JP2003508696A - 静圧気体軸受 - Google Patents

静圧気体軸受

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JP2003508696A
JP2003508696A JP2000600014A JP2000600014A JP2003508696A JP 2003508696 A JP2003508696 A JP 2003508696A JP 2000600014 A JP2000600014 A JP 2000600014A JP 2000600014 A JP2000600014 A JP 2000600014A JP 2003508696 A JP2003508696 A JP 2003508696A
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airway
exhaust
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air supply
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JP2000600014A
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拓真 津田
慎二 篠原
忍 徳島
至晴 大久保
敏正 下田
ダグラス・シー・ワトソン
ダブリュー・トーマス・ノヴァク
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 2軸からなる静圧気体軸受において、排気用配管(3)は下軸固定体(4)のみと接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下軸、上軸の2軸からなり、真空中で使用される静圧気体軸受に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】
真空中で使用され、2軸からなる静圧気体軸受においては、従来、各軸それぞ
れの軸受機構について排気用配管が移動体に接続されている。つまり、各軸には
各軸毎の移動体に接続された専用の排気用配管が設けられており、各軸からの排
気は個別に行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の排気方法によると、上軸については軸受機構の移動体に対し
て排気用配管を接続することとなるが、効率のよい排気能力を得るには排気用配
管は大口径である必要があるため、移動時において排気用配管が大きな抵抗とな
り、軸受性能に重大な影響を及ぼしてしまう。この問題は、上軸移動体に対して
排気用配管が接続されている場合はもちろんのこと、上軸固定体内に設けられた
内部配管に対して排気用配管が設けられている場合においても生じる(なぜなら
ば、上軸固定体も移動するからである)。
【0004】 本発明は、2軸からなり真空中で使用可能な静圧気体軸受であって、浮上用気
体の排気用配管接続が軸受機構の動作に悪影響を及ぼすことのない静圧気体軸受
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的及び/又は他の目的を達成するために、本発明の1つの態様によれ
ば、下軸、上軸の2軸からなる静圧気体軸受で、下軸の固定体内に設けられた排
気用内部配管と、(下軸移動体上に固定された)上軸固定体内部に設けられた排
気用内部配管が接続されていることとした。
【0006】 上記構成にすることにより、排気用配管は下軸固定体に対してのみ接続され、
軸受機構の移動部分に対しては排気用配管接続の必要が無くなるため、大口径の
排気用配管が軸受性能に悪影響を及ぼすことが無くなる。
【0007】 また本発明の好ましい形態は、下軸固定体の排気用内部配管と、上軸固定体の
排気用内部配管との接続が、下軸移動体内部に設けられた排気用接続溝及び排気
用接続配管を通じて行われていることである。上記構成にすることにより、上軸
固定体に対する排気用配管接続の必要が無くなる。即ち、軸受機構の移動部分へ
の排気用配管接続が無くなるため、移動時の直進性などの軸受性能に排気用配管
が悪影響を及ぼすことが無くなる。
【0008】 本発明の好ましい形態は、下軸、上軸の固定体内に設けられた排気用内部配管
を通じて浮上用気体の排気を行うことである。上記構成により、下軸、上軸共に
その移動体に対する排気用配管接続を無くすことが可能となる。
【0009】 本発明の好ましい形態は、下軸、上軸の各エアパッド周囲に排気溝を備えるこ
とである。上記構成により、軸受隙間から真空チャンバーへ流出する浮上用気体
