JP2003509239A - プラスチックフィルムを製造するための方法および装置、およびプラスチックフィルム - Google Patents

プラスチックフィルムを製造するための方法および装置、およびプラスチックフィルム

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キルヤヴァイネン、カリ
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Abstract

(57)【要約】 本発明はプラスチックフィルムを製造するための方法及び装置と、プラスチックフィルムに関する。本発明は、押出し機(1)によってプラスチック材料(5a)からフィルム(5)を押し出すこと及び押出し後にフィルムを配向することを含む。プラスチックフィルム(5)が延伸される時、空洞気泡がプラスチック(5a)に混合された材料粒子中に形成されるように、材料がプラスチック(5a)に混合される。配向後、ガスが高圧化でプラスチックフィルムに作用するように配置され、ガスが空洞気泡中に拡散し、気泡中に過剰圧力を生ぜしめる。かくして、発泡度が70%以上の薄い発泡フィルム(5)を作ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、プラスチックフィルムを製造する方法であって、プラスチックフィ
ルムを押し出す工程と、押出し前にプラスチックフィルムのプラスチック中に、
延伸されるプラスチックフィルム中に空洞気泡を生ぜしめる材料を混合する工程
と、押出し後に延伸することによってプラスチックフィルムを配向させる工程と
を含む方法に関する。
【0002】 本発明はまた、プラスチックフィルムの製造装置であって、押し出し機および
押し出されたフィルムを配向させるための少なくとも1つの配向装置を備えた装
置にも関する。
【0003】 本発明はさらに、約100マイクロメートルの最大直径および約10マイクロ
メートルの最大高さを有する気泡を含むプラスチックフィルムであって、プラス
チックフィルムが延伸工程に晒されており、空洞気泡を延伸されたプラスチック
フィルム中に生ぜしめる材料がプラスチックフィルムのプラスチック中に混合さ
れているプラスチックフィルムに関する。
【0004】 プラスチックフィルムを押し出し、その後、配向させることによりプラスチッ
クフィルムを造ることは、例えば、米国特許第3,244,781号および同第
3,891,374号から既知である。しかしながら、薄いフィルム、特に発泡
した薄いフィルムをそれらの解決法を用いて造ることは困難である。
【0005】 欧州特許公開第0,182,764号は、幅広で平らな円盤状気泡を含有する
薄いポリプロピレンフィルムを開示しており、その気泡は、長さ約80マイクロ
メートル、幅約50マイクロメートルである。そのフィルムは、予め化学的にま
たはガスにより発泡させておいた材料を押し出し、その押し出された材料を二軸
配向することにより製造される。その結果は非常に用途が多いプラスチックフィ
ルムである。しかしながら、そのフィルムの発泡度は50%未満であり、それゆ
えこのフィルムの性質はあらゆる目的に対して十分に良好というわけではない。
【0006】 米国特許第3,634,564号は繊維組織化されたフィルムを得るための発
泡フィルムの配向を開示している。発泡フィルムは気泡形成物質をプラスチック
材料の中に混合することによって形成されている。混合物は押出され、延伸され
る発泡フィルムを生じている。しかしながら、得られたフィルムの気泡はむしろ
大きい。
【0007】 米国特許第4,814,124号はポリオレフィンと充填物から作られたフィ
ルムを開示しており、フィルムはガス透過性多孔質フィルムを得るために延伸さ
れる。しかしながら、そのようなフィルムの発泡程度は十分に良好ではなく、そ
のような多孔質フィルムの機械的特性は、例えば、音響用途に対しては十分に良
好ではない。
【0008】 さらに、ポリメチルペンテンまたは環式オレフィン共重合体の薄いフィルムを
これら先行技術の解決法を用いて製造することは不可能である。
【0009】 本発明の目的は、非常に良好な且つ薄い発泡プラスチックフィルム並びに該プ
ラスチックフィルムを製造するための簡単で確かな方法および装置を提供するこ
とである。
【0010】 本発明の方法は、配向後に、ガスが空洞気泡内に拡散するようにプラスチック
フィルムが加圧されたガスに晒され、したがって、ガスを内包した気泡がプラス
