JP2003506400A - 流体力学的にバランスされた経口投薬形態 - Google Patents

流体力学的にバランスされた経口投薬形態

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JP2003506400A
JP2003506400A JP2001514939A JP2001514939A JP2003506400A JP 2003506400 A JP2003506400 A JP 2003506400A JP 2001514939 A JP2001514939 A JP 2001514939A JP 2001514939 A JP2001514939 A JP 2001514939A JP 2003506400 A JP2003506400 A JP 2003506400A
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pravastatin
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タルワール,ナレッシュ
スタニフォース,ジョン,エヌ.
トビン,ミカエル,ジェイ.
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ランバクシー ラボラトリーズ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は胃内滞留性経口投薬形態物に関し、多孔質マトリックス構造であり、少なくとも1種の薬剤と、ガス発生成分と、オプションでの薬剤利用可能な補助成分とを含んでいる。この薬剤組成物はペレット状(単複両ユニット形態)、ビーズ状、顆粒状またはカプセル状で提供され、胃と小腸上部で長時間にわたって選択的に薬剤放出を継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本願発明は、少なくとも1種の薬剤、糖、ガス発生成分及びオプションでの補
助成分を含んで成る多孔質マトリックスで提供された胃内持続性経口投薬形態に
関する。この薬剤組成物はペレット状(多微粒子投与形態または単ユニット投与
形態)、ビーズ状、顆粒状またはカプセル状で提供され、胃レベル及び小腸上部
に薬剤を選択的に運搬する過程で長時間滞留することができる。
【0001】 発明の背景 一般的に経口投与薬は消化器官を通過中に多様で非常に変動的な条件、例えば
pH変動、攪拌強度変動、空腹時間の長短の影響を受け、胃腸液に接する。さら
に、消化器官内の食物の存在は薬効に影響を及ぼすであろう。よって、最良の経
口投薬剤をデザインするにあたっては胃腸器官の物理化学的環境並びに生理学的
環境を考慮する必要がある。制御タイプ薬剤放出形態への従来の取組みは胃また
は小腸の上部に“吸収窓(absorption window)”を具えた薬剤に対しては利用で
きない。薬剤を胃内に滞留させて局部活性のための接触時間を増加させ、消化性
潰瘍及び十二指腸潰瘍のごとき胃腸器官の上部に関わる疾患の治療効果を高める
ことが有利である。
【0002】 薬剤をゆっくりと放出し、長時間にわたって胃腸の上部に滞留させる薬剤放出
制御形態はそのような病気には特に望ましい。
【0003】 従来技術は胃腸上部に滞留させ、長時間にわたって薬剤放出を継続させるよう
にデザインされた様々な治療薬形態を開示する。
【0004】 米国特許第5780057号は多層構造を有したタブレットを開示する。この
タブレットの少なくとも1層は体液の存在下で膨張し、全体積を少なくとも1.
5倍に増大させ、胃内や胃腸上部に長時間滞留すると解説されている。その膨張
層は親水性ポリマーと膨張性(超崩壊性)ポリマーとの顆粒混合物であり、バリ
アとして作用し、薬剤形態物から活性成分をゆっくり放出させると解説されてい
る。膨張形態物は幽門括約筋をブロックしたり、胃内での膨張物体の長時間滞留
を原因とする不都合な症状を引き起こすと考えられている。
【0005】 米国特許第5651985号は、ラクタム基を含んだポリマーと、ゲル形成用
カルボキシル基を含んだポリマーとの均質な混合物を30重量%から90重量%
含んだ組成物を開示する。この組成物は胃内の水性環境内で膨張して物理的及び
寸法的安定性を具えたゲルを形成すると解説されている。ポリマーの量は非常に
多いので、多量の薬剤を含有した薬剤物は大型となり経口投与には向かない。
【0006】 米国特許第5007790号は、胃液を吸収して膨張し、その粒子サイズを胃
内での持続力を促進するレベルにまで増加させる親水性及び水膨張性であるポリ
マー内に分散された固形粒子を含んだ持続放出性経口薬剤を開示する。この薬剤
は浸出作用を利用して、分散した薬剤の溶解と、得られた溶液の放出とを行わせ
る。そのような分裂システムから高水溶性を有した薬剤の好適な放出速度を得る
ことは非常に困難である。薬剤はまず溶解し、得られた溶液を浸出作用により放
出させる。
【0007】 米国特許第5169638号は、環境のpHに関係なく主要な薬剤を放出させ
るための浮力制御型放出粉末形態を開示する。この形態物は約45重量%までの
ポリウロン酸の水溶性塩であるpH依存型ポリマーと、2%溶液中(20℃)で
約50から100000センチポイズ(centipoise)のpH依存型ヒドロコロイド
(hydrocolloid)ゲル剤を約35重量%含んでいる。この形態は胃液内で浮遊し、
環境のpHと無関係に、制御された薬剤量を放出させると解説されている。しか
し、この発明は基本特性の薬剤のみの放出用である。酸性薬剤はこのシステムで
は馴染まない。
【0008】 米国特許第4814179号は、無数の空気孔と通路を有した非圧縮型タブレ
ット形態の浮遊性で放出持続性を有した薬剤組成物を開示する。この組成物は0
.5重量%から4重量%のゲル化剤、10重量%から20重量%のオイル、50
重量%から75重量%の薬剤及び水を含んだマトリックスで成る。非圧縮型タブ
レットは特殊な処理技術を要し、円筒孔を有した型を使用する。よって製造が困
難であり、必然的に製造コストも高くなる。
