JP2003507297A - 添加物を含有する微結晶性べーマイト及び斯かる微結晶性べーマイトを含む成形粒子及び触媒組成物 - Google Patents
添加物を含有する微結晶性べーマイト及び斯かる微結晶性べーマイトを含む成形粒子及び触媒組成物Info
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Abstract
Description
された形および又は焼結した形は、最も広く使用されているアルミニウム酸化物
−水酸化物の中の幾つかである。主要な産業的用途の幾つかは、これらの物質の
一つ或いはそれ以上の形を含み、例えば、セラミックス、研磨剤、難燃剤、吸着
剤、触媒、複合物の中の充填剤等である。又、商業的なベーマイトアルミナの多
くは、精製触媒、炭化水素原料の水素処理触媒、リフォーミング触媒、公害制御
触媒、クラッキング触媒のような触媒用途にも使用される。この文脈における「
水素処理」と言う用語は、炭化水素原料が高められた温度及び高められた圧力で
水素と反応させられるすべてのプロセスを包含する。これらのプロセスは、水素
脱硫、水素脱窒素、水素脱金属、水素脱芳香族、水素異性化、水素脱脂、水素ク
ラッキング、一般に温和な水素クラッキングと称される温和な圧力下での水素ク
ラッキングを包含する。このタイプのアルミナはまた、酸化エチレン製造やメタ
ノール合成のような、特定の化学方法の触媒としても使用される。アルミナのベ
ーマイト型或いはその修飾物の比較的より新しい産業的用途は、クロロフルオロ
ハイドロカーボン(CFC)のような環境的に好ましくない化学成分および他の
望ましくない公害物質の転化を含む。アルミナのベーマイト型はさらに、ガスタ
ービンの燃焼において窒素酸化物を減らすための触媒物質として使用される。
的な利用の主な理由は、非常に広い範囲の物理化学的および機械的性質を持つ製
品に「特注で」作られることを可能とする柔軟性である。
る幾つかの主要な性質は、孔容積、孔の大きさの分布、孔構造、比重、表面積、
活性中心の密度とタイプ、塩基性度および酸性度、破砕強度、摩耗強度、熱およ
び水熱経時変化(焼結)および長期安定性である。
制御により得られる。これらは、原料、不純物、沈殿又は転化プロセス条件、エ
ージング条件およびその後の熱処理(焼成/スチーム処理)および機械的処理を
通常含む
ず、かかるアルミナを基礎とする物質のさらなる開発のために、この技術はなお
発展中であり、無限の科学的および技術的挑戦を製造業者と末端使用者の両者に
対して提供する。
(OH)〕、天然に生じるベーマイト或いはダイアスポアに近いXRDパターン
を示すアルミナ水和物を記述するのに使用される。さらに、一般用語のベーマイ
トは、種々の量の水和水を含み、種々の表面積、孔容積、比重を持ち、熱処理さ
れると種々の熱特性を示すところの広範囲なアルミナ水和物を記述する為に用い
られる傾向にある。その上それらのXRDパターンは、特徴的なベーマイト〔A
lO(OH)〕ピークを示すものの、通常それらの幅は色々であり、それらの位
置もシフトし得る。XRDピークのシャープさと位置は、結晶化度、結晶のサイ
ズ、および欠陥の量を示す為に使用されて来た。
、合成されてそして/又は100℃に近い温度で、殆どの時間環境大気圧下に熟
成(エージング)されたベーマイトを含む。このタイプのベーマイトは、擬結晶
性ベーマイトと呼ばれる。本発明の対象である、第2の種類のベーマイトは、所
謂微結晶性ベーマイトより成る。
seudo)ベーマイト、ゼラチン様ベーマイト或いは擬(quasi)結晶性ベーマイト(
QCB)と互換的に呼ばれている。一般にこれらのQCBアルミナは、非常に高
い表面積、大きい孔および孔容積、微結晶性ベーマイトよりも低い比重を持ち、
酸を含む水中に容易に分散する。それらは又、微結晶性ベーマイトよりも小さい
結晶のサイズを有し、より多数の水和水分子を含む。QCBの水和度は、広い範
囲の価を取ることが出来、例えば、AlOの1モル当たり水約1.4から約2モ
ルの価であり、通常規則的に或いは不規則的に八面体層の間に挿入(インターカ
レート)されている。
