JP2003520411A - 空気再生電池 - Google Patents

空気再生電池

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Abstract

(57)【要約】 柱状空気再生電池に関する。電池は、中央の長手方向軸と、この中央の長手方向軸に垂直の主面を有するカソードを含んでいる。更に電池は、中央の長手方向軸を有する少なくとも一つの空気出入り口を備えるカソード缶を具備し、カソードは出入り口の長手方向軸に垂直の主面を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、全般的に空気再生電気化学電池に関する。
【0002】 電池は、電気エネルギ源として通常使用されている。電池は、通常アノードと
呼ばれる負の電極と、通常カソードと呼ばれる正の電極を含んでいる。アノード
は酸化される活性材料を含み、カソードは還元される活性材料を含んでいる。ア
ノード活性材料は、カソード活性材料を還元することができる。アノード材料と
カソード材料の直接の反応を阻止するために、アノードとカソードはセパレータ
により互いに電気的に絶縁されている。
【0003】 電池が、デバイスの電気エネルギ源として使用されるとき、アノードとカソー
ドは電気的に接続され、デバイスを介して電子を流し、それぞれ酸化と還元反応
を行なわせ電力を発生させる。アノードとカソードと接触する電解質は、放電中
電池全体の電荷バランスを維持するため電極間のセバレータを介して流れるイオ
ンを含んでいる。
【0004】 空気補助または空気修復電池として知られている空気再生電池は、僅かなまた
は無放電期間中、そのカソードを再充電するため空気を使用する電池である。空
気再生電池の一つの型は、アノードとして亜鉛粉末を、カソードとして二酸化マ
ンガン(MnO)を、そして電解質として水酸化ナトリウムの水溶液を用いて
いる。アノードにおいて、亜鉛は亜鉛酸塩に酸化される。
【0005】 Zn+4OH→Zn(OH) 2−+2e カソードにおいて、MnOはオキシハイドレート・マンガンに還元される。
【0006】 MnO+HO+e →MnOOH+OH 電池が不使用の時または放電速度がきわめて低いとき、大気中の酸素が電池に
入り、カソードと反応する。オキシハイドレート・マンガンは酸化されMnO を形成する。
【0007】 1/2O+MnOOH→MnO +OH 高速度放電中、空気再生電池は、新鮮な(還元されてない)MnO を還元
することにより通常のアルカリ電池のように動作する。低速度放電や電流の流れ
ない休止の期間には、消費された(還元された)MnO は、大気中の酸素に
より新鮮な状態に修復または再充電される。酸素は再充電のためMnO に到
達しなければならないので、電池のカソードは電解質により完全に湿潤状態に置
かれなければならない。しかしながらカソードが湿潤した電解質に浸漬されてい
れば、カソード内の空気伝達特性は劣化し、MnO の再充電は妨害される。
【0008】 柱状電池は、ほぼ長方形状をしている。例えば角型柱状電池は、携帯電話に用
いるのに適するように2個の平行な長方形面を有する比較的平坦な面をしている
。より大まかに言えば、角型柱状電池は、平行面にある2個の多面体の面として
、且つ他の面は平行四辺形のような面として形成されている。例えば、多面体の
面が長方形であれば、電池は長方形の角型柱状をしている。多面体の面が円形で
あれば、電池は円柱状になる。
【0009】 一つの観点によれば、本発明は、低速度放電または放電しない期間、カソード
を再充電することを特徴とする角型柱状空気再生電池に関する。電池は全般的に
、カソードに対し良好な空気配分をし、且つ薄い外形をしている導電性または非
導電性の缶で製造される。電池は高電圧を得るために互いに積み上げられる。
【0010】 他の観点によれば、本発明は、中央の長手方向軸と、この中央の長手方向軸に
垂直の主面を有するカソードを含んでいることを特徴とする空気再生電池に関す
る。更に電池は、中央の長手方向軸を有する少なくとも一つの空気出入り口を備
えるカソード缶を具備し、該カソードは、出入り口の前記長手方向軸に垂直の主
面を含んでいる。
【0011】 他の観点によれば、本発明は、外面を持つ側部を有するカソード缶と、該カソ
ード缶内に配置されたカソードと、該カソードに隣接するセパレータと、外面を
持つ側部を有するアノード缶と、該アノード缶内に配置されたアノードと、を具