の量を微量に抑えることができるため、真空中での利用が可能となる。
【0010】 本発明の好ましい形態は、給気構造も固定体で行なう、つまり、下軸の固定体
内に設けられた給気用内部配管と、(下軸移動体上に固定された)上軸固定体内
部に設けられた給気用内部配管が接続されていることである。上記構成により、
給気、排気共に固定体内部で行なうため、移動部分への給気チューブ接続も無く
すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
ここに開示された静圧気体軸受は、被加工物の正確な位置決めが求められる種
々の精密工作応用機器に用いることができる。ここで、被加工物とは、例えば加
工される及び/若しくは検査される部品、又は、回路が形成された及び/若しく
は検査されたシリコンウェハ若しくはガラス(又は水晶)パネル等の基板である
。ここに開示された静圧気体軸受は、例えば写真製版装置(露光装置)において
基板を支持するために用いることができる。このような応用機器においては、上
軸移動体には、一般に基板を保持するためのウェハステージ及び/又はチャック
装置が含まれる。
【0012】 図1は、本発明による静圧軸受機構の一実施形態を表す斜視図であり、図2,
図2(a),図2(b),図2(f),図2(i),及び図2(k)は、図1の
静圧軸受機構の下軸移動体と上軸固定体との接続部を示す断面図である。
【0013】 これらの図において、下軸固定体4には給気チューブ2及び排気用配管3が接
続されている。給気チューブ2から供給される浮上用気体は、下軸固定体4内部
に設けられた給気用内部配管(気道)5を通り、更に気道6を通じて各エアパッ
ド7へ供給され、下軸移動体1を浮上させる。給気用内部配管については図2(
l)を参照されたい。
【0014】 下軸の各エアパッド7に供給された浮上用気体は、その後、下軸固定体4と下
軸移動体1との間に流入し、エアパッド7の周囲を取り囲むように下軸移動体1
の内面に形成された排気溝8(図2(h)参照)に流入する。排気溝8に流入し
た後、浮上用気体は下軸固定体4内部に設けられた排気穴(気道)20から排気
用内部配管9を通じて、(排気用配管3によって)真空チャンバー外部へ排出さ
れる。排気用内部配管については図2(j)を参照されたい。
【0015】 下軸固定体4内部の気道6は途中で分岐し、下軸移動体1に設けられた給気用
接続溝13に接続されている(図2(h)参照)。更に、上軸固定体10内部に
設けられている気道19は、給気用接続配管(気道)14を介して給気用接続溝
13と接続されている(図2(h)参照)。下軸固定体4の上面におけるエアパ
ッド7、気道6の開口部、及び排気穴20の開口部の配置は図2(g)に示して
ある。この上面を通り、給気チューブ2から供給された浮上用気体の一部は給気
用接続溝13、給気用接続配管14、及び気道19を通じて上軸のエアパッド1
7へ供給される。
【0016】 上軸のエアパッド17に供給された浮上用気体は、その後、上軸移動体15に
形成された排気溝16に流入する。図2では図示していないが、排気溝16と上
軸固定体10の内部に設けられた排気用内部配管(気道)18とは、下軸と同様
に排気穴31(上軸移動体及び上軸固定体の断面図である図3参照)で接続され
ているため、排気溝16に流入した浮上用気体は、その後、排気用内部配管18
、排気用接続配管(気道)12、排気用接続溝11、及び排気用内部配管9を通
じて真空チャンバー外部に排出される。特に、排気穴31の端部は上軸移動体1
5の排気溝16と接続された上軸固定体10の外周面における開口部31′を規
定している。排気用内部配管18及び気道19の構造は、上軸固定体10の外周
面上におけるエアパッド17及び排気穴の開口部31′の位置を示す図2(d)
,図2(e),及び図2(c)から認識することができる。
【0017】 図4は、上軸移動体15の(4つの内周面のうちの)1つの内周面を示す平面
図である。図4から分かるように、排気溝16は(上軸固定体10上に配置され
た)対応するエアパッド17を取り囲むように、上軸移動体15の内周面の周辺
に設けられる。従って、エアパッド17へ吐き出された全ての浮上用気体は排気
溝16によって受け入れられ、気体軸受が用いられている真空雰囲気中への流入
が防止される。上軸移動体15は上軸固定体10に沿って移動するため、排気溝
16の縦溝部16aと排気穴31との接続が維持され、排気された浮上用気体は
排気用内部配管18、排気用接続配管12、排気用接続溝11、及び排気用内部
配管9を通じて最終的に排気用配管3から排出される。
