JP2003520725A - 能動力反動システム及び受動減衰を有する係船システム - Google Patents

能動力反動システム及び受動減衰を有する係船システム

Info

Publication number
JP2003520725A
JP2003520725A JP2001551737A JP2001551737A JP2003520725A JP 2003520725 A JP2003520725 A JP 2003520725A JP 2001551737 A JP2001551737 A JP 2001551737A JP 2001551737 A JP2001551737 A JP 2001551737A JP 2003520725 A JP2003520725 A JP 2003520725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
mooring system
vessel
torque
ship
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001551737A
Other languages
English (en)
Inventor
コットレル、ロイ・エイチ
ボートマン、エル・テリー
リウ、ヨンギ
Original Assignee
エフ・エム・シー・テクノロジーズ・インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エフ・エム・シー・テクノロジーズ・インク filed Critical エフ・エム・シー・テクノロジーズ・インク
Publication of JP2003520725A publication Critical patent/JP2003520725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B22/00Buoys
    • B63B22/02Buoys specially adapted for mooring a vessel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B21/00Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B21/00Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
    • B63B21/50Anchoring arrangements or methods for special vessels, e.g. for floating drilling platforms or dredgers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B21/00Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
    • B63B2021/001Mooring bars, yokes, or the like, e.g. comprising articulations on both ends
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B21/00Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
    • B63B2021/003Mooring or anchoring equipment, not otherwise provided for
    • B63B2021/008Load monitors

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 受動減衰又は能動付勢或いはその双方の復帰システムを有するボデイ/アーム/船舶構成を含む係船システム。能動付勢復帰システムは、静止位置からの船舶(20)の変位を表す信号を生成するセンサ(22)と、その信号に応答して船舶(20)が静止位置へ向かう方向にアームを付勢させる能動付勢復帰デバイス(30)とを含む。受動減衰装置は、環境状態に応答して船舶の振動を減衰させるデバイス(47)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は一般に船舶のための係船装置の分野に関し、特にフローティング・プ
ロダクション及びオフローディング船舶(Floating Production and Offloading
Vessels(FPSO)又はフローティング・ストアージ及びオフローディング船舶(Floa
ting Storage and Offloading vessels(FSO))のように、海洋炭化水素産出に用
いられる海洋船舶に関する。また特に、本発明はタワー又は繋留ブイなどの一般
的な静止体(generally stationary body)に関し平衡位置へ向かってばね状に船
舶を復帰させるようにヨーク/ばね及びヨーク/振子システムのための能動及び
受動減衰装置に関する。
【0002】 従来技術の説明 タワー又は繋留ブイ或いは他の一般的な静止体などのボデイへ船舶を接続させ
るヨーク構成の多数の例がある。米国特許第4,290,158号に示される係
船ヨークでは、船舶がブイの上部上のターンテーブルと共に回転するように接続
されている。米国特許第4,309,955号に示される係船ヨークは、船舶へ
枢動自在に取り付けられた二つの外側端部を有しており、且つそのヨーク端部に
おいて船舶の接続点よりも外側に配置された平衡錘を有する。米国特許第4,3
96,046号は、繋留ブイと船舶との間のヨークを示しており、このヨークは
、ブイ上のスイベルと船舶上の流体導管との間の別の流体導管のための基部を与
える。米国特許第4,516,942号はタワーと船舶との間に位置するヨーク
を示し、そのヨークの二つの外側アームは、ケーブルにより船舶へ接続されてい
る。ここでは複数の錘をヨークアームの外側端部内に配置することにより、あた
かもヨークが、船舶とタワーとの間の非減衰ばね又は振子の如く働くようにされ
ている。オランダ特許第8602806号は、タワーから懸架された取り外し自
在ヨークを示している。米国特許第4,530,302号は、船舶からのケーブ
ルにより懸架された外側アームを有する潜水ヨークを示す。増大された振子効果
が、外側アーム内の錘により達成されている。水中のケーブルの動作が、重みの
あるヨークアームのばね効果の減衰を増大させる。米国特許第4,665,85
6号は船舶とタワーとの間に接続されたヨークを示している。錘はタワー近傍の
ヨークから懸架されている。米国特許第4,694,771号も船舶とタワーと
の間に接続されたヨークを示している。振子錘はそれらのタワーへの継手におい
てヨークアーム上に設けられている。米国特許第4,568,295号は繋留ブ
イと船舶との間に位置するヨークを示し、ヨークアームの外側端部は船舶から懸
架され、且つ錘はヨーク上に位置しているので、振子構成が、ブイと船舶との間
の非減衰ばねの如く働くように設けられている。米国特許第4,784,079
号は船舶のフレームから懸架されたタワー支持ヨークを示し、これはヨークアー
ムの一端に設けられた振子錘を有する。米国特許第4,917,038号は、接
続解除のための迅速作動カップリングを有するタワー支持沈水ヨークを示す。こ
こでは船舶からのケーブル又はロッドから懸架されたヨークの端部における錘が
、ヨークに振子又は非減衰ばねの如き働きをさせるが、懸架部材及びヨークに作
用する水は、ヨークが完全に水上にあるときよりも、ばね状システムを一層減衰
させる。米国特許第4,825,797号は他の沈水ヨークの係船システムを示
す。
【0003】 上述された従来技術は、ばね状復帰力を生成する機械的システム、特にタワー
/ヨークシステムの偏向に依存して船舶位置を制御するための係船システムを与
える。タワーヨーク船舶システムの減衰は、環境力が船舶をそのヨークに対して
移動させるときに、船舶が振動して水を介して移動するにつれて、主に船舶の摩
擦を通じて生じる。
【0004】 他の係船システムも勿論在する。既存の全ての係船システムは、成される復帰
力の形式に応じて、ALM又はTLPシステム、CALMシステム又はタワー/
ヨークシステムとして大まかに分類できる。SALM又はTLP構成においては
、係船脚の角度偏向は復帰力を形成するように内方係船脚張力及び包含角度をも
たらす。CALMシステムにおいては、係船脚の偏向は復帰力を生成するように
係船張力を増大させる。タワー/ヨークシステムにおいては、振子又はばねシス
テムの偏向が復帰力をもたらす。
【0005】 上述した計3つの係船分類は全て以下の特徴を有する。 (1)ばね状復帰力は反作用であるので、船舶の移動が中立又は静止位置を通過
するまでは船舶には加えられない。 (2)システムにおける減衰力は、ばね状復帰力中の小さな割合を占める。 )結果的に、係船システム上のモーメンタム負荷は、特にタワー/ヨーク係
船システムのようなボデイヨーク−船舶システムにおいては、しばしばピーク復
帰負荷の重要な成分である。
【0006】 上述した静止ボデイヨーク−船舶配置の全てにおいて、静止ボデイと可動ボデ
イとの間に加えられるばねの数学モデルには、ばねと直列に加えられる小さな減
衰要素が存在することが適当である。静止ボデイは固定点としてモデル化されて
いる。可動体(即ち船舶)の質量は非常に大きい。船舶の運動量はヨークの中立
点を通じて船舶を移動させ、システム固有のエネルギ分散がないことに起因して
ヨークの他の側へ移動させるが、また、システムの反対復帰力は、船舶が中立点
または静止点を通過するまで生成されないからである。水中を移動する船舶の自
然な減衰力は船舶の振動運動を防止するのには不充分である。
【0007】 船舶は、風、波及び潮流により影響を受けて船舶の係船中立位置から離れた位
置へ移動すれば、船舶を支持する係船システムに関し船舶を静止点から離隔する
ように働くポテンシャルエネルギを得る。船舶は、中立位置で増大する船舶の速
度を有する運動エネルギへ変換されるポテンシャルエネルギにより中立位置へ向
かって復帰する。この運動エネルギは、係船システムにおける減衰が僅かである
か或いは全く無ければ、中立位置の反対側におけるポテンシャルエネルギへ吸収
又は変換されることになり、これは大きな減衰により係船システムの場合よりも
、船舶を中立位置から大きく偏倚又は変位させる。
【0008】 本発明の目的の確認 本発明の主要な目的は能動「付勢システム」又は能動減衰システムを与えるこ
とであり、このシステムによれば、定置ボデイ−ヨーク−船舶システムのヨーク
の中立点を通過する船舶の偏倚が、能動的に制御された復帰力により対抗される
。このような制御された力を加えることにより、船舶の変位の大きさは低減又は
排除できるので、係船システムの全体的な寸法、重量及びコストを低減できる。
【0009】 本発明の他の目的は受動的減衰システムを与えることであり、このシステムに
よれば、中立点を通過する船舶振動は迅速に減衰できるので、船舶の過度な変位
の大きさ(即ち振動の大きさ)を相当に低減又は大幅に減衰でき、寸法、重量及
びコストが低減された小さなシステムを与えることができる。
【0010】 本発明の他の目的は、タワー−ヨーク−船舶構成を与えることであり、この構
成においては、船舶の最大変位の大きさが充分に小さいので、タワーから船舶へ
の製品流ラインは、ヨーク自身のような支持フレームを必要とせずに、タワーの
頂部から船舶へ渡すことができる。
【0011】 本発明の他の目的は、係船静止点からの船舶の変位位置の大きさから実質的に
独立して船舶の動作を制御するように力が生成される構成を与えることである。
【0012】 本発明の他の目的は、ボデイとアームとの間、又はアームと船舶との間に接続
された圧力制御デバイスの使用を通じてボデイ−アーム−船舶システムにおける
減衰を与えることである。
【0013】 発明の概要 上記に確認された目的、並びに他の特徴及び利点は本明細書に説明された発明
の幾つかの代替的実施形態により実現される。能動減衰システムは幾つかの実施
形態で与えられ、ここでは信号がボデイ−ヨーク−船舶システムの中立位置から
の船舶の変位に比例して生成される。この信号は、ヨークへ連結されたシリンダ
の力の向き及び大きさを制御して、ヨークへその現在の動作とは反対方向へ力を
加えるようにする。
【0014】 他の実施形態においては受動減衰システムが与えられ、これによれば減衰流体
シリンダがヨークアーム又はアークへ加えられて、端部が船舶へ直接に接続され
たヨークへ自動的に受動減衰力が与えられるようにされる。
【0015】 本発明は、能動と受動との双方の減衰を係船装置へ与えることができる重複シ
