JP2003514691A - 実質的に剛性の構造を有する紙シートを製造するための方法及びプラント - Google Patents

実質的に剛性の構造を有する紙シートを製造するための方法及びプラント

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Abstract

(57)【要約】 実質的に剛性の構造を有する紙シートを製造するための方法及び製造プラントであり、この方法は、紙材を粉砕して紙薄片を形成する工程と、該薄片を散布して薄片のカーペットを形成する工程と、カーペットに接着剤液を散布する工程と、第1段階の薄片圧縮を行う工程と、第2段階のカーペット圧縮を行い、その間に同時に複数の補強ディッシュを有するシートを形成する成形を実施する工程とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実質的に剛性の構造を有する紙材のシート、例えば箱や包装材等を
製造するための慣用の段ボールの代わりに使用するのに適した紙材のシートを製
造するための新規な方法、及び、その方法を実施するためのプラントに関する。 本発明は、又、本発明の方法によって製造される紙製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
異なる厚さの波付き紙の1つ又は複数の内側層と、各波付き層の両面に接着さ
れた平坦なシートとから形成されるいわゆる段ボールは、従来技術において周知
である。この構造は、最少限の材料使用量でもって剛性を付与するという利点を
有する。一方で、慣用の製紙方法によって比較的厚い紙を製造しなければならず
、製造工程が比較的複雑である。次いで、この比較的厚い紙に波付けし、その両
面に接着剤を塗布して、やはり慣用の製紙方法によって製造された別の平坦な紙
シートを被覆しなければならない。最後に、接着を確実にするために全体を適度
に押圧し、パネルの形に切断して、乾燥させなければならない。従って、紙に波
付けし、紙の位置を決め、平坦な紙シートを接着剤で接合しなければならないな
ど、比較的複雑な製造工程を経なければならない。しかも、必須要件として、慣
用の紙製造に起因する周知の欠点を有する出発紙を製造しなければならない。
【0003】 時には欠点ともなる段ボールの1つの特質は、波形の延長方向と、それに直交
する方向の剛性が異なることである。この特質を排除するために、異なる方向に
配列された波形を有する幾つかの波付き層を接合して形成した段ボールが提案さ
れている。しかしながら、このタイプの段ボールは、その段ボール製造工程を一
層複雑にする。更に、このタイプの段ボールの場合、波形の褶曲の延長方向を製
造ライン走行方向に対して横断方向にして、あるいは、製造ライン走行方向に対
する褶曲の延長方向の斜め角を最少限にして波付け工程を実施しない限り、連続
製造を行うことができないことにも留意しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、段ボールの剛性に匹敵する剛性を有するシート状の紙材を提
供し、材料の消費量を最少限にし、製造コストの削減を実現し、製造を容易にす
ることによって上述した従来技術の欠点を解消することである。 本発明の他の目的は、剛性の紙材シートを製造するための新規な方法及びその
方法を実施するためのプラントを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、実質的に剛性の構造を有する紙
シートを製造するための方法であって、紙材を粉砕して紙薄片を形成する工程と
、該薄片を展延して薄片のカーペットを形成する工程と、該カーペットに接着剤
液を散布する工程と、第1段階のカーペット圧縮を実施して該カーペットの実質
的に平坦な形状を保持したままで該薄片の第1段階の圧縮を行う第1段階圧縮工
程と、第2段階のカーペット圧縮を実施して該薄片の更なる圧縮を行い、該第2
段階のカーペット圧縮中にそれと同時に複数の補強ディッシュを有するシートを
形成する第2段階圧縮工程とから成る方法が提供される。
【0006】 又、本発明の原理によれば、実質的に剛性の構造を有する紙シートを製造する
ためのプラントであって、紙薄片を形成するための紙粉砕手段と、該薄片のカー
ペットを形成するために薄片を均一な層に展延するための分配手段と、該カーペ
ットに接着剤液を散布するための散布手段と、該カーペットの実質的に平坦な形
状を保持したままで該薄片の第1段階の圧縮を行うために該カーペットを第1段
階圧縮工程にかけるための均一押圧手段と、該薄片の第2段階の圧縮を行い、該
