JP2003517123A - 液吐出便器リム取付け式便器クリーナ - Google Patents
液吐出便器リム取付け式便器クリーナInfo
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Abstract
Description
継続出願である。
たは清浄液のような液量を吐出する装置に関する。
るための注意が必要である。従来より、便器は、液または粉末の洗浄材および消
毒材を用いて、手動洗浄により清潔に維持され、脱臭され、消毒されている。こ
の仕事は、便器を清潔に維持するために人手による労力を必要とする。
製品の1つのタイプは、洗浄および清浄物質の固体ブロックまたは固体粒子を備
え、それが便器のリムから、噴出水の経路に置かれた容器内に吊り下げられてい
るタイプである。米国特許3,529,309はこのタイプの便器洗浄システム
の例を示す。固体洗浄ブロックは寿命が短く、固体ブロックが劣化するのに伴な
い洗浄および脱臭剤の放出が低下する。
州特許出願EP−0538957は、便器のリムから吊り下げできる便器洗浄お
よび/または清浄ユニットを開示しており、前記ユニットの目的は、液体活性物
質を噴射毎にボトルから噴射水中に導入することである。別の類似の液吐出便器
洗浄システムは、欧州特許出願EP−0785315に開示されている。この出
願では、EP−0538957で開示された装置の持つ1つの問題点は、吐出ボ
トルの液レベルが低下するのに伴ない、液の吐出割合が時間と共に減少すること
であるということを述べている。
る解決策として開発されたものであり、ボトルからの液流と、ボトルの外側から
ボトルの内側への戻りの空気流との両方を可能にする構造を有する吐出ボトルを
備える。
浄システムおよびEP−0538957で開示された液吐出装置の代替品を備え
るが、この代替品もまた欠点を有する。例えば、EP−0785315に記載の
装置は、吐出ボトルに収容される洗浄液と常に連通し、便器の噴出水の経路中に
配置される、多孔質の、液体吸収物体(すなわちスポンジ)を必要とする。この
システムは製造費用が非常に高く、噴出水中に吐出される液容量の精密な制御を
実現できない。
の必要がある。
容するボトルと、ボトルを保持するベースと、ベースに一体化されるかまたはベ
ースに取付けられる吐出プレートと、ベースを構造体から吊り下げる懸垂手段と
を含む。ボトルは口とその口を封じる密封体を持ち、ベースは供給コンジットを
構成する貫通支柱と、ボトルの密封体を開き、ボトルの口に液連通する供給コン
ジットを配置する手段を有する。ベースの吐出プレートは、ベースの供給コンジ
ットに液連通する複数の供給導管を含む上面を有する。供給導管は、液を供給コ
ンジットから吐出プレートの上面の吐出位置まで移送するのに適合する。
る。この形態では、懸垂手段が、懸垂フックとベースと一体化した案内流路とを
備える。懸垂フックは、便器のリム上に配置された上端フック部分と、案内流路
にスライドして挿入される下端とを有し、懸垂フックの前記下端が案内流路の内
面に連結し、それによりベースとボトルとを便器リムの下側またはリムに隣接し
て吊り下げるようになっている。この好ましい形態では、吐出プレートの上面は
、ベースの供給コンジットと液連通し、かつ複数の供給導管と液連通する集合空
洞を有し、また前記集合空洞と液連通する換気スロットおよびベース縁部を有す
る。換気スロットにより、周囲空気はボトルに入りボトルから吐出される液を置
換する。この好ましい形態の吐出プレートは、吐出プレートの縁部に固定される
デフレクタ(偏向板)も備えることができる。デフレクタの寸法は、液ディスペ
ンサが便器のリム上に設置されるとき、便器の内面に接触するのに適する寸法で
ある。トイレの水が流されるとき、噴出水の一部が吐出プレートの上面の吐出位
置に接触し、それにより液を噴出水中に洗い流す。
れる。液吐出装置は液を収容するボトルと、ボトルを保持するベースと、ベース
に一体化されるかまたはベースに取付けられる吐出プレートと、ベースを構造体
から吊り下げる懸垂手段とを含む。ボトルは口とその口を封じる密封体を持ち、
ベースは供給コンジットを構成する貫通支柱と、ボトルの密封体を開き、ボトル
の口に液連通する供給コンジットを配置する手段を有する。ベースはまた貫通支
柱の壁から外側に延びる下側プレートを備える。吐出プレートは、ベースの下側
プレートから間隔を空けて、ベースに一体化または取付けされており、吐出プレ
ートの上面は供給コンジットからの液を受け取る。下側プレートおよび吐出プレ
ートは、液を供給コンジットから吐出プレートの上面の吐出位置まで移送するの
に適合する。
から吐出するのに適合する。この形態では、懸垂手段がベースと一体化した懸垂
フックおよび案内流路を備える。懸垂フックは、便器のリム上に配置された上端
フック部分と、案内流路にスライドして挿入される下端とを有し、懸垂フックの
前記下端が案内流路の内面に連結し、それによりベースとボトルとを便器リムの
下側またはリムに隣接して吊り下げるようになっている。この好ましい形態では
、吐出プレートは、液ディスペンサが便器のリム上に設置されるとき、便器の内
面に対し上方に傾斜するのに適合し、また下側プレートもまた液ディスペンサが
便器のリム上に設置されるとき、便器の内面に対し上方に傾斜するのに適合して
いる。吐出プレートの上面とベースの下側プレートとの間の間隔は吐出プレート
の長さ方向に沿って変化し、それにより、便器の内面に最も近い下側プレートの
縁部と便器の内面に最も近い吐出プレートの縁部との間の第1間隔が、便器の内
