JP2909025B2 - 鍛造成形方法およびその装置 - Google Patents
鍛造成形方法およびその装置Info
- Publication number
- JP2909025B2 JP2909025B2 JP24670096A JP24670096A JP2909025B2 JP 2909025 B2 JP2909025 B2 JP 2909025B2 JP 24670096 A JP24670096 A JP 24670096A JP 24670096 A JP24670096 A JP 24670096A JP 2909025 B2 JP2909025 B2 JP 2909025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- rotating
- work
- forging
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Forging (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍛造成形方法およ
びその装置に関し、一層詳細には、例えば、歯車の如き
ワークを成形装置に該ワークと該成形装置の位相を合わ
せて載置し、ワークに鍛造成形する方法およびその装置
に関する。
びその装置に関し、一層詳細には、例えば、歯車の如き
ワークを成形装置に該ワークと該成形装置の位相を合わ
せて載置し、ワークに鍛造成形する方法およびその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯車の如きワークを成形するため
の鍛造成形方法および装置が、例えば、特開昭63−1
20958号公報に開示されている。この技術的思想で
は、複数のダイを歯車の軸心に向かうように下型に嵌挿
支持し、上型の下降作用下にカムが前記ダイの後端部を
押圧し、該ダイの先端にて素材に所定の逆テーパスプラ
イン溝を成形する。
の鍛造成形方法および装置が、例えば、特開昭63−1
20958号公報に開示されている。この技術的思想で
は、複数のダイを歯車の軸心に向かうように下型に嵌挿
支持し、上型の下降作用下にカムが前記ダイの後端部を
押圧し、該ダイの先端にて素材に所定の逆テーパスプラ
イン溝を成形する。
【0003】また、特開平4−135030号公報に開
示された技術的思想では、下型のほぼ中央部に上下動可
能なスリーブが配置され、そのスリーブの下部に連結さ
れた第1の押下げ部材が下型の外周部に上型に向かって
突出して配置される。スリーブの内部に加工素材を挿入
することにより、該加工素材を所定の位置に設置する。
上型を下降させると、該上型に設けられた第2の押下げ
部材が前記第1の押下げ部材を押し下げることにより、
スリーブが下降し、加工素材は型の内面形状に従って鍛
造される。
示された技術的思想では、下型のほぼ中央部に上下動可
能なスリーブが配置され、そのスリーブの下部に連結さ
れた第1の押下げ部材が下型の外周部に上型に向かって
突出して配置される。スリーブの内部に加工素材を挿入
することにより、該加工素材を所定の位置に設置する。
上型を下降させると、該上型に設けられた第2の押下げ
部材が前記第1の押下げ部材を押し下げることにより、
スリーブが下降し、加工素材は型の内面形状に従って鍛
造される。
【0004】さらに、実開昭62−193938号公報
には、上型と下型に、それら両型が合体したときに横方
向で且つ外周から中心へ向かう複数の空洞部が画成さ
れ、前記上型と下型とによって挟持されたワークに溝成
型用ダイスが前記空洞部を摺動することにより、ワーク
の外周にボール溝を形成するレブロジョイント用インナ
レースの成形装置が開示されている。
には、上型と下型に、それら両型が合体したときに横方
向で且つ外周から中心へ向かう複数の空洞部が画成さ
れ、前記上型と下型とによって挟持されたワークに溝成
型用ダイスが前記空洞部を摺動することにより、ワーク
の外周にボール溝を形成するレブロジョイント用インナ
レースの成形装置が開示されている。
【0005】これらの従来技術に係る鍛造成形方法およ
び装置では、金型にワークを載置する際、前工程の装置
から搬送されたワークの位相を位相合わせ装置で金型の
位相と一致させる工程が必要であり、その後、搬送装置
を介してワークを金型に搬送載置している。
び装置では、金型にワークを載置する際、前工程の装置
から搬送されたワークの位相を位相合わせ装置で金型の
位相と一致させる工程が必要であり、その後、搬送装置