第2段階の圧縮中にそれと同時に複数の補強ディッシュを有するシートを形成す
るために該カーペットを第2段階圧縮工程にかけるための成形押圧手段とから成
るプラントが提供される。
【0007】 更に、本発明の原理によれば、押圧された紙薄片から成り、複数の補強ディッ
シュを備えた実質的に剛性の構造を有する紙シートが提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の新規な原理及び従来技術に対する利点を本発明の実施形態を示す添付
図を参照して以下に説明する。 添付図を参照すると、図1は、本発明による製造プラントを示す。総体的に参
照番号10で示された本発明の製造プラントは、複数の供給源からの紙パルプ1
2を混合するためのタンク11を備えている。タンク11は、紙パルプをコンベ
ヤ13上へ荷卸しし、コンベヤ13は、紙パルプを粉砕手段14へ搬送する。粉
砕手段14は、紙薄片、即ち、「綿毛」状の外観を有する小サイズの紙粒子を生
成する。粉砕手段14は、紙パルプの塊体に対して押しつけられる歯付き回転ド
ラム14bによって構成することが好ましい。
【0009】 粉砕手段14から出てきた紙薄片は、分配手段15へ搬送され、分配手段15
は、紙薄片をベルトコンベヤ16上へ分配して実質的に均一な厚さの紙薄片のカ
ーペット17を形成する。分配手段15は、紙薄片を持ち上げてベルトコンベヤ
上に分散させるための回転羽根15bによって構成することが好ましい。これに
よって、以後の加工に適する薄片のカーペットを形成することができることが認
められた。
【0010】 かくして形成された薄片のカーペットは、散布ステーション18へ通される。
散布ステーション18において、散布手段が、スプリンクラー18bによってタ
ンク26からの接着剤液を好ましくは霧化雲の状態でカーペットに散布する。接
着剤は、水で多少薄めることができ、例えばビニル系接着剤とすることができる
【0011】 接着剤液を散布されたカーペットは、第1圧縮ステーション19から成る均一
押圧手段に通され、そこでカーペットは第1段階の圧縮を受けてカーペットの実
質的に平坦な形状を保持された状態で該カーペットの薄片の第1段階の圧縮を受
けるとともに、厚みを薄くされる。均一押圧手段は、ベルト16と上側対向ベル
ト21の対面する区間の間に互いに対面して配置された押圧ローラ20,20か
ら成るものとすることが好ましい。
【0012】 第1圧縮ステーション19を通された後、厚みを薄くされ圧縮されたカーペッ
トは、第2圧縮ステーション22へ搬送され、そこでカーペットは成形押圧手段
によって第2段階の圧縮工程にかけられて第2段階の圧縮を受ける。この第2段
階の圧縮工程中、成形押圧手段は、カーペットを圧縮するのと同時に、カーペッ
トを成形し、以下の説明から明らかになるように複数の補強ディッシュ(訳注:
皿形)を備えたシートを形成する。成形押圧手段は、互いに補完形状を有する対
面したナールドローラ23,23から成り、均一押圧手段から出てきたカーペッ
トは、ローラ23,23の間に通される。
【0013】 かくして成形され、その最終厚みSにまで圧縮されたシート又はリボンは、周
知のエッチング、折り曲げ及び切断ステーション24へ搬送して個別のシートに
形成することができ、それらの個別シートは、周知の積重ステーション25にお
いて積み重さねられる。
【0014】 図2は、上述したプラントによって実施される製造方法の各工程を経て順次に
受ける紙薄片カーペットの形状の変化を示す。図2Aは、散布ステーション18
から出て第1圧縮ステーション19に通される前の、第1厚みS1を有する薄片
カーペット17を示す。
【0015】 図2Bは、第1圧縮ステーション19から出た後の、厚みS2にまで圧縮され
たカーペットを示す。第1圧縮ステーション19での圧縮工程において、紙薄片
カーペットの厚みS1は、初期の厚みの少くとも2分の1、好ましくは3分の1
乃至5分の1にまで圧縮され、カーペットの紙薄片の所定の凝集又は合着が達成
されるように第1段階の薄片圧縮を実施する。
【0016】 図2Cは、成形押圧手段のナールドローラ23,23の間を通されるときのカ
ーペットを示す。この押圧手段によって材料の厚みは、更に少くとも5分の1以
上、好ましくは5分の1乃至10分の1にまで圧縮されて最終厚みSとされ、そ
れと同時に後述するように所望の剛性が得られるようにカーペットが成形される
。最終厚みSは、2mm前後とすることができる。
【0017】 図3及び4は、本発明によって得られるシート30の好ましい形状を示す。こ
の形状は、少ない材料使用量で満足なシート剛性度を得るのに特に有利であるこ
とが認められた。
