JP2003507861A - 金属−空気電池 - Google Patents
金属−空気電池Info
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- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M12/00—Hybrid cells; Manufacture thereof
- H01M12/04—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type
- H01M12/06—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
a)アノード;b)カソード;c)該アノードとカソード間のセパレータ;d)開放されているルーバを有する外装を具備することを特徴とする金属−空気電池。更に膜も備えている。
Description
【0001】
本発明は、金属−空気電池に関する。
【0002】
電池は、電気エネルギ源として通常使用されている。電池は、通常アノードと
呼ばれる負極と、カソードと通常呼ばれる正極を備えている。アノードは酸化さ
れる活性材料即ち活物質を含み、カソードは、還元される活性材料を含みそして
これは消費される。アノード活性材料は、カソード活性材料を還元できる。アノ
ード材料とカソード材料の直接反応を避けるため、アノードとカソードは、セパ
レータによって互いに電気的に分離されている。
呼ばれる負極と、カソードと通常呼ばれる正極を備えている。アノードは酸化さ
れる活性材料即ち活物質を含み、カソードは、還元される活性材料を含みそして
これは消費される。アノード活性材料は、カソード活性材料を還元できる。アノ
ード材料とカソード材料の直接反応を避けるため、アノードとカソードは、セパ
レータによって互いに電気的に分離されている。
【0003】
電池が、例えば携帯電話のようなデバイスの電源として使用されるとき、アノ
ードとカソードが電気的に接続され、デバイスを介して電子が流れ、それぞれの
酸化や還元反応が起こり電力を発生する。アノードとカソードに接触する電解液
は、放電中電池全体の電荷バランス維持するため、両電極間にセパレータを介し
て流れるイオンを含んでいる。
ードとカソードが電気的に接続され、デバイスを介して電子が流れ、それぞれの
酸化や還元反応が起こり電力を発生する。アノードとカソードに接触する電解液
は、放電中電池全体の電荷バランス維持するため、両電極間にセパレータを介し
て流れるイオンを含んでいる。
【0004】
金属−空気電池においては、酸素はカソードで還元され、金属はアノードで酸
化される。酸素は電池の外部の周囲の空気から、電池の外装の一つ以上の空気口
を介して、カソードに供給される。
化される。酸素は電池の外部の周囲の空気から、電池の外装の一つ以上の空気口
を介して、カソードに供給される。
【0005】
高速放電下即ち大負荷状態においては、カソードを通して流れる空気流は常に
は一様ではない。それよりも空気取り入れ口に接近するカソードの領域は、過剰
に使用され、空気取り入れ口から離れたカソードの領域は、余り使用されない。
カソードの一様でない使用は、電池の機能を貧弱にし、電池の寿命を減少させる
。
は一様ではない。それよりも空気取り入れ口に接近するカソードの領域は、過剰
に使用され、空気取り入れ口から離れたカソードの領域は、余り使用されない。
カソードの一様でない使用は、電池の機能を貧弱にし、電池の寿命を減少させる
。
【0006】
本発明の電池は、異なる厚さを有する膜を備えている。異なる厚さの膜は、カ
ソードの面のすべての部分に平等に空気を分配するのに役立つ。
ソードの面のすべての部分に平等に空気を分配するのに役立つ。
【0007】
本発明の一つの観点によれば、本発明は、(a)少なくとも一つの空気取り入
れ口を有する外装と;(b)アノード;(c)カソード;(d)アノードとカソ
ード間のセパレータ;(e)カソードと外装間の膜を具備する金属−空気電池に
特徴がある。膜は異なる厚さをしている。
れ口を有する外装と;(b)アノード;(c)カソード;(d)アノードとカソ
ード間のセパレータ;(e)カソードと外装間の膜を具備する金属−空気電池に
特徴がある。膜は異なる厚さをしている。
【0008】
例えば、空気取り入れ口に隣接する膜の部分は、空気取り入れ口に隣接しない
膜の部分より厚く、又は膜の一部分は元の厚みに対して圧縮され、他方膜の他の
部分は圧縮されない。これらの形状は、カソードのすべての部分に対し比較的に
一様な長さの空気拡散通路を提供する。空気取り入れ口は、電池外装の構造的な
一体性を保持しつつ、カソード面の大部分に空気流を提供するためのルーバであ
る。
膜の部分より厚く、又は膜の一部分は元の厚みに対して圧縮され、他方膜の他の
部分は圧縮されない。これらの形状は、カソードのすべての部分に対し比較的に
一様な長さの空気拡散通路を提供する。空気取り入れ口は、電池外装の構造的な
一体性を保持しつつ、カソード面の大部分に空気流を提供するためのルーバであ
る。
【0009】
他の観点によれば、本発明は、金属−空気電池のカソードに流れる空気流を制
御する方法に特徴がある。該方法は、(a)膜でカソードを被覆する工程、該膜
は異なる厚さをしており、且つ(b)カソードと膜を少なくとも一つの空気取り
入れ口を有する外装に挿入する工程を備えている。
御する方法に特徴がある。該方法は、(a)膜でカソードを被覆する工程、該膜
は異なる厚さをしており、且つ(b)カソードと膜を少なくとも一つの空気取り
入れ口を有する外装に挿入する工程を備えている。
【0010】
この方法は、空気取り入れ口とカソード間の膜の厚さを変えることにより、部
分的に調整されるカソードに流れる空気流を制御することができる。異なる厚さ
の膜は、例えばカソードのすべての部分に比較的に一様な長さの空気拡散通路を
提供することにより、カソードに一様に空気流を分配できる。電池の放電性能は
、カソードへの空気流を制御することにより改善される。
分的に調整されるカソードに流れる空気流を制御することができる。異なる厚さ
の膜は、例えばカソードのすべての部分に比較的に一様な長さの空気拡散通路を
提供することにより、カソードに一様に空気流を分配できる。電池の放電性能は
、カソードへの空気流を制御することにより改善される。
【0011】
本明細書で使用する用語“隣接”は、空気取り入れ口から0.5mm内にある
ことを言う。
ことを言う。
【0012】
本明細書で使用する用語“異なる厚さ”は、膜の第一の部分が、膜の第二の部
分の厚さより少なくとも12%薄いことを言う。 本明細書で使用する用語“圧縮された”は、膜の部分における孔の数を減少す
