JP2003520060A - 軸方向の可撓性を有するバルーンカテーテル - Google Patents
軸方向の可撓性を有するバルーンカテーテルInfo
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Abstract
Description
の先端部の可撓性が改良されたカテーテルに関する。 (背景技術) バルーンカテーテルなどのような医療用カテーテルは、さまざまな血管の障害
を処置する際に有効であることが証明されている。さらに、このタイプのカテー
テルにより、臨床医は、過去に於いて要求された複雑な、そして、場合によって
は生命を脅かす手術を必要とする人体組織を冒す処置を最低限に抑えて障害を治
療することができる。例えば、バルーン血管形成術は、血管の狭窄病巣(例えば
、動脈の詰まりなど)を緩和させる通常の処置であり、心臓のバイパス手術の必
要性が少なくなっている。
なければならないため、カテーテルは特に先端部にかなりの可撓性を必要とする
。しかし、先端部にあまり可撓性を持たせすぎると、臨床医がカテーテルの先端
部を患者の体内で前進させる際、それ自体が折れ曲がってしまう可能性がある。
カテーテルに望ましい可撓性を持たせる一つの方法として、カテーテルの先端部
に“芯線”を組み込んできた。芯線は、カテーテル本体の先端部から延在するワ
イヤで、前進中の脱出、折れ曲がり、ねじれなどを防ぐため、構造的に支持する
役割を果たす。さらに、芯線も可撓性を有しており、カテーテルの先端部を曲が
りくねった血管網や他の体腔内で誘導することができる。
を呈するものではなかった。例えば、芯線をカテーテル本体の先端部内に取り付
けた場合、カテーテル本体は、比較的可撓性を有する芯線と比較して剛性を有す
るため、芯線とカテーテル本体との間で急に可撓性が移行する。この移行は、カ
テーテルが曲がりくねった通路を前進する際、その変わり目で鋭く屈折すること
があるため、望ましくない。これにより、カテーテルを血管内で誘導するのが難
しくなり、また、血管に損傷を与える可能性が高くなる。
装置の可撓性に関し特別の問題を有している。例えば、多くのバルーンカテーテ
ルでは、カテーテルのバルーンを備えた位置とバルーンの先端部を超えて延在す
るワイヤとの間の可撓性の移行が急激すぎる場合があり、その場合、カテーテル
が血管内を進む際に、可撓性のワイヤは血管の曲がった部分を進むことができる
が、バルーンが位置する硬い部分は進むことができないという問題が起きる。こ
れにより、バルーンが、急に曲がった部分を誘導中に血管の壁に突き刺さる可能
性がある。
ーテルの先端部に取り付けられたバルーンは、膨張する際、半径方向のみならず
、長手の方向にも拡張する傾向を有している。使用しているバルーンの材料によ
っては、バルーンの長さの拡張が最小限(例えばポリエチレンテレフタレート)
のものから大きいもの(ラテックスやCフレックス)まである。例えば、取り付
け前の長さが約9mmのCフレックスバルーンの場合、膨張すると、長さ方向全
体に2から20mm長くなる。よって、これらのバルーンが取り付けられている
カテーテルおよび/または芯線は、硬すぎると、バルーンを膨張したときにカテ
ーテルおよび/または芯線が曲がったり、その他、望ましくない影響を受ける場
合がある。
る。特に、バルーンの拡張がカテーテルおよび/または芯線の剛性によって制限
を受ける場合、バルーンは均一に拡張しない。これにより、バルーン内では応力
の配分が不均一となり、よってバルーンの心合わせが不十分となる。さらに、応
力の配分が不均一であると、応力集中点が生まれ、耐用年数が減って、最終的に
はバルーンの故障の時期を早める。
テルに改良し、バルーンの範囲、心合わせ、および破裂性を改善させる必要があ
る。また、カテーテルの可撓性が改善され、カテーテルの基端部と先端部の間の
移行を改善する必要がある。
することによって上記のような欠陥を解決している。特に、その先端部にバルー
ンを備えたカテーテルの場合、本発明の好ましい実施形態では、カテーテルの、
バルーンが取り付けられている領域内およびその周りの移行と可撓性を改善して
いる。本発明の一つの局面によると、カテーテルは、基端部と先端部を有する長
手の本体を備えている。基端部と先端部を有する少なくとも一本の接続ワイヤが
設けられており、芯線の基端部は、長手の本体の先端に取り付けられており、芯
線の先端部は、長手の本体の先端部を越えて延在している。芯線の基端部は、接
続ワイヤの先端に接続されており、そこから先端に向かって延在している。ある
実施形態では、芯線がカテーテル本体に直接取り付けられていないため、移行領
域は、カテーテル本体と芯線との間に設けられ、カテーテルが徐々に可撓性を増
していくように構成されている。
の本体を備えている。長手の本体の先端部には、拡張可能な部材が取り付けられ
ている。芯線は、長手の本体とほとんど同じ長手の軸に沿っており、基端部と先
端部を有する。芯線の基端部は、拡張可能な部材内に位置しており、長手の本体
の先端部から遠位の方向に間隔をあけて位置している。長手の本体を芯線に接続
するための手段も設けられている。
有する長手の管状体と、その内部を延在する内腔とを備えている。膨張可能なバ
ルーンが管状体の先端部に取り付けられている。芯線は、管状体と実質的に同じ
長手の軸に沿っており、基端部と先端部を有する。芯線の基端部は、管状体の先
端から内腔の外側まで遠位の方向に間隔を空けて位置している。複数の接続ワイ
ヤが管状体の先端部を芯線に接続している。
手の管状体と、その内部を延在する内腔とを備えている。基端部と先端部を有す
る芯線が設けられており、芯線の基端部は管状体の内腔内に延在しており、先端
部は、管状体から遠位の方向に延在している。芯線の一部は内腔の内側に同軸に
位置しており、芯線と管状体との間に環状の空間を形成している。環状の空間は
、芯線の周囲で、かつ内腔内側に位置する部分の全長にわたり延在している。拡
張可能な部材の基端部は管状体の先端上に取り付けられており、先端部は芯線上
で、かつ管状体から遠位に取り付けられている。
を管状体の内部で“浮遊”させ、芯線が管状体の内部で長手方向に動くことがで
きる。カテーテルの先端部が曲がると、芯線は、より漸進的に曲げるようにカテ
ーテルから遠位の方向に向かって外側に移動するため、この長手方向の動作が、
カテーテルが管状体と芯線との間で徐々にその可撓性を増すという効果を得る。
さらに、バルーンまたは他の拡張可能な装置が管状体と芯線との間に取り付けら
れた場合、浮遊芯線による長手方向の動きは、バルーンまたは拡張可能な装置の
作動により、その長手方向の拡張に順応できるようになる。
手の管状体と、その内部を延在する内腔とを備えている。基端部と先端部を有す
る芯線が設けられており、芯線の基端部は内腔の先端部に延在しているが、内腔
と付着しない状態に保たれている。可撓性部材が管状体を芯線に接続している。
手の管状体と、その内部を延在する内腔とを備えている。拡張可能な部材が遠位
の部分に取り付けられている。遠位の部分は、拡張可能な部材の拡張に呼応して
軸方向に拡張するように構成されている。
手の管状体と、その内部を延在する内腔とを備えている。拡張可能な部材が、管
状体の先端部に取り付けられている。管状体は、拡張可能な部材が作動した場合
に、管状体に長手方向の可撓性を与えるために、拡張可能な部材の内部で少なく
とも部分的に延在するコイル状の部分を有している。
手の管状体と、その内部を延在する内腔とを備えている。長手の本体に少なくと
も部分的に拡張可能な部材の近位の部分に切込みを設けている。
体を備えている。バルーンが長手の組立体の遠位の部分に取り付けられており、
バルーンは、長手の組立体に取り付けたシート材を備え、間隔を空けた箇所の間
に位置するシート材がバルーンを膨張させるための膨張圧に呼応して外側に向け
て拡張するように構成されている。長手の組立体が、間隔を開けた位置の間で軸
方向に拡張可能であり、バルーンが膨張したときのバルーンの形状の変化に順応
し、それによってバルーンの中の応力が低減する。
テーテルを設ける方法が提供されている。バルーンは、体腔内で膨張させる。長
手の組立体の一部は、バルーンの膨張中にバルーン内で軸方向長手に延在し、バ
ルーン材料上にかかる応力を低減させる。
可撓性が改善されたバルーンカテーテルを表している。本書の内容に於いて、こ
れら実施形態は、単一の内腔を有する単一の閉塞装置の一部であるように記述し