の水の放出は、主ピークが、はるかに結晶化度の高いベーマイトよりも遙に低い
温度で現れることを示す。 QCB類のXRDパターンは極めてブロードなピークを示し、それらの半値幅は
、結晶のサイズならびに結晶の完全さを示す。
典型的には、約2°〜6°から2θまででありうる。さらに、QCB結晶中に挿
入された水の量が増加するに伴い、主要(020)XRD反射は、より大きいd
−間隔に対応して、より低い2θ値に移動する。幾つかの典型的な商業的に入手
出来るQCBは、コンデア プラール(Condea Pural:商標)、キャタパール(C
atapal:商標)およびベルサール(Versal:商標)製品である。
晶化度、比較的大きい結晶サイズ、非常に低い表面積、および高い比重によって
、QCB類から区別される。QCBとは対照的に、MCBは、高いピーク強度と
非常に狭い半値幅を持つXRDパターンを示す。これは、挿入された水分子の比
較的小さい数、大きい結晶サイズ、バルク物質のより高い結晶化度および存在す
る結晶欠陥のより小さい数による。典型的には、挿入水分子の数は、AlOの1
分子当たり約1から約1.4の範囲で変化し得る。最大強度の半分の長さにおけ
る主XRD反射ピーク(020)は、約1.5未満から約0.1°2θの幅を有
する。この明細書の為に、我々は、微結晶性ベーマイトは、1.5°より小さい
最大強度の半分の長さにおける020ピーク幅を持つと定義する。1.5より大
きい最大強度の半分の長さにおける020ピーク幅を有するベーマイトは、擬結
晶性ベーマイトであると考えられる。
レードのアルミナである。総じて、QCB型とMCB型のベーマイトの基本的、
特徴的差異は、3次元的格子オーダー、微結晶サイズ、八面体層の間に挿入され
た水の量および結晶欠陥度における違いを含む。
に以下の工程を含む方法により製造される。即ち、アルミニウム塩のアルカリに
よる中和、アルミン酸塩の酸性化、アルミニウムアルコキシドの加水分解、金属
アルミニウム(アマルガム化物)と水との反応およびギブス石の焼成によって得
られる非結晶性ρーアルミナの再水和である。MCB型のベーマイトアルミナは
一般に、通常150℃より上の温度と自生圧力を用いた水熱プロセスによって工
業的に製造される。これらのプロセスは通常、アルミニウム塩を加水分解してゼ
ラチン状アルミナを形成し、続いてそれをオートクレーブ中で高められた温度及
び高められた圧力下で水熱熟成することを含む。この型のプロセスは、米国特許
第3,357,791号明細書に記載されている。この基本的なプロセスの数個
の変形があり、異った出発アルミニウム源、熟成中に酸或いは塩を添加すること
、および広範囲のプロセス条件を含む。
用して製造される。これらのプロセスの変形は、水熱処理中に酸、アルカリおよ
び塩を添加すること、ならびにギブス石のMCBへの転化を促進するためにベー
マイト種を使用することを含む。これらの型のプロセスは、アルコアの米国特許
第5,194,243号及び米国特許第4,117,105号に記載されている
。
としてのMCBを水熱処理してMCBを形成することを記載し、これはアルファ
アルミナセラミックのための前駆体として作用し得る。アルファアルミナへの該
MCBの転化を促進させるために、ジルコニア又は酸化ジルコニウム前駆体及び
/又は酸化マグネシウム前駆体が、オートクレーブ中に反応前に添加され得る。
、このようなベーマイト物質は、それらの粉末X線反射によって特徴付けられる
。ICDDは、ベーマイトについての見出しを含んでおり、(020)、(02
1)および(041)面に対応する反射が存在することを確認している。銅の照
射では、かかる反射は14、28、および38°2θに表れる。ベーマイトの種
々の型は、反射の相対的な強度と幅によって区別される。色々な研究者は、反射
の正確な位置を結晶化度と言う点で考えて来た。にもかかわらず、上記の位置に
近い線は、ベーマイト相の一つ又はそれ以上のタイプの存在を示している。
(1975)に掲載されたJ.Medenaの論文、およびMaterials
Chemistry第37巻29ページより38ページまで(1994)に掲
載されたJ.Wachowski等の論文に記載されたように、ランタニドの共
