JP2003515759A - 自動焦点合せ手段を有する望遠眼鏡の形状の視覚補助装置 - Google Patents

自動焦点合せ手段を有する望遠眼鏡の形状の視覚補助装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】本発明は、少なくとも1つの対物レンズ(70)と1つの接眼レンズ(71)を夫々有する2つのレンズシステムを備え、望遠眼鏡の形状をした視覚補助装置に関する。対物レンズに対する望遠眼鏡からの距離に従って焦点合わせするためのレンズシステムの焦点距離を修正する自動焦点合せ装置が、レンズシステムに配置されている。焦点距離(“ズーム”)を修正することによって倍率を修正するための装置と、物品からの望遠眼鏡の距離に従って調節され得る焦点距離に、視覚補助装置のレンズシステム間の視差を適合させるための装置とが、更に、レンズシステムに配置されている。この視差は、レンズシステムの光路上に設けられ、レンズシステム(1)から物品まで延びている複数のビーム通路(14)間の角度(13)を変え得るようにさせる調節可能な光学部材(11)によって、適合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、焦点距離を変えるための手段と、視覚補助装置の管間の視差を夫々
設定された焦点距離に適合させるための手段と、自動焦点合せ手段とを有する、
請求項1の前段部の特徴を有する視覚補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような、焦点距離を変えるための手段と、視覚補助装置の管間の視差を夫
々設定された焦点距離に適合させるための手段と、自動焦点合せ手段とを有する
、視覚補助装置(望遠眼鏡)は、WO96/09566号(もしくは、基本的に
同じ内容のUS5971540A号)によって公知である。この公知の視覚補助
装置は、望遠眼鏡として使用されることを意図している。 この公知の望遠眼鏡は、自動の、並びに/もしくは、手動の焦点合せ手段と、
倍率(magnification factor)を手動で変えるための装置と、各焦点距離に対応
した視差均等化を自動的かつ機械的に行うための装置とを有する。例えば血管手
術中に、夫々異なった手術部位の夫々の位置によって、作業距離が変えられなく
てはならない場合、焦点距離と視差角とが、新しい作業距離に、自動的にもしく
は手動で調節される。このように、その時点で進行中の手術に対応して、視覚補
助装置の最適な調節が確実に成される。更に、視覚補助装置の使用者は、人間工
学的にその時点で最も有効な位置を想定することができ、かくして、疲労(fati
gue)のない作業が可能にされる。また、公知の視覚補助装置は、所定の選択さ
れた作業距離において、倍率を各要求条件に適合し得るようにさせる。ヘッドセ
ットを使用して装着される公知の視覚補助装置は、使用者が、作業距離と使用さ
れる倍率を、自由に幅広く選択できるようにする。制御装置は、足で操作される
スイッチである。公知の視覚補助装置は、作業距離及び焦点位置が変わる際に3
−D画像が破壊されるのを防ぐために、視覚補助装置の管の角度を互いに機械的
に変える事によって視差角を各焦点距離に対して適合させる自動焦点合せ手段を
、使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなタイプの、夫々設定された焦点距離に視差を適合させる方法は、幾
つかの不利な点を必然的に伴う。 (1)複数の管は、ギアを介してモータによって機械的に移動される。この手段
は、比較的重いので、使用者の装着感がよくない。 (2)視覚補助装置の複数の管が、縦軸に沿って互いに移動可能にされなくては
ならないことから、システムの、機械的なストレスに対する抵抗を受けなくなる
。 (3)作業距離を夫々に変えるために、視差均等化手段は、複数の管の互いの位
置を、また、かくして、使用者の目に対する、接眼レンズ面の角度とを、変える
。これによって、破壊的な反射と、入射ひとみ及び視野の減少とが招かれ得る。
【0004】 (4)実際には、このようなタイプの視差均等化を行う、使用者から独立したシ
ステムを作ること、即ち、各システムが、所定の使用者とこの人の入射ひとみ距
離とに合わせられることは、殆ど不可能である。このために、例えば病院が全て
の外科手術を自動焦点合せ望遠眼鏡を用いて行うことが確実にできるように意図
する場合には、かなりの投資費用が必要になる。 (5)接眼レンズを超えて突出している補正用ガラスが、接眼レンズに取り付け
られている場合、管の位置が所定の状況下で変化すると、補正用ガラスは、使用
者の顔に接触し、かくして、使用者の気を散らす。
【0005】 更に、例えば手術において、モニターシステムからの患者のバイタルサイン、
測定スケールもしくはX線、コンピュータ断層撮影法もしくは他のデータのよう
な付加的な情報を見ることができるようにこのような視覚補助装置を使用するこ
とは、使用者にとって大きな利点である。現在公知の望遠眼鏡は、このような可
能性を与えていない。 同様の望遠眼鏡が、ATE99782B号によって公知である。 US5078469A号は、ビデオカメラ及びディスプレイユニットが手術部
位の画像を伝えるために接続されている望遠眼鏡を開示している。 WO95/25979A号は、外科手術の領域の三次元ビデオデータを作り及
び表示し、例えば患者のデータなどの付加的な情報を映し出すための手段を有す
る外科手術顕微鏡を開示している。
【0006】 US4621283A号は、望遠眼鏡と記録カメラと光源とを備え、外科医の
頭部に装着される装置を開示している。記録カメラと、回転ミラーによる光源と
は、これらが頭部上で少し離れて装着されている状況に関係なく、外科医の眼前
の望遠眼鏡を通した観察の方向に対して基本的に平行である観察方向を有し、か
くして、外科医によって見られる画像の領域が、記録手段による観察角と基本的
に同じ角度から、スクリーンに伝えられ得る。
【0007】 本発明の目的は、頭部に装着され、各作業に適合して使用者が作業距離を変え
、夫々異なる倍率を用いることを可能にする視覚補助装置を、利用できるように
することである。更に、3−D画像が、WO96/09566号によって公知の
視覚補助装置と同様に、視覚補助装置の2つの管の互いの位置を変えられること
なく、保たれる。更に、使用者が、外部データ源からのテキストもしくはビデオ
形状の付加的な情報を見て、視覚補助装置の接眼レンズを対応した設定にするこ
とによって低視程をなくすことが、可能である。
【0008】 更に、3−D画像が、WO96/09566号によって公知の視覚補助装置と
同様に、視覚補助装置の2つの管の互いの位置を変えられることなく、保たれる
。更に、使用者が、外部データ源からのテキストもしくはビデオ形式の付加的な
情報を見て、視覚補助装置の接眼レンズを対応した設定にすることによって任意