チックフィルム中に形成されることを特徴とする。
【0011】 本発明の装置は、少なくとも1つの配向装置の後に配置されたガス供給手段を
有しておリ、該手段は配向後にプラスチックフィルム中に加圧されたガスを供給
して、その供給されたガスが延伸中にそのプラスチックフィルム中に形成される
空洞気泡中に拡散し、かくしてガスを含有する気泡がプラスチックフィルム中に
形成されることを特徴とする。
【0012】 本発明のプラスチックフィルムは、気泡がガスを含有するように及びプラスチ
ックフィルムの発泡度が70%を超えるように、延伸後に加圧されたガスの圧力
に晒されることを特徴とする。
【0013】 本発明の基本思想は以下のとおりである。すなわち、フィルムを押し出し機に
よりプラスチック材料から押し出し、或る物質を予めそのプラスチック中に混入
しておき、そのプラスチックを延伸した時、そのプラスチック中に混入された上
記の物質の粒子の中に空洞気泡を形成させる。そのフィルムを延伸することによ
り配向させ、その後、ガスを高圧下にそのフィルム中へ供給して、そのガスが空
洞気泡中に拡散し、それらの中において過剰圧力を生ずるようにする。好ましい
態様の思想は、第1配向及びガス供給後に、第1配向方向に対して実質的に垂直
の方向にそのプラスチックフィルムを延伸することにより配向させ、かくして上
記過剰圧力を空洞気泡中に開放してそれらの気泡を膨張させることである。
【0014】 本発明の利点は、約70%〜約90%の発泡度を有する非常に薄いフィルムが
比較的に簡単な方法で得られることである。発泡度の高いことの利点は、そのフ
ィルムの電気的および機械的性質が非常に良好であることである。フィルムが延
伸によって配向されるにつれて、フィルムはさらに薄くなるので、ガスは配向さ
れたフィルム中に配向されないフィルム中よりも実質的に速く拡散する。すなわ
ち、配向後までフィルムに作用するガスを供給しないことによって、ガスはフィ
ルム中に特に効果的に供給され得る。さらなる利点は、本方法および装置が、例
えばポリメチルペンテンまたは環式オレフィン共重合体またはそれらの組合せの
フィルムを製造するために使用可能なことである。
【0015】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明を以下に図面に即して一層詳細に記載する。
【0016】 図1は、本発明に従う装置の側面図である。本装置は押し出し機1を備えてい
る。この押し出し機は例えば円錐形であってもよく、即ちそれは円錐形状のロー
タ2を備え、その外部には、外側ステータ3があり、その少なくともロータ2側
の表面は円錐形であり、ロータの内部には、内側ステータ4があり、その少なく
ともロータ2側の表面は円錐形である。ロータ2が回転するとき、それはロータ
2とステータ3およびステータ4との間の材料を押し出し機1からそれ自体既知
の方法で押し出す。明確化のために、図面は、例えばロータの回転手段又は押し
出し機1中に押し出されるべき材料を供給するための供給装置を図示していない
。押し出し機1は2つ以上のロータ2及び3つ以上のステータ3および4を備え
ていてもよい。その場合には、押し出し機1は多層製品を押し出すために使用す
ることが出来る。1つのロータ2および2つのステータ3および4を用いた解決
法を二層製品を製造するために用いることが出来る。内側ステータ4の末端部分
は幅広で垂直方向に次第に細くなっており、ノズル6と一緒になって、比較的平
たく幅の広いギャップを形成し、そのギャップを通してプラスチック5aが押し
出される。ノズル6の後に、補正具7があり、そのナットはギャップの高さを調
節するために用いられ、押し出し機1から得られるプラスチックフィルム5の厚
みを決めることができる。
【0017】 押し出し機1の後で、プラスチックフィルム5は冷却用装置8により冷却され
る。この冷却用装置8は、冷却用媒体、例えば水を入れた冷却用タンク10中に
配置される冷却用ロール9を備えていてもよい。プラスチックフィルム5は、冷
却用ロール9に対して押しつけられるように調整される。図1に従う装置は、幾
つかの個所でプラスチックフィルム5を案内するための補助ロール11を使用す
る。
【0018】 冷却後、プラスチックフィルム5は、機械方向配向装置12に案内される。こ
の機械方向配向装置12は配向ロール13を備えており、その速度はそれらがプ
ラスチックフィルム5を延伸し、かくして機械方向に配向させるために用いるこ
とが出来るように調節される。所望により、各々の配向ロール13の速度は別々
