JP2010516338A - 管状部およびスリーブを有するガイドワイヤルーメンを備えたカテーテル - Google Patents

管状部およびスリーブを有するガイドワイヤルーメンを備えたカテーテル Download PDF

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Abstract

カテーテルのためのガイドワイヤルーメンは、管状部と、前記管状部の全長未満にわたって配置されるスリーブとを含む。管状部は、第1材料で形成され、スリーブは、第2材料で形成される。第2材料は、第1材料よりも良好に或る材料に接合することができる。

Description

開示の内容
〔発明の背景および概要〕
本発明は、カテーテルおよびカテーテル構成要素に関し、特に、スリーブを備えたガイドワイヤルーメンを含む、カテーテル、およびカテーテル構成要素に関する。
たとえば、冠状動脈の動脈閉塞の処置、末梢神経の分野、および、神経血管の分野に向いているカテーテルは、典型的には、ガイドワイヤ上を進むことによって処置領域まで案内される。ガイドワイヤは、TEFLON(登録商標)のような摩擦低減材料でしばしば被覆されるが、プラスチックカテーテルがワイヤ上で押し進められるときには、通常ある種の摩擦が存在する。
過去にバルーンカテーテルにおいて、カテーテルのバルーンの材料として、ポリエチレンが使用された。これにより、ガイドワイヤ用のルーメンとして、低摩擦の高密度ポリエチレン(HDPE)の使用が可能になった。円滑な移動および柔軟な先端を可能にするために、バルーンおよびガイドワイヤルーメンの遠位先端で、低プロフィールの加熱接合を実施することができた。
ポリエステル(PET)、ナイロン、および、アクリロン(アクリロニトリル)のような、より進歩しかつ高強度の材料がバルーン用に開発されてきたので、HDPEに代わるものの要求が起きてきた。単一の材料としてのHDPEは、ポリエステル、ナイロンおよびアクリロンのような材料に対して熱接合することができない。ナイロンバルーンに接合できる或る材料は、ポリエーテルブロックアミド(PEBAX)およびナイロンを含むが、それらの材料は、HDPEよりも高い表面摩擦を有する傾向がある。HDPEまたはTEFLONの内層およびPEBAXのような何か他の材料の外層を同時押出加工することが、1つの解決策であった。それはHDPEの押出加工よりも費用が掛り、同時押出加工は、剥離をもたらすことがある。代わりに、接着剤接合が用いられた。しかしながら、接着剤接合は、好ましくなく硬化する傾向があり、比較的高いプロフィールを有する。
HDPEのような低表面摩擦を有する材料、ならびに、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)(デュポン社の製造するTEFLONとして知られている)、四フッ化エチレン−ペルフルオロプロピレン(TetraFluorEthylene-Perfluorpropylene)(FEP)、および、ペルフルオロアルコキシ(PFA)のような様々なフルオロポリマーは、多くの現代のバルーン材料に対して加熱接合することができず、処理することが困難である。ナイロンバルーン用のガイドワイヤルーメンとして現在使用されている材料は、一般的に、ポリエーテルブロックアミド(PEBAX)、ナイロン11、ナイロン12、または、これらの材料の混合物である。PETおよびアクリロンのバルーンのために使用される材料は、HytrelおよびPET/ポリウレタン混合物である。神経系への適用のために使用されるポリウレタンのバルーンも、一般的に、ポリウレタンまたはPEBAXのインナーワイヤルーメンを使用する。これらの材料の全ては、身体の温度で高い表面摩擦を有し、ガイドワイヤの動きに干渉する可能性を有する。
低い表面摩擦を有するカテーテルに使用するのに適すると共に可撓性を有し処理の容易な材料を提供することが求められている。特に、ガイドワイヤルーメンに関連して用いるためのそのような材料を提供することが求められている。
本発明の1つの態様にしたがい、カテーテルのためのガイドワイヤルーメンは、管状部と、前記管状部の全長未満にわたって配置されるスリーブとを含み、前記管状部は、第1ポリマーで形成され、前記スリーブは、第2ポリマーで形成され、前記第2ポリマーは、ポリアミド、ナイロン、ポリエーテルブロックアミド、および、ポリウレタンのうちの1つ以上を含む。
