JP2003505684A - 電圧計機能の強化 - Google Patents

電圧計機能の強化

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JP2003505684A JP2001512254A JP2001512254A JP2003505684A JP 2003505684 A JP2003505684 A JP 2003505684A JP 2001512254 A JP2001512254 A JP 2001512254A JP 2001512254 A JP2001512254 A JP 2001512254A JP 2003505684 A JP2003505684 A JP 2003505684A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 機能強化電圧計リード線(100A”、100B”)には、テスト負荷(115)を有する負荷回路(105)が含まれている。テスト回路(110)の障害を確認するため、リード線(100A”、100B”)の間にテスト負荷(115)を切り替えができるように連結することができる。いくつかの実施形態おいて、テスト負荷(115)の値は、テスト回路(110)のパラメータまたは特性に基づき適切な値をとり得る。これらの実施形態において、テスト負荷(115)の値は、手動か自動で、あるいは手動自動両方で、設定できる。確認できる障害の種類には、接地短絡、開放回路や高抵抗(例えば腐食)がある。リード線(100A”,100B”)の間にテスト負荷(115)を連結させたり、連結させないように調整できるスイッチが、リード線(100A”,100B”)に含まれている。ユーザーや技術者が容易に操作できるように、スイッチ(130)をリード線(100A”,100B”)の中か、リード線(100A”,100B”)のハンドル(100C)に取り付けることができる。また、安全のため、ヒューズ(135)か回路遮断器もリード線(100A”,100B”)に含めることができる。リード線(100A”,100B”)を系統的に使用することにより、電圧を測定し、障害の種類と位置を確認することができる。スイッチ(130)を閉じたり、開いた状態で、テスト回路(110)のいろいろな点の電圧が測定できる。負荷回路(105)が電圧計(108’)と一体化されている場合、あるいは負荷回路(105)が電圧計(108)に別に連結または接続できる場合、テスト負荷(115)を連結したり、連結しないようにするスイッチ(130)を含むリード線か従来のリード線を使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本出願は、1999年7月23日出願の米国特許出願第09/360066号
および1999年12月27日出願の米国特許出願第09/472425号の優
先権を主張する。 本発明は、電圧計機能の強化、特に電気回路における障害を検出するための電
圧計機能の強化に関する。
【0002】 近代的な車両システムには、電気素子やシステム(例えば車両上の)の回路障
害を多数検出できるデジタル(コンピュータ)診断システムが組み込まれている
。しかし、一般的に、このようなシステムはすべての起こりうる回路障害、例え
ば腐食による高抵抗障害などを検出することはできない。さらに、車両および他
のシステムにおける電気的な故障診断は、時間がかかり、労働力を要し、費用が
かかり、特に、素子の接続を外したり、素子を取り外す必要がある場合、あるい
は素子の接続を外してから取り外す必要がある場合などには、効果的でないこと
が多い。
【0003】 配線やコネクタの回路障害の大部分は、誤用、露出、磨耗や正常使用の結果に
よる。主として回路配線の障害は、回路抵抗の変化が原因であり、開放回路、接
地短絡および高抵抗(例えば腐食による)の3種類がある。回路間の短絡のよう
な他の障害は、大体は容易に識別できる故障状態を示すため、比較的容易に検出
できる。
【0004】 代表的な電気的な障害を検出する装置として、抵抗計、電流計および電圧計が
使用される。機能している回路の任意の点の電圧(電位差)または動作している
回路中の抵抗器の両端の電圧降下の測定に電圧計を使用する方法が、通常、電流
計より安全であり、また抵抗計より効果的に測定できる方法である。これは、電
流計の読み出しには回路が完成されている必要があり、抵抗計を使用するには全
ての電圧が回路から除去され且つ回路が完全に切り離されている必要があるから
である。
【0005】 前記のような障害を検出するために、場合によっては、一般的な電圧計を使用
することが可能である。しかし、単に電圧計を接続し、作動させるだけでは、問
題を解決するには、不十分または不適当であり、時間のかかる努力をしても不十
分な結論を引き出す可能性がある。最善の結果を得るには、障害を検出するとき
回路が完全であり且つ負荷が取り付けられている必要があるため、回路が動作し
、回路に電圧が印加されている必要がある。その上、もし製造業者が、意図的に
、素子を取り外さない限り外部から配線と素子の端子にアクセスできないように
設計している場合、一般的な電圧計のリード線を使用して、腐食性の障害の発生
を防止するための動的回路テストを実行することは不可能かもしれない。
【0006】 このように簡単な動的テストで、確実に電気回路の障害を検出できるような、
効果的で比較的費用のかからない故障診断方法が必要とされる。
【0007】 一つの態様として、本発明の実施形態は、テストされる回路に負荷をかけて動
的テストを行う回路を特徴とする。この回路には、電圧計の入力間を連結するよ
うに設けられたテスト負荷、および電圧計のテストリード線を介してテスト負荷
の回路を開閉するスイッチが含まれる。
【0008】 本発明の実施形態の特徴は、電圧計のテストリード線に連結したり連結しない
ようにできるテスト負荷を備える、機能強化された電圧計テスト負荷回路である
。この実施形態を適用し、テスト回路の接地短絡、開放回路および高抵抗(例え
ば腐食による)のような障害の位置と種類を確認することができる。安全性のた
め、ヒューズまたは回路遮断器を機能強化電圧計テスト負荷回路に備えることが
できる。この回路を電圧計か電圧計のテストリード線の内部に、またはこの回路
を分割して両方に取り付け可能である。この回路を系統的に利用し、テスト回路
から取り外された素子または切れたヒューズあるいは回路遮断機の位置で読み取
る電圧から障害の位置と種類を確認することが可能である。テスト負荷をテスト
リード線に連結したり、または連結しないで(または、実質的に連結して)テス
ト回路上のいろいろな点の電圧降下の電圧を測定表示する。テスト中に都合のよ
い装置の接地に負または黒のテストリード線を移動し、テストを繰り返して障害
の位置を確認することができる。表示電圧が変化すれば、テスト回路の接地側に
障害があることを示す。また、表示電圧が同じ場合は、テスト回路の正の側に障
害があることを示す。負荷回路が電圧計と一体化されていたり、その中に組み込
まれている場合、あるいは負荷回路が電圧計入力に別に連結または接続できる場
合、従来のテストリード線を使用できる。
【0009】 現行の方法と機器に比較すると、本発明の実施形態により、電圧計による唯二
