JP2003508302A - 衝突時保護装置 - Google Patents

衝突時保護装置

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JP2003508302A
JP2003508302A JP2001521594A JP2001521594A JP2003508302A JP 2003508302 A JP2003508302 A JP 2003508302A JP 2001521594 A JP2001521594 A JP 2001521594A JP 2001521594 A JP2001521594 A JP 2001521594A JP 2003508302 A JP2003508302 A JP 2003508302A
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airbag
gas generator
gas
lateral
folded
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JP2001521594A
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ブレイフォーゲル、ヨルグ
フェールマン、ハンス
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フォルクスワーゲン・アクチェンゲゼルシャフト
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】本発明は、部分(4)及び側方の部分(5)を含み、かつ、ガス発生器(2)によって発生されたガスがエアバッグ(3)に流入することができるようにガス発生器(2)と結合されているエアバッグ(3)を具備する、乗り物の乗員のための衝突時保護装置に関する。エアバッグ(3)の折り畳まれた状態で、側方の部分(5)は部分(4)の隣に設けられており、側方の部分(5)は、ガス発生器(2)によって発生されたガスによりエアバッグ(3)を膨張させるとき、回動軸を中心として回動運動を行って部分(4)から離れることができ、エアバッグ(3)の少なくとも部分的に広げられた状態が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、部分及び側方の部分を含み、かつ、ガス発生器によって発生された
ガスがエアバッグに流入することができるようにガス発生器と結合されているエ
アバッグを具備する、乗り物の乗員のための衝突時保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような保護装置は、乗り物の衝突の際に、乗り物の乗員が乗り物の部分と
接触するのを防止するために用いられる。この目的のために、エアバッグとも呼
ばれる衝突時保護装置は、好ましくは乗り物のフレーム部分に設けられる。この
場合、乗り物の乗員が乗り物の部分と接触するのを、衝突時保護装置の設置が構
造上の理由から不可能である領域においても防止する、という問題が生じる。例
えば窓の領域もその1つに数えられる。
【0003】 DE-295 17 372からは、膨張の際に乗り物のドアの脇の空間に広がる、エアバ
ッグからなる側方衝突時保護装置が公知である。この場合、ガスが側方に吐き出
されることによって、胸部の保護以外にエアバッグが頭部領域に形成されている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、簡単な折畳みとエアバッグの少ない注入容量とを可能にする
、明細書導入部に記載されたタイプの保護装置を製造することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1の前提部分に記載の保護装置の場合、エアバッグの折り
畳まれた状態で、側方の部分が部分の隣に設けられており、側方の部分が、ガス
発生器によって発生されたガスによりエアバッグを膨張させるとき、回動運動を
行なって部分から離れることができ、エアバッグの少なくとも部分的に広げられ
た状態が形成されていることによって、解決される。
【0006】 従来技術に比べて本発明によって達成されている本質的な利点は、原動機付き
乗り物に保護装置を組み入れるための所要面積が、畳まれたエアバッグによって
減じられていることにある。更に、畳まれたエアバッグはエアバッグの簡単な折
畳みを保証する。それ故に、効果的な衝突時保護の形成に必要である、エアバッ
グの広がる際の短い膨張時間が、保証されている。
【0007】 本発明の好都合な実施の形態は、エアバッグがアコーディオン状に折り畳まれ
ており、このことによって、一方では、エアバッグの、場所を取らない設置が可
能であること、を提案している。他方では、エアバッグの問題のない広がりが改
善される。
【0008】 本発明の実施の形態では、回動軸が、ガス発生器からエアバッグに流れ込むガ
スの流れ方向に対し実質的に平行に又は実質的に直角方向に形成されていること
、が提案されている。このことによって、衝突時保護装置は原動機付き乗り物で
の種々の要求に適応可能である。衝突時保護装置の領域を越える追加の衝突時保
護をどの側に形成しなければならないかに応じて、回動軸の位置(Verlauf)を選
択することができる。
【0009】 本発明の適切な実施の形態では、少なくとも90°の角度の範囲の回動運動を
行なうことができる。このことによって、特に、原動機付き乗り物の内部空間の
角領域での保護を保証することができる。
【0010】 約180°の角度の範囲の回動運動を行なうことができることは好都合である
。このことによって、衝突時保護を、衝突時保護装置の設置が不可能である、原