リンダを有する構成を含む。流体シリンダ以外の部品を能動及び受動減衰を達成
するために用いることができる。可能な代替例はブレーキシューズを含み、これ
は線形摺動構造上にあるか、或いは回転ディスク又はドラム上にあり、これらは
全て減衰力のみを与える。ウインチ又はドラムからのケーブルが、能動復帰力構
成又は減衰力若しくはそれらの双方に用いられる。電気的線形起動体が復帰力又
は減衰力若しくは双方を与える。弾性体要素が復帰及び弾性特性を与える。
【0016】 本発明の一実施形態は、タワー及び船舶へ接続された沈水ヨークを有するタワ
ーを含む。タワーは、その上部に取り付けられた流体スイベルを含む上部部分を
含む。流体導管は、沈水ヨークからの支持を受けずにタワー取り付けスイベルか
ら船舶へ延伸する。
【0017】 発明の好適実施形態の詳細な説明 柔ヨーク係船システムは、振子錘へ接続されたリンクにより発生した力に依存
する。その結果、復帰力は図1の曲線Aに示す変位を有する正弦波形である。図
1は船舶からのヨークの変位の関数として復帰力を示す復帰力対変位グラフであ
る。中立又は静止位置は、船舶が停止状態にあるときのヨークの位置である。中
立点付近の変位のための復帰力は極めて低い(実質的に零)ので、曲線Aにより
示されたような柔ヨークシステム即ち振子ヨークシステムは、必要な復帰力を生
成して且つ運動エネルギを吸収するために、比較的に大きな変位を必要とする。
この特徴は大型のリンク及び錘を必要とし、これは高コストの鋼構造になること
を意味する。減衰が極めて小さいので、タワーから離れるピーク張引負荷の5/
9の大きさでタワーへ向かう圧縮負荷が見られる。例えば、F4’における−Δ の負の変位についての圧縮復帰力は、+Δの変位についての張引復帰力F4
の大きくても約5/9である。中立点と最大変位Δの復帰力点Fとの間の曲
線A(振子システム)の下側の領域は、復帰システムに保存された仕事又はエネ
ルギを表す。
【0018】 図1は曲線Bを示し、これは、振子ヨークシステムではなくて線形ばねが設け
られているときの線形力対変位関係の結果を示す。線形復帰ばねによれば、中立
点からΔ点への曲線Bの下側の領域が、曲線Aの下側の領域に等しくなるとき
は、変位は低減されている。その結果、線形復帰ばねが用いられると、振子ヨー
クシステムと比較して、係船リンクの寸法を低減する(鋼構造のコストを低下さ
せる)。
【0019】 上述したように各曲線A,B,Cの下側の領域は仕事又はエネルギを示す。振
子曲線A及びばね曲線Bの下側のエネルギは、保存エネルギであり、水中の船舶
運動を通じてのみ費消され、中立点においては零である。
【0020】 曲線Cにより示された能動システムにより更なる改良が得られ、ここでは一定
の大きさの復帰力がリンクシステムへ加えられる。復帰力は変位の関数として一
定の大きさである。曲線Cの下側は消費エネルギを示し、これは中立点を含む変
位曲線に沿った任意の位置における制動船舶運動へ加えられている。一定曲線C
以外の代替的復帰力曲線が、最適能動フィードバック力システムから得られる。
ヨークアーム及びリンクにより要求される変位は充分に短いので、鋼構造のコス
トは更に充分に低減される。一定(又は非一定)復帰力のためのPID制御器を
用い、且つ可変復帰力のためのばね/減衰システムを用いる図1の概念に基づく
代替的実施形態が以下に示される。
【0021】 代替例1−能動減衰システム 本発明は、構造体又はボデイにおけるタワーシステム又は沈水(submerged)ア
ーム/ヨークターンテーブルアセンブリのみならず、水面上のターンテーブルに
接続された係船ブイにも実施される。
【0022】 図2A及び図2Bは船舶20と、係止アーム12を含むタワー−沈水ヨーク構
成10を示し、その係止アーム12からはヨークアーム14の端部が枢動自在に
懸架されている。振子錘13はヨークアーム14の端部上に設け得る。各係止ア
ーム12は船舶支持部材16へ枢動自在に接続されている。環境外乱(例えば風
、潮流又は波)に応答して、船舶20がタワー5へ向かって、又はその逆に移動
するときに、係止アーム12の上部延長部17はタワー5へ向かって又はその反
対方向に回動する。係止アーム上部延長部17の角度位置は、中立位置からの船
舶移動量に比例する。角度位置検知デバイス22は係止アーム12へ取り付けら
れる。この検知デバイス22はリード線23へ信号を発生し、この信号は中立位
置から測った係止アーム12位置を表す。この信号は比例積分微分(Proportiona
l Integral and Derivative)制御器(PID制御器24)へ加えられる。PID制御
器24はリード線25に圧力源及び論理回路26への制御信号を与えて、係止ア
ーム上部延長部17と船舶20との間に接続されたシリンダーアーム構成28へ
の圧力流体の適用を制御する。この構成はシリンダ/ピストン30及びアーム3
2を含む。係止アーム上部延長部17がタワー51へ向かって枢動すると、流体
ピストン/シリンダ30は、係止アーム12の上部延長部17の反時計方向運動
に対抗する目的で、アーム32を船舶20へ向かって引っ張る方向へ付勢される
。係止アーム延長部17が船舶20へ向かって枢動すると、係止アーム12の上
部延長部17の時計方向運動に対抗する目的で、PID制御器24は流体シリン
ダ/ピストン30がアーム32を船舶20から離すように押す方向へ移動させる
ように働く。
【0023】 一般的には、図2A及び図2Bの構成は能動付勢復帰システムであり、中立位
置から離れる位置が検出されたときに、移動対抗力がヨークアーム14へ加えら
れる。PID制御器24(又は負フィードバック自動制御システム)は、流体シ
リンダへフィードバック信号を与えて、船舶を中立位置へ向かって戻すように付
勢させる。
【0024】 理論的には、振子錘13は不要である。というのは、運動抵抗力が上述の流体
機構を有する能動負フィードバック自動制御システムにより与えられているため
である。しかしながら、図2A及び図2Bの構成は、ヨークアームの端部上の錘
が、それらの沈水位置に起因した自然減衰を有する振子復帰力を与えるので好ま
しい。このような自然減衰は、水中を移動する船舶20の減衰力へ加えられる。
上述したような能動減衰システムはシステムへ能動復帰力を加えるので、適正に
寸法付けされた流体ピストン/シリンダ30及び係止アーム12長さ及びアーム
長さ32によれば、船舶への環境力に応答して、中立位置からの小さな移動量の
みを受ける。図2A及び図2Bは代替的に能動制御を伴わずに、PID制御器又
は圧力源を伴わない減衰ピストン/シリンダ24を使用することにより受動減衰
が達成される。
【0025】 図2Cは上述のフィードバックシステムの一層詳細な説明を示す。定点静止(g
eostationary)点又は軸(例えばタワー又はCALMなど)の間の係船システム
の数学モデルは、船舶と定点静止点との間のばね状機構を含む。この機構はヨー
ク−振子質量構成又はヨーク−捩りばね構成等を含んでもよい。減衰力はばねに
も関連している。このような減衰は、機械的システム、例えばヨーク−振子シス
テムに固有である。模式的には、減衰はダッシュポット1としてモデル化され、
これは静止点Pに関して浮揚ボデイの速度の線形関数としての復帰力を生成する
。機構のばね力は浮ボデイFBと静止点Pとの間のばね3としてモデル化されて
いる。ばね3は復帰力を生成し、これは中立位置からの船舶の変位に線形比例す
る。本発明によれば、船舶FBと静止点Pとの間に位置してアクチュエータ5の
形式で復帰力を与える能動システムは、ばね3とダッシュポット1の置き換え又
は組み合わせの何れにおいても与えられる。位置センサ6は、定点静止点Pから
中立点NPに関する船舶からの変位xを測定する。リード線6´における変位信
号x(t)は、比較器7により中立又は所望の位置xと比較されて、PID制
御器24へ加えるためのエラー信号e(t)を生成する。比例積分微分(PID
)制御器24は、定数K,K,K(これらはそれぞれ、エラー信号の積、
その時間についての積分、その時間についての微分である)の関数としてリード
線9へu(t)出力制御信号を生成する。時間調整された流体圧力p(t)は、
制御信号u(t)の関数としてライン2A、2Bに生成される。u(t)が負の
値のとき、正の流体圧力はリード線2Aを介してアクチュエータ5の一端部へ加
えられて、流体圧力はアクチュエータ5の反対側端部へ加えられる。船舶FBへ
加えられた能動制御力は、船舶を定点静止点へ向かうか又は離れる方向へ移動さ
せる傾向にある風、波及び潮流の外乱の面において、船舶を僅かな距離のみ移動
させる。
【0026】 代替的に、風、波及び潮流の力の測定がm´であるシステムは、図2Cの点線
により示されるような制御関数u´を生成し、これは、それにより生成された力
の到達が予期されるところに船舶を予め位置させる。
【0027】 代替的に、アクチュエータはモータ駆動スクリューその他のような電気的/機
械的アクチュエータとすることができる。
【0028】 代替例2−受動減衰システム 図3A及び図3Bの構成は、タワー−沈水ヨーク組み合わせ体10を与え、こ
れはタワー5又は繋留ブイ(図示せず)その他のような係船ボデイへ船舶20を
接続する。本発明の実施形態は沈水ヨークYを要求するが、このヨークYは代替
的に完全に水上に又は部分的に水上に、或いは部分的に水面下に配置することが
できる。ヨークYはヨークアーム14を含む。図3A及び図3Bの構成において
、ヨークアーム14の端部は流体シリンダ47により船舶20へ接続されており
、その流体シリンダ47はフォーム充填中立浮力性48支柱へ接続されて、この
支柱はピボット40により船舶へ接続されている。ヨークアームは、タワー5に
おいてピボット42によりターンテーブル44へ枢動自在に接続されている。換
言すれば、ヨークYはタワーの垂直軸46について回転自在であり、船舶が波に
もまれてうねることに追従してヨークがタワーに関して枢動できるように、自在
ピボット42が設けられている。流体シリンダ47アセンブリは各ヨークアーム
14内に位置して、環境力に起因する船舶動作を低減する直接ばね復帰力及び減
衰を与えるようにされている。換言すれば、大きなばね及び減衰機構47が各ヨ
ーク脚14内に配置されている。図3A及び図3Bの構成においては、シリンダ
47は好ましくはばねを含み、減衰流体圧力は、図4を参照して以下に説明する
ようにオリフィス及びチェックバルブを通じてか、或いは測定バルブ上のPID
制御を通じて受動的に加えられる。このようなPID制御構成は、図2Aを参照
して上述したものと同様である。代替的に、船舶位置は流体圧力のみ(即ち、図
4の構成を伴わない)により保持されて、圧力源及び測定バルブを制御するPI
D制御器により制御される。繰り返すが、このようなPID制御構成は図2Aを
参照して上述したものと同様である。
【0029】 図4は図3A及び図3Bに示されたようなヨークアーム14内に位置する流体
シリンダ47の模式図である。支柱48を介して船舶20へ接続可能な外側ハウ
ジング50を有する流体シリンダ47が設けられている(図3A参照)。ばね装
填ロッド46はシリンダを通じてわたされており、ピストン54はシリンダ内の
中立力位置に位置している。船舶の横揺れ(roll)は、ロッド46がハウジング5
0内で回転自在であることにより吸収される。
【0030】 船舶20がターンテーブル44から引き離されるなら、右チャンバ64内の流
体が右ライン57を通じて押し出される。シリンダの右側のチェックバルブ66
が右側からの流れを閉止すると、流体が減衰オリフィス60を通じて付勢される
ので、これが右チャンバ64における背圧をもたらし、運動に抗して運動エネル
ギを吸収する。運動率が高ければ、右チャンバ64における圧力が事前設定限界
を越えるので、右リリーフバルブ59´が付加的な流体を貯蔵器へ流す。
【0031】 同時に、左チャンバ56は、減衰オリフィス60を通じて流体により与えられ
た体積を膨張させる。右リリーフバルブ59´が貯蔵器62への流体通路を可能
にすれば、減衰オリフィス60からの流れは、左チャンバ56がオイルで充填さ
れた状態を維持するのは充分ではない。このオイルの不足により形成された負の
圧力は、左チェックバルブ58及び左ライン57を通じて貯蔵タンク62から左
チャンバ56への流れにより補償される。
【0032】 シリンダがその最大伸長に到達すると、このサイクルは反転し、ターンテーブ
ルへ向かう船舶の運動の制動がもたらされる。
【0033】 図4Aの模式図は、側方向剛性のためのチューブ構造体内のチューブを有する
代替的シリンダ配置47´を示し、ここでは構造体外側チューブ50´は、それ
と共に往復運動する構造体内側チューブ46´のための剛性を与える。図4Aの
減衰シリンダは、図示のスリーブが側方向の負荷に抗するのでタワー10端部に
