JP2003515454A - 管をその端部近くで変形する方法及びこの方法の工具 - Google Patents

管をその端部近くで変形する方法及びこの方法の工具

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JP2003515454A
JP2003515454A JP2001541631A JP2001541631A JP2003515454A JP 2003515454 A JP2003515454 A JP 2003515454A JP 2001541631 A JP2001541631 A JP 2001541631A JP 2001541631 A JP2001541631 A JP 2001541631A JP 2003515454 A JP2003515454 A JP 2003515454A
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グイラン,デイデイエ
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パーカー ハニフイン ソシエテ アノニム
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D17/00Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles
    • B21D17/02Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles by pressing
    • B21D17/025Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles by pressing by pressing tubes axially
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、以下の段階からなる方法に関するもので、それは所望する最終的な外部形状に対応する型穴(22)を有する開口母型(2)に、管(6)を配置し、管の端部(16)を形状構成部材(26)に挿入し、ここで前記キャビティがベース(32)と、形状に合った側壁と、ベース(32)の逆側に開口(30)とを有し、そしてキャビティの開口と母型との間にクリアランスを残すように、管の端部(16)をキャビティ(32)のベース(32)に対して押し、本質的に軸線方向の力を管の端部(16)に供給し、力を供給する領域が管の長手軸線の周囲を回転し、それによって管を徐々に変形させ、形状構成部材のキャビティ(12)外側と母型(2)の外側に、変形された管の端部を引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、管をその端部近くで変形する方法、特に剛性管用のシールカップリ
ングを形成する方法に関するものである。またそのような方法に使用される工具
に関するものである。
【0002】 (背景技術) ここで論じられる方法は、ドイツ国特許発明明細書DE-195 26 316 C2の図2ま
たは、他にドイツ国特許出願公開明細書DE-197 57 946 A1おいて開示されている
型式のカップリングを製造するため、管を変形できるようにすることが必要であ
る。これら二つの明細書は、剛性パイプのカップリングを開示している。ナット
は、結合される管に押し入れられる。結合される管の端部は、カップリングの雄
部分に案内され、カップリングは一方でその外面に、ナットのタッピングに対応
したスクリューネジを有し、他方でその内側に、円錐形ボアを有している。管は
、外向きに変形されて、長さを制限することができる肩部を製造し、それを越え
て結合される管を雄部分に案内することができる。管の端部が雄部分に押し入れ
られると、ナットが、対応するスクリューネジにねじ込まれ、結合される剛性管
の変形部に対して直接または間接的に支持する。
【0003】 引用された明細書は、どのように管を変形させるかを示していない。それは、
実際に知られている例であり、変形させる管の端部をダイに配置させること、圧
力が管の自由端部に加えられ、その壁部を変形させること、この管を形成する材
料が、ダイを意図したハウジングに押し込むため、形成されることである。
