JP2003519108A - 蒸留の前及び/又は蒸留の間に水を添加することによるポリオール含有反応混合物からのホルムアルデヒドの蒸留による分離方法 - Google Patents

蒸留の前及び/又は蒸留の間に水を添加することによるポリオール含有反応混合物からのホルムアルデヒドの蒸留による分離方法

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JP2003519108A JP2001549328A JP2001549328A JP2003519108A JP 2003519108 A JP2003519108 A JP 2003519108A JP 2001549328 A JP2001549328 A JP 2001549328A JP 2001549328 A JP2001549328 A JP 2001549328A JP 2003519108 A JP2003519108 A JP 2003519108A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ホルムアルデヒドと、カルボニル官能基に対してα位に少なくとも1つの酸性水素原子を有するアルカナールとの反応から、又は2−アルキルアクロレイン又はアクロレインと、水及びホルムアルデヒドとの反応から得られ、その際前記反応が触媒量の有機アミンの存在で実施された、メチロール化アルカナールを含有している反応溶液から、ホルムアルデヒドを蒸留により分離する方法に関するものであり、蒸留の前及び/又は蒸留の間に適した量の水を添加することにより特徴付けられる。上記方法は、反応混合物からのホルムアルデヒドの改善された分離を可能にし、かつ更に、こうして得られたアルカナールを水素化してポリオールに変換するのを簡単にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、工業有機化学の分野に関するものである。より詳しく述べると、本
発明は、メチロールアルカナール−溶液からホルムアルデヒドを効果的に分離す
る方法に関する。更に本発明は、そのようにして得られたメチロールアルカナー
ルを水素化してポリオールに変換する方法に関する。
【0002】 ホルムアルデヒドとCH−酸性高級アルカナールとを縮合させてメチロールア
ルカナール、一般にジメチロールアルカナール及びトリメチロールアルカナール
に変換し、かつ得られた化合物をポリオールに変換することは、化学において広
く行き渡った方法である。そのようにして得られた重要なトリオールの例は、塗
料、ウレタン及びポリエステルの製造のために幅広い使用分野が見いだされてい
る、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン及びトリメチロールブタン
である。別の重要な化合物は、ホルムアルデヒド及びアセトアルデヒドの縮合に
より得られるペンタエリトリトール、並びにイソブチルアルデヒド及びホルムア
ルデヒドからのネオペンチルグリコールである。四価アルコールであるペンタエ
リトリトールは、同様にしばしば塗料工業において使用されるが、しかしまた、
火薬の製造の際にも大きな重要性を獲得している。
【0003】 言及されたポリオールは、多様な方法により製造されることができる。1つの
方法は、いわゆるカニッツァーロ(Cannizzaro)法であり、これはなお更に無機及
び有機のカニッツァーロ法に分けられる。無機変法の場合に、過剰のホルムアル
デヒドは、相応するアルカナールと、化学量論的量の無機塩基、例えばNaOH
又はCa(OH)の存在で反応される。第一段階で形成されたメチロールアル
カナールは、第二段階で、不均化反応で過剰のホルムアルデヒドと反応されて相
応するポリオール及び相応する塩基のホルメート、即ち例えばナトリウム−又は
カルシウムホルメートに変換される。これらの塩の発生は、欠点を意味する、そ
れというのも、これらは反応生成物から分離されるのが困難であり、その上、1
当量のホルムアルデヒドが失われるからである。
【0004】 有機カニッツァーロ法の場合に、無機塩基の代わりに第三アルキルアミンが使
用される。それにより、無機塩基を用いる場合よりも高い収率が、達成されうる
。望ましくない副生物として、トリアルキルアンモニウムホルメートが生じる。
そのために、ここでも、1当量のホルムアルデヒドが失われる。
