JP2003514764A - 5−ht1受容体アゴニストとしてのアリール−{4−フルオロ−4−[(2−ピリジン−2−イルエチルアミノ)メチル]ピペリジン−1−イル)メタノン誘導体 - Google Patents

5−ht1受容体アゴニストとしてのアリール−{4−フルオロ−4−[(2−ピリジン−2−イルエチルアミノ)メチル]ピペリジン−1−イル)メタノン誘導体

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JP2003514764A JP2000575859A JP2000575859A JP2003514764A JP 2003514764 A JP2003514764 A JP 2003514764A JP 2000575859 A JP2000575859 A JP 2000575859A JP 2000575859 A JP2000575859 A JP 2000575859A JP 2003514764 A JP2003514764 A JP 2003514764A
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ボノー、ベルナール
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に抗うつ、鎮痛、不安緩解および神経保護効果を有する薬剤として有用な、式(1) で示される (式中、Xは水素、フッ素または塩素原子) 、新規なアリール−{4−フルオロ−4−[(2−ピリジン−2−イルエチルアミノ) メチル]ピペリジン−1−イル) メタノン誘導体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
セロトニン (5−ヒドロキシトリプタミン、5-HT) は、中枢神経系の神経伝達
物質であり、その多くの生理学的機能を特異的5-HT受容体との相互作用により発
揮する。これらの5-HT受容体は、いくつかの主な種類に分類されてきた。これら
の主な種類のうち、5-HT1 類は、セロトニンに対する高い親和性を特徴とする受
容体を含む。5-HT1 類は、それ自体がサブクラス (細分類) の受容体に細分化さ
れ、それらサブクラスの薬理学的特性および中枢神経系内の領域分布は互いに別
個である。
【0002】 5-HT1Aサブタイプのセロトニン作動性(serotoninergic)受容体に対してアゴニ
スト活性を持つ化合物についての臨床学的研究により、5-HT1Aアゴニストは不安
の治療 (J. Clin. Psychiatry, 1987, 48, 3S)およびうつ症状の治療 (Int. J.
Neuropsychopharmacology, 1998, 1, 18) に有効であることが示された。また、
動物実験で、5-HT1Aアゴニストは鎮痛作用 (Behav. Brain Res., 1995, 73, 1/2
, 69) および神経保護作用 (Arch. Int .Pharmacodyn., 195, 329, 347)を有す
ることが示された。
【0003】 5-HT1Aサブタイプのセロトニン作動性受容体に対してアゴニスト活性を持つ化
合物の幅広い治療上の可能性を考慮すると、かかる活性を持つ新規化合物の発見
はヒトの臨床治療に非常に重要である。
【0004】 臨床に使用されている5-HT1Aアゴニストであるブスピロンは、5-HT1Aサブタイ
プのセロトニン作動性受容体とD2サブファミリーのドパミン作動性受容体とに同
程度の親和性を有する。D2サブファミリーのドパミン作動性受容体は運動調節、
認識および神経内分泌機能に関与するので(La Lettre du Pharmacologue, 1997,
11, 3) 、ブスピロンのような、D2サブファミリーのドパミン作動性受容体に対
して活性な物質は、神経および/または運動および/または神経内分泌の障害を
引き起こす可能性がある(CNS Drug, 1996, 5, 215)。従って、5-HT1Aアゴニスト
活性とドパミン作動性もしくは抗ドパミン作動性の活性との組合わせは、5-HT1A 受容体により媒介されるセロトニン作動性活性化に感受性のある神経疾患を治療
