JPH09509676A - ツメを使用する系統的な薬品配送システム - Google Patents

ツメを使用する系統的な薬品配送システム

Info

Publication number
JPH09509676A
JPH09509676A JP7522777A JP52277795A JPH09509676A JP H09509676 A JPH09509676 A JP H09509676A JP 7522777 A JP7522777 A JP 7522777A JP 52277795 A JP52277795 A JP 52277795A JP H09509676 A JPH09509676 A JP H09509676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claws
therapeutically active
active substance
composition
finger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7522777A
Other languages
English (en)
Inventor
サム シュウスター,
Original Assignee
トランス−オニカ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トランス−オニカ リミテッド filed Critical トランス−オニカ リミテッド
Publication of JPH09509676A publication Critical patent/JPH09509676A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • A61K9/7015Drug-containing film-forming compositions, e.g. spray-on
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • A61K8/4906Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom
    • A61K8/4926Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom having six membered rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q3/00Manicure or pedicure preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q3/00Manicure or pedicure preparations
    • A61Q3/02Nail coatings

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 治療活性物質を1以上の手指のツメおよび/または足指のツメの表面に付与し、それによって該物質を手指のツメおよび/または足指のツメから離れた作用位置に吸収させ系統的に移動させることを特徴とする、治療活性物質を対象体に投与する方法、が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 ツメを使用する系統的な薬品配送システム 本発明は薬理学的または生理学的作用をもつ薬物および他の試剤の系統的な配 送を達成するための新規な配送システムに関し、更に詳しくは治療活性物質を対 象体に投与する新規な方法に関する。「治療活性物質」なる用語は生理学的、薬 理学的または予防の効果をもつ物質をも含む。 薬理学の多くの分野において、治療活性物質の新しい投与ルートを考察すると こが望ましい。すなわち、たとえば、多くの場合、正常の投与ルートたとえば経 口または非経口の投与は、長い持続的放出効果を必要とする場合には不便である か又は不適切であり、あるいは治療活性物質は通常のルートによる投与の場合迅 速に劣化しやすい。また、治療活性物質が低い然し持続する薬量で投与される必 要がある場合には(たとえばピークおよびトラフ(谷)のない一定のプラズマ濃 度を与えるためには)、利用しうる薬量は所望の効果を達成しないか、あるいは 治療活性物質は使用に不便な又は危険な形体で又は製造が高価な形体で投与する ことが必要である。 すなわち、たとえば、単一発射蓄積避妊薬およびステロイドは多くの場合満足 に機能するけれども、ひとたび蓄積避妊薬またはステロイドが投与されると、そ の作用は迅速且つ容易には反転しない。同様に、長時間にわたって治療活性物質 の制御された量を信頼性良く放出しうる経口投与の持続性放出調剤形体を製造す ることは多くの場合困難である。その上、ある与えられた持続性放出カプセルも しくはピルはその活性成分を特定の速度で放出する。従って、調剤速度を変える 可能性を与えるためには、医薬供給者が、それぞれが異なった放出速度をもつ多 数の異なった調剤形体を与えねばならな いか、あるいは医者が異なった数の調剤単位を処方することによって放出速度を 制御しようと試みる必要がある。これらの試みのそれぞれは付随する欠点をもつ 。 従って、治療活性物質の投与形体および投与方法の改良が必要であることが一 般に認められる。これは局所的に作用する薬剤の効果ならびに血液、リンパ液お よび組織液に吸収される薬剤の効果の双方に適用され、適用点から離れた場の作 用に系統的に移される。後者の目的の薬剤は伝統的に経口的に又は非経口的に与 えられる。本発明は特に、適用点から離れた場での系統的作用のために投与され た薬剤および生理学的活性剤に関する。 