を介してワークを金型に搬送載置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の鍛造成形方法および装置では、ワークの位相を合
わせる工程が必要なため、製造時間が増加するという欠
点がある。また、位相合わせ装置と搬送装置との誤差等
により、ワークと金型との位相に誤差が生じ、ワークが
鍛造成形されると、ワークに欠肉部等の不良が発生する
懸念がある。
従来の鍛造成形方法および装置では、ワークの位相を合
わせる工程が必要なため、製造時間が増加するという欠
点がある。また、位相合わせ装置と搬送装置との誤差等
により、ワークと金型との位相に誤差が生じ、ワークが
鍛造成形されると、ワークに欠肉部等の不良が発生する
懸念がある。
【0007】本発明は前記の課題を解決すべくなされた
ものであって、位相合わせ工程やその装置が不要とな
り、製造時間を短縮することが可能で、ワークと金型と
の位相に誤差が生じる懸念のない鍛造成形方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。
ものであって、位相合わせ工程やその装置が不要とな
り、製造時間を短縮することが可能で、ワークと金型と
の位相に誤差が生じる懸念のない鍛造成形方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ワークを第1の型に載置する工程と、
前記第1の型に対して第2の型を相対的に接近させ、該
第2の型に設けられた第3の型を前記ワークに当接させ
る工程と、前記第3の型を回転させることによりワーク
を回転させて該ワークと前記第1の型との位相を合わせ
る工程と、前記第1の型と前記第2の型とのさらなる相
対的な変位作用下に前記第1の型、前記第2の型および
前記第3の型により前記ワークを押圧して鍛造成形する
工程と、を有することを特徴とする。
めに、本発明は、ワークを第1の型に載置する工程と、
前記第1の型に対して第2の型を相対的に接近させ、該
第2の型に設けられた第3の型を前記ワークに当接させ
る工程と、前記第3の型を回転させることによりワーク
を回転させて該ワークと前記第1の型との位相を合わせ
る工程と、前記第1の型と前記第2の型とのさらなる相
対的な変位作用下に前記第1の型、前記第2の型および
前記第3の型により前記ワークを押圧して鍛造成形する
工程と、を有することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、位相合わせ装置によって
ワークと金型との位相あわせをしてからワークを搬送す
る工程が不要となり、製造時間が短縮されて好適であ
る。
ワークと金型との位相あわせをしてからワークを搬送す
る工程が不要となり、製造時間が短縮されて好適であ
る。
【0010】この場合、前記第3の型を回転させて前記
ワークと前記第1の型との位相を合わせる工程が、前記
ワークを回転させることによって、該ワークに形成され
ている凹凸形状を前記第1の型の成形面を形成する凸凹
形状に係合させる工程であると、ワークと第1の型との
位相を正確に合わせることができ、好適である。
ワークと前記第1の型との位相を合わせる工程が、前記
ワークを回転させることによって、該ワークに形成され
ている凹凸形状を前記第1の型の成形面を形成する凸凹
形状に係合させる工程であると、ワークと第1の型との
位相を正確に合わせることができ、好適である。
【0011】また、この場合、前記第3の型を回転させ
て前記ワークと前記第1の型との位相を合わせる工程
が、前記第3の型が前記第2の型に対して相対的に変位
することにより、前記第3の型の外周に形成された螺旋
状の突部が前記第2の型の孔部を構成する壁部に形成さ
れた螺旋溝に係合して該第3の型を回転させる工程であ
ると、簡易な構成でワークを回転させて金型との位相を
合わせることができ、好適である。
て前記ワークと前記第1の型との位相を合わせる工程
が、前記第3の型が前記第2の型に対して相対的に変位
することにより、前記第3の型の外周に形成された螺旋
状の突部が前記第2の型の孔部を構成する壁部に形成さ
れた螺旋溝に係合して該第3の型を回転させる工程であ
ると、簡易な構成でワークを回転させて金型との位相を
合わせることができ、好適である。
【0012】また、前記第3の型を回転させて前記ワー
クと前記第1の型との位相を合わせる工程は、前記第3
の型が前記第2の型に対して相対的に変位することによ
り、前記第2の型の孔部を構成する壁部に形成された螺
旋状の突部が前記第3の型の外周に形成された螺旋溝に