【0005】 カニッツァーロ法の欠点は、いわゆる水素化法の場合に回避される。その際、
ホルムアルデヒドは相応するアルカナールと、触媒量のアミンの存在で反応され
る。反応がメチロールアルカナールの段階で停止することによって達成される。
ホルムアルデヒドの分離後に、相応するアルカナールに加えてなお僅かな量の相
応するトリオールを含有する反応混合物は、水素化され、それにより所望のポリ
オールが得られる。
【0006】 この水素化法の多様な変法は、とりわけ、出願明細書DE-A-2507461、DE-A-270
2582、DE-A-2714516、DE-A-2813201、DE-A-3340791及びWO 98/28253に記載され
ている。
【0007】 その際、水素化法の主な問題は、縮合反応後、水素化における反応混合物の使
用前に、過剰で使用されたホルムアルデヒドの効果的な分離である。それ故、ホ
ルムアルデヒドの効果的な分離は、ただそれだけで既に望ましい、それというの
も、ホルムアルデヒドは反応へ返送されることができ、ひいては失われないから
である。原則として、ホルムアルデヒドの前述の分離なしで、反応混合物を縮合
後に直接に水素化することも可能であったかもしれない。しかし、これは、相対
的に利用価値のないメタノールに変換され;更にまた、その結果が高められた水
素消費量並びに触媒のより高い負荷であるので、最後には不利な収支が生じるだ
ろう。
【0008】 文献には、縮合反応混合物からのホルムアルデヒドの効果的な分離のための多
様な方法が記載されている。本発明と関連して、後に続き引用された参考文献が
重要である。
【0009】 DD-A-273434には、反応溶液からの過剰のホルムアルデヒドの分離方法の記載
があり、ここで、ホルムアルデヒドは、古典的なカニッツァーロ法により、高級
アルカナールと反応される。その際、多価アルコール並びに過剰に使用されたホ
ルムアルデヒドを含有する粗混合物が得られる。ホルムアルデヒドの分離は、メ
タノール、水及び/又はアセトニトリルの添加及び引き続き、添加された溶剤及
び別の成分を有する複雑な混合物としてのホルムアルデヒドの共沸による留去に
より行われる。底部中に、多価アルコールが残留する。
【0010】 日本特許明細書JP 10287606には(CA 1998/129:275637により引用された)、こ
のアルデヒドと高級アルデヒドとの反応に由来し、かつ相応するジメチロールア
ルカナールを生成物として含有する反応混合物からホルムアルデヒドを分離する
方法が記載されている。分離は、薄膜蒸発器上での蒸留により行われる。蒸留の
前に、混合物に水が>4質量部の量で添加される。蒸留により、5%のホルムア
ルデヒド残留含量が、0.5〜1barの圧力で達成される。
【0011】 また、US 4,036,888には、ホルムアルデヒドと高級アルデヒドとの反応及び引
き続く蒸留の反応混合物に水を添加することが記載されている。この場合に、イ
ソブチルアルデヒドが使用され、生成物はヒドロキシピバリンアルデヒドである
。水添加により、ここで、過剰に使用されたイソブチルアルデヒドの効果的な分
離が達成される。この理由から、ここで、ホルムアルデヒドの分離の問題が発生
しない、それというのも、これは反応後に極めて僅かな量でのみ存在するに過ぎ
ないからである。
【0012】 同じことが、2−エチルヘキサナールとホルムアルデヒドとを反応させて2−
エチル−2−(ヒドロキシメチル)ヘキサナールに変換することに関する特許US
5,235,118にも適用される。またここで、ホルムアルデヒドは、2−エチルヘキ
サナールに対して化学量論的に下回る量で使用され、あと僅かな残分のホルムア
ルデヒドが生成物溶液中に存在するに過ぎない。水の添加、引き続き蒸留は、未
反応の2−エチルヘキサナールの効果的な分離に利用される。
【0013】 本発明の課題は、ホルムアルデヒドを、このアルデヒドと高級アルデヒドとの
反応後に得られたメチロールアルカナールから、効果的に分離するのを可能にす
る方法を提供することに基づいている。分離は、メチロールアルカナールの引き
続く水素化が経済的であるように効果的であるべきである。
【0014】 この課題は、ホルムアルデヒドと、カルボニル官能基に対してα位に少なくと
も1つの酸性水素原子を有するアルカナールとの反応からか又は2−アルキルア
クロレイン又はアクロレインと水及びホルムアルデヒドとの反応から得られ、か