動機付き乗り物の内部空間の領域に、形成することができる。例えば窓の領域又
はスライディングドアのついた乗り物での中央柱(B-Saeule)の領域はその1つに
数えられる。
【0011】 本発明の好都合な実施の形態では、回動軸は部分と側方の部分との間に形成さ
れた折畳み用シームに沿って延びている。このことによって、回動軸の正確な限
定が容易である。
【0012】 本発明の適切な実施の形態は、エアバッグの広げられた状態では、ガス発生器
からエアバッグに流れ込むガスの流れ方向に対し実質的に平行に延びている、複
数の流路が、部分に形成されていること、を提案している。このことによって、
流入するガスの広がり方向が制御可能であるので、側方の部分の、部分から離れ
る誤りのない回動運動が保証されている。
【0013】 本発明の実施の形態では、エアバッグの広げられた状態で、ガス発生器からエ
アバッグに流れ込むガスの流れ方向に対し実質的に直角方向に延びている、複数
の側方の流路が、側方の部分に形成されている。このことによって、部分から回
動して離れる側方の部分の迅速な広がりが可能である。
【0014】 側方の部分の広がりが始まる前に、部分がほぼ完全に広げられることができる
ことが提案されていることは好都合である。このことによって、まず、最適な衝
突時保護は、この衝突時保護が側方の部分の広がりによって補われる前に、部分
の領域に形成可能である。
【0015】 スライディングドア付きの乗り物では、エアバッグが折り重ねられた状態で乗
り物の内部空間に設けられており、エアバッグの広げられた状態では、側方の部
分によって、側方衝突時保護がスライディングドアの領域に形成されている。こ
のことによって、衝突時保護は、衝突時保護装置の設置が不可能である領域に形
成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により及び図面を参照して、本発明を詳述する。図1に示す
ように、衝突時保護装置1は、矢印Aの方向にエアバッグ3に流入するガスを発
生させることができるガス発生器2を有する。エアバッグ3は、ガスが流れ込む
ようガス発生器2と直接に接続されている部分4と、ガスが流れ込むようこの部
分4と接続されている側方の部分5とを含む。エアバッグ3の部分4と側方の部
分5との間にはシーム6が形成されているので、シーム6の領域では、部分4か
ら側方の部分5へのガスの流入がシーム6の少なくとも部分領域で阻止されてい
る。この目的のために、シーム6は個々の部分7に区分されているか、あるいは
部分的に連続的に形成されていることができる。
【0017】 図2に示すように、エアバッグはアコーディオンのように折り畳まれているの
で、折畳み縁部8が生じる。エアバッグ3の折り重ねられた状態では、側方の部
分5は部分4の上に位置されている。この図では、部分4及び側方の部分5はア
コーディオンのように折り畳まれている。ガス発生器2によって発生されたガス
がエアバッグ3に流れ込むと、まず、部分4が少なくとも部分的に広げられる。
このことによって、側方の部分5の投げ出し運動が始動される。部分5は、図2
で矢印Bによって示されるように、回動軸を中心として部分4から回動して離れ
る。図では、側方の部分5の回動運動は好ましくは90と180°の間の角度を
描く。回動運動の開始前には、側方の部分5は広げられていないか、あるいは部
分的にしか広げられていない。
【0018】 図2に示した、衝突時保護装置1の実施の形態では、回動軸はガス発生器2に
よって発生されたガスの流れ方向Aに対し実質的に直角方向に延びている。
【0019】 図3は衝突時保護装置1の平面図を示している。この実施の形態では、側方の
部分5は、エアバッグ3の折り重ねられた状態で、部分4の隣に設けられている
ので、側方の部分5の回動運動は、エアバッグ3が広がる際に、ガス発生器2に
よって発生されたガスの流れ方向に対し実質的に平行に形成されている回動軸を
中心として、なされる。矢印Cの方向への回動運動の際に、回動軸は、図3では
、図の平面上に実質的に垂直方向にある。この実施の形態でも、回動運動は好ま
しくは90°と180°の間の角度の範囲でなされる。
【0020】 図4に示すように、部分4には流路9が、側方の部分5には側方の流路10が
形成されていることができる。流路9及び側方の流路10は夫々分割線11によ
って形成されている。分割線11を形成するために、エアバッグ3の側面は分割
線11に沿って互いに貼着されているか、塞がれるシームによって互いに結合さ
れている。
【0021】 流路9によって、ガス発生器2からエアバッグ3に流れ込むガスは、ガス発生
器2に隣り合っている領域12から、エアバッグ3の部分4の対向側にある領域
13へ導かれる。このことによって、一方では、側方の部分5が回動運動を行な
って部分5から離れる前に、エアバッグ3が広がるとき、まず部分4が実質的に
完全に広がることが、保証されている。他方では、図4に示すように、流路9の
延在によって、回動運動を始動させるための十分な衝撃の発生が支援される。
【0022】 続いて、ガスは、流路14を通って、側方の部分5に流れ込み、そこでは、側
方の流路10によって導かれるので、側方の部分5は完全に広がる。
【0023】 部分4と側方の部分5との間には、側方の部分5が回動運動して部分4から離
れることが支援されているように、窪み15が形成されている。
【0024】 前記明細書、図面及び請求項に開示された特徴は、個々でも、任意の組合せで
も、本発明の種々の実施の形態の実現にとって重要であり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 広げられた状態にある衝突時保護装置の正面図を示している。
【図2】 部分的に畳み重ねられた状態にある衝突時保護装置の正面図を示している。回