つ測定電圧から、素子の接続の電気的な障害の種類と大体の位置について、確信
に満ちた決定的な判断を下すことが可能となる。障害の種類を確定するために回
路を取り外す必要はない。また、ユーザや技術者は、抵抗器の値とか現在の処分
を定めるため、電圧計より安全でない計器を使用しなくてもよい。
【0010】 以下の詳細な説明と参照図から本発明の他の目的や利点を明らかにする。
【0011】 本発明は、いろいろな代替できる形式に変更可能であるため、図を用いてここ
に詳細に説明する模範的な実施形態は例として示すものである。ただし、模範的
な実施形態をここに説明する意図は、公開する特定な形式だけに本発明を制限す
るものではない。それどころか逆に、この意図は、付記のクレームに定義される
本発明の意図と範囲内に納まるような変形、同等形、代替形をすべて網羅するこ
とである。
【0012】 本発明の実例となる実施形態を以下に説明する。明らかになるように、実際に
具現する特徴のすべてをこの仕様において説明している訳ではない。当然、この
ような実施形態を実現する開発時には、システムやビジネスに関連する実施ごと
に異なる制約条件に準拠することなど、開発者の特定な目的を成就するため、実
現に特定する多くの決定をする必要がある。さらに、このような開発活動は、複
雑で時間のかかるものであるが、それにもかかわらず、本発明の利点を有する技
術を心得ている普通の技術者にとっては決まりきった仕事である。
【0013】 キルヒホフの法則によると、回路における電圧降下の総和は印加電圧に等しい
。システム回路のたいていの部分または分岐で動作しているのはただ一つの素子
(例えば主負荷)であるため、全部のシステム電圧降下は、取り付けられた素子
(例、ランプ、抵抗器、モーター等)を経由してほとんど発生すると想定できる
。印加電圧と電圧降下の差は、通常の回路抵抗に起因する認知できるが無視でき
る程度の電圧降下に基づく。従って、「もし素子による電圧降下がシステム電圧
にほぼ同等でない場合、通常より低い電流または無電流を引き起こすような抵抗
が回路に追加されている」ということは、道理にかなった有用な故障診断の評価
である。本発明の実施形態の利点は、予期しない電圧降下や開放回路を系統的に
発見できる安全で効果的で比較的迅速な、方法と装置を提供できることである。
【0014】 以下に説明する本発明の実施形態において、すべての回路のテストは次の条件
の下で実行されるものと想定する。 (1)テスト回路に電圧が印加されている。 (2)動的テストに都合が良いように、関連した回路素子が取り外されている。
(3)デジタル電圧計では3種類の代表的な電圧表示がある。 (a)「ふらつき」または変動する表示電圧 電位が存在しない非連続な回路の2点に電圧計の2本のリード線が接続されてい
る状態を示す。 (b)真のゼロ表示電圧(0.00ボルト) 連続的であり同じ電位の回路上の2点に電圧計の2本のリード線が接続されてい
る状態を示す。 (c)ゼロより大きい、ある一定の表示電圧 連続的であり電位の異なる回路上の2点に電圧計の2本のリード線が接続されて
いる状態を示す。
【0015】 本発明の実施形態に基づく、任意のデジタル電圧計108に適用できる負荷回
路105を有する機能強化電圧計テスト負荷回路100を図1に示す。機能強化
電圧計テスト負荷回路100に、「正」の入力テストリード線100A(例、赤
いテストリード線)と「負」の入力リード線100B(例、黒いテストリード線
)が接続される。負荷回路105により電圧計108の機能が強化され、ユーザ
ーや技術者が、テスト回路(CUT)110内の障害に起因する電圧降下の種類
と位置を系統的に検出できる。機能強化電圧計テスト負荷回路100により、C
UT100の回路素子を取り外した状態で動的テストを実行できるため、回路障
害を分離するための追加テストや回路変更の必要性が減り、時には全く不要にな
る。図1に示すように、負荷回路105はリード線100Aと100Bに連結さ
れている。リード線100Aと100Bをはさんで連結可能な、既知の抵抗値を
もつ、例えば、負荷、抵抗器、抵抗性負荷、擬似抵抗性負荷またはその他同種類
のものから成るテスト負荷115が、負荷回路105に含まれる。他のテスト負
荷の可能性として、これらに限定しないが、トランジスタ、ダイオード、負荷性
ネットワークまたは同種類のものが一括または一体化された回路として存在する
【0016】 取り外された素子と同じか同様な負荷のようにCUT110に見えるようにで
きれば(すなわち、同様な電圧降下をもたらす)、テスト負荷115に、どのよ
うな素子や回路でも使用できる。これに限定されないが、機能強化電圧計テスト
負荷回路110が使用される諸システムに存在する諸素子の抵抗値または抵抗性
負荷の値の平均値を求めることにより、テスト負荷115の抵抗値または抵抗性
負荷の値を決定できる。当業者にはよく理解されるように、本発明のいろいろな
実施形態によって、この値は変化する。例えば、ある実施形態では、この値はシ
ステム内の素子のうち抵抗性負荷の値が最大である素子の値と同等であるかもし
れない。他の実施形態では、CUT110を組み込んでいるシステムの素子の代
表的な抵抗性負荷が既知の場合、これに対応してユーザーや技術者が、負荷回路
105または電圧計108においてテスト負荷115の抵抗性負荷の値を手動で
調整または切り替える(または、自動調整を作動させる)ことができる。テスト
負荷115の値の調整は、CUT110の最大許容電流が既知であれば、自動化
可能である。また、他の実施形態において、CUT110の取り外された素子の
電圧降下の値と同等に降下するようにテスト負荷115の抵抗性負荷の値を合わ
せる。一般的に、テスト負荷115は、実質的には、CUT110から取り外さ
れた素子に対する人工的な負荷である。負荷回路105とテスト負荷115はこ
のように電圧計108の機能を拡大するものである。
【0017】 安全性のため、ヒューズか回路遮断器135または同等物(今後、単にヒュー
ズ135と称する)を備えた、スイッチ130(ETLスイッチと称され、押し
ボタン式か他の形式のスイッチ)も、負荷回路105に含まれる。ヒューズ13
5により、テスト負荷115により引き出される最大電流が制限され、テスト中
の最大電流がCUT110のような回路の最大許容値より低い安全な状態に確実
に保たれる。ヒューズ135の定格電流は、この目的にかなうような適切な値と
する。特定なCUT110の用途によっては、ヒューズ135の型や定格が変化
する可能性がある。CUT110の最大電流に適応するように、テスト負荷11
5の特定な抵抗性負荷に対応してヒューズ135の定格(例、異なったヒューズ
または回路遮断器を切り替える)を調整するためのスイッチを備えてもよい(図
示されず)。
【0018】 スイッチ130とヒューズ135は、正のテストリード線100A側か、負の
テストリード線100B側に取り付けることができる。負荷回路105について
、さまざまな構成が想定できる。例えば、代わりに、負荷回路105を、テスト
リード線100Aと100Bの内部に一体化したり、以下に説明するように、従
来のまたは他の形式のテストリード線を使用できるように、電圧計108内に搭