で低視程をなくすことが、可能である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、本発明で請求されているように、視覚補助装置の光路に設
けられた調節可能な光学部材を用いて、複数の管から対物まで延びている複数の
光路間の角度が変えられ得ることによって特徴付けられる、視覚補助装置によっ
て、果たされる。 本発明で請求されている視覚補助装置の好ましく効果的な実施形態は、従属請
求項の主題である。 本発明で請求されている視覚補助装置は、全く新規の応用例もしくは(製品の
)クラスを表す。これは、一方では、主として、自動焦点合せ、光学視差均等化
、変えられ得るズーム等のこれまで前例のない特性が可能にされ、使用中に完全
に自由に移動され得るという点で、望遠眼鏡並びに外科手術用顕微鏡とは異なっ
ている。本発明で請求されている視覚補助装置は、外科手術用顕微鏡とは、主に
、使用者の頭部にヘッドセットを用いて装着され得るという点で、異なっている
【0010】 本発明で請求されている視覚補助装置は、人体もしくは動物に対する作業時だ
けでなく、使用者が拡大された作業領域を見るどんな場合にでも、使用され得る
。 本発明は、変えられ得る倍率、自動焦点合せ、並びに、自動的な視差均等化を
有して、低視程を補正し得ると共に、この視覚補助装置の管の互いに対する角度
を変えられる必要のない、軽く安定したかつ快適な立体的視覚補助装置を、呈し
ている。この特性はまた、視覚補助装置が、2つの光路が単一の好ましくは卵形
の管内に収容され得るような形状にされるのを、可能にする。更に、付加的な視
覚情報が、使用者に与えられ得る。
【0011】 好ましい実施形態では、本発明で請求されている視覚補助装置は、以下の可能
性のうち少なくとも1つを提供する。 本発明で請求されている視覚補助装置が、手術で使用されている場合、本発明
の視覚補助装置を使用する外科医の作業距離は、倍率を変えることなく、例えば
、助手が、外科手術の部位をよりよく見ることができるようにするために、変え
られ得る。 更に、例えば突出部のような対物は、倍率を合わせる必要なしに、正確な量的
決定の支配下にあり得る。 外科手術の間、光路は、対物レンズと外科手術領域との間を、わずかに交差す
る事が多い。これによって、焦点距離は、望ましくなく、交差する物品に適合さ
れ、これに続いて、公知の望遠眼鏡内の自動焦点合せ手段によって最初の視野に
再適合される。本発明では、これは、遅れスイッチによって与えられる焦点距離
の自動的な変更によって、かくして、調節可能な時間後のみの、並びに/もしく
は、新しい作業距離に最適化される焦点距離までの任意の速度誘導による、作業
距離の変更によって、防がれ得る。従って、自動焦点合せ構造部の反応時間は、
所定の状況もしくは個人の作業スタイルに会わせて適合され得る。
【0012】 本発明の一実施形態は、特に外科の訓練において、生徒が、外科医に与えられ
る視野に忠実に手術を目で追うように作業を観察するのを、可能にする。 特に体腔内の手術では、最適な照明に関する問題が度々生じる。シーリングラ
イトが、適当な位置まで動かされ得ることはまずない。ヘッドセット内に設けら
れた光源は、必然的に、対物レンズと視野との間に、光学光路に対する視差角を
有する。これによって、特に、小さな直径を有する体腔内に、不要なキャストシ
ャドーが形成される。また、手伝いの内科医が外科医の正確な視野を認識するこ
とは、外科医の注意をこの視野に集中させるために、効果的であり得る。
【0013】 本発明の応用例では、組織の自己蛍光特性が利用されるものと想像され得る。
このために、様々のフィルターと周波数変換システムを用いてもしくは用いずに
、本発明で請求されている視覚補助装置と結合された、UV/IRもしくはレー
ザー光源が、使用され得る。 また、拡大された3―D効果が有利にされる、応用状況がある。本発明は、1
つのバージョンで、複数の対物レンズの互いからの距離を大きくさせるための装
置によって、これを行う。 本発明で請求されている視覚補助装置の使用者は、例えば、作業中に自身を従
来的に適応させるために、眼前に設けられた望遠眼鏡を過ぎて観察することが多
い。低視程の際には、補正ガラスが望遠眼鏡の接眼レンズに取着されている場合
にのみ実用的である。これら補正ガラスは、本発明の一実施形態で望遠眼鏡の焦
点距離が変化する際に、視差角が変化するときの光学品質の低下を防ぐために、
視差の適合を果たす。
【0014】 接眼レンズ上に設けられたジオプトリー均等化によって補正され得ない低視程
は、WO96/09566号によって公知の視覚補助装置を用いる際の問題であ
り、本発明の一実施形態で、接眼レンズに設けられた補正ガラスによってなくさ
れる。 本発明で請求されているように好ましくは設けられている、容易に洗浄され得
る、吸収、反射もしくは濾過のための保護ガラスと、例えば外科手術のパラメー
タのような情報の、中間視野の中もしくは近くへの反射とは、幾つかの考え得る
可能な応用例において、効果的である。 対物の正確な量的決定のために、液晶ディスプレイとして形成され得る本発明
の測定スケール内で、LED真空蛍光ディスプレイもしくはガス排出ディスプレ
イもしくは他の形状のディスプレイが、中間画像平面に挿入され得る。
【0015】 更に、一実施形態では、光路の一部分をCADカメラモジュール上に反射する
ことによって、例えば外科手術の訓練において望ましい、外科手術の進行のモニ
ター上での観察が、可能になる。 変えられ得るアパーチャによってファイバーの集まりとして形成され、光学シ
ステム中に結合されている、1つの好ましい光源は、本発明の視覚補助装置のこ
の実施形態を用いる際に、公知の視覚補助装置と比較して、照明特性を著しく向
上させている。光が、好ましくはビームスプリッターによって、もしくはプリズ
ム反転システムのプリズム面中に、結合される。光源は、観察のための、UV/
IRもしくはレーザー光を放射し得る。対物によって反射された光は、接眼レン
ズ内のフィルターによって吸収もしくは反射され得る。赤外線光、紫外線光もし
くはレーザー光の使用は、診断上、大きな効果を有し得る。
【0016】 管もしくは接眼レンズの距離を変えることなく焦点距離が変わる際の、視差均
等化は、本発明では、例えば電気モータによって、果たされ得る。この電気モー
タは、同時に横方向並びに/もしくは軸方向に移動し、任意で各対物レンズもし
くはこれの一部分(前部)を、層状でかつカム制御された対応したケーブルもし
くはギヤを介して傾斜させる視覚補助装置の中心部に、設けられている。軸方向
の変位を利用して、夫々異なった距離に対する焦点合わせ(焦点距離の変更)が
、果たされ得る。視覚補助装置の基礎設定では(移動可能な対物レンズもしくは
レンズの一部分の光学軸が、ズームの延長部の光学軸にある)、距離の設定と、