面から最も遠い下側プレートの縁部と便器の内面から最も遠い吐出プレートの縁
部との間の第2間隔に比べて狭くなっている。吐出プレートは、吐出プレートの
縁部に固定されるデフレクタも備えることができる。デフレクタの寸法は、液デ
ィスペンサが便器のリム上に設置されるとき、便器の内面に接触するのに適する
寸法である。トイレの水が流されるとき、噴出水の一部が吐出プレートの上面の
吐出位置に接触し、それにより液を噴出水中に洗い流す。
置の状態で支持するようにボトルを保持し、その結果、液を重力によりボトルか
ら吐出できる。好ましくは、ボトルは浅く、小型にして、ボトルの上部空間を最
小にする。ボトルを液で充満するとき、負圧または真空(すなわち平衡圧)がボ
トルの上部空間に発生する。ベース上にボトルを設置した後、ボトルからの液の
一部が吐出プレートの吐出位置上に流れる。噴出水が吐出プレートの吐出位置か
ら液を洗い流すと、別の液がボトルから吐出され、周囲空気がボトルに流れ込み
、ボトルから吐出された液を置換する。ボトルに流れ込む周囲空気の容量は、吐
出プレート上のまたはそれに隣接する、換気スロットまたはコンジットにより制
御できる。この方法では、周囲空気は計器のように作用し、各噴出後にボトル内
の圧力が平衡圧に戻ることを保証することにより、線形の、一定液放出配合を可
能にする。
転されているボトルから液が急速に流れ出すことを防いでいる、EP−0538
957およびEP−0785315のような、従来の液吐出装置に比べて大幅な
改良を実現している。上に詳しく述べたように、これら従来の液吐出装置の多孔
性材料は、多孔性媒体の製造上の変動性により、噴出水中に吐出される液容量の
精密な制御が不可能である。
定方法で液を移送する、液吐出装置を提供することである。さらに詳細には、本
発明の利点は、便器のリムから液を吐出して、制御された一定の液量を各噴出中
に吐出する吐出装置を提供することである。
、添付特許請求の範囲、および添付図面を考察することにより、さらによく理解
されるであろう。
を示している。液ディスペンサ10は、液を収容するボトル18と、ボトル18
を保持するベース24と、便器のリムからベース24およびボトル18を吊り下
げる懸垂フック12とを備える。
図7に示すように別個のコンポーネントとしても形成できる。種々の材料を使用
して懸垂フック12、ボトル18、およびベース24を形成できるが、これらコ
ンポーネントは不透明の熱可塑性材料、例えば着色したポリエチレンまたはポリ
プロピレンなどの材料から形成するのが望ましい。ディスペンサに使用される液
は、特定の便器洗浄用途に必要な洗浄・発泡・消毒・芳香特性を有する任意の液
配合でよい。
18の部分上を垂直に延びる澄んだ、または透明なビュー・ストライプ(目視用
窓)23を備える。透明なビュー・ストライプ23により、ユーザはボトル18
内の液の残留レベルを知ることができる。1つの好ましい実施形態では、ボトル
18は約45ミリリットルの液配合で充填され、その後ディスペンサがリム上に
フックで取付けられる。
長い直立部材26を備える。懸垂フック12は、ベース24とボトル18とが便
器リム上に設置されるとき、案内流路25内に挿入される。懸垂フック12の下
端13は、案内流路25内に懸垂フック12を挿入する際、案内流路25の内面
に圧入機構で嵌合するタブ部分14を備え、それにより、懸垂フック12がベー
ス24に取付けして保持されるようにする。案内流路25の伸縮機構と懸垂フッ
ク12とにより、液ディスペンサ10は多様な便器リム構造に適合できることが
わかる。
び上端32は、ボトル18をベース24上に設置するときに、ボトル18を保持
する取付け構造体60を形成する。取付け構造体60中心部分には、図7に示す
ように、貫通支柱27を囲む環状流路37を備え、その流路を使用して、液吐出
装置10を便器リム上に設置したときに、ボトル18から液を移送する。
貫通支柱27は、供給コンジット31を形成する円筒形チューブ部分28を備え
る。チューブ部分28の上端29は傾斜して終端し、楕円開口を形成する。
0で封じられる円形口19を含む。図9に示すボトルの実施形態では、密封体2
0は、ボトル18の口19の円形フランジに連結する流路を持つ熱可塑性材のキ
ャップである。フォイルまたはプラスティック膜などの他の密封体も、ボトル1
8の口19を密封するのに適合する。図9に示す密封体20の中心部分は、厚み
の薄い円形領域22を持つ破砕しやすい密封部21を有する。設置において、ボ
トル18はベース24の貫通支柱27上を、密封体20の円形内壁が貫通支柱2
7の円形外面にほぼ一直線になるように方向合わせされ、貫通支柱27の上端2
9が破砕しやすい密封部21の円形領域22に破裂が生じるまで、ボトルはA方
向に移動される。この後、ベースの供給コンジット31はボトル18の口19と
液連通し、液がボトル18から供給コンジット31を通って流れ、重力によって
貫通支柱27の底の吐出穴38から流れ出ることができる。貫通支柱27、密封
体20、ボトル18の口19の寸法を適正な寸法にすることにより、ボトルをベ
ース24上に設置するときに、液密封が形成される。
ト40がある。吐出プレート40は、ベースに取付ける別個のコンポーネントで
もよく、またはベース24と一致化してもよい。吐出プレート40は着色された
ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの非多孔質熱可塑性材料から形成される
のが望ましい。
ス24上の位置の第1実施形態の構成を示す。最初に図11Aによれば、吐出プ