この分野の改良は、たとえば、患者の好み又は便宜に利用しうる又は大きな同 意をうる別法を与えることが単に必要であるかも知れない。すなわち経口、直腸 、舌下または静脈の投与ルートの拒絶でありうる。ある場合には肝臓での薬剤の 代謝劣化、または薬剤の取扱いの変化、その結果としての濃度の変化、または調 剤関連動力学の第1パスを克服することが必要でありうる。ここでもまた、最適 の効果を達成するためには、調剤量を一定に保つ必要があり、ならびに薬剤を特 定の効果の効果を達成するに必要な薬量で経口的に又は非経口的に与えるときに 起こるような、薬剤の血液濃度のピークを避けることが必要である。ピークの廃 止および一定のプラズマ濃度の保持は、若干の欲する効果を減少させ、患者の同 意を増大させる。安定な血中濃度によって一定の効果を保持することは経口また は非経口の投与によって支えることは困難である。ピーク濃度の後に低下がある からである。蓄積−注射によりより一定のレベルを達成しうるが、たとえばこの ような投与過程で望ましく作用に遭遇するとき、その薬剤を除去することは困難 である。 これらの問題のいくつかを克服するために、持続性のある薬剤放出パッチが、 始めにスコポラミン(瞳孔拡散剤)について、今では 他の物質たとえばニトログリセリン、オエストラジオール、クロニジン、フェン タニルおよびニコチンについて導入された(たとえばEP−A−0117027 参照)。これらは上記の利点の多くをもつけれども、その使用はこれらの及び少 数の他の薬剤に限られた。それはパッチの使用は皮膚の角質層への不浸透性の問 題を克服せず、許容しうる寸法のパッチを使用する必要があるためである。すな わち比較的少量の毎日の薬剤は通常0.2〜20mg/日の程度の量で投与しう る。その上、皮膚の角質層の浸透特定のために、パッチによって配送しうる薬剤 の性質は、分子の大きさ(一般に1000ダルトン以下である必要がある)と臨 界的な脂質/水溶解度の必要性との双方によってひどく制限される。皮膚からの 吸収を増大させる試みが、水和剤たとえば尿素、種々の浸透増強剤たとえばジメ チルスルホキシドおよび同様の化合物、ピロリジノン、脂肪酸、アゾン、界面活 性剤、アルコール、グリコール、エッセンシアルオイル、テルペン、テルペノイ ド、およびそれらの誘導体、およびアミン(たとえばウイリアム・エイ・シーら の「Skin Absorption Enhancer」,Critical Reviews in Therapeutic Drug Carrier Systems,9(3,4):305−352(1992)参照)およびあ る範囲のタンパク質分解酵素たとえばパパイン、を使用して行われたが、これら は浸透を増大させるけれども、それらは皮膚の層を通してオエストラジオール以 外の薬剤の配送の新しい系のマーケッティングを許さなかった。また、皮膚のラ ンゲルハンス細胞を通して開始される刺激および接触感受性のリスクがあり、望 ましくない局所効果とくにニコチンのような薬剤による局所効果の比較的高い浸 入をもたらす。(喫煙者のタバコ依存症の減少を助ける分野の一部としてのニコ チン投与の予備処方の例はEP−A−0289342およびCA−A−1273 878に与えられている。) また皮膚へのパッチの使用の多くの目的も記載されている。従って実在する系へ の更なる改良が望ましいと思われる。 イオン泳動および電気泳動が、皮膚を通る薬剤の配送を増大させるために提案 されたが、安全、便宜および経費に付随する多くの問題がある。たとえば、GB −A−2206493は溶解物質たとえば薬剤の投与のためのイオン泳動装置を 記載している。使用において、一対の電極を電解液パッドで分離されている患者 の皮膚またはツメに取り付ける。代表的に1.35〜1.83ボルトのe.m. f.を加える。そこには本発明のような印加e.m.f.の不在において、すな わち受動吸収によって、物質を投与するとの示唆はない。 ジメチルスルホキシドのような浸透増強剤を使用することによって、コルネウ ム層を通る治療活性物質の浸透を増大させる試みがなされたが(GB−A−20 57263)、このような浸透増強剤の使用は液体の形体の組成物に一般に限定 され、薬剤を受け入れるボディとの一致に関して問題を提供する。更に、ジメチ ルスルホオキシドは刺激性で毒性がある。 これとは対照的に、治療活性物質の手指および足指のツメへの付与(アプリケ ーション)が、ツメの感染の治療に適した抗菌剤または抗生物質の利用という特 定の目的のために報告された。すなわち、たとえば、EP−A−0515312 はオニコミコシス治療に考案されたツメマニキュアの形体のテルビナフィン含有 の局所処方物を開示している。WO−A−87/02580はヒトのツメに薬剤 を局所的に配送するための組成物の例を更に記載している。然しこのような組成 物のすべては、組成物が手指または足指のツメから離れた場所に治療活性物質を はこぶことなしに、とくに系統的な組織にはこぶことなしに、局所作用のために 意図されたものである。かくて“Topical and Systemic Absorpt ion of Sodium Pyrithione following T opical Application to the Nails of t he Rhesus Monkey”と題するメイヤー,ピー・アールらのSk in Pharmacol.1992:5:154−159の報文には、rhe susモンキーの手指のツメおよび足指のツメに加えた放射ラベルのピリシオン の死が記載されており、“僅かな薬剤濃度のみがプラズマ中で測定可能であった ”と述べられている。更に平行のヒトの研究の記述おいて、“10%未満の患者 が定量しうる濃度の(10ng/ml以上の)2−メチルスルホニルピリジンを もっていた。