本発明のもう1つの態様にしたがい、カテーテルのためのガイドワイヤルーメンは、第1材料で形成される管状部と、前記管状部の一部の周りに配置される第2材料で形成されるスリーブと、前記管状部の部分の周りに配置される金属マーカーバンドと、を含み、前記スリーブは、前記マーカーバンドの上に配置されて、前記管状部の遠位端の近接位置から前記マーカーバンドの近位で前記マーカーバンドに近接するポイントまで延びる。
本発明のもう1つの態様にしたがい、カテーテルを形成する方法は、ガイドワイヤルーメンの管状部の全長未満にわたってスリーブを設けることであって、前記管状部が第1材料で形成され、前記スリーブが第2材料で形成される、スリーブを設けること、前記スリーブの下で前記管状部の上にマーカーバンドを設けること、および、前記スリーブをカテーテル構成要素に接合すること、を含む。
本発明のもう1つの態様にしたがい、カテーテルは、管状部と、前記管状部の全長未満にわたって配置される近位および遠位スリーブと、を含むガイドワイヤルーメンであって、前記管状部が第1材料で形成され、前記スリーブが第2材料で形成され、前記遠位スリーブおよび前記管状部の間に配置される金属マーカーバンドを含むガイドワイヤルーメンと、前記遠位スリーブに接合されるバルーンと、前記近位スリーブに接合されるカテーテルシャフトと、を含む。
本発明の特徴および利点は、同じ数字が同じ要素を示す図面に関連して後述する詳細な説明を読むことにより良好に理解される。
〔詳細な説明〕
カテーテルシステム10は、本発明の実施形態に係るカテーテル20を含んでおり、図1および2に示される。カテーテル20は、オーバーザワイヤ型カテーテル(over-the-wire type catheter)のような従来のカテーテル、または、図示したような迅速交換型カテーテル(rapid exchange type catheter)にすることができる。カテーテル20は、中にガイドワイヤを延ばすことができるガイドワイヤルーメン32を含む。ガイドワイヤの近位部40は、近位ガイドワイヤポート24を通して、あるいは、バルーン22の近位にある迅速交換ポートすなわちRXポートを通して、外に延びることができ、ガイドワイヤの遠位部42は、バルーン22の遠位にある遠位ガイドワイヤポート26から外に延びることができる。ガイドワイヤルーメン32は、ガイドワイヤ40が貫通できる内側開口を有する管状部34(ガイドワイヤルーメンまたは内側部材とも呼ぶ)を含む。カテーテルシャフト28は、カテーテルシャフトの近位端もしくはその近位端に近接のハブ構造体80と、カテーテルシャフトの遠位端もしくはその遠位端に近接のバルーン22との間に延びる。カテーテルシャフト28は、膨張ルーメン64を画定する。バルーン22は、ステント30を拡張させる血管形成術のために、あるいは、他の目的のために、用いることができる。
ガイドワイヤルーメン32の直径は、カテーテルの型にもよるが、約0.013〜0.040インチ(0.33〜1.02mm)の外径、約0.010〜0.035インチ(0.25〜0.89mm)の内径というように様々である。冠状動脈カテーテルにおいて、ガイドワイヤルーメン32は通常、約0.019〜0.022インチ(0.48〜0.56mm)の外径、および、約0.016〜0.018インチ(0.41〜0.46mm)の内径を有する。ニューロカテーテル(neurocatheter)に関して、外径は、典型的には約0.013〜0.015インチ(0.33〜0.38mm)であり、内径は、典型的には約0.010〜0.012インチ(0.25〜0.30mm)である。末梢血管カテーテルにおいて、内径は、典型的には約0.018〜0.021インチ(0.46〜0.53mm)であり、外径は、典型的には約0.023〜0.026インチ(0.58〜0.66mm)である。胆管カテーテルにおいて、内径は、典型的には約0.033〜0.036インチ(0.84〜0.91mm)であり、外径は、典型的には約0.036〜0.039インチ(0.91〜0.99mm)である。
ガイドワイヤルーメン32の管状部34の少なくとも一部、一般的には実質上の管状部全体は、高密度ポリエチレン(HDPE)のような低い摩擦係数を有する材料から形成される。スリーブ35は、管状部34の全長未満の周りに配置される。スリーブ35は、熱および圧力または接着剤あるいは双方を用いて接合することなどにより、管状部34に接合することができる。スリーブ35は通常、バルーンを形成する、たとえば、PET、ナイロン、および、アクリロニトリルという材料に対して、少なくともHDPEと比較して良好に接合するポリマー材料で形成される。スリーブ35は、たとえば、PEBAXのようなポリマー材料から形成することができる。