【0009】 米国特許第4702918号は、ゲル化剤(セルロースまたは澱粉誘導体)と
、室温では固体である脂肪/オイル(油)との混合物を加熱することで形成され
た浮遊性で持続性である形態物を開示する。この放出持続性薬剤カプセルは、(a
)水中でゲルを形成させる約10重量%から約90重量%のセルロース誘導体ま
たは澱粉誘導体と、(b)約90重量%から10重量%の高級脂肪酸グリセリドま
たは高級アルコール(あるいはそれらの混合物)、(c)0.01重量%から約85
重量%の薬剤とで成る混合物を含んでいる。このカプセルは、(a)、(b)、(c)の
混合物で充填され、脂肪酸グリセリドまたは高級アルコールの融点以上の温度に
加熱され、冷却されて固化される。薬剤物に浮遊性を与えるには単純な混合以上
の技術が要求される。すなわち、溶融加熱と冷却がさらに要求される。胃液等の
消化液の比重は1.004から1.101である。放出持続性組成物の比重を長時
間低く保つのは困難である。さらに、ゲル化剤及び脂肪/オイルの密度は高いの
でこのシステムは低量薬剤向きであり、多量薬剤の場合には経口投与に向かない
【0010】 米国特許第4126672号は、ヒドロコロイドと組み合わされた薬剤を開示
する。この薬剤は比重1以下であり、胃液と接触すると流体力学的にバランス(
均衡)する。この放出持続性カプセル状薬剤は、クロリアゼポキシドとジアゼパ
ム、約5重量%から60重量%の薬学的に不活性な補助薬、約0重量%から60
重量%の脂肪材料(比重1以内)及び約20重量%から75重量%のヒドロコロ
イド(メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、及びソジウムカルボキシメチ
ルセルロースから選択)を含んで成る微小粒混合物を含んでいる。胃液との接触
で親水性コロイド水和物及び水和物層はその後にゆっくりと溶解し、薬剤を徐々
に放出する。その薬剤の放出は表面近辺での侵出作用によって行われると説明さ
れている。また水和物のコロイドは外側バリアを形成し、カプセルの形状を維持
して崩壊による薬物の大量放出を妨げると説明されている。しかし、この方式の
ポリマーの溶解で制御される薬剤放出速度は維持が困難であると一般的に理解さ
れている。
【0011】 これらの理由に加えて、構造が複雑で産業的に製造が困難であったり、成分そ
のものに問題がある等の理由により、これら従来投薬形態は弱点を有している。
【0012】 出願人の米国特許願第09/152932号は、患者に摂取されると空間的及
び経時的な薬剤制御を提供するタブレット及びカプセル形態の薬剤組成物を解説
する。この薬剤組成物は経口投薬形態であり、薬剤、ガス発生成分、膨張剤、付
粘剤、及びオプションでのゲル形成ポリマーを含んで提供される。この付粘剤と
ゲル形成ポリマーは水和ゲルマトリックスを形成する。このマトリックスはガス
を摂り込み、タブレットまたはカプセルを胃内あるいは小腸上部で滞留性とし(
空間制御)、薬剤放出持続性を提供する(経時的制御)。
【0013】 本願発明の投薬形態物を特徴付ける薬剤放出持続性付与原理は独特なものであ
り、そのような多孔質マトリックスを浮力の提供に利用して持続性が高い薬剤放
出を提供することは新規な概念である。
【0014】 発明の概要 本願発明の1目的は、胃内で持続性である経口投薬形態を提供するペレット、
ビーズ、顆粒またはカプセル形態の薬剤組成物を提供することである。この投薬
形態は次の作用を提供する。
【0015】 (a)ガスを発生させ、良好な浮力特性を有する非常に多孔質な(好適にはハニ
カム形状)マトリックスを形成し、胃液との接触でガスを放出させ、胃内で薬剤
物の浮力を持続させる。
【0016】 (b)胃内滞留時間を長くし、胃腸内において長時間有効に作用する経口投薬形
態を提供する。
【0017】 (c)胃内で浮遊させてゆっくりと薬剤を放出させるとともに、計算された放出
速度を提供する。
【0018】 (d)他投薬形態の場合よりも、胃腸上部吸収性薬剤の吸収作用を高める。
【0019】 本願発明の別目的は、胃液と接触したときにその形状及び寸法の安定性を持続
する経口投薬形態の薬剤組成物を提供することである。この投薬形態は薬剤のほ
とんどが放出されるまで(実験用擬似)胃液内で浮力を保持する。
【0020】 本願発明は、カプセル、ビーズ、ペレットまたは顆粒、あるいは単ユニットで
あるペレット及びマトリックスカプセル(モノリスシステム)での経口投薬形態
であり、胃液内で長時間持続する経口投薬形態を提供する。この投薬形態は構造
的に多孔質(好適にはハニカム構造)で成り、大量の空気を摂り込んで軽量であ
り、良好な浮力を提供する。
【0021】 この薬剤システムは薬剤、糖、ガス発生成分及びオプションの補助成分を含む
【0022】 ここで使用されるガス発生成分は少なくとも1種の熱安定剤と少なくとも1種
の不耐熱剤の組合せである。薬剤製造時に高温に曝されると不耐熱剤はガスを発
生させ、多孔質構造を提供し、熱安定剤は胃の酸性胃内容物と反応してガスを発
生させ、投薬形態物の浮力を維持させる。よって、ガス発生成分の組み合わせは
投薬形態物を浮遊マトリックとして作用させ、胃内での形状を保持させ、胃内及
び小腸上部での薬剤放出を持続させる。すなわち、この投薬形態物は薬剤のほと
んどを放出する前に“吸収窓”を通過せず、最大の薬効を達成させる。
【0023】 好適には、本願発明の経口投薬形態は多粒体形態またはモノリス形態であり、
薬学的に有効な量から35重量%までの薬剤と、約5重量%から約90重量%の
糖と、約1重量%から約30重量%のガス発生成分と薬学的に利用できる補助成
分とを含んで構成される。
【0024】 発明の詳細な説明 本願発明によればこの経口用薬剤組成物は少なくとも1種の薬剤と、糖と、ガ
ス発生剤及びプションの他の補助成分を含んで成る。補助成分の選択及び分量は
当業専門家の知識内である。しかし、これら従来補助成分は本願発明の薬剤組成
物の流体力学バランスを崩す可能性があることは承知されていなければならない
。バランスを崩す補助成分は使用に適さない。