沈を伴う、アルミナイソプロポキサイドの加水分解により製造された、金属イオ
ンを含むQCBを見出す。製品は、一つ又はそれ以上のランタニド金属イオンを
含む擬ベーマイト型アルミナである。これらの物質は、擬ベーマイト構造中のか
かるランタニド金属イオンの存在が、ガンマアルミナのアルファアルミナ相への
変態を抑制する高温の工業的用途に主に使用されて来た。従って、ガンマ相の安
定化が得られ、耐火性の低表面積のアルファアルミナに転化する前に、高い表面
積を維持する。特にWachowski等は、ランタニドイオン(La,Ce,
Pr,Nd,Sm)を1重量%から10重量%の量で使用し、それは500℃か
ら1200℃の温度で焼成された。触媒用途にとって最も重要な領域である50
0℃より下の物質の状態及び性質に関しては、なんらの情報もWachowsk
i等によりもたらされてはいない。
ミウムと組み合わせて、ランタンの添加によるアルミナの熱安定化を記述してい
る。この物質は、フラッシュ焼成されたギブス石を、スラリー中でランタン塩と
共に70℃から110℃で熟成し、その後100℃から1000℃で熱処理して
製造される。熱処理前の中間生成物は、QCBである。
は、非常に高い密度、非常に低い表面積及び小さな孔のバルク構造の故に、高温
耐火性(セラミック)物質であり、不均一触媒作用、特に炭化水素転化又は修飾
に使用される触媒、例えばFCC、水素処理工業的用途において非常に限られた
用途を見出している。
ディミウム−β−Al2O3担体上に担持された触媒活性金属を含む触媒を記述し
ている。当該担体は、ランタン、プラセオディミウム或いはネオディミウム塩溶
液の存在下で硝酸アルミニウム溶液を水酸化アンモニウムによって沈殿すること
により得られる。沈殿した非晶質性の物質は、直接水で洗われそして濾過される
故に、アルミナは、通常の条件、および或るpH、濃度および温度の下で、ベー
マイトアルミナ構造へと結晶化する時間で熟成することを許されない。
めのMCBの適合性を改善する添加物が、均一に分散した状態で存在する。
り、例えば、Wachowskiにおいて記載されたプロセスの中間生成物を含
有するランタニドである。該添加物は、ガンマアルミナから非常に低い表面積を
有するアルファアルミナへの転化を阻止し、それ故触媒又は吸収剤物質として役
に立たない。均一に分散した状態で該ランタニドを含むMCBは、ランタニドを
含むQCBよりも改善された熱安定性を有することが見出された。上記のように
、高い結晶化度、比表面積等を有する微結晶性ベーマイトは、触媒分野又は吸収
剤分野における特有の用途に使用され得る。
媒的性質、たとえば比重、表面積、熱安定性、孔サイズ分布、孔容積、活性中心
の密度およびタイプ、塩基性度および酸性度、破砕強度、摩耗強度、等々の調節
を助け、これらは触媒又は吸収剤物質における使用のためのベーマイトの適性を
決定する。上記から明らかであるように、アルファアルミナの形成を促進する添
加物たとえばジルコニア及びマグネシアは、触媒及び吸収剤物質のためのMCB
の適合性を改善する添加物とは考えられず、それ故本発明の一部ではない。添加
物がMCB内に均一に分散されているという事実は、添加物を含浸されたMCB
から本発明に基づくMCBを区別し、これらの新規MCBを触媒目的用に又は不
均一触媒反応用の触媒調製のための出発物質として極めて好適にする。添加物が
微結晶性アルミナにおいて均一に分散されていないことを決定するのは容易であ
る、何故ならその場合には添加物が分離した相として存在しており、X線回折パ
ターンで検出可能であるからである。勿論、本発明に従うMCBに種々のタイプ
の添加物を配合することは、可能である。
アクチニド、Pd及びPt等の貴金属、珪素、ガリウム、ホウ素、チタン、ジル
コニウム及び燐よりなる群から選択される元素を含む化合物である。例えば、珪
素の存在はベーマイト中の酸性部位の量を増加し、遷移金属は触媒的或いは吸収
活性、たとえばSOXを引きつける性質、NOXを引きつける性質、水素化、水素
転化、および気相/固相相互作用のための他の触媒系を導入する。