載された回路に組み込むようにしてもよい。負荷回路105が電圧計108の入
力に別の連結または接続ができる場合、CUT110をテストするためにCUT
110に直接連結できる従来のテストリード線も、負荷回路105に使用可能(
つまり、連結可能)である。
【0019】 テスト負荷115の抵抗値は、比較的低い抵抗性障害を検出可能にするため十
分に低い必要があると同時に、テスト負荷115とCUT110を経由する電流
を、CUT110を経由する最大許容システム電流より低い(または十分に低い
)値に制限するために十分に高い必要がある。一般的に、テスト負荷115に選
択する値は、CUT110に存在するすべての負荷素子の平均抵抗値にできるだ
け近いものにするべきである。例えば、この例に限定しないが、代表的に約5オ
ームから300オームまで(24ボルトCUTの場合はこの2倍)の抵抗性素子
が含まれているCUT110のような12ボルトCUTと動作するように設計さ
れた値に、テスト負荷を設定してもよい。他の限定しない例として、約2000
オームのコイル負荷の代わりとして、テスト負荷115が動的テストを実行する
ために必要になる。当業者にはよく理解されるように、CUT110のパラメー
タまたは特性に応じて、テスト負荷115の値は、いろいろな値をとることが可
能である。
【0020】 ある実施形態において、テスト負荷115の抵抗値または抵抗性負荷の値を可
変にし、調整可能にすることができる(例、上記の値の間で)。これを達成する
には、電圧計108と一体化する、しないにかかわらず、可変抵抗器、ポテンシ
ョメーターあるいは直列または並列に接続されてテスト負荷115を構成する、
抵抗値が既知の様々な抵抗器を選択して得られる総抵抗値などを利用する。当業
者にはよく理解されるように、可変抵抗性負荷をもたらす他の構成も可能である
。これらの他の構成も本発明の意図と範囲に納まるものである。当業者にはよく
理解されるように、これらの実施形態において、抵抗性負荷の合計値を、負荷回
路105または電圧計108(例、回路105が電圧計108内に含まれている
場合)におけるスイッチ(図示されず)、スライド式か回転式接点または同等な
もの(図示されず)を使い、手動で調整可能にすることができる。また、他の実
施形態において、抵抗性負荷の値を回路または電圧計の制御(回路105が電圧
計108内に含まれている場合など)により、自動的に調整し、設定できる。例
えば、まず抵抗性負荷の取り得る最高値から開始し、続いて必要に応じて手動ま
たは自動制御制御により、ここに説明する電圧計108を使いながら、CUT1
10の安全な電流レベルが電圧計108の最高尺度で表示されるまで、負荷の値
をステップダウンまたは調整(または設定)することにより、総抵抗値を設定で
きる。他の実施形態においては、テスト負荷の値を手動、自動または手動と自動
両方により設定できる。
【0021】 テスト負荷115をCUT110に連結するか、連結しないかをスイッチで切
り替えることができる(つまり、連結状態をオン・オフする)。例えば、図2に
示すように、一般的には素子をCUT110から取り外してから(図示されず)
、テスト負荷115をリード線100Aと100Bを介してCUT110に連結
できる。素子が取り外される前に通常連結されているCUT110の端子117
Aと117Bに、リード線100Aと100Bをそれぞれ接触させることが可能
である。別の方法として、図2Aに示すように、もし負荷回路105が電圧計1
08に組み込まれているか一体化されている場合は、テスト負荷115をCUT
110(図2Aに、端子117Aと117Bが示されていない)に従来のリード
線100A”と100B”を介して連結することが可能である。一例として、リ
ード線100A”と100B”は、それぞれ、リード線100Aのような正のリ
ード線、リード線100Bのような負のリード線にできる。図2Aに、本発明の
実施形態に基づいて、電圧計108”に回路105が含まれている状態を示す。
ここに説明するように、電圧計パッケージに回路105を含む機能が追加されて
いることを除いて、電圧計108”は電圧計108と同様である。
【0022】 負荷回路105内のスイッチ130をオン状態にする(すなわち、閉じる)と
、スイッチ130が回路素子の代わりにCUT110の回路を完成する。スイッ
チ130が、電圧計108のリード線100Aと100Bを短絡し(または、電
圧計108”のリード線100A”と100B”を短絡し)、負荷状態でCUT
110の動的テストを実行できるようにCUT110の回路を完成する。スイッ
チ130をオフにする(すなわち、開く)ことにより、リード線100A、10
0B(または、電圧計108’のリード線100A”と100B”)およびCU
T110とテスト負荷115とを電気的に連結させないようにできる(図1、2
と2A参照)。
【0023】 ある実施形態として、スイッチ130をリード線100Aか100Bあるいは
いずれかのリード線のハンドルの中に直接組み入れるようにできる。この例を、
スイッチ130’(スイッチ130と同等)が中に納められているリード線ハン
ドル100C’を備えたリード線100A’(例、100Aのような正のリード
線)として、図2Bに示す。当業者にはよく理解されるように、この例で、リー
ド線100A’を、例えば、1本を通常のリード線とし、他の2本をスイッチ1
30’と回路105’(残りの回路105と同様)に連結するような3本のリー
ド線としてもよい。この例では、ユーザーや技術者が指で簡単にスイッチ130
’を操作できる。
【0024】 同様に、図2Cに示すような他の実施形態では、3線リード100A’を電圧
計108”に使用できる。電圧計108”に、負荷回路105’と同じような負
荷回路105”が含まれている。負荷回路105’と負荷回路105”の相違は
、負荷回路105”が、負荷回路105が電圧計108’に組み込まれるのとほ
ぼ同じように、電圧計108”の中に一体化されている点である。前例と同様に
操作し易いように、電圧計108”では、スイッチ130’をリード線100A
’のハンドル100C’に組み入れる。また、電圧計108’と同様に、電圧計
108”では、従来のリード線100B”を使用する。
【0025】 図2に示すように、スイッチ130がオフ状態で、CUT110に障害がない
場合、電圧計108の表示電圧は、公称標準電圧(回路バッテリまたは他の電源
からのシステム電圧など)になるはずである。図3に示すように、スイッチ13
0をオン状態にすると、電圧計108の位置や設定を調整しない状態で、CUT
110の回路を完成する負荷115の両端において、公称またはほぼ公称(つま
り、やや低い)標準電圧降下の表示電圧が得られるはずである。後者の状態では
、テスト負荷115と負荷状態でテスト中のごく少量の回路抵抗が直列に接続さ
れるるため、公称またはほぼ公称電圧降下が得られる。この静的電圧テストと動
的電圧降下テストの相違が、既存の回路故障診断システムに対する本発明の実施
形態の主な改良の一つである。
【0026】 前述のように、CUT110の回路障害のテスト動作と得られる結果の分析に
関し、CUT110の唯一の負荷がテスト負荷115であると想定する。その結
果、テスト負荷115両端の電圧降下が予想電圧降下よりはるかに低い(例、予