ているが、これら実施形態の原理と局面は、ここでは説明しない構造や機能を有
するより複雑な閉塞装置にも適用可能である。例えば、本発明者は、ここで説明
する実施形態を、係留可能なガイドワイヤまたはフィルタとして機能する閉塞装
置に使用することもできる。さらに、本実施形態は、ラテックスやシリコーンの
ようなバルーンを有するカテーテルや、ポリエチレンテレフタレートなどのよう
な材質からなる拡張バルーンに使用するカテーテルにも適用可能である。さらに
、本実施形態は、薬剤送出や、放射治療などに使用する灌注カテーテルのような
バルーンを備えていないカテーテルや、フィルタやメッシュなどのようなその他
のタイプの拡張可能な部材を備えたカテーテルにも適用可能である。カテーテル
の先端の設計は、通常のガイドワイヤにも適用できる。よって、ガイドワイヤは
中空でも、中実でもよい。ここで説明する実施形態をさまざまな構造や機能に適
用する方法については、当業者にとっては、以下の説明から明らかとなろう。
ドワイヤの使用に関する。これらのガイドワイヤまたはカテーテルは、血管を閉
塞させ、他のさまざまなカテーテルおよび装置の摺動可能な挿入または前進を可
能にする。「カテーテル」という用語は、ここでは、これらの望ましい特性を有
するガイドワイヤとカテーテルの両方を備えるものとする。「閉塞」という用語
は、血管の部分的および全体の閉塞のことをいう。
、一般的に、管状体112の近位の部分に相当する近位の制御端部114と、管
状体112の遠位の部分に相当する遠位の機能的端部116との間に延在する可
撓性管状体112を備えている。管状体112は、端部114および116の間
に延在する中央内腔118を有している。膨張口120は管状体112の基端部
114近傍に設けられている。内腔118と連通する膨張可能なバルーン122
を膨張または収縮できる膨張口120を流体が通って、内腔118に出入りする
ように、膨張口120は内腔118と流体連通している。膨張口120は、現存
の雌型ルアーロックアダプタと類似していてもよく、また、一端が取り外し可能
な弁となっていてもよい。さらに詳しくは、本出願人により1997年11月2
0日に同時出願された出願番号第08/975,723号の「ロープロファイル
カテーテル弁および膨張アダプタ(LOW PROFILE CATHETER VALVE AND INFLATION
ADAPTER)」に開示されており、その全体が参照のため、本書に引用されている
。
きる。例えば、カテーテル110が従来の大腿からの経皮経管冠動脈形成術にお
いて他のカテーテル用のガイドワイヤとして機能する場合、管状体112は、一
人操作用装置として長さ約180cm、あるいはワイヤ上で使用するには約30
0cmであり、長さ約160から320cmの範囲の中空内管から構成されてい
る。あるいは、管状体112の長さがさほど必要のない異なった処置法には、長
さの短い管状体112を使用することができる。
した円形である。カテーテル110を他のカテーテルのガイドワイヤとして使用
する場合には、管状体112の外径は、0.010インチから0.038インチ
であり、好ましくは外径が0.014から0.020インチ以下である。カテー
テル110と使用する場合は、内腔118の断面形状は、円形でなくてもよい。
当業者にとっては明らかであろうが、例えば、本発明とともに使用する場合は、
三角形、四角形、楕円形、あるいは他の非円形断面形状も組み入れることができ
る。管状体112は、後に詳しく説明するように、さまざまな断面形状に形成す
ることができる。
ーテル110を患者の脈管構造を通して遠位の動脈位置まで前進することができ
る十分な構造的完全性または“押圧可能性”を有している。また、管状体112
は、患者の中に挿入した後に管状体112を回転させようとするこれらの実施形
態のようにトルクを伝達する能力を有することが望ましい。管状体112は、こ
れらの性質を持たせるため、そしてカテーテルの製造に適合するように、当業者
にとっては周知のさまざまな生物学的適合性材料を使用して製造することが可能
である。例えば、管状体112は、ELGILOYのようなステンレス鋼材から
形成してもよく、また、PEEK、ナイロン、ポリイミド、ポリアミド、ポリエ
チレン、またはこれらの組み合わせのような重合体材料から形成されたものでも
よい。好ましい実施形態では、構造的完全性とトルク伝達において、管状体11
2を通常ニチノールと呼ばれるチタンとニッケルの合金から形成することにより
、望ましい性質が達成されている。さらに好ましい実施形態では、管状体112
を形成するのに使用されるニチノール合金は、メムリー社から、TINELとい
う商品名で販売されている約50.8%のニッケルと残りの部分がチタンから構
成されている。このようなニッケルとチタンの成分を有するカテーテル管状体は
、他の材料と比較すると、可撓性と耐ねじれ性の組み合わせが改善されることが
わかっている。カテーテル110の構成に関する詳細は、本書に於いて参照のた
め全体を引用している、同出願人による1997年3月6日提出の、「中空医療
用ワイヤとその構成方法(HOLLOW MEDICAL WIRES AND METHODS OF CONSTRUCTING
SAME)」と題した同時出願中の出願通し番号第08/812,876号、およ
び、1998年2月19日提出の、「医療用カテーテル用軸(SHAFT FOR MEDICA
L CATHETHER)」と題した同時出願中の出願番号第09/026,105号に記
載されている。
体112の先端部116に取り付ける。ある好ましい実施形態では、バルーン1
22は、参照のため本書にその全体を引用している、本出願人による1998年
2月19日提出の、「バルーンカテーテルおよびその製造方法(BALLOON CATHET
ER AND METHOD OF MANUFACTURE)」と題した同時出願中の出願番号第09/02
6,225号に開示されているように、スチレン-エチレン-ブチレン-スチレン
(SEBS)ブロック重合体からなる材料で形成されている。バルーン122は
当業者にとって周知のような手段、例えば、後で詳しく述べるように接着剤やヒ
ートボンティングによって管状体112に固定してもよい好ましい実施形態で説
明しているバルーン122は、長さが5から9mmである。他の拡張可能な部材
は、その全体が参照のため、本書に引用されている本出願人による1998年2
月19日提出の、「血管の閉塞(OCCLUSION OF A VASSEL)」と題した同時出願
中の出願番号第09/026,106号に開示されているようなカテーテル11
0に適している。
を表している。図2に示すように、シリンジ組立体32が、膨張アダプタ34を
使用した閉塞バルーンガイドワイヤカテーテル110に接続されている。シリン
ジ組立体32は、膨張シリンジ36と、大容量またはリザーバシリンジ38を備
え、使用中に内部でロープロファイルカテーテル弁42とバルーンカテーテル1
10が係合する膨張アダプタ34に管40を介して接続されている。
カテーテル110の開放された基端部に取り付けられている。シリンジ36は、
アダプタ34と弁42を介して膨張流体を中空カテーテル110の内腔118お
よびバルーン122内に噴射するために使用する。膨張アダプタ34は、図3に
関連してさらに詳しく説明するが、弁42を開閉し、カテーテル110の先端に
取り付けたバルーン122の膨張を調整する。
詳しく示すように、その側面アクセス膨張口120を有する基端部に取り付けた
ロープロファイルカテーテル弁42を有している。膨張口120、カテーテル1
10の基端部、および弁42の先端部は、シリンジ組立体32が機能的に連結さ
れている膨張アダプタ34(図3参照)内に位置している。膨張シリンジ36は
、先端の噴射キャップ44を介して、大容量シリンジ38と短管セグメント40
を接続する弁48に接続されている。管セグメント40は、膨張アダプタ34の
取り付け具または雄型ルアー部材48に接続するように構成されている。よって
、弁42は、アダプタ34によって開閉され、シリンジ組立体32の低容量シリ
ンジ36を使用してカテーテル110の端部に位置するバルーン122を膨張さ
せることができる。好ましくは、ロープロファイルカテーテル弁42は、上記の
参照のために全体を本書で引用している参照出願、LOW PROFILE CATHETER VALVE