【0025】 ガス発生成分による薬剤組成形態物製造時の発生ガスは形態物を多孔質とする
。薬剤はこの多孔質(好適にはハニカム形状)マトリックス内に摂り込まれる。
【0026】 この薬剤組成物はカプセルまたはサチェット(多粒状投薬形態物)内に充填さ
れたペレット、ビーズ、または顆粒あるいはマトリックスカプセルと単ユニット
ペレット(モノリス形態)で提供される。球状ペレット製造技術は周知であり、
本願発明のペレット、ビーズまたは顆粒の製造に利用できる。単ユニットペレッ
トは産業スケールで製造できる。
【0027】 熱安定薬剤をマトリックスに混入することができ、不耐熱性薬剤はキャリア球
(無薬剤ペレット)に充填することができる。本願発明の薬剤組成物を多粒状投
薬形態物にすることができる(4mm以下のペレット、顆粒またはビーズ)。あ
るいはマトリックスカプセルまたは大型ペレットとして単ユニット形態で提供す
ることができる(5mm以上のサイズ)。本願発明のマトリックスカプセルは、
ゼラチン、澱粉、またはヒドロキシプロピルメチルセルロースのカプセルに粉末
を充填し、熱処理を加えて製造することができる。
【0028】 薬剤放出遅延特性を提供するための薬剤技術分野で認められているポリマーを
本願発明の胃内持続性投薬形態物に採用することもできる。これら薬剤放出遅延
ポリマーは親水性または疎水性であり、あるいはpH依存型またはpH独立型ポ
リマーでよい。本願発明に適したポリマーの例にはヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ユードラギット(Eudragit)、エチル
セルロース、キサンタンゴム、等々が含まれる。
【0029】 本願発明の薬剤組成物を、薬剤の放出を制御させたり、浮遊特性を向上させる
ように膜形成ポリマーでコーティングすることができる。あるいは薬剤の表面感
覚特性を向上させることができる。さらに、この薬剤組成物は、胃内持続力を向
上させるためにコーティング内あるいは膜コートとして存在する生物接着性(bio
adhesive)ポリマーを含むこともできる。別適用形態では、胃内持続性を高める
よう薬剤体積を増加させる膨張剤を使用することができる。
【0030】 本願発明の薬剤組成物は実験で擬似胃液に加えられると薬剤が放出されるまで
胃液に浮遊する。この熱安定ガス発生剤は酸と反応してガスを発生させる。発生
ガスはマトリックス内に封じ込められ、投薬形態物の浮力を向上させる。
【0031】 本願発明の様々な成分を以下で詳細に説明する。 薬剤 本願発明によれば薬剤組成物は、カプセル、マトリックスカプセルあるいはマ
トリックスペレットに充填されたペレット、ビーズまたは顆粒の形態、あるいは
単ユニット形態で提供され、少なくとも1種の治療剤の放出制御を提供する。薬
剤はそれ自体が薬学的に活性であっても、身体内で生物変質によって活性となる
ものでもよい。薬剤は制御された薬剤運搬と胃内での長時間滞留の結果で薬効を
発揮するものであればどのようなものでも構わない。
【0032】 本願発明の新規な形態を利用した放出制御に適した薬剤は経口投与に適したど
のようなものでも構わない。本願発明は特定の薬剤に限定しない。
【0033】 本願発明の胃内滞留薬剤は、胃腸の上部で主として吸収される薬剤、pH依存
溶解性を有した薬剤(腸のpHよりも胃のpHで溶解性が高いもの)、H-2リ
セプタアンタゴニスト、アンタシド、アンチムスカリン剤、プロトンポンプ抑制
剤、H.ピロリに対して活性が高い薬剤等々の胃を活性場所とする薬剤、細胞保
護剤等々である。
【0034】 主として胃腸上部で吸収される薬剤の例には、シプロフロキサシン、シクロス
ポリン、フロセミド、メトプロロール、オクスプレノロール、バクロフェン、ア
ロプリノール、スマトリプタン、ベナゼプリル、エナラプリル、キナプリル、モ
エキシプリル、インドラプリル、オリンダプリル、レチナプリル、スピラプリル
、クリアゼプリラト、リシノプリル、イミダプリル、ベナゼプリラト、シラザプ
リル、カプトプリル、デラプリル、トシノプリル、リベンザプリル、ペントプリ
ル、ペリンドプリル、アルチオプリル、キナプリラト、ラミプリル、スピラプリ
ラト、ゾフェノプリル等々が含まれる。これらは全て本願発明への採用に適して
いる。
【0035】 胃を活動場所とする薬剤には、ラニチジン、ファモチジン、ニザチジン、ビフ
ェンチジン、エルブロチジン、ニフェンチジン、ロキサチジン、シメチジン等々
のH-2リセプタアンタゴニスト、オメプラゾール、ランソプラゾール、ペント
プラゾール等々のプロトンポンプ抑制剤、マグネシウムカルボネート、アルミニ
ウムヒドロキシド、マグネシウムオキシド、シメチコン等々のアンタシド(制酸
薬)、スクラルフェート、カルベノキソローンソジウム、ミソプロストール等々
の細胞保護剤、ピレンゼピン、テレンゼピン、プロパンテレンブロミド等々のア
ンチムスカリン剤、ビスマスサブサリシレート、トリポタシウムジシトラビスム
テート、ラニチジンビスマスシトレート等々のビスマス塩等のH.ピロリに対し
て活性である薬剤、クラリトロミシン、アモキシシリン等々の抗生物質が含まれ
る。これらは本願発明での使用に適している。
【0036】 本願発明に適した他の薬剤は酸性pHで溶解する薬剤や胃腸上部で特に吸収性
が高い薬剤であり、胃腸第1通過代謝(first pass metabolism)(胃の吸収は胃
腸の第1通過代謝を迂回するとされている)に曝される薬剤には、ベラパミル、
ニフェジピン、プロプラノロール、ニモジピン、ニカルジピン、アムロジピン、
プラゾシン、ケタンセリン、グアナベンズアセテート、ヒドララジド、カルベジ
ロール、メチルドーパ、レボドーパ、カルビドーパ等々の血圧降下剤、アシクロ
ビル、イノシン、プラノベックス、ジドブジン(AZT)、トリバビリン、ビダ
ラビン等々の抗ウィルス剤、シムバスタチン、プラバスタチン、アトルバスタチ
ン及びロバスタチン等の脂質降下剤、セレギリン等の精神安定剤、ミダゾナム等
の鎮静剤が含まれる。これらは本願発明での使用に適している。
【0037】 薬剤自身、またはその活性塩またはエステルが利用できる。さらに、典型的に