想システム電圧よりはるかに低い)場合、CUT110内のどこかに好ましくな
い高抵抗障害が存在することを示す。本発明の実施形態により検出される代表的
な障害の種類として、接地短絡(短絡回路または短絡)、高抵抗(例、腐食によ
る)あるいは開放回路(例、切れたヒューズ、電気導体の切断や同等のもの)の
ような抵抗性障害がある。さらに、いろいろな他の種類の障害も検出可能である
。計器のリード線100Aと100B(または前述のように、リード線110A
’/100B’あるいは110A”/100B”)を指定された方法に基づき注
意深く操作することにより、ユーザーや技術者がCUT110の接地と比較しC
UT110内の取り外された素子の位置から前または後に障害が存在することを
決定することができる。これについての詳細を以下に説明する。
【0027】 以下、単純化するため、テストリード線100Aと100Bあるいは電圧計1
08または負荷回路105に言及する場合、テストリード線100A’、100
B’、100A”と100B”およびそれぞれに対応する電圧計108’と10
8”(および、負荷回路105’と105”)の意味も暗に含むものとする。回
路障害を見つけるため、ユーザーや技術者は、取るべきステップと各テスト結果
の意味の説明を備えた、故障診断処理を規定するフローチャートの手引きに従う
ことができる。これに従い、抵抗性、短絡や開放回路故障などの障害を識別し、
探すためにだけ必要な電圧条件や表示電圧を使用した状態で、CUT110のよ
うな回路システムを負荷状態で動的にテストできることにより、故障診断を単純
化し、任意の電圧計108の機能を拡張することが可能となる。抵抗性障害を見
つけたり電流を確かめるため、抵抗計または電流計を使い別の電圧値を読み取る
ことにより故障診断の結論を出すことができる。機能強化電圧計テスト負荷回路
100を使用することにより、多くの場合、未然にこのような抵抗計または電流
計を使う必要性がなくなる。
【0028】 本発明の実施形態に基づく、このようなプロセスまたは方法の模範的なフロー
チャートを図4に示す。図5も参照すると共に、CUT110内に障害が存在す
るものと想定する。ブロック200において、ユーザーや技術者は、CUT11
0内に切れたヒューズまたは開いた回路遮断器が存在するかどうかを確定するこ
とにより、故障回路に接地短絡または配線問題が存在するかどうかを確定する。
接地障害が存在する場合、このような事態がよく発生する。ブロック210にお
いて、素子を取り外した状態で、故障の可能性のあるCUT110のヒューズま
たは回路遮断器の代わりに機能強化テスト負荷回路100(例、テストリード線
100Aと100Bを使用)を取り付けるため、電圧計108と端子119Aと
119Bを連結する。一般的に1ボルト当り50,000オーム以上(>50k
オーム/ボルト)である電圧計108の入力抵抗(例、スイッチ130がオフ状
態)のためと、リード線(例、リード線100Aと100B)に連結されている
テスト負荷115とヒューズ135(例、スイッチ130がオン状態)のため、
回路をさらに短絡したり、回路に損傷を与える危険はない。
【0029】 ブロック220において、スイッチ130がオフ状態で短絡が存在しない場合
、表示電圧はふらつき電圧となる。これは、素子を取り外すことによりCUT1
10の接地が除去され、回路が完成されないためである。ユーザーや技術者がス
イッチ130をオン状態に切り替えた場合、またふらつき表示電圧が発生する。
ふらつき表示電圧は、デジタル電圧計の独特な特性の結果である。このような電
圧計は感度がよいためフロート状態になる(つまり、ミリボルトのレンジで、互
いに絶縁されたテストリード線100Aと100Bからふらついている静止また
は地磁気電圧を検出し、読み取る)。テストリード線100Aと100Bを互い
に接触させると、テストリード線100Aと100Bとの間の電位差が消滅する
ため電圧計108の表示電圧は当然ゼロボルトとなる。このような基本的な表示
電圧は、素子が取り外され、ヒューズ135の代わりにテストリード線が接続さ
れている正しく動作している回路では「正常」であると考えてよい。
【0030】 しかし、接地短絡が存在し、スイッチ130がオフ状態の場合、ブロック23
0において、障害により間違った回路接地が存在する結果、電圧計108に公称
システム電圧が表示される。図6に示すように、CUT110の開放されたヒュ
ーズまたは遮断器の両端の電圧を読み取るように電圧計108を設定した状態で
、ブロック240において、スイッチ130がオンで短絡回路が存在する場合、
電圧計108に公称システム電圧とほぼ同等かまたはわずかに低い値が表示され
る。公称電圧より極めて低い表示電圧の場合、短絡121にある程度の抵抗(例
、腐食性)が追加されていることを示す。ブロック250において、短絡121
を見つけるため、ユーザーや技術者は、CUT110の開放されたヒューズまた
は遮断器の両端に100Aと100Bを接続したまま、標準的な接続を切る方法
(つまり、コネクタ、スイッチ、端子や同等のものを取り外すこと)を使い回路
部分を接地から切り離すことを始める。ブロック260において、CUT110
の一部分が切り離されるたびに、表示電圧は、十分に一定(公称システム電圧と
同等値または接近値)であるか、あるいは図7に示すようなふらつき表示に変化
する。再びふらつき表示電圧になることは、接地状態が失われたことを示すため
、ユーザーや技術者は、テスト中のCUT110における短絡121を含む部分
または区域を発見することができる。
【0031】 回路障害が接地短絡でない場合(回路ヒューズや回路遮断器が完全な場合)、
図8を参照する。CUT110の素子の接合点117Aと117Bを基準に使用
する場合、開放回路または間違った高抵抗に起因するCUT障害は、素子の接合
点117Aと117Bの正の側(つまり前)か、負の側(つまり後)のいずれか
の配線だけに発生可能である。いったん、障害(例、開放回路または高抵抗)が
前述の2種類のうちのいずれかであるかを確定すると(後述するブロック300
において)、ユーザーや技術者は、負のリード線100Bを都合のよい装置の接
地に移動して(後述するブロック350と図11の430を参照)から、初期テ
スト(後述するブロック320において)を繰り返す。この処置は、実質的にC
UT110の接地部分(例、素子接合点117Bの後の配線)を取り外すことに
なり、その結果ある程度回路を分離することができる。これにより、素子接合点
117Aと117Bと比較して障害の位置を確認するための消去処理をさらに実
行していくことができる。
【0032】 開放回路または高抵抗障害の状態で、負のリード線100Bを装置の接地から
切り離したとき、異常な表示電圧(開放回路の場合ふらつき表示電圧、高抵抗の
場合公称値よりはるかに低い表示電圧など)が変化しない場合、障害はCUT1
10の正の側に存在する。同じ条件で、表示電圧が「正常」値に変化する場合、
障害はCUT110の負の側に存在する。
【0033】 開放回路障害または高抵抗障害のいずれの場合にも、ユーザーや技術者は初期
の表示電圧とリード線100Bを装置の接地に移した後の表示電圧とを比較する