AND INFLATION ADAPTER「ロープロファイルカテーテル弁および膨張アダプタ」
に説明したようなものを使用する。特に、図4Aおよび4Bから明らかなように
、弁42は、カテーテル110より断面の直径が大きくないため、“ロープロフ
ァイル”であると考える。
、医療用レベルのポリカーボネートなどから形成された二つの半形50,52を
有するハウジングを備えている。半形50,52は、ヒンジ54によって取り付
けられており、クラムシェル方式で分離または結合できる。ロッキングクリップ
56は、アダプタ34が使用中の間、それら半形を固定する。ハウジング内の溝
は、ロープロファイル弁42を有するカテーテル110の基端部58を受容する
だけの幅を有している。雄型ルアー部材48(図2)または他の適したコネクタ
がハウジングの上端から延在し、膨張の通路を形成している。シール60がハウ
ジング内におよび膨張通路の内部セグメント62の周りに設けられており、雄型
ルアー部材48に取り付けられたシリンジ36によって供給される加圧流体を誘
導する。
は、ワイヤセグメント66の先端に取り付けられているとともに、ガイドワイヤ
カテーテル110の膨張内腔118内に位置する可動シーラ部64を備えている
。ワイヤ66は、カテーテル110の基端の開口内のばねに固定してもよい。ワ
イヤセグメント上に形成された、あるいはその代わりに使用でき、内腔118の
壁との摩擦係合によってシーラ部64に偏向力をかけるジグザグワイヤ68を備
えるさまざまなばねまたは偏向装置を使用することができる。シーラ部64は、
膨張内腔118の断面の円周全体にしっかりと接触することによって膨張内腔1
18に流体の密封状態を形成する。シーラ部64は、カテーテルの側面アクセス
膨張口120の近位に基端側に設けられ、膨張口120と先端の膨張可能なバル
ーン122との間に制限されない流体通路を確立することができる。希望があれ
ば、臨床医は、シーラ部またはその先端を膨張口の位置まで動かし、流体が膨張
口120を介してバルーン122の中への流入あるいは流出を防ぐことも可能で
ある。
ウジング内に位置する摺動パネル72(図3)を作動させるカムを制御する。好
ましくは、カテーテル110は、側面膨張口120がハウジングの密閉された膨
張領域62内に位置するように、弁を閉じた状態(図4B)のハウジング内に位
置している。カテーテル110がアダプタの第2の半形52内に位置するように
、アダプタを設けることができることも理解できよう。カテーテルの隣接する基
端部は、ハウジング(と患者)の外へ延在し、カテーテル弁42の基端部58は
ハウジングのもう一方の側から外へ延在している。そして、ロッキングクリップ
56が固定され、シリンジ36が取り付けられる。アクチュエータ70は第1の
位置から第2の位置まで移動し、ハウジング内の摺動パネル72によって弁が開
放位置をとり、流体が膨張口120(図4A)を通って流れるようになる。弁は
、アクチュエータ70を第2の位置から第1の位置(図4B)に移動させ、バル
ーンの膨張を維持することによって閉じる。
に、アクチュエータのノブ70上に設けた安全ロックのような付加的特性を付与
し、アダプタの使用中、カテーテル弁が開放状態の時に誤って開くことを防止で
きる。さらに、アダプタには、オーバードライブシステムを設け、密閉部材をカ
テーテルの中にオーバードライブすることができる。これらの機能および他の膨
張組立体の詳細は、参照のため全体を本書に引用している、本出願人による19
97年11月20日提出の、「ロープロファイルカテーテル弁および膨張アダプ
タ(LOW PROFILE CATHETER VALVE AND INFLATION ADAPTER)」と題した同時出願
中の出願番号第08/975,723号、本出願人による1998年2月19日
提出の、「シリンジおよびロープロファイルカテーテルを膨張させる方法(SYRI
NGE AND METHOD FOR INFLATING LOW PROFILE CATHETER BALLOONS)」と題した同
時出願中の出願番号第09/025,991号、そして、本出願人による199
8年11月20日提出の、「低容量シリンジおよび外科用バルーンを膨張させる
方法(LOW VOLUME SYRINGE AND METHOD OF INFLATING SURGICAL BALLOONS)」と
題した同時出願中の出願番号第09/195,796号などに記載されている。
部の断面図であり、図1と同様の部品に関しては、同じ参照番号で表している。
カテーテルの先端部は、おおむね、管状体112の先端部116に取り付けたバ
ルーン122と、バルーン122の内部を管状体112の先端部116に取り付
け、そこから遠位の方向に延在する接続ワイヤ124,126と、管状体と実質
的に同じ長手の軸に沿って延在し、基端が、内腔118の外側の管状体の先端部
116から遠位の方向に間隔をあけて位置する芯線128を備えている。コイル
130,132は、接続ワイヤと芯線をそれぞれ取り巻いている。
けられており、先端を越えて延在している。これらのワイヤは管状体112の外
側または内腔118の内部に、接着剤、はんだ付け、蝋付け、溶接、または当業
者にとって周知のその他の手段によって接着されてもよい。好ましくは、図5お
よび6Aに示すように、二本の接続ワイヤ124,126をその基端部124A
、126Aの、管状体112の外壁の反対側にそれぞれ取り付ける。これらのワ
イヤは、好ましくは金属材料から形成されており、さらに、好ましくはニチノー
ルのような材料から形成する。それぞれのワイヤの直径は、好ましくは約0.0
03から0.010インチであり、さらに好ましくは、約0.005インチであ
る。基端部124Aおよび126Aは、図6Aに示すように平坦化され、管状体
112とより接着しやすく形成するのが好ましい。
る。しかし、本発明者は、他の形状も使用することを意図している。例えば、ワ
イヤ124,126は、全体が実質的に平坦な形状を有するリボン形でもよい。
わけではない。よって、芯線は、管状体の先端に、一本のワイヤのみで接続する
か、もしくは3本以上のワイヤで接続することもできる。さらに、管状体を芯線
に接続するのに、コイル130および132のみを通して、またバルーン122
自体によるなど、異なる手段を用いることも意図している。
ーン122の長さに相当する長さだけ、管状体112の先端を越えて延在してい
る。図5では、バルーン122は、動作長が約5mmであり、ワイヤ124,1
26は、約5mmを超えて長手方向に延在している。これらのワイヤは、バルー
ン122の先端近くのその先端部124B,126Bで集束し、そこで、芯線1
28に取り付けられている。芯線128との接続点において、ワイヤ124,1
26は、芯線の基端部128Aの反対側に取り付けられているのが好ましく、ま
た、図6Cに示すように両端124B,126Bが平坦になっており、芯線と接
続しやすくなっているのが好ましい。ワイヤ124,126と芯線128との間
の接続は、接着剤、はんだ付け、またはそれらの組み合わせによって行うのが好
ましい。
8Bの接続ワイヤまで延在する。芯線128の基端部128Aは、バルーン12
2の内部およびバルーンの先端部122Bに位置するのが好ましい。芯線128
の長さは、約10から200mmさらに好ましくは約25から50mm、そして
閉塞装置に適用するほとんどの場合は、一般的に約35mmである。図5に示す
実施形態では、芯線128の長さは約30mmで、直径が約0.007インチで
ある。芯線は、ニチノールのような形状記憶合金から形成するのが好ましいが、
ステンレス鋼など、他の材料から形成することもできる。芯線の構成および設計
に関する他の詳細な説明に関しては、参照のため全体を本書に引用している、本
出願人による、本出願と同日提出の「カテーテルの芯線(CATHETER CORE WIRE)
」[弁理士案件登録No.PERCUS.003CP1]と題した同時出願中の出
願番号第09/253,971号に記載されている。
中の接続ワイヤ124、126の周りに設けられており、管状体112の先端部
116から、接続ワイヤの芯線128への取り付け部に隣接する位置まで延在し
ている。コイル130は、図6Aに示すようにその基端部130Aが、接続ワイ
ヤ124,126の平坦な基端部124A,126A上に取り付けられていると