【0004】 この装置の一つの欠点は、かなりの力を受けることができる特別丈夫な機械装
置を利用を必要とすることである。更に、管を変形させるため相当な大きさのエ
ネルギーを必要とする。
【0005】 この製造方法の別の欠点は、結合される管を形成する金属の繊維を破壊するこ
とである。ゆえに変形範囲では、この管はもろくなる。
【0006】 別の型式のカップリングに関して、管の変形が、結合される管の端部で直に行
われており、それはヘディングによって変形させる管に関する既知の実施例であ
る。特許明細書EP-0 381 603 B1は、カップリングをその様にして作る方法を説
明している。この方法は、金属の繊維に関連させて、消費エネルギーを小さくで
きるが、ドイツ国特許出願公開明細書DE-197 57 946 A1に開示されているような
カップリングを製造することはできない。
【0007】 従って本発明の目的は、管をもろくさせることなく、その自由端から多少の間
隔、変形させることができる方法を提供することである。
【0008】 最終的に、本発明は長手軸線を有する管をその端部近くで変形させる方法を目
的としており、その方法において、管が所望の最終的な外形に対応する型穴を有
した開放可能なダイに、ダイから突出する管の自由端を配置する。
【0009】 (発明の開示) 本発明によると、この方法は更に以下の段階から成る。 キャビティが端壁と、形状が管及び、所望の変形に合う側壁と、端壁に向かい
合う開口とを有し、ダイから突出する管の端部が、形成部材のキャビティに差し
入れられ、 多少のクリアランスをキャビティの開口とダイとの間に残すように、管の端部
をキャビティの端壁に対して押し、 本質的に軸線方向の力を形成部材を介して管の端部に加え、力の加わる領域が
、管の長手軸線の周囲を回転し、管を徐々に変形させ、 変形された管の端部を形成部材のキャビティから及び、ダイから引き出す。
【0010】 変形を行わせる力が、同時に管の全体の周縁に対し与えられないことにより、
この管を作る金属の繊維を破壊することなく、徐々に変形させる。管がキャビテ
ィに差し入れられると、変形が制御される。このキャビティの形状を合わせるこ
とによって、管の自由端から測られた予定の長さを越える管の一部分を、変形し
ないようにしておくことができる。
【0011】 管の軸の周囲を回転させることによって、力を局所的に管に加える様々な考え
られ得る方法がある。例えば、形成部材の一方の壁に、壁に沿って且つ変形させ
る管の軸の周囲で円を描くように回転することによって作用するプレスローラー
を有することが、考えられる。
【0012】 本発明による方法の一つの利点に関して、形成部材が、例えば管の軸線に関し
て傾斜し、且つだいたい管の軸線と交わる長手軸線を有する工具に組み込まれ、
本質的に工具を回転させて、管の軸線に関して軌道動作させ且つ、工具とダイを
互いに近づけることによって、力が管の端部に加えられる。
【0013】 この実施例では、キャビティの回転軸線と管の軸線との間の角度が2°〜5°の
間である。
【0014】 また、管の端部が工具のキャビティに差し入れられる時、変形させる管の内壁
に載架するようにダイバーを、管の内壁に差し入れる。そして管の内側は、管が
変形され、それと同時に形成される。
【0015】 本発明による方法の別の実施例において、キャビティの長手軸線が、管の長手
軸線にだいたい対応するように、形成部材を管の端部に配置し、外部工具が形成
部材の逆の面に対して押す。すなわちキャビティが作られる面へ押す。
【0016】 この場合、外部工具が有利には管の長手軸線に関して傾斜する軸線を具備した
工具であり、この工具をダイへ向かう移行動作と組み合わさせて、管の長手軸線
に関する軌道動作させる。
【0017】 また本発明は、本発明による変形方法を実施する工具に関連している。この工
具は、だいたい円筒状構成要素の形をして、その端部に回転軸線を有し、且つ横
平面にだいたい配置された端壁と、端壁の近くにあって、その端壁から離れる方
向に細くなる円錐状領域を有する、開口キャビティが作られる。キャビティは、
例えばその開口端部に、第一円錐状領域に接続し、開口端部に向かって広がる第
二円錐状領域を有する。
【0018】 変形させる管の外面上に環状の膨らみまたはリブを作るため、有利にはキャビ
ティが、環状溝を有し得る。同様に環状溝を変形させる外面に作るため、有利に
