム(30)に熱結合された挿入体支持フレームを示す。挿
入体支持フレームの構造は、図2及び図3に示すのと同じである。相違点は、特
定範囲の不規則な形状の開口部を持つファブリックを使用するということである
。図2の実施例と同様に、図4の実施例では、ファブリックは多数の層をなして
いるのがよい。これは、通常は、約1層乃至約5層であり、最も好ましくは約1
層乃至約3層である。図5は、3層構成のファブリック構造を示す。
入体支持フレームの構造は、図2及び図3に示すのと同じである。相違点は、特
定範囲の不規則な形状の開口部を持つファブリックを使用するということである
。図2の実施例と同様に、図4の実施例では、ファブリックは多数の層をなして
いるのがよい。これは、通常は、約1層乃至約5層であり、最も好ましくは約1
層乃至約3層である。図5は、3層構成のファブリック構造を示す。
【0035】
上述のように、図6及び図7はファブリック用支持構造を示す。これらの支持
構造は、ファブリックを複合湾曲構造に維持する。ファブリックは、単一の湾曲
面をなした状態に維持される。しかしながら、多くの使用では、ファブリックを
複合湾曲構造に維持するのが好ましい。図6には、ファブリックを複合湾曲形状
で支持する支持体(40)及び(42)が示してある。支持体の異なる構成が図
7に示してある。この図では、支持体(44)、(46)、及び(48)がファ
ブリックを複合湾曲形状に維持する。
構造は、ファブリックを複合湾曲構造に維持する。ファブリックは、単一の湾曲
面をなした状態に維持される。しかしながら、多くの使用では、ファブリックを
複合湾曲構造に維持するのが好ましい。図6には、ファブリックを複合湾曲形状
で支持する支持体(40)及び(42)が示してある。支持体の異なる構成が図
7に示してある。この図では、支持体(44)、(46)、及び(48)がファ
ブリックを複合湾曲形状に維持する。
【0036】
メッシュファブリックは、本質的には、ファブリックが形成されているのと同
じどのような材料でできていてもよいが、熱可塑性プラスチック製ファブリック
が好ましい。これは、支持フレームに更に容易に結合できるためである。好まし
いメッシュファブリックは、ポリエンファブリック、ポリエステルファブリック
、ナイロンファブリック、及びポリエステル−エラストマーファブリックである
。ポリエンファブリックは、所定等級のポリエチレンのポリマーファブリック、
ポリプロピレンのポリマーファブリック、ポリブタジエンのポリマーファブリッ
ク、及びこれらのポリエンのコポリマーを含むファブリックでできている。メッ
シュファブリックのメッシュ開口部は、約50μm乃至1000μmであり、好
ましくは約80μm乃至約400μmである。開放面積は、約4%乃至約35%
である。メッシュファブリックの厚さは、約0.02cm乃至約0.35cmで
ある。好ましくは、支持フレームへのメッシュファブリックの結合を容易にする
ため、メッシュファブリック及び支持フレームを同じ熱可塑性材料で形成する。
じどのような材料でできていてもよいが、熱可塑性プラスチック製ファブリック
が好ましい。これは、支持フレームに更に容易に結合できるためである。好まし
いメッシュファブリックは、ポリエンファブリック、ポリエステルファブリック
、ナイロンファブリック、及びポリエステル−エラストマーファブリックである
。ポリエンファブリックは、所定等級のポリエチレンのポリマーファブリック、
ポリプロピレンのポリマーファブリック、ポリブタジエンのポリマーファブリッ
ク、及びこれらのポリエンのコポリマーを含むファブリックでできている。メッ
シュファブリックのメッシュ開口部は、約50μm乃至1000μmであり、好
ましくは約80μm乃至約400μmである。開放面積は、約4%乃至約35%
である。メッシュファブリックの厚さは、約0.02cm乃至約0.35cmで
ある。好ましくは、支持フレームへのメッシュファブリックの結合を容易にする
ため、メッシュファブリック及び支持フレームを同じ熱可塑性材料で形成する。
【0037】
ディスペンサの他の部品は、このようなディスペンサに一般に使用されている
材料で作られている。こうした材料は、成形可能な熱可塑性プラスチックである
。ディスペンサの部品の全てではないがほとんどは、射出成形された部品である
。
材料で作られている。こうした材料は、成形可能な熱可塑性プラスチックである