ともに、管状体112上にも取り付けられている。コイル130は、はんだ付け
、蝋付け、または接着剤によって管状体112の先端に固定されている。接続コ
イル130を管状体112とワイヤ124,126に接続するための好ましい接
着剤にはシアノアクリレートがある。コイル130は、金またはプラチナのよう
な適した放射線不透過性の材料、あるいは、ニチノールまたはステンレス鋼から
成形することができる。好ましくは、コイル130は、ステンレス鋼から形成す
る。コイル130の適した外径は、管状体112の先端部116の外径が0.0
14インチの時に約0.017インチである。コイル130の長さは、ほぼ、バ
ルーン22の動作長に相当し、約2〜8mm、さらに好ましくは図5に示すよう
に、約5mmである。
る。第2のコイルは、実質的に芯線の全長を越え、図示のごとく、約30mmで
ある。この第2のコイル132の外径は、管状体112の先端部の外径が0.0
14インチのとき、約0.014インチである。これにより、バルーンの膨張が
基端部122Aから先端部122Bまで実質的に均一となる。第1のコイル13
0は、図6Cに示すように、接続ワイヤと芯線との間の取り付け部の近傍におい
て第2のコイル132と重なっており、この両者は、上記のように、接着剤、は
んだ付け、溶接または蝋付けによって接続されているのが好ましい。第2のコイ
ル132は、コイル130のような類似した材料から成形することができ、好ま
しくは、放射線不透過性材料から成形するのが好ましい。コイル132は、先端
部128Bにおいて芯線128にはんだ付けされており、カテーテルの先端にボ
ール134を形成するのが好ましい。好ましい実施形態ではコイルが二本の場合
を説明しているが、一つのコイルでも十分であることは理解できよう。
くは、バルーン122は、その基端部122Aを管状体112の先端部116に
取り付け、先端部122Bを管状体112の先端部から離れたコイルに取り付け
る。バルーン122の基端部122Aは、接着剤やヒートシールなど、当業者に
は周知の何らかの手段で管状体112に固定する。図5に示すように、接着剤1
36を使って、管状体をバルーン122に接着する。接着剤136は、シアノア
クリレートが好ましい。同様に、先端部122Bでは、バルーン122はコイル
130,132の間の重なりから遠位に位置する第2のコイル132に接着剤1
36を使って固定される。バルーン122は、コイル130の内腔118や間隙
を介して流体が通過することによって膨張する。ワイヤ124および126は、
152の位置で芯線128の基端部と、コイル130,132と、バルーンの先
端部122B近傍ではんだ付けで接着または密閉し、膨張流体がカテーテルの先
端から漏出しないように防ぐのが好ましい。
6は、バルーン内に入り、管状体112とコイル132それぞれと接着される。
バルーン122の接着の長さを制御するため、任意で接着剤ストッパ138,1
40を管状体112およびコイル132上に設けるのが好ましい。図5に示すよ
うに、近位の管138のような接着剤は、管状体112の周囲およびコイル13
0の基端側に位置し、接続ワイヤ124,126を接続する。遠位の管140は
、コイル132上の、コイル130の遠位側130Bに当接して設けられている
。接着剤ストッパは、コイル130上など、カテーテル110の他の位置に設け
てもよいことは理解されるはずである。接着剤ストッパ138,140は、好ま
しくはバルーン122の基端部および先端部から希望の箇所に位置し、バルーン
膨張の動作長を調整するのが好ましい。よって、図5に示されているように、ス
トッパ138,140の長さが約0.25mmであり、バルーン122の長さが
約9mmであり、ストッパ138,140がバルーン122の基端部および先端
部から約2mmに位置し、動作長を約5mmにするのが好ましい。接着剤ストッ
パは、ポリイミドのような熱硬化性材料から成形されるのが好ましい。接着剤ス
トッパに関する他の詳細事項については、上記の、1998年2月19日提出の
、「バルーンカテーテルおよびその製造方法(BALOON CATHETER AND METHOD OF
MANUFACTURE)」と題した出願番号第09/026,225号に記載してあるた
め、ここで反復する必要はないであろう。
基部側から管状体112の先端には、放射線不透過性マーカまたはコイル142
が管状体上に設けられている。しかし、コイル130,132が金やプラチナの
ような放射線不透過性材料から成形されているため、マーカ142の必要性がな
い実施形態も考えられる。図5に示すように、マーカ142は、管状体112を
囲む管の形状であるのが好ましい。マーカ142の上の、管状体がバルーンに接
続している基端部に接着テーパ144が設けられている。シアノアクリレート接
着剤を使用するのが好ましいが、他の類似した材料も使用できる。テーパ144
は、バルーン122の基端部122Aから管状体112に延在している。同様の
テーパ146はバルーン122を第2のコイル132に接続しているバルーン1
22の先端から設けられている。これらの特徴についてさらに詳しくは、上記の
、1998年2月19日提出の、「医療用カテーテルの軸(SHAFT FOR MEDICAL
CATHETHER)」と題した出願番号第09/026,105号に記載してある。
ましい。図示した実施形態では、管状体112の外径は、基端部114(図示せ
ず)で約0.018インチ(であり、先端部116の近傍まで、実質的に管状体
112の長さ全体を通して一定の直径を維持している。先端部116から約5〜
30cmの位置では、管状体112の外径が約0.018インチから約0.01
4インチまで小さくなる。この直径が減少する部分は、約1から25cmの長さ
にわたって延在するのが好ましい。先端部116では、管状体112は、断面が
一定の部分を有し、その部分の長さは、図示のごとく、約5〜29cmである。
テーテル110を患者の脈管構造の中で安全に、そして容易に前進させるためで
ある。特に、先端部116に取り付けたバルーン122では、前進中のカテーテ
ル110の最大外形は、バルーン122の膨張していない状態の外径による。管
状体112の先端を管状体の残りの部分より比較的小さくすることによって、バ
ルーン122を先端部116に取り付けることによって、装置の基端部の寸法と
比較してカテーテルの外形が著しく大きくなることはない。0.018インチの
内管は、より堅い軸を設けてあり、押し出しやすくするため、また、特に、かさ
ばるステントデリバリーシステムの場合に、大型PTCAデバイスを支持できる
ように構成されている。また、外径が大きいと、内径も大きくなり、膨張と収縮
の回数が減る。しかし、管状体112は、全体を通して一定の直径としてもよい
ことは理解できよう。任意で、管状体の先端を塩浴で軟化させ、管の熱処理によ
って可撓性を改善することもできる。
の先端の可撓性とバルーンの心合わせにおいて、かなりの改善をみせている。特
に、この設計は、管状体112からバルーン122そして先端134までの移行
が良好である。芯線の基端部を管状体の先端を越えた位置に位置させることによ
り、カテーテルは、一部、バルーン122の内部のワイヤとコイル130を接続
することによって形成されるその移行領域を、管状体と芯線との間に有すること
になる。ワイヤ124,126が構造体と支持体を付加する一方で、コイル13
0はカテーテル110に可撓性を付与する。よって、カテーテルの可撓性は、管
状体112からバルーン122を通って芯線128まで徐々に増すことになる。
、バルーンの心合わせが改善される。特に、バルーンを可撓性部材上に取り付け
ることにより、バルーンの壁の中で応力をより均一に分散させ、バルーンをより
均一に拡張することができる。さらに、バルーンを均一に拡張させることにより
、期外破裂またはバルーンの不良を引き起こしかねないバルーンの局所的な脆弱
化の可能性が減る。
形態を表しており、カテーテル110は、その先端部の可撓性が改善されている
。理解しやすいようにするため、図7および8で使用している参照番号は、図1
および図5−6Cで使用する参照番号に実質的に対応している。図7に示す管状
体112は、図5に示す実施形態で説明したものと実質的には同じであるのが好
ましく、特に、管状体112の外径が、基端部114からその全長の実質的な部
分に於いて0.018インチであるとともに、その先端部116では外径約0.