レート40は、ベース24の縁部43から内側方向の位置にある上面42に形成
された、集合空洞44から放射状に出る一連の毛細管48を持つ上面42を有す
る。毛細管48は種々の横断面形状を持ってもよく、好ましくは、四角形、長方
形、または三角形横断面形状である。
きる。図10Aでは、毛細管48の下面49は、集合空洞44から毛細管48の
外側端部50までの集合空洞44の下面52と共面であり、それにより毛細管4
8の深さが集合空洞44の深さにほぼ等しくなる。図10Bでは、毛細管48の
下面49bは、集合空洞44下面52から毛細管48の外側端部50まで、階段
状に後退している。図10Cでは、毛細管48の下面49cは、集合空洞44か
ら毛細管48の外側端部50までの集合空洞44の下面52の下に位置し、それ
により毛細管48の深さが集合空洞44の深さより長くなる。
空洞44の下面52に対しそれの外側端50の方向に下方に傾斜してもよい。毛
細管のこれら深さの構成の各々は、本明細書で以下に述べるように、便器への液
配給の制御に役立てることができる。
面42での毛細管48および集合空洞の種々の配置が可能であることが分かる。
図11Aでは、集合空洞44は、吐出プレート40の長軸方向にほぼ平行に向い
ている長円形形状を有し、毛細管48は長円形集合空洞44の1つの側面から外
方向に放射状に出ている。図11Bでは、集合空洞44bは、その長軸が吐出プ
レート40bの長軸方向にほぼ平行に向けられた三日月形状を有し、毛細管48
bは三日月形集合空洞44bの1つの側面から外方向に放射状に出ている。図1
1Cでは、集合空洞44cは、その長軸が吐出プレート40cの長軸方向にほぼ
平行に向けられた長円形形状を有し、毛細管48cは長円形集合空洞44cの1
つの側面から外方向に放射状に出ており、それら毛細管48cは長円形集合空洞
44cから離れるに伴ない幅が増加する。
方向にほぼ直角に向けられた長円形形状を有し、毛細管48dは長円形集合空洞
44dの両側面から外方向に放射状に出ており、それにより毛細管48dの少な
くともいくつかの主部分が吐出プレート40dの長軸方向にほぼ平行になってい
る。図11Eでは、集合空洞44eは、その長軸が吐出プレート40eの長軸方
向にほぼ平行に向けられた長円形形状を有し、毛細管48eは長円形集合空洞4
4eの1つの側面から外方向にランダム形状で放射状に出ている。
最も良く示している。吐出プレート40はベースに取付けられ(別個の工程また
はベース成形の一部のどちらであっても)、それにより吐出プレート40の集合
空洞44はベース24の供給コンジット31に液連通する。図8に示す本発明の
実施形態では、貫通支柱27の底面の吐出穴38を使用して、供給コンジット3
1と吐出プレート40の集合空洞44との間に流路を設ける。この構成の結果と
して、液はボトル18から出て、ベース24の供給コンジット31に入り、吐出
穴38を通過して吐出プレート40の集合空洞44に流れ込む。次に液は吐出プ
レート40の集合空洞44から吐出プレート40の上面42の毛細管48に流れ
込む。その後液は毛細管48の外側端50方向に移動し続け、そこで液は便器に
吐出されるが、これに付いては本明細書で以下に述べる。種々の手段を使用して
、液を吐出プレート40の集合空洞44から毛細管48内に移送できる。第1に
、液の毛細管48の側面への粘着性により発生する毛管現象は、液を毛細管48
の外側端50方向に移送するように作用する。第2に、図10Bおよび10Cに
示し、さらに以下に述べるように、毛細管48の深さを集合空洞44の深さに比
べて大きくできる。これは、液を集合空洞44から毛細管48の外側端50方向
に移送するのに役立つ。
高くすることができる。例えば、図8に示すように、吐出プレート40は、水平
ラインHに対し角度Xで下方に傾斜している。吐出プレート40のこの構成では
、集合空洞44は毛細管48より高くなり、液は集合空洞44から毛細管48方
向に向かい下方に流れる。吐出プレート40とベース24とを、角度Xが約5〜
20°になるように構成することにより、向上した液流特性が得られることが判
明している。吐出プレートの下方角度はまた、動作中の、ボトル18への水の吸
い上げを最小にするのに役立つ。当然、集合空洞44から毛細管48への液流を
制御するこれらの方法の各々は、単独、または他の有効な方法と結合させて使用
できる。
手段は、液吐出装置10の使用を図12および13を引用しても説明できる。図
12は、開放型リムを持つ便器16Bに使用するときの、液吐出装置10の構成
を示す。便器16Bのリムから吊り下げられた液吐出装置10において、噴出水
Wの流れが各噴出により吐出プレート40に接触することが分かる。図13は、
ボックス型リムを持つ便器16Aに使用するときの、液吐出装置10の構成を示
す。便器16Aのリムから吊り下げられた液吐出装置10において、噴出水Wの
流れがまた各噴出により吐出プレート40に接触することが分かる。噴出水が図
12と13の吐出プレート40に接触するとき、噴出水は吐出プレート40の上
面42の毛細管48内に存在する液と混合し、その後便器内に配給される。
のように、液の新たな供給がボトル18から毛細管48に配給される。液が噴出
水中に吐出されるときに、空気がボトル18内へと通気できるようにするために
、吐出プレート40の上面42に換気スロット46が設けられている(図8、1
0A、11Aで明瞭に示される)。換気スロット46は集合空洞44とベース2
4の縁部43との間に流路を提供する。この流路により、周囲空気がボトル18
に入り、そこから吐出される液と置換する。