つその際、この反応は触媒量の有機アミンの存在で実施された、メチロール化ア
ルカナールを含有する反応溶液から、ホルムアルデヒドを蒸留により分離する方
法により解決され、蒸留の前及び/又は蒸留の間に適した量の水が添加されるこ
とにより特徴付けられる。
【0015】 更に、この課題は、上記で記載された方法によりホルムアルデヒドを除去した
メチロール化アルカナールが、それ自体公知の水素化にかけられることにより特
徴付けられるポリオールの製造方法により解決される。
【0016】 ホルムアルデヒドと高級アルデヒドとの縮合後に得られたメチロールアルカナ
ールからの蒸留によるホルムアルデヒドの分離の前及び/又は分離の間の水の添
加により、効果的な分離が達成されることができることが確かめられた。更に、
水の添加により、後に続く水素化における収率が高められることができる。
【0017】 一般にメチロールアルカナールは、ジメチロールアルカナール又はトリメチロ
ールアルカナールでもある。メチロールアルカナールは、一般に、触媒量の有機
アミンの存在で上記で挙げられた出発化合物の縮合により製造される。当該方法
において、一般に実地上、言及された縮合反応により製造されている全てのホル
ムアルデヒド含有のアルドール化排出液が使用されることができる。特に有利に
は、WO 98/28253により得られたアルドール化排出液の場合の方法が利用されう
る。この出願の内容は、参照により当該出願中に含まれている。
【0018】 アルドール化混合物からのホルムアルデヒドの分離は、適した蒸留装置中で行
われる。そのような装置は、当業者に公知である。蒸留塔を使用するのが好まし
い。
【0019】 適した蒸留塔は、3〜100の分離段数を有する。最良の結果は、5〜60の
分離段で達成された。これらの分離段は、通常の手段で達成されることができる
。制限されない例として、ここで、トレイ、規則充填又は不規則充填が言及され
うる。好ましくはこの分離段は、1min〜300min、特に好ましくは10min〜
180minの滞留時間が達成されるように実施される。
【0020】 塔は、蒸留の際に50℃〜160℃の温度で操作される。その際、選択された
圧力は、20mbar〜5bar、好ましくは1bar〜3bar、殊に1.5〜3barの値で
ある。塔は、100〜0、好ましくは3〜0の還流比が生じるように調節される
。分離すべき反応混合物は、好ましくは塔の上半分で又は塔頂に供給される。
【0021】 ホルムアルデヒドの効果的な分離を可能にするために、塔の適した位置に水が
供給される。その際、水の添加は、液体の水の形で又は好ましくは水蒸気の形で
行われてよい。供給は、蒸留塔又は底部の多様な位置に行われることができ、そ
の際、供給流と一緒にか又はこれの下方の供給が好ましい。特に好ましくは、塔
底へか又は蒸発器への供給である。水は、その量が供給流の0.1〜10部であ
るように計量供給される。
【0022】 生成物混合物の温度感受性に基づき、本発明と関連して、低い壁温度並びに小
さな液体容量を有する蒸発器を有する塔を操作することが好ましい。その際、流
下薄膜型蒸発器を用いることが特に有利であることが判明した。
【0023】 本発明の好ましい実施態様において、塔底及び蒸発器底部は、底部排出液、即
ちホルムアルデヒドから精製されたメチロール化アルカナールの水中の滞留時間
が、1min〜300minであるように設計される。特に好ましい滞留時間は、5mi
n〜120minである。このように選択されたこの滞留時間で、最高水準は、ホル
ムアルデヒドの分離及び望ましくない副生物の形成の回避から達成される。
【0024】 メチロール化アルカナールと水との混合物からなり、精製後に得られた生成物
流は、一般に塔底からか又は、蒸留装置が分かれた塔底を有する場合には、蒸発
器の後方で生じる蒸発器循環流からか又は蒸発器底部から取り出される。
【0025】 塔頂で留出する蒸気の幅広い凝縮曲線に基づき、液体返送を有する凝縮器を使
用することが有利である。特に有利には、冷却された液体循環を有する急速冷却
器(Quench)における直接凝縮である。
【0026】 本発明による方法は、アルカナールとのホルムアルデヒドの反応又は水及びア
クロレイン又は2−アルキルアクロレインとのその反応から生じる全ての混合物
から、ホルムアルデヒドを除去するために使用されることができる。アルデヒド