に調節出来る。機械方向配向装置12はまた、それ自体既知の方法でプラスチッ
クフィルム5を加熱するための加熱用手段14(例えば、放射線ヒーター)を備
えていてもよい。配向ロール13はまた、加熱媒体(例えば、加熱されたオイル
)を配向ロール13に供給して、配向ロール13を温めることにより、プラスチ
ックフィルムを加熱するために用いることも出来る。所望により、各々の配向ロ
ール13の温度は、別々に調節することが出来る。
【0019】 機械方向配向装置12の後、プラスチックフィルム5は放出室15に供給され
る。加圧されたガス、好ましくは空気、はポンプ16によって放出室15中に供
給される。空気の代わりに、例えば窒素または他のガスあるいはガス混合物を供
給すべきガスとして用いてもよい。供給すべきガスはまた、所望の電気的性質に
従って選択してもよい。例えば、製品の耐電圧については六フッ化硫黄SF6
、帯電性についてはアルゴンを使用することが推奨される。シール室27が放出
室15の前後に設けられている。シール室27から流出するガスは、矢印Dで示
されるように、ポンプ16によって吸引されさらに放出室15に供給され得る。
ポンプ16は放出室15内の圧力を所望レベルに高めるために使用される。放出
室15内の圧力は一般的な発泡方法と比べて比較的小さい。放出室15内の圧力
は約15バールが好ましいが、それは3バールから20バールの間で変わり得る
。放出室15内の圧力がポンプ16によって増加される時、ガス室15内でガス
が圧縮されるにつれて温度も上昇する。この熱はプラスチックフィルム5の加熱
に利用され得る。放出室15にはプラスチックフィルム5を加熱するために配置
された、例えば、加熱抵抗器が設けられてもよい。かくして、放出室15はプラ
スチックフィルム内にガスを送り込むためと、横断方への配向のためにプラスチ
ックフィルム5を加熱する為の両方に使用され得る。ガスが加圧空気として使用
される時、追加の空気が、矢印Eで示されるように、装置外部からシール室27
を通ってシステム内に吸引されてもよい。
【0020】 適当な物質、例えば、炭酸カルシウム粒子、をプラスチックフィルム5のプラ
スチック5a中へ混入し、この粒子の影響により、プラスチック分子と混合され
た物質との接触面が配向中に引き裂かれ、かくして空洞気泡が形成される。プラ
スチックフィルム5が配向後加圧ガスの圧力に晒されるとき、当該ガスは上記空
洞気泡中に拡散し、気泡において過剰圧力を生ずる。放出室15内において、加
圧されたガスはプラスチックフィルム5の両面に作用することが出来、かくして
ガス気泡がプラスチックフィルム5中に均一に形成される。
【0021】 機械方向配向装置12及び放出室15の後で、プラスチックフィルム5を、横
断方向配向装置17に供給する。横断方向配向装置17において、プラスチック
フィルム5は横断方向に延伸される。即ち、配向は機械方向配向装置12におい
て行われた配向の方向に対して実質的に垂直の方向に行われる。気泡中のガスの
過剰圧力および横断方向延伸のゆえに、気泡は横断方向配向装置17において、
横方向に、そして垂直方向に成長することが出来る。その場合において、フィル
ムの発泡度は、例えば約70%〜約90%である。発泡度は放出室15中に供給
されるべきガスの圧力を調節するだけで調節することが出来る。横断方向配向装
置17は2つの配向ホイール18を備えており、配向バンド19は該ホイールの
両方に対向して配置されている。配向バンド19は、バンド案内ロール20によ
り案内されるエンドレスバンドである。配向バンド19は実質的に横断方向配向
装置17の全行程に沿って配向ホイール18と配向バンド19との間でしっかり
と且つ一様にプラスチックフィルム5の端を押し付ける。こうすれば、フィルム
には変化する圧縮応力や引っ張り歪がかからない。かくしてプラスチックフィル
ムは裂けることなく、横方向に延びる。図1においては、プラスチックフィルム
5、配向ホイール18および配向バンド19は、明確化のためにお互いから距離
をおいて図示されているが、現実にはこれらの部品は互いに対してしっかりと押
し付けられている。配向ホイール18および配向バンド19は、図2において図
示したように、プラスチックフィルムの方向において、それらが始めよりも終わ
りの方が互いに遠く離れているように配置されており、かくして横断方向配向装
置17はプラスチックフィルム5を延伸すると同時に横断方向に配向させる。配
向ホイール18および配向バンド19の機械方向からの角度の偏りは横断方向延