ペンサ10のオプション形態を示す。具体的には、デフレクタ55が吐出プレー
ト40の縁部に取付けられており、液配合の便器水中への配給を正確に制御する
。デフレクタ55により、液ディスペンサ10は、市場の多数の便器の多種多様
な便器外形に適合できる。デフレクタ55の1つの形態では、デフレクタ55は
軟質材料で形成され、軟質膜として作用し、便器内面の形状に一致して、便器か
らの便器噴出水が分布プレート40全体に経路分けでき、さらに確実に液配合が
各噴出で便器中を洗い流される。デフレクタ55のこの形態は複合射出成形方法
により形成でき、この場合、異なる熱可塑性材料、軟質デフレクタ用の軟質ワイ
パ材料と吐出プレート用の硬質材料とが一緒に成形される。デフレクタの別の実
施形態では、デフレクタは、便器の内面の形状に一致するように、吐出プレート
の縁部に蝶番式に取付けられる。デフレクタのさらに別の実施形態では、デフレ
クタと吐出プレートとの構成は、吐出プレートが、デフレクタに連結し、デフレ
クタを吐出プレートの方向およびそれから離れる方向にスライド可能にする案内
スロットを備え、それによりデフレクタが、便器の内面の形状に一致するように
構成されている。
形態では、貫通支柱27aは中心換気コンジット28aと、中心換気コンジット
28aから外方向に延びるフィン30とを有する。中心換気コンジット28aと
フィン30とは、供給コンジット31aを構成する。貫通支柱27aの中心換気
コンジット28aの上端29aを使用して、破砕しやすい密封21の円形領域2
2を破裂させて、ボトルの密封体20を開く。この後、供給コンジット31aは
ボトル18の口19と液連通し、液がボトル18から供給コンジット31aを通
って、吐出プレート40の上面42上に流れ出ることができる。貫通支柱27a
のこの実施形態では、液が噴射水中に吐出されるとき、空気は吐出プレートの穴
35と中心換気コンジット28aを通りボトル18内に通気される。
を示す。本発明のこの実施形態では、変更されたベース24aを使用してボトル
18を保持する。ベース24aは、前述の図1〜9に示したベース24と基本的
に同一形態である。しかし、吐出穴38aをベース24aの貫通支柱27の底面
に中心部分に設けており、ベース24aは貫通支柱27の壁から外方向に延びる
下側プレート34を備える。下側プレート34の下面はまた、液を吐出穴38a
から下側プレート34の縁部へと導くのに役立つ流れ溝39を備える。液ディス
ペンサ10Aはまた、下側プレート34と間隔を空けた状態で、ベース24aに
一体化されるかまたはベース24aの取付けられる吐出プレート40aを備える
。この構成では、吐出プレート40aの上面42gは吐出穴38aを通る供給コ
ンジット31からの液を受け入れる。液ディスペンサ10Aの構成は、吐出プレ
ート40aの上面42gとベース24aの下側プレート34との間の間隔が吐出
プレート40aの長さ方向に沿って変化するように構成されている。図16は、
距離D1が吐出プレート40aとベース24aの下側プレート34との間の距離
D2より大きいことを示している。
最も近い吐出プレート40aの縁部と、便器の内面に最も近い下側プレート34
の縁部とが、最も近接する。これは図16の距離D3で示される。吐出プレート
40aおよび下側プレート34は便器内面から離れる方向に移動するにしたがい
、吐出プレート40aと下側プレート34との間の間隔は広がる。便器の内面か
ら最も遠い吐出プレート40aの縁部と便器の内面から最も遠い下側プレート3
4の縁部とにおいて、換気間隔58が吐出プレート40aと下側プレート34間
に形成され、液が噴射水中に吐出されるとき、空気は換気コンジット31を通り
ボトル18内に通気される。
合が吐出プレート40aと下側プレート34上に蓄積され、そこで最も近接する
。したがって、液ディスペンサが便器のリム上に設置されるとき、下側プレート
34は便器の内面に対し上方向に傾斜している。図16はこれを示し、図では下
側プレート34が水平ラインHに対し角度Yで下方に傾斜している。また、液デ
ィスペンサが便器のリム上に設置されるとき、吐出プレート40aは便器の内面
に対し上方向に傾斜している。吐出プレート40aと下側プレート34とを、角
度Yが約5〜15°になるように構成することにより、向上した液流特性が得ら
れることが判明している。さらに、吐出プレート40a、下側プレート34、便
器内面の傾斜関係により、水の吸い上げが最小になる。軟質デフレクタ55aを
吐出プレート40aの縁部に取付けることにより、前述のように、液配合の便器
水中への配給を正確に制御できる。
の種類に依存して変化する。具体的には、液の粘度と液の表面張力が、吐出プレ
ート40aと下側プレート34の長さ方向に沿う各点での、吐出プレート40a
と下側プレート34との間の望ましい間隔を正確に決定するための重要な要素で
ある。吐出プレート40aと下側プレート34との間隔を、液の粘度および表面
張力の値に応じて配置することにより、吐出プレート40aの縁部への液の流れ
を制御でき、したがって、各噴出で吐出される液量を制御できる。
サ110を示す。液ディスペンサ110は液を収容するボトル118と、ベース
124と、ベース124に取付けてボトル118を保持する取付け構造体160
を構成するインサート193と、便器のリムから取付け構造体160およびボト
ル118を吊下げる懸垂フック112とを含む。製造を容易にするため、懸垂フ
ック112、ボトル118、インサート193、およびベース124は、図23
に示すように、別個のコンポーネントとして形成できる。種々の材料を使用して