収束角度とが、好ましくは中心作業距離に対して設定され、かくして、接眼レン
ズの光学軸は、目の光学的な中心点を通って延びている。作業距離が変わるとき
、内部に焦点合わせ構造を有する対物レンズもしくは関連した対物レンズの一部
分は、対物側のシステムの焦点が光学平面内に位置されるように、軸方向に移動
され得る。更に、本発明の、カムによって制御される横方向の動きが、2つの対
物レンズの焦点距離が視覚補助装置の対称平面(plane of symmetry)に沿って
正確に案内されるように、果たされ得る。視差を均等化するために、接眼レンズ
の光学軸に対する角度及び距離の変更は、不要である。
【0017】 更に、この際に、対物レンズもしくはこれらレンズの一部分を傾斜させること
によって、横方向のオフセット(例えば、非点収差、画像平面の傾斜)によって
生じる画像エラーの補正が、果たされ得る。対物レンズもしくは対物レンズの一
部分の上述のような運動は、アクチュエーターの、電気的もしくは空気圧によっ
て駆動される直線運動によって、生じ得る。 a)焦点距離を変えることによるレンズシステムの焦点合わせと、 b)レンズシステムの倍率の変更、との間の関係が、以下に説明され得る。
【0018】 レンズシステムと物品/物体領域との間に所定の距離を置いて、鮮明な画像を
得るために、レンズシステムの焦点距離は、例えば自動焦点合せ手段によって、
物品/物体領域の間の距離に従って変えられなくてはならない。この“焦点合わ
せ”により、レンズシステムと物品/物体領域との間の距離にのみ左右されるサ
イズを有する、焦点を合わせられた画像が与えられる。物品/物体領域の焦点を
合わせられた画像のこのサイズは、物品/物体領域とレンズシステムとの間の距
離を変えることによってのみ、変えられ得る(大きい距離のときは小さい画像で
、小さい距離のときは大きい画像)。もう一方で、ズーム手段を有するレンズシ
ステムの焦点距離を変えることによって、レンズシステムと物品/対物の領域の
間の距離を変えることなく、かくして、ズーム手段を用いて焦点距離を変えるこ
とでのみ、物品/物体領域の画像のサイズの拡大もしくは縮小が可能にされる。
従って、自動焦点合せ手段を有するレンズシステムの“焦点合せ”と、ズーム手
段の調節との両方が、焦点距離の変化を伴う。しかし、自動焦点合せ手段とズー
ム手段とは、同じではない。
【0019】 このような原則は、カメラの対物レンズにおいて確立され得る。ズーム機能を
有さない自動焦点合せカメラは、カメラが一時的に木に接近し、そして再び木か
ら遠くへ離れるときのみは、どんな場合でも、鮮明に、大きくもしくは小さく焦
点合わせされた所定の木を表示し得る。どちらの場合にも、夫々異なった焦点距
離を有する写真を撮影する。もう一方で、ズーム対物レンズを有するカメラは、
1つの位置から、一度目は大きく、そして、再び小さく、木を撮影することがで
きる。このカメラは、夫々異なった焦点距離によって、撮影を行うが、また、ズ
ーム手段も有している。ズーム手段はレンズシステム内に位置付け機構を有する
付加的な複合レンズを必要とするので、相当の高コストと、夫々異なった(低い
)光強度と、これらレンズシステムの一般的に大きいディメンションとが、一目
瞭然である。
【0020】 他の詳細や、本発明の特徴及び利点は、本発明の視覚補助装置(望遠眼鏡)の
好ましい実施形態の、概略図を用いた以下の説明によって、明らかにされる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、2つの管1と、接眼部品2と、この実施形態では赤外線ダイオード5
及び受光ユニット6を備えて中心に設けられた自動焦点合せ手段4とを有する、
視覚補助装置(vision aid)(“望遠眼鏡(telescopic spectacle)”)を示す。
これら管1は、互いに固定され得るか、もしくは、図1に示されているように、
長手方向に移動可能な横材17によって接続され得る。外部スイッチ3と、外部
電子ユニット7とが、ケーブルによって、もしくは、この実施形態のように、ケ
ーブルなしで、例えば無線送信機8及び無線受信機9によって、もしくは別のや
り方で、視覚補助装置に接続され得る。
【0022】 図1は、ガイド12として管1内に収容された2つの湾曲板を更に示す。これ
ら湾曲板上で、光学部材11が、これら夫々の位置の屈折特性が、夫々選択され
た作業距離Aのために必要であり、複数管からの夫々の光路14間の角度13を
生じさせるように、位置付けモータ10によって前後に動かされ得る。適当な形
状を有したこれら光学部材11は、管1内に収容されるか、もしくは、管1の前
に配置され得る。また、これら光学部材11は、まっすぐな板もしくは湾曲した
板の上を移動可能であり得る。これら光学部材11は、また、回転もしくは傾動
のみが可能なように構成され得る。これら光学部材11の位置の測定原則は、自
動焦点合せ手段4によって実現される。これら光学部材11の、その時点での視
差均等化のために必要とされる位置の計算は、電子ユニット7によって成され得
る。この電子ユニット7は、また、各作業距離Aのために最適な、焦点合せユニ
ット4のレンズシステムの位置を決定する。同様に、この位置付けは、位置付け
モータ10によってなされる。
【0023】 更に、図1は、これを用いて、駆動後に、視覚補助装置の倍率(“ズーム”)
が、外部スイッチ3によってもしくは音声制御によって連続的に変えられ得る、
レンズシステム15を示す。 視覚補助装置の他の全ての機能は、また、外部スイッチ3によって、もしくは
音声制御によって、駆動され、停止されるか変えられ得る。 必要であれば、付加的な情報、例えば患者のバイタルサイン、コンピュータ断
層撮影法もしくはX線情報、または画像、測定スケール等が、2つの管1内に夫
々配置された光学面16中に挿入され得る。代わって、もしくはこれに加えて、
ディスプレイ18が、1つの接眼レンズ2の近くに、もしくは2つの接眼レンズ
2の近くに装着され得る。付加的な情報は、ディスプレイによって表示され得る
。情報の挿入は、立体的に、即ち、視差並びに/もしくは目距離に対して補正さ
れた個々の像によって、行われ、これら情報は、全体的なもしくは部分的な画像
(“静止画像”)として保持され得る。
【0024】 ビデオ形態で供給された付加的な情報は、観察されている対物に関連した位置
に正確に表示され得る。これは、慣性センサーと組み合わされる、光学的な、電
磁気的なもしくは他の形式の位置付けシステムを使用して、果たされ得る。1つ
のこのようなシステムは、また、対物、例えば外科用器具の、患者に対する位置
を決定し、この位置を、視覚補助装置の光路上の1つの光学面によって、もしく
は外側に装着されたディスプレイによって表示するために、使用され得る。
【0025】 これら慣性センサー、リニアまたは角度エンコーダー、もしくは、超音波、赤