・・・ピリシオン誘導体への系統的露出のマーカーである長寿命の 代謝産物”と述べられている。 “Permeability characteristic of the human nail plate”と題するウオルター・ケー・エイらのI nternational Journal of Cosmetic Sci ence 5,231−246の報文には、種々の物質とくに化粧品成分への皮 膚とツメの浸透度の相違が論じられている。この報文は「ツメ感染の局所調節に より有効であることのわかる薬品を化学的に調製することが製薬業者にとって間 もなく可能になるかも知れない。更に化粧科学者は注意深い吸収の面倒な結果を 最小にするためにツメ用品の原料物質をより注意深くえらぶことが間もなくでき るであろうと思われる」と結論している。(また“Physicochemic al characterization of the human nai l:permeation pattern for water and t he homologous alcohols and differenc es with respect to the stratum corne um”,Walters, K.A.et al.,J.Pharm.Pharmacol.1983,35 :28−33および“Penetration of chemicals i nto,and through,the nail plate”,Walt ers,K.A.Pharmacy International,April 1985,pp86−89も参照されたい。)このような刊行物の教示は、薬 剤の系統的投与のためのツメの使用から離れた教示である。 本発明はパッチ系の利点のすべてをもつが欠点のないものであり、手指のツメ および足指のツメが、単なる局所塗布によって広範囲の治療活性物質の系統的投 与の有効ルートを提供するという驚異的発見にもとづくものである。ツメはまた 、そこを通る薬剤の配送が皮膚におけるように毛髪および汗腺の存在に煩わされ ることがなく、また異なった体位および異なった個人の角質層の浸透度の非常に 広い変動もないという利点をもつ。 従って本発明によれば治療活性物質を対象体に投与する方法が提供され、その 方法は1以上の手指のツメまたは足指のツメに治療活性物質を付与し、それによ って該物質を手指のツメまたは足指のツメから離れた使用位置(サイド)に系統 的に吸収させ配送することからなる。 本発明は更に手指のツメおよび/または足指のツメに付与するに適した医薬組 成物の製造において医薬上許容しうる相体を使用することを提供し、該組成物が 少なくとも1の治療活性物質を含み、それによって使用時に該物質が手指のツメ または足指のツメから離れた作用位置に系統的に吸収され配送されることを特徴 とする。 組成物が少なくとも1の治療活性物質を含み、この物質が組成物から出てツメ を通り系統的組織に入ることを特徴とする手指のツメおよび/または足指のツメ に付与するのに適した医薬組成物の製造における医薬上許容しうる担体の使用も 本発明の一面を形成する。 本発明の実施において、治療活性物質は、ツメの中に又はツメ表面に組成物の 保持を促進するための1以上の成分からなる組成物の形体で付与することができ る。すなわち、たとえば、組成物はフィルム形成成分を含むことができ、または それはワニス、ラッカー、ゲルまたは溶液の形体であることもできる。あるいま た、該物質はパッチの形体でツメに付与することもできる。フィルム形成性成分 は治療活性物質の浸透速度を調節するようにえらばれる。すなわち、それは浸透 速度を増強または制限することができ、あるいはそれはツメ自体を貯槽として働 かせることもできる。あるいはまた又は付加的に、組成物は治療活性物質の浸透 速度を調節する能力をもつ追加成分を含むこともできる。ここでもまた組成物は それ自体ツメに入って薬剤の内側吸収を調節することもできる。試剤を加えて、 処方物の治療活性剤または成分から生じる刺激のような局所効果を減少させるこ ともできる。 本発明の方法は、電気泳動またはイオン泳動による輸送を促進するe.m.f .を与えるために手指のツメまたは足指のツメに電極を付けることを必要としな いことが理解されるべきである。それとは対照的に、治療活性物質は本発明によ り手指のツメまたは足指のツメを通して受動的に輸送される。ここに使用する「 受動的に」なる用語(およびその誘導用語)はここでは単に電極に加えるe.m .f.の不在のことを意味する。本発明による受動輸送は拡散による輸送、なら びに生理学方法または浸透増強剤の付与を介して行われる輸送を含むことができ る。 皮膚および毛髪の手段で一般に加えられたすべての種類の処方物は好適な付与 でツメに利用される。 上記のように、本発明の方法は、たとえば中枢神経系、心臓血管系、内分泌系 または呼吸器系に治療効果をもつものを含めた広範囲の種類の治療活性物質、な らびに鎮痛効果または抗アレルギー効果 をもつ治療活性物質、の投与に適用しうる。同様に、本発明の方法は胃腸系また は泌尿器系に治療効果をもつ又は収縮活性をもつ治療活性物質の投与にも適用し うる。治療活性物質は化学合成薬剤のみならず生物学的に誘導された分子たとえ ば生成因子、ホルモンおよびそれらの放出因子、酵素およびリンパ液のような生 理学的物質をも包含する。配送させようとする物質はワクチンまたは免疫調節剤 として作用しうる。 他の物質として抗感染剤たとえば抗生物質(抗菌剤および抗ウイルス剤)、代 謝過程たとえばカルシウム輸送、鉄代謝および代謝過程に影響する薬剤があげら れ、これらには葉酸、細胞毒素および抗腫瘍剤、造血剤および筋肉/骨格、中枢 および神経筋肉系が包含される。