塩、炭酸塩、バナジン酸塩等々である。分解性のアニオンを有する化合物の使用
が好ましい。何故ならば、触媒目的に望ましくないアニオンが存在しないので、
添加物を有する得られたMCBが、洗浄なしで直接乾燥され得るからである。
ベーマイト前駆体および添加物が一緒にされ、均一に分散された状態で添加物を
含む微結晶性ベーマイトへと熟成することにより転化される。熟成は、熱的に又
は水熱的に遂行され得る。熟成は、プロトン性液体又は気体、たとえば水、エタ
ノール、水蒸気、プロパノール中で遂行される。水熱熟成とは、高められた圧力
下、たとえば100℃より上の温度でオートクレーブ内において水中で、即ち自
生圧力下、での熟成を意味する。適当な微結晶性ベーマイト前駆体はアルミニウ
ムアルコキシド、可溶性アルミニウム塩、熱処理されたアルミニウムトリハイド
レート、BOC、ギブス石及びバイヤライトのようなアルミニウムトリハイドレ
ート、非晶質ゲルアルミナ、QCB又はMCBである。適当な製造プロセスの例
は、以下に記載される。
シドを加水分解し、熟成することにより製造され得る。添加物は、加水分解工程
過程で加えられ、熟成工程前の最後に添加され得る。この一般的プロセスは、Q
CBの製造について知られているが、適合されて、このプロセスを使用してMC
Bを製造することが可能である。この目的のために、このプロセスは、100℃
より上の温度及び高められた圧力で、又は100より低い温度での加水分解で得
られたQCBを水熱による後熟成処理に付することにより行われる。
び熟成して添加物を含むMCBを形成することにより製造することができる。好
適なアルミニウム塩の例は、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミ
ニウム、アルミン酸ナトリウム、及びこれらの混合物である。添加物は、加水分
解及び共沈が進行している間、又は熟成工程の終わりで添加され得る。MCBを
形成するために、熟成工程は水熱条件下で遂行されなければならないか、又は水
熱による後熟成工程が適用されねばならない。
に十分な時間、100℃より上の温度で、熱処理された型のアルミニウムトリハ
イドレート及び添加物を含有するスラリーを熟成することによって製造され得る
。熱処理された型のアルミニウムトリハイドレートは、焼成されたアルミニウム
トリハイドレート(例えば、ギブス石又はBOC)及びフラッシュ焼成されたア
ルミニウムトリハイドレート(CP:商標、アルミナ)である。この製造法は、
添加物化合物に存在する何らかのイオン以外、イオンがMCBに導入されないと
いう利点を有する。これは、添加物化合物の適切な選択により、洗浄工程を削減
あるいは全く回避することが出来ることを意味している。例えば、分解性アニオ
ン(炭酸塩、硝酸塩及び蟻酸塩等)が使用されるとき、触媒目的に望ましくない
アニオンが存在しないので添加物を含むMCBは、直接乾燥され得る。本製造法
の更なる利点は、熱処理された型のアルミニウムトリハイドレート及び添加物を
含むスラリーを最初に成形し、成形体を再スラリー化し、次に成形体を熟成して
MCBを形成することが可能であることである。本明細書において成形とは、特
定の目的のための適切なサイズ及び強度を有する粒子を得る任意の方法と定義さ
れる。好適な成形方法は噴霧乾燥、押出し(任意的に中間噴霧乾燥、フィルター
プレス及び/又は混練を伴い)、ペレット化、ビーズ化又は触媒又は吸収剤分野
で使用される任意の他の慣用の成形方法及びこれらの組み合わせである。
の温度で非晶質のゲルアルミナ及び添加物を含むスラリーを熟成してMCBを形
成することにより製造され得る。上述したプロセス3のように、この製造法はま
た、添加物化合物のイオン以外に、MCB中にイオンが導入されないという利点
を有している。これは、添加物化合物の適切な選択により、洗浄工程が削減又は
全く回避され得ることを意味している。また、非晶質アルミナゲル及び添加物を
含むスラリーを最初に成形し、成形体を再スラリー化し、次に成形体を熟成して
MCBを形成することが可能である。
処理でQCBまたはMCBを熟成して、均一に分散した状態で添加物を含むMC