014インチまで減少している。しかし、ここで説明する設計は、例えば、約0
.014インチなど、管状体112の全長に沿って一定の外径を有する管に対し
ても使用できるものであることは理解できよう。芯線128は、管状体112の
先端部に挿入され、そこから先端に向かって内腔118から外に延在している。
コイル130、132が芯線128の周りを囲むように設けられており、バルー
ン122がコイルの上の管状体112の先端まで設けられている。
12の内腔118の中まで延在しているが、管状体には取り付けられておらず、
よって、管状体112と芯線128との間には環状の空間が形成されている。環
状の空間は、芯線の周りを、内腔118内に位置する芯線の全長にわたり延在し
ている。芯線128の基端部は、好ましくは、約2〜200mm、さらに好まし
くは7mmにわたって内腔118のその先端部116内に延在している。芯線1
28は、その基端部128Aから先端部128Bまで、長さ約20〜200mm
を超えて、さらに好ましくは、約25〜50mm延在し、ほとんどの閉塞装置に
おいては約35mmである。図7に示すように、芯線128は、長さが約45m
mである。芯線の直径は、好ましくは約0.003インチであり、その先端部の
長さ128Bを超えて延在するが、ただし、テーパ状の芯線も使用できる。芯線
は、ニチノールから成形するのが好ましいが、ステンレス鋼や他の適した材料も
使用できる。
ら遠位の方向に延在して芯線128を囲んでいる。コイル130は、ステンレス
鋼、金、またはプラチナなどのような材料も使用できるが、ニチノールから形成
するのが好ましい。コイル130の外径は、好ましくは約0.017インチであ
り、好ましくは管状体112の先端部からほぼ、バルーン122の動作長に等し
い約5mmの長さにわたり延在させる。コイル130は、はんだ付け、蝋付けま
たは接着剤によって管状体112に取り付ける。好ましい接着剤としては、シア
ノアクリレートがあるが、当業者にとっては明らかなように、他の類似した金属
同士の接着用接着剤も使用できる。
在し、芯線128を囲んでいる。第2のコイル132は、第1のコイル130の
内部に取り付けられており、はんだ付けや類似した技術によって接着している。
あるいは、コイル130、132の寸法が同じ、あるいは類似している場合には
、突合せ接合も可能である。コイル132は、芯線128条を芯線の先端部12
8Bまで延在し、コイル132は、ボール134の中にはんだ付けされている。
図7に示すように。コイル132は、長さ約30mmを超えて延在し、外径は約
0.014インチである。コイル132は、プラチナのような放射線不透過性材
料から形成するのが好ましいが、ニチノール、金、ステンレス鋼などの材料も使
用可能である。
部122Bを管状体から離れる方向にコイル132に取り付けるようにして管状
体112に接着されている。従来の、接着剤による接着や熱による接着を備える
、当業者には周知のバルーン接着技術を使ってバルーン122を管状体112に
取り付けることも可能である。図7に示すように、バルーン122の基端部12
2Aは、接着剤136によって管状体112に接着している。好ましい接着剤と
しては、シアノアクリレートがある。バルーン122は、ここでは、管状体11
2に直接接着しているように示しているが、バルーンをコイル130への接着剤
による接着により間接的に取り付けることも可能である。バルーン122の先端
部122Bは、接着剤136によって第2のコイル132に接着してあり、第2
のコイル132は、芯線128に接着してある。図示の接着剤136は、主に、
第2のコイル132上に塗布しているが、接着剤136を第1の重なったコイル
130上に塗布することもできる。さらに、コイルを二つではなく、一つだけ用
いることも考えられる。バルーン122は、バルーンの内部または動作領域が実
質的に管状体112から遠位の方向に位置するように取り付けるのが好ましい。
すると、バルーンの膨張は、コイル130内の間隙を通して流体が通ることによ
って起きる。先に図5に関連して説明したように、プラグ152をコイル132
と芯線128の間の基端部132Aに設け、流体がバルーン122から漏出しな
いように防ぐのが好ましい。
140が、管状体112およびコイル132それぞれの上に設けられており、接
着剤136がストッパの点を越えてバルーン122内に流れ込まないように防ぐ
のが好ましい。接着剤136は、各端部において、おそらく約2mmにわたって
バルーン122内まで流れ込む。よって、バルーンの長さが約9mmの場合、バ
ルーンは、約5mmの動作長を有することになる。これらストッパ138,14
0は、カテーテルの他の位置に設けることもできることは理解できよう。
られている点の基部側の管状体112の先端部に放射線不透過性マーカ142を
備えているのが好ましい。このマーカは、管状体とバルーンの基端部の間を徐々
に接着する接着テーパ144によって覆われている。同様に、接着テーパ146
は、上記でさらに詳しく説明したように、バルーン122の先端部の先端122
Bからコイル132まで設けられている。
状体112あるいは、カテーテルの他の部分に接着または固定されていないこと
により、改善される。むしろ、基端部128Aは、管状体と同軸であるとともに
管状体112内に「浮遊」している。これにより、患者の脈管構造を通って移動
している間にカテーテルの先端部が折れ曲がった場合、芯線の基端部が管状体内
で長手方向に移動できるため、さらに可撓性が改善されるのである。さらに、バ
ルーン122が膨張すると、バルーンの長手方向の膨張が管状体112の内部に
取り付けられた可撓性を有する芯線によって損なわれることがない。よって、バ
ルーンが拡張すると、芯線が遠位の方向に移動する。これにより、バルーンにか
かる応力が低減し、バルーンの破裂性を改善することができる。バルーンの応力
集中点を減らすとより均一に拡張するため、バルーンの心合わせも同様に改善さ
れる。
。この実施形態では、カテーテルは、芯線の基端部128Aが管状体112の内
腔118の外側に完全にすべり出すのを防ぐための停止機構を備える。例えば、
管状体112は、先端部112の壁厚を厚くしたり、あるいは先端部116で内
腔118を部分的に遮断することもできる。そして、芯線128の寸法を基端部
128Aで大きくすることにより、芯線の基端部より遠位の内腔118の寸法が
芯線の基端部の寸法より小さいため、芯線128は、内腔118から出てしまう
ことがない。
8A上でクリンプ(crimp)してもよい。このクリンプ(crimp)148が、先端部1
6の内腔118内の中心に位置している場合は、芯線128と実際に接触するに
は十分とはいえない。しかし、芯線の基端部128Aは、内腔118のクリンプ
(crimp)148の位置の内径より直径が大きいハンドル部150を設けている。
また、ハンドル部150は、芯線を内腔118の中心に維持している。よって、
ハンドル部150は、芯線が管状体112の内部を長手方向にクリンプ(crimp)
148の位置を越えて移動することを防ぐ。ハンドル部150は、好ましくはク
リンプ(crimp)148から5〜20mm離れた箇所に位置させる。芯線の直径が
約0.004インチの場合、ハンドル部はの直径は、約0.006インチである
のが好ましく、クリンプ(crimp)148の両側の距離は、0.005インチであ
るのが好ましい。
位置する。管状体112がニチノールからなる実施形態の場合、十分なクリンプ
(crimp)圧を管状体にかけ、ニチノールの弾性反応を克服しなければならない。
一般的に、ニチノールの管状体を約9%以上変形させる場合、十分な圧力をかけ
なければならない。ニチノールの管状体の外径が0.014インチであり、内径
が約0.0095インチである場合、約120ksiの圧力をかければ十分であ
ることがわかっている。管状体112が芯線上で凹みを形成できれば他の圧力で
も可能であるが、実際に芯線に接触して管状体内部における長手方向の動作を妨
害するほどの大きさではならない。クリンプ(crimp)に関して、さらに詳しくは
、上記の本出願と同日提出の「カテーテルの芯線(CATHETER CORE WIRE)」[弁
理士案件登録No.PERCUS.003CP1]と題した同時出願中の出願番
号第09/253,971号に記載されている。
する。図9Aおよび9Bは、基端部14から先端部16まで延在する管状体12
を有するカテーテル10を示している。アダプタ18を管状体12の基端部に取
り付けており、芯線20をカテーテルの基端部のアダプタ18内に取り付けてい
る。バルーン22は、管状体の先端部16に取り付けてあり、さらに詳しくは、
バルーン22は、その基端部24を管状体に、そしてその先端部26をバルーン
内を通って延在する芯線20に取り付けてある。マーカ30がバルーン22内の
芯線20上に載置されており、コイル28がバルーンの先端部から延在している
。
固定されているという点である。バルーン22が膨張すると、バルーンは、半形
方向のみならず、長手方向にも拡張し、両端が事実上固定されているため、図1
