JP2003517878A - 女性用皮膚組織刺激剤及びその塗布方法並びに塗布装置 - Google Patents

女性用皮膚組織刺激剤及びその塗布方法並びに塗布装置

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トムプソン,ロナルド,ジェイ.
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40ジェイズ エルエルシー
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Abstract

(57)【要約】 皮膚組織刺激薬アプリケータ(12、14、18)が開示されている。このアプリケータは女性の唇またはクリトリスに刺激薬(10)を塗布するのに使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景
【発明の属する技術分野】本願発明は女性皮膚組織の刺激剤に関し、特には女性
の唇あるいはクリトリスへの刺激薬の局所投与に関する。
【従来の技術】クリトリス刺激剤のユニークな特性にはクリトリスの血管拡張が
含まれる。この血管拡張はメントールの初期効果によるものであり、クリトリス
の粘膜に局所的に適用(塗布)されるとL-アルギニンの吸収を助ける。L-アル
ギニンは酸化窒素の酸化窒素シターゼ仲介生産を刺激し、血管拡張を維持してク
リトリスの感度、覚醒及び勃起力を高める。メントール/L-アルギニン複合薬剤
中のメントールはL-アルギニンの吸収を促進させる。
【0001】 女性の減退したクリトリス感度と反応は、通常の老化、相対的または絶対的な
エストロゲン及びテストステロン欠乏(薬物使用あるいは老化の結果)の結果で
あったり、糖尿病や高血圧のごとき血管症に関係する。様々な実験研究及び臨床
研究の努力が男性の勃起不全(ED)に向けられ、勃起生理学の理解が深まった
ばかりか、バイアグラのごときEDの治療薬が発見されている。しかし、女性の
生理学的な性的不感症の理解を助ける研究はほとんど行われていない。男性器(
ペニス)とクリトリスは同類の解剖学的構造であるため、ペニスの勃起に関する
基本的な細胞学的及び生理学的理解はクリトリスの機能の理解に役立つ。
【0002】 女性のクリトリス機能不全は説明と定量化が非常に困難である。ドップラー血
流測定、正確な温度測定及び実際のイメージ研究のごときいくつかの形態が採用
され、クリトリス感度の定義が試行された。その結果は不充分なものであった。
米国の1500万人の男性は勃起不全であると考えられている。1999年2月
10日の「米国医学協会誌」の記事は女性の勃起機能不全は男性の2倍程度であ
り、3000万人の女性がこの症状であると暗示している。
【0003】 女性のクリトリス動脈はクリトリスの基底部から先端まで延びており、クリト
リスに血液を供給する。2本のクリトリス静脈はクリトリス動脈の両側に存在す
る。女性の性感がクリトリスの直接的な刺激あるいは近年開発された女性用性感
クリームの使用等で発生すると、血管は拡張し、クリトリスの基底に位置するク
リトリス静脈の弁は閉鎖される。静脈血液は2つのハニカム構造である海綿体を
満たす。この海綿体は通常は空状態であり、クリトリス動脈やクリトリス静脈の
ように、クリトリスの基底部から先端にまで延びている。従って、クリトリスの
基底部の静脈弁が閉鎖されると、クリトリス動脈に送り込まれる血液はこの海綿
体を拡張させる。この海綿体拡張によりペニスの場合と同様にクリトリスは2倍
から3倍の大きさになり、勃起し、固くなり、刺激に対して敏感になる。事実、
ペニスとクリトリスは全く同様な構造である。女性のクリトリスの膨張と剛性及
び男性ペニスの膨張は同一の作用が伴う。すなわち、血管構造の拡張は海面体を
最大限に膨張させる。
【0004】 感度を高めるための異なるタイプの外皮への局所塗布投薬形態はその外皮タイ
プにより決定される。2種類の外皮が存在する。一方は角質多層鱗状上皮で他方
は非角質多層鱗状上皮であり、一般的に粘膜と呼ばれる。身体の全体的外面は、