おける接続に適する。摺動リング49は、シリンダハウジング50´とロッド4
6´との間の側方向負荷及び動きに抗する。
【0034】 図4のばね/減衰流体シリンダ47構成は図3A及び図3Bのヨークアーム1
4の各々に与えられている。各流体シリンダ47は、フォーム充填中立浮支柱4
8により船舶20へ接続されて、流体シリンダ47の側負荷を低減するようにさ
れている。シリンダ47のピストンロッド46は、シリンダ47の縦軸に関して
回転するように配置されており、環境力に起因する船舶の横揺れを可能にする。
【0035】 フォーム充填支柱48は、波が引き起こしたピッチ及び船舶船首の波うち動作
に適する角度で、船舶の水面の下側に取り付けられている。
【0036】 ヨークYはタワーにおける転覆負荷を最小にする目的で水面下へ取り付けるの
が好ましい。有益なことには、製品スイベル60はタワーの水面上延長部に取り
付けられている。炭化水素流体導管62は製品スイベル46から船舶20へ通じ
る。図3A,図3B及び図4のばね/減衰システムに起因して、タワーからの船
舶の変位は大きくはなく、またヨークYが水面上の流体スイベルにより水面下に
取り付けられているので、流体スイベル60から船舶20への流体導管62は船
舶支持上部構造により支持される必要がないので、船舶及びタワーに要求される
構造が低減される。
【0037】 代替例3−水平軸剛性ヨーク係船 図5及び図6はヨーク係船システムの他の構成を示すが、これは図2A及び図
4に図示された種類の複式重複シリンダ70を有する。換言すれば、シリンダ7
0は、図2Aの同様な種類のシリンダ28、即ち能動減衰を有しており、且つ偏
向のエラー信号によるPID制御器を含むものにしてもよい。これは、流体圧力
リリーフを有するばね中心減衰機構による図4のものと同様な受動減衰制御器に
してもよい。
【0038】 図5の構成においては、二つの水平シャフト72は船舶20の船体内に組み込
まれている。各シャフト72は水潤滑ベアリング/船外(outboard)74及び充填
グランド(stuffing gland)/船内(inboard)76を通じて船体を貫通する。シャ
フト72へ取り付けられたトルクアーム78に作用する流体シリンダ70により
、各シャフト72は回転しないように拘束されている。各シャフト72は、その
最内側端にシャフトベアリング80を有し、これは主に流体シリンダの径方向負
荷に抗し、次いで船体における水潤滑ベアリング74に関してシャフト72の水
平位置を保持する。各シャフト72の船外末端において、外側トルクアーム75
は、雁首84に接続された支柱82へ接続される。その雁首84は、タワー10
の垂直シャフト88の回りに回転可能に支持されたターンテーブル86へ接続さ
れている。各支柱は、タワーターンテーブル86に実用上最も下の位置にて接続
されており、転覆動作を最小化し、且つパイル88及びタワー基部89のコスト
を低減するようにされている。ターンテーブル86は垂直中央シャフト88上に
配置され、そのシャフト88は、潜在的な波の振る舞いよりも上方でスイベル4
6の基部として働くように上方へ延伸している。代替的に流体シリンダ70は、
図6に示されるように小型な構成にして、外部トルクアーム78を介して船体外
部へ取り付けることができる。
【0039】 流体シリンダ70の各々は多数の方式で構成できる。単独又は複式シリンダ/
システムを各シリンダ70のために設けてもよい。例えば、単独能動又は単独受
動、或いは能動受動組み合わせシリンダを設けてもよい。船舶動作によりエラー
信号を発生するPID制御器を有する能動システムを図2Aにおけるものと同様
に設けてもよい。図4又は図4Aのものと同様な受動システムは、ばね中心、減
衰及び圧力リリーフ特性を与えてもよい。
【0040】 代替例4−垂直軸剛性ヨーク係船 図7及び図8の係船装置は図5及び図6のそれと同様であるが、シャフト72
´は垂直に取り付けられている。流体シリンダ70は支柱82と面一に取り付け
て、例えば水線の下側で単独シリンダシステム70におけるトルクアーム85へ
接続でき、或いは複式シリンダシステム70,71を設けてもよく、そのシリン
ダシステム70,71の一方又は双方を水線上方におくか、或いは一方を水線上
方において、他方を水線下におくか、或いは双方を水線下においてもよい。水線
上のシリンダシステムは、沈水されたものよりも保守が容易である。
【0041】 シャフト72は、以下の代替例6に説明するように水平取り付けされた船体ト
ランクにより船体内部におくことができ、或いは上述の実施形態3と同様にシャ
フトを船体の底部を貫通して突出させて,シリンダ及びベアリングを船体内部に
おくことができる。
【0042】 図8においては、シャフト72´トルクアーム85は、水摩擦ベアリング73
と、水摩擦を要しないベアリング73´とにより接続されている。ターンテーブ
ル86への雁首接続を有するタワー10´及び流体スイベルは図6と実質的に同
様である。
【0043】 代替例5−トルクチューブヨーク係船 図9及び図10は図5及び図6と同様な実施形態を示す。この配置によれば、
両方のポートを制御する単独の「トルクチューブ」又は水平シャフト100と、
右舷外部トルクアーム106とがある。これは付加的な偏揺れ角制御を与え、ま
た一方又は双方の船内ベアリングを不要とする利点がある。水摩擦船体貫通ベア
リング104は軸方向拘束のレベルを与えるように配置及び設計されており、ま
たトルクアーム106は支柱82の軸に沿う平面負荷の排除を可能とするように
設計されている。シャフト及びトルクアームは、この付加的な曲げモーメントの
成分に抗する大きな断面係数を構成する。
【0044】 シリンダ170は重複であり、その一方の流体シリンダは図2A、図2B、図
2Cを参照して上述したように能動減衰を達成し、或いは流体シリンダ170は
図4及び図4Aを参照して上述したように受動減衰のための構成とすることがで
きる。換言すれば、能動減衰装置と受動減衰装置との双方が同時に与えられてい
る。
【0045】 しかしながら、図9及び図10の構成の重要な利点は共通のトルクチューブ1
00を通じた起動に起因しており、流体シリンダ重複性は、4つのシリンダでは
なく、2つのシリンダを通じて達成できる。
【0046】 代替例6−剛性支柱係船 図11及び図12の構成は、上述の構成からヨーク及び支柱を省くと共に、船
舶20を単独のアーム150を介してタワー10´へ接続することにより単純化
されている。船舶の偏揺れ角は自由であるか、或いは船体トルクアーム162の
垂直シャフト160における捩り弾性要素により拘束される。船体トルクアーム
162は垂直シャフト160を垂直シャフト164へリンクさせる。船体トルク
アーム162は船体トランク166内に取り付けられている。トルクアーム16
2はシャフト164へ接続されており、このシャフト164はトランク166の
側面を通じて突出しており、その側面では背面を充填グランドにより支持された
水摩擦ベアリング168が水平シャフト164を支持している。シャフト164
はトルクアーム172及びその船側ベアリング174を含む。これら船側トルク
アーム172は1つ又は2つの流体シリンダポート及び右舷により起動され、こ
れらは全て能動か、又は全て受動か、或いは能動と受動との組み合わせとするこ
とができる。
【0047】 船舶20の船体とトルクアーム172との間に接続されたシリンダ175は、
重複流体シリンダ175であり、その各側における一方のシリンダは、図3A、
図3B、図3Cを参照して上述したように能動減衰構造体とするか、又は図4及
び図4Aを参照して上述したように受動ばね中心圧力リリーフ減衰デバイスとす
るか、或いはそれらの組み合わせとし得る。シャフト164が充分に強いならば
、一方のシリンダ175をポート側に設け、他方を船舶20の右舷側に設けるこ
とにより、重複性を低減できる。シリンダは受動又は能動の何れか、或いは一方
を受動、他方を能動とすることができる。
【0048】 代替例7−中央トルクアームに直接に作用する流体シリンダによる剛性支柱係 代替例6の図11及び図12の構成と同様に、図13は中央トルクアーム18
0を支持する水平シャフト184を示すが、ここでは流体起動はトルクアーム上
のシリンダ182の直接動作を通じてなされる。シリンダロッド183の角度回
動及び軸方向変位に起因する垂直変位を促進するために、トランク取り付け弾性
ブーツ187が海水漏出を防ぐようにロッド183へ接続されている。水摩擦ベ
アリング187は、トランク166に関するシャフト184の回動を可能とする
ように設けられている。シリンダ182は上述のように能動付勢又は受動減衰を
与える。
【0049】 代替例8−船舶の中心線上のレバーに作用するが、外部取り付けされた流体シ リンダによる剛性支柱係船 上述した小型構成の全ては衝突隔壁の前方の船舶力ピーク空間に組み込むこと
ができる。代替的に、図14の構成は外部取り付けである。この形態は図13の
それと同様であるが、レバー又はトルクアーム188は、外部取り付けチェック
板192により支持された水平シャフト190上に支持されている。少なくとも
1つの、好ましくは2つの流体シリンダ194はトルクアーム188と船舶20
との間に接続されている。後述するように、シリンダは上述のような能動付勢シ
リンダとしてもよく、又は上述したような受動減衰シリンダとしてもよく、或い
はこれらの組み合わせでもよい。レバー回動シャフト軸は必要以上に大きい(即
ち、シャフト190は大径を有する)が、これは支柱150及びシリンダ194
が同方向に働く力の水平成分を有する。それにも拘わらず、流体シリンダは水上
にあり、人の手が届き易いので、保守可能である。
【0050】 代替例9−船舶の中心線上のレバーに作用するが、外部取り付けされた流体シ リンダ(シリンダ反転)による剛性支柱係船 図15の構成は、シリンダ194及びその支柱150への取り付けを反転する
ことにより図13の構成を変形したものであり、この構成によれば水平成分が打
ち消されるが、同一の船舶並進運動を可能とするようにストロークを2倍にした
シリンダを必要とする。
【0051】 代替例10−浅水単独点係船接続解除自在タワー 図16及び図17の構成は、レバーアームの接続及び上述の代替例の同一の要
素の組み合わせを反転して、往復航行タンカーのための接続解除自在な単独点係
船システムを提供する。浮支柱150´´とタワー10´における制御機器の大
部分とを設けることにより、引込み継手200を通じて往復航行タンカー20´
を接続できる係船点が最小の変更で設けられる。図16及び図17のシステムは
復帰力のための振子重量に依存することはなく、ヨークアーム又は支柱150´
´は、船舶からの接続解除の後に浮揚するのに充分に軽量に構成でき、複式重複
減衰シリンダ204は、レバー又はトルクアーム188と支柱150´´との間
に接続されている。トルクアーム188´もタワー10´のターンテーブル44
へ枢動自在に接続されている。
【0052】 代替例11−能動又は受動あるいはそれらの双方の減衰によるバラスト錘を有 するタワー/ヨークシステム 図18はタワー10´´´のターンテーブル44に回転可能に支持されたヨー
クを有するタワー基礎係船システムの側面図である。バラストシリンダ302は
張力部材304の下側に配置されて、張力部材304は懸架フレーム300を介
して船舶20へ間接に接続されている。流体シリンダ310は、図2A(能動付
勢)のそれと同様か、又は図4(受動減衰)のそれと同様か、或いは能動シリン
ダと受動シリンダとの双方であり、各ヨークアーム311とフレーム300との
間に配置されているか、代替的にフレーム部材と、張力部材304の各々の間に
配置されている。流体シリンダ310の代替的配置は2つのシリンダ315を含
んでもよく、これは例えば中央フレーム部材313と側部張力部材304の間に
配置されて、ヨークへの側方向における動作に対する減衰を与える。減衰デバイ
ス(例えば流体シリンダ)の位置は、タワーに関する船舶の動作を減衰できると
ころなら何処にでも配置できる。受動減衰及び能動付勢シリンダの双方を重複性
のために設けてもよい。
【0053】 図18Aは図18の係船システムの能動付勢制御の代替的配置を示す。柔軟張
力部材375はヨークアーム311と動力ウインチとの間で、例えばバラスト部
材302に固定されている。一方向位置能動制御は図18Aに示されている。双
方向制御は、第2ウインチを船舶20上に設け、タワーから船舶を離す傾向にあ
る力を生成するようにスパーの端部に接続された回転ブロックを通過した後にケ
ーブル又はワイアロープをバラスト部材302へ接続することにより起動されて
いる。ウインチ380又はウインチは、図1及び図2Cに示すようなPID制御
器のセンサに応答して、図1の曲線Cにより示されたような変位の関数として船
舶に制御力を生成する。