スリーブ35のポリマーは通常、ポリアミド、ナイロン、PEBAX、および、ポリウレタンのうちの1つ以上を含む。冠状動脈カテーテル用のスリーブ35の材料は、典型的には、PEBAX72Dもしくは70D、または、同じような硬さを有する材料である。より大きなカテーテルは、スリーブ35のために、それらのインナールーメン材料またはより剛性のある材料を用いることができる。神経系への適用(neuro applications)に関して、スリーブ35のための材料は、典型的には、PEBAX70D、63D、または、55Dのようなより柔軟な材料である。
ガイドワイヤルーメン32の管状部34を形成しているポリマーは、典型的には、従来のガイドワイヤ上を通り過ぎる際の摩擦が、その同一ガイドワイヤがスリーブ35を形成しているポリマー上を通り過ぎる際の摩擦よりも低いような摩擦を有する。ガイドワイヤルーメン32の管状部34およびスリーブ35の各々は、単一に一体化された層(single integral layers)として押出加工され、その後に熱および圧力、接着剤、あるいは、双方というような適切な手段によって互いに接合されるが、代わりに同時押出加工(coextrude)することもできる。カテーテル20の一部を形成するとき、バルーン22の遠位端29、および/または、近位ガイドワイヤポート24におけるカテーテルのカテーテルシャフト28のようなカテーテル構成要素は、熱および圧力の付与、高周波ボンディング、および/または、レーザボンディングのような適切な手段によって、ガイドワイヤルーメン32のスリーブ35に接合することができる。この接合部は、通常、高いプロフィールを有する剛性接合部を作る傾向がある接着剤を用いずに形成される。
カテーテル20は、ガイドワイヤルーメン32の遠位端31に配置される先端27を含むことができる。先端27は、管状部34と一体に形成することができ、あるいは、図3に示すように、管状部の端部に接合することができる。先端27は、管状部34と同一または異なる材料で形成することができる。スリーブ35は、先端27の近位端を部分的に越えて延び、それ自体、あるいは、接着剤、熱および圧力の付与、高周波ボンディング、および/または、レーザボンディングのような他の接合手段との連携のいずれかによって、管状部34に対する先端の接合を容易にする。
遠位マーカー50は、管状部34およびバルーン22の遠位端29を患者の体内に位置付けることを容易にするために、管状部34の遠位端に近接する管状部周りに接合することができる。近位マーカー51も、管状部34およびバルーン22の近位端を患者の体内に位置付けることを容易にするために、バルーン22の近位端に近接する管状部34の周りに接合することができる。遠位マーカー50および近位マーカー51は、通常、金属材料で形成される。スリーブ35は、通常、管状部34の少なくとも遠位端52から、遠位マーカー50の近位の(図3の破線で示される)ポイント53まで、あるいは、近位マーカー51の近位のポイント54まで延びる。
マーカー50および51の上にスリーブ35を設けることにより、スリーブ35が軟らかいエッジを提供して金属ステントおよびマーカーの間のバルーン材料の圧迫を抑制できるので、ステント30が高圧下でバルーンに対してクリンプされるとき、バルーン22にピンホールができる可能性は、低減することができる。スリーブ35が、近位マーカー51の近位のポイントまで延びるのか、または、遠位マーカー50の近位のポイントまでしか延びないのかは、バルーン22に対する管状部34の接合性を改善することに加えて、ピンホール等に対する補助の保護が望まれているかどうかに大きく依存する。
また、特に、マーカーおよび管状部の間の接合(すなわち、単位面積あたりの接合強度)、ならびに、マーカーおよびスリーブの間の接合が、管状部およびスリーブの間の接合よりも強いときに、管状部34およびスリーブ35の間にマーカー50および51を設けることにより、管状部34およびスリーブ35の間の接合を改善することができる。
