JP2003512473A - ハイグロマイシン誘導体 - Google Patents

ハイグロマイシン誘導体

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JP2003512473A
JP2003512473A JP2001533146A JP2001533146A JP2003512473A JP 2003512473 A JP2003512473 A JP 2003512473A JP 2001533146 A JP2001533146 A JP 2001533146A JP 2001533146 A JP2001533146 A JP 2001533146A JP 2003512473 A JP2003512473 A JP 2003512473A
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JP2001533146A
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ブライティ,キャサリン・エリザベス
リンデ,ロバート・ジェラルド,ザ・セカンド
ヘイワード,マシュー・メリル
卓史 金子
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ファイザー・プロダクツ・インク
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    • C07H15/203Monocyclic carbocyclic rings other than cyclohexane rings; Bicyclic carbocyclic ring systems
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Abstract

(57)【要約】 【化1】 本発明は、式(1)の化合物並びに医薬として許容可能なその塩、プロドラッグ及び溶媒和物に関し、このときX、Y、V、W1、W2、Z1及びZ2は、明細書中で定義される通りである。本発明は、更に上記の化合物を含む医薬組成物並びに哺乳動物の細菌性及び原虫性感染を、上記化合物を投与することによって治療する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景: 本発明は、ヒトを含む哺乳類、魚類及び鳥類において、抗菌剤及び抗原虫剤と
して有用な新規なハイグロマイシン誘導体に関する。本発明はまた新規化合物を
含有する医薬組成物、並びに、哺乳類、魚類及び鳥類における細菌及び原虫感染
の処置方法であって、そのような処置を必要とする哺乳類、魚類及び鳥類への前
記新規化合物の投与による処置方法に関する。
【0002】 ハイグロマイシンAは1953年に最初にStreptomyces hygroscopicusから単離さ
れた発酵由来の天然物である。抗生物質として、ハイグロマイシンAは、ヒトの
病原体に対する活性を有し、そしてブタの赤痢を引きおこすSerpulina (Trepo
nema) hyodysenteriaeに対する強力なin vitro活性を有すると報告されてい
る。いくつかの参考文献がハイグロマイシンAの半合成修飾に言及しており、そ
れには以下のものが含まれる:ハイグロマイシンAの5”ケトンの2,4−ジニトロ
フェニルヒドラゾンへの誘導が、K. Isonoら(J. Antibiotics 1957年第10
巻21頁)及びR.L. MannとD.O. Woolf(J. Amer Chem. Soc. 1957
年第79巻120頁)に言及されている。K. Isonoらの前記文献は5”位におけるチ
オセミカルバゾンについても言及しており;ハイグロマイシンAの5”ケトンの5
”アルコールへの還元は、R.L. MannとD.O. Woolfの前記文献、及びS.J
. Heckerら(Bioorg. Med. Chem. Lett. 1992年第2巻533頁)、S.J
. Heckerら(Bioorg. Med. Chem. Lett. 1993年第3巻295頁)に言及
されており;フラノース類似体はB.H. Jaynesら(Bioorg. Med. Chem.
Lett. 1993年第3巻1531頁)及びB.H. Jaynesら(J. Antibiot. 1992
年第45巻1705頁)に言及されており;芳香環類似体はS.J. Heckerら(Bioorg
. Med. Chem. Lett. 1993年第3巻289頁)及びC.B. Cooperら(Bioor
g. Med. Chem. Lett. 1997年第7巻1747頁)に言及されており;エナミ
ド類似体はS.J. Heckerら(Bioorg. Med. Chem. Lett. 1992年第2巻
533頁)に言及されており;アミノサイクリトール類似体はS.J. Heckerら(B
ioorg. Med. Chem. Lett. 1992年第2巻1015頁)及びS.J. Heckerら
(Bioorg. Med. Chem. Lett. 1992年第2巻1043頁)に言及されている。
本発明のハイグロマイシンA誘導体は、グラム陰性及びグラム陽性細菌並びに原
生動物の両方に対して幅広い活性を有する。1999年9月14日発行のWO99/012941
号は、ハイグロマイシン及び/又はエピハイグロマイシンとピリドンカルボン酸
抗菌化合物、例えばトスフロキサシン、ナリジクス酸、ピロミド酸(piromidic
acid)シノキサシン及び/又はエノキサシンとの共投与による細菌感染の処置
について言及している。ハイグロマイシン誘導体はまた、米国仮特許出願番号60
/110,618号(1998年12月2日出願)、米国特許出願番号09/380,718号(1999
年4月8日出願)、及びPCT国際特許出願番号PCT/IB99/00795号(1999年5月13日
出願)にも記載され特許請求されている。前述の米国出願及びPCT出願は本明細
書中にそのまま援用される。
【0003】 発明の概要: 本発明は、以下の式:
【0004】
【化10】
【0005】 の化合物又は医薬として許容可能なその塩、プロドラッグ若しくは溶媒和物に関
し、式中: Xは、H、F、OH、又はNH2であり; Yは、O又はCH2であり; Z1がR3であり、そしてZ2がOR13であるか;又はZ1がHであり、そしてZ2がR3
−NR3R4、−NR3C(O)R4、若しくはFであるか; 又はZ1及びZ2は、一緒になって=O又は=NOR3を形成し; W1がR3であり、そしてW2がOR13であるか;又はW1がHであり、そしてW2がR3
−NR3R4、−NR3C(O)R4、若しくはFであるか; 又はW1及びW2は、一緒になって=O又は=NOR3を形成し; Vは、以下の式:
【0006】
【化11】
【0007】 の構造を有する基であるか; 又はVは、R3OC(O)−、R3R4NC(O)−又はR3O(R4)NC(O)−であり、この
ときR3及びR4基は、所望により一緒になって1〜3個のR6基で所望により置換され
ていてもよい4〜10員の複素環基を形成してもよく; 又はVは、以下の式:
【0008】
【化12】
【0009】 の構造を有する基であるか、又はE及びZ異性体の両方を含む以下の式:
【0010】
【化13】
【0011】 の構造の基であるか; 又はVは、1〜3個のR6基で所望により置換されていてもよい炭素結合の4〜10員
の複素環基であり; R1がHであり、R2が、−NR3R4、−NR4C(O)R3、−OC(O)NR3R4又は−OR3であ
るか; 又はR1及びR2は、一緒になってO、=N−OR3、又は=C(R5)X1−X2−R8を形成
し;このとき X1は、−CR9R10−であり、そしてX2は、−CR9R10−、nが0〜2の整数である−S
(O)n−、−NR9−、及びOから選択され;X2が−NR9−である場合、R8及びR9
、一緒になって1〜3個のR6基で所望により置換された5〜12員の複素環基を形成
することができ;又はX1及びX2は、独立に又は一緒に結合を表し、但しX1が結合
である場合、X2は、結合又は−CR9R10−のいずれかであることを条件とし; それぞれのR3は、H、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニ
ル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10アリー
ル)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそ
れぞれのtは、独立に0〜5の整数であり、前記アルキル、アルケニル及びアルキ
ニル基は、O、jが0〜2の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される
1又は2個のヘテロ分子を所望により含み、但し二つのO原子、二つのS原子、又は
O及びS原子は、互いに直接結合していないことを条件とし、そしてO原子、S原子
又はN原子は、三重結合又は非芳香族性二重結合に直接結合していないことを条
件とし;前記シクロアルキル、アリール及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8 シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;前記R3基の−
(CR9R10t−部分は、tが2〜5間の整数である場合、炭素−炭素の二重又は三重
結合を所望により含み;そして上記で言及したいかなる所望による縮合環をも含
むH以外の前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、そしてR3がHでない
限り、R3は、一つの炭素原子を介して結合していなければならないことを条件と
し; それぞれのR4は、独立にH又はC1〜C10アルキルであり; R5は、H又はC1〜C6アルキルであり、このとき前記R5アルキル基は、1又は2個
のR6基で所望により置換され; それぞれのR6は、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル
、C3〜C10シクロアルキル、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチ
ル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR7、−C(O)R7
、−C(O)OR7、−NR9C(O)OR11、−OC(O)R7、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−
NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−S(O)j(CR9R10m(C6〜C10アリー
ル)、−S(O)j(C1〜C6アルキル)、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O
(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)及び
−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときjは0〜2の整
数であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜4の整数であり;前記アルキル、
アルケニル及びアルキニル基は、O、jが0〜2の整数である−S(O)j−及び−N(
R7)−から選択される1又は2個のヘテロ分子を所望により含み、但し二つのO原
子、二つのS原子、又はO及びS原子は、互いに直接結合していないことを条件と
し、そしてO原子、S原子又はN原子は、三重結合又は非芳香族性二重結合に直接
結合していないことを条件とし;前記シクロアルキル、アリール及び複素環R6
は、C6〜C10アリール基、C5〜C8シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所
望により縮合し;そして前記アルキル、シクロアルキル、アリール及び複素環R6 基は、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキ
シ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−C(O)R7
−C(O)OR7、−OC(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9
、−NR7R9、−OR7、C1〜C10アルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及
び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択される1〜5個の置換基で所
望により置換され、このときそれぞれのmは、独立に0〜4の範囲の整数であり; それぞれのR7は、H、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、−(CR9R10
m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選
択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜4の整数であり;前記アルキル基は
、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1
又は2個のヘテロ分子を所望により含み、但し二つのO原子、二つのS原子、又はO
及びS原子は、互いに直接結合していないことを条件とし;前記シクロアルキル
、アリール及び複素環R7基は、C6〜C10アリール基、C5〜C8シクロアルキル基、
又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そしてH以外の前記R7置換基は、オ
キソ、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリ
フルオロメトキシ、アジド、−C(O)R9、−C(O)OR9、−OC(O)R9、−NR9C(
O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、及びC1〜C6 アルコキシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され、そして
R7は、R7がHでない限り、炭素原子を介して結合していなければならないことを
条件とし; それぞれのR8は、R3、−C(O)R3、又は−C(O)NR9R3から独立に選択され、
このときR3は、上記で定義した通りであり; それぞれのR9及びR10は、独立にH又はC1〜C6アルキルであり;そして、 R11は、R7の定義中に与えられたH以外の置換基から選択される。
【0012】 R12は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1 がHであり、Z2がβ−OHである場合;又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がH
であり、W2がα−OHであり、Z1及びZ2が両方ともHである場合、R12はメチルであ
ることができない以外は、R3の定義中に与えられた置換基から選択され、そして
R12は、R12がHでない限り、一つの炭素原子を介して結合していなければならな
いことを条件とし; R13は、R3に対して記載した通りに定義され;そして R14は、R13がHである場合、R14がHであることができない以外は、H又はC1〜C1 0 アルキルである。
【0013】 式1の化合物の第1の好ましい態様において: Vは、以下の式:
【0014】
【化14】
【0015】 に等しく、そして1”中心の好ましい構造は、ハイグロマイシンのそれである。 式1の化合物の第2の好ましい態様において: Vは、上記の第1の好ましい態様に示した通りであるが、しかしR1及びR2が、=
O又は=NOR3として一緒になる。
【0016】 式1の化合物の第3の好ましい態様において: 好ましい基は、第2の好ましい態様に対して示した通りであるが、しかし: Z1がR3であり、そしてZ2がOR13であるか;又はZ1がHであり、そしてZ2が、R3
、−NR3R4、−NR3C(O)R4、若しくはFであり;そしてW1がR3であり、そしてW2
がOR13であるか;又はW1がHであり、そしてW2が、R3、−NR3R4、−NR3C(O)R4
、若しくはFであり;このときそれぞれのR3及びR13は、H、C1〜C4アルキル、−
(CR9R10t(C3〜C10シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、
及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれ
のtは、独立に0〜3の整数であり、前記アルキル基は、O、jが0〜2の整数である
−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み
、そしてH以外の前記R3及びR13基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、そし
てR3及びR13は、これがHでない限り、一つの炭素原子を介して結合していなけれ
ばならないことを条件とし;それぞれのR4は、独立にH又はC1〜C4アルキルであ
り;それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジ
フルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR 11 、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9から独立に選択され;このときR7
及びR9は、H、C1〜C4アルキルであり;R11はC1〜C4アルキルである。
【0017】 R1及びR2は、=O又は=NOR3として一緒に選択され、このときそれぞれのR3
、C1〜C4アルキル、C3〜C8アルケニル、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、及
び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれの
tは、独立に0〜3の範囲の整数であり、前記アルキル及びアルケニル基は、O、j
が0〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1又は2個
のヘテロ分子を所望により含み、但し二つのO原子、二つのS原子、又はO及びS原
子は、互いに直接結合していないことを条件とし、そしてO原子、S原子又はN原
子は、非芳香族性二重結合に直接結合していないことを条件とし;前記アリール
及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8シクロアルキル基、又は4〜10員の複素
環基に所望により縮合し;上記で言及したいかなる所望による縮合環をも含む前
記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、そしてR3は、一つの炭素原子を
介して結合されていなければならないことを条件とし;R12は、C1〜C4アルキル
であり、そして前記アルキル基は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであ
り、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHであるか;又は(b)XがOHで
あり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がHであ
る場合、R12はメチルであることはできない以外は、1〜3個のR6基で所望により
置換され;それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロメチ
ル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C
(O)OR11、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R 9 、−S(O)j(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−S(O)j(C1〜C6アルキル)
、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、
−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)
から独立に選択され、このときjは0〜2の範囲の整数であり、このときそれぞれ
のmは、独立に0〜2の整数であり;そして前記アルキル、シクロアルキル、アリ
ール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキ
シ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR 9 C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、OR7、C1〜C4アルキル、−(CR9R10m(C 6 〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され
る1〜5個の置換基で所望により置換され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2
の整数であり;R7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10
m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選
択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の整数であり;前記アルキル基は
、O、jが0〜2の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘ
テロ分子を所望により含み;前記シクロアルキル、アリール及び複素環R7基は、
C6〜C10アリール基、C5〜C8シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望に
より縮合し;そしてH以外の前記R7置換基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチ
ル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10 、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコ
キシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され、そしてR7は、
R7がHでない限り、一つの炭素原子を介して結合していなければならないことを
条件とし;R9及びR10は、独立にH、C1〜C4アルキルであり、R11はH以外のR7から
選択される。
【0018】 式1の化合物の第4の好ましい態様において: 好ましい基は、第3の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: Xは、F、H又はOHであり; Yは、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3若しくはFであり
;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3若しくはFであり
;このときR3及びR13は、独立にH、C1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル
基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6は、独立にオ
キソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、又は
−NR7R9であり;このときR7及びR9は、H又はC1〜C4アルキルであり;R11はC1〜C 4 アルキルであり; R1及びR2は、=NOR3として一緒に選択され、R3は−(CR9R10t(C6〜C10アリ
ール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのt
は、独立に0〜3の整数であり;前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され
、そしてR3は、一つの炭素原子を経由して結合されていなければならないことを
条件とし;R12はC1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル基は、(a)XがOH
であり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−
OHであるか、又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHで
あり、Z1がHであり、Z2がHである場合、R12がメチルであることができない以外
は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときR6は、C1〜C4アルキル、オキ
ソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、
−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R 9 、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、
−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環
)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の整数であり;前記アルキル、
アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメ
トキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11
−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立
に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され; R7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10
アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、この
ときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H以外の前記R7置換基は、
オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキ
シ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1 〜C4アルキル及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望
により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;
R11は、H以外のR7から選択される。
【0019】 式1の化合物の第5の好ましい態様において: 好ましい基は、第4の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: Z1がHであり、Z2がOHであるか;又はZ1がメチルであり、Z2がOHであるか;又
はZ1及びZ2の両方がHであるか;又はZ1がHであり、Z2がFであり; W1はHであり、W2はOHであり; R1及びR2は、=NOR3として一緒に選択され、このときR3は、−(CR9R10t(C 6 〜C10アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)であり、このときそ
れぞれのtは、独立に0〜2の範囲の整数であり、そして前記R3基は、1〜5個のR6
基で所望により置換され;このときR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリ
フルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O
)R7、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール
)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)であり;このときそれぞれのmは、
独立に0〜2の範囲の整数であり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、オ
キソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−OR7、及び
C1〜C4アルキルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され; R7は、H、C1〜C4アルキルから独立に選択され;H以外の前記R7置換基は、トリ
フルオロメチル、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒ
ドロキシ及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜3個の置換基で所望によ
り置換され;R9及びR10は、独立にH、C1〜C4アルキルであり;R11は、H以外のR7 から選択され;R12は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−
OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHであるか、又は(b)XがOHであり、YがOで
あり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がHである場合、R12
メチルであることができない以外は、C1〜C4アルキルである。
【0020】 式1の化合物の第6の好ましい態様において: 好ましい基は、第5の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: R1及びR2は、=NOR3として一緒に選択され、このときR3は、−(CR9R10t
フェニル、及び−(CR9R10t(5〜9員の複素環)であり、ここでtは0又は1であ
り、そして前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、このときそれぞれ
のR6は、独立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、及び−(CR9R10 m (4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜1の整数であ
り;前記複素環R6基は、ハロ、トリフルオロメチル、及びC1〜C4アルキルから独
立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され;それぞれのR9及びR10
、独立にH又はC1〜C3アルキルである。
【0021】 式1の化合物の第7の好ましい態様において: Vは、以下の式:
【0022】
【化15】
【0023】 と等しく、 そしてR1及びR2は、=C(R5)X1−X2−R8として一緒に選択され、そして1”中
心の好ましい配置は、ハイグロマイシンのそれである。
【0024】 式1の化合物の第8の好ましい態様において: 好ましい基は、第7の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3、NR3R4、NR3C(
O)R4、若しくはFであり;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり
、Z2がR3、NR3R4、NR3C(O)R4、若しくはFであり;このときR3及びR13は、H、C 1 〜C4アルキル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6 〜C10アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され
、このときそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整数であり、前記アルキル基は
、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1
個のヘテロ分子を所望により含み、そしてH以外の前記R3及びR13基は、1〜5個の
R6基で所望により置換され、そしてR3及びR13は、これがHでない限り、一つの炭
素原子を介して結合していなければならないことを条件とし;それぞれのR4は、
独立にH又はC1〜C4アルキルであり;それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ
、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−
OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、及び−NR 7 R9から独立に選択され;このときそれぞれのR7及びR9は、独立にH又はC1〜C4
ルキルであり;R11はC1〜C4アルキルであり; R1及びR2は、=C(R5)X1−X2−R8として一緒に選択され;このときX1は、−C
R9R10−であり、そしてX2は、−CR9R10−、nが0〜2である−S(O)n−、−NR9
、及びOから選択され;X2が−NR9−である場合、R8及びR9は、一緒になって1〜3
個のR6基で所望により置換された5〜12員の複素環基を形成することができ;X1
及びX2は、さらに独立に又は一緒に結合を表すことができ、但しX1が結合である
場合、X2は、結合又は−CR9R10−のいずれかでなければならないことを条件とし
; そしてここでR5は、H又はC1〜C6アルキルであり、このとき前記R5アルキル基
は、1又は2個のR6基で所望により置換され: そしてここでそれぞれのR8は、R3、−C(O)R3、又は−C(O)NR9R3から独立
に選択され、但し、N及びO原子、そしてN及びS原子は、互いに直接結合していな
いことを更に条件とし、このときそれぞれのR3は、C1〜C4アルキル、C3〜C8アル
ケニル、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複
素環)から独立に選択され、このときそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整数
であり、前記アルキル又はアルケニル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S
(O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み、但
し、O原子、S原子又はN原子は、非芳香族性二重結合に直接結合していないこと
を条件とし;前記アリール及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8シクロアルキ
ル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そして上記で言及したいか
なる所望による縮合環をも含む前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され
、そしてR3は、一つの炭素原子を介して結合していなければならないことを条件
とし;R12はC1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル基は、(a)XがOHであ
り、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHで
あるか、又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり
、Z1がHであり、Z2がHである場合、R12がメチルであることができない以外は、1
〜3個のR6基で所望により置換され;それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ
、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−
OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−NR9C(O)R7 、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−S(O)j(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−S(
O)j(C1〜C6アルキル)、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m (C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときjは0〜2の範囲の整数で
あり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;そして前記ア
ルキル、シクロアルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフル
オロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(
O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−OR7、C1 〜C4アルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10
員の複素環)から独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され、この
ときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;R7は、H、C1〜C4アルキル
、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのmは、独立に0
〜2の範囲の整数であり;前記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S
(O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み;前
記シクロアルキル、アリール及び複素環R7基は、C6〜C10アリール基、C5〜C8
クロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そしてH以外の前
記R7置換基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリ
フルオロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10
ヒドロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5
個の置換基で所望により置換され、そしてR7は、R7がHでない限り、一つの炭素
原子を介して結合していなければならないことを条件とし;それぞれのR9及びR1 0 は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;R11は、H以外のR7から選択される。
【0025】 式1の化合物の第9の好ましい態様において: 好ましい基は、第8の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: Xは、F、H又はOHであり; Yは、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3、NR3R4、若しく
はFであり;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3、NR3R 4 、若しくはFであり;このときそれぞれのR3及びR13は、独立にH又はC1〜C4アル
キルであり、そして前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;こ
のときそれぞれのR6は、独立にオキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロ
メトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR 9 C(O)R7、−C(O)NR7R9、及び−NR7R9であり;このときそれぞれのR7及びR9
は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;R11はC1〜C4アルキルであり; R1及びR2は、=C(R5)X1−X2−R8として一緒に選択され;このときX1は、−C
R9R10−であり、そしてX2は、−CR9R10−、nが0〜2である−S(O)n−、−NR9
、及びOから選択され;X2が−NR9−である場合、R8及びR9は、一緒になって1〜3
個のR6基で所望により置換された5〜12員の複素環基を形成することができ;X1
及びX2は、更に独立に又は一緒に結合を表すことができ、但しX1が結合である場
合、X2は、結合又は−CR9R10−のいずれかでなければならないことを条件とし; そしてここでR5は、H又はC1〜C6アルキルであり、このとき前記R5アルキル基
は、1又は2個のR6基で所望により置換され: そしてここでR8は、R3であり、このときそれぞれのR3は、独立に−(CR9R10 t (C6〜C10アリール)、又は−(CR9R10t(4〜10員の複素環)であり、このと
きそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整数であり;前記R3基は、1〜5個のR6
で所望により置換され、そしてR3は、一つの炭素原子を介して結合していなけれ
ばならないことを条件とし;R12はC1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル
基は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がH
であり、Z2がβ−OHであるか、又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がHであ
り、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がHである場合、R12がメチルであるこ
とができない以外は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれの
R6は、独立にC1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロ
メトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR 9 C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O
(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及
び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0
〜2の範囲の整数であり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、
ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR 9 SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR 7 R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望に
より置換され; それぞれのR7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m (C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択
され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H以外の前記R7 置換基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフル
オロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒド
ロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の
置換基で所望により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH又はC1〜C4アル
キルであり;R11は、H以外のR7から選択される。
【0026】 式1の化合物の第10の好ましい態様において: 好ましい基は、第9の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: Z1がHであり、Z2がOHであるか;又はZ1がメチルであり、Z2がOHであるか;又
はZ1がHであり、Z2がNH2であるか;又はZ1及びZ2の両方がHであるか;又はZ1がH
であり、Z2がFであり; W1がHであり、W2がOHであり; R1及びR2は、=C(R5)X1−X2−R8として一緒に選択され;このときX1は−CH2 −であり、そしてX2は、nが0〜2である−S(O)n−、−NR9−、及びOから選択さ
れ;X2が−NR9−である場合、R8及びR9は、一緒になって1〜3個のR6基で所望に
より置換された5〜12員の複素環基を形成することができ; そしてここでR5は、H又はC1〜C6アルキルであり、このとき前記R5アルキル基
は、1又は2個のR6基で所望により置換され: そしてここでR8は、R3であり、このときR3は、−(CH2t(C6〜C10アリール
)、又は−(CH2t(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのtは、独立
に0〜2の整数であり、そして前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され;
このときそれぞれのR6は、独立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、
ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−(CH2m
(C6〜C10アリール)、−O(CH2m(C6〜C10アリール)、及び−(CH2m(4〜
10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の整数であり;前
記アルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、
ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11
−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択さ
れる1〜5個の置換基で所望により置換され; それぞれのR7は、H及びC1〜C4アルキルから独立に選択され;H以外の前記R7
換基は、オキソ、トリフルオロメチル、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)
NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1
〜3個の置換基で所望により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH、C1〜C 4 アルキルであり;R11は、H以外のR7から選択され;R12は、(a)XがOHであり、
YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHである
か、又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1
がHであり、Z2がHである場合、R12がメチルであることができない以外は、C1〜C 4 アルキルである。
【0027】 式1の化合物の第11の好ましい態様において: 好ましい基は、第10の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: R1及びR2が、=C(R5)X1−X2−R8として一緒に選択され;このときR5はHであ
り、X1は、−CH2−であり、そしてX2はOであり、そしてこのときR8はR3であり、
このときR3は、フェニル又は(5〜6員の複素環)であり、そして前記R8基は、1
〜5個のR6基で所望により置換され、このときそれぞれのR6は、C1〜C4アルキル
、ハロ、トリフルオロメチル、及び−(CH2m(4〜10員の複素環)から独立に
選択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜1の範囲の整数であり;前記複素
環R6基は、ハロ、トリフルオロメチル、及びC1〜C4アルキルから独立に選択され
る1〜5個の置換基で所望により置換されている。
【0028】 式1の化合物の第12の好ましい態様において: 好ましい基は、第1の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: R1は、Hであり、そしてR2が、−NR3R4、−NR4C(O)R3、−OC(O)NR3R4又は
−OR3であり、そして1”中心の好ましい配置は、ハイグロマイシンAのそれであ
る。
【0029】 式1の化合物の第13の好ましい態様において: 好ましい基は、第12の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3若しくはFであり
;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3若しくはFであり
;それぞれのR3及びR13は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり、そして前記アル
キル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6は、独立
にハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−
OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9又は−NR7R 9 であり;このときそれぞれのR7及びR9は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;
R11はC1〜C4アルキルであり; そして置換基R2において、R3は、H、C1〜C10アルキル、−(CR9R10t(C3〜C 10 シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10t
(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのtは、独立に0〜3
の整数であり、前記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O)j
及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み;前記シクロ
アルキル、アリール及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8シクロアルキル基、
又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そして上記で言及したいかなる所
望による縮合環をも含む、H以外の前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換
され、そしてR3は、R3がHでない限り、一つの炭素原子を介して結合されていな
ければならないことを条件とし;それぞれのR4は、独立にH又はC1〜C6アルキル
であり;それぞれのR6は、独立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、
ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)
OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R10m(C6〜C10アリ
ール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリ
ール)及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは
、独立に0〜2の範囲の整数であり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、
ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR 9 SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR 7 R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望に
より置換され;それぞれのR7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、
−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)か
ら独立に選択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H
以外の前記R7置換基は、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリ
フルオロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10
ヒドロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5
個の置換基で所望により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH、C1〜C4
ルキルであり;R11は、H以外のR7から選択され;R12は、(a)XがOHであり、Yが
Oであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHであるか
;又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がH
であり、Z2がHである場合、R12はメチルであることができない以外は、C1〜C4
ルキルである。
【0030】 式1の化合物の第14の好ましい態様において: Vは、R3OC(O)、R3R4NC(O)又はR3O(R4)NC(O)であり、そして1”中心の
好ましい配置は、ハイグロマイシンAのそれである。
【0031】 式1の化合物の第15の好ましい態様において: 好ましい基は、第14の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3若しくはFであり
;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3若しくはFであり
;このときそれぞれのR3及びR13は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり、そして
前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6 は、独立にハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメト
キシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9
は−NR7R9であり;このときそれぞれのR7及びR9は、H又はC1〜C4アルキルであり
;R11はC1〜C4アルキルであり; 置換基V中で、R3は、H、C1〜C10アルキル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロア
ルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の
複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整
数であり、前記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び
−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み;前記シクロアル
キル、アリール及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8シクロアルキル基、又は
4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そして上記で言及したいかなる所望に
よる縮合環をも含む、H以外の前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され
、そしてR3は、R3がHでない限り、一つの炭素原子を介して結合されていなけれ
ばならないことを条件とし;それぞれのR4は、独立にH又はC1〜C6アルキルであ
り;それぞれのR6は、独立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、ジフ
ルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11 、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R10m(C6〜C10アリール
)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール
)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、
独立に0〜2の範囲の整数であり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、ハ
ロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9S
O2R11、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R 9 、−OR7、C1〜C4アルキルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置
換され;R7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6 〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され
、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H以外の前記R7置換
基は、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1
C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望
により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH及びC1〜C4アルキルであり;
R11は、H以外のR7から選択される。
【0032】 式1の化合物の第16の好ましい態様において: Vは、以下の式:
【0033】
【化16】
【0034】 の構造の分子であり、そして1”中心の好ましい配置は、ハイグロマイシンAのそ
れである。 式1の化合物の第17の好ましい態様において: 好ましい基は、第16の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3若しくはFであり
;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3若しくはFであり
;このときそれぞれのR3及びR13は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり、そして
前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6 は、独立にハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメト
キシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9
は−NR7R9であり;このときそれぞれのR7及びR9は、H又はC1〜C4アルキルであり
;R11はC1〜C4アルキルであり; 置換基V中で、R3は、C1〜C6アルキルであり;それぞれのR13は、H、C1〜C10
ルキル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10
リール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このと
きそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整数であり、前記アルキル基は、O、jが0
〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ
分子を所望により含み;前記シクロアルキル、アリール及び複素環R3基は、ベン
ゼン環、C5〜C8シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し
;上記で言及したいかなる所望による縮合環をも含む、H以外の前記R3基は、1〜
5個のR6基で所望により置換され、そしてR3は、R3がHでない限り、一つの炭素原
子を介して結合されていなければならないことを条件とし;それぞれのR6は、独
立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフ
ルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(
O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6
〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)及び−(CR9R10m(4
〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数で
あり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、ハロ、トリフルオロメチル、
ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7、−NR9 C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−OR7、及びC1〜C4アル
キルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され;それぞれのR7 は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリ
ール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このとき
それぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H以外の前記R7置換基は、ハロ
、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−C(O)
R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1〜C4アルキル
、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換
され;それぞれのR9及びR10は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;R11は、H以
外のR7から選択される。
【0035】 式1の化合物の第18の好ましい態様において: Vは、E及びZ異性体を含む、以下の式:
【0036】
【化17】
【0037】 の構造の基であり、そして1”中心の好ましい配置は、ハイグロマイシンAのそれ
である。 式1の化合物の第19の好ましい態様において: 好ましい基は、第18の好ましい態様に示した通りであるが、しかし: Xは、F、H又はOHであり; Yは、Oであり; R13は、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、又は−(CR9R10t(4〜10員の
複素環)であり、このときそれぞれのtは、独立に0〜2の範囲の整数であり、そ
して前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6
、独立にC1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメト
キシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−(CR9R10m(C6〜C10
リール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、又は−(CR9R10m(4〜10員
の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;
前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル
、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11
、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択
される1〜5個の置換基で所望により置換され;それぞれのR7は、H及びC1〜C4
ルキルから独立に選択され;H以外の前記R7置換基は、トリフルオロメチル、−C
(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、及びC1〜C 4 アルコキシから独立に選択される1〜3個の置換基で所望により置換され;それ
ぞれのR9及びR10は、独立にH及びC1〜C4アルキルであり; それぞれのR4及びR14は、H及びC1〜C4アルキルから独立に選択され; R3は、C1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望
により置換され;それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオ
ロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7
−NR9C(O)OR11、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9
−NR7R9、−S(O)j(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−S(O)j(C1〜C6アル
キル)、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリー
ル)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)及び−(CR9R10m(4〜10員の複
素環)から独立に選択され、このときjは0〜2の範囲の整数であり、このときそ
れぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;そして前記アルキル、シクロア
ルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフ
ルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O
)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−OR7、C1〜C4アルキル、−
(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から
独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され、このときそれぞれのm
は、独立に0〜2の範囲の整数であり;それぞれのR7は、H、C1〜C4アルキル、C3
〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m
(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2
の範囲の整数であり;前記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O
j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み;前記
シクロアルキル、アリール及び複素環R7基は、C6〜C10アリール基、C5〜C8シク
ロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そしてH以外の前記
R7置換基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフ
ルオロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒ
ドロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個
の置換基で所望により置換され、そしてR7は、R7がHでない限り、一つの炭素原
子を介して結合していなければならないことを条件とし;それぞれのR9及びR10
は、独立にH又はC1〜C4アルキルである。
【0038】 式1の化合物の第20の好ましい態様において: Vは、所望により1〜3個のR6基で置換されていてもよい炭素結合の4〜10員の複
素環であり、そして1”中心の好ましい配置は、ハイグロマイシンAのそれである
【0039】 式1の特定の好ましい化合物は、以下に記載するもの、並びに医薬として許容
可能な以下の化合物の塩、溶媒和物及びプロドラッグである: 1. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−メ
トキシイミノ−2−フェノキシ−エチル)−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキ
シ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7
−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 2. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベンジル
オキシイミノ)−2−ヒドロキシ−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 3. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(5R−(3−クロロ−フェニル)−2
,3−ジメチル−イソオキサゾリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 4. (2S,3S,5S)−5−(2−フルオロ−4−(2−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イルカルバモイル)−プロペニル)−フェノキシ)−3−ヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−カルボン酸ベンジルオキシ−アミド 5. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(((E)−2−フルオロ−4−クロロ−
ベンジルオキシイミノ)−メチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2
−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,
6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオ
キソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 6. (2S,3S,4S,5S)−3,4−ジヒドロキシ−5−(2−ヒドロキシ−4−(
2−((3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イルカルバモイル)−プロペニル)−フェ
ノキシ)−テトラヒドロ−フラン−2−カルボン酸ベンジルオキシ−アミド 7. (2S,3S,5S)−5−(2−フルオロ−4−(2−((3aS,4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イルカルバモイル)−プロペニル)−フェノキシ)−3−ヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−カルボン酸ベンジルアミド 8. 3−(4−((2R,4S,5S)−5−(1−((E)−2−フルオロ−4−クロロ
−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5
R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 9. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(1−((E)−2,4−ジクロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 10. 3−(4−((2R,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベンジル
オキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 11. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ−ベ
ンジルオキシイミノ)−エチル)−3−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−
イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,
6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオ
キソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 12. 3−(4−((2S,5S)−5−(1−((E)−2−クロロ−5−フルオロ−
ベンジルオキシイミノ)−エチル)−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)
−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR
)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5
−イル)−(2E)−アクリルアミド 13. 3−(4−((2R,4S,5R)−5−(1−((E)−2,4−ジクロロ−5−フ
ルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−メトキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 14. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−3−アミノ−5−(1−((E)−3−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 15. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(1−(3−クロロ−ベンジルオキシ)
−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−
フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6
,7−トリヒドロキシ−3−(4−((2S,4R,5R)−5−(1−((E)−2−クロ
ロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 16. 3−(4−((2S,3S,5R)−5−(1−((E)−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イルメトキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 17. 3−(4−((1R,3R,4R)−3−(1−((E)−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イルメトキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−シクロペンチル
オキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 18. 3−(4−((1R,3R,4R)−3−(((E)−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イルメトキシイミノ)−メチル)−4−ヒドロキシ−シクロペンチルオキ
シ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,
7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 19. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イルメトキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 20. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(((E)−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イルメトキシイミノ)−メチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 21. 3−(4−((1R,2S,3R,4R)−4−(((E)−2,4−ジクロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−メチル)−2,3−ジヒドロキシ−シクロペンチルオキシ)
−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR
)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5
−イル)−(2E)−アクリルアミド 22. 3−(4−((1S,3R,4R)−3−(1−((E)−2,3−ジクロロ−5−フ
ルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−シクロペンチル
オキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 23. 3−(4−((1R,2S,4R)−4−(1−((E)−3−クロロ−ベンジルオ
キシイミノ)−エチル)−2−ヒドロキシ−シクロペンチルオキシ)−3−ヒドロ
キシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7
−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 24. 3−(4−((1S,3R)−3−(1−((E)−3,4−ジフルオロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−シクロペンチルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェ
ニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒド
ロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−ア
クリルアミド 25. 3−(4−((1R,2S,3R,4R)−4−(1−((E)−2−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−2,3−ジヒドロキシ−シクロペンチルオキシ)
−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)
−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−
イル)−(2E)−アクリルアミド 26. 3−(4−((2S,3S,4S,5S)−5−(1−(3−クロロ−ベンジリデン
アミノオキシ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−
イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,
6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオ
キソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 27. 3−(4−((2S,4S,5S)−5−(1−(1−(4−フルオロ−フェニル)
−エチリデンアミノオキシ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 28. 3−(4−((2S,4S,5S)−5−(1−(1−(2,4−ジクロロ−フェニ
ル)−エチリデンアミノオキシ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 29. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(2−(2,4−ジクロロ−ベンジル
)−チアゾール−4−イル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−
イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S
,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 30. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキ
シ)−1−ヒドロキシメチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 31. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキシ)
−1−ヒドロキシメチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 32. 3−(4−((1R,2S,3R,4S)−4−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキ
シ)−(E)−プロペニル)−2,3−ジヒドロキシ−シクロペンチルオキシ)−3
−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−
4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イ
ル)−(2E)−アクリルアミド 33. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(2−(2,4−ジクロロ−ベンジル
)−3H−イミダゾール−4−イル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 34. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−6−(6−クロロ−1H−ベンゾイミダゾ
ール−2−イル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ
)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR
)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5
−イル)−(2E)−アクリルアミド 35. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(1−(N’−(2,4−ジクロロ−
ベンジリデン)−ヒドラジノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 36. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(1−(N’−(2−クロロ−ベンジ
リデン)−ヒドラジノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 37. 3−(4−((2S,4S,5R)5−(1−(N’−(2−クロロ−5−フルオロ
−ベンジリデン)−ヒドラジノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 38. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−(N’−(3−クロロ−ベンジリデ
ン)−ヒドラジノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イ
ルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 39. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジルオ
キシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキ
シ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7a
R)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−
5−イル)−(2E)−アクリルアミド 40. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((E)2,3−ジクロロ−5−
フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 41. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 42. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベンジル
オキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 43. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−((E)−1−ベンジルオキシイミノ−
エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フル
オロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7
−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 44. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 45. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ
−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 46. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 47. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−3−フル
オロ−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒド
ロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 48. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオ
ロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,
7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 49. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2
−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,
6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオ
キソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 50. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2−クロロ−5−フ
ルオロ−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、
4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1
,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 51. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((E)−2−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S
,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 52. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(3−(2−フルオロ−フェノキシ
)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 53. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フ
ェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R
,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 54. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 55. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−3−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 56. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノ
キシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 57. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−
4−クロロ−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロ
キシ−3−メチル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−
メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキ
サヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 58. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベンジル
オキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 59. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−2,4−ジク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 60. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
エチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イ
ルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S
,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 61. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,3−ジクロロ−5
−フルオロ−フェノキシ)−1−エチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3
aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 62. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−((E)−1−ベンジルオキ
シイミノ−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)
−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−ト
リヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E
)−アクリルアミド 63. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−メ
チル−3−フェノキシ−(E)−プロペニル)−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6
,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)
−(2E)−アクリルアミド 64. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−メチ
ル−3−フェノキシ−(E)−プロペニル)−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,
7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 65. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−2−クロロ−5−フ
ルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 66. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−2−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 67. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 68. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−
フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3
aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 69. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−プロピル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 70. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−プロピル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 71. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−エチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 72. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−エチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 73. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ
−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 74. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−2,3−
ジクロロ−5−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4
−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 75. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2−クロロ−5−フルオロ−
フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 76. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−
4−クロロ−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4
−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 77. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−3−フルオ
ロ−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 78. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−フルオロ−4
−モルホリン−4−イル−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−
ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル
−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒド
ロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 79. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−フルオロ−4−
モルホリン−4−イル−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−ヒ
ドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−
N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 80. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 81. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−2−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 82. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 83. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 84. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フ
ェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチ
ル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 85. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(1−((E)−2,4−ジクロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 86. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ
)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2
−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R
,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 87. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(1−((E)−2−クロロ−ベンジルオ
キシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ
)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR
)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5
−イル)−(2E)−アクリルアミド 88. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(3−(2−フルオロ−フェノキシ)−1
−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イ
ルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 89. 3−(4−((2S,3R,5S)−5−(1−((E)−2−フルオロ−4−クロ
ロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 90. 3−(4−((2S,3R,5S)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 91. 3−(4−((2S,3R,5S)−5−(1−((E)−2−クロロ−5−フルオ
ロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5
R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 92. 3−(4−((2S,3R,5S)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 93. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 94. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ
)−1−エチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5
R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 95. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−クロロ−5−フルオロ−
フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 96. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−4−クロロ−
フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−
メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキ
サヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 97. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキ
シ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 98. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
メチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イ
ルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 99. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2−クロロ−フェノ
キシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 100. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(3−(2−フルオロ−フェノキシ
)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 101. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−
フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,
5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 102. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェ
ノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 103. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(4−フルオロ−フェノキシ
)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル
−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒド
ロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 104. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ
−4−クロロ−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒド
ロキシ−3−メチル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2
−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘ
キサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミ
ド 105. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1
−エチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−
イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S
,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 106. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,3−ジクロロ−フェノキシ
)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 107. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2−フルオロ−フ
ェノキシ)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S
,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 108. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−
メチル−3−フェノキシ−(Z)−プロペニル)−テトラヒドロ−フラン−2−イ
ルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4
,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イ
ル)−(2E)−アクリルアミド 109. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−メ
チル−3−フェノキシ−(Z)−プロペニル)−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6
,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)
−(2E)−アクリルアミド 110. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−クロロ−5−フルオロ
−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 111. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 112. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2,4−ジクロ
ロ−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 113. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェ
ノキシ)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 114. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−クロロ−フェノキシ)
−1−エチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 115. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−4−クロロ
−フェノキシ)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキ
シ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2
−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘ
キサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミ
ド 116. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 117. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 118. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2,4−ジクロ
ロ−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 119. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−((E)−3−フル
オロ−4−モルホリン−4−イル−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル
)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2
−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘ
キサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミ
ド 120. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−((E)−3−フルオ
ロ−4−モルホリン−4−イル−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)
−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−
メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキ
サヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 121. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−3−アミノ−5−(1−((E)−3,4
−ジフルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 122. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 123. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(4−フルオロ
−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−
メチル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 124. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−2−フルオロ−ベ
ンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5
R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 125. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4S,5R)−5−(1−((E)−2−ク
ロロ−5−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3
aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 126. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 127. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(2,4−ジクロ
ロ−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、
4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1
,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 128. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(2−フルオロ−4−クロロ
−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 129. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(3,4−ジフル
オロ−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 130. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(5S−(3−クロロ−フェニル)
−2,3−ジメチル−イソオキサゾリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 131. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−2−クロロ−ベンジル
オキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,
7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 132. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((Z)−2,4−ジクロロ−
5−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 133. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((Z)−2−クロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 134. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3,4−ジフルオロ−ベ
ンジルオキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2
−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,
6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオ
キソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 135. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−((Z)−1−ベンジルオキシイミノ−
エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フル
オロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7
−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 136. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−フルオロ−ベ
ンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 137. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2,4−ジクロロ−
ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 138. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((Z)−2,4−ジクロロ−
ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 139. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3−フル
オロ−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒド
ロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 140. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−2−フルオ
ロ−4−クロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R
,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 141. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−クロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 142. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−ク
ロロ−5−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ
−3−メチル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 143. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3−クロロ−ベンジル
オキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 144. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3−クロロ
−ベンジルオキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,
7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 145. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−クロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−プロピル)−3フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 146. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−3−クロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−プロピル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 147. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3−フルオ
ロ−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 148. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2,4−ジクロロ−
ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 149. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−フ
ルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3
aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 150. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ−ベ
ンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−
イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S
,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 151. 3−(4−((2S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジル
オキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,
7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 152. 3−(4−((2S,4R,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキシ
)−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5
R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 153. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4R,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−
((E)−4−ピペリジン−1−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 154. 3−(4−((2S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジル
オキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,
7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 155. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4R,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−
((E)−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 156. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−
2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−(4,6,7−トリヒドロキシ−ヘ
キサヒドロ−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミ
ド 157. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−フル
オロ−4−ピペリジン−1−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒド
ロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド。
【0040】 上記で言及したものより更に好ましい、式1の更なる好ましい化合物は、以下
に記載するもの、並びに医薬として許容可能な以下の化合物の塩、溶媒和物及び
プロドラッグを含む: 1. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジルオ
キシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキ
シ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7a
R)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−
5−イル)−(2E)−アクリルアミド 2. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((E)−2,3−ジクロロ−5
−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 3. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 4. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベンジル
オキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 5. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−((E)−1−ベンジルオキシイミノ−エ
チル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオ
ロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−
トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2
E)−アクリルアミド 6. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 7. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ−
ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 8. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 9. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−3−フルオ
ロ−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 10. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオ
ロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,
7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 11. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2
−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,
6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオ
キソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 12. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2−クロロ−5−フ
ルオロ−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、
4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1
,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 13. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((E)−2−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S
,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 14. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(3−(2−フルオロ−フェノキシ
)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 15. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フ
ェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R
,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 16. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−2−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 17. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−3−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 18. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノ
キシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 19. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−
4−クロロ−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロ
キシ−3−メチル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−
メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキ
サヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 20. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベンジル
オキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 21. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−2,4−ジク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 22. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
エチル−(E)−Pロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 23. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,3−ジクロロ−5
−フルオロ−フェノキシ)−1−エチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3
aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 24. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−((E)−1−ベンジルオキ
シイミノ−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)
−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−ト
リヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E
)−アクリルアミド 25. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−メ
チル−3−フェノキシ−(E)−プロペニル)−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6
,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)
−(2E)−アクリルアミド 26. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−メチ
ル−3−フェノキシ−(E)−プロペニル)−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,
7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 27. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−2−クロロ−5−フ
ルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 28. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−2−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 29. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 30. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−
フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3
aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 31. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−プロピル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 32. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−プロピル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 33. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−エチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 34. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−エチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 35. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ
−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 36. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−2,3−
ジクロロ−5−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4
−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 37. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2−クロロ−5−フルオロ−
フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 38. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−
4−クロロ−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4
−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 39. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−3−フルオ
ロ−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 40. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−フルオロ−4
−モルホリン−4−イル−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−
ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル
−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒド
ロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 41. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−フルオロ−4−
モルホリン−4−イル−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−ヒ
ドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−
N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 42. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 43. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 44. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−ク
ロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 45. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 46. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フ
ェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチ
ル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 47. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(1−((E)−2,4−ジクロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 48. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ
)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2
−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R
,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 49. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(1−((E)−2−クロロ−ベンジルオ
キシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ
)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR
)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5
−イル)−(2E)−アクリルアミド 50. 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(3−(2−フルオロ−フェノキシ)−1
−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イ
ルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 51. 3−(4−((2S,3R,5S)−5−(1−((E)−2−フルオロ−4−クロ
ロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 52. 3−(4−((2S,3R,5S)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 53. 3−(4−((2S,3R,5S)−5−(1−((E)−2−クロロ−5−フルオ
ロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5
R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 54. 3−(4−((2S,3R,5S)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 55. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 56. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ
)−1−エチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5
R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 57. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−クロロ−5−フルオロ−
フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 58. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−4−クロロ−
フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−
メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキ
サヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 59. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキ
シ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 60. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
メチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イ
ルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 61. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2−クロロ−フェノ
キシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 62. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(3−(2−フルオロ−フェノキシ
)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
ラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4
R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 63. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フ
ェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R
,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 64. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノ
キシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 65. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(4−フルオロ−フェノキシ
)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル
−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒド
ロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 66. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−
4−クロロ−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロ
キシ−3−メチル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−
メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキ
サヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 67. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−
エチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イ
ルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 68. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,3−ジクロロ−5−フルオロ
−フェノキシ)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 69. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2−フルオロ−フェ
ノキシ)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 70. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−メ
チル−3−フェノキシ−(Z)−プロペニル)−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6
,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)
−(2E)−アクリルアミド 71. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−メチ
ル−3−フェノキシ−(Z)−プロペニル)−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,
7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 72. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−クロロ−5−フルオロ−
フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メ
チル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサ
ヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 73. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 74. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2,4−ジクロ
ロ−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 75. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノ
キシ)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル
−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒド
ロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 76. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−クロロ−フェノキシ)
−1−エチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 77. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(2−フルオロ−4−クロロ−
フェノキシ)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−
メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキ
サヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 78. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 79. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 80. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(2,4−ジクロ
ロ−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 81. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−((E)−3−フル
オロ−4−モルホリン−4−イル−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル
)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2
−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘ
キサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミ
ド 82. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(3−((E)−3−フルオ
ロ−4−モルホリノ−4−イル−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)
−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−
メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキ
サヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 83. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−3−アミノ−5−(1−((E)−3,4−
ジフルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 84. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 85. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(4−フルオロ−
フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メ
チル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 86. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(1−((E)−2−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−
2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R
,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 87. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4S,5R)−5−(1−((E)−2−ク
ロロ−5−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3
aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 88. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)
−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 89. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(2,4−ジクロ
ロ−フェノキシ)−1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テ
トラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、
4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1
,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 90. 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(2−フルオロ−4−クロロ−
フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 91. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(3,4−ジフル
オロ−フェノキシ)−1−メチル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−
テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 92. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−2−クロロ−ベンジルオ
キシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキ
シ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7a
R)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−
5−イル)−(2E)−アクリルアミド 93. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((Z)−2,4−ジクロロ−5
−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 94. 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−5−(1−((Z)−2−クロロ−ベンジ
ルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 95. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3,4−ジフルオロ−ベ
ンジルオキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2
−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,
6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオ
キソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 96. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−((Z)−1−ベンジルオキシイミノ−
エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フル
オロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7
−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 97. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−フルオロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 98. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2,4−ジクロロ−
ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 99. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((Z)−2,4−ジクロロ−
ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 100. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3−フル
オロ−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒド
ロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 101. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−2−フルオ
ロ−4−クロロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒ
ドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R
,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 102. 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−クロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒド
ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
(3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 103. 3−(3−アミノ−4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−ク
ロロ−5−フルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ
−3−メチル−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチ
ル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒ
ドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 104. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3−クロロ−ベンジル
オキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イル
オキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,
7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソ
ール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 105. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3−クロロ
−ベンジルオキシイミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
ン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,
7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 106. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−クロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−プロピル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
S、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 107. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−3−クロロ−ベン
ジルオキシイミノ)−プロピル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ
−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((
3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 108. 3−(3−アミノ−4−((2S,4S,5R)−5−(1−((Z)−3−フルオ
ロ−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロ
キシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 109. 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2,4−ジクロロ−
ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−
((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−
ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 110. 3−(3−アミノ−4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((Z)−2−フ
ルオロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル
−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3
aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 111. 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ−ベ
ンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−
イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S
,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキ
ソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 112. 3−(4−((2S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジル
オキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,
7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 113. 3−(4−((2S,4R,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキシ
)−1−メチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5
R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 114. 3−(4−((2S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジル
オキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
キシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,
7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
(2E)−アクリルアミド 115. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4R,5R)−4−ヒドロキシ−5−(1−
((E)−4−モルホリン−4−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−テト
ラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R
,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド 116. 3−(3−フルオロ−4−((2S,4R,5R)−5−(1−((E)−3−フル
オロ−4−ピペリジン−1−イル−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒド
ロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N
−((3aS、4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド。
【0041】 本発明は、更に臨床上有効な量の式1の化合物、そのプロドラッグ又は医薬と
して許容可能なその塩、及び医薬として許容可能な担体を含む、哺乳動物、魚類
又は鳥類の細菌性感染、原虫性感染、及び細菌性感染又は原虫性感染に関係する
疾患から選択される疾患の治療のための医薬組成物に関する。
【0042】 本発明は、更に臨床上有効な量の式1の化合物、そのプロドラッグ又は医薬と
して許容可能なその塩を、ベータ−ラクタム、キノロン、テトラサイクリン、ス
トレプトグラミン、アミノグリコシド、糖ペプチド、マクロライド又はオキサゾ
リジノン系抗生物質との組み合わせで;又は式1に記載の化合物の細菌性又は原
虫性の流出若しくは分解を阻害する化合物との組み合わせで含む、哺乳動物、魚
類又は鳥類の細菌性感染、原虫性感染、及び細菌性感染又は原虫性感染に関係す
る疾患から選択される疾患の治療のための医薬組成物に関する。
【0043】 本発明は、更に哺乳動物、魚類又は鳥類の細菌性感染、原虫性感染、及び細菌
性感染又は原虫性感染に関係する疾患から選択される疾患を治療する方法を含み
、これは、前記の哺乳動物、魚類又は鳥類に、臨床上有効な量の請求項1に記載
の化合物、そのプロドラッグ又は医薬として許容可能なその塩を投与することを
含む。
【0044】 本発明は、更に哺乳動物、魚類又は鳥類の細菌性感染、原虫性感染、及び細菌
性感染又は原虫性感染に関係する疾患から選択される疾患を治療する方法に関し
、これは、前記哺乳動物、魚類又は鳥類に、臨床上有効な量の請求項1に記載の
化合物、そのプロドラッグ又は医薬として許容可能なその塩を、ベータ−ラクタ
ム、キノロン、テトラサイクリン、ストレプトグラミン、アミノグリコシド、糖
ペプチド、マクロライド若しくはオキサゾリジノン系抗生物質との組み合わせ又
は同時投与で;又は請求項1に記載の化合物の細菌性又は原虫性の流出又は分解
を阻害する化合物との組み合わせで投与することを含む。
【0045】 本明細書中で使用される“治療”の用語は、他に明示しない限り、このような
用語が適用される疾患又は症状、又は一つ又はそれ以上のこのような疾患又は症
状の症候の進行を、逆転、緩和、阻害する、又は予防することを意味する。本明
細書中で使用される“治療する”の用語は、“治療”が直ぐ上で定義されたよう
な治療の行為を指す。
【0046】 他に明示されない限り、本明細書中で使用される“細菌性感染”、“原虫性感
染”、及び“細菌性感染又は原虫性感染に関係する疾患”の用語又は語句は、次
のもの:Streptococcus pneumoniae、Haemophilus influenzae、Moraxella c
atarrhalis、Staphylococcus aureus、Enterococcus faecalis、E.faecium、
E.casselflavus、S.epidermidis、S.haemolyticus、又はPeptostreptococcus
種による感染に関係する肺炎、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、扁桃炎、及び乳突
炎;Streptococcus pyogenes、連鎖球菌のC及びG群、Corynebacterium diphth
eriae、又はActinobacillus haemolyticumによる感染に関係する咽頭炎、リウ
マチ熱、及び糸球体腎炎;Mycoplasma pneumoniae、Legionella pneumophila
、Streptococcus pneumoniae、Haemophilus influenzae、又はChlamydia pne
umoniaeによる感染に関係する気道感染;制約されるものではないが、ベータ−
ラクタム、バンコマイシン、アミノグルコシド、キノロン、クロラムフェニコー
ル、テトラサイクリン及びマクロライド系のような既知の抗細菌剤に耐性な系を
含む、S.aureus、S.haemolyticus、E.faecalis、E.faecium、E.duransによ
って惹き起こされる心内膜炎及び骨髄炎を含む血液及び組織感染;Staphylococc
us aureus、凝固酵素陰性ブドウ球菌(即ち、S.epidermidis、S.hemolyticus
、等)、Streptococcus pyogenes、Streptococcus agalactiae、連鎖球菌群C
−F(小集落連鎖球菌)、緑色連鎖球菌、Corynebacterium minutissimum、Clos
tridium種、又はBartonella henselaeによる感染に関係する、併発症を伴なわ
ない皮膚及び軟質組織感染及び膿瘍、並びに産褥熱;Staphylococcus aureus、
凝固酵素陰性ブドウ球菌種、又はEnterococcus種による感染に関係する併発症を
伴なわない急性尿道感染;尿道炎及び頚管炎;Chlamydia trachomatis、Haemop
hilus ducreyi、Treponema pallidum、Ureaplasma urealyticum、又はNeiser
ria gonorrheaeによる感染に関係する性的に伝染した疾患;S.aureus(食品中
毒及びトキシックショック症候群)、又は連鎖球菌A、B、及びC群による感染に
関係する毒素病;Helicobacter pyloriによる感染に関係する潰瘍;Borrelia
recurrentisによる感染に関係する全身性発熱症候群;Borrelia burgdorferiに
よる感染に関係するライム病;Chlamidia trachomatis、Neisseria gonorrhoe
ae、S.aureus、S.pneumoniae、S.pyogenes、H.influenzae、又はListeria種
による感染に関係する結膜炎、角膜炎、及び涙嚢炎;Mycobacterium avium、又
はMycobacterium intracellulareによる感染に関係する播種性Mycobacterium
avium複合体(MAC)疾患;Mycobacterium tuberculosis、M.leprae、M.parat
uberculosis、M.kansasii、又はM.cheloneiにより惹き起こされる感染;Campy
lobacter jejuniによる感染に関係する胃腸炎;Cryptosporidium種による感染
に関係する腸管原虫;緑色連鎖球菌による感染に関係する歯の感染;Bordetella
pertussisによる感染に関係する持続性の咳;Clostridium perfringens又はB
acteroides種による感染に関係するガス壊疽;並びにHelicobacter pylori又は
Chlamydia pneumoniaeによる感染に関係するアテローマ性動脈硬化症又は心臓
血管疾患を含む。動物において治療又は予防することができる細菌性感染及び原
虫性感染、並びにこのような感染に関係する疾患は、次のもの:P.haemolytica
、P.multocida、Mycoplasma bobis、又はBordetella種による感染に関係する
ウシの呼吸器疾患;原虫(即ち、球虫類、cryptosporidia、等)による感染に関
係するウシの腸炎;S.aureus、Strep.uberis、Streptococcus agalactiae、S
treptococcus dysgalactiae、Corynebacterium又はEnterococcus種による感染
に関係する乳牛の乳腺炎;A.pleuro、P.multocida、又はMycoplasma種による
感染に関係するブタの呼吸器疾患;Lawsonia intracellularis、Salmonella、
又はSerpulina hyodysinteriaeによる感染に関係するブタの腸炎;Fusobacteri
um種による感染に関係するウシの足腐敗症;Fusobacterium necrophorum又はBa
cteroides nodosusによる感染に関係するウシの毛様疣;Moraxella bovisによ
る感染に関係するウシの急性カタル性結膜炎;原虫(即ち、neosporium)による
感染に関係するウシの早発流産;S.epidermidis、S.intermedius、凝固酵素陰
性のStaphylococcus又はP.multocidaによる感染に関係するイヌ及びネコの皮膚
及び軟質組織感染;Alcaligenes種、Bacteroides種、Clostridium種、Enterobac
ter種、Eubacterium、Peptostreptococcus、Porphyromonas、又はPrevotellaに
よる感染に関係するイヌ及びネコの歯及び口内感染を含む。本発明の方法によっ
て治療又は予防することができる他の細菌性感染及び原虫性感染、並びにこのよ
うな感染に関係する疾患は、J.P.Sanford et al.,“The Sanford Guide
To Antimicrobial Therapy”,26th Edition,(Antimicrobial Therapy
,Inc.,1996)において言及されている。
【0047】 本発明の化合物は、上記で言及した細菌及び原虫、及び関係した症状、又は上
記で言及した細菌及び原虫の特定の系に対して活性であることができる。 本明細書中で使用される“ハロ”の用語は、他に明示されない限り、フッ素、
塩素、臭素又はヨウ素を含む。好ましいハロ基は、フッ素及び塩素である。
【0048】 本明細書中で使用される“アルキル”の用語は、他に明示されない限り、直鎖
、環式又は分枝鎖分子を有する、飽和の一価の炭化水素ラジカルを含む。前記ア
ルキル基が環式基を含む場合、これは少なくとも3個の炭素原子を含まなければ
ならないことは了解される。
【0049】 本明細書中で使用される“アルケニル”の用語は、他に明示されない限り、少
なくとも一つの炭素−炭素二重結合を有する、上記で定義した通りのアルキル基
を含む。
【0050】 本明細書中で使用される“アルキニル”の用語は、他に明示されない限り、少
なくとも一つの炭素−炭素三重結合を有する、上記で定義した通りのアルキル基
を含む。
【0051】 本明細書中で使用される“アリール”の用語は、他に明示されない限り、フェ
ニル又はナフチルのような、芳香族炭化水素から一つの水素を除去することによ
って誘導される有機ラジカルを含む。
【0052】 本明細書中で使用される“4〜10員の複素環”の用語は、他に明示されない限
り、一つ又はそれ以上の、それぞれO、S及びNから選択される異種原子を含む、
芳香族及び非芳香族複素環基を含み、このときそれぞれの複素環基は、その環系
の中に4〜10個の原子を有する。非芳香族複素環基は、その環系中に4個の原子の
みを有する基を含むが、しかし芳香族複素環は、その環系中に少なくとも5個の
原子を持たなければならない。複素環基は、ベンゾ縮合環系、及び一つ又はそれ
以上のオキソ分子で置換されている環系を含む。4員の複素環基の例は、アゼチ
ジニル(アゼチジンから誘導)である。5員の複素環基の例は、チアゾリルであ
り、そして10員の複素環基の例はキノリニルである。非芳香族複素環基の例は、
ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、テトラヒドロピ
ラニル、テトラヒドロチオピラニル、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ
、チオキサニル、ピペラジニル、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、ホ
モピペリジニル、オキセパニル、チエパニル、オキサゼピニル、ジアゼピニル、
チアゼピニル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジニル、2−ピロリニル、3−ピロ
リニル、インドリニル、2H−ピラニル、4H−ピラニル、ジオキサニル、1,3−ジ
オキソラニル、ピラゾリニル、ジチアニル、ジチオラニル、ジヒドロピラニル、
ジヒドロチエニル、ジヒドロフラニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、イミ
ダゾリジニル、3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサニル、3−アザビシクロ[4.