Bを形成することにより製造されることができる。このプロセスは、また、(水
)熱処理の前のMCBの形成前にQCB又はMCB/添加物混合物の成形及び均
一に分散した状態で添加物を含むMCBの形成を可能にする。更に、添加物化合
物のイオン以外の如何なるイオンもMCBには、導入されない。
ートを添加物の化合物の存在下で任意的に適当なベーマイト種の助けを用いて、
水熱処理により熟成することにより製造され得る。適当な種は、微結晶性ベーマ
イトを作るための公知の種、たとえば商業的に入手可能なベーマイト(キャタパ
ール(Catapal:商標)、コンデア(Condea:商標)ベルサール(Versal)、P−
200(商標)、等々)、非晶質種、粉砕したベーマイト種、アルミン酸ナトリ
ウム溶液から製造したベーマイト、等々である。ここで記載された方法の一つに
より製造された微結晶性ベーマイトもまた、種として適当に使用され得る。プロ
セス3,4及び5のように添加物のイオン以外に如何なるイオンもMCBに導入
されず、このプロセスは熟成前の成形を与える。
の最初の発表は、1940年代後半から1950年代の始めに遡る。例えば、G
.YamaguchiとK.Sakamato(1959)は、ベーマイト種が
、温度を下げ、反応時間を短縮し、かつギブス石転化を増加することによって、
ギブス石のベーマイトへの水熱転化の動力学を実質的に改善したと言う概念を明
確に示している。
の水熱変態において、ベーマイトによる種添加の有利な原理は、G.Yamag
uchiとH.Yamanida(1963)によって明確に示された。
付与及び/又はアルカリ性溶液の利点が同じく十分に示されている。さらにベー
マイト種の使用は、水中により容易に分散するより細かい粒子サイズのベーマイ
ト製品を製造するとも主張されている。ギブス石の水熱転化におけるベーマイト
種の使用は、1987年12月16日に出願された米国特許第4,797,13
9号および1985年9月30日に出願された米国特許第5,194,243号
明細書に記述されている。
で実施され得る。プロセスは、部分的に連続法、部分的に回分法で実施され得る
。
めるように注意することが必要であるが、一つより多いタイプのMCB前駆体を
使用してよい。MCB前駆体の該混合物が添加物の導入以前に製造されてよく、
或いは種々のタイプの前駆体が、反応の更なる段階のいずれかにおいて添加され
てよい。
れてよく、そこでは例えば熟成温度および又は条件(熱的又は水熱的、pH、時間
)が変えられる。
い。
の添加物は、反応工程のいずれかにおいて同時に或いは逐次的に添加され得る。
えることは有利でありうる。
造中に成形体へと成形することを可能にする。任意的に結合剤および/又は充填
剤の助けを借りて、出来上がったMCBを成形することも可能である。適当な成
形法は、噴霧乾燥、ペレット化、押出し(任意に、中間噴霧乾燥、フィルタープ
レス及び/又は混練を伴い)、ビーズ化又は触媒及び吸収剤分野において使用さ
れる任意の他の成形法及びこれらの組み合わせを含む。
成分或いは出発物質として極めて好適である。この目的で、MCBは、任意的に
結合剤、充填剤(たとえば、カオリンのような粘土、酸化チタン、ジルコニア、
シリカ、シリカ−アルミナ、ベントナイト等々)、触媒活性物質たとえばモレキ
ュラーシーブ(たとえば、ZSM−5,ゼオライトY,USYゼオライト)およ
び他の任意の触媒成分例えば孔調節添加物(これらは一般に触媒組成物中で一般
に使用される)と一緒にされる。幾つかの応用のために、触媒成分としての使用
の前に、例えば孔容積又は他の重要な性質を改善する又は増加するために、特に
QCBが低いpHで製造されたときに、QCBを中和することは有利でありうる
。通常、ありうるナトリウムを0.1重量%Na2Oより小さい含量に除去する
ことが好ましい。それ故、本発明は、また、本発明に従うMCBを含む触媒組成
物及び触媒添加物に向けられる。
物、基体、および他の担体を製造する更なる工程中において、他の金属酸化物或
いは水酸化物、結合剤、エクステンダー、活性化剤、孔調節添加物等々と混合さ
れてよい。
る。これらの高温では、ベーマイトは通常、遷移アルミナに転化される。それ故