【0018】 上軸移動体15の4つの内周面の各々には、図4に示したものと同様の排気溝
16が形成されている。下軸移動体1の4つの内周面の各々にも、排気溝16に
似た構造の排気溝8が形成されている(図2(h),図5(a),及び図5(b
)参照)。排気溝8,16は図4に示したの形状とは異なった形状にすることが
できる。例えば、終端溝部16bは、縦溝部16aと交差する位置で終端するよ
りもむしろ内周面を完全に横断するように延長することができる。
【0019】 他の形態として、図5(c)〜図5(e)に示すように、2つの排気溝16a
,16bを、改良した上軸移動体15′に備えることもできる。排気溝16a,
16bの各々は、上軸固定体上の排気穴の開口部31b′,31a′にそれぞれ
接続される。この構造によって、上軸固定体の外周面の各々に4つのエアパッド
17を設けることができる。下軸についても同様の構成とすることができる。
【0020】 浮上用気体が真空チャンバー内に流入するのを防止するため、下軸移動体1及
び上軸移動体15は、対応するエアパッド7,17それぞれを覆った状態のまま
にならなければならない。この様子を図2(b)及び図5(a)〜図5(e)に
示す。これらの図に示すように、下軸移動体1及び上軸移動体15の移動範囲は
、多少制限される。しかしながら、エアパッド7,17及び排気穴20,31を
下軸固定体4及び上軸固定体10それぞれの中心部分の近くに配置することによ
って、十分に広い移動範囲を得ることができる。以上の機構により、下軸、上軸
共に浮上用気体が真空チャンバー内へ流入しないために、真空中で使用可能な軸
受機構を実現している。
【0021】 図6(a)〜図6(c)及び図7(a)〜図7(c)は、下軸移動体及び上軸
移動体にエアパッドを形成した複数の実施形態を示す図である。図6(a)〜図
7(c)に示した態様とすることにより、上軸移動体及び下軸移動体の移動中に
おいて、軸受け機構の釣り合いをより良い状態に維持することができる。これら
の実施形態においては、排気に関連した構成は、図2に示した実施形態と同様で
ある。
【0022】 図6(a)及び図7(a)に示すように、下軸移動体1′はエアパッド7′を
含んで構成される。下軸移動体1′内に供給された給気は気道27′を経てエア
パッド7′に供給される。気道27′は、前述したように、給気用内部配管5に
接続された給気用接続溝13からの給気を受ける。
【0023】 図6(c)及び図7(c)から分かるように、上軸固定体10−1,10−2
の上面には、前述した実施形態と同様に排気穴の開口部31′が含まれるが、エ
アパッドは含まれない。逆に、上軸固定体内部に設けられた気道19の排気口の
1つである給気開口部19′が設けられる。
【0024】 図6(a)〜図6(c)の実施形態においては、給気開口部19′から放出さ
れた給気は上軸移動体15−1の給気用接続溝37′で受けられる。このとき、
浮上用気体は、エアパッド17−1に達するまで上軸移動体15−1中の気道1
9″を通過する。図7(a)〜図7(c)の実施形態においては、給気開口部1
9′からの浮上用気体は給気用接続溝37″中に放出され、上軸移動体15−2
のエアパッド17−2に中に流入する。
【0025】 2軸からなり、真空中で使用される静圧気体軸受であって、排気用配管が下軸
固定体のみに接続され、軸受機構の移動体に接続する必要がない静圧気体軸受を
構成したため、大口径を有する排気用配管が移動時の直進性などの軸受性能に悪
影響を及ぼすことが無い。
【0026】 上軸用の浮上用気体及び排気は下軸移動体1の一方又は両方を通じて上軸に運
ばれる。ここで用いている語句「気体」は静圧気体軸受において用いて好適ない
かなる流体を含む意味であり、厳密に大気中の空気に限定される訳ではない。
【0027】 以上、本発明について好ましい実施形態を参照して説明したが、本発明は以上
開示した実施形態又は構成に制限されないと理解すべきである。反対に、本発明
は種々の設計変更や均等物を含む趣旨である。更に、開示発明の種々の構成要件
が例示として様々な組み合わせ及び構成で示されているが、より多くの部材、よ
り少ない部材、又は単一の部材だけを含む他の組み合わせ及び構成もまた本発明
の精神に含まれ、本発明の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による静圧軸受機構の一実施形態を表す斜視図である。
【図2】 図1に示した静圧軸受機構の一部分を示す断面図である。
【図2(a)】 図1の静圧軸受機構の断面図である。
【図2(b)】 図2(a)と同様の断面図であるが、上軸移動体が最も左
側の位置に移動した状態を示す図である。
【図2(c)】 図2(b)中の矢印Cの方向で見られる上軸固定体の上面
の平面図である。
【図2(d)】 図2(b)中の矢印Dの方向で見られる上軸の断面図であ
る。
【図2(e)】 図2(b)中の矢印Eの方向で見られる上軸の断面図であ
る。
【図2(f)】 図2(a)と同様の断面図である。
【図2(g)】 図2(f)中の矢印Gの方向で見られる下軸固定体の上面
を示す図である。
【図2(h)】 図2(f)中の矢印Hの方向で見られる下軸移動体の内周
面を示す平面図である。
【図2(i)】 図2(a)と同様の断面図である。
【図2(j)】 図2(i)中の矢印Jの方向で見られる下軸の断面図であ
る。
【図2(k)】 図2(a)と同様の断面図である。
【図2(l)】 図2(k)中の矢印Lの方向で見られる下軸の断面図であ
る。
【図3】 上軸固定体及び上軸移動体の図2(a)中における矢印Aの方向
で見られる横断面図である。
【図4】 図2(b)中の矢印Bの方向で見られる上軸移動体の内周面の平
面図である。
【図5(a)】 移動体が移動範囲の反対端それぞれに位置しているときの
、上軸及び下軸各々の固定体及び移動体の排気溝、エアパッド、及び排気穴の開
口部の相対位置を示す透視図である。
【図5(b)】 移動体が移動範囲の反対端それぞれに位置しているときの
、上軸及び下軸各々の固定体及び移動体の排気溝、エアパッド、及び排気穴の開
口部の相対位置を示す透視図である。
【図5(c)】 移動体が中心位置に配置されたときの、2つの溝を有する
変形実施形態における上軸固定体上の部材(エアパッド及び排気穴の開口部)と
上軸可動体上の対応部材(排気溝)との間の相対位置を示す図である。
【図5(d)】 移動体が最も左側の位置に配置されたときの、2つの溝を
有する変形実施形態における上軸固定体上の部材(エアパッド及び排気穴の開口
部)と上軸可動体上の対応部材(排気溝)との間の相対位置を示す図である。
【図5(e)】 移動体が最も右側の位置に配置されたときの、2つの溝を
有する変形実施形態における上軸固定体上の部材(エアパッド及び排気穴の開口
部)と上軸可動体上の対応部材(排気溝)との間の相対位置を示す図である。
【図6(a)】 エアパッドが上軸移動体及び下軸移動体上に設けられてい
る変形実施形態による静圧気体軸受の断面図である。
【図6(b)】 図6(a)中の矢印B1の方向で見られる上軸移動体の内
周面の平面図である。
【図6(c)】 図6(a)中の矢印C1の方向で見られる上軸移動体の上
面の平面図である。
【図7(a)】 図6(a)の実施形態とは異なる構成のエアパッドを有す
る静圧気体軸受の断面図である。
【図7(b)】 図7(a)中の矢印B2の方向で見られる上軸移動体の内
周面の平面図である。
【図7(c)】 図7(c)中の矢印C2の方向で見られる上軸固定体の上
面の平面図である。
【符号の説明】
1,1′ 下軸移動体 2 給気チューブ 3 排気用配管 4 下軸固定体 5 給気用内部配管 6 気道 7,7′ エアパッド 8 排気溝 9 排気用内部配管 10,10−1,10−2 上軸固定体 11 排気用接続溝 12 排気用接続配管 13 給気用接続溝 14 給気用接続配管 15,15′,15−1,15−2 上軸移動体 16,16a,16b 排気溝 17,17−1,17−2 エアパッド 18 排気用内部配管 19,19″ 気道 19′ 給気開口部 20 排気穴 27′ 気道 31′ 開口部 37′ 給気用接続溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,C Z,DE,DK,DM,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN ,YU,ZA,ZW (72)発明者 徳島 忍 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 大久保 至晴 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 下田 敏正 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 ダグラス・シー・ワトソン 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 ダブリュー・トーマス・ノヴァク 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 3J102 AA02 BA05 CA36 EA02 EA06 EA23

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体と当該固定体に対して移動可能に搭載された移動体と
    を有し、当該固定体が第1排気用気道を含む第1軸と、 固定体と当該固定体に対して移動可能に搭載された移動体とを有し、当該固定
    体は前記第1軸の移動体に取り付けられ、前記第1排気用気道に接続された第2
    排気用気道を含む第2軸と を備えることを特徴とする静圧気体軸受。
  2. 【請求項2】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1排気用気
    道と前記第2軸の固定体の第2排気用気道とを接続する排気用接続気道を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の静圧気体軸受。
  3. 【請求項3】 前記第1軸の固定体と移動体との間、及び、前記第2軸の固
    定体と移動体との間のエアパッドが形成する浮上用気体は、前記第1排気用気道
    及び前記第2排気用気道を通じて排気されることを特徴とする請求項2記載の静
    圧気体軸受。
  4. 【請求項4】 前記第1軸の固定体と移動体との間、及び、前記第2軸の固
    定体と移動体との間のエアパッドが形成する浮上用気体は、複数の前記第1排気
    用気道及び前記第2排気用気道を通じて排気されることを特徴とする請求項1記
    載の静圧気体軸受。
  5. 【請求項5】 前記第1軸及び前記第2軸の固定体の外周面は、前記第1排
    気用気道及び前記第2排気用気道の各1つを接続する排気口を含み、前記第1軸
    及び前記第2軸の移動体の内周面は、前記第1軸及び前記第2軸の固定体内の前
    記排気口の各1つを接続する排気溝を含むことを特徴とする請求項4記載の静圧
    気体軸受。
  6. 【請求項6】 前記第1軸及び前記第2軸の固定体の外周面は、前記第1排
    気用気道及び前記第2排気用気道の各1つを接続する排気口を含み、前記第1軸
    及び前記第2軸の移動体の内周面は、前記第1軸及び前記第2軸の固定体内の前
    記排気口の各1つを接続する排気溝を含むことを特徴とする請求項1記載の静圧
    気体軸受。
  7. 【請求項7】 前記第1軸及び前記第2軸の固定体の外周面は、前記第1排
    気用気道及び前記第2排気用気道の各1つを接続する排気口を含み、前記第1軸
    及び前記第2軸の移動体の内周面は、前記第1軸及び前記第2軸の固定体内の前
    記排気口の各1つを接続する排気溝を含むことを特徴とする請求項2記載の静圧
    気体軸受。
  8. 【請求項8】 前記第1軸の固定体は第1給気用気道を含み、前記第2軸の
    固定体は前記第1給気用気道に接続された第2給気用気道を含むことを特徴とす
    る請求項7記載の静圧気体軸受。
  9. 【請求項9】 前記第1軸の固定体は第1給気用気道を含み、前記第2軸の
    固定体は前記第1給気用気道に接続された第2給気用気道を含むことを特徴とす
    る請求項1記載の静圧気体軸受。
  10. 【請求項10】 前記第1軸の固定体は第1給気用気道を含み、前記第2軸
    の固定体は前記第1給気用気道に接続された第2給気用気道を含むことを特徴と
    する請求項2記載の静圧気体軸受。
  11. 【請求項11】 前記第1軸の固定体は第1給気用気道を含み、前記第2軸
    の固定体は前記第1給気用気道に接続された第2給気用気道を含むことを特徴と
    する請求項4記載の静圧気体軸受。
  12. 【請求項12】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1給気用
    気道と前記第2軸の固定体の第2給気用気道とを接続する給気用接続気道を含む
    ことを特徴とする請求項11記載の静圧気体軸受。
  13. 【請求項13】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1給気用
    気道と前記第2軸の固定体の第2給気用気道とを接続する給気用接続気道を含む
    ことを特徴とする請求項8記載の静圧気体軸受。
  14. 【請求項14】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1給気用
    気道と前記第2軸の固定体の第2給気用気道とを接続する給気用接続気道を含む
    ことを特徴とする請求項9記載の静圧気体軸受。
  15. 【請求項15】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1給気用
    気道と前記第2軸の固定体の第2給気用気道とを接続する給気用接続気道を含む
    ことを特徴とする請求項10記載の静圧気体軸受。
  16. 【請求項16】 固定体と当該固定体に対して移動可能に搭載された移動体
    とを有し、当該固定体が第1排気用気道を含む第1軸を設ける工程と、 固定体と当該固定体に対して移動可能に搭載された移動体とを有し、当該固定
    体は前記第1軸の移動体に取り付けられ、前記第1排気用気道に接続された第2
    排気用気道を含む第2軸を設ける工程と を有することを特徴とする静圧気体軸受の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1排気用
    気道と前記第2軸の固定体の第2排気用気道とを接続する排気用接続気道を含む
    ことを特徴とする請求項16記載の静圧気体軸受の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記第1軸の固定体と移動体との間、及び、前記第2軸の
    固定体と移動体との間のエアパッドが形成する浮上用気体は、前記第1排気用気
    道及び前記第2排気用気道を通じて排気されることを特徴とする請求項16記載
    の静圧気体軸受の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記第1軸及び前記第2軸の固定体の外周面は、前記第1
    排気用気道及び前記第2排気用気道の各1つを接続する排気口を含み、前記第1
    軸及び前記第2軸の移動体の内周面は、前記第1軸及び前記第2軸の固定体内の
    前記排気口の各1つを接続する排気溝を含むことを特徴とする請求項16記載の
    静圧気体軸受の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記第1軸の固定体は第1給気用気道を含み、前記第2軸
    の固定体は前記第1給気用気道に接続された第2給気用気道を含むことを特徴と
    する請求項16記載の静圧気体軸受の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1給気用
    気道と前記第2軸の固定体の第2給気用気道とを接続する給気用接続気道を含む
    ことを特徴とする請求項20記載の静圧気体軸受の製造方法。
  22. 【請求項22】 固定体と当該固定体に対して移動可能に搭載された移動体
    とを有する第1軸と、固定体と当該固定体に対して移動可能に搭載された移動体
    とを有し、当該固定体は前記第1軸の移動体に取り付けられている第2軸とを含
    む2軸静圧気体軸受から浮上用気体を排気する方法であって、 前記第1軸の固定体内に配置された第1排気用気道及び前記第2軸の固定体内
    に配置された第2排気用気道を介して、前記第2軸の固定体と移動体との間に配
    置されたエアパッドからの浮上用気体を排気する工程を有することを特徴とする
    2軸静圧気体軸受から浮上用気体を排気する方法。
  23. 【請求項23】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1排気用
    気道と前記第2軸の固定体の第2排気用気道とを接続する排気用接続気道を含む
    ことを特徴とする請求項22記載の2軸静圧気体軸受から浮上用気体を排気する
    方法。
  24. 【請求項24】 前記第1軸及び前記第2軸の固定体の外周面は、前記第1
    排気用気道及び前記第2排気用気道の各1つを接続する排気口を含み、前記第1
    軸及び前記第2軸の移動体の内周面は、前記第1軸及び前記第2軸の固定体内の
    前記排気口の各1つを接続する排気溝を含むことを特徴とする請求項22記載の
    2軸静圧気体軸受から浮上用気体を排気する方法。
  25. 【請求項25】 前記第1軸の固定体内に配置された第1給気用気道、及び
    、前記第2軸の固定体内に配置され、前記第1給気用気道に接続された第2給気
    用気道を通じて、前記第2軸の固定体と移動体との間のエアパッドに浮上用気体
    を給気する工程を更に有することを特徴とする請求項22記載の2軸静圧気体軸
    受から浮上用気体を排気する方法。
  26. 【請求項26】 前記第1軸の移動体は、前記第1軸の固定体の第1給気用
    気道と前記第2軸の固定体の第2給気用気道とを接続する給気用接続気道を含む
    ことを特徴とする請求項25記載の2軸静圧気体軸受から浮上用気体を排気する
    方法。
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