JP2003506644A - チューブ端用保護エンドピース - Google Patents
チューブ端用保護エンドピースInfo
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Abstract
Description
ーブの端を受容するための中央ハウジングを有し、このハウジングの一端が開い
ていて、他端が閉じている構造のものが知られている。
器や油圧機器などの本体の一部と連結する前のチューブの端を保護するためにチ
ューブの端に取り付けられる。
中央ハウジングを有し、開いた端と閉じた端を有し、シーズがその開いた端に離
脱可能なリングを備えており、シーズが除去されてチューブの端が機器の一部に
連結された後に、リングがチューブの端においてチューブの端と機器との間に存
在する隙間を閉じるストッパを形成するチューブ端用保護エンドピースを提供す
る。
ブ端を保護する従来の機能を果たす。チューブ端を前記機器に結合させるときに
、リングはシーズから離脱してチューブ端の上に留まり、シーズの方は、引き出
されてチューブ端を露出させ、チューブ端を機器に結合できるようにする。この
結合がなされると、チューブ端の上に留まっていたリングは機器に圧し付けられ
、機器とチューブ端の間に存在する隙間を介して不純物が中に侵入するのを防ぐ
ことになる。この状態において、リングは、チューブ端と機器との結合のための
閉鎖部材または“ダスト締め出し具”としての機能を果たす。
このリングを手で切り離しできるようにするために、脆弱な機械的性質を有する
壊れ易いゾーンがリングとシーズとの間の連結部に設けられている。
軸線方向力がこれにかけられたときに、該リングがチューブ端の上に留められる
ように、該チューブ端側の対応するショルダと共働すべく配置された内側ショル
ダを形成する。従って、リングはチューブ端の上に保持され、これを除去するの
に十分な軸線方向力がかけられたときに、シーズから自動的に離脱することにな
る。
に小さく、離脱可能なリングの押さえショルダがリングとシーズとの間の連結部
に設けられていることが有利である。
接し、チューブ端と機器との間で受容されるように設計された本体と、これを機
器に圧し付けるためのショルダからなる。これにより特に有効且つ便利に閉鎖さ
れる。リングの本体は、機器とチューブ端の間に一定程度のきつさを持って挿入
されるような寸法であれば良い。その結果生じる締め付けにより、リングは、そ
の止まり位置において他のいかなる止め部材も必要とすることなく機器に圧し付
けられた状態で保持され、閉鎖の効果も向上する。
ことが有利である。リング本体の円錐形状は、本体を機器に挿入することをより
容易にすると同時に、良好な締め付けを達成させる。
態様から明白に理解されよう。 以下、添付図面を参照する。
100の端を保護するのに使用される。
側に位置する閉じた端6を付けた円筒形の中央ハウジングを有するシーズ2から
なる。また、外側ではシーズ2は2つの環状突起7、8を有し、以下に述べると
おりシーズは軸線3に沿って引き出すことができるようにより容易に把持される
。
0は、頂端がシーズの方に向けられた戴頭円錐の形の周方向外面を有する本体1
1、および該本体11の右側に位置し、すなわち、シーズ2から距離をおいて位
置し、軸線3に対して垂直の、シーズ2に面する支持面16を形成するショルダ
12からなる。また、リング10の本体11はシーズ2の前端5に連結された左
側エッジ13を形成する。
左側エッジ13がシーズ2の前端5に接するところに、壊れ易いゾーン14が周
方向グルーブによって付与されている。厚みが減縮するところに、この壊れ易い
ゾーン14は、以下に述べるように軸線方向牽引力をシーズ2に付与することに
よってリングをシーズ2から手で切り離しできることが十分なほど機械的に弱め
られている。
く、チューブ100の外径にほぼ等しい直径の軸線3を中心とする円筒形内面を
形成する。このリング10の内面17は、その左側端において面取り部18を形
成する。
減少は、この場合、シーズ2に面する表面が、軸線3に対して垂直の、リング1
0の本体11の左側エッジ13と同じ面に位置するショルダ19で形成される。