1.0]ヘプタニル、3H−インドリル及びキニリジニルである。芳香族複素環基の
例は、ピリジニル、イミダゾリル、ピリミジニル、ピラゾリル、トリアゾリル、
ピラジニル、テトラゾリル、フリル、チエニル、イソオキサゾリル、チアゾリル
、オキサゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、キノリニル、イソキノリニル、イ
ンドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、インダゾリル
、インドリジニル、フタラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、イソインドリ
ル、プテリジニル、プリニル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、フラザニル
、ベンゾフラザニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾ
リル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、及びフロピリジニルで
ある。先に記載した化合物から誘導されるような上記の基は、可能な場合にはC
−結合又はN−結合することができる。例えば、ピロールから誘導される基は、
ピロール−1−イル(N−結合)又はピロール−3−イル(C−結合)であることが
できる。“5〜12員の複素環”、“5〜6員の複素環”の用語及び“複素環”の他
の使用は、適当な数の環の員数を持つ上記に定義に対応する。
【0053】 本明細書中で使用される“医薬として許容可能な塩”の語句は、他に明示され
ない限り、本発明の化合物中に存在することができる、酸性又は塩基性基の塩を
含む。本質的に塩基性である本発明の化合物は、各種の無機及び有機酸と広い範
囲の塩を形成することが可能である。このような塩基性化合物の医薬として許容
可能な酸付加塩を調製するために使用することができる酸は、非毒性の酸付加塩
、即ち、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、
リン酸塩、酸性リン酸塩、イソニコチン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、サリチル酸塩、
クエン酸塩、酸性クエン酸塩、酒石酸塩、パントテン酸塩、重酒石酸塩、アスコ
ルビン酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、ゲンチジン酸塩、フマル酸塩、グルコ
ン酸塩、グルクロン酸塩、糖酸塩、ギ酸塩、安息香酸塩、グルタミン酸塩、メタ
ンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンス
ルホン酸塩及びパモエート[即ち、1,1−メチレン−ビス−(2−ヒドロキシ−3
−ナフトエート)]塩のような医薬として許容可能なアニオンを含む塩を形成す
る酸である。アミノ基のような塩基性分子を含む本発明の化合物は、先に記載し
た酸に加えて、各種のアミノ酸と医薬として許容可能な塩を形成することができ
る。
【0054】 本質的に酸性である本発明の化合物は、各種の医薬として許容可能なカチオン
と塩基塩を形成することが可能である。このような塩の例は、アルカリ金属又は
アルカリ土類金属塩、そして特に本発明の化合物のカルシウム、マグネシウム、
ナトリウム及びカリウム塩を含む。
【0055】 本発明の化合物は、不斉中心を有し、そして従って異なった鏡像異性体及びジ
アステレオ異性体の形態で存在する。本発明は、本発明の化合物の全ての光学異
性体及び立体異性体、及びその混合物の使用、並びにこれらを使用又は含むこと
ができる全ての医薬組成物及び治療方法に関する。これに関連して、本発明は、
R1及びR2が、式=N−OR3のオキシム分子として一緒に選択される場合の、窒素に
結合する−OR3基のE及びZ配置の両方を含む。本発明は、更にR1及びR2が、=C(
R5)X1−X2−R8として一緒に選択される場合の、カルゴンに結合するR5及びX1
X2−R8基のE及びZ配置の両方を含む。式1の化合物は、更に互変異性体として存
在することができる。本発明は、全てのこのような互変異性体及びその混合物の
使用に関する。
【0056】 本発明は、更に同位体標識化合物、及び医薬として許容可能なその塩を含み、
これらは、一つ又はそれ以上の原子が、通常天然に見出される原子質慮又は質量
数と異なる原子質量又は質量数を有する原子によって置き換えられているという
事実以外は、式1の化合物に示したものと同一である。本発明の化合物に組み込
むことができる同位体の例は、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素及び塩素
の同位体、例えばそれぞれ2H、3H、13C、14C、15N、18O、17O、35S、18F、及び3 6 Clを含む。上記の同位体及び/又は他の原子の他の同位体を含む、本発明の化
合物、そのプロドラッグ、及び医薬として許容可能な前記化合物又は前記プロド
ラッグの塩は、本発明の範囲内である。本発明のある種の同位体標識された化合
物、例えば3H及び14Cのような放射性同位体が組み込まれたものは、薬物及び/
又は基質組織分布アッセイにおいて有用である。トリチウム化、即ち、3H、及び
炭素−14、即ち、14C同位体は、その調製及び検出性の容易さから特に好ましい
。更に、ジューテリウム、即ち、2Hのようなより重い同位体による置換は、より
大きい代謝安定性から得られるある種の治療的利益、例えばin vivo半減期の増
加又は必要投与量の減少を与え、そして従って、ある状況下では好ましいもので
あることができる。本発明の式1の同位体的に標識された化合物及びそのプロド
ラッグは、一般的に以下のスキーム及び/又は実施例及び調製例において開示さ
れる方法を、容易に入手可能な同位体標識試薬で非同位体標識試薬を置き換えて
行うことによって調製することができる。
【0057】 本発明は、更に式1の化合物のプロドラッグを含む医薬組成物及びそれを投与
することにより細菌性感染を治療する方法を包含する。遊離アミノ、アミド、ヒ
ドロキシ又はカルボキシル基を有する式1の化合物は、プロドラッグに転換する
ことができる。プロドラッグは、アミノ酸残基、又は二つ又はそれ以上(例えば
、2、3又は4個)のアミノ酸残基のポリペプチド鎖が、アミド又はエステル結合
を経由して、式1の化合物の遊離アミノ、ヒドロキシ又はカルボン酸基に共有的
に結合している化合物を含む。アミノ酸残基は、制約されるものではないが、通
常3文字記号で示される20種の天然に存在するアミノ酸を含み、そして更に4−ヒ
ドロキシプロリン、ヒドロキシリシン、デモシン、イソデモシン、3−メチルヒ
スチジン、ノルバリン、ベータ−アラニン、ガンマ−アミノ酪酸、シトルリン、
ホモシステイン、ホモセリン、オルニチン及びメチオニンスルホンを含む。更な
る種類のプロドラッグも更に包含される。例えば、遊離カルボキシル基は、アミ
ド又はアルキルエステルとして誘導することができる。遊離ヒドロキシ基は、制
約されるもにではないが、ヘミコハク酸、リン酸エステル、ジメチルアミノ酢酸
及びホスホリルオキシメチルオキシカルボニル基を含む基を使用して、Advanced
Drug Delivery Reviews,1996,19,115に概略記載されているように誘導す
ることができる。ヒドロキシ基の炭酸塩プロドラッグ、スルホン酸エステル及び
硫酸エステルと同様に、ヒドロキシ及びアミノ基のカルバミン酸塩プロドラッグ
も更に含まれる。アシル基が、制約されるものではないが、エーテル、アミン及
びカルボン酸官能基を含む基で所望により置換されているアルキルエステルであ
ることができるか、又は、アシル基が先に記載したようなアミノ酸エステルであ
るヒドロキシ基の、(アシルオキシ)メチル及び(アシルオキシ)エチルエーテ
ルとしての誘導も更に包含される。この種類のプロドラッグは、J.Med.Chem.
1996,39,10に記載されている。遊離アミンは、更にアミド、スルホンアミド又
はリン酸アミドとして誘導することができる。全てのこれらのプロドラッグ分子
は、制約されるものではないが、エーテル、アミン及びカルボン酸官能基を含む
基を組み込むことができる。
【0058】 プロドラッグ側鎖の選択的導入は、ハイグロマイシンAの核分子のヒドロキシ
基において行うことができる。例えば、ハイグロマイシンAの6個のヒドロキシ基
の徹底的なシリル化は、例えば塩化tert−ブチルジメチルシリルで行うことがで
きる。ヘキサシリル誘導体を、室温のメタノール中で炭酸カリウムの作用にかけ
ることは、フェノールののシリル基を選択的に除去し、この位置における更なる
選択的改変を可能にする。他の例において、ハイグロマイシンAの不完全なシリ
ル化は、フラノース環のC−2”ヒドロキシ基が遊離であるペンタシリル誘導体を
与える。選択的アシル化、アルキル化、等をこの誘導体に行って、C−2”におけ
るプロドラッグ結合を得て、続いて式1の化合物に合成することができる。
【0059】 断片C部分に対するプロドラッグ側鎖の選択的導入は、断片B及びAとのカップ
リングに先立って、断片C(スキーム1)を官能化することによって、又は三つの
断片の組み立て後に選択的保護戦略を使用することによって行うことができる。
【0060】 イノシトール糖のヒドロキシル基に対するプロドラッグ側鎖の選択的導入は、
イノシトール(スキーム1の断片A)の全体の合成によって行うことができる。Ch
ida(J.Org.Chem.1991,56,2976)、Arjona(Tetrahedron Lett.,1995,
36,1319)及びDudash(Dissertation,Stanfotd Univ.,1998,Diss.Abstr
.Int.B,1998,59,2754)によって公開された化学反応の適用は、これらの報
告に記載されている選択的に保護された中間体の使用によって、選択されたヒド
ロキシ基に対するプロドラッグの選択的付加を可能にする。次いでプロドラッグ
を保有するイノシトール誘導体は、以下に記載するように断片B及びCに結合され
る。
【0061】 発明の詳細な説明 本発明の化合物の調製が、以下に記載され、そして例示される。 式1の化合物の調製は、以下に概略記載されるように断片A、B及びCの組み立て
によって、最も融通性を持って行うことができる。別の方法として、式1の多く
の化合物は、更に後の部分で記載されるように天然の産物ハイグロマイシンAか
ら調製することができる。以下に提供する方法において、当業者にとって公知の
ある種の略語が使用される。例えば“h”は時間を指し、“min”は分を指し、そ
して“rt”は室温を指す。
【0062】 スキーム1
【0063】
【化18】
【0064】 断片Aの調製
【0065】
【化19】
【0066】 (1aS,3aR,4R,5S,6R,7R)−6−アミノ−ヘキサヒドロ−ベンゾ[1,3]
ジオキソール−4,5,7−トリオールは、ハイグロマイシンAから調製することが
でき(Agric.Biol.Chem.1978,42,279又はJ.Org.Chem.1991,56,2976)
、前者が好ましい方法である。
【0067】 断片Cの調製 以下の記載において、化合物は、C−2、C−3又はC−4の官能化と両立できない
R3、R12又はR13基を含むことができる。C−2、C−3又はC−4において行われる化
学反応、又はその後の化学反応中に両立することができないR3、R12又はR13中の
官能基は、C−2、C−3又はC−4の操作に先立って保護することができる。例えば
、アルコールは、エーテル(ベンジル、アリル又はシリル)又はエステル(安息
香酸エステル、ピバロン酸エステル又は酢酸エステル)として保護することがで
き、そしてその後、適当な時点で脱保護される。Z1及びZ2が一緒になってケトン
を形成する(化合物4のように)か、又はZ1、Z2、W1又はW2中のR3、R12又はR13
がケトンを含む場合、これをメタノール及びカンフルスルホン酸又はp−トルエ
ンスルホン酸(p−TsOH)のような触媒的酸の使用によって、例えばジメチルケ
タールとして保護することができることが必要である。ケタールの脱保護は、ア
ノマーなメチルアセタールの開裂と同時に行って、C−1においてヒドロキシ基を
生成することができる。別の方法として、ケトンは、その保護されたアルコール
として遮蔽することができ、次いでこれは脱保護及び、例えばSwern条件(J.Or
g.Chem.,1976,41,3329)下の酸化によって再生することができる。アミン
は、そのカルバミン酸−9−フルオレニルメトキシカルボニル(FMOC)、−ベン
ジルオキシカルボニル(CBZ)又は−tert−ブトキシカルボニル(BOC)として保
護(Protective Groups in Organic Synthesis,T.Greene and P.Wuts
,Ed.,John Wiley & Sons Ltd.,New York,1991又はProtecting Gro
ups,P.Kocienski,Ed.,Thieme Medical Publishers,New York,1994を
参照されたい)することができ、そしてその後適当な時点で脱保護される。前記
の基を、適当な時点で更に所望するR3、R12又はR13に合成される中間体を使用す
ることによって、より遅い段階で導入することは更に好都合であることができる
。酸、カルボニル結合アミド及びエステルは、C−2、C−3又はC−4の合成後に、
保護された第一アルコールから生成され、これは脱保護によって脱遮蔽され、そ
して例えばSwern条件下の二重酸化、それに続く過マンガン酸カリウム(Tetrahe
dron Lett.,1986,27,4537及びJ.Am.Chem.Soc.,1987,109,7575)又
は亜塩素酸ナトリウム(J.Org.Chem.,1986,51,567及びJ.Am.Chem.Soc
.,1997,119,7974)の作用によって、カルボン酸に合成される。次いでこれ
は、適当なアルコール又はアミンと、例えばジシクロヘキシルカルボジイミド(
DCC)の作用によってカップリングされて、所望するエステル又はアミドを製造
することができる。N−結合のアミド又はスルホンアミドは、上記のように保護
されたアミンとして保有し、次いでこれは、脱保護され、そしてアシル化又はス
ルホニル化することができる。N−結合アミド及びスルホンアミド並びにアミン
は、別の方法として脱離基の置換によって導入することができる。例えば、保護
されたアルコールは、脱保護され、そして得られたアルコールは、例えば塩化メ
タンスルホニル及びトリエチルアミン(NEt3)の作用によって、メシラートに転
換することができる(J.Org.Chem.,1970,35,3195)。次いでメシラートは
、例えばN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)中のナトリウムアジドを使用して
アジドによって置換され、そしてアジドは、例えばトリフェニルホスフィン、続
いて水性の加水分解を使用して第一アミンに還元される。次いでアシル化により
対応するアミドを得ることができる。硫黄含有分子も更にこの様式で、例えば上
記のメシラートを適当なチオラート又は保護されたチオラートで置換し、続いて
必要な場合硫黄のスルホキシド又はスルホランへの酸化によって導入することが
できる。
【0068】 断片Cは、まずC−2及びC−3位で官能化し、続いてC−4における置換基の合成
によって調製することができる。C−2位の官能化は、まず以下に記載するように
、中間体3(TBDPS=tert−ブチルジフェニルシリル)を生成することによって行
うことができ、このときZ1及びZ2は、式1に記載した通りであるか、又は前駆体
、保護された前駆体又はZ1及びZ2の保護された形として存在する。
【0069】
【化20】
【0070】 Z1及びZ2が一緒になって=Oを形成する、化合物4(Bz=ベンジル)は、利用可
能な出発物質5から調製することができる(Tetrahedron,1995,51,871)。
【0071】
【化21】
【0072】 例えば、1,2−アセトニドの選択的除去及びメチルケタールの形成は、テトラ
ヒドロフラン/メタノール中のトリフルオロ酢酸(TFA)の作用(先例:J.Org
.Chem.,1986,51,789を参照されたい)で、又は別の方法として2工程法によ
って達成することができる。例えば、アセタールの開裂は、テトラヒドロフラン
/水中のTFAの作用(J.Org.Chem.,1986,51,789)、それに続く酸の存在中
のメタノール(J.Am.Chem.Soc.,1954,76,3598及びJ.Org.Chem.,1984
,49,4564)を使用したケタールの形成によって達成することができる。得られ
たメチルケタール6は、例えばSwern(J.Org.Chem.,1976,41,3329)条件下
又はDess−Martin(J.Org.Chem.,1983,48,4155)条件下で酸化して、化合
物4に導くことができる。
【0073】
【化22】
【0074】 化合物7及び8は、6又は4のいずれかから調製することができる。 例えば、R13=H、そしてR3が定義された通りであるが、しかしHではない化合
物7は、有機金属試薬R3M、例えばグリニャール、有機リチウム又は有機セリウム
試薬(Tetrahedron Lett.,1984,25,4233)の、テトラヒドロフラン(THF)
、ジオキサン又はEt2Oのような溶媒中の4に対する添加によって、−78℃〜25℃
の範囲の温度で調製することができる。これらの試薬は、対応するハロゲン化物
、R3−ハロゲン化物から標準的な方法(Organometallics In Synthsis;A Ma
nual,M.Schlosser,Ed.,John Wiley & Sons Ltd.,New York,1994
)を使用して調製することができる。この添加は、C−2ジアステレオ異性体の両
方を生成するものであり、これらは、クロマトグラフィーを使用して分離するこ
とができる。
【0075】 R13が定義された通りであり、そしてR3=Hである化合物7は、水素化ナトリウ
ム又は炭酸カリウムのような強塩基によって生成される、6のアルコキシドの、
ハロゲン化物−R3との、THF又はDMFのような極性の非プロトン性溶媒中の、0℃
〜25℃の範囲の温度における反応によって、6から調製することができる。α−O
R3を生成するために、まず6を、アルキル基が好ましくはエチル、プロピル、イ
ソプロピル又はtert−ブチルであるアゾジカルボン酸ジアルキル;4−ニトロ安
息香酸及びトリフェニルホスフィンと、THF、Et2O又はジオキサンのような適当
な溶媒中で、0℃〜65℃、好ましくは0℃〜25℃の範囲の温度で、Mitsunobu反応
で反応させることができる(Bull.Chem.Soc.Jpn.,1967,40,2380)。得ら
れたエステルの、水酸化リチウム又は水酸化ナトリウムのようなアルカリ塩基に
よる、水、メタノール及びテトラヒドロフランを含む溶媒混合物中の、0℃〜25
℃の範囲の温度における加水分解は、所望する2−α−OHジアステレオ異性体に
導くものであり、これは、その後上記のようにアルキル化することができる。
【0076】 R13が定義した通りであるが、しかしHではなく、そしてR3が定義した通りであ
るが、しかしHではない化合物7は、先に記載したように調製された、R13が定義
した通りであり、そしてR3がHである化合物7の更なる反応によって調製すること
ができる。2−OHは、水素化ナトリウム又は炭酸カリウムのような強塩基で生成
されたアルコキシドの、ハロゲン化物−R3との、テトラヒドロフラン又はジメチ
ルホルムアミドのような極性非プロトン性溶媒中の、0℃〜25℃の範囲の温度に
おける反応によってアルキル化することができる。
【0077】 化合物8は、4に対する有機金属の添加、例えばグリニャール又は有機セリウム
の適当なR3試薬の添加(Tetrahedron Lett.,1984,25,4233)によって調製
することができる。得られたジアステレオ異性体の混合物は、分離され、そして
C−2−OHは、Barton−McCombie脱酸素化(J.Chem.Soc.Perkin I,1975,157
4)によって除去することができる。化合物8は、更に前記有機金属の、エチルエ
ーテル又はテトラヒドロフランのような非プロトン性溶媒中の、6から形成され
たC−2−ヨウ化物への添加によって、−78℃〜0℃、好ましくは−78℃〜−25℃
の温度で調製することができる。前記のヨウ化物は、6とヨウ素、イミダゾール
及びトリフェニルホスフィンとの、トルエンのような溶媒中の、0℃〜25℃の範
囲の温度の反応によって調製することができる(J.Am.Chem.Soc.,1998,12
0,7647)。
【0078】 R3が−CH2O−Xであり、そしてXがR3の定義に該当する化合物8は、別の方法と
して4から、C−2−メチレン(即ちZ1及びZ2が一緒に選択されて=CH2を形成)の
形成によって調製することができ、これはJ.Org.Chem.,1995,60,7298の先
例に従って、引き続くハイドロボレーション(Org.React.,1963,13,1及びT
etrahedron,1981,37,3547)及び上記のような最終的なアルキル化によって達
成することができる。
【0079】 R3がHである化合物8は、6のBarton−McCombieの脱酸素化(J.Chem.Soc.Per
kin I,1975,1574)によって調製することができる。別の方法として、8は、
商業的に入手可能な1−O−メチル−2−デオキシ−D−リボースから調製すること
ができる。例えば、C−5−OHの塩化tert−ブチルジフェニルシリル(TBDPSCl)
による選択的シリル化は、DMF又はジクロロメタンのような溶媒中のリボースの
、塩化tert−ブチルジフェニルシリルとの、ピリジン又はトリエチルアミンのよ
うなアミン塩基の存在中の、0℃〜25℃の範囲の温度における反応によって達成
することができる。触媒的なジメチルアミノピリジンの添加は、好都合であるこ
とができる。C−3OHのベンジル化は、カリウムtert−ブトキシド又は水素化ナト
リウムのような強塩基の作用により生成されたC−3−アルコキシドの、臭化ベン
ジルとの、DMF又はTHFのような溶媒中のその後の反応によって達成することがで
きる。
【0080】
【化23】
【0081】 Z1及びZ2が一緒になってR3が上記で定義した通りである式=NOR3のオキシムを
形成している化合物9は、化合物4を、式R3ONH2のヒドロキシルアミンで、ヒドロ
キシルアミンの遊離塩基又は塩、好ましくはヒドロキシルアミンの遊離塩基を使
用して処理することによって調製することができる。反応は、メタノールのよう
な不活性溶媒中で、ヒドロキシルアミンの塩、例えばHCl塩が使用される場合、K 2 CO3のような塩基の添加により、約0℃〜65℃、好ましくは0℃〜25℃の範囲の温
度で行われる。式R3ONH2のヒドロキシルアミンは、Bioconj.Chem.,1990,2,
96、J.Pharm.Sci.,1969,58,138又はChem.Pharm.Bull.,1967,15,345
に開示されている一つ又はそれ以上の方法を使用して調製することができる。
【0082】
【化24】
【0083】 Z1がHであり、そしてZ2が、R3及びR4が上記で定義した通りであるNR3R4である
化合物10は、式4の化合物のC−2ケトン部位の還元的アミン化によって合成する
ことができる。R4NH2及び式4の化合物の、メタノール又はエタノールのような不
活性溶媒中の混合、並びに水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)、水素化トリアセ
トキシホウ素ナトリウム(NaBH(OAc)3)又は水素化シアノホウ素ナトリウム(
NaCNBH3)のような還元剤による、0℃〜25℃の範囲の温度での処理は、R3=Hで
ある産物を与える。R3が、RCH2−又はRR’CH−であり、そしてR’及びRが、メチ
レン又はメチン基を介して結合することができるR3の定義中のいずれの分子でも
あるR3基を導入するために、先に記載したような式RC(O)H又はRC(O)R’の適
当なアルデヒド又はケトンで、還元的アルキル化を行うことができる。Eschweil
er−Clark反応を、R3置換基としてメチル基を導入するために使用することがで
きる(Org.React.,1949,5,301)。両方のC−2ジアステレオ異性体が、この
反応を使用して入手可能である。
【0084】
【化25】
【0085】 Z1がHであり、そしてZ2がNR3C(O)R4である化合物11中のようなアミド基を得
るために、式−NHR3のアミンを先に記載したように導入し、そして次いで式−C
(O)R4のアシル分子を、中間体をR4COCl又はR4C(O)OC(O)R4のようなカルボ
ン酸の活性化された形で処理することによって、又は2−エトキシ−1−エトキシ
カルボニル−1,2−ジヒドロキノリン(EEDQ)、1,1’−カルボニル−ジイミダ
ゾール(CDI)、又はDCCのようなカルボジイミドのようなアミドカップリング剤
を、ジクロロメタン、DMF又はクロロホルムのような溶媒中で、0℃〜25℃の範囲
の温度で使用することによって導入することができる。両方のC−2ジアステレオ
異性体が、この化学反応を使用して入手可能である。R3がHであり、そしてR4
上記で定義した通りである式11の化合物は、式4の化合物のアンモニア対等物、
例えば酢酸アンモニウム及び水素化シアノホウ素ナトリウム又は水素化アセトキ
シホウ素ナトリウムの使用による還元的アミノ化から誘導される第一アミンの使
用によって調製することができる。別の方法として、この第一アミンは、対応す
るアジドから:(1)化合物6のC−2アルコールを、例えばジクロロメタンのよう
な溶媒中の塩化メタンスルホニル及びトリエチルアミンの作用によって、0℃〜2
5℃の範囲の温度でメシラートに転換し;2)メシラートを、アジドによって、例
えばDMF中のナトリウムアジドを使用して、0℃〜90℃、好ましくは60℃〜90℃の
範囲の温度で置換し;そして3)アジドを、例えばトリフェニルホスフィンを使
用して、25℃〜60℃の温度で第一アミンに還元し、続いて水性の加水分解をして
調製することができる。得られた第一アミンの、R4C(O)OHの活性化された形、
例えばR4C(O)Cl又はR4C(O)OC(O)R4との反応は、対応するアミドを与える
。別の方法として、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチル−カルボジ
イミド(EDC)、シアン化ジエチルホスホリル(DEPC)、DCC、CDI又はEEDQのよ
うなアミドカップリング剤を、R4C(O)OHと共に使用することができる。H以外
のR3基を組み込むために、上記で言及したアミドをアルキル化することができる
。アルキル化は、水素化ナトリウム及び式R3−Brの適当な臭化物のような、塩基
及びアルキル化剤によって行うことができる。
【0086】
【化26】
【0087】 化合物12は、入手可能な出発物質13から調製することができる(Chem.Ber.1
979,112,1689)。
【0088】
【化27】
【0089】 例えば、13の、ジクロロメタン又はTHFのような溶媒中の0℃〜65℃における、
三フッ化ジエチルアミノ硫黄(DAST)反応(Tetrahedron Lett.,1991,32,5
963)は、C−2−F中間体を与える。穏和な酸、例えばMeOH中のp−トルエンスル
ホン酸を使用したトリチル基の除去(Tetrahedron Lett.,1981,22,1299)
、それに続く得られた第一アルコールの、例えばジクロロメタン又はDMF中の、
トリエチルアミンのようなアミン塩基の存在中の0℃〜25℃の範囲の温度におけ
るTBDPS−Clによるシリル化は、12の調製を完結するために使用することができ
る。他のC−2ジアステレオ異性体は、まず13のC−2−OHを、化合物6に対して先
に記載したようなMitsunobu反転によって反転することによって得ることができ
る。
【0090】
【化28】
【0091】 化合物14は、化合物3の調製に対して記載した化学反応を使用して、C−4異性
体15から調製(J.Am.Chem.Soc.,1987,109,2205)することができる。
【0092】
【化29】
【0093】
【化30】
【0094】 C−3位の官能化は、C−2及びC−3位の両方に所望する分子が設置されて、中間
体16を生成するように、先に記載した基質に対して行うことができ、このときW1 、W2、Z1及びZ2は、式1において記載した通りであるか、又はその前駆体、保護
された前駆体、又は保護された誘導体として存在する。
【0095】
【化31】
【0096】 化合物17は、化合物3から調製することができる。
【0097】
【化32】
【0098】 3からのベンジル基の除去は、水素化、例えば水素及び炭素上のパラジウムの
ような触媒によって、又はシクロヘキサジエンのような水素転移剤及び炭素上の
パラジウムの使用によって、THF、ジオキサン又はメタノールのような溶媒中で
、0℃〜25℃の範囲の温度で行なうことができて、アルコール18を得る。6の4へ
の転換に対して引用した方法による18の酸化は、17を生成する。
【0099】
【化33】
【0100】 化合物19は、化合物7の合成に対して記載した化学反応を使用して、17及び18
から調製することができる。
【0101】
【化34】
【0102】 化合物20は、化合物8の合成に対して記載した化学反応を使用して、17から調
製することができる。R3がHである化合物20は、別の方法として既知の出発物質2
1(Acta Chem.Scand.,Ser.B.,1981,35,155)から、化合物8に対して記
載したような、第一アルコールのそのTBDPSエーテルとしての保護、及び上記の
化合物4、7、8、9、11、及び12に対して記載したような、C−2のヒドロキシル基
の合成によって誘導することができる。
【0103】
【化35】
【0104】 化合物22は、化合物9の調製に対して記載したように、17から合成することが
できる。
【0105】
【化36】
【0106】 化合物23は、10に対して記載したように、化合物17から調製することができる
【0107】
【化37】
【0108】 化合物24は、11に対して記載した化学反応を使用して、17又は18から調製する
ことができる。
【0109】
【化38】
【0110】 化合物25は、例えばフッ化テトラ−n−ブチルアンモニウム(TBAF)のような
フッ素源による、THFのような溶媒中の0℃〜25℃の範囲の温度におけるTBDPSエ
ーテルの除去、及び例えば塩化トリチル及びジクロロメタン中のピリジンの使用
による、0℃〜25℃に範囲の温度における第一アルコールのトリチル保護基の設
置によって、3から調製することができる。3の18への転換に対して記載したよう
な脱ベンジル化、次いでそれに続いて、上記化合物12に対して記載した合成が行
われる。
【0111】 Z1がHであり、そしてZ2がHである場合、化合物16は、更に商業的に入手可能な
ジオールの第一アルコールにおける、tert−ブチルジフェニルシリルエーテルの
形成により入手可能な26の、先に記載した化学反応を行うことによる合成によっ
て調製することができる。
【0112】
【化39】
【0113】 化合物16のW1、W2、Z1及びZ2がそれぞれHである化合物27は、文献中の方法に
より入手可能である(J.Org.Chem.,1997,62,1501)。
【0114】
【化40】
【0115】 C−4位の置換基がα−配置である化合物28は、その異性体3に対して先に記載
した化学反応を使用して、14から調製することができる。 この段階で、中間体16のC−4位におけるtert−ブチルジフェニルシリルオキシ
メチル置換基は、式1の化合物において定義したようなVの導入に対する、鍵とな
る中間体を得るために改変することができる。次いでこれらの化合物は、Vが式1
の化合物において記載された通りである29を調製するために使用される。
【0116】
【化41】
【0117】 tert−ブチルジフェニルシリル保護基の16からの除去は、TBAFのようなフッ化
物源による、THFのような溶媒中の0℃〜25℃の範囲の温度における処理によって
行うことができて、第一アルコール30を得る。30のSwern又はDess−Martin酸化
は、アルデヒド31を与え、これは、過マンガン酸カリウム(Tetrahedron Lett
.,1986,27,4537及びJ.Am.Chem.Soc.,1987,109,7575)又は亜塩素酸
ナトリウム(J.Org.Chem.1989,54,4100)の作用によって更に酸化して、カ
ルボン酸32を得ることができる。
【0118】
【化42】
【0119】 化合物33は、アルコールR3OHによるエステル化によって、化合物32から調製す
ることができる。R3OH及び32の、EDC、DEPC、DCC、CDI又はEEDQのようなカップ
リング剤の存在中の、ジクロロメタン、DMF又はクロロホルムのような溶媒中の
、0℃〜25℃の範囲の温度における反応は、化合物33を与える。
【0120】
【化43】
【0121】 化合物34及び35は、アミンR3R4NH又はヒドロキシルアミン(R3O)R4NHによる
アミド形成によって、化合物32から調製することができる。R3R4NH又は(R3O)R 4 NH及び32の、EDC、DEPC、DCC、CDI又はEEDQのようなカップリング剤の存在中の
、ジクロロメタン、DMF又はクロロホルムのような溶媒中の、0℃〜25℃の範囲の
温度における反応は、化合物34及び35を与える。
【0122】 別の方法として、34及び35は、R3NH2又はR3ONH2と32との、EDC、DEPC、DCC、C
DI又はEEDQのようなカップリング剤の存在中の、ジクロロメタン、DMF又はクロ
ロホルムのような溶媒中の、0℃〜25℃の範囲の温度における反応によって合成
されて、アミド又はヒドロキサム酸エステルを得ることができる。次いでR4がH
と等しくない化合物に対して、この中間体アミド又はヒドロキサム酸エステルの
、水素化ナトリウム又はカリウムt−ブトキシドのような塩基及びアルキル化剤R 4 −Lとの、THF又はジオキサンのような溶媒中の、0℃〜65℃の範囲の温度におけ
る反応によってR4を導入することができ、このときLは、臭素、ヨウ素又はメシ
ラートのような脱離基である。
【0123】
【化44】
【0124】 V=以下の式:
【0125】
【化45】
【0126】 である化合物36は、30、31及び32から調製することができる。 R12がHと等しくないR12は、アルデヒド31に対する適当なR12分子の有機金属の
添加によって、例えばグリニャール、有機リチウム又は有機セリウム試薬の使用
(Tetrahedron Lett.,1984 25,4233)によって導入することができ、アル
コール37を与える。これらの試薬は、対応するハロゲン化物、R12−ハロゲン化
物から、標準的な方法を使用して調製することができる(Organometallics In
Synthesis;A Manual,M.Schlosser,Ed.,John Wiley & Sons Ltd.
,New York,1994を参照されたい)。この添加は、両方のC−5ジアステレオ異
性体を生成するものであり、これらはクロマトグラフィーを使用して分離するこ
とができる。
【0127】
【化46】
【0128】 ケトン38は、37のSwern又はDess−Martin酸化によって入手可能である。別の
方法として、カルボン酸32は、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン及びDCC又はC
DIとの、ジクロロメタンのような溶媒中の、0℃〜25℃の範囲の温度における反
応によって、そのWeinrebアミドに転換することができる(Tetrahedron Lett.