伸の所望の程度に従って調節することが出来る。1つまたはそれ以上のバンド案
内ロール20は回転手段により回転するように配置することが出来る。バンド1
9は配向ホイール18に対してしっかりと押し付けられているのだから、配向ホ
イール18は回転手段を必ずしも必要とせず、自由に回転してもよい。明確化の
ために添付の図面には回転手段または装置の他のアクチュエータは図示していな
い。配向ホイール18の外形と実質的に同一形状を有する湾曲した支持プレート
21は配向ホイール18間に配置されて、プラスチックフィルム5を支持してい
る。
【0022】 横断方向配向装置17はそれ自体のケース26の中に置くことが出来る。所望
により、ケース26には、プラスチックフィルム5を加熱するためのそれ自体公
知の加熱器、例えば、放射線ヒーターが設けられ得る。
【0023】 横断方向配向装置17の後に、プラスチックフィルム5は緩和ユニット22に
導かれる。緩和ユニット22内において、プラスチックフィルム5は緩和され、
かくしてそのプラスチックフィルムはそれ自体既知の仕方で僅かに収縮する。最
後に、プラスチックフィルム5はリール23に巻き取られる。
【0024】 図2は、本発明の装置の押し出し機1における断面上面図である。明確化のた
めに、図2はプラスチックフィルム5と、例えば装置のロール類、リール類およ
びプレート類が取り付けられている装置の支持構造とを図示していない。
【0025】 図3は、図1中の線A−Aに沿った押し出し機1の細部の断面図である。ここ
で、外側ステータおよび内側ステータ4は両方とも、断面において円形である。
したがって、プラスチック材料5aはまた、環状供給用チャネル中にもある。
【0026】 図4は、図1の線B−Bに沿った押し出し機1の細部の断面図である。ここで
は、幅広且つ平らなギャップ中にプラスチック5aを押し出す内側ステータ4の
幅広端及びノズル6の形状が見られ、かくしてプラスチック5aから平たいプラ
スチックフィルム5が形成される。
【0027】 図5は、図1の線C−Cに沿った横断方向配向装置17の細部の断面図である
。図5には、配向ホイールおよび配向バンドが互いに押し合い、各々の間にプラ
スチックフィルム5を挟む仕方が見られる。プラスチックフィルム5に対向する
支持プレート21の表面は、例えばそれに加熱抵抗器を設けることにより加熱す
ることが出来、かくして、プラスチックフィルム5は、この滑り面に沿って軽々
と滑っていく。さらに、空気のような推進剤を、支持プレート21からギャップ
21aを通じて吹き込むことが出来、この場合、ギャップ21aを通って流れる
推進剤は支持プレート21とプラスチックフィルム5との間に滑り軸受け(sl
iding bearing)を提供する。当該ガスは所望により加熱してもよ
く、かくして支持プレート21およびプラスチックフィルム5の滑り面はギャッ
プ21aを通って流れる推進剤を用いて加熱される。
【0028】 図6は、本発明に従う装置において使用される押し出し機1を図示したもので
ある。押し出し機1のノズル6は、その押し出し機の出口部分に向かって、即ち
、プラスチックフィルム5が押し出し機1から出る点まで幅広となっている。押
し出し機1のノズル6において、プラスチック5aは、長さ方向配向に加えて常
に横断方向配向に付される。このことはその後の処理段階において横断方向にプ
ラスチックフィルムを配向させるのを著しく容易にする。
【0029】 図7aは、プラスチックフィルム5の側面図である。押し出し前に、炭酸カル
シウム粒子24を、予めプラスチック5a中に混入しておく。炭酸カルシウム粒
子24の代わりに、その他の物質をプラスチック5a中に混入してもよい。その
物質は、プラスチックフィルム5を延伸するとき、プラスチック分子とプラスチ
ック5a中に混入された物質との接触面の断裂を生じさせ、該接触面が裂かれた
ところに空洞気泡を形成させるようなものであるべきである。したがって、シリ
コーン油またはパラフィン油のような、或る種の油状物質をプラスチック5a中
に混入することが出来る。プラスチック5a中に混入された粒子は、例えばプラ
スチック5a中の電場において斑点状非対称を生ずることがあるのに対して、プ
ラスチック中に混入された油状物質は、プラスチックの電気的性質を実質的に悪
化させることはない。プラスチック中に、パラフィンのような、プラスチック5
aの配向温度より低い融点を有する物質を混入することも可能であり、その場合
、その物質はプラスチック5aが配向されるときに溶融する。プラスチック5a