るため圧縮された膜の一部分を言い、“圧縮されない”は、膜の厚さが元の膜の
厚さの少なくとも80%で有ることを言う。
分の厚さより少なくとも12%薄いことを言う。 本明細書で使用する用語“圧縮された”は、膜の部分における孔の数を減少す
るため圧縮された膜の一部分を言い、“圧縮されない”は、膜の厚さが元の膜の
厚さの少なくとも80%で有ることを言う。
【0013】
本明細書で使用する用語“ルーバ(louver)”は、それを介して空気が流れる
リーフ(leaf)又はタブ(tab)を有する一つ以上の開口を言う。ルーバの一つ
の側部が開いているとき、タブは外装の外面にほぼ並行である。
リーフ(leaf)又はタブ(tab)を有する一つ以上の開口を言う。ルーバの一つ
の側部が開いているとき、タブは外装の外面にほぼ並行である。
【0014】
本明細書で使用する用語“ルーバの開口”は、缶即ち外装とルーバのリーフ又
タブの縁との間の間隔を言う。
タブの縁との間の間隔を言う。
【0015】
本明細書で使用する用語“ルーバの開口面積”は、ルーバ、又は2つの側部で
ルーバが開いている場合の複数のルーバの幅と、ルーバの長さの積を言う。
ルーバが開いている場合の複数のルーバの幅と、ルーバの長さの積を言う。
【0016】
本発明の電池は、大気から電池のカソード面に空気を流すように一つ以上のル
ーバを備えている。ルーバは、カソード面のすべての部分に一様に空気を分配す
るのに役立つ。
ーバを備えている。ルーバは、カソード面のすべての部分に一様に空気を分配す
るのに役立つ。
【0017】
一つの観点によれば、本発明は、a)アノード;b)カソード;c)該アノー
ドとカソード間のセパレータ;d)一つ以上のルーバを有する外装を具備する金
属−空気電池に関する。
ドとカソード間のセパレータ;d)一つ以上のルーバを有する外装を具備する金
属−空気電池に関する。
【0018】
ルーバは、電池外装の構造的な一体性を保持しつつ、カソード面の大部分に空
気流を提供することができる。ルーバを備えた電池外装は、異なる厚さの膜と組
合わされる。ルーバ開口に隣接する膜の部分は、ルーバ開口から遠く離れている
膜の部分より厚くなっている。かかる形状は、カソードのすべての部分に対し比
較的一様な長さの空気拡散通路を提供できる。
気流を提供することができる。ルーバを備えた電池外装は、異なる厚さの膜と組
合わされる。ルーバ開口に隣接する膜の部分は、ルーバ開口から遠く離れている
膜の部分より厚くなっている。かかる形状は、カソードのすべての部分に対し比
較的一様な長さの空気拡散通路を提供できる。
【0019】
他の観点によれば、本発明は、金属−空気電池を製造する方法に関する。この
方法は、(a)電池外装に一つ以上のルーバを設ける工程;(b)該外装内にカ
ソードトアノードを挿入する工程を備えている。
方法は、(a)電池外装に一つ以上のルーバを設ける工程;(b)該外装内にカ
ソードトアノードを挿入する工程を備えている。
【0020】
該方法は、電池外装を迅速に製造することができる。外装にルーバをカッテン
グする工程は、ルーバをカットするとき外装から何らの材料を除去しないので、
外装に孔を穿孔する工程より迅速にできる。更にカッテング作業でギザギザや面
の切れ目が発生しても、それらは缶即ち外装の一部分に置かれ、カソード面とは
接触しない。
グする工程は、ルーバをカットするとき外装から何らの材料を除去しないので、
外装に孔を穿孔する工程より迅速にできる。更にカッテング作業でギザギザや面
の切れ目が発生しても、それらは缶即ち外装の一部分に置かれ、カソード面とは
接触しない。
【0021】
本発明の特徴や利点は、好ましい実施の形態の記載や請求の範囲の記載から明
瞭になる。
瞭になる。
【0022】
本発明は、一つ以上のルーバを有する外装を備える電池に関する。図1を参照
すると、電池外装2は、上部4,下部6、側部壁8を備える。側部壁は、3個の
ルーバが示されているが、6個のルーバについては図示されていない。ルーバ1
0は、大気から電池のカソード面により良い空気流を供給する。
すると、電池外装2は、上部4,下部6、側部壁8を備える。側部壁は、3個の
ルーバが示されているが、6個のルーバについては図示されていない。ルーバ1
0は、大気から電池のカソード面により良い空気流を供給する。
【0023】
本発明の外装は、例えば次のようにして製造される。ディスクは、ニッケルメ
ッキ冷間圧延鋼の板をカットすることにより得られる。所望の形状や寸法(例え
ばAAAA,AAA,AA,C,D電池用の円筒形外装)の外装が、これらの板
から深絞り(deep draw)される。
ッキ冷間圧延鋼の板をカットすることにより得られる。所望の形状や寸法(例え
ばAAAA,AAA,AA,C,D電池用の円筒形外装)の外装が、これらの板
から深絞り(deep draw)される。
【0024】
一つ以上のルーバが、各外装に切り込まれる。ルーバをカットするため、問題
としているルーバと、同じ寸法の孔を取り除き且つ作成するために使用される工
具と類似する工具が使用される。カッテングパンチのカッテング縁やダイが合致
しないので、カッテングパンチの4個のカッテング縁の3個が除去される。この
除去により、カットパネルは、外装に取り付けられたまま残存できる。単サイク
ルの工具も又使用できる。大量生産のために、例えば標準の金属加工プレスのよ
うな高速連続機械が使用され得る。ルーバーをカッテングやパンチングするため
の方法は、ボーシラガー、板金打ち抜き:コレクテッド・アーティクルス アン
ド・テクニカル・ペーパー(Boeselager,Sheet Metal
Punching: Collected Articles and Tec
hnical Papers)(1993) により詳細に記載されている。
としているルーバと、同じ寸法の孔を取り除き且つ作成するために使用される工
具と類似する工具が使用される。カッテングパンチのカッテング縁やダイが合致
しないので、カッテングパンチの4個のカッテング縁の3個が除去される。この
除去により、カットパネルは、外装に取り付けられたまま残存できる。単サイク
ルの工具も又使用できる。大量生産のために、例えば標準の金属加工プレスのよ
うな高速連続機械が使用され得る。ルーバーをカッテングやパンチングするため
の方法は、ボーシラガー、板金打ち抜き:コレクテッド・アーティクルス アン
ド・テクニカル・ペーパー(Boeselager,Sheet Metal
Punching: Collected Articles and Tec
hnical Papers)(1993) により詳細に記載されている。
【0025】