係合して該第3の型を回転させる工程であってもよい。
クと前記第1の型との位相を合わせる工程は、前記第3
の型が前記第2の型に対して相対的に変位することによ
り、前記第2の型の孔部を構成する壁部に形成された螺
旋状の突部が前記第3の型の外周に形成された螺旋溝に
係合して該第3の型を回転させる工程であってもよい。
【0013】また、本発明は、第1の型と、前記第1の
型に接近、離間可能に設けられた第2の型と、前記第2
の型に設けられた第3の型と、前記第3の型を回転させ
る回転手段と、を備え、前記第2の型および第3の型を
前記第1の型に相対的に接近させて前記第3の型を前記
ワークに当接させ、前記第3の型を回転させることによ
り前記ワークを回転させて該ワークと前記第1の型との
位相を合わせることを特徴とする。
型に接近、離間可能に設けられた第2の型と、前記第2
の型に設けられた第3の型と、前記第3の型を回転させ
る回転手段と、を備え、前記第2の型および第3の型を
前記第1の型に相対的に接近させて前記第3の型を前記
ワークに当接させ、前記第3の型を回転させることによ
り前記ワークを回転させて該ワークと前記第1の型との
位相を合わせることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、ワークは第1の型に載置
され、第2の型および第3の型が前記第1の型に接近し
て該第3の型が前記ワークに当接する。回転手段を付勢
して前記第3の型を回転させると、該第3の型の回転に
伴って前記ワークが回転し、該ワークと前記第1の型と
の位相が合う。前記ワークの回転はこの位置で停止し、
前記第1の型と第2の型および第3の型の変位作用下に
該ワークは鍛造成形される。
され、第2の型および第3の型が前記第1の型に接近し
て該第3の型が前記ワークに当接する。回転手段を付勢
して前記第3の型を回転させると、該第3の型の回転に
伴って前記ワークが回転し、該ワークと前記第1の型と
の位相が合う。前記ワークの回転はこの位置で停止し、
前記第1の型と第2の型および第3の型の変位作用下に
該ワークは鍛造成形される。
【0015】この場合、前記回転手段が、前記第3の型
の外周に形成された螺旋状の突部と、前記第2の型の孔
部を画成する壁部に設けられた螺旋溝とからなり、前記
第3の型が前記第2の型に対して変位すると、前記突部
が前記螺旋溝に係合して該第3の型を回転させることが
でき、回転駆動手段が簡易に構成され、好適である。
の外周に形成された螺旋状の突部と、前記第2の型の孔
部を画成する壁部に設けられた螺旋溝とからなり、前記
第3の型が前記第2の型に対して変位すると、前記突部
が前記螺旋溝に係合して該第3の型を回転させることが
でき、回転駆動手段が簡易に構成され、好適である。
【0016】また、前記回転手段は、前記第2の型の孔
部を構成する壁部に形成された螺旋状の突部と、前記第
3の型の孔部を画成する壁部に設けられた螺旋溝とから
なり、前記第3の型が前記第2の型に対して変位する
と、前記突部が前記螺旋溝に係合して該第3の型を回転
させることができ、好ましい。
部を構成する壁部に形成された螺旋状の突部と、前記第
3の型の孔部を画成する壁部に設けられた螺旋溝とから
なり、前記第3の型が前記第2の型に対して変位する
と、前記突部が前記螺旋溝に係合して該第3の型を回転
させることができ、好ましい。
【0017】さらにこの場合、前記第2の型に孔部が設
けられ、該孔部には弾性部材が配設され、該弾性部材は
前記第3の型を前記第1の型の方向に付勢すると、第3
の型はワークに良好に当接して回転手段の回転力をワー
クに伝達することができ、一層好適である。
けられ、該孔部には弾性部材が配設され、該弾性部材は
前記第3の型を前記第1の型の方向に付勢すると、第3
の型はワークに良好に当接して回転手段の回転力をワー
クに伝達することができ、一層好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る鍛造成形装置につい
て、それを実施する方法との関係において好適な実施の
形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
て、それを実施する方法との関係において好適な実施の
形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
【0019】図1において、参照符号10は、本実施の
形態に係る鍛造成形装置を示す。この鍛造成形装置10
は、下型取付部材12と、該下型取付部材12に対して