0に示すように曲がってしまう。この問題は、バルーンの基端部と先端部の両方
が同じ内管に固定されている装置の場合や、その他のバルーンの両端が固定して
保持されている装置の場合にも起きる。
200のもう一つの実施形態を示している。カテーテル200は、基端部204
と先端部206の間を延在する長手の管状体202を有している。内腔208は
、管状体の内部を延在し、基端部から先端部まで、流体の通路を形成している。
バルーン210は、管状体の先端部206に取り付けられている。コイル212
は、バルーンの先端部からカテーテルの先端部の丸みを帯びた先端214まで延
在している。芯線218は、管状体202の基端部204から先端部206を通
り、バルーン210まで延在し、コイル212の入り口まで続いている。放射線
不透過性マーカ220が芯線218上に設けられており、カテーテル200を可
視化している。
タ216の小室222内に延在している。アダプタ216は、内腔208を通っ
てバルーン210を膨張させ、また、アーム228を使って装置を回転させるた
めに使用する。好ましくは、芯線の基端部は、図12Bに示すように、平坦にな
っている。この形状により、カテーテルの先端を操作するためにアダプタを回転
させる際に重要となる、アダプタへの有効なロック機構となる。芯線の基端部は
、さらに、バルーンの膨張中、小室222内部の芯線の基端部をロックする突出
頭部224のような、拡大部を有する。さらに詳しくは、図11A〜12Aに示
すように、芯線の基端部224が矢印の形状をしており、基端部224より遠位
の、小室の狭くなった部分と協働して、矢印の頭部224を小室222の内部に
保持している。図12Aに示すように、小室222の、基端部224より遠位の
狭い部分には、小室の先端部に位置するフランジ226を設けることもできる。
からL2に長手方向に拡張する。この長手方向の拡張により、芯線218が内腔
208内を遠位の方向に前進するが、実質的に小室222の長さより先まで前進
することはない。この長手方向の移動により、上記のような誘導中の可撓性を改
善することができる。
ーンが取り付けられている領域において独自の可撓性を有する。図13Aに示す
ように、カテーテル300は、基端部314(図示せず)と先端部316を有す
る管状体312とその中を延在する内腔318とを備える。対応する膨張可能な
バルーン322のような拡張可能な部材を管状体の先端部316に、好ましくは
、バルーンの基端部322Aと先端部322Bをともに管状体312に取り付け
て、設けている。芯線328は、管状体の先端部316の内腔318内に設けら
れており、そこから遠位の方向に延在している。コイル332が先端部316か
ら延在し、芯線328を囲んでおり遠位のボール334まで続いている。
の先端部分は、拡張可能な部材の拡張に呼応して軸方向に拡張するように構成さ
れている。さらに詳しく説明すると、図13Aに示すバルーンカテーテルでは、
管状体312の先端部分に、管状体の壁に設けた特殊な切込み352によってバ
ルーン領域内に望ましい可撓性を付与している。これらの切込み352は、機械
加工やEDMのような他の方法も可能であるが、好ましくはレーザを使って形成
する。図13Aに示す好ましい実施形態では、管状体312の先端部分はコイル
状になっている。しかし、内管は希望の可撓性を付与するため、さまざまな方法
により、切込みを入れたり、形成することができる。
性により、好ましくは先端部316から1〜3mmのところで始まり、そこから
バルーン322の長さまたはそれ以上近位の方向に延在する。例えば、約8mm
の長さを有するバルーンの場合、切込みは、約2〜20mmの長さにわたり形成
することができる。より高い可撓性が必要な実施形態では、内管の先端近くにの
み、短い範囲にわたり約2〜3mmの切込みを設ける。同様に、バルーンの基端
部またはそれを越える範囲でさらに高い可撓性が望ましい場合には、切込みは、
管状体に15mm以上の長さにわたって設けることもできる。
ルの可撓性を制御することができる。図13Aに示した実施形態では、管状体3
12を内管の先端部316から約2mmの位置から、バルーン322の基端部を
超え、合計約15mmの長さに渡って切込みを入れる。切込み352の先端部で
は、管状体312内のコイルは、約0.15mmのリボン幅W1を有し、それが
基端部に向けて徐々に広くなり、切込みの基端部では、約1から2mmのリボン
幅となる。内管の長手の軸に対する切込み352の角度は、好ましくは、図13
Aに示すように遠位の方向に向かって大きくなり、可撓性も先端部に向けて大き
くなる。好ましい実施形態では、切込みの先端部で角度が約80であり、切込み
の基端部で、約3と、徐々に小さくなっている。コイル状の部分全体にわたり、
内管の切込みは、好ましくは約0.08mmのピッチとなっている。リボン幅が
可変であることの利点は、管状体312と芯線328との間の可撓性を、より漸
進的に移行させることができるという点である。さらに、切込みの角度を近位に
向かって徐々に小さくすることにより、コイル状の管状体は、切込み角度の減少
に伴って引っ張り強度が増す。
は理解できよう。例えば、図14に示すように、一定の幅でピッチW2が約0.
25mmのコイルが使用される。さらに、コイル状の内管は、基端部で管状体の
壁全体にわたらない程度の深さの切込みのコイルから始まり、内管が完全に貫通
するまで遠位に向って徐々に深さを増すように形成する。この実施形態は、図1
5Aおよび15Bに示す。さらに、管状体312の先端部分には、特殊な熱処理
を施してあり、可撓性を向上している。例えば、ある実施形態では、管状体31
2の先端約30mmは熱処理を施して可撓性を改善することができる。
状に切った後、芯線328を準備して図13Aに示すように管状体312の先端
部316内部に取り付ける。好ましい芯線328は、ニチノール材であり、基端
部328A(図示せず)と先端部328Bを有する。図16A〜16Dに示すよ
うに、この芯線328は、好ましくは5つに区分される。基端部の第1区370
は、実質的に一定の直径であり、第2区372はテーパ状であり、第3区374
は、実質的に一定の直径であり、第4区376はテーパ状であり、第5区378
は平坦な先端を有する。図16Aに示すように、好ましい実施形態では、第1区
370は、直径約0.005〜0.006インチ、長さが約10mmであるのが
好ましい。第2区372は、約6mmにわたってテーパ状になっており、約0.
005〜0.006インチから約0.007インチに直径が増大している。第3
区374は、実質的に一定の直径約0.007インチ、長さが約4mmである。
第3区の先端が管状体312の先端部316と並ぶ。第4区376は、約13か
ら15mmにわたってテーパ状であり、先端378が平坦になっており、長さが
約10mm、厚みが約0.002インチである。区分378では、移行380部
分でさらにテーパ状になっており、平坦な先端が厚みにおいて近位に向かって減
っており、薄い平坦な区分378と丸いテーパ状の区分376との間の移行をさ
らに漸進的にしている。この移行380は、比較的平坦な表面と約3〜5mmの
長さであるのが好ましい。
ORE WIRE)」[弁理士案件登録No.PERCUS.003CP1]と題した同時
出願中の出願番号第09/253,971号に記載されている。カテーテル30
0には、長さと構造の異なる芯線も利用可能であることは理解できよう。よって
、芯線は、基端側または先端側のテーパ部のうち一方だけを有するもの、複数の
基端側および先端側テーパ部を有するもの、あるいはテーパ部を有さないものな
どが可能である。さらに、芯線328は、第1区と第2区370,372を設け
ず、実質的にすべての芯線328が先端部316から外に延在するように構成す
ることもできる。さらに、芯線は、先端のテーパ部に直接隣接して基端側テーパ
部を有するものでもよい。
状の部分376の始めから平坦な先端378の先端部まで延在する。よって、好
ましい実施形態の芯線に関しては、コイル332は、約25mmの長さにわたり
延在する。このコイル/芯線の半組立体を組み立てた後、管状体のまさに先端部
316と一致する遠位のテーパ部分376の始点と、コイル332とが先端部3
16に当接するように、芯線328は、管状体312の内腔318に挿入される
。芯線328は、中央の区分374の管状体312に好ましくは1箇所もしくは
複数箇所、さらに好ましくは図13Aに示す点362,364において、クリン
プ(crimp)によって取り付ける。管状体312の芯線328へのクリンプ(crimp)
は、上記のように、圧力約120ksi、もしくはその他の圧力を使って行うこ
とができる。クリンプ(crimp)に加え、あるいはクリンプ(crimp)の代わりに、芯
線328をはんだ付け、接着剤、エポキシ、または当業者にとっては周知の他の
方法により、管状体312に取り付けることができる。
状体312に入る。第1、第2、第3区370,372,374が管状体312
内に延在する長さは、好ましくは約10〜100mmであり、さらに好ましくは
約15〜60mmであり、図13Aおよび16Aに示した好ましい実施形態では
