JP2003514960A - シロキサンで改質された重合体の熟成中の粘度増加を調節する方法 - Google Patents
シロキサンで改質された重合体の熟成中の粘度増加を調節する方法Info
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Abstract
Description
おける増加を抑制する方法に関する。より特に、本発明はこれらのシロキサンで
改質された重合体の熟成時に特定水準におけるムーニー粘度の上昇を安定化させ
そして実質的に遅らせる方法に関する。 発明の背景 約20%〜約35%のスチレン含有量を有する例えばスチレン−ブタジエンゴ
ムの如き弾性重合体は一般的には例えばヘキサンの如き不活性有機溶媒の中で製
造される。これらの重合体をシラン含有化合物を包含する多数の種々の化合物に
より停止させてシラン端部で覆われた重合体を生成することができる。このシロ
キサン停止は処理した重合体のムーニー粘度における増加を錫カップリング中に
起きる増加と同様にもたらしうる。しかしながら、水蒸気または加熱された水の
いずれかの使用によるシロキサンで停止された重合体のその後の脱溶媒で、シロ
キサン末端基上の例えば懸垂−SiOR基の如きシロキサン基の加水分解中にム
ーニー粘度におけるさらに大きな増加がしばしば起き、それにより2つのシロキ
サン末端基間のSi−O−Si結合の生成を介する重合体のカップリングをもた
らす。それ故、例えば懸垂−SiOR基の如き加水分解可能な基を含有するシロ
キサン端部で覆われた重合体の脱溶媒において水蒸気または加熱された水を利用
する方法には常に加水分解およびその後の終端シロキサン基の間で起きるカップ
リングによる重合体のムーニー粘度における増加が伴った。
。例えば、米国特許第5,659,056号は、脱溶媒前に重合体を処理するため
の粘度安定化剤としての、例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸、デカン酸、シクロ
ヘキサン酸、安息香酸などを包含するC1〜C12脂肪族並びにC6〜C12脂環式お
よび芳香族カルボン酸類の如き酸類、並びにそれらのアシルハライド類の使用を
開示している。これらの粘度安定化剤は重合体のシロキサン終端末端基と反応し
ないで、むしろ重合体と混合している副生物であるリチウム化合物を中和するた
めに作用し、それにより通常生ずる速度で脱溶媒中に低沸点アルコール類の生成
を妨害する。それ故、水または水蒸気との接触中のシロキサン末端基上に少なく
とも1個の加水分解可能な置換基を有するシロキサンで停止された重合体のムー
ニー粘度における増加に関係する重合体の加水分解反応の速度、そしてその結果
として、カップリングの速度は実質的に遅くなる。重合体のムーニー粘度は従っ
て脱溶媒工程中だけでなくその後の重合体の貯蔵中にも、重合体が空気中の水分
の形態でまたはある種の他の方法で加水分解を受けるかもしれない限定された期
間にわたり、抑制することができる。
化剤としての例えばオクチルトリエトキシシランの如きアルキルアルコキシシラ
ン類の使用を包含する。これらの粘度安定化剤も脱溶媒前に加えられるが、米国
特許第5,659,056号に示された酸類とは異なり、シロキサンで停止された
重合体と反応する。さらに、これらの粘度安定化剤、すなわちアルキルアルコキ
シシラン類、はある期間にわたりムーニー粘度における増加を遅らせるだけでな
く排除する能力も有する。しかしながら、これらの粘度安定化剤の成功する使用
は極めて濃度依存性である。すなわち、粘度安定化剤の添加から利用可能な−S
iOR基の数は、生成するSi−O−Si結合が加水分解可能なシロキサンで停
止された重合体と粘度安定化剤との間にあり、重合体自体の間でないようなもの
でなければならない。さらに、アルキルアルコキシシラン類は多くの他の物質と
比べて比較的高価である。
定化させ且つ抑制するための代替方法に関する要望が存続していた。そのような
方法は好ましくは加えられる粘度安定化剤の濃度に依存せず、且つ重合体のpH
に影響を与えないものであろう。 発明の要旨 一般的に本発明は、重合後であるが依然として不活性溶媒の存在下で、重合体
を水と接触させる前に、粘度安定化有効量の長鎖アルコールを添加することによ
るシロキサン末端基上に少なくとも1個の加水分解可能な置換基を有するシロキ
サンで停止された重合体のムーニー粘度を安定化させる方法を提供する。この開
示の目的のためには、「長鎖アルコール」は式R1OH[式中、R1は追加の−O
H基を含んでもまたは含まなくてもよく、−OH基の次にC=O基を含まず、従
って酸ではなく、且つ重合体のシロキサン停止基−SiOR中にある炭素数より
多い炭素数を有する炭化水素を含有する部分である]の1価または多価アルコー
ルとして定義することができる。より好ましくは、長鎖アルコールは炭素数が少
なくとも6の脂肪族、脂環式、および芳香族アルコール類並びに水素化されたお
よび水素化されないC5およびC6糖類の脂肪酸エステル類よりなる群から選択す
ることができる。
水分解反応生成物を含んでなる水分安定化された重合体も包含する。より好まし
くは、アルコールは炭素数が少なくとも6の脂肪族、脂環式、および芳香族アル