接近離間可能に構成される上型取付部材14とを備え
る。前記下型取付部材12の上部には下ダイホルダ16
が固着され、該下ダイホルダ16には孔部18が画成さ
れる。該孔部18を構成する壁部には周回する溝部20
が画成されている。前記孔部18の内部には前記下型取
付部材12に当接して台座22が固着され、該台座22
の中央には孔部24が画成される。該孔部24には円柱
状に形成された下ポンチ26が挿入され、該下ポンチ2
6の上部には縮径部28が突出形成される。前記台座2
2の上部には保持部材30が固着され、該保持部材30
には前記下ポンチ26が挿通される孔部32が画成され
る。前記台座22の上部には前記保持部材30を囲繞し
てリング部材34が固着されている。
形態に係る鍛造成形装置を示す。この鍛造成形装置10
は、下型取付部材12と、該下型取付部材12に対して
接近離間可能に構成される上型取付部材14とを備え
る。前記下型取付部材12の上部には下ダイホルダ16
が固着され、該下ダイホルダ16には孔部18が画成さ
れる。該孔部18を構成する壁部には周回する溝部20
が画成されている。前記孔部18の内部には前記下型取
付部材12に当接して台座22が固着され、該台座22
の中央には孔部24が画成される。該孔部24には円柱
状に形成された下ポンチ26が挿入され、該下ポンチ2
6の上部には縮径部28が突出形成される。前記台座2
2の上部には保持部材30が固着され、該保持部材30
には前記下ポンチ26が挿通される孔部32が画成され
る。前記台座22の上部には前記保持部材30を囲繞し
てリング部材34が固着されている。
【0020】前記下ダイホルダ16には前記溝部20に
嵌合するフランジ部36が形成されたリング状の取付部
材38が設けられている。該取付部材36の内部には内
方に突出するフランジ部40が形成され、該フランジ部
40には支持部材42の外周に形成されたフランジ部4
4が係合して該支持部材42が抜け止めされる。該支持
部材42の下部に段部46が形成され、該段部46は前
記保持部材30に係合する。前記支持部材42には孔部
48が画成され、該孔部48には下型(第1の型)50
が挿入される。該下型50の中央部には孔部52が画成
され、該孔部52には前記下ポンチ26が挿通される。
前記孔部52を形成する壁部の上方には成形面54が形
成され、該成形面54の上方には、図4に示すように、
複数の歯部成形部56が形成される。
嵌合するフランジ部36が形成されたリング状の取付部
材38が設けられている。該取付部材36の内部には内
方に突出するフランジ部40が形成され、該フランジ部
40には支持部材42の外周に形成されたフランジ部4
4が係合して該支持部材42が抜け止めされる。該支持
部材42の下部に段部46が形成され、該段部46は前
記保持部材30に係合する。前記支持部材42には孔部
48が画成され、該孔部48には下型(第1の型)50
が挿入される。該下型50の中央部には孔部52が画成
され、該孔部52には前記下ポンチ26が挿通される。
前記孔部52を形成する壁部の上方には成形面54が形
成され、該成形面54の上方には、図4に示すように、
複数の歯部成形部56が形成される。
【0021】前記上型取付部材14の下部には、図1に
示すように、上ダイホルダ60が固着される。該上ダイ
ホルダ60には孔部62が画成され、該孔部62には台
座64が嵌入する。前記上ダイホルダ60の下部にはリ
ング状に形成された押え部材66がねじ68によって固
着される。該押え部材66の内部には内方に突出したフ
ランジ部70が形成され、該フランジ部70にはリング
部材72a、72bを介して上型取付部材74が固着さ
れる。該上型取付部材74には孔部76が画成され、該
孔部76を構成する壁部には内方に突出するフランジ部
80が形成される。前記孔部76には保持部材82が挿
入される。該保持部材82の下部には外側上型(第2の
型)84が設けられる。該外側上型84の外周にはフラ
ンジ部86が形成され、該フランジ部86が前記上型取
付部材74のフランジ部80と係合することにより、前
記外側上型84は抜け止めされる。前記外側上型84に
は孔部88が画成され、該孔部88の下方は斜面部90
を介して縮径して形成される。前記孔部88を構成する
壁面には螺旋状の溝部92が画成されている。前記外側
上型84の下部には所定の凹凸形状の成形面94が形成
されている。
示すように、上ダイホルダ60が固着される。該上ダイ
ホルダ60には孔部62が画成され、該孔部62には台
座64が嵌入する。前記上ダイホルダ60の下部にはリ
