JP2003515875A - 自己同調型無電極ランプ - Google Patents

自己同調型無電極ランプ

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JP2003515875A
JP2003515875A JP2001540569A JP2001540569A JP2003515875A JP 2003515875 A JP2003515875 A JP 2003515875A JP 2001540569 A JP2001540569 A JP 2001540569A JP 2001540569 A JP2001540569 A JP 2001540569A JP 2003515875 A JP2003515875 A JP 2003515875A
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oscillator
circuit
feedback
amplifier
clamp circuit
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ドナルド エイ. マクレナン,
ダグラス エイ. カークパトリック,
ピーター ツァイ,
ジェームズ ティー. ドーラン,
ヨーツァン レン,
ポール フィンチ,
ジョン ジェイ. ナジェル,
ブルース エイチ. ハークネス,
ジョージ ダブリュ. ラッフォール,
リチャード リュウ,
Original Assignee
フュージョン ライティング, インコーポレイテッド
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/24Circuit arrangements in which the lamp is fed by high frequency ac, or with separate oscillator frequency
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B41/14Circuit arrangements
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    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 自己同調型システムはオシレータ(30)及びオシレータ駆動型負荷を有しており、それは該オシレータ駆動型負荷を共振システムの周波数決定要素として使用する。1つの例示においては、該オシレータ駆動型負荷は無電極ランプ用のランプヘッド回路である。無電極ランプのランプヘッド回路は充填物を収容する被包体即ちバルブ(42)に近接している励起コイル(40)を有しており、該充填物は点火された場合にプラズマ放電を形成する。該負荷と共に、修正型ハートレー(30A)、修正型コルピッツ(Clapp)(30B)、修正型アームストロング構成(30C)を包含する種々のオシレータ構成を使用することが可能である。クランプ回路(100)の種々の実施例も増幅器によって許容される領域に対してフィードバックシステムにより印加されるフィードバック信号を制限するために使用することが可能である。本発明にとって特に興味のあることは、高周波数及び高パワーにおいて動作する自己同調型システムである。高周波数及び高パワー無電極ランプの例示的具体例、及び高周波数高パワー自己同調型システムの例えば充分な利得を与え且つ点火/自己始動(例えば、始動時間の減少)を向上させる種々の発明的技術が提供される。本発明の自己同調型システムに対し充分な利得を確保するための技術及び構成は、オシレータ構成、多段増幅(必要とされる場合)、及びフィードバックシステム構成の選択を包含している。該負荷の自己点火は例えば特別の始動用オシレータの使用、ランプバルブ用に低圧希ガス充填物の使用、及び励起コイルにおける電流の増加(例えば、タップ(60)の励起コイルに対する接続部の選択的位置決め)を包含している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無電極ランプがその1つの例である変化する共振周波数を有している
オシレータ駆動型負荷の動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
無線周波数(RF)駆動型負荷は共振周波数に影響を与える変化する特性を有
している場合がある。例えば、共振周波数は負荷の動作のスタートアップ即ち始
動フェーズにおいて著しく変化する場合がある。更に、経年変化及びその他の考
慮事項によって、負荷の寿命期間にわたって負荷の共振周波数が動作の始動後の
フェーズにおいて変化することとなる。このようなRF駆動型負荷の例は無線周
波数アンテナを包含している。
【0003】 歴史的には、ある低パワー、低周波数環境において動作しているRF駆動型負
荷に関連して種々のタイプのオシレータが使用されている。このような公知のタ
イプのオシレータとしては、コルピッツ(Clapp)オシレータ、ハートレー
オシレータ、及びアームストロングオシレータ等がある。これらの公知のタイプ
のオシレータは主に送信器用に何年も前から使用されている。例えば、マンドル
(Mandl)著「エレクトロニクスハンドブック(Electronics
Handbook)」、レストン出版社、1983年73−77頁を参照すると
良い。
【0004】 無電極ランプはRF駆動型負荷の1例であり、それは、対比的に高いパワー及
び高い周波数を使用する。幾つかの無電極ランプは交換を必要とすること無しに
10,000時間の動作を超えて高い輝度のレベルを発生することが可能である
。無電極ランプは内部電極を有するものではなく光を射出するために充填物質の
ブレークダウン及び励起を行わせるための外部的構造に依存する。典型的に、無
電極ランプは誘導結合型(H放電)、容量結合型(E放電)、マイクロ波放電、
及び進行波放電に分類される。無電極ランプのある基本原理及びこれらの分類の
各々については文献に記載されている。例えば、Wharmby、D.O.著「
照明用無電極ランプ:レビュー(Electrodeless Lamps F
or Lighting: A Review)」、IEEEプロシーディング
ズA、Vol.140、No.6、1993年11月、465−473頁を参照
すると良い。
【0005】 誘導結合型無電極ランプは電気的変圧器に対して類推させることが可能である
。誘導結合型無電極ランプにおいては、放電容器(バルブ)内の充填物質(例え
ばプラズマ)が単巻二次コイルとして作用し、一方一次(励起器)コイルが適宜
のインピーダンス整合を介して電源へ接続されている。種々の形態の誘導結合型
無電極ランプが存在しており、一次(励起器)コイルは放電容器の外側とするこ
とが可能であり、容器の内側とすることが可能であり、リエントラント(ree
ntrant)内とすることが可能であり、又はトーラス即ち円環体を形成する
筒状ランプの一部の周りに巻着させることが可能である。空気コア又は磁気コア
を具備するコイルによって磁界を与えることが可能である。
【0006】 誘導結合型無電極ランプにおいては、コイル内の交流が変化する磁界を発生さ
せ、それがプラズマ内に電流を駆動する電界を誘起する。誘導結合型無電極ラン
プの場合に関与するある電気的特性及び減少は、例えば、Piejak,R.B
.等による「誘導性RF放電の簡単な解析(A Simple Analysi
s of An Inductive RF Discharge)」、プラズ
マ・ソーシズ・サイエンス・テクノロジー1(1992)179−186頁に記
載されている。
【0007】 誘導結合型無電極ランプに対する構造及び動作技術の例は1999年7月22