コール類並びに水素化されたおよび水素化されないC5およびC6糖類の脂肪酸エ
ステル類よりなる群から選択することができる。
加水分解反応生成物を含んでなる水分安定化された重合体を含有する弾性化合物
を含んでなるタイヤも包含する。より好ましくは、アルコールは炭素数が少なく
とも6の脂肪族、脂環式、および芳香族アルコール類並びに水素化されたおよび
水素化されないC5およびC6糖類の脂肪酸エステル類よりなる群から選択するこ
とができる。
ことにより、シロキサン末端基上の加水分解可能な置換基はより長くされそして
加水分解がより困難になり、それにより重合体のカップリング速度を遅らせ、そ
れがシロキサン重合体のムーニー粘度における予期される増加を遅らせ且つ安定
化させる。しかしながら、この反応は加えられる長鎖アルコールが加水分解の速
度の低下およびムーニー粘度の増加速度において少なくともある程度の影響を与
えるであろう程度まで濃度依存性ではない。 発明の態様 上記のように、本発明はシロキサンで改質された重合体の、特に熟成中の、ム
ーニー粘度の増加を抑制しそして安定化させるため、そしてより特に、実質的に
遅らせるための方法に関する。本発明は、シロキサンで停止された重合体に脱溶
媒または水とのその他の接触前に有効量の好ましくは炭素数が少なくとも6の長
鎖アルコールを加えることによりムーニー粘度の抑制および安定化に成功し、ア
ルコール(R1OH)がシロキサンで停止された重合体の懸垂−SiOR基の加
水分解可能な置換基(R)と反応しそしてシロキサンで停止された重合体カップ
ルを有するよりむしろシロキサン停止重合体上に新しい好ましくはより疎水性で
ある−SiOR1基を生成するであろう。
米国特許第3,244,664号および Verkouw の米国特許第4,185,042
号に記載されている。本発明の方法は、加水分解される場合に他の加水分解され
た基と架橋結合される加水分解可能な置換基を有するシロキサンで官能化された
末端基を有するエラストマーに特に適用可能である。加水分解可能な基の例は懸
垂−SiOR基であり、ここでRは類似または同様な懸垂−SiOR基とカップ
リングしてSi−O−Si結合を形成可能なアルキル、シクロアルキル、または
芳香族基である。
、ポリブタジエン、ポリイソプレンなど、並びにそれらとモノビニル芳香族、例
えばスチレン、アルファメチルスチレンなど、およびトリエン類、例えばミルセ
ンとの共重合体を包含する当該技術で既知であるエラストマーでありうる。それ
故、エラストマーはジエンホモ重合体およびそれらとモノビニル芳香族重合体と
の共重合体を包含する。ジエンホモ重合体の例は、炭素数が約4〜約12のジオ
レフィン単量体から製造されるものである。ビニル芳香族重合体の例は、炭素数
が約8〜約20の単量体から製造されるものである。好ましいエラストマーは例
えばポリブタジエンおよびポリイソプレンの如きホモ重合体並びに例えばスチレ
ンブタジエンゴム(SBR)の如き共重合体を包含する。重合体および共重合体
は100〜約20重量%のジエン単位および0〜約80重量%のモノビニル芳香
族炭化水素またはトリエン単位を含んでなることができ、合計で100%である
。共重合体は好ましくは当該技術で既知であるようにランダム共重合体またはブ
ロック共重合体のいずれかである。ポリ(スチレン−ブタジエン−スチレン)を
包含するそのようなブロック共重合体は熱可塑性エラストマーである。本発明の
方法に従い使用されそして処理されるエラストマーはタイヤの製造における使用
を包含する多くの用途における利用を示す。
在下で行われる。使用される有機リチウム開始剤は1,3−ジエン単量体の重合
において有用であることが当該技術で知られるいずれのアニオン有機リチウム開
始剤であってよい。一般的には、有機リチウム化合物は式R(Li)x[式中、
Rは炭素数1〜約20、そして好ましくは約2〜約8、のヒドロカルビル基を表
しそしてxは1〜2の整数である]のヒドロカルビルリチウム化合物である。ヒ
ドロカルビル基は好ましくは脂肪族基であるが、ヒドロカルビル基は脂環式また
は芳香族でもありうる。脂肪族基は第一級、第二級、または第三級基でありうる
が、第一級および第二級基が好ましい。脂肪族ヒドロカルビル基の例はメチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチ
ル、n−アミル、sec−アミル、n−ヘキシル、sec−ヘキシル、n−ヘプ
チル、n−オクチル、n−ノニル、n−ドデシル、およびオクタ−デシルを包含
する。脂肪族基は例えばアリル、2−ブテニルなどのように幾らかの不飽和を含
有することができる。シクロアルキル基の例はシクロヘキシル、メチルシクロヘ
キシル、エチルシクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロペンチルメチル、およ
びメチルシクロペンチルエチルである。芳香族ヒドロカルビル基の例はフェニル
、トリル、フェニルエチル、ベンジル、ナフチル、フェニルシクロヘキシルなど
を包含する。
有機リチウム化合物の具体的な例は下記のものを包含する:n−ブチルリチウム
、n−プロピルリチウム、イソブチルリチウム、ターシャリーブチルリチウム、
アミルリチウム、およびシクロヘキシルリチウム。好ましくは1種もしくはそれ
