JP2003513473A - 薄膜上でのコンタクトの形成 - Google Patents

薄膜上でのコンタクトの形成

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JP2003513473A JP2001535237A JP2001535237A JP2003513473A JP 2003513473 A JP2003513473 A JP 2003513473A JP 2001535237 A JP2001535237 A JP 2001535237A JP 2001535237 A JP2001535237 A JP 2001535237A JP 2003513473 A JP2003513473 A JP 2003513473A
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ポール アラン ベイサー
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パシフィック ソーラー ピー ティ ワイ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 基板(22)を含む簡単な薄膜構造。基板はガラスまたは他の適した基板材料とすることができ、半導体デバイス構造(12)を支持する。基板上に誘電体障壁(17)と複合金属膜コンタクト(23、28)が形成される。コンタクト構造は、半導体材料の上部領域(13)へのコンタクトが必要とされる位置で誘電体障壁(17)に穴(19)を作成し、その後に穴(19)内まで延在する誘電体(17)上の第1の金属薄膜(23)を形成し半導体構造(12)の上部領域の表面と接触させることにより形成される。第2の開口(32)が第1の金属膜(23)、誘電体構造(17)を通って半導体構造(12)内まで形成され、第1の穴(19)により露出した領域(13)とは反対の極性を有する下部領域(15)が露出する。第2の穴(23)の表面には下部領域(15)と同じ極性のドーパントがドープされ、第2の金属膜(28)が第1の金属膜(23)上に形成され、その金属膜は穴(32)内まで延在し下部半導体領域と接触する。その後、金属構造は各第1の穴(19)と隣接する第2の穴(32)との間でスクライブされ、上部および下部半導体領域へのコンタクトが分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) この発明は一般に半導体デバイス製造の分野に関し、特にこの発明は改良され
たデバイスの構造および、薄膜半導体デバイスにおける金属コンタクトの形成方
法に関する。
【0002】 (背景技術) 従来のウエハーを用いるモジュールに対する薄膜光起電性(PV)モジュール
の主な利点は、個々のセルの直列相互接続を析出させた金属膜を用いて達成する
ことができることである。特別な金属は1つのドーパント型の領域と良好なコン
タクトを形成し、特に、通常金属化層として使用されるアルミニウムはn−型材
料と良好なコンタクトを形成するが、p−型材料に結合させた場合高温下で処理
しないと信頼性が低くなることがある。
【0003】 しかしながら、薄膜デバイスの製造においてはコストが重要な要因であり、さ
らに工程を追加すると、とりわけその工程が整合を必要とする工程を含む場合、
コストがかなり高くつく。そのため、整合工程を含まないプロセスあるいは自己
整合プロセスがコストの低いデバイス製造においてかなり有利である。
【0004】 (発明の開示) 第1の観点によれば、この発明は、a)薄膜デバイスの自由表面上に少なくと
も1つの誘電体層を形成する工程と、 b)前記誘電体層中に第1の開口を開け、第2の半導体型に対しコンタクトを
形成すべき位置において、第2の半導体型の上部半導体領域を露出させる工程と
、 c)前記少なくとも1つの誘電体層上に、前記第1の開口内まで延在する第1
の金属薄層を形成させ、前記第2の半導体型と接触させる工程であって、前記第
1の金属層は前記第2の半導体型と信頼性の高いコンタクトを形成するように選
択された金属から形成される工程と、 d)前記第1の金属層と前記誘電体層とを通る第2の開口を開け、前記半導体
表面を露出させる工程と、 e)前記誘電体層中の前記第2の開口により露出した半導体デバイスの表面ま
たは表面群に前記下部領域と同じ極性のドーパントをドープし、さらにドーピン
グは前記下部領域まで広がり、前記第2の開口を前記上部半導体領域から分離す
る工程と、 f)前記第1の金属層上に第2の金属薄層を形成する工程であって、前記第2
の金属層は前記少なくとも1つの誘電体層中の開口内まで延在し、前記第2の開
口により露出した前記半導体材料の表面または表面群と接触し、これにより前記
下部半導体領域への接続が提供される工程と、 g)前記デバイスの各セルに対し、両方の金属層を通る分離溝を形成し、前記
第1の開口内のコンタクトを前記第2の開口内のコンタクトから電気的に分離す
る工程と、 を含む、第1の半導体型の下部領域と、第2の半導体型の上部領域とを有する
薄膜半導体接合デバイス上にp−型およびn−型コンタクトを形成する方法を提
供する。
【0005】 第2の開口にドープするドーピング工程は、第2の開口を開けた直接の結果と
して、あるいは後のプロセス工程のいずれかとしてもよい。しかしながら、好ま
しい実施の形態では、第2の開口の表面のドーピングは開口開け工程の一部とし
て実行される。好ましくは、第2の開口開け工程により作成される開口は第1の