日に公開された「高周波数誘導性ランプ及びパワーオシレータ(High Fr
equency Inductive Lamp and Power Osc
illator)」という名称のPCT公開公報WO99/36940及び米国
特許第5,798,611号に与えられており、それらは両方共引用によってそ
の全体を本明細書に取込む。
【0008】 無電極ランプにおいては、プラズマで充填されたバルブはRF駆動型負荷を構
成する。始動後で且つ点火前において、低温のプラズマは無限のインピーダンス
を有しており、電源(オシレータ)はほぼリアクタンス負荷を見ることになる。
然しながら、点火されると、バルブのプラズマの抵抗及びインダクタンスが著し
く且つ継続的に変化し、それによりランプヘッドの共振周波数を変化させる。プ
ラズマの抵抗及びインダクタンスが一次即ち駆動回路へ反射によって戻されるの
で、駆動回路の周波数及びQの両方が影響を受ける。典型的に、このことはスタ
ートアップ(始動)、動作及びエージング(経年変化)に起因する変化する共振
周波数の影響を最小とさせるために特別の周波数調節回路が必要とされることを
意味する。そうでない場合には、拙いマッチング即ち整合に起因してランプアウ
ト又は高反射パワーが発生する場合がある。
【0009】 幾つかの無電極ランプにおいては、RF供給源がランプヘッドに対してある周
波数におけるRFエネルギを供給し、そのランプヘッドは供給されたエネルギの
周波数において共振すべく設計されている別の共振回路の一部である。このよう
なランプにおいては、周波数整合(同調)及びインピーダンス整合の両方が全体
的なシステム効率を最適化させるために重要である。PCT公開公報WO99/
36940は、例えば、ランプヘッド共振回路に対して300MHzを超える周
波数(例えば700−900MHz)において高いパワー(例えば、70ワット
以上)でRFパワーを効率的に供給することが可能な新規なRF供給源を具備す
るタイプのランプシステムを記載している。更に、高い周波数(例えば、700
−900MHz以上)において無電極ランプバルブへエネルギを結合させる新規
なコイル構造のみならず、RF供給源とランプヘッドとの間で周波数のチューニ
ング即ち同調を実施する種々のRF制御回路が記載されている。然しながら、別
のRF供給源及び制御回路を使用する無電極ランプは周波数同調用の付加的なコ
ンポーネント及び回路を包含しており、それに関連する製造コスト及び複雑性が
存在している。
【0010】 その他の無電極ランプでは、ランプがRF供給源の一部、例えばオシレータの
タンク回路の一部であるように構成されており、従ってランプは少なくとも部分
的にオシレータ回路の動作周波数に影響を与える。ランプは誘導結合型とさせる
か又は容量結合型とさせることが可能である。これらの結合技術の夫々の例はH
ollisterの米国特許第4,010,400号及びGoldbergの米
国特許第4,485,333号において開示されている。自己同調型オシレータ
回路(振動用の条件が満足されているものと仮定)が示唆されているがそれは低
周波数適用例に関連してである。例えば高周波数無電極ランプ等の高周波数回路
の場合には、オシレータ回路の一部として負荷(例えばランプヘッド)を効果的
に統合させることは多くのその他のファクタに依存する場合があり且つより複雑
なものとなる場合がある。例えば、全体的なシステム効率を最適化させるために
インピーダンスマッチング(整合)が重要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
必要とされているもの及び本発明の目的は、コンポーネントの数がより少なく
従って製造コスト及び複雑性が減少されている高パワー高周波数誘導性ランプで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
自己同調型システムはそのシステムに対する周波数決定要素としてRF駆動型
負荷を使用するオシレータとして構成されているRF駆動型負荷と共に利得要素
(能動要素)を包含している。該利得要素は、例えば、増幅器を有しており、そ
れは単一段、二重段、又はその他の構成とすることが可能である。1つの例示に
おいては、オシレータ駆動型負荷は無電極ランプ用のランプヘッド回路である。
無電極ランプ用のランプヘッド回路は充填物を収容する被包体に近接した励起コ
イルを有しており、該充填物は点火された場合にプラズマ放電を形成する。更に
、ランプヘッド回路は高パワー容量及びマッチング(整合)容量を有している。
該負荷と共に種々のオシレータ構成を使用することが可能であり、修正型ハート
レー、修正型コルピッツ(Clapp)及び修正型アームストロング構成等があ
る。
【0013】 利得要素(例えば、増幅器)に加えて、該オシレータはオシレータ駆動型負荷
と増幅器との間に接続されているフィードバックシステムを有している。電圧保
護のために、クランプ回路に対する種々の位置のみならず増幅器によって許容さ
れる領域に対してフィードバックシステムによって印加されるフィードバック信
号を制限するためにクランプ回路の種々の実施例を使用することも可能である。
1つの構成においては、フィードバックシステムは異なるインピーダンスを具備
する複数個のセグメントを有しており、該クランプ回路はクランプ回路の1つの
要素の制限に打ち勝つインピーダンスを具備している複数個のセグメントのうち
の1つへ接続されている(例えば、ショットキーダイオードの高い動的インピー
ダンスはクランプ回路を有している)。該フィードバックシステムは、1実施例
においては、二重経路フィードバックシステムである。
【0014】 本発明の自己同調型システムは高い周波数及び高いパワーにおいて動作する。
高周波数高パワー自己同調型システムの動作を簡単化させるために、例えば充分
な利得を供給するため及び点火/自己始動(例えば開始時間の減少)を向上させ
るための種々の発明技術を開示する。
【0015】 本発明の自己同調型システムに対する充分な利得を確保するための技術及び構
成は、オシレータ構成、多段増幅器(必要とされる場合)及びフィードバックシ
ステム構成の選択を包含している。例えば、自己同調型ランプのバルブへ顕著な
パワーを転送しながら該能動要素が振動を高い周波数に維持するための低利得装
置である場合に、ハートレーオシレータ構成はコルピッツオシレータ構成よりも
好適である。更に、増幅の付加的な段を付加させることが可能である。更に、二
重フィードバック遅延線を具備するフィードバックシステムがより大きな利得を
促進させる。
【0016】 本発明は、又、自己同調型システムの負荷に対する改良された点火/減少され
た開始(始動)時間に対処している。自己点火は種々の態様で達成することが可
能であり、例えばランプバルブに対して低圧希ガスを使用することが可能である
。別の技術は励起コイルにおける電流を増加させることである。例えば、ハート
レー型自己同調ランプにおいては、励起コイルに対するタップの接続位置が励起
コイル内の電流を増加させるように選択される。更に、改良された点火を助ける
ために、自己同調型システムは始動用オシレータ及びパワーオシレータの両方を
包含することが可能であり、該始動用オシレータは低温のタンクに対して整合/
同調されているインピーダンス/動作周波数を有している。自己同調型システム
が開始した後に、該タンクのインピーダンスはパワーオシレータに対してより良
い整合を有する。パワーオシレータが高いパワーを引出すべく開始したことが検
知された場合に始動オシレータはターンオフされる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下の説明においては、制限のためではなく説明の便宜上、本発明の完全なる