以上のリチウム化合物、例えばR(Li)x、を含有する異なるリチウム開始剤
化合物の混合物を使用することもできる。単独でまたはヒドロカルビルリチウム
開始剤と組み合わせて使用できる他のリチウム触媒はトリブチル錫リチウム、リ
チウムジアルキルアミン類、リチウムジアルキルホスフィン類、リチウムアルキ
ルアリールホスフィン類およびリチウムジアリールホスフィン類である。好まし
い有機リチウム開始剤はn−ブチルリチウム、およびヘキサメチレンイミンをn
−ブチルリチウムを反応させることにより製造されるインシトゥ(in situ)で製
造されるリチウムヘキサメチレンイミド開始剤である。
、ポリジエンの所望する1,2−および1,4−含有量、並びに製造される重合体
に関する所望する物理的性質の如き多くの要素によって広範囲に変動しうる。一
般的に、使用される開始剤の量は所望する重合体分子量によって100グラムの
単量体当たり0.2ミリモルのリチウム程度の少量から100グラムの単量体当
たり約100ミリモルのリチウムまで変動しうる。
溶媒」は、生ずる重合体の構造中に入らず、生ずる重合体の性質に悪影響を与え
ず且つ使用する触媒の活性に悪影響を与えない溶媒を意味する。適する不活性溶
媒は、脂肪族、芳香族または脂環式炭化水素類、例えばヘキサン、ペンタン、ト
ルエン、ベンゼン、シクロヘキサンなどを含有できる炭化水素溶媒を包含する。
エーテル類、例えばテトラヒドロフラン、並びに第三級アミン類、例えばトリエ
チルアミンおよびトリブチルアミンを溶媒として使用することもできるが、それ
らはスチレン分布、ビニル含有量および反応速度に関して重合を変えるであろう
。好ましい溶媒は脂肪族炭化水素類でありそしてこれらの溶媒の中では、ヘキサ
ンが特に好ましい。
されたような重合可能な単量体の重合に関して当該技術で既知である。例えば、
説明目的のためだけであるが、重合において使用される温度は一般的には厳密な
ものでなくそして約−60℃〜約150℃の範囲内でありうる。好ましい重合温
度は、数分間ないし24時間までもしくはそれ以上の重合時間に関しては、約2
5℃〜約130℃の範囲内でありうるし、そして温度および他の反応パラメータ
ーによるが一般的には重合混合物を実質的に液相に保つのに充分な圧力、好まし
くは大気圧または大気圧付近、を使用する。有機リチウム開始剤の存在下におけ
る以上で定義した単量体のいずれかの重合が「リビングポリマー」を生成する。
リチウムは重合が続く間に成長する連鎖を減じさせ始める。 前記の単量体からの「リビングポリマー」は下記の一般式: Polymer−Li [式中、Polymerは前記のエラストマー、ジエンホモ重合体、ジエン/モ
ノビニル芳香族ランダム共重合体およびブロック共重合体のいずれかである] を有する。
には、1種もしくはそれ以上の改質剤を場合により重合成分に加えることもでき
る。量は1当量のリチウム当たり0〜約90当量もしくはそれ以上の間の範囲で
ある。改質剤として有用な化合物は典型的には有機性でありそして酸素または窒
素ヘテロ原子および電子の結合されていない対を包含する。例は、モノ範囲のオ
リゴアルキレングリコール類のジアルキルエーテル類、「クラウン」エーテル類
、ターシャリーアミン類、例えばテトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)
、テトラヒドロフラン(THF)、THFオリゴマー類、線状および環式オリゴ
マー状オキソラニルアルカン類などを包含する。これらの改質剤の特別な例は、
カリウムt−ブチルアミレートおよび2,2′−ジ(テトラヒドロフリル)プロ
パンを包含する。これらの改質剤は登録の譲受人により所有される米国特許第4
,429,091号に見ることができる。
充填し、引き続き1種もしくは複数の改質剤および前記の開始剤溶液を添加する
ことにより、始められる。工程は無水の嫌気性条件下で行われる。反応物を約2
3℃〜約120℃の温度に加熱することができ、そして典型的には約0.15〜
約24時間にわたり撹拌する。重合が完了した後に、当該技術で既知であるよう
にして生成物から熱を除去しそしてシロキサン末端基で停止させうるが、停止を
熱を除去せずに行うこともできる。重合反応をシロキサン末端基で停止させる前
に、錫カップリング剤を重合反応に加えてムーニー粘度を所望する範囲に高める
ことができる。錫カップリング剤、例えば四塩化錫(SnCl4)は当該技術で
既知でありそして変動する量で、典型的には重合体の所望するムーニー粘度によ
るが1モル当量のアニオン開始剤当たり0〜約0.9モル当量の量で、加えるこ
とができる。
ン末端基が1個もしくはそれ以上の加水分解可能な懸垂置換基を含有するような
終端シロキサン末端基を有するエラストマーを包含する。
そしてRはC1〜C18アルキル、C4〜C8シクロアルキルまたはC6〜C18芳香族
基であり、そしてR′およびR′′は同一もしくは相異なりそして−OR、C1
〜C18アルキル、C4〜C8シクロアルキルまたはC6〜C18芳香族基よりなる群
から選択される] により表される。
反応停止させ、必要なら、乾燥し、および/または次に脱溶媒を受けるであろう
。反応停止は、必要なら、シロキサンで停止された重合体を反応停止剤と約0.