管状部34は、その全長にわたって一定の直径を有することができる。代わりに、図3に示すように、管状部34は、近位ガイドワイヤポート24を形成するためにカテーテルシャフト28に接合されるガイドワイヤルーメン32の近位端33でスリーブ35に近い縮小径を有することができ、および/または、バルーン22の遠位端29に接合されるガイドワイヤルーメンの遠位端31でスリーブに近い縮小径を有することができる。それは、たとえば、スリーブ35を追加する前に、管状部34の近位端および遠位端をネッキングすることにより実現できる。ガイドワイヤルーメン32は、様々な構造を有することができる。それは、通常、ガイドワイヤに適合するために一定の内径を有するが、ガイドワイヤルーメンの外径は、変えることができる。たとえば、ガイドワイヤルーメンの外径は、その全長にわたって一定の径を有することができ、スリーブ35および/またはマーカー50および51が設けられるところで大きな径を有することができ、または、図3に示すように、マーカー50および51が設けられるところを除いてガイドワイヤルーメンの長さの実質上全てにわたって一定の径を有することができる。実際上、図2および3は、スリーブ35がマーカー50および/または51の上に接合されているところのガイドワイヤルーメン32の拡大径を示しているが、接合中においてスリーブのポリマーは、通常、薄くなる傾向にあり、管状部34、スリーブ、および、もしあればマーカー、を含むガイドワイヤルーメンの壁厚は、実質的に均一である。
本発明の現在想定している態様において、バルーン22は、典型的には、長さが約10mm〜40mmである。スリーブ35は、典型的には、長さが約10mmもしくはそれより小さく、典型的には、管状部34の近位端および遠位端の少なくとも一方(典型的には、双方)に設けられる。
接合強度は、任意の適切な形式で計測することができる。バルーン22の遠位端29とガイドワイヤルーメン32のスリーブ35との間の接合部の接合強度を計測するための1つの技術は、スリーブおよびバルーンの接合部分をカテーテルの残部から分離すること、バルーンを裏返すこと、および、バルーンおよびガイドワイヤルーメンを引っ張ること、を本質的に必要とする。カテーテルシャフトの「迅速交換」(RX)開口、すなわち、近位ガイドワイヤポート24で起きるような、カテーテルシャフト28およびガイドワイヤルーメン32のスリーブ35の間の接合強度も、重要であり、たとえば、カテーテルシャフトおよびガイドワイヤルーメンを引き離すことによって計測することができる。
カテーテル20を形成する方法において、スリーブ35は、ガイドワイヤルーメン32の管状部34の全長未満にわたって接合することができる。管状部34は、第1材料で形成することができ、スリーブ35は、第1材料とは異なる第2材料で形成することができる。マーカー50および51は、スリーブ35および管状部34の間に接合することができる。スリーブ35は、スリーブの周りに接合されるバルーン22のようなカテーテル構成要素、および/または、スリーブの周りに接合されるカテーテルシャフト28、に接合することができる。スリーブ35は、熱および圧力または接着剤あるいは双方によって管状部34に接合することができ、あるいは、スリーブは、管状部の部分の上に、管状部と共に同時押出加工することができる。
ガイドワイヤおよびガイドワイヤルーメン32の管状部34の間の摩擦を低減することが望ましければ、管状部の化合物は、ポリマーおよび2〜15%粒子もしくはファイバを含むように形成することができる。化合物は、たとえば、二軸押出機の中で合成または混合することによって形成することができる。管状部34は、管状の押出し品として化合物から形成することができる。管状の押出し品は、ガイドワイヤルーメン32の少なくとも一部を構成する。ガイドワイヤとの間により大きな摩擦を有することがある材料から形成されるスリーブ35は、ガイドワイヤルーメンの遠位端をバルーン22の遠位端29に接合させること等によって、カテーテル構成要素に対するガイドワイヤルーメンの接合を容易にするために、管状部34の周りに接合させることができる。その代わりに、あるいは、それに加えて、ガイドワイヤルーメン32が接合されるかもしれないカテーテル構成要素は、カテーテルシャフト28を含むことができる。
本明細書に記載した材料は、迅速交換用またはオーバーザワイヤカテーテル用のガイドワイヤルーメン32材料の内側の管状部34について記載したが、ガイドワイヤルーメンの遠位端にステントスリーブを設けることによる摩擦低減および優良接合性は、カテーテルの他の適用においても有用である。たとえば、スリーブ35は、遠位端でオーバーザワイヤカテーテルに用いることができ、他方、近位シャフトの管状部34の一部は、HDPEのような高摩擦材料で形成することができる。オーバーザワイヤカテーテルは、通常、アウターシャフトおよびインナー部材を含む。オーバーザワイヤカテーテルのアウター近位シャフトは、通常、PEBAXまたはナイロンのようなポリマーで形成されるが、近位シャフトおよびガイドカテーテルの間の摩擦は、カテーテルのプッシュ性能(pushability)を低減させ易い。プッシュ性能の改善は、摩擦の低減のために、カテーテル外面の「フロスティング(frosting)」によって試みられている。本発明の一実施形態によれば、オーバーザワイヤカテーテルの近位シャフトは、カテーテルのプッシュ性能およびトラック性能(trackability)を改善するためにHDPEのような高摩擦材料で形成され、他方、ナイロン、PEBAX、または、より接合可能な他の材料のような材料で形成されるスリーブは、接合性能を改善するために、バルーン近位接合部の領域に設けられる。