。電圧計108表示電圧における、この予期できる変化が、本発明の実施形態と
他の既存の機器との異なる点である。負荷回路105は基本的にCUT110負
荷(つまり、取り外される素子)の電気的効果を模倣するものであり、その結果
単に静的な電圧を測定しないで、むしろ動的な電圧降下を測定できる。
【0034】 さらに詳細な説明のため図8を参照する。ブロック300において、ユーザー
や技術者は、CUT110内に通常存在する素子の代わりとして、電圧計108
のテストリード線100Aと100BをCUT110に連結する。ブロック31
0において、CUT110が完全な回路(例、短絡や開放回路障害のないもの)
の場合、スイッチ130をオフにすると、電圧計108に公称システム電圧が表
示される。公称電圧が表示されてCUT110が完全な回路である場合、ブロッ
ク320において、ユーザーや技術者はスイッチ130を閉じることにより機能
強化電圧計テスト負荷回路100をテスト負荷115に連結する。ブロック33
0において、電圧計108の表示電圧が十分に一定な公称システム電圧またはわ
ずかに低い値を保つ場合、ユーザーや技術者は、好ましくない抵抗がCUT11
0に追加されていないで、取り外された素子自身がおそらく故障していると想定
できる。これは、キルヒホフの法則に従って、CUT110に抵抗が追加される
(例、開放回路が存在しない場合)と電圧計108の表示電圧が追加抵抗のため
かなり降下するからである。これに反して、ブロック340において、図9Aと
9Bに示すようにCUT110に開放回路138が存在し、スイッチ130がオ
フ(またはオン)状態の場合、電圧計108にふらつき電圧が表示される。
【0035】 ブロック350において、いったん開放回路または高抵抗障害が回路故障の原
因らしいと割り出すと、ユーザーや技術者は、電圧計108の入力テストリード
線100Bを素子結合端子117Bから取り外し、都合のよい装置の接地140
に連結できる(図9Aと9Bにそれぞれ対応する図10Aと10Bを参照)。こ
の活動の効果として、テスト回路の接地部分を取り外すことにより、障害の位置
を分離させるための消去処理を利用してテストすることができる。ブロック36
0において、開放回路138が端子117Bの接地側であり、スイッチ130が
オフ(図10A)の場合、電圧計108の表示電圧は公称システム電圧となる。
また、スイッチ130がオン(図示されず)の場合、表示電圧は公称システム電
圧とほぼ同等かわずかに低い。これを利用し、ユーザーや技術者は、開放回路1
38を含むCUT110の部分は、素子端子117Bの接地側であることを確認
することができる。しかし、表示電圧が公称システム電圧よりはるかに低い場合
(スイッチ130がオン状態で)、前述のように高抵抗障害は端子117Aのバ
ッテリまたは他の電源側に存在する。一方、ブロック370において、開放回路
が端子117Aのバッテリまたは他の電源側に存在する場合、電圧計108の表
示電圧はふらつき状態となる(図10Aと10B参照)。負の入力リード線10
0Bが端子117Bに連結されているか装置の接地140に連結されているかど
うかにかかわらず、またスイッチ130がオンかオフ状態にかかわらず、この状
態となる。従って、ブロック380において、ユーザーや技術者は、開放回路1
38を含むCUT110の区域を確認するため、ふらつき表示電圧が消え、公称
システム電圧が表示されることに依存しながら、図10Aを参照してブロック3
20における前述のテストを繰り返す。
【0036】 高抵抗障害や開放回路障害をテストする場合、両方のテストは機能的には全く
同じである。結論をだすときに相違するのは、表示電圧がそれぞれの独特な条件
に基づいて変化するためである。
【0037】 テストリード線100Aと100Bが端子117Aと117Bに連結した状態
で、図8のブロック330から続いている図11を参照する。ブロック400に
おいて、電圧計108の表示電圧が、スイッチ130オフ状態で公称システム電
圧よりはるかに低い場合、または、スイッチ130がオン状態で公称システム電
圧とほぼ同等な(またはわずかに低い)値よりはるかに低い場合、唯一の原因と
して想定できるのは、高抵抗障害がCUT110に存在することである。スイッ
チ130がオフ状態で、高抵抗障害145が接地側に存在する場合を図12Aに
示し、高抵抗障害が素子端子117Aと117Bのバッテリまたは他の電源側に
存在する場合を図13Aに示す。 ブロック410において、前記の両方の状態で、電流がCUT110に流れない
状態で、且つ、電圧計が十分に高い抵抗値を介してシステム電圧を全部表示でき
る感度をもつ場合、電圧計108に公称システム電圧が表示される。スイッチ1
30オン状態で、図12Aと13Aと類似している状態をそれぞれ図12Bと1
3Bに示す。 ブロック420において、スイッチ130オン状態で、テスト負荷115による
電圧降下は分割電圧値であり、全回路電圧降下の一部だけであるため、電圧計1
08の表示電圧は低い値である。この低い値は、前述の「公称システム電圧とほ
ぼ同等かわずかに低い」値より低い。ブロック430において、続いて、ユーザ
ーや技術者は、前と同様に負の入力テストリード線100Bを素子端子117B
から取り外し、都合のよい装置の接地140に接続する。ブロック440におい
て、ユーザーや技術者は前述のブロック420(図12Cと13C)において行
われたものと同じ観察を行う。 ブロック450において、スイッチ130オン(またはオフ)状態で、電圧計1
08の表示電圧が公称システム電圧と同じ、ほぼ同等またはわずかに低い値に上
昇する場合、高抵抗障害が図12Cに示すように素子端子117Bの後、CUT
110の接地側に存在する。これに反して、ブロック460において、スイッチ
130オン状態で、表示電圧が十分に一定である場合、高抵抗障害が図13Cに
示すように素子端子117Aの前、CUT110のバッテリまたは他の電源側に
存在する。この結果、電圧計108の表示電圧が正常値(例、公称システム電圧
と同じ、ほぼ同等またはわずかに低い値)に上昇するとき、テストリード線10
0Aと100Bを接続したままで、ユーザーや技術者がCUT110の接続、端
子や同等のものの目視検査とテストを行う場合、高抵抗状態が回避されたり、訂
正されたりする。これにより、ユーザーや技術者はCUT110の高抵抗障害を
含む区域を探し、確認することができる。
【0038】 図14Aと14Bは、CUT110のようなCUTの故障診断をする本発明の
実施形態に従う方法の単純化されたフローチャートである。簡単な系統的な方法
で、前に詳細に述べた手順の説明を、図14Aと14Bにおいて、要約し、結合
しまた補足する。ブロック500において、ユーザーや技術者は、ヒューズまた
は回路遮断器(つまり、CUTのヒューズまたは回路遮断器)が切れているかど
うかを確認する。ヒューズまたは回路遮断器が切れている場合、CUTに接地短
絡障害が存在すると想定する。これにひきかえ、ヒューズまたは回路遮断器が切
れていない場合、障害は開放回路または高抵抗によるものと想定する。ブロック
510において、ヒューズまたは回路遮断器が切れている場合、ユーザーや技術
者は、バッテリ主スイッチ(図示されず)とCUTオン・オフスイッチ(図5の
