JP2003507179A5 - - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 有効量のイリジウムと、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、それらの各塩及びそれらの混合物からなる群から選ばれる第2の金属とから本質的になり、イリジウム及び少なくとも1種の第2の金属が固体触媒担体材料と組み合わされている、低級アルキルアルコール、エーテル、エステル及びエステル−アルコール混合物を含む反応体からエステル及びカルボン酸を製造するのに有用なカルボニル化触媒。
【請求項2】 前記担体が炭素、活性炭、軽石、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、マグネシア、珪藻土、ボーキサイト、チタニア、ジルコニア、クレイ、珪酸マグネシウム、炭化珪素、ゼオライト、セラミックス及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれる請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項3】 前記固体担体が炭素である請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項4】 前記炭素担体が活性炭である請求項2に記載のカルボニル化触媒。
【請求項5】 前記触媒が前記イリジウム及び少なくとも1種の前記第2の金属をそれぞれ0.01〜10重量%含む請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項6】 前記触媒が前記イリジウム及び少なくとも1種の前記第2の金属をそれぞれ0.1〜2重量%含む請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項7】 前記第2の金属がジルコニウム、その各塩及びそれらの混合物から選ばれる請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項8】 I2、Br2及びCl2からなる群から選ばれる分子ハライド、ハロゲン化水素、気体ヨウ化水素酸、炭素数12以下のハロゲン化アルキル及びアリール並びにそれらの混合物からなる群から選ばれるハライド促進成分を含む第2成分を更に含んでなる請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項9】 前記ハライド促進成分がヨウ化水素、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、1−ヨードプロパン、2−ヨードブタン、1−ヨードブタン、臭化水素、臭化メチル、臭化エチル、ヨウ化ベンジル及びそれらの混合物からなる群から選ばれる請求項8に記載のカルボニル化触媒。
【請求項10】 前記ハライド促進成分がヨウ化水素、ヨウ化メチル、臭化水素、臭化メチル及びそれらの混合物からなる群から選ばれる請求項8に記載のカルボニル化触媒。
【請求項11】 固体触媒担体材料と組み合わされた、イリジウムと、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、それらの各塩及びそれらの混合物からなる群から選ばれた少なくとも1種の第2の金属それぞれ0.01〜10重量%から本質的になる、気相カルボニル化方法において酢酸、酢酸メチル及びそれらの混合物を製造するのに有用なカルボニル化触媒。
【請求項12】 前記固体担体が炭素である請求項11に記載のカルボニル化触媒。
【請求項13】 前記固体担体が活性炭である請求項11に記載のカルボニル化触媒。
【請求項14】 I2、Br2及びCl2からなる群から選ばれる分子ハライド、ハロゲン化水素、気体ヨウ化水素酸、炭素数12以下のハロゲン化アルキル及びアリール並びにそれらの混合物からなる群から選ばれるハライド促進成分からなる第2の成分を更に含んでなる請求項11に記載のカルボニル化触媒。
【請求項15】 それぞれ0.01〜10重量%の、イリジウムと、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、それらの各塩及びそれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の第2の金属とから本質的になる固体担持成分;並びにI2、Br2及びCl2、ハロゲン化水素、気体ヨウ化水素酸、炭素数12以下のハロゲン化アルキル及びアリール並びにそれらの混合物からなる群から選ばれるハライドを含んでなり、前記イリジウム及び少なくとも1種の第2の金属が固体触媒担体材料と組み合わされている、気相カルボニル化方法において酢酸、酢酸メチル及びそれらの混合物を製造するのに有用なカルボニル化触媒。
【請求項16】 前記固体担体が炭素である請求項15に記載のカルボニル化触媒。
【請求項17】 前記固体担体が活性炭である請求項15に記載のカルボニル化触媒。
【請求項1】 有効量のイリジウムと、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、それらの各塩及びそれらの混合物からなる群から選ばれる第2の金属とから本質的になり、イリジウム及び少なくとも1種の第2の金属が固体触媒担体材料と組み合わされている、低級アルキルアルコール、エーテル、エステル及びエステル−アルコール混合物を含む反応体からエステル及びカルボン酸を製造するのに有用なカルボニル化触媒。
【請求項2】 前記担体が炭素、活性炭、軽石、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミナ、マグネシア、珪藻土、ボーキサイト、チタニア、ジルコニア、クレイ、珪酸マグネシウム、炭化珪素、ゼオライト、セラミックス及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれる請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項3】 前記固体担体が炭素である請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項4】 前記炭素担体が活性炭である請求項2に記載のカルボニル化触媒。
【請求項5】 前記触媒が前記イリジウム及び少なくとも1種の前記第2の金属をそれぞれ0.01〜10重量%含む請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項6】 前記触媒が前記イリジウム及び少なくとも1種の前記第2の金属をそれぞれ0.1〜2重量%含む請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項7】 前記第2の金属がジルコニウム、その各塩及びそれらの混合物から選ばれる請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項8】 I2、Br2及びCl2からなる群から選ばれる分子ハライド、ハロゲン化水素、気体ヨウ化水素酸、炭素数12以下のハロゲン化アルキル及びアリール並びにそれらの混合物からなる群から選ばれるハライド促進成分を含む第2成分を更に含んでなる請求項1に記載のカルボニル化触媒。
【請求項9】 前記ハライド促進成分がヨウ化水素、ヨウ化メチル、ヨウ化エチル、1−ヨードプロパン、2−ヨードブタン、1−ヨードブタン、臭化水素、臭化メチル、臭化エチル、ヨウ化ベンジル及びそれらの混合物からなる群から選ばれる請求項8に記載のカルボニル化触媒。
【請求項10】 前記ハライド促進成分がヨウ化水素、ヨウ化メチル、臭化水素、臭化メチル及びそれらの混合物からなる群から選ばれる請求項8に記載のカルボニル化触媒。
【請求項11】 固体触媒担体材料と組み合わされた、イリジウムと、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、それらの各塩及びそれらの混合物からなる群から選ばれた少なくとも1種の第2の金属それぞれ0.01〜10重量%から本質的になる、気相カルボニル化方法において酢酸、酢酸メチル及びそれらの混合物を製造するのに有用なカルボニル化触媒。
【請求項12】 前記固体担体が炭素である請求項11に記載のカルボニル化触媒。
【請求項13】 前記固体担体が活性炭である請求項11に記載のカルボニル化触媒。
【請求項14】 I2、Br2及びCl2からなる群から選ばれる分子ハライド、ハロゲン化水素、気体ヨウ化水素酸、炭素数12以下のハロゲン化アルキル及びアリール並びにそれらの混合物からなる群から選ばれるハライド促進成分からなる第2の成分を更に含んでなる請求項11に記載のカルボニル化触媒。
【請求項15】 それぞれ0.01〜10重量%の、イリジウムと、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、それらの各塩及びそれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の第2の金属とから本質的になる固体担持成分;並びにI2、Br2及びCl2、ハロゲン化水素、気体ヨウ化水素酸、炭素数12以下のハロゲン化アルキル及びアリール並びにそれらの混合物からなる群から選ばれるハライドを含んでなり、前記イリジウム及び少なくとも1種の第2の金属が固体触媒担体材料と組み合わされている、気相カルボニル化方法において酢酸、酢酸メチル及びそれらの混合物を製造するのに有用なカルボニル化触媒。
【請求項16】 前記固体担体が炭素である請求項15に記載のカルボニル化触媒。
【請求項17】 前記固体担体が活性炭である請求項15に記載のカルボニル化触媒。
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