の例は、線状又は分枝状鎖を有していてよいか又は脂環式基を有していてよいC
−原子2〜24個を有する脂肪族アルデヒドである。前提条件は単に、カルボニ
ル官能基に対してα位に少なくとも1つの酸性水素原子が存在することである。
このことは、出発物質として使用されることができるアラルキルアルデヒドにも
適用される。一般に、C−原子8〜24個、好ましくはC−原子8〜12個を有
するそのようなアルデヒドが使用される。適したアルデヒドの例は、3−エチル
−、3−n−プロピル−、3−イソプロピル−、3−n−ブチル−、3−イソブ
チル−、3−s−ブチル−、3−t−ブチル−ブタナール並びに相応する−n−
ペンタナール、−n−ヘキサナール、−n−ヘプタナール;4−エチル−、4−
n−プロピル−、4−イソプロピル−、4−n−ブチル−、4−イソブチル−、
4−s−ブチル−、4−t−ブチル−ペンタナール、−n−ヘキサナール、−n
−ヘプタナール;5−エチル−、5−n−プロピル−、5−イソプロピル−、5
−n−ブチル−、5−イソブチル−、5−s−ブチル−、5−t−ブチル−n−
ヘキサナール、−n−ヘプタナール;3−メチルヘキサナール、3−メチル−ヘ
プタナール;4−メチル−ペンタナール、4−メチル−ヘプタナール、5−メチ
ル−ヘキサナール、5−メチルヘプタナール;3,3,5−トリメチル−n−ペ
ンチル−、3,3−ジエチル−ペンチル−、4,4−ジエチルペンチル−、3,
3−ジメチル−n−ブチル−、3,3−ジメチル−n−ペンチル−、5,5−ジ
メチルヘプチル−、3,3−ジメチルヘプチル−、3,3,4−トリメチルペン
チル−、3,4−ジメチルヘプチル−、3,5−ジメチルヘプチル−、4,4−
ジメチルヘプチル−、3,3−ジエチルヘキシル−、4,4−ジメチルヘキシル
−、4,5−ジメチルヘキシル−、3,4−ジメチルヘキシル−、3,5−ジメ
チルヘキシル−、3,3−ジメチルヘキシル−、3,4−ジエチルヘキシル−、
3−メチル−4−エチルペンチル−、3−メチル−4−エチルヘキシル−、3,
3,4−トリメチルペンチル−、3,4,4−トリメチルペンチル−、3,3,
4−トリメチルヘキシル−、3,4,4−トリメチルヘキシル−、3,3,4,
4−テトラメチルペンチルアルデヒド;殊にC−〜C12−n−アルカナール
である。
【0027】 アルキルアクロレインの例は、メタクロレイン、2−エチルアクロレイン、2
−プロピルアクロレイン及び2−ヒドロキシメチルアクロレインである。
【0028】 特に好ましくは、ペンタエリトリトールの製造のためにアセトアルデヒド、ト
リメチロールエタンの製造のためにプロピオンアルデヒド、TMPの製造のため
にn−ブチルアルデヒド、トリメチロールブタンの製造のためにn−ペンタナー
ル及びネオペンチルグリコールの製造のためにイソブチルアルデヒドが、出発化
合物として使用される。
【0029】 ついで、精製された生成物流は、アルカナール官能基をアルコール官能基に変
換するため、ひいてはポリアルコール、一般にトリオール又はまた四価アルコー
ル又はジオールを製造するために、水素化される。本発明による方法から生じ、
かつこれまで記載された生成物混合物よりも高い水含量を有する生成物混合物が
、水素化の際に特に有利な結果をもたらすことを確かめることができた。意外に
も、高められた水含量が、不利な結果をもたらすのではなくて、その逆であるこ
とが見いだされた。従って、高められた希釈により、後に続く水素化が、アルカ
ナールに関して明らかにより選択的になることが確かめられた。更に、高められ
た希釈はまた、触媒の寿命に正の影響を及ぼし、これは明らかによりゆっくりと
失活する。
【0030】 本発明による方法により得られかつ高められた水含量を有するメチロールアル
カナールの水素化方法は、本発明の更なる対象である。
【0031】 水素化は、文献において公知の条件下に及び公知の物質を用いて実施される。
その際、好ましくはCu含有触媒が使用される。別の好ましい触媒は、出願明細
書DE-A-2445303、DE-A-19809418、DE-A-19730939及びWO 95/32171に記載されて
いる。水素化は、5〜250bar、好ましくは10〜200bar、特に好ましくは
20〜150barの圧力で実施される。
【0032】 ところで、本発明は、後に続く例で説明される。これらの例中で、次のように