動軸は、エアバッグに流れ込むガスの流れ方向に対し実質的に直角方向に形成さ
れている。
【図3】 部分的に畳み重ねられた状態にある衝突時保護装置の平面図を示している。回
動軸は、エアバッグに流れ込むガスの流れ方向に対し実質的に平行に形成されて
いる。
【図4】 複数の流路を有する衝突時保護装置を示している。
【符号の説明】
1 衝突時保護装置 2 ガス発生器 3 エアバッグ 4 部分 5 側方の部分 6 シーム 7 シーム6の個々の部分 8 折畳み用縁部 9 流路 10 側方の流路 11 分割線 12 エアバッグ3の、ガス発生器2に隣り合った領域 13 エアバッグ3の対向側にある領域 14 流路 15 窪み
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年10月20日(2001.10.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】
【従来の技術】 このような保護装置は、乗り物の衝突の際に、乗り物の乗員が乗り物の部分と
接触するのを防止するために用いられる。この目的のために、エアバッグとも呼
ばれる衝突時保護装置は、好ましくは乗り物のフレーム部分に設けられる。この
場合、乗り物の乗員が乗り物の部分と接触するのを、衝突時保護装置の設置が構
造上の理由から不可能である領域においても防止する、という問題が生じる。例
えば窓の領域もその1つに数えられる。衝突時保護装置を、特に、スライディン
グドアの付いた乗り物の中央柱(B-Saeule)の領域にも、設けることは、取分け、
そこに設けられたスライディングドア用保持・案内装置がある故に、問題である
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 DE-295 17 372からは、膨張の際に乗り物のドアの脇の空間に広がる、エアバ
ッグからなる側方衝突時保護装置が公知である。この場合、ガスが側方に吐き出
されることによって、胸部の保護以外にエアバッグが頭部領域に形成されている
。類似の構造体は特開平第10-181.498号からも公知である。 US 4,169,631からは、2つのチャンバを有するエアバッグを具備する乗員用保
護装置が公知である。第1のエアバッグチャンバはダッシュボードから始まって
風防ガラスに沿って乗り物の乗員の方向に該乗員の手前で膨張可能である。この
チャンバが膨張されてしまっているとき初めて、ガスは、上方のエアバッグチャ
ンバから始まって下方にドライバとハンドルとの間に延びている第2のエアバッ
グチャンバに送り込まれる。 DE 297 13 111 U1からは、2つのチャンバのエアバッグが設けられており、2
つのエアバッグチャンバは隔壁によって互いに分離されてなるエアバッグ装置が
公知である。第2のエアバッグチャンバは第1のエアバッグチャンバに遅れて膨
張される。この目的のためにエアバッグに保持手段が設けられている。該保持手
段は、第2のエアバッグチャンバ内でガスの内圧が一定に達したときに、破裂し
て、このエアバッグチャンバを解放して膨張させる。 DE 94 05 143.7 U1からは、膨張した状態ではエアバッグ側部とこのエアバッ
グ側部に対し角度をなして設けられたエアバッグ前部とからなるエアバッグを具
備するエアバッグ装置が公知である。 前提部分に記載されたUS-A-5,765,863からは、部分及び側方の部分を含み、か
つ、ガス発生器によって発生されたガスがエアバッグに流入することができるよ
うにガス発生器と結合されているエアバッグを具備する、乗り物の乗員のための
衝突時保護装置が公知である。 具体的には、2つのチャンバを有するエアバッグを含むサイドエアバッグモジ
ュールが設けられており、ガスはまず上方領域に割り当てられた下方チャンバに
送り込まれる。そのとき、ガス容積は、乗員が下方チャンバに衝突するとき、乗
り物の乗員の頭部領域に割り当てられた上方チャンバに押し込まれることができ
る。このような構成のためには、角又は縁部の所定の領域を、折り込みによって
、袋状に、外から、相応に折り畳まれた残りのエアバッグの2つの対向する側壁
の間に入れる特別な折畳み技術が必要である。このような折畳みは比較的労力が
かかり、若干の骨折りによってのみ製造される。この場合、この複雑な折畳み技
術の故にエアバッグが必要な場合に所望には膨張されないという危険、すなわち
、膨張工程の際に故障防止性が所望には与えられていないという危険がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の課題は、従って、簡単な折畳み技術によって、折り畳まれた非使用状
態に変えることができるエアバッグを有し、高い故障防止性をもって、折り畳ま
れた非使用状態から使用状態に変化可能である、本発明の衝突時保護装置を、製
造することである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】 この課題は、請求項1の特徴部分によって解決される。請求項1に記載のよう
に、エアバッグは、該エアバッグを非活動的な折り畳まれた基本状態に変えるた
めに、2つの部分が広がり面で長手方向に見て並んでなる、広げられたが膨張さ
れていない状態から始まって、広がり面上で長手方向に対し直角方向に折畳み可
能であり、折り畳まれた側方の部分は、部分と側方の部分との間の移行領域にあ
る回動軸を中心として、折り畳まれた部分へ回動可能であり、側方の部分は、ガ
ス発生器によって発生されたガスによるエアバッグの膨張と同時に、回動運動を
行なって部分から離れ、エアバッグの、少なくとも部分的に広げられた状態が形
成されている。 このような折畳みは容易に形成されることができる。ここでは、更に、エアバ
ッグ全体が非常な故障防止性をもって膨張することができることが保証されてい