懸垂フック112、ボトル118、インサート193、およびベース124を形
成できるが、これらコンポーネントは不透明の熱可塑性材料、例えば着色したポ
リエチレンまたはポロプロピレンなどの材料から形成するのが望ましい。ディス
ペンサに使用される液は、特定の便器洗浄用途に必要な洗浄・発泡・消毒・芳香
特性を有する任意の液配合でよい。
透明ボトル118の部分上を垂直に延びる無色または透明なビュー・ストライプ
123を備える。透明なビュー・ストライプにより、ユーザはボトル118内の
液の残留レベルを知ることができる。ボトル118の幅に関する透明ビュー・ス
トライプの特定位置および正確な寸法はそれほど厳密ではなく、ユーザがボトル
の内容物を容易に見られるだけでよい。本発明の1つの好ましい実施形態では、
ボトル118は約45ミリリットルの液配合で充填され、その後ディススペンサ
が便器のリムにフックで取付けられて使用される。
け構造体160を形成する。図23に示すように、円筒形壁180がインサート
123の下端から外方向に突出しており、それにより貫通支柱127を囲む環状
流路137を形成し、その支柱の内側に供給流路131を構成し、それを使用し
て、液吐出装置110を便器リム上に設置したときに、ボトル118から液を導
く。円筒形壁すなわち環状流路壁180は、環状流路137外壁であり、貫通支
柱127が前記ボトルの口の内面に連結するのと同様に、前記ボトルを貫通支柱
127に連結するときボトル118の口の外面に連結する。これにより、貫通支
柱とボトルの口との間の連結漏れを防止する。インサート193の環状流路壁1
80は、直径方向の反対側の外側に突出するタブ182と、柔軟な連結手段18
3とを備える。この連結手段183は、ベース124を正確にかつ強固に位置決
定し、ベースに対しボトルを正しい位置に固定し、その一方で、ディスペンサの
コンポーネントの組立を容易にする。図24〜27はインサート193の詳細を
示し、図では貫通支柱127が底面または下壁面186で終端する供給コンジッ
ト131を構成している。図24〜27に示すように、下壁面186は円筒形コ
ンジット131の底面を形成し、この吐出穴138を有する。好ましくは、前記
吐出穴138は円形であるが、図27aに示す吐出穴138aのように長円形に
もできる。下壁面186はまた、上方に延び、貫通支柱127の上端129より
上に突出する突起184を備える。さらに下壁面186は、立ち上がり187を
備え、これは供給コンジットの下壁面186を吐出プレート140の上面142
から分離するのに役立つ。
いる。図23に示すように、ベース124はインサート193を収納する一体型
の細長い直立部材126を備える。インサート193は、外側に突出し、好まし
くは円筒形壁180の直径の反対側にある両タブ182が、ベース124から上
方に突出する取付けクリップ178の下に位置しこれに係合、連結するまで、直
立部材126内を下方に移動する(図26)。同時にタブ183はベース124
に連結し、支持固定の強度を増す。同時に、直立部材126の縦に延びる案内流
路125が、インサート193と直立部材126と間に形成され、ベース124
とボトル118とを便器リム上に設置するとき、その流路中に懸垂フック112
が挿入される。懸垂フック112の下端113は、案内流路125内に懸垂フッ
ク112を挿入する際、案内流路125の内面に圧入機構で嵌合するタブ部分1
14を備え、それにより、図25および25に示すように、懸垂フック112が
ベース24に取付けて保持されるようにする。案内流路125の伸縮機構と懸垂
フック112とにより、液ディスペンサは多様な便器リム構造に適合できる。図
23では、ベース124はまた、上端132で終端する背面壁136を備え、ボ
トルをベース124上に設置するときに、ボトル118を保持する取付け構造体
160の部分を形成する。
に示す。インサート193の貫通支柱127は、供給コンジット131を形成す
る円筒チューブ部分128を備える。チューブ部分128の上端129は傾斜し
て終端し楕円形口を形成する。
を封入する密封体120で封じられる円形口119を含む。図25に示すボトル
の実施形態では、密封体は、ボトル118の口119の円形フランジに連結する
流路を持つ熱可塑性材のキャップである。フォイルまたはプラスティック膜など
の他の密封体も、ボトルの口を密封するのに適合する。図25に示す密封体12
0の中心部分は、厚みの薄い円形領域122を持つ破砕しやすい密封部121を
有する。設置において、ボトル118は貫通支柱127の上部に、密封体120
の円形内壁が貫通支柱127の円形外面にほぼ揃うように方向合わせされ、貫通
支柱127の上端が破砕しやすい密封部121の円形領域122に破裂が生じる
まで、ボトルはA方向、ベース124方向に移動される。インサート193の下
壁面186上の、上方に延びる突起184は、破砕しやすい密封部121を貫通
支柱127の上端129から離して維持するのに役立ち、破砕しやすい密封部が
供給コンジット131の楕円口を再密封するのを防止する一方で、液がボトル1
18の口119から流れ、供給コンジット131を通り、底面または下壁面18
6の吐出穴138から出る。同時に、ボトル118の口119が貫通支柱127
の壁180と円筒チューブ部分128間に形成された環状流路137内に挿入さ
れる。貫通支柱127、密封体120、ボトル118の口の寸法を適正な寸法に
することにより、ボトルをベース124上に設置するときに、液密封が形成され
る。
のに役立つ吐出プレート140がある。吐出プレート140は、ベースに取付け