05〜約2時間にわたり約30℃〜約120℃の温度において接触させることに
より行われて、反応の完了を確実にすることができる。適する反応停止剤はカル
ボン酸類、例えば2−エチルヘキサン酸(EHA)、酢酸などを包含する。凝結
は典型的にはアルコール類、例えばメタノールまたはイソプロパノール、を用い
て行われる。反応停止段階の代わりに、またはそれと組み合わせて、シロキサン
で停止された重合体を当該技術で既知のようにドラム乾燥することができる。溶
媒を除去するための水蒸気または高熱の使用も当該技術で既知である。
発明は少なくとも1種の構造式 R1OH [式中、R1はシロキサンで停止された重合体の懸垂−SiOR基の加水分解可
能な置換基(R)中に存在したものより多い炭素原子を有する炭化水素を含有す
る部分である] を有する長鎖アルコールを加える。好ましくは、R1は少なくとも6個の炭素原
子を含む。
発明で使用することができる。相容性であるためには、アルコールは不活性溶媒
およびゴム重合体中に少なくとも部分的に可溶性であり且つシロキサンで停止さ
れた重合体の−SiOR基と相互作用可能でなければならない。本質的には、い
ずれの高沸点アルコールでも相容性であろう。この開示の目的のためには、「高
沸点アルコール」はエタノールの沸点より高い沸点を有するものである。
ろう1価または多価アルコール類が本発明における使用に適するであろう。すな
わち、本発明で使用されるアルコールは重合体上のシロキサン停止部分と反応し
て、新しい、より長く且つ加水分解安定性がより大きい加水分解可能な置換基が
シロキサン末端基上に形成できるようでなければならない。一般的には、置換基
がより長くまたはより複雑になればなるほど、重合体は加水分解的により安定に
なるであろう。重合体と、水蒸気脱溶媒中に水と有意に共沸しないであろうアル
コールとの、反応はそれ自体のカップリングがより少ない重合体を生じ、それに
よりシロキサン重合体のムーニー粘度の増加を遅らせそして安定化させるであろ
う。
くとも6の脂肪族、脂環式、および芳香族アルコール類、並びに水素化されたお
よび水素化されないC5およびC6糖類、例えばソルビース、マンニトース、およ
びアラビノースの脂肪酸エステル類よりなる群から選択されるものを包含する。
分枝鎖状構造でも好ましい。本発明における使用に適する脂肪族アルコールの好
ましい一例は2−エチルヘキシルアルコールである。
すると、これらの化合物は少なくとも3個のヒドロキシル基および1〜3.5個
のエステル基(セスキエステル類)を有する。エステル化された水素化されたお
よび水素化されない糖類は一般的には代表的なエステルとしてソルビトールを用
いて下記式により記載することができる。
ラウリン酸、パルミチン酸、オレイン酸など、から誘導される]。
レイン酸ソルビタン、およびセスキオレイン酸ソルビタンを包含するオレイン酸
ソルビタン類、並びにラウリン酸ソルビタン、パルミチン酸ソルビタン、および
ステアリン酸脂肪酸のソルビタンエステル類、およびそれらの誘導体、並びにグ
リコール類、例えばポリヒドロキシ化合物などを包含する他のポリオール類を包
含する。それらの中では、オレイン酸ソルビタン類が好ましく、モノオレイン酸
ソルビタンが最も好ましい。同様な方法で、他のエステル類をマンニトースおよ
びアラビノースを用いて製造することができる。
Chemicals)からICIの登録商標である商品名スパン(SPAN)で市販されている
。数種の有用な製品はスパン60(ステアリン酸ソルビタン)、スパン80(モ
ノオレイン酸ソルビタン)、およびスパン85(トリオレイン酸ソルビタン)を
包含する。他の市販のソルビタン類を使用することもでき、そして例はアルカム
ルス(Alkamuls)SMO、カプムル(Capmul)O、グリコムル(Glycomul)O、アルラ
セル(Arlacel)80、エンソルブ(Emsorb)2500、およびS−マズ(Maz)80と
して知られるモノオレイン酸ソルビタン類を包含する。他のエステル類の同様な
製品も同様に入手可能である。
より変動する量で使用することができる。一般的には、この方法で使用されるア
ルコールの量は1モル当量のアニオン開始剤当たり約1〜約10モル当量、そし
てより好ましくは1モル当量のアニオン開始剤当たり約1〜約5モル当量、の範
囲内でありうる。乾燥および/または脱溶媒工程で使用される方法により、追加
のアルコールを使用することができる。
遅らせるこれらの開示とは対照的に、本発明がアルコールを重合体のシロキサン
終端末端基と反応させて新しい組成を与えることは理解されるであろう。さらに
、アルキルアルコキシシロキサンをシロキサン終端末端基と反応させて重合体カ
ップリングに対する代替Si−O−Si結合を与えるこれらの方法とは対照的に
、本発明はアルコールをシロキサン終端基と反応させて、別の加水分解的により
安定な(すなわち、疎水性の)終端−SiOR基を得る。本発明は重合体に関す
