JP2003507406A - タオル製品 - Google Patents

タオル製品

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Abstract

(57)【要約】 化粧用として許容される担体賦形剤中にアルファ−またはベータ−ヒドロキシカルボン酸を浸透させたティッシュなどの柔軟な水不溶性基質を含む使い捨てタオル製品を提供する。水に溶かした浸透性化粧組成物は、6.8以下のpHを有する。タオルから皮膚上に付着したヒドロキシカルボン酸によって生じる粘着性を最小限に抑えるためにシリコーンミクロエマルジョンを存在させる。界面活性剤を含む脂肪酸基の存在下で、前記シリコーンミクロエマルジョンは、界面活性剤が低pHで加水分解することによって発する不潔な臭気を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は、化粧用にアルファ−ヒドロキシカルボン酸を提供する使い捨てタオ
ルに関する。
【0002】 関連技術 アルファ−ヒドロキシカルボン酸およびその誘導体は、若々しい外見を維持す
るための処置をもたらすものとして広く知られている。これらの物質は、顔の細
かい線および皺の進行を制御すると言われている。しかし、これらの物質の調合
は困難であった。問題として、担体系との適合性、物理的安定性および皮膚刺激
性が生じる。さらに、特に困難なのは、低いpH系での調合である。
【0003】 米国特許第5091171号(Yu et al.)は、細かい線および皺と
いった外見に対して効果のあるアルファ−ヒドロキシカルボン酸の使用について
記載した最初の文献の1つである。その後、これらの物質の有効性に基づいて、
膨大な量の文献が報告され、多くの製品が生み出された。今日までに報告された
調合物のほとんどは、クリーム型か、またはローション型のいずれかであった。
これらの製剤の1つの問題点は、適用する表面に常に均一に分配されるとは限ら
ないことである。第2に、活性物質で処理した表面を洗浄すると常に、活性物質
は洗い流されてしまうことである。したがって、アルファ−ヒドロキシカルボン
酸を皮膚表面上に維持する方法としては、その後の洗浄作用に影響を受けないこ
とが必要である。調合物が一般に低いpHを有するので、刺激性もまた大きな問
題点であった。
【0004】 WO96/11572(Moberg)は、乳酸として知られるアルファ−ヒ
ドロキシ物質を含めた様々な酸を、織物または疲労回復用ナプキンに浸透可能な
水性ヘキシレングリコール調合物中で使用している。これらは、皮膚上の微生物
増殖の問題を克服し、かつ消毒剤として作用させるために使用されている。
【0005】 米国特許第4828912号(Hossain et al.)および米国特
許第4764418号(Kuenn et al.)は、ウイルスおよび一般的
な風邪などの疾患を誘導する生物を制御することを目的としたウイルス破壊性テ
ィッシュ製品について記載している。クエン酸、リンゴ酸、コハク酸および安息
香酸などのカルボン酸を、顔用ティッシュおよびその他の不織材料に浸透させる
ための界面活性剤および担体と調合する。
【0006】 前記の開示はいずれも、アルファ−ヒドロキシカルボン酸がタオルによって皮
膚に付着した後の粘着性の問題を扱っていなかった。低pH系で起こる可能性の
ある臭気制御に関して論じたものもなかった。
【0007】 したがって、本発明の目的は、皮膚を清浄にして、加齢の徴候を軽減するため
の製品および方法を提供することである。
【0008】 本発明の他の目的は、皮膚上における粘着性残留物の形成を回避する方法で、
アルファ−ヒドロキシカルボン酸を付着する製品および方法を提供することであ
る。
【0009】 本発明のさらに他の目的は、不潔な臭気の形成を回避する調合物中にアルファ
−ヒドロキシカルボン酸を加えた製品を提供することである。
【0010】 本発明のこれらの目的およびその他の目的は、以下の概要およびその後の詳細
な説明によってより明らかとなるだろう。
【0011】 発明の概要 本発明では、 (a)水不溶性基質、 (b)(i)アルファ−およびベータ−ヒドロキシカルボン酸、 (ii)シリコーンミクロエマルジョン、 (iii)水中でpH約6.5以下である組成物 を含むこの基質に浸透する化粧用組成物 を含むタオル製品を提供する。
【0012】 本発明のシリコーンミクロエマルジョンは、組成物に安定性をもたらし、アル
ファ−ヒドロキシカルボン酸を皮膚上に付着させたとき生じる可能性のある粘着
性を解消する。
【0013】 界面活性剤、特に両性型のものなどの弱い界面活性剤は、低pHで発生する不
潔な臭気を分解することができる。本発明のシリコーンミクロエマルジョンはま
た、不潔な臭気の生成を解消するために有用であることが発見された。
【0014】 発明の詳細な説明 本出願人等は、驚くべきことにアルファ−ヒドロキシカルボン酸を浸透させた
タオルが、粘着性を与えることなく皮膚にあてがうことができることをついに発
見した。これは、シリコーンミクロエマルジョンを使用することによって実現す
る。
【0015】 一般的には、アルファ−ヒドロキシカルボン酸を含む化粧品用賦形剤のクリー
ム、ローションおよびその他の型はまた、他の活性物質と共に皮膚上に付着する
皮膚軟化剤を含む。これらの皮膚軟化剤には、たとえば、エステル、炭化水素ま
たはジメチコーン油が含まれる。皮膚軟化剤が存在すると、水または賦形剤が蒸