図2aを参照すると、ルーバ10は、一つの側部が開いており、変位した材料
のフラップは、リーフ12となる。ルーバ14はまた両側が開いている。ルーバ
の両側部が開いているとき、変位した材料の区分は、タブ16と言う。図2aの
E−E線に沿って見た図2bを参照すると、リーフ又はタブの縁と元の面の縁の
間の間隔は、ルーバ開口18である。
のフラップは、リーフ12となる。ルーバ14はまた両側が開いている。ルーバ
の両側部が開いているとき、変位した材料の区分は、タブ16と言う。図2aの
E−E線に沿って見た図2bを参照すると、リーフ又はタブの縁と元の面の縁の
間の間隔は、ルーバ開口18である。
【0026】
図3aを参照すると、ルーバのリーフやタブは、外装壁の元の面から変位して
おり、外装の内側に延在している。変位したルーバのリーフやタブの縁は、缶の
変位した直径とみなされる直径20を形成し、缶の内部の直径22より短い。変
位された直径は、幾分かは、使用されるカソードの寸法やアノードゲルの量を決
定する。使用されるカソードをより大きく、且つアノードゲルをより多くするた
めに、ルーバリーフの縁は、缶の変位した直径を増加するために薄く切り取られ
る。図3bを参照すると、リーフの縁と膜26の間の間隔24は、リーフの縁が
ずんどう(blunt)のままである時、比較的に小さい。図3cを参照すると、縁
が例えばリーマ削り、フライス削りまたは他の金属除去方法により削られると、
リーフの縁と膜26の間の間隔28は大きくなる。従って、変位した直径はルー
バーリーフのずんどうの縁を刷り取ることにより増加する。
おり、外装の内側に延在している。変位したルーバのリーフやタブの縁は、缶の
変位した直径とみなされる直径20を形成し、缶の内部の直径22より短い。変
位された直径は、幾分かは、使用されるカソードの寸法やアノードゲルの量を決
定する。使用されるカソードをより大きく、且つアノードゲルをより多くするた
めに、ルーバリーフの縁は、缶の変位した直径を増加するために薄く切り取られ
る。図3bを参照すると、リーフの縁と膜26の間の間隔24は、リーフの縁が
ずんどう(blunt)のままである時、比較的に小さい。図3cを参照すると、縁
が例えばリーマ削り、フライス削りまたは他の金属除去方法により削られると、
リーフの縁と膜26の間の間隔28は大きくなる。従って、変位した直径はルー
バーリーフのずんどうの縁を刷り取ることにより増加する。
【0027】
缶の内径22に対する変位した直径の比率は、例えば少なくとも50%、60
%、70%、80%、又は少なくとも95%である。例示したように、0.20
mmの壁厚を持つ外装の内径は、9.68mmである。リーマ削り前の変位した
直径は9.02mmであり、リーマ削り後は9.37mmであった。最終の外装
においては、内径に対する変位された直径の比率は、97%である。0.13m
m厚の缶について、外装IDは9.83mm,リーマ削り後の変位した直径は9
.53mmである。この缶においては、内径に対する変位した直径の比率は、9
7%である。
%、70%、80%、又は少なくとも95%である。例示したように、0.20
mmの壁厚を持つ外装の内径は、9.68mmである。リーマ削り前の変位した
直径は9.02mmであり、リーマ削り後は9.37mmであった。最終の外装
においては、内径に対する変位された直径の比率は、97%である。0.13m
m厚の缶について、外装IDは9.83mm,リーマ削り後の変位した直径は9
.53mmである。この缶においては、内径に対する変位した直径の比率は、9
7%である。
【0028】
最大の空気拡散を得るために、ルーバ14は、図4に示すように開いており、
または両側カットされている。各ルーバは、外装壁9に空気が貫流する2個の開
口を備えている。この構成においては、空気流がカソードチューブ部分に対し制
限され、これはルーバのタブと直接接触するからである。
または両側カットされている。各ルーバは、外装壁9に空気が貫流する2個の開
口を備えている。この構成においては、空気流がカソードチューブ部分に対し制
限され、これはルーバのタブと直接接触するからである。
【0029】
より大きな構造的な一体性を保持するために、ルーバ10は、図5に示すよう
に単に一つの側部のみ開口している。他の側部は外装壁8に取り付けられたまま
である。単一のカットされたルーバは、二重にカットされたルーバより空気を取
り入れる開放面積は僅かである。
に単に一つの側部のみ開口している。他の側部は外装壁8に取り付けられたまま
である。単一のカットされたルーバは、二重にカットされたルーバより空気を取
り入れる開放面積は僅かである。
【0030】
図6を参照すると、ルーバ10は電池の外装2の周囲に軸方向に設けられてい
る。ルーバは、外装の周囲の周りに均等に60度の間隔で設けられている。外装
の一体性を保つために、カットは連続していない。事実3個のカットは、それぞ
れ軸方向に配設される。多重のカットが、金属作業パンチのカット面の部分を取
り除くことにより、単一のパンチやダイを使用して実行される。
る。ルーバは、外装の周囲の周りに均等に60度の間隔で設けられている。外装
の一体性を保つために、カットは連続していない。事実3個のカットは、それぞ
れ軸方向に配設される。多重のカットが、金属作業パンチのカット面の部分を取
り除くことにより、単一のパンチやダイを使用して実行される。
【0031】
完成した外装は、それぞれ軸方向位置で3個の分離したルーバを備えている。
ルーバの各列は、電池の頂部から底へ直線状の3個のセグメントを備えている。
各ルーバの長さは、例えば約2mmから約50mmであり、好ましくは、約5m
mから約25mm、または約5mmから約15mmである。通常のAAA電池で
は、各ルーバは約10mmの長さである。ルーバ開口は、例えば0.01mmか
ら約2.0mm、そして好ましくは約0.05mmから約1.0mmまたは約0
.1mmから約0.5mmである。携帯電話パック用に作られた通常のAAA電
池においては、ルーバの開口は約0.125mmである。低速度用途においては
、ルーバ開口はより小さい。
ルーバの各列は、電池の頂部から底へ直線状の3個のセグメントを備えている。
各ルーバの長さは、例えば約2mmから約50mmであり、好ましくは、約5m
mから約25mm、または約5mmから約15mmである。通常のAAA電池で
は、各ルーバは約10mmの長さである。ルーバ開口は、例えば0.01mmか
ら約2.0mm、そして好ましくは約0.05mmから約1.0mmまたは約0
.1mmから約0.5mmである。携帯電話パック用に作られた通常のAAA電
池においては、ルーバの開口は約0.125mmである。低速度用途においては
、ルーバ開口はより小さい。