【0054】 代替例12−能動又は受動或いはその双方の減衰を有する捩りヨークアーム減 衰システム 図19及び20は係船システム500の上面図及び側面図である。ここでは何
れもブロック510により模式的に示されたタワー、桟橋、スパー、SPM E
PSO又は展開されたEPSOの中央シャフト上に回転可能に支持されたターン
テーブル504へ、ヨークアーム502が接続されている。流体トルクアクチュ
エータヨークアーム502の各々と船舶20上に配置された捩りばね要素514
へ枢動自在に接続されている。捩りばね要素514は流体アクチュエータ512
と直列又は並列に働いて、中央シャフト511に関する船舶20の前後動作xを
低減させる。
【0055】 図19及び図20の構成のための流体トルクアクチュエータ512の幾つかの
例が以下に示されている。図21は能動制御用の流体トルクアクチュエータの上
面図を示す。シリンダ513は、内部フィン516により少なくとも1つの内室
へ分割されており、その内室の各々は外側シリンダ513と内側シリンダ513
Aとに交互に接続されて、オイル緊密内室を形成するようにされている。圧力オ
イルを内室へ加えて、船体に接続されたシリンダ513Aと、トルクアームへ接
続されたシリンダ513との間にトルクを生成することにより、 軸518についての角度偏向を検出するPID制御器によりパイロット制御され
た制御バルブ515は、アクチュエータ512Aを船舶20のその静止状態から
の変位xに抗するように起動する。代替的に、PID制御器は変位対抗を達成す
るようにポンプ515を圧力調整できる。
【0056】 同様な構成が図22に示されており、ここでは捩りばね又は振子錘或いはそれ
らの双方のような復帰力デバイスと用いるべき受動制御構成が、シャフト518
回りの流体アクチュエータ512Bの角運動の減衰を与える。この構成において
は、船舶変位がシリンダ513に関するシリンダ513Aの角度回動をもたらし
、上述のようにフィン516により形成された内質の中のオイルがオイル緊密内
室における体積変化をもたらす。体積減少はリリーフバルブA又はA´を通じて
推進されて、一方、体積増加に対するオイルは貯蔵器Tから吸引される。チェッ
クバルブを通る体積減少チャンバからのオイル推進は、圧力抵抗と、角度運動に
抗するトルクとを生成する。
【0057】 捩り減衰要素の一例として、ばね要素512Aが図示されており、これは以下
のとおりである。図23は内側及び外側環状壁519、520及び内部フィン5
22を有する円筒形モジュールを示し、そのフィン522は、壁519と520
との間の環状空間を弾性材料523が充填された区画に隔てる。従ってフィン5
22は壁519又は520に交互に接続されている。内部壁519は船舶20へ
接続されるように構成及び設計されており、外側壁520はアーム又はアクチュ
エータ512へ接続されるように設計及び構成されている。各区画523におけ
る空隙524は、外側壁520が内側壁519に関して回転する傾向を生じるの
に応じて、対応する交互接続フィン522の間で弾性材料を圧縮させることを可
能とする。
【0058】 図24及び図25には、捩りばね又は振子錘或いはそれらの双方のような復帰
力デバイスと用いるべき捩り減衰要素530の他の例が上部断面図で示されてい
る。図24及び図25の捩り減衰要素530は内側円筒壁及び外側円筒壁532
及び534を含み、これらは、図25に示すようなブレーキディスク535を受
け入れるように構成及び設計されている。流体圧力がブレーキ圧力リング536
へ加えられたとき、壁534へ交互に接続されたディスクは互いに摺動接触して
摩擦をもたらし、この摩擦は外側壁534と内側壁532との間の相対運動を制
動する。
【0059】 代替例13−予測位置制御 図26及び図27は図19及び図20のそれと同様な係船装置の上面図及び側
面図である。但し、ここでは流体シリンダ546が船舶20とトルクアーム51
2Aとの間に位置している。センサ547は、船舶の静止位置からのトルクアー
ムの角度の測定のために設けられている。流体シリンダは、PID制御器と、船
舶20の動作の能動付勢又は受動減衰のための回路と設けられている。海状態セ
ンサに応答する予期回路が船舶20における風、波、及び潮流を予想して、シリ
ンダ546を介してこのような力に抗するように能動的に力を加える。
【0060】 代替例14−船舶の横揺れ軸に沿う位置においてタワーに接続されたヨークを 有するタワーヨークシステム 図28は例えば水摩擦ベアリングによりタワー上に回転可能に支持されたター
ンテーブル1005を有するタワー1000による本発明の代替的実施形態を示
す。第1アーム1010は1011にてターンテーブル1005へ枢動自在に接
続されており、その高さ位置は、船舶縦横揺れ軸がタワーの垂直軸と交わるとこ
ろで船舶縦横揺れ軸の平均投影1015上又はその近傍に位置する。第2アーム
1020は第1アーム1010へピボット1021で枢動自在に接続されており
。捩りばね機構は適宜な継手1021において設けることができる。ばね減衰機
構1025(例えば上述の捩りばね機構の1つなど)は船舶ブラケット1030
により支持されて、ピボット1031にて第2アーム1020へ回転自由度2で
回転可能に接続されている。
【0061】 図28の構成は係船アーム1010,1020上の船舶2000の横揺れ成分
を効果的に除去する。といのうは、アーム1010のターンテーブル1005へ
の接続の位置がタワー1000における船舶縦軸1015の平均投影に沿うため
である。図28の構成は、復帰要素としての振子錘の使用を伴わずに、図18の
それと同様な復帰力を生成する。減衰機構1025は偏揺れ力に抗するのに有益
であろう。
【0062】 他の減衰部品 能動及び受動減衰部品を船舶係船システムについて説明したが、かかる部品は
またタワー−アーム/ヨーク−船舶システムにおいて様々な形態において設けら
れる。このような減衰部品も特定のCALMシステムにも有益であろう。このC
ALMシステムは高いモーメントエネルギを有し、上述した構成と同様に、船舶
位置から独立した復帰力を働かせる能動付勢システム又は受動減衰システムから
利益を受ける。
【0063】 他の減衰部品、例えば線形摺動構造上のブレーキシューズ(減衰力のみ)、回
転ディスク又はドラム上のブレーキシューズ(減衰力のみ)、ウインチ又はドラ
ム上のケーブル(復帰力又は減衰力、或いはそれらの双方)、復帰力又は減衰力
、或いはそれらの双方による弾性要素が流体シリンダ部品を構成できる。
【0064】 ボデイ(例えばタワー)と船舶との間の様々な継手構成のための上述の図示は
、本質的に模式的なものである。係岸係船システムの分野の当業者には、必要に
応じて2つ又は3つの軸を様々な枢軸ジョイントに設けてもよいことが理解され
よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の代替的アーム/ヨーク係船システムを示す復帰力対変位グラフ
であり、このシステムは振子軟ヨークシステム、受動剛ばねシステム及び能動シ
ステムを含み、能動システムは船舶をその係船中立点へ向かって復帰させるフィ
ードバック制御システム及び力生成シリンダ又は他の機構を含む。
【図2】 図2A及び図2Bは、船舶をその中立点へ能動的に復帰させるフィードバック
制御システムを含むヨーク係船システムを示す側面図及び上面図である。図2C
は、船舶をその中立点へ能動的に復帰させるPIDフィードバック制御システム
のより詳細なブロック図である。
【図3】 図3A及び図3Bは、タワーと船舶との間のヨークのアーム内に組み込まれた
ばね減衰システムの側面及び上面図である。
【図4】 図4は、ピストンを中立位置へ向かわせるばねと、係船システム振動を最小化
する流体減衰装置とを含む図3A及び図3Bの流体シリンダを示す。図4Aは図
4の減衰シリンダの代替的構造を示す。
【図5】 図5は、図2Aにおけるものと同様な流体シリンダ及び能動システムと図4に
おけるものと同様な重複流体シリンダ及び受動減衰システムとを有する水平シャ
フト軸剛ヨーク係船装置の上面図である。
【図6】 図6は図5の水平シャフト軸剛ヨーク係船装置の側面図である。
【図7】 図7は複式重複流体シリンダを有する垂直軸剛ヨーク係船装置の上面図である
【図8】 図8は複式重複流体シリンダを有する垂直軸剛ヨーク係船装置の側面図である
【図9】 図9はトルクチューブヨーク係船装置の上面図である。
【図10】 図10はトルクチューブヨーク係船装置の側面図である。
【図11】 図11は剛性支柱係船システムの上面図である。
【図12】 図12は剛性支柱係船システムの側面図である。
【図13】 図13は中央トルクアームに直接に作用する流体シリンダを有する剛性支柱係
船システムの上面図である。
【図14】 図14は船舶の中心線上のレバーアームに直接に作用するが、外部に取り付け
られた流体シリンダを有する剛性支柱係船システムの側面図である。
【図15】 図15は船舶の中心線上のレバーアームに直接に作用するが、図14の流体シ
リンダとは反対側から取り付けられている流体シリンダを有する剛性支柱係船シ
ステムの側面図である。
【図16】 図16は浅い水中の設置のために構成及び設計された接続解除可能な係船シス
テムの側面図であって、図14及び15のレバーアームが船舶ではなくタワーへ
取り付けられている図である。
【図17】 図17は図16の接続解除可能な係船システムの上面図である。
【図18】 図18は振子システムのバラスト錘と、能動又は受動若しくはその双方の減衰
とを有するタワー−ヨーク係船システムの側面図である。 図18Aは図18と同様な模式図であるが、能動付勢復帰を与えるための機構と
してウインチ/張引要素を有するシステムの図である。
【図19】 図19は、能動又は受動復帰を与えるための流体トルク起動体を含むトルクア
ームを有するヨーク係船システムの模式図である。
【図20】 図20は、能動又は受動復帰を与えるための流体トルク起動体を含むトルクア
ームを有するヨーク係船システムの模式図である。
【図21】 図21は、図19のシステムと共に使用するのに適する能動流体起動体を示す
図である。
【図22】 図22は、図20のシステムと共に使用するのに適する能動流体起動体を示す
図である。
【図23】 図23は、角運動に対するばね復帰と減衰抵抗との双方を与えるように図19
及び図20のトルク起動体の代わりに用いることができるエラストマー減衰機構
を示す。
【図24】 図24は、角運動に対する減衰抵抗を与えるように図19のトルク起動体に代
わるブレーキパッド減衰装置を示す。
【図25】 図25は、角運動に対する減衰抵抗を与えるように図20のトルク起動体に代
わるブレーキパッド減衰装置を示す。
【図26】 図26は、タワー−ヨーク−船舶係船システムの能動又は受動減衰トーション
アームのための流体シリンダを模式的に示す図である。
【図27】 図27は、タワー−ヨーク−船舶係船システムの能動又は受動減衰トーション
アームのための流体シリンダを模式的に示す図である。
【図28】 図28は、船舶をタワーへ接続するアームを有する構成を模式的に示す図であ
り、ここではターンテーブルが船舶の平均横揺れ軸を通るラインに沿って位置す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ボートマン、エル・テリー アメリカ合衆国、テキサス州 77041、ヒ ューストン、ウィスパリング・サンズ・コ ート 12515 (72)発明者 リウ、ヨンギ アメリカ合衆国、テキサス州 77041、ヒ ューストン、アイランド・ブリーズ 5510

Claims (82)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水体の底部へ固定されたボデイに関係した位置で水体の表面
    に船舶を保持する係船システムであり、この係船システムは少なくとも一つのア
    ームを含み、このアームはその第1の端部において前記ボデイへ接続されており
    、且つ接続手段により前記船舶へ接続された第2の端部を有し、前記船舶は、前
    記水体の環境状態に応答して静止位置に関して所定の大きさの振動の変位を受け
    るシステムにおいて、 前記静止位置からの前記船舶の変位を表す変位信号を発生する手段と、 前記変位信号に応答して、前記船舶を前記静止位置へ向かって移動させる方向
    に前記アームに力を加えることにより、前記船舶の振動の大きさとピーク係船負
    荷を低減させる手段とを備える係船システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の係船システムにおいて、前記ボデイが、タワーの
    基礎となる底部である係船システム。
  3. 【請求項3】 請求項1の係船システムにおいて、前記ボデイが、係船ブイ
    である係船システム。