外線、または他のシステムが、例えば拡大領域、観察される対物までの距離等の
ような、視覚補助装置の現行のパラメータを記録するために使用され、また、付
加的なコンピュータ処理をされたもしくは光学の情報の変更のために、使用もし
くは表示され得る。
【0026】 本発明で請求されている視覚補助装置には、作業領域を照明するための装置が
、更に設けられ得る。このために必要とされる光は、光ファイバーによって、外
部光源からヘッドセットを通り視覚補助装置の対物レンズ面の近くに向かうよう
に経路を定められ得る。光ファイバーからの光を、作業領域が最適なサイズ及び
強度で照明されるように、選択された作業距離と倍率とで焦点合せするレンズシ
ステムが光ファイバーの端部に、取り付けられ得る。測定データは、内部もしく
は外部センサーによって再現され得る。代わって、もしくはこれに加えて、光は
、光ファイバーによって、1つの管1もしくは2つの管1を有する光学システム
に、この光学システム内で、この光が、対物までの光路14の同軸上に経路を定
められるように、結合され得る。このようにして、光路14と作業領域の照明と
の間の視差角は、回避される。
【0027】 光の強度及び照明されている表面のサイズの、その時点で選択された倍率と各
作業距離への上述されたような適合は、視覚補助装置の光学システム内で成され
得る。 図2は、物体領域の同軸照明のための光の結合を、概略的に示す。ここでは、
光は、外部光源19から光ファイバー20を通って光学部材21中へと向かうよ
うに経路を定められている。これら部材21は、光ビーム23の同軸アラインメ
ントを生じさせる。各作業距離にとって強度及び量の点で最適な照明が、ケーブ
ルなしで、もしくはこの実施形態の例のようにケーブル24によって、外部エレ
クトロニクス7に接続された位置付けモータ10によって、レンズシステム22
によって位置付けデータを伝えるために、確実になされる。
【0028】 例えば微小外科では、多くの場合、3−D効果を、各応用例もしくはその時点
で観察される物体領域の表面構造に適合させることが、望ましい。本発明で請求
されている視覚補助装置は、視覚補助装置の複数の対物レンズ間の距離が接眼レ
ンズ2間の距離が同じ距離を維持するように変えられ得る装置によって、このよ
うな問題を解決している。図3は、長さが変えられ得る複数の横材17によって
相互に接続された管1間の距離を接眼レンズ間の均等な距離26に調節するため
の、また、使用者のために生じる3−D効果を調節するための装置25を備えた
、本発明で請求されているような視覚補助装置の一実施形態を概略的に示す。こ
の装置25は、この実施形態では、管1間かくして対物レンズ間の距離27が変
わるときに、物体領域の画像を損なうことなく、2つの接眼レンズ2間の距離を
一定に維持するために、この装置上の2つの接眼レンズ2が径方向対方向に互い
に対向するように押され得る構成部品として、形成されている。しかし、このよ
うな効果は、対物レンズの前の、もしくは管1内の、移動可能な光学構成部品に
よって、果たされ得る。
【0029】 光学システムに加えて、視覚補助装置の拡大領域を変化させるために、交換可
能な接眼レンズもしくは交換可能な対物レンズが、管1内で、もしくはこれの上
で使用され得る。 医学的診断の際に、光力的診断と呼ばれるプロセスが、用いられる。所定の、
例えば悪性の組織の領域に堆積する感光性物質が、使用され、後で、所定の波長
の光の放射によって(これの透過度(penetration depth)が約5mmであるこ
とから通常は赤レーザー光が使用される)、目に見えるようにされる。他の可能
性は、存在する癌腫もしくはプレ発癌性(precarcinogenic)の組織の一部分を
目に見えるようにするために、所定の波長を有する光の下で、健康な組織の一部
分と悪性の組織の一部分との異なった自己蛍光特性を利用することである。現在
は、内視鏡もしくは外科用顕微鏡を一般に用いる、これらの目的を果たす幾つか
のシステムが、公知である。例えば開手術中にこうした技術を利用することは、
有効であったが、診断時に長時間に渡って使用可能な、頭上装着型の視覚補助装
置はなかった。本発明で請求されている視覚補助装置は、一実施形態では、所定
の波長を有する光が照射されることによって生じる被観察物体領域の所定の反射
特性の認知を可能にするか容易にする複数のフィルターが、光学システムの光路
上に導入され得るように、形成され得る。被観察物体領域における反射の違い、
例えば組織の部位による自己蛍光の違いが、はっきりと目に見えるように検知さ
れ得ない場合には、視覚補助装置の一実施形態には、例えばカメラチップのよう
な、内側の並びに/もしくは外側のレセプターが設けられることができる。これ
は、光源から、直接的にもしくは外側か内側の同軸光ファイバー光学システムを
介して、観察する対物へと向かい物体から反射された光を受光するための、内側
もしくは外側のソフトウェアアプリケーションによってこの光を解析し、この際
に健康な組織の部分と悪性の組織の部分とに夫々異なった色を与える。これらの
色は、光学システムの一方の管1か、両方の管1かに再反射され得、そこで使用
者によって観察され得る。これらの色は、外部のディスプレイもしくはモニター
に、任意で、光ビームの対物における位置及びサイズを示す位置マークを写すこ
とにより、再現され得る。例えば、開手術の腫瘍除去では、これは、除去の根本
的な改良もしくは癌腫の早期検出を導き得る。
【0030】 図4は、管と、接眼レンズ2と、2つのフィルター28を備えた光学システム
内を縦に動かされ得る接続横材17とを有する視覚補助装置を、概略的に示す。
これらフィルター28は、手動もしくはモータで、例えば板上をこれらの駆動位
置へとまた駆動位置から横方向の変位だけ、移動され得る。 更に、図4は、目的とする実施形態では視覚補助装置の2つの管1間の1つの
位置から、物体領域30の表面下へと向かって物体領域30を照明する光ファイ
バー20を有するレーザー光源29を示す。(表面の)癌腫32によって反射さ
れた光31は、健康な組織によって反射される光33とは違う特性を有する。こ
れらの違いが、図4で示されるように画像の反射及び解析及び色識別及び再反射
によって、もしくは、駆動位置に移動されたフィルター28によって、表示され
る。
【0031】 公知の頭上装着型の視覚補助装置では、長時間に渡って、視覚補助装置の重量
と、これに必要とされる使用者の目からの距離とによって引き起こされる傾斜モ
ーメントの問題が、未解決である。本発明で請求されている視覚補助装置は(図
5、図6)、この一実施形態で、ヘッドセット34の後部から前部へと縦軸に沿
って延びている湾曲した斜め材35並びに/もしくはヘッドセット34の後部に
付着されたおもり36を付着することによって、この問題を解決している。この
ように、使用者の、敏感な前部及び鼻領域の重量の中心が、頭部の問題のない中