,1981,22,39)。Weinrebアミドの、先に記載したようなハロゲン化物−R12
ら誘導される有機金属試薬との反応は、更に38を生成する。
【0129】
【化47】
【0130】 化合物39は、化合物38のケトン官能基における還元的アミン化によって合成す
ることができる。不活性溶媒中のR4NH2及び38の混合及びNaBH4、NaBH(OAc)3
はNaCNBH3のような還元剤による処理は、R3=Hである産物を与える。R3が、RCH2 −又はRR’CH−であり、そしてR’及びRが、メチレン又はメチン基を介して結合
することができるR3の定義中のいずれの分子でもあるR3基を導入するために、先
に記載したような式RC(O)H又はRC(O)R’の適当なアルデヒド又はケトンで、
還元的アルキル化を行うことができる。R3置換基としてメチル基を導入するため
に、Eschweiler−Clark反応を使用することができる。R12=Hである場合、これ
らの化合物は同様な様式で、化合物31から調製することができる。
【0131】
【化48】
【0132】 化合物40の調製に対して、式−NHR4のアミンは、先に記載したように導入する
ことができ、そして次いで式−C(O)R3のアシル分子を、アミン中間体を、R3CO
Cl又はR3C(O)OC(O)R3のようなカルボン酸の活性化された形で処理すること
により、又はアミン中間体を、カルボン酸R3COOH及びEDC、DEPC、DCC、CDI又はE
EDQのようなアミドカップリング剤と、ジクロロメタン、DMF又はクロロホルムの
ような溶媒中で、0℃〜25℃の範囲の温度で反応させることによって導入するこ
とができる。別の方法として、R4がHであり、そしてR3が上記で定義した通りで
ある化合物40は、アンモニアの対等物によって、例えば酢酸アンモニウム及び水
素化シアノホウ素ナトリウム又は水素化アセトキシホウ素ナトリウムの使用によ
る、38の還元的アミノ化から誘導される、第一アミンの使用によって調製するこ
とができる。この第一アミンは、更に対応するアジドによって:アルコール37を
、例えば塩化メタンスルホン酸及びトリエチルアミンの作用によって、メシラー
トに転換することができ;メシラートを、例えばN,N−ジメチルホルムアミド(
DMF)中のナトリウムアジドの使用によってアジドで置換し;そしてアジドを、
例えばトリフェニルホスフィン、続いて水性の加水分解を使用して第一アミンに
還元して調製することができる。
【0133】 第一アミンの、R3C(O)OHの活性化された形、例えばR3C(O)Cl又はR3C(O)
OC(O)R3との反応は、対応するアミドを与える。別の方法として、ジクロロメ
タン、DMF又はクロロホルムのような溶媒中の、EDC、DEPC、DCC、CDI又はEEDQの
ようなアミドカップリング剤は、R3C(O)OHと、0℃〜25℃の範囲の温度で使用
することができる。H以外のR4基を組み込むことに対して、上記で言及したアミ
ドをアルキル化することができる。アルキル化は、水素化ナトリウム及び式R4
Brの適当な臭化物のような、塩基及びアルキル化剤により行うことができる。R1 2 がHである場合、化合物40は、化合物30又は31のいずれかから調製することがで
きる。
【0134】
【化49】
【0135】 化合物41は、化合物37を、トルエン中のイソシアン酸エステルR3NCOと40℃〜1
10℃、好ましくは50〜80℃の温度で反応させることによって調製することができ
る。4−ジメチルアミノピリジン及びトリエチルアミンを反応物に添加すること
は、好都合であることができる。Hと等しいR4を有するこの反応の産物は、水素
化ナトリウムのような塩基及び式R4−Brの臭化物のようなアルキル化剤の使用に
よって、THF又はジオキサンのような溶媒中で、0℃〜65℃の範囲の温度でアルキ
ル化することができて、C1〜C10アルキルと等しいR4を与える。R12=Hの場合、
化合物41は、化合物30から調製することができる。
【0136】
【化50】
【0137】 化合物42は、化合物37の、LがCl、Br又はメタンスルホン酸のような脱離基で
あるR3−Lによる、水素化ナトリウム又はカリウムtert−ブトキシドのような塩
基の存在中の、THF又はジオキサンのような溶媒中の、0℃〜65℃の範囲の温度に
おけるアルキル化によって調製することができる。R3が芳香族又は複素環分子で
ある式42の化合物は、Mitsunobu反応によって調製することができ、このとき化
合物37は、トリフェニルホスフィン及びアゾジカルボン酸ジエチルによって媒介
されるR3OHとの反応にかけられる(D.L.Hughes,Org.Reactions,1992,42,
335)。別の方法として、R3が芳香族又は複素環分子である場合、37のアルコー
ルは、脱離基、例えば臭素又はメシラート誘導体に転換することができる。次い
で脱離基は、水素化ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド又は炭酸カリウムの
ような塩基を使用して、THF又はジオキサンのような溶媒中で、0℃〜65℃の範囲
の温度でR3OHによって置換することができる。R12=Hである場合、化合物42は、
化合物30から調製することができる。
【0138】
【化51】
【0139】 R12がHではない化合物43は、ケトン38を、9の調製に対して記載したと同じ条
件を使用して、式R3ONH2のヒドロキシルアミンによって処理することによって調
製することができる。R12=Hである場合、化合物43は、同じ方法で化合物31から
調製することができる。
【0140】
【化52】
【0141】 R12をR7OCH2と書くことができる化合物44は、R12がMeである化合物38から、ト
リエチルアミン及びトリメチルシリルトリフラート(TMSOTf)との、非プロトン
性溶媒、好ましくはジクロロメタン中の、−40℃〜0℃間、好ましくは−30℃〜
−15℃の温度における反応によって調製することができて、エノールエーテル45
を生成する。化合物45の、m−クロロ過安息香酸(mCPBA)との、ジクロロメタン
又はクロロホルムのような溶媒中の、10℃〜40℃間の温度における反応、それに
続く例えばTHF又はジオキサン中の0.2NのHClを使用した10℃〜40℃間の温度に
おける酸による作業は、α−ヒドロキシケトン46を与える。46中のヒドロキシル
基の、水素化ナトリウム又はカリウムt−ブトキシドのような塩基及びハロゲン
がBr又はIであるハロゲン化物−R7による、THF又はジメチルスルホキシド(DMSO
)のような溶媒中の、10℃〜40℃間の温度におけるアルキル化は、化合物47を与
える。芳香族及び複素環のR7に対して、R7−OH、トリフェニルホスフィン及びア
ゾジカルボン酸ジアルキルとのMitsunobu反応を行うことができる。別の方法と
して、46のヒドロキシル基は、メシラートのような脱離基に転換し、そして水素
化ナトリウム又はカリウムt−ブトキシドのような塩基の影響下でR7−OHで置換
することができる;この反応は、THF又はジオキサンのような非プロトン性溶媒
中で、20℃〜50℃の範囲の温度で行うことができる。38に対して先に記載したよ
うな更なる操作は、化合物44を生成する。別の方法として、46のC−5のカルボニ
ルは、例えばそのジオキソラニルケタールとして保護し、そしてR7を導入し、続
いて脱保護し、そしてR1及びR2を導入することができる。もう一つの経路におい
て、46の6−位の第一アルコールの、例えばそのtert−ブチルジメチルシリルエ
ーテル又は酢酸エステルとしての保護に続いて、R1及びR2を導入し、続いて第一
アルコールを再生し、そしてR7を導入することができる。
【0142】
【化53】
【0143】 化合物48は、アルデヒド31から、R3−Mの有機金属の添加によって調製するこ
とができ、それに続く36の調製におけるR12に対して記載したような酸化は、49
を与える。化合物49の、R11−NHOHとの反応は、ニトロン50を与える。反応は、
メタノール、エタノール又はピリジンのような不活性溶媒中で、ヒドロキシルア
ミンの塩、例えばHCl塩が使用される場合、NaOAc、Na2CO3又はK2CO3のような塩
基の添加を伴なって、約0℃〜65℃、好ましくは0℃〜25℃の範囲の温度で行われ
る。R13−HC=CH2による付加環化は、化合物48を与える。付加環化反応は、ベン
ゼン又はトルエンのような不活性溶媒中で、50℃〜110℃、好ましくは80℃〜110
℃の範囲の温度で行われる。
【0144】
【化54】
【0145】 化合物51は、ケトン38から、Wittig(Chem.Rev.,1989,89,863及びChem.
Soc.Rev.,1988,17,1)、Horner−Wadsworth−Emmons(J.Am.Chem.Soc.
,1961,83,1733及びChem.Rev.,1974,79,87)、又はPetersonオレフィン
化(Org.React.,1990,38,1)反応を使用して、それぞれPh3P−CH(R5)X1
−X2−R8、(EtO)2P(O)−CH(R5)X1−X2−R8又は(CH33Si−CH(R5)X1
X2−R8との反応によって調製することができる。これらの試薬は、一般的に商業
的に入手可能であるが、しかし別の方法として当業者によって調製することがで
きる。例えば、Wittig試薬は、Lがハロゲン化物であるL−CH(R5)X1−X2−R8
ら調製することができ(関連する方法に関しては上記Wittigの参考文献を参照さ
れたい)、Horner−Wadsworth−Emmons試薬は、同一の前駆体からArbuzov−Mich
aelis反応(Chem.Rev.,1984,45,577)を使用して製造することができ、そ
して最後に、Peterson試薬は、同一の前駆体から上記で参照したOrg.React.中
の先例に従って製造することができる。この化学反応と両立することができない
W1、W2、Z1又はZ2中に含まれる官能基は、先に記載したように保護するか、又は
C−4における活性化の後に設置するかのいずれかを行うことができる。
【0146】 別の方法として、これらの化合物は、以下の化学反応を経由して製造すること
ができる: 例えば、R5が上記のように定義され、X1がCR9R10であり、X2がOであり、そし
てR8がHである式51の化合物は、38のC5ケトンのWittig、Horner−Emmons又はPet
ersonオレフィン化から誘導される、対応するα,β−不飽和エステル中間体か
ら調製することができる。例えば、CR9R10がCH2である場合、(カルボエトキシ
メチレン)トリフェニルホスホラン又は(カルボエトキシエチリデン)トリフェ
ニルホスホランを、ケトン38と、トルエン又はジエチルエーテルのような非プロ
トン性溶媒中で反応させて、不飽和エチルエステルを得ることができる。次いで
この化合物を、例えばトルエン又はジエチルエーテルのような非プロトン性溶媒
中の水素化ジイソブチルアルミニウムで、−78℃〜25℃の範囲の温度で還元して
、所望するアリルアルコールを製造することができる。
【0147】 R5が上記のように定義され、X1が結合であり、X2が結合であり、そしてR8が、
R3及びR9が上記で定義されている−C(O)OR3又はC(O)NR9R3である式51の化合
物は、まず上記の不飽和エチルエステルの、例えば水及びテトラヒドロフランの
ようなある種の有機溶媒を含む溶媒混合物中の、水酸化ナトリウム又は水酸化リ
チウムによる加水分解、そして次いでHO−R3によるエステル化、又はEDC、DEPC
、DCC、CDI又はEEDQのような標準的なカップリング剤を使用した、ジクロロメタ
ン、DMF又はクロロホルムのような溶媒中の、0℃〜25℃の範囲の温度におけるHN
R9R3によるアミド化によって調製することができる。
【0148】 R5が上記のように定義され、X1がCH2であり、X2がOであり、そしてR8が、R3
上記で定義された−C(O)R3である式51の化合物は、先に記載したアリルアルコ
ールのアシル化によって;例えば前記アルコールの、LがCl、Br又はN−ヒドロキ
シスクシンイミド(NHS)エステルのような脱離基であるL−C(O)R3による、水
素化ナトリウム、トリエチルアミン又はカリウムtert−ブトキシドのような塩基
の存在中の、THF又はジオキサンのような溶媒中の、0℃〜65℃の範囲の温度にお
ける処理によって調製することができる。
【0149】 R5が上記のように定義され、X1がCH2であり、X2がOであり、そしてR8がR3と等
しい式51の化合物は、先に記載したアリルアルコールのアルキル化によって;例
えば前記アルコールの、LがCl、Br又はメシラートのような脱離基であるL−R3
よる、水素化ナトリウム、トリエチルアミン又はカリウムtert−ブトキシドのよ
うな塩基の存在中の、THF又はジオキサンのような溶媒中の、0℃〜65℃の範囲の
温度における処理によって調製することができる。
【0150】 R5が上記のように定義され、X1がCH2であり、X2がO又はSであり、そしてR8
、“m”が0である−(CH2m(C6〜C10アリール)である式51の化合物は、更にM
itsunobu反応によって調製することができる。先に記載したように調製されたア
リルアルコールは、HO−(CH2m(C6〜C10アリール)、又はHS−(CH2m(C6
〜C10アリール)と、Org.Reactions,1992,42,335に記載されているようにト
リフェニルホスフィン及びアゾジカルボン酸ジエチルによって媒介されるMitsun
obu反応にかけられる。得られたチオエーテルは、例えばm−CPBAで酸化されて、
X2がSO2である化合物を得ることができる。
【0151】 R5が上記のように定義され、X1がCH2であり、X2がOであり、そしてR8が、−C
(O)NR9R3である式51の化合物は、先に記載したように調製されたアリルアルコ
ールを、トルエン中のイソシアン酸エステルOCNR3と、40℃〜110℃、好ましくは
50℃〜80℃の温度で反応させることによって調製することができる。反応物に対
するジメチルアミノピリジン及びトリエチルアミンの添加は好都合であることが
できる。R9基は、カルバミン酸エステルの、LがCl、Br又はN−ヒドロキシスクシ
ンイミド(NHS)エステルのような脱離基であるR9−Lによる、水素化ナトリウム
、トリエチルアミン、n−ブチルリチウム又はカリウムtert−ブトキシドのよう
な塩基の存在中のアルキル化によってその後に加えることができる(J.Het.Ch
em.,1988,25,148又はSynthsis,1985,856を参照されたい)。
【0152】 R5が上記のように定義され、X1がCH2であり、X2がNR9であり、そしてR8が上記
のように定義され、但し窒素はカルボニル官能基に隣接していないことを条件と
する式51の化合物は、上記のアリルアルコールの酸化によって調製されたアルデ
ヒドの還元的アミノ化:(1)アリルアルコールを、例えばOrg.Reactions,199
0,39,297に記載されているようなSwern条件を使用して酸化することができ;
(2)そして不活性溶媒中でHNR9R8と混合し、そして次いで(3)NaBH4、NaBH(A
c)3、又はNaCNBH3のような還元剤で処理することによって調製することができ
る。R9は、工程(2)のHNR9R8の一部として導入するか、又はH2NR8が使用される
場合、工程(3)の後で、例えば水素化ナトリウム又はカリウムtert−ブトキシ
ドのような塩基及びLがBr、Cl又はメタンスルホン酸であるR9−Lのようなアルキ
ル化剤による、THF又はジオキサンのような溶媒中の、0℃〜65℃の範囲の温度に
おけるアルキル化によって導入することができる。
【0153】 R5が上記に定義され、X1がCH2であり、そしてX2がNR9であり、そしてX2及びR8 が先に記載したように一緒に選択されている式51の化合物は、HX2R8の、誘導さ
れたアリルメシラートとの、トリエチルアミン又はピリジンのようなアミン塩基
の存在中の反応によって調製することができる。アリルメシラートは、先に記載
したアリルアルコールの塩化メタンスルホニルとの、トリエチルアミン又はピリ
ジンのようなアミン塩基の存在中の反応によって調製することができる。
【0154】
【化55】
【0155】 化合物52は、化合物49から調製することができる。水素化ホウ素ナトリウムに
よる還元は、アルコール53を与える。53の、フタルイミド誘導体54への転換は、
Mitsunobu反応(Synthsis,1981,1)によって、又は53からの、塩化トリフルオ
ロメタンスルホニル及びジメチルアミノピリジンとの、ジクロロメタンのような
非プロトン性溶媒中の反応によるトリフラートの形成、それに続くN−ヒドロキ
シフタルイミドによる、0℃〜25℃の範囲の温度における置換によって行うこと
ができる。ヒドラジン又はメチルアミン水溶液による処理によるフタルイミド基
の開裂は、対応するヒドロキシルアミン55を与え、これは、アルデヒド又はケト
ンR13C(O)R14との、テトラヒドロフランのような非プロトン性溶媒中の反応に
よって、52に転換することができる。W1及びW2又はZ1及びZ2が一緒になってケト
ンを形成する場合、これを、例えばジメチルケタールとして、メタノール及びカ
ンフルスルホン酸又はp−TsOHのような触媒的な酸の使用により保護することを
必要とすることができる。ケタールの脱保護は、アノマーのメチルアセタールの
開裂と同時に行うことができて、C−1においてヒドロキシル基が生成される。別
の方法として、ケトンは、その保護されたアルコールとして遮蔽することができ
、次いでこれは、脱保護及び例えばSwern条件下の酸化によって再生することが
できる。
【0156】
【化56】
【0157】 化合物56は、ケトン49から調製される。t−ブトキシカルボニル−ヒドラジン
との反応は、化合物57を与え、これは、水素化されて、化合物58を与える(J.O
rg.Chem.,1967,41,3805)。無水エタノール中のTFA又は乾燥HClによるBOC
基の除去は、ヒドラジン59を与え(J.Org.Chem.,1976,41,3805)、これは
、アルデヒド又はケトンR13C(O)R14と、テトラヒドロフラン又はメタノールの
ような不活性溶媒中で縮合すことができて、化合物56を与える。R4がHでない場
合、t−ブトキシカルボニル−ヒドラジンのアルキル化によって調製することが
できるN1−置換t−ブトキシカルボニル−ヒドラジン(J.Org.Chem.,1965,3
0,321)を、ケトン49との反応に使用することができる。W1及びW2又はZ1及びZ2 が一緒になってケトンを形成する場合、これを、例えばジメチルケタールとして
、メタノール及びカンフルスルホン酸又はp−TsOHのような触媒的な酸の使用に
より保護することを必要とすることができる。ケタールの脱保護は、アノマーの
メチルアセタールの開裂と同時に行うことができて、C−1においてヒドロキシル
基が生成される。別の方法として、ケトンは、その保護されたアルコールとして
遮蔽することができ、次いでこれは脱保護及び例えばSwern条件下の酸化によっ
て再生することができる。
【0158】
【化57】
【0159】 Vが、式1の化合物に対して記載したような炭素結合複素環である化合物60は、
61から調製することができ、これは今度はR3がR15CH2−であり、そしてR15がメ
チレン基を経由して結合することができるR3の定義中の分子のいずれでもある、
49から調製することができる。例えば、49の、トリエチルアミン及びトリメチル
シリルトリフラートとの、非プロトン性溶媒、好ましくはジクロロメタン中の、
0℃〜−40℃間、好ましくは−15℃〜−30℃の温度における反応、そして次いで
得られたシリルエノールエーテルの、N−ブロモスクシンイミド及び炭酸水素ナ
トリウムのような塩基との、THF又はジオキサンのような溶媒中の、0℃〜30℃の
範囲の温度における反応は、α−ブロモケトン61に導くことができる。
【0160】
【化58】
【0161】 GがO、S又はNであり、そしてtが0〜3間の整数である化合物62は、61の、チオ
アミド、アミド又はアミジンとの、J.Het.Chem.,1991,28,907、J.Org.C
hem.,1990,55,1479及びSynth.Commun.,1979,9の先例にそれぞれ従った
反応によって調製することができる。チオアミド、アミド又はアミジン出発物質
は、一般的に商業的に入手可能である。
【0162】
【化59】
【0163】 縮合した複素環を調製するために、所望する産物にもよるが、各種の化学反応
を使用することができる。例えば、61を、J.Het.Chem.,1989,26,293の先
例に基づいて、2−アミノピリジンと反応させて、63を製造することができる。6
1を、Tetrahedron,1978,34の先例に基づいて、チオオキソジヒドロピリジンと
反応させて、64を製造することができる。61を、Synth.Comm.,1987,17,341
の先例に基づいて、アミノフェノールと反応させて、65を製造することができる
。61を、Aust.J.Chem.,1980,33及びJ.Chem.Soc.,1953,485,487の先
例にそれぞれ基づいて、アニリンと反応させて、66を製造することができ、又は
フェニレンジアミンと反応させて、67を製造することができる。61を、Synthesi
s,1990,253の先例に基づいて、ベンズアルデヒドと反応させて、68を製造する
ことができる。
【0164】
【化60】
【0165】 先に記載したものと同様な改変を、16のC−4異性体である28に対して行って、
C−4において反対の立体配置を持つ69を得ることができる。化合物69のV、W1、W 2 、Z1及びZ2は、式1の化合物に対して記載した通りである。
【0166】
【化61】
【0167】 断片Cは、化合物29又は69からのC−1メチルアセタールの除去によって調製さ
れる。これは、トリフルオロ酢酸水溶液による処理によって行うことができ、そ
して断片Bへの結合に対するC−1のヒドロキシ基が与えられる。
【0168】 YがCH2である化合物は、以下の化学反応を使用して製造される。
【0169】
【化62】
【0170】 化合物70は、入手可能な出発物質17から調製することができる(Bull.Chem.
Soc.Jpn.,1987,60,3673)。
【0171】
【化63】
【0172】 例えば、p−メトキシベンジルエーテルの選択的除去は、硝酸アンモニウムセ
リウム又は2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン(DDQ)によ
って、有機及び水性溶媒の混合物中で、0℃〜65℃、好ましくは0℃〜25℃の範囲
の温度で行うことができる。得られたアルコール72は、例えばSwern(J.Org.C
hem.,1976,41,3329)又はDess−Martin(J.Org.Chem.,1983,48,4155
)条件下で酸化することができて、化合物70に導く。
【0173】
【化64】
【0174】 化合物73及び74は、7及び8の調製に対して記載した方法を使用して、72又は70
から調製することができる。
【0175】
【化65】
【0176】 Z1及びZ2が一緒になってR3が上記で定義した通りである式=NOR3のオキシムを
形成する化合物75は、9の調製に対して記載された方法によって調製することが
できる。
【0177】
【化66】
【0178】 R3及びR4が上記で定義した通りである化合物76は、10の調製に対して記載した
方法を使用して、式70の化合物のC−2ケトン部位における還元的アミノ化によっ
て合成することができる。両方のジアステレオ異性体が、この化学反応を使用し
て入手可能である。
【0179】
【化67】
【0180】 式77の化合物は、11の調製に対して記載した方法によって調製することができ
る。
【0181】
【化68】
【0182】 化合物78は、利用可能な出発物質79から調製することができ、これは、今度は
72から調製することができる。
【0183】
【化69】
【0184】 例えば、TBDPS基は、フッ化テトラブチルアンモニウム(TBAF)を、THFのよう
な溶媒中で0℃〜65℃、好ましくは0℃〜25℃の範囲の温度で使用して除去するこ
とができる。得られたアルコールは、塩化トリフェニルメチル及びトリエチルア
ミンのような塩基による、ジクロロメタン、ジクロロエタン、DMF又はクロロホ
ルムのような有機溶媒中の、0℃〜65℃、好ましくは0℃〜25℃の範囲の温度にお
ける処理によって79に転換することができる。79の、三フッ化ジエチルアミノ硫
黄(DAST)による処理(Tetrahedron Lett.,1991,32,5963)は、C−2−F中
間体を与える。穏和な酸、例えばMeOH中のp−トルエンスルホン酸を使用したト
リチル基の除去(Tetrahedron Lett.,1981,22,1299)、それに続く得られ
た第一アルコールのTBDPS−Clによる、例えばジクロロメタン又はDMF中の、アミ
ン塩基の存在中のシリル化は、78の調製を完結するために使用することができる
。他のC−2ジアステレオ異性体は、まず79のC−2−OHを、化合物6に対して先に
記載したようにMitsunobu反転によって反転することによって得ることができる
【0185】
【化70】
【0186】 化合物80は、L−グルコースから、71の調製において記載した化学反応を使用
して調製(Bull.Chem.Soc.Jpn.,1987,60,3673)することができる、入手
可能な出発物質81から調製することができる。化合物82は、C−3−OHのMitsunob
u反転、それに続くアルコールの、臭化ベンジル及び水素化ナトリウム又は炭酸
カリウムのような適当な強塩基による、テトラヒドロフラン又はジメチルホルム
アミドのような極性非プロトン性溶媒中の、0℃〜65℃、好ましくは0℃〜25℃の
範囲の温度における処理によって得ることができる。
【0187】
【化71】
【0188】 C−3位の官能化は、先に記載した基質において、所望する分子が、C−2及びC
−3位の両方に設置されて、中間体83を生成するように行うことができ、このと
きW1、W2、Z1及びZ2は、式1において記載した通りであるか、又はその前駆体、
保護された前駆体又は保護された誘導体として存在する。
【0189】
【化72】
【0190】 化合物84は、化合物70、73、74、75、76、77及び78を代表する化合物80から調
製することができる。
【0191】
【化73】
【0192】 85からのベンジル基の除去は、水素化によって、例えば水素ガス及び炭素上の
パラジウムのような触媒によって、又はシクロヘキサジエンのような水素転移剤
及び炭素上のパラジウムの、THF又はメタノールのような溶媒中の、0℃〜25℃の
範囲の温度における使用によって行うことができて、アルコール86を与える。86
の、上記72に対して引用した方法による酸化は、84を生成する。
【0193】
【化74】
【0194】 化合物87は、84及び86から、73の合成に対して記載した化学反応により調製す
ることができる。
【0195】
【化75】
【0196】 化合物88は、84から、74の合成に対して記載した化学反応を使用して調製する
ことができる。R3がHである化合物88は、化合物86の3−OHの、Barton−McCombie
脱酸素(J.Chem.Soc.Perkin I,1975,1574)による除去によって得ること
ができる。W1、W2、Z1及びZ2がそれぞれHである化合物83は、89の、第一アルコ
ールにおけるtert−ブチルジフェニルシリルエステルの形成、それに続くC−1ヒ
ドロキシル基におけるMOM基の導入による合成(Chem.Ber.,1988,121,485)
によって得ることができる。
【0197】
【化76】
【0198】 化合物90は、84から、化合物75の調製に対して記載したように合成することが
できる。
【0199】
【化77】
【0200】 化合物91は、化合物84から、76に記載したように調製することができる。
【0201】
【化78】
【0202】 化合物92は、84又は86から、77に対して記載した化学反応を使用して調製する
ことができる。
【0203】
【化79】
【0204】 化合物93は、85から、例えばTBAFのようなフッ素源による、THFのような溶媒
中の、0℃〜25℃の範囲の温度におけるTBDPSエーテルの除去、並びに例えば、塩
化トリチル及びピリジンの使用による、ジクロロメタンのような溶媒中の、0℃
〜25℃の範囲の温度における、第一アルコールにおけるトリチル保護基の設置に
よって調製することができる。85に対して記載したような脱ベンジル化に続いて
、次いで上記の化合物78の調製に対して記載した合成を行う。
【0205】
【化80】
【0206】 C−4位の置換基がα−配置である化合物94は、80から、その異性体85に対して
先に記載した化学反応を使用して調製することができる。
【0207】
【化81】
【0208】 この段階で、中間体83のC−4位におけるtert−ブチルジフェニルシリルオキシ
メチル置換基は、式1の化合物において定義したようなVの導入に対する、鍵とな
る中間体を得るために改変することができる。次いでこれらの化合物は、Vが式1
の化合物において記載された通りである化合物95を調製するために使用される。
これらの化合物は、83から、化合物29〜68に対して記載した化学反応を使用して
調製される。
【0209】 先に記載したものと同様な改変を、83のC−4異性体である94に行って、C−4に
おいて反対の立体配置を持つ96を得ることができる。化合物96のV、W1、W2、Z1
及びZ2は、式1の化合物に対して記載した通りである。
【0210】
【化82】
【0211】 断片Cは、化合物95又は96からC−1のメトキシメチルエーテルを除去すること
によって調製することができる。これは、トリフルオロ酢酸の水溶液による処理
によって行うことができ、そしてC−1に、断片Bへの結合に対するヒドロキシ基
を与える。
【0212】 断片Bの調製並びに断片A及びCのカップリング
【0213】
【化83】
【0214】 化合物97は、3−フルオロ−4−メトキシベンズアルデヒドの、BBr3、BI3又はT
MSI、好ましくはBBr3による、ジクロロメタンのような溶媒中の、0℃〜65℃、好
ましくは0℃〜25℃の範囲の温度における処理によって調製することができる。
【0215】
【化84】
【0216】 化合物98は、97の、Ph3P=C(CH3)CO2Etによる、ジクロロメタンのような溶
媒中の処理によって調製することができる。次いで得られたエステルは、水酸化
物により、そのリチウム、ナトリウム又はカリウム塩に、好ましくは5〜10倍過
剰のリチウム塩の、メタノール、THF、Et2O、ジオキサン及び水のような有機溶
媒の混合物中で、好ましくは3THF:2メタノール:1水の混合物中で、0℃〜65℃
、好ましくは0℃〜25℃の範囲の温度で加水分解することができる。
【0217】
【化85】
【0218】 化合物99は、式2の化合物及び98の溶液の、DCC、EDCl、BOPCl、PYBROP又は2−
エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキシキノリン(EEDQ)のよ
うな適当な酸カップリング剤による、DMSO又はDMF、好ましくはDMFのような極性
非プロトン性溶媒中の、0℃〜65℃、好ましくは25℃〜65℃の範囲の温度におけ
る処理によって調製することができる。
【0219】
【化86】
【0220】 式101の化合物は、化合物100の、アルキルが好ましくはエチル、プロピル、イ
ソプロピル、又はtert−ブチルであるアゾジカルボン酸ジアルキル;及びトリフ
ェニルホスフィン又は適当なポリマー支持体に付着されたトリフェニルホスフィ
ン;による、THF、Et2O、ジオキサンのような適当な有機溶媒中の0℃〜65℃、好
ましくは0℃〜25℃における処理によって調製することができる。
【0221】
【化87】
【0222】 化合物102は、4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデヒドから、化合物101の
合成に対して概略記載したスキームを使用して調製することができる。
【0223】
【化88】
【0224】 式103の化合物は、Pd/Cによる水素化を使用して、芳香族のニトロ基の選択的
還元によって調製することができる(Chem.Pharm.Bull.,1997,45,1984)
。別の方法として、式103の化合物は、104から、トリフルオロ酢酸による処理に
よって調製することができる。
【0225】
【化89】
【0226】
【化90】
【0227】 式104化合物は、101に対して概略記載したスキームを使用して調製された、化
合物105から得ることができる。上記のようなPd/Cを使用したニトロ基の還元に
続いて、アミンを、そのビス−4−メトキシベンジルエーテルとして保護する。
先に記載したような100とのカップリングは、104を与えることができる。
【0228】
【化91】
【0229】 式106の化合物は、4−ヒドロキシベンズアルデヒドから、化合物101の合成に
対して概略記載したスキームを使用して調製することができる。 別の方法として、Y、W1、W2、Z1及びZ2が式1の化合物において定義した通りで
あり、そしてVが、化合物49のようにR3C(O)に等しい、断片B及びAの断片Cへの
カップリングによって、化合物107を調製することができる。5”−ケトン又はア
ルデヒドの、その位置におけるアルコールへの還元を、メタノール中の水素化ホ
ウ素ナトリウムの作用によって行うことができる。次いで108のケトン又はアル
デヒド又はその誘導されたアルコールの改変を、37、38及び49に対して先に記載
したように行って、V=以下の式:
【0230】
【化92】
【0231】 であるか、又は式1に対して定義したような炭素結合の複素環基である、式1の化
合物を調製することができる。
【0232】
【化93】
【0233】 化合物107(選択的にR3=Meの場合)は、更にV=R3OC(O)、R3R4NC(O)又は
(R3O)R4NC(O)である式1の化合物に転換することができる。107の不安定な官
能基の保護が、最初に行われる。例えば、ヒドロキシル基は、例えば>10当量の
塩化tert−ブチルジメチルシリル(TBDMSCl)及び>10当量のイミダゾールによ
る、DMF中の、60℃〜90℃の温度における処理によって、そのTBDMSエーテルとし
て保護することができる。次いでケトン109は、TMSトリフラート及びトリエチル
アミンによる処理によって、そのトリメチルシリルエノールエーテル110に転換
され、それに続くメタ−クロロ過酸化安息香酸との反応及び酸による作業は、38
の46への転換に対して記載したように、α−ヒドロキシケトン111を与える。次
いで10℃〜40℃のベンゼン中の四酢酸鉛(Pb(OAc)4)により、化合物111をカ
ルボン酸112に転換する。32の、33、34及び35への転換に対して記載した化学反
応を使用し、必要な場合それに続く脱保護により、112は、V=R3OC(O)、R3R4N
C(O)又は(R3O)R4NC(O)である式1の化合物に転換される。残存するTBDMS保
護基は、テトラヒドロフラン中のフッ化テトラブチルアルミニウム又はピリジン
及びテトラヒドロフラン中のHFのようなフッ素源による、10℃〜40℃の範囲の温
度における処理によって除去することができる。
【0234】
【化94】
【0235】 ハイグロマイシンAからの調製 別の方法として、式1の化合物のあるものは、天然の産物ハイグロマイシンか
ら調製することができる。例えば、ハイグロマイシンのフェノールのヒドロキシ
ル基を除去して、式1の化合物においてXと規定された置換基がHである、天然の
産物の類似体を、次の方法に従って生成することができる。化合物114は、対応
する化合物113(ハイグロマイシンA)の、トリフルオロメタンスルホニル無水物
又はN−ジフェニルトリフルオロメタンスルホニルアミドによる、トリエチルア
ミンのようなアミン塩基の存在中の、DMF又はDMF及びジクロロメタンの混合物の
ような溶媒中の、0℃〜65℃、好ましくは0℃〜25℃の範囲の温度における処理に
よって調製することができる。化合物114のPd(PPh34による、DMF中の、0℃〜
65℃、好ましくは0℃〜25℃の範囲の温度における処理は、式115(ref)の化合
物を与えることができる。
【0236】
【化95】
【0237】 選択的保護を、ハイグロマイシンA及び115に、10当量の塩化tert−ブチルジメ
チルシリル及びイミダゾールとの、DMF中の、25〜40℃の温度における反応によ
って行うことができて、化合物116を得る。2”位の合成の間、この位置のTBDMS
エーテルの不安定性のために、フェノールのヒドロキシル基を再保護することを
必要とすることができる。例えば、アリル基を、臭化アリル及び炭酸カリウムと
の反応によって導入することができる。アリル基の除去は、例えばイリジウム媒
介の異性化、及びその後の加水分解の使用によって(J.Antibiotics,1992,45
,1705)、又はパラジウムの化学反応の使用によって(Tetrahedron Lett.,1
994,35,4349及びSynthesis,1996,755)、後の段階で行うことができる。
【0238】
【化96】
【0239】 化合物118は、化合物116から調製することができる。化合物6から出発するZ1
及びZ2の合成において記載した化学反応の使用は、A=Oである中間体117を与え
る。Z1及びZ2官能基の合成の間、116の5”−ケトンを、例えばその1,3−ジオキ
ソランとして保護(J.Org.Chem.,1991,56,2976の方法を使用)することを
必要とすることができる。アセタールは、その後TFA及び水の使用によって開裂
されて、ケトンに戻すことができる(J.Org.Chem.,1991,56,2976);その
後の化学反応に対してヒドロキシ官能基の保護が必要な場合、この時点でTBDMS
基の再導入を必要とすることができる。アセチル、アリル、ベンジル、及びp−
メトキシベンジルのような他の保護基の使用は、この調製及び他の調製における
2”、5”及び分子の他の部分で行われる化学反応によるが、好都合であることが
できる。5”−ケトンのこの位置におけるアルコールへの還元は、水素化ホウ素
ナトリウムの作用によって、メタノール中で行うことができる。次いで117のケ
トン又はその誘導されたアルコールの改変を、37及び38に対して先に記載したよ
うに行うことができる。TBDMS保護基の除去は、HFによるピリジン中の処理によ
って行うことができて、118を生成する。
【0240】
【化97】
【0241】 化合物119は、ペルシリル化誘導体117又は120から調製することができ、これ
は、ハイグロマイシン又は化合物115から、12当量の塩化tert−ブチルジメチル
シリル及び12当量のイミダゾールによる、DMF中の、60〜90℃、好ましくは75〜8
5℃の温度における処理によって調製される。TMFトリフラート及びトリエチルア
ミンによる処理によるトリメチルシリルエノールエーテル121の形成に続いて、
メタ−クロロ過酸化安息香酸との反応を行う。酸による作業は、α−ヒドロキシ
ケトン122に導く。ベンゼン中の四酢酸鉛は、119の112への転換に対して記載し
たものと類似の順序で、化合物122をカルボン酸123に転換する。
【0242】
【化98】
【0243】 メタノール中の四塩化鉛による122の同様な処理は、5”にメチルエステルを与
え、これは水素化ホウ素リチウムによって還元することができて、アルコール12
4を与える。
【0244】
【化99】
【0245】 32及び30に対して先に記載したような123及び124の改変は、式1の化合物に対
して先に記載したようなR1、R2及びR12の設置に使用される。この合成の間、こ
の位置におけるTBDMSエーテルの不安定性のために、フェノールのヒドロキシル
基の再保護を必要とすることができる。例えばアリル基を、臭化アリル及び炭酸
カリウムとの反応によって導入することができる。アリル基の除去は、例えばイ
リジウム媒介の異性化、及びその後の加水分解の使用によって(J.Antibiotics
,1992,45,1705)、又はパラジウムの化学反応の使用によって(Tetrahedron
Lett.,1994,35,4349及びSynthesis,1996,755)、後の段階で行うことが
できる。次いでTBDMS基の最終的な脱保護を、フッ素イオンによる処理によって
、例えばピリジン中のフッ化水素との反応によって行うことができて、化合物11
9を生成する。
【0246】
【化100】
【0247】 R12を、R7O(CH2)−と書くことができる化合物125は、化合物122を使用して
、46及び47の転換に対して記載した化学反応の使用によって調製することができ
る。フェノールのヒドロキシ基を、塩基媒介の転換の間、例えばアリルエーテル
として保護することを必要とすることができる。117に対する先に記載したよう
な更なる操作は、化合物125を生成する。
【0248】
【化101】
【0249】 化合物126は、123から、33に対して記載したように、R3OHとの縮合によって調
製することができ、続いて脱保護される。
【0250】
【化102】
【0251】 化合物127及び128は、123から同様な方式で、34及び35に対して記載したように
更にアミド又はヒドロキサム酸エステルに合成することによって調製することが
でき、続いて脱保護される。
【0252】
【化103】
【0253】 化合物129は、R1及びR2が=Oとして一緒に選択され、そしてその調製にR12
はなくR3が使用される化合物119から調製することができる。49の48への転換に
対して記載した化学反応の適用と、それに続く適当な脱保護は、129を与える。
【0254】
【化104】
【0255】 化合物130は、R1及びR2が、=Oとして一緒に選択されている、化合物119から
、化合物51の調製に対して記載した化学反応を使用して調製することができる。
【0256】
【化105】
【0257】 化合物131は、R1がHであり、そしてR2がOHであるケトン119から、52の調製に
対して記載した方法によって調製することができる。
【0258】
【化106】
【0259】 化合物132は、R1及びR2が=Oとして一緒に選択されているケトン119から、56
の調製に対して記載された方法によって調製することができる。
【0260】
【化107】
【0261】 Vが、式1の化合物に対して記載したような炭素結合の複素環である化合物133
は、R1及びR2が=Oとして一緒に選択され、R12がR15CH2−であり、そしてR15
、メチレン基を経由して結合することができるR12の定義中の分子のいずれでも
ある、ケトン119から調製することができる。133の合成は、Vが、式1の化合物に
対して記載された炭素結合の複素環である、化合物60の調製に対して記載した方
法によって行われる。
【0262】
【化108】
【0263】 化合物134は、AがOである117から調製することができる。炭酸カリウム及びR3 OHによる10℃〜40℃の温度における処理は、135を与える;更なる化学反応に対
して必要な場合、アリル保護基を、X’=OHである135のフェノールのOHに導入す
ることができる。次いで化合物134は、化合物117の合成に対して記載した化学反
応を使用して調製することができる。
【0264】
【化109】
【0265】 式136の化合物は、R1及びR2が=Oとして一緒に選択されている119から、Jayne
s(Bioorg.Med.Chem,Lett.,1993,3,1531)の方法による137への転換によ
って調製することができる。137のヒドロキシル基のそのアリル、シリル、ベン
ジル又はp−メトキシベンジルエーテルへの転換に続いて、137は、117の合成に
対して記載された化学反応によって136に転換される。
【0266】
【化110】
【0267】 式1の化合物の代表的なプロドラッグは、以下の化学反応を使用して調製する
ことができる:
【0268】
【化111】
【0269】 X=OHである式1の化合物は、1を、水素化ナトリウム又は水素化カリウムのよ
うな塩基の存在中で、(a)式(UC(O))2Oの無水化合物、又は(b)Lがフッ素
のような脱離基である、式UC(O)Lのアシル化剤と反応させることによって、UC
(O)O−が本発明の説明中に記載されるようなエステルプロドラッグを含む、対
応する式138の化合物に転換される。UC(O)−がアミノ酸又はポリペプチド誘導
体である場合、アミノ基はCBZ基又はt−BOC基で保護することができる(Protect
ive Groups in Organic Synthesis,T.Greene and P.Wuts,Ed.,John
Wiley & Sons Ltd.,New York,1991を参照されたい)。反応物は、テ
トラヒドロフランのような非プロトン性溶媒中で、約−20℃〜約50℃間、好まし
くは−20℃〜10℃間の温度範囲で撹拌される。V、W1、W2、Z1又はZ2が、この転
換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合、このような基をこの転換反
応に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要である。例えば
、第一又は第二アミノ基は、そのカルバミン酸9−フルオレニルメトキシ、ベン
ジルオキシカルボニル又はtert−ブトキシカルボニルとして保護することができ
る。カルボン酸は、エステルとして保護することができる(Protective Groups
in Organic Synthesis,T.Greene and P.Wuts,Ed.,John Wiley &
Sons Ltd.,New York,1991又はProtecting Groups,P.Kocienski,Ed.