組み合わせ使用される薬剤を含ませることができる。薬剤の分量は所定の時間に
典型的に投与される分量である。従って、薬剤の分量は薬学的に利用可能な量か
ら全薬剤組成物量の35重量%までである。 糖 本願発明によれば、薬剤組成物はマトリックスに望む表面の低密度空隙構造を
提供する糖を含む。糖は好適にはサッカリドであり、モノサッカリド、ジサッカ
リド、または多サッカリドあるいはポリヒドリックアルコール等である。本願発
明に適した糖には、スクロース、グルコースシロップ、コーンシロップ、クリス
タリンフルクトース、フルクトース、ラクトース、デクストース、ガラクトース
、マルトデクストリン、マルトース等々、ソルビトール、マンニトール、マルト
ール、マルチトール、キシリトール、ラクチトール等々の糖アルコールが含まれ
る。本願発明にさらに好適な糖は、乾燥形態または液体のグルコースシロップで
ある。糖は単独または他の糖との組み合わせで使用でき、適したマトリックス特
性を達成させる。1好適実施例においては、グルシデックスブランド(ロケット
、英国)のものが使用される。
【0038】 糖は全組成物の約5重量%から約90重量%、好適には約10重量%から約8
5重量%、さらに好適には約15重量%から約85重量%で使用される。 ガス発生成分 本願発明によれば、薬剤組成物は不耐熱性及び熱安定性ガス発生剤の組み合わ
せを含んでいる。これは高孔性(好適にはハニカム構造)を提供し、投薬形態物
の浮揚性を高める。不耐熱性ガス発生剤は加熱処理中に高温(約200℃以下)
でガスを発生させる。熱安定剤はその温度では分解せず、胃液との接触でガスを
発生させる。不耐熱性ガス発生剤の例には、ソジウムビカルボネート、ソジウム
グリシンカルボネート、ポタシウムビカルボネート、アンモニウムビカルボネー
ト、ソジウムビスルファイト、ソジウムメタビスルファイト等々が含まれる。熱
安定剤ガス発生剤は水との接触で引き金が引かれて酸源と反応し、あるいは単に
胃酸と反応し、二酸化炭素あるいは二酸化硫黄を発生させ、組成物の孔部に摂り
込み、浮遊力を向上させる。熱安定ガス発生剤の例にはカルシウムカーボネート
とソジウムスルファイトのごときスルファイトが含まれる。
【0039】 薬剤組成物がカプセル形態で提供される本願発明の実施例においては、熱安定
性ガス発生剤は単独でも、カップルとして酸源と組み合わせて使用することもで
きる。この酸源は可食有機酸、その塩、またはそれらの混合物でよい。本願発明
の酸源として使用できる有機酸の例には、クエン酸、またはソジウムシトレート
あるいはカルシウムシトレート等の塩、林檎酸、タルタル酸、サクシン酸、フマ
ル酸、マレイン酸、あるいはそれらの塩等々が含まれる。本願発明に利用できる有
機酸の例には、カルボキシル酸官能基を有した有機酸のモノアルカリ塩、複数の
カルボキシル酸官能基を有した有機酸のビアルカリ金属塩等々が含まれる。
【0040】 これらガス発生成分は全組成物の約1重量%から約40重量%、好適には約1
重量%から約35重量%、さらに好適には約1重量%から約30重量%で含まれ
る。 補助成分 オプションとして、希釈剤、放出遅延剤、不活性オイル、結合剤、及び形状付
加剤等の他の補形剤も本願発明の有浮力形態物に組み込むことができる。
【0041】 本願発明によれば、この薬剤組成物は、加熱工程で安定しており、多孔質形状
の一部を提供する希釈剤を含むことができる。この希釈剤は薬剤合成技術分野で
認知されている補形剤でよい。本願発明の好適実施例では希釈剤は澱粉である。
利用が可能な澱粉の例には、玉蜀黍澱粉、ジャガイモ澱粉、小麦澱粉等がある。
他の希釈剤の例にはジベーシックカルシウムフォスフェート、カルシウムスルフ
ェート、粉末セルロース、ミクロクリスタリンセルロース等がある。
【0042】 この希釈剤は全組成物の約3重量%から約50重量%、好適には約5重量%か
ら約40重量%、さらに好適には約7重量%から約35重量%で含まれる。
【0043】 本願発明の薬剤組成物は薬剤の放出を遅らすためのポリマーを含むことができ
る。このポリマーをペレットまたはカプセルのマトリックス構造内に存在させる
か、あるいは組成物にコーティングするか、粉末形態でカプセルに加えることが
できる。水性分散物として得られるポリマーはペレットの顆粒化剤として水に置
き換わることができる。固形ポリマーは粉末ブレンドに直接的に加えることがで
きる。
【0044】 使用されるポリマーは親水性あるいは疎水性またはpH依存型またはpH独立
型でよい。適したポリマーの例には、異なるグレードのヒドロキシプロピルセル
ロースとしてセルロースエーテル、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース、ヒドロキシプロプルエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ソ
ジウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ユー
ドラジットNE30D、ユードラジットRS30D、ユードラジットRL30D
、ユードラジットL30Dのごとき水性分散物として得られるアクリルポリマー
、またはユードラジットRSPO、ユードラジットRLPO、ユードラジットL
10055のごとき粉末(これらは全てドイツ国のロームファーマ社から供給)
、水性分散物または粉末のエチルセルロースが含まれる。高膨張ポリマーの例に
は、異なるグレードのヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタンゴム、
ソジウムアルギネート等々がある。
【0045】 放出遅延ポリマーは、カラヤゴム、ローカストビーンゴム、グアゴム、ゼラン
ゴム等の天然ゴムから選択することもできる。
【0046】 薬剤放出遅延剤は全組成物の約0.3重量%から約25重量%、好適には約1.
0重量%から約20重量%、さらに好適には約1.5重量%から約15重量%ま
で含まれる。
【0047】 本願発明によれば薬剤組成物は、室温で固形であり、約50℃から80℃程度