心部へ、かくして、人間工学的な条件からはより望ましい、頭部の縦軸へと変え
られる。
【0032】 図5は、斜め材35とつりあいおもり36とを有するヘッドセット34を示す
。 図6は、ヘッドセット34の概略的な垂直面を示す。ここでは、視覚補助装置
37のおもりと、使用者の目からの距離とによって引き起こされる傾斜モーメン
ト38が、どのようにして、調節手段41によって長さが調節され得る斜め材3
5を備えたつりあいおもり36によって平衡を保たれているかを、見ることがで
きる。おもりは、使用者の縦軸40への力の線39に沿って、この使用者の頭部
の中心で、陳列され得る。
【0033】 特に、頭上装着型視覚補助装置内で大きく拡大するためには、“震動”及び“
不明瞭さ”という問題が、従来は起こっていた。本発明で請求されている視覚補
助装置は、好ましい一実施形態で、能動的なもしくは受動的な振動制動によって
、この問題を解決している。 対物を観察する際に、視覚補助装置の使用者が、中心を強調する自動焦点合せ
構造によって検知された領域ではなく、例えば画像の縁に位置された他の領域を
鮮明に見たい、という場合もある。従って、本発明で請求されている視覚補助装
置には、使用者の瞳孔の位置を検出するための、複数の自動焦点合せ範囲と適当
な制御ユニットとに結合された装置が設けられている。
【0034】 様々の状況があるが、これら状況においては、頭上装着型視覚補助装置の使用
者が、スイッチを押す必要なしに、視覚補助装置の機能並びに/もしくは外部装
置を制御し得るのが望ましい。このために使用され得る音声制御は、全ての状況
下で使用されることはできない。従って、本発明で請求されている視覚補助装置
のヘッドセットの関連した領域では、使用者の脳の電流(brain current)を検
出して、これらを、視覚補助装置の上述の機能並びに/もしくは使用者によって
知覚される画像の再構築を制御するために、使用する電極が、設けられている。
【0035】 更に、ヘッドセットの関連した領域には、使用者の状態を確立し得るバイオフ
ィードバックセンサーが、設けられ得る。これから得られる情報は、多くの様々
な方法で、例えば過剰なストレスもしくは消耗及び疲労が生じている場合に外科
医に警告を与えるように、使用され得る。 図7の(A)、(B)、(C)の実施形態では、赤外線システム(IR)とし
て形成された自動焦点合せ手段4の受光ユニット6に、自動焦点合せ手段4から
生じたのではないかもしくはこれに属していると共に対物の領域30によって反
射されない赤外線の放射43、44が、自動焦点合せ受光ユニット6に達するの
を防ぐための装置が、設けられている。こうした、自動焦点合せ手段4に属して
いない反射された赤外線48は、受動的な赤外線画像の案内もしくはナビゲーシ
ョンのためのシステム42から生じ得る。
【0036】 かくして、自動焦点合せシステム4の望ましくない影響は、例えばフィルター
、特に偏光フィルター45(図7の(A))として、また、対物の領域に向けら
れた管47として(図7の(B))、もしくは、真直ぐにもしくは傾斜するよう
にされたルーバあるいは格子アタッチメント46(図7の(C))として形成さ
れた装置によって、防がれる。 図8に示された、本発明で請求されている視覚補助装置の実施形態では、2つ
のレンズシステム51、52、つまり右レンズシステム及び左レンズシステムが
、共通の管(単一管)50内に収容されている。共通の管50内に収容されてい
るレンズシステム51、52は、汚れの浸透及び外部光と散在された光との入射
を防ぐように、カバー53によって、管50の一方の端もしくは両方の端で、例
えば保護されている。かくして、外部もしくは散在された光の入射によって不利
な影響を受けることがなく、本発明で請求された視覚補助装置と共働することが
可能である。
【0037】 図8の実施形態で例として示されている共通の管50は、視覚補助装置が、外
側に位置された移動部を有する必要がないという利点を、提供している。他の実
施形態の中でもこの実施形態が、視覚補助装置の、よりよい安定性と、衝撃と張
力とねじれとに対する強さ(invulnerability)を備えているという利点を有す
る。更に、視覚補助装置は、図8の実施形態では、水分が浸透しないようにシー
ルされ得るので、水たまり部分(water splash)に浸透しないように保護され、
また、本発明で請求されている視覚補助装置を消毒液内に位置することが可能に
なる。また、部品が、本発明で請求されている視覚補助装置から外科手術領域に
落ちてしまうという危険がなくなる。 本発明で請求されている視覚補助装置の他の実施形態におけるように、視差角
は、他の実施形態に関連して上述されたように(特に図1)、焦点距離が光学部
材11によって共通の管50内で変えられるときに、均等化される。 特に外科手術、例えば、外科医が外科手術領域を見ることが直接には不可能で
補助装置によってのみ可能な、人間の脳の手術において、赤外線によって制御さ
れる装置が、患者に対する器具の位置を追い、モニターにこれを表示するために
、使用されている。これらの装置(赤外線追跡手段)は、極めて効果的であるこ
とが証明されている。本発明で請求されている視覚補助装置が1つの赤外線追跡
手段と共に使用されている場合、赤外線追跡手段によって放射された赤外線光が
、視覚補助装置の、同様の赤外線に制御される自動焦点合せ手段に、不利な影響
を与えるという危険が生じ得る。このような状況を正すために、本発明で請求さ
れている視覚補助装置では、部品が、外部光もしくは散在光、特に赤外線追跡手
段60からの光の入射を防ぐための自動焦点合せ手段に配置され得る。これは、
原則的に、図7の(A)、(B)、(C)によって更に説明されている。産業で
、本発明で請求されている視覚補助装置を使用する際には、日光の赤外線部分が
破壊的であり得る。本発明で請求されている視覚補助装置の自動焦点合せ手段4
に不利な影響を与えないために、視覚補助装置に係わる本発明の一実施形態では
、例えば赤外線追跡手段6並びに/もしくは日光から生じる破壊的な赤外線光の
入射を防ぐために、測定が成される。
【0038】 このような手段の一実施形態が、図9に示されている。これは、互いに平行に
並べられて自動焦点合せ手段4の赤外線レシーバー6の入口開口63を超えて突
出している複数のルーバを有しており、かくして、本発明で請求されている視覚
補助装置の自動焦点合せ手段4の赤外線レシーバー6は、斜めに入射される赤外
線光61を、この光が、レシーバー6の前に位置されたルーバ62によってレシ
ーバー6に入らないようにされることから、受け得ない。赤外線レシーバー6の
観察方向に対して平行にアラインメントされた赤外線のみが、レシーバー6に入
射され得る。
【0039】 例えば、赤外線追跡装置を使用する場合に、外科手術ナビゲーションシステム
で使用されて外科手術用器具の位置を検出するように意図された赤外線散在光が