金属層、1以上の誘電体層を通り、半導体膜を通って延在し、半導体膜が形成さ
れている支持表面が露出される。
【0006】 第2の観点によれば、この発明は、 a)薄膜デバイスの自由表面上に少なくとも1つの誘電体層を形成する工程と
、 b)前記少なくとも1つの誘電体層を通る第1の開口を開け、第1の半導体型
の下部領域に対しに対しコンタクトを形成すべき位置において、半導体表面を露
出させる工程と、 c)前記少なくとも1つの誘電体層中の前記第1の開口により露出した半導体
デバイスの表面または表面群に前記下部領域と同じ極性のドーパントをドープし
、さらにドーピングは前記下部領域まで広がり、前記第1の開口を前記上部半導
体領域から分離する工程と、 d)前記少なくとも1つの誘電体層上に、前記第1の開口内まで延在する第1
の金属薄層を形成させ、前記第1の半導体型と接触させる工程であって、前記第
1の金属層は前記第1の半導体型と信頼性の高いコンタクトを形成するように選
択された金属から形成される工程と、 e)前記第1の金属層と前記少なくとも1つの誘電体層とを通る第2の開口を
開け、前記第2の半導体型に対しコンタクトを形成すべき位置で第2の半導体型
の上部半導体領域を露出させる工程と、 f)前記第1の金属層上に第2の金属薄層を形成する工程であって、前記第2
の金属層は前記少なくとも1つの誘電体層中の開口内まで延在し、前記第2の開
口により露出した前記半導体材料の表面または表面群と接触し、これにより前記
上部半導体領域への接続が提供される工程と、 g)前記デバイスの各セルに対し、両方の金属層を通る分離溝を形成し、前記
第1の開口内のコンタクトを前記第2の開口内のコンタクトから電気的に分離す
る工程と、 を含む、第1の半導体型の下部領域と、第2の半導体型の上部領域とを有する
薄膜半導体接合デバイス上にp−型およびn−型コンタクトを形成する方法を提
供する。
【0007】 第1の開口にドープするドーピング工程は、第2の開口を開けた直接の結果と
して、あるいは後のプロセス工程のいずれかとしてもよい。しかしながら、好ま
しい実施の形態では、第1の開口の表面のドーピングは開口開け工程の一部とし
て実行される。好ましくは、第1の開口開け工程により作成される開口は1以上
の誘電体層を通り、半導体膜を通って延在し、半導体膜が形成されている支持表
面が露出される。
【0008】 第3の観点によれば、この発明は、透明な絶縁基板上に形成され、前記基板か
ら遠く離れた半導体膜の上面に隣接して位置する第1のドーパント型の少なくと
も1つの上部ドープ領域と前記上部ドープ領域と前記基板との間の前記第1のド
ーパント型とは反対の極性のドーパント型の下部ドープ領域とを有する薄い半導
体膜と、前記半導体膜上に延在する少なくとも1つの誘電体層と、前記誘電体層
上に延在する第1の金属の第1の薄層と、前記第1の金属層上に延在しその金属
層と接触する前記第1の金属とは異なる第2の金属の第2の薄層と、前記少なく
とも1つの誘電体層内に設けられた第1の開口であって前記第1の金属層が1つ
のドーパント型の前記半導体領域と接触し第1の開口内で電気接触が形成される
第1の開口と、前記少なくとも1つの誘電体層と前記第1の金属層中に設けられ
た第2の開口であって前記第2の金属層が前記少なくとも1つの誘電体層中の第
2の開口内まで延在し反対のドーパント型の前記半導体膜の領域と接触する第2
の開口と、を備え、前記第1の金属は前記第1の開口により露出した前記半導体
材料と信頼性の高い接続を形成するように選択され、第2の金属は前記第2の開
口により露出した前記半導体材料と信頼性の高い接続形成するように選択される
、薄膜半導体デバイスを提供する。
【0009】 好ましい実施の形態では、前記第2の開口は完全に前記半導体膜を通って延在
し、半導体膜が形成されている支持表面が露出される。これらの開口により下部
半導体領域への直接コンタクトが可能になる。これらの開口を形成する好ましい
方法により、開口の壁はコンタクトが形成される下部領域と同じ極性のドーパン
トが同時にドープされ、上部の逆にドープされた領域が開口表面から分離される
。開口を形成する好ましい方法では、レーザを使用して開口を溶融/削除し、開
口のドープ壁は下部領域からの材料と壁中の材料とを開口の形成中に混合するこ
とにより形成される。
【0010】 第1の金属層はまた、光起電性デバイスの裏反射器を形成し、そのため良好な
光反射率が得られるように選択されることが好ましい。その代わりに、第1の金
属層は本質的に透明な十分薄い層とすることができる。その場合、光反射率は主
に第2の金属層により決定される。
【0011】 半導体がシリコンである実施の形態、例えば多結晶薄膜シリコンデバイスでは
、金属は好ましくはアルミニウム、銅およびニッケルから選択される。ニッケル
および銅はそれぞれアルミニウムよりもp−型シリコン材料と良好なコンタクト
を形成するので、これらの金属のうちの1つを第1の金属層として使用して、p
−型領域へのコンタクトを提供することが好ましい。アルミニウムはn−型材料
への接続には十分であり、融点が低く、金属分離溝を形成するのを助ける。
【0012】 少なくとも1つの誘電体層は半導体製造において普通に使用される誘電体材料
のうちのいずれか、例えば、ニ酸化珪素、または窒化珪素、ノボラック(Nov
olac、登録商標)などの有機樹脂、あるいはこれらの層状結合物とすること
ができる。
【0013】 典型的には、誘電体層は第2の金属層よりも厚く、第1の金属層は第2の金属
層よりも薄い。
【0014】 このシリコン膜光起電性デバイスでは、シリコン膜は典型的には0.5−10