はキャビティが、環状リブ有する。
【0019】 本発明による方法を実行するため使用される別の型式の工具は、だいたい円筒
状の構成要素を備え、その端部に回転軸線を有し、且つだいたい横平面に配置さ
れた端壁及び、端壁の近くに円錐形領域を有する開口キャビティが作られており
、またキャビティの横軸線に関して回動するように装着されるダイバーを備える
。そのダイバーが、変形中に管を内側から形作る。
【0020】 この型式の工具の好ましい一実施例では、キャビティが管状部材に作られ、そ
の中にダイバーが適合するようになっており、キャビティの端壁が、ダイバーの
ベースによって形成され、それら二つの部分は、だいたい円筒形状をし、端壁及
びその逆側の端部に開口を有したハウジングに装着される。
【0021】 (発明を実施するための最良の形態) ともかく、本発明は以下の説明と、本発明による方法の数個の実施例の選択的
な形式及び、それら選択的な形式に利用される数個の工具を、それに限定しない
一例として示した添付図面を参照することによって、明確に理解されるであろう
【0022】 図1〜図4は、二つの顎部4を具備した開放可能なダイ2を示している。それ
ら二つの顎部4の間に、管6が取り付けることができる。この管は、その自由端
部がダイ2から突出するように配置されている。また、これらの図面では、工具
8が前面10を有し、そこにキャビティ12が作られている。
【0023】 管6は、円筒状金属管である、それは対称長手軸線14を有している。
【0024】 ダイ2は、管6が変形され、また変形管の形状を部分的に決定する間、管6を
保持することを目的としている。ダイ2を形成する二つの顎部4は、示されてい
ない手段により互いに押され、それに関しては本技術に精通した者にとって公知
である。従って、顎部は管6を適所に挟んで、保持する、管6の自由端部16は
、ダイ2から突出し、管6がダイ2から出る領域で、管6は変形される。
【0025】 顎部4は、変形させる管の外面にだいたい対応する窪み18を有している。窪
み18の大きさは、管6を良好に挟むことができるように適している。ダイの面
20において、それから管の自由端部16が突出しており、補助的な溝22が各
顎部4に作られている。この溝22の形状は、製造される変形部に適合するよう
になっている。
【0026】 工具8は、スピンドル24を備え、スピンドルの端部に形成部材26が固定さ
れている。キャビティ12は形成部材26で作られる。スピンドル24及び形成
部材26は、だいたい円筒状外形のエンベロープを具備した二つの部分であり、
それは個々に回転の共通軸線28を有している。この軸線28は、管の軸線14
と交わっており、管の軸線に関して約4°傾斜する。
【0027】 キャビティ12は、前面10に開口30を有している。開口30の逆側では、
キャビティ12が軸線28に関してだいたい横向きの端壁32を有し、端壁と同
じ端部では、キャビティ12が円錐形面34を有している。コーン形円錐台が、
開口30に向かって細くなっている。そしてこの開口30の前で、キャビティ1
2の領域が再び広がる。従ってキャビティ12は細い部分36を有している。開
口30と同じ端部において、このキャビティ12の広がりは、別のコーン形の角
度を成す二つの円錐形領域の形をしている。
【0028】 図1は、単に本発明による方法を実行するため利用される種々の部品を示して
いる。図2には見て明らかなように、工具とダイとの間で相対的な動作を行って
いる。ここではダイ2が、静止していると仮定し、その間に工具8が管6の軸線
14と平行な方向に移行して、移動することができる。従って、工具8はダイ2
に近づけられ、管6の自由端部16が、形成部材26のキャビティ12に入る。
そして工具8は、管の軸線14の周囲を回転させられる。そして工具を、管6に
関して軌道動作させる。工具の軸線28は管2の軸線16の周囲でコーンを描く
。この回転動作は、管6の軸線によってもたらされる方向の移行動作と組み合わ
さる。工具8を運転する工具ホルダーは、図面に示されていない。その様な工具
ホルダーは、その技術に精通した者にとっ既知である。ここで、フランス国明細
書FR-2 660 219に記載されたものと同じ型式のヘディング機を使用する。
【0029】 工具8がダイ2に近づくように移動させられると、管の自由端部16が、キャ
ビティの端壁32に対して当接する。キャビティ12の深さ及び、ダイから突出