備し、前記カソード缶とアノード缶は、該缶の両側部の外面がほぼ同一平面にな
るように互いに密封されることを特徴とする空気再生電池にかかる。更に電池の
缶は、カソード缶内に少なくとも一つの空気出入り口を含んでいる。
【0012】 他の観点によれば、本発明は、(a)外面を有する側部を備えるアノード缶内
にアノード材料を設置する工程と、(b)外面を有する側部を備えるカソード缶
内にカソード材料を設置する工程と、(c)該カソード缶にセパレータを設置す
る工程と、(d)前記カソード缶とアノード缶は、該缶の両側部の外面がほぼ同
一平面になるように互いに密封される工程と、を具備することを特徴とする空気
再生電池の組立方法にかかる。本方法は更に、カソード缶に膜を設置する工程と
、該カソード缶に少なくとも一つの空気出入り口を設ける工程と、および/また
はアノード缶にアノード電流接点を設ける工程と、を具備している。更に前記ア
ノード缶とカソード缶は、機械的にかしめることにより密封される。前記膜は、
カソード缶に対して積層されまたは接着される。
【0013】 本発明の他の特徴や利点は、好ましい実施の形態の記載、及び請求の範囲の記
載で明瞭にされる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1と図2を参照すると、角型柱状空気再生電池10は、金属アノード缶20
と金属カソード缶50を備えている。アノード缶20は、シール30とアノード
材料40を備えている。カソード缶50は、空気拡散層60、膜70、カソード
80、セバレータ90と少なくとも一つの空気出入り口100を具備している。
アノード缶20とカソード缶50とは、カソード缶50内にシーラント110を
付着し、且つシール30上でカソード缶50を機械的にかしめることにより、一
体に密封される。
【0015】 アノード缶20は、トリクラッドすなわち三重合せ板、またはバイクラッド材
料であり、通常0.2乃至0.5mm厚である。バイクラッド材料は、銅の内面
を持つステンレス鋼である。好ましくは内面は、ほぼ70%の銅とほぼ30%の
亜鉛を有する真鍮である。トリクラッド材料は缶の外面にニッケル層を有し、缶
20の内面に銅または真鍮(70%Cu/30%Zn)層を有するステンレス鋼
からなる。銅は廉価であり、たとえばフラッシュ(flash)溶融またはホッ
ト溶着により容易に付着できるが、アノード材料40内の亜鉛と反応する。真鍮
は、アノード缶20がアノード材料40と反応しないように制限するので好まし
い。全般的に約60ミクロン厚の真鍮層は、通常バイクラッドやトリクラッド材
料を形成するためホットプレスされる。電池10が重放電を受けなければ、アノ
ード缶20は、その内面に錫を含んでいる。錫はアノード材料40と反応せず、
良好な初期ガス化特性を備えている。錫は缶の内面上の連続層である。錫層は、
約1と12ミクロンの間、好ましくは約2と7ミクロンの間、そして最も好まし
くは約4ミクロン厚のメッキ層である。錫は、金属ストリップの上に予備メッキ
されるか、アノード缶20上に事後メッキされる。たとえば錫は、[たとえばロ
ードアイランドのテクニクス(Technics,Rhode Island)
から市販されているメッキ液を用いて]液浸メッキすることにより沈積される。
メッキ層は光沢仕上がりや、艶消し仕上がりとなる。また被膜は銀または金化合
物を含んでいる。
【0016】 アノード缶20は、実質的に垂直、すなわちアノード缶20の底面に対して垂
直である側部120を有する角型柱状をしている。側部120は、また以下記載
するがシール30とカソード50に合致する形状をしている。電池の大きさは、
電池の応用や用途に依存している。通常、アノード缶20は、それ以外の寸法も
使用できるといえ、幅約30mm、長さ40mm、高さ2.0mmである。
【0017】 シール30は、以下詳述するが、アノード缶20の周囲の周りをしっかり嵌着
し、アノード缶50がシール30上でかしめられるような形状にされている。シ
ール30は、通常0.5mm厚のナイロンからなる。
【0018】 アノード材料40は通常、亜鉛、電解質やゲル剤を含む混合物を含んでいるゲ
ルである。亜鉛の内容物は、重量比で約60と80%の間、好ましくは重量比で
約70%である。電解質は、水酸化カリウム(9N)の水性溶液である。電解質
は、重量比で約25と35%、好ましくは約30%の水酸化ナトリウムを含んで
いる。また電解質は、約1と2%の間の酸化亜鉛を含んでいる。
