JP2007137103A - 乗員保護システム - Google Patents

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智 小林
Makoto Higano
誠 日向野
Fumiharu Ochiai
史治 落合
Takesuke Nishida
雄亮 西田
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Abstract

【課題】ドア内部におけるレイアウトの自由度が高いエアバッグ装置及び、当該エアバッグ装置の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係るエアバッグ装置は、車両のドア内部に収容され、非常事態発生時に上方に膨張展開するエアバッグと;前記エアバッグの端部が連結固定されたエアバッグ搭載部と;前記エアバッグに膨張ガスを供給するガス供給部とを備えたエアバッグ装置において、前記エアバッグは、展開時に前記搭載部から略垂直方向に延びる基礎領域と、展開時に前記搭載部から略水平方向(車両の前後方向)にはみ出すオーバーハング領域とからなり、組み立て工程において、前記エアバッグの基礎領域とオーバーハング領域とを一緒に前記搭載部側に圧縮して棒状とし、その後、前記棒状のエアバッグのオーバーハング領域を前記基部側に折り重ねることより、当該エアバッグを圧縮収容することを特徴としている。
【選択図】図4

Description

この発明は、非常事態発生時に車両内の乗員を保護するエアバッグ装置に関し、特に、車両のドア内部に収容され上方に膨張展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置の改良に関する。
近年、自動車内の乗員を保護するために、種々のタイプのエアバッグ装置が提案、実用化されている。側突、横転、ロールオーバーの際に乗員の頭部保護及び車外放出を防止するために、特開2003−165412号公報などに示されたようなカーテン式のエアバッグ装置が提案されている。
一般に、車室側方の窓ガラスの上部には、ヘッドライニング(ルーフ)で覆われたインナーパネル(ボディーパネル)が設けられている。そして、ヘッドライニングとインナーパネルとで形成される空間には、ブラケットに保持・収容されたカーテンエアバッグ装置のバッグ本体(クッション)が配置される。ブラケットは、折り畳まれたバッグ本体を載せる座面を有し、インナーパネルに対してボルト等で固定される。作動時においては、インフレータから供給されるガスによってバッグ本体が膨張し、ヘッドライニングの下縁を押し広げ、車内に展開するようになっている。特開2003−165412号公報に開示されているカーテン式のエアバッグは、膨張展開することにより、乗員の頭部を保護すると同時に車外放出を防止するという機能を有する。
特開2003−165412号公報
また、特許2941879号公報には、車両のドア内部に収容され上方(窓側)に膨張展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置が開示されている。ドア内部に収容されるタイプのエアバッグ装置においては、設置位置(レイアウト)の制約が多いため、必要な保護エリアを十分にカバーすることが困難であった。
特許2941879号公報
そこで、エアバッグを搭載部から車両前後方向にオフセットさせて展開させる方法が考えられる。しかしながら、エアバッグのオフセットした領域の折り畳み方によって、展開時間が長くなったり、展開挙動が安定しなかったりするという問題があった。そこで、エアバッグの折り畳み方(圧縮収容方法)に着眼して本発明が創作された。
本発明は、ドア内部におけるレイアウトの自由度が高いエアバッグ装置及び、当該エアバッグ装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、展開速度の向上及び、展開挙動安定性の向上を図ることが可能なエアバッグ装置及び、当該エアバッグ装置の製造方法を提供することにある。
本発明の第1の態様に係るエアバッグ装置は、車両のドア内部に収容され、非常事態発生時に上方に膨張展開するエアバッグと;前記エアバッグの端部が連結固定されたエアバッグ搭載部と;前記エアバッグに膨張ガスを供給するガス供給部とを備えたエアバッグ装置において、前記エアバッグは、展開時に前記搭載部から略垂直方向に延びる基礎領域と、展開時に前記搭載部から略水平方向(車両の前後方向)にはみ出すオーバーハング領域とからなり、組み立て工程において、前記エアバッグの基礎領域とオーバーハング領域とを一緒に前記搭載部側に圧縮して棒状とし、その後、前記棒状のエアバッグのオーバーハング領域を前記基礎領域側に折り重ねることより、当該エアバッグを圧縮収容することを特徴としている。
本発明の第2の態様に係るエアバッグ装置の製造方法は、車両のドア内部に収容され、非常事態発生時に上方に膨張展開するエアバッグと;前記エアバッグの端部が連結固定されたエアバッグ搭載部と;前記エアバッグに膨張ガスを供給するガス供給部とを備えたエアバッグ装置の製造方法において:展開時に前記搭載部から略垂直方向に延びる基礎領域と、展開時に前記搭載部から略水平方向(車両の前後方向)にはみ出すオーバーハング領域とを有するように前記エアバッグを成形し;前記エアバッグの基礎領域とオーバーハング領域とを一緒に前記搭載部側に圧縮して棒状とし;前記棒状のエアバッグのオーバーハング領域を前記基礎領域側に折り重ねることにより、当該エアバッグを圧縮収容することを特徴としている。