るムーニー粘度の増加速度を(重合体のpHを中和させる酸と同様に)実質的に
遅らせる代替方法だけを提供するが、それは濃度依存性でない。さらに、本発明
のアルコール類は先行技術で使用される物質よりはるかに安価である。
り示す。この反応(スキームIに示されている)は当該技術で既知でありそして
典型的にはその後のSi−O−Si結合の生成によりシロキサンで停止された重
合体のカップリングをもたらす(スキームII)。
きる−SiOR基と反応させるために長鎖アルコール(R1OH)を使用して新
しいSiOR1停止基を生成する。
は、置換基R1が典型的には1〜5個の間の炭素原子を有する元の加水分解可能
な置換基Rより常に大きいかまたは長い、すなわちより多い炭素原子を有するた
め有利である。RがC1〜C18アルキル、C4〜C8シクロアルキルまたはC6〜C 18 芳香族基であることができ、且つR′およびR′′が同一もしくは相異なりそ
して−OR、C1〜C18アルキル、C4〜C8シクロアルキルまたはC6〜C18芳香
族基よりなる群から選択することができると以上で述べられたが、R、R′およ
びR′′は一般的には6個の炭素原子を越えないであろう。しかしながら、比較
的大きい部分が使用される場合には、R1はR部分より多い炭素原子を含有する
比較的大きい部分を使用するであろうことは認識されよう。
およびそれに伴う重合体上の加水分解可能なシロキサン末端基のカップリングに
よるムーニー粘度の増加に対してはるかに敏感でなくなる。加水分解可能な置換
基がより長く且つより複雑になればなるほど、加水分解反応は起きるのがより難
しくなる。もちろん、加水分解は実際には時間がたつと起きるであろうが、容易
には起きない。それ故、熟成時に、ムーニー粘度の増加は遅くなるであろう。重
合体が重合体間のSi−O−Si結合を生成する能力は長鎖高沸点アルコール類
の添加によりかなり減じられる。
−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノールまたは他のブチル化ヒドロキシトルエ
ン(BHT)を溶媒(ヘキサン)溶液の中に加えることができる。酸化防止剤に
より、ムーニー粘度安定性が酸化カップリングを確実に防止するであろう。
。以下に提供される実施例の各々は説明目的のためだけであり、そして本発明を
何らかの方法で限定しようとするものとみなすべきでなく、本発明の範囲および
精神は特許請求の範囲により決められるであろう。サンプル1(対照) アルコキシシランで停止されたスチレン−ブタジエンゴム(SBR)を無水且
つ嫌気性条件下でスタラーを装備した1ガロンのジャケット付きステンレス鋼反
応器の中で製造した。具体的には、0.07kgのヘキサン、0.41kgのヘキ
サン中33重量%スチレン、および1.74kgのヘキサン中27.5重量%ブタ
ジエンを反応器に加えた。次に、0.63mlのヘキサン中0.6Mカリウムt−
ブチルアミレート、1.42mlのシクロヘキサン中3.54Mヘキサメチレンイ
ミン、0.28mlのヘキサン中1.6M2,2′−ジ(テトラヒドロフリル)プ
ロパン、および3.93mlのヘキサン中1.6Mn−ブチルリチウムを反応器に
加えそしてジャケット温度を50℃に上昇させることによりインシトゥでリチウ
ムヘキサメチレンイミド開始剤を製造した。2時間後に、2.20mlのヘキサ
ン中0.25M SnCl4を反応器に加えた。15分後に、0.63mlの4.4
8Mテトラエトキシシランを反応器に加え、それによりリビング重合反応を停止
させた。重合体セメントを次に反応器からイソプロパノールおよび酸化防止剤を
含有する容器の中に滴下しそしてドラム乾燥して、溶媒を除去した。乾燥した重
合体は下記の性質を有していた:ML1+4(100℃)=52.4、重量%ス
チレン=28.4、重量%ブロックスチレン=11.9、重量%1,2−ブタジエ
ン=20.1、重量%1,4−ブタジエン=51.4、Tg=−43.63℃、Mw
=3.27×105、およびMn=1.50×105。全ての実施例で、粘度はムー
ニー粘度計を用いて測定され、重量%はNMRを用いて測定され、ガラス転移温
度はDSCを用いて測定され、そして分子量はGPCを用いて測定された。サンプル2 2−エチルヘキシルアルコールで処理したアルコキシシランで停止されたスチ
レン−ブタジエンゴム(SBR)を無水且つ嫌気性条件下でスタラーを装備した
5ガロンのジャケット付きステンレス鋼反応器の中で製造した。具体的には、0
.513kgのヘキサン、1.16kgのヘキサン中33重量%スチレン、および
3.95kgのヘキサン中27.5重量%ブタジエンを反応器に加えた。次に、1
.76mlのヘキサン中0.6Mカリウムt−ブチルアミレート、3.98mlの
シクロヘキサン中3.54Mヘキサメチレンイミン、0.77mlのヘキサン中1
.6M2,2′−ジ(テトラヒドロフリル)プロパン、および11.01mlのヘ