  4. 【請求項4】 請求項2の係船システムにおいて、前記アームが、沈水位置
    で前記タワーの基礎となる底部に接続されている係船システム。
  5. 【請求項5】 請求項2の係船システムにおいて、前記アームが、海面位置
    の上方で前記タワーの基礎となる底部に接続されている係船システム。
  6. 【請求項6】 請求項1の係船システムにおいて、 前記アームと前記船舶との間に接続されて、前記静止位置に関する前記船舶の
    前記振動の大きさを減衰する受動減衰手段を更に備え、この受動減衰手段は水の
    減衰効果に加えて前記船舶又は前記アームに対抗して作用する係船システム。
  7. 【請求項7】 請求項1の係船システムにおいて、 前記アームと前記ボデイとの間に接続されて、前記静止位置に関する前記船舶
    の前記振動の大きさを減衰する受動減衰手段を更に備え、この受動減衰手段は水
    の減衰効果に加えて前記船舶又は前記アームに対抗して作用する係船システム。
  8. 【請求項8】 請求項1の係船システムにおいて、 前記変位信号に応答して前記アームへ前記力を加える前記手段が、PID制御
    器を含む係船システム。
  9. 【請求項9】 請求項1の係船システムにおいて、 前記接続手段が係止アーム(12)を有し、この係止アームは、上部、中央、
    底部部分を有し、前記中央部分は前記船舶へ枢動自在に接続され、前記底部部分
    は前記アームの第2の端部に枢動自在に接続され、前記接続手段は更に前記係止
    アームの前記上部部分(17)及び前記船舶へ枢動自在に接続された起動デバイ
    ス(28)を有し、この起動デバイスは前記係止アーム(12)の上部部分(1
    7)を張引又は押すように前記船舶の移動の方向とは反対方向に自動的に付勢す
    る係船システム。
  10. 【請求項10】 請求項9の係船システムにおいて、前記起動デバイスが、 前記係止アーム(12)の前記上部部分(17)に配置され、前記係止アーム
    (12)の角度位置を表す角度信号を生成する角度位置検知デバイス(22)と
    、 前記係止アーム(12)の前記上部部分(17)と前記船舶(20)との間に
    接続された流体シリンダ(30)及びピストンアーム(32)と、 前記角度信号と、前記係止アームの静止位置を表す信号とに応答して、前記シ
    リンダ(30)の対向端部の一方へ加圧圧力流体を加えて、前記係止アームが静
    止位置へ向かって付勢される方向へ前記アーム(32)を付勢することにより、
    前記船舶の移動の方向に抗するPID制御器(24)とを含む係船システム。
  11. 【請求項11】 請求項6の係船システムにおいて、 前記受動減衰手段が、前記アーム(14)の第2端部と前記船舶との間に接続
    された減衰シリンダ(47)を含む係船システム。
  12. 【請求項12】 請求項11の係船システムにおいて、 前記流体シリンダ(47)と前記船舶との間に接続された浮支柱(48)を更
    に備える係船システム。
  13. 【請求項13】 請求項12の係船システムにおいて、 前記減衰シリンダ(47)が、環境力に起因する船舶運動及び係船負荷を減少
    させるように直接ばね復帰力及び減衰力を与える減衰機構及びばねを含む係船シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 請求項12の係船システムにおいて、 前記ボデイが、タワーの基礎となる底部であり、このタワーの基礎となる底部
    はその上に配置された沈水ターンテーブル(44)を有すると共に、 前記アーム(14)の第1端部が、前記ターンテーブルへ枢動自在に接続され
    ている係船システム。
  15. 【請求項15】 請求項14の係船システムにおいて、 前記タワーが、海面上に延伸する上部部分を含み、更に前記タワーの前記海面
    上上部分に取り付けられた製品スイベル(60)と、船体上構造体又は前記アー
    ムによる支持を伴わずに、前記スイベル(60)から前記船舶(20)へ直接に
    亘された炭化水素流体導管(62)とを含む係船システム。
  16. 【請求項16】 請求項1の係船システムにおいて、 前記接続手段が、前記船舶(20)上に回転可能に支持されたシャフト(72
    )と、このシャフト(72)及び前記アーム(82)の第2端部に固定された第
    1トルクアーム(78)とを含むと共に、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記船舶(20)と、前記シャフト(7
    2)へ固定された第2トルクアーム(78)との間に接続された流体シリンダを
    含む係船システム。
  17. 【請求項17】 請求項16の係船システムにおいて、 前記船舶(20)と前記トルクアーム(78)との間に接続された受動減衰手
    段を更に備える係船システム。
  18. 【請求項18】 請求項16の係船システムにおいて、 前記シャフト(72)が、概ね水平に配置されている係船システム。
  19. 【請求項19】 請求項16の係船システムにおいて、 前記シャフト(72)が、概ね垂直に配置されている係船システム。
  20. 【請求項20】 請求項1の係船システムにおいて、 2つのアームが前記ボデイと前記船舶との間に接続され、それら2つのアーム
    の各々は、前記ボデイへ接続された第1端部を有し、また前記2つのアームの各
    々は、前記船舶の反対側へ接続手段により接続された第2端部を有し、 前記接続手段の各々が、前記船舶上に回転可能に支持されたシャフト(72)
    と、前記シャフト(72)及び第1又は第2アーム(82)の各々の第2端部へ
    固定されたトルクアーム(78)とを有し、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記船舶(20)と前記各々のシャフト
    トルクアーム(78)との間に接続された第1及び第2流体シリンダを含む係船
    システム。
  21. 【請求項21】 請求項20の係船システムにおいて、 前記船舶(20)と前記各々のトルクアーム(78)との間に接続された第1
    及び第2受動減衰手段を含む係船システム。
  22. 【請求項22】 請求項1の係船システムにおいて、 2つのアームが前記ボデイと前記船舶との間に接続され、それら2つのアーム
    の各々は、前記ボデイへ接続された第1端部を有し、また前記2つのアームの各
    々は、前記船舶の反対側へ接続手段により接続された第2端部を有し、 前記船舶がそれに回転可能に支持された単独の水平シャフト(100)を有し
    、 前記接続手段の各々が、前記シャフト及び第1又は第2アーム(82)の各々
    の第2端部へ固定されたトルクアーム(102)とを有し、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記船舶(20)と前記各々のシャフト
    トルクアーム(102)との間に接続された第1及び第2流体シリンダを含む係
    船システム。
  23. 【請求項23】 請求項1の係船システムにおいて、 2つのアームが前記ボデイと前記船舶との間に接続され、それら2つのアーム
    の各々は、前記ボデイへ接続された第1端部を有し、また前記2つのアームの各
    々は、前記船舶の反対側へ接続手段により接続された第2端部を有し、 前記船舶がこれに回転可能に支持された単独の水平シャフト(100)を有し
    、 前記接続手段の各々が、前記シャフト及び第1又は第2アーム(82)の各々
    の第2端部へ固定されたトルクアーム(102)とを有し、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記船舶(20)と前記各々のシャフト
    トルクアーム(102)との間に接続された第1流体シリンダを含み、更に前記
    係船システムは、 前記船舶(20)と第2トルクアーム(102)との間に接続された受動減衰
    手段を備える係船システム。
  24. 【請求項24】 請求項1の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアームが、前記ボデイと前記船舶との間に接続された単
    独のアームであり、前記船舶がこれに回転可能に支持された水平シャフト(16
    4)を有し、前記単独のアームの第2端部が前記シャフト(164)へ船体トル
    クアームにより接続され、 第1及び第2トルクアーム(172)が前記水平シャフト上に取り付けられ、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記船舶(20)と前記各々のシャフト
    トルクアーム(102)との間に接続された第1流体シリンダを含み、更に前記
    係船システムは、 前記船舶(20)と第2トルクアーム(172)との間に接続された受動減衰
    手段を備える係船システム。
  25. 【請求項25】 請求項1の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアーム(150)が、前記ボデイと前記船舶との間に接
    続された単独のアームであり、前記船舶がこれに回転可能に支持された水平シャ
    フト(164)を有し、 前記接続手段が、前記水平シャフト(184)へ固定されたトルクアーム(1
    80)を含み、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記アーム(150)の第2端部と前記
    トルクアーム(180)との間に接続された流体シリンダ(182)を含む係船
    システム。
  26. 【請求項26】 請求項25の係船システムにおいて、 前記アーム(150)の第2端部と前記トルクアーム(180)との間に接続
    された受動減衰手段を更に備える係船システム。
  27. 【請求項27】 請求項25の係船システムにおいて、前記水平シャフトが
    、前記船舶の内室部分を通じて延伸する係船システム。
  28. 【請求項28】 請求項1の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアーム(150)が、前記ボデイと前記船舶との間に接
    続され、前記船舶がこれに回転可能に支持された外側取り付け水平シャフト(1
    64)を有し、 前記接続手段が、前記水平シャフト(190)へ固定されたトルクアーム(1
    88)を有し、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記船舶(20)と前記トルクアーム(
    188)との間に接続された第1流体シリンダを含む係船システム。
  29. 【請求項29】 請求項28の係船システムにおいて、 前記トルクアーム(188)と前記船舶(20)との間に接続された受動減衰
    手段を更に備える係船システム。
  30. 【請求項30】 請求項1の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアーム(150´)が、前記ボデイと前記船舶との間に
    接続され、前記船舶がこれに回転可能に支持された外側取り付け水平シャフト(
    164)を有し、 前記接続手段が、トルクアーム(188)を有し、このトルクアームは、下部
    、中央、上部部分を有し、前記中央部分は前記水平シャフト(190)へ固定さ
    れ、前記下部部分が前記アーム(150´)の第2端部へ固定され、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記トルクアーム(188)の前記上部
    部分と前記アーム(150´)の間に接続された第1流体シリンダを含む係船シ
    ステム。
  31. 【請求項31】 請求項30の係船システムにおいて、 前記トルクアーム(188)の前記上部分と前記アーム(150´)との間に
    接続された受動減衰手段を更に備える係船システム。
  32. 【請求項32】 請求項1の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアーム(150´´)が、前記ボデイと前記船舶(20
    ´)との間に接続され、前記アーム(150´´)は浮揚性であり、且つ引き込
    み継手により前記船舶へ接続されており、 前記ボデイが、ターンテーブル(44)を含み、このターンテーブルはこの上
    に回転可能に支持された水平シャフトを有し、 前記接続手段が、トルクアーム(188´)を有し、このトルクアームは、下
    部、中央、上部部分を有し、前記下部部分は前記水平シャフト上に回転可能に支