唇、口、肛門及び女性の膣/外陰を除いて角質多層鱗状外皮で覆われている。ロ
ーションが角質鱗状外皮に塗布されても皮膚の上層部のみに吸収される。複数の
経皮薬剤は角質上皮を通過するが、その経緯は非常に複雑である。薬剤の吸収は
粘膜または非角質多層鱗状外皮に塗布されると非常に容易に行われる。特に、唇
、外陰及び膣粘膜に塗布されると効果的に効果を発揮する。膣クリームと膣の湿
気及び熱でクリーム状となる挿入薬はこの50年間に多数販売されてきた。これ
ら全ての膣クリームや挿入薬は膣粘膜を定義する非角質多層鱗状上皮に充分に吸
収される。膣クリームは膣粘膜の血管に系統的に吸収されたり、非系統的に吸収
されたりする。系統的な吸収とは血流を介した全身組織への吸収である。膣/外
陰粘膜は非角質多層鱗状外皮細胞の複層であり、基底膜から粘膜の外細胞までの
20個から30個の細胞厚である。
【0005】 クリトリスの下側の皮部は非角質多層鱗状外皮(粘膜)であり、塗布剤は容易
に吸収される。クリトリスの背面を覆うクリトリス覆部は部分的に角質であり、
塗布剤を部分的に吸収する。ペニスの外皮は角質多層鱗状外皮である。ペニスと
クリトリスに塗布された薬剤の吸収はクリトリス粘膜のためにクリトリスの方が
速い。
【0006】 メントールは特定皮膚組織またはクリトリスの感度増進(刺激)剤であり、ク
リトリス組織に塗布され、いくつかの効果を提供する。メントールが提供する効
果は3種の要因により決定される。薬剤中のメントール濃度、組織タイプ及び揮
発度であり、最も重要なものはメントールが塗布される組織タイプである。もし
メントールが非揮発性媒質内に入れられて角質多層鱗状外皮に塗布されるもので
あれば、低濃度のものは1%以下であり、中間濃度のものは1%から5%であり
、高濃度のものは5%から10%である。非揮発性媒質内のメントールが非角質
多層鱗状外皮に適用される場合には、低濃度のものは0.5%以下であり、中間
濃度のものは0.5%から2%であり、高濃度のものは2%から5%である。よ
って、角質及び非角質外皮に塗布された非揮発性媒質内の1%濃度のメントール
は非常に異なる効果を提供する。角質外皮での効果は低く、非角質外皮での効果
は高い。これは非角質外皮(粘膜)を介した急速な吸収と、角質外皮を通じた比
較的に遅い吸収のためである。
【0007】 メントールは脂質溶解性であり粘膜で容易に吸収される。メントールの中間濃
度0.5%から2%は粘膜に塗布されると直ちに筋肉を緩ませ、充血させて血管
を拡張させる。メントールは熱受容器と有害受容器の両方を刺激する。熱受容器
は刺激されると粘膜(クリトリス)にて暖かさと熱刺激を提供する。有害受容器
は血管拡張ペプチドを放出させるように軸索反射を引き起こす。血管拡張ペプチ
ドは直ちに血管を拡張させ、充血させて浸出を促す。血管から浸出する血漿成分
は膣/外陰潤滑を提供するが、これは有害受容器による血管拡張である。これら
全てのメカニズムはメントールの塗布後30秒以内に発生し、この反応は15分
から20分間持続する。よって、非揮発性媒質中の1%メントールのクリトリス
粘膜への直接的塗布は次の生理学的反応を提供する。A.暖感、疼感、軽度の焼
感;B.充血;C.平滑筋弛緩;D.ペプチド放出による有害受容器仲介血管拡張
を介した充血;及びE.増強外陰/膣潤滑。
【0008】 塗布用L-アルギニンはクリトリス刺激(感化)剤であり、細胞内酸化窒素(
NO)から製造される。これは平滑筋の有効な血管拡張剤であり、ペニス/クリ
トリス勃起に深く関与することがいくつかの研究によって実証されている。酸化
窒素は酸化窒素シンターゼ(NOS)で触媒された細胞反応で基質であるL-ア
ルギニンから合成される。2種のNOSが特定されている。eNOSとnNOSで
ある。eNOSはペニス/クリトリスの血管系を裏打ちする平滑筋内皮血管細胞に
含まれている。利用できるL-アルギニンがeNOSによってNOに入れられると
、ペニス/クリトリスの血管と海綿体は膨張して血液で満たされる。ペニス/クリ