他の治療活性物質として遺伝の構造と機能に影 響するものがあげられる。治療活性物質は皮膚学的活性をもちうるが、このよう な活性はツメに付与する場から離れた位置にあるべきであるということが理解さ れるべきである。経口組織に作用する薬剤、たとえば歯または歯肉炎を治療する 薬剤も含まれる。 本発明の方法によって配送されるべき物質は、そのメカニズムが依然として不 明であるものを含めて単一の又は多くの人体系を包含する病理学的疾患に効果を もちうる。それはまた予防的に又は生理学的もしくは社会的目的のために使用す ることもできる。本発明の方法は、健康な又は疾患のある人体系、器官または組 織に作用する物質の配送に使用することができる。 ここに使用する「治療活性物質」なる用語は、それ自体治療作用をもつ物質の みならず、いわゆる前駆薬剤を含む物質すなわち投与の際に治療活性形体に変わ る物質をも包含することが理解されるべきである。同様に、「治療活性物質」な る用語は疾患の症候を養生または軽減するのに特に適した物質のみならず、緩和 効果をもつ物質ならびにいわゆるリクリエーション薬剤として使用される物質を も包含する。この点での一例は喫煙者のニコチン中毒を弱めるように設計された 治療の一部としてニコチンを投与するための本発明の方法の使用である。 本発明を添付図面を参照して更に詳細に説明する。 図1はツメを通しての水損失を測定する実験の結果を示す。 図2は剥離を増大させたときの水損失を測定する実験の結果を(正常カーブと して)示す。 図3は0.1M HEPES バッファー、pH7.4中の50%(v/v) 溶液の単一付与に従うヒトのツメを通しての(3H)−ニコチンの累積浸透を測 定する実験の結果を示す。 図4は0.1M HEPES バッファー、pH7.4中の52.8mg/m lの単一付与に従うヒトのツメを通しての(3H)−クロニジンの累積浸透を測 定する実験の結果を示す。 図5は0.1M HEPES バッファー、pH7.4中の8mg/ml溶液 の単一付与に従うヒトのツメを通しての(3H)−DAGOの累積浸透を測定す る実験の結果を示す。 図6は0.1M HEPES バッファー、pH7.4中の飽和溶液の単一付 与に従うヒトのツメを通しての(3H)−プロプラノロールの累積浸透を測定す る実験の結果を示す。 図7は0.1M HEPES バッファー、pH7.4中の飽和溶液の単一付 与に従うヒトのツメを通しての(3H)−メラトニンの累積浸透を測定する実験 の結果を示す。 治療活性物質が本発明により作用の場所に移送される正確なメカニズムは決定 されておらず、また如何なる因子が治療活性物質をツメを通して通過するのを限 定しているのかも知られていない。然し本発明の効力に寄与する主要因子はツメ 枝の高い水浸透度であると信ぜられる。すなわち実験はツメ枝を通る水輸送速度 が正常の上皮層の角質層を通る対応する速度の10倍まででありうることを示し た(Waters K.A. et.al.,J.Pharm.Pharmac ol.1983,35,28−33および図1および2を参照されたい。)。初 期の報文(Johnson and Shuster 1974)は水に対する 角質層の浸透度を論じ、そしてより最近の実験は水フラックスを使用して角質層 の浸透特性を示し定量化した(Puttick & Shuster 1985 ,Brit.J.Dermatol,113,775)。同様の方法を生体内の 及び試験管内のツメに適用した(Johnson & Shuster−未刊行 )。すなわちツメおよび角質層を通る水移動速度はその厚さに依存することを見 出した。これは図1および2にそれぞれ示されている。皮膚の角質層の水浸透度 についての発見をツメのそれらと比較するとき、角質層よりも100倍以上の厚 さのツメ枝にもかかわらず、ツメは皮膚よりも5〜10倍以上水に対して浸透性 であることが驚異的に観察された。すなわち厚さ単位当たりで表現したとき、ツ メは皮膚よりも1000倍以上浸透性である。本発明において更に重要なことに は、この大きな浸透度は薬剤および前記薬剤のような物質の内側に加えうるとい うことが実現された。更に20本のツメのすべてを使用することによって、ツメ は皮膚よりも100倍以上迅速な速度で薬剤を吸収しうる、そしてツメを下記の ように処理するならば更に迅速に薬剤を吸収しうることが実現された。更に、ツ メの性質についての知識から、脂質の溶解度は皮膚の角質層におけるよりも実用 性は少なく、そしてより重要なことにはツメへの適用後に系統的に吸収されうる 若干の薬剤の分子寸法の限定は角質層よりも明らかに大きいということが結論さ れた。最後に、100倍以上の厚さのツメのために、ツメは大きくて有効な薬剤 貯蔵所として役立つことができ、最も注目すべき効果は局所コルテイコステロイ ドのための角質層において確立された。これらの発見から、通常のパッチ配送系 により薬剤に与えられるもの よりもより大きな厚さのツメのために及びすべてのツメの大きな全表面積のため に、貯蔵効果は通常のパッチ配送系下の角質層下においてよりもツメにおいて数 百倍大きくなるであろう。また大きな貯槽は通常のパッチ配送系においてよりも 提供されるであろう。 ツメが非常に大きな範囲の薬剤の制御された配送のために使用しうるというこ とが今や明らかになった。使用されるべき担体は種々の薬剤につれて変化しうる 。すなわちそれはたとえば通常のツメ・ラッカー、剥離アプリケーター、水溶性 乾燥ゲル、安定エマルジョン、エアロゾルまたは脂質またはクリームベースの形 体でありうる。同様に単純アルコールまたは水性溶液を使用することもできる。 配送すべき薬剤の特性および必要な薬量に応じて選択が行なわれる。同様に、薬 剤の応用は薬剤または前駆薬剤を溶解または懸濁させうる特定の担体において行 なわれ、次いで更なる物質によって全体がカバーされる。