理解を与えるために、特定のアーキテクチャ、インターフェース、技術等の特定
の詳細について説明する。然しながら、当業者にとって明らかなように、本発明
はこれらの特定の詳細から逸脱したその他の実施例において実施することも可能
である。その他の場合においては、不必要な詳細で本発明の説明がぼやけること
がないように、公知の装置、回路及び方法の詳細なる説明は割愛する。
【0018】 図1は負荷32を駆動する一般的なオシレータ30を有している自己同調型シ
ステムを示している。負荷32はオシレータ30に対して反射を与えるタイプの
ものである。オシレータ30は増幅係数Aを具備する増幅器34及び増幅係数B
を具備するフィードバック遅延又はマッチング(整合)要素36を有している(
フィードバック係数Bはマッチング(整合)及び減衰のみならず位相変化又は遅
延調節である)。負荷32は増幅器面において反射を与える。図1の自己同調型
システムにおいては、フィードバックはオシレータ出力から直接的ではなく負荷
32(点線で示した如く)から来る。
【0019】 本発明によれば、例えば図1のもの等の自己同調型システムにおいて使用する
ことが可能な負荷の1つの例は無電極ランプである。上述したように、無電極ラ
ンプは種々の分類に類別することが可能である。例えば、図2は誘導結合型(H
放電)無電極ランプ用のランプヘッド回路の基本的な側面を示している。図3は
容量結合型(E放電)無電極ランプ用のランプヘッド回路の基本的側面を示して
いる。それに続く説明の前置きとして、これらの二つのタイプの無電極ランプの
簡単な概観を以下に与える。
【0020】 図2に示したような誘導結合型(H放電)無電極ランプのランプヘッド回路の
代表的な例示は、充填物44を収容する被包体即ちバルブ42に近接して位置さ
れている励起コイル40を包含している。図2の誘導結合型無電極ランプのラン
プヘッド回路は、励起コイル40の第一端部へ接続している高パワー容量C1及
び励起コイル40の第二端部へ及び電気的接地へ接続しているマッチング(整合
)容量C2を包含している。
【0021】 図2の誘導結合型無電極ランプにおいては、RF入力43が高パワー容量C1
と整合容量C2との間の点においてランプヘッド回路へ印加される。図2の誘導
結合型無電極ランプは100乃至3000+MHzの範囲内の上昇された周波数
において動作する。図4に例示したように、励起コイル40によって点火される
と、充填物44はプラズマ放電46を形成し、それにより照明を与える。図4は
図2の断面図であって、基本的にトロイド即ち環状形状を有するものとしてプラ
ズマ放電46を示している。励起コイル40はインダクタンスと抵抗とを有して
いる。点火されると、該プラズマは夫々のインダクタンスと抵抗とを有する。誘
導結合型無電極ランプのランプヘッド回路を駆動するある技術は前述したPCT
公開公報WO99/36940において記載されている。
【0022】 図3に示したような容量結合型無電極ランプのランプヘッド回路の代表的な例
示においては、充填物を具備するバルブ52がコンデンサ50のプレート間に位
置される。充填物が点火されると、変位電流がバルブ52の壁の容量を介して流
れ、プラズマ放電を発生させる。
【0023】 前に示したように、点火されると、無電極ランプが誘導結合型(例えば図2に
示したように)であるか又は容量結合型(例えば図3に示したように)であるか
否かに拘わらずに、バルブのプラズマの抵抗及びインダクタンスは著しく且つ継
続して変化する。プラズマの抵抗及びインダクタンスの継続的な変化は共振周波
数を変化させる。何故ならば、プラズマの抵抗及びインダクタンスはランプヘッ
ド用の一次即ち駆動回路へ反射して戻されるからである。従って、周波数とQの
両方が影響を受ける。
【0024】 図5乃至7は、本発明に基づいて、どのようにして無電極ランプのランプヘッ
ド回路が負荷32として図1の自己同調型回路内に組込まれるかを示した3つの
実施例を例示している。図5乃至7の例示は、特に、一般的に無電極ランプ(例
えば、その他の分類の無電極ランプを包含する)の代表として誘導結合型ランプ
を示している。図1及び2におけるものと同等の図5及び7における要素は同等
の数値的識別子を有しているが、それぞれ図5,6又は7に属するものとしてそ
れらの要素を区別するために英文字サフィックスA,B,Cが与えられている。
【0025】 図5は、特に、修正型ハートレーオシレータの形態をとっている無電極ランプ
のランプヘッド回路を駆動するオシレータ30Aを示している。図5の自己同調
型回路においては、オシレータ30Aは入力端子と出力端子とを具備している増
幅器34Aを有している。増幅器34Aの出力端子は高パワー容量C1と整合容
量C2との間に接続されている。タップ60が励起コイル40へ接続されている
。フィードバック要素36A及びブロッキングコンデンサ62がタップ60と増
幅器34Aの入力端子との間に直列に接続されている。従って、図5の修正型ハ
ートレーオシレータは接地されたソース及び接地された励起コイル40を有して
いる。フィードバック要素36Aにおいて、Bはコイルタップインダクタンスの
長さを包含して行われる種々の同調調節を表している。効果的なことであるが、
図5のオシレータ30Aは高いフィードバックを与え、そのことは比較的低い利
得の単一トランジスタ増幅器にとって有益的である。図8は二段増幅器134A
を使用する修正、特に、オシレータ130Aを示している。
【0026】 図6は修正型コルピッツ(Clapp)オシレータの形態をとるオシレータ3
0Bを示している。図6の自己同調型回路においては、オシレータ30Bは増幅
器34Bを有している。増幅器34Bは入力端子と出力端子とを具備しており、
該増幅器の出力端子は高パワー容量C1と整合容量C2との間に接続されている
。第三容量C3は整合容量C2と接地との間に接続されている。フィードバック
要素36Bは整合容量C2と第三容量C3との間に接続されている第一端部と、
増幅器34Bの入力端子へ接続している第二端部とを具備している。図5のオシ
レータ30Bと図6のオシレータ30Aとの間の顕著な差異は、オシレータ30
Bがより少ないフィードバックを有していることである。図6におけるBの量は
必ずしも図5におけるものと同じではない。二段増幅器134Bを有する図9に
おけるオシレータ130Bとして示した修正型コルピッツ(Clapp)オシレ
ータ実施例の二段増幅器バージョンは例えばフィードバックパラメータを考慮し
た場合に好適である。
【0027】 図7は修正型アームストロングオシレータの形態をとるオシレータ30Cを示
している。図7の自己同調型回路においては、オシレータ30Cが増幅器34C
を包含している。増幅器34Cは入力端子と出力端子とを具備しており、該増幅
器の出力端子は高パワー容量C1と整合容量C2との間に接続されている。更に
、オシレータ30Cは励起コイル40に対して同軸上に配設されているピックア
ップコイル64を具備している。ピックアップコイル64は第一端部と第二端部
とを具備しており、ピックアップコイル64の第一端部は電気的接地へ接続して
いる。フィードバック要素36Cはピックアップコイル64の第二端部と増幅器
34Cの入力端子との間に接続している。従って、図7の修正型アームストロン
グオシレータ30Cはピックアップコイル64からそのフィードバック信号を得
る。図10は、修正型アームストロングオシレータ301Cが二段増幅器134
Cを包含している実施例を示している。
【0028】 上述した図5−7及び図8−10から理解されるように、本発明によれば、オ
シレータ駆動型ランプヘッド回路用の自己同調型RFオシレータが、その入力信
号をランプヘッド回路から取ることによってランプヘッド回路の周波数条件に追