するための薬剤にとって、望ましい性質の組合わせを構成するものではない。
【0005】 特許公報WO 98/22459-A1は下記一般式で示されるピリド−2−イルメチルアミ
ン誘導体を開示している。
【0006】
【化3】
【0007】 式中、 A、U、VおよびWは、とりわけ水素原子であり、 Xは水素またはフッ素原子を意味し、 Yは塩素原子またはメチル基であり、 zは水素原子、フッ素原子、塩素原子またはメチル基である。
【0008】 これらの化合物は5-HT1Aサブタイプのセロトニン作動性アゴニストに感受性の
ある疾患の治療に有用な5-HT1Aアゴニストであると述べられている。
【0009】
【発明の開示】
本発明は、下記一般式(1) で示される新規化合物、
【0010】
【化4】
【0011】 (式中、Xは水素、フッ素または塩素原子である) ならびに上記一般式(1) で示される化合物の薬剤に許容される鉱酸もしくは有機
酸との酸付加塩および酸付加塩の水和物に関する。
【0012】 式(1) で示される化合物は、特許公報WO 98/22459-A1に開示されている化合物
と、ピリジン核と第二アミン官能基との間に追加のメチレン基が存在する点で異
なる。追加のメチレン基の加入は、式(1) で示される化合物の水解離定数 (Ka)
が、特許公報WO 98/22459-A1に開示されている化合物に比べて、平均で1/10に減
少することに現れる。このような塩基性の増大は、特許公報WO 98/22459-A1に特
許請求されている化合物に比べて、本発明の化合物の吸収および分布パラメータ
ならびにin vivo 転換の様式を著しく変化させる。
【0013】 本発明の化合物の利点は、選択性およびin vivo 5-HT1Aアゴニスト活性の両方
が、ブスピロンに比べてずっと大きいことである。この点に関して、本発明の化
合物は、治療効力と一緒に現れる副作用、例えば、神経および/または運動およ
び/または内分泌の障害といったD2ドパミン作動性に由来する副作用を発現する
傾向が低いので、セロトニン作動性機能障害、特に不安、うつ症状 (うつ病、抑
うつ症) 、神経変性(neurodegeneration) および痛みの知覚を含むホストの病状
を治療するのに有用である。
【0014】 選択性は、親和性定数 (Ki) D2/Ki 5-HT1A の比として、本出願では規定され
る。 本発明の化合物およびブスピロンの中枢5-HT1Aアゴニスト活性は、ラットへの
経口投与後に、動物の下唇の収縮(LLR) の誘発の能力により評価した。下唇の収
縮(LLR) は、中枢5-HT1Aアゴニスト活性の鋭敏で特異的なマーカーである(Pharm
acol. Biochem. Behav., 1989, 33, 821) 。
【0015】 本発明の主題はまた、有効成分として、一般式(1) で示される少なくとも1種
の誘導体または少なくとも1種のその塩もしくはその塩の水和物を、薬剤に許容
される賦形剤、佐剤またはビヒクルの1種または2種以上と一緒に含有する、薬
剤組成物である。1例として、包接化合物、特に、本発明の化合物とβ−シクロ
デキストリンとにより形成された包接化合物を特に挙げることができる。
【0016】 本発明に係る薬剤組成物は、経口、点鼻、舌下、直腸、または非経口経路によ
り投与できる組成物である。一般に、かかる薬剤組成物は単位用量形態に処方す
ることが有利である。この場合、各用量は、一定の治療効果を得るように計算さ
れた所定量の有効成分を、適当なビヒクル、賦形剤および/または佐剤と組合わ
せて含有する。経口投与できる単位用量形態の例として、錠剤、ゲルカプセル剤
、顆粒、散剤、および経口用懸濁液もしくは溶液を挙げることができる。
【0017】 選択した投与形態に適した処方組成は知られており、例えば、Remington, The
Science and Practice of Pharmacy, 19 版, 1995, Mack Publishing Company
に記載されているので、当業者により容易に製造することができる。
【0018】 症状の性質および重篤度、選択した投与経路、ならびに患者の体重、年齢およ