たとえばそれ自身の膜 をもつ又は膜のない、通常のラッカー、水溶性剥離性ベース、またはある場合に は追加の貯蔵の薬剤を含む吸蔵ドレッシングまたはパッチがあげられる。従って 本発明の利点は、大きな範囲の担体ベースを使用しえらぶことができ、ツメ自体 の効果を最適化して、担体とツメと爾後のツメからの系統的吸収との間の分配を 使用することによって、使用薬剤の貯蔵と速度限定配送系の双方を働かせるよう にする。ツメからの系統的吸収を制御するこの方法の他に、ツメ自体の吸収特性 それ自体を変性させることができる。すなわちツメの厚さをたとえば摩耗および 他の物理的方法によって減少させることができ、そして浸透度変性剤を使用する ことができる。たとえば前記の浸透度増強剤または酵素を使用して配送を増強さ せる。他の場合において、ツメからの薬剤の系統的吸収はツメの脱水を保持する ことによって、たとえば高張溶液を使用することによって限定することができる 。吸収薬剤の貯槽としてのツメの使用はいくつかの方法で調節することができる 。飽 和の又は過飽和の薬剤溶液の爾前の付与によってツメの貯槽は迅速に満たされ、 その後に一定の吸収の継続が前述の更なる表面への付与によって達成される。ま た、好適な流体源のツメ表面への(たとえばパッドでの)付与によって、薬剤を 迅速にツメから抽出してその効果を終らせることができる。このような適用の変 化は薬剤の特別に設計されたパルス吸収をも可能にする。 その上、配送の速度はツメの表面積に比例するので、及びそれぞれのツメは異 なった表面積と厚さをもつので、一貫して異なった水フラックス(たとえば手指 の第1番目から第5番目までを行く1つの研究において9〜13g/m2/hr に変わる、そして足指についても同様である)が可能であり、50倍の単位の範 囲によって吸収薬剤の量を制御するためにツメを単独に又は組合せて使用するこ とが可能である。従って本発明の方法は薬剤量配送の独特の制御を与える。 前記のように、本発明の実施において、皮膚の角質層を通る水輸送についてえ られるデータを始めに検討してこれをツメを通る水輸送に関するデータと比較す る。抗菌剤を疾患のツメに塗ること及び局所的治療効果がある場合には誘発され るということは既に知られていたけれども、たとえば局所の菌疾患の治療のため にツメへの薬剤の局所輸送以外のツメ自体の使用およびその貯槽としての性質を 提案する者はいなかった。このルートによって薬剤の系統的な投与を行なうとい う本発明の概念は従って全く新規であり予期しえないことである。その上、正常 の皮膚の角質層は皮膚から系循環への殆どの物質の輸送を阻止する有効なバリヤ ーとして働くのに対して、手指のツメおよび足指のツメはこれとは対照的に好適 な薬剤に対してずっと高い透浸度をもつ。更に、角質層は物質を最も良く吸収す ることができ、水性相と脂質相との間に約50:50の分布を示すか又はこれよ りもより油性であるのに対して、手指のツメおよび足 指のツメはより親水性の治療活性物質を吸収しうることが見出された。 それ故に、投与しうる治療活性物質の範囲が、角質層と同様に特定の臨界的な 脂質/水の溶解度分配特性に限定されないということが本発明の特定の利点であ る。また、手指および足指のツメに付与される組成物は、油/水エマルジョンの 形体である必要はなく、有効な組成物は実質的に脂質のないものから製造するこ とができる。その上、1000ダルトン以上の分子量をもつ物質は満足な量で角 質層を通常は通過しえないけれども、より高分子量の物質も本発明により手指お よび足指のツメから投与しうる。 本発明による治療活性物質の利用は、活性物質が広範囲の薬剤量で投与しうる という更なる利点をもつ。すなわち、たとえば、ある与えられた組成物が12時 間にわたって放出される10mgの治療活性物質の調剤量を与えるように設計さ れた場合、薬剤量は手指および足指のツメ1、2、3・・・20に付与すること によってその倍数で増大させることができる。換言すれば、薬剤量の範囲は組成 物を付与するツメの数を単にえらぶことによって20倍まで変えることができる 。また、種々のツメは種々の表面積をもつ(たとえば親指のツメと第1の足指の ツメは第5番目の手指のツメと第5番目の足指のツメである)ので、更に広範囲 の可能な薬量速度を、本発明の組成物を、異なった手指のツメおよび足指のツメ に付与することによって達成させることができる。この投与速度は浸透増強剤を 配合することによって更に調節することができる。 その上、治療活性物質を本発明により手指のツメまたは足指のツメに付与する ことによって、治療活性物質は始めに肝臓循環に入ることなしに系統的循環に入 ることができる。 本発明のより使用するための組成物を処方するに当り、通常の結合剤およびフ ィルム形成物質を使用することができる。すなわち、 たとえば、ツメ・ワニスに通常されるポリマー・フィルム生成物質のいづれかを 使用することができる。ただしそれらは治療活性物質と相溶性でなければならな い。例としてポリビニルアセテート、アクリレート、およびメタクリレートエス テル、およびニトロセルロースがあげられる。 同様に、他の調剤形体たとえば皮膚および化粧の用途に使用するものについて 、同じ範囲の助剤をツメへの適用のために使用することができ、その助剤の例と して乳化剤、界面活性剤、増粘剤、安定剤、着色剤、緩衝剤、酸化防止剤などが あげられる。 治療活性物質の濃度は広い範囲にわたって変えることができるが、通常は約1 00または200mg/mlを越えない。通常は10μg〜100mg/ml最 も好ましくは0.1〜50mg/ml、とくに0.5〜20mg/mlの範囲の 濃度が使用される。 薬理学的試験 1.試験管内実験 ツメ組織を通る治療活性物質の輸送を11種の薬品について試験した。