    持され、前記中央部分が、前記アーム(150´´)の第1端部を回転可能に支
    持し、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記トルクアーム(188´)の前記上
    部部分と前記アーム(150´´)の間に接続された第1流体シリンダを含む係
    船システム。
  33. 【請求項33】 請求項32の係船システムにおいて、 前記トルクアーム(188´)の前記上部分と前記アーム(150´´)との
    間に接続された受動減衰手段を更に備える係船システム。
  34. 【請求項34】 請求項1の係船システムにおいて、 前記接続手段が、前記船舶上に取り付けられた捩りばね要素(514)を含み
    、 能動トルクアクチュエータ(512)構成が前記捩りばね要素(514)へ接
    続され、且つ前記アームの第2端部へ枢動自在に接続されている係船システム。
  35. 【請求項35】 請求項34の係船システムにおいて、 前記トルクアクチュエータ(512)が、能動制御流体トルクアクチュエータ
    手段である係船システム。
  36. 【請求項36】 水体内に船舶を係船させる係船装置であって、 前記水体の底へ実質的に固定された係船ボデイと、 一端で前記係船ボデイへ回転自在に接続され、且つ第2端部で接続構成により
    前記船舶へ接続されたアームと、 前記静止位置からの前記船舶の変位を表す信号を発生する手段と、 前記信号に応答して、前記船舶を前記静止位置へ復帰させるように方向に前記
    アームに力を加える手段とを備える係船装置。
  37. 【請求項37】 請求項36の装置において、 前記アームへ加えられる前記力が、実質的に一定である装置。
  38. 【請求項38】 水体の底部へ固定されたボデイに関係した位置で水体の表
    面に船舶を保持する係船システムであり、この係船システムは少なくとも1つの
    アームを含み、このアームはその第1の端部において前記ボデイへ接続されてお
    り、前記アームは、前記船舶へ固定されたフレームに接続された第2端部を有し
    、前記アームは前記フレームへ接続された振子錘を有し、前記船舶は前記水体の
    環境状態に応答して中立位置に関して前記ボデイに対して接近及び離間移動し、
    前記振子錘は、前記船舶が前記中立位置から移動する増大距離の関数として、前
    記船舶を前記中立位置へ移動させる方向へ、前記アームに増大する力を与え、前
    記係船システムは、 前記フレームと前記アームとの間に接続されて、水の減衰効果に加えて前記船
    舶又は前記アームに対向して作用する減衰要素(310)を備える係船システム
  39. 【請求項39】 水体の底部へ固定されたボデイに関係した位置で水体の表
    面に船舶を保持する係船システムであり、この係船システムは少なくとも1つの
    アームを含み、このアームはその第1の端部において前記ボデイへ接続されてお
    り、前記アームは、接続手段により前記船舶へ固定された第2端部を有し、前記
    船舶は、前記水体の環境状態に応答して静止位置に関して所定の大きさの振動の
    変位を受けるシステムにおいて、 前記静止位置についての前記船舶の前記振動を減衰する受動減衰手段であり、
    水の減衰効果に加えて前記船舶又は前記アームに対向して作用することにより、
    前記船舶の前記振動の大きさを低減する受動減衰手段を備える係船システム。
  40. 【請求項40】 請求項39の係船システムにおいて、 前記受動減衰手段が、前記アームと前記船舶との間に接続されている係船シス
    テム。
  41. 【請求項41】 請求項39の係船システムにおいて、 前記受動減衰手段が、前記アームと前記ボデイとの間に接続されている係船シ
    ステム。
  42. 【請求項42】 請求項39の係船システムにおいて、前記ボデイが、タワ
    ーの基礎となる底部である係船システム。
  43. 【請求項43】 請求項39の係船システムにおいて、前記ボデイが、係船
    ブイである係船システム。
  44. 【請求項44】 請求項42の係船システムにおいて、前記アームが、沈水
    位置で前記タワーの基礎となる底部に接続されている係船システム。
  45. 【請求項45】 請求項42の係船システムにおいて、前記アームが、海面
    位置の上方で前記タワーの基礎となる底部に接続されている係船システム。
  46. 【請求項46】 請求項39の係船システムにおいて、 前記静止位置からの前記船舶の変位を表す変位信号を発生する手段と、 前記変位信号に応答して、前記船舶を前記静止位置へ向かって移動させる方向
    へ前記アームに実質的に一定の力を与えることにより、前記船舶の前記振動の大
    きさを低減させる手段とを更に備える係船システム。
  47. 【請求項47】 請求項46の係船システムにおいて、前記変位信号に応答
    して前記アームへ一定の力を加える前記手段が、PID制御器を含む係船システ
    ム。
  48. 【請求項48】 請求項39の係船システムにおいて、 前記接続手段が係止アーム(12)を有し、この係止アームは、上部、中央、
    下部部分を有し、前記中央部分は前記船舶へ枢動自在に接続され、前記下部部分
    は前記アームの第2の端部に枢動自在に接続され、前記受動減衰デバイスが、前
    記係止アームの前記上部部分及び前記船舶へ枢動自在に接続された流体シリンダ
    である係船システム。
  49. 【請求項49】 請求項48の係船システムにおいて、 前記係止アーム(12)の前記上部部分(17)及び前記船舶へ枢動自在に接
    続された起動デバイス(28)を更に備え、この起動デバイスは、前記係止アー
    ム(12)の上部部分(17)を前記船舶の移動の方向とは反対方向に自動的に
    付勢するように配置及び設計されている係船システム。
  50. 【請求項50】 請求項49の係船システムにおいて、 前記係止アーム(12)の前記上部部分(17)に分散され、前記係止アーム
    (12)の角度位置を表す角度信号を生成する角度位置検知デバイス(22)と
    、 前記係止アーム(12)の前記上部部分(17)と前記船舶(20)との間
    に接続された流体シリンダ(30)及びピストンアーム(32)と、 前記角度信号と、前記係止アームの静止位置を表す信号とに応答して、前記シ
    リンダ(30)の対向端部の一方へ加圧圧力流体を加えて、前記係止アームが静
    止位置へ向かって付勢される方向へ前記アーム(32)を付勢することにより、
    前記船舶の移動の方向に抗するPID制御器(24)とを含む係船システム。
  51. 【請求項51】 請求項39の係船システムにおいて、 前記受動減衰手段が、前記アーム(14)の第2端部と前記船舶との間に接続
    された減衰シリンダ(47)を含む係船システム。
  52. 【請求項52】 請求項51の係船システムにおいて、 前記流体シリンダ(47)と前記船舶との間に接続された浮支柱(48)を更
    に備える係船システム。
  53. 【請求項53】 請求項51の係船システムにおいて、 前記減衰シリンダ(47)が、環境力に起因する船舶運動及び係船負荷を減少
    させるように直接ばね復帰力及び減衰力を与える減衰機構及びばねを含む係船シ
    ステム。
  54. 【請求項54】 請求項52の係船システムにおいて、 前記ボデイが、タワーの基礎となる底部であり、このタワーの基礎となる底部
    はその上に配置された沈水ターンテーブル(14)を有すると共に、 前記アーム(14)の第1端部が、前記ターンテーブルへ枢動自在に接続され
    ている係船システム。
  55. 【請求項55】 請求項54の係船システムにおいて、 前記タワーが、海面上に延伸する上部部分を含み、更に前記タワーの前記海面
    上上部分に取り付けられた製品スイベル(60)と、船体上構造体又は前記アー
    ムによる支持を伴わずに、前記スイベル(60)から前記船舶(20)へ直接に
    亘された炭化水素流体導管(62)とを含む係船システム。
  56. 【請求項56】 請求項39の係船システムにおいて、 前記接続手段が、前記船舶(20)上に回転可能に支持されたシャフト(72
    )と、このシャフト(72)に固定された第1及び第2トルクアーム(78,7
    5)とを含むと共に、 前記アーム(82)の第2端部が第1トルクアーム(75)へ固定されて、前
    記受動減衰手段が前記船舶(20)と第2トルクアーム(78)との間に接続さ
    れている係船システム。
  57. 【請求項57】 請求項56の係船システムにおいて、 前記静止位置からの前記船舶の変位を表す変位信号を生成する手段と、 前記船舶(20)と前記トルクアーム(78)との間に接続され、前記船舶を
    前記静止位置へ向かって移動させる方向に前記アームに力を加えることにより、
    前記船舶の前記振動の大きさを低減するように前記変位信号に応答する手段とを
    備える係船システム。
  58. 【請求項58】 請求項56の係船システムにおいて、前記シャフトが、概
    ね水平に配置されている係船システム。
  59. 【請求項59】 請求項56の係船システムにおいて、前記シャフトが、概
    ね垂直に配置されている係船システム。
  60. 【請求項60】 請求項39の係船システムにおいて、 2つのアームが前記ボデイと前記船舶との間に接続され、それら2つのアーム
    の各々は、前記ボデイへ接続された第1端部を有し、また前記2つのアームの各
    々は、前記船舶の反対側へ接続手段により接続された第2端部を有し、 前記接続手段の各々が、前記船舶上に回転可能に支持されたシャフト(72)
    と、前記シャフト(72)及び第1又は第2アーム(82)の各々の第2端部へ
    固定されたトルクアーム(78)とを有し、 前記受動減衰手段が、前記船舶と前記各々のシャフトトルクアームとの間に接
    続された第1及び第2流体シリンダを含む係船システム。
  61. 【請求項61】 請求項61の係船システムにおいて、 前記静止位置からの前記船舶の変位を表す変位信号を生成する手段と、 前記船舶と前記各々のトルクアームとの間に接続され、前記船舶を前記静止位
    置へ向かって移動させる方向に前記アームに力を加えることにより、前記船舶の
    前記振動の大きさを低減するように前記変位信号に応答する手段とを備える係船
    システム。
  62. 【請求項62】 請求項39の係船システムにおいて、 2つのアームが前記ボデイと前記船舶との間に接続され、それら2つのアーム
    の各々は、前記ボデイへ接続された第1端部を有し、また前記2つのアームの各
    々は、前記船舶の反対側へ接続手段により接続された第2端部を有し、 前記船舶がそれに回転可能に支持された単独の水平シャフト(100)を有し
    、 前記接続手段の各々が、前記シャフト及び第1又は第2アーム(82)の各々
    の第2端部へ固定されたトルクアーム(102)とを有する係船システム。
  63. 【請求項63】 請求項39の係船システムにおいて、 2つのアームが前記ボデイと前記船舶との間に接続され、それら2つのアーム
    の各々は、前記ボデイへ接続された第1端部を有し、また前記2つのアームの各
    々は、前記船舶の反対側へ接続手段により接続された第2端部を有し、 前記船舶がこれに回転可能に支持された単独の水平シャフト(100)を有し
    、 前記接続手段が、前記シャフト及び第1又は第2アーム(82)の各々の第2
    端部へ固定されたトルクアーム(102)とを有し、 前記受動減衰手段が、前記船舶(20)と第1トルクアーム(102)との間
    に接続された第1流体シリンダを含み、更に前記係船システムは、 能動システム手段を更に備え、この能動システム手段は、前記船舶(20)と
    第2トルクアーム(102)との間に接続された流体シリンダを含み、前記船舶
    を前記静止位置へ復帰させるように力を加える係船システム。
  64. 【請求項64】 請求項39の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアームが、前記ボデイと前記船舶との間に接続された単
    独のアーム(150)であり、前記船舶がこれに回転可能に支持された水平シャ
    フト(164)を有し、前記単独のアーム(15)の第2端部が前記シャフト(
    164)へ船体トルクアーム(162)により接続され、 第1及び第2トルクアーム(172)が前記水平シャフト上に取り付けられ、 前記接続手段が、前記シャフト及び第1又は第2アーム(82)の各々の第2