,Thieme Medical Publishers,New York,1994を参照されたい)。
【0270】
【化112】
【0271】 XがOHである式1の化合物は、1を、水素化ナトリウム又は水素化カリウムのの
ような塩基の存在中で、(a)式((PhCH2O)2PO)2Oの化合物、又は(b)Lが塩
素又は臭素である式(PhCH2O)2P(O)Lのホスホリル化剤と反応させることによ
って、式139の対応する化合物に転換される。反応物は、テトラヒドロフランの
ような非プロトン性の溶媒中で、約−20℃〜約50℃、好ましくは約−20℃〜10℃
の温度範囲で撹拌される。次いで得られた産物は、エタノール中の過剰のシクロ
ヘキサジエン及びPd/Cにより、室温で処理されて、構造139の化合物を与える。
これのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩は、水溶液中の139を、例えばNaO
H又はCa(OH)2で処理することによって調製することができる。V、W1、W2、Z1
又はZ2が、この転換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合、化合物13
8の調製に対して記載したように、このような基をこの転換に先立って保護し、
そして適当な時点で脱保護することが必要である。
【0272】
【化113】
【0273】 X=OHである式1の化合物は、1を、水素化ナトリウム又は水素化カリウムのよ
うな塩基の存在中で、三酸化硫黄−DMF複合物又は三酸化硫黄−ピリジン複合物
(J.Chem.Soc,.Perkin Trans.1.1990,1739)と反応させることによって
、式140の対応する化合物に転換される。反応物は、テトラヒドロフランのよう
な非プロトン性の溶媒中で、約−20℃〜約50℃、好ましくは−15℃〜15℃の温度
範囲で撹拌される。これのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩は、140を、
水溶液中で、例えばNaOH又はCa(OH)2で処理することによって調製することが
できる。V、W1、W2、Z1又はZ2が、この転換に使用される試薬に対して反応性の
基を含む場合、化合物138の調製に対して記載したように、このような基をこの
転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要である。
【0274】
【化114】
【0275】 Xが、OHである式1の化合物は、1を、水素化ナトリウム又は水素化カリウムの
ような塩基の存在中で、(a)式((UO)2PO)2Oの化合物、又は(b)Lが塩素又
は臭素である式(UO)2P(O)2Lのホスホリル化剤と反応させることによって、
(UO)2P(O)O−が、本発明の説明中で記載されたようなリン酸プロドラッグを
含む、式141の対応する化合物に転換される。反応物は、テトラヒドロフランの
ような非プロトン性の溶媒中で、約−20℃〜約50℃、好ましくは−10℃〜20℃の
温度範囲で撹拌される。V、W1、W2、Z1又はZ2が、この転換に使用される試薬に
対して反応性の基を含む場合、このような基を、この転換に先立って保護し、そ
して適当な時点で脱保護することが必要である。
【0276】
【化115】
【0277】 式1の化合物は、1を、水素化ナトリウム又は水素化カリウムのような塩基の存
在中で、式(US(O222O、又は(b)Lが塩素又は臭素であるUS(O)2Lの化合
物と反応させることによって、US(O)2O−が、本発明の詳細な説明中で記載さ
れたようなスルホン酸プロドラッグである、式142の対応する化合物に転換され
る。反応物は、テトラヒドロフランのような非プロトン性の溶媒中で、約−20℃
〜約50℃、好ましくは−10℃〜20℃の温度範囲で撹拌される。V、W1、W2、Z1
はZ2が、この転換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合、このような
基を、この転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要で
ある。
【0278】
【化116】
【0279】 XがOHである式1の化合物は、1を、水素化ナトリウム又は水素化カリウムのよ
うな塩基の存在中で、式UN=C=Oの化合物と反応させることによって、UNHC(O
)O−が、本発明の詳細な説明中で記載されたようなカルバミン酸プロドラッグ
である、式143の対応する化合物に転換される。反応物は、テトラヒドロフラン
のような非プロトン性の溶媒中で、約−20℃〜約50℃、好ましくは0℃〜30℃の
温度範囲で撹拌される。UがHである場合、式ClSO2N=C=Oの試薬を使用すること
ができ、続いて水により処理する。V、W1、W2、Z1又はZ2が、この転換に使用さ
れる試薬に対して反応性の基を含む場合、このような基を、この転換に先立って
保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要である。
【0280】
【化117】
【0281】 X=OHである式1の化合物は、1を、水素化ナトリウム又は水素化カリウムのよ
うな塩基の存在中で、式UC(O)−OCH2O−L(J.Med.Chem.,1996,39,10)
のアシル化剤と反応させることによって、UC(O)OCH2O−が、本発明の詳細な説
明中で記載されたような(アシルオキシ)メチルエーテルである、式144の対応
する化合物に転換される。Uは、更にN−保護アミノ酸残基又は二つ又はそれ以上
(例えば、2、3又は4個)のアミノ酸残基のポリペプチド鎖であることができる
。アミノ基の保護に対して、CBZ基又はt−BOC基を使用することができる(Prote
ctive Groups in Organic Synthesis,T.Greene and P.Wuts,Ed.,Jo
hn Wiley & Sons Ltd.,New York,1991を参照されたい)。反応物は、
テトラヒドロフランのような非プロトン性の溶媒中で、約−20℃〜約50℃、好ま
しくは−10℃〜20℃間の温度範囲で撹拌される。V、W1、W2、Z1又はZ2が、この
転換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合、このような基を、この転
換に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要である。
【0282】
【化118】
【0283】 X=NH2である式1の化合物(化合物103)は、1を、トリエチルアミン又はピリ
ジンのような過剰の塩基の存在中で、(a)式(UC(O))2Oの無水化合物、又は
(b)Lが塩素、臭素又はイミダゾールである、式UC(O)Lのアシル化剤と反応さ
せることによって、UC(O)NH−が、本発明の詳細な説明中に記載されたような
アミドプロドラッグである、式145の対応する化合物に転換される。UC(O)−は
、更にN−保護アミノ酸残基又は二つ又はそれ以上(例えば、2、3又は4個)のア
ミノ酸残基のポリペプチド鎖であることができる。アミノ基の保護に対して、CB
Z基又はt−BOC基を使用することができる(Protective Groups in Organic
Synthesis,T.Greene and P.Wuts,Ed.,John Wiley & Sons Ltd.,
New York,1991を参照されたい)。反応物は、テトラヒドロフランのような非
プロトン性の溶媒中で、約−20℃〜約50℃、好ましくは約−10℃〜20℃間の温度
範囲で撹拌される。同じ転換は、構造1の化合物を、式UC(O)OHのカルボン酸で
、DCC、EDCl、又はEEDQのようなカップリング剤の存在中で処理することにより
行うことができる。V、W1、W2、Z1又はZ2が、この転換に使用される試薬に対し
て反応性の基を含む場合、このような基を、この転換に先立って保護し、そして
適当な時点で脱保護することが必要である。
【0284】
【化119】
【0285】 X=NH2である式1の化合物(化合物103)は、1を、トリエチルアミン又はピリ
ジンのような過剰の塩基の存在中で、(a)式((UO)2PO)2Oの化合物、又は(
b)Lが塩素又は臭素である、式(UO)2P(O)Lのホスホリル化剤と反応させるこ
とによって、(UO)2PONH−が、本発明の詳細な説明中に記載されたようなホス
ホルアミドプロドラッグである、式146の対応する化合物に転換される。同じ転
換は、X=NH2である構造1の化合物を、式(UO)2P(O)OHの試薬で、DCC又はEDC
lのようなカップリング剤の存在中で処理することにより行うことができる。V、
W1、W2、Z1又はZ2が、この転換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合
、このような基を、この転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護する
ことが必要である。例えば、第一又は第二アミノ基は、そのカルバミン酸9−フ
ルオレニルメトキシ、ベンジルオキシカルボニル又はtert−ブトキシカルボニル
として保護することができる。カルボン酸は、エステルとして保護することがで
きる(Protective Groups in Organic Synthesis,T.Greene and P.Wut
s,Ed.,John Wiley & Sons Ltd.,New York,1991又はProtecting Gr
oups,P.Kocienski,Ed.,Thieme Medical Publishers,New York,1994を
参照されたい)。
【0286】
【化120】
【0287】 X=NH2である式1の化合物(化合物103)は、1を、トリエチルアミン又はピリ
ジンのような過剰の塩基の存在中で、式(US(O)22O、又は(b)Lが塩素又は
臭素である、式US(O)2Lの化合物と反応させることによって、US(O)2NH−が
、本発明の詳細な説明中に記載されたようなスルホンアミドプロドラッグである
、式147の対応する化合物に転換される。反応物は、テトラヒドロフランのよう
な非プロトン性の溶媒中で、約−20℃〜約50℃、好ましくは−10℃〜20℃間の温
度範囲で撹拌される。V、W1、W2、Z1又はZ2が、この転換に使用される試薬に対
して反応性の基を含む場合、このような基を、この転換に先立って保護し、そし
て適当な時点で脱保護することが必要である。
【0288】
【化121】
【0289】 X=NH2である式1の化合物は、1を、トリエチルアミン又はピリジンのような過
剰の塩基の存在中で、クロロギ酸エステルUOC(O)Clと反応させることによって
、UOC(O)NH−が、本発明の詳細な説明中に記載されたようなカルバミン酸プロ
ドラッグである、式148の対応する化合物に転換される。反応物は、テトラヒド
ロフランのような非プロトン性の溶媒中で、約−20℃〜約50℃、好ましくは−10
℃〜20℃間の温度範囲で撹拌される。V、W1、W2、Z1又はZ2が、この転換に使用
される試薬に対して反応性の基を含む場合、このような基を、この転換に先立っ
て保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要である。
【0290】
【化122】
【0291】 UC(O)O−が、本発明の詳細な説明中記載されたようなエステルプロドラッグ
である化合物149は、XがH又は保護されたOHである化合物116から調製することが
できる。145の調製に使用されたものと同様な条件を使用することができる。別
の方法として、化合物149は、Z1がHであり、そしてZ2がOHである化合物29、69、
95又は96から調製することができる。145の調製に対して記載したものと同様な
条件を使用するプロドラッグ分子の導入は、官能化されたフラノースを与え、こ
れは前記の項目に記載したように合成することができて、149を与える。V、W1
はW2が、この転換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合、このような
基を、この転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要で
ある。
【0292】
【化123】
【0293】 化合物150は、XがH又は保護されたOHである化合物116から調製することができ
る。139の調製に対して使用されたものと同様な条件を使用することができる。
別の方法として、化合物150は、Z1がHであり、そしてZ2がOHである化合物29、69
、95又は96から調製することができる。139の調製に対して記載したものと同様
な条件を使用するプロドラッグ分子の導入は、官能化されたフラノースを与え、
これは前記の項目に記載したように合成することができて、150を与える。V、W1 又はW2が、この転換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合、このよう
な基を、この転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要
である。
【0294】
【化124】
【0295】 化合物151は、XがH又は保護されたOHである化合物116から調製することができ
る。140の調製と同様な条件を使用することができる。別の方法として、化合物1
51は、Z1がHであり、そしてZ2がOHである化合物29、69、95又は96から調製する
ことができる。151の調製に対して記載したものと同様な条件を使用するプロド
ラッグ分子の導入は、官能化されたフラノースを与え、これは前記の項目に記載
したように合成することができて、151を与える。V、W1又はW2が、この転換に使
用される試薬に対して反応性の基を含む場合、このような基を、この転換に先立
って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要である。
【0296】
【化125】
【0297】 (UO)2P(O)O−が、本発明の説明において定義されたような、リン酸プロド
ラッグである化合物152は、XがH又は保護されたOHである化合物116から調製する
ことができる。141の調製と同様な条件を使用することができる。別の方法とし
て、化合物152は、Z1がHであり、そしてZ2がOHである化合物29、69、95又は96か
ら調製することができる。141の調製に対して記載したものと同様な条件を使用
するプロドラッグ分子の導入は、官能化されたフラノースを与え、これは前記の
項目に記載したように合成することができて、152を与える。V、W1又はW2が、こ
の転換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合、このような基を、この
転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要である。
【0298】
【化126】
【0299】 US(O)2O−が、本発明の詳細な説明において記載されたような、スルホン酸
プロドラッグである化合物153は、XがH又は保護されたOHである化合物116から調
製することができる。142の調製と同様な条件を使用することができる。別の方
法として、化合物153は、Z1がHであり、そしてZ2がOHである化合物29、69、95又
は96から調製することができる。142の調製に対して記載したものと同様な条件
を使用するプロドラッグ分子の導入は、官能化されたフラノースを与え、これは
前記の項目に記載したように合成することができて、153を与える。V、W1又はW2 が、この転換に使用される試薬に対して反応性の基を含む場合、このような基を
、この転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱保護することが必要である
【0300】
【化127】
【0301】 UNHC(O)O−が、本発明の詳細な説明において記載されたような、カルバミン
酸プロドラッグである化合物154は、XがH又は保護されたOHである化合物116から
調製することができる。143の調製において使用されたものと同様な条件を使用
することができる。別の方法として、化合物154は、Z1がHであり、そしてZ2がOH
である化合物29、69、95又は96から調製することができる。143の調製に対して
記載したものと同様な条件を使用するプロドラッグ分子の導入は、官能化された
フラノースを与え、これは前記の項目に記載したように合成することができて、
154を与える。V、W1又はW2が、この転換に使用される試薬に対して反応性の基を
含む場合、このような基を、この転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱
保護することが必要である。
【0302】
【化128】
【0303】 UC(O)OCH2O−が、本発明の詳細な説明において記載されたような、アシルオ
キシメチルプロドラッグである化合物155は、XがH又は保護されたOHである化合
物116から調製することができる。143の調製に使用したものと同様な条件を使用
することができる。別の方法として、化合物155は、Z1がHであり、そしてZ2がOH
である化合物29、69、95又は96から調製することができる。143の調製に対して
記載したものと同様な条件を使用するプロドラッグ分子の導入は、官能化された
フラノースを与え、これは前記の項目に記載したように合成することができて、
155を与える。V、W1又はW2が、この転換に使用される試薬に対して反応性の基を
含む場合、このような基を、この転換に先立って保護し、そして適当な時点で脱
保護することが必要である。
【0304】 同様に、W1がHであり、そしてW2がOHである中間体18、19、26、81、86、87又
は29、69、95、96は、適当な基を組み込むために誘導し、そしてその後、C3’に
おいて(W1又はW2において)改変された対応するプロドラッグに合成することが
できる。中間体21、30、37、42及び44は、適当な基を組み込むために誘導し、そ
してその後、Vにおいて改変された対応するプロドラッグに合成することができ
る。
【0305】 V、W1、W2、Z1又はZ2が、第一又は第二アミノ基を含む場合、これは、化合物1
45、146、147及び148に対して記載した方法を使用して、プロドラッグに転換す
ることができる。
【0306】
【化129】
【0307】 UOC(O)−が、本発明の詳細な説明中に記載されているようなエステルプロド
ラッグである化合物156は、化合物112及び123から調製することができる。アル
コールUOHの112又は123との、DCC、EDCl、又はEEDQのようなカップリング剤の存
在中の、ジクロロメタン又はDMF中の、0℃〜25℃の範囲の温度の反応は、化合物
156を与える。別の方法として、Lが塩素又は臭素であるU−Lは、112又は123で、
DMF中のNa2CO3又はK2CO3の存在中で処理することができる(Chem.Pharm.Bull
.,1984,2241)。X、W1、W2、Z1又はZ2が、この転換に対して使用される条件
下で反応性の基を含む場合、これをこの転換に先立って保護し、そして適当な時
点で脱保護することが必要である(Protective Groups in Organic Synthes
is,T.Greene and P.Wuts,Ed.,John Wiley & Sons Ltd.,New Yo
rk,1991又はProtecting Groups,P.Kocienski,Ed.,Thieme Medical Pub
lishers,New York,1994を参照されたい)。別の方法として、中間体32は、前
記の項目に記載された化学反応に従って、U基を組み込むために誘導され、そし
て化合物156に合成することができる。
【0308】 本発明の化合物は、不斉炭素原子を有する。一つ又はそれ以上の中心における
異性体の混合物を有する化合物は、ジアステレオ異性体の混合物として存在する
ものであり、これらは、その個々のジアステレオ異性体にその物理化学的差に基
づいて、当業者にとって既知の方法、例えばクロマトグラフィー又は分別結晶に
よって分離することができる。ジアステレオ異性体の混合物を含む、全てのこの
ような異性体は、本発明の一部と考えられる。
【0309】 本質的に塩基性である本発明の化合物は、各種の無機及び有機酸と広範囲な異
なった塩を形成することが可能である。このような塩は、動物に対する投与に対
して医薬的に受容可能でなければならないが、最初に本発明の化合物を、反応混
合物から医薬的に受容不可能な塩として単離し、そして次いでアルカリ性試薬の
よる処理によって、後者を遊離の塩基化合物に簡単に転換して戻し、そしてその
後、後者の遊離の塩基を医薬として許容可能な酸付加塩に転換することが、実際
上しばしば好ましい。本発明の塩基性化合物の酸付加塩は、塩基性化合物を実質
的に当量の量の選択された無機又は有機の酸によって、水性溶媒媒体中で又はメ
タノール若しくはエタノールのような適当な有機溶媒中で処理することによって
容易に調製される。溶媒の注意深い蒸発によって、所望の固体の塩が容易に得ら
れる。所望の酸塩は、更に有機溶媒中の遊離の塩基の溶液から、溶液に適当な無
機又は有機酸を加えることによって沈殿させることができる。
【0310】 本質的に酸性である本発明の化合物は、各種の医薬として許容可能なカチオン
と塩基塩を形成することが可能である。このような塩の例は、アルカリ金属又は
アルカリ土類金属塩、そして特にナトリウム及びカリウム塩を含む。これらの塩
は、全て慣用的な技術によって調製される。本発明の医薬として許容可能な塩基
塩を調製するために試薬として使用される化学薬品の塩基は、本発明の酸性化合
物と非毒性の塩基塩を形成するものである。このような非毒性の塩基塩は、ナト
リウム、カリウム、カルシウム及びマグネシウム等のような薬理学的に受容可能
なカチオンから誘導されたものを含む。これらの塩は、対応する酸性化合物を、
所望するアルカリ金属アルコキシド又は金属水酸化物を含む水溶液で処理し、そ
して次いで得られた溶液を、好ましくは減圧下で乾燥状態まで蒸発することによ
って、容易に調製することができる。別の方法として、これらは、更に酸性化合
物の低級アルカノールの溶液及び所望するアルカリ金属アルコキシド又は金属水
酸化物を一緒に混合し、そして次いで得られた溶液を、上記と同様な方法で、乾
燥状態まで蒸発することによって調製することができる。いずれの場合も、反応
の完全さ及び所望の最終産物の最大収率を確保するために、好ましくは化学量論
的な量の試薬を使用する。
【0311】 細菌性病原体に対する本発明の化合物の抗細菌性活性は、病原体の規定された
系の増殖を阻害する化合物の能力によって証明される。 アッセイ: 以下に記載するアッセイは従来の方法論及び解釈基準を使用しており、感受性
及び薬物耐性(ベータラクタム、マクロライド及びバンコマイシン耐性を含むが
それらに限定されない)を有する生物体に対する抗菌活性を持つ化合物へ導く化
学修飾の方法を指示するために立案されるものである。このアッセイにおいて、
抗生物質耐性細菌の代表を含む多様な標的病原性種を含むように、細菌株の一覧
が集合整理されている。この一覧の使用により、活性の有効性及びスペクトルに
関して化学構造/活性相関を決定することができる。このアッセイはマイクロタ
イタートレイ上で行われ、 臨床試験所標準のための国民委員会(The Nationa
l Committee for Clinical Laboratory Standards, NCCLS)により発行
された「抗微生物ディスク感受性試験の実施標準 第6版;認可された標準」(P
erformance Standard for Antimicrobial Disk Susceptibility Tests−S
ixth Edition; Approved Standard)のガイドラインに従って解釈される;
株の比較には最小阻止濃度(minimum inhibitory concentration, MIC)を
使用する。化合物は最初にジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解してストック溶
液とする。
【0312】 本発明の化合物の活性はまた、Steersら(Antibiotics and Chemotherapy
1959年第9巻307頁)によって記載された標準のin vitro細菌試験方法であるス
ティアーズ繰り返し法(Steers replicator technique)に従って評価するこ
ともできる。
【0313】 本発明の化合物のin vivo活性は、当業者には周知の、一般的に齧歯類を用い
る従来の動物保護試験によって決定することができる。 一つのin vivoモデルによれば、化合物は急性細菌感染のマウスモデルにおけ
る効力について評価される。そのようなin vivo系の一例は以下のように提供さ
れる。マウス(CF1 性混合マウス;18〜20g)を到着時にケージに割り当て、試
験に供する前に1〜2日順応させる。5%無菌ブタ胃粘素に懸濁した細菌(Staphyl
ococcus aureus 01A1095株)の腹膜内接種により急性感染を作り出す。この接
種物は、培養物を血液寒天培地上で37℃で一晩培養し、結果として得られる表面
増殖物を無菌脳心臓浸出物培地と共に回収し、そしてこの懸濁物を5%無菌ブタ
胃粘素中に1:10で希釈した時に100%の致死率が得られるような濁度に調整する
ことによって製造される。
【0314】 マウス(10匹/群)は感染の0.5時間後及び4時間後に皮下処置する。各試験
には、適当な非処置対照(感染させるが処置しない)及びポジティブ対照(バン
コマイシン又はミノサイクリン等)が含まれる。4日間の観察期間後に生存率を
記録し、PD50(感染した動物の50%を守るように計算されたmg/kg/投与量)を
プロビット法により決定する。
【0315】 本発明の化合物及びその製薬的に許容可能な塩類(今後「活性化合物」と称す
る)は、細菌及び原虫感染の処置において、経口、非経口、局所又は直腸経路に
よって投与することができる。一般的にこれらの化合物は、最も望ましくは約0
.2mg/体重1kg当たり/一日当たり(mg/kg/日)から約200mg/kg/日の範囲
の投与量を、単回又は分割投与(即ち、一日当たり1〜4回投与)によって投与す
るが、種、体重及び処置される対象の状態に依存して変化が必要になり、特定の
投与経路が選択されるであろう。しかしながら、約3mg/kg/日〜60mg/kg/日
の範囲の投与量を使用するのが最も望ましい。それにもかかわらず、変化は、処
置される哺乳類、魚類又は鳥類の種、及び前記医薬に対する個々の応答、及び選
択された医薬製剤の型、並びに期間及びそのような投与が実行される間隔に依存
して起こりうる。場合によっては、前記範囲の最少限界よりも少ない投与量で充
分以上のこともあり得るし、一方、大量の投与量であっても、最初は数回の少量
投与に分割し一日を通じて投与するという条件であれば、有害な副作用を引きお
こすことなくもっと大量の投与量を使用できる場合もあり得る。
【0316】 活性化合物は単独で、又は製薬的に許容可能な担体若しくは希釈剤と組み合わ
せて、前述の経路によって投与することができ、そのような投与は単回又は複数
回投与で投与され得る。より詳細には、活性化合物は、非常に多様な異なる剤形
で、即ち、活性化合物を様々な製薬的に許容可能な不活性担体と組み合わせて、
錠剤、カプセル剤、ロゼンジ剤、トローチ剤、硬キャンディ剤、粉剤、スプレー
剤、クリーム剤、軟膏剤(salves)、座剤、ゼリー剤、ゲル剤、ペースト剤、ロ
ーション剤、軟膏剤(ointments)、水溶性懸濁剤、注射溶液剤、エリキシル剤
、シロップ剤等の剤形で、投与可能である。そのような担体は、固形希釈剤又は
充填剤、無菌水溶性媒質及び様々な非毒性有機溶剤等を含む。さらに、経口の医
薬組成物は適当に甘味及び/又は風味づけることが可能である。一般的に、活性
化合物は、そのような製剤中に重量で約5.0%〜約70%の範囲の濃度で存在する
【0317】 経口投与には、様々な賦形剤、例えば微結晶セルロース、クエン酸ナトリウム
、炭酸カルシウム、リン酸二カルシウム及びグリシンを含有する錠剤を、様々な
崩壊剤、例えばデンプン(好ましくはコーン、ポテト又はタピオカデンプン)、
アルギン酸及びある種の複合珪酸塩と、ポリビニルピロリドン、スクロース、ゼ
ラチン、アカシアゴム等の造粒結合剤と共に使用することができる。さらに、滑
沢剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム及びタルクは
、錠剤化の目的において多くの場合非常に有用である。類似型の固形組成物をゼ
ラチンカプセル剤における充填剤として使用することもできる;この点に関して
好ましい材料にはラクトース又は乳糖及び高分子量ポリエチレングリコールもま
た含まれる。経口投与のために水溶性懸濁剤及び/又はエリキシル剤が望ましい
場合は、活性化合物に、様々な甘味剤又は風味剤、着色剤又は色素、並びに、も
し望ましければ、乳化剤及び/又は懸濁化剤を、水、エタノール、プロピレング
リコール、グリセリン及びそれらの様々な組み合わせのような希釈剤と共に組み
合わせてもよい。
【0318】 非経口投与のためには、ゴマ油若しくはピーナツ油、又は水性エタノール若し
くはプロピレングリコールのいずれかに活性化合物を溶解した液を使用すること
ができる。シクロデキストリン誘導体、例えばβ−シクロデキストリンスルホブ
チルエーテル、ナトリウム塩(米国特許5,134,127号を見よ)の使用もまた有
利であろう。水溶液は必要であれば適当に緩衝し、液状希釈剤はまず等張にする
べきである。これらの水溶液は静脈注射の目的に適している。油性溶液は、関節
内、筋肉内及び皮下注射の目的に適している。無菌条件下におけるこれらすべて