る別個のコンポーネントでもよく、または図のようにベース124と一致化して
もよい。吐出プレート140は着色されたポリエチレンまたはポリプロピレンな
どの非多孔質熱可塑性材料から形成されるのが望ましい。
24の縁部143から内側方向に間隔を空けた位置で吐出プレートの上面142
に形成された、集合空洞144から外方向に放射状に出る一連の毛細管148を
持つ上面142の周辺にリム166を有する。毛細管148は、図29a〜29
fに示すような、種々の横断面形状にできる。
fの角A1、ならびに図29bの角A2のような、側壁間で種々の先端角を形成す
る傾斜側壁177を有することができる。毛細管はまた、図29b〜29fのD 1 、および図29aのD2のような種々の深さを持つこともできる。このような各
毛細管の中心は、図29cの突起179aのような、吐出プレート140の上面
142まで延び、半径R1の丸い上面で終端する突起、または図29dの突起1
79bのような、吐出プレート140の上面142より上に高さH1まで延びる
突起のような、上方に延びる突起を備えることができる。毛細管の下部分はまた
、図29eに示す半径R2の丸い下面で終端できる。図29a〜29fの毛細管
構成の各々を吐出プレート140に使用し、特定液洗浄液配給特性、すなわち粘
度、厚み、表面張力を持つ吐出装置を製造できる。代替実施形態では、毛管プレ
ートは凹んだ空洞を備え、その中に焼結多孔質プラスティック・パッドを置いて
、吸上げ装置として利用することもできる。
のボトル118への吸収を制限する役割を果たす2つの形態を持つことが分かる
。第1は、吐出プレート140は集合空洞144を囲む少なくとも1つの隔壁1
54を含む。これらの隔壁154は集合空洞の側面および背面から水が集合空洞
144に入るのを防ぐ。第2は、吐出プレート140は吐出プレート140を貫
通して延びる1対の排水コンジット152を含む。排水コンジット152の機能
は隔壁154近くの吐出プレート140領域から水を排出する。さらに、ノッチ
または開口188が、供給コンジット131の底面または下壁面186の下の立
上がり187に設けられ、毛細管148を経由する、ベース124の表面142
全体の吐出穴138からの液の流れを改良している。底壁の立上がりの前面およ
び側面の部分を選択的に除外すること、すなわちノッチまたは開口を設けること
は、ボトルの換気およびディスペンサからの余剰水の排出を促進することが判明
している。
の最良位置を示す。吐出プレート140は、別個の工程またはベース成形の一部
のどちらかで取付けられ、それにより吐出プレートの集合空洞144はインサー
ト193の供給コンジット131に液連通する。図24に示す実施形態では、貫
通支柱127の底面の吐出穴138が、供給コンジット131と集合空洞との間
に流路を提供する。この構成の結果として、液はボトル118から出て、ベース
124の供給コンジット131に入り、吐出穴138を通過して吐出プレート1
40の集合空洞144に流れ込む。次に液は集合空洞144から吐出プレート1
40の上面142の毛細管148に流れ込む。その後液は毛細管148の外側端
150方向に移動し続け、そこで液は噴射水と共に便器に吐出される、これに付
いては本明細書で以下に述べる。
および供給コンジット131内に入る垂直支柱181を含むことができる。この
垂直支柱は、吐出される液の表面張力を破壊させ、そこからの流れ特性を改良す
る目的を持つ。図24および25に示すように、表面張力破壊支柱181は好ま
くは、しかし必須ではなく、吐出穴138に中心にあり、下壁面186の表面よ
り上に短い寸法で突出してもよい。
て毛細管の外側端150まで移送できる。第1に、液の毛細管148の側面への
粘着性により発生する毛管現象は、液を毛細管の外側端方向に移送するように作
用する。さらに、毛細管148の深さを集合空洞144の深さに比べて大きくで
きる。これは、液を集合空洞144から毛細管の外側端方向に移送するのに役立
つ。好ましくは、吐出プレート140を下方に傾斜させ、集合空洞144を毛細
管の外側端150より高くすることができる。
領域150に流れる液流を制御するこれらの方法の各々は、単独、または他の方
法と結合させて使用できる。
送する手段は、液吐出装置110の使用を図30および31を引用しても説明で
きる。図30は、開放型リムを持つ便器116Bに連結して使用するときの、液
吐出装置110の構成を示す。リムから吊り下げられた液吐出装置110におい
て、噴出水Wの流れが各噴出により吐出プレート140に接触し、吐出プレート
140上面142から便器内に液が移動することが分かる。同様に、図31は、
ボックス型リムを持つ便器116Aに連結して使用される液吐出装置110の構
成を示す。便器116Aのリムから吊り下げられた液吐出装置110において、
噴出水Wの流れがまた各噴出により吐出プレート140に接触することが分かる
。噴出水が吐出プレート140に接触するとき、噴出水は吐出プレート140の
上面142の毛細管148内に存在する液と混合し、その後便器内に配給される
。噴出水が液を吐出プレート140の吐出位置から便器水中に洗い流した後、前
述のように、液の新たな供給がボトル118から毛細管148に配給される。液
が吐出プレート上に吐出されるときに、空気がボトル118内を通気できるよう
にするために、図28に示すように、吐出プレート140の上面142に、プレ
ートの背面143を通るように換気スロット146が設けられている。この換気
スロット146は集合空洞144と外気との間に流路を提供し、周囲空気がボト