製造していたアルドール化混合物を使用した: 全部で72 lの容量を有する、溢流管により互いに結合された2つの加熱可
能でな撹拌釜からなる装置に、40%水溶液の形の新鮮なホルムアルデヒド水溶
液(4300g/h)若しくはn−ブチルアルデヒド(1800g/h)及び触
媒(130g/h)としての45%水溶液の形の新鮮なトリメチルアミンを連続
的に装入した。その際、反応器を、40℃に温度調節した。その際、メタノール
の乏しいホルムアルデヒド混合物が使用されることができ、例えばこれは表題“
Verfahren zur Herstellung von Polyalkoholen mit Methanol-armem Formaldeh
yd”、整理番号19963438.6(出願人:BASF AG)を有するドイツ連邦共和国出願
明細書に記載されている。
【0033】 排出液を、載置された塔(11bar熱蒸気)を有する流下薄膜型蒸発器の上部
に直接に導通し、かつそこで常圧で、実質的にn−ブチルアルデヒド、エチルア
クロレイン、ホルムアルデヒド、水及びトリメチルアミンを含有する低沸点頂部
生成物、及び高沸点かん出液に、蒸留により分離した。
【0034】 頂部生成物を連続的に凝縮し、かつ上記で記載された反応器中に返送した。
【0035】 蒸発器からの高沸点かん出液(約33.5kg/h)を、連続的に新しいトリ
メチルアミン触媒(50g/h、45%水溶液の形で)と混合し、かつ12 l
の空体積を有し、加熱可能な、充填物を備えた管型反応器へ導いた。その際、反
応器を40℃に温度調節した。
【0036】 後反応器の排出液を連続的に、ホルムアルデヒド分離の別の蒸留装置の上部に
(11bar熱蒸気)添加し、かつそこで、実質的にエチルアクロレイン、ホルム
アルデヒド、水及びトリメチルアミンを含有する低沸点頂部生成物、及び高沸点
かん出液に、蒸留により分離した。低沸点頂部生成物(27kg/h)を連続的
に凝縮し、かつ第一の撹拌釜へ返送するのに対して、高沸点かん出液を捕集した
【0037】 こうして得られたかん出液は、水に加えて、実質的にジメチロールブチルアル
デヒド、ホルムアルデヒド及び痕跡のモノメチロールブチルアルデヒドを含有し
ていた。
【0038】 次の例1〜4は、本発明によるより高い希釈により可能となる、ホルムアルデ
ヒドのより良好な分離及び低下された高沸点生成物形成を記載する。
【0039】 例1 上記のようにして得られた、ホルムアルデヒドとn−ブチルアルデヒドとのア
ルドール化混合物から、ホルムアルデヒドを蒸留により分離する。反応混合物は
、ジメチロールブタナール9.4%(DMB)、ホルムアルデヒド11.4%並
びに水を含有する。分離を、0.33の還流比を有する塔中で行う。頂部圧力は
1.5barである。18kg/hの供給量で、塔底中のホルムアルデヒド含量を
、3.4質量%に低下させることができる。引き続き、この塔かん出液を一般に
公知の水素化にかける。その後、水素化されたかん出液中に高沸点アセタール8
%が見いだされ、その際、このアセタールはジメチロールブタナール−及びトリ
メチロールプロパンアセタールの総和であると理解される。更に、別の高沸点生
成物4.3%が見いだされる。
【0040】 例2 上記の例1のもとに記載されているように行うが、しかしその際、液体の水1
.5kg/hが供給に添加される。その際、底部中のホルムアルデヒド濃度は1
.79質量%に低下する。水素化後に、アセタール濃度は4.3%であり、かつ
別の高沸点生成物は3.2%である。
【0041】 例3 例2のもとに記載されているように行うが、しかしその際、付加的に水1.5
kg/hが塔底に供給されるので、全部で水3kg/hが添加される。それによ
り、ホルムアルデヒド含量が0.98質量%に低下する。水素化後に、塔底中に
アセタール4.7%及び別の高沸点生成物4.9%が存在する。
【0042】 例4 DMB 9.5%及びホルムアルデヒド約17質量%を含有している上記のよ
うにして得られたアルドール化生成物を、例1に記載された塔中で蒸留により分
離した。頂部圧力は2barであり、かつ還流比は0であった。水蒸気4.5kg
/hを底部に供給した。アルドール化物の供給は、25.6kg/hであり、底
部中のホルムアルデヒド含量は、このように0.4質量%に低下されることがで
きた。水素化された塔かん出液中でアセタール濃度は1.5%であり、かつ別の