従する。修正型ハートレー(図5,8)、コルピッツ(図6,9)及びアームス
トロング(図7,10)オシレータはこの機能を充足するために使用することが
可能なオシレータの例である。
【0029】 図11,12,13は、夫々、電圧保護のために本発明の実施例と共に使用す
ることが可能なクランプ回路の第一、第二、第三実施例100A,100B,1
00Cを示している。クランプ回路100A,100B,100Cは本発明のオ
シレータ30のフィードバック信号をオシレータ30の能動要素,例えば増幅器
34によって許容される領域へ制限する。そうであるので、クランプ回路100
A,100B,100Cは直接的に又はフィードバックシステムを介して増幅器
34のゲートへ接続している。一般的には、クランプ回路は高い電流担持能力を
与え、低容量およびインダクタンスを提供し、且つ短いライン長さを使用すべき
である。以下の説明においては、クランプ回路100に対する一般的な参照は図
11のクランプ回路100A、図12のクランプ回路100B、図13のクラン
プ回路100C、又はその均等物又は変形物のいずれかを参照することが可能で
ある。
【0030】 図11に示したように、クランプ回路100Aは直列対のスイッチングダイオ
ード、例えばショットキーダイオード102及び104を有しており、ショット
キーダイオード104のアノードとショットキーダイオード102のカソードが
固定電圧−VB及び+VBへ接続しており、それは能動装置に対する最大定格電圧
を超えるべきではなく且つ典型的にこのような定格の70−80%である。図1
2のクランプ回路100Bもスイッチングダイオード(例えば、ショットキーダ
イオード102,104)を有しているが、更に、各ショットキーダイオード1
02,104と接地との間に接続されている調整用ダイオード(例えば、ツェナ
ーダイオード106,108)を有している。特に、ツェナーダイオード108
のアノードはショットキーダイオード104のアノードへ接続しており、ツェナ
ーダイオード108のカソードは接地へ接続している。ツェナーダイオード10
6のカソードはショットキーダイオード102のカソードへ接続しており、ツェ
ナーダイオード106のアノードは接地へ接続している。上述したクランプ回路
100において、ショットキーダイオード102,104は、例えば、直列対M
A4CS102B(最大Cjが1.0pF)とすることが可能であり、ツェナー
ダイオード106,108は16ボルトTVS/ツェナーIN6276とするこ
とが可能である。図13のクランプ回路100Cは、ツェナーダイオード106
,108の各々と並列接続されている小さな容量を有している点で図12のもの
と異なっている。
【0031】 無電極ランプのコイルは多様な形態をとることが可能である。図14,図15
,図16はコイル断面形態の3つの例を示している。特に図14はリードがコイ
ルループに対して接線方向に曲げられている「オメガ」コイル140と呼ばれる
ものを示しており、図16はリードがコイルからほぼ半径方向に延在している「
DCC」コイルを示しており、図15は1つの接線方向リードと1つの半径方向
リードとを具備する修正型コイルを示している。理解すべきことであるが、無電
極ランプの文脈においては、本発明はこれらの例示したものを包含する任意のタ
イプのコイルと共に使用することが可能である。然しながら、以下に説明するよ
うに,例えば図5又は図18に示したような修正型ハートレーオシレータを使用
する場合には、タップ60が励起コイル40上の適切な位置に位置決めされ且つ
それと一体的に形成されることが望ましい。タップ60の励起コイル40への接
続部の位置決めは,励起コイル内の電流を増加させるべく選択することが可能で
あり、それにより無電極ランプの自己点火を助ける。
【0032】 上述したように、修正型ハートレーオシレータはタップを介してフィードバッ
クシステムの励起コイルへの接続が関与する(図5におけるタップ60を参照)
。好適には、無電極ランプのバルブに対しての励起コイル40の近接性による熱
的遷移に打ち勝つために、該タップは埋込型とされるかまたは1つの組立体にお
いて励起コイルへ接続され、例えば、励起コイルに対するタップの溶接又は半田
付けによる接続は存在しない。本発明の1つの側面によれば、励起コイル及びタ
ップは1個の中実部品(例えば銅)から形成することが可能である。例えば、該
タップは励起コイルに対して刻印且つ形成することが可能であり、又は組立体全
体をキャスティングにより形成することが可能である。図17は該タップを一体的
に形成したそのような1つのコイルを示している。一般的に言えば、接地リード
に関してのタップの角度θが増加するに従いフィードバック電圧が増加し且つ角
度θが増加するに従いコイル損失も増加する。この角度が大き過ぎる場合には、
高いフィードバック信号が得られるが、放電を維持するためには損失が大き過ぎ
る場合がある。従って、該タップは、対応する損失を最小としながら充分なるフ
ィードバック電圧を与える角度に位置決めされる。低利得装置に対してはより高
い角度が必要となる場合がある。好適には、1実施例においては、励起コイルを
介しての満足のいく電流を維持しながら該タップを介しての充分なフィードバッ
クを容易なものとさせるために、タップ60を接地リードと相対的に励起コイル
40の単巻周りに約15−30%に位置決めさせる。
【0033】 図18は修正型ハートレー型オシレータ230を使用する自己同調型システム
の1つの例示的実現例に対する回路基板レイアウトを示している。図19は図1
8のライン19−19に沿ってとったオシレータ230の部分断面図である。図
18及び19は第一端部を接地パッド280へ接続(半田付け)した励起コイル
240を示している。励起コイル240の第二端部は高パワー容量C1及び伝送
線281(約10Ω)を介して増幅器234のドレイン282へ接続している。
オシレータ230のタップ260は励起コイル240からブロッキングコンデン
サ262へ延在している。ブロッキングコンデンサ262はフィードバックパッ
ド284上に位置しており、該パッドはフィードバックシステム286A及びフ
ィードバックシステム286Bを有している二重フィードバックシステムへ接続
している。フィードバックシステム286A及びフィードバックシステム286
Bは互いに基本的に同一の鏡像関係にあり、その各々は15Ω伝送線セグメント
288A,B、93Ω伝送線セグメント290A,B、調節可能な容量292A
,B、24Ω伝送線セグメント294A,Bを包含している種々のセグメントを
有している。各フィードバックシステム286A及び286Bに対して,伝送線
セグメント294A,Bは増幅器234のゲート283へ接続している。図18
のオシレータ230において、93Ω伝送線セグメント290A,Bは良好な電
気的長さを与えるため(正しい位相を得るため)フィードバックシステム286
A,Bを構成するその他の伝送線よりもより狭い幅のものである。調節可能容量
292A,Bはほぼ1pFと3pFとの間である。増幅器234は、例えば、モ
トローラ部品MRF184又はMRF373とすることが可能である。
【0034】 二重フィードバック遅延線を具備するフィードバックシステム286A,Bは
従って、遅延調節用のより高いインピーダンスのセクション(93Ω伝送線セグ
メント290A,B)及びコイル・トランジスタ分離用にトランジスタドレイン
から高電圧コンデンサへの短い低インピーダンスセクション(伝送線281)を
組込んでいる。有益的なことであるが、フィードバックシステム286A,Bの
二重の側面は安定性とローバストネス(堅牢性)の両方を与える。
【0035】 本発明のクランプ回路100は本発明のオシレータ30の増幅器34のゲート