。ディスペンサの部品の全てではないがほとんどは、射出成形された部品である
。
【図面の簡単な説明】
【図1】 織布塗布器の表面を持つディスペンサの斜視図である。
【図2】 図1のディスペンサの平面図である。
【図3】 図1のディスペンサの施与表面及びフレームの側面図である。
【図4】 押出有孔フィルム塗布器の表面を持つディスペンサの平面図であ
る。
る。
【図5】 施与表面として使用される多層ファブリックの側断面図である。
【図6】 塗布器の表面のファブリック用の支持体の平面図である。
【図7】 塗布器の表面のファブリック用の別の支持体の平面図である。
【図8】 射出成形後のファブリックのストランドの断面図である。
【符号の説明】
10 容器
12 上部分
14 バレル本体部分
16 摘み
18 支持フレーム
20 挿入体
24 塗布器の表面
26 ファブリック
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW
),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,
TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,
BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C
R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI
,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,
IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K
Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD
,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,
PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S
L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN
,YU,ZA,ZW
Fターム(参考) 3E014 KA02
4F042 AA01 FA22 FA23 FA26 FA28
FA30 FA45
Claims (24)
- 【請求項1】 半固形物質用の塗布器であって、前記塗布器はバレルを有し
、前記バレルは、一端が昇降装置によって閉鎖され、かつ、他端が塗布器表面に
よって閉鎖され、前記昇降装置は前記バレル内で軸線方向に移動するように構成
され、前記塗布器の表面は、織られたファブリック又は織られていないファブリ
ックうちの少なくとも一方を含み、前記ファブリックは支持フレームに延伸され
た状態でインサート射出成形され、前記ファブリックの公称メッシュ孔は、断面
が約50μm乃至約1000μmであり、初期厚さが約0.32cm乃至約0.
3cmであり、厚さが前記挿入成形中に約5%乃至約25%減少して、前記半固
形物質は後押出し流れを実質的に生じることなく、前記塗布器表面を通って流れ
るように構成された、半固形物質用の塗布器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の塗布器において、前記塗布器表面は、1枚
乃至10枚のファブリックで構成された、前記塗布器。 - 【請求項3】 請求項2に記載の塗布器において、前記塗布器表面は、1層
乃至5層を含む、前記塗布器。 - 【請求項4】 請求項1に記載の塗布器において、前記ファブリックは不織
布である、前記塗布器。 - 【請求項5】 請求項1に記載の塗布器において、前記塗布器表面は、平織
と綾織と繻子織とからなる群から選択された織布である、前記塗布器。 - 【請求項6】 請求項1に記載の塗布器において、前記塗布器表面は不織布
である、前記塗布器。 - 【請求項7】 請求項6に記載の塗布器において、前記不織布は、複数の孔
を有する押出フィルムである、前記塗布器。 - 【請求項8】 請求項6に記載の塗布器において、前記不織布は、不規則に
配置された複数の不規則な繊維である、前記塗布器。 - 【請求項9】 請求項1に記載の塗布器において、前記塗布器表面の下に少