通り使用される。
に述べた通り、チューブ100は、リング10の内面17の直径にほぼ等しい外
径を有する。またチューブ100は、その自由端105からある程度の距離をお
いて位置するショルダ101も有し、図に示す通り、円錐形の傾斜部を形成する
左側面103と、チューブ100の軸線に対してほぼ垂直の平面内に位置する右
側面102を形成する。
該チューブの軸線がエンドピースの軸線3と一致する。チューブ100の端は、
こうして、該チューブの自由端105がシーズ2の閉じた端6と突き合わせ状態
になるまで、該シーズのハウジング4に押し込まれる。図3に示す通り、エンド
ピース1がチューブ100の端に完全にかみ合わされる前に、ショルダ101は
、面102がリング10とシーズ2との間の連結部に位置する内側ショルダ19
の左側に位置するようにリング10を通過しなければならない。この点、チュー
ブ100のショルダ101の左側面103が円錐形をなすことにより、ショルダ
101は、その直径がリング10の内面17の直径よりわずかに大きいにも拘わ
らず、該リングをより容易に通過することができる。
護機能を果たす。図4に示す通り、エンドピース1がチューブ100の端を左へ
すべり出させようとする、すなわち、チューブ100の端から切り離されるよう
とする場合、リング10とシーズ2との間の連結部に設けられた内側ショルダ1
9は、チューブ100の端においてショルダ101の左側面102と突き合わせ
状態になり、エンドピース1はチューブ100の上に留められることが理解され
よう。これによりチューブ100の端が、例えば取扱い中または輸送中において
エンドピース1による保護を不測に失うことが回避される。
うとするときには、まずチューブ100の端をシーズ2から引き出す。この目的
のため、図4および5に示す通り、牽引力をシーズ2に、軸線3に沿って左の方
へ付与する。シーズ2を軸線方向に除去しようとするこの牽引力は手でかけられ
、使用者は、シーズ2の外面に設けられた2つの環状突起7、8の存在によって
より容易且つ確実にシーズ2を把持できることとなる。しかしながら、リング1
0は、チューブ100の端においてショルダ101の右側面102と突き合わせ
状態になる内側ショルダ19によって留められている。引き出す力が十分な大き
さになると、リング10とシーズ2との間の連結部に設けられた壊れ易いゾーン
14は破壊され、リング10はシーズから切り離されることとなる。
、かみ合わせを外される。それでも、この構成では、シーズ2から切り離された
ばかりのリング10はなおチューブ100の端の適所に留まることが理解されよ
う。このことは、図6において見られる通りである。
に結合させることができる。この結合は従来の継手装置によってなされるが、本
発明の主題を構成するものでないので、さらなる説明を省略する。
ング10は、機器200に圧し付けられ、機器200とチューブ100の端との
間に残る隙間に不純物が侵入するのを防ぐための閉鎖部材または“ダスト締め出
し具”を形成することとなる。より厳密には、リング10の本体11が、コルク
のように機器200とチューブ100の端との間に残る隙間に押し込められ、こ
の隙間にきつく挿入され、その際、機器200の内側における挿入と締め付けは
、円錐形のリング10の本体11の周面15によってより容易且つ確実になされ
る。機器200とチューブ100の端との間に存在する隙間の閉鎖と保護とは、
リング10のショルダが座金またはキャップのように機器200に圧し付けられ
、前記ショルダの面16が機器200の対応する面201と突き合わせ状態にな
ることによって仕上げられる。
の手段を使用する種々の変形例をも包含する。
いるが、本発明のエンドピースの場合、まず離脱可能なリングはシーズから独立
した1つの部材とすることも同時に可能であろう。このような事情のもとでは、
リングをシーズから切り離そうとする軸線方向力が連結手段に作用して、リング
をシーズから切り離せるようにするまで、リング10をシーズ1に仮締めするた
めの壊れ易い仮連結手段が付与される。例えば、タイトばめ、および/または急