トリス充血は勃起と硬化のメカニズムである。nNOSはペニス/クリトリスの神
経細胞内に含まれており、L-アルギニンをNOに変換させてペニス/クリトリス
を刺激し、血管拡張ペプチドを放出させる。バーネット他はクリトリスの「酸化
窒素シンターゼイソホルムの免疫組織化学解説」(泌尿器科学誌、1997年7
月号、75-79)で“勃起を引き起こすペニス/クリトリスの血管拡張とニュー
ロナール変化は、L-アルギニンを酸化窒素シンターゼにより酸化窒素へ変換さ
せる細胞作用の直接的な効果である”と報告した。
【0009】 いくつかの泌尿器生理学及び婦人科学報告書は減退したNOシンターゼ系の活
性と、通常の老化、テストステロン欠乏及びエストロン欠乏との間の相関関係を
特定した。研究は基質L-アルギニンの供給の増加は、減衰しているが機能は発
揮できるNOS系にペニス/クリトリスの酸化窒素薬剤作用による勃起を引き起
こさせることを示した。よって、NOS系を介したL-アルギニンの塗布はペニ
ス/クリトリス静脈構造の血管拡張と感度の向上を引き起こさせる。2種の異な
る強度のメントールは非揮発性水基質内の1%または2%濃度等にて商業化可能
である。 そのようなクリトリスクリームの適当な使用量は300mgである。
よって、最大量のメントール使用量は6mgである。「特殊薬剤」(マーチンデ
ール、1989年)は人間に対するメントール毒性は20mg/kgであると報
告する。50kg体重の個人においては、有害投与量は1400mgであるが、
この量はエクルスによって非常に少ないと考えられている(1994年の「薬理
学薬剤学会誌」(46号、618〜630ページ)のメントールと他の清涼薬剤
)。6gのメントール投与量は計算による1400mg投与量よりもずっと少な
く、危険レベルの100分の1以下である。
【0010】 クリトリス等へのL-アルギニンの局部塗布の安全性も考慮しなければならな
い。2種の異なる強度のL-アルギニンUSP(2%と4%)をクリトリスの感
度向上剤として販売できよう。クリトリスに適用されるそのようなクリームの通
常量は300mgである。従って、最大12mgのL-アルギニンUSPが塗布
できる。これは12mg全部が血管から吸収されても安全であると考えられる範
囲内である。フラッキネット他は、30gのL-アルギニンの29人の妊婦への
静脈注射は副作用を引き起こさなかったと報告している(1999年の「婦人科
学研究学会誌」6号、202-207)。
【0011】 発明の概要 本願発明は、いく種かのオイルの別々に、あるいは組み合わせて利用できる植
物油(オイル)または精油(揮発油)を含んだメントールまたは関連清涼薬剤に
関する。それらにはペパーミントオイル、コーンミントオイル、シトロネラオイ
ル、インディアンテレピンオイル、樟脳オイル、シナモンオイルが含まれる。
【0012】 実際にはスタインバーグの「植物油の利用」化粧品雑誌、113号、1998
年10月)に記載されている全ての植物油は利用が可能である。これらのオイル
は全てL-アルギニンの塗布吸収を促すメントール効果を提供できる。さらに、
知られた弱皮膚刺激物質は粘膜に塗布されると、赤化、痒み、血管拡張等の反応
を引き起こすことがある。血管拡張に関連するこの刺激反応はメントール効果と
同類であり、L-アルギニン吸収とその作用を向上させるためにメントールと効
果的に置換される。サリチル酸塩とカプシアチンは代表的な皮膚刺激物質のうち
の2つである。オイル溶解性ビタミン(コエンザイム)A、DまたはEもメント
ール、L-アルギニン、弱皮膚刺激物質または他のメントール関連清涼物質の吸
収を高める。オイル溶解性ビタミンはクリトリス刺激剤として前記の薬剤の代用
として、あるいは追加的に使用が可能である。
【0013】 本願発明はさらに別の薬剤を含むことができる。そのような生物学的に活性で
ある薬剤(メントールまたはその代用剤)とL-アルギニンは吸収を助ける非生
物学的活性媒質または生物学的活性媒質である化合物でよい。使用される媒質は
粘膜組織に塗布されると体温と粘膜の湿気で液化するものである。カンポスとエ