する管の長さは、管の端部16がキャビティの端部32に対して当接する時、工
具の前面10とダイの面20との間の空間があるようになっている。工具を、そ
の軌道動作及びその移行動作により、管6を変形するように運転するため、構成
されている。これら二つの動作の組み合わせによって、工具8が管6、特にその
自由端部16に、だいたい軸線方向の力を加える。この力は、管の全周縁には掛
からないが、局所的に掛かる。この力の供給領域は、工具8と共に回転する。従
って、管の周縁の周りを移動する力が生じる。これによって、管を作る材料によ
って、粗くない“柔らかな”変形を行うことができ、金属の繊維を破壊しない。
【0030】 キャビティ12の円錐台形帯34は、工具8が回転すると、管6の自由端部1
6は変形しないようになっている。管6の変形が、キャビティの細い部分36で
始まる。工具8が管6の材料を、顎部4に作られた溝22へ押し戻す。同時に細
い部分36と開口との間に位置するキャビティの一部分は、管の外側を所望の形
状にする形をしている。図4に示したように工具8はダイ2の面20に対して密
着する。管の変形が完成する。そして管の自由端部16は、キャビティ12から
引き出され、顎部4が開かれる。そうして管が解放される。
【0031】 図5は、図1〜図4に図示された方法によって変形された管と、製造されるカ
ップリングを示している。このカップリング内に、変形された管6と、ナット3
8と、円錐状内面42を有するネジ付きニップル40と、シール44を見ること
ができる。これら種々の部分は、この技術に精通した者にとって既知であり、規
格化されている。従ってここでは、それらについて詳しく記載しない。管を顎部
4の溝22に据えることによって得られる外部の膨らみ46は、ナット38の端
部で肩部として作用する。形成部材26によって外側から形成された領域が、シ
ール44のための支持部として作用する。シールは、ニップル40の前面に対し
て当接している。
【0032】 図6は、工具8の別の形態を示している。従って、管6を異なる方法で変形す
ることができる。ここでは、開口30と細い部分36との間に位置する孔の領域
で、キャビティが、管6の外面上に溝を作ることを目的とした環状リブ48を有
している。この溝50は、Oリングシール52を受け入れることを目的としてい
る。管を変形する方法は、前記と同一である。従って、図面は単に図4に示され
ている段階に対応したこの方法の段階を示している。
【0033】 同様に図8は、図4に示されている段階に対応した変形方法の段階を表してい
る。ここで、細い部分36と開口30との間に位置するキャビティの領域は、溝
54を有している。この溝54は、管の外面上に第二の膨らみ56を作ることが
可能である。図9に示されているように、また第一の膨らみ46及び第二の膨ら
み56がある。第二の膨らみ56は、ニップル40の円錐状面42の領域に配置
されている。Oリングシール52が、二つの膨らみ46と56との間に配置され
ている。そして、ここでシールが円錐状面42で行われる。
【0034】 図10〜図13は、図1〜図4を参照して説明される変形方法の別の形態を図
示している。これらの図面で見ることができるように、ここで使用される工具は
、図1〜図4、図6及び図8に示されている工具とは明らかに異なっている。主
に形成部材126がまたあって、そこにキャビティ112が形成されている。し
かしキャビティの中心に、横軸160の周囲を回動するように装着されたダイバ
ー158がある。形成部材126及びダイバー158は、支持部162に形成さ
れたハウジングに装着されてる。この支持部はそれ自体が、スピンドル124に
装着されている。スピンドル124及び支持部162は、共通の回転軸線128
を有している。ダイ2の側部には、また幾つかの要素がある。ダイに関して図1
0〜図13に示されている相違点は単に、少し異なる形状をした溝に関連する。
前記の方法に関して、管6の軸線14が、工具の軸線128と交わっており、軸
線14と軸線128との間に形成される角度が、約4°である。
【0035】 変形の方法は以下の通りである。
【0036】 図10に示されている第一段階の間、工具がダイ2に近づくように移動する。
従って、管6の軸線によって与えられる方向に、移行動作をする。この接近動作
の間、工具も上記で説明したように軌道動作され得る。従って工具の軸線128