の溶液の調製は、当業者に周知の標準的な製薬技術によって容易に達成される。
【0319】 さらに、本発明の活性化合物を局所的に投与することもまた可能であり、これ
は、標準的な製薬実務に従って、クリーム剤、ゼリー剤、ゲル剤、ペースト剤、
パッチ剤、軟膏剤等の手段によって実行可能である。
【0320】 ヒト以外の動物、例えば畜牛又は家畜への投与のためには、活性化合物は動物
の飼料中に混ぜて、又は水薬組成物として経口で投与することもできる。 活性化合物はリポソームデリバリーシステム、例えば小さな一枚膜粒子、大き
な一枚膜粒子及び多重層粒子の形で投与することもできる。リポソームは様々な
リン脂質、例えばコレステロール、ステアリルアミン又はホスファチジルコリン
から形成することができる。
【0321】 活性化合物は、目標を定めることができる薬物担体として可溶性ポリマーと結
合させることもできる。そのようなポリマーは、ポリビニルピロリドン、ピラン
共重合体、フェニルポリヒドロキシプロピルメタクリルアミド、ポリヒドロキシ
エチルアスパルタミド−フェノール又はパルミトイル残基で置換されたポリエチ
レンオキシド−ポリリジンを含むことができる。その上、活性化合物は薬物の制
御された放出を達成させるのに有用な生物分解性ポリマーの類、例えばポリ乳酸
、ポリグリコール酸、ポリ乳酸及びポリグリコール酸の共重合体、ポリエプシロ
ンカプロラクトン、ポリヒドロキシ酪酸、ポリオルトエステル類、ポリアセター
ル類、ポリジヒドロピラン類、ポリシアノアクリル酸塩類、及びハイドロゲルの
架橋又は両親媒性ブロック共重合体と結合させることもできる。
【0322】 本発明は、以下に記載される製造及び実施例中にさらに記載されそして例示さ
れる。製造及び実施例において、「rt」は室温又は環境温度を意味し、約20〜25
℃の範囲内の温度である。
【0323】 実験手順: 実施例の実験手順 メタノールを10%以上含有する溶離液系を用いたシリカゲルクロマトグラフィ
ーを使用して最終的な精製を行った場合、クロマトグラフィー後の生成物はクロ
ロホルム:メタノール:濃縮水酸化アンモニウム(89:10:1)に溶解し、そし
て濾過するか、又はメタノール中に溶解し、そして0.45μmのフィルターを通し
た。真空中で溶媒を除去して最終的な生成物を得た。
【0324】 精製は、通常、シリカゲルクロマトグラフィーによって行った。粗生成物がク
ロロホルム/メタノール溶離液系に不溶の場合は、通常は、乾燥したシリカゲル
を生成物のメタノール溶液に添加した後に溶媒を完全に除去することにより、粗
生成物をシリカゲル上にあらかじめ吸着させた。粗生成物が酢酸エチル/ヘキサ
ン溶離液系に不溶の場合は、粗生成物をジクロロメタン溶液として充填した。多
くの場合、カラムの溶出は段階的グラジエントで行った。
【0325】 オキシムエーテル合成のためのヒドロキシルアミン試薬の製造 使用されたヒドロキシルアミン試薬は、市販物(通常、酸塩として)、又は対
応するアルコール若しくはハロゲン化物から以下に概説される方法により製造さ
れた物、のいずれかであった。
【0326】 1)フタルイミドで保護したヒドロキシルアミンの製造: アルコールから: ジエチルアゾ二カルボン酸塩及びトリフェニルホスフィンを用いたミツノブ(
Mitsunobu)反応を使用して、N−ヒドロキシフタルイミド及び開始材料のアルコ
ールを結合させた(Synthesis 1976年682頁)。
【0327】 臭化物又は塩化物から: N−ヒドロキシフタルイミド(1当量)と開始材料のハロゲン化物(1.2〜2当
量)との反応を、DMSO溶液中で、炭酸カリウム(0.6〜2当量)を塩基として使
用して行った。反応は室温で、通常は一晩攪拌しながら行った。この反応混合物
を冷水中に注入すると沈殿が得られ、この沈殿を濾過してフタルイミドで保護し
たヒドロキシルアミンを得た。多くの場合、この材料は直接脱保護された;フタ
ルイミドで保護したヒドロキシルアミンを精製するために、酢酸エチル−ヘキサ
ン混合物を使用するシリカゲルクロマトグラフィーもまた使用可能である。
【0328】 2)ヒドロキシルアミンを得るためのフタルイミド保護基の除去: フタルイミドで保護したヒドロキシルアミンの脱保護は、ヒドラジン一水和物
(1〜2当量)とのエタノール溶液中での反応により、室温〜還流温度の範囲の温
度で、30分〜一晩の範囲の時間で行った。この反応混合物を濾過し、そして濾液
を濃縮した。この粗生成物はそのまま、又はさらに精製して次の段階に供するこ
とができる。粗生成物をクロロホルムと共に混合し、濾過により固形物を除去し
、そして濾液から溶媒を除去することにより、追加のフタルヒドラジドが除去さ
れる。あるいは、粗生成物を1N塩酸に溶解して、そしてエーテル又は酢酸エチル
で洗浄した。水層を飽和炭酸カリウム溶液で塩基性化し、そしてエーテル又は酢
酸エチルで抽出した。最終的な有機層を乾燥し、そして溶媒を除去して、ヒドロ
キシルアミン生成物が得られた。N−メチル−O−ベンジルヒドロキシルアミンは
J. Org. Chem. 1981年46巻5438頁に報告されている手順に従って製造した
【0329】 実施例1〜6の製造:
【0330】
【化130】
【0331】 ハイグロマイシンA、塩化第三ブチルジメチルシリル(12当量)、及びイミ
ダゾール(12当量)のDMF溶液(ハイグロマイシン濃度0.25M)を80℃で20時間
攪拌した。減圧下でDMFを除去した後、結果として得られる残留物を水で希釈し
、そしてジエチルエーテルで抽出した。合わせたエーテル抽出物を水、次に飽和
塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、そして濃
縮した。この粗生成物を10%酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカゲルクロマ
トグラフィーにより精製した。
【0332】
【化131】
【0333】 化合物A1をエタノール中に溶解し(0.1M)、そしてメチルヒドロキシルアミ
ン塩酸塩(1.5当量)及び酢酸ナトリウム(2.5当量)と共に処理した。この反
応混合物を室温で18時間攪拌し、次に水中に注入した。この混合物を飽和重炭酸
ナトリウム溶液と共にpHが8に上昇するまで処理し、次にクロロホルムで抽出し
た。合わせた有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮してA2を得た
【0334】
【化132】
【0335】 A2のトルエン溶液(0.15〜0.18M)を適当なスチレン(3当量)と共に処理し
、そしてこの反応混合物を還流下で18〜72時間、薄層クロマトグラフィーで開始
材料のほとんどが消費されたことが示されるまで加熱した。真空中で溶媒を除去
し、そして3〜15%酢酸エチル/ヘキサンを使用するシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより精製して、生成物A3を得た。場合によっては、フェニル基の部位の両
ジアステレオマーを単離することができた。
【0336】
【化133】
【0337】 A3のテトラヒドロフラン溶液(0.1M)を2倍量のテトラヒドロフラン:ピリジ
ン:70%HF/ピリジン(8:2:1)混合物と共に処理し、そして室温で1〜4日間
、薄層クロマトグラフィーで反応が充分に進行したことが示されるまで攪拌した
。固形の重炭酸ナトリウムを添加して濃厚なスラリーを形成させ、それを酢酸エ
チルで希釈して、そして気体の発生が終わるまで追加の重炭酸ナトリウムと共に
処理した。この混合物を濾過し、そして濾液を濃縮し、そしてシリカゲルクロマ
トグラフィー(溶離液:3〜20%メタノール/クロロホルム)により精製して実
施例1〜6の化合物を得た。
【0338】 実施例7〜11の製造:
【0339】
【化134】
【0340】 パーシリル(persilyl)ハイグロマイシンA1の溶液を塩化メチレンに溶解し(
0.06M)、トリエチルアミンと共に処理し、そして−50℃まで冷却した。トリメ
チルシリルトリフラート(10当量)を15分かけて一滴ずつ添加した。5時間後、
この反応を飽和塩化アンモニウム溶液の添加によりクエンチした。有機層を真空
中で濃縮し、そして残留物を酢酸エチルに溶解し、水で洗浄し、硫酸ナトリウム
上で乾燥させ、そして真空中で濃縮して、粗生成物A5が得られ、この粗生成物を
それ以上精製せずに使用した。
【0341】
【化135】
【0342】 A5のジクロロメタン溶液(0.1M)をm−クロロペルオキシ安息香酸(1.1当量
)と共に処理し、室温で24時間攪拌した。溶媒を真空中で除去し、残留物をTHF
に溶解し(0.2M)、そして塩酸(0.2N、等量)と共に処理した。室温で4.5時
間後、この反応物を飽和重炭酸ナトリウム溶液と共に処理し、そして真空中で濃
縮した。水層を酢酸エチルで抽出し、そして合わせた有機層を硫酸ナトリウム上
で乾燥させ、濾過し、そして濃縮して粗生成物A6を得た。精製はシリカゲルクロ
マトグラフィー(溶離液:3〜10%酢酸エチル/ヘキサン)により行った。
【0343】
【化136】
【0344】 化合物A6のメタノール溶液(0.04M)をN−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩
(2.3当量)及び炭酸カリウム(1.0当量)と共に処理し、そして室温で18時間
反応させた。溶媒を真空中で除去し、そして残留物をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(溶離液:5% 1〜20%酢酸エチル/ヘキサン)により精製した。生成物A7
は、オキシムエーテル位におけるE及びZ異性体の混合物として得られた。
【0345】
【化137】
【0346】 A6のメタノール溶液(0.05〜0.1M)をベンジルヒドロキシルアミン(2当量
)と共に処理し、そして室温で18〜72時間攪拌した。場合によっては、トリエチ
ルアミン塩酸塩(1.1当量)を反応に使用した。溶媒を真空中で除去し、そして
粗材料(オキシムエーテル位におけるE及びZ異性体の混合物)をシリカゲルクロ
マトグラフィー(溶離液:5〜15%酢酸エチル/ヘキサン)により精製した。
【0347】
【化138】
【0348】 化合物A7又はA8のTHF溶液を、基質の最終濃度が0.01Mになり、且つ、溶媒組
成がテトラヒドロフラン:ピリジン:70%HF/ピリジン=8:2:1になるように
ピリジン及び70%HF/ピリジンと共に処理することにより、化合物A7及びA8のシ
リル保護基を除去した。この反応混合物を室温で5日間まで、薄層クロマトグラ
フィーにより反応が生成物へと充分に進行したことが示されるまで、攪拌した。
場合によっては、この反応混合物を45℃で4.5時間加熱し、次に室温で48時間放
置した。固形の重炭酸ナトリウムを添加し、そしてこの混合物を濾過した。濾液
の濃縮により粗生成物が得られ、これをシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液
:3〜10%メタノール/クロロホルム)により精製した。生成物A9は、オキシム
エーテル位におけるE及びZ異性体の混合物として得られた。
【0349】 実施例12の製造:
【0350】
【化139】
【0351】 化合物A6を、A8の製造で記載された手順により、そのベンジルオキシムエーテ
ルへと転換した。このオキシムエーテルをTHFに溶解し(0.1M)、そして水素化
ナトリウム(1.2当量)と共に処理し、次にヨウ化メチル(4当量)を添加した
。この反応物を室温で18時間攪拌した。この反応物に飽和塩化アンモニウム水溶
液を添加し、そして真空中で揮発性物質を除去した。この水性混合物をクロロホ
ルムで抽出し、そして合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、
そして真空中で濃縮した。5〜6%酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカゲルク
ロマトグラフィーにより精製した。A9の製造に記載されたようにシリル基の除去
を行い、実施例12の化合物を得た。
【0352】 実施例13〜15の製造:
【0353】
【化140】
【0354】 A7(0.1〜0.5M)及びフェノール試薬(2.7当量)のトルエン溶液をトリフ
ェニルホスフィン(2.7当量)及びジエチルアゾ二カルボン酸塩(2.5当量)と
共に処理した。18時間後、この反応物を酢酸エチルで希釈し、そしてリン酸緩衝
液(pH7)で洗浄した。水層を酢酸エチルで抽出し、そして合わせた有機層を飽
和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、そして硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒
を真空中で除去して粗生成物が得られ、この粗生成物をカラムクロマトグラフィ
ー(1〜20%酢酸エチル/ヘキサン)により精製してα−フェノキシオキシムエ
ーテルを得た。
【0355】 保護されたα−フェノキシオキシムエーテルのTHF溶液を、基質の最終濃度が0
.01Mになり、且つ、溶媒組成がテトラヒドロフラン:ピリジン:70%HF/ピリ
ジン=8:1:1になるようにピリジン及び70%HF/ピリジンと共に処理すること
により、シリル保護基を除去した。この反応物を室温で18時間攪拌した。固形の
重炭酸ナトリウムを添加して濃厚なスラリーを形成させ、それを酢酸エチルで希
釈して、そして気体の発生が終わるまで追加の重炭酸ナトリウムと共に処理した
。この混合物を濾過し、そして濾液を濃縮し、そしてシリカゲルクロマトグラフ
ィー(溶離液:3〜20%メタノール/クロロホルム)により精製して、実施例13
〜15の化合物を、オキシムエーテル位のE及びZ異性体の混合物として得た。
【0356】 実施例16〜22の製造:
【0357】
【化141】
【0358】 化合物A6をベンゼンに溶解し(0.05M)、そして水(2当量)及び四酢酸鉛(1
.0当量)と共に処理した。室温で2時間後、この反応物に水を添加し、そしてこ
の混合物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム溶液で
洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮した。この
材料は、次の反応に直接使用可能であり、又はシリカゲルクロマトグラフィー(
溶離液:5〜10%、次に75%酢酸エチル/ヘキサン)により精製可能である。
【0359】
【化142】
【0360】 化合物A12を塩化メチレンに溶解し(0.1〜0.15M)、そして適当なアミン又
はヒドロキシルアミン(1.1〜1.5当量)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
(2当量)及びトリエチルアミン(1当量)と共に処理した。EDC(1当量)を添加
した後、この反応物を室温で4〜24時間攪拌した。次にこの反応物を水の添加に
よりクエンチし、各層を分離し、そして水層を追加の塩化メチレンで抽出した。
合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして真空中で濃縮して粗生成
物を得た。シリカゲルクロマトグラフィー(6〜13%酢酸エチル/ヘキサン)に
より精製を行ってパーシリル化(persilylated)アミド又はヒドロキサム酸塩を
得た。
【0361】 上記の化合物A4の製造と同じ手順を使用してシリル保護基の除去を行い、実施
例16〜22の化合物を得た。
【0362】 実施例23〜25の製造:
【0363】
【化143】
【0364】 化合物A12をTHFに溶解し(0.2M)、そしてカルボニルジイミダゾール(3当量
)と共に処理した。室温で1時間後、等量の塩化メチレンを添加し、次にトリエ
チルアミン(10当量)及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(5当量)
を添加した。この反応物を環境温度で1.5時間攪拌し、次に水中に注入し、そし
て酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
上で乾燥させ、濾過し、そして真空中で濃縮して粗ワインレブ(Weinreb)アミ
ドを得た。シリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:10%酢酸エチル/ヘキサン
)により精製を行った。
【0365】 このワインレブアミドをTHFに溶解し(0.4〜0.8M)、0℃まで冷却し、そし
て適当なグリニャール試薬又は有機リチウム試薬(1〜6当量)と共に処理した。
この反応混合物を室温まで温まらせた。3〜4時間後、この反応混合物を0.01〜0
.1N HCl水溶液に注入し、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽
和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、そして
濃縮して粗ケトンを得た。シリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:7〜10%酢
酸エチル/ヘキサン)により精製を行った。
【0366】 シリル保護基の除去は、このケトン生成物をテトラヒドロフランに溶解し(0
.1M)、そして2〜5倍量のテトラヒドロフラン:ピリジン:70%HF/ピリジン(
8:1:1)混合物と共に処理することにより行った。この反応物を室温で1〜4日
間、薄層クロマトグラフィーにより反応が充分進行したことが示されるまで攪拌
した。固形の重炭酸ナトリウムを添加して濃厚なスラリーを形成させ、これをメ
タノールで希釈し、そして濾過した。濾液を濃縮すると残留物が得られ、これを
シリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:5〜15%メタノール/クロロホルム)
により精製して実施例23〜25の化合物を得た。
【0367】 実施例26〜31の製造:
【0368】
【化144】
【0369】 ケトンA14をメタノールに溶解し(0.02〜0.1M)、適当なヒドロキシルアミ
ン(3当量)と共に処理し、そして室温で18時間攪拌した。p−フルオロフェニル
ケトンの場合は、50℃で10時間反応を行った。次にこの反応物をシリカゲル上に
吸着させ、そしてシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:5〜15%メタノール
/クロロホルム)により精製して、実施例26〜31の化合物を、場合によってはE
及びZ両方のオキシムエーテル異性体として得た。
【0370】 実施例32〜36の製造
【0371】
【化145】
【0372】 化合物A6をベンゼン:メタノール(2:1)に溶解し(0.1M)、四酢酸鉛(1.
5当量)と共に処理した。0℃で2時間後、飽和重炭酸ナトリウム溶液をこの反応
物に添加した。この混合物を濾過し、揮発性物質を真空中で除去した。残りの水
性混合物をクロロホルムで抽出し、そして合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で
乾燥させた。濾過し、そして真空中で濃縮してA16を得、これを精製せずに使用
した。
【0373】
【化146】
【0374】 化合物A16のTHF溶液(0.1M)を0℃まで冷却し、そして水素化ホウ素リチウム
のTHF溶液(2.0M、5当量)と共に処理した。この反応物を室温まで温まらせた
。48時間後、この反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液中に注入し、そして塩化
メチレンで抽出した。有機層を合わせて硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、
そして真空中で濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:15%酢酸エ
チル/ヘキサン)により精製して化合物A17を得た。
【0375】
【化147】
【0376】 塩化オキサリル(2当量)の塩化メチレン溶液(0.15M)を−78℃まで冷却し
、DMSO(4当量)/塩化メチレン(4.2M)と共に処理し、そして5分間攪拌した
。化合物A17(1当量)/塩化メチレン(0.2M)を−78℃で5分間かけて一滴ずつ
添加した。この反応物を−78℃でさらに25分間攪拌し、次にトリエチルアミン(
10当量)と共に処理し、そして室温まで温まらせた。40分後、この反応物を水中
に注入し、そして塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウ
ム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。シリ
カゲルクロマトグラフィー(溶離液:10%酢酸エチル/ヘキサン)により精製を
行って化合物A18を得た。
【0377】
【化148】
【0378】 化合物A18のメタノール溶液(0.06〜0.15M)を適当なヒドロキシルアミン試
薬(2当量)及びトリエチルアミン塩酸塩(1当量)と共に処理し、そして45〜50
℃で2〜10時間攪拌した。溶媒を除去し、そして残留物をシリカゲルクロマトグ
ラフィー(溶離液;12〜15%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、パーシリ
ル化オキシムエーテルを得た。シリル基は、この中間体subjection/テトラヒド
ロフラン(0.1M)を、2〜4倍量のテトラヒドロフラン:ピリジン:70%HF/ピ
リジン(8:2:1)で処理することにより除去された。この反応物を室温で4日間
攪拌した。場合によっては、この反応物を45〜50℃で10時間加熱し、次に室温で
8時間攪拌した。固形の重炭酸ナトリウムを添加し、そしてこの混合物をTHF及び
メタノールで希釈し、そして濾過した。シリカゲルクロマトグラフィー(溶離液
:5〜15%メタノール/クロロホルム)により精製して、実施例32〜36の化合物
をオキシムエーテル部位の異性体の混合物として得た。
【0379】 実施例37の製造:
【0380】
【化149】
【0381】 化合物A1のメタノール溶液(0.1M)を炭酸カリウム(1.1当量)と共に処理
した。室温で24時間後、この反応物を真空中で濃縮し、そして残留物をリン酸緩
衝液(pH7)に溶解した。この水性混合物を酢酸エチルで抽出し、そして合わせ
た有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発乾固した。シリカゲルクロ
マトグラフィー(溶離液:20%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、化合物
A20を少量の生成物として、且つ、大部分は一種類の異性体として得た。
【0382】
【化150】
【0383】 A20のメタノール溶液(0.15M)をO−(3−クロロベンジル)ヒドロキシルア
ミン(1.2当量)と共に処理し、そして室温で4日間攪拌した。溶媒を真空中で
除去し、そして粗材料をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:3%酢酸エチ
ル/ヘキサン)により精製してシリル化ベンジルオキシムエーテルを得た。シリ
ル基の除去は、化合物A9の製造で記載されたように行った。実施例37の化合物を
、大部分は一種類の異性体として得た。
【0384】 実施例38及び39の製造:
【0385】
【化151】
【0386】 3”−デオキシハイグロマイシンAを、Bioorg. & Medical Chem. Lett
.(1993年3巻1531頁)に記載の方法に従って、C−4”位の異性体の混合物とし
て製造した。オキシムエーテルの形成は、3当量のヒドロキシルアミンを使用し
た以外は、化合物A8の製造に記載されたように行った。実施例38及び39の化合物
は、オキシム中心におけるE及びZ異性体として、且つ、C−4”位の異性体の混合
物として得られた。
【0387】 実施例40の製造:
【0388】
【化152】
【0389】 A6(1当量)及びイミダゾール(4.9当量)のジメチルホルムアミド溶液(0.
1M)を塩化第三ブチルジメチルシリル(4.9当量)と共に60℃で処理し、そして
2.5時間攪拌した。この反応物を室温まで冷却し、ヘキサン:エーテル(1:1)
で希釈し、そしてpH7.0のリン酸緩衝液(0.05M)、水、そして最後に飽和塩化
ナトリウム溶液で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、
そして濃縮して粗生成物A23を得た。この粗生成物を、2.5%酢酸エチル/ヘキ
サン〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント溶出によるシリカゲルク
ロマトグラフィーで精製した。
【0390】
【化153】
【0391】 (トリメチルシリル)酢酸エチル(4当量)のTHF溶液((トリメチルシリル)
酢酸エチル中、おおよそ0.4M)を、−78℃でジイソプロピルアミドリチウム(3
.5当量)と共に処理した。30分後、A23(1当量)のTHF溶液(おおよそ0.5M)
を添加した。15分後、この反応物を酢酸エチル及び飽和塩化アンモニウム溶液で
希釈した。有機層を飽和塩化アンモニウム溶液、次に飽和塩化ナトリウム溶液で
洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。
【0392】 この粗エチルエステル(1当量)のジクロロメタン溶液(おおよそ0.1M)を−
78℃でジイソブチル水素化アルミニウム(8当量)と共に処理した。飽和ロシェ
ル塩と共に処理し、そして室温まで温めた後、この反応物をジクロロメタンで希
釈し、飽和塩化アンモニウム、次に飽和塩化ナトリウムで洗浄し、硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。この粗生成物を、5%酢酸エチル
/ヘキサン〜33%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント溶出によるシリカ
ゲルクロマトグラフィーで精製して純粋なEアリルアルコールを得た。
【0393】 シリル化ハイグロマイシンアリルアルコール(1当量)/トルエン(おおよそ0
.03M)を適当なフェノール(3〜5当量)、トリフェニルホスフィン(3〜5当量
)及びジエチルアゾ二カルボン酸(3〜5当量)と共に処理した。反応完結(おお
よそ30〜2時間)後、この反応物を酢酸エチル及びpH7.0の0.05Mリン酸緩衝液
で希釈した。有機層を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で
乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。
【0394】 以下の方法による脱保護によって実施例40が得られる: ポリシリル化ハイグロマイシンA誘導体のTHF溶液(おおよそ0.1M)を、HF・
ピリジン/ピリジン/THF溶液と共に、室温で20〜50時間処理することにより、
シリル基を除去した。この反応物を酢酸エチルで希釈し、固形のNaHCO3と共に処
理し、濾過し、濃縮し、そして5%メタノール/ジクロロメタン〜33%メタノー
ル/ジクロロメタンの段階的グラジエント溶出によるシリカゲルクロマトグラフ
ィーで精製した。
【0395】 実施例41〜43の製造:
【0396】
【化154】
【0397】 A18(1当量)及びカルボエトキシメチレントリフェニルホスホラン(2.5当量
)のジメチルホルムアミド溶液(おおよそ0.5M)を、50℃で15時間攪拌し、そ
して室温まで冷却した。この反応物をヘキサン及びジエチルエーテル(おおよそ
1:1)で希釈し、水、次に飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム
上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。
【0398】 粗エチルエステル(1当量)のジクロロメタン溶液(おおよそ0.1M)を−78℃
でジイソブチル水素化アルミニウム(5当量)と共に処理した。飽和ロシェル塩
と共に処理し、そして室温まで温めた後、この反応物をジクロロメタンで希釈し
、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05M)、飽和塩化アンモニウム、飽和塩化ナトリウ
ムで洗浄し、次に硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。粗
生成物を5%酢酸エチル/ヘキサン〜20%酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリ
カゲルクロマトグラフィーにより精製して純粋なEアリルアルコールを得た。
【0399】 シリル化ハイグロマイシンアリルアルコール(1当量)/トルエン(おおよそ0
.03M)を適当なフェノール(3〜5当量)、トリフェニルホスフィン(3〜5当量
)、及びジエチルアゾ二カルボン酸塩(3〜5当量)と共に処理した。反応完結(
おおよそ30分〜2時間)後、この反応物を酢酸エチル及びpH7.0の0.05Mリン酸
緩衝液で希釈した。有機層を飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。
【0400】 粗アリルエーテルは化合物A24の製造で使用された方法により脱保護及び精製
して、実施例41〜43の化合物を得た。
【0401】 実施例44の製造:
【0402】
【化155】
【0403】 A5(1当量)及び重炭酸ナトリウム(2.3当量)のテトラヒドロフラン溶液(0
.1M)を、4℃でN−ブロモスクシンイミド(2当量)/テトラヒドロフラン(0.