び性別に応じて、個人ごとに投与量は変化することが知られており、従って有効
用量は本技術分野の専門家によりこれらのパラメータの関数として決定する必要
があろう。1指針として、有効用量は0.001 mg/kg ないし100 mg/kg の範囲内で
よい。
【0019】 一般式(1) で示される化合物は、いくつかの互変異性形態で存在しうる。かか
る互変異性体は、式の表示を単純化するために、本出願には明示していないが、
すべて本発明の範囲内に包含される。
【0020】 最後に、本発明は一般式(1) で示される誘導体の製造方法にも及ぶ。 一般式(1) の化合物は、下記の図式Aに示す反応式に従って製造した。 図式A
【0021】
【化5】
【0022】図式A 特許公報WO 98/22459-A1に開示されている (4−フルオロ−4−ヒドロキシメ
チル−1−ピペリジル)(3−クロロ−4−フルオロフェニル) メタノンの合成に
使用されているのと同様の方法に従って、式(2) の化合物を調製した。活性化ジ
メチルスルホキシド (DMSO) 誘導体、例えば、三酸化硫黄−ピリジン錯体もしく
は塩化オキサリルで活性化したDMSOを用いて、式(2) の化合物を酸化すると、式
(3) で示される、1− (3−クロロ−4−X−ベンゾイル) −4−フルオロピペ
リジン−4−カルボアルデヒドが得られる。次に、式(3) のアルデヒドを、市販
の2− (2−アミノエチル) ピリジンを用いて還元アミノ化反応すると、式(1)
の化合物が得られる。ここで考慮する還元アミノ化反応では、アルデヒド(3) と
2− (2−アミノエチル) ピリジンとを適当な溶媒中で反応させた後、混合物を
還元剤で処理する。この還元剤は、例えば、ホウ水素化ナトリウムもしくはカリ
ウム、シアノホウ水素化ナトリウムまたはトリアセトキシホウ水素化ナトリウム
といった、単純または複雑なホウ水素化物でよい。
【0023】
【実施例】
次の実施例は、本発明を何ら制限せずに本発明を例示するものである。 以下の実施例において: (i) 反応の進行は薄層クロマトグラフィー(TLC) により監視し、従って、反応時
間は1指針として触れるにすぎない。 (ii)結晶形態が異なると融点が異なることがある;本出願に報告した融点は、こ
こに説明した方法に従って合成された生成物の融点であり、未補正である。 (iii) 本発明に従って得た生成物の構造は、核磁気共鳴(NMR) および赤外(IR)ス
ペクトルならびに元素分析により確認し、最終生成物の純度はTLC により確認す
る。 (iv) NMRスペクトルは表示溶媒中で測定する。化学シフト (δ) は、テトラメチ
ルシランに対するparts per million (ppm) で表わす。シグナルの多重度は、s
、一重線;d、二重線;t、三重線;q、四重線;m、多重線;b、ブロードに
より表示しる。 (v) 各種の単位記号は、それらの通常の意味である:mg (ミリグラム); g (グラ
ム); ml (ミリリットル); ℃ (摂氏温度); mmol (ミリモル); nmol (ナノモル); cm (センチメートル) 。 (vi)略号は次の意味である:m.p. (融点); b.p. (沸点) 。 (vii) 本出願では、圧力はミリバールで示す;「室温」とは、20℃〜25℃の温度
を意味する。
【0024】 [中間体1] 1− (3−クロロ−4−フルオロベンゾイル) −4−フルオロピペリジン−4
−カルボアルデヒド (式(3) 、X=F) 1−(3−クロロ−4−フルオロベンゾイル)−4−フルオロ−4−ピペリジン
メタノール1.5 g (5.18 mmol) 、トリエチルアミン2.16 ml (15.5 mmol) および
無水DMSO 15 mlからなる溶液に、ピリジン−SO3 錯体2.48 g (15.5 mmol)を一度
に加える。室温で3時間攪拌した後、得られた黄色溶液を氷水混合物中に投入し
、酢酸エチルで2回抽出する。有機相を5%クエン酸水溶液と次に食塩水とで洗
浄し、MgSO4 で乾燥し、濾過し、溶媒を減圧除去する。1.49 g (定量的収率) の