は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(TPX)又は環式
オレフィン共重合体(COC)から形成されていてもよい。例えば、ポリメチル
ペンテンおよび環式オレフィン共重合体の耐熱性は、ポリプロピレンの耐熱性よ
り良好である。電荷もまた、高温においては、ポリプロピレン中よりもポリメチ
ルペンテンおよび環式オレフィン共重合体中の方により良好に残留する。ポリメ
チルペンテンおよび環式オレフィン共重合体の加工は非常に困難であるが、本発
明の方法および装置によれば、これらから及びこれらの組合せから非常に薄い且
つ発泡したプラスチックフィルム5を形成することが出来る。図7aにおいて図
示された状況においては、プラスチックフィルム5は、未延伸である。
【0030】 図7bおよび図7cは、機械方向配向装置12において延伸された後のプラス
チックフィルム5を図示したものであり、加圧ガスの圧力は既にプラスチックフ
ィルム5に作用している。その場合、ガスは空洞気泡中に拡散して、それらの中
に過剰圧力を生じ、その結果、ガスを含有する気泡25が形成されている。図7
bおよび図7cに図示された状況においては、プラスチックフィルム5は、機械
方向延伸にのみ付されたものであり、したがって、気泡25は長く、平らで且つ
細い。
【0031】 図7dは、プラスチックフィルム5が、横断方向配向装置17により横断方向
にも延伸された状況を図示したものである。図7bおよび図7cにおいて図示さ
れた状況において気泡25中に過剰圧力のかけられていたガスは横断方向配向装
置17中において横方向に開放された。したがって気泡25は、今では幅広でも
ある。また、気泡25は平らであり、即ち、それらはプレート形または円盤状で
ある。気泡25は比較的に小さく、それらの直径は、大きくとも約100マイク
ロメートルであり、それらの高さは典型的には1マイクロメートル未満、大きく
とも約10マイクロメートルである。しかしながら、本方法および装置は非常に
薄いプラスチックフィルム5を提供する。プラスチックフィルム5の厚さは、わ
ずか10マイクロメートルでもよい。
【0032】 プラスチックフィルム5は、それ自体公知の方法で数々の目的に用いることが
出来る。プラスチックフィルム5の少なくとも1つの表面には、例えば導電性コ
ーティングを設けることが出来、この場合は、その解決法は、例えば音響減衰を
含む数々の音響用途において、マイクロホンまたはスピーカーとして用いること
が出来る。プラスチックフィルム5は、例えば、コロナ荷電方法を使用すること
で永久的に電気的に荷電されていてもよい。
【0033】 図面およびそれらに関連する記載は、本発明の概念を説明することを意図して
いるのみである。本発明の細部は、特許請求の範囲内で変更されてよい。したが
ってプラスチックフィルム5の配向方向および異なる方向に沿った配向の順序を
変えてもよい。本発明に従えば、プラスチックフィルムの最も簡単な製造方法は
、そのプラスチックフィルムをまず機械方向に、その後、機械方向に対して横断
する方向に配向させることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の概要断面側面図である。
【図2】 図1に図示した装置の部分断面上面図である。
【図3】 線A−Aに沿った図1に図示した装置の細部の断面図である。
【図4】 線B−Bに沿った図1に図示した装置の細部の断面図である。
【図5】 線C−Cに沿った図1に図示した装置の細部の断面図である。
【図6】 本発明の装置において使用される押し出し機の概要断面上面図である。
【図7a】 本発明の装置により押し出されたプラスチックフィルムであって、そのプラス
チックフィルムを配向させる前のものの断面側面図である。
【図7b】 本発明の装置により押し出されたプラスチックフィルムであって、長さ方向に
配向させた後のものの断面側面図である。
【図7c】 図7bにおいて図示したプラスチックフィルムの概要上面図である。
【図7d】 本発明の装置により製造されたプラスチックフィルムであって、長さ方向及び
幅方向に配向させた後のものの概要上面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルム(5)を押し出す工程と、押出し前に
    、延伸されるプラスチックフィルム(5)中に気泡を形成させる材料をプラスチ
    ックフィルム(5)のプラスチック(5a)中に混合する工程と、押出し後に、