CUTオン・オフスイッチ参照)をオフにし、ヒューズを別の正しい定格のもの
と交換する。ブロック520において、ユーザーや技術者はバッテリ主スイッチ
(存在すれば)をオンにする。ブロック530において、ユーザーや技術者は、
ヒューズまたは回路遮断器が切れているかどうかを再び確認する。ブロック54
0において、ヒューズまたは回路遮断器が切れている場合、CUTオン・オフス
イッチの前に接地短絡が存在することを示す。ブロック790において、ユーザ
ーや技術者は、次に、ヒューズまたは回路遮断器(例、端子119Aと119B
)の代わりにCUTにテストリード線(例、リード線119Aと119B)を接
続し、電圧計(例、電圧計108)に公称システム電圧が表示されるかどうか調
べる。ユーザーや技術者は、ヒューズまたはバッテリをCUTオン・オフスイッ
チに接続する回路部の配線をすべて調べるべきである。電圧計にふらつき電圧が
表示されると、障害が直されたことの確認になる。
【0039】 再び、ブロック530において、ヒューズまたは回路遮断器が切れていない場
合、ブロック550において、ユーザーや技術者はCUTオン・オフスイッチを
オンにする。次に、ブロック560において、ユーザーや技術者はヒューズまた
は回路遮断器が切れているかどうかを調べる。ブロック570において、ヒュー
ズまたは回路遮断器が切れている場合、接地短絡がCUTスイッチの後に存在す
る。次に、ブロック800において、ユーザーや技術者はヒューズまたは回路遮
断器(例、端子119Aと119B)の代わりにCUTにテストリード線を接続
し、電圧計に公称システム電圧が表示されるかどうか調べる。ユーザーや技術者
は、CUTスイッチを素子に接続する回路部の配線をすべて調べるべきである。
電圧計にふらつき電圧が表示されると、障害が直されたことの確認になる。ブロ
ック560において、ヒューズまたは回路遮断器が切れていない場合、ブロック
580に進み、接地短絡は断続的である。ブロック810において、断続的な短
絡の場合、ユーザーや技術者は、短絡状態が発生するとき、CUTスイッチの前
か後に発生するかを確認する必要がある。次に、前述のブロック790またはブ
ロック800において、適切な方法を使用する。
【0040】 再び、ブロック500において、ヒューズまたは回路遮断器が切れていない場
合、ブロック590において、ユーザーや技術者は、対象CUTの素子(例、電
球、ソレノイド、リレー・コイル、ホーンや同等のもの)を取り外し、CUTを
オンにする。ブロック600において、ユーザーや技術者は、電圧計を正しい種
類の電圧(ACかDC)に設定し、電圧範囲を自動レンジ(好ましい)や正しい
範囲に設定する。ユーザーや技術者は、極性が正しいこと(例、赤いリード線を
「+」に、黒いリード線を「−」)を確認しながら、素子(例、端子117Aと
117Bにおいて)の代わりとして、CUTに機能強化テストリード線を接続す
る。極性は重要であり、電圧計に負の符号「−」が表示されている場合、リード
線の接続が逆になっている。ブロック610において、ユーザーや技術者は電圧
計の表示電圧を確認する。ブロック620において、電圧計に真のゼロ・ボルト
(0.00V)が表示される場合、ブロック650において、開放回路と共に接
地短絡が存在することが想定される。ブロック820において、電圧計に真のゼ
ロ・ボルトが表示される場合、唯一の原因として、リード線がCUTや接地を通
して互いに接触していることが想定される。この状態は、CUTがスイッチと素
子の間で切断(つまり、損傷)され、且つ、素子に接続されている配線が接地に
接触していることを示す。電圧計に正常電圧が表示されると、障害が修復された
ことの確認になる。
【0041】 再び、ブロック610において、電圧計にふらつき電圧が表示される場合、ブ
ロック640、次にブロック670において、CUTは開放状態である。ブロッ
ク830において、ユーザーや技術者は、次に、黒のリード線(例、100B)
を装置の接地に移動し、電圧計の表示電圧を再び確認する。表示電圧が、公称電
圧に変化している場合、障害は接地側に存在する。表示電圧が、同じふらつき電
圧である場合、障害はCUTの正の部分に存在する。どちらの場合でも、ユーザ
ーや技術者は、適切な配線の接続が故障または破損していないか、あるいは配線
が切断または切り離されていないかなどを調べる必要がある。
【0042】 再び、ブロック610において、電圧計に公称システム電圧またはほぼ同等の
値が表示される場合、ブロック630、次にブロック660において、CUTが
腐食されているか、または故障素子を含んでいる。ブロック680において(図
14Aのブロック660からツメ「A」を通して図14B参照)、ユーザーや技
術者は、CUTのテスト負荷115を動作させるためリード線100Aと100
Bの(ELT)スイッチ130を起動する(つまり、閉じるか押す)。ブロック
690において、ユーザーや技術者は、電圧計の表示電圧を確認する。ブロック
770において、電圧計に公称システム電圧かほぼ同等な値が表示される場合、
ブロック780において、素子が故障している。ブロック860において、この
点に達することは、余分な電圧降下の原因になるような障害や予期しない抵抗が
確認できないことを示す。そこで、ユーザーや技術者は、素子を独立した電源に
接続し、素子が動作しているか、故障しているかテストするべきである。
【0043】 ブロック690に戻り、ブロック700において、電圧計の表示電圧がシステ
ム電圧よりはるかに低い場合(例、システム電圧より0.5ボルト以上低い)、
ブロック710において、ユーザーや技術者は黒いリード線(−)を素子から取
り外し、都合のよい装置の接地に接続し、機能強化電圧計テスト負荷回路100
のスイッチ130を動作させる。ブロック720において、次に、ユーザーや技
術者は、電圧計の表示電圧を確認する。ブロック730において、表示電圧が再
びシステム電圧よりはるかに低い場合(例、システム電圧より0.5ボルト以上
低い)、ブロック740において、CUTの正の側に、たぶん腐食が原因の抵抗
が加えられている。ブロック840において、ユーザーや技術者は、すべての配
線、コネクタやスイッチ、ヒューズと素子を接続する配線のヒューズ接続と他の
CUT素子などを調べるべきである。ほんの少量のさびや他の腐食が原因で、C
UTが動作しなくなる可能性がある。
【0044】 ブロック720に戻り、ブロック750において、電圧計に公称システム電圧
かほぼ同等な値が表示される場合(つまり、低電圧から公称電圧に変化)、ブロ
ック760において、CUTの負の側か接地側に腐食(高抵抗)が存在する。ブ
ロック850において、ユーザーや技術者は、すべての配線、コネクタ、スイッ
チおよび素子を接地に接続する配線における他の素子がさびているか、腐食して いないか調べるべきである。ほんの少量のさびや他の腐食が原因で、CUTが動 作しなくなる可能性がある。
【0045】 このように、図14Aと14Bに示す実行可能で、系統的な手順により、ユー
ザーや技術者は電気システムのよく起こる障害の種類と位置を確定することがで
きる。これらの手順に対していろいろな変更が考えられるが、これらも、本発明
の意図と範囲に含まれる。