で軟化する不活性オイルを含むことができる。このオイルは放出遅延剤として作
用する。このオイルは好適には完全に水素添加処理された、または部分的に水素
添加処理された植物性脂質またはオイルである。このようなオイルの例には、綿
種オイル、ココナッツオイル、大豆オイル、パームオイル、カーネルオイル、ピ
ーナッツオイル、ヒマワリオイル等々がある。好適なオイルは米国薬局方タイプ
1水素添加処理植物油に記載されている。これらのオイルは単独でも組み合わせ
て使用してもよい。
【0048】 使用されるオイルの量は全組成物の約0.2重量%から約50重量%、好適に
は約0.2重量%から約45重量%、さらに好適には約0.4重量%から約35重
量%である。
【0049】 ビーズ形態の薬剤組成物も結合剤を含んで粉末塊に凝集力を与えることができ
る。結合剤の例には、ゼラチン加工された澱粉、ポリビニルピロリドン、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、ソジウムカルボキシメチルセルロース、澱粉ペ
ースト、ゼラチン、キサンタンゴム、アカシア、グアゴム等々がある。
【0050】 使用される結合剤の量は全組成物の約0.1重量%から約15重量%、好適に
は約0.2重量%から約12重量%、さらに好適には約0.5重量%から約10重
量%である。
【0051】 本願発明によれば、薬剤組成物はペレット、顆粒、ビーズまたはマトリックス
カプセル状に製造される。ペレット/ビーズは従来方式で提供できる。球形付与
剤を加えて均一な球状顆粒またはペレットとすることができる。このような球形
付与剤はミクロクリスタリンセルロース(FMC社のアビセルPH101及びミ
ンデル社のエムコセル50Mあるいはエムコセル90M)、ミクロクリスタリン
セルロースとソジウムカルボキシメチルセルロースの混合物(FMC社のアビセ
ルRC591)でよい。
【0052】 球形付与剤は全組成物の約1重量%から約30重量%、好適には約2重量%か
ら約20重量%、さらに好適には約4重量%から約15重量%で含まれる。
【0053】 以上の成分に加えて、薬学的に利用が可能なマグネシウムステアレートまたは
ステアリン酸等を円滑剤として、及び抗接着剤として使用でき、シリコンジオキ
シドまたは水素添加処理された植物オイルまたはソジウムステアリルフマレート
等を潤滑剤として使用することができる。
【0054】 本願発明の薬剤組成物はオプションで急速溶解水溶性膜コーティングでコーテ
ィング処理することができる。水溶性ポリマーの例にはヒドロキシプロピルメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等がある。この薬剤組成物は、全
組成物の約1重量%から約10重量%、好適には約1重量%から約4重量%含ま
れる。
【0055】 本願発明によればカプセル外殻は硬質ゼラチンまたは軟質ゼラチンでよい。さ
らに、澱粉製またはヒドロキシプロピルメチルセルロース製のカプセルも使用で
きる。
【0056】 本願発明を以下でいくつかの実施例を使用して説明する。
【0057】 実施例1 この実施例はペレット状の薬剤組成物含有形状態である。ユードラジットNE
30Dがマトリックス内に水素添加された植物オイルと共に含まれ放出遅延効果
を提供する。活性成分はジルチアゼムヒドロクロリドである。この薬剤組成は表
1にまとめられている。
【0058】 ジルチアゼムヒドロクロリド、水素添加綿種オイル、澱粉、グルコースシロッ
プ、ゼラチン化澱粉、ミクロクリスタリンセルロース、アンモニウムビカルボネ
ート及びカルシウムカルボネートは“ふるい”(英国基準BSS44;355μ
m)にかけられ、混合された。混合物はユードラジットNE30D分散剤で顆粒
化され、3.5mmローラを具えた押出し器(GA65、アレキサンダオワーク
社)で押出し成型された。押出し物は球形付与器(カレバ 120mm)で20
分間処理された。得られたペレットは120℃のオーブン内で25分間乾燥され
た。ペレットは室温に冷却された。
【0059】 ペレットに対して50rpmのUSP装置2(パドルタイプ)で900mlの
0.1N HCl内で浮遊性と薬剤放出性のテストが施された。30mgのジルチ
アゼムヒドロクロリドに均等なペレットは溶解容器に入れられた。
【0060】 定期的に視覚観察が実施され、ペレットの浮遊力が調べられた。全てのペレッ
トは21時間以上浮遊していた。溶解媒液サンプルは定期的に採取され、ジルチ
アゼム含有量が分光測光器で分析された。分析結果を表2に示す。 実施例2 この実施例はプロプラノロールヒドロクロリドを活性剤として使用したマトリ
ックスカプセル形態である。その薬剤組成は表3に示されている。 プロプラノロールヒドロクロリド、澱粉、水素添加植物オイル、グルコースシ
ロップ、アンモニウムビカルボネート及びカルシウムカルボネートは一緒に“ふ
るい”(英国基準BBS44、355μm)にかけられ、混合された。混合物は
サイズ2のゼラチンカプセルに手作業で詰め込まれた。平均カプセル充填重量は
320mgであった。充填されたカプセルは110℃のオーブンに2.5分間入
れられた。カプセルは室温に冷却された。
【0061】 カプセルは50rpmのUSP装置2(パドル)で900mlの0.1N HC
lに入れられて浮遊力と薬剤放出程度が調べられた。定期的に視覚観察が実施さ
れ、ペレットの浮遊力が調べられた。全てのペレットは20時間以上浮遊してい
た。溶解媒液サンプルは定期的に採取され、プロプラノロール含有量が分光測光
器で分析された。分析結果を表4に示す。 実施例3 この実施例は単ユニットのペレット(直径6mmから8mm)であり、単ユニ
ット投与形態で提供できるものであり、ジルチアゼムヒドロクロリドを活性剤と
して含んでいる。この薬剤組成は表5に表されている。 ジルチアゼムヒドロクロリド、水素添加植物オイル、澱粉、グルコースシロッ
プ、ゼラチン化澱粉、ミクロクリスタリンセルロース、アンモニウムビカルボネ
ート及びカルシウムカルボネートは一緒に“ふるい”(英国基準BBS44、3
55μm)にかけられ、混合された。混合物は水で顆粒化され、ドーナッツ生地