μmの範囲の厚さであり、ガラス基板上に形成される。好ましくはシリコン膜は
1−3μmの範囲の厚さである。
【0015】 ノボラックの場合、誘電体層は1−10μmの範囲であり好ましくは2−5μ
mの範囲であり、一方、ニッケルまたは銅は5−20nmの厚さでありアルミニ
ウムは100−200nmの厚さである。窒化珪素の薄層(100−200nm
)は好ましくはノボラックとシリコンとの間に形成される。
【0016】 好ましくは、第1および第2の開口を形成するための誘電体層の開口開け工程
、および金属中の分離溝の開口開け工程はレーザにより実行されるが、使用する
材料により、マスキングおよびエッチングまたは機械的スクライビングによりこ
れらの操作のうちのいくつかを実行することも可能である。
【0017】 (発明を実施するための最良の形態) この発明の実施の形態について、添付の図面を用いて実施例により説明する。
【0018】 図面について説明する。図1は半導体デバイス構造11の一部を示したもので
あり、これは本発明のプロセスの先行構造であり、本発明の第1の工程が適用さ
れている。半導体デバイスは光起電性モジュールであり、薄い反射防止コーティ
ングで被覆されたガラス基板22上に形成され、上部p−型領域13と、下部n
++型領域15とそのpおよびn型領域を分離する真性領域あるいはわずかにド
ープされた領域14とを有する多結晶シリコン薄膜を備える。シリコン膜12は
スクライブされた分離溝16により分離されセルとされる。ガラス表面は好まし
くはテキスチャー加工され光閉じ込めが促進されることが好ましいが、図面では
理解しやすいように示していない。
【0019】 本発明にかかる方法の第1の工程は、シリコン薄膜12上での誘電体層17の
形成である。好ましくは、誘電体層は窒化珪素の薄層(150nm)+ノボラッ
ク(登録商標)として周知の有機樹脂からなる2層膜であり、厚さは約2.5μ
mである。
【0020】 その後、レーザ18を用いて穴を開けるべき領域を加熱することにより、1又
は複数の穴19(図2を参照のこと)を誘電体層17中に形成する。レーザは局
所的に下に存在するシリコンを加熱し、これによりノボラック樹脂が噴出し穴1
9が生じ、真下のシリコンが露出する。続いて、必要に応じて、加熱処理を使用
して穴の周りの誘電体層の縁を平滑にすることができる。
【0021】 図3では、金属薄層23が誘電体層17上に析出され、穴19内まで延在しp
−型領域13と接触する。金属薄層23は好ましくはニッケルまたは銅であり、
典型的には10nmのオーダーであり、p−型領域13へのコンタクトとして、
かつ裏反射体として機能する。銅はニッケルに比べ優れた光反射体であり、どち
らの金属もp−型シリコンと信頼性の高いコンタクトを形成する。しかしながら
、ニッケルは銅ほどノボラックに接着せず、この事実はその後の金属分離溝の形
成に役立つ。
【0022】 レーザ(図3を参照のこと)を使用して金属薄層23、誘電体層17、および
半導体層13、14、15を通過する穴を開け、図4に示すように、開口32を
形成する。この開口はシリコン膜12を通りガラス基板22まで延在する。
【0023】 開口32が形成されると、開口の付近の非常に薄い金属層23は開口32周辺
の領域から蒸発し、金属層23中の開口の直径はシリコン中の開口の直径の2−
3倍となる。
【0024】 図4にも示されているように、開口32により露出したシリコン表面25には
穴26を形成するレーザプロセスにおいてn−型ドーパントがドープされ、開口
32はp−型領域13から分離され、n−型コンタクトを形成するための表面が
提供される。レーザパルス印加中に加熱された領域で、半導体膜が溶融し、膜中
の全てのドーパントが共に混合されるため、壁はn−型ドープされる。膜中には
p−型ドーパントよりもn−型ドーパントの方が量が多いので、穴の壁はn−型
極性で固化する。
【0025】 図5について説明する。n−型コンタクトが第1の金属薄層23上に形成され
た第2の金属薄層28により形成される。第2の金属薄層28は開口32内まで
延在し、開口32の表面25と接触する。
【0026】 開口19および32は細長い溝または区切られた穴のいずれかであり、半導体
層においては横方向の連続性が維持される。
【0027】 プロセスの最終工程はレーザ29を用いて金属層23および28を溶融および
/または蒸発させ、図6に示されるように分離溝31を形成することにより達成
されるn−型コンタクトとp−型コンタクトとの分離である。
【0028】 レーザをパルス照射すると、ビームのすぐ下の少量の金属が除去され、除去さ
れた領域の周辺の溶融金属の表面張力により金属が穴から引き戻され、穴の周り
の金属がわずかに厚くなり、除去された領域よりもかなり直径の大きな穴31が
形成される。下部誘電体、この場合ノボラックとして周知の有機樹脂へのニッケ
ル層23の接着性はアルミニウムの場合ほど強くはないので、結合させたアルミ
ニウム層とニッケル層23、28は、アルミニウムのみを使用した場合より容易
に剥される。規則的なピッチで離された中心にレーザをパルス照射することによ
り、一対の金属マウンドに取り囲まれた一連の接合穴が形成され、互いに電気的
に分離すべき金属膜の2つの領域を分離する連続ギャップが提供される。
【0029】 開口32のすぐ近くにはアルミニウム層のみが存在し、そのため、分離溝が開
口32に接して形成されると、分離溝は開口32に近接して通り、アルミニウム
層のみを通過することができることに注意すべきである。しかしながら、両方の