ング状に形成された押え部材66がねじ68によって固
着される。該押え部材66の内部には内方に突出したフ
ランジ部70が形成され、該フランジ部70にはリング
部材72a、72bを介して上型取付部材74が固着さ
れる。該上型取付部材74には孔部76が画成され、該
孔部76を構成する壁部には内方に突出するフランジ部
80が形成される。前記孔部76には保持部材82が挿
入される。該保持部材82の下部には外側上型(第2の
型)84が設けられる。該外側上型84の外周にはフラ
ンジ部86が形成され、該フランジ部86が前記上型取
付部材74のフランジ部80と係合することにより、前
記外側上型84は抜け止めされる。前記外側上型84に
は孔部88が画成され、該孔部88の下方は斜面部90
を介して縮径して形成される。前記孔部88を構成する
壁面には螺旋状の溝部92が画成されている。前記外側
上型84の下部には所定の凹凸形状の成形面94が形成
されている。
【0022】前記孔部88には内側上型(第3の型)9
6が挿入される。該内側上型96の上方は斜面部98を
介して拡径部100が形成され、該斜面部98は前記外
側上型84の斜面部90に係合して前記内側上型96が
抜け止めされる。前記拡径部100には螺旋状の突部1
02が形成され、該突部102は前記溝部92に係合自
在である。前記内側上型96の上部にはその軸線に沿っ
て凹部104が画成され、該凹部104の底部にはばね
部材106の一端部が着座する。前記ばね部材106の
他端部は前記保持部材82の下面に着座し、このため、
前記内側上型96は下方、すなわち、前記下型50の方
向に付勢されている。
6が挿入される。該内側上型96の上方は斜面部98を
介して拡径部100が形成され、該斜面部98は前記外
側上型84の斜面部90に係合して前記内側上型96が
抜け止めされる。前記拡径部100には螺旋状の突部1
02が形成され、該突部102は前記溝部92に係合自
在である。前記内側上型96の上部にはその軸線に沿っ
て凹部104が画成され、該凹部104の底部にはばね
部材106の一端部が着座する。前記ばね部材106の
他端部は前記保持部材82の下面に着座し、このため、
前記内側上型96は下方、すなわち、前記下型50の方
向に付勢されている。
【0023】本実施の形態に係る鍛造成形装置10は、
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の動作について、本実施の形態に係る鍛造成形方法との
関係で説明する。
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の動作について、本実施の形態に係る鍛造成形方法との
関係で説明する。
【0024】本実施の形態に係る鍛造成形方法に使用さ
れるワーク110は、図1および図4に示すように、予
備鍛造成形により複数の歯部112が形成されている。
また、ワーク110の中心には孔部114が画成されて
いる。このワーク110は図示しない搬送装置によって
鍛造成形装置10に搬送されて下型50に載置され、下
ポンチ26の縮径部28はワーク110の孔部114に
進入する。このとき、図5Aに示すように、ワーク11
0と下型50との位相がずれて載置され、ワーク110
の歯部112の先端が、下型50の歯部成形部56と隣
接する歯部成形部56との間に当接し、歯部112が歯
部成形部56に係合しないことがある。この場合におい
ても、本実施の形態に係る鍛造成形装置10では以下の
ように位相合わせが行われるので、問題はない。すなわ
ち、上型取付部材14が下降すると、図2に示すよう
に、内側上型96の下端部はワーク110の上端部に当
接する。さらに上型取付部材14が下降すると、内側上
型96はばね部材106の弾発力に抗して外側上型84
の孔部88の内部を相対的に上昇し、内側上型96の突
部102が外側上型84の溝部92に係合して内側上型
96が回転する。このため、ワーク110は内側上型9
6との摩擦によって回転する。これにより、ワーク11
0が下型50に対して偏位することになり、図5Bに示
すように、ワーク110の歯部112は下型50の歯部
成形部56に係合する。このようにして、ワーク110
と下型50との位相が合う。
れるワーク110は、図1および図4に示すように、予
備鍛造成形により複数の歯部112が形成されている。
また、ワーク110の中心には孔部114が画成されて
いる。このワーク110は図示しない搬送装置によって
鍛造成形装置10に搬送されて下型50に載置され、下