状にされた。生地は円筒状にされ、30mgのジルチアゼムヒドロクロリドの小
型ピースが切り出され、手作業で球状にされた。
【0062】 ペレットは120℃のオーブンに10分間入れられ、室温に冷却された。これ
らペレットは実施例1のように浮遊力と薬剤放出程度が調べられた。ペレットは
20時間以上浮遊していた。溶解結果を表6に示す 実施例4 この実施例は有機酸がガス発生剤と共に封入されたカプセルタイプの投薬形態
である。薬剤組成は表7に提供されている。 全成分は一緒に“ふるい”(英国基準BBS44、355μm)にかけられ、
混合された。混合物はサイズ2のゼラチンカプセルに手作業で入れられた。平均
充填量は320mgであった。カプセルは110℃で2.5分間熱処理され、室
温に冷却された。
【0063】 これらカプセルは実施例2のように浮遊力と薬剤放出程度が調べられた。ペレ
ットは24時間以上浮遊していた。溶解結果を表8に示す 実施例5 この実施例はポリマーをマトリックス内(キサンタンゴム)に有機酸とガス発
生剤とで成るガス発生カップルと共に含んだカプセルタイプの投与形態である。
混合物はサイズ2ゼラチンカプセルとサイズ0ゼラチンカプセルに入れられた。
表9はその薬剤組成を示す。 全成分は一緒に“ふるい”(英国基準BBS44、355μm)にかけられ、
混合された。混合物はサイズ2のゼラチンカプセルとサイズ0のヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースカプセルに手作業で入れられた。平均充填量はそれぞれ3
25mgと520mgであった。カプセルは110℃で2.5分間熱処理され、
室温に冷却された。
【0064】 これらカプセルは実施例2のように浮遊力と薬剤放出程度が調べられた。ペレ
ットは24時間以上浮遊していた。溶解結果を表10に示す 実施例6 この実施例はカルベジドールを活性成分としたカプセルタイプの投与形態であ
る。表11はその薬剤組成を示す。 全成分は一緒に“ふるい”(英国基準BBS85、180μm)にかけられ、
ミキサー(タービュラミキサー)で30分間混合された。混合物はサイズ2のゼ
ラチンカプセルに手作業で入れられた。平均充填量は500mgであった。カプ
セルは100℃で9.0分間熱処理され、室温に冷却された。
【0065】 これらカプセルは1%のソジウムラウリルスルフェートを含有した1000m
lの溶解媒体の0.1N HCl内で試験された。パドル速度50rpmのUSP
装置2が使用された。パドルは容器とバスケットの底から4.5cmのところで
固定され、開いた端部が蓋された。媒液サンプルは定期的に採取され、カルベジ
ロール含有量が分析された。溶解結果を表12に示す。 実施例7 この実施例はカルベジロールを活性成分とするカプセルタイプの投与形態であ
る。表13はその薬剤組成を示す。 カプセル投与形態は実施例6のように準備された。カプセルは100℃で13
分間熱処理され、室温に冷却された。
【0066】 カプセルは実施例6に解説するように溶解プロフィールが評価された。溶解結
果は表14に示されている。 実施例8 この実施例はプラバスタチンソジウムを活性成分とするカプセルタイプの投与
形態である。表15はその薬剤組成を示す。 薬剤組成物は実施例6のように準備された。カプセルの平均充填量は525m
gであった。カプセルは100℃で7.5分間熱処理され、室温に冷却された。
【0067】 投与形態は薬剤放出の評価のために1000mlの水中でUSP装置2(パド
ルタイプ、50rpm)を使用してテストされた。媒液は定期的に採取され、プ
ラバスタチン含有量が調べられた。溶解結果は表16に示されている。
【0068】 実施例9 この実施例はプラバスタチンソジウムを活性成分とするマトリックスカプセル
タイプの投与形態である。表17はその薬剤組成を示す。 薬剤組成物は実施例6のように準備された。カプセルの平均充填量は550m
gであった。カプセルは100℃で7.0分間熱処理され、室温に冷却された。
【0069】 投与形態は実施例8のように溶解性が調べられた。溶解結果は表18に示され
ている。
【0070】 以上、本願発明を実施例に基いて解説したが、それら実施例は本願発明を限定
するものではない。本願発明の範囲内でそれら実施例の変更は可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/02 A61K 47/02 47/04 47/04 47/12 47/12 47/18 47/18 47/20 47/20 47/26 47/26 47/30 47/30 47/32 47/32 47/36 47/36 47/38 47/38 47/42 47/42 47/44 47/44 47/46 47/46 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 トビン,ミカエル,ジェイ. イギリス国 ウィルトシャー ビーエー14 9エスエス,トローブリッジ,クイーン ズ クラブ ガーデンズ 18 Fターム(参考) 4C076 AA31 AA44 AA48 AA54 AA56 AA58 BB01 BB04 CC11 DD24V DD25V DD26 DD42V DD43V DD51V DD57V DD59V DD67 EE09M EE10 EE12 EE31 EE32M EE38 EE56 EE58M FF01 FF54

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胃内滞留性多孔質経口投薬形態物用の薬剤組成物であって、少な
    くとも1種の薬剤と、糖と、少なくとも1種の熱安定性ガス発生剤と少なくとも
    1種の不耐熱性ガス発生剤との組み合わせによるガス発生成分と、オプションで
    の薬剤補助成分とを含んで成り、本薬剤組成物は胃内への薬剤放出中は流体力学
    的にバランスして浮遊力を維持し、崩壊耐久性を維持することを特徴とする薬剤
    組成物。
  2. 【請求項2】薬剤は、薬剤として利用できる抗潰瘍剤、麻酔剤、血圧降下剤、