ここで、エアバッグ搭載部は、インフレータとともにエアバッグを収容する容器に設置された部材とすることができる。あるいは、容器の一部をエアバッグ搭載部とすることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、実際にエアバッグが展開する際には、先ず棒状のエアバッグが水平方向(オフセット方向)に伸長・展開し、その後に垂直方向(上方)に膨張展開することになる。このため、車両前後方向にオフセットしてエアバッグを展開させる場合にも、展開時間が長くなることを抑制でき、展開挙動が安定することになる。
他方、最初にオーバーハング領域を基礎領域側に重ね合わせ、その後、重ね合わせたエアバッグを搭載部側にロールして圧縮した場合には、エアバッグの展開時間が増大するとともに、展開挙動が不安定となる。すなわち、エアバッグが展開する際に、先ず棒状のエアバッグが上方に向かって膨張展開し、その後に、オーバーハング領域が扇子で扇ぐようにオフセット方向(車両前後方向)に展開することになる。このため、オーバーハング領域が展開する際の空気抵抗が大きくなり、展開時間が増加すると共に、展開挙動が不安定になる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施例の使用状況を示す説明図であり、車両のドア10を示す。図2は、図1のA−A’方向の断面図である。図3は、実施例に使用されるエアバッグ14の展開状態を示す平面図である。本実施例に係るエアバッグ装置は、車両のドア10内部に収容され、非常事態発生時に上方(窓側)に膨張展開する袋状のエアバッグ14と;エアバッグ14の端部が連結固定されたエアバッグ搭載部16aと;エアバッグ14内部に膨張ガスを供給するインフレータ20と;エアバッグ14及びエアバッグ等細部16aを含む全体を収容する容器16とを備えている。
ここで、エアバッグ搭載部16aは、容器16に設置された別部材とすることもできるが、容器16の一部として構成することもできる。
エアバッグ14は、展開時に搭載部16aから略垂直方向に延びる基礎領域14aと、展開時に搭載部16aから略水平方向(車両の前後方向)にはみ出すオーバーハング領域14bとからなる。
図4は、実施例に係るエアバッグを圧縮(折り畳む)する工程を示す説明図である。組み立て工程において、(B)図に示すように、先ずエアバッグ14の基礎領域14aとオーバーハング領域14bとを一緒に搭載部16a側に巻いて(ロールして)1本の棒状のエアバッグロール22を形成する。その後、(C)図に示すように、エアバッグロール22のオーバーハング領域14bに対応する部分を基礎領域側に折り重ねて、当該エアバッグ14を容器16内に収容する。
棒状のエアバッグロール22は、非膨張状態のシート状エアバッグを外縁部から内側に巻き込んでロール状に成形したものである。その他、縁部からZ字状に折り畳んで棒状のエアバッグを成形することもできる。ここで、「Z字状」とは、蛇腹状と表現することもでき、一定の折幅で内・外(奥・手前)と交互に折り返しながら折り畳んで(圧縮して)棒状にしたものである。なお、エアバッグを構成する生地には厚みがあるため、「Z字状」といっても、厳密に鋭角な折り目を有するものに限らず、「S字状」のように折り目が若干円弧状になった(Rを帯びた)ものでもよい。
図5は、実施例に係るエアバッグ14の展開動作を示す説明図である。側突などの異常事態が発生するとセンサー(図示せず)からの信号に基づきインフレータ20が作動して、膨張ガスがエアバッグ14の内部に供給される。そると、(B)図に示すように、先ず棒状のエアバッグロール22が水平方向(オフセット方向)に立ち上がり、伸長・展開する。その後、(C)図及び(D)図に示すように、垂直方向(上方)に膨張展開して、保護エリアをカバーする格好となる。このように、棒状のエアバッグロール22が最初に展開するため、空気抵抗も少なく、速やかに直立状態を得ることができる。また、その後の展開においても、ロール状の袋による垂直方向の膨張だけであり、短い展開時間で、安定した膨張展開を得ることができる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想を逸脱しない範囲で種々の設計変更等が可能である。
図1は、本発明の実施例の使用状況を示す説明図であり、車両のドアを示す。 図2は、図1のA−A’方向の断面図である。 図3は、実施例に使用されるエアバッグの展開状態を示す平面図である。 図4は、実施例に係るエアバッグを圧縮(折り畳む)する工程を示す説明図である。 図5は、実施例に係るエアバッグの展開動作を示す説明図である。
符号の説明
10 ドア
12 窓
14 エアバッグ
14a 基準領域
14b オーバーハング領域
16 容器
16a エアバッグ搭載部
20 インフレータ
22 棒状エアバッグロール