上へ接続することが可能であるが、クランプ回路100をより高いインピーダン
スを有するフィードバックシステムの一部の上に位置させることが好適である。
一方、図18に関連して、例えば、ゲート283は2乃至3Ω又は0.3乃至1
Ωとすることが可能であり(例えば、700乃至1000MHzの範囲内のモト
ローラMRF−184増幅器の場合)、フィードバック伝送線セグメント288
,290,294は夫々15,93,24Ωのインピーダンスを有している。従
って、図20はどのようにしてクランプ回路100(それは、上述したように、
例えば、図11のクランプ回路100A、図12のクランプ回路100B、図1
3のクランプ回路100Cのいずれかとすることが可能である)をフィードバッ
クシステム286A,Bの93Ω伝送線セグメント290A,Bへ接続すること
が可能であるかを示している。図21はどのようにしてクランプ回路100を2
4Ω伝送線セグメント294A,Bへ接続することが可能であるかを示している
。従って、クランプ回路100はショットキーダイオード102,104の高い
動的インピーダンス(約5Ω)が問題を提起することのないフィードバックシス
テム286上の点へ接続している(例えば、図20における93Ω伝送線セグメ
ント290及び図21における24Ω伝送線セグメント294)。
【0036】 図22はバルブ342に対する修正型ハートレー型オシレータ変形例330を
示している。励起コイル340はそれと共に形成されているタップ360を有し
ており、それはブロッキングコンデンサ362を介して増幅器334のゲートへ
接続している。クランプ回路100Bも増幅器334のゲートへ接続しており、
クランプ回路100Bは基本的に図12に示したものと同一である。図22に示
した要素390はRFチョーク(RFC)であり、5巻、20AWG、0.12
6の内径を有している。
【0037】 図23は更に別の自己同調型回路変形例を示している。励起コイル440はバ
ルブ442に近接しており、且つ高パワー容量C1(約6pFの程度)を介して
増幅器434の出力端へ接続している。容量(コンデンサ)494及び495は
約20と40pFの間の値を有しており、容量496はフィードバックを取扱う
のに充分に大きいものである。駆動電流I1が示されている。必要である場合に
は、クランプ回路100A(図11に示したものと同様)を増幅器434のゲー
トへ接続することが可能である。増幅器434は充分な利得を有するものでなけ
ればならず、且つ必要である場合には、複数個の段を包含することが可能である
。然しながら、ループ周りの位相変化を除去するために小さな寸法でなければな
らない。
【0038】 本発明の幾つかの側面は、又、本発明の自己同調型ランプに対する充分なる利
得を与えるための種々の構成及び技術を提供している。例えば、ハートレーオシ
レータ構成はより少ないフィードバックを必要とするということに鑑み、能動要
素が低利得装置である場合にはコルピッツオシレータ構成よりもハートレーオシ
レータ構成(図5又は図18に示したもの等)が好適である。更に、二重フィー
ドバック遅延線を具備するフィードバックシステム(図18におけるフィードバ
ックシステム486等)はより大きな利得を促進する。
【0039】 更に、利得の点に鑑み、付加的な増幅段を付加することが可能である。この点
に関して、図5,図6,図7に示したもののようなオシレータは単一段増幅を有
することが可能であるが、ループ利得をブーストさせるために第二段増幅を付加
することも可能である(夫々図8−図10に示したように)。本発明は1つ又は
2つの段の増幅に制限されるものではなく、より大きな数の増幅段(例えば3個
)を使用することも可能である。段数に拘わらず、ループ周りの位相変化は必要
とされるものから最小とされ(例えば、n×360度、尚n=1)、従ってラン
プヘッド回路は所要の周波数範囲にわたって動作することが可能である。後に説
明するように、該フィードバック信号は能動要素によって許容される領域へクラ
ンプさせることが可能である。
【0040】 本発明のその他の側面は自己同調型ランプに対して改良した点火を与えている
(例えば、減少された開始時間)。これらの側面の幾つかのものは、パワーオシ
レータが高いパワーを引出すことを開始する場合にターンオフされる特別の開始
オシレータ、より低い被包体質量、及び増加したコイル電流/減少した圧力の充
填物を使用することを包含している。
【0041】 改良した点火を助けるために、図24に示したように、自己同調型システムは
パワーオシレータ501及び始動用オシレータ502の両方を包含することが可
能であり、それらは両方共自己同調型ランプ等の自己同調型システムのタンク回
路503へ接続している。タンク回路503からのフィードバック508はパワ
ーオシレータ501へ印加される。パワーがパワー検知回路504を介してパワ
ーオシレータ501と始動用オシレータ502の両方へ印加される。始動用オシ
レータ502は、タンク回路503が低温である場合のタンク回路503に対し
て整合されている高インピーダンスZout1(出力端506上)、及びタンク回路
503が低温である場合のタンク回路503に対して同調されている動作周波数
を有している。該回路(例えば、ランプ)が始動即ち開始すると、タンク回路5
03のZin(入力端507上)がプルダウンされ、従ってそれはパワーオシレー
タ501に対してより良い整合を有している。パワー検知回路504は、パワー
オシレータ501が高いパワーを引出すことを開始する場合に、始動用オシレー
タ502をターンオフさせる。図24において、Zout2(出力端505上)は、
タンク回路503が高温である場合にほぼZinに等しく且つZout2はタンク回路
503が低温である場合にZinよりも著しく低い。
【0042】 被包体即ちバルブの質量に関して、バルブ42は例えば石英、サファイア、又
は多結晶アルミナ(例えば)等の任意の適宜の物質から形成することが可能であ
る。バルブ42は例示した実施例においては球状形状を有しているが、バルブ4
2に対してその他の形状とすることが可能であり例えば円筒形状又はピルボック
ス形状型のバルブとすることが可能である。バルブ42はアパーチャバルブとす
ることが可能である。アパーチャバルブはそこを介して光が射出されるアパーチ
ャの領域を除いて反射性のセラミックジャケットで取囲まれている。
【0043】 好適には、バルブ42に対して使用される石英又はその他の物質の量は可及的
に小さいものである。無電極ランプバルブは、ランプ石英被包体の最も低い温度
の部分が正しい密度の蒸発充填物を与えるために充分に高温である温度に到達せ
ねばならない。本発明者等は石英バルブの熱容量に関しての計算と実験とを行い
、その結果を表1−表4に示してある。表1は6cm内径及び種々のバルブ壁厚
さを有するバルブを扱っており、表2は7cm外径及び種々のバルブ壁厚さを有
するバルブを扱っており、表3は6cm外径及び種々のバルブ壁厚さを有するバ
ルブを扱っており、表4は5cm外径及び種々のバルブ壁厚さを有するバルブを
扱っている。これらの表において、パワー入力は90ワットであり、最初の3秒
においてプラズマに結合される熱は18ジュール/秒であり、初期温度は25℃
であり、最終温度は900℃であり、バルブcpは1250J/kg−Cであり
、バルブ密度は2.20E+03kg/m3(即ち、2.20E−06kg/m
3)である。表1―表4に反映されている結果から、本発明者等は、スタート
アップ時間はバルブ42の質量に対して比例する場合があることを結論づけた。
従って、本発明の1つの側面は無電極ランプのより短いスタートアップ時間を得
るためにより低い石英質量を使用することである。