【0018】 図3にみられるように、得られたシート30は、複数の補強ディッシュ31を
有している。これらのディッシュは、細長い形状であり、シート30の面上に少
くとも2つの異なる方向に配列されている。これらの2つの異なる方向は、互い
に直角とし、ディッシュは、例えば各々3つから成る群に集めて配列することが
好ましい。各群中のディッシュは、互いに平行に並置され、それらの群は、シー
トの平面全体を真直ぐに通る優先的な直線折り目線を形成しないような態様に、
上記2つの異なる方向にジグザグ線に沿って配列される。
【0019】 図4にみられるように、総体的に台形のディッシュ31は、シート30の厚み
Sの少くとも4倍、好ましくは少くとも6倍の寸法に等しい高さhを有する。
【0020】 図2、3及び4から明らかなように、1対のナールドローラ23は、それらの
表面に図3及び4に示されるように互いに補完形状をなす凹部と凸部を有するも
のであり、両ローラの間隔はシートの最終厚みSにほぼ等しい間隔とする。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の目的は、上述した本発明の方法及び
プラントによって達成される。 驚くべきことに、本発明の方法によれば、紙製品を裂断することなく深い皿形
にへこませて、例えば箱を製造するための従来の波付き段ボールの代わりとして
充分な変形強度を備えているが比較的に薄いシートを得ることを可能にすること
が判明した。本発明による「薄片」構造は、その成形工程中、押圧圧縮されたカ
ーペットを裂断させることなく材料の走行を可能にする。
【0022】 第1段階の部分的圧縮は、後の絞り加工を形づけるピット(凹部)において材
料の均一な分布を達成するようにカーペットに強度と変形性を付与することが判
明した。この第1段階の圧縮工程では、ナールドローラのピットの底部において
材料が厚くならないようにすることが重要である。なぜなら、ピットの底部では
材料は流体様の挙動をしないので、ピットの底部の材料が厚くならないようにし
ないと、ピットの底部の外側に密度が非常に小さい、従って変形抵抗が不十分な
帯域が残ることになるからである。ピットの底部の材料が厚くならないようにし
ないと、圧縮されたカーペットをその最終厚みにまで絞ろうとした場合、材料の
塑性変形性の不足により裂断が生じることになる。本発明に従って形成するディ
ッシュは、深くすることが好ましい。即ち、シートの平面に直角方向に測定して
材料の厚みの倍数の寸法を有する凸部を形成することが好ましい。
【0023】 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実
施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能で
あり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。例え
ば、これらのディッシュは、非直線状となるが、波形パターンを形成するように
部分的にのみ交差するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従って紙材を製造するための製造プラントの概略図である。
【図2】 図2は、材料加工工程の概略図である。
【図3】 図3は、本発明に従って得られた材料の平面図である。
【図4】 図4は、図3の線IV−IVに沿ってみた断面図である。
【符号の説明】
10 製造プラント 11 タンク 12 紙パルプ 13 コンベヤ 14b 回転ドラム 14 粉砕手段 15 分配手段 15b 回転羽根 16 ベルトコンベヤ、ベルト 17 紙薄片カーペット、カーペット 18 散布ステーション 18b スプリンクラー 19 第1圧縮ステーション 20 押圧ローラ 21 上側対向ベルト 22 第2圧縮ステーション 23 ナールドローラ 24 切断ステーション 25 積重ステーション 26 タンク 30 シート 31 補強ディッシュ、ディッシュ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月2日(2001.11.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、実質的に剛性の構造を有する紙材のシート、例えば箱や包装材等を
製造するための慣用の段ボールの代わりに使用するのに適した紙材のシートを製
造するための新規な方法、及び、その方法を実施するためのプラントに関する。 本発明は、又、本発明の方法によって製造される紙製品に関する。
【0002】