キサン中1.6Mn−ブチルリチウムを反応器に加えそしてジャケット温度を3
7.8℃に上昇させることによりインシトゥでリチウムヘキサメチレンイミド開
始剤を製造した。4時間後に、6.17mlのヘキサン中0.25M SnCl4を
反応器に加えた。15分後に、7.08mlの1.12Mテトラエトキシシランを
反応器に加え、それによりリビング重合反応を停止させた。さらに15分後に、
47.6mlの1M2−エチルヘキサノールを反応器に加えそしてバッチを1時
間にわたり93.3℃に加熱した。温度を次に12時間にわたり65.6℃に下げ
そして重合体セメントを反応器から滴下しそして水蒸気脱溶媒した。生じた重合
体のGC分析から、重合体上でエトキシ基の約73.7%が2−エチルヘキシル
オキシ基で置換されていた。乾燥した重合体は下記の性質を有していた:ML1
+4(100℃)=35.2、重量%スチレン=26.2、重量%ブロックスチレ
ン=9.9、重量%1,2−ブタジエン=31.4、重量%1,4−ブタジエン=4
2.4、Tg=−43.63℃、Mw=2.04×105、およびMn=1.38×
105。サンプル3(酸−処理) 2−エチルヘキサン酸(EHA)で処理したアルコキシシランで停止されたス
チレン−ブタジエンゴム(SBR)を次に無水且つ嫌気性条件下でスタラーを装
備した1ガロンのジャケット付きステンレス鋼反応器の中で製造した。具体的に
は、0.04kgのヘキサン、0.41kgのヘキサン中33重量%スチレン、お
よび1.76kgのヘキサン中22.0重量%ブタジエンを反応器に加えた。次に
、0.63mlのヘキサン中0.6Mカリウムt−ブチルアミレート、1.42m
lのシクロヘキサン中3.54Mヘキサメチレンイミン、0.28mlのヘキサン
中1.6M2,2′−ジ(テトラヒドロフリル)プロパン、および3.93mlの
ヘキサン中1.6Mn−ブチルリチウムを反応器に加えそしてジャケット温度を
50℃に上昇させることによりインシトゥでリチウムヘキサメチレンイミド開始
剤を製造した。50分後に、2.20mlのヘキサン中0.25M SnCl4を反
応器に加えた。15分後に、0.63mlの1.12Mテトラエトキシシランを反
応器に加え、それによりリビング重合反応を停止させた。さらに15分後に、6
.66mlのヘキサン中1M2−エチルヘキサノールを反応器に加えた。5分後
に、重合体セメントをイソプロパノール中で凝結させた。酸化防止剤も存在した
。乾燥した重合体は下記の性質を有していた:ML1+4(100℃)=32.
3、重量%スチレン=27.7、重量%ブロックスチレン=11.4、重量%1,
2−ブタジエン=26.0、重量%1,4−ブタジエン=46.3、Tg=−52.
3℃、Mw=1.77×105、およびMn=1.25×105。サンプル4 モノオレイン酸ソルビタン対アニオン開始剤の5:1比でモノオレイン酸ソル
ビタン(SMO)で処理したアルコキシシランで停止されたスチレン−ブタジエ
ンゴム(SBR)を次に無水且つ嫌気性条件下でスタラーを装備した1ガロンの
ジャケット付きステンレス鋼反応器の中で製造した。具体的には、0.04kg
のヘキサン、0.41kgのヘキサン中33重量%スチレン、および1.76kg
のヘキサン中22.0重量%ブタジエンを反応器に加えた。次に、0.63mlの
ヘキサン中0.6Mカリウムt−ブチルアミレート、1.42mlのシクロヘキサ
ン中3.54Mヘキサメチレンイミン、0.28mlのヘキサン中1.6M2,2′
−ジ(テトラヒドロフリル)プロパン、および3.93mlのヘキサン中1.6M
n−ブチルリチウムを反応器に加えそしてジャケット温度を37.8℃に上昇さ
せることによりインシトゥでリチウムヘキサメチレンイミド開始剤を製造した。
1.5時間後に、2.20mlのヘキサン中0.25M SnCl4を反応器に加え
た。15分後に、0.63mlの1.12Mテトラエトキシシランを反応器に加え
、それによりリビング重合反応を停止させた。さらに20分後に、31.43m
lのヘキサン中1Mモノオレイン酸ソルビタンを反応器に加え、そしてバッチを
30分間にわたり65.6℃に加熱した。重合体セメントをイソプロパノールお
よび酸化防止剤を含有する容器の中で凝結させそしてドラム乾燥した。乾燥した
重合体は下記の性質を有していた:ML1+4(100℃)=47.8、重量%
スチレン=33.5、重量%ブロックスチレン=17.7、重量%1,2−ブタジ
エン=19.4、重量%1,4−ブタジエン=47.1、Tg=−50.7℃、Mw
=2.4×105、およびMn=1.59×105。サンプル5 モノオレイン酸ソルビタン対アニオン開始剤の1:1比でモノオレイン酸ソル
ビタン(SMO)で処理したアルコキシシランで停止されたスチレン−ブタジエ
ンゴム(SBR)を次に無水且つ嫌気性条件下でスタラーを装備した1ガロンの
ジャケット付きステンレス鋼反応器の中で製造した。具体的には、0.04kg