薬品は 、通常のパッチ配送系およびこの方法で配送されることの知られていない他の系 において他のものを含んでいた。これらの薬品を分子の大きさの範囲の、化学特 性、極性/非極性、脂質/水溶解度、および種々の薬理学的効果を含むようにえ らんだ。 方 法 変性したフランツ細胞を使用した。通常の大きい足指ツメ(殆どは食い込んだ ツメまたは傷害の外科的除去後にえられた)を整列した孔をもつ2枚のテフロン シートの間に固着し、ドナーをレセプター貯槽から分離した。ツメをHEPES バッファーpH7.4に24時間浸漬し、ドナー貯槽を次いでバッファー中に薬 剤1ml溶液とし(薬剤の濃度については下記の表1参照)、レセプター貯槽へ の薬剤のラジオ−アイソトープの通過を36時間までの間隔で測定 した。実験が完了したとき、残存アイソトープを焼却後のツメで測定した。反復 実施を試験した薬剤のすべてについて行なった。 これらの結果を表1および図3〜7に示す。 図1は試験した11種の薬剤のツメを通る輸送の証拠を要約したものであり、 図3〜7は実施例をプロットしたものであり、ツメを通る輸送速度がほぼ線状の 浸透であったことを示している。これらの実験によって薬剤の輸送を最適化する 試みは行なわれなかった。最大速度は上記に示したよりもかなり大きいようであ る。 2.生体内の実験 種々の濃度のニコチンを、喫煙者と接触していない非喫煙者である健康な個人 の種々のツメに付与し、ニコチンとコチニンの産出量を24時間の尿試料中で測 定した。その結果を表2に示す。試料は 光保護または凍結しなかった、それ故、収集した尿試料中に始めに存在したもの よりも低水準のニコチンおよびコチニンを示す。これらは収集後にニコチンおよ びその代謝物の破壊のために補正しえないけれども、それにもかかわらず著しい 量のニコチンとその代謝物が尿中に見出されたことを理解することができる。そ の上、最高の尿産出に相当する日に、対象体である非喫煙者はニコチン投与に付 随する症候を経験した。 これらの結果を次の表2に示す。 生体内の研究からの結果は、薬剤のツメからの吸収が起こり系統的治療作用に 十分な多量の薬剤を提供しうるという試験管内での発見を確認している。試験管 内の研究は、種々の水準の親油性、水溶解度、極性、分子サイズをもつある範囲 の薬剤を使用して吸収を起こした。これらの結果は、必要ならば増強剤を含めて 好適に調節された担体を用いれば、遙かに多い薬剤を選択的分割によりツメを通 して通過させうるということを示している。すなわち、ツメによる吸収を更にな お増大させることを我々は予言しうる。それにもかかわらず、ツメを通して吸収 された量は多くの場合、系統的治療効果 を与えるのに適当である。ニコチンおよびクロニジンのような若干の物質は経皮 パッチ系によりよく吸収される、ツメの利用は別の系を提供するが、他の物質た とえば許容しうる量で吸収されたメラトニンおよび5−アミノ酸ペプチドエンケ ファリンはツメ利用により経皮系よりもすぐれた別の利点を与える。エンケファ リン分子の輸送度から、我々はペプチド、ポリペプチド、および恐らく小タンパ クがこの系によって吸収されうると信ずる。これはバイオ技術によって生産され うるものを含めて多数のペプチド薬品およびバイオ試剤の投与にとって大きな利 点を与える。 これらの結果はまた、ツメが薬剤の系統的吸収を進めうる著しく大きな貯槽を 提供することを実証している。このような貯槽はパッチ系のような外部貯槽の使 用にとって代ることができ、あるいはツメの特定の特性を利用するように設計さ れたこのような貯槽を更に増幅するように使用することができる。すなわち、表 1はツメ中の貯槽の程度を示す(燃焼およびラジオアイソトープ測定により示さ れ、ドナー貯槽に加える薬剤物質の%として表示される)。mg数で表示して、 図はニコチンについて5.49、ベラパミルHClについて4.89、DL−プ ロプラノロールHClについて2.39、クロニジンHClについて2.35、 およびDAGO(エンケファリン類縁体、Tyr Ala Gly Phe G ly;シグマケミカル カンパニーからカタログE7384のもとに入手しうる )について0.14であった。 次の実施例により本発明を説明する。実施例1 SNPEシミーによってサスペンジオン ベース320なる商品名で販売され ている商業的に入手しうるチキソトロピー性ニトロセルロースに2wt%のニコ チンをとかすことによってニコチン含有ツメ・ワニスを製造した。実施例2 5wt%および10wt%のニコチンを含む第2および第3の処方物を実施例 1に述べたようにして製造した。実施例3 SNPEシミーによって製造されチキソトロピー性GEL 373と呼ばれる 樹脂基材チキソトロピー性ゲルを使用して実施例1および2に述べたのと同様の 処方物を製造した。実施例4 実施例1〜3に述べたのと同様の処方物、あるいは水性バッファー溶液中の処 方物を表1に示す薬剤を使用して製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI ,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.治療活性物質を1以上の手指のツメおよび/または足指のツメの表面に付与 し、それによって該物質を手指のツメおよび/または足指のツメから離れた作用 位置に系統的に吸収させ移動させることからなることを特徴とする対象体に治療 活性物質を投与する方法。 2.ツメ表面上のおよび/またはツメ中の組成物の保持を促進する1以上の成分 を含む組成物の形体で治療活性物質を付与する請求項1の方法。 3.組成物が1以上の浸透増強剤を含む請求項1または2の方法。 4.組成物の1以上の成分がリポソーム、ニオソームまたは他のビイクル中に含 まれる請求項1〜3のいづれか1項の方法。 