クレストンは「ビタミンA皮膚浸透」、「化粧品雑誌」(113号、1998年
7月)で、異なる媒質が角質多層鱗状外皮のビタミンA吸収を増進させると述べ
ている。粘膜は角質多層鱗状外皮よりも溶液の吸収性が高く、カンポスとエクレ
ストンの研究によれば線状の吸収性を示す。メントール、メントール系化合物、
生物学的に得られたオイル、弱皮膚刺激物質、オイル溶解性ビタミン、L-アル
ギニン、またはそれらの組み合わせの吸収と作用を促進するように相助作用的に
機能する活性媒質は製造することができる。
【0014】 固体/液体状態で、クリトリス刺激薬剤の塗布媒質が存在する。これらは、常
温や体温で異なる固体/液体状態となり、クリトリスのごとき皮膚組織の感度を
高めるために塗布できるどのような化合物でも構わない。バージニア州リッチモ
ンドのロビンズカンパニーのチャップスチックリップバームのごとき固体薬剤は
クリトリスに直接的に塗布することができ、体温と粘膜組織の湿気で液状化する
。液状化した薬剤は粘膜で容易に吸収される。ゲル/クリームまたは液体薬剤は
クリトリスに直接適用することができる。固形化合物同様にゲル/クリームは吸
収に先立って液化しなければならない。固体またはゲル/クリームから液体にい
かに素早く変化するかのメカニズムは、即効性、遅効性両方にコンチロールする
ことができる。
【0015】 固体またはゲル/クリームの結晶関与分解は温度関与分解とは異なる。メント
ール、L-アルギニンまたは他の前記成分の小結晶を媒質内に混入させることが
できる。それらの吸収性は結晶状態から液体状態への溶解性に依存する。結晶作
用は人工的に制御することが可能である。例えば、薬剤が迅速吸収性であるか遅
速吸収性であるかはデザインが可能である。これらの要素は個人の好みであり、
クリトリス感度向上(刺激)剤をパートナーに気付かせないで使用することも可
能である。
【0016】 クリトリス刺激剤は性交が関与する物理的刺激を求めないで利用することもで
き、メントール/L-アルギニン薬剤を全ての女性の好みに合わせた刺激程度で提
供することもできる。メントールは複数の強度である0.1%から5%で使用す
ることができる。L-アルギニンも1%から10%で利用することができる。異
なる濃度のものを、例えばリップバームのごとき1つの媒質に組み入れることも
、固体、ゲル/クリームあるいは液体に組み入れることもできる。
【0017】 クリトリス刺激剤を含んだ1回の使用または複数回の使用のための塗布システ
ムは1回用小型チューブまたは容器に(別個に)収容することができる。あるい
は、例えば、ハンドクリームや歯磨きチューブのごときチューブ体や、リップバ
ーム等のスティック状にした複数回分の再使用塗布器具とすることができる。
【0018】 唇やクリトリスへの塗布用アプリケータ及び塗布方法は、クリトリスに直接的
に塗布できる固体または半固体の薬剤を利用する。1好適実施例による固体また
は半固体状の薬剤のクリトリス接触領域は凹状であり、クリトリス接触表面積を
増加させている。この凹部は高さが0.5cmから2cmであり、最大幅は2c
mである。適切にデザインされた凹部はクリトリスに対して180度の塗布を可
能にする。使用方向が適性であれば、適用表面は最初にクリトリスの前庭組織と
接触し、薬剤をクリトリス全体に広げるであろう。
【0019】 ゲル/クリームまたは液体薬剤は同一モーションでクリトリス全体に塗布でき
るが、固体、半固体の場合とは異なるタイプのアプリケータを必要とする。ゲル
/クリームまたは液体は粘性デオドラントの塗布器具のごとき“ローラボール”
やスポンジタイプの器具や、ブラシタイプの器具で塗布できる。好適には、ゲル
/クリームまたは液体のアプリケータは塗布面の表面積が大きく、固形化合物で
解説した凹形状部が使用される。ゲル/クリームと液体の塗布は1回用または複
数回用とすることができる。それらのアプリケータは最初の使用まで器具を密閉
しておくキャップを有しており、使用前の先端の汚染を防止する。複数回用アプ
リケータは密閉キャップを有する。