ル118に入り、そこから吐出される液と置換する。
は、噴射水に対し線形の、一定液量を供給にする。液ディスペンサの1つの実施
形態は、平均使用において、約1か月で終了するように設計され、最初から最後
まで、各噴射で一定の発泡・洗浄・消毒・芳香特性を提供する。吐出プレート上
の毛細管に使用は、開示したように、噴射間の芳香の安定レベルでの吐出におい
て極めて重要である。この理由は、毛細管の表面領域が、各噴射後適正な芳香を
周囲に吐出することを保証するためである。
認識されるところである。好ましい実施形態は説示の目的で示したものであり、
これに限定されるものではない。例えば、液吐出装置を使用して、便器のリム以
外の場所(例えばバスタブ)で液を吐出できる。したがって、添付の特許請求の
範囲は、本明細書に含まれる好ましい実施形態の記述に限定されるものではない
。
明を使用して、便器のリムから洗浄液および/または清浄液量を吐出できる。
図である。
設置されている状態を示す。
上に設置されている状態を示す。
る状態を示す。
部分断面図である。
面図である。
の実施形態の平面図である。
る。
る。
る。
る。
設置されている状態を示す。
上に設置されている状態を示す。
が提供される。
る。この形態では、懸垂手段が、懸垂フックと、取付け構造体と一体化した案内
流路とを備える。懸垂フックは、便器のリム上に配置された上端フック部分と、
案内流路にスライドして挿入される下端とを有し、懸垂フックの前記下端が案内
流路の内面に係合し、それにより取付け構造体とボトルとを便器リムの下側また
はリムに隣接して吊り下げるようになっている。この好ましい形態では、吐出プ
レートの上面は、ベースの供給コンジットと液連通し、かつ複数の供給流路と液
連通する集合空洞を有し、また前記集合空洞と液連通する換気スロットおよびベ
ース縁部を有する。換気スロットにより、周囲空気はボトルに入りボトルから吐
出される液を置換する。この好ましい形態の吐出プレートは、吐出プレートの縁
部に固定されるデフレクタ(偏向板)も備えることができる。デフレクタの寸法
は、液ディスペンサが便器のリム上に設置されるとき、便器の内面に接触するの
に適する寸法である。トイレの水が流されるとき、噴出水の一部が吐出プレート
の上面の吐出位置に接触し、それにより液を噴出水中に洗い流す。
ムから液を吐出する装置が提供される。 好ましい実施形態では、取付け構造体はまた、貫通支柱の壁から外方向に延び
る下側プレートを備える。吐出プレートは、取付け構造体の下側プレートから間
隔を空けて、取付け構造体に一体化または取付けされており、吐出プレートの上
面は供給コンジットからの液を受け取る。下側プレートおよび吐出プレートは、
液を供給コンジットから吐出プレートの上面の吐出位置まで移送するのに適合す
る。
Claims (36)
- 【請求項1】 支持体から吊下げる液吐出装置であって、 口とその口を封鎖する密封体を有し、液を収容するボトルと、 前記ボトルを保持する構造体であって、その構造体が底面壁を持つ供給コンジ
ットを構成する貫通支柱と、ボトルの前記密封体を開き、かつ前記供給コンジッ
トを前記ボトルの口と液連通する手段と、吐出プレートとを有し、 その吐出プレートが、前記供給コンジットと液連通し、かつ前記吐出プレート内
の複数の供給導管と液連通する集合空洞を持つ上面を有し、前記供給導管が液を
前記集合空洞から吐出プレートの前記上面上の吐出位置まで移送するのに適合し
ている、構造体と、 前記支持体から前記取付け構造体を吊り下げる懸垂手段と、を備えている液吐
出装置。 - 【請求項2】 前記懸垂手段が懸垂フックと、前記取付け構造体中の案内導
管とを備え、前記懸垂フックが下端を有し、懸垂フックを前記案内流路内にスラ
イドして挿入し、懸垂フックの前記下端を案内流路の内面に連結している、請求
項1に記載の液吐出装置。 - 【請求項3】 前記貫通支柱が円筒形チューブ部分を有し、ボトルの前記密
封体を開く手段が前記チューブ部分の先端を斜めに切断した端部を備えている、
請求項1に記載の液吐出装置。 - 【請求項4】 ボトルの前記密封体が、前記貫通支柱の端部に押し付けるこ
とにより破裂するように構成されている破砕しやすい密封部を備えている、請求
項1に記載の液吐出装置。 - 【請求項5】 前記取付け構造体がさらに、前記破砕しやすい密封部が破裂
した後、その破砕しやすい密封部の少なくとも一部分を貫通支柱の端部から離し
て維持する手段を備えている、請求項4に記載の液吐出装置。 - 【請求項6】 破砕しやすい密封部の少なくとも一部分を貫通支柱の端部か
ら離して維持する前記手段が、貫通支柱の端部より上に延びる突起を備えている
、請求項5に記載の液吐出装置。 - 【請求項7】 前記取付け構造体が前記ボトルを、ボトルの口が下方向に突
出する逆位置の状態に保持して支持して、重力により前記ボトルから液を吐出す
る、請求項1に記載の液吐出装置。 - 【請求項8】 前記供給コンジットが外側円筒壁を持つ環状流路で囲まれ、
その壁の内面が前記ボトルの口の外面に連結し、前記壁がさらに前記吐出プレー
トを連結する複数の手段を備えている、請求項7に記載の液吐出装置。 - 【請求項9】 前記吐出プレートが、立上がりにより前記供給コンジットの
底壁から間隔を空けており、前記立上がりがその中で、前記ボトルの換気を可能
にする開口を持つ、請求項1に記載の液吐出装置。 - 【請求項10】 前記吐出プレートがさらに、前記集合空洞の少なくとも一
部を囲む少なくとも1つの隔壁を備えている、請求項9に記載の液吐出装置。 - 【請求項11】 前記吐出プレートがさらに、前記少なくとも1つの隔壁の