5.組成物がワニス、ラッカー、エアロゾル、ゲル、ローション、クリーム、軟 膏、準飽和溶液、飽和溶液、過飽和溶液またはパッチの形体にある請求項1〜4 のいづれか1項の方法。 6.治療活性物質が中枢神経系、心臓血管系、または呼吸器系に治療効果をもつ 請求項1〜5のいづれか1項の方法。 7.治療活性物質が鎮痛、抗アレルギー、抗催吐、または向精神性の効果をもつ 請求項1〜6のいづれか1項の方法。 8.治療活性物質が胃腸組織、泌尿器系、または内分泌系に治療効果をもつ請求 項1〜7のいづれか1項の方法。 9.治療活性物質が避妊活性をもつか、ホルモン交換治療の活性剤としての活性 をもつか、または内分泌系もしくは組織のその効果を調節しうるものである請求 項1〜8のいづれか1項の方法。 10.活性物質が抗原性であり、それによって組成物がワクチンとして働く請求 項1〜5のいづれか1項の方法。 11.治療活性物質が免疫調節剤として働く請求項1〜5のいづれ か1項の方法。 12.ツメが爾後の放出用の物質の貯槽を保持するような量で治療活性物質を付 与する請求項1〜11のいづれか1項の方法。 13.組成物が少なくとも1の治療活性物質を含み、それによって使用の際に活 性物質が手指のツメまたは足指のツメから離れた作用場所に吸収され系統的に輸 送されることを特徴とする、手指のツメおよび/または足指のツメに付与するの に適した医薬組成物の製造における医薬的に許容しうる担体の使用方法。 14.組成物が付与された組成物からツメを通して系統的組織小室に入りうる少 なくとも1の治療活性物質を含むことを特徴とする、手指のツメおよび/または 足指のツメに適用するのに適した医薬組成物の製造における医薬的に許容しうる 担体の使用方法。 15.医薬組成物および/または治療活性物質が請求項1〜12のいづれか1項 に定義したものである請求項13または請求項14の使用方法。
JP7522777A 1994-03-04 1995-03-03 ツメを使用する系統的な薬品配送システム Pending JPH09509676A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9404293.4 1994-03-04
GB9404293A GB9404293D0 (en) 1994-03-04 1994-03-04 Drug delivery system
PCT/GB1995/000459 WO1995023597A1 (en) 1994-03-04 1995-03-03 Systemic drug delivery system through application on nails

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09509676A true JPH09509676A (ja) 1997-09-30

Family

ID=10751375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7522777A Pending JPH09509676A (ja) 1994-03-04 1995-03-03 ツメを使用する系統的な薬品配送システム

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0748216A1 (ja)
JP (1) JPH09509676A (ja)
CN (1) CN1146721A (ja)
AU (1) AU1820495A (ja)
CA (1) CA2184075A1 (ja)
GB (1) GB9404293D0 (ja)
NO (1) NO963674L (ja)
NZ (1) NZ281304A (ja)
WO (1) WO1995023597A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180215A (ja) * 2002-02-12 2010-08-19 Novartis Ag 爪オリフィスに適用するための全身的送達用医薬組成物

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19604190A1 (de) * 1996-02-06 1997-08-07 Hoechst Ag Nagelwachstumsfördernde Zubereitungen
US6727401B1 (en) 1998-02-12 2004-04-27 Watson Pharmaceuticals, Inc. Pressure sensitive adhesive matrix patch for the treatment of onychomycosis
JP4669837B2 (ja) * 2004-03-04 2011-04-13 真 湯浅 金属ポルフィリン錯体包埋ニオソーム、その製造法およびこれを利用する医薬
EP1627610A1 (en) * 2004-08-21 2006-02-22 TLT Medical Ltd Drug delivery throug application in nails

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU599064B2 (en) * 1985-11-04 1990-07-12 Dermatological Products Of Texas Film-forming, pharmaceutical vehicles for application of medicaments to nails, pharmaceutical compositions based on those vehicles, and methods of using same