、本発明で請求されている視覚補助装置(sic)の自動焦点合せ手段4の受光ユ
ニット6中に入るのを防ぎ、焦点合せのプロセスが赤外線散在光によって中断さ
れるのを回避するために、図10に示されている実施形態が、用いられ得る。こ
の実施形態では、自動焦点合せ手段のレシーバー6の前に、カメラの対物レンズ
の前で使用される、サンバイザーに類似した管状のダイヤフラム65が、設けら
れている。図10は、赤外線追跡手段60から生じた赤外線光61が自動焦点合
せ手段4のレシーバー6に達することがないのを、示す。対物の平面30(物体
領域)によって反射され、本発明で請求されている視覚補助装置の自動焦点合せ
手段4に属している赤外線手段5によって放射された赤外線光66のみが、レシ
ーバー6に達し得る。従来は頭上に設けられていた赤外線追跡装置60から生じ
る赤外線光61は、本発明で請求されている視覚補助装置の自動焦点合せ手段の
赤外線受光ユニット6の入口開口63に入ることができない。自動焦点合せ手段
4の受け取り部6の前で、物体領域へ向けられた管65が、効果を強化するよう
に、この内側を光吸収材料でコーティングされるか、もしくは、1つのこのよう
な材料で形成され得る。
【0040】 図9、10で示されている実施形態に代わって、様々の(偏光)フィルターに
よっても外部光の入射(赤外線の入射)を防ぐことが可能である。 本発明で請求されている視覚補助装置の視野に情報を映し出すためには、種々
の可能性がある。データ及び他の情報を本発明で請求されている視覚補助装置の
視野に映し出す、公知の可能性の不利な点は、映し出されたデータもしくは他の
情報(コンピュータ断層撮影法及び磁気共振画像)が、本発明で請求されている
視覚補助装置の使用者が疲労せずに作業し得るような十分な明るさ及びコントラ
ストを有して表示され得ないことである。
【0041】 図11は、データ及び他の情報が、本発明で請求されている視覚補助装置の視
野に容易に映し出され得るようにする、本発明で請求されている視覚補助装置の
一実施形態を概略的に示している。図11に示されている実施形態では、本発明
で請求されている視覚補助装置の対物レンズ70と接眼レンズ71との間の、好
ましくはテレコンプレッサー(telecompressor)72とテレコンバーター(tele
converter)73との間の光路上に、透明なディスプレイ74が設けられている
。この透明なディスプレイ74は、ビームスプリッター80がテレコンバーター
と接眼レンズとの間に設けられていない場合、主ディスプレイ75に反転した画
像を映し出す。この接続部分では、ビームスプリッターは、光ビームを部分的に
反射し、かくしてこれらを例えば90°だけ反射する光学手段であり、光ビーム
に対して部分的に透明である。1つのこのようなビームスプリッター80は、ポ
ッロプリズムであるか、部分的に透明なミラーであり得る。この結果、データ及
び他の情報が本発明で請求されている視覚補助装置の視野に挿入される位置で、
視覚補助装置によって作り出された画像は、隠される。このように、図(挿入さ
れたデータ及び他の情報)は、より明るくされ、これらが画像に被さらないこと
から比較的高いコントラストを有する。図11に示されている実施形態では、主
ディスプレイ75は、外部の電源、例えば磁気共振画像装置もしくはコンピュー
タ断層撮影法装置、デジタル式X線装置等から情報を受け取り、そして、これを
、映写光学(projection optics)及びビームスプリッター80によって、本発
明で請求されている視覚補助装置の光路に映し出す。
【0042】 かくして、図11に示された実施形態では、主ディスプレイ75の情報がどこ
で結像されても、対物の画像は弱くもしくは暗くされ、かくして、データ及び他
の情報が、主ディスプレイ75で更に容易に目に見えるようにされることが重要
である。 要約すれば、本発明の1つの好ましい実施形態は、以下のように説明され得る
。 望遠眼鏡の形状の視覚補助装置は、少なくとも1つの対物レンズ70と1つの
接眼レンズ71とを夫々有する2つのレンズシステムを有する。自動焦点合せ手
段は、レンズシステムに配置され、この手段は、レンズシステムの焦点距離を、
対物からの望遠眼鏡の距離に従ってこれらの焦点を合わせるために、変える。更
に、レンズシステム(“ズーム”)の焦点距離を変える事によって倍率を変える
ための手段と、視覚補助装置のレンズシステム間の視差を、望遠眼鏡の距離に従
って設定された対物からの焦点距離に適合させるための手段とが、レンズシステ
ムに与えられている。視差は、レンズシステムの光路上に設けられており、また
、レンズシステム1から対物まで延びている複数の光路14間の角度13が変え
られ得るようにする、調節可能な光学部材11を用いて適合されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、視覚補助装置を示す。
【図2】 図2は、照明手段を有する視覚補助装置を示す。
【図3】 図3は、対物レンズの距離が変えられる一実施形態を示す。
【図4】 図4は、これに設けられたレーザー光源を有する視覚補助装置を示す。
【図5】 図5は、視覚補助装置のためのヘッドセットを示す。
【図6】 図6は、視覚補助装置のためのヘッドセットを示す。
【図7】 図7の(A)、(B)、(C)は、自動焦点合せ手段のためのセンサーの前に
装置を備えた一実施形態を示す。
【図8】 図8は、2つのレンズシステムが共通の管内に収容されている実施形態を示す
【図9】 図9は、外側の(赤外線)光が、赤外線自動焦点合せ手段の受け部中に入るの
を防ぐための手段を備えた、視覚補助装置の一実施形態を概略的に示す。
【図10】 図10は、図9の実施形態に類似した、外側の(赤外線)光が、赤外線自動焦
点合せ手段の受け部中に入るのを防ぐための手段の他の実施形態を示す。
【図11】 図11は、視覚補助装置の光路上の透明なディスプレイ装置の概略的な形状を
、概略的に示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月15日(2001.11.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が少なくとも1つの対物レンズ(70)と1つの接眼レ
    ンズ(71)とを有する2つのレンズシステムと、対物から望遠眼鏡までの距離
    に従ってレンズシステムの焦点を合わせるように焦点距離を変えるための自動焦
    点合せ手段と、レンズシステム(“ズーム”)の倍率を変えるための手段と、視
    覚補助装置の2つのレンズシステム間の視差を、対物から望遠眼鏡までの距離に
    従って設定された焦点距離に、調節可能な光学部材を有する視覚補助装置の光路
    上に一致させるための手段とを有する、望遠眼鏡の形状の視覚補助装置において