    延伸によってプラスチックフィルム(5)を配向する工程とを含む、プラスチッ
    クフィルムの製造方法において、 配向後に、ガスが空洞気泡中に拡散するようにプラスチックフィルム(5)が
    加圧されたガスに晒され、かくしてガスを含有する気泡(25)がプラスチック
    フィルム(5)中に形成されることを特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、ガスが第1配向段階後に前
    記プラスチックフィルム(5)に作用するように配置され、その後、プラスチッ
    クフィルム(5)が第1配向に対して実質的に垂直である第2配向に付され、第
    2配向及びガスの影響によりガスを含有する気泡(25)が膨張することを特徴
    とする製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、第1配向段階において、プ
    ラスチックフィルム(5)を機械方向に配向させ、第2配向段階において、プラ
    スチックフィルム(5)を機械方向に対して実質的に横断する方向に配向させる
    ことを特徴とする製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法において、前記プ
    ラスチックフィルム(5)上に作用するガスの圧力が3バールを超えることを特
    徴とする製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法において、押し出
    しの前に、油状物質または前記プラスチック(5a)の配向温度より低い融点を
    有する物質をプラスチック(5a)中に混入することを特徴とする製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法において、プラス
    チックフィルム(5)はガスの供給と同時に加熱されることを特徴とする製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の製造方法において、ガスの温度が上昇する
    ように加圧ガスの圧力は増加されていて、かくして、加圧ガスがプラスチックフ
    ィルム(5)を加熱することに使用されることを特徴とする製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法において、加圧ガ
    スは放出室(15)によって供給され、シール室(27)が放出室の少なくとも
    一端に設けられ、シール室(27)内に流入するガスは吸引され放出室(15)
    へ戻されることを特徴とする製造方法。
  9. 【請求項9】 押し出し機(1)及び押し出されたフィルム(5)を配向さ
    せるための少なくとも1つの配向装置(12、17)を備えたプラスチックフィ
    ルムの製造装置において、該製造装置が、 前記少なくとも1つの配向装置(12、17)の後に配置され、延伸による配
    向後にプラスチックフィルム(5)中に加圧されたガスを供給するたガス供給手
    段(15、16)であって、供給されたガスが、延伸中にプラスチックフィルム
    (5)中に形成される空洞気泡中に拡散し、かくしてガスを含有する気泡(25
    )がプラスチックフィルム中に形成されるように、ガスを供給するガス供給手段
    (15、16)を備えていることを特徴とする製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の製造装置において、 前記ガス供給手段(15、16)が第1配向装置(12)後に配置されており
    、 前記製造装置が前記プラスチックフィルム(5)の方向において第1配向装置
    (12)の後に第2配向装置(17)を備え、 該第2配向装置(17)は、第1配向装置(12)の配向方向に対して実質的
    に横断する方向にプラスチックフィルム(5)を配向させて、ガスを含有する気
    泡(15)が第2配向装置(17)及びガスの影響により膨張するように、配置
    されていることを特徴とする製造装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の製造装置において、前記第1配向装置
    (12)が機械方向に前記プラスチックフィルム(5)を配向させるよう配置さ