【従来の技術】 異なる厚さの波付き紙の1つ又は複数の内側層と、各波付き層の両面に接着さ
れた平坦なシートとから形成されるいわゆる段ボールは、従来技術において周知
である。この構造は、最少限の材料使用量でもって剛性を付与するという利点を
有する。一方で、慣用の製紙方法によって比較的厚い紙を製造しなければならず
、製造工程が比較的複雑である。次いで、この比較的厚い紙に波付けし、その両
面に接着剤を塗布して、やはり慣用の製紙方法によって製造された別の平坦な紙
シートを被覆しなければならない。最後に、接着を確実にするために全体を適度
に押圧し、パネルの形に切断して、乾燥させなければならない。従って、紙に波
付けし、紙の位置を決め、平坦な紙シートを接着剤で接合しなければならないな
ど、比較的複雑な製造工程を経なければならない。しかも、必須要件として、慣
用の紙製造に起因する周知の欠点を有する出発紙を製造しなければならない。
【0003】 時には欠点ともなる段ボールの1つの特質は、波形の延長方向と、それに直交
する方向の剛性が異なることである。この特質を排除するために、異なる方向に
配列された波形を有する幾つかの波付き層を接合して形成した段ボールが提案さ
れている。しかしながら、このタイプの段ボールは、その段ボール製造工程を一
層複雑にする。更に、このタイプの段ボールの場合、波形の褶曲の延長方向を製
造ライン走行方向に対して横断方向にして、あるいは、製造ライン走行方向に対
する褶曲の延長方向の斜め角を最少限にして波付け工程を実施しない限り、連続
製造を行うことができないことにも留意しなければならない。 米国特許第5,290,621号は、熱硬化性樹脂で結合された木材片から3
工程で製造される個別の波形ウエーハ板パネルの製造を開示している。もちろん
、この基本材は、本発明の技術分野で用いられる紙材とは異なっており、従って
、同特許の製造工程における材料の挙動及び最終製品の特徴は、本発明のそれと
は全く異なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、段ボールの剛性に匹敵する剛性を有するシート状の紙材を提
供し、材料の消費量を最少限にし、製造コストの削減を実現し、製造を容易にす
ることによって上述した従来技術の欠点を解消することである。 本発明の他の目的は、剛性の紙材シートを製造するための新規な方法及びその
方法を実施するためのプラントを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本発明によれば、実質的に剛性の構造を有する紙
シートを製造するための方法であって、紙材を粉砕して紙薄片を形成する工程と
、該薄片を展延して薄片のカーペットを形成する工程と、該カーペットに接着剤
液を散布する工程と、第1段階のカーペット圧縮を実施して該カーペットの実質
的に平坦な形状を保持したままで該薄片の第1段階の圧縮を行う第1段階圧縮工
程と、第2段階のカーペット圧縮を実施して該薄片の更なる圧縮を行う工程と、
該第2段階の圧縮工程中にそれと同時に、細長い形状を有し、シートの面上に少
くとも2つの異なる方向に配列された複数の補強ディッシュを有するシートを形
成する成形工程とから成る方法が提供される。
【0006】 又、本発明の原理によれば、実質的に剛性の構造を有する紙シートを連続的に
紙薄片を形成するための紙粉砕手段と、 該薄片のカーペットを形成するために該薄片を均一な層に展延するための分配
手段と、 該カーペットに接着剤液を散布するための散布手段と、 該カーペットの実質的に平坦な形状を保持したままで該薄片の第1段階の圧縮
を行うために該カーペットを第1段階の圧縮工程にかけるための均一押圧手段と
、 該薄片の第2段階の圧縮を行うために該カーペットを第2段階の圧縮工程にか
け、該第2段階の圧縮工程中にそれと同時に成形工程を実施して、細長い形状を
有し、シートの面上に少くとも2つの異なる方向に配列された複数の補強ディッ
シュを有するシートを連続的に形成するための成形押圧手段と、 から成るプラント製造するためのプラントであって、紙薄片を形成するための紙
粉砕手段と、該薄片のカーペットを形成するために該薄片を均一な層に展延する
ための分配手段と、該カーペットに接着剤液を散布するための散布手段と、該カ
ーペットの実質的に平坦な形状を保持したままで該薄片の第1段階の圧縮を行う
ために該カーペットを第1段階の圧縮工程にかけるための均一押圧手段と、該薄
片の第2段階の圧縮を行うために該カーペットを第2段階の圧縮工程にかけ、該
第2段階の圧縮工程中にそれと同時に成形工程を実施して、細長い形状を有し、
シートの面上に少くとも2つの異なる方向に配列された複数の補強ディッシュを