本願において、「含む(including)」のような用語の使用は、制限の無いものであり、「含む(comprising)」のような用語と同じ意味を有することを意図しており、他の構造、材料、または、作用の存在を除外していない。同様に、「できる(can)」または「してもよい(may)」のような用語の使用は、制限の無いこと、および、構造、材料、または、作用が必要でないことを反映させること、を意図しており、このような用語を使用していなくても、その構造、材料または作用が必須であると反映することは意図しない。構造、材料、または、作用が不可欠であると現在考慮される限度において、そのように識別される。
本発明を好適な実施形態にしたがって図示および記載したが、請求の範囲に記載した発明から逸脱することなく変更および変形を行うことができるということが理解されよう。
カテーテルシステムの側方斜視図である。 図1に示すカテーテルの、中央部を除いた、側方立面、長さ方向断面図である。 図2に示すカテーテルの一部の、中央部を除いた、側方立面、長さ方向断面図である。

Claims (41)

  1. カテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    管状部と、
    前記管状部の全長未満にわたって配置されるスリーブと、
    を含み、
    前記管状部は、第1ポリマーで形成され、
    前記スリーブは、第2ポリマーで形成され、
    前記第2ポリマーは、ポリアミド、ナイロン、ポリエーテルブロックアミド、および、ポリウレタンのうちの1つ以上を含む、ガイドワイヤルーメン。
  2. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記第1ポリマーは、前記ガイドワイヤ上を通り過ぎる際の摩擦が前記第2ポリマーよりも低い、ガイドワイヤルーメン。
  3. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部は、単一層の管として押出加工される、ガイドワイヤルーメン。
  4. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記第1ポリマーは、HDPEである、ガイドワイヤルーメン。
  5. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部の遠位端に配置される先端を含み、
    前記先端の遠位端は、前記先端の近位端よりも小さい径を有する、ガイドワイヤルーメン。
  6. 請求項5に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記先端は、前記第1ポリマーで形成される、ガイドワイヤルーメン。
  7. 請求項6に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記先端は、前記管状部と一体である、ガイドワイヤルーメン。
  8. 請求項5に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記スリーブは、前記先端の少なくとも一部を越えて延びる、ガイドワイヤルーメン。
  9. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部の一部の周りに配置される金属マーカーバンド、
    を含み、
    前記スリーブは、前記マーカーバンドの上に配置され、前記管状部の遠位端の近接位置から、前記マーカーバンドの近位で前記マーカーバンドに近接するポイントまで延びる、ガイドワイヤルーメン。
  10. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部の第1部および第2部の各々の周りに配置される第1および第2金属マーカーバンド、
    を含み、