ポンチ26の縮径部28はワーク110の孔部114に
進入する。このとき、図5Aに示すように、ワーク11
0と下型50との位相がずれて載置され、ワーク110
の歯部112の先端が、下型50の歯部成形部56と隣
接する歯部成形部56との間に当接し、歯部112が歯
部成形部56に係合しないことがある。この場合におい
ても、本実施の形態に係る鍛造成形装置10では以下の
ように位相合わせが行われるので、問題はない。すなわ
ち、上型取付部材14が下降すると、図2に示すよう
に、内側上型96の下端部はワーク110の上端部に当
接する。さらに上型取付部材14が下降すると、内側上
型96はばね部材106の弾発力に抗して外側上型84
の孔部88の内部を相対的に上昇し、内側上型96の突
部102が外側上型84の溝部92に係合して内側上型
96が回転する。このため、ワーク110は内側上型9
6との摩擦によって回転する。これにより、ワーク11
0が下型50に対して偏位することになり、図5Bに示
すように、ワーク110の歯部112は下型50の歯部
成形部56に係合する。このようにして、ワーク110
と下型50との位相が合う。
【0025】上型取付部材14のさらなる下降作用下
に、内側上型96はさらに回転するが、ワーク110の
歯部112は下型50の歯部成形部56に係合している
ため、ワーク110は回転しない。そして、図3に示す
ように、外側上型84が下降してその成形面94がワー
ク110の上部を押圧し、ワーク110は鍛造成形され
る。このとき、ワーク110は下型50と位相が一致し
ているため、ワーク110の歯部112に欠肉等の不良
が発生する懸念がない。
に、内側上型96はさらに回転するが、ワーク110の
歯部112は下型50の歯部成形部56に係合している
ため、ワーク110は回転しない。そして、図3に示す
ように、外側上型84が下降してその成形面94がワー
ク110の上部を押圧し、ワーク110は鍛造成形され
る。このとき、ワーク110は下型50と位相が一致し
ているため、ワーク110の歯部112に欠肉等の不良
が発生する懸念がない。
【0026】本実施の形態では、外側上型84には螺旋
状の溝部92が画成され、内側上型96には該溝部92
に係合する突部102が形成されているが、外側上型8
4に螺旋状の突部を形成し、内側上型96に該突部に係
合する螺旋状の溝部を画成してもよい。
状の溝部92が画成され、内側上型96には該溝部92
に係合する突部102が形成されているが、外側上型8
4に螺旋状の突部を形成し、内側上型96に該突部に係
合する螺旋状の溝部を画成してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る鍛造成形方法およびその装
置によれば、以下のような効果ならびに利点が得られ
る。
置によれば、以下のような効果ならびに利点が得られ
る。
【0028】本発明の鍛造成形装置によってワークの位
相合わせと鍛造成形工程とを営むことが可能なため、位
相合わせ工程およびそれを営む装置を新たに設ける必要
がなく、製造装置のコストを低廉化することができ、位
相合わせ装置を設置するスペースが不要となり、この鍛
造成形装置を備える工場等のスペースを有効に利用する
ことが可能となる。
相合わせと鍛造成形工程とを営むことが可能なため、位
相合わせ工程およびそれを営む装置を新たに設ける必要
がなく、製造装置のコストを低廉化することができ、位
相合わせ装置を設置するスペースが不要となり、この鍛
造成形装置を備える工場等のスペースを有効に利用する
ことが可能となる。
【0029】また、鍛造成形と同時に位相合わせを行う
ので、位相合わせの工程にかかる時間が不要となり、製
造時間を短縮することが可能となり、生産効率を一層向
上させることができる。
ので、位相合わせの工程にかかる時間が不要となり、製
造時間を短縮することが可能となり、生産効率を一層向
上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る鍛造成形装置を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1の鍛造成形装置の使用方法を示し、ワーク
の歯部が下型の歯部成形部に係合した状態の縦断面図で
ある。
の歯部が下型の歯部成形部に係合した状態の縦断面図で
ある。
【図3】図1の鍛造成形装置の使用方法を示し、ワーク
に鍛造成形が施された状態の縦断面図である。
に鍛造成形が施された状態の縦断面図である。