、約20mmである。芯線328が内腔318から外側に延在する長さは、好ま
しくは約10〜200mm、さらに好ましくは、約15〜60mm、そして、図
13Aでは約25mmである。芯線を近位の方向に内管の内部まで延在させるこ
とによって、芯線がカテーテルに対して付加的構造上の支持体として機能する。
しかし、好ましい芯線は、近位の方向にテーパ状となっているため、芯線328
は、管状体312の内壁に接触することはなく、よって、カテーテルが血管の曲
がり部分を通過できる機能やバルーンの膨張はほとんどない。
バルーン322は、基端部322Aと先端部322Bとを有し、その両方とも管
状体に取り付けられている。好ましい実施形態のバルーン322Aの長さは約8
mmで、外径は約0.034インチであり、内径が約0.015インチである。
図13Bの好ましい実施形態で示すように、バルーン322の動作領域の外側お
よびバルーンの近位の方向に延在するように切込み352を設ける。好ましくは
スリーブ366を管状体312上に設け、バルーンの動作領域より近位に切込み
352を設けることにより、内腔318から膨張流体が漏出しないように防ぐ。
スリーブは、好ましくはPET,FEP,TFEまたは類似した材料から形成し
た収縮管を使用する。好ましい実施形態では、この収縮管は、約15mmの長さ
を有し、先端部316から約5mmから近位の方向に延在している。この収縮管
により、切込みをバルーンの動作領域の近位に形成し、流体を逃がすことなく、
可撓性を増すことができる。あるいは、図15Bに示すように、基端部の切込み
が管状体の壁全体にわたって延在していない場合、または、バルーンの近位に切
込みが設けられていない場合、収縮管は必要ない。
成し、前述のように、接着剤または他の手段によって管状体312に接着する。
接着剤ストッパ338および340を、前述のように、バルーンの両端から約2
mmの位置に設け、接着剤336がバルーンの動作領域の中に入り込む長さを調
整する。バルーンの膨張は、管状体312における切込みを介して行われる。
取り付けたコイル状のマーカ342も備える。マーカ342をコイル状にするこ
とにより、先端部のバルーン部に可撓性を付与する。コイル342は、好ましく
はプラチナもしくはそれに類似した材料から形成され、外径が約0.024イン
チ、内径が約0.016インチ、長さが約1mmである。図13Aに示すように
、コイル状のマーカ342は、好ましくはバルーン322に当接する。マーカ3
42をコイル状として説明しているが、マーカは、切込みでもよく、あるいは、
他の方法で形成され、可撓性を改善するものならよいことは理解できよう。
基端部322Aの管状体312とバルーン322との間、および先端部322B
のバルーン322と芯線328の間に移行領域を設けている。よって遠位のテー
パ346は、バルーンの先端部から芯線328まで延在する。テーパ材は、前述
のように、シアノアクリレート接着剤か、あるいは、UV硬化性またはその変形
の接着剤のように、より柔軟な接着剤を使用するのが好ましい。図13Aに示し
た実施形態では、テーパ344Aは、好ましくはシアノアクリレート接着剤であ
り、接着剤344B、346は、好ましくはUV接着剤である。テーパ344A
の基端部と基端部322Aとの間の距離は、好ましくは約1〜3mmであり、さ
らに好ましくは約2.5mm未満であり、テーパ344A自体の長さは約1mm
未満であるのが好ましい。しかし、前述の様に、テーパは一つだけでもよい。遠
位のテーパ346の長さは、好ましくは約3mmである。他の詳細については、
1998年2月19日提出の、「バルーンカテーテルおよびその製造方法(BALO
ON CATHETER AND METHOD OF MANUFACTURE)」と題した出願通し番号第09/0
26,225号と、1998年2月19日提出の、「医療用カテーテルの軸(SH
AFT FOR MEDICAL CATHETHER)」と題した出願通し番号第09/026,105
号に記載してあるため、ここでは反復する必要はないであろう。
し、バルーンの長手方向の拡張を調整する。この拡張は、バルーンに応力を均一
に分散し、破裂性とバルーンの心合わせを向上させる。本発明者は、例えば、バ
ルーンの拡張による内管の長手方向の伸びは一般的には約2〜4mmであるが、
約10〜20mmであることを証明した。さらに、クリンプ(crimp)362、3
64の近位の芯線の区分370、372が管状体312の内壁に接触しないため
、芯線328は、バルーンの長手方向の拡張を妨害することはない。
う。本発明の範囲は、図や前述の説明によって制限されるものではなく、添付の
特許請求の範囲によってのみ制限される。
リンジ組立体を表した図である。
ダプタの内部に位置している様子を表した図である。
ある。
の接続ワイヤを介して管状体に取り付けた芯線を表す図である。
C−6Cに沿って切った部分を表す。
特に、カテーテルの管状体内に位置する浮遊芯線を表す図である。
線を有するカテーテルの断面図である。
る状態を示すものである。
線を有するカテーテルの断面図である。 図11Bは、図11Aのカテーテルの断面図であり、バルーンを膨張した状態
を表したものである。
切った断面図である。
端部の長手方向断面図である。 図13Bは、図13Aのバルーンの基端部の拡大図である。
バルーンカテーテルの断面図である。 図15Bは、図15Aに示すバルーンの基端部の拡大図である。
Claims (62)
- 【請求項1】 基端部分と先端部分とその中を延在する内腔を有する長手の
管状体と、 先端側に取り付けられた拡張可能な部材とを備え、 先端部分は上記拡張可能な部材の拡張に呼応して軸方向に拡張するように構成
されているカテーテル。 - 【請求項2】 上記拡張可能な部材は、対応する膨張可能なバルーンである
請求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項3】 上記拡張可能な部材は、ともに管状体に取り付けられた基端
部と先端部を有する請求項1に記載のカテーテル。 - 【請求項4】 上記管状体の先端部分には、切込みが設けられている請求項
1に記載のカテーテル。 - 【請求項5】 切込みが、管状体の拡張可能な部材の領域内に設けてある請
求項4に記載のカテーテル。 - 【請求項6】 上記切込みが、管状体の拡張可能な部材より近位に設けてあ
る請求項4に記載のカテーテル。 - 【請求項7】 上記切込みは、幅が上記管状体の先端部に向けて減少する請
求項4に記載のカテーテル。 - 【請求項8】 上記切込みが上記管状体の一部分のみに設けられている請求
項4に記載のカテーテル。 - 【請求項9】 上記管状体の一部分のみに設けられた上記切込みは、深さが
上記管状体の先端部に近づくにつれ徐々に深くなっていることを特徴とする、請
求項8に記載のカテーテル。 - 【請求項10】 さらに、上記切込みの上にスリーブが設けてあり、流体が
上記切込みを介して上記内腔から漏出しないように構成されていることを特徴と
する、請求項4に記載のカテーテル。 - 【請求項11】 さらに、医療用ワイヤまたはカテーテルに取り付けるため
の放射線不透過性マーカを備えており、上記マーカには上記切込みを設け、上記
マーカに長手方向の可撓性を付与したことを特徴とする、請求項1に記載のカテ
ーテル。 - 【請求項12】 上記切込みは、コイル状の形状の上記マーカを有する請求
項4に記載のカテーテル。 - 【請求項13】 さらに、近位の方向に向かって長手の上記管状体の上記先
端部の中まで延在し、それを支持している芯線を有する請求項1に記載のカテー
テル。 - 【請求項14】 上記芯線は、長手の上記管状体から先端方向に延在してい
ることを特徴とする、請求項13に記載のカテーテル。 - 【請求項15】 上記芯線は、近位のテーパと遠位のテーパとを有すること
を特徴とする、請求項13に記載のカテーテル。 - 【請求項16】 基端部と先端部を有する長手の管状体と、その中を延在する内腔と、上記管状体
の先端部に取り付けた拡張可能な部材とを備え、 上記管状体は、上記拡張可能な部材を起動時に、上記管状体に長手方向の可撓
性を付与するため、上記拡張可能な部材の中に少なくとも部分的に延在するコイ
ル状の部分を備えるカテーテル。 - 【請求項17】 上記管状体の上記コイル状の部分は、一定の幅とピッチを
有することを特徴とする、請求項16に記載のカテーテル。 - 【請求項18】 上記コイル状の部分の幅は徐々に減少することを特徴とす
る、請求項16に記載のカテーテル。 - 【請求項19】 上記コイル状の部分は、先端方向に向けて角度が増加する
ことを特徴とする、請求項16に記載のカテーテル。 - 【請求項20】 上記コイル状部分が上記拡張可能な部材の基端側に延在す
る、請求項16に記載のカテーテル。 - 【請求項21】 基端部と先端部を有する長手の本体と 上記先端部に取り付けた拡張可能な部材とを備え、 上記長手の本体は、上記拡張可能な部材から少なくとも部分的に近位に切込み
を設けているカテーテル。 - 【請求項22】 上記長手の本体が管状であり、その中を延在する内腔を有