高沸点生成物は2.8%であった。
【0043】 後に続く例5〜8において、本発明によるより高い希釈が、水素化の選択率に
及ぼす効果が説明される。
【0044】 例5〜8 上記で記載されているようにして得られていたアルドール化混合物を使用した
【0045】 そのようにして得られた水溶液を、90bar及び主反応器中で120℃及び後
反応器中で130℃の温度で、循環−/トリクルベッド操作で、DE 19809418の
触媒Fに類似して製造されかつTiO上にCuO 47質量%を含有するCu
/TiO−触媒で、水素化した。その際使用された装置は、160mlの大き
さの主反応器及び50mlの大きさの後反応器からなっており、これらは保持下
に調節された。循環量は、1.0 l/hであった。
【0046】 以下の表において、記載された負荷は、供給中の有機物質含分に基づいている
。更に、有機物質65%若しくは有機物質40%を含有する使用物質で測定され
た変換率及び選択率が見いだされ、その際、この後者の溶液は、65%溶液から
水での希釈により得られていた。その際、選択率は、ジメチロールブタナールの
使用量に基づいている。
【0047】
【表1】
【0048】 後に続く例9及び10において、本発明によるより高い希釈が、水素化触媒の
使用寿命の増大若しくは失活の低下に関して及ぼす効果が明確に示されている。
【0049】 例9(比較例) 例1で得られた水溶液を、90bar及び115℃(主反応器温度)で、循環−
/トリクルベッド操作で水素化した。触媒は、DE 19809418の触媒Dに類似して
製造した。これはCuO 24%、Cu 20%及びTiO 46%を含有して
いた。使用された装置は、10mの長さの加熱された反応器NW 25、圧力分離器
及び循環ポンプからなっていた。循環流量は液体25l/hであり、反応器供給
を4kg/hに調節した。
【0050】 操作開始の日に、>99.8%のDMB変換率が達成されることができた。そ
の中で反応器は連続操作において操作された10週間の過程で、変換率は91%
に低下した。
【0051】 例10 例9のもとに記載されているような、同じ種類の触媒を用いて行った。しかし
、例4に記載されているように、水を計量供給した。
【0052】 操作開始の日に、>99.8%のDMBの変換率が測定され、連続操作の10
週間の過程で、単に98.6%に低下した。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年3月11日(2002.3.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 蒸留の間に、水0.1〜10部を、好ましくは水蒸気の形で
供給する、請求項記載の方法。
【請求項】 蒸留を、50〜160℃の温度、20mbar〜5bar、好まし
くは1bar〜3barの圧力並びに100〜0、好ましくは3〜0の還流比で操作す
る、請求項1又は2記載の方法。
【請求項】 水を、供給流の下方にか又は供給流と一緒に、好ましくは塔
底又は蒸発器へ供給する、請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
【請求項】 塔の分離段数が、3〜100、好ましくは5〜60である、
請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
【請求項】 塔中の滞留時間が1min〜300min、好ましくは10min〜
180minである、請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
【請求項】 塔底及び蒸発器底部を、底部排出液に基づく滞留時間が1mi
n〜300min、好ましくは5min〜120minであるように構造上設計する、請求
からまでのいずれか1項記載の方法。
【請求項】 低い壁温度及び小さな液体容量を有する蒸発器、好ましくは
流下薄膜型蒸発器、並びに液体返送を有する凝縮器、好ましくは急速冷却器を有
する塔を操作する、請求項からまでのいずれか1項記載の方法。
【請求項】 ポリオール、殊にトリオールの製造方法において、請求項1
からまでのいずれか1項記載の方法によりホルムアルデヒドを除去したメチロ
ール化アルカナールを、それ自体公知の水素化にかけることを特徴とする、ポリ