    、レンズシステム(1)から対物まで延びている複数の光路(14)間の角度(
    13)が、視覚補助装置の光路上に設けられた調節可能な光学部材(11)を用
    いて変えられ得ることを特徴とする、視覚補助装置。
  2. 【請求項2】 前記光学部材(11)は、レンズシステム内の光路に対して
    横方向に移動され得る、請求項1の視覚補助装置。
  3. 【請求項3】 前記光学部材(11)は、直線的な路に沿って移動され得る
    、請求項1の視覚補助装置。
  4. 【請求項4】 前記光学部材(11)は、湾曲された路(12)に沿って移
    動され得る、請求項2の視覚補助装置。
  5. 【請求項5】 前記光学部材(11)は、傾動し得るように配置されている
    、請求項1乃至4のいずれか1の視覚補助装置。
  6. 【請求項6】 前記光学部材(11)は、複数のレンズもしくは複数のレン
    ズの複数の組であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1の視覚補助
    装置。
  7. 【請求項7】 前記光学部材(11)は、複数のプリズムもしくは複数のプ
    リズムの複数の組である、請求項1乃至5のいずれか1の視覚補助装置。
  8. 【請求項8】 前記両レンズシステム(51、53)は、1つの管(1)内
    に同時に配置される、請求項1乃至7のいずれか1の視覚補助装置。
  9. 【請求項9】 前記レンズシステム(51、53)は、共通の管(1)内に
    配置されている、請求項1乃至7のいずれか1の視覚補助装置。
  10. 【請求項10】 前記レンズシステム(51、53)は、接眼レンズ(71
    )並びに/もしくは対物レンズ(70)の近くに位置されたカバー(53)によ
    って覆われている、請求項9の視覚補助装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の光学部材(11)は、1つの管(50)内もし
    くは複数の管(1)内に位置されている、請求項1乃至10のいずれか1の視覚
    補助装置。
  12. 【請求項12】 前記光学部材(11)は、対物レンズの面の前に位置され
    ている、請求項1乃至11のいずれか1の視覚補助装置。
  13. 【請求項13】 ビデオ並びに/もしくはテキスト形式の情報が、2つのレ
    ンズシステムの一方の中に位置されている少なくとも1つの光学面(16)中に
    挿入され得る、請求項1乃至12のいずれか1の視覚補助装置。
  14. 【請求項14】 前記2つの接眼レンズ(2)の少なくとも一方の近くに、
    画像並びに/もしくはテキスト形式の情報を表示するためのディスプレイ(18
    )が設けられている、請求項1乃至13のいずれか1の視覚補助装置。
  15. 【請求項15】 視覚補助装置によって得られる画像が伝送され得る例えば
    ディスプレイのようなディスプレイ手段(18)が、視覚補助装置に接続されて
    いる、請求項1乃至14のいずれか1の視覚補助装置。
  16. 【請求項16】 前記ディスプレイ手段(18)は、視覚補助装置の外側に
    配置されている、請求項15の視覚補助装置。
  17. 【請求項17】 視覚補助装置によって得られる画像は、光学部材、例えば
    ビームスプリッターによって、もしくは視覚補助装置の2つの光路の少なくとも
    一方からの反射によって、ディスプレイ手段(18)へ伝送され得る、請求項1
    4もしくは15の視覚補助装置。
  18. 【請求項18】 情報を含んだビデオもしくはテキストの挿入は、管(1)
    の2つの光路中に立体的に挿入され得る、請求項1乃至17のいずれか1の視覚
    補助装置。
  19. 【請求項19】 画像もしくはテキストの一部分は、目距離と視差とによっ
    て補正された個々の画像として挿入され得る、請求項1乃至18のいずれか1の
    視覚補助装置。
  20. 【請求項20】 挿入される情報は、視覚補助装置の、観察される対物に対
    する観察角を変えることによって、選択され得る、請求項1乃至19のいずれか
    1の視覚補助装置。
  21. 【請求項21】 光学もしくは電磁気位置検出システムのような測定装置並
    びに/もしくはセンサー、あるいは、加速計もしくは角速度センサーのような慣
    性センサーが、視覚補助装置に割り当てられている、請求項1乃至20のいずれ
    か1の視覚補助装置。
  22. 【請求項22】 ビデオデータ、EKGのような、解剖学的、機能的及び技
    術的な情報が、情報として正確に所定の位置に挿入され得る、請求項14乃至2
    1のいずれか1の視覚補助装置。
  23. 【請求項23】 前記データは、医療用装置並びに/もしくは医療器具の、
    患者に対する位置の相互決定によって、挿入され得る、請求項14乃至22のい
    ずれか1の視覚補助装置。
  24. 【請求項24】 少なくとも1つのレンズシステムの光路中、もしくは接眼
    レンズ(2、71)の近くに設けられたディスプレイ(18)内に挿入される前
    記画像は、全体的なもしくは部分的な画像として表示及び決定され得る、請求項
    1乃至23のいずれか1の視覚補助装置。
  25. 【請求項25】 測定スケールが、対物レンズの中間画像面(16)へと反
    映される、請求項1乃至24のいずれか1の視覚補助装置。
  26. 【請求項26】 夫々に設定された、対物レンズの焦点距離と倍率との測定
    スケールが、選択される、請求項25の視覚補助装置。
  27. 【請求項27】 焦点距離並びに/もしくは倍率の変更は、音声に依存した
    制御方式によって制御され得る、請求項1乃至26のいずれか1の視覚補助装置
  28. 【請求項28】 視覚補助装置上には、照明された領域のサイズが視覚補助
    装置の視野に対応するように視覚補助装置の夫々の倍率に適合され得るアパーチ
    ャ角を有する光源が設けられている、請求項1乃至27のいずれか1の視覚補助
    装置。
  29. 【請求項29】 前記光源は、外部光源(29)からの光ファイバー束(2
    0)によって提供された光源である、請求項28の視覚補助装置。
  30. 【請求項30】 前記光源のアパーチャ角と、出射光の強度とは、管内もし
    くは光源並びに/もしくはシャッターに位置されたレンズシステムによって変え
    られ得る、請求項28もしくは29の視覚補助装置。
  31. 【請求項31】 光源(19)からの光は、ビームスプリッター(21)も
    しくはプリズム反転システム(21)のプリズム面によって結合され、視覚補助
    装置の光学システムによって、対物の方に出射される、請求項1乃至30のいず