金属層が存在する領域を通る分離溝を形成することが好ましく、ノボラックへの
ニッケルの接着性が低いという利点が得られる。
【0030】 完成した構造の一部を図6に示す。この図では1つのセルのn−型コンタクト
の隣接するセルのp−型コンタクトへの接続が示されており、一連のセルの接続
が提供されている。
【0031】 この発明の第2の実施の形態について図7から図11を用いて説明する。図7
には本発明の第1の工程が適用された、本発明のプロセスに先行する半導体構造
111の一部が示してある。前の実施の形態のように、半導体デバイスは薄い反
射防止コーティングで被覆したガラス基板122上に形成された薄い多結晶シリ
コン膜112を含む光起電性モジュールである。しかしながら、この実施の形態
では、ドープ領域は下部領域115がp++領域、上部領域113がn型領域とな
ている。真性領域あるいはわずかにドープされた領域114はn−型およびp−
型領域を分離する。シリコン膜112はスクライブされた分離溝116によりセ
ルに分離される。
【0032】 前の実施の形態のように、本発明にかかる方法の第1の工程はシリコン薄膜1
12上に誘電体層117を形成する工程である。好ましくは、誘電体層は薄い(
150nm)の窒化珪素層+ノボラック樹脂として周知の厚さが2.5μmのオ
ーダーの有機樹脂からなる2層膜である。
【0033】 それから、1又は複数の穴119(図8を参照のこと)をレーザ118により
開口すべき領域を加熱することにより誘電体層117中に形成する。レーザ11
8を用いて誘電体層117および半導体層113、114、115を通る穴を開
け、図8に示されるような開口119を形成する。開口はシリコン膜112を通
りガラス基板122まで延在する。
【0034】 図8に示されるように、開口119により露出したシリコン表面125には穴
126を形成するレーザプロセスによりp−型ドーパントがドープされ、開口1
19はn−型領域113から分離され、p−型コンタクトの形成のための表面が
提供される。壁はレーザプロセス中にこれらの領域で半導体膜が溶融し、膜中の
全てのドーパントが共に混合されるため、p−型ドープされる。膜中のp−型ド
ーパントはn−型ドーパントよりも多いので、穴の壁はp−型極性で固化する。
【0035】 図9について説明する。その後、金属薄層123が誘電体層117上に析出さ
れ、金属薄層は穴119内まで延在し、ドープされた壁領域125を介してp−
型領域115と接触する。金属薄層123は好ましくはニッケルまたは銅製であ
り、典型的には10nmのオーダーであり、p−型領域115へのコンタクトお
よび裏反射器の両方として機能する。銅はニッケルよりも優れた光反射器であり
、どちらの金属もp−型シリコンと信頼性の高いコンタクトを形成する。しかし
ながら、ニッケルは銅ほど強くノボラックに接着しない。この事実はその後の金
属分離溝の形成に役立つ。
【0036】 レーザ124(図9を参照のこと)を使用して金属薄層123および誘電体層
117を通過する穴132を開ける。レーザ24は局所的に下に存在するシリコ
ンを加熱し、これによりノボラックが噴出し穴132が生じ、真下のシリコンが
露出する。続いて、必要に応じて、加熱処理を使用して穴の周りの誘電体層の縁
を平滑にすることができる。
【0037】 開口132が形成されると、開口の付近の非常に薄い金属層123は開口13
2周辺の領域から蒸発し、金属層123中の開口の直径は誘電体117中の開口
の直径の2−3倍となる。
【0038】 図11について説明する。第1の金属薄層123上に形成された第2の金属薄
層128によりn−型コンタクトが形成される。第2の金属層128は開口13
2内まで延在し、n−型層113の表面と接触する。
【0039】 前の実施の形態のように、開口116および119は細長い溝または区切られ
た穴のいずれかであり、半導体層においては横方向の連続性が維持される。
【0040】 プロセスの最終工程はレーザ129(図11を参照のこと)を用いて金属層1
23および128を溶融および/または蒸発させ、図6に示されるように分離溝
31と同様の分離を形成することにより達成されるn−型コンタクトとp−型の
分離工程である。
【0041】 大まかに説明した本発明の精神および範囲内であれば、特定の実施の形態にお
いて示した本発明に対し多くの変更および/または改良が可能であることは、当
業者には明らかであろう。そのため、これらの実施の形態は全ての点において例
示にすぎず、制限するものではないと考えるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を適用した。第1の実施の形態の第1の工程後の半
導体デバイスを通る断面図である。
【図2】 第1の実施の形態に従い本発明の第1の開口開け工程が適用され
た後の半導体デバイスを通る断面図である。
【図3】 第1の実施の形態に従い本発明の第1の金属化工程が適用された
後の半導体デバイスを通る断面図である。
【図4】 第1の実施の形態に従い本発明の第2の開口開け工程が適用され
た後の半導体デバイスを通る断面図である。
【図5】 第1の実施の形態に従い本発明の第2の金属化工程が適用された
後の半導体デバイスを通る断面図である。
【図6】 第1の実施の形態に従い形成された金属化が中断され、p&n型
領域へのコンタクトが分離された後の半導体デバイスを通る断面図である。
【図7】 本発明の方法を適用した。第2の実施の形態の第1の工程後の半
導体デバイスを通る断面図である。