発して、乾燥した活性物質を残すことによって生じる可能性のある粘着性がわか
りにくくなる。
【0016】 残念ながら、タオル製品は浸透させる流動体が濃厚すぎると十分に浸漬しない
ので、タオル製品に粘度の高すぎる流動体を浸透させることができない。しかし
、タオルに使用される低粘度の流動体は、エマルジョン安定性が悪くなりやすく
、大量の皮膚軟化剤をこれらの系に調合することが困難である。その結果、アル
ファ−ヒドロキシカルボン酸などの活性化物質は、タオルによってタオル上に広
がった低粘度流動体から皮膚上にねばねばと付着する。
【0017】 本発明の第1に必要な態様は、基質である。基質は水に不溶な物質であること
が好ましい。「水に不溶」とは、基質が水に溶解しないか、水に浸漬した際すぐ
にばらばらにならないことを意味する。この基質を活性物質と組み合わせる他の
利点は、基質が活性物質の浸透を助けることである。この基質はまた、より正確
に皮膚に塗布したり、収斂組成物を不注意に塗布すると刺激を引き起こすような
目などの敏感な部分を回避したりするためには、単なる液体またはゲル調合物よ
りも優れている。
【0018】 多様な物質を基質として使用することが可能である。以下の非限定的な特性、
すなわち、(i)使用するために十分な湿潤強度、(ii)十分な研磨性、(i
ii)十分な弾性と有孔性、(iv)十分な厚み、(v)適切な大きさ、および
(vi)浸透組成物の成分との非反応性が望まれる。
【0019】 前記の基準に見合った適切な基質の非限定的な例には、不織基質、織物基質、
ハイドロエンタングル(hydroentangled)基質、空気をエンタン
グルした基質などが含まれる。好ましい実施例では、経済的であり、かつ様々な
物質に使用しやすいので不織基質を使用する。「不織」とは、層が織物に織って
いないが、どちらかといえばシート、特にティッシュに形成されている繊維から
成ることを意味する。繊維はランダムである(すなわち、ランダムに並んでいる
)か、または梳かれている(すなわち、主として1方向に梳かれている)かのい
ずれかであることが可能である。さらに、不織基質は、ランダムおよび梳かれた
繊維の層の組み合わせから成ることが可能である。
【0020】 不織基質は、天然および合成の両方の様々な物質から成ることが可能である。
天然とは、その物質が植物、動物、昆虫または副産物から得られることを意味す
る。合成とは、その物質が主に様々な人工物質、または通常一般的な合成、また
は天然いずれかの織物の長さの繊維、またはそれらの混合物を含む繊維網である
物質から得られたことを意味する。
【0021】 本発明に有用な天然物質の非限定的な例は、絹繊維、ケラチン繊維およびセル
ロース繊維である。ケラチン繊維の非限定的な例には、羊毛繊維、ラクダ毛繊維
などから成る群から選択されたものが含まれる。セルロース繊維の非限定的な例
には、木材パルプ繊維、綿繊維、麻繊維、ジュート繊維、亜麻繊維、およびそれ
らの混合物が含まれる。木材パルプ繊維は好ましいが、あらゆる綿繊維(たとえ
ば、綿パッド)は通常回避される。
【0022】 本発明に有用な合成物質の非限定的な例には、アセテート繊維、アクリル繊維
、セルロースエステル繊維、モドアクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル
繊維、ポリオレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊維およびそ
れらの混合物が含まれる。これらの合成物質のいくつかの例には、Acrila
n(登録商標)、Creslan(登録商標)およびアクリロニトリルをベース
にした繊維、Orlon(登録商標)などのアクリル類、セルロースアセテート
、Arnel(登録商標)およびAcele(登録商標)などセルロースエステ
ル繊維、ナイロン(たとえば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610など
)などポリアミド、Fortrel(登録商標)、Kodel(登録商標)など
およびポリエチレンテレフタレート繊維ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエ
チレンなどDarcron(登録商標)ポリオレフィン、ポリビニル酢酸繊維お
よびそれらの混合物が含まれる。
【0023】 天然物質から作製した不織基質は、繊維の液体懸濁液から微細なワイアスクリ
ーンを通して最も一般的に形成される網またはシートから成る。
【0024】 本発明に有用な天然物質から作製された基質は、多種多様な市販の材料から得
ることができる。本明細書で有用で、適切な市販の紙層の非限定的な例には、A
irtex(登録商標)、James River Corporation、
(Green Bay、WI)製の基本重量約71gsyを有するエンボスエア
ーレイドセルロース層およびWalkisoft(登録商標)、Walkiso
ft U.S.A.、(Mount Holly、NC)製の基本重量約75g
syを有するエンボスエアーレイドセルロースが含まれる。
【0025】 本発明に有用な合成物質から作製された不織基質はまた、多種多様な市販の材
料から得ることができる。本明細書で有用で、適切な不織層物質の非限定的な例
には、HEF 40−047、レーヨン約50%およびポリエステル50%を含
み、基本重量平方ヤード当たり約43グラム(gsy)を有するVeratec