CA1273878A (en) * 1987-01-15 1990-09-11 Richard Philip Moody Nicotine-containing preparation for transdermal administration
FR2616333A1 (fr) * 1987-06-12 1988-12-16 Cird Procede d'ionophorese pour administrer une substance dissoute ou partiellement dissoute, par voie percutanee ou perungueale et dispositif correspondant

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180215A (ja) * 2002-02-12 2010-08-19 Novartis Ag 爪オリフィスに適用するための全身的送達用医薬組成物

Also Published As

Publication number Publication date
CA2184075A1 (en) 1995-09-08
EP0748216A1 (en) 1996-12-18
NZ281304A (en) 1999-09-29
WO1995023597A1 (en) 1995-09-08
NO963674D0 (no) 1996-09-03
AU1820495A (en) 1995-09-18
GB9404293D0 (en) 1994-04-20
CN1146721A (zh) 1997-04-02
NO963674L (no) 1996-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070280972A1 (en) Adhesive solid gel-forming formulations for dermal drug delivery
EA011423B1 (ru) Метадоновые композиции местного действия и способы их применения
JP2002512600A (ja) 経皮治療製剤
TW200815045A (en) Pharmaceutical compositions of ropinirole and methods of use thereof
Mehta Topical and transdermal drug delivery: what a pharmacist needs to know
JP2003525641A (ja) 爪真菌症の治療用感圧接着性マトリックス・パッチ
EP1861076A2 (en) A transdermal topical composition and its uses
MXPA04005361A (es) Transporte transdermico de compuestos.
Malvey et al. Transdermal drug delivery system: A mini review
JP2000512996A (ja) 皮膚感作および刺激の予防および治療措置
KR20020064959A (ko) 여성 조직을 민감하게 하는 조성물의 제조방법과 이조성물의 전달장치
WO2008001204A2 (en) Transdermal compositions of pramipexole having enhanced permeation properties
JPH09509676A (ja) ツメを使用する系統的な薬品配送システム
US20020127271A1 (en) Formulation for the treatment and/or prophylaxis of dementia
JP2007509122A (ja) Vp/va共重合体及び非水性ビヒクルを含有する、経皮的医薬スプレー製剤
EA007351B1 (ru) Фармацевтическая композиция для чрескожной доставки физиологически активных агентов
EP1159009A2 (en) Use of niaouli essential oil as transdermal permeation enhancer
JP2024507011A (ja) エマルション組成物、ならびに放射線によって引き起こされる皮膚損傷の予防および/または処置におけるその使用
CN116887813A (zh) 水凝胶组合物及其在预防和/或治疗由辐射引起的皮肤损伤中的用途
Lal et al. Transdermal Drug Delivery System: A Novel Alternative for Drug Delivery
Sahu et al. Formulation, characterization and ex vivo evaluation of epinephrine transdermal patches
EP0918521B1 (en) Formulation for the treatment and/or prophylaxis of dementia
Surekha et al. Emulgel-An Overview
Shinde et al. REVIEW OF TRANSDERMAL DRUG DELIVERY SYSTEM
US20180104227A1 (en) Nail lacquer composition containing ciclopirox