    れており、前記第2配向装置(17)が機械方向に対して実質的に横断する方向
    にプラスチックフィルム(5)を配向させるように配置されていることを特徴と
    する製造装置。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれか1項に記載の製造装置において
    、前記ガス供給手段(15、16)が放出室(15)を備えており、該放出室(
    15)には、プラスチックフィルム(5)を加熱する手段が設けられていること
    を特徴とする製造装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の製造装置において、該製造装置が、ガ
    ス温度がガスがプラスチックフィルム(5)を加熱できるほど高くなるように、
    加圧ガスの圧力を高める手段を有していることを特徴とする製造装置。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13のいずれか1項に記載の製造装置において
    、ガス供給手段が放出室(15)を有しておリ、シール室(27)が放出室(1
    5)の少なくとも一端に設けられていることを特徴とする製造装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の製造装置において、ガス供給手段が、
    ガスをシール室(27)から吸引するように配置されたポンプ(16)と、シー
    ル室(27)から吸引されたガスを放出室(15)に供給する手段とを有してい
    ることを特徴とする製造装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の製造装置において、ポンプ(16)は
    シール室(27)を介して追加の空気を吸引するように配置されていることを特
    徴とする製造装置。
  17. 【請求項17】 約100マイクロメートルの最大直径および約10マイク
    ロメートルの最大高さを有する気泡(25)を含むプラスチックフィルムであっ
    て、プラスチックフィルムは延伸に付されており、延伸されたプラスチックフィ
    ルム内に空洞気泡を生ぜしめる材料がプラスチックフィルム(5)のプラスチッ
    ク(5a)内に混合されているプラスチックフィルムにおいて、 延伸後、プラスチックフィルムが、気泡(25)がガスを含有するように及び
    プラスチックフィルム(5)の発泡度が70%を超えているように、加圧ガスの
    圧力に晒されていることを特徴とするプラスチックフィルム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のプラスチックフィルムにおいて、延伸
    中に形成される空洞気泡を提供するように、油状物質またはプラスチック(5a
    )の配向温度より低い融点を有する物質がプラスチック(5a)中に混入されて
    いることを特徴とするプラスチックフィルム。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載のプラスチックフィルムにお
    いて、プラスチックフィルム(5)がポリメチルペンテン(TPX)から形成さ
    れていることを特徴とするプラスチックフィルム。
  20. 【請求項20】 請求項17または18に記載のプラスチックフィルムにお
    いて、プラスチックフィルム(5)が環式オレフィン共重合体(COC)から形
    成されていることを特徴とするプラスチックフィルム。
  21. 【請求項21】 請求項17又は18に記載のプラスチックフィルムにおい
    て、プラスチックフィルム(5)がポリメチルペンテン(TPX)と環式オレフ
    ィン共重合体(COC)の混合物から形成されていることを特徴とするプラスチ
    ックフィルム。
  22. 【請求項22】 請求項17〜21のいずれか1項に記載のプラスチックフ
    ィルムにおいて、プラスチックフィルム(5)には電荷が付されていることを特
    徴とするプラスチックフィルム。
  23. 【請求項23】 請求項17〜22のいずれか1項に記載のプラスチックフ
    ィルムにおいて、プラスチックフィルム(5)の少なくとも一つの面には導電性
    のコーティングが施されていることを特徴するプラスチックフィルム。
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