    抗生物質、鎮静剤、抗癌剤、抗ムスカリン中毒剤、利尿剤、抗片頭痛剤、抗ウィ
    ルス剤、抗炎剤、鎮痛剤、糖尿病薬、抗抑制剤、抗ヒスタミン剤、抗寄生虫薬、
    抗癲癇剤、脂質低下剤、及びそれらの混合物から選択される少なくとも1種の活
    性化合物を含んでいることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  3. 【請求項3】薬剤は、エナラプリル、カプトプリル、ベナゼプリル、リシノプ
    リル、ラニチジン、ファモチジン、ラニチジンビスマスシトレート、ジルチアゼ
    ム、プロプラノロール、ベラパミル、カルベジロール、ニフェジピン、アシクロ
    ビル、シプロフロキサシン、シムバスタチン、アトルバスタチン、プラバスタチ
    ン、ロバスタチン、セレギリン、ミダゾラム、フルオキセチン、アカルボース、
    ブスピロン、ニメスリド、カプトプリル、ナブメトン、グリメピリド、グリピジ
    ド、エトドラック、ネフェゾドン、及びそれらの混合物で成る薬剤群から選択さ
    れることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  4. 【請求項4】薬剤は本薬剤組成物の薬剤的受容可能重量%から35重量%で含
    まれていることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  5. 【請求項5】糖はサッカリド、多価アルコール及びそれらの混合物で成る糖群
    から選択されることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  6. 【請求項6】糖はスクロース、グルコースシロップ、コーンシロップ、フルク
    トース、ラクトース、デクストロース、ガラクトース、マルトース、マルトデク
    ストリン、ソルビトール、マニトール、マルトール、マルチトール、キシリトー
    ル、及びラクチトールで成る糖群から選択されることを特徴とする請求項5記載
    の薬剤組成物。
  7. 【請求項7】糖は本薬剤組成物の約5重量%から約90重量%で含まれている
    ことを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  8. 【請求項8】糖は本薬剤組成物の約10重量%から約85重量%で含まれてい
    ることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  9. 【請求項9】糖は本薬剤組成物の約15重量%から約85重量%で含まれてい
    ることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  10. 【請求項10】ガス発生成分はスルファイト、カルボネートまたはビカルボネー
    ト塩を含んでいることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  11. 【請求項11】ガス発生成分はアンモニウムビカルボネート、カルシウムカルボ
    ネート、ソジウムビカルボネート、ポタシウムビカルボネート、ソジウムグリシ
    ンカルボネート、ソジウムスルファイト、ソジウムビスルファイト、及びソジウ
    ムメタビスルファイトで成るガス発生剤群から選択されることを特徴とする請求
    項10記載の薬剤組成物。
  12. 【請求項12】ガス発生成分は、熱安定性ガス発生塩と可食有機酸または可食有
    機酸の塩を含んだガスカップルを含んで成ることを特徴とする請求項1記載の薬
    剤組成物。
  13. 【請求項13】可食有機酸はクエン酸、アスコルビン酸、タルタル酸、サクシン
    酸、フマール酸、林檎酸、マレイン酸、グリシン、サルコシン、アラニン、タウ
    リン、及びグルタミン酸で成る有機酸群から選択されることを特徴とする請求項
    12記載の薬剤組成物。
  14. 【請求項14】ガス発生成分は本薬剤組成物の約1重量%から約40重量%で含
    まれていることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  15. 【請求項15】ガス発生成分は本薬剤組成物の約1重量%から約35重量%で含
    まれていることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  16. 【請求項16】ガス発生成分は本薬剤組成物の約1重量%から約30重量%で含
    まれていることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  17. 【請求項17】薬剤補助成分は希釈剤、薬剤放出遅延剤、不活性オイル、結合剤
    、及び球状形成剤を含んだ補助成分群から選択されることを特徴とする請求項1
    記載の薬剤組成物。
  18. 【請求項18】希釈剤は澱粉、澱粉誘導物、セルロース誘導物、第二燐酸カルシ
    ウム、及び硫酸カルシウムで成る群から選択されることを特徴とする請求項17
    記載の薬剤組成物。
  19. 【請求項19】希釈剤は澱粉であることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成
    物。
  20. 【請求項20】澱粉は玉蜀黍澱粉、米澱粉、ジャガイモ澱粉、及び小麦澱粉で成
    る澱粉群から選択されることを特徴とする請求項19記載の薬剤組成物。
  21. 【請求項21】希釈剤は本薬剤組成物の約3重量%から約50重量%で含まれて
    いることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  22. 【請求項22】希釈剤は本薬剤組成物の約7重量%から約35重量%で含まれて
    いることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  23. 【請求項23】薬剤放出遅延剤は本薬剤組成物のマトリックに組み込まれるか、
    あるいはコーティングされることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  24. 【請求項24】薬剤放出遅延剤はセルロースエーテル、アクリルポリマー、天然
    ゴム、及びそれらの混合物で成る群から選択されることを特徴とする請求項17
    記載の薬剤組成物。
  25. 【請求項25】セルロースエーテルはヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒ
    ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピ
    ルエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチル
    セルロース、ソジウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセ
    ルロース、及びそれらの混合物で成る群から選択されることを特徴とする請求項
    24記載の薬剤組成物。
  26. 【請求項26】アクリルポリマーはメタクリレート、ポリアクリレートコポリマ
    ー、及びそれらの混合物で成る群から選択されることを特徴とする請求項24記
    載の薬剤組成物。
  27. 【請求項27】天然ゴムはキサンタンゴム、カラヤゴム、ローカストビーンゴム
    、アルギン酸ナトリウム、グアゴム、ゼラチンゴム、およびそれらの混合物で成
    る群から選択されることを特徴とする請求項24記載の薬剤組成物。
  28. 【請求項28】薬剤放出遅延剤は本薬剤組成物の約0.3重量%から約25重量
    %で含まれていることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  29. 【請求項29】薬剤放出遅延剤は本薬剤組成物の約1.5重量%から約15重量
    %で含まれていることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  30. 【請求項30】不活性オイルは全部または一部が水素添加処理された植物オイル
    を含んでいることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  31. 【請求項31】不活性オイルは全部または一部が水素添加処理された綿種オイル
    、トウゴマオイル、ココナッツオイル、果実珠心オイル、パームオイル、大豆オ
    イル、ピーナッツオイル、及びそれらの混合物で成る群から選択されることを特
    徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  32. 【請求項32】不活性オイルは本薬剤組成物の約0.2重量%から約50重量%
    で含まれていることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  33. 【請求項33】不活性オイルは本薬剤組成物の約0.4重量%から約35重量%
    で含まれていることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  34. 【請求項34】結合剤はゼラチン化澱粉、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ヒ
    ドロキシプロピルメチルセルロース、ソジウムカルボキシメチルセルロース、天
    然ゴム、及びそれらの混合物で成る群から選択されることを特徴とする請求項1
    7記載の薬剤組成物。
  35. 【請求項35】結合剤は本薬剤組成物の約0.1重量%から約15重量%で含ま
    れていることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  36. 【請求項36】結合剤は本薬剤組成物の約0.5重量%から約10重量%で含ま
    れていることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  37. 【請求項37】球状形成剤はミクロクリスタリンセルロースまたはミクロクリス
    タリンセルロースとソジウムカルボキシメチルセルロースの混合物であることを
    特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  38. 【請求項38】球状形成剤は本薬剤組成物の約1重量%から約30重量%で含ま
    れていることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  39. 【請求項39】球状形成剤は本薬剤組成物の約4重量%から約15重量%で含ま
    れていることを特徴とする請求項17記載の薬剤組成物。
  40. 【請求項40】生体接着ポリマーをさらに含んでいることを特徴とする請求項1
    記載の薬剤組成物。
  41. 【請求項41】高膨張性ポリマーをさらに含んでいることを特徴とする請求項1
    記載の薬剤組成物。
  42. 【請求項42】複ユニットまたは単ユニットのペレット、ビーズ、顆粒、軟質ゼ
    ラチン外殻カプセル、及び硬質ゼラチン外殻カプセルで成る群から選択される薬
    剤投与形態に成型されることを特徴とする請求項1記載の薬剤組成物。
  43. 【請求項43】ペレット、ビーズまたは顆粒形態は薬剤利用可能な膜形成ポリマ
    ーあるいは補形剤でコーティング処理されていることを特徴とする請求項42記
    載の薬剤組成物。
  44. 【請求項44】カプセル外殻はゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
    、または澱粉で成型されていることを特徴とする請求項42記載の薬剤組成物。
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