    前記第1マーカーバンドは、前記管状部の遠位端に対して前記第2マーカーバンドよりも近くに配置され、
    前記スリーブは、前記第1および第2マーカーバンドの上に配置され、前記管状部の遠位端の近接位置から、前記第2マーカーバンドの近位で前記第2マーカーバンドに近接するポイントまで延びる、ガイドワイヤルーメン。
  11. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記スリーブは、前記管状部の少なくとも近位端の周りに配置される、ガイドワイヤルーメン。
  12. 請求項11に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部の前記近位端の周りに配置される前記スリーブは、長さが10mm以下である、ガイドワイヤルーメン。
  13. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記スリーブは、前記管状部の少なくとも遠位端の周りに配置される、ガイドワイヤルーメン。
  14. 請求項13に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部の前記遠位端の周りに配置される前記スリーブは、長さが10mm以下である、ガイドワイヤルーメン。
  15. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記スリーブは、前記管状部の少なくとも遠位端および近位端の周りに配置される、ガイドワイヤルーメン。
  16. 請求項15に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部の前記近位端の前記スリーブと前記管状部の前記遠位端の前記スリーブとの間の前記管状部の中間部の周りには、スリーブが設けられない、ガイドワイヤルーメン。
  17. 請求項16に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部の前記遠位端の周りに配置される前記スリーブ、および、前記管状部の前記近位端の周りに配置される前記スリーブは各々、長さが10mm以下である、ガイドワイヤルーメン。
  18. 請求項1に記載のガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記第2ポリマーは、接着剤無しでナイロンバルーンに接合されるように構成される、ガイドワイヤルーメン。
  19. カテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    第1材料で形成される管状部と、
    前記管状部の一部の周りに配置される第2材料で形成されるスリーブと、
    前記管状部の部分の周りに配置される金属マーカーバンドと、
    を含み、
    前記スリーブは、前記マーカーバンドの上に配置されて、前記管状部の遠位端の近接位置から前記マーカーバンドの近位で前記マーカーバンドに近接するポイントまで延びる、ガイドワイヤルーメン。
  20. 請求項19に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記マーカーバンドおよび前記スリーブの間の単位面積あたりの接合強度は、前記管状部および前記スリーブの間の接合強度よりも高い、ガイドワイヤルーメン。
  21. 請求項20に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記マーカーバンドおよび前記管状部の間の単位面積あたりの接合強度は、前記管状部および前記スリーブの間の接合強度よりも高い、ガイドワイヤルーメン。
  22. 請求項19に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記マーカーバンドおよび前記管状部の間の単位面積あたりの接合強度は、前記管状部および前記スリーブの間の接合強度よりも高い、ガイドワイヤルーメン。
  23. 請求項19に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    第1マーカーバンドと、
    第2マーカーバンドと、
    を含み、
    前記第1マーカーバンドは、前記管状部の遠位端に対して、前記第2マーカーバンドよりも近くに配置される、ガイドワイヤルーメン。
  24. 請求項23に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記スリーブは、前記第1マーカーバンドの上に配置される、ガイドワイヤルーメン。