【0020】 本願発明は女性クリトリス部位にクリトリス刺激剤を塗布するためのアプリケ
ータを提供し、クリトリス刺激剤の収容部と収容部カバーとを含んでいる。この
カバーは取り外し式キャップを含んでいる。収容部はチューブとカバーとを含む
ことができる。刺激剤はゲル、クリーム、液体あるいは半固体である。好適には
半固体化合物は先端に凹部を有し、塗布薬の塗布を助ける。アプリケータはブラ
シ、スポンジあるいはローラボールを含むことができる。刺激剤はメントールと
L-アルギニンの混合物でもよい。あるいはペパーミントオイル、コーンミント
オイル、ユーカリオイル、シトロネラオイル、インディアンテルピンオイル、樟
脳オイル、あるいはシナモンオイルでもよい。塗布薬はサルチル酸塩、カプシア
チン、あるいはオイル溶解性ビタミン(コエンザイム)A、D、Eの成分を含む
こともできる。
【0021】 本願発明は女性の皮膚組織またはクリトリスの感度を向上させる方法も含んで
いる。この方法は、刺激剤をクリトリスに塗布するステップと、ペパーミントオ
イル、コーンミントオイル、ユーカリオイル、シトロネラオイル、インディアン
テルピンオイル、樟脳オイル、シナモンオイル、サルチル酸塩、カプシアチン、
あるいはオイル溶解性ビタミン(コエンザイム)A、DまたはEである刺激剤の
成分を選択するステップを含むことができる。これらステップはアプリケータの
収容部に刺激剤を収容させるステップ及び収容部内で刺激剤を保護するカバーを
アレンジするステップをも含むことができる。アプリケータはブラシ、ローラ、
スポンジ等を含むことができる。刺激剤は半固体スチックで、V形状部を先端に
有し、クリトリスへの塗布を容易にすることができる。
【0022】 メントール/L-アルギニンの組み合わせクリトリス刺激剤のユニークな特性は
本願発明の基本を提供する。最初にメントールを塗布すると直ちに血管拡張と充
血が発生する。メントールの作用効果は15分から20分程度であろう。その後
のL-アルギニンの使用はその局部あるいはNOSシンターゼ/NO系を介した全
身的効果により海綿体を充血させる。これは15分から20分間後に作用を発揮
する。これら2種類の薬剤を組み合わせることで、その作用効果は持続する。
【0023】 L-アルギニン吸収はメントールの作用で向上する。エクレスはカタヤマ(1
972年)、モリモト(1993年)及びヤモ(1991年)の研究を報告する
。メントールの局所塗布は、その血管拡張作用と親脂質特性とによってメントー
ルと一緒に塗布された他の薬剤の浸透を助けることが報告されている。これらの
研究でメントールと共に塗布されるとインドメタシン、コルチソン、塩化水素酸
モルフィン及びサルチル酸メチルの急速吸収が促されることが発見されている。
L-アルギニンの粘膜からの吸収はメントールとの共用で促進されることは十分
に理解される。これは親脂質特性と血管拡張特性の直接的な作用である。メント
ールの作用はL-アルギニンのNOS/NO血管拡張をメントール/L-アルギニン
の組み合わせの塗布で直ちに発生させる。
【0024】 同じメントール/L-アルギニンの組み合わせを使用して異なる効果がクリトリ
スとペニスで実現される。これはクリトリスの充血が非角質上皮で発生し、1%
メントールと2%L-アルギニンの刺激剤は直ちに吸収され、効果が発生される
。ペニスは同一強度のクリームではクリトリスほどには刺激を受けない。なぜな
ら、外皮は角質化鱗状上皮だからである。角質化鱗状上皮はケラチンの特性で薬
剤の吸収に抵抗性を示す。よって、1%メントールと2%L-アルギニンの組み
合わせの刺激剤はペニスを刺激せずにクリトリスを刺激する。
【0025】 本願発明は女性の非角質上皮に塗布する刺激クリームの製造にも関する。この
クリームはL-アルギニンの薬剤とメントールの薬剤が関与する。L-アルギニン
の薬剤は4%以下の濃度である。メントール薬剤は5%以下である。1実施例に
おけるL-アルギニンは2%濃度であり、メントールは1%濃度である。
【0026】 1実施例における組み合わせ薬剤はアプリケータの収容部内に収容される。収