【図8】 第2の実施の形態に従い本発明の第1の開口開け工程が適用され
た後の半導体デバイスを通る断面図である。
【図9】 第2の実施の形態に従い本発明の第1の金属化工程が適用された
後の半導体デバイスを通る断面図である。
【図10】 第2の実施の形態に従い本発明の第2の開口開け工程が適用さ
れた後の半導体デバイスを通る断面図である。
【図11】 第2の実施の形態に従い本発明の第2の金属化工程が適用され
た後の半導体デバイスを通る断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW 【要約の続き】 上部および下部半導体領域へのコンタクトが分離され る。

Claims (77)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)薄膜デバイスの自由表面上に少なくとも1つの誘電体層
    を形成する工程と、 b)前記誘電体層中に第1の1又は複数の穴(開口)を開け、第2の半導体型
    に対しコンタクトを形成すべき位置において、前記第2の半導体型の上部半導体
    領域を露出させる工程と、 c)前記少なくとも1つの誘電体層上に、前記第1の開口内まで延在する第1
    の金属薄層を形成させ、前記第2の半導体型と接触させる工程であって、前記第
    1の金属層は前記第2の半導体型と信頼性の高いコンタクトを形成するように選
    択された金属から形成される工程と、 d)前記第1の金属層と前記誘電体層とを通る第2の1又は複数の穴(開口)
    を開け、前記半導体表面を露出させる工程と、 e)前記誘電体層中の前記第2の開口により露出した前記半導体デバイスの表
    面または表面群に前記下部領域と同じ極性のドーパントをドープし、さらにドー
    ピングは前記下部領域まで広がり、前記第2の開口の内表面を前記上部半導体領
    域から分離する工程と、 f)前記第1の金属層上に第2の金属薄層を形成する工程であって、前記第2
    の金属層は前記少なくとも1つの誘電体層中の開口内まで延在し、前記第2の開
    口により露出した前記半導体材料の表面または表面群と接触し、これにより前記
    下部半導体領域への接続が提供される工程と、 g)前記デバイスの各セルに対し、両方の金属層を通る分離溝を形成し、前記
    第1の開口内のコンタクトを前記第2の開口内のコンタクトから電気的に分離す
    る工程と、 を含む、第1の半導体型の下部領域と、第2の半導体型の上部領域とを有する
    薄膜半導体接合デバイス上にp−型およびn−型コンタクトを形成する方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の開口にドープする前記ドーピング工程は前記開口
    を開ける工程の後続プロセス工程である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の開口の表面にドープする工程は前記開口を開ける
    工程の一部として実行される請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の開口を開ける工程は、前記開口を形成すべき位置
    にレーザを誘導する工程と、前記レーザを使用して個々の開口を形成する工程と
    を含む請求項1、2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記開口の前記ドープされた壁は、前記各開口の形成中に、
    前記下部領域からの金属と前記開口の壁内の材料とを混合することにより形成さ
    れる請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の開口開け工程により形成された開口は、第1の金
    属層、前記1以上の誘電体層、および前記半導体膜を通って延在し、前記半導体
    膜が形成されている支持表面が露出される請求項1、2、3、4または5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の開口を開ける工程は、開口を形成すべき領域のみ
    を露出させたままにするマスクを形成する工程と、エッチャント(echant)材料を
    適用し前記第1の金属層、前記誘電体層を通り前記半導体材料内に至る開口をエ
    ッチングする工程と、を含む請求項1、2または3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の開口を開ける工程は、前記第1の金属層、前記少
    なくとも1つの誘電体層を通り前記半導体材料内に至る開口を機械的にスクライ
    ブする工程を含む請求項1、2または3に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の金属層は良好な光反射率が得られるように選択さ
    れた材料を用いて形成される請求項1乃至8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の金属層を形成する工程は、十分薄く透明な層を
    形成する工程を含み、前記第2の金属層を形成する工程は、良好な光反射率が得
    られるように選択された材料の層を適用する工程を含む請求項1乃至8のいずれ
    か1つに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記金属層はそれぞれ、アルミニウム、銅およびニッケル