黄色油状物が得られ、この生成物を、これ以上精製せずに次工程に使用する。 IR ν (C=O) 1735 cm-1 1 H NMR (CDCl3)δ 1.50-2.05 (m, 4H); 3.34 (m, 2H); 3.70 (m, 1H); 4.59 (m,
1H); 7.18 (m, 1H); 7.31 (m, 1H); 7.50 (m, 1H); 9.77 (d, 1H)。
【0025】 [中間体2] 1−(3,4−ジクロロベンゾイル) −4−フルオロピペリジン−4−カルボアル
デヒド (式(3) 、X=Cl) このアルデヒドは、1− (3−クロロ−4−フルオロベンゾイル) −4−フル
オロ−4−ピペリジンメタノールの代わりに、1−(3,4−ジクロロベンゾイル)
−4−フルオロ−4−ピペリジンメタノールを使用して、中間体1の合成に対し
て使用したのと同様の酸化方法により得られる。黄色油状物が得られ (定量的収
率) 、これをそれ以上精製せずに次工程に使用する。 IR ν (C=O) 1743 cm-1
【0026】
【実施例1】 (3−クロロ−4−フルオロフェニル){4−フルオロ−4−[(2−ピリド−
2−イルエチルアミノ) メチル]−1−ピペリジル}メタノン (式(1) 、X=F)
【0027】
【化6】
【0028】 1− (3−クロロ−4−フルオロベンゾイル) −4−フルオロ−4−ピペリジ
ンカルボキサルデヒド1.49 g (5.18 mmol)、2− (2−アミノエチル) ピリジン
0.70 g (5.70 mmol)およびトルエン 40 mlからなる溶液を、攪拌しながら2時間
還流させる(副生した水をディーン・スターク装置を用いて除去しながら) 。減
圧蒸留によりトルエンを留去し、得られた残渣を無水メタノール40 ml に溶解す
る。この溶液を室温で攪拌しながら、これにKBH4 0.55 g (10 mmol) を少しずつ
添加し、攪拌を室温で一晩続ける。メタノールを減圧除去した後、残渣を酢酸エ
チルで2回抽出し、食塩水で洗浄し、MgSO4 で乾燥し、濾過する。溶媒を減圧留
去し、溶離液としてメタノール5%を含有する塩化メチレンを用いたシリカでの
クロマトグラフィーにより生成物を精製する。淡黄色油状物1.43 g (72%) が得
られる。エタノール/酢酸エチル混合溶媒中でシュウ酸による塩析を行うと、白
色結晶の形態のシュウ酸塩が得られる。 C20H22ClF2N3O・C2H2O4 (483.91) m.p.: 172〜174 ℃1 H NMR (d6 DMSO)δ 1.73-1.99 (m, 4H); 3.12 (m, 3H); 3.24-3.32 (m, 5H); 3
.47 (m, 1H); 4.30 (m, 1H); 7.28 (q, 1H); 7.32 (d, 1H); 7.46 (m, 1H); 7.5
2 (t, 1H); 7.68 (d, 1H) ; 7.76 (t, 1H); 8.50 (d, 1H)。
【0029】
【実施例2】 (3,4−ジクロロフェニル){4−フルオロ−4−[(2−ピリド−2−イルエチ
ルアミノ) メチル]−1−ピペリジル}メタノン (式(1) 、X=Cl)
【0030】
【化7】
【0031】 本化合物は、 (3−クロロ−4−フルオロフェニル){4−フルオロ−4−[(
2−ピリド−2−イルエチルアミノ) メチル]−1−ピペリジル}メタノンを合
成するのに使用したのと同じ手順に従って、但し、1− (3−クロロ−4−フル
オロベンゾイル) −4−フルオロピペリジン−4−カルボアルデヒドの代わりに
、1−(3,4−ジクロロベンゾイル) −4−フルオロピペリジン−4−カルボアル
デヒドを用いて、シュウ酸塩の形態で得られる。 C20H22Cl2FN3O・1.5C2H2O4 (545.37) m.p.: 192〜194 ℃1 H NMR (d6 DMSO)δ 1.70-2.10 (m, 4H); 3.15 (m, 3H); 3.31-3.50 (m, 6H); 4
.31 (m, 1H); 7.27-7.41 (m, 3H); 7.69-7.81 (m, 3H) ; 8.49 (d, 1H)。
【0032】 [本発明の生成物の薬理学的検討] 本発明の化合物を、臨床使用されている5-HT1A受容体アゴニストである、8−