容部は複数の部屋を有することができる。収容部はそこからクリトリス接触面に
まで導管が延び出るようにアレンジできる。本願発明はさらに女性の非角質上皮
を刺激する方法も含んでいる。この方法は、メントールとL-アルギニンの薬剤
を上皮に塗布するステップと、4%以下のL-アルギニン薬剤と5%以下のメン
トール薬剤を準備するステップとを含んでいる。この方法はメントールとL-ア
ルギニンをアプリケータの収容部に収容するステップと、薬剤を定められた順序
に従って適用するステップを含んでいる。
【0027】 好適実施例の説明 本願発明を添付図面を利用して説明する。メントールとメントール系清涼物質
の薬剤は植物性オイルまたは精油を含んでいる。それらには、ペパーミントオイ
ル、コーンミントオイル、ユーカリオイル、シトロネラオイル、インディアンテ
ルピンオイル、樟脳オイル及びシナモンオイルがある。これらは粘膜に対してメ
ントールと同様な効果を発揮し、L-アルギニンの局所吸収を助ける。代表的な
弱皮膚刺激剤であるサルチル酸塩及びカプシアチン並びにオイル溶解性ビタミン
(コエンザイム)A、DまたはEもメントール、L-アルギニン、弱皮膚刺激剤
、メントール系清涼剤の吸収を促進する。オイル溶解性ビタミンは局所組織また
はクリトリス刺激剤内の前記成分の代用として、あるいはそれらに追加的に利用
できる。
【0028】 ゲル/クリームまたは液体薬剤は局所吸収のために皮膚組織あるいはクリトリ
スに直接的に塗布される。固体状態の薬剤のように、ゲル/クリームは吸収され
る前に液状化しなければならない。この液状化速度をコントロールすることで即
効性あるいは遅効性とすることができる、
【0029】 固体またはゲル/クリームの結晶関与溶解は温度関与溶解とは異なるメカニズ
ムが作用する。メントール、L-アルギニン等の小結晶は媒質内に混合状態で存
在する。それらの粘膜吸収は溶解状態により異なる。結晶状態は吸収速度の制御
に利用できる。例えば、即効性または遅効性とする制御が可能である。これらの
制御は個人の好みによる。
【0030】 皮膚組織またはクリトリス感度向上剤10を含んだ1回用または複数回用のア
プリケータは1回用の小チューブ12または収容部14内に個別に収容できる。
チューブ12は親指と人差し指で摘まれて使用される。
【0031】 図5に示す収容部14は剥ぎ取りシール15を有している。これはゲル/クリ
ームまたは液体10を収容部14を圧縮することで利用させる。複数回用アプリ
ケータはハンドクリームチューブや歯磨きチューブ状またはスティク状の半固体
であり、図3と図4に示すリップスティック16のごときアプリケータ18であ
る。このアプリケータ18はキャップ20を有している。
【0032】 唇やクリトリス等の皮膚組織に塗布薬を塗布するアプリケータと方法も固体ま
たは半固体薬剤を利用する。1実施例での固体または半固体薬剤のクリトリス接
触領域はV状となっており、表面積を広げている。V状部は0.5cmから2c
mの高さで、2cmの幅を有している。適切にデザインされたV状部は薬剤16
をクリトリスの180°領域に塗布できる。適切に使用されると、塗布面はクリ
トリスの底部で前庭組織と接触し、薬剤をクリトリス全体に広げる。ゲル/クリ
ームまたは液体薬剤30は別のアプリケータを利用して同一モーションでクリト
リスに塗布される。ゲル/クリームまたは液体薬剤30は図9と図10に示すよ
うな粘性デオドラントの塗布に利用されるローラ32によって塗布される。これ
は有孔トップ部34を有しており、非使用時にはキャップ46が嵌められている
。ゲル/クリームあるいは液体薬剤30は図6と図7に示す収容部44内のトッ
プ部42に固定されたスポンジやブラシ40で塗布することもできる。図8に示
すキャップ48は取り外しシール50を含む。このシール50を外してブラシ4
0と収容部44の開口部46を露出させ、液体を塗布する。これらゲル/クリー
ムまたは液体用アプリケータの塗布面積が増大するように塗布面を固体薬剤に関