    端部へ固定されたトルクアーム(102)とを有し、 前記受動減衰手段が、前記船舶(20)と第1トルクアーム(102)との間
    に接続された第1流体シリンダを含み、更に前記係船システムは、 前記船舶(20)と第2トルクアーム(172)との間に接続され、第2流体
    シリンダを含む能動付勢手段を備える係船システム。
  65. 【請求項65】 請求項39の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアーム(150)が、前記ボデイと前記船舶との間に接
    続された単独のアームであり、前記船舶がこれに回転可能に支持された水平シャ
    フト(184)を有し、 前記接続手段が、前記水平シャフト(184)へ固定されたトルクアーム(1
    80)を含み、 前記受動減衰手段が、前記アーム(150)の第2端部と前記トルクアーム(
    180)との間に接続された流体シリンダ(182)を含む係船システム。
  66. 【請求項66】 請求項65の係船システムにおいて、 前記アーム(150)の第2端部と前記トルクアーム(180)との間に接続
    された能動付勢システムを更に備える係船システム。
  67. 【請求項67】 請求項39の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアーム(150)が、前記ボデイと前記船舶との間に接
    続され、前記船舶がこれに回転可能に支持された外側取り付け水平シャフト(1
    90)を有し、 前記接続手段が、前記水平シャフト(190)へ固定されたトルクアーム(1
    88)を有し、 前記受動減衰手段が、前記船舶(20)と前記トルクアーム(188)との間
    に接続された第1流体シリンダを含む係船システム。
  68. 【請求項68】 請求項67の係船システムにおいて、 前記トルクアーム(188)と前記船舶(20)との間に接続された能動付勢
    手段を更に備える係船システム。
  69. 【請求項69】 請求項39の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアーム(150´)が、前記ボデイと前記船舶との間に
    接続され、前記船舶がこれに回転可能に支持された外側取り付け水平シャフト(
    190)を有し、 前記接続手段が、トルクアーム(188)を有し、このトルクアームは、下部
    、中央、上部部分を有し、前記中央部分は前記水平シャフト(190)へ固定さ
    れ、前記下部部分が前記アーム(150´)の第2端部へ固定され、 前記受動減衰手段が、前記トルクアーム(188)の前記上部部分と前記アー
    ム(150´)との間に接続されている係船システム。
  70. 【請求項70】 請求項69の係船システムにおいて、 前記トルクアーム(188)の前記上部分と前記アーム(150´)との間に
    接続された能動付勢手段を更に備える係船システム。
  71. 【請求項71】 請求項39の係船システムにおいて、 前記少なくとも1つのアーム(150´´)が、前記ボデイと前記船舶(20
    ´)との間に接続され、前記アーム(150´´)は浮揚性であり、且つ引き込
    み継手により前記船舶へ接続されており、 前記ボデイが、ターンテーブル(44)を含み、このターンテーブルはこの上
    に回転可能に支持された水平シャフトを有し、 前記接続手段が、トルクアーム(188´)を有し、このトルクアームは、下
    部、中央、上部部分を有し、前記下部部分は前記水平シャフト上に回転可能に支
    持され、前記トルクアーム(188´)の前記中央部分が、前記アーム(150
    ´´)の第1端部を回転可能に支持し、 前記受動減衰手段が、前記トルクアーム(188´)の前記上部部分と前記ア
    ーム(150´´)の間に接続されている係船システム。
  72. 【請求項72】 請求項70の係船システムにおいて、前記トルクアーム(
    188´)の前記上部分と前記アーム(100´´)との間に接続された能動付
    勢システムを更に備える係船システム。
  73. 【請求項73】 請求項39の係船システムにおいて、 前記接続手段が、前記船舶上に取り付けられた捩りばね要素(514)を含み
    、 能動トルクアクチュエータ(512)構成が前記捩りばね要素(514)へ接
    続され、且つ前記アームの第2端部へ枢動自在に接続されている係船システム。
  74. 【請求項74】 請求項73の係船システムにおいて、 前記トルクアクチュエータが、能動制御流体トルクアクチュエータ手段である
    係船システム。
  75. 【請求項75】 請求項73の係船システムにおいて、 前記トルクアクチュエータが、受動弾性トルクアクチュエータ手段である係船
    システム。
  76. 【請求項76】 請求項72の係船システムにおいて、前記トルクアクチュ
    エータが、受動ディスクブレーキトルクアクチュエータ手段である係船システム
  77. 【請求項77】 水体の底部へ固定されたボデイ(10´´´)に関係した
    位置で水体の表面にて船舶を保持する係船システムであり、この係船システムは
    少なくとも1つのアーム(311)を含み、このアームはその第1の端部におい
    て前記ボデイ(10´´´)へ接続されており、前記アーム(311)は、前記
    船舶へ固定されたフレーム(300)に接続された第2端部を有し、前記アーム
    は、張引部材(304)により前記フレーム(300)へ接続された振子錘(3
    02)を有し、前記船舶は前記水体の環境状態に応答して中立位置に関して振動
    変位し、前記振子錘(302)は、前記船舶が前記中立位置から移動する増大距
    離の関数として、前記船舶を前記中立位置へ移動させる方向へ、前記アーム(3
    11)に増大する力を与え、前記係船システムは、 前記フレーム(300)と前記アーム(311)との間に接続された減衰要素
    (310,315)を備える係船システム。
  78. 【請求項78】 水体の底部へ固定されたボデイ(10´´´)に関係した
    位置で水体の表面にて船舶を保持する係船システムであり、この係船システムは
    少なくとも1つのアーム(311)を含み、このアームはその第1の端部におい
    て前記ボデイ(10´´´)へ接続されており、前記アーム(311)は、前記
    船舶へ固定されたフレーム(300)に接続された第2端部を有し、前記アーム
    は、張引部材(304)により前記フレーム(300)へ接続された振子錘(3
    02)を有し、前記船舶は前記水体の環境状態に応答して中立位置に関して振動
    変位し、前記振子錘(302)は、前記船舶が前記中立位置から移動する増大距
    離の関数として、前記船舶を前記中立位置へ移動させる方向へ、前記アーム(3
    11)に増大する力を与え、前記係船システムは、 前記静止位置からの前記船舶の変位を表す変位信号を発生する手段と、 前記変位信号に応答して、前記船舶を前記静止位置へ向かって移動させる方向
    に前記アームに力を加える手段とを備える係船システム。
  79. 【請求項79】 請求項78の係船システムにおいて、 前記変位信号に応答する前記手段が、前記船舶上に配置された第1のモータ駆
    動ウインチ(380)と、前記アーム(311)の第2端部と前記船舶上の第2
    モータ駆動ウインチとの間に接続された柔軟張力部材とを含み、前記船舶は、第
    2ウインチと前記船舶との間に接続された回転ブロックを介して第2の柔軟張力
    部材により前記アーム(311)の第2端部へ接続されている係船システム。
  80. 【請求項80】 水体の底部へ固定されたボデイに関係した位置で水体の表
    面にて船舶を保持する係船システムであり、この係船システムは少なくとも1つ
    のアームを含み、このアームはその第1の端部において前記ボデイへ接続されて
    おり、前記アームは、前記船舶に接続手段により接続された第2端部を有し、前
    記船舶は前記水体の環境状態に応答して中立位置に関して振動変位し、前記係船
    システムは、 前記アームの第1端部を前記ボデイの垂直姿勢にて前記ボデイへ接続する継手
    であり、前記垂直姿勢は前記ボデイ上の前記船舶の平均横揺れ軸の投影に交差す
    るところにある係船システム。
  81. 【請求項81】 請求項80の係船システムにおいて、 前記ボデイがタワーであり、前記ボデイの第1端部における前記継手が前記タ
    ワー上のターンテーブルの枢軸継手である係船システム。
  82. 【請求項82】 請求項81の係船システムにおいて、 前記アームの第2端部を接続する前記接続手段が、減衰機構を含む係船システ
    ム。
JP2001551737A 2000-01-07 2001-01-05 能動力反動システム及び受動減衰を有する係船システム Pending JP2003520725A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17515000P 2000-01-07 2000-01-07
US60/175,150 2000-01-07
PCT/US2001/000278 WO2001051345A1 (en) 2000-01-07 2001-01-05 Mooring systems with active force reacting systems and passive damping

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003520725A true JP2003520725A (ja) 2003-07-08

Family

ID=22639125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001551737A Pending JP2003520725A (ja) 2000-01-07 2001-01-05 能動力反動システム及び受動減衰を有する係船システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6439147B2 (ja)
JP (1) JP2003520725A (ja)
AU (1) AU2761801A (ja)
WO (1) WO2001051345A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096774A (ja) * 2010-10-04 2012-05-24 Honda Motor Co Ltd 減揺機能を備えたトリマラン船

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4768190B2 (ja) * 2000-02-26 2011-09-07 カボテック エムエスエル ホールディングス リミティド 係留装置
ES2295136T3 (es) * 2000-02-26 2008-04-16 Cavotec Msl Holdings Limited Dispositivo de amarre.
CA2403000C (en) 2000-03-14 2015-06-23 Es Cell International Pte Ltd Embryonic stem cells and neural progenitor cells derived therefrom
WO2002090176A1 (en) 2001-04-17 2002-11-14 Mooring Systems Limited Mooring robot
WO2003013948A2 (en) 2001-08-03 2003-02-20 Fmc Technologies, Inc. Offloading arrangements for spread moored fpsos
JP3676321B2 (ja) * 2002-06-18 2005-07-27 本田技研工業株式会社 小型滑走艇の推力測定装置
NZ520450A (en) * 2002-07-30 2004-12-24 Mooring Systems Ltd Method of controlling a mooring system
US20040105725A1 (en) * 2002-08-05 2004-06-03 Leverette Steven J. Ultra-deepwater tendon systems
AU2003220812A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-17 Merlo Group Limited Boat mooring system.