    から選択される材料から形成される請求項1乃至10のいずれか1つに記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第1の金属層はニッケルおよび銅から選択される材料
    を用いて形成される請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の金属層はアルミニウムを用いて形成される請求
    項11または12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの誘電体層を形成する工程は、ニ酸化
    珪素、窒化珪素、有機樹脂から選択される材料の層を適用する工程、あるいはこ
    れらの材料の層状結合物を適用する工程を含む請求項1乃至13のいずれか1つ
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記、少なくとも1つの誘電体層を形成する工程は窒化珪
    素の第1の層とノボラック樹脂の第2の層を形成する工程を含む請求項1乃至1
    4のいずれか1つに記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの誘電体層は前記第2の金属層よりも
    厚く形成される請求項1乃至15のいずれか1つに記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の金属層は前記第1の金属層よりも厚く形成され
    る請求項1乃至16のいずれか1つに記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記シリコン膜は0.5−10μmの厚さで形成される請
    求項1乃至17のいずれか1つに記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記シリコン膜はガラス基板上に形成される請求項1乃至
    13のいずれか1つに記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記シリコン膜は1−3μmの範囲の厚さである請求項1
    9記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記誘電体層はノボラックを用いて形成される請求項20
    記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記、1以上の誘電体層を形成する工程は、ノボラック層
    を形成する前に前記半導体材料上に窒化珪素の薄層を形成する工程を含む請求項
    21記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記窒化珪素層の厚さは100−200nmの範囲である
    請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記ノボラック層の厚さは1−10μmの範囲である請求
    項23記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記ノボラック層の厚さは2−5μmの範囲である請求項
    24記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の金属層の厚さは5−20nmの範囲である請求
    項19乃至25のいずれか1つに記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記第2の金属層の厚さは100−200nmの範囲であ
    る請求項19乃至26のいずれか1つに記載の方法。
  28. 【請求項28】 a)薄膜デバイスの自由表面上に少なくとも1つの誘電体
    層を形成する工程と、 b)前記少なくとも1つの誘電体層を通る第1の1又は複数の穴(開口)を開
    け、第1の半導体型の下部領域に対しコンタクトを形成すべき位置において、半
    導体表面を露出させる工程と、 c)前記少なくとも1つの誘電体層中の前記第1の穴(開口)により露出した
    半導体デバイスの表面または表面群に前記下部領域と同じ極性のドーパントをド
    ープし、さらにドーピングは前記下部領域まで広がり、前記第1の穴(開口)の
    内表面を上部半導体領域から分離する工程と、 d)前記少なくとも1つの誘電体層上に、前記第1の開口内まで延在する第1
    の金属薄層を形成し、前記第1の半導体型と接触させる工程であって、前記第1
    の金属層は前記第1の半導体型と信頼性の高いコンタクトを形成するように選択
    された金属から形成される工程と、 e)前記第1の金属層と前記少なくとも1つの誘電体層とを通る第2の1又は
    複数の穴(開口)を開け、前記第2の半導体型に対しコンタクトを形成すべき位
    置で第2の半導体型の上部半導体領域を露出させる工程と、 f)前記第1の金属層上に第2の金属薄層を形成する工程であって、前記第2
    の金属層は前記少なくとも1つの誘電体層中の開口内まで延在し、前記第2の開
    口により露出した前記半導体材料の表面または表面群と接触し、これにより前記
    上部半導体領域への接続が提供される工程と、 g)前記デバイスの各セルに対し、両方の金属層を通る分離溝を形成し、前記
    第1の開口内のコンタクトを前記第2の開口内のコンタクトから電気的に分離す