【0032】
ルーバは、缶の頂部及び底部から約3mm離間しており、長手方向には互いに
約1−2mm離間している。ルーバは構造上の一体性を保持するため、一つの側
部があいている。ルーバ開口に対するルーバの長さの比率は、約500:1から
約2:1である。好ましくは比率は、約200:1から約25:1または約10
0:1から約50:1である。通常のAAA電池では、比率は約80:1である
。
約1−2mm離間している。ルーバは構造上の一体性を保持するため、一つの側
部があいている。ルーバ開口に対するルーバの長さの比率は、約500:1から
約2:1である。好ましくは比率は、約200:1から約25:1または約10
0:1から約50:1である。通常のAAA電池では、比率は約80:1である
。
【0033】
ルーバの開口面積は、ルーバの長さとルーバの開口の積によって決まる。両側
があいているルーバの場合には、ルーバ開口面積は、2個の開口の面積の和であ
る。各ルーバ開口面積は、例えば少なくとも0.5mm2、少なくとも1.0m
m2、または少なくとも2.0mm2である。高速度用の通常のAAA電池にお
いては、ルーバ開口面積は、1.26mm2である。通常のAAA電池において
は、18個のルーバを有しているので、ルーバ開口面積の合計は、22.68m
m2である。
があいているルーバの場合には、ルーバ開口面積は、2個の開口の面積の和であ
る。各ルーバ開口面積は、例えば少なくとも0.5mm2、少なくとも1.0m
m2、または少なくとも2.0mm2である。高速度用の通常のAAA電池にお
いては、ルーバ開口面積は、1.26mm2である。通常のAAA電池において
は、18個のルーバを有しているので、ルーバ開口面積の合計は、22.68m
m2である。
【0034】
外装の側壁8の表面面積に対する前述の面積の合計の比率は、一部空気流がい
かに早くカソード面を横切って流れるかによって決定される。空気流の望ましい
速度は、電池が使用される用途に応じて決まる。外装の表面面積に対するルーバ
開口の比率は、約1:1000から約1:10、約1:500から約1:20、
または約1:100から約1:30である。
かに早くカソード面を横切って流れるかによって決定される。空気流の望ましい
速度は、電池が使用される用途に応じて決まる。外装の表面面積に対するルーバ
開口の比率は、約1:1000から約1:10、約1:500から約1:20、
または約1:100から約1:30である。
【0035】
一例として、AAA電池外装の壁の表面面積は、3.1416x10.1mm
x44.2mm=1402mm2である。高速の用途に設計された外装のルーバ
開口面積の合計は、約22.68mm2である。したがって外装壁の表面面積に
対するルーバ開口面積の合計の比率は、約1:60である。低速度の用途には、
比率は約1:120である。
x44.2mm=1402mm2である。高速の用途に設計された外装のルーバ
開口面積の合計は、約22.68mm2である。したがって外装壁の表面面積に
対するルーバ開口面積の合計の比率は、約1:60である。低速度の用途には、
比率は約1:120である。
【0036】
図6を参照すると、ルーバ開口は同じ方向に向いている。他の実施の形態では
、ルーバの方向は、区分毎に変化している。例えば、ルーバの方向が変化すると
き、各列は4個のルーバ区分を持つことになる。一つの列では、第一の区分が時
計回りに向き、該列の次のルーバは反時計回りに向く。次の列では、第一の区分
が反時計方向に向く。
、ルーバの方向は、区分毎に変化している。例えば、ルーバの方向が変化すると
き、各列は4個のルーバ区分を持つことになる。一つの列では、第一の区分が時
計回りに向き、該列の次のルーバは反時計回りに向く。次の列では、第一の区分
が反時計方向に向く。
【0037】
図7を参照すると、6個の等間隔で離間したルーバ14の列が電池外装にカッ
トされている。各列は、電池の頂部から底部に直線状の3個のルーバ区分を備え
ている。ルーバは、最大の空気流を得るため両側が開口している。
トされている。各列は、電池の頂部から底部に直線状の3個のルーバ区分を備え
ている。ルーバは、最大の空気流を得るため両側が開口している。
【0038】
図8を参照すると、6個の等間隔で離間したルーバ14の列が電池外装にカッ
トされている。各列は、電池の頂部から底部に直線状の12個のルーバ区分を備
えている。ルーバは、最大の空気流を得るため両側が開口している。
トされている。各列は、電池の頂部から底部に直線状の12個のルーバ区分を備
えている。ルーバは、最大の空気流を得るため両側が開口している。
【0039】
本発明による電池は、次のように製造される。金属メッシュ・スクリーンから
形成されたカソードチューブが、活性カソード塗布混合物で被覆される。混合物
は、バインダと、カーボン粒子と、例えばマンガン化合物のような還元過酸化物
の触媒を含んでいる。好ましいバインダは、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)粒子を含んでいる。カソード被覆混合物が硬化された後、カソード組立体
はカソード構成体から残留揮発物を取り除くため加熱される。
形成されたカソードチューブが、活性カソード塗布混合物で被覆される。混合物
は、バインダと、カーボン粒子と、例えばマンガン化合物のような還元過酸化物
の触媒を含んでいる。好ましいバインダは、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)粒子を含んでいる。カソード被覆混合物が硬化された後、カソード組立体
はカソード構成体から残留揮発物を取り除くため加熱される。
【0040】
ルーバに面するこのチューブの外側は、PTFE膜で被覆される。膜は、電池
内の湿度を一定値に維持する働きがある。膜は、電解液を電池からリークするの
を阻止する働きがある。又膜は電池内で、CO2の拡散を阻止する働きがある。
内の湿度を一定値に維持する働きがある。膜は、電解液を電池からリークするの
を阻止する働きがある。又膜は電池内で、CO2の拡散を阻止する働きがある。
【0041】
カソード面を横切って拡散する空気の望ましい量は、電池が使用される用途に
の放電比率に依存している。空気量は、一部ルーバ開口の合計面積に依存する。
またそれはバリアと缶の内径間の間隔に依存する。
の放電比率に依存している。空気量は、一部ルーバ開口の合計面積に依存する。
またそれはバリアと缶の内径間の間隔に依存する。
【0042】
図9を参照すると、PTFE膜30が一様な厚みの時には、.ルーバ10の開
口に隣接するカソード32の部分は、最大の空気にさらされる。高速の放電状態