なくとも一つの支持体が位置する、前記塗布器。 - 【請求項10】 請求項9に記載の塗布器において、前記塗布器は長軸及び
短軸を有し、前記支持体は前記長軸に亘って延在する、前記塗布器。 - 【請求項11】 請求項10に記載の塗布器において、前記支持体は、前記
塗布器表面を複合的に湾曲させるように構成された、前記塗布器。 - 【請求項12】 請求項1に記載の塗布器において、前記塗布器表面は、ポ
リエンとポリエステルの一方である、前記塗布器。 - 【請求項13】 請求項1に記載の塗布器において、前記ファブリックは、
約75μm乃至約350μmの複数の孔を有する、前記塗布器。 - 【請求項14】 請求項13に記載の塗布器において、前記ファブリックは
、約100μm乃至約250μmの複数の孔を有する、前記塗布器。 - 【請求項15】 半固形物質用の塗布器であって、前記塗布器はバレルを有
し、前記バレルは、一端が昇降装置によって閉鎖され、他端が塗布器表面によっ
て閉鎖され、前記昇降装置は前記バレル内で軸線方向に移動するように構成され
、前記塗布器表面は、2.54cm当りのストランド数が約20乃至約50であ
り、公称メッシュ孔が約100μm乃至約500μmであり、厚さが約0.03
3cm乃至約0.30cmの押出しフィルムを含み、前記押出しフィルムをフレ
ーム挿入体に挿入成形し、これによって前記ストランドの厚さを約5%乃至約2
5%減少させ、前記ストランドは上面が改質された上塗布器表面を有する、半固
形物質用の塗布器。 - 【請求項16】 請求項15に記載の塗布器において、前記押出しフィルム
の公称メッシュ孔は約125μm乃至約225μmである、前記塗布器。 - 【請求項17】 請求項15に記載の塗布器において、前記塗布器表面は複
数のメッシュ開口部を有し、前記開口部の開放面積は、それぞれ、約2.5×1
03mm2乃至約1mm2である、前記塗布器。 - 【請求項18】 請求項15に記載の塗布器において、前記押出しフィルム
は、2.54cm当りのストランド数が約30乃至約40である、前記塗布器。 - 【請求項19】 請求項15に記載の塗布器において、前記押出しフィルム
の厚さは約0.05cm乃至約0.15cmである、前記塗布器。 - 【請求項20】 流動性物質を身体の表面に塗布するために使用される、塗
布器表面を形成する方法において、前記方法は、 初期厚さが約0.032cm乃至約0.3cmであり、メッシュ孔が約50μ
m乃至約1000μmである、織られたファブリック及び織られていないファブ
リックのうちの少なくとも一方を提供する工程と、 前記ファブリックを射出成形金型の第1部分に挿入し、前記ファブリックを前
記前記第1金型部分のキャビティに亘って大きく延ばす工程と、 対をなす第2金型部分を前記第1金型部分に挿入し、前記第2金型部分が前記
ファブリックに接触して前記ファブリックを圧縮することによって、前記ファブ
リックの厚さを約5%乃至約25%減少させる工程と、 高温の熱可塑性プラスチックを前記第1及び第2の金型部分のうちの少なくと
も一方に注入し、前記ファブリック用の支持フレームの形成と前記ファブリック
の前記支持フレームへの結合とを同時に行い、これによって前記支持フレームに
結合された前記ファブリックの上面を改質する工程と、 を含む、流動性物質を身体の表面に塗布するために使用される、塗布器表面を
形成する方法。 - 【請求項21】 請求項20に記載の方法において、前記第1金型部分と前
記第2金型部分は、前記ファブリックを複合的な湾曲形状に保持する、前記方法
。 - 【請求項22】 請求項20に記載の方法において、前記第1金型部分と前
記第2金型部分は、前記支持フレームの上縁部において前記支持フレームを通る
水平平面に対して、約5°乃至約50°の角度を形成し、これによって前記ファ
ブリックを更に前記複合的な湾曲形状に形成する、前記方法。 - 【請求項23】 請求項20に記載の方法において、前記ファブリックは、
2.54cm当りのストランド数が約20乃至50で、かつ、公称メッシュ孔が
約100μm乃至約500μmの押出しフィルムである、前記方法。 - 【請求項24】 請求項20に記載の方法において、前記ファブリックは、
2.54cm当りのストランド数が約30乃至40で、かつ、公称メッシュ孔が
約125μm乃至約259μmである、前記方法。
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