【0046】 ここで説明する利点を理解する当業者は、容易に、本発明を相違しているが等
化の様式に変更し実施することができるので、上記で公開された特定な実施形態
は、説明上の例にすぎない。さらに、クレームに記述する事項を除いて、これま
でに示された構成や設計の詳細に限定するものではない。従って、これまでに開
示された特定の実施形態が改造または変更され得るが、このような変形物は、明
らかに、本発明の範囲と意図に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機能強化電圧計テスト負荷回路の一実施形態を示すブロック図である
【図2】 図2は、テスト回路に図1のテスト負荷回路を使用する状態を示す。図2Aは
、本発明の機能強化電圧計テスト負荷回路の別の実施形態を示すブロック図であ
る。図2Bは、本発明のテスト負荷回路の別の実施形態を示すブロック図である
。図2Cは、本発明のテスト負荷回路の別の実施形態を示すブロック図である。
【図3】 テスト回路に図1のテスト負荷回路を使用する状態を示す。
【図4】 本発明の別の実施形態に基づく故障診断方法の模範的なフローチャートである
【図5】 テスト回路に図1のテスト負荷回路を使用する状態を示す。
【図6】 テスト回路に図1のテスト負荷回路を使用する状態を示す。
【図7】 テスト回路に図1のテスト負荷回路を使用する状態を示す。
【図8】 本発明の別の実施形態基づく故障診断方法の模範的なフローチャートである。
【図9】 図9A及び図9Bは、テスト回路に図1のテスト負荷回路を使用する状態を示
す。
【図10】 図10A及び図10Bは、テスト回路に図1のテスト負荷回路を使用する状態
を示す。
【図11】 本発明の別の実施形態を示す代表的な故障診断方法のフローチャートである。
【図12】 図12A、図12B及び図12Cは、テスト回路に図1のテスト負荷回路を使
用する状態を示す。
【図13】 図13A、図13B及び図13Cは、テスト回路に図1のテスト負荷回路を使
用する状態を示す。
【図14】 図14A及び図14Bは、本発明の実施形態に基づく故障診断方法の模範的な
フローチャートである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月21日(2001.2.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW 【要約の続き】 ため、ヒューズ(135)か回路遮断器もリード線(1 00A”,100B”)に含めることができる。リード 線(100A”,100B”)を系統的に使用すること により、電圧を測定し、障害の種類と位置を確認するこ とができる。スイッチ(130)を閉じたり、開いた状 態で、テスト回路(110)のいろいろな点の電圧が測 定できる。負荷回路(105)が電圧計(108’)と 一体化されている場合、あるいは負荷回路(105)が 電圧計(108)に別に連結または接続できる場合、テ スト負荷(115)を連結したり、連結しないようにす るスイッチ(130)を含むリード線か従来のリード線 を使用できる。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷付き回路を動的にテストする回路であって、電圧計の入
    力間に連結されるためのテスト負荷と、前記テスト負荷を介して前記電圧計のテ
    ストリード線を短絡させるためのスイッチとを備えることを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回路において、前記スイッチは前記負荷付き
    回路を完成するために閉じるためであることを特徴とする回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回路において、前記スイッチは閉じるとき前
    記負荷付き回路の動的テストを実行可能にするためであることを特徴とする回路
  4. 【請求項4】 請求項1記載の回路において、前記テスト負荷と前記スイッ
    チが前記電圧計に組み込まれていることを特徴とする回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の回路において、前記テストリード線が従来の
    テストリード線により構成されることを特徴とする回路。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の回路において、前記テスト負荷が抵抗性負荷
    により構成されることを特徴とする回路。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の回路において、前記テスト負荷は前記負荷付
    き回路から取り外された素子と同等の電圧降下をさせる負荷により構成されてい
    ることを特徴とする回路。
  8. 【請求項8】 負荷付き回路の動的テストを実行する方法において、 前記負荷付き回路から素子を取り外すことと、 前記素子を取り外した後に前記回路に残っている端子に電圧計のリード線を連
    結することと、 テスト負荷を介して前記電圧計の入力の回路を短絡するためにスイッチを閉じ
    ることと、 前記電圧計と前記負荷付き回路を完成させている前記テスト負荷を使いながら
    負荷付き回路の動的テストを実行すること、とを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法において、さらに、取り外された前記素
    子と比較できるほどの抵抗性負荷の値をもつテスト負荷を使用することを特徴と
    する方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の方法において、前記負荷付き回路を完成す
    るときの前記負荷付き回路の最大電流が負荷付き回路の最高許容値より低い状態
    に確実に保つようにすることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 機能を強化された電圧計において、 電圧計の入力間に連結されるためのテスト負荷と、 前記テスト負荷を介して前記電圧計のテストリード線を短絡するためのスイッ
    チとにより構成される、 負荷付き回路を動的にテストするための回路を備えることを特徴とする電圧計
  12. 【請求項12】 請求項11記載の機能強化電圧計において、さらに、前記
    負荷付き回路に連結されるためと、かつ、前記テスト負荷を前記負荷付き回路に
    連結するためのテストリード線を備えることを特徴とする電圧計。
  13. 【請求項13】 電圧計の機能を強化する方法において、 電圧計の入力間に連結されるためのテスト負荷を組み込むことと、 前記テスト負荷を介して前記電圧計のテストリード線を短絡するためのスイッ
    チを組み込むことにより、 負荷付き回路に動的なテストを行う回路を前記電圧計に組み込むことを特徴と
    する方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法において、さらに、前記負荷付き回
    路に前記電圧計のテストリード線を連結することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法において、さらに、前記負荷付き回