  25. 請求項24に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記スリーブは、前記第2マーカーバンドの上に配置される、ガイドワイヤルーメン。
  26. 請求項19に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記管状部は、前記マーカーバンドの近位のポイントよりも前記マーカーバンドに近接する位置において小さい直径を有する、ガイドワイヤルーメン。
  27. 請求項19に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記ガイドワイヤルーメンの直径は、前記スリーブの全長にわたって実質上均一である、ガイドワイヤルーメン。
  28. カテーテルを形成する方法において、
    ガイドワイヤルーメンの管状部の全長未満にわたってスリーブを設けることであって、前記管状部が第1材料で形成され、前記スリーブが第2材料で形成される、スリーブを設けることと、
    前記スリーブの下で前記管状部の上にマーカーバンドを設けることと、
    前記スリーブをカテーテル構成要素に接合することと、
    を含む、方法。
  29. 請求項28に記載の方法において、
    前記カテーテル構成要素は、前記スリーブの周りに配置されるバルーンを含む、方法。
  30. 請求項29に記載の方法において、
    前記カテーテル構成要素は、前記スリーブの周りに配置されるカテーテルシャフトを含む、方法。
  31. 請求項28に記載の方法において、
    前記カテーテル構成要素は、前記スリーブの周りに配置されるカテーテルシャフトを含む、方法。
  32. 請求項31に記載の方法において、
    前記ガイドワイヤルーメンは、前記カテーテルシャフトの壁の開口を貫通し、
    前記スリーブは、前記ガイドワイヤルーメンが前記カテーテルシャフトの前記壁の前記開口を貫通するところの前記カテーテルシャフトに接合される、方法。
  33. カテーテルにおいて、
    管状部、ならびに前記管状部の全長未満にわたって配置される近位および遠位スリーブを含む、ガイドワイヤルーメンであって、前記管状部が第1材料で形成され、前記スリーブが第2材料で形成され、前記ガイドワイヤルーメンは前記遠位スリーブおよび前記管状部の間に配置される金属マーカーバンドを含む、ガイドワイヤルーメンと、
    前記遠位スリーブに接合されるバルーンと、
    前記近位スリーブに接合されるカテーテルシャフトと、
    を含む、カテーテル。
  34. 請求項32に記載のカテーテルにおいて、
    前記バルーンは、接着剤無しで前記遠位スリーブに接合される、カテーテル。
  35. 請求項32に記載のカテーテルにおいて、
    前記カテーテルシャフトは、接着剤無しで前記近位スリーブに接合される、カテーテル。
  36. 請求項32に記載のカテーテルにおいて、
    前記マーカーバンドおよび前記スリーブの間の単位面積あたりの接合強度は、前記管状部および前記スリーブの間の接合強度よりも高い、カテーテル。
  37. 請求項32に記載のカテーテルにおいて、
    前記マーカーバンドおよび前記管状部の間の単位面積あたりの接合強度は、前記管状部および前記スリーブの間の接合強度よりも高い、カテーテル。
  38. 請求項32に記載のカテーテルにおいて、
    第1マーカーバンドと、
    第2マーカーバンドと、
    を含み、
    前記第1マーカーバンドは、前記管状部の遠位端に対して、前記第2マーカーバンドよりも近くに配置される、カテーテル。
  39. 請求項37に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記スリーブは、前記第1マーカーバンドの上に配置される、カテーテル。
  40. 請求項38に記載のカテーテルのためのガイドワイヤルーメンにおいて、
    前記スリーブは、前記第2マーカーバンドの上に配置される、カテーテル。
  41. 請求項32に記載のカテーテルにおいて、
    前記ガイドワイヤルーメンは、前記カテーテルシャフトの壁の開口を貫通し、
    前記スリーブは、前記開口に近接する位置で前記カテーテルシャフトに接合される、カテーテル。
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