有するシートを連続的に形成するための成形押圧手段とから成るプラントが提供
される。
【0007】 更に、本発明の原理によれば、押圧された紙薄片から成り、細長い形状を有し
、該シートの面上に少くとも2つの異なる方向に配列された複数の補強ディッシ
ュを備えた実質的に剛性の構造を有する紙シートが提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】 本発明の新規な原理及び従来技術に対する利点を本発明の実施形態を示す添付
図を参照して以下に説明する。 添付図を参照すると、図1は、本発明による製造プラントを示す。総体的に参
照番号10で示された本発明の製造プラントは、複数の供給源からの紙パルプ1
2を混合するためのタンク11を備えている。タンク11は、紙パルプをコンベ
ヤ13上へ荷卸しし、コンベヤ13は、紙パルプを粉砕手段14へ搬送する。粉
砕手段14は、紙薄片、即ち、「綿毛」状の外観を有する小サイズの紙粒子を生
成する。粉砕手段14は、紙パルプの塊体に対して押しつけられる歯付き回転ド
ラム14bによって構成することが好ましい。
【0009】 粉砕手段14から出てきた紙薄片は、分配手段15へ搬送され、分配手段15
は、紙薄片をベルトコンベヤ16上へ分配して実質的に均一な厚さの紙薄片のカ
ーペット17を形成する。分配手段15は、紙薄片を持ち上げてベルトコンベヤ
上に分散させるための回転羽根15bによって構成することが好ましい。これに
よって、以後の加工に適する薄片のカーペットを形成することができることが認
められた。
【0010】 かくして形成された薄片のカーペットは、散布ステーション18へ通される。
散布ステーション18において、散布手段が、スプリンクラー18bによってタ
ンク26からの接着剤液を好ましくは霧化雲の状態でカーペットに散布する。接
着剤は、水で多少薄めることができ、例えばビニル系接着剤とすることができる
【0011】 接着剤液を散布されたカーペットは、第1圧縮ステーション19から成る均一
押圧手段に通され、そこでカーペットは第1段階の圧縮を受けてカーペットの実
質的に平坦な形状を保持された状態で該カーペットの薄片の第1段階の圧縮を受
けるとともに、厚みを薄くされる。均一押圧手段は、ベルト16と上側対向ベル
ト21の対面する区間の間に互いに対面して配置された押圧ローラ20,20か
ら成るものとすることが好ましい。
【0012】 第1圧縮ステーション19を通された後、厚みを薄くされ圧縮されたカーペッ
トは、第2圧縮ステーション22へ搬送され、そこでカーペットは成形押圧手段
によって第2段階の圧縮工程にかけられて第2段階の圧縮を受ける。この第2段
階の圧縮工程中、成形押圧手段は、カーペットを圧縮するのと同時に、カーペッ
トを成形し、以下の説明から明らかになるように複数の補強ディッシュ(訳注:
皿形)を備えたシートを形成する。成形押圧手段は、互いに補完形状を有する対
面したナールドローラ23,23から成り、均一押圧手段から出てきたカーペッ
トは、ローラ23,23の間に通される。
【0013】 かくして成形され、その最終厚みSにまで圧縮されたシート又はリボンは、周
知のエッチング、折り曲げ及び切断ステーション24へ搬送して個別のシートに
形成することができ、それらの個別シートは、周知の積重ステーション25にお
いて積み重さねられる。
【0014】 図2は、上述したプラントによって実施される製造方法の各工程を経て順次に
受ける紙薄片カーペットの形状の変化を示す。図2Aは、散布ステーション18
から出て第1圧縮ステーション19に通される前の、第1厚みS1を有する薄片
カーペット17を示す。
【0015】 図2Bは、第1圧縮ステーション19から出た後の、厚みS2にまで圧縮され
たカーペットを示す。第1圧縮ステーション19での圧縮工程において、紙薄片
カーペットの厚みS1は、初期の厚みの少くとも2分の1、好ましくは3分の1
乃至5分の1にまで圧縮され、カーペットの紙薄片の所定の凝集又は合着が達成
されるように第1段階の薄片圧縮を実施する。
【0016】 図2Cは、成形押圧手段のナールドローラ23,23の間を通されるときのカ
ーペットを示す。この押圧手段によって材料の厚みは、更に少くとも5分の1以
上、好ましくは5分の1乃至10分の1にまで圧縮されて最終厚みSとされ、そ
れと同時に後述するように所望の剛性が得られるようにカーペットが成形される
。最終厚みSは、2mm前後とすることができる。
【0017】 図3及び4は、本発明によって得られるシート30の好ましい形状を示す。こ
の形状は、少ない材料使用量で満足なシート剛性度を得るのに特に有利であるこ