することを特徴とする、請求項21に記載のカテーテル。 - 【請求項23】 上記長手の本体の上記切込みが上記内腔まで延在すること
を特徴とする、請求項22に記載のカテーテル。 - 【請求項24】 さらに、上記拡張可能な部材の上記基端側の上記切込みを
囲むスリーブを備え、流体が上記内腔から漏出するのを防ぐことを特徴とする、
請求項23に記載のカテーテル。 - 【請求項25】 先端部を有する長手の組立体と 上記長手の組立体の先端部に取り付けたバルーンと、 上記位置の間のシート材が前記バルーンを膨張させ膨張圧に呼応して外側に向か
って延在するように間隔を空けた位置で、長手の組立体に取り付けたシート材を
有するバルーンと、 前記バルーンが膨張するとバルーンの形状の変化に対応し、間隔を空けた位置で
、軸方向に拡張可能な前記長手の組立体と、 それによって前記バルーン内の応力が減少するカテーテル。 - 【請求項26】 長手の組立体が: 基端部と先端部とその中を延在する内腔を有する長手の管状体と; 基端部と先端部を有する芯線をと備え、 芯線の基端部が管状体の内腔の先端部の内部まで延在し、その内部で長手の方
向に移動可能であり、芯線の先端部は管状体の内腔の先端部から外に延在してい
ること及び、 バルーンは、一箇所が管状体の先端部に取り付けられており、その他の箇所は
芯線に取り付けられていることを特徴とする、請求項25に記載のカテーテル。 - 【請求項27】 上記長手の組立体の上記先端部分は、コイル状の内管を備
えている、請求項25に記載のカテーテル。 - 【請求項28】 バルーンが設けられている長手の組立体を備えたカテーテ
ルにおいて、 前記バルーンを体腔で膨らませ、 上記バルーン材料上の応力を減少させるため、バルーンの膨張中に、バルーン
内で、長手の組立体を軸方向に伸張させる方法。 - 【請求項29】 基端部と先端部を有する長手の本体と 少なくとも一本の接続ワイヤであって、前記ワイヤは基端部と先端部を有し、
上記ワイヤの上記基端部は上記長手の本体の上記先端部に取り付けられていると
ともに上記ワイヤの上記先端部が上記長手の本体の上記先端部を越えて延在する
接続ワイヤと 上記接続ワイヤの上記先端部に接続した基端部を有し、そこから遠位の方向に
延在する芯線とを備えた、カテーテル。 - 【請求項30】 さらに、上記長手の本体の上記先端部に取り付けた基端部
と、上記芯線を囲む先端部とを有する拡張可能な部材を備えた、請求項29に記
載のカテーテル。 - 【請求項31】 二本の接続ワイヤは、上記長手の本体を上記芯線の基端部
に接続している請求項29に記載のカテーテル。 - 【請求項32】 少なくとも一つのコイルが上記長手の本体の上記先端部か
ら延在し、少なくとも一本の接続ワイヤと上記芯線を囲んでいる、請求項29に
記載のカテーテル。 - 【請求項33】 少なくとも一つのコイルは、少なくとも一本の接続ワイヤ
を囲む第1のコイルと、上記芯線を囲む第2のコイルとを備えている、請求項3
2に記載のカテーテル。 - 【請求項34】 基端部と先端部を有する長手の本体と; 上記長手の本体の上記先端部に取り付けた拡張可能な部材と; 上記長手の本体と実質的に同一の長手の軸に沿って延在する芯線であって、基
端部と先端部を有し、上記芯線の上記基端部が上記拡張可能な部材の内部に位置
しており、上記長手の本体の先端部から先端方向に間隔を空けて位置する芯線と 上記長手の本体を上記芯線に接続するための手段とを有する医療用装置。 - 【請求項35】 上記長手の本体を上記芯線に接続するための手段は、少な
くとも一本の接続ワイヤを備えている、請求項34に記載の医療用装置。 - 【請求項36】 上記長手の本体を上記芯線に接続するための手段は、二本
の接続ワイヤを備えている請求項35に記載の医療用ワイヤ。 - 【請求項37】 上記長手の本体を上記芯線に接続するための手段は、少な
くとも一本のコイルを備えている請求項34に記載の医療用ワイヤ。 - 【請求項38】 基端部と先端部を有する長手の管状体と、その中を延在す
る内腔と、 上記管状体の上記先端部上に取り付けた拡張可能な部材と、 上記管状体と実質的に同じ上記長手方向の軸に沿って延在する芯線であって、
基端部と先端部を有し、上記芯線の上記基端部は上記管状体先端部から上記内腔
の外側まで遠位の方向に間隔を空けて位置し、 上記管状体の上記遠位の端部を上記芯線に接続するための複数の接続ワイヤと
を備えてえるカテーテル。 - 【請求項39】 接続ワイヤは、上記管状体から上記芯線まで遠位の方向に
集束している、請求項38に記載のカテーテル。 - 【請求項40】 それぞれの上記接続ワイヤは、平坦な端部を有する、請求
項38に記載のカテーテル。 - 【請求項41】 さらに、上記拡張可能な部材の内部の上記管状体の上記先
端部から延在する、少なくとも一つのコイルを備えている、請求項38に記載の
カテーテル。 - 【請求項42】 上記拡張可能な部材は、上記管状体の上記先端部上に取り
付けた基端部と、上記コイル上に取り付けた先端部とを有する、請求項41に記
載のカテーテル。 - 【請求項43】 上記芯線の上記基端部は、拡張可能な部材の内部に位置し
ている、請求項42に記載のカテーテル。 - 【請求項44】 基端部と先端部を有する長手の管状体と、その中を延在す
る内腔と、 基端部と先端部を有する芯線を有し、上記芯線の上記基端部が上記管状体の上
記内腔内に延在し、上記先端部が上記管状体から遠位の方向に離れて延在し、 上記芯線の一部は、上記芯線と上記管状体の間に環状の空間を形成し、上記内
腔の内部に同軸に位置しており、上記環状の空間は、芯線の内腔内に位置する部
分の全長にわたり延在し、 上記管状体の上記先端部上に取り付けられた基端部と、上記管状体の遠位に位
置する上記芯線上に取り付けた先端部とを有する拡張可能な部材とを備えた、 カテーテル。 - 【請求項45】 上記拡張可能な部材は、膨張可能なバルーンである、請求
項44に記載のカテーテル。 - 【請求項46】 さらに、上記芯線の上記基端部が上記管状体の上記先端部
の上記内腔から抜け出さないように防ぐための停止機構を備えた、請求項44に
記載のカテーテル。 - 【請求項47】 上記芯線は、基端部に於いて大きくなっている寸法を有す
る、請求項44に記載のカテーテル。 - 【請求項48】 上記管状体の上記内管は、上記芯線の上記基端部の寸法よ
り小さい、上記芯線の上記基端部より遠位側の内腔の内側寸法を有する、請求項
47に記載のカテーテル。 - 【請求項49】 上記芯線の上記基端部が内腔から抜け出ないように、上記
管状体が上記先端部の近傍でクリンプ(crimp)してある、請求項48に記載のカ
テーテル。 - 【請求項50】 さらに、上記長手の管状体の上記基端部に取り付けたアダ
プタを備えており、上記アダプタは、小室を備えることを特徴とする、請求項4
4に記載のカテーテル。 - 【請求項51】 上記芯線の上記基端部は、上記小室内に延在している請求
項50に記載のカテーテル。 - 【請求項52】 上記芯線は、基端部で大きくなっている寸法を有する、請
求項51に記載のカテーテル。 - 【請求項53】 上記小室は、上記芯線の上記基端部より遠位の位置で、上
記芯線の上記基端部が上記小室から抜け出すのを防止する、芯線の基端部の寸法
より小さい内側寸法を有する、請求項52に記載のカテーテル。 - 【請求項54】 基端部と先端部を有する長手の管状体と、その中を延在す
る内腔と 基端部と先端部を有し、上記基端部が内腔の上記先端部の内部まで延在してい
るが、そこに接着されないままになっている芯線と、 上記管状体を上記芯線に接続する可撓性部材とを備えたカテーテル。 - 【請求項55】 上記可撓性部材は、膨張可能なバルーンである請求項54
に記載のカテーテル。 - 【請求項56】 基端部と先端部を有する長手の管状体と、その中を延在す
る内腔と備え、 管状体の先端部から延在する近位のテーパと遠位のテーパを有する芯線を備え
ている医療用カテーテル。 - 【請求項57】 上記芯線の上記近位のテーパは、上記管状体の上記内腔の
上記先端部の内部まで延在していることを特徴とする、請求項56に記載のカテ
ーテル。 - 【請求項58】 上記芯線は、上記近位のテーパと遠位のテーパとの間に実
質的に一定の直径の部分を有することを特徴とする、請求項56に記載のカテー
テル。 - 【請求項59】 上記実質的に一定の直径の部分は、上記管状体にクリンプ
(crimp)されていることを特徴とする、請求項58に記載のカテーテル。 - 【請求項60】 上記芯線は、上記近位のテーパの近位側に、実質的に一定
の直径の部分を有することを特徴とする、請求項56に記載のカテーテル。 - 【請求項61】 上記芯線は、上記管状体の付加的構造上の支持体を形成し
ているために、上記内腔の上記先端部の中に約10から100mmの長さにわた
って延在している請求項56に記載のカテーテル。 - 【請求項62】 さらに、上記管状体の上記先端部に取り付けた拡張可能な
部材を備えてなることを特徴とする、請求項56に記載のカテーテル。
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