の時には、カソードのこの部分は過剰に利用され、一方この開口から離れた部分
は余り利用されない。
口に隣接するカソード32の部分は、最大の空気にさらされる。高速の放電状態
の時には、カソードのこの部分は過剰に利用され、一方この開口から離れた部分
は余り利用されない。
【0043】
空気流を一様に分配するのを助けるために、膜34は、空気開口に関して異な
る部分で異なる厚みになっている。図10を参照すると、ルーバ10の開口に最
も接近しているPTFE膜34の部分は、空気開口から離れた部分よりも厚くな
っている。膜の厚みは円周に沿って異なる。このような設計は、カソード面のど
の点においても空気拡散通路をほぼ同じにするのに役立つ。例えば、膜は、膜の
最も薄い部分の厚みの少なくとも1.5倍、2.0倍、3.0倍または3.5倍
の最も厚い部分を有する。膜の最も厚い部分は、空気取り入れ口に隣接している
。異なる厚みの膜は、例えばシートに射出成型またはPTFEのストリップを積
層することにより、製造される。順次寸法が減少するストリップを、各点で所望
の厚みが得られるまで、シートの上に積層される。ルーバに最も接近している区
域は、ストリップの数は最大である。ストリップの数は、ルーバからの距離が増
加するほど減少する。膜は、少なくとも3乃至4枚のストリップを含んでいる。
る部分で異なる厚みになっている。図10を参照すると、ルーバ10の開口に最
も接近しているPTFE膜34の部分は、空気開口から離れた部分よりも厚くな
っている。膜の厚みは円周に沿って異なる。このような設計は、カソード面のど
の点においても空気拡散通路をほぼ同じにするのに役立つ。例えば、膜は、膜の
最も薄い部分の厚みの少なくとも1.5倍、2.0倍、3.0倍または3.5倍
の最も厚い部分を有する。膜の最も厚い部分は、空気取り入れ口に隣接している
。異なる厚みの膜は、例えばシートに射出成型またはPTFEのストリップを積
層することにより、製造される。順次寸法が減少するストリップを、各点で所望
の厚みが得られるまで、シートの上に積層される。ルーバに最も接近している区
域は、ストリップの数は最大である。ストリップの数は、ルーバからの距離が増
加するほど減少する。膜は、少なくとも3乃至4枚のストリップを含んでいる。
【0044】
空気流を調整する他の方法は、PTFE膜の異なる部分を漸進的に圧縮するこ
とである。PTFE膜を圧縮することは、膜の気孔を閉鎖することになるので、
膜を介して流れる空気流を制限できる。膜は、電池外装にカソードチューブが挿
入されるとき、チューブの両側とローラーが接触することにより圧縮される。膜
の第一の部分は、元の厚みより少なくとも約80%、約70%、約60%、また
は約50%以下に圧縮され、一方、膜の第二の部分は非圧縮状態を保つ。カソー
ドチューブは、最大程度に圧縮された膜の部分が、ルーバの開口に接近するよう
に挿入される。
とである。PTFE膜を圧縮することは、膜の気孔を閉鎖することになるので、
膜を介して流れる空気流を制限できる。膜は、電池外装にカソードチューブが挿
入されるとき、チューブの両側とローラーが接触することにより圧縮される。膜
の第一の部分は、元の厚みより少なくとも約80%、約70%、約60%、また
は約50%以下に圧縮され、一方、膜の第二の部分は非圧縮状態を保つ。カソー
ドチューブは、最大程度に圧縮された膜の部分が、ルーバの開口に接近するよう
に挿入される。
【0045】
電池を組み立てるため、PTFE膜でラップされたカソードチューブが外装内
に設置される。外装内のルーバは、空気の充満した空間にカソードチューブを中
央に位置決めするのに役立つ。電気接続は、カソード集電体と外装の底部間で、
例えば集電体を外装の底部に溶接することにより、直接物理的な接続ができる。
に設置される。外装内のルーバは、空気の充満した空間にカソードチューブを中
央に位置決めするのに役立つ。電気接続は、カソード集電体と外装の底部間で、
例えば集電体を外装の底部に溶接することにより、直接物理的な接続ができる。
【0046】
更に、導電性タブを集電体と外装の底部両方に取り付けることによってもでき
る。
る。
【0047】
カソードチューブが挿入され、且つルーバによって中央に位置決めされた後、
セパレータが外装に設置される。セパレータは多孔質で電気的に絶縁された重合
体、例えば電解液がカソードに接触できるポリプロピレンである。セパレータに
より形成された内部空洞は、アノードゲルで充填される。
セパレータが外装に設置される。セパレータは多孔質で電気的に絶縁された重合
体、例えば電解液がカソードに接触できるポリプロピレンである。セパレータに
より形成された内部空洞は、アノードゲルで充填される。
【0048】
アノードゲルは、亜鉛と電解液の混合物を含んでいる。亜鉛と電解液の混合物
は、電池から電解液の漏洩を阻止し、アノード内に亜鉛粒子を懸濁するのに役立
つゲル化剤を含んでいる。
は、電池から電解液の漏洩を阻止し、アノード内に亜鉛粒子を懸濁するのに役立
つゲル化剤を含んでいる。
【0049】
亜鉛材料は、鉛、インジウム、アルミニウム、又はビスマスと合金化される。
例えば、亜鉛は、約400と600ppm(例えば500ppm)の間の鉛と、
400と600ppmの間(例えば500ppm)のインジウムと、又は約50
と90ppmの間(70ppm)のアルミニウムと合金化される。好ましくは、
亜鉛材料は、鉛もインジウムとアルミニウム、鉛とインジウム又は鉛とビスマス
を含んでいる。更に亜鉛は、他の金属添加物は無くて鉛を含んでいる。亜鉛材料
は、空気吹きつけや脱水亜鉛であっても良い。適切な空気粒子は、例えば1998年
9月18日米国出願されたU.S.S.N.09/156,915号、及び1998年7月15日米国出願され
たU.S.S.N.09/115,867号に記載されており、本明細書ではそれぞれを全般的に参
考例として挙げる。
例えば、亜鉛は、約400と600ppm(例えば500ppm)の間の鉛と、
400と600ppmの間(例えば500ppm)のインジウムと、又は約50
と90ppmの間(70ppm)のアルミニウムと合金化される。好ましくは、
亜鉛材料は、鉛もインジウムとアルミニウム、鉛とインジウム又は鉛とビスマス
を含んでいる。更に亜鉛は、他の金属添加物は無くて鉛を含んでいる。亜鉛材料
は、空気吹きつけや脱水亜鉛であっても良い。適切な空気粒子は、例えば1998年
9月18日米国出願されたU.S.S.N.09/156,915号、及び1998年7月15日米国出願され
たU.S.S.N.09/115,867号に記載されており、本明細書ではそれぞれを全般的に参
考例として挙げる。
【0050】
亜鉛粒子は、球形か非球形である。例えば、亜鉛粒子は、針状形(縦横比が少
なくとも2)をしている。亜鉛材料は、主として60メッシュと325メッシュ
の間の寸法を有する粒子を含んでいる。例えば、亜鉛材料は、次の粒子寸法分布
をしている。 60メッシュスクリーン上に0−3重量%; 100メッシュスクリーン上に40−60重量%; 200メッシュスクリーン上に30−50重量%; 325メッシュスクリーン上に0−3重量%; パン(pan)上に0−0.5重量%
なくとも2)をしている。亜鉛材料は、主として60メッシュと325メッシュ
の間の寸法を有する粒子を含んでいる。例えば、亜鉛材料は、次の粒子寸法分布
をしている。 60メッシュスクリーン上に0−3重量%; 100メッシュスクリーン上に40−60重量%; 200メッシュスクリーン上に30−50重量%; 325メッシュスクリーン上に0−3重量%; パン(pan)上に0−0.5重量%
【0051】
適切な亜鉛材料は、ベルギーのオバーペルト(Overpelt)社から売り出されてい
る商品名ユニオン・ミニエル(Union Miniere)社、米国のデュラセル社(Dura
cell)、米国のノランダ社(Noranda)、ドイツのグリロ社(Grillo)、又は日本
の東邦亜鉛会社から市販されている亜鉛を含む。
る商品名ユニオン・ミニエル(Union Miniere)社、米国のデュラセル社(Dura
cell)、米国のノランダ社(Noranda)、ドイツのグリロ社(Grillo)、又は日本
の東邦亜鉛会社から市販されている亜鉛を含む。
【0052】
ゲル化剤は、ポリアクリラート吸収剤である。ポリアクリラート吸収剤は、米
国特許第4,541,871号(本明細書では参考例として挙げる)に記載されている方
法で測定して、ゲル化剤のグラム当たり約30グラム以下の塩分の吸収性外皮(
envelope)を備えている。アノードゲルは、アノード混合物の中に乾燥亜鉛の重
量比でゲル化剤の1%以下を含んでいる。好ましくは、ゲル化剤含量は、重量比
で約0.2と0.8%の間、より好ましくは0.3と0.6重量%の間、且つ最
も好ましくは約0.33重量%である。ポリアクリラート吸収剤は、懸濁重合に
より生成されたポリアクリル酸ナトリウムである。適切なポリアクリル酸ナトリ
ウムは、約105と180ミクロンの間の平均粒子寸法で、約7.5のpH である。適切なゲル化剤は、例えば米国特許第4,541,871号、米国特許第4,590,2
274号,米国特許第4,507,438号に記載されている。
国特許第4,541,871号(本明細書では参考例として挙げる)に記載されている方
法で測定して、ゲル化剤のグラム当たり約30グラム以下の塩分の吸収性外皮(
envelope)を備えている。アノードゲルは、アノード混合物の中に乾燥亜鉛の重
量比でゲル化剤の1%以下を含んでいる。好ましくは、ゲル化剤含量は、重量比
で約0.2と0.8%の間、より好ましくは0.3と0.6重量%の間、且つ最
も好ましくは約0.33重量%である。ポリアクリラート吸収剤は、懸濁重合に
より生成されたポリアクリル酸ナトリウムである。適切なポリアクリル酸ナトリ
ウムは、約105と180ミクロンの間の平均粒子寸法で、約7.5のpH である。適切なゲル化剤は、例えば米国特許第4,541,871号、米国特許第4,590,2
274号,米国特許第4,507,438号に記載されている。
【0053】
ある実施の形態では、アノードゲルは非イオン表面活性剤を含んでいる。表面
活性剤は、亜鉛面に被覆された、例えば非イオンアルキル燐酸塩または非イオン
アリル燐酸塩(例えばローム・アンド・ハース(Rohm & Haas)社の商品名R
A600,RM510)のような非イオン燐酸塩表面活性剤である。アノードゲ
ルは、亜鉛材料の面に被覆された表面活性剤の約20と100ppmの間のもの
を含んでいる。表面活性剤は、ガス発生を抑止剤としても働く。
活性剤は、亜鉛面に被覆された、例えば非イオンアルキル燐酸塩または非イオン
アリル燐酸塩(例えばローム・アンド・ハース(Rohm & Haas)社の商品名R
A600,RM510)のような非イオン燐酸塩表面活性剤である。アノードゲ
ルは、亜鉛材料の面に被覆された表面活性剤の約20と100ppmの間のもの
を含んでいる。表面活性剤は、ガス発生を抑止剤としても働く。
【0054】
電解液は、水酸化カリウムの水性溶液である。電解液は、約30と40%の間
、好ましくは35と40%の間の水酸化カリウムを含んでいる。又電解液は、約
1と2%の間の酸化亜鉛を含んでいる。
、好ましくは35と40%の間の水酸化カリウムを含んでいる。又電解液は、約
1と2%の間の酸化亜鉛を含んでいる。
【0055】
アノードゲルが外装に挿入された後、予め組み立てられた頂部組立体が、外装
の頂部に配設される。外装の上部外周(即ちリップ)は、外装の頂部で頂部組立
体をシールするため、予め組み立てられた頂部組立体がすえ込み(swage)加工さ
れる。
の頂部に配設される。外装の上部外周(即ちリップ)は、外装の頂部で頂部組立
体をシールするため、予め組み立てられた頂部組立体がすえ込み(swage)加工さ
れる。
【0056】
前述した方法は、また円筒形状以外の形状を有する金属ー空気電池を製造する
のにも用いられる。例えば、ルーバを有する角形金属ー空気電池を製造するのに
も使用される。
のにも用いられる。例えば、ルーバを有する角形金属ー空気電池を製造するのに
も使用される。
【0057】
図11aを参照すると、角形電池40は、2個のルーバを備えている。空気が
一つのルーバに入ると、カソード44を横切って他のルーバから出ていく。図1
1bは、ルーバ42の拡大図を示している。図11cを参照すると、角形電池は
4個のルーバを有している。ルーバは、空気をカソード44に仕向けるのに役立
つ。
一つのルーバに入ると、カソード44を横切って他のルーバから出ていく。図1
1bは、ルーバ42の拡大図を示している。図11cを参照すると、角形電池は
4個のルーバを有している。ルーバは、空気をカソード44に仕向けるのに役立
つ。
【0058】
プラスチック角形電池外装においては、ルーバは外装が製造される同じもモー
ルドサイクルで成型される。この場合、金属を取り除く場合の節約はないが、開
口の代わりにルーバを使用する利点がある。ルーバは、図11aに示すように、
カソード面上に空気流を仕向けるために使用される。
ルドサイクルで成型される。この場合、金属を取り除く場合の節約はないが、開
口の代わりにルーバを使用する利点がある。ルーバは、図11aに示すように、
カソード面上に空気流を仕向けるために使用される。
【0059】
貯蔵中電池は、ルーバを被覆する取外し可能なシートで被覆されている。シー
ト、例えば酸素非透過性で水素透過性のシートが、電池の内外間に空気の流れを
制限している。ユーザは使用に先立ち、電池からシートをはぎ取り、空気から酸
素を電池内部に入るようにする。電池は又密封された金属バッグに貯蔵すること
もできる。ユーザは、使用前にバッグから電池を取り出す。
ト、例えば酸素非透過性で水素透過性のシートが、電池の内外間に空気の流れを
制限している。ユーザは使用に先立ち、電池からシートをはぎ取り、空気から酸
素を電池内部に入るようにする。電池は又密封された金属バッグに貯蔵すること
もできる。ユーザは、使用前にバッグから電池を取り出す。
【図1】
本発明の一実施の形態の電池の概略図である。
【図2a】
2個のルーバの斜視図である。
【図2b】
2個のルーバの断面図である。
【図3a】
電池の外装の断面図である。
【図3b】
電池の外装の断面図である。
【図3c】
電池の外装の断面図である。
【図4】
電池の外装の断面図である。
【図5】
電池の外装の断面図である。
【図6】
ルーバを備える電池外装の概略図である。
【図7】
ルーバを備える電池外装の概略図である。
【図8】
ルーバを備える電池外装の概略図である。
【図9】
本発明の一実施の形態の電池の断面図である。
【図10】
本発明の一実施の形態の電池の断面図である。
【図11a】
ルーバを備える角形電池の断面図である。
【図11b】
ルーバを備える角形電池の断面図である。
【図11c】
ルーバを備える角形電池の断面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C
A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM
,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,
GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K
E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS
,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM
,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,
YU,ZA,ZW
(72)発明者 バンス、ロジャーズ、シェパード、ジュニ
ア
アメリカ合衆国マサチューセッツ州、ラン
セスター、センター、ブリッジ、ロード、
157
Fターム(参考) 5H032 AA01 AS01 CC02 HH01 HH04
Claims (69)
- 【請求項1】 (a)少なくとも一つの空気取り入れ口を有する外装と、 (b)アノードと、 (c)カソードと、 (d)前記アノードとカソード間のセパレータと、 (e)前記カソードと外装間にある異なる厚さの膜と、 を具備することを特徴とする金属−空気電池。
- 【請求項2】 前記膜は、最も厚い部分が膜の最も薄い部分の少なくとも1.5倍であること
を特徴とする請求項1に記載の電池。 - 【請求項3】 前記膜は、最も厚い部分が膜の最も薄い部分の少なくとも2.0倍であること
を特徴とする請求項2に記載の電池。 - 【請求項4】 前記膜は、最も厚い部分が膜の最も薄い部分の少なくとも2.5倍であること
を特徴とする請求項3に記載の電池。 - 【請求項5】 前記最も厚い部分が膜の最も薄い部分の少なくとも3.0倍であることを特徴
とする請求項4に記載の電池。 - 【請求項6】 前記最も厚い部分が膜の最も薄い部分の少なくとも3.5倍であることを特徴
とする請求項4に記載の電池。 - 【請求項7】 前記電池は、円筒形電池であることを特徴とする請求項1に記載の電池。
- 【請求項8】 前記電池は、AAA電池であることを特徴とする請求項7に記載の電池。
- 【請求項9】 前記電池は、AA電池であることを特徴とする請求項7に記載の電池。
- 【請求項10】 前記電池は、C電池であることを特徴とする請求項7に記載の電池。
- 【請求項11】 前記電池は、D電池であることを特徴とする請求項7に記載の電池。
- 【請求項12】 前記空気取り入れ口は、ルーバであることを特徴とする請求項1に記載の電池
。 - 【請求項13】 前記空気取り入れ口に接近する膜の部分は、前記空気取り入れ口から遠く離れ
た膜の部分より厚いことを特徴とする請求項1に記載の電池。 - 【請求項14】 前記空気取り入れ口に隣接する膜の部分は、前記空気取り入れ口に隣接しない
膜の部分より厚いことを特徴とする請求項13記載の電池。 - 【請求項15】 前記空気取り入れ口に隣接する膜の部分は、前記空気取り入れ口に隣接しない
膜の部分より少なくとも2.0倍厚いことを特徴とする請求項14記載の電池。 - 【請求項16】 前記空気取り入れ口に隣接する膜の部分は、前記空気取り入れ口に隣接しない
膜の部分より少なくとも2.5倍厚いことを特徴とする請求項15記載の電池。 - 【請求項17】 前記空気取り入れ口に隣接する膜の部分は、前記空気取り入れ口に隣接しない
膜の部分より少なくとも3.0倍厚いことを特徴とする請求項16記載の電池。 - 【請求項18】 前記空気取り入れ口に隣接する膜の部分は、前記空気取り入れ口に隣接しない
膜の部分より少なくとも3.5倍厚いことを特徴とする請求項17記載の電池。 - 【請求項19】 前記膜の第一の部分は、元の厚みより約80%以下に圧縮され、前記膜の第二
の部分は圧縮されないことを特徴とする請求項1に記載の電池。 - 【請求項20】 前記膜の第一の部分は、元の厚さより約70%以下に圧縮されることを特徴と
する請求項19に記載の電池。 - 【請求項21】 前記膜の第一の部分は、元の厚さより約60%以下に圧縮されることを特徴と
する請求項20に記載の電池。 - 【請求項22】 前記膜の第一の部分は、元の厚さより約50%以下に圧縮されることを特徴と
する請求項21に記載の電池。 - 【請求項23】 前記膜は、複数枚の重合材料のストリップを備え、該ストリップは順次寸法を
減少していることを特徴とする請求項1に記載の電池。 - 【請求項24】 前記ストリップの枚数は、前記空気取り入れ口から離れるのに応じて減少する
ことを特徴とする請求項23記載の電池。 - 【請求項25】 前記膜は、少なくとも3枚のストリップを備えることを特徴とする請求項24
記載の電池。 - 【請求項26】 前記膜は、少なくとも4枚のストリップを備えることを特徴とする請求項25
記載の電池。 - 【請求項27】 (a)異なる厚さの膜を有するカソードを被覆する工程と、 (b)該カソードと該膜を、少なくとも一つの空気取り入れ口を備える外装に
挿入する工程と、 を具備することを特徴とする金属−空気電池におけるカソードに対する空気流を
制御する方法。 - 【請求項28】 前記膜は、膜の最も薄い部分の厚さの少なくとも1.5倍の最も厚い部分を備
えることを特徴とする請求項27記載の電池。 - 【請求項29】 前記膜の第一の部分は、元の厚さより約80%以下に圧縮され、前記膜の第二
の部分は圧縮されないことを特徴とする請求項27に記載の電池。 - 【請求項30】 前記膜は、複数枚の重合材料のストリップを備え、該ストリップは順次寸法を
減少していることを特徴とする請求項27に記載の電池。 - 【請求項31】 (a)膜を有するカソードを被覆する工程と、 (b)該カソードと膜を少なくとも一つの空気取り入れ口を備える外装に挿入
する工程と、 を具備し、前記空気取り入れ口に接近する膜の一部分は、前記空気取り入れ口か
ら遠く離れた膜の部分より厚いことを特徴とする金属−空気電池におけるカソー
ドに対する空気流を制御する方法。 - 【請求項32】 (a)アノードと、 (b)カソードと、 (c)前記アノードとカソード間のセパレータと、 (e)ルーバを有する外装と、 を具備することを特徴とする金属−空気電池。
- 【請求項33】 前記外装は、複数のルーバを有することを特徴とする請求項32に記載の金属
−空気電池。 - 【請求項34】 前記ルーバの各々は、一つの側部が開いていることを特徴とする請求項33に
記載の金属−空気電池。 - 【請求項35】 前記ルーバの各々は、両側部が開いていることを特徴とする請求項33に記載
の金属−空気電池。 - 【請求項36】 前記ルーバは、前記外装の周囲に均等に離間している列に配置されていること
を特徴とする請求項33に記載の金属−空気電池。 - 【請求項37】 前記列の各々は、前記外装の周囲に均等に離間している6個の列に配置されて
いることを特徴とする請求項36に記載の金属−空気電池。 - 【請求項38】 前記列の各々は、3個のルーバを有していることを特徴とする請求項37に記
載の金属−空気電池。 - 【請求項39】 前記列の各々は、12個のルーバを有していることを特徴とする請求項37に
記載の金属−空気電池。 - 【請求項40】 前記ルーバの各々は、約2mmから約50mmの長さを有することを特徴とす
る請求項33に記載の金属−空気電池。 - 【請求項41】 前記ルーバの各々は、約5mmから約25mmの長さを有することを特徴とす
る請求項40に記載の金属−空気電池。 - 【請求項42】 前記ルーバの各々は、約5mmから約15mmの長さを有することを特徴とす
る請求項41に記載の金属−空気電池。 - 【請求項43】 前記ルーバの各々は、約0.01mmから約2.0mmのルーバ開口を有する
ことを特徴とする請求項33に記載の金属−空気電池。 - 【請求項44】 前記ルーバの各々は、約0.05mmから約1.0mmのルーバ開口を有する
ことを特徴とする請求項43に記載の金属−空気電池。 - 【請求項45】 前記ルーバの各々は、約0.1mmから約0.5mmのルーバ開口を有するこ
とを特徴とする請求項44に記載の金属−空気電池。 - 【請求項46】 前記ルーバの各々において、ルーバの開口に対するルーバの長さの比率は、約
500:1から約2:1であることを特徴とする請求項43に記載の金属−空気
電池。 - 【請求項47】 前記ルーバの各々において、ルーバの開口に対するルーバの長さの比率は、約
200:1から約25:1であることを特徴とする請求項46に記載の金属−空
気電池。 - 【請求項48】 前記ルーバの各々において、ルーバの開口に対するルーバの長さの比率は、約
100:1から約50:1であることを特徴とする請求項47に記載の金属−空
気電池。 - 【請求項49】 前記ルーバの各々は、少なくとも0.5mm2のルーバ開口面積を有すること
を特徴とする請求項33に記載の金属−空気電池。 - 【請求項50】 前記ルーバの各々は、少なくとも1.0mm2のルーバ開口面積を有すること
を特徴とする請求項49に記載の金属−空気電池。 - 【請求項51】 前記ルーバの各々は、少なくとも2.0mm2のルーバ開口面積を有すること
を特徴とする請求項50に記載の金属−空気電池。 - 【請求項52】 前記外装壁の表面積に対するルーバ開口の面積の総和の比率は、約1:100
0ら約1:10であることを特徴とする請求項49に記載の電池。 - 【請求項53】 前記外装壁の表面積に対するルーバ開口の面積の総和の比率は、約1:500
から約1:20であることを特徴とする請求項52に記載の電池。 - 【請求項54】 前記外装壁の表面積に対するルーバ開口の面積の総和の比率は、約1:100
から約1:30であることを特徴とする請求項53記載の電池。 - 【請求項55】 前記電池は更に、カソードに隣接する膜を備えることを特徴とする請求項32
に記載の金属−空気電池。 - 【請求項56】 前記ルーバ開口に接近する膜の部分は、ルーバ開口から遠く離れた膜の部分よ
り厚いことを特徴とする請求項55に記載の金属−空気電池。 - 【請求項57】 前記電池は、円筒形電池であることを特徴とする請求項32に記載の金属−空
気電池。 - 【請求項58】 前記電池は、AAAA電池であることを特徴とする請求項57に記載の金属−
空気電池。 - 【請求項59】 前記電池は、AAA電池であることを特徴とする請求項57に記載の金属−空
気電池。 - 【請求項60】 前記電池は、AA電池であることを特徴とする請求項57に記載の金属−空気
電池。 - 【請求項61】 前記電池は、C電池であることを特徴とする請求項57に記載の金属−空気電
池。 - 【請求項62】 前記電池は、D電池であることを特徴とする請求項57に記載の金属−空気電
池。 - 【請求項63】 前記電池は、角形電池であることを特徴とする請求項32に記載の金属−空気
電池。 - 【請求項64】 (a)電池外装にルーバを設ける工程と、 (b)カソードとアノードを外装に挿入する工程と、 を具備することを特徴とする金属−空気電池の製造方法。
- 【請求項65】 前記方法は、前記外装内に6列のルーバを設ける工程を備え、該列は外装の周
囲に均等に離間して配置されていることを特徴とする請求項64に記載の方法。 - 【請求項66】 前記ルーバの各々は、一つの側部が開いていることを特徴とする請求項65に
記載の方法。 - 【請求項67】 前記ルーバの各々は、両側部が開いていることを特徴とする請求項65に記載
の方法。 - 【請求項68】 前記電池は、円筒形電池であることを特徴とする請求項65に記載の方法。
- 【請求項69】 前記電池は、角形電池であることを特徴とする請求項65に記載の方法。
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