[4−[4−(2−ピリミジニル)−1−ピペラジリル] ブチル]−8−アザスピロ[4.5
]デカン−7,9−ジオン (ブスピロン) と比較した。
【0033】 測定1:5-HT1A受容体に対する本発明の化合物の親和性の測定 プロトコル 本発明の化合物の5-HT1A受容体に対するin vitro親和性を(3H)8-OH-DPAT (TRK
850; 160-240 Ci/mmol)の置換を測定することにより求めた。
【0034】 5-HT1A受容体への結合の試験を、Sleight およびPeroutka (Naunyn-Schmiedeb
erg's Arch. Pharmaco., 1991, 343, 106)が報告したようにして実施する。これ
らの実験には、ラット大脳皮質を使用する。脳を25℃の50 mmol Tris-HCl緩衝液
pH=7.40中でとかした後、大脳皮質を取り出し、4℃に保持された体積で20倍量
の緩衝液中でホモジナイズする。ホモジネートを39 000×g で10分間遠心分離し
、遠心分離ペレットを同体積量の緩衝液中に懸濁させ、再び遠心分離する。同じ
条件で再懸濁させた後、ホモジネートを37℃で10分間インキュベーションし、再
び遠心分離する。最終ペレットを、10 mmol のパルギリン、4 mmolのCaCl2 およ
び0.10%のアスコルビン酸を含有する、50 mmol の冷Tris-HCl反応緩衝液、pH=
7.40 (25℃) に懸濁させる。インキュベーション培地中の組織の最終濃度は、1
試験管あたり10 mg である。
【0035】 反応試験管には0.10 ml の(3H)8-OH-DPAT (0.20 mmol最終) 、0.10 ml の試験
生成物6〜7濃度、および0.80 ml の組織を入れる。非特異的結合を、10 mmol
の5-HTを用いて規定する。反応試験管を23℃で30分間インキュベーションした後
、その内容物をWhatman GF/Bフィルターを通してすばやく減圧濾過し、試験管を
5mlずつの50 mmol Tris-HCl緩衝液pH=7.4 (25 ℃) で2回すすぐ。フィルター
上に集められた放射能を、液体シンチラント (Emulsifier Safe, Packard) 4ml
を添加することにより液体シンチレーションにより分析する。すべての実験を3
回実施する。
【0036】 測定2:D2受容体に対する本発明の化合物の親和性の測定 プロトコル 本発明の化合物のD2ドパミン作動性受容体に対するin vitro親和性を (3H)YM-
09151-2 (NET-1004 70-87 Ci/mmol)の置換を測定することにより求めた。D2受容
体への結合の試験を、Niznik (Naunyn-Schmiedeberg's Arch. Pharmacol. Metho
ds, 1995, 329, 333) が報告したようにして実施する。
【0037】 これらの実験には、ラット線条(striatum)を使用する。脳を25℃の50 mmol Tr
is-HCl緩衝液pH=7.40中でとかした後、線条を取り出し、4℃に保持された体積
で40倍量の緩衝液中でホモジナイズする。ホモジネートを20 000×g で10分間遠
心分離し、遠心分離ペレットを同体積量の緩衝液中に懸濁させ、再び遠心分離す
る。最終ペレットを、120 mmolのNaClと5 mmolのKCl とを含有する、50 mmol の
冷Tris-HCl反応緩衝液、pH=7.40 (25℃) に懸濁させる。インキュベーション培
地中の最終組織濃度は、1試験管あたり2 mgである。
【0038】 反応試験管には0.20 ml の[3H]YM-09151-2 (0.05 mmol 最終) 、0.20 ml の試
験生成物6〜7濃度、および1.60 ml の組織を入れる。非特異的結合を、1 mmol
の(+)-ブタクラモール(butaclamol)を用いて規定する。反応試験管を23℃で60分
間インキュベーションした後、その内容物をWhatman GF/Bフィルターを通してす
ばやく減圧濾過し、試験管を5mlずつの50 mmol Tris-HCl緩衝液pH=7.40 (25℃
) で2回すすぐ。フィルター上に集められた放射能を、液体シンチラント (Emul