5M)と共に処理した。30分後、この反応物を酢酸エチルで希釈し、そして飽和塩
化アンモニウム、水、そして飽和塩化ナトリウムで洗浄し、次に濾過し、濃縮し
てA26を得た。
【0404】
【化156】
【0405】 A26(1当量)のジメチルホルムアミド溶液(0.1M)を、4℃でチオ尿素(2.2
当量)と共に処理した。反応完結(1.5時間)後、この反応物をヘキサン及びジ
エチルエーテル(おおよそ1:1)で希釈し、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05M)、
飽和塩化アンモニウム、飽和塩化ナトリウムで洗浄し、そして次に硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。この粗生成物を、10%酢酸エチル
/ヘキサン〜50%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント溶出によるシリカ
ゲルクロマトグラフィーで精製した。
【0406】
【化157】
【0407】 化合物A27を、化合物A24の製造で使用された方法により脱保護及び精製して、
A28即ち実施例44の化合物を得た。
【0408】 実施例45〜47の製造:
【0409】
【化158】
【0410】 A27(1当量)のトルエン溶液(0.05M)を、70℃で適当なベンズアルデヒド(
2〜3当量)と共に処理した。15〜20時間後、この反応物を濃縮し、メタノール:
ジクロロメタン(3:1)に溶解し(0.025M)、そして水素化ナトリウム(5当量
)と共に処理した。15〜30分後、この反応物をジクロロメタン及び水で希釈した
。水層のpHが7になるまで塩酸(1M)を添加した。各層を分離し、そして有機層
を水及び飽和塩化ナトリウムで洗浄し、そして濾過し、濃縮した。粗ベンジルア
ミノチオアゾールを、化合物A24の製造で使用された方法により脱保護及び精製
して、A29即ち実施例45〜47の化合物を得た。
【0411】 実施例49の製造:
【0412】
【化159】
【0413】 A26(1当量)のトルエン:ジメチルホルムアミド(9:1)溶液(0.1M)に、
ベンズイミダゾール(2.2当量)を添加した。18時間後、この反応物をヘキサン
及びジエチルエーテル(おおよそ1:1)で希釈し、飽和塩化アンモニウム、飽和
塩化ナトリウムで洗浄し、そして次に硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、
そして濃縮した。この粗生成物を、10%酢酸エチル/ヘキサン〜33%酢酸エチル
/ヘキサンの段階的グラジエント溶出によるシリカゲルクロマトグラフィーで精
製した。
【0414】 保護されたA30を、化合物A24の製造で使用された方法により脱保護及び精製し
て、A30即ち実施例48の化合物を得た。
【0415】 実施例49の製造:
【0416】
【化160】
【0417】 A26(1当量)のトルエン溶液(0.1M)にイミダゾール(1.3当量)を添加し
た。16時間後、この反応物を酢酸エチルで希釈し、pH7.0のリン酸緩衝液(0.0
5M)、飽和塩化ナトリウムで洗浄し、そして次に硫酸マグネシウム上で乾燥させ
、濾過し、そして濃縮した。
【0418】 粗ケトンを、p−フルオロフェニル化合物A15の製造で記載した化学により、薄
層クロマトグラフィーで反応が充分に完結したことが示されるまでオキシムへと
転換させ、そして化合物A24の製造で使用された方法により脱保護及び精製して
、A31即ち実施例49の化合物を得た。
【0419】 実施例50の製造:
【0420】
【化161】
【0421】 A26(1当量)のジメチルホルムアミド溶液(0.1M)に、[1−(クロロメチル
)−4−フルオロ−1,4−ジアゾニアビシクロ[2,2,2]オクタン ビス(テト
ラフルオロ−ホウ酸塩)(5当量)を添加した。15時間後、この反応物をヘキサ
ン及びジエチルエーテル(おおよそ1:1)で希釈し、水、飽和塩化ナトリウムで
洗浄し、そして次に硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。
この粗生成物を、5%酢酸エチル/ヘキサン〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階
的グラジエント溶出によるシリカゲルクロマトグラフィーで精製した。
【0422】 粗ケトンを、p−フルオロフェニル化合物A15の製造で記載した化学により、薄
層クロマトグラフィーで反応が充分に完結したことが示されるまでオキシムへと
転換させ、次に化合物A24の製造で使用された方法により脱保護及び精製して、A
32即ち実施例50の化合物を得た。
【0423】 実施例51の製造:
【0424】
【化162】
【0425】 A26(1当量)のテトラヒドロフラン溶液(〜0.2M)に、塩酸(0.2N)(1000
当量)を添加した。1時間後、この反応物を酢酸エチルで希釈し、そして飽和重
炭酸ナトリウム溶液、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05M)で洗浄し、そして硫酸マ
グネシウム上で乾燥させた。濾過及び濃縮の後、この粗フェノールを、5%酢酸
エチル/ヘキサン〜33%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント溶出による
シリカゲルクロマトグラフィーで精製した。
【0426】 上記のブロモケトン(1当量)のジメチルホルムアミド溶液(0.1M)を、4℃
で適当な1−(フェニル)−2−チオ尿素(6当量)と共に処理した。反応完結(1
時間)後、この反応物をヘキサン及びジエチルエーテル(おおよそ1:1)で希釈
し、pH7.0のリン酸緩衝液(0.05M)、飽和塩化ナトリウムで洗浄し、そして次
に硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、そして濃縮した。この粗生成物を、
5%酢酸エチル/ヘキサン〜33%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント溶
出によるシリカゲルクロマトグラフィーで精製した。
【0427】 保護されたアミノチアゾールを、化合物A24の製造で使用された方法により脱
保護及び精製して、A33即ち実施例51の化合物を得た。
【0428】 実施例52の製造:
【0429】
【化163】
【0430】 ハイグロマイシンA(1当量)のジメチルホルムアミド溶液(0.1M)を、イミ
ダゾール(10当量)及び塩化第三ブチルジメチルシリル(10当量)と共に35℃で
15時間処理した。この反応物を水中に注入し、酢酸エチルで抽出した。合わせた
抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮した。この生成物は、5%
酢酸エチル/ヘキサン〜15%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント溶出に
よるクロマトグラフィーの後に得られた。
【0431】 p−フルオロフェニル化合物A15の製造で記載された化学を使用して、薄層クロ
マトグラフィーにより反応が充分完結したことが示されるまで適応なオキシムを
導入し、A34を得た。
【0432】
【化164】
【0433】 A34(1当量)のジクロロメタン溶液(0.1M)を、デス−マーチン ペリオジ
ナン(Dess−Martin periodinane)(2.6当量)と共に処理した。7時間後、こ
の反応物をジクロロメタンで希釈し、そして飽和重炭酸ナトリウム溶液及びブラ
インで洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして蒸発さ
せてA35を得た。
【0434】
【化165】
【0435】 保護されたケトンであるA35を、化合物A24の製造で使用された方法により脱保
護及び精製して、A36即ち実施例52の化合物を得た。
【0436】 実施例53の製造:
【0437】
【化166】
【0438】 ハイグロマイシンA(1当量)のジメチルホルムアミド溶液(0.1M)を、イミ
ダゾール(10当量)及び塩化第三ブチルジメチルシリル(10当量)と共に35℃で
15時間処理した。この反応物を水中に注入し、酢酸エチルで抽出した。合わせた
抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして濃縮した。この生成物は、5%
酢酸エチル/ヘキサン〜15%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント溶出に
よるクロマトグラフィーの後に得られた。
【0439】 A25の製造で記載された方法を使用して適当なアリルエーテルを導入し、A37を
得た。
【0440】
【化167】
【0441】 A37(1当量)のジクロロメタン溶液(0.1M)を、デス−マーチン ペリオジ
ナン(2.6当量)と共に処理した。7時間後、この反応物をジクロロメタンで希
釈し、そして飽和重炭酸ナトリウム溶液及びブラインで洗浄した。有機層を硫酸
マグネシウムで乾燥させ、濾過し、そして蒸発させてA38を得た。
【0442】
【化168】
【0443】 保護されたケトンであるA38を、化合物A24の製造で使用された方法により脱保
護及び精製して、A39即ち実施例53の化合物を得た。
【0444】 実施例54〜56の製造:
【0445】
【化169】
【0446】 A35(1当量)のテトラヒドロフラン溶液(0.05M)に、−15℃で適当なグリニ
ャール試薬(3〜5当量)を添加し、そして反応物を室温までゆっくりと温まらせ
た。10〜20時間後、この反応物を酢酸エチルで希釈し、pH7.0のリン酸緩衝液(
0.05M)及び飽和塩化ナトリウムで洗浄し、そして次に硫酸マグネシウム上で乾
燥させ、濾過し、そして濃縮した。この粗生成物を、5%酢酸エチル/ヘキサン
〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント溶出によるシリカゲルクロマ
トグラフィーで精製した。
【0447】 C”2位の立体化学が不確定である保護された付加生成物を、化合物A24の製造
で使用された方法により脱保護及び精製して、A40即ち実施例54〜56の化合物を
得た。
【0448】 実施例57の製造:
【0449】
【化170】
【0450】 A39(1当量)のメタノール溶液(0.025M)に、適当なヒドロキシルアミン(2
.5当量)を添加し、そしてこの反応物を50℃まで温めた。20〜30時間後、この
反応物を濃縮し、そして5%メタノール/ジクロロメタン〜20%メタノール/ジ
クロロメタンの段階的グラジエント溶出によるシリカゲルクロマトグラフィーで
精製して、A41即ち実施例57の化合物を得た。
【0451】 実施例58の製造:
【0452】
【化171】
【0453】 A41の製造に記載された化学を使用して、化合物A42をA36から製造した。
【0454】 実施例59の製造:
【0455】
【化172】
【0456】 A41(式中、X’はHである、1当量)のメタノール溶液(0.05M)に酢酸アンモ
ニウム(15当量)を添加し、次に四塩化チタニウム(2.5当量)をゆっくりと添
加した。10分後、この反応物を重炭酸ナトリウムで中和し、濾過し、そして濃縮
した。この粗イミンをメタノールに溶解し(0.05M)、そして水素化ナトリウム
(5.7当量)を添加した。10分後、この反応物を塩酸(1N)でpH2まで酸性化し
た。5分後、この反応物を水酸化ナトリウム(1M)でpH10にし、そして濃縮し、
そして5%メタノール/ジクロロメタン〜20%メタノール/ジクロロメタンの段
階的グラジエント溶出によるシリカゲルクロマトグラフィーで精製して、C2”位
の立体化学が不確定のA43を得た。
【0457】 実施例60〜61の製造:
【0458】
【化173】
【0459】 A39(1当量)のメタノール溶液(0.03M)に適当なアミン(8〜10当量)を添
加し、次にシアノホウ水素化ナトリウム(2.5当量)を添加した。15〜20時間後
、この反応物を塩酸(1N)でpH2まで酸性化した。5分後、この反応物を水酸化ナ
トリウム(1M)で中和し、そして濃縮し、そして2.5%メタノール/ジクロロメ
タン〜10%メタノール/ジクロロメタンの段階的グラジエント溶出によるシリカ
ゲルクロマトグラフィーで精製して、C2”位の立体化学が不確定の、A44で代表
される化合物を得た。
【0460】 実施例62、及び67〜80の製造:
【0461】
【化174】
【0462】 4−メトキシ−3−フルオロベンズアルデヒド/ジクロロメタン(0.16M)をBB
r3(1.5当量)と共に処理し、そして9〜10時間攪拌した。この反応を過剰のメ
タノールの添加によりクエンチし、そしてこの混合物を30分間70℃まで温めた。
濃縮後、この残留物をEt2Oに溶解し、水及びブラインで洗浄し、そして濃縮した
。結果として得られるヒドロキシアルデヒド/ジクロロメタン(0.13M)をカル
ベトキシエチリデントリフェニルホスホラン(1.2当量)と共に約15時間処理し
た。この反応混合物を濃縮し、そしてヘキサン〜15%酢酸エチル/ヘキサンのグ
ラジエントを使用してクロマトグラフィーにかけた。このエステルを、3THF:2
メタノール:1水 溶液(0.05M)中で、LiOH(7当量)を使用して、60℃で一晩
加水分解した。この反応を1N HClの添加によりクエンチし、そして生成物A45を
酢酸エチル抽出により単離した。
【0463】
【化175】
【0464】 式A46の化合物は、イノシトール2(スキーム1、フラグメントA)(2当量)及び
化合物A45の混合物を、EEDQ(1.2当量)/DMF(0.1M)と共に60℃まで3時間加
熱し、そして室温で一晩攪拌することにより、製造した。この反応混合物を濃縮
し、そして5〜20%メタノール/クロロホルムの段階的グラジエントを使用する
クロマトグラフィーにかけて、A46を得た。
【0465】
【化176】
【0466】
【化177】
【0467】 化合物A47は、対応する第二級アルコール(1当量)(J. Org. Chem. 1995
年60巻202頁)を、臭化ベンジル(1.5当量)及び水素化ナトリウム(2当量)/
THF(0.1M)と共に処理し、そして一晩攪拌することにより製造した。この反応
を水でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した。濃縮及び5〜10%酢酸エチル
/ヘキサンのクロマトグラフィーによりA47を得た。 あるいは、化合物A47.1は、同じ第二級アルコールを、第三ブチルジフェニルシ
リルクロリド(1.2当量)及びイミダゾール(1.5当量)と共に、DMF中で、室
温で12〜18時間処理することにより製造した。この反応を水でクエンチし、そし
て塩化メチレンで抽出した。合わせた有機物をブラインで洗浄し、そしてMgSO4
上で乾燥させ、そして濃縮した。この残留物を5〜10%酢酸エチル/ヘキサンの
段階的グラジエントを使用して精製し、A47.1を得た。
【0468】
【化178】
【0469】
【化179】
【0470】 化合物A48は、A47/メタノール(0.1M)を、0.5%HCl/メタノールと共に1.5
時間処理することにより製造した。この反応混合物をAg2CO3でクエンチし、濾過
し、そして濃縮した。生成物A48は、15〜35%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グ
ラジエントを使用するクロマトグラフィーの後に得られた。化合物A48.1は、同
様な手法により製造し、5〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを
使用するクロマトグラフィーによって単離した。
【0471】
【化180】
【0472】
【化181】
【0473】 化合物A49は、A48を、塩化オキサリル(2当量)及びDMSO(4当量)の混合物/塩
化メチレンに、−78℃で添加する(基質濃度0.05M)ことにより製造した。1時
間後、トリエチルアミン(8当量)を添加し、そしてこの反応物を室温まで温め
た。水を添加し、そしてエーテル抽出及び濃縮により、粗アルデヒドを得た。こ
のアルデヒドのTHF溶液(0.05M)を、メチル臭化マグネシウム(2当量)と共に
−78℃で処理した。この反応を重炭酸ナトリウムでクエンチし、ET2Oで抽出し、
そして濃縮してアルコールの混合物を得た。化合物A49は、そのアルコール混合
物を、塩化オキサリル(2当量)及びDMSO(4当量)の混合物/塩化メチレンに、
−78℃で添加する(基質濃度0.05M)ことにより製造した。1時間後、トリエチ
ルアミン(8当量)を添加し、そしてこの反応物を室温まで温めた。水を添加し
、エーテル抽出、濃縮及び10〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエント
を使用するクロマトグラフィーにより、A49を得た。化合物A49.1は、同様な手
法により製造し、そして10〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを
使用するクロマトグラフィーによって得られた。
【0474】
【化182】
【0475】
【化183】
【0476】 化合物A50は、A49を、80%トリフルオロ酢酸溶液(0.1M)と共に2時間処理する
ことにより、製造した。この反応物を飽和重炭酸ナトリウム溶液中に注入し、そ
して酢酸エチルで抽出した。濃縮し、粗残留物を20%酢酸エチル/ヘキサンのク
ロマトグラフィーにかけて、A50を得た。化合物A50.1は、同様な手法により製
造し、そして10〜25%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するク
ロマトグラフィーによって得られた。
【0477】
【化184】
【0478】 化合物A51は、A50(1当量)及びA46(1.5当量)の混合物を、ジエチルアゾ二カ
ルボン酸塩(1.6当量)及びPPh3(1.6当量)/THF(基質A50中、0.15M)と共
に処理し、そして一晩攪拌することにより製造した。この反応混合物を濃縮し、
そして3〜10%メタノール/クロロホルムの段階的グラジエントを使用するシリ
カゲルクロマトグラフィーにかけて、A51をジアステレオマーの混合物として得
た。
【0479】
【化185】
【0480】 化合物A51.1は、同様な手法で製造し、そして5〜20%酢酸エチル/ヘキサンの
段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーによって、各C−1異性体が単
離されるように、有効に得られた。各々の異性体は、以下に示される実施例へと
別個に転換されたが、β異性体のみ記載する。
【0481】
【化186】
【0482】 化合物A52は、A51のエタノール溶液(0.05M)を、10%Pd/C(1:1 wt:wt)
及び1,4−シクロヘキサジエン(20当量)と共に処理し、そして一晩攪拌するこ
とにより製造した。この反応混合物をセライトを通して濾過し、濃縮し、そして
5〜15%メタノール/クロロホルムの段階的グラジエントを使用するシリカゲル
クロマトグラフィーにかけてA52を得た。
【0483】
【化187】
【0484】
【化188】
【0485】 化合物A53は、A52のメタノール溶液(0.1M)を、N−(3−クロロフェニルメチ
ル)ヒドロキシルアミン(1.5当量)と共に一晩処理することにより製造した。
この反応物を濃縮し、そして残留物を5〜10%メタノール/クロロホルムの段階
的グラジエントを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、A53即ち実
施例62の化合物を得た。
【0486】
【化189】
【0487】 化合物A53.2は、A51.1のメタノール溶液(0.1M)を、N−(3−クロロフェニ
ルメチル)ヒドロキシルアミン(1.5当量)と共に一晩処理することにより製造
した。この反応物を濃縮し、そして残留物を5〜10%メタノール/クロロホルム
の段階的グラジエントを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにかけて、A53
.2を得た。
【0488】 化合物A53.1はまた、A53.2を、1M水酸化ナトリウム(3当量)のTHF/メタノ
ール(1/1)溶液と共に、室温で12〜18時間処理し、その後この反応物を50℃ま
で3時間加熱することにより製造した。この反応を希酢酸でクエンチし、そして
酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物をMgSO4上で乾燥させ、そして濃縮して
粗酸を得、この酸をそれ以上精製せずに使用した。この酸、DCC(2当量)、N−
ヒドロキシベンズトリアゾール(2当量)及び4−ジメチルアミノピリジン(1.5
当量)の溶液を、イノシトール2(スキーム1、フラグメントA)(4当量)と共に
、室温で12〜18時間処理した。この反応物を濃縮し、そして残留物を3〜10%メ
タノール/クロロホルムの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーに
かけて、A53.1即ち実施例66の化合物を得た。
【0489】 実施例77の製造:
【0490】
【化190】
【0491】 化合物A54は、対応する炭酸エチル(Deardorffら、J. Org. Chem. 1996年
61巻3616頁)を、Pd(dba)3(0.05当量)、トリフェニルホスフィン(0.2当
量)、Et3N(1.2当量)、1,1−フェニルスルホニル−ニトロエタン(1.2当量
)と共に、THF中で、 ℃で2時間処理することにより製造した。この反応物を濃
縮し、そして残留物を5〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使
用するクロマトグラフィーにかけて、A54を得た。
【0492】
【化191】
【0493】 化合物A55は、A54を、K2CO3(1.2当量)と共に、THF:水:メタノール(2:1:
1)中で、室温で2時間処理することにより製造した。この反応物を水で希釈し、
そしてエーテルで抽出した。この有機層をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥さ
せ、そして濃縮した。結果として得られるこの材料を精製せずに使用し、クロロ
ギ酸エチル(1.3当量)及びピリジン(8当量)と共に、塩化メチレン中で、室
温で12〜18時間処理した。この反応物を飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチし
、1N HClで酸性化し、そして塩化メチレンで抽出した。合わせた有機物をMgSO4 上で乾燥させ、そして濃縮した。この残留物を10〜30%酢酸エチル/ヘキサンの
段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーにかけてA55を得た。
【0494】
【化192】
【0495】 化合物A56は、A55を、Pd(dba)3(0.05当量)、亜リン酸トリイソプロピル(0
.25当量)、CeCO3(2.2当量)、3−フルオロ−4−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド(2当量)と共に、THF中で、室温で3時間処理することにより製造した。水及
びエーテルを添加し、そしてこの反応物をエーテルで抽出し、そして有機抽出物
をMgSO4上で乾燥させた。この反応物を濃縮し、そして残留物を10〜30%酢酸エ
チル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーにかけて、
A56を得た。
【0496】
【化193】
【0497】 化合物A57は、A56を、四酸化オスミウム(0.05当量)、N−メチルモルホリン−
N−オキシド(1.5当量)と共に、塩化メチレン中で、室温で12〜18時間処理す
ることにより製造した。この反応物を濃縮し、そして残留物を20〜50%酢酸エチ
ル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーにかけて、A5
7を得た。
【0498】
【化194】
【0499】 化合物A58は、A57を、カルベトキシエチリデントリフェニルホスホラン(1.2当
量)と共に、塩化メチレン中で、室温で2時間処理することにより製造した。こ
の反応物を濃縮し、そして残留物を10〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラ
ジエントを使用するクロマトグラフィーにかけて、A58を得た。
【0500】
【化195】
【0501】 化合物A59は、A58を、酢酸アンモニウム(78当量)で緩衝した三塩化チタン(10
当量)のTHF/水(5/13)溶液と共に、室温で2時間処理することにより製造し
た。この反応物を水で希釈し、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を
ブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、そして濃縮した。この粗残留物を20〜4
0%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィー
にかけて、望ましいメチルケトンを得た。このケトンをO−3−クロロベンジルヒ
ドロキシルアミン(1.5当量)と共に、メタノール中で、室温で12〜18時間処理
した。この反応物を濃縮し、そして残留物を10〜40%酢酸エチル/ヘキサンの段
階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーにかけて、A59を、大部分はE異
性体として得た。
【0502】
【化196】
【0503】 化合物A60は、A59を、1M水酸化ナトリウム(2当量)のTHF/メタノール(1/1)
溶液と共に、室温で12〜18時間処理し、その後この反応物を50℃まで3時間加熱
することにより製造した。この反応を希酢酸でクエンチし、そして酢酸エチルで
抽出した。合わせた有機層をMgSO4上で乾燥させ、そして濃縮して粗酸を得、こ
の酸をそれ以上精製せずに使用した。この酸を、イノシトール2(スキーム1、フ
ラグメントA)(3当量)、DCC(2当量)、N−ヒドロキシベンズトリアゾール(2
当量)及び4−ジメチルアミノピリジン(1.5当量)と共に、DMF中で室温で12〜
18時間処理した。この反応物を濃縮し、そして残留物を、15%メタノール/クロ
ロホルムを使用する調製薄層クロマトグラフィー(プレップTLC)を使用してク
ロマトグラフィーにかけ、A60即ち実施例77の化合物(算出された分子量を確認
)を得た。
【0504】 実施例78の製造:
【0505】
【化197】
【0506】 化合物A61は、A57を、化合物59の時と同様にして三塩化チタニウムと共に処理す
ることにより製造した。結果として得られる不飽和ケトンを、カーボン担持Pd(
4mg基質当たり1mg Pd)と共に、エタノール中で、水素雰囲気下で、室温で2〜5
時間処理した。この反応物を濾過し、濃縮し、そして残留物を20〜50%酢酸エチ
ル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーにかけて、A6
1を得た。
【0507】
【化198】
【0508】 化合物A62は、A57を、カルベトキシエチリデントリフェニルホスホラン(1.2当
量)と共に、塩化メチレン中で、室温で2時間処理することにより製造した。こ
の残留物を20〜50%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロ
マトグラフィーにかけて、A62を得た。
【0509】
【化199】
【0510】 化合物A63は、A62を、O−3−クロロベンジルヒドロキシルアミン(1.5当量)と
共に、メタノール中で、室温で12〜18時間処理することにより製造した。この反
応物を濃縮し、そしてこの残留物を10〜30%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラ
ジエントを使用するクロマトグラフィーにかけて、A63を、大部分はE異性体とし
て得た。
【0511】
【化200】
【0512】 化合物A64は、A59からA60を製造するのに使用されたのと同じ方法で製造した。
最終生成物は、15%メタノール/クロロホルムを使用する調製薄層クロマトグラ
フィー(プレップTLC)によって精製し、A64即ち実施例78の化合物(算出された
分子量を確認)を得た。
【0513】
【化201】
【0514】 化合物A65は、化合物A49.1を、(カルベトキシメチレン)−トリフェニルホス
ホラン(2当量)と共に、DMF中で、50℃で12〜18時間処理することにより製造し
た。この反応混合物をエーテル:ヘキサン(1:1)で希釈し、pH7の緩衝液でク
エンチした。水層をエーテル:ヘキサン(1:1)で抽出し、合わせた有機層を水
、ブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、そして濃縮した。この粗残留物を、3
〜12%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィ
ーにかけて、A65を得た。
【0515】
【化202】
【0516】 化合物A66は、化合物A65を、ジイソブチル水素化アルミニウム(5当量)と共に
、塩化メチレン中で、−78℃で30分間処理することにより製造した。この反応を
−78℃で飽和ロシェル塩(酒石酸ナトリウムカリウム)溶液でクエンチし、そし
てこの反応物を室温まで温まらせた。飽和塩化アンモニウム溶液を添加し、そし
てこの反応物を1時間攪拌した。この混合物を酢酸エチルで抽出し、そして合わ
せた有機物をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、そして濃縮した。この粗
残留物A66は、それ以上精製せずに使用した。
【0517】
【化203】
【0518】 化合物A67は、ジエチルアゾ二カルボン酸塩(2.5当量)のTHF溶液を、化合物66
、2,4−ジクロロフェノール(3当量)(この化合物の取扱いは非常に慎重に行
うこと、Hogue、C. Chemical and Engineering News 2000年18巻49頁)及
びトリフェニルホスフィン(2.5当量)に、THF中で、室温で一滴ずつ添加する
ことにより製造した。この反応物を1時間攪拌し、そして濃縮した。この粗残留
物を3〜10%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグ
ラフィーにかけてA67を得た。
【0519】
【化204】
【0520】 化合物A68は、化合物A67を、80%トリフルオロ酢酸と共に、THF中で、室温で1.
5時間処理することにより製造した。この反応を飽和重炭酸ナトリウムの添加に
よりクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した。有機物をブラインで洗浄し、Mg
SO4上で乾燥させ、そして濃縮した。この粗残留物を5〜20%酢酸エチル/ヘキサ
ンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーにかけてA68を得た。
【0521】
【化205】
【0522】 化合物A69は、A50.1からA51.1への転換に記載された方法を使用して、化合物A
68から製造した。化合物A69は、20〜30%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジ
エントを使用するクロマトグラフィーの後で得られた。
【0523】
【化206】
【0524】 化合物A70は、化合物A69を、1M水酸化ナトリウム(2当量)のTHF/メタノール(
1/1)溶液と共に、50℃で12〜18時間処理することにより製造した。この反応を
希酢酸(pH〜4)でクエンチし、そして酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物
をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、そして濃縮した。この粗酸を40〜66
%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーに
かけてA70を得た。
【0525】
【化207】
【0526】 酸A70を、ノシトール2(スキーム1、フラグメントA)(3当量)、DCC(2当量)
、N−ヒドロキシベンズトリアゾール(2当量)及び4−ジメチルアミノピリジン
(1.5当量)と共に、DMF中で、室温で12〜18時間処理した。この反応物を濃縮
し、そして残留物を3〜5%メタノール/クロロホルムの段階的グラジエントを使
用するクロマトグラフィーにかけて、望ましいアミドを得た。シリル基は、化合
物A14の製造に記載された方法を使用して除去した。化合物A71は、10%メタノー
ル/クロロホルムを使用するプレップTLCを使用するクロマトグラフィーの後で
得られた。
【0527】 実施例63の製造:
【0528】
【化208】
【0529】 化合物A71は、ハイグロマイシンA(1当量)のDMF溶液(0.1M)を、イミダゾ
ール(10当量)及び塩化第三ブチルジメチルシリル(10当量)と共に、35℃で14
〜16時間処理することにより製造した。この反応物を水中に注入し、そして酢酸
エチルで抽出した。合わせた抽出物をMgSO4上で乾燥させ、そして濃縮した。5〜
15%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィー
の後に、生成物A71を得た。
【0530】
【化209】
【0531】 化合物A72は、化合物A71(1当量)の塩化メチレン溶液を、チオノクロロギ酸フ
ェニル(3当量)、ピリジン(5当量)及びジメチルアミノピリジン(0.05当量
)と共に、室温で2〜3日間処理することにより製造した。この時間の最後に、反
応物を塩化メチレンで希釈し、0.5N HCl、飽和重炭酸ナトリウム、そして次に
ブラインで洗浄した。有機物をMgSO4上で乾燥させ、そして濃縮した。5〜10%酢
酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーの後に
、望ましい2”−チオノ炭酸塩が得られた。
【0532】 上記2”−チオノ炭酸塩(1当量)のトルエン溶液(0.1M)をAIBN(1当量)及
びトリ−n−ブチル水素化スズ(3当量)と共に、90℃で2時間処理した。この反
応物を濃縮し、そして5〜10%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使
用するクロマトグラフィーにかけて、望ましい2”−デオキシ化合物A72を得た。
【0533】
【化210】
【0534】 化合物A72(1当量)のメタノール溶液(0.1M)を、3−クロロベンジルヒドロ
キシルアミン(1当量)と共に、60℃で30分〜1時間処理した。この反応混合物を
濃縮し、5〜10%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマ
トグラフィーの後で望ましいオキシムを得た。シリル保護基は、A18をA19へと転
換するのに使用された方法によって除去し、このようにしてA73を得た。
【0535】
【化211】
【0536】 式A74の化合物は、A73を、N−フェニル−ビス(トリフルオロメタンスルホン
アミド)(1.8当量)及びトリエチルアミン(2当量)と共に、DMF中で、室温で
2時間処理することにより製造した。この反応混合物をブライン中に注入し、そ
して酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物をMgSO4上で乾燥させ、そして濃縮
した。この粗残留物を5〜15%メタノール/クロロホルムの段階的グラジエント
を使用するクロマトグラフィーにかけた。結果として得られるフェニルトリフラ
ート、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)−クロロホルム付
加生成物(0.04当量)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(0
.08当量)及びトリエチルアミン(7.5当量)のDMF溶液を、ギ酸(5当量)と共
に処理し、そして60℃まで5時間温めた。この反応混合物をブラインに注入し、
そして酢酸エチルで抽出した。合わせた有機物をMgSO4上で乾燥させ、そして濃
縮した。この粗残留物を5〜15%メタノール/クロロホルムの段階的グラジエン
トを使用するクロマトグラフィーにかけた。望ましい化合物A74(実施例63)は
、10〜50%アセトニトリル/水の段階的グラジエントを使用する逆相クロマトグ
ラフィー(C18)を使用してさらに精製した。
【0537】 実施例64〜66の製造:
【0538】
【化212】
【0539】 式A75の化合物は、ハイグロマイシンAを、N−フェニル−ビス(トリフルオロ
メタンスルホンアミド)(1.8当量)及びトリエチルアミン(2当量)と共に、D
MF中で、室温で2時間処理することにより製造した。溶媒を真空中で除去し、そ
して粗残留物を3〜15%メタノール/クロロホルムの段階的グラジエントを使用
するクロマトグラフィーにかけた。結果として得られるフェニルトリフラート、
トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)−クロロホルム付加生成
物(0.04当量)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(0.08当
量)及びトリエチルアミン(7.5当量)のDMF溶液を、ギ酸(5当量)と共に処理
し、そして60℃まで5時間温めた。溶媒を真空中で除去し、そして粗残留物を3〜
15%メタノール/クロロホルムの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフ
ィーにかけて、望ましい化合物A75を得た。
【0540】
【化213】
【0541】 化合物A76は、化合物A75を、(カルベトキシメチレン)−トリフェニルホスホ
ラン(2当量)と共に、DMF中で、70℃で12〜18時間処理することにより製造した
。溶媒を真空中で除去し、そして粗残留物を5〜10%メタノール/クロロホルム
の段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーにかけて、望ましい化合物
A76を得た。
【0542】
【化214】
【0543】 化合物A77は、A76(1当量)のDMF溶液を、イミダゾール(15当量)及び塩化第
三ブチルジメチルシリル(15当量)と共に、70℃で12〜18時間処理することによ
り製造した。この反応物を水中に注入し、酢酸エチル/ヘキサン(1/1)で抽出
し、水及びブラインで洗浄した。合わせた抽出物をMgSO4上で乾燥させ、そして
濃縮した。3〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロ
マトグラフィーの後に、生成物A77を得た。
【0544】
【化215】
【0545】 化合物A78は、化合物A77を、ジイソブチル水素化アルミニウム(6当量)と共
に、塩化メチレン中で、−78℃で30分間処理することにより製造した。この反応
を−78℃で飽和ロシェル塩(酒石酸ナトリウムカリウム)でクエンチし、そして
この反応物を室温まで温まらせた。この混合物をクロロホルムで抽出し、そして
合わせた有機物をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、そして濃縮した。こ
の残留物を3〜20%酢酸エチル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロ
マトグラフィーにかけてA78を得た。
【0546】
【化216】
【0547】 式A79の化合物は、ジエチルアゾ二カルボン酸塩(2.5当量)を、化合物A78、
適当なフェノール(5当量)及びトリフェニルホスフィン(5当量)のトルエン溶
液に、0℃で一滴ずつ添加することにより製造した。この反応物を10分間攪拌し
、そして酢酸エチルで希釈した。この混合物をブラインで抽出し、そして合わせ
た有機物をMgSO4上で乾燥させ、そして濃縮した。この粗残留物を3〜20%酢酸エ
チル/ヘキサンの段階的グラジエントを使用するクロマトグラフィーにかけてA6
7を得た。シリル保護基は、A18をA19へと転換するのに使用された方法によって
除去し、これによりA79を得た。
【0548】
【表1】
【0549】
【0550】
【0551】
【0552】
【0553】
【0554】
【表2】
【0555】
【表3】
【0556】
【0557】
【0558】
【0559】
【0560】
【表4】
【0561】
【0562】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4184 A61K 31/4184 31/421 31/421 31/422 31/422 31/436 31/436 31/47 31/47 31/5395 31/5395 31/65 31/65 38/00 A61P 31/04 A61P 31/04 33/02 33/02 C07D 407/12 C07D 407/12 409/14 409/14 413/14 413/14 A61K 37/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW (72)発明者 ヘイワード,マシュー・メリル アメリカ合衆国コネチカット州06340,グ ロトン,イースタン・ポイント・ロード, ファイザー・セントラル・リサーチ (72)発明者 金子 卓史 アメリカ合衆国コネチカット州06340,グ ロトン,イースタン・ポイント・ロード, ファイザー・セントラル・リサーチ Fターム(参考) 4C063 AA01 AA03 BB09 CC81 DD76 EE01 4C084 AA02 BA48 NA14 ZB352 ZB382 ZC612 4C086 AA01 AA03 BA15 BC02 BC28 BC67 BC69 CB22 DA29 GA09 MA01 MA04 NA14 ZB35 ZB38 ZC61

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の式: 【化1】 の化合物又は医薬として許容可能なその塩、プロドラッグ若しくは溶媒和物であ
    って、式中: Xは、H、F、OH、又はNH2であり; Yは、O又はCH2であり; Z1がR3であり、そしてZ2がOR13であるか;又はZ1がHであり、そしてZ2がR3
    −NR3R4、−NR3C(O)R4、若しくはFであるか; 又はZ1及びZ2は、一緒になって=O又は=NOR3を形成し; W1がR3であり、そしてW2がOR13であるか;又はW1がHであり、そしてW2がR3
    −NR3R4、−NR3C(O)R4、若しくはFであるか; 又はW1及びW2は、一緒になって=O又は=NOR3を形成し; Vは、以下の式: 【化2】 の構造を有する基であるか; 又はVは、R3OC(O)−、R3R4NC(O)−又はR3O(R4)NC(O)−であり、この
    ときR3及びR4基は、所望により一緒になって1〜3個のR6基で所望により置換され
    ていてもよい4〜10員の複素環基を形成してもよく; 又はVは、以下の式: 【化3】 の構造を有する基であるか、又はE及びZ異性体の両方を含む以下の式: 【化4】 の構造の基であるか; 又はVは、1〜3個のR6基で所望により置換されていてもよい炭素結合の4〜10員
    の複素環基であり; R1がHであり、R2が、−NR3R4、−NR4C(O)R3、−OC(O)NR3R4又は−OR3であ
    るか; 又はR1及びR2は、一緒になってO、=N−OR3、又は=C(R5)X1−X2−R8を形成
    し;このとき X1は、−CR9R10−であり、そしてX2は、−CR9R10−、nが0〜2の整数である−S
    (O)n−、−NR9−、及びOから選択され;X2が−NR9−である場合、R8及びR9
    、一緒になって1〜3個のR6基で所望により置換された5〜12員の複素環基を形成
    してもよく;又はX1及びX2は、独立に又は一緒に結合を表し、但しX1が結合であ
    る場合、X2は、結合又は−CR9R10−のいずれかであることを条件とし; それぞれのR3は、H、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニ
    ル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10アリー
    ル)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそ
    れぞれのtは、独立に0〜5の整数であり、前記アルキル、アルケニル及びアルキ
    ニル基は、O、jが0〜2の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される
    1又は2個のヘテロ分子を所望により含み、但し二つのO原子、二つのS原子、又は
    O及びS原子は、互いに直接結合していないことを条件とし、そしてO原子、S原子
    又はN原子は、三重結合又は非芳香族性二重結合に直接結合していないことを条
    件とし;前記シクロアルキル、アリール及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8 シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;前記R3基の−
    (CR9R10t−部分は、tが2〜5間の整数である場合、炭素−炭素の二重又は三重
    結合を所望により含み;そして上記で言及したいかなる所望による縮合環をも含
    むH以外の前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、そしてR3がHでない
    限り、R3は、一つの炭素原子を介して結合していなければならないことを条件と
    し; それぞれのR4は、独立にH又はC1〜C10アルキルであり; R5は、H又はC1〜C6アルキルであり、このとき前記R5アルキル基は、1又は2個
    のR6基で所望により置換され; それぞれのR6は、C1〜C10アルキル、C2〜C10アルケニル、C2〜C10アルキニル
    、C3〜C10シクロアルキル、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチ
    ル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR7、−C(O)R7
    、−C(O)OR7、−NR9C(O)OR11、−OC(O)R7、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−
    NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−S(O)j(CR9R10m(C6〜C10アリー
    ル)、−S(O)j(C1〜C6アルキル)、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O
    (CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)及び
    −(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときjは0〜2の整
    数であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜4の整数であり;前記アルキル、
    アルケニル及びアルキニル基は、O、jが0〜2の整数である−S(O)j−及び−N(
    R7)−から選択される1又は2個のヘテロ分子を所望により含み、但し二つのO原
    子、二つのS原子、又はO及びS原子は、互いに直接結合していないことを条件と
    し、そしてO原子、S原子又はN原子は、三重結合又は非芳香族性二重結合に直接
    結合していないことを条件とし;前記シクロアルキル、アリール及び複素環R6
    は、C6〜C10アリール基、C5〜C8シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所
    望により縮合し;そして前記アルキル、シクロアルキル、アリール及び複素環R6 基は、オキソ、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキ
    シ、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−C(O)R7
    −C(O)OR7、−OC(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9
    、−NR7R9、−OR7、C1〜C10アルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及
    び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択される1〜5個の置換基で所
    望により置換され、このときそれぞれのmは、独立に0〜4の範囲の整数であり; それぞれのR7は、H、C1〜C10アルキル、C3〜C10シクロアルキル、−(CR9R10
    m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選
    択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜4の整数であり;前記アルキル基は
    、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1
    又は2個のヘテロ分子を所望により含み、但し二つのO原子、二つのS原子、又はO
    及びS原子は、互いに直接結合していないことを条件とし;前記シクロアルキル
    、アリール及び複素環R7基は、C6〜C10アリール基、C5〜C8シクロアルキル基、
    又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そしてH以外の前記R7置換基は、オ
    キソ、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリ
    フルオロメトキシ、アジド、−C(O)R9、−C(O)OR9、−OC(O)R9、−NR9C(
    O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、及びC1〜C6 アルコキシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され、そして
    R7は、R7がHでない限り、炭素原子を介して結合していなければならないことを
    条件とし; それぞれのR8は、R3、−C(O)R3、又は−C(O)NR9R3から独立に選択され、
    このときR3は、上記で定義した通りであり; それぞれのR9及びR10は、独立にH又はC1〜C6アルキルであり;そして、 R11は、R7の定義中に与えられたH以外の置換基から選択され; R12は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1 がHであり、Z2がβ−OHである場合;又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がH
    であり、W2がα−OHであり、Z1及びZ2が両方ともHである場合、R12はメチルでは
    ないことを除き、R3の定義中に与えられた置換基から選択され、そしてR12は、R 12 がHでない限り、一つの炭素原子を介して結合していなければならないことを
    条件とし; R13は、R3に対して記載した通りに定義され;そして R14は、H又はC1〜C10アルキル(但し、R13がHであるときR14はHではない)で
    ある; 前記化合物。
  2. 【請求項2】 Vが、以下の式: 【化5】 と等しく、そしてR1及びR2が、=O又は=NOR3として一緒に選択され、そして1”
    中心の配置がハイグロマイシンAのそれである、請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Z1がR3であり、そしてZ2がOR13であるか;又はZ1がHであり
    、そしてZ2が、R3、−NR3R4、−NR3C(O)R4、若しくはFであり;そしてW1がR3
    であり、そしてW2がOR13であるか;又はW1がHであり、そしてW2が、R3、−NR3R4 、−NR3C(O)R4、若しくはFであり;このときそれぞれのR3及びR13は、H、C1
    C4アルキル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6〜C 10 アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され、こ
    のときそれぞれのtは、独立に0〜3の整数であり、前記アルキル基は、O、jが0〜
    2の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所
    望により含み、そしてH以外の前記R3及びR13基は、1〜5個のR6基で所望により置
    換され、そしてR3及びR13は、これがHでない限り一つの炭素原子を介して結合し
    ていなければならないことを条件とし;それぞれのR4は、独立にH又はC1〜C4
    ルキルであり;それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロ
    メチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−N
    R9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9から独立に選択され;
    このときR7及びR9は、H、C1〜C4アルキルであり;R11はC1〜C4アルキルであり; R1及びR2は、=O又は=NOR3として一緒になり、このときそれぞれのR3は、C1
    〜C4アルキル、C3〜C8アルケニル、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、及び−
    (CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのtは
    、独立に0〜3の範囲の整数であり、前記アルキル及びアルケニル基は、O、jが0
    〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1又は2個の
    ヘテロ分子を所望により含み、但し二つのO原子、二つのS原子、又はO及びS原子
    は、互いに直接結合していないことを条件とし、そしてO原子、S原子又はN原子
    は、非芳香族性二重結合に直接結合していないことを条件とし;前記アリール及
    び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環
    基に所望により縮合し;上記で言及したいかなる所望による縮合環をも含む前記
    R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、そしてR3は、一つの炭素原子を介
    して結合されていなければならないことを条件とし;R12は、(a)XがOHであり
    、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHであ
    る場合;又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり
    、Z1がHであり、Z2がHである場合、R12はメチルではないことを除き、C1〜C4
    ルキルであり、そして前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;
    それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフル
    オロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11
    −NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−S(O) j (CR9R10m(C6〜C10アリール)、−S(O)j(C1〜C6アルキル)、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択
    され、このときjは0〜2の範囲の整数であり、このときそれぞれのmは、独立に0
    〜2の整数であり;そして前記アルキル、シクロアルキル、アリール及び複素環R 6 基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオ
    ロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C
    (O)NR7R9、−NR7R9、OR7、C1〜C4アルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール
    )、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択される1〜5個の置換
    基で所望により置換され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の整数であり;R 7 は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリ
    ール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このとき
    それぞれのmは、独立に0〜2の整数であり;前記アルキル基は、O、jが0〜2の整
    数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望に
    より含み;前記シクロアルキル、アリール及び複素環R7基は、C6〜C10アリール
    基、C5〜C8シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そ
    してH以外の前記R7置換基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロ
    メトキシ、トリフルオロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R 10 、−NR9R10、ヒドロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に
    選択される1〜5個の置換基で所望により置換され、そしてR7は、R7がHでない限
    り、一つの炭素原子を介して結合していなければならないことを条件とし;R9
    びR10は、独立にH、C1〜C4アルキルであり、R11はH以外のR7から選択される; 請求項2に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3若しくはFであり
    ;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3若しくはFであり
    ;このときR3及びR13は、独立にH、C1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル
    基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6は、独立にオ
    キソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
    、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、又は
    −NR7R9であり;このときR7及びR9は、H又はC1〜C4アルキルであり;R11はC1〜C 4 アルキルであり; R1及びR2は、=NOR3として一緒になり、R3は−(CR9R10t(C6〜C10アリール
    )、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのtは、
    独立に0〜3の整数であり;前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、そ
    してR3は、一つの炭素原子を経由して結合されていなければならないことを条件
    とし;R12は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり
    、Z1がHであり、Z2がβ−OHであるか、又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1
    がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がHである場合、R12がメチルで
    はないことを除き、C1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル基は、1〜3個の
    R6基で所望により置換され;このときR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、ト
    リフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(
    O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R1 0m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R1 0m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)であり;こ
    のときそれぞれのmは、独立に0〜2の整数であり;前記アルキル、アリール及び
    複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリ
    フルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R 7 、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択される