【0044】 自己点火を助ける別の態様は、点火直前のコイル電流を最大とさせることであ
る。このコイル電流最大化は、例えば、単一段増幅(例えば、12乃至15dB
)を有するシステムにおいて重要なものである場合があり、それは、そうでなけ
れば、ランプヘッド回路(低Q)に負荷を与え従ってより低い初期的コイル電圧
を与える。コイル電流を最大とさせる1つの技術はタップ60(修正型ハートレ
ー自己点火ランプにおいて)が励起コイル40と連結する位置を位置的により低
いもの(即ち図17に示した角度θを減少させる)ことである。
【0045】 本発明は充填物依存性ではないが、無電極ランプの自己点火を助けるために低
圧希ガス充填物を使用することが望ましいものと思われる。例えば、圧力は、好
適には、約5乃至30トール以下の範囲内とすべきであり、且つより好適には2
0トール未満とすべきである。例示的な充填物は臭化インジウム(1mg/cc
)、アルゴン、及び少量のクリプトン85を包含している。
【0046】 例示的実施例においては、コイル40等のコイルが単一巻を有するものとして
例示されている。然しながら、理解すべきことであるが、本明細書に記載した減
少及び本発明原理は複数巻を有するコイルに対しても等しく適用することが可能
であり、コイル寸法/波長関係は前述したPCT公開公報WO99/36940
において説明されている。更に、異なるタイプの幾何学的形状のコイルを有益的
である場合には使用することが可能である(例えば、アーク発生を最小とさせる
ため、直交駆動用の最適寸法決定等)。
【0047】 本明細書に記載したランプ及び本発明の範囲内のランプは低、中間及び高パワ
ー範囲において動作することが可能である。本明細書に例示したランプへ印加さ
れる信号は、好適には、200MHz乃至2000MHzの帯域内にあり、30
0MHz乃至900MHzの帯域が最も好適な周波数帯域である。
【0048】 発明者等の作業において包含されていたものは、単一段増幅器を具備する修正
方ハートレーオシレータを具備する2つの無電極ランプを製造することであった
。これらのランプのうちの1つは図16に示したもののようなDCC10mm直
径コイルを有しており、これらのランプのうちの他方は図14に示したもののよ
うなオメガ構成コイルを有していた。これらのランプの両方において、ランプの
アパーチャに対して垂直な56.4cmの距離において少なくとも2700lu
xが得られた。オメガ構成コイルを有するランプは26ボルトにプリセットされ
、且つ援助された始動でもって、スイッチオンされた場合に、付加的な関与なし
で7.5秒で2700lux近くとなった。この7.5秒遷移は比較的迅速であ
る。何故ならば、20−30秒はその他のシステムにおいては異常なものではな
いからである。点火の後、該共振システムは外部周波数調節に対する必要性なし
で、青色モードを介して完全なる出力へ滑らかに遷移する。
【0049】 自己同調型システムの周波数決定要素としてRF型駆動負荷(例えば、ランプ
ヘッド回路)の使用に関する本発明の側面に関して、図5、図6、図7に示した
基本的実施例は例である過ぎない。以下に説明するように、その他のオシレータ
構成及びこれらの基本的実施例の変形例は本発明の範囲内である。
【0050】 例えば、図25、図26、図27、図28は種々のコルピッツ型オシレータ変
形例を示している。図25は点505において高電圧入力が付加された場合の等
価な模式図を示している。図25のオシレータは増幅器534及び高電圧コンデ
ンサC1周りに接続されたフィードバック要素536を包含している。フィード
バック要素536は位相シフト要素とすることが可能である。図25において、
励起コイル540は負荷Zと直列に示されている(該負荷はバルブ及びプラズマ
である)。
【0051】 図26は低電圧入力が点606において付加される場合の無電極ランプヘッド
回路を駆動するオシレータに対する等価な模式図を示している。図26のオシレ
ータは、容量の配置及び第三容量(即ち容量664)の付加によって図25のも
のから主に異なっている。図26のオシレータにおいては、高電圧容量C1は容
量C2及び664より著しく小さい。図27の等価な模式図は図26のものと同
様であるが、増幅器734が高利得トランジスタ又はFETであり、そのエミッ
タは容量C2及び764の間及び抵抗766を介して接地へ接続されている。図
28の等価な模式図は図27のものと同様であるが、更にRF入力電流経路87
0を示している。図28において、DCバイアスVbが必要な場合に供給されて
点872において30乃至100ボルトのRFを供給する。当業者によって理解
されるように、フィードバックは図25、図26、図27、図28の実施例に対
して0゜、360゜等の位相でなければならない。
【0052】 図29はアームストロング型オシレータ変形例を示しており、そのピックアッ
プコイル964は共振励起コイル940からフィードバックを発生する。増幅器
934は一段増幅器か又は二段増幅器(図29に示したように一段増幅器980
を包含している)とすることが可能である。更に、クランプ回路を、例えば、図
29における点982において接続させ、該オシレータの増幅器の1つ又はそれ
以上を保護することが可能である。したがって、図29のオシレータシステムに
おいては、振動に対するフィードバックはパワーオシレータにおいてRF電流か
らDC電流を分離する場合に使用されるチョークから派生される。フィードバッ
ク信号を発生するために使用されるチョーク上にエキストラな巻線が巻着されて
いる。フィードバックのレベルはチョーク上の巻線に対するこの巻線の比によっ
て制御される。アームストロング型オシレータ回路の利点は、共振コイル(即ち
、励起コイル940)及び増幅器(即ち、増幅器934)の最後の段の両方を接
地されることが可能であるということである。ウェディングリング型励起コイル
を使用する高周波数ランプの場合には、ピックアップコイルをウェディングリン
グコイルに近接して配置させることが望ましい。
【0053】 従って、現在のところ最も実際的であり且つ好適な実施例であると考えられる
ものに関連して本発明を説明したが、本発明は開示した実施例に制限されるべき
ものではなく、特許請求の範囲の製品及び範囲内に包含される種々の修正例及び
等価な構成をカバーすることが意図されていることを理解すべきである。例えば
、誘導結合型無電極ランプの文脈において種々の実施例を例示したが、本発明の
技術及び原理は例えば容量結合型ランプ等のその他の分類の無電極ランプでも使
用可能であることを理解すべきである。更に、上述したように、無電極ランプの
分野は本発明の原理及び技術が適用可能である単に1つの分野の例として役立つ
ものである。
【0054】 本発明の側面は多数の利点を有している。本発明は負荷(例えば、無電極ラン
プのランプヘッド回路)の始動及び長期動作期間中に変化する共振周波数におい
て止まる自己同調型システムを使用している。ランプバルブにおいてより少ない
石英及びより高い初期的なパワーを使用することは自己点火及び減少させたスタ
ートアップ時間に貢献する。更に、信頼性のあるランプ点火は点火前のコイル電
流を増加させることによって達成される。更に、より低い圧力の充填物を使用す
ることが可能である。
【0055】 ランプ構造の周波数決定要素を除去することにより(直列共振回路とは独立的
)、本システムは簡単化され且つスタートアップ及び動作期間中の周波数調節回
路に対する必要を排除している。更に、ランプが年を取る場合にランプは良好に
整合された条件で動作し続ける。このような自己同調型ランプシステムは入力パ
ワーがランプシステムとの共振状態からずれることに起因してランプが消灯する
ことを防止する。自己同調型ランプは、又、より広い製造トリランスを可能とし
