JP2006126037A - 電圧計付ヒューズクリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】電力会社などでのシーケンス試験の作業の効率化を図ることができる電圧計付ヒューズクリップを提供する。
【解決手段】電圧計付ヒューズクリップ1は、第1および第2の測定用端子11,12と、一端が第1の測定用端子11,12に接続されたヒューズ13と、ヒューズ13の他端と第2の測定用端子12との間に設けられたかつ電圧値を表示するための表示部を備えたインジケータ電圧計14と、第1および第2の測定用端子11,12の間に設けられたかつ第1および第2の測定用端子11,12間を電気的に短絡させる接点パス手段としての接点パス用押しボタン15と第1および第2のリモート用端子16,17とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電圧計付ヒューズクリップに関し、特に、電力会社で遮断器や断路器などの点検を実施するのに好適な電圧計付ヒューズクリップに関する。
従来、電力会社では、機器点検後に電気回路(シーケンス回路)の健全性確認のためのシーケンス試験(警報動作試験)を行っている。電気回路が正常か否かは、故障検出用の検出器(以下、「故障検出器」と称する。)を実際に動作させたときに警報が出ることで確認することができる。しかし、故障検出器の数は多く、また、圧力検出器の場合には実際に圧力をかける必要があり、温度検出器の場合には実際に加熱する必要があり、過電流検出器の場合には実際に電流を流す必要があるなど、故障検出器を実際に動作させるのには手間がかかる。そのため、故障検出器を単体で試験し、ヒューズの両端にクリップを設けたヒューズクリップを用いて故障検出器の入出力端子を電気的に短絡(接点パス)させてシーケンス試験を行っている。
すなわち、シーケンス試験においては、故障検出器を動作させて警報を出すためには電気回路ができている必要があるので、故障検出器のところで閉回路を切った状態では故障検出器の入出力端子間(接点間)の電圧は所定の電圧値(たとえば、DC100V)となっている。そこで、ヒューズクリップを用いて故障検出器の入出力端子間を電気的に短絡させて故障検出器の入出力端子間の電圧値を0Vとすることにより、警報を出すようにしている。
なお、テスト回路の接地短絡、開放回路および腐食などによる高抵抗のような障害の位置と種類を確認することができるように、直列接続されたテスト負荷,ヒューズおよびスイッチを電圧計と並列に設けて、スイッチの開閉によりテスト負荷の連結および非連結を調整する、電圧計の機能を強化する回路が、以下に示す特許文献1に開示されている。
特表2003−505684号公報
しかしながら、シーケンス試験においては、多数の故障検出器について接点パスを行う必要があるため、作業員は、事前に電気回路ができているか否かを確認することなく、ヒューズクリップを用いて多数の故障検出器を接点パスしていき、ヒューズクリップの接続ミス,ヒューズ切れ,接触不良,断線および電気回路中の他の条件不足などにより接点パスしても警報が出なかった場合に、電圧計を用いて故障検出器の入出力端子間に所定の電圧(たとえば、DC100V)がかかっているか否かを確認している。そのため、何らかの原因で電気回路ができていないと試験失敗となり、手間と時間が無駄になるという問題がある。
また、このような問題を解決するために、接点パスを行う前に故障検出器の入出力端子間の電圧が所定の電圧になっているか否かを確認しようとすると、ヒューズクリップとは別に電圧計を故障検出器の入出力端子間に接続する必要があり、作業時間がかかるという問題がある。
さらに、シーケンス試験後に条件復帰を確認しようとするときも、ヒューズクリップとは別に電圧計を故障検出器の入出力端子間に接続する必要があり、作業時間がかかるという問題がある。
さらにまた、シーケンス試験においては、作業員がヒューズクリップを用いて接点パスを行っており、制御所や配電盤室からの遠隔操作による接点パスを行う手段がないという問題もある。
本発明の目的は、電力会社などでのシーケンス試験の作業の効率化を図ることができる電圧計付ヒューズクリップを提供することにある。
本発明の電圧計付ヒューズクリップは、第1および第2の測定用端子(11,12)と、一端が前記第1の測定用端子に接続されたヒューズ(13)と、該ヒューズの他端と前記第2の測定用端子との間に設けられた、かつ、電圧