とが認められた。
【0018】 図3にみられるように、得られたシート30は、複数の補強ディッシュ31を
有している。これらのディッシュは、細長い形状であり、シート30の面上に少
くとも2つの異なる方向に配列されている。これらの2つの異なる方向は、互い
に直角とし、ディッシュは、例えば各々3つから成る群に集めて配列することが
好ましい。各群中のディッシュは、互いに平行に並置され、それらの群は、シー
トの平面全体を真直ぐに通る優先的な直線折り目線を形成しないような態様に、
上記2つの異なる方向にジグザグ線に沿って配列される。
【0019】 図4にみられるように、総体的に台形のディッシュ31は、シート30の厚み
Sの少くとも4倍、好ましくは少くとも6倍の寸法に等しい高さhを有する。
【0020】 図2、3及び4から明らかなように、1対のナールドローラ23は、それらの
表面に図3及び4に示されるように互いに補完形状をなす凹部と凸部を有するも
のであり、両ローラの間隔はシートの最終厚みSにほぼ等しい間隔とする。
【0021】
【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、本発明の目的は、上述した本発明の方法及び
プラントによって達成される。 驚くべきことに、本発明の方法によれば、紙製品を裂断することなく深い皿形
にへこませて、例えば箱を製造するための従来の波付き段ボールの代わりとして
充分な変形強度を備えているが比較的に薄いシートを得ることを可能にすること
が判明した。本発明による「薄片」構造は、その成形工程中、押圧圧縮されたカ
ーペットを裂断させることなく材料の走行を可能にする。
【0022】 第1段階の部分的圧縮は、後の絞り加工を形づけるピット(凹部)において材
料の均一な分布を達成するようにカーペットに強度と変形性を付与することが判
明した。この第1段階の圧縮工程では、ナールドローラのピットの底部において
材料が厚くならないようにすることが重要である。なぜなら、ピットの底部では
材料は流体様の挙動をしないので、ピットの底部の材料が厚くならないようにし
ないと、ピットの底部の外側に密度が非常に小さい、従って変形抵抗が不十分な
帯域が残ることになるからである。ピットの底部の材料が厚くならないようにし
ないと、圧縮されたカーペットをその最終厚みにまで絞ろうとした場合、材料の
塑性変形性の不足により裂断が生じることになる。本発明に従って形成するディ
ッシュは、深くすることが好ましい。即ち、シートの平面に直角方向に測定して
材料の厚みの倍数の寸法を有する凸部を形成することが好ましい。
【0023】 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実
施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能で
あり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。例え
ば、これらのディッシュは、非直線状となるが、波形パターンを形成するように
部分的にのみ交差するようにしてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に剛性の構造を有する紙シートを製造するための方法
    であって、 紙材を粉砕して紙薄片を形成する工程と、 該薄片を展延して薄片のカーペットを形成する工程と、 該カーペットに接着剤液を散布する工程と、 第1段階のカーペット圧縮を実施して該カーペットの実質的に平坦な形状を保
    持したままで該薄片の第1段階の圧縮を行う第1段階圧縮工程と、 第2段階のカーペット圧縮を実施して該薄片の第2段階の圧縮を行い、該第2
    段階の圧縮中にそれと同時に複数の補強ディッシュを有するシートを形成する第
    2段階圧縮工程と、 から成る方法。
  2. 【請求項2】 前記第1段階圧縮工程において前記カーペットの厚みを少く
    とも2分の1、好ましくは3分の1乃至5分の1にまで圧縮することを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2段階圧縮工程において前記カーペットの厚みを少く
    とも5分の1、好ましくは5分の1乃至10分の1にまで圧縮することを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の補強ディッシュは、細長い形状を有し、該シート
    の面上に少くとも2つの異なる方向に配列されていることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記2つの異なる方向は、互いに直角であることを特徴とす