は、管の軸線14の周囲でコーンを描く。図10で見ることができるように、ダ
イバーが管6の内壁に対して押す。このダイバーの先端の縁が円形であり、簡単
に管6へ挿入できるようになっている。接近動作が続くと、ダイバー158が、
その軸線160の周囲を回動し、管6に入る。形成部材126とダイバー158
との間の接触領域は、だいたい球形である。バネ164は、形成部材をダイバー
上の適所に保持する。
【0037】 ダイバーが、図11に示されているように管6に挿入されて、工具がダイに近
づく接近動作が続くと、管6の壁が、キャビティ112の端壁に対して密着する
ようになる。ここで、キャビティ112の側壁がダイバー158のベースによっ
て形成されている。このことは図12に示されている。工具の接近動作は、その
軌道動作と組み合わさって続く。そして上記で説明したように、だいたい軸線方
向の力が、管の自由端部に供給される。この力が、局所的に管の周縁部で回転を
与えられる領域に加えられる。しかし、ここでは外壁による変形に加え、ダイバ
ーを使用して、管の内部を形作る。従って、変形領域における管の厚さを、完全
に制御することが可能である。
【0038】 変形させると、工具がダイから離れ、ダイの顎部4が開いて変形された管を解
放する。そして、この管は例えば図14に示されているようなカップリングを製
造するために使用される。ここでは、ナット138がネジ付きニップル140と
連結している。当然、ナット138は管を変形させる前に、管6上に装着される
。このカップリングでは、管6も膨らみ146を有し、それに対してナット13
8の端部が当接する。この膨らみ146の領域では、管の厚さを増やしており、
それはダイバー158を使用して行うことができる。
【0039】 図5は、工具の実施例の別の形態をより詳しく且つ拡大して、図10〜13に
図示されている。ここでも形成部材126及びダイバー158がある。これら二
つの部分は、支持部材162に収容されている。支持部材はスピンドル124の
端部に装着されている。静止位置で、この組立体は回転軸線128を有する。
【0040】 ダイバーは、平坦底部166を具備したドーム形ベースを有している。支持部
材162はポットの形状をしている。ダイバーの平坦底部166は、支持ピース
162の内端壁に載架される。ダイバー158のベースが、(組立体が静止位置
にある時)軸線128に沿って延びる円錐台形の突出部を有している。その端部
において、この円錐形突出部が環状リブを有しており、その形状は管6の内側を
所望の形状に合わせる。従って、ダイバーのベースと円錐台形突出部との間の移
行部が、ダイバーの関節結合の軸160である。この軸は、工具の軸線128に
関して横向きである。
【0041】 形成ピース126は、ここでは管状部材である。それはリング手段で、ダイバ
ー158を覆っている。ダイバーのベースに、形成部材126が接触している。
接触面は、だいたい球面である。その面が。ダイバーを形成部材126を回動さ
せることなく、回動させられる。ダイバーの円錐台形には、ダイバーと形成部材
との間にクリアランスが残る。このクリアランスは、変形させる管の壁部を通す
ことを目的としている。形成部材126の外面は、だいたい円筒状である。それ
はポット形状をした支持部材162の内壁に合致する。弾性リング168は、ダ
イバー158及び、支持部材162におけるリング126によって形成された組
立体を保持する。
【0042】 図16は、管6をその自由端部16で、変形させるために使用することができ
る工具の別の形態を示している。ここで、ダイ2は変化しないままである。ダイ
は、二つの顎部4と、変形させる管6が突出する面20と、管を収納するハウジ
ングを有している。また溝22は、管の壁を変形させるために備えられる。
【0043】 ここで、工具は二つに分かれた部分、すなわち形成ソケット226と傾斜した
平坦なダイバー270とで作られている。
【0044】 形成部材126は、その一方の端部が閉じたソケットの形をしている。ゆえに
この形成部材は、キャビティ212を有する。このキャビティは、管及び任意に
変形する管に合わせた形状をしている。形成部材226は、回転軸線を有する。
形成部材が管6の自由端部16上の適所にある時、この回転軸線は管の軸線14
と一致する。面に対して逆側でキャビティ212が開いており、形成部材が横向