して説明したV形状とすることもできる。1回用とすることも反復用とすること
もできる。C状のキャップでアプリケータを密封することもできる。図3、図4
、図6、図7及び図9で示す反復用のアプリケータはキャップ48を有すること
ができる。
【0033】 本願発明はメントール/L-アルギニンクリトリス刺激剤のユニークな特性も利
用する。1実施例においては、まずクリトリスにメントールを塗布して即効的な
効果を導く。メントールの効果は15分から20分である。続いてL-アルギニ
ンを塗布する。これは遅効性であり、15分から20分後に効果を発揮する。そ
のような複合アプリケータ110は図10に図示されている。アプリケータ11
0は複数の小収容部112と114を有している。収容部はそれぞれ導管116
と118を小収容部112及び114と塗布面120との間に有している。
【0034】 別実施例においては、共通小収容部122をアプリケータ110にアレンジで
きる。2種類の薬剤を共通小収容部122内で組み合わせることで即効性と遅効
性の効果が同時に得られる。その場合のL-アルギニンの濃度は4%以下で、メ
ントールは5%以下が好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】1回用固体化合物アプリケータの正面図である。
【図2】図1の2-2線の断面図である。
【図3】複数回用固体化合物アプリケータの正面図である。
【図4】図3の4-4線の断面図である。
【図5】1回用ゲル/クリーム/液体薬剤用アプリケータの正面図である。
【図6】1回用または複数回用ゲル/クリーム/液体薬剤のブラシ式アプリケータ
の正面図である。
【図7】キャップが外された状態の図6のアプリケータを図示する。
【図8】図6のキャップの断面図である。
【図9】ローラボール付きゲル/クリームまたは液体薬剤アプリケータの正面図
である。
【図10】図9の10-10線の断面図である。
【図11】本願発明の別実施例によるアプリケータの斜視図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月11日(2002.9.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4C086 AA01 DA17 MA02 MA03 MA28 MA56 MA63 NA14 ZA81 ZA89 4C167 AA61 AA64 BB01 CC01 4C206 AA01 CA13 HA32 KA01 MA02 MA76 MA83 NA14 ZA81 ZA89

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】女性の唇またはクリトリスに皮膚組織刺激薬を塗布するアプリケー
    タであって、 皮膚組織刺激薬収容部と、 該収容部内の皮膚組織刺激薬と、 該収容部のキャップと、 を含んで構成されていることを特徴とするアプリケータ。
  2. 【請求項2】キャップは取り外し式であることを特徴とする請求項1記載のアプ
    リケータ。
  3. 【請求項3】収容部はチューブとキャップを含んで構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のアプリケータ。
  4. 【請求項4】刺激薬はゲル状であることを特徴とする請求項1記載のアプリケー
    タ。
  5. 【請求項5】刺激薬はクリーム状であることを特徴とする請求項1記載のアプリ
    ケータ。
  6. 【請求項6】刺激薬は液体状であることを特徴とする請求項1記載のアプリケー
    タ。
  7. 【請求項7】刺激薬は半固体状であることを特徴とする請求項1記載のアプリケ
    ータ。
  8. 【請求項8】半固体刺激薬は先端が凹状であることを特徴とする請求項7記載の
    アプリケータ。
  9. 【請求項9】ブラシをさらに含んでいることを特徴とする請求項6記載のアプリ
    ケータ。
  10. 【請求項10】スポンジをさらに含んでいることを特徴とする請求項6記載のア