US7610934B2 (en) 2003-05-05 2009-11-03 Single Buoy Moorings Inc. Hydrocarbon transfer system with a damped transfer arm
GB0323698D0 (en) 2003-10-09 2003-11-12 Saipem Uk Ltd Apparatus and method for reducing motion of a floating vessel
WO2005097590A1 (en) * 2004-04-08 2005-10-20 Mooring Systems Limited A mooring device for holding a floating vessel adjacent a mooring facility
EP1809940A1 (en) * 2004-11-08 2007-07-25 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Liquefied natural gas floating storage regasification unit
GB2420319B (en) * 2004-11-22 2007-04-04 Bluewater Engergy Services Bv Apparatus for the offshore transfer of fluid
GB2424404B (en) * 2005-03-21 2007-02-28 Bluewater Energy Services Bv Mooring apparatus with moveable ballast weight
AT502385B1 (de) * 2005-09-19 2007-03-15 Intellectual Capital And Asset Verfahren und einrichtung zum vermindern des schwojens von schiffen
US8408153B2 (en) * 2007-09-26 2013-04-02 Cavotec Moormaster Limited Automated mooring method and mooring system
WO2009041834A1 (en) * 2007-09-26 2009-04-02 Cavotec Msl Holdings Limited Mooring system and control
EP2070812A1 (en) * 2007-12-10 2009-06-17 Bluewater Energy Services B.V. Mooring assembly
KR100981224B1 (ko) 2008-03-09 2010-09-10 정홍범 선박 외부에서 능동적으로 선박을 변침시키는 외력수단 조정 시스템
GB2467345A (en) * 2009-01-30 2010-08-04 Univ Exeter Mooring limb
NL2002680C2 (en) 2009-03-27 2010-09-28 Konink Roeiers Vereeniging Eendracht A hydraulic mooring cable holding device.
WO2011059918A1 (en) * 2009-11-12 2011-05-19 Shell Oil Company Tender assisted drilling spar
WO2011075441A1 (en) * 2009-12-14 2011-06-23 Sofec, Inc. Adjustable and disconnectable submerged-yoke mooring system
EP2688795B1 (en) * 2011-03-22 2018-06-27 Technology From Ideas Limited A mooring component having a smooth stress-strain response to high loads
ITMO20110216A1 (it) * 2011-08-19 2013-02-20 Simone Cheli Apparato di approdo per imbarcazioni
US8714098B2 (en) 2011-12-22 2014-05-06 John Thomas WEBB Shock absorbing docking spacer with fluid compression buffering
CN102785761B (zh) * 2012-08-02 2015-05-13 江苏科技大学 自调节型单点系泊系统
CN102806981B (zh) * 2012-08-21 2015-05-13 江苏科技大学 一种节能型浮式海洋平台运动控制装置
ITMO20120250A1 (it) * 2012-10-17 2014-04-18 Zad Marine Di Cheli Simone Apparato di approdo per imbarcazioni
CN103144745B (zh) * 2013-03-25 2015-07-15 浙江海洋学院 海洋平台柔性对接装置
EP3079980B1 (en) * 2013-12-11 2019-02-06 Nauti-Craft Pty Ltd Docking control for vessels
EP3122620A4 (en) * 2014-03-25 2017-04-05 Trelleborg Marine Systems Melbourne Pty Ltd Automated mooring device
BE1021821B1 (nl) * 2014-04-01 2016-01-20 Jan De Nul, Naamloze Vennootschap Vaartuig met een ankerpaal en werkwijze voor het beperken van krachten die door een romp van een vaartuig op een ankerpaal worden uitgeoefend
US10207905B2 (en) 2015-02-05 2019-02-19 Schlumberger Technology Corporation Control system for winch and capstan
CN105947116A (zh) * 2016-06-14 2016-09-21 天津市海王星海上工程技术股份有限公司 单点系泊外输终端
NL2018030B1 (en) * 2016-12-21 2018-06-28 European Intelligence B V Mooring system
KR101859592B1 (ko) * 2017-05-31 2018-05-18 한국해양과학기술원 탄성 자바라 구조를 이용한 선박용 계류장치
CN107420362A (zh) * 2017-09-05 2017-12-01 中国船舶重工集团公司第七〇九研究所 一种液压补偿浮筏限位系统
FR3080086B1 (fr) * 2018-04-12 2020-04-24 Technip France Installation d'exploitation de fluide dans une etendue d'eau, methode de montage et procede d'exploitation associes
NO345396B1 (en) 2018-07-10 2021-01-18 Apl Tech As A system for quick release of mooring and loading and unloading lines between a loading and unloading station at sea and a vessel
NO346077B1 (en) * 2018-09-05 2022-02-07 Apl Norway As An energy absorption arrangement for reducing peak mooring loads
WO2020206249A1 (en) * 2019-04-05 2020-10-08 Sofec, Inc. Disconnectable tower yoke mooring system and methods for using same
EP3947136A4 (en) * 2019-04-05 2023-01-04 SOFEC, Inc. ANCHORING SYSTEM WITH REMOVABLE TOWER YOKE AND METHOD OF ITS USE
WO2021034828A1 (en) 2019-08-19 2021-02-25 Sofec, Inc. Mooring systems and processes for using same
KR20220092946A (ko) 2019-11-08 2022-07-04 소펙, 인크. 무어링 지지 구조, 선박 무어링 시스템 및 이를 사용하는 공정
KR20220092976A (ko) 2019-11-08 2022-07-04 소펙, 인크. 서지 감쇠 시스템 및 이를 사용하는 공정
US11459067B2 (en) 2019-12-05 2022-10-04 Sofec, Inc. Systems and processes for recovering a condensate from a conduit
US10899602B1 (en) 2019-12-05 2021-01-26 Sofec, Inc. Submarine hose configuration for transferring a gas from a buoy
US10794539B1 (en) 2019-12-05 2020-10-06 Sofec, Inc. Systems and processes for recovering a vapor from a vessel
IT202100021290A1 (it) * 2021-08-05 2023-02-05 Atlantide Soc A Responsabilita Limitata Dispositivo di attracco per imbarcazioni

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3008158A (en) 1954-08-25 1961-11-14 Dorothy B Stinson Universal mooring and ramp
GB1424665A (en) * 1972-02-04 1976-02-11 Secretary Trade Ind Brit System for controlling the position of a moored floating vessel
DE2262240C3 (de) 1972-12-20 1975-07-10 Aktien-Gesellschaft Weser, 2800 Bremen Verankerungssystem für einen schwimmenden Anleger
IT1031049B (it) 1973-12-21 1979-04-30 Petroles Cie Francaise Dispositivo perfezionato di anco maggio per strutture gal leggianti particolarmente per lo spruttamen to di campi p etrolliferi
US3863590A (en) 1974-01-14 1975-02-04 Imodco Automatic mooring system
US4290158A (en) 1977-04-04 1981-09-22 Amtel, Inc. Mooring buoy
NO145826C (no) 1979-02-14 1982-06-09 Moss Rosenberg Verft As Anordning for fortoeyning av en flytende konstruksjon
US4309955A (en) 1980-02-29 1982-01-12 Amtel, Inc. Riser-to-vessel-mooring-terminal
US4396046A (en) 1981-08-19 1983-08-02 Amtel, Inc. Buoy-to-yoke coupling system
NL8202335A (nl) 1982-06-09 1982-08-02 Single Buoy Moorings Inrichting voor het op de plaats vasthouden van een lichaam met drijfvermogen ten opzichte van een ander lichaam.
US4493282A (en) 1983-03-18 1985-01-15 Exxon Production Research Co. Combination mooring system
US4530302A (en) 1983-03-25 1985-07-23 Sofec, Inc. Submerged single point mooring apparatus
NL188841C (nl) 1983-05-03 1992-10-16 Single Buoy Moorings Afmeerinrichting.
US4532879A (en) * 1984-06-04 1985-08-06 Exxon Production Research Co. Combination mooring system
NL8403978A (nl) 1984-12-31 1986-07-16 Single Buoy Moorings Afmeerinrichting.
WO1986007326A1 (en) 1985-06-03 1986-12-18 Brian Watt Associates, Inc. Offshore mooring/loading system
US4665856A (en) 1985-10-03 1987-05-19 Sofec, Inc. Mooring apparatus
NL8601716A (nl) 1986-07-01 1988-02-01 Single Buoy Moorings Afmeerinrichting.
NL8602526A (nl) 1986-10-08 1988-05-02 Single Buoy Moorings Werkeiland, dat door middel van op trek belaste spanorganen is verankerd en is voorzien van middelen voor het afmeren van een schip.
NL192797C (nl) 1986-11-06 1998-02-03 Bluewater Terminal Systems Nv Afmeerinrichting.
NL193530C (nl) 1986-12-19 2000-01-04 Bluewater Terminal Systems Nv Inrichting voor het afmeren van een drijvend lichaam, bijvoorbeeld een schip, aan een aan de zeebodem verankerd lichaam.
NL8700920A (nl) 1987-04-16 1988-11-16 Single Buoy Moorings Afmeerinrichting.
NL8800927A (nl) * 1988-04-11 1989-11-01 Single Buoy Moorings Afmeersysteem met snelkoppeling.
NL8800932A (nl) 1988-04-11 1989-11-01 Single Buoy Moorings Afmeersysteem.
US5014638A (en) * 1990-03-05 1991-05-14 Ilves Juhani E Mooring construction for a boat
US5243926A (en) 1991-12-20 1993-09-14 Wright Terrell S Apparatus for securing watercraft to a dock
US5361716A (en) 1993-10-18 1994-11-08 Dock Tender, Inc. Boat mooring device and method
IT1283549B1 (it) 1996-03-21 1998-04-22 Tecnomare Spa Struttura per l'ormeggio di navi
US5997374A (en) 1998-05-05 1999-12-07 Imodco, Inc. Vessel securing system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096774A (ja) * 2010-10-04 2012-05-24 Honda Motor Co Ltd 減揺機能を備えたトリマラン船

Also Published As

Publication number Publication date
US6439147B2 (en) 2002-08-27
US20010029879A1 (en) 2001-10-18
WO2001051345A1 (en) 2001-07-19
AU2761801A (en) 2001-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003520725A (ja) 能動力反動システム及び受動減衰を有する係船システム
US7458329B2 (en) Hydrogyro ship stabilizer and method for stabilizing a vessel
US4088089A (en) Riser and yoke mooring system
CN109367729B (zh) 一种带有水面自适应减摇装置的耐波无人船
US3605668A (en) Underwater riser and ship connection
KR102256567B1 (ko) 이송 구조물, 이송 시스템 및 lng 및/또는 전력 이송 방법
US20150375836A1 (en) Vessel, Motion Platform, Method for Compensating Motions of a Vessel and Use of a Stewart Platform
US3496898A (en) Marine riser structure
US5435262A (en) Semi-submersible offshore platform with articulated buoyancy
JPH06183394A (ja) 海洋構造物の減揺装置
JP2002510003A (ja) ライザー引張り構造
US4226204A (en) Off-shore mooring device for a large-sized floating body
KR101205357B1 (ko) 부유식 해양 설비의 구조물의 수평 유지장치 및 이를 이용한 부유식 해양 설비
KR20100113202A (ko) 선박용 횡동요 저감장치
EP1467906B1 (en) Wave motion absorbing offloading system comprising a slender mooring buoy
US2617377A (en) Boat construction
US4309955A (en) Riser-to-vessel-mooring-terminal
US4567842A (en) Weight type motion compensation system for a riser moored tanker
WO2018134255A1 (en) Mooring system with intermediate buoy floating on water surface
US6869325B1 (en) Rotating tower system for transferring hydrocarbons to a ship
EP0385932A2 (en) Mechanical damper system for a floating structure
WO2022049263A1 (en) Floating body and mooring system
CA1093061A (en) Fairlead sheave and saddle assembly
GB1584374A (en) Riser and yoke mooring system
JP6998624B2 (ja) 水位変動対応係留システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050705