速かみ合い、接着剤、または脆弱なゾーンまたは壊れ易いゾーンを形成する他の
何らかの固定手段を使用するアセンブリが提供されよう。
ッジと同じ平面内に位置する(図面に相対して)形で設けられているが、その左
側エッジよりさらに引っ込められる、すなわち、さらに右の方へ(図を参照)引
っ込められる内側ショルダを備えた離脱可能なリングを設けることが同時に可能
であり、この場合、該ショルダが、チューブ端におけるショルダの対応する面と
共働できることが要点である。
とを可能にする限りにおいて有利とは言え本質的なものではない。本発明のエン
ドピースは、離脱可能なリングがこれをチューブ端の上に保持するのに適したい
かなる内側ショルダも持たないこともあり得よう。例えば、リングの内面(図に
おける参照番号17)がシーズ(図における参照番号4)の中央ハウジングの表
面と整列して延びることはあり得よう。その場合、リングをシーズから離脱させ
るためには、該リングとシーズに相反する軸線方向力を、すなわち両者を切り離
す方向に働くねじり力を付与すれば良いであろう。この目的のためには、リング
のショルダ12によって使用可能とされるグリップを利用することが可能である
。
る。
の図である。
端の対応するショルダと突き合わせ状態になることを示す、図3に相似の図であ
る。
がシーズから離脱させられる状態を示す、図4に相似の図である。
留まる状態を示す、図5に相似の図である。
グがチューブ端と機器の間で閉鎖部材または“ダスト締め出し具”としての機能
を果たす時の該チューブ端の側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 軸線(3)を中心とするシーズ(2)からなり、チューブ(
100)の端を受け止めるための中央ハウジング(4)を有し且つ開いた端(5
)と閉じた端(6)とを有する、チューブ(100)の端のための保護エンドピ
ースであって、 前記シーズは、該シーズの開いた端(5)に該シーズから離脱可能なリング(
10)を備えており、前記シーズ(2)が除去されてチューブ(100)の端が
機器(200)の一部に連結された後に、該リングがチューブ(100)の端に
おいてチューブ(100)の端と機器(200)との間に存在する隙間を閉じる
ストッパを形成することを特徴とする保護エンドピース。 - 【請求項2】 前記離脱可能なリング(10)は、前記シーズ(2)と一体
に作られており、該リングを手で切り離しできるようにするために、脆弱な機械
的性質を有する壊れ易いゾーン(14)が前記リング(10)と前記シーズ(2
)との間の連結部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の保護エン
ドピース。 - 【請求項3】 前記離脱可能なリング(10)は、前記シーズ(2)を引き
出すために軸線方向力が付与されたときに、前記離脱可能なリング(10)がチ
ューブ(100)の端の上に保持されるように、該チューブ(100)の端側の
対応するショルダ(102)と共働すべく配置された内側ショルダ(19)を形
成することを特徴とする請求項1又は2に記載の保護エンドピース。 - 【請求項4】 前記離脱可能なリング(10)は、前記シーズ(2)の内径
よりわずかに小さい内径を形成し、前記離脱可能なリング(10)の押さえショ
ルダ(19)が該リングと前記シーズ(2)との間の連結部に設けられているこ
とを特徴とする請求項3に記載の保護エンドピース。 - 【請求項5】 前記離脱可能なリング(10)は、前記シーズ(2)に隣接
し、前記チューブ(100)の端と前記機器(200)との間で受け止められる
ように設計された本体(11)と、該本体を機器(200)に圧し付けるための
ショルダ(12)からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
の保護エンドピース。 - 【請求項6】 前記離脱可能なリング(10)の本体(11)が戴頭円錐形
の外面を形成することを特徴とする請求項5に記載の保護エンドピース。
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