    る工程と、 を含む、第1の半導体型の下部領域と、第2の半導体型の上部領域とを有する
    薄膜半導体接合デバイス上にp−型およびn−型コンタクトを形成する方法。
  29. 【請求項29】 前記第1の開口にドープする前記ドーピング工程は前記開
    口を開ける工程の後続プロセス工程である請求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記第2の開口の表面にドープする工程は前記開口を開け
    る工程の一部として実行される請求項28記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記第1の開口を開ける工程は、前記開口を形成すべき位
    置にレーザを誘導する工程と、前記レーザを使用して個々の開口を形成する工程
    とを含む請求項28、29または30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記第1の開口のそれぞれの前記ドープされた壁は、前記
    各開口の形成中に、前記下部領域からの材料と前記開口の壁内の材料とを混合す
    ることにより形成される請求項31記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記第1の開口開け工程により形成された開口は、前記1
    以上の誘電体層、および前記半導体膜を通って延在し、前記半導体膜が形成され
    ている支持表面が露出される請求項28、29、30、31または32記載の方
    法。
  34. 【請求項34】 前記第1の開口を開ける工程は、開口を形成すべき領域の
    みを露出させたままにするマスクを形成する工程と、エッチャント材料を適用し
    前記第1の金属層、前記誘電体を通り前記半導体材料内に至る開口をエッチング
    する工程と、を含む請求項28、29または30に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記第1の開口を開ける工程は、前記第1の金属層、前記
    少なくとも1つの誘電体層を通り前記半導体材料内に至る開口を機械的にスクラ
    イブする工程を含む請求項28、29または30に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記第1の金属層は良好な光反射率が得られるように選択
    された材料を用いて形成される請求項28乃至35のいずれか1つに記載の方法
  37. 【請求項37】 前記第1の金属層を形成する工程は、十分薄く透明な層を
    形成する工程を含み、前記第2の金属層を形成する工程は、良好な光反射率が得
    られるように選択された材料の層を適用する工程を含む請求項28乃至35のい
    ずれか1つに記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記金属層はそれぞれ、アルミニウム、銅およびニッケル
    から選択される材料から形成される請求項8乃至37のいずれか1つに記載の方
    法。
  39. 【請求項39】 前記第1の金属層はニッケルおよび銅から選択される材料
    を用いて形成される請求項38記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記第2の金属層はアルミニウムを用いて形成される請求
    項38または39記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記少なくとも1つの誘電体層を形成する工程は、ニ酸化
    珪素、窒化珪素、有機樹脂から選択される材料の層を適用する工程、あるいはこ
    れらの材料の層状結合物を適用する工程を含む請求項28乃至40のいずれか1
    つに記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記、少なくとも1つの誘電体層を形成する工程は窒化珪
    素の第1の層とノボラックの第2の層を形成する工程を含む請求項28乃至41
    のいずれか1つに記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記少なくとも1つの誘電体層は前記第2の金属層よりも
    厚く形成される請求項28乃至42のいずれか1つに記載の方法。
  44. 【請求項44】 前記第2の金属層は前記第1の金属層よりも厚く形成され
    る請求項28乃至43のいずれか1つに記載の方法。
  45. 【請求項45】 前記シリコン膜は0.5−10μmの厚さで形成される請
    求項28乃至44のいずれか1つに記載の方法。
  46. 【請求項46】 前記シリコン膜はガラス基板上に形成される請求項28乃
    至45のいずれか1つに記載の方法。
  47. 【請求項47】 前記シリコン膜は1−3μmの範囲の厚さである請求項4
    6記載の方法。
  48. 【請求項48】 前記誘電体層はノボラックを用いて形成される請求項47
    記載の方法。
  49. 【請求項49】 前記、1以上の誘電体層を形成する工程は、ノボラック層
    を形成する前に前記半導体材料上に窒化珪素の薄層を形成する工程を含む請求項
    48記載の方法。
  50. 【請求項50】 前記窒化珪素層の厚さは100−200nmの範囲である
    請求項49記載の方法。
  51. 【請求項51】 前記ノボラック層の厚さは1−10μmの範囲である請求