Claims (6)

  1. 車両のドア内部に収容され、非常事態発生時に上方に膨張展開するエアバッグと;前記エアバッグの端部が連結固定されたエアバッグ搭載部と;前記エアバッグに膨張ガスを供給するガス供給部とを備えたエアバッグ装置において、
    前記エアバッグは、展開時に前記搭載部から略垂直方向に延びる基礎領域と、展開時に前記搭載部から略水平方向にはみ出すオーバーハング領域とからなり、
    組み立て工程において、前記エアバッグの基礎領域とオーバーハング領域とを一緒に前記搭載部側に畳んで棒状とし、その後、前記棒状のエアバッグのオーバーハング領域を前記基礎領域側に折り重ねることにより、当該エアバッグを圧縮収容することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記棒状のエアバッグは、ロールすることで成形されることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記棒状のエアバッグは、Z字状に折り畳むことで成形されることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  4. 車両のドア内部に収容され、非常事態発生時に上方に膨張展開するエアバッグと;前記エアバッグの端部が連結固定されたエアバッグ搭載部と;前記エアバッグに膨張ガスを供給するガス供給部とを備えたエアバッグ装置の製造方法において、
    展開時に前記搭載部から略垂直方向に延びる基礎領域と、展開時に前記搭載部から略水平方向にはみ出すオーバーハング領域とを有するように前記エアバッグを成形し;
    前記エアバッグの基礎領域とオーバーハング領域とを一緒に前記搭載部側に畳んで棒状とし;
    前記棒状のエアバッグのオーバーハング領域を前記基礎領域側に折り重ねることにより、当該エアバッグを圧縮収容することを特徴とするエアバッグ装置の製造方法。
  5. 前記棒状のエアバッグは、ロールすることで成形されることを特徴とする請求項4に記載のエアバッグ装置の製造方法。
  6. 前記棒状のエアバッグは、Z字状に折り畳むことで成形されることを特徴とする請求項4に記載のエアバッグ装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7690682B2 (en) 2008-06-27 2010-04-06 Autoliv Asp, Inc. Folding method for door mounted inflatable curtain

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JPH06191369A (ja) * 1992-09-23 1994-07-12 Morton Internatl Inc デュアル形緩衝用エアバッグユニット
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