、本発明は又、本発明の方法に従う添加物を含む微結晶性ベーマイトの熱処理に
よって得られる遷移アルミナ、及び添加物が均一に分散した状態で存在する遷移
アルミナにも向けられる。本発明は、更に該添加物がアルカリ土類金属、遷移金
属、アクチニド、珪素、ホウ素及び燐の群から選択される元素を含有する化合物
である遷移アルミナに向けられる。
剤、充填剤、等々の助けを借りて、作られることが出来る。
マイトから作られた。図1を参照。
れた。図2参照。
て5重量%のLa(NO3)2(La2O3として計算)と共に処理された。図3は
、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
20℃の温度で2時間、pH4において5重量%のLa(NO3)2(La2O3と
して計算)で処理された。図4は、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
pH11において5重量%のLa(NO3)2(La2O3として計算)で処理され
た。
間、pH4において5重量%のLa(NO3)2(La2O3として計算)で処理さ
れた。図5は、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
間、pH11において5重量%のLa(NO3)2(La2O3として計算)で処理
された。
において5重量%のLa(NO3)2(La2O3として計算)で処理された。図6
は、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
)の混合物は、オートクレーブ内で220℃の温度で2時間、pH4において処
理された。図7は、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
)の混合物は、220℃でオートクレーブ内で2時間、pH11において処理さ
れた。
)の混合物は、220℃でオートクレーブ内で2時間、pH11において処理さ
れた。
)の混合物は、220℃でオートクレーブ内で2時間、pH4において処理され
た。図8は、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
5重量%のLa(NO3)2(La2O3として計算)と共に処理された。
いて5重量%のCe(NO3)2(Ce2O3として計算)と共に処理された。図9
は、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
いて5重量%のZnOと共に処理された。図10は、形成されたMCBのXRD
パターンを示す。
て5重量%のBa(NO3)2(酸化物として計算)と共に処理された。図11は
、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
量%のLa(NO3)2(La2O3として計算)と共に処理された。図12は、形
成されたMCBのXRDパターンを示す。
て10重量%のGa(NO3)3(酸化物として計算)と共に処理された。図13
は、形成されたMCBのXRDパターンを示す。
いて5重量%のSiO2と共に処理された。図14は、形成されたMCBのXR
Dパターンを示す。
℃の温度で1時間、pH10において5重量%のLa(NO3)2(La2O3とし
て計算)と共に処理された。図15は、形成されたMCBのXRDパターンを示
す。
含む擬結晶性ベーマイト及び均一に分散された状態で5重量%のランタニドベー
マイトを含む微結晶性ベーマイトの試料が、1000℃及び1200℃において
8時間、焼成された。焼成されたP-200試料は、1000℃の焼成の後にア
ルファアルミナを含有していたが、一方、焼成された5重量%ランタニド含有微
結晶性ベーマイトは含有していなかった。焼成されたランタニド含有擬結晶性ベ
ーマイトをランタニド含有微結晶性ベーマイトと比較すれば、焼成MCBがアル
ファアルミナに転化されていないのに対し、焼成QCBは1200℃における焼
成後に表面積の多大な損失を伴いアルファアルミナに転化されているので、MC