sifier Safe, Packard) 4mlを添加することにより液体シンチレーションにより
分析する。すべての実験を3回実施する。
【0039】 本発明の生成物の阻害定数(Ki)を、EBDA (Equilibrium Binding Data Analysi
s)による非線形回帰プログラムRADLIGバージョン4 (Biosoft社、イギリス、ケン
ブリッジ、McPherson, 1995)を用いた置換実験から推定する。計算に用いた放射
性リガンドの解離定数は(3H)8-OH-DPAT に対しては0.31 mmol 、(3H)YM-09151-2
に対しては0.036 mmolである。pKi (-logKi)値は、少なくとも3回の実験の平均
値±SEM の形で示す。
【0040】 測定3:本発明の化合物のin vivo 5-HT1A受容体アゴニスト活性の評価 プロトコル 雄性Sprague Dawleyラット (ICO: OFAD [IOPS], Iffa Credo, フランス)(体重
は到着時が 160〜180 g 、試験開始時は 180〜200 g)を使用する。試験動物を、
実験に使用する前に、隔離施設に4〜8日間おいておき、その間は標準化実験室
用試料を自由に摂取させる。試験動物は、試験の24時間前に、ケージホルダー上
に設置したグリル床つきプラスチックケージ (28 cm×21 cm×18 cm) (RC Iffa
Credo)に一匹ずつ収容する。自動給水機によって、0.22μmフィルターにより濾
過された水を自由にとることができる。隔離領域と実験室は空調されており (温
度:22±1℃;相対湿度:55±5%) 、午前7時から午後7時まで照明されてい
る。全てのラットが実験動物用倫理規定 (実験動物の管理および使用指針、米国
農務省、公衆衛生局、国立衛生研究所、公告番号85-23 、1985年改定) に従って
取り扱われ、プロトコル (No.15)は、地域研究動物倫理規定委員会の勧告に従っ
て実施される。
【0041】 使用した方法は、本質的に上述した方法 (Drug Dev. Res., 1992, 26, 21; Eu
r. J. Pharmacol., 1995, 281, 219) と同一である。 動物の挙動を、経口投与後に、t60分を中心にして10分間ずつそれぞれ観察す
る。10分の期間中 (t55からt65まで) 、4匹の動物を個別的に観察する。即ち
、4匹のラットを順に15秒ごとに観察し、1動物について10秒間の観察時間をと
る。これらの各観察時間中に、動物が示す下唇の収縮(LLR) のあり(1) またはな
し(0) を記録する。動物が少なくとも3秒の途切れない徴候を示す場合に、下唇
の収縮があると判定する。このサイクルを10分間にわって10回繰り返すので、各
観察期間中の挙動タイプの頻度 (出現率) は0から10までの範囲のいずれかにな
る。毎日、各群の2匹の動物に同じ生成物を同じ用量で投与する。生成物は蒸留
水に溶解させるか、またはTween 80水溶液 (2滴/10 ml 蒸留水) に懸濁させる
。生成物をは、10 ml/kgの量で投与され、用量は塩基重量として表わされる。生
成物および用量の投与順序はランダム化する。
【0042】 結果 表1に、例示として、本発明の2つの誘導体について、参照製品として選んだ
ブスピロンと比較した、pKi 、選択性および有効用量 (ED50) を示す。
【0043】
【表1】
【0044】 試験結果は、式(1) で示される本発明の化合物は、5-HT1Aサブタイプのセロト
ニン作動性受容体に対する親和性が高く、参照化合物に比べてこの種の受容体に
高い選択性を有することを示している。
【0045】 ラットへの経口により行ったin vivo 試験は、式(1) で示される化合物が、参
照化合物に比べてより強力な、中枢5-HT1Aアゴニスト活性を発揮することを示し
ている。
【0046】 従って、これらの試験から、本発明の化合物は、5-HT1Aサブタイプのセロトニ
ン作動性受容体に対してブスピロンより優れた親和性および選択性を示すだけで
なく、一般に臨床に使用されている5-HT1Aアゴニストであるブスピロンより強力