、それにより歩留まりを増加させ且つ製造コストを低下させる。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【表3】
【0059】
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】 オシレータ及びオシレータ駆動型負荷を包含する共振システムの
概略図。
【図2】 誘導結合型無電極ランプ用のランプヘッド回路の概略図。
【図3】 容量結合型無電極ランプ用ランプヘッド回路の概略図。
【図4】 図2の誘導結合型無電極ランプ用ランプヘッドの部分的断面概略
図。
【図5】 負荷として無電極ランプヘッド回路を駆動するための異なるオシ
レータを使用する共振回路の概略図。
【図6】 負荷として無電極ランプヘッド回路を駆動するための異なるオシ
レータを使用する共振回路の概略図。
【図7】 負荷として無電極ランプヘッド回路を駆動するための異なるオシ
レータを使用する共振回路の概略図。
【図8】 図5の回路に対応するが異なるオシレータにおいて二段増幅が与
えられている共振回路の概略図。
【図9】 図6の回路に対応するが異なるオシレータにおいて二段増幅が与
えられている共振回路の概略図。
【図10】 図7の回路に対応するが異なるオシレータにおいて二段増幅が
与えられている共振回路の概略図。
【図11】 本発明の異なる実施例に基づくクランプ回路の概略図。
【図12】 本発明の異なる実施例に基づくクランプ回路の概略図。
【図13】 本発明の異なる実施例に基づくクランプ回路の概略図。
【図14】 本発明に使用することが可能な異なるコイル形態の断面図。
【図15】 本発明に使用することが可能な異なるコイル形態の断面図。
【図16】 本発明に使用することが可能な異なるコイル形態の断面図。
【図17】 本発明の共振システム内に設けられている修正型ハートレーオ
シレータにおいて使用する一体的なタップを具備するコイルを示した断面図。
【図18】 無電極ランプヘッド回路に関連する修正型ハートレー型オシレ
ータを使用する共振システムの1具体例に対する回路レイアウトの概略図。
【図19】 図18のライン19−19に沿って取ったオシレータの部分断
面図。
【図20】 図18の回路レイアウトに対してクランプ回路を接続する第一
位置を示した概略図。
【図21】 図18の回路レイアウトへクランプ回路を接続する第二位置を
示した概略図。
【図22】 本発明に基づく更にその他の共振回路変形例の概略図。
【図23】 本発明に基づく更にその他の共振回路変形例の概略図。
【図24】 パワーオシレータと始動用オシレータの両方を包含する自己同
調型システムの概略図。
【図25】 種々のコルピッツ型オシレータ変形例に対する等価回路を示し
た概略図。
【図26】 種々のコルピッツ型オシレータ変形例に対する等価回路を示し
た概略図。
【図27】 種々のコルピッツ型オシレータ変形例に対する等価回路を示し
た概略図。
【図28】 種々のコルピッツ型オシレータ変形例に対する等価回路を示し
た概略図。
【図29】 アームストロング型オシレータ変形例に対する等価回路を示し
た概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 カークパトリック, ダグラス エイ. アメリカ合衆国, バージニア 22066, グレート フォールズ, ビーチ ミル ロード 10929 (72)発明者 ツァイ, ピーター アメリカ合衆国, メリーランド 20832, オルニー, トランクウィル レーン 18405 (72)発明者 ドーラン, ジェームズ ティー. アメリカ合衆国, メリーランド 21702, フレデリック, エルローズ コート 536 (72)発明者 レン, ヨーツァン アメリカ合衆国, メリーランド 20872, ダマスカス, クロスカット コート 3 (72)発明者 フィンチ, ポール アメリカ合衆国, テキサス 76020, アズール, ジャクソン トレイル 1417 (72)発明者 ナジェル, ジョン ジェイ. アメリカ合衆国, テキサス 77513, リーグ シティー, マリーナ ベイ ド ライブ 2951, スイート 130, ピー エムビー 431 (72)発明者 ハークネス, ブルース エイチ. アメリカ合衆国, テキサス 77059− 5509, ヒューストン, ラスティング ウッズ コート 4007 (72)発明者 ラッフォール, ジョージ ダブリュ. アメリカ合衆国, テキサス 77040, ヒューストン, タミ レニー レーン 9018 (72)発明者 リュウ, リチャード アメリカ合衆国, テキサス 77478, シュガー ランド, レベル リッヂ ド ライブ 4914 Fターム(参考) 3K072 AA17 AA19 AC02 AC11 CA03 CA16 CB02 CB06 CB07 DD04 DE02 DE04 GA01 GA02 GA09 GB20 GC01 GC02 HA05 HB10 5C039 NN09 5H007 AA05 AA07 BB03 BB11 CA01 CA02 CB03 CB07 CC03 CC09 DA03 DC04 DC05 EA09 GA01 HA03 【要約の続き】 充分な利得を与え且つ点火/自己始動(例えば、始動時 間の減少)を向上させる種々の発明的技術が提供され る。本発明の自己同調型システムに対し充分な利得を確 保するための技術及び構成は、オシレータ構成、多段増 幅(必要とされる場合)、及びフィードバックシステム 構成の選択を包含している。該負荷の自己点火は例えば 特別の始動用オシレータの使用、ランプバルブ用に低圧 希ガス充填物の使用、及び励起コイルにおける電流の増 加(例えば、タップ(60)の励起コイルに対する接続 部の選択的位置決め)を包含している。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利得要素及びオシレータとして構成されているRF駆動型負
    荷を包含している自己同調型システムにおいて、前記RF駆動型負荷が前記自己
    同調型システムの周波数決定要素であり、且つ前記オシレータが300MHzよ
    り大きな周波数で振動する自己同調型システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記オシレータ駆動型負荷が無電極ラン
    プのランプヘッド回路を有している装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記無電極ランプが誘導結合型無電極ラ
    ンプ及び容量結合型無電極ランプのうちの1つである装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記無電極ランプのランプヘッド回路が
    、 点火された場合にプラズマ放電を形成する充填物を収容している被包体に近接
    している励起コイル、 前記励起コイルの第一端部へ接続している高パワー容量、 前記励起コイルの第二端部へ及び電気的接地へ接続している整合容量、 を有している装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記オシレータが、 入力端子及び前記高パワー容量と前記整合容量との間に接続されている出力端
    子を具備している増幅器、 前記励起コイルへ接続しているタップ、 前記タップと前記増幅器の入力端子との間に接続しているフィードバック要素
    、 を有している装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記タップの前記励起コイルへの接続部