のヘキサン、0.41kgのヘキサン中33重量%スチレン、および1.76kg
のヘキサン中22.0重量%ブタジエンを反応器に加えた。次に、0.63mlの
ヘキサン中0.6Mカリウムt−ブチルアミレート、1.42mlのシクロヘキサ
ン中3.54Mヘキサメチレンイミン、0.28mlのヘキサン中1.6M2,2′
−ジ(テトラヒドロフリル)プロパン、および3.93mlのヘキサン中1.6M
n−ブチルリチウムを反応器に加えそしてジャケット温度を37.8℃に上昇さ
せることによりインシトゥでリチウムヘキサメチレンイミド開始剤を製造した。
1.5時間後に、2.20mlのヘキサン中0.25M SnCl4を反応器に加え
た。15分後に、0.63mlの1.12Mテトラエトキシシランを反応器に加え
、それによりリビング重合反応を停止させた。さらに20分後に、6.29ml
のヘキサン中1Mモノオレイン酸ソルビタンを反応器に加え、そしてバッチを3
0分間にわたり65.6℃に加熱した。重合体セメントをイソプロパノールおよ
び酸化防止剤を含有する容器の中で凝結させそしてドラム乾燥した。乾燥した重
合体は下記の性質を有していた:ML1+4(100℃)=27.2、重量%ス
チレン=27.9、重量%ブロックスチレン=11.2、重量%1,2−ブタジエ
ン=19.8、重量%1,4−ブタジエン=52.3、Tg=−52.3℃、Mw=
1.67×105、およびMn=1.11×105。サンプル6 モノオレイン酸ソルビタン対アニオン開始剤の1:1比でモノオレイン酸ソル
ビタン(SMO)で処理したアルコキシシランで停止されたスチレン−ブタジエ
ンゴム(SBR)を次に無水且つ嫌気性条件下でスタラーを装備した2ガロンの
ジャケット付きステンレス鋼反応器の中で製造した。具体的には、0.19kg
のヘキサン、1.82kgのヘキサン中33重量%スチレン、および7.88kg
のヘキサン中21.7重量%ブタジエンを反応器に加えた。次に、1.26mlの
ヘキサン中0.6Mカリウムt−ブチルアミレート、2.84mlのシクロヘキサ
ン中3.54Mヘキサメチレンイミン、0.55mlのヘキサン中1.6M2,2′
−ジ(テトラヒドロフリル)プロパン、および7.86mlのヘキサン中1.6M
n−ブチルリチウムを反応器に加えそしてジャケット温度を46.1℃に上昇さ
せることによりインシトゥでリチウムヘキサメチレンイミド開始剤を製造した。
1.1時間後に、4.40mlのヘキサン中0.25M SnCl4を反応器に加え
た。15分後に、5.66mlの1Mテトラエトキシシランを反応器に加え、そ
れによりリビング重合反応を停止させた。さらに15分後に、12.57mlの
1Mモノオレイン酸ソルビタンを反応器に加え、そしてバッチを直ちに酸化防止
剤を含有する容器の中に放出した。重合体セメントを次に水蒸気脱溶媒した。乾
燥した重合体は下記の性質を有していた:ML1+4(100℃)=37.7、
重量%スチレン=27.3、重量%ブロックスチレン=11.7、重量%1,2−
ブタジエン=21.1、重量%1,4−ブタジエン=51.6、Tg=−50.0℃
、Mw=2.74×105、およびMn=1.23×105。サンプル7 モノオレイン酸ソルビタン対アニオン開始剤の5:1比でモノオレイン酸ソル
ビタン(SMO)で処理したアルコキシシランで停止されたスチレン−ブタジエ
ンゴム(SBR)を次に無水且つ嫌気性条件下でスタラーを装備した2ガロンの
ジャケット付きステンレス鋼反応器の中で製造した。具体的には、0.19kg
のヘキサン、1.82kgのヘキサン中33重量%スチレン、および7.88kg
のヘキサン中21.7重量%ブタジエンを反応器に加えた。次に、1.26mlの
ヘキサン中0.6Mカリウムt−ブチルアミレート、2.84mlのシクロヘキサ
ン中3.54Mヘキサメチレンイミン、0.55mlのヘキサン中1.6M2,2′
−ジ(テトラヒドロフリル)プロパン、および7.86mlのヘキサン中1.6M
n−ブチルリチウムを反応器に加えそしてジャケット温度を46.1℃に上昇さ
せることによりインシトゥでリチウムヘキサメチレンイミド開始剤を製造した。
2.3時間後に、4.40mlのヘキサン中0.25M SnCl4を反応器に加え
た。15分後に、5.66mlの1Mテトラエトキシシランを反応器に加え、そ
れによりリビング重合反応を停止させた。さらに15分後に、62.87mlの
ヘキサン中1Mモノオレイン酸ソルビタンを反応器に加え、そしてバッチを直ち
に酸化防止剤を含有する容器の中に放出した。重合体セメントを次に水蒸気脱溶
媒した。乾燥した重合体は下記の性質を有していた:ML1+4(100℃)=
30.5、重量%スチレン=26.9、重量%ブロックスチレン=11.1、重量
%1,2−ブタジエン=23.4、重量%1,4−ブタジエン=49.7、Tg=−
46.5℃、Mw=1.87×105、およびMn=1.22×105。