    れか1の視覚補助装置。
  32. 【請求項32】 前記レンズシステムの複数の対物レンズ(70)の互いの
    距離は、複数の接眼レンズ(2)の互いの一定の距離のもとで変えられ得る、請
    求項1乃至31のいずれか1の視覚補助装置。
  33. 【請求項33】 前記複数の対物レンズ(70)の互いの距離は、レンズシ
    ステムの接眼レンズ(2)間の一定の接続部(17)によりレンズシステムを保
    持する複数の管(1)間の長さが調節可能な接続部(17)によって与えられる
    、請求項30の視覚補助装置。
  34. 【請求項34】 前記複数の対物レンズ(70)の、互いの距離は、管(1
    )を平行に調整することによって変えられることができ、また、複数の接眼レン
    ズ(2)は、管(1)上で、反対方向に調節され得る、請求項33の視覚補助装
    置。
  35. 【請求項35】 前記接眼レンズ(2)は、交換可能な接眼レンズとして形
    成され、並びに/もしくは、前記対物レンズ(70)は、交換可能な対物レンズ
    として形成されている、請求項1乃至34のいずれか1の視覚補助装置。
  36. 【請求項36】 視覚補助装置内には、自動焦点合せ手段に組合され、使用
    者の瞳孔の位置を検出するための、少なくとも1つの手段が設けられ、また、視
    覚補助装置と対物との間の距離(A)は、瞳孔の位置によって導かれる観察角で
    自動焦点合せ手段を動かすために得られる、請求項1乃至35のいずれか1の視
    覚補助装置。
  37. 【請求項37】 前記2つのレンズシステムの少なくとも一方には、フィル
    ター(28)が設けられている、請求項1乃至36のいずれか1の視覚補助装置
  38. 【請求項38】 前記フィルター(28)は、これらの駆動位置からまたは
    駆動位置へと動かされ得る、請求項37の視覚補助装置。
  39. 【請求項39】 前記少なくとも1つのレンズシステム内では、レンズシス
    テムの光路中に付加的に結合された、レーザー手段から射出されたレーザービー
    ムが、対物(30)に向けられている、請求項1乃至38のいずれか1の視覚補
    助装置。
  40. 【請求項40】 前記中間画像面へのレーザービームの結合は、位置付けマ
    ークによって与えられ、かくして、物体領域内におけるレーザービームの直径と
    位置とが、表示され得る、請求項39の視覚補助装置。
  41. 【請求項41】 視覚補助装置は、ヘッドセット(34)に取着されている
    、請求項1乃至40のいずれか1の視覚補助装置。
  42. 【請求項42】 前記ヘッドセット(34)上に、頭部の前方から後方へと
    延び、長さが変えられ得る斜め材(35)が設けられている、請求項41の視覚
    補助装置。
  43. 【請求項43】 前記ヘッドセット(34)上には、任意で、調節可能に、
    視覚補助装置の重量を全体的にもしくは部分的に均等化する、少なくとも1つの
    つりあいおもり(36)が設けられている、請求項41もしくは42の視覚補助
    装置。
  44. 【請求項44】 視域の光の安定化が、レンズシステムによって、光路に与
    えられる、請求項1乃至43のいずれか1の視覚補助装置。
  45. 【請求項45】 視域の光の安定化が、能動的なもしくは受動的な振動減衰
    として(as)成される、請求項44の視覚補助装置。
  46. 【請求項46】 視覚補助装置のためのヘッドセット(34)上に、脳の電
    流を検知する電極が設けられ、また、これら電極は、視覚補助装置の機能を制御
    するための制御部に結合されている、請求項41乃至45のいずれか1の視覚補
    助装置。
  47. 【請求項47】 前記制御部は、外部の装置、例えばロボットに結合されて
    いる、請求項46の視覚補助装置。
  48. 【請求項48】 結合が、有線放送もしくは赤外線によって成される、請求
    項47の視覚補助装置。
  49. 【請求項49】 ヘッドセット(34)上に、バイオセンサー、EEGセン
    サー並びに/もしくは皮膚の抵抗を測定して視覚補助装置の使用者のバイタルサ
    インを得るためのセンサーが設けられている、請求項1乃至48のいずれか1の
    視覚補助装置。
  50. 【請求項50】 視覚補助装置の接眼レンズ(2)上には、光学の観察装置
    、例えば眼鏡ガラスのための保持装置が設けられている、請求項1乃至49のい
    ずれか1の視覚補助装置。
  51. 【請求項51】 前記保持装置によって保持されている観察装置は、接眼レ
    ンズの近くに位置されている、請求項1乃至48のいずれか1の視覚補助装置。
  52. 【請求項52】 2つの光路のレンズシステムは、共通の管内に収容されて
    いる、請求項1乃至48のいずれか1の視覚補助装置。
  53. 【請求項53】 前記装置(45、46、47)は、物体領域(30)によ
    って反射された赤外線信号(44)のみを透過する、請求項52の視覚補助装置
  54. 【請求項54】 前記装置は、フィルター(45)である、請求項53の視
    覚補助装置。
  55. 【請求項55】 前記フィルターは、偏光フィルター(45)である、請求
    項54の視覚補助装置。
  56. 【請求項56】 前記装置は、物体領域(30)に向けられるように、自動
    焦点合せ手段(4)の受け取り部(6)上に位置されている管(47、65)で
    ある、請求項52の視覚補助装置。
  57. 【請求項57】 前記装置は、自動焦点合せ手段(4)の受け取り部(6)
    上に位置された、ルーバ(63)もしくは格子取着部(46)である、請求項5
    2の視覚補助装置。
  58. 【請求項58】 前記ルーバ(63)もしくは格子取着部(46)は、直線
    に方向付けられた、ルーバ(63)もしくは格子取着部(46)である、請求項
    57の視覚補助装置。
  59. 【請求項59】 前記ルーバもしくは格子取着部は、斜めに方向付けられた
    ルーバもしくは格子取着部である、請求項57の視覚補助装置。
  60. 【請求項60】 前記少なくとも1つのレンズシステム(51、53)の光
    路上には、透明なディスプレイ(74)が設けられ、また、仮想ディスプレイが
    、主ディスプレイ(75)からビームスプリッター(80)を介してレンズシス
    テムの光路中に映される、請求項1乃至59のいずれか1の視覚補助装置。
  61. 【請求項61】 前記ビームスプリッター(80)は、プリズム、特にポッ
    ロプリズムであるか、半透明のミラーである、請求項60の視覚補助装置。
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