きの平坦な端壁272を有する。
【0045】 傾斜する平坦なダイバーは、軸線228のスピンドル224を備えている。こ
の軸線228は、管の軸線14と交わっており、この軸線に関して傾斜する。図
ピンドル224の端部に装着されるダイバーヘッド274は、平坦で円錐状の前
面276を有している。コーン角度は、前面が管の軸線14と平行な隆起部27
8を成す。
【0046】 管を変形するため、形成部材226が、管6の自由端部において適所に設けら
れる。この形成部材は、ダイ2に接続され得る。この接続は、形成部材226を
軸線14に沿って移行変位させる。管の自由端部16は、形成部材226のキャ
ビティ212の端壁に対して載っている。傾斜した平坦なダイバーを、軌道動作
させる。管の自由端部16は、形成部材226におけるキャビティ212の端壁
に載架する。傾斜した平坦なダイバーを、軌道動作させる。従って、その軸線2
28は、軸線14の周囲でコーンを描く。このダイバー270も軸線14によっ
て示されている方向で、ダイ2の向きに軌道動作させられる。ダイバー270が
、その前面を介し、形成部材226の端壁272に対して押す。この動作中は、
常に隆起部278が形成部材226の端壁272と接触する。接触線が、軸線1
4の周囲を回転する。ダイバー270が、形成部材226にだいたい軸線方向の
力を加える。この力は、全体的に管16に伝わる。管が端壁272と接触する隆
起部278の角位置に置かれる。ダイバー270が軌道動作する間、力の供給領
域が、管の自由端部の周縁部の周囲を移動する。所望の変形がされると、ダイバ
ー及び形成部材226が引き出され、変形された管が、ダイ2を開けることによ
って、解放される。
【0047】 上記で説明された全ての方法は、管をその自由端部の近くで変形させることが
できる。これらの方法は、管を変形させるエネルギーが、その様な変形を行うた
め従来技術の方法により使用されるエネルギーよりも少ないので、経済的な方法
である。加えてこれらの方法は、金属管に関して、金属繊維を破壊することなく
変形させることができる。この結果、変形の領域において、管がもろくならない
。管の丈夫さ及び剛性が、その全長にわたって一定のままである。
【0048】 言うまでもなく、本発明は制限にならない例によって上記で説明された方法、
または同じく制限するものでない一例として説明した工具に限定されるものでな
く、一方で請求項の内容の範囲内にあたる別の変形例の全てを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 管をその一方の端部の近くで変形する方法の段階を示した概略図。
【図2】 管をその一方の端部の近くで変形する方法の段階を示した概略図。
【図3】 管をその一方の端部の近くで変形する方法の段階を示した概略図。
【図4】 管をその一方の端部の近くで変形する方法の段階を示した概略図。
【図5】 図1〜図4で図示された変形によるカップリングを示した断面図。
【図6】 異なる工具を利用した同一の方法を示した図4に対応する図。
【図7】 図6において示されるように変形された管を利用するカップリングを示した断
面図。
【図8】 別の選択形態の実施例に関する図4に対応した図。
【図9】 図8に示されている管によって得られるカップリングの断面図。
【図10】 本発明による方法の別の形態を示した図。
【図11】 本発明による方法の別の形態を示した図。
【図12】 本発明による方法の別の形態を示した図。
【図13】 本発明による方法の別の形態を示した図。
【図14】 図10〜図13で図示された方法によって変形された管を有するカップリング
を示す断面図。
【図15】 図10から13に関する工具の別形態の実施例を示した拡大図。
【図16】 本発明による工具の別形態の実施例に関して図15に対応する図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手軸線(14)を有する管(6)を、その端部(16)で
    変形する方法であり、管(6)が所望の最終的な外部形状に対応する型穴(22
    )を有した開放可能なダイ(2)に配置され、その際に管の自由端部(16)が
    ダイ(2)から突出するような変形方法において、 キャビティ(12;112;212)が端壁(32)と、側壁の形状が管及び、
    所望の変形に合う形状の側壁と、端壁(32)に向かい合う開口(30)とを有