いて9日間にわたり熟成し、サンプル3、4および5を回収しそして55℃およ
び85%湿度において17日間にわたり熟成し、そしてサンプル6および7を水
蒸気脱溶媒により回収しそして55℃および85%湿度において15日間にわた
り熟成した。ムーニー粘度(100℃において100%)はサンプル1および2
に関して1、2、5、7および9日目に測定したが、サンプル3、4および5の
ムーニー粘度は17日間にわたり測定し、そしてサンプル6および7のムーニー
粘度は15日間にわたり測定した。ムーニー粘度試験の結果を表1に示す。
時に有意に増加しないことがわかる。未処理のままのまたは酸で処理したサンプ
ルのムーニー粘度はそれぞれ14.0ムーニー単位および7.6ムーニー単位増加
した。しかしながら、アルコールで処理しそしてドラム乾燥したサンプルのムー
ニー粘度は4.7ムーニー単位以下だけ増加し(サンプル2)、そしてソルビタ
ンサンプルでは各場合とも17日間にわたり2ムーニー単位以下だけ増加した。
水蒸気脱溶媒したサンプル(サンプル6および7)はドラム乾燥したサンプルよ
り多いムーニー粘度の増加を示したが、15日間にわたりそれぞれ9.2ムーニ
ー単位および5.7ムーニー単位の増加だけを示した。ソルビタン対アニオン開
始剤のより高い比がムーニー粘度における増加の安定化を助けうると信じられる
。
ロキサンで改質された重合体の熟成時のムーニー粘度における上昇を抑制するの
に非常に有効であることは明らかになるはずである。本発明はアルコキシシラン
で停止された重合体用に特に適するが、必ずしもそれらに限定されない。本発明
の水分安定化された重合体および方法を別個に他の装置、方法などと共に使用し
て、空気入りタイヤなどを包含する種々の製品の製造における使用に適する種々
の弾性材料または化合物を製造することができる。
発明の目的を達成するであろうことは今回明らかになるはずである。従って、い
ずれの変更も特許請求された本発明の範囲内に明らかに入りそしてそれ故、ここ
に開示されそして記載された本発明の精神から逸脱しない限り具体的な成分要素
の選択を決めることができる。特に、本発明に従う長鎖アルコール類は必ずしも
2−エチルヘキシルアルコールまたはモノオレイン酸ソルビタンに限定されるも
のではなく、むしろシロキサンで官能化された重合体と反応可能であり且つそれ
が置換する部分より大きい炭素数を有するいずれかの適当な、好ましくは高沸点
のアルコールに限定される。さらに、上記のように、例示されたスチレン−ブタ
ジエンゴムを他の重合体で置換することもできる。それ故、本発明の範囲は特許
請求の範囲内に入りうる全ての改変および変更を包含するであろう。
Claims (10)
- 【請求項1】 シロキサンで停止された重合体を、重合後であるが依然とし
て不活性溶媒の存在下で、重合体を水と接触させる前に、粘度安定化有効量の長
鎖アルコールと反応させることにより、シロキサン末端基上に少なくとも1個の
加水分解可能な置換基を有するシロキサンで停止された重合体のムーニー粘度を
安定化させる方法。 - 【請求項2】 該長鎖アルコールが加水分解可能な置換基より大きい炭素数
を有する脂肪族、脂環式、および芳香族アルコール類よりなる群から選択される
請求項1の方法。 - 【請求項3】 該長鎖アルコールが炭素数が少なくとも6の脂肪族、脂環式
、および芳香族アルコール類よりなる群から選択される請求項1の方法。 - 【請求項4】 該長鎖アルコールが水素化されたおよび水素化されないC5
およびC6糖類並びに分枝鎖状脂肪族アルコール類の多価ヒドロキシ脂肪酸エス
テル類よりなる群から選択される請求項1−3のいずれかの方法。 - 【請求項5】 該粘度安定化有効量の該長鎖アルコールがシロキサンで停止
された重合体の重合で使用される1モル当量のアニオン開始剤当たり約1〜約1
0モル当量の粘度安定化アルコールでありそして該粘度安定化有効量の該粘度安
定化剤がシロキサンで停止された重合体の重合で使用される1モル当量の該アニ
オン開始剤当たり約1〜約5モル当量の粘度安定化剤である請求項1−4のいず
れかの方法。 - 【請求項6】 長鎖アルコール対アニオン開始剤のモル比が少なくとも1:
1である、請求項5の方法。 - 【請求項7】 シロキサンで停止された重合体を水と接触させる段階がシロ
キサンで停止された重合体を貯蔵中に水分と接触させることを含んでなる請求項
1−6のいずれかの方法。 - 【請求項8】 長鎖アルコールがシロキサンで停止された重合体の重合中に
使用される溶媒の中に少なくとも部分的に可溶性である請求項1−7のいずれか
の方法。 - 【請求項9】 請求項1−8のいずれかの方法から得られうる水分安定化さ
れた重合体。 - 【請求項10】 請求項9の水分安定化された重合体を含有する弾性化合物
を含んでなる空気入りタイヤ。
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