    る請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記補強ディッシュは、該シートの平面全体を真直ぐに貫通
    する優先的な直線折り目線を形成しないようにジグザグ線に沿って前記2つの異
    なる方向に向けられた互いに平行に並置された複数の群として配列されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記補強ディッシュは、該シートの厚みの実質的に倍数の高
    さ、好ましくはシートの厚みの少くとも4倍に等しい高さを有することを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 実質的に剛性の構造を有する紙シートを製造するためのプラ
    ントであって、 紙薄片を形成するための紙粉砕手段と、 該薄片のカーペットを形成するために該薄片を均一な層に展延するための分配
    手段と、 該カーペットに接着剤液を散布するための散布手段と、 該カーペットの実質的に平坦な形状を保持したままで該薄片の第1段階の圧縮
    を行うために該カーペットを第1段階の圧縮工程にかけるための均一押圧手段と
    、 該薄片の第2段階の圧縮を行い、該第2段階の圧縮中にそれと同時に複数の補
    強ディッシュを有するシートを形成するために該カーペットを第2段階の圧縮工
    程にかけるための成形押圧手段と、 から成るプラント。
  9. 【請求項9】 前記紙粉砕手段は、紙パルプの塊体に対して押しつけられる
    歯付き回転ドラムから成ることを特徴とする請求項8に記載のプラント。
  10. 【請求項10】 前記分配手段は、前記紙薄片を持ち上げてシャワーのよう
    にコンベヤベルト上に分散するための回転羽根から成ることを特徴とする請求項
    8に記載のプラント。
  11. 【請求項11】 前記散布手段は、接着剤液を前記カーペット上に散布する
    シャワー霧化スプリンクラーから成ることを特徴とする請求項8に記載のプラン
    ト。
  12. 【請求項12】 前記均一押圧手段は、前記カーペットを挟んで移動させる
    互いに対面したベルト区間の間に互いに対面して配置された押圧ローラから成る
    ことを特徴とする請求項8に記載のプラント。
  13. 【請求項13】 前記成形押圧手段は、前記均一押圧手段から出てきたカー
    ペットを挟んで移動させる互いに対面した補完形状のナールドローラから成るこ
    とを特徴とする請求項8に記載のプラント。
  14. 【請求項14】 前記互いに対面したナールドローラは、互いに補完形状を
    なす凹部と凸部を形成された作用表面を有し、該凹部と凸部は、該ナールドロー
    ラの表面に少くとも2つの異なる方向に配列されていることを特徴とする請求項
    13に記載のプラント。
  15. 【請求項15】 前記2つの異なる方向は、互いに直角であることを特徴と
    する請求項14に記載のプラント。
  16. 【請求項16】 前記ナールドローラの互いに補完形状をなす凹部と凸部は
    、互いに平行に並置された群として区分されており、それらの群は、前記2つの
    方向にジグザグ線に沿って配列されていることを特徴とする請求項15に記載の
    プラント。
  17. 【請求項17】 押圧された紙薄片から成り、複数の補強ディッシュを備え
    た実質的に剛性の構造を有する紙シート。
  18. 【請求項18】 前記複数の補強ディッシュは、細長い形状を有し、該シー
    トの面上に少くとも2つの異なる方向に配列されていることを特徴とする請求項
    17に記載の紙シート。
  19. 【請求項19】 前記2つの異なる方向は、互いに直角であることを特徴と
    する請求項18に記載の紙シート。
  20. 【請求項20】 前記補強ディッシュは、該シートの平面全体を真直ぐに貫
    通する優先的な直線折り目線を形成しないようにジグザグ線に沿って前記2つの
    異なる方向に向けられた互いに平行に並置された複数の群として配列されている
    ことを特徴とする請求項19に記載の紙シート。
  21. 【請求項21】 前記補強ディッシュは、該シートの厚みの実質的に倍数の
    高さ、好ましくは該シートの厚みの少くとも4倍に等しい高さを有することを特
    徴とする請求項17に記載の紙シート。
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