    プリケータ。
  11. 【請求項11】ローラボールをさらに含んでいることを特徴とする請求項6記載
    のアプリケータ。
  12. 【請求項12】刺激薬はメントールとL-アルギニンの混合物であることを特徴
    とする請求項1記載のアプリケータ。
  13. 【請求項13】刺激薬はペパーミントオイル、コーンミントオイル、ユーカリオ
    イル、シトロネラオイル、インディアンテルピンオイル、樟脳オイル及びシナモ
    ンオイルから選択される成分を含有していることを特徴とする請求項1記載のア
    プリケータ。
  14. 【請求項14】刺激薬はサルチル酸塩、カプシアチン及びオイル溶解性ビタミン
    (コエンザイム)A、DまたはEから選択される成分を含有していることを特徴
    とする請求項1記載のアプリケータ。
  15. 【請求項15】女性の唇またはクリトリス等の皮膚組織を刺激する方法であって
    、 該皮膚組織に刺激薬を塗布するステップと、 該刺激薬にペパーミントオイル、コーンミントオイル、ユーカリオイル、シ
    トロネラオイル、インディアンテルピンオイル、樟脳オイル、シナモンオイル、
    サルチル酸塩及びオイル溶解性ビタミン(コエンザイム)A、DまたはEから選
    択される成分を含有させるステップと、 を含んで成ることを特徴とする刺激方法。
  16. 【請求項16】刺激薬をアプリケータの収容部に収容させるステップと、 該アプリケータにキャップを取り付けるステップと、 をさらに含んで成ることを特徴とする請求項15記載の刺激方法。
  17. 【請求項17】アプリケータはブラシを含んでいることを特徴とする請求項15
    記載の刺激方法。
  18. 【請求項18】アプリケータはローラを含んでいることを特徴とする請求項15
    記載の刺激方法。
  19. 【請求項19】アプリケータはスポンジを含んでいることを特徴とする請求項1
    5記載の刺激方法。
  20. 【請求項20】刺激薬は塗布部がV形状である半固体スティック状であることを
    特徴とする請求項15記載の刺激方法。
  21. 【請求項21】女性の唇やクリトリス等の非角質上皮に塗布するための塗布薬で
    あって、 L-アルギニン薬剤と、 メントール薬剤と、 を含有していることを特徴とする塗布薬。
  22. 【請求項22】L-アルギニン薬剤の濃度は4%以下であることを特徴とする請
    求項21記載の塗布薬。
  23. 【請求項23】メントール薬剤の濃度は5%以下であることを特徴とする請求項
    21記載の塗布薬。
  24. 【請求項24】L-アルギニン薬剤は2%濃度であり、メントール薬剤は1%濃
    度であることを特徴とする請求項21記載の塗布薬。
  25. 【請求項25】アプリケータの収容部に収容されることを特徴とする請求項21
    記載の塗布薬。
  26. 【請求項26】収容部は複数の小収容部を有していることを特徴とする請求項2
    5記載の塗布薬。
  27. 【請求項27】収容部は塗布面にまで延びる導管を有していることを特徴とする
    請求項25記載の塗布薬。
  28. 【請求項28】女性の非角質外皮を刺激する方法であって、メントールとL-ア
    ルギニンを塗布するステップを含んで成ることを特徴とする刺激方法。
  29. 【請求項29】4%以下の濃度でL-アルギニン薬剤を準備するステップと、 5%以下の濃度でメントール薬剤を準備するステップと、 を含んでいることを特徴とする請求項28記載の刺激方法。
  30. 【請求項30】メントール薬剤とL-アルギニン薬剤をアプリケータの収容部に
    収容させるステップをさらに含んでいることを特徴とする請求項28記載の刺激
    方法。
  31. 【請求項31】メントールとL-アルギニンを順番に塗布するステップを含んで
    いることを特徴とする請求項28記載の刺激方法。
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