    項50記載の方法。
  52. 【請求項52】 前記ノボラック層の厚さは2−5μmの範囲である請求項
    51記載の方法。
  53. 【請求項53】 前記第1の金属層の厚さは5−20nmの範囲である請求
    項46乃至52のいずれか1つに記載の方法。
  54. 【請求項54】 前記第2の金属層の厚さは100−200nmの範囲であ
    る請求項46乃至53のいずれか1つに記載の方法。
  55. 【請求項55】 透明な絶縁基板上に形成され、前記基板から遠く離れた半
    導体膜の上面に隣接して位置する第1のドーパント型の少なくとも1つの上部ド
    ープ領域と前記上部ドープ領域と前記基板との間の前記第1のドーパント型と反
    対の極性のドーパント型の下部ドープ領域とを有する薄い半導体膜と、前記半導
    体膜上に延在する少なくとも1つの誘電体層と、前記誘電体層上に延在する第1
    の金属の第1の薄層と、前記第1の金属層上に延在しその金属層と接触する前記
    第1の金属とは異なる第2の金属の第2の薄層と、前記少なくとも1つの誘電体
    層中に設けられた第1の開口であって前記第1の金属層が1つのドーパント型の
    前記半導体領域と接触し第1の開口内で電気接続が形成される第1の開口と、前
    記少なくとも1つの誘電体層と前記第1の金属層中に設けられた第2の開口であ
    って前記第2の金属層が前記少なくとも1つの誘電体層中の第2の開口内まで延
    在し前記反対のドーパント型の前記半導体膜の領域と接触する第2の開口と、を
    備え、前記第1の金属は前記第1の開口により露出した前記半導体材料と信頼性
    の高い接続を形成するように選択され、前記第2の金属は前記第2の開口により
    露出した前記半導体材料と信頼性の高い接続を形成するように選択される薄膜半
    導体デバイス。
  56. 【請求項56】 前記第2の開口は前記半導体膜を完全に通って延在し、前
    記半導体膜が形成されている前記透明な絶縁基板の支持表面が露出される請求項
    55記載のデバイス。
  57. 【請求項57】 前記第1の金属層は前記光起電性デバイスの裏反射器を形
    成する請求項55または56記載の装置。
  58. 【請求項58】 前記第1の金属は良好な光反射率が得られるように選択さ
    れた材料から形成される請求項55または56記載のデバイス。
  59. 【請求項59】 前記第1の金属層は十分薄く透明であり、前記第2の金属
    層は前記光起電性デバイスの裏反射器を形成する請求項55または56記載のデ
    バイス。
  60. 【請求項60】 前記第2の金属層は良好な反射率が得られるように選択さ
    れた材料から形成される請求項59記載のデバイス。
  61. 【請求項61】 前記金属層はそれぞれ、アルミニウム、銅およびニッケル
    から選択される材料から形成される請求項57、58、59、または60に記載
    のデバイス。
  62. 【請求項62】 前記第1の金属層はニッケルおよび銅から選択される材料
    から形成される請求項61記載のデバイス。
  63. 【請求項63】 前記第2の金属層はアルミニウムを用いて形成される請求
    項61または62記載のデバイス。
  64. 【請求項64】 前記少なくとも1つの誘電体層は、ニ酸化珪素、窒化珪素
    、有機樹脂から選択される材料、あるいはこれらの材料の層状結合物を含む請求
    項54乃至63のいずれか1つに記載のデバイス。
  65. 【請求項65】 前記少なくとも1つの誘電体層は窒化珪素の第1の層とノ
    ボラックの第2の層を含む請求項54乃至64のいずれか1つに記載のデバイス
  66. 【請求項66】 前記少なくとも1つの誘電体層は前記第2の金属層よりも
    厚い請求項54乃至65のいずれか1つに記載のデバイス。
  67. 【請求項67】 前記第1の金属層は前記第2の金属層よりも薄い請求項5
    4乃至66のいずれか1つに記載のデバイス。
  68. 【請求項68】 前記シリコン膜は0.5−10μmの厚さである請求項5
    4乃至67のいずれか1つに記載のデバイス。
  69. 【請求項69】 前記シリコン膜はガラス基板上に形成される請求項54乃
    至63のいずれか1つに記載のデバイス。
  70. 【請求項70】 前記シリコン膜は1−3μmの範囲の厚さである請求項6
    9記載のデバイス。
  71. 【請求項71】 前記誘電体層はノボラックを用いて形成される請求項70
    記載のデバイス。
  72. 【請求項72】 窒化珪素の薄層はノボラックとシリコンとの間に形成され
    る請求項71記載のデバイス。
  73. 【請求項73】 前記窒化珪素層の厚さは100−200nmの範囲である
    請求項72記載のデバイス。
  74. 【請求項74】 前記ノボラック層の厚さは1−10μmの範囲である請求
    項73記載のデバイス。
  75. 【請求項75】 前記ノボラック層の厚さは2−5μmの範囲である請求項
    74記載のデバイス。
  76. 【請求項76】 前記第1の金属層の厚さは5−20nmの範囲である請求
    項75に記載のデバイス。
  77. 【請求項77】 前記第2の金属層の厚さは100−200nmの範囲であ
    る請求項76に記載のデバイス。
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