【図4】図1の鍛造成形装置の下型およびワークを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図1の鍛造成形装置の下型およびワークを示す
一部拡大斜視図であり、図5Aは下型とワークとの位相
がずれた状態を示し、図5Bは下型とワークとの位相が
合った状態を示す図である。
一部拡大斜視図であり、図5Aは下型とワークとの位相
がずれた状態を示し、図5Bは下型とワークとの位相が
合った状態を示す図である。
10…鍛造成形装置 50…下型 56…歯部成形部 84…外側上型 92…溝部 96…内側上型 102…突部 106…ばね部材 110…ワーク 112…歯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21J 5/02 B21K 1/30
Claims (8)
- 【請求項1】ワークを第1の型に載置する工程と、 前記第1の型に対して第2の型を相対的に接近させ、該
第2の型に設けられた第3の型を前記ワークに当接させ
る工程と、 前記第3の型を回転させることによりワークを回転させ
て該ワークと前記第1の型との位相を合わせる工程と、 前記第1の型と前記第2の型とのさらなる相対的な変位
作用下に前記第1の型、前記第2の型および前記第3の
型により前記ワークを押圧して鍛造成形する工程と、 を有することを特徴とする鍛造成形方法。 - 【請求項2】請求項1記載の鍛造成形方法において、 前記第3の型を回転させて前記ワークと前記第1の型と
の位相を合わせる工程は、前記ワークを回転させること
によって、該ワークに形成されている凹凸形状を前記第
1の型の成形面を形成する凸凹形状に係合させる工程で
あることを特徴とする鍛造成形方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の鍛造成形方法にお
いて、 前記第3の型を回転させて前記ワークと前記第1の型と
の位相を合わせる工程は、前記第3の型が前記第2の型
に対して相対的に変位することにより、前記第3の型の
外周に形成された螺旋状の突部が前記第2の型の孔部を
構成する壁部に形成された螺旋溝に係合して該第3の型
を回転させる工程であることを特徴とする鍛造成形方
法。 - 【請求項4】請求項1または2記載の鍛造成形方法にお
いて、 前記第3の型を回転させて前記ワークと前記第1の型と
の位相を合わせる工程は、前記第3の型が前記第2の型
に対して相対的に変位することにより、前記第2の型の
孔部を構成する壁部に形成された螺旋状の突部が前記第
3の型の外周に形成された螺旋溝に係合して該第3の型
を回転させる工程であることを特徴とする鍛造成形方
法。 - 【請求項5】第1の型と、 前記第1の型に接近、離間可能に設けられた第2の型
と、 前記第2の型に設けられた第3の型と、 前記第3の型を回転させる回転手段と、 を備え、前記第2の型および第3の型を前記第1の型に
相対的に接近させて前記第3の型を前記ワークに当接さ
せ、前記第3の型を回転させることにより前記ワークを
回転させて該ワークと前記第1の型との位相を合わせる
ことを特徴とする鍛造成形装置。 - 【請求項6】請求項5記載の鍛造成形装置において、 前記回転手段は、前記第3の型の外周に形成された螺旋
状の突部と、前記第2の型の孔部を画成する壁部に設け
られた螺旋溝とからなり、前記第3の型が前記第2の型
に対して変位すると、前記突部が前記螺旋溝に係合して
該第3の型を回転させることを特徴とする鍛造成形装
置。 - 【請求項7】請求項5記載の鍛造成形装置において、 前記回転手段は、前記第2の型の孔部を構成する壁部に
形成された螺旋状の突部と、前記第3の型の孔部を画成
する壁部に設けられた螺旋溝とからなり、前記第3の型
が前記第2の型に対して変位すると、前記突部が前記螺
旋溝に係合して該第3の型を回転させることを特徴とす
る鍛造成形装置。 - 【請求項8】請求項5乃至7のいずれか1項に記載の鍛
造成形装置において、 前記第2の型に孔部が設けられ、該孔部には弾性部材が
配設され、該弾性部材は前記第3の型を前記第1の型の
方向に付勢していることを特徴とする鍛造成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24670096A JP2909025B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 鍛造成形方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24670096A JP2909025B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 鍛造成形方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085889A JPH1085889A (ja) | 1998-04-07 |