    し、ダイ(2)から突出する管の端部(16)が、形成部材(26;126;2
    26)のキャビティ(12;112;212)に差し入れられ、 管の端部(16)をキャビティ(12;112;212)の端壁(32)に対し
    て押して、キャビティの開口とダイとの間に多少のクリアランスを残し、 本質的に軸線方向の力を形成部材(26;126;226)を介して、管の端部
    (16)に加え、力の供給領域が、管の長手軸の周囲を回転し、管を徐々に変形
    させ、 変形された管の端部を形成部材のキャビティ(12;112;212)から及び
    、ダイ(2)から引き出す、 段階から成ることを特徴とする変形方法。
  2. 【請求項2】 形成部材(26;126)が、例えば管の軸線に関して傾斜
    し、且つ管の軸線と交わる長手軸線(28;128)を有する工具(8)に組み
    込まれ、本質的に軸線方向の力が、工具を回転させ且つ、同時に工具(8)とダ
    イ(2)を互いに近づけることによって加えられ、その工具を管の軸線に関して
    軌道動作させることを特徴とする請求項1に記載の変形方法。
  3. 【請求項3】 キャビティの回転軸線(28;128)と管の軸線(14)
    との間の角度が、2〜5°の間であることを特徴とする請求項2に記載の変形方法
  4. 【請求項4】 管の端部(16)が工具のキャビティ(112)に差し入れ
    られる時、変形させる管(6)の内壁に載架するように、ダイバー(158)を
    、管の内壁に差し込まれることを特徴とする請求項2または3に記載の変形方法
  5. 【請求項5】 キャビティ(212)の長手軸線が、管の長手軸線(14)
    にだいたい対応するように、形成部材(226)を管の端部(16)に配置し、
    外部の工具(270)が形成部材(226)の逆の面(272)に対して押す、
    すなわちキャビティ(212)が作られた面へ押すことを特徴とする請求項1に
    記載の変形方法。
  6. 【請求項6】 外部の工具が有利には管の長手軸線(14)に関して傾斜す
    る軸線(228)を有した工具(270)であり、この工具を管の長手軸線に関
    する軌道動作させ、ダイへ向かう移行動作と組み合わされることを特徴とする請
    求項5に記載の変形方法。
  7. 【請求項7】 だいたい円筒状構成要素の形をして、回転軸線(28)を有
    し、且つ横平面にだいたい配置された端壁(32)と、端壁(32)の近くの円
    錐状領域(34)を有し、その壁から離れる方向に細くなる開口キャビティ(1
    2)を端部に作ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の工具。
  8. 【請求項8】 キャビティ(12)が、その開口端部(10)に、第一円錐
    状領域に接続し、開口端部(10)の方向へ広がるダイに円錐状領域を有するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の工具。
  9. 【請求項9】 キャビティ(12)が、環状溝(54)を有することを特徴
    とする請求項7または8に記載のツール。
  10. 【請求項10】 キャビティ(12)が、環状リブ(48)を有することを
    特徴とする請求項7から8のいずれか一項に記載の工具。
  11. 【請求項11】 端部に回転軸線(128)を有し、且つだいたい横平面に
    配置された端壁及び、端壁の近くに円錐形領域を有する開口キャビティ(112
    )が作られた、だいたい円筒状の構成要素を備え、またキャビティの横軸線(1
    60)に関して回動するように装着されるダイバー(158)を備えることを特
    徴とする請求項4に記載の変形方法を実行する工具。
  12. 【請求項12】 キャビティが管状部材(126)に作られ、その中にダイ
    バー(158)が適合し、キャビティの端壁がダイバーのベースによって形成さ
    れ、それら二つの部分が、だいたい円筒形状をし、端壁及びその逆側の端部に開
    口を有したハウジングに装着されることを特徴とする請求項11に記載の工具。
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