な、経口5-HT1Aアゴニスト活性を示すという利点を有することがわかる。
【0047】 この点に関して、本発明の化合物は、不安、うつ症状、痛みの知覚および神経
変性といった、セロトニン作動性の機能障害が関係する病状の治療に有用可能性
がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/28 A61P 25/28 43/00 111 43/00 111 C07D 211/38 C07D 211/38 (72)発明者 ケク、ブテル フランス国、F−81290ビビエ−レ−モン ターニュ、ロティスマン・レ・ミニョナー ド(番地なし) Fターム(参考) 4C054 AA02 CC04 DD01 EE01 FF04 FF14 FF22 4C063 AA01 BB09 CC12 DD10 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 BC21 GA07 GA08 MA01 MA04 NA05 ZA08 ZA12 ZA15 ZA16 ZA18 ZC41

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) で示される化合物、 【化1】 (式中、Xはフッ素、塩素または水素原子を表わす) ならびに上記一般式(1) で示される化合物の薬剤に許容される鉱酸もしくは有機
    酸との酸付加塩。
  2. 【請求項2】 (3−クロロ−4−フルオロフェニル){4−フルオロ−4
    −[(2−ピリド−2−イルエチルアミノ) メチル]−1−ピペリジル}メタノン
    である、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 (3,4−ジクロロフェニル){4−フルオロ−4−[(2−ピリ
    ド−2−イルエチルアミノ) メチル]−1−ピペリジル}メタノンである、請求
    項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 (3−クロロフェニル){4−フルオロ−4−[(2−ピリド
    −2−イルエチルアミノ) メチル]−1−ピペリジル}メタノンである、請求項
    1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 下記の式(3) で示される、一般式(1) の化合物の製造に使用
    される、新規合成中間体: 【化2】 式中、Xはフッ素、塩素または水素原子を表わす。
  6. 【請求項6】 うつ症状を治療するための医薬の製造に十分な量での、請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の式(1) の化合物または薬剤に許容される塩の使
    用。
  7. 【請求項7】 痛みの知覚を治療するための医薬の製造に十分な量での、請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の式(1) の化合物または薬剤に許容される塩の
    使用。
  8. 【請求項8】 不安を治療するための医薬の製造に十分な量での請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の式(1) の化合物または薬剤に許容される塩の使用。
  9. 【請求項9】 神経変性を治療するための医薬の製造に十分な量での、請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の式(1) の化合物または薬剤に許容される塩の使
    用。
  10. 【請求項10】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(1) の少なくとも
    1種の化合物または式(1) の化合物の薬剤に許容される塩と、1種もしくは2種
    以上の適当な薬剤に許容される賦形剤、佐剤またはビヒクルとを含むことを特徴
    とする薬剤組成物。
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