領域内の前記吐出プレートから水を排出する少なくとも1つの排水コンジットを
備えている、請求項10に記載の液吐出装置。 - 【請求項12】 前記吐出プレートがさらに換気スロットを備え、それによ
り周囲空気が前記ボトルに入り、ボトルから吐出される液を置換して噴出水中に
移す、請求項10に記載の液吐出装置。 - 【請求項13】 前記吐出プレートがさらに、前記供給コンジットの前記底
壁の吐出穴内に垂直に延び、吐出される液の表面張力を破壊させる垂直支柱を備
えている、請求項10に記載の液吐出装置。 - 【請求項14】 前記吐出プレートが、前記集合空洞から前記吐出位置まで
下方に傾斜している、請求項1に記載の液吐出装置。 - 【請求項15】 前記供給導管が前記集合空洞から外側方向に放射状に出て
いる、請求項14に記載の液吐出装置。 - 【請求項16】 前記供給導管の少なくとも一部分の深さが、前記集合空洞
の深さより深い、請求項15に記載の液吐出装置。 - 【請求項17】 前記吐出プレートがさらに、前記集合空洞の少なくとも一
部を囲む少なくとも1つの隔壁を備えている、請求項16に記載の液吐出装置。 - 【請求項18】 前記吐出プレートがさらに、前記少なくとも1つの隔壁の
領域内の前記吐出プレートから水を排出する少なくとも1つの排水コンジットを
備えている、請求項17に記載の液吐出装置。 - 【請求項19】 前記吐出プレートがさらに換気スロットを備え、それによ
り周囲空気が前記ボトルに入り、ボトルから吐出される液を置換して噴出水中に
移す、請求項18に記載の液吐出装置。 - 【請求項20】 前記吐出プレートがさらに、前記供給コンジットの前記底
壁の吐出穴内に垂直に延び、吐出される液の表面張力を破壊させる垂直支柱を備
えている、請求項19に記載の液吐出装置。 - 【請求項21】 前記ボトルがボトルの一部上を垂直に延びるビュー・スト
ライプを有し、そのビュー・ストライプがボトルの外側から内側に光を透過する
のに適合している、請求項20に記載の液吐出装置。 - 【請求項22】 前記装置が便器のリムから液を吐出するディスペンサであ
る、請求項21に記載の液吐出装置。 - 【請求項23】 前記吐出プレートがそれの周辺にリムを備えている、請求
項22に記載の液吐出装置。 - 【請求項24】 便器のリムから液を吐出する装置であって、 口とその口を封鎖する密封体を有し、液を収容するボトルと、 前記ボトルを保持する構造体であって、その構造体が、供給コンジットを構成
する貫通支柱であって、前記貫通支柱がボトルの密封体を開いてボトルの口と供
給コンジットとの間に液連通を確立するのに適した貫通支柱と、 前記密封体を開いた後、密封体の少なくとも一部分を貫通支柱の端部から離して
維持する手段と、前記供給コンジットおよび複数の供給導管と液連通する集合空
洞を持つ上面を有する吐出プレートとを備え、供給導管が液を前記集合空洞から
吐出プレートの前記上面上の吐出位置まで移送するのに適合している、構造体と
、 前記便器のリムから前記取付け構造体を吊り下げる懸垂手段と、を備えている
装置。 - 【請求項25】 前記供給コンジットがさらに、前記吐出プレートに連結す
る複数の手段を備えている、請求項24に記載の装置。 - 【請求項26】 前記供給コンジットがボトルの口に連結する環状流路で囲
まれ、前記供給コンジット外側壁が前記吐出プレートを連結するための少なくと
も3つの手段を備えている、請求項25に記載の装置。 - 【請求項27】 前記供給コンジットが吐出穴を有する下壁面を備え、前記
下壁面が、前記ボトルの換気を可能にする開口を持つ立上がりにより、前記吐出
プレートから間隔を空けている、請求項26に記載の装置。 - 【請求項28】 前記吐出プレートが、集合空洞の少なくとも一部を囲む少
なくとも1つの隔壁を含む、請求項27に記載の装置。 - 【請求項29】 前記吐出プレートが、集合空洞から供給コンジット内に上
方向に延びる表面張力破壊支柱を有する、請求項28に記載の装置。 - 【請求項30】 吐出プレートが、その周辺にリムと、前記少なくとも1つ
の隔壁の領域内の前記吐出プレートから水を排出するための、吐出プレートを通
して延びている少なくとも1つの排水コンジットとを含む、請求項29に記載の
装置。 - 【請求項31】 前記吐出プレートがさらに換気スロットを備え、それによ
り周囲空気が前記ボトルに入り、ボトルから吐出される液を置換して噴出水中に
移す、請求項30に記載の装置。 - 【請求項32】 前記吐出プレートがさらに、前記供給コンジットの前記底
壁の吐出穴内に垂直に延び、吐出される液の表面張力を破壊させる垂直支柱を備
えている、請求項31に記載の装置。 - 【請求項33】 前記ボトルがボトルの一部分上を垂直に延びるビュー・ス
トライプを有し、そのビュー・ストライプがボトルの外側から内側に光を透過す
るのに適合している、請求項32に記載の装置。 - 【請求項34】 前記供給導管の少なくとも一部分が、集合空洞の下面に対
し下方に傾斜している下面を有する、請求項33に記載の装置。 - 【請求項35】 前記吐出プレートが、その吐出プレートの縁部に固定され
たデフレクタを含み、前記デフレクタの寸法が、装置を便器のリム上に設置する
とき、便器の内面に接触するのに適合している、請求項29に記載の装置。 - 【請求項36】 前記吐出プレートが、装置を便器のリム上に設置するとき
、便器の内面に対し上方向に傾斜するのに適合している、請求項35に記載の装
置。
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