オール、殊にトリオールの製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 47/058 C07C 47/058 A 47/19 47/19 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 アーヒム シュタマー ドイツ連邦共和国 フラインスハイム ブ ットシュテッター シュトラーセ 6 (72)発明者 ゲルハルト シュルツ ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン ウーラントシュトラーセ 55 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC25 AC41 AD11 AD40 BA51 BC50 BC51 BC52 BD80 FG30 4H039 CA11 CA60 CF30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルムアルデヒドと、カルボニル官能基に対してα位に少な
    くとも1つの酸性水素原子を有するアルカナールとの反応から、又は2−アルキ
    ルアクロレイン又はアクロレインと、水及びホルムアルデヒドとの反応から得ら
    れ、その際前記反応が触媒量の有機アミンの存在で実施された、メチロール化ア
    ルカナールを含有する反応溶液からホルムアルデヒドを蒸留により分離する方法
    において、 蒸留の前及び/又は蒸留の間に適した量の水を添加することを特徴とする、メチ
    ロール化アルカナールを含有する反応溶液からホルムアルデヒドを蒸留により分
    離する方法。
  2. 【請求項2】 分離を蒸留塔中で行う、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 蒸留の間に、水0.1〜10部を、好ましくは水蒸気の形で
    供給する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 蒸留を、50〜160℃の温度、20mbar〜5bar、好まし
    くは1bar〜3bar、殊に1.5〜3barの圧力並びに100〜0、好ましくは3
    〜0の還流比で操作する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 水を、供給流の下方にか又は供給流と一緒に、好ましくは塔
    底又は蒸発器へ供給する、請求項2から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 塔の分離段数が、3〜100、好ましくは5〜60である、
    請求項2から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 塔中の滞留時間が1min〜300min、好ましくは10min〜
    180minである、請求項2から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 塔底及び蒸発器底部を、底部排出液に基づく滞留時間が1mi
    n〜300min、好ましくは5min〜120minであるように構造上設計する、請求
    項2から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 低い壁温度及び小さな液体容量を有する蒸発器、好ましくは
    流下薄膜型蒸発器、並びに液体返送を有する凝縮器、好ましくは急速冷却器を有
    する塔を操作する、請求項2から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 ポリオール、殊にトリオールの製造方法において、請求項
    1から9までのいずれか1項記載の方法によりホルムアルデヒドを除去したメチ
    ロール化アルカナールを、それ自体公知の水素化にかけることを特徴とする、ポ
    リオール、殊にトリオールの製造方法。
JP2001549328A 1999-12-28 2000-12-27 蒸留の前及び/又は蒸留の間に水を添加することによるポリオール含有反応混合物からのホルムアルデヒドの蒸留による分離方法 Withdrawn JP2003519108A (ja)

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