    は前記ランプが自己点火するように前記励起コイルにおいて充分な電流を供給す
    るように位置されている装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記増幅器は第一増幅段と第二増幅段と
    を具備している二段増幅器であり、前記第一増幅段が前記第二増幅段よりも低い
    利得を有している装置。
  8. 【請求項8】 請求項4において、前記オシレータが、 入力端子と前記高パワー容量及び前記整合容量の間に接続されている出力端子
    とを具備している増幅器、 前記整合容量と接地との間に接続されている第三容量、 前記整合容量と前記第三容量との間に接続されている第一端部及び前記増幅器
    の入力端子へ接続している第二端部を具備しているフィードバック要素、 を有している装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記増幅器が第一増幅段と第二増幅段と
    を具備している二段増幅器であり、前記第一増幅段が前記第二増幅段よりも低い
    利得を有している装置。
  10. 【請求項10】 請求項4において、前記オシレータが、 入力端子と前記高パワー容量及び前記整合容量の間に接続されている出力端子
    を具備している増幅器、 前記励起コイルと同軸上に配設されており電気的接地へ接続されている第一端
    部を具備すると共に第二端部を具備しているピックアップコイル、 前記ピックアップコイルの第二端部と前記増幅器の入力端子との間に接続され
    ているフィードバック要素、 を有している装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記増幅器が第一増幅段と第二増幅
    段とを具備している二段増幅器であって、前記第一増幅段が前記第二増幅段より
    も低い利得を有している装置。
  12. 【請求項12】 請求項4において、前記ランプヘッド回路が、更に、制御
    信号に従って前記整合容量を変化させる手段を有しており、前記制御信号が前記
    無電極ランプの動作段階を表わしている装置。
  13. 【請求項13】 請求項4において、前記被包体が低石英質量を有している
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項1において、前記オシレータが、 増幅器、 前記オシレータ駆動型負荷と前記増幅器との間に接続されているフィードバッ
    クシステム。 前記増幅器によって許容される領域に対して前記フィードバックシステムによ
    って印加されるフィードバック信号を制限するクランプ回路、 を有している装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、フィードバックシステムが異なるイ
    ンピーダンスを具備している複数個のセグメントを有しており、且つ前記クラン
    プ回路が前記クランプ回路の1つの要素の制限を上回るインピーダンスを有して
    いる前記複数個のセグメントのうちの1つへ接続されている装置。
  16. 【請求項16】 請求項14において、フィードバックシステムが異なるイ
    ンピーダンスを具備している複数個のセグメントを有しており、且つ前記クラン
    プ回路が前記クランプ回路を構成しているショットキーダイオードの高い動的イ
    ンピーダンスに打ち勝つインピーダンスを具備している前記複数個のセグメント
    のうちの1つへ接続している装置。
  17. 【請求項17】 請求項14において、前記フィードバックシステムが二重
    のフィードバック経路を有しており、前記フィードバック経路の各々が異なるイ
    ンピーダンスを具備している複数個のセグメントを有しており、前記二重のフィ
    ードバック経路のうちの第一のものに対して第一クランプ回路が設けられており
    且つ前記二重フィードバック経路のうちの第二のものに対して第二クランプ回路
    が設けられており、且つ前記二重フィードバック経路の各々に対して、夫々のク
    ランプ回路が前記クランプ回路の1つの要素の制限に打ち勝つインピーダンスを
    具備している前記複数個のセグメントのうちの1つへ接続している装置。
  18. 【請求項18】 無電極ランプにおいて、 点火された場合にプラズマ放電を形成する充填物を収容している被包体に近接
    している励起コイルと、 前記励起コイルの第一端部へ接続している高パワー容量と、 前記励起コイルの第二端部へ及び電気的接地へ接続している整合容量と、 を有しているランプヘッド回路、及び、 増幅器と、 オシレータ駆動型負荷と前記増幅器との間に接続されているフィードバックシ
    ステムと、 前記増幅器によって許容される領域に対して前記フィードバックシステムによ
    って印加されるフィードバック信号を制限するクランプ回路と、 を有しており前記ランプヘッド回路を駆動するオシレータ、 を有している無電極ランプ。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記フィードバックシステムが異な
    るインピーダンスを具備している複数個のセグメントを有しており、且つ前記ク
    ランプ回路が前記クランプ回路の1つの要素の制限に打ち勝つインピーダンスを
    具備している前記複数個のセグメントのうちの1つへ接続されている装置。
  20. 【請求項20】 請求項18において、前記フィードバックシステムが異な
    るインピーダンスを具備している複数個のセグメントを有しており、且つ前記ク
    ランプ回路が前記クランプ回路を構成するショットキーダイオードの高い動的イ
    ンピーダンスに打ち勝つインピーダンスを具備している前記複数個のセグメント
    のうちの1つへ接続されている装置。
  21. 【請求項21】 請求項18において、フィードバックシステムが二重フィ
    ードバック経路を有しており、前記二重フィードバック経路の各々が異なるイン
    ピーダンスを具備している複数個のセグメントを有しており、前記二重フィード
    バック経路の第一のものに対して第一クランプ回路が設けられており且つ前記二
    重フィードバック経路の第二のものに対して第二クランプ回路が設けられており
    、且つ前記二重フィードバック経路の各々に対して、夫々のクランプ回路が前記
    クランプ回路の1つの要素の制限に打ち勝つインピーダンスを具備している前記
    複数個のセグメントのうちの1つへ接続している装置。
  22. 【請求項22】 オシレータシステムにおいて、 パワーオシレータ、 始動用オシレータ、 前記パワーオシレータ及び前記始動用オシレータの両方からパワーを受取り且
    つ前記パワーオシレータへフィードバックを供給するタンク回路、 前記パワーオシレータ及び始動用オシレータの両方へパワーを供給するパワー
    検知回路、 を有しており、前記始動用回路が前記タンク回路が低温である場合に前記タンク
    回路へより良く整合される構成とされており、前記パワーオシレータは前記タン
    ク回路が高温である場合に前記タンク回路へより良く整合される構成とされてお
    り、且つ前記パワー検知回路は前記パワーオシレータが高いパワーを引出す場合
    に前記始動用オシレータをターンオフさせる構成とされているオシレータシステ
    ム。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記タンク回路が無電極ランプのラ
    ンプヘッド回路を有している装置。
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