【0019】 以下詳細に記載するゲル化剤は、電池から電解質の漏洩を阻止する働きをし、
亜鉛の粒子を懸濁するのに役立つ。
【0020】 亜鉛材料は、鉛、インジウム、アルミニウムまたはビスマスで合金化される亜
鉛粉末である。例えば亜鉛は、約400と600ppmの間(例えば500pp
m)の鉛と、400と600ppmの間(例えば500ppm)のインジウムと
、又は50と90ppmの間(例えば70ppm)のアルミニウムと合金化され
る。亜鉛材料は、エアーブローン(air blown)又はスパン(spun
)亜鉛である。適切な亜鉛粒子は、本明細書にそのすべてが参考例として組み込
まれる例えば1998年9月18日に出願されたU.S.S.N.09/156
,915号、1997年8月1日に出願されたU.S.S.N.08/905,
254号、1998年7月15日に出願されたU.S.S.N.09/115,
867号に記載されている。亜鉛は粉末である。亜鉛の粒子は、球面か非球面で
ある。例えば亜鉛粒子は、針状形である(アスペクト比が、少なくとも2である
)。
【0021】 亜鉛材料は、60メッシュと325メッシュの間の寸法の主たる粒子を含む。
例えば亜鉛材料は次の粒子寸法分布をしている。; 60メッシュスクリーン上に0−3wt% 100メッシュスクリーン上に40−60wt% 200メッシュスクリーン上に30−50wt% 325メッシュスクリーン上に0−3wt% パン上に0−0.5wt% 適切な亜鉛材料は、ベルギーのオバーペルト(Overpelt,Belgi
um)社の商品名ユニオンミニエール(Union Miniere)、米国の
ジュラセル(Duracell)社、米国のノランダ(Noranda)社、ド
イツのグリロ(Grillo)社、日本の東邦亜鉛社から市販されている。
【0022】 ゲル化剤は吸収性ポリアクリレートである。吸収性ポリアクリレートは、本明
細書で参考例として組み入れる米国特許第4,541,871号に記載されてい
る測定方法で、ゲル化剤のグラム当たり約30グラム以下の塩分の吸収性外皮を
含んでいる。アノードゲルは、アノード混合物の中で亜鉛の乾燥重量比で1%以
下のゲル化剤を含む。好ましくはゲル化剤の内容は、重量比で約0.2と0.8
%の間、より好ましくは重量比で約0.3と0.6%の間、最も好ましくは重量
比で約0.33%である。吸収性ポリアクリレートは、懸濁重合により形成され
たポリアクリレートナトリウムである。適切なポリアクリレートナトリウムは、
平均粒子寸法が約105と180ミクロンの間で、pHは約7.5である。適切
なゲル化剤は、例えば、米国特許第4,541,871号、米国特許第4,59
0,227号、米国特許第4,507,438号に記載されている。
【0023】 ある実施の形態では、アノードゲルは、非イオン表面活性剤と、例えば水酸化
インジウムまたは酢酸鉛のようなインジウム又は鉛の化合物を含んでいる。アノ
ードゲルは、約50と500ppmの間、好ましくは50と200ppmの間の
インジウム又は鉛の化合物を含んでいる。表面活性剤は、亜鉛面に被覆された、
例えば非イオンアルキル燐酸塩又は非イオンアリル燐酸塩[例えば、ローム・ア
ンド・ハース(Rohm&Haas)社から商品名RA600又はRM510で
市販されている]ような非イオン燐酸塩表面活性剤である。アノードゲルは、亜
鉛材料の表面に被覆された約20と100ppmの間の表面活性剤を含む。表面
活性剤はガス発生阻止剤としても役立つ。
【0024】 カソード缶50についてみると、カソード缶50は、通常3乃至5ミクロン厚
のニッケルの内外層を有する冷間圧延鋼からなる。鋼は通常0.25乃至0.5
mm厚である。普通カソード缶50は、直立した壁のある角型柱状でアノード缶
20とシール30と合致する大きさをしているので、カソード缶50は、以下記
載するようにアノード缶20と密封される。たとえばカソード缶50は、幅33
mm、長さ43mm、高さ4mmである。
【0025】 カソード80の再充電は、一部カソード80内の大気中の酸素の拡散速度と、
酸素とMnO 間の化学反応速度により決定される。空気出入り口100は、
空気をカソード80に到達させるので、MnO カソードは再充電される。カ
ソード缶50の口100の数を最大化することは、電池10の性能を最適化でき
るが、また製造コストを増加することになる。口100は、全般的に0.3mm
の直径をしており、通常レーザ穿孔に形成される。一様な性能を得るため、口1
00は、普通、カソード缶50の周囲から6.35mm離間し、他の口から3.
175mm離間して、カソード缶50に一様に分布されている。
【0026】 空気拡散層60は、通常カソード缶50の底部に隣接して配置される。シーラ
ント材料、たとえばビワックス社(BiWax)から市販されているアスファル
ト(Asphalt)B1128のようなアスファルトシーラントが、空気拡散
層60が所定位置に固着するためカソード缶50にまず設置される。電池10の
放電中、アノード40からの亜鉛(Zn)は酸化亜鉛(ZnO)に酸化され、ア
ノード40の体積を増加し、カソード80をカソード缶50の底部に向けて押圧
する。空気拡散層60は、カソード80が缶50の空気出入り口100を遮断し
たり孔を塞ぐことを制限することにより、カソード80と缶50間に空気拡散ス
ペースを維持する働きをするので、電池10の再充電を可能にする。空気拡散層
60は、通常0.1乃至0.2mm厚の、例えばフィルタ材料[例えばニュージ
ャージー州のクリフトンのファットマン社から商品名グレード54{Whatm
an(Clifton,NJ)Grades54},F490−08やF490
−02]のような多孔質または繊維性材料である。
【0027】 膜70は、通常空気拡散層60に隣接して配置されている。膜70は、たとえ
ばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のような空気通過材料である。通常
約0.1mm厚の膜70は、カソード缶に密着または積層される。
【0028】 カソード80は、通常膜70に隣接している。図2を参照すると、カソード8
0は、主面130,140と側部150を有する平面である。ここで使用する“
主面”は、最大の面積を有する面である。カソード80は、主面130と140
が電池10の中央軸(A)に垂直であるように、カソード缶50内に設置されて
いる。ここで使用する“中央軸”は、主面に垂直に伸びる軸である。カソード8
0の主面130、140は、また空気出入り口100の中央軸(B)に垂直であ
る。カソード80は、カーソド80の特定寸法が、電池10の寸法の関数である
とはいえ、0.4乃至0.7mmの厚さである。長方形角柱状の電池は、長方形
カソードを有し、円柱状電池は、円形カソードを有している。
【0029】 カソード80は、MnO 、疎水性バインダ、及びカーボン粒子を含む材料
の混合物を含んでいる。カソード80は好ましくは、ニッケルメッキ鋼グリッド
上に形成される。グリッドはカソード80の集電体として役立ち、良好な電気接
続を得るためカソード缶20に通常溶接される。カソード80は、60−93%
、好ましくは80−93%のMnO 、2−25%のバインダそして残りはカ
ーボン粒子を含んでいる。カソード80のMnO は、電気的合成MnO
(EMD)と、化学的合成MnO (CMD)と、EMDとCMDの混合、ま
たは化学的に変性されたMnO (p−CMD)を含んでいる。好ましくはカ
ソード50はEMDを含んでいる。カソード80のMnO は、例えばネバダ
州ヘンダーソンのケル−マックギー化学会社(Kerr−McGee Chem
ical Corp.)(Henderson,NV)から購入することができ
る。
【0030】 バインダは、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、他のフルオロ
エチレン、またはポリエチレンのような重合体であり、MnO の放電に付随
する電気化学反応を妨害することなしに、耐湿潤性(カソードが電解質で浸漬さ
れることを制限すること)に充分な量存在する。
【0031】 有効なガス拡散電極については、電子的導電度、イオン導電度及びガス拡散特
性間のバランスが最適化されなければならない。このバランスは、カソードにお
けるバインダ、MnO 、及びカーボンの有効量で達成できる。カソードがあ
まりにも電解質をはじく性質が大きければ、電解質の浸透に対して有効で且つガ
ス伝達特性に対して有効であるが、イオン導電度は貧弱で、MnO の放電効
率は悪い。カソード80の再充電特性は、大気中の酸素のカソード50に対する
拡散速度や、酸素とMnO 間の化学反応速度により決定される。
【0032】 図3を参照すると、耐湿潤性の利点が開示されている。カソード混合物の中で
単に1%のPTFEについて、1%のPTFEで製造されたカソードの放電効率
は、開放型でも閉鎖型の電池でも実質的に異ならない。カソードは電解質で浸漬
されると、空気はMnO を再充電するために入り込めない。
【0033】 図4を参照すると、カソードのPTFEの量が7%の時、開放型の電池のMn
の放電効率は、閉鎖型電池よりも7倍以上高い。この結果空気が電池に入
り込みそしてMnO を再充電できることを開示している。好ましくは、カソ
ード50は、2−25%の間、より好ましくは2−7%の間のPTFEを含んで
いる。
【0034】 更に、不適切な電解質のはじき出しを有するカソード80は、良好なイオン導
電度を備えているが、イオン集中勾配は、湿潤や浸漬をきたし、ガス拡散特性や
MnO の再充電に対して有害になる。5−15%間のカーボン量を添加する
ことは、効果的な電子やイオン導電度を得ることができる。カーボン粒子は、M
nO の再充電を可能にする効果的な量のカーボンが存在する大きな表面積を
している。それのみに限定されないが、使用されるカーボンの異なる型は、マサ
チューセッツ州ビレリカのカボット社の商品名ブラックパール2000(Bla
ck Pearls Cabot,Bilerica,MA)、カボット社のバ
ルカンXC−72(Vulcan XC−72)、モナーチ1300(Mona
rch),シャビニガンブラック(Shawinnigan Black)、プ
リンテックス(Printex)、ケッチェンブラック(Ketjen Bla
ck)及びPWAである。
【0035】 カソード80に隣接するセパレータ90は、アノード40をカソード80から
電気的に絶縁するために使用される。全般的に0.05乃至0.08mm厚のセ
パレータ90は、通常カソード80上に被覆されたポリビニールアクリレート(
PVA)である。セパレータ90は、有機的成長を阻止するため変型剤や防かび
剤を有する20%PVAの水性溶液を用いてそのままカソード80上に被覆され
る。そのまま被覆されたセパレータは、本明細書に参考例として組み込まれる例
えば1999年3月29日に出願されたU.S.S.N.09/280,367
号に記載されている。またセパレータは90は、通常そのままの被覆は、少ない
抵抗損より薄いセパレータを提供できるとはいえ、微少な多孔質ポリプロピレン
膜[ニュージャージ州サミットのセラネーゼ社の商品名セルガード(Celga
rd)5550、Celanese、(Summit,New Jersey)
]である。
【0036】 電池10は、それぞれの内容物を内部に納めたまま、アノード缶20と、カソ
ード缶50を互いに密封することにより組立られる。アスファルトシーラントシ
は110[たとえばビワックス社の商品名アスファルトB1128(Aspha
lt B1128, BiWax Corp.)]は、普通電解質の漏洩を追加
して保護するために、カソード缶50に設置されている。通常缶20,50は、
適切な寸法のダイに設置され、且つカソード50の縁はシール30とアノード缶
20上に機械的にかしめられ、電池10を密封する。かしめ作業は、またカソー
ド80やシーラント110に対して押圧し、電解質の漏洩をさらに防止できる。
【0037】 図5に示す本発明の他の実施の形態では、柱状電池200はコイン型形状をし
ている。電池200は、円形カソード缶210と円形アノード缶220を具備し
ており、それらが互いに組み合わせられたとき、中央長手方向軸(C)を有する
円形柱として形成される。電池200の特定の寸法は、電池の応用や用途の関数
として決まる。電池200は、図1に示す電池10と同様な断面構成をしており
、電池10と同様に組立られる。電池200のカソードの主面は、長手軸Cに対
して垂直である。
【0038】 図6に示す本発明の他の実施の形態においては、電池300は、非金属または
非導電材料、たとえばプラスチックからなる缶310,320を具備している。
アノード缶310やカソード缶320は、それぞれ側部330,340を有して
いる。両側部330,340は、それぞれ外面350,360を有している。ア
ノード缶310とカソード缶320は、互いに密封されるので、その側部の外面
350,360は同一平面になる。電池300は超音波シールにより密封される
。電池10と200と同様に、組立られた電池300は、中央長手方向軸(D)
を有する角型柱状をしている。
【0039】 電池300の内部構造は、電池10のものとほぼ同様である。カソード缶32
0は、少なくとも一つの空気出入り口370を備え、それぞれは電池300の中
央軸(D)に平行の中央長手軸を有している。カソード缶320は、シーラント
385で固着された空気拡散層380と、膜390と、中央長手軸に垂直に配置
されたカソード400並びにセパレータ410を具備している。アノード缶31
0は、アノード材料420と、集電体430を備えている。
【0040】 缶310と320は、非導電性であるので、電池をデバイス内で動作するため
に、電流接続は缶310,320内で形成される。通常アノード缶310は、リ
ベットを受け入れる穴(図示せず)を備えている。リベット440は、アノード
集電体430にたとえば溶接により電気的に接続される。電池300の一様な特
性を得るため、アノード集電体430は、全般的にアノード缶310内部の空洞
を一様に貫通して伸びる形状、たとえばジグザグ形状の電線のようにまたはアノ
ード缶310を貫通して伸びる板やグリッドのような形状をしている。
【0041】 同様にカソード缶320は、また電流接点(図示せず)を備えている。用途に
応じてカソード電流接点は、カソード400の金属グリッドにたとえば溶接によ
り電気的に接続されるリベットである。他方導電性タブは、カソード400に溶
接され且つ電池300の外へ伸びる。
【0042】 実施例 金属缶を有する柱状空気再生電池(AA)が次のように準備された。カソード
は適切な寸法(たとえば約42.2mm×29.5mm)に切断された。カソー
ドの部分が、集電体一部を露出するため(たとえば約2.8mm×19.6mm
)切り捨てられた。集電体は、カソードの主面に対し約90度折り曲げられた。
【0043】 アスファルトシーラントが、カソード缶の底部に設置された。空気拡散層が、
カソード缶に設置された。膜が、空気拡散層上に設置された。カソードは膜の上
に置かれた。集電体が、カソード缶の側部に溶接された。より多くのシーラント
材料が、カソードの縁に押し拡げられた。セパレータは、カソードの上に設置さ
れた。
【0044】 シールは、アノード缶に嵌着された。アノード材料は、アノード缶内に設置さ
れた。装填されたアノード缶とカソード缶は互いに組立られ、且つ組立体は互い
にかしめられた。組立られた電池は、約44mm×31mm×4.5mmだった
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の金属カソード缶と金属アノード缶を有する柱状空気再
生電池の断面図である。
【図2】 金属カソード缶と金属アノード缶を有する柱状空気再生電池の簡略化した展開
図である。
【図3】 1%PTFEを含むカソードを有する開放型及び閉鎖型電池について、電圧(
V)対電流(mA/gMnO)の関係を示すグラフである。
【図4】 7%PTFEを含むカソードを有する開放型及び閉鎖型電池について、電圧(
V)対電流(mA/gMnO)の関係を示すグラフである。
【図5】 コイン型電池の斜視図である。
【図6】 非金属カソード缶と非金属アノード缶を有する柱状空気再生電池の断面図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5H021 AA02 AA06 BB12 EE04 EE10 5H024 AA02 AA14 BB08 BB14 CC02 CC03 CC06 CC09 DD01 DD03 DD09 DD10 DD11 DD15 EE09 FF08 5H050 BA04 BA20 CA00 CA05 CB13 DA02 DA19 GA22

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カソードと、アノードおよびセパレータを具備することを特徴とする柱状空気
    再生電池。
  2. 【請求項2】 前記電池は中央の長手方向軸を有し、前記カソードは該中央の長手方向軸に垂
    直の主面を備えることを特徴とする請求項1に記載の電池。
  3. 【請求項3】 前記電池は、中央の長手方向軸を有する少なくとも一つの空気出入り口を備え
    るカソード缶を更に具備し、前記カソードは、該空気出入り口の中央の長手方向
    軸に垂直の主面を備えることを特徴とする請求項1に記載の電池。
  4. 【請求項4】 前記カソードは、二酸化マンガンを含んでいることを特徴とする請求項1に記
    載の電池。
  5. 【請求項5】 前記アノードは、亜鉛を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の電池。
  6. 【請求項6】 前記電池は、長方形の角型柱状をしていることを特徴とする請求項1に記載の
    電池。
  7. 【請求項7】 前記電池は、円形柱状をしていることを特徴とする請求項1に記載の電池。
  8. 【請求項8】 外面を有する側部を備えるカソード缶と、 該カソード缶内に配置されたカソードと、 該カソードに隣接するセパレータと、 外面を有する側部を備えるアノード缶と、 該アノード缶内に配置されたアノードと、 を具備し、前記アノード缶とカソード缶の側部の外面はほぼ同一面であることを
    特徴とする空気再生電池。
  9. 【請求項9】 前記カソード缶の内側に配置された空気拡散層を更に備えることを特徴とする
    請求項8に記載の電池。
  10. 【請求項10】 前記カソード缶の内側に配置された膜を更に備えることを特徴とする請求項8
    に記載の電池。
  11. 【請求項11】 前記電池は、該膜とカソード缶の間に空間を更に備えることを特徴とする請求
    項10に記載の電池。
  12. 【請求項12】 前記膜は、ポリテトラフルオロエチレンとポリエチレンからなる群から選択さ
    れることを特徴とする請求項10に記載の電池。
  13. 【請求項13】 前記カソード缶内に少なくとも一つの空気出入り口を更に備えることを特徴と
    する請求項8に記載の電池。
  14. 【請求項14】 前記アノードは、亜鉛を含んでいることを特徴とする請求項8に記載の電池。
  15. 【請求項15】 前記カソードは、二酸化マンガンを含んでいることを特徴とする請求項8に記
    載の電池。
  16. 【請求項16】 前記電池は、柱状電池であることを特徴とする請求項8に記載の電池。
  17. 【請求項17】 前記カソード缶は、非導電性であることを特徴とする請求項8に記載の電池。
  18. 【請求項18】 前記アノード缶は、非導電性であることを特徴とする請求項8に記載の電池。
  19. 【請求項19】 (a)外面を有する側部を備えるアノード缶内にアノード材料を設置する工程
    と、 (b)外面を有する側部を備えるカソード缶内にカソードを設置する工程と、 (c)前記カソード缶内にセパレータを挿入する工程と、 (d)前記アノード缶とカソード缶を、両缶の側部の外面がほぼ同一平面にな
    るように互いに密封する工程と、 を具備することを特徴とする空気再生電池の組立方法。
  20. 【請求項20】 前記カソード缶内に膜を設置する工程を更に含むことを特徴とする請求項19
    に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記工程(c)は、前記カソードにそのままで膜を被覆する工程を含むことを
    特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記カソード缶内に少なくとも一つの空気取り入れ口を設ける工程を更に含む
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記アノード缶上にアノード電流接点を設ける工程を更に含むことを特徴とす
    る請求項19に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記工程(d)は、超音波密封を含むことを特徴とする請求項19に記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 前記電池は、柱状電池であることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記アノードは、亜鉛を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記カソードは、二酸化マンガンを含むことを特徴とする請求項19に記載の
    方法。
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