    路の回路障害の種類と位置を確認するために、動的なテストを前記負荷付き回路
    に対して実行することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の方法において、さらに、前記リード線を
    共に前記テスト負荷を飛び越えさせることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の方法において、さらに、負荷付きの異な
    る回路を適用可能にするために前記電圧計に可変テスト負荷を組み込むことを特
    徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項13記載の方法において、さらに、電流を制限する
    ヒューズまたは回路遮断器を組み込むことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項13記載の方法において、さらに、ユーザーや技術
    者が操作できるように前記スイッチを組み込むことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項13記載の方法において、さらに、前記負荷付き回
    路から取り外された素子と同等の負荷として前記テスト負荷を提供することを特
    徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項13記載の方法において、さらに、前記負荷付き回
    路の人工の負荷として前記テスト負荷を提供することを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 テスト回路の障害を確認するために使用される回路におい
    て、 電圧計のテストリード線間に連結されるためのテスト負荷と、 閉じたときに前記テストリード線間に前記テスト負荷を連結するためのスイッ
    チとにより構成されることを特徴とする回路。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の回路において、さらに、前記テスト回路
    に障害がさらに発生することを防止することに役立たせるためのヒューズまたは
    回路遮断器を備えることを特徴とする回路。
  24. 【請求項24】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷が前記電
    圧計の入力抵抗に並列に適用されていることを特徴とする回路。
  25. 【請求項25】 請求項22記載の回路において、前記テスト回路のテスト
    中に前記電圧計により表示される前記テスト負荷の両端の電圧が、前記テスト回
    路の障害の種類と位置を確認することに役立つことを特徴とする回路。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の回路において、前記テスト負荷が連結さ
    れていないときに表示される電圧もまた障害の種類と位置を確認することに役立
    つことを特徴とする回路。
  27. 【請求項27】 請求項22記載の回路において、従来のテストリード線が
    前記電圧計に使用可能であることを特徴とする回路。
  28. 【請求項28】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷と前記ス
    イッチが前記電圧計と一体化されていることを特徴とする回路。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の回路において、従来のテストリード線が
    前記電圧計に使用可能であることを特徴とする回路。
  30. 【請求項30】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷が抵抗器
    により構成されることを特徴とする回路。
  31. 【請求項31】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷は、前記
    テスト回路の素子が取り外されている状態で前記テスト回路を完成するために連
    結されるものであることを特徴とする回路。
  32. 【請求項32】 請求項22記載の回路において、前記テスト回路に前記テ
    ストリード線が連結されている場所を含めたテスト回路と、前記負荷が前記テス
    トリード線間に連結されているかどうかを調べる系統的な手順に従うことにより
    、前記テスト負荷と前記スイッチは前記障害の種類と位置を確定するために役立
    つものであることを特徴とする回路。
  33. 【請求項33】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷が前記テ
    ストリード線間に連結された状態で前記電圧計に表示される電圧は、前記テスト
    回路の公称システム電圧か公称システム電圧とほぼ同等値、または前記テスト回
    路の接地が失われたことに起因するふらつき電圧であることを特徴とする回路。
  34. 【請求項34】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷は、前記
    テスト回路の素子と交換されるためであることを特徴とする回路。
  35. 【請求項35】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷は、前記
    テスト回路のヒューズまたは回路遮断器と交換されるためであることを特徴とす
    る回路。
  36. 【請求項36】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷は、前記
    テスト回路に連結されるためと、前記テスト回路の静的な電圧テストではなく動
    的な電圧降下テストを実行することに使用されるためであることを特徴とする回
    路。
  37. 【請求項37】 請求項22記載の回路において、前記テスト負荷は、前記
    電圧計に並列電圧降下を提供するためであることを特徴とする回路。
  38. 【請求項38】 請求項22記載の回路において、前記テストリード線間に
    連結されている前記テスト負荷が存在状態または存在しない状態での前記電圧計
    の表示電圧を解釈することにより、前記テスト回路の前記障害の位置と種類が確
    認可能になることを特徴とする回路。
  39. 【請求項39】 電圧計により負荷付き回路をテストするテストリード線に
    おいて、 第一のテストリード線と、 第二のテストリード線と、 一つの切り替え状態で、前記負荷が前記テスト回路の素子と交換されて前記テ
    スト回路を完成させるように切り替えできるように、前記第一と第二のテストリ
    ード線の間に連結されるための負荷とにより構成されることを特徴とするリード
    線。
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