BはQCBより熱的に安定であることは明らかであった。
)のXRDスペルトルである。
Claims (20)
- 【請求項1】 触媒又は吸収剤物質における使用のための微結晶性ベーマイトの
適合性を改善する添加物が、その中に均一に分散した状態で存在するところの微
結晶性ベーマイト。 - 【請求項2】添加物が、アルカリ土類金属、希土類金属、アルカリ金属、遷移金
属、アクチニド、貴金属、珪素、ホウ素、チタン及び燐の群から選択される元素
を含有する化合物である特許請求の範囲第1項記載の微結晶性ベーマイト。 - 【請求項3】微結晶性ベーマイト前駆体及び添加物が、均一に分散した状態で添
加物を含有する微結晶性ベーマイトに転化される、特許請求の範囲第1又は第2
項のいずれか一つに記載の微結晶性ベーマイトの製造方法。 - 【請求項4】一より多くのタイプの微結晶性ベーマイト前駆体を使用する特許請
求の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項5】アルミニウムアルコシドが加水分解され、水熱的に熟成されて、添
加物を含む微擬結晶性ベーマイトを形成する特許請求の範囲第3又は4項記載の
方法。 - 【請求項6】可溶性アルミニウム塩が、加水分解され、水酸化物として沈殿され
そして水熱的に熟成されて添加物を含有する微結晶性ベーマイトを形成する特許
請求の範囲第3又は4項記載の方法。 - 【請求項7】熱処理されたアルミニウムトリハイドレートが添加物の存在下に水
中で再水和され、微結晶性ベーマイトを形成するのに十分な時間、100℃より
上の温度で熟成される特許請求の範囲第3又は4項記載の方法。 - 【請求項8】非晶質ゲルアルミナが添加物の存在下で水中でスラリー化され、得
られたスラリーが微結晶性ベーマイトを形成するに十分な時間、100℃より上
の温度で熟成される特許請求の範囲第3又は4項記載の方法。 - 【請求項9】擬結晶性ベーマイトが添加物の存在下で(水)熱処理により熟成さ
れて、均一に分散した状態で添加物を含有する微結晶性ベーマイトを形成する特
許請求の範囲第3又4項記載の方法。 - 【請求項10】微結晶性ベーマイトが添加物の存在下で(水)熱処理により熟成
されて、均一に分散した状態で添加物を含有する微結晶性ベーマイトを形成する
特許請求の範囲第3又4項記載の方法。 - 【請求項11】アルミニウムトリハイドレートが添加物の存在下で水熱処理によ
り熟成されて、微結晶性ベーマイトを形成する特許請求の範囲第3又4項記載の
方法。 - 【請求項12】微結晶性ベーマイト前駆体及び添加物が熟成工程前に擬結晶性ベ
ーマイト前駆体/添加物混合物を含有する成形体へと成形される特許請求の範囲
第7〜11項のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項13】連続様式で実施される特許請求の範囲第3〜12項のいずれか一
つに記載の方法。 - 【請求項14】反応生成物が反応器に再循環される特許請求の範囲第3〜13項
のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項15】一より多い熟成工程が使用される特許請求の範囲第3〜14項の
いずれか一つに記載の方法。 - 【請求項16】特許請求の範囲第1〜2項のいずれか一つに記載の微結晶性ベー
マイトを含む成形された粒子。 - 【請求項17】特許請求の範囲第1〜2項のいずれか一つに記載の微結晶性ベー
マイト及び任意的に結合剤物質を含む触媒組成物。 - 【請求項18】特許請求の範囲第1〜2項のいずれか一つに記載の微結晶性ベー
マイトの熱処理により得られうる遷移アルミナ。 - 【請求項19】添加物が均一に分散した状態で存在し、該添加物は、アルカリ土
類金属、希土類金属、遷移金属、アクチニド、貴金属、珪素、ホウ素、チタン及
び燐の群から選択される元素を含有する化合物である遷移アルミナ。 - 【請求項20】特許請求の範囲第17〜18項のいずれか一つに記載の遷移アル
ミナ及び任意的に結合剤物質を含む触媒組成物。
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