る。何故ならば、側方の部分を、ここでは、所望の膨張領域での位置決めのため
に、簡単な回動運動によって側方の部分から回動して離すだけでよいからである
。 エアバッグが活動状態にあるこのような構造体によって、側方衝突時保護が、
スライディングドアが付いた乗り物の、その中央柱の領域で可能であることが特
に好都合であるのは、該領域で、特に、スライディングドアの保持・案内手段が
ある故に、衝突時保護装置の設置が構造上の理由から不可能である場合である。
この場合、エアバッグは、折り畳まれた状態で、例えば、側窓の上方の領域に設
けられていることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】 従来技術に比べて本発明によって達成されている他の利点は、原動機付き乗り
物に保護装置を組み入れるための所要面積が、畳まれたエアバッグによって減じ
られていることにある。更に、畳まれたエアバッグはエアバッグの簡単な折畳み
を保証する。それ故に、効果的な衝突時保護の形成に必要である、エアバッグの
広がる際の短い膨張時間が、保証されている。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部分(4)及び側方の部分(5)を含み、かつ、ガス発生器
    (2)によって発生されたガスがエアバッグ(3)に流入することができるよう
    にガス発生器(2)と結合されているエアバッグ(3)を具備する、乗り物の乗
    員のための衝突時保護装置において、 前記エアバッグ(3)の折り畳まれた状態で、前記側方の部分(5)は前記部
    分(4)の隣に設けられており、前記側方の部分(5)は、前記ガス発生器(2
    )によって発生されたガスにより前記エアバッグ(3)を膨張させると、回動軸
    を中心として回動運動を行なって前記部分(4)から離れることができ、前記エ
    アバッグ(3)の少なくとも部分的に広げられた状態が形成されていること、を
    特徴とする衝突時保護装置。
  2. 【請求項2】 前記エアバッグ(3)はアコーディオン状に折り畳まれてい
    ること、を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記回動軸は、前記ガス発生器(2)から前記エアバッグ(
    3)に流れ込むガスの流れ方向(A)に対し実質的に平行に形成されていること
    、を特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記回動軸は、前記ガス発生器(2)から前記エアバッグ(
    3)に流れ込むガスの流れ方向(A)に対し実質的に直角方向に形成されている
    こと、を特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも90°の角度の範囲の回動運動が行なわれること
    ができること、を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 約180°の角度の範囲の回動運動が行なわれることができ
    ること、を特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記回動軸は前記部分(4)と前記側方の部分(5)との間
    に形成された折畳み用シーム(6)に沿って延びていること、を特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記エアバッグ(3)の広げられた状態では、前記ガス発生
    器(2)から前記エアバッグ(3)に流れ込むガスの流れ方向(A)に対し実質
    的に平行に延びている、複数の流路(9)が、前記部分(4)に形成されている
    こと、を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記エアバッグ(3)の広げられた状態では、前記ガス発生
    器(2)から前記エアバッグ(3)に流れ込むガスの流れ方向(A)に対し実質
    的に直角方向に延びている、複数の側方の流路(9)が、前記側方の部分(5)
    に形成されていること、を特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の装置
  10. 【請求項10】 前記側方の部分(5)の広がりが始まる前に、前記部分(
    4)はほぼ完全に広げられることができること、を特徴とする請求項1乃至9の
    いずれか1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記エアバッグ(3)は折り重ねられた状態で乗り物の内
    部空間に設けられ、前記エアバッグ(3)の広げられた状態では、前記側方の部
    分(5)によって、側方衝突時保護がスライディングドアの領域に形成されてい
    ること、を特徴とする請求項1乃至10のいずれか1に記載の装置。
JP2001521594A 1999-09-08 2000-08-09 衝突時保護装置 Pending JP2003508302A (ja)

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DE19942886.7 1999-09-08
DE19942886A DE19942886A1 (de) 1999-09-08 1999-09-08 Aufprall-Schutzvorrichtung
PCT/EP2000/007744 WO2001017827A1 (de) 1999-09-08 2000-08-09 Aufprall-schutzvorrichtung

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