、Inc.(Walpole、MA)製の開口ハイドロエンタングル物質、HE
F 140−102、レーヨン約50%およびポリエステル50%を含み、基本
重量約56gsyを有するVeratec、Inc.(Walpole、MA)
製の開口ハイドロエンタングル物質、Novenet(登録商標)149−19
1、レーヨン約69%、ポリプロピレン約25%、および綿約6%を含み、基本
重量約100gsyを有するVeratec、Inc.(Walpole、MA
)製の熱結合格子パターン物質、HEF Nubtex(登録商標) 149−
801、ポリエステル約100%を含み、基本重量約70gsyを有するVer
atec、Inc.(Walpole、MA)製の節のある開口ハイドロエンタ
ングル物質、Keybak(登録商標)951V、レーヨン約75%、アクリル
繊維約25%を含み、基本重量約43gsy、Chicopee Corpor
ation(New Brunswick、NJ)製の乾燥形成開口物質、Ke
ybak(登録商標)1368、レーヨン約75%、ポリエステル約5%を含み
、基本重量約39gsyを有するChicopee Corporation(
New Brunswick、NJ)製の開口物質、Duralace(登録商
標)1236、レーヨン約100%を含み、基本重量約40gsyから約115
gsyを有するChicopee Corporation(New Brun
swick、NJ)製の開口ハイドロエンタングル物質、Duralace(登
録商標)5904、ポリエステル約100%を含み、基本重量約40gsyから
約115gsyを有するChicopee Corporation(New
Brunswick、NJ)製の開口ハイドロエンタングル物質、Sontar
o(登録商標)8868、セルロース約50%およびポリエステル約50%を含
み、基本重量約60gsyを有するDupont Chemical Corp
.製のハイドロエンタングル物質が含まれる。
【0026】 本発明の目的のために最も好ましいタオルは、不織基質、特にレーヨン/ポリ
エステルの重量比が10:90から90:10、好ましくは20:80から80
:20、最適なのは40:60から60:40のブレンドである。最も好ましい
タオルは、レーヨン/ポリエステルが70:30の不織ふき取り用品である。
【0027】 この基質は、多種多様な形状および形態に作製することができる。一般に、こ
の基質は使い捨てタオル形態である。タオルはZ型構造に折り畳むと有利である
。互いに挟み込むことが可能であるが、挟み込まない方が好ましい。Z型の折り
畳みは、上部および下部パネルによって囲まれた中央パネルから成る。上部およ
び下部翼パネルは、実質的に幅が等しく、中央パネルの実質的に半分の幅である
。タオルはそれぞれ、Z型構造の方向と直交する方向に中心に折り畳まれる。タ
オルの大きさは、長さ10から40cm、好ましくは15から30cm、最適に
は18から24cmの範囲であると有利である。タオルの幅は、8から30cm
、好ましくは10から25cm、最適なのは15から20cmの範囲が可能であ
る。
【0028】 概ね5から100、好ましくは10から50枚のタオルを、取り出しポーチ、
好ましくは水分不浸透性のポーチ内に保存することが可能である。保存中および
取り出しの間には、一般的に取り出し開口部を覆った接着性ストリップによって
ポーチは再度密封可能である。タオル1枚を含んだポーチもまた、使用可能であ
る。
【0029】 本発明の基質は任意に、それぞれ異なる織り方および摩損性を有する2種以上
の層を含むことが可能である。異なる織り方は、異なる材料の組み合わせ、また
は剥離するためのより荒い面およびそっと洗浄するための柔らかな吸収力のある
面を有する基質を使用することによって得ることが可能である。さらに、基質の
個々の層は、異なる色を付け、それによって使用者が面を見分けやすくなるよう
に製造することが可能である。
【0030】 本発明の第2の重要な要素は、アルファ−ヒドロキシカルボン酸である。この
用語は、それらの酸形態だけでなくそれらの塩も意味する。塩を形成する一般的
な陽性対イオンは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、C2〜C
8トリアルカノールアンモニウム陽イオンおよびそれらの混合物である。「アル
ファ−ヒドロキシカルボン酸」という用語には、ヒドロキシ酸だけでなく、アル
ファ−ケト酸およびヒドロキシ酸重合体の関連化合物が含まれる。
【0031】 アルファ−ヒドロキシ酸は、カルボン酸に隣接したアルファ炭素に1個の水酸
基が付加した有機カルボン酸である。一般的構造は以下の通りで、 (Ra)(Rb)C(OH)COOH 式中、RaおよびRbは独立して、H、F、Cl、Br、アルキル、アラルキ
ルまたはアリール基および飽和または不飽和の、異性体または非異性体の、1か
ら25個の炭素原子を有する直鎖または枝分かれ鎖または環状である。さらに、
RaおよびRbは任意にOH、CHO、COOHおよび1から9個の炭素原子を
有するアルコキシ基で置換されることが可能である。このアルファ−ヒドロキシ
カルボン酸は、RaおよびRbが同一でないとき、D、L、およびDL型の立体
異性体として存在することが可能である。
【0032】 RaおよびRbの一般的なアルキル、アラルキルおよびアリール基には、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、オクチル、ラウリル
、ステアリル、ベンジルおよびフェニルなどが含まれる。第1群のアルファ−ヒ
ドロキシ酸は、(1)アルキルアルファ−ヒドロキシ酸、(2)アラルキルおよ
びアリールアルファ−ヒドロキシ酸、(3)ポリヒドロキシアルファ−ヒドロキ
シ酸、および(4)ポリカルボン酸アルファ−ヒドロキシ酸に細分することが可
能である。以下は、各部分群の代表的なアルファヒドロキシ酸である。
【0033】 (1)アルキルアルファヒドロキシ酸 2−ヒドロキシエタン酸(グリコール酸、ヒドロキシ酢酸) 2−ヒドロキシプロパン酸(乳酸) 2−メチル2−ヒドロキシプロパン酸(メチル乳酸) 2−ヒドロキシブタン酸 2−ヒドロキシペンタン酸 2−ヒドロキシヘキサン酸 2−ヒドロキシヘプタン酸 2−ヒドロキシオクタン酸 2−ヒドロキシノナン酸 2−ヒドロキシデカン酸 2−ヒドロキシウンデカン酸 2−ヒドロキシドデカン酸(アルファヒドロキシラウリン酸) 2−ヒドロキシテトラデカン酸(アルファヒドロキシミリスチン酸) 2−ヒドロキシヘキサデカン酸(アルファヒドロキシパルミチン酸) 2−ヒドロキシオクタデカン酸(アルファヒドロキシステアリン酸) 2−ヒドロキシエイコサン酸(アルファヒドロキシアラキドン酸) (2)アラルキルおよびアリールアルファ−ヒドロキシ酸 2−フェニル2−ヒドロキシエタン酸(マンデル酸) 2,2−ジフェニル2−ヒドロキシエタン酸(ベンジル酸) 3−フェニル2−ヒドロキシプロパン酸(フェニル乳酸) 2−フェニル2−メチル2−ヒドロキシエタン酸(アトロ乳酸) 2−(4’−ヒドロキシフェニル)2−ヒドロキシエタン酸(4−ヒドロ
キシマンデル酸) 2−(4’−クロロフェニル)−2−ヒドロキシエタン酸(4−クロロマ
ンデル酸) 2−(3’−ヒドロキシ−4’−メトキシフェニル)2−ヒドロキシエタ
ン酸(3−ヒドロキシ−4−メトキシマンデル酸) 2−(4’−ヒドロキシ−3’−メトキシフェニル酸) 3−(2’−ヒドロキシフェニル)2−ヒドロキシプロパン酸 [3(2’−ヒドロキシフェニル)乳酸] 3−(4’−ヒドロキシフェニル)2−ヒドロキシプロパン酸[3−(4
’−ヒドロキシフェニル)乳酸] 2−(3’,4’−ジヒドロキシフェニル)2−ヒドロキシエタン酸(3
,4−ジヒドロキシマンデル酸) (3)ポリヒドロキシアルファ−ヒドロキシ酸 2,3−ジヒドロキシプロパン酸(グリセリン酸) 2,3,4−トリヒドロキシブタン酸、異性体、エリスロン酸、トレオン
酸) 2,3,4,5−テトラヒドロキシペンタン酸(異性体、リボン酸、アラ
ビノン酸、キシロン酸、リキソン酸) 2,3,4,5,6−ペンタヒドロキシヘキサン酸(異性体、アロン酸、
アルトロン酸、グルコン酸、マンノン酸、グロン酸、イドン酸、ガラクトン酸、
タロン酸) 2,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロキシヘプタン酸(異性体、グルコ
ヘプトン酸、ガラクトヘプトン酸など) (4)ポリカルボン酸アルファ−ヒドロキシ酸 2−ヒドロキシプロパン−1,3−ジオン酸(タルトロン酸) 2−ヒドロキシブタン−1,4−ジオン酸(リンゴ酸) 2,3−ジヒドロキシブタン−1,4−ジオン酸(酒石酸) 2−ヒドロキシ−2−カルボキシペンタン−1,5−ジオン酸(クエン酸
) 2,3,4,5−テトラヒドロキシヘキサン−1,5−ジオン酸(異性体
、糖酸、ムチン酸) (5)ラクトン型
【0034】 一般的なラクトン型は、グルコノラクトン、ガラクトノラクトン、グルクロノ
ラクトン、ガラクツロノラクトン、グルコノラクトン、リボノラクトン、糖酸ラ
クトン、パントイルラクトン、グルコヘプトノラクトン、マンノノラクトンおよ
びガラクトヘプトノラクトンである。
【0035】 本発明に有用な代表的なアルファケト酸は以下の通りである。
【0036】 2−ケトエタン酸(グリオキシル酸) 2−ケトエタン酸メチル 2−ケトプロパン酸(ピルビン酸) 2−ケトプロパン酸メチル(ピルビン酸メチル) 2−ケトプロパン酸エチル(ピルビン酸エチル) 2−ケトプロパン酸プロピル(ピルビン酸プロピル) 2−フェニル−2−ケトエタン酸(ベンゾイルギ酸) 2−フェニル−2−ケトエタン酸メチル(ベンゾイルギ酸メチル) 2−フェニル−2−ケトエタン酸エチル(ベンゾイルギ酸エチル) 3−フェニル−2−ケトプロパン酸(フェニルピルビン酸) 3−フェニル−2−ケトプロパン酸メチル(フェニルピルビン酸メチル) 3−フェニル−2−ケトプロパン酸エチル(フェニルピルビン酸エチル) 2−ケトブタン酸 2−ケトペンタン酸 2−ケトヘキサン酸 2−ケトヘプタン酸 2−ケトオクタン酸 2−ケトドデカン酸 2−ケトオクタン酸メチル II.ヒドロキシ酸の二量体および重合体
【0037】 ヒドロキシカルボン酸の2個以上の分子が、同一の化合物または異なる化合物
のいずれであっても互いに化学的に反応すると、二量体または重合体化合物が形
成されるだろう。このような二量体および重合体化合物は、3群、すなわち(a
)アクリル酸エステル、(b)環状エステルおよび(c)種種雑多な二量体およ
び重合体に分類することが可能である。
【0038】 本発明に有用な代表的なヒドロキシカルボン酸のアクリル酸エステルは以下に
見られるものである。
【0039】 グリコール酸グリコリル(グリコール酸のグリコール酸塩) 乳酸ラクチル(乳酸の乳酸塩) マンデル酸マンデリル アトロ乳酸アトロラクチル フェニル乳酸フェニルラクチル ベンジル酸ベンジリル 乳酸グリコリル グリコール酸ラクチル グリコール酸グリコリルグリコリル 乳酸ラクチルラクチル 乳酸ラクチルグリコリル グリコール酸グリコリルグリコリルグリコリル 乳酸ラクチルラクチルラクチル グリコール酸グリコリルラクチルグリコリルラクチル ポリグリコール酸およびポリ乳酸
【0040】 アルファ−ヒドロキシカルボン酸の量は、基質に浸透する組成物の重量の約0
.01から約20%、好ましくは約0.1から約15%、より好ましくは約1か
ら約10%、最適なのは約3から約8%の範囲が可能である。
【0041】 本発明の組成物は、水に入れるとpHは約6.5以下で、好ましくは約6.0
から約2.0、より好ましくは約5.5から約2.5、さらにより好ましくは約
5.0から約3.0、最適なのは約4.5から約3.5である。この組成物はタ
オル上に乾燥状態で配置して、消費者が水で湿らせることによって活性化される
ことが可能である。好ましい実施形態では、本発明の組成物は低粘度の予備調製
流動体組成物である。一般的な粘度は、200℃で0.5から100cps、好
ましくは約2から約20cpsの範囲でよい(Brookfield RVT)
【0042】 基質に対する浸透組成物の量は、重量比で約20:1から1:20、好ましく
は10:1から約1:10および最適なのは約2:1から約1:2の範囲が可能
である。
【0043】 一般的に、湿潤剤を本発明の組成物に取り込ませる。湿潤剤は通常ポリオール
である。代表的なポリオールには、グリセリン、ジグリセリン、ポリアルキレン
グリコール、より好ましくはプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびそれらの誘導体を含
むアルキレンポリオールおよびそれらの誘導体、ソルビトール、ヒドロキシプロ
ピルソルビトール、ヘキシレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,
2,6−ヘキサントリオール、イソプレングリコール、エトキシル化グリセロー
ル、プロポキシル化グリセロールおよびそれらの混合物が含まれる。最も好まし
いのは、Arco Chemical CompanyからMP Diolとし
て市販されている2−メチル−1,3−プロパンジオールである。ポリオールの
量は、浸透組成物の重量の約0.5から約95%、好ましくは約1から約50%
、より好ましくは約1.5から約20%、最適なのは約3から約10%の範囲が
可能である。
【0044】 本発明による製品に必須の他の要素は、シリコーンミクロエマルジョンである
。これらのミクロエマルジョンの平均粒径は、約0.01から約500nm、好
ましくは約1から約100nm、最適なのは約5から約50nmの範囲が可能で
ある。粒径は、Malvern Instruments製の2600D Pa
rticle Sizerを使用してレーザー光散乱技法によって測定すること
が可能である。
【0045】 ミクロエマルジョンは、シリコーンと水の高剪断機械的混合によって、または
不溶性不揮発性シリコーンと水を乳化することによって、およびシリコーンをた
とえば乳化剤の加熱溶液に乳化剤混合することによって、または機械的および化
学的乳化の組み合わせによって調製することが可能である。
【0046】 界面活性剤を単独で、または混合して、シリコーンエマルジョンを調製するた
めの乳化剤として使用することが可能である。好ましい乳化剤には、アルキルア
リールスルホン酸塩、たとえばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキ
ル硫酸塩、たとえばラウリル硫酸ナトリウム、アルキルエーテル硫酸塩、たとえ
ばラウリルエーテル硫酸ナトリウム nEO(nは1から20)、アルキルフェ
ノールエーテル硫酸塩、たとえばオクチルフェノールエーテル硫酸塩 nEO(
nは1から20)、およびスルホコハク酸塩、たとえばジオクチルスルホコハク
酸ナトリウムなどの陰イオン乳化剤が含まれる。
【0047】 エトキシル化アルキルフェノール、たとえばエトキシル化ノニルフェノール
nEO(nは1から50)、エトキシル化アルコール、たとえばラウリルアルコ
ール nEO(1から50)、エトキシル化エステル、たとえばモノステアリン
酸ポリオキシエチレン(オキシエチレン単位の数は1から30)などの非イオン
性乳化剤もまた適している。
【0048】 本発明の目的に特に好ましいシリコーンはジメチコノールで、直鎖でも枝分か
れでもよい。数平均分子量は、約1000から約100万、好ましくは約200
00から約500000、最適なのは約40000から約100000の範囲が
可能である。ミクロエマルジョンにはシリコーンが約1から約95重量%、好ま
しくは約10から約60重量%、最適なのは約20から約40重量%の範囲のレ
ベルで添加されることが可能である。予備形成したミクロエマルジョンは、Do
w Corning、General Electric、Union Car
bide、Wacker Chemie、Shin Etsu、およびTora
y Silicone Companyなどの供給元から市販されている。特に
好ましいのは、シリコーン25%、最大粒径40nm、pH6.5〜8の直鎖ジ
メチコニルミクロエマルジョンとドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールア
ミン/Laureth−24の界面活性剤を組み合わせたもので、Dow Co
rningから商標名DC2−1870で市販されている。
【0049】 本発明の組成物が流動体状の場合は、通常化粧品として許容される様々な担体
賦形剤と共に提供される。通常、この担体賦形剤は水である。担体賦形剤の量は
、浸透組成物重量の約0.5から約99%、好ましくは約1から約80%、さら
に好ましくは約50から約70%、最適なのは約65から70%の範囲が可能で
ある。
【0050】 本発明の化粧組成物には、有害性が懸念される微生物の増殖を抑えるために保
存剤を取り込ませることが望ましい。本発明の組成物用に適切な従来の保存剤は
、パラ−ヒドロキシ安息香酸のアルキルエステルである。ごく最近使用されるよ
うになってきたその他の保存剤には、ヒダントイン誘導体、プロピオン酸塩、お
よび様々な4級アンモニウム化合物が含まれる。化粧用化学薬品には適切な保存
剤がよく使用され、通常保存剤負荷試験を満たし、製品の安定性をもたらすもの
を選択する。特に好ましい保存剤は、フェノキシエタノール、メチルパラベン、
プロピルパラベン、イミダゾリジニルウレア、デヒドロ酢酸ナトリウムおよびベ
ンジルアルコールである。この保存剤は、組成物の用途および保存剤と組成物中
のその他の成分との間で起こりうる適合性を考慮して選択するべきである。保存
剤は組成物重量の0.01%から2%の範囲の量で使用することが好ましい。
【0051】 本発明の組成物は、さらに草抽出物を含むことが可能である。抽出物の例には
、カミツレ(Roman Chamomile)、緑茶、スカルキャップ、イラ
クサの根、センブリ(Swertia Japonica)、ウイキョウおよび
アロエベラの抽出物が含まれる。抽出物それぞれの量は、組成物重量の約0.0
01から約1%、好ましくは約0.01から約0.5%、最適なのは約0.05
から約0.2%が可能である。
【0052】 微量添加成分もまたこの組成物に存在させることが可能である。その中には、
ビタミンEアセテート、ビタミンC、ビタミンAパルミテート、パンテノールお
よびビタミンB複合体のいずれかが含まれることが可能である。ステビオシド、
アルファ−ビソボロールおよびglycyhrizzinate塩を含めた抗刺
激薬もまた存在させることが可能で、それぞれのビタミンまたは抗刺激薬は、組
成物重量の約0.001から約1.0%、好ましくは約0.01から約0.3%
の範囲の量で存在させる。
【0053】 乳化剤もまた本発明の組成物に取り込ませることが可能である。これらの乳化
剤は、陰イオン性、非イオン性、陽イオン性、両性およびそれらの組み合わせで
あることが可能である。有用な非イオン性乳化剤には、C10〜C20脂肪族ア
ルコールまたは酸疎水物質と疎水物質1モル当たり2から100モルのエチレン
オキシドまたはプロピレンオキシドが縮合したもの、アルキレンオキシド2から
20モルが縮合したC2〜C10アルキルフェノール、エチレングリコールのモ
ノ−およびジ−脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ソルビタン、モノ−お
よびジ−C8〜C20脂肪酸、ブロックコポリマー(エチレンオキシド/プロピ
レンオキシド)、およびポリオキシエチレンソルビタンならびにそれらの組み合
わせが含まれる。アルキルポリグリコシドおよび糖類脂肪族アミド(たとえば、
メチルグルコンアミド)はまた、適切な非イオン性乳化剤である。乳化剤として
特に好ましいのは、Cremophore RH−400(登録商標)として市
販されているエチレンオキシド40モルでアルコキシル化した硬化ヒマシ油ワッ
クスである。
【0054】 陰イオン型および両性型の弱い乳化剤もまた使用することができる。特に好ま
しい陰イオン性の例には、ラウロアンホ酢酸塩およびサルコシン酸塩が含まれる
。好ましい両性型にはコカミドプロピルベタインおよびジメチルベタインが含ま
れる。
【0055】 乳化剤の量は、約0.05から約20重量%、好ましくは約0.1から約5重
量%、最適なのは約0.5から約0.8重量%が可能である。
【0056】 ラウロアンホ酢酸塩などの脂肪酸(C10〜C22アルキル)基を含む低pH
系は、不潔な臭気を発することが発見された。理論によって結びつけることを希
望するものではないが、脂肪酸基を有する界面活性剤の加水分解によってこれら
の基が切断されるものと考えられ、それによって悪臭を放つ脂肪酸が形成される
。本出願人等は、驚くべきことにジメチルコニルミクロエマルジョンなどのシリ
コーンミクロエマルジョンが効果的に臭気形成を阻害することを発見した。
【0057】 本発明のこれらの浸透組成物に関わるpH範囲は広くてもよいが、比較的低p
H、たとえば約2から約6.5、好ましくは約2.5から約4.5を有すること
が好ましい。
【0058】 操作実施例および比較実施例以外、または明確に指示した場合以外は、この説
明で物質の量を指示した全ての数値は「約」という用語で修飾されていることを
理解されたい。
【0059】 以下の実施例は、本発明の実施形態をより完全に例示するものである。全ての
部分で、本明細書および添付したクレームに関連したパーセントおよび割合は、
他に指示がなければ重量に基づいている。
【0060】 実施例1〜8 表Iは、タオルを形作るセルロース基質に浸透するために適した調合物のリス
トを上げた表である。得られた組成物溶液のpHは、約2.8から約4.0の範
囲である。
【0061】
【表1】
【0062】 実施例9 低pHヒドロキシカルボン酸付着タオル製品における安定性および粘着性軽減
のためのシリコーンおよびその他の物質の影響を評価するために検討を実施した
。ジメチコノールミクロエマルジョンを表IIに記載した物質と置き換える以外
は実施例1と実質的に同様な調合物を、特定の使用濃度でタオルに浸透させた。
4グラムの量の調合物を各タオル(1.8グラム重、15.24cm×20.3
2cm(6インチ×8インチ))に浸透させた。安定性とは、タオルに浸透させ
た流動体の相(phase)適合性のことである。評価は、均一な流動体につい
ては「良」、上部に少量のクリーム分離のみを有するものについては「可」、著
しい相分離については「不可」とした。粘着性は、訓練を受けた評価官が評価し
、指の感触によって測定した。
【0063】
【表2】
【0064】 非シリコーン物質のほとんど全ては、付着したヒドロキシカルボン酸の粘着性
を改良する有益な効果を有さなかった。ジメチコーンエマルジョンは粘着性除去
のためにはあまり作用しなかった。しかしこれらのエマルジョンは流動体調合物
にわずかな安定性をもたらした。ジメチコナールミクロエマルジョンが良好な物
理的安定性を保持し、粘着性も効果的に克服した。
【0065】 以下の説明および実施例は、本発明の選択した実施形態を例示している。これ
らの変更および修正は当業者によって提案され、いずれも本発明の精神および範
囲内である。
【手続補正書】特許協力条約第19条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月5日(2000.12.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項10】 ベータ−ヒドロキシカルボン酸がサリチル酸である請求項
1から9のいずれか一項に記載のタオル製品。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月21日(2001.9.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】 発明の概要 本発明では、 (a)水不溶性基質、 (b)(i)アルファ−又はベータ−ヒドロキシカルボン酸、 (ii)シリコーンミクロエマルジョン、 (iii)水中でpH約6.5以下である組成物 を含むこの基質に浸透する化粧用組成物 を含むタオル製品を提供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】 本発明に有用な天然物質から作製された基質は、多種多様な市販の材料から得
ることができる。本明細書で有用で、適切な市販の紙層の非限定的な例には、A
irtex(登録商標)、James River Corporation、
(Green Bay、WI)製の基本重量約85g/m(71gsy)を有
するエンボスエアーレイドセルロース層およびWalkisoft(登録商標)
、Walkisoft U.S.A.、(Mount Holly、NC)製の
基本重量約90g/m(75gsy)を有するエンボスエアーレイドセルロー
スが含まれる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】 本発明に有用な合成物質から作製された不織基質はまた、多種多様な市販の材
料から得ることができる。本明細書で有用で、適切な不織層物質の非限定的な例
には、HEF 40−047、レーヨン約50%およびポリエステル50%を含
み、基本重量平方ヤード当たり約43グラム(gsy)を有するVeratec
、Inc.(Walpole、MA)製の開口ハイドロエンタングル物質、HE
F 140−102、レーヨン約50%およびポリエステル50%を含み、基本
重量約56gsyを有するVeratec、Inc.(Walpole、MA)
製の開口ハイドロエンタングル物質、Novenet(登録商標)149−19
1、レーヨン約69%、ポリプロピレン約25%、および綿約6%を含み、基本
重量約100gsyを有するVeratec、Inc.(Walpole、MA
)製の熱結合格子パターン物質、HEF Nubtex(登録商標) 149−
801、ポリエステル約100%を含み、基本重量約84g/m(70gsy
)を有するVeratec、Inc.(Walpole、MA)製の節のある開
口ハイドロエンタングル物質、Keybak(登録商標)951V、レーヨン約
75%、アクリル繊維約25%を含み、基本重量約52g/m(43gsy)
、Chicopee Corporation(New Brunswick、
NJ)製の乾燥形成開口物質、Keybak(登録商標)1368、レーヨン約
75%、ポリエステル約5%を含み、基本重量約47g/m(39gsy)を
有するChicopee Corporation(New Brunswic
k、NJ)製の開口物質、Duralace(登録商標)1236、レーヨン約
100%を含み、基本重量約48g/m(40gsy)から約138g/m (115gsy)を有するChicopee Corporation(New
Brunswick、NJ)製の開口ハイドロエンタングル物質、Dural
ace(登録商標)5904、ポリエステル約100%を含み、基本重量約48
g/m(40gsy)から約138g/m(115gsy)を有するChi
copee Corporation(New Brunswick、NJ)製
の開口ハイドロエンタングル物質、Sontaro(登録商標)8868、セル
ロース約50%およびポリエステル約50%を含み、基本重量約72g/m
60gsy)を有するDupont Chemical Corp.製のハイド
ロエンタングル物質が含まれる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0048】 本発明の目的に特に好ましいシリコーンはジメチコノールで、直鎖でも枝分か
れでもよい。数平均分子量は、約1000から約100万、好ましくは約200
00から約500000、最適なのは約40000から約100000の範囲が
可能である。ミクロエマルジョンにはシリコーンが約1から約95重量%、好ま
しくは約10から約60重量%、最適なのは約20から約40重量%の範囲のレ
ベルで添加されることが可能である。予備形成したミクロエマルジョンは、Do
w Corning、General Electric、Union Car
bide、Wacker Chemie、Shin Etsu、およびTora
y Silicone Companyなどの供給元から市販されている。特に
好ましいのは、シリコーン25%、最大粒径40nm、pH6.5〜8の直鎖ジ
メチコノールミクロエマルジョンとドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノール
アミン/Laureth−24の界面活性剤を組み合わせたもので、Dow C
orningから商標名DC2−1870で市販されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0064】 非シリコーン物質のほとんど全ては、付着したヒドロキシカルボン酸の粘着性
を改良する有益な効果を有さなかった。ジメチコーンエマルジョンは粘着性除去
のためにはあまり作用しなかった。しかしこれらのエマルジョンは流動体調合物
にわずかな安定性をもたらした。ジメチコノールミクロエマルジョンが良好な物
理的安定性を保持し、粘着性も効果的に克服した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 スラブチエフ,クレイグ・ステイーブン アメリカ合衆国、コネチカツト・06611、 トランブル、メリツト・ブールバード・ 40、ユニリーバー・ホーム・アンド・パー ソナル・ケア・ユー・エス・エイ (72)発明者 ズナイデン,アレクサンダー・ポール 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台38、ニッポンリ ーバ ビー・ヴィ、イノベーション・セン ター、宇都宮工場内 Fターム(参考) 2D034 AC00 4C083 AA112 AB082 AC112 AC122 AC301 AC302 AC342 AC392 AC422 AC432 AC471 AC472 AC842 AD092 AD151 AD152 AD162 AD222 AD272 AD662 BB51 CC02 CC23 CC24 DD12 DD27 EE12 4L033 AA01 AA04 AB07 AC10 AC15 BA17 BA20 BA29 CA59

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)水不溶性基質、 (b)(i)アルファ−およびベータ−ヒドロキシカルボン酸、 (ii)シリコーンミクロエマルジョン、 (iii)水中でpH約6.5以下を有する組成物 を含む前記基質に浸透する化粧用組成物 を含むタオル製品。
  2. 【請求項2】 アルファ−ヒドロキシカルボン酸がグリコール酸、乳酸、ヒ
    ドロキシオクタン酸およびそれらの混合物から成る群から選択された請求項1に
    記載のタオル製品。
  3. 【請求項3】 化粧組成物のpHが約2.0から約6.0の範囲である請求
    項1または2に記載のタオル製品。
  4. 【請求項4】 化粧組成物のpHが約3.5から約4.5の範囲である請求
    項1または2に記載のタオル製品。
  5. 【請求項5】 シリコーンミクロエマルジョンがジメチコノールミクロエマ
    ルジョンである請求項1から4のいずれか一項に記載のタオル製品。
  6. 【請求項6】 ミクロエマルジョン中のシリコーン物質の粒径が約0.01
    から約500nmの範囲である請求項5に記載のタオル製品。
  7. 【請求項7】 ミクロエマルジョン中のシリコーン物質の粒径が約5から約
    50nmの範囲である請求項5に記載のタオル製品。
  8. 【請求項8】 ヒドロキシカルボン酸が浸透賦形剤の約0.1から約15重
    量%の量で存在する請求項1から7のいずれか一項に記載のタオル製品。
  9. 【請求項9】 ミクロエマルジョンが浸透賦形剤の約0.1から約20重量
    %の量で存在する請求項1から8のいずれか一項に記載のタオル製品。
  10. 【請求項10】 ベータ−ヒドロキシカルボン酸がサリチル酸である請求項
    1から9のいずれか一項に記載のタオル製品。
  11. 【請求項11】 (a)水不溶性物質、 (b)(i)アルファ−およびベータ−ヒドロキシカルボン酸、 (ii)低pHで加水分解可能なC10〜C22脂肪酸基を含む界面活性剤、 (iii)水中でpH約6.8以下を有する組成物 を含む物質に浸透する組成物 を含むタオル製品。
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