| JP2909025B2 true JP2909025B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=17152339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24670096A Expired - Fee Related JP2909025B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 鍛造成形方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2909025B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100785367B1 (ko) * | 2006-06-27 | 2007-12-18 | 충청북도 | 콩 껍질로부터 불용성 식이섬유를 제조하는 방법 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP24670096A patent/JP2909025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1085889A (ja) | 1998-04-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4149191B2 (ja) | 金属製ボトル缶の製造方法および製造装置 | |
| JP3839566B2 (ja) | 等速自在継手内輪の鍛造成形方法およびその装置 | |
| US6253589B1 (en) | Flow-turning device and method for producing internally geared wheels using two sets of internal toothing | |
| JPH09267145A (ja) | ボスを有する成形品の製造方法及び成形装置 | |
| JP2909025B2 (ja) | 鍛造成形方法およびその装置 | |
| JP4850783B2 (ja) | 金属製ボトル缶の製造方法および製造装置 | |
| JPH07155879A (ja) | 管継手の製造方法及びそれに使用する揺動加工装置 | |
| JPH105888A (ja) | 板金工作方法および板金工作装置 | |
| JPH05228731A (ja) | 歯車素材の位置決め装置 | |
| JP3559784B2 (ja) | ボス部を有する板金製回転部材のスプラインとキー溝の形成方法 | |
| JPH084866B2 (ja) | 刻印加工装置およびそのダイヘッド | |
| JPH0224619B2 (ja) | ||
| JPS6143125B2 (ja) | ||
| JP2000140983A (ja) | 歯車部材の鍛造成形装置 | |
| JP2000140984A (ja) | 等速ジョイント用内輪の製造方法および装置 | |
| JPS5913936B2 (ja) | 溶接クランクシヤフト用クランクア−ム製造方法およびこの方法を実施するプレス装置 | |
| JPH0718452Y2 (ja) | 等速ジヨイントの外輪加工用パンチ | |
| JPS6390332A (ja) | 等速自在継手外輪の加工方法およびその装置 | |
| JP2620346B2 (ja) | 変速用クラッチ歯成形方法 | |
| JPH0713930Y2 (ja) | 歯形部を有するリング状ゴムの自動組付装置 | |
| JPH0224175B2 (ja) | ||
| JPH0713888Y2 (ja) | 歯形サイジング用金型 | |
| JPS63286232A (ja) | ドライブプレ−トの製造方法 | |
| JPH09220632A (ja) | 内側スプラインの転造加工方法 | |
| JPS60255218A (ja) | ビ−ド入れ加工方法およびその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |