JP2001210576A - 荷重キャンセル機構、真空チャンバ結合体、露光装置及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

荷重キャンセル機構、真空チャンバ結合体、露光装置及び半導体デバイスの製造方法

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JP2001210576A JP2000015738A JP2000015738A JP2001210576A JP 2001210576 A JP2001210576 A JP 2001210576A JP 2000015738 A JP2000015738 A JP 2000015738A JP 2000015738 A JP2000015738 A JP 2000015738A JP 2001210576 A JP2001210576 A JP 2001210576A
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bellows
vacuum
load
wafer
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秀和 菊地
Douglas C Watson
シー、ワトソン ダグラス
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Sendai Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの真空チャンバをベローズで結合した場
合に、ベローズにかかる圧縮力を有効的に打ち消し、一
方の真空チャンバから発生する振動が他方の真空チャン
バに伝わるのを防止可能な荷重キャンセル機構を提供す
る。 【解決手段】 二つの真空チャンバ3、4は、コイルバ
ネ状の自由度を持ち、中が空洞となっているベローズ1
により連結されて連通している。従って、ベローズ1の
内部は真空であるためにベローズ1には、巨大な圧縮力
が加わる。この圧縮力を除去するために、ベローズ1の
両サイドの、Z方向位置が等しく、ベローズ1から等距
離にある位置に、2つの空気バネ2をベローズ1と平行
に配置し、ベローズ1に生ずる力Fをそれぞれ半分ずつ
分担して、荷重キャンセルを行い、除去している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体露光
装置において、露光装置本体の真空チャンバと露光装置
にウェハを供給する搬送装置の真空チャンバを結合する
際に、両者を結合するベローズにかかる荷重を打ち消す
ための荷重キャンセル機構、およびこの荷重キャンセル
機構で結合された真空チャンバ結合体、それを利用した
露光装置、及びその露光装置を使用した半導体デバイス
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体露光装置においては、その
主要部分は真空チャンバ内に収納されており、特に荷電
粒子線を応用した露光装置においてはその鏡筒部分、レ
チクルステージ、ウェハステージを真空チャンバ内に収
納することが必須である。従って、その真空チャンバ内
にウェハを供給したり搬出したりする搬送装置も、別の
真空チャンバ内に収納する必要がある。
【0003】これら2つの真空チャンバをつなぐために
用いられていた従来技術を図9及び図10により説明す
る。図9は、搬送装置真空チャンバがウェハステージチ
ャンバにダイレクトに連結固定されている装置の例を示
す図である。搬送装置真空チャンバ4には、中心部に搬
送ロボット7、底面部に真空ポンプ10、側面部にはゲ
ートバルブ9、ロードロック室14が設置されている。
【0004】ウェハステージチャンバ3の内部には、ウ
ェハステージ8が設置されており、その上部には、照明
系の鏡筒I、レチクルステージチャンバR、投影系の鏡
筒Pが設けられている。また、ウェハステージチャンバ
3には、通常、床から伝わってくる外乱の振動等の影響
を除去するために防振台6が設置されており、特に、高
精度位置決め技術を必要とし、外乱を嫌う露光装置で
は、空気バネとヴォイスコイルモータ(通常VCMと呼
んでいる)を組み合わせてアクテイブに制振制御を行う
防振システムが採用されている。
【0005】図10は、搬送装置真空チャンバ4とウェ
ハステージチャンバ3を分離して、ベローズ1で、真空
チャンバ間を連結した従来装置を示す図である。この場
合は、搬送装置真空チャンバ4とウェハステージチャン
バ3を剛体接続せず、少しでも搬送装置真空チャンバ4
の振動がウェハステージチャンバ3に伝わるのを緩和し
ようとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示される装置の場合、搬送装置真空チャンバ4とウェハ
ステージチャンバ3がダイレクトに連結されているため
に、搬送装置側からの真空ポンプの振動、排気の振動、
搬送ロボットの振動等があまり減衰されずにウェハステ
ージチャンバ3に伝達し、また、ウェハステージ8にも
伝達する。よって、高精度位置決め技術を必要とすると
き、例えばウェハチャンバ8で露光工程が実行されてい
る間は、上記搬送装置が動作することはできない。すな
わち、処理対象物(ウェハ)5の搬送、処理工程は、パ
ラレルには実行不可能であり、一枚一枚のシリアル方式
となる。従って、スループットが上げられないという欠
点を持ってしまう。
【0007】また、図10に示される装置の場合、各部
の内部圧力は、P1>P2>P3となっているが、空間
が連続しているために上記3種の圧力は、ほぼ等しい圧
力となる。この場合、ベローズ1には、ベローズ1の有
効断面積に比例した、縮じまろうとする力、すなわち圧
縮方向の力が加わる。例えば、300mmサイズの半導体ウ
エハを通すために、50mm×336mmの開口部を持つベロー
ズを使用した場合に発生する圧縮力は、約3400Nとな
る。ウェハステージチャンバ3は、アクテイブ防振台に
マウントされてはいるが、この圧縮力すなわち、水平方
向の力に耐えることは難しく、仮に耐えたとしても、V
CMに流す電流が大きくなるためにVCMが発熱し、使
用することが極めて難しくなる。
【0008】そこで、バー20をベローズ1の上下に、
又は、ベローズ1を包み込むように上下左右に配置し
て、座屈しないようにしてある。しかしながら、この場
合には、バー20は剛体状になっているために、真空ポ
ンプ10や搬送ロボット7の振動は、あまり減衰するこ
と無しにウェハステージチャンバ3に伝達される。よっ
て、処理対象物5の処理は、図9に示した装置における
場合と同様にシリアルな工程とせざるを得ず、スループ
ットが上げられないという欠点を持ってしまう。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、2つの真空チャンバをベローズで結合した場合
に、ベローズにかかる圧縮力を有効的に打ち消し、一方
の真空チャンバから発生する振動が他方の真空チャンバ
に伝わるのを防止可能な荷重キャンセル機構、及びそれ
を用いた真空チャンバ結合体、この真空チャンバ結合体
を用いた露光装置、及びこの露光装置を用いた半導体デ
バイスの製造方法を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、二つの真空チャンバを連結するために
用いられるベローズに発生する力をキャンセルする荷重
キャンセル機構であって、弾性体により前記二つの真空
チャンバを結合したことを特徴とする荷重キャンセル機
構(請求項1)である。
【0011】前述したように、二つの真空チャンバをベ
ローズで連結すると、ベローズには圧縮力が作用する
が、本手段においては二つの真空チャンバを弾性体によ
り結合し、弾性体の弾性力によりこの圧縮力をキャンセ
ルするようにしている。弾性体は一方の真空チャンバで
発生する振動を他方のチャンバに伝達しにくい。よっ
て、露光装置等への処理対象物搬送装置が一方の真空チ
ャンバ内に、露光装置等の本体装置が他方の真空チャン
バ内に設けられている場合にも、搬送動作と処理操作を
並行して行うことができるので、装置全体のスループッ
トを上げることができる。
【0012】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、前記弾性体が空気バネである
ことを特徴とするもの(請求項2)である。
【0013】空気バネは弾性体のうちでも振動の減衰効
果が特に大きく、1/10〜1/100程度に達する。また、中
に封入する空気の圧力を高めることにより小さな断面積
でも大きな弾性力を出すことができる。よって、小さな
もので大きな振動低減効果を出すことができ、特に有効
である。
【0014】前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第1の手段又は第2の手段であって、前記弾性体の
荷重伝達部に、ピッチング、ローリング、ヨーイングを
吸収する機構と前記弾性体の軸方向に直角な2方向の変
位を吸収する機構を設けたことを特徴とするもの(請求
項3)である。
【0015】弾性体はその軸方向の振動を有効に吸収す
ることができるが、その他の方向に対する変位又は曲げ
変位を吸収する力は弱い。このことは、特に空気バネに
おいて著しい。本手段においては、残りの5軸方向の変
位を、弾性体の荷重伝達部に設けた機構により吸収する
ようにしているので、どの方向の振動も、一方の真空チ
ャンバから他方の真空チャンバに伝わりにくくなる。
【0016】前記課題を解決するための第4の手段は、
二つの真空チャンバを連結するために用いられるベロー
ズに発生する力をキャンセルする荷重キャンセル機構で
あって、真空チャンバ内の圧力と大気圧との差により、
前記ベローズに発生する力とは逆向きの力を発生する他
のベローズを有する結合体により、前記二つの真空チャ
ンバを結合したことを特徴とする荷重キャンセル機構
(請求項4)である。
【0017】本手段においては、真空チャンバ内の圧力
と大気圧との差によりベローズ同士に発生する力をつり
あわせることにより、二つの真空チャンバを連結するた
めに用いられるベローズに発生する力をキャンセルする
ようにしているので、真空度が変化した場合でも力のつ
りあいが保たれ、加える力を変える必要がない。また、
6軸方向の振動をある程度吸収することができる。
【0018】前記課題を解決するための第5の手段は、
前記第4の手段であって、前記他のベローズは、第1の
真空チャンバとは逆側の端面を第1の真空チャンバに結
合され、第2の真空チャンバとは逆側の端面を第2の真
空チャンバに結合されており、その内部は、真空チャン
バと同じ圧力とされていることを特徴とするもの(請求
項5)である。
【0019】本手段においては、他のベローズが内厚
(真空)と外圧(大気圧)との圧力差により縮まろうと
すると、二つの真空チャンバを引き離すような力が働
く。よって、このような他のベローズを複数設け、これ
らの断面積の総和が二つの真空チャンバを連結するため
に用いられるベローズの断面積とほぼ同じになるように
しておけば、二つの真空チャンバを連結するために用い
られるベローズにかかる圧縮力をほぼ完全に打ち消すこ
とができる。本手段においても、真空度が変化した場合
でも力のつりあいが保たれ、加える力を変える必要がな
い。また、6軸方向の振動をある程度吸収することがで
きる。
【0020】前記課題を解決するための第6の手段は、
前記第4の手段であって、前記結合体は、第1の真空チ
ャンバに第1のベローズを介して結合されたシリンダ体
と、当該シリンダ体の内部に第2のベローズを介して結
合されたピストン体とを有してなり、当該ピストン体は
第1の真空チャンバにロッドを介して結合され、前記シ
リンダ体は第2の真空チャンバに結合され、前記シリン
ダ体内部の第1のベローズと第2のベローズとピストン
体とシリンダ体の内面で囲まれた空間は真空チャンバと
同じ圧力とされ、他の部分は大気圧とされていることを
特徴とするもの(請求項6)である。
【0021】本手段において、第1のベローズの断面積
をA1、ピストン体の断面積をA2とし、大気圧をPa
すると、第1の真空チャンバとシリンダとの間には、P
a・A1だけの圧縮力が働き、これが第2の真空チャンバ
を第1の真空チャンバ側に引っ張る。また、第1の真空
チャンバとピストンの間には、ロッドを介してPa・A2
だけの斥力が働き、これがシリンダを介して第2の真空
チャンバを第1の真空チャンバ側から遠ざける。結局、
第1の真空チャンバと第2の真空チャンバ間にはPa
(A2−A1)だけの斥力が働くことになる。よって、こ
れらの結合体を複数設け、それらの斥力の和が、二つの
真空チャンバを連結するために用いられるベローズにか
かる圧縮力とほぼ同じになるようにしておけば、圧縮力
をキャンセルすることができる。
【0022】前記課題を解決するための第7の手段は、
二つの真空チャンバをベローズで結合してなる真空チャ
ンバ結合体であって、前記第1の手段から第6の手段の
いずれかの荷重キャンセル機構を複数、前記ベローズの
中心を中心とする同心円上に、等間隔で配置したことを
特徴とする真空チャンバ結合体(請求項7)である。
【0023】本手段によれば、二つの真空チャンバを結
合するベローズにかかる圧縮力を、片寄りなくキャンセ
ルすることができる。
【0024】前記課題を解決するための第8の手段は、
二つの真空チャンバをベローズで結合してなる真空チャ
ンバ結合体であって、請求項1から請求項6のうちいず
れか1項に記載の荷重キャンセル機構を複数、前記ベロ
ーズに対して対称となる位置に、一直線上に配置したこ
とを特徴とする真空チャンバ結合体(請求項8)であ
る。
【0025】本手段においては、真空チャンバに荷重キ
ャンセル機構を取り付けるための面積を最小限にするこ
とができるので、チャンバーの容積を最小限にすること
ができる。なお、上述の一直線の方向に関しては、水平
方向とすることが好ましい。その理由は、一般に真空チ
ャンバは、容積を最小限にするために面積(フットプリ
ント)は大きくても縦方向の寸法は小さくなっているの
で、水平方向とすることにより、新たに取り付け面を設
ける必要がなくなる場合が多く、もし、新たに取り付け
面を設ける必要がある場合でも、増加する真空チャンバ
の容積を最小限にすることができるからである。
【0026】前記課題を解決するための第9の手段は、
前記第1の手段から第8の手段のいずれかを構成する真
空チャンバのうち、一方が露光装置を構成する真空チャ
ンバであり、他方が、当該露光装置にウェハを供給する
搬送装置を収納する真空チャンバであることを特徴とす
る露光装置(請求項9)である。
【0027】本手段においては、露光装置にウェハを供
給する搬送装置を収納する真空チャンバ内の振動が、露
光装置を構成する真空チャンバに伝わらないので、ウェ
ハの搬送と露光作業を併行して行うことができ、スルー
プットのよい露光装置とすることができる。
【0028】前記課題を解決するための第10の手段
は、前記第8の手段である露光装置を使用して、マスク
又はレチクルに形成された回路パターンをウェハに露光
転写するプロセスを有してなることを特徴とする半導体
デバイスの製造方法(請求項10)である。
【0029】本手段においては、スループットの良い露
光装置を使用することができるので、効率よく半導体デ
バイスを製造することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1、図2は本発明の実施の形態
を示す図であり、本発明を露光装置に使用したものであ
る。図1は真空チャンバ類の上部構造を取り除いた図、
2は第1図のA−A断面図である。図1、図2におい
て、1はベローズ、2は空気バネ、3はウェハステージ
チャンバ、4は搬送装置真空チャンバ、5はウェハ、6
は防振台、7は搬送ロボット、8はウェハステージ、9
はゲートバルブ、10、11は真空ポンプ、12は底ベ
ース、13は変位吸収部、14はロードロック室、15
は真空ポンプ、16はゲートバルブである。
【0031】まず、搬送のシーケンスを説明する。ロー
ドロック室14が大気圧の状態でゲートバルブ16がオ
ープンし、ウェハ5がロードロック室14に運び込まれ
る。その後、ゲートバルブ16はクローズとなり、真空
引きが開始される。所定の圧力になったら、ゲートバル
ブ9がオープンし、搬送ロボット7によりウェハ5がウ
ェハステージ8に搬送される。搬送装置真空チャンバ4
はウェハステージチャンバ3とは分離した構造体をして
おり、底ベース12に連結されている。
【0032】また、上記二つの真空チャンバ3、4は、
コイルバネ状の自由度を持ち、中が空洞となっているベ
ローズ1により連結されて連通している。従って、ベロ
ーズ1の内部は真空であるためにベローズ1には、巨大
な圧縮力が加わる。この圧縮力を除去するために、ベロ
ーズ1の両サイドの、Z方向位置が等しく、ベローズ1
から等距離にある位置に、2つの空気バネ2をベローズ
1と平行に配置し、ベローズ1に生ずる力Fをそれぞれ
半分(f)ずつ分担して、荷重キャンセルを行い、除去
している。
【0033】空気バネ2は、減衰効果が絶大である特性
を持っており、真空ポンプ10、真空ポンプ15、搬送
ロボット7、ゲートバルブ9及びゲートバルブ16の動
作時における振動がウェハステージチャンバ3に伝達さ
れるのを極小としている。また、ベローズ1も振動伝達
の減衰効果を有する。
【0034】以上のことにより、ウェハ5がウェハステ
ージ8内に搬送される際の振動がウェハステージチャン
バ3を介してウェハステージ8に伝達されない。よっ
て、ウェハ5の露光処理を実行している時間帯において
も、次の処理のために、次のウェハを外部からウェハス
テージ8の近くまで搬送することが可能となり、露光処
理と搬送動作を並行して行えるので、装置全体のスルー
プット向上が可能である。この場合、搬送装置真空チャ
ンバ4内に、次の処理対象物の待機用テーブルを設置し
てもよいし、また、搬送ロボットをダブルアーム型にし
てもよい。
【0035】なお、空気バネ2は、3個以上を、ベロー
ズ1の中心と同心の円上に、等間隔に設け、ベローズ1
にかかる圧縮力を等分にキャンセルするようにしてもよ
い。また、振動を吸収するには空気バネを使用するのが
理想的であるが、場合によっては機械バネ等の他の弾性
部材を用いることもできる。
【0036】ウェハステージチャンバ3側には、ウェハ
ステージチャンバ3と底ベース12間に、防振台6が配
置されており、床からの振動を除去していると共に、本
体処理部の動作による揺れを除去している。すなわち、
制振制御が行われている。しかし、慣性力、重心移動
量、加速度が大きい場合においては、静定するのに時間
を必要とすると共に、前後方向のたわみやねじれなどの
移動を伴う。すなわち、ウェハステージチャンバ3がわ
ずかながら運動をしてしまう。
【0037】よって、本実施の形態においては、搬送装
置真空チャンバ4の振動の伝達を防ぐために、さらなる
機構として変位吸収部13を空気バネ2の先端部に設け
ている。その構造の例を図3に示す。図3は図1のB部
を詳しく示したものである。以下の図において、前出の
図に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付
してその説明を省略することがある。図3において17
はリンク機構部、18はシャフト、19は球面軸受、2
0はクロスローラテーブル、21はY軸方向クロスロー
ラテーブル、22はZ軸方向クロスローラテーブルであ
る。
【0038】空気圧バネは図におけるX軸方向の変位を
吸収することができるが、ピッチング、ローリング、ヨ
ーイングを吸収することはできず、また、Y軸方向、Z
軸方向の変位を吸収することはできない。図3に示す形
態においては、空気バネ2がシャフト18と結合され、
シャフト18は球面軸受19によりリンク機構部17と
結合されている。よって、この結合機構によりピッチン
グ、ローリング、ヨーイングを吸収することができる。
【0039】リンク機構17はクロスローラテーブル2
0を介して搬送装置真空チャンバ4と結合されている。
クロスローラテーブル20は、Y軸方向クロスローラテ
ーブル21、Z軸方向クロスローラテーブル22を組み
合わせて構成されている。よって、この機構によりY軸
方向、Z軸方向の変位を吸収することができる。
【0040】従って、空気バネ2と搬送装置真空チャン
バ4とをこれらの機構を介して結合することにより、搬
送装置真空チャンバ4の6軸方向の変位は、いずれもウ
ェハステージチャンバ3側に伝達されなくなる。
【0041】図4は、図1、図2に示した空気バネ2の
代わりに使用する弾性体の1例の原理を示す図であり、
各真空チャンバ内の圧力を利用してベローズ1の圧縮力
をキャンセルするものである。図4において、23はベ
ローズ、24は第1の支持部、25は第2の支持部、2
6は連通管である。
【0042】ベローズ23はウェハステージチャンバ3
に固定された第1の支持部24によって、搬送装置真空
チャンバ4側の端面を支持され、搬送装置真空チャンバ
4に固定された第2の支持部によって、ウェハステージ
チャンバ3側の端面を支持されている。そして、ベロー
ズ23の内部は、連通管26によってウェハステージチ
ャンバ3内と連通している。よって、ベローズ23は、
その内圧と外圧の差によって圧縮力を受け、そのため、
図において第1の支持部24は右向きの、第2の支持部
25は左向きの力を受ける。
【0043】従って、ウェハステージチャンバ3と搬送
装置真空チャンバ4間には斥力が働き、ベローズ23の
総断面積(個々の断面積×ベローズ24の個数)をベロ
ーズ1の断面積にほぼ等しくしておくことにより、ベロ
ーズ1に働く圧縮力をほぼキャンセルすることができ
る。本手段においては、圧縮力のキャンセル機構そのも
のがベローズで構成されているので、ピッチング、ロー
リング、ヨーイングとY軸方向、Z軸方向の変位を、あ
る程度吸収することができる。
【0044】図5は、図1、図2に示した空気バネ2の
代わりに使用する弾性体の他の例の原理を示す図であ
り、図4に示した例と同様、各真空チャンバ内の圧力を
利用してベローズ1の圧縮力をキャンセルするものであ
る。図において、27は第1のベローズ、28はシリン
ダ体、29は第1の支持部、30は第2のベローズ、3
1はピストン体、32は第2の支持部である。
【0045】シリンダ体28は、搬送装置真空チャンバ
4に第1のベローズ27を介して結合される共に、第1
の支持部29によりウェハステージチャンバ3に固定さ
れている。シリンダ体の内部では、ピストン体31が第
2のベローズ30を介してシリンダ体28に結合されて
いると共に、第2の支持部(ロッド)32を介して搬送
装置真空チャンバ4に固定されている(図は断面を示し
ているので第2の支持部32と搬送装置真空チャンバ4
は離れているように見えるが、断面に現れない場所で固
着されている)。
【0046】また、第1のベローズ27、第2のベロー
ズ28、ピストン体31と、シリンダ体28の内壁で囲
まれる空間は、搬送装置真空チャンバ4内に連通してい
る。また、シリンダ体の内部の他の部分(図では右側の
室内)は大気に開放されている。
【0047】第1のベローズ27の断面積をA1、ピス
トン体31の断面積をA2とし、大気圧をPaとすると、
搬送装置真空チャンバ4とシリンダ体28との間には、
a・A1だけの圧縮力が働き、これが第1の支持部29
を介してウェハステージチャンバ3を搬送装置真空チャ
ンバ4側に引っ張る。また、搬送装置真空チャンバ4と
ピストン体31の間には、第2の支持部32を介してP
a・A2だけの圧縮力が働き、これがシリンダ体28を介
してウェハステージチャンバ3を真空チャンバ4から遠
ざける。結局、ウェハステージチャンバ3と第搬送装置
チャンバ間4にはPa・(A2−A1)だけの斥力が働くこ
とになる。
【0048】このような斥力発生体の設置個数をnとす
ると、n・(A2−A1)をベローズ1の断面積とほぼ等し
くしておくことにより、ベローズ1に働く圧縮力をほぼ
キャンセルすることができる。本手段においては、圧縮
力のキャンセル機構そのものがベローズで構成されてい
るので、ピッチング、ローリング、ヨーイングとY軸方
向、Z軸方向の変位を、ある程度吸収することができ
る。
【0049】図6は、本発明の露光装置の実施の形態の
1例である荷電粒子露光装置の光学系の概要図である。
図6において、41は荷電粒子線源、42は照明用レン
ズ、43はホローアパーチャ、44は開口絞り、45は
レチクル、46は投影用レンズ、47は開口絞り、48
はウェハである。
【0050】荷電粒子線源41から放出された荷電粒子
線は、照明用レンズ42によりレチクル45上を均一に
照明する。レチクル45上に形成されたパターンの像
は、投影用レンズ46によりウェハ48上に結像し、ウ
ェハ48上のレジストを感光させる。散乱線をカット
し、開口角を制限するために、開口絞り44、47が設
けられている。
【0051】このような荷電粒子線露光装置は公知のも
のであるので、これ以上の詳細な説明は省略するが、本
実施の形態においては、荷電粒子線源41、照明用レン
ズ42、ホローアパーチャ43、開口絞り44が照明系
の鏡筒I内に、レチクル45がレチクルステージチャン
バR内に、投影レンズ46、開口絞り47が投影系の鏡
筒P内に設けられている。また、ウェハ48(5)は、
ウェハステージチャンバ3内のウェハステージ8内に、
搬送装置真空チャンバ4内の搬送ロボット7により搬送
されるようになっている。
【0052】この実施の形態においては、図6に示した
構成要素からなる荷電粒子線露光装置の本体部が、図1
に示したような構成のウェハステージチャンバ3内に設
置されているので、搬送ロボット7等の振動が荷電粒子
線露光装置本体部に伝達されない。よって、ウェハの搬
送中にも、露光動作を併行して行なうことができる。
【0053】以下、本発明に係る半導体デバイスの製造
方法の実施の形態の例を説明する。図7は、本発明に係
る半導体デバイス製造方法の一例を示すフローチャート
である。この例の製造工程は以下の各主工程を含む。 ウェハを製造するウェハ製造工程(又はウェハを準備
するウェハ準備工程) 露光に使用するマスクを製作するマスク製造工程(又
はマスクを準備するマスク準備工程) ウェハに必要な加工処理を行うウェハプロセッシング
工程 ウェハ上に形成されたチップを1個ずつ切り出し、動
作可能にならしめるチップ組立工程 できたチップを検査するチップ検査工程 なお、それぞれの工程はさらにいくつかのサブ工程から
なっている。
【0054】これらの主工程の中で、半導体のデバイス
の性能に決定的な影響を及ぼす主工程がウェハプロセッ
シング工程である。この工程では、設計された回路パタ
ーンをウェハ上に順次積層し、メモリやMPUとして動
作するチップを多数形成する。このウェハプロセッシン
グ工程は以下の各工程を含む。 絶縁層となる誘電体薄膜や配線部、あるいは電極部を
形成する金属薄膜等を形成する薄膜形成工程(CVDや
スパッタリング等を用いる) この薄膜層やウェハ基板を酸化する酸化工程 薄膜層やウェハ基板等を選択的に加工するためにマス
ク(レチクル)を用いてレジストのパターンを形成する
リソグラフィー工程 レジストパターンに従って薄膜層や基板を加工するエ
ッチング工程(例えばドライエッチング技術を用いる) イオン・不純物注入拡散工程 レジスト剥離工程 さらに加工されたウェハを検査する検査工程 なお、ウェハプロセッシング工程は必要な層数だけ繰り
返し行い、設計通り動作する半導体デバイスを製造す
る。
【0055】図9は、図8のウェハプロセッシング工程
の中核をなすリソグラフィー工程を示すフローチャート
である。このリソグラフィー工程は以下の各工程を含
む。 前段の工程で回路パターンが形成されたウェハ上にレ
ジストをコートするレジスト塗布工程 レジストを露光する露光工程 露光されたレジストを現像してレジストのパターンを
得る現像工程 現像されたレジストパターンを安定化させるためのア
ニール工程 以上の半導体デバイス製造工程、ウェハプロセッシング
工程、リソグラフィー工程については、周知のものであ
り、これ以上の説明を要しないであろう。
【0056】上記リソグラフィー工程の中のの露光工
程に、本発明に係る露光装置を用いると、ウェハの露光
と搬入を併行して行なうことができるので、スループッ
トを向上させることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る発明においては、一方の真空チャンバで発生
する振動を他方のチャンバに伝達しにくい構造とするこ
とができる。請求項2に係る発明においては、振動の減
衰効果を特に大きくすることができ、かつ、小さな断面
積でも大きな弾性力を出すことができる。
【0058】請求項3に係る発明においては、6軸方向
の振動を吸収することができる。請求項4から請求項6
に係る発明においては、真空度が変化した場合でも力の
つりあいが保たれ、加える力を変える必要がない。ま
た、6軸方向の振動をある程度吸収することができる。
【0059】請求項7に係る発明においては、二つの真
空チャンバを結合するベローズにかかる圧縮力を、片寄
りなくキャンセルすることができる。請求項8に係る発
明においては、新たに取り付け面を設ける必要がなくな
る場合が多く、もし、新たに取り付け面を設ける必要が
ある場合でも、増加する真空チャンバの容積を最小限に
することができる。
【0060】請求項9に係る発明においては、ウェハの
搬送と露光作業を併行して行うことができ、スループッ
トのよい露光装置とすることができる。請求項10に係
る発明においては、スループットの良い露光装置を使用
することができるので、効率よく半導体デバイスを製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図(平面図)であ
る。
【図2】本発明の実施の形態を示す図(断面図)であ
る。
【図3】変位吸収部の機構を示す図である。
【図4】空気バネの代わりに使用する弾性体の1例の原
理を示す図である。
【図5】空気バネ2の代わりに使用する弾性体の他の例
の原理を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の1例である荷電粒子露光
装置の光学系の概要図である。
【図7】本発明に係る半導体デバイス製造方法の一例を
示すフローチャートである。
【図8】図8のウェハプロセッシング工程の中核をなす
リソグラフィー工程を示すフローチャートである。
【図9】2つの真空チャンバをつなぐために用いられて
いた従来技術を示す図である。
【図10】2つの真空チャンバをつなぐために用いられ
ていた従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1…ベローズ、2…空気バネ、3…ウェハステージチャ
ンバ、4…搬送装置真空チャンバ、5…ウェハ、6…防
振台、7…搬送ロボット、8…ウェハステージ、9…ゲ
ートバルブ、10…真空ポンプ、11…真空ポンプ、1
2…底ベース、13…変位吸収部、14…ロードロック
室、15…真空ポンプ、16…ゲートバルブ、17…リ
ンク機構部、18…シャフト、19…球面軸受、20…
クロスローラテーブル、21…Y軸方向クロスローラテ
ーブル、22…Z軸方向クロスローラテーブル、23…
ベローズ、24…第1の支持部、25…第2の支持部、
26…連通管、27…第1のベローズ、28…シリンダ
体、29…第1の支持部、30…第2のベローズ、31
…ピストン体、32…第2の支持部、41…荷電粒子線
源、42…照明用レンズ、43…ホローアパーチャ、4
4…開口絞り、45…レチクル、46…投影用レンズ、
47…開口絞り、48…ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダグラス シー、ワトソン アメリカ合衆国.95008 カリフォルニア、 キャンベル、カメオ ドライブ 1353 Fターム(参考) 5F046 AA23 AA28 CC01 CD01 CD04 CD06 GA08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの真空チャンバを連結するために用
    いられるベローズに発生する力をキャンセルする荷重キ
    ャンセル機構であって、弾性体により前記二つの真空チ
    ャンバを結合したことを特徴とする荷重キャンセル機
    構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の荷重キャンセル機構で
    あって、前記弾性体が空気バネであることを特徴とする
    荷重キャンセル機構。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の荷重キャ
    ンセル機構であって、前記弾性体の荷重伝達部に、ピッ
    チング、ローリング、ヨーイングを吸収する機構と前記
    弾性体の軸方向に直角な2方向の変位を吸収する機構を
    設けたことを特徴とする荷重キャンセル機構。
  4. 【請求項4】 二つの真空チャンバを連結するために用
    いられるベローズに発生する力をキャンセルする荷重キ
    ャンセル機構であって、真空チャンバ内の圧力と大気圧
    との差により、前記ベローズに発生する力とは逆向きの
    力を発生する他のベローズを有する結合体により、前記
    二つの真空チャンバを結合したことを特徴とする荷重キ
    ャンセル機構。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の荷重キャンセル機構で
    あって、前記他のベローズは、第1の真空チャンバとは
    逆側の端面を第1の真空チャンバに結合され、第2の真
    空チャンバとは逆側の端面を第2の真空チャンバに結合
    されており、その内部は、真空チャンバと同じ圧力とさ
    れていることを特徴とする荷重キャンセル機構。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の荷重キャンセル機構で
    あって、前記結合体は、第1の真空チャンバに第1のベ
    ローズを介して結合されたシリンダ体と、当該シリンダ
    体の内部に第2のベローズを介して結合されたピストン
    体とを有してなり、当該ピストン体は第1の真空チャン
    バにロッドを介して結合され、前記シリンダ体は第2の
    真空チャンバに結合され、前記シリンダ体内部の第1の
    ベローズと第2のベローズとピストン体とシリンダ体の
    内面で囲まれた空間は真空チャンバと同じ圧力とされ、
    他の部分は大気圧とされていることを特徴とする荷重キ
    ャンセル機構。
  7. 【請求項7】 二つの真空チャンバをベローズで結合し
    てなる真空チャンバ結合体であって、請求項1から請求
    項6のうちいずれか1項に記載の荷重キャンセル機構を
    複数、前記ベローズの中心を中心とする同心円上に、等
    間隔で配置したことを特徴とする真空チャンバ結合体。
  8. 【請求項8】 二つの真空チャンバをベローズで結合し
    てなる真空チャンバ結合体であって、請求項1から請求
    項6のうちいずれか1項に記載の荷重キャンセル機構を
    複数、前記ベローズに対して対称となる位置に、一直線
    上に配置したことを特徴とする真空チャンバ結合体。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のうちいずれか1
    項に記載の真空チャンバ結合体の真空チャンバのうち、
    一方が露光装置を構成する真空チャンバであり、他方
    が、当該露光装置にウェハを供給する搬送装置を収納す
    る真空チャンバであることを特徴とする露光装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の露光装置を使用し
    て、マスク又はレチクルに形成された回路パターンをウ
    ェハに露光転写するプロセスを有してなることを特徴と
    する半導体デバイスの製造方法。
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