    1〜5個の置換基で所望により置換され; R7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10
    アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、この
    ときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H以外の前記R7置換基は、
    オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキ
    シ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1 〜C4アルキル及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望
    により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;
    R11は、H以外のR7から選択される; 請求項3に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 Z1がHであり、Z2がOHであるか;又はZ1がメチルであり、Z2
    がOHであるか;又はZ1及びZ2の両方がHであるか;又はZ1がHであり、Z2がFであ
    り; W1がHであり、W2がOHであり; R1及びR2は、=NOR3として一緒になり、このときR3は、−(CR9R10t(C6〜C 10 アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞ
    れのtは、独立に0〜2の範囲の整数であり、そして前記R3基は、1〜5個のR6基で
    所望により置換され;このときR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフル
    オロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7
    、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、
    及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)であり;このときそれぞれのmは、独立
    に0〜2の範囲の整数であり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ
    、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−
    C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−OR7、及びC1
    C4アルキルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され; R7は、H、C1〜C4アルキルから独立に選択され;H以外の前記R7置換基は、トリ
    フルオロメチル、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒ
    ドロキシ及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜3個の置換基で所望によ
    り置換され;R9及びR10は、独立にH、C1〜C4アルキルであり;R11は、H以外のR7 から選択され;R12は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−
    OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHであるか、又は(b)XがOHであり、YがOで
    あり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がHである場合、R12
    メチルではないことを除き、C1〜C4アルキルである; 請求項4に記載の化合物。
  6. 【請求項6】 R1及びR2が、=NOR3として一緒になり、このときR3は、−(
    CR9R10t−フェニル及び−(CR9R10t(5〜9員の複素環)であり、ここでtは0
    又は1であり、そして前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、このと
    きそれぞれのR6は、独立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、及び−
    (CR9R10m(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜1
    の整数であり;前記複素環R6基は、ハロ、トリフルオロメチル、及びC1〜C4アル
    キルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され;それぞれのR9 及びR10は、独立にH又はC1〜C3アルキルである; 請求項5に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 Vが、以下の式: 【化6】 と等しく、 そしてR1及びR2が、=C(R5)X1−X2−R8として一緒になり、そして1”中心の
    配置が、ハイグロマイシンのそれである、請求項1に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR 3 、NR3R4、NR3C(O)R4、若しくはFであり;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;
    又はZ1がHであり、Z2がR3、NR3R4、NR3C(O)R4、若しくはFであり;このときR3 及びR13は、H、C1〜C4アルキル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロアルキル)、−
    (CR9R10t(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から
    独立に選択され、このときそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整数であり、前
    記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−か
    ら選択される1個のヘテロ分子を所望により含み、そしてH以外の前記R3及びR13
    基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、そしてR3及びR13は、これがHでない
    限り、一つの炭素原子を介して結合していなければならないことを条件とし;そ
    れぞれのR4は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;それぞれのR6は、C1〜C4
    ルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオ
    ロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)N
    R7R9、及び−NR7R9から独立に選択され;このときそれぞれのR7及びR9は、独立
    にH又はC1〜C4アルキルであり;R11はC1〜C4アルキルであり; R1及びR2は、=C(R5)X1−X2−R8として一緒になり;このときX1は、−CR9R1 0 −であり、そしてX2は、−CR9R10−、nが0〜2である−S(O)n−、−NR9−、及
    びOから選択され;X2が−NR9−である場合、R8及びR9は、一緒になって1〜3個の
    R6基で所望により置換された5〜12員の複素環基を形成してもよく;X1及びX2
    、さらに独立に又は一緒に結合を表してもよく、但しX1が結合である場合、X2
    、結合又は−CR9R10−のいずれかでなければならないことを条件とし; そしてここでR5は、H又はC1〜C6アルキルであり、このとき前記R5アルキル基
    は、1又は2個のR6基で所望により置換され: そしてここでそれぞれのR8は、R3、−C(O)R3、又は−C(O)NR9R3から独立
    に選択され、但し、N及びO原子、そしてN及びS原子は、互いに直接結合していな
    いことを更に条件とし、このときそれぞれのR3は、C1〜C4アルキル、C3〜C8アル
    ケニル、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複
    素環)から独立に選択され、このときそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整数
    であり、前記アルキル又はアルケニル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S
    (O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み、但
    し、O原子、S原子又はN原子は、非芳香族性二重結合に直接結合していないこと
    を条件とし;前記アリール及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8シクロアルキ
    ル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そして上記で言及したいか
    なる所望による縮合環をも含む前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され
    、そしてR3は、一つの炭素原子を介して結合していなければならないことを条件
    とし;R12は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり
    、Z1がHであり、Z2がβ−OHであるか、又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1
    がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がHである場合、R12がメチルで
    はないことを除き、C1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル基は、1〜3個の
    R6基で所望により置換され;それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、
    トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C
    (O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−NR9C(O)R7、−C(O
    )NR7R9、−NR7R9、−S(O)j(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−S(O)j(C1 〜C6アルキル)、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C1 0 アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜
    10員の複素環)から独立に選択され、このときjは0〜2の範囲の整数であり、こ
    のときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;そして前記アルキル、
    シクロアルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチ
    ル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7
    −NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−OR7、C1〜C4
    ルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複
    素環)から独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され、このときそ
    れぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;R7は、H、C1〜C4アルキル、C3
    C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4
    〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の
    範囲の整数であり;前記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O) j −及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み;前記シ
    クロアルキル、アリール及び複素環R7基は、C6〜C10アリール基、C5〜C8シクロ
    アルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そしてH以外の前記R7 置換基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフル
    オロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒド
    ロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の
    置換基で所望により置換され、そしてR7は、R7がHでない限り、一つの炭素原子
    を介して結合していなければならないことを条件とし;それぞれのR9及びR10
    、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;R11は、H以外のR7から選択され、そして1
    ”中心の配置が、ハイグロマイシンのそれである; 請求項7に記載の化合物。
  9. 【請求項9】 Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3、NR3R4、若しく
    はFであり;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3、NR3R 4 、若しくはFであり;このときそれぞれのR3及びR13は、独立にH又はC1〜C4アル
    キルであり、そして前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;こ
    のときそれぞれのR6は、独立にオキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロ
    メトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR 9 C(O)R7、−C(O)NR7R9、及び−NR7R9であり;このときそれぞれのR7及びR9
    は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;R11はC1〜C4アルキルであり; R1及びR2は、=C(R5)X1−X2−R8として一緒になり;このときX1は、−CR9R1 0 −であり、そしてX2は、−CR9R10−、nが0〜2である−S(O)n−、−NR9−、及
    びOから選択され;X2が−NR9−である場合、R8及びR9は、一緒になって1〜3個の
    R6基で所望により置換された5〜12員の複素環基を形成してもよく;X1及びX2
    、更に独立に又は一緒に結合を表してもよく、但しX1が結合である場合、X2は、
    結合又は−CR9R10−のいずれかでなければならないことを条件とし; そしてここでR5は、H又はC1〜C6アルキルであり、このとき前記R5アルキル基
    は、1又は2個のR6基で所望により置換され: そしてここでR8は、R3であり、このときそれぞれのR3は、独立に−(CR9R10 t (C6〜C10アリール)、又は−(CR9R10t(4〜10員の複素環)であり、このと
    きそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整数であり;前記R3基は、1〜5個のR6
    で所望により置換され、そしてR3は、一つの炭素原子を介して結合していなけれ
    ばならないことを条件とし;R12は、(a)XがOHであり、YがOであり、W1がHであ
    り、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHであるか、又は(b)XがOHで
    あり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がHであ
    る場合、R12がメチルではないことを除き、C1〜C4アルキルであり、そして前記
    アルキル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6は、
    独立にC1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキ
    シ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O
    )R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9 R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(
    CR9R10m(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の
    範囲の整数であり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、
    トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R1 1 、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9
    −OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により
    置換され; それぞれのR7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m (C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択
    され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H以外の前記R7 置換基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフル
    オロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒド
    ロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の
    置換基で所望により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH又はC1〜C4アル
    キルであり;R11は、H以外のR7から選択される; 請求項8に記載の化合物。
  10. 【請求項10】 Z1がHであり、Z2がOHであるか;又はZ1がメチルであり、Z 2 がOHであるか;又はZ1がHであり、Z2がNH2であるか;又はZ1及びZ2の両方がHで
    あるか;又はZ1がHであり、Z2がFであり; W1がHであり、W2がOHであり; R1及びR2が、=C(R5)X1−X2−R8として一緒になり;このときX1は−CH2−で
    あり、そしてX2は、nが0〜2である−S(O)n−、−NR9−、及びOから選択され;
    X2が−NR9−である場合、R8及びR9は、一緒になって1〜3個のR6基で所望により
    置換された5〜12員の複素環基を形成してもよく; そしてここでR5は、H又はC1〜C6アルキルであり、このとき前記R5アルキル基
    は、1又は2個のR6基で所望により置換され: そしてここでR8は、R3であり、このときR3は、−(CH2t(C6〜C10アリール
    )、又は−(CH2t(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのtは、独立
    に0〜2の整数であり、そして前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され;
    このときそれぞれのR6は、独立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、
    ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−(CH2m
    (C6〜C10アリール)、−O(CH2m(C6〜C10アリール)、及び−(CH2m(4〜
    10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の整数であり;前
    記アルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、
    ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11
    −NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択さ
    れる1〜5個の置換基で所望により置換され; それぞれのR7は、H及びC1〜C4アルキルから独立に選択され;H以外の前記R7
    換基は、オキソ、トリフルオロメチル、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)
    NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1
    〜3個の置換基で所望により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH、C1〜C 4 アルキルであり;R11は、H以外のR7から選択され;R12は、(a)XがOHであり、
    YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHである
    か、又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1
    がHであり、Z2がHである場合、R12がメチルではないことを除き、C1〜C4アルキ
    ルである; 請求項9に記載の化合物。
  11. 【請求項11】 R1及びR2が、=C(R5)X1−X2−R8として一緒になり;こ
    のときR5はHであり、X1は、−CH2−であり、そしてX2はOであり、そしてこのと
    きR8はR3であり、このときR3は、フェニル又は(5〜6員の複素環)であり、そし
    て前記R8基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、このときそれぞれのR6は、
    C1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、及び−(CH2m(4〜10員の複素
    環)から独立に選択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜1の範囲の整数で
    あり;前記複素環R6基は、ハロ、トリフルオロメチル、及びC1〜C4アルキルから
    独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換されている; 請求項10に記載の化合物。
  12. 【請求項12】 Vが、以下の式: 【化7】 に等しく、 そしてR1が、Hであり、そしてR2が、−NR3R4、−NR4C(O)R3、−OC(O)NR3R 4 又は−OR3であり; Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3若しくはFであり
    ;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3若しくはFであり
    ;それぞれのR3及びR13は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり、そして前記アル
    キル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6は、独立
    にハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−
    OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9又は−NR7R 9 であり;このときそれぞれのR7及びR9は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;
    R11はC1〜C4アルキルであり; そして置換基R2において、R3は、H、C1〜C10アルキル、−(CR9R10t(C3〜C 10 シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10t
    (4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのtは、独立に0〜3
    の整数であり、前記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O)j
    及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み;前記シクロ
    アルキル、アリール及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8シクロアルキル基、
    又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そして上記で言及したいかなる所
    望による縮合環をも含む、H以外の前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換
    され、そしてR3は、R3がHでない限り、一つの炭素原子を介して結合されていな
    ければならないことを条件とし;それぞれのR4は、独立にH又はC1〜C6アルキル
    であり;それぞれのR6は、独立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、
    ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)
    OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R10m(C6〜C10アリ
    ール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリ
    ール)及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは
    、独立に0〜2の範囲の整数であり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、
    ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR 9 SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR 7 R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望に
    より置換され;それぞれのR7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、
    −(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)か
    ら独立に選択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H
    以外の前記R7置換基は、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリ
    フルオロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10
    ヒドロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5
    個の置換基で所望により置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH、C1〜C4
    ルキルであり;R11は、H以外のR7から選択され;R12は、(a)XがOHであり、Yが
    Oであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がHであり、Z2がβ−OHであるか
    ;又は(b)XがOHであり、YがOであり、W1がHであり、W2がα−OHであり、Z1がH
    であり、Z2がHである場合、R12はメチルではないことを除き、C1〜C4アルキルで
    あり、そして1”中心の配置が、ハイグロマイシンAのそれである; 請求項1に記載の化合物。
  13. 【請求項13】 Vが、R3OC(O)、R3R4NC(O)又はR3O(R4)NC(O)であ
    り、そして1”中心の配置が、ハイグロマイシンAのそれであり; Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3若しくはFであり
    ;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3若しくはFであり
    ;このときそれぞれのR3及びR13は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり、そして
    前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6 は、独立にハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメト
    キシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9
    は−NR7R9であり;このときそれぞれのR7及びR9は、独立にH又はC1〜C4アルキル
    であり;R11はC1〜C4アルキルであり; 置換基V中で、R3は、H、C1〜C10アルキル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロア
    ルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の
    複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整
    数であり、前記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び
    −N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み;前記シクロアル
    キル、アリール及び複素環R3基は、ベンゼン環、C5〜C8シクロアルキル基、又は
    4〜10員の複素環基に所望により縮合し;上記で言及したいかなる所望による縮
    合環をも含む、H以外の前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され、そし
    てR3は、R3がHでない限り、一つの炭素原子を介して結合されていなければなら
    ないことを条件とし;それぞれのR4は、独立にH又はC1〜C6アルキルであり;そ
    れぞれのR6は、独立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロ
    メトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR 9 C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O
    (CR9R10m(C6〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及
    び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0
    〜2の範囲の整数であり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、ハロ、ト
    リフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11
    、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−
    OR7、C1〜C4アルキルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換さ
    れ;R7は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C1 0 アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、こ
    のときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H以外の前記R7置換基は
    、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−
    C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1〜C4
    ルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望によ
    り置換され;それぞれのR9及びR10は、独立にH及びC1〜C4アルキルであり;R11
    は、H以外のR7から選択される; 請求項1に記載の化合物。
  14. 【請求項14】 Vが、以下の式: 【化8】 の構造の分子であり、そして1”中心の配置が、ハイグロマイシンAのそれであり
    ; Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; W1がR3であり、W2がOR13であるか;又はW1がHであり、W2がR3若しくはFであり
    ;Z1がR3であり、Z2がOR13であるか;又はZ1がHであり、Z2がR3若しくはFであり
    ;このときそれぞれのR3及びR13は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり、そして
    前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6 は、独立にハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメト
    キシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9
    は−NR7R9であり;このときそれぞれのR7及びR9は、H又はC1〜C4アルキルであり
    ;R11はC1〜C4アルキルであり; 置換基V中で、R3は、C1〜C6アルキルであり;それぞれのR13は、H、C1〜C10
    ルキル、−(CR9R10t(C3〜C10シクロアルキル)、−(CR9R10t(C6〜C10
    リール)、及び−(CR9R10t(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このと
    きそれぞれのtは、独立に0〜3の範囲の整数であり、前記アルキル基は、O、jが0
    〜2の範囲の整数である−S(O)j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ
    分子を所望により含み;前記シクロアルキル、アリール及び複素環R3基は、ベン
    ゼン環、C5〜C8シクロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し
    ;上記で言及したいかなる所望による縮合環をも含む、H以外の前記R3基は、1〜
    5個のR6基で所望により置換され、そしてR3は、R3がHでない限り、一つの炭素原
    子を介して結合されていなければならないことを条件とし;それぞれのR6は、独
    立にC1〜C4アルキル、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフ
    ルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(
    O)NR7R9、−NR7R9、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6
    〜C10アリール)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)及び−(CR9R10m(4
    〜10員の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数で
    あり;前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、ハロ、トリフルオロメチル、
    ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7、−NR9 C(O)OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−OR7、及びC1〜C4アル
    キルから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され;それぞれのR7 は、H、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリ
    ール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から独立に選択され、このとき
    それぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;H以外の前記R7置換基は、ハロ
    、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−C(O)
    R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、C1〜C4アルキル
    、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換
    され;それぞれのR9及びR10は、独立にH又はC1〜C4アルキルであり;R11は、H以
    外のR7から選択される; 請求項1に記載の化合物。
  15. 【請求項15】 Vが、E及びZ異性体を含む、以下の式: 【化9】 の構造の基であるか、又はVが、1〜3個のR6で所望により置換されていてもよい
    、炭素結合した4〜10員の複素環基であり、そして1”中心の配置が、ハイグロマ
    イシンAのそれであり; Xが、F、H又はOHであり; Yが、Oであり; R13が、−(CR9R10t(C6〜C10アリール)、又は−(CR9R10t(4〜10員の
    複素環)であり、このときそれぞれのtは、独立に0〜2の範囲の整数であり、そ
    して前記R3基は、1〜5個のR6基で所望により置換され;このときそれぞれのR6
    、独立にC1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメト
    キシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7、−(CR9R10m(C6〜C10
    リール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリール)、又は−(CR9R10m(4〜10員
    の複素環)であり、このときそれぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;
    前記アルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル
    、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−C(O)R7、−NR9C(O)OR11
    、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−OR7、及びC1〜C4アルキルから独立に選択
    される1〜5個の置換基で所望により置換され;それぞれのR7は、H及びC1〜C4
    ルキルから独立に選択され;H以外の前記R7置換基は、トリフルオロメチル、−C
    (O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒドロキシ、及びC1〜C 4 アルコキシから独立に選択される1〜3個の置換基で所望により置換され;それ
    ぞれのR9及びR10は、独立にH及びC1〜C4アルキルであり; それぞれのR4及びR14は、H及びC1〜C4アルキルから独立に選択され; R3は、C1〜C4アルキルであり、そして前記アルキル基は、1〜3個のR6基で所望
    により置換され;それぞれのR6は、C1〜C4アルキル、オキソ、ハロ、トリフルオ
    ロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−OR7、−C(O)R7
    −NR9C(O)OR11、−NR9SO2R11、−SO2NR7R9、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9
    −NR7R9、−S(O)j(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−S(O)j(C1〜C6アル
    キル)、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、−O(CR9R10m(C6〜C10アリー
    ル)、−NR9(CR9R10m(C6〜C10アリール)及び−(CR9R10m(4〜10員の複
    素環)から独立に選択され、このときjは0〜2の範囲の整数であり、このときそ
    れぞれのmは、独立に0〜2の範囲の整数であり;そして前記アルキル、シクロア
    ルキル、アリール及び複素環R6基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフ
    ルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、−NR9SO2R11、−C(O)R7、−NR9C(O
    )OR11、−NR9C(O)R7、−C(O)NR7R9、−NR7R9、−OR7、C1〜C4アルキル、−
    (CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m(4〜10員の複素環)から
    独立に選択される1〜5個の置換基で所望により置換され、このときそれぞれのm
    は、独立に0〜2の範囲の整数であり;それぞれのR7は、H、C1〜C4アルキル、C3
    〜C6シクロアルキル、−(CR9R10m(C6〜C10アリール)、及び−(CR9R10m
    (4〜10員の複素環)から独立に選択され、このときそれぞれのmは、独立に0〜2
    の範囲の整数であり;前記アルキル基は、O、jが0〜2の範囲の整数である−S(O
    j−及び−N(R9)−から選択される1個のヘテロ分子を所望により含み;前記
    シクロアルキル、アリール及び複素環R7基は、C6〜C10アリール基、C5〜C8シク
    ロアルキル基、又は4〜10員の複素環基に所望により縮合し;そしてH以外の前記
    R7置換基は、オキソ、ハロ、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフ
    ルオロメトキシ、−C(O)R9、−NR9C(O)R10、−C(O)NR9R10、−NR9R10、ヒ
    ドロキシ、C1〜C4アルキル、及びC1〜C4アルコキシから独立に選択される1〜5個
    の置換基で所望により置換され、そしてR7は、R7がHでない限り、一つの炭素原
    子を介して結合していなければならないことを条件とし;それぞれのR9及びR10
    は、独立にH又はC1〜C4アルキルである; 請求項1に記載の化合物。
  16. 【請求項16】 臨床上有効な量の請求項1に記載の化合物及び医薬として
    許容可能な担体を含む、哺乳動物、魚類又は鳥類の細菌性感染、原虫性感染、及
    び細菌性感染又は原虫性感染に関係する疾患から選択される疾患の治療のための
    医薬組成物。
  17. 【請求項17】 哺乳動物、魚類又は鳥類の細菌性感染、原虫性感染、及び
    細菌性感染又は原虫性感染に関係する疾患から選択される疾患を治療する方法で
    あって、前記哺乳動物、魚類又は鳥類に、臨床上有効な量の請求項1に記載の化
    合物を投与することを含む、前記方法。
  18. 【請求項18】 臨床上有効な量の請求項1に記載の化合物を、ベータ−ラ
    クタム、キノロン、テトラサイクリン、ストレプトグラミン(streptgramin)、
    アミノグリコシド、糖ペプチド、マクロライド又はオキサゾリジノン系抗生物質
    との組み合わせで;又は請求項1に記載の化合物の細菌性又は原虫性の流出又は
    分解を阻害する化合物との組み合わせで含む、哺乳動物、魚類又は鳥類の細菌性
    感染、原虫性感染、及び細菌性感染又は原虫性感染に関係する疾患から選択され
    る疾患の治療のための医薬組成物。
  19. 【請求項19】 哺乳動物、魚類又は鳥類の細菌性感染、原虫性感染、及び
    細菌性感染又は原虫性感染に関係する疾患から選択される疾患を治療する方法で
    あって、前記哺乳動物、魚類又は鳥類に、臨床上有効な量の請求項1に記載の化
    合物を、ベータ−ラクタム、キノロン、テトラサイクリン、ストレプトグラミン
    、アミノグリコシド、糖ペプチド、マクロライド若しくはオキサゾリジノン系抗
    生物質との組み合わせ又は同時投与で;又は請求項1に記載の化合物の細菌性又
    は原虫性の流出又は分解を阻害する化合物との組み合わせで投与することを含む
    、前記方法。
  20. 【請求項20】 (2S,3S,4S,5S)−3,4−ジヒドロキシ−5−(2−ヒド
    ロキシ−4−(2−((3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ
    −ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イルカルバモイル)−プロ
    ペニル)−フェノキシ)−テトラヒドロ−フラン−2−カルボン酸ベンジルオキ
    シ−アミド; 3−(4−((2S,3S,5S)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ−ベンジル
    オキシイミノ)−エチル)−3−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオ
    キシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS、4R,5R,6S,7R
    ,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソー
    ル−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−3−アミノ−5−(1−((E)−3−クロロ−
    ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2
    −イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R
    ,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
    オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−ベンゾ(1,3)ジオキソール
    −5−イルメトキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
    −2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5
    R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)
    ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((1R,3R,4R)−3−(1−((E)−ベンゾ(1,3)ジオキソール
    −5−イルメトキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−シクロペンチルオキシ
    )−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R,6S,7R,7aR
    )−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5
    −イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−ベンゾ(1,3)ジオキソール
    −5−イルメトキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン
    −2−イルオキシ)−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R,6S,7R,7a
    R)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−
    5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(((E)−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5
    −イルメトキシイミノ)−メチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2
    −イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R
    ,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジ
    オキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((1R,2S,3R,4R)−4−(((E)−2,4−ジクロロ−ベンジルオ
    キシイミノ)−メチル)−2,3−ジヒドロキシ−シクロペンチルオキシ)−3−
    ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4
    ,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イ
    ル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((1R,2S,3R,4R)−4−(1−((E)−2−フルオロ−ベンジルオ
    キシイミノ)−エチル)−2,3−ジヒドロキシ−シクロペンチルオキシ)−3−
    フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6
    ,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)
    −(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキシ)−
    1−ヒドロキシメチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒド
    ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((
    3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベン
    ゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキシ)−1−
    ヒドロキシメチル−(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラ
    ン−2−イルオキシ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R
    ,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3
    )ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((1R,2S,3R,4S)−4−(3−(2,4−ジクロロ−フェノキシ)−
    (E)−プロペニル)−2,3−ジヒドロキシ−シクロペンチルオキシ)−3−ヒド
    ロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,
    7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−
    (2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−3,4−ジフルオロ−ベン
    ジルオキシイミノ)−エチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
    フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
    S,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
    (1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(1−((E)−3−クロロ−ベンジルオキ
    シイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ−フラ
    ン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4
    R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,
    3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3R,4R,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)
    −1−メチル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラ
    ヒドロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N
    −((3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ
    −ベンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(1−((E)−4−フルオロ−ベンジルオキシ
    イミノ)−プロピル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキシ
    )−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R,6S,7R,7a
    R)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−
    5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−エチル
    −(E)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキ
    シ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R,6S,7R,
    7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール
    −5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(1−((E)−2−フルオロ−ベンジルオ
    キシイミノ)−エチル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ−フ
    ラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
    ,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
    1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−メ
    チル−(E)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ−
    フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
    S,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
    (1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−メチル
    −(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フラン−2−イルオキ
    シ)−3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS,4R,5R,6S,7R,7a
    R)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(1,3)ジオキソール−
    5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,4S,5R)−5−(3−(2,3−ジクロロ−5−フルオロ−フェ
    ノキシ)−1−エチル−(Z)−プロペニル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−
    フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
    S,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
    (1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)
    −1−エチル−(Z)−プロペニル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−テトラヒド
    ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
    (3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
    ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3R,4S,5R)−3−アミノ−5−(1−((E)−3,4−ジフル
    オロ−ベンジルオキシイミノ)−エチル)−4−ヒドロキシ−テトラヒドロ−フ
    ラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3aS
    ,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ(
    1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3S,4R,5R)−5−(3−(3−クロロ−フェノキシ)−1−メ
    チル−(Z)−プロペニル)−3,4−ジヒドロキシ−3−メチル−テトラヒドロ−
    フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−((3a
    S,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベンゾ
    (1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 3−(4−((2S,3S,4S,5R)−5−(5S−(3−クロロ−フェニル)−2,3−
    ジメチル−イソオキサゾリジン−3−イル)−3,4−ジヒドロキシ−テトラヒド
    ロ−フラン−2−イルオキシ)−3−ヒドロキシ−フェニル)−2−メチル−N−(
    (3aS,4R,5R,6S,7R,7aR)−4,6,7−トリヒドロキシ−ヘキサヒドロ−ベ
    ンゾ(1,3)ジオキソール−5−イル)−(2E)−アクリルアミド; 並びに前記化合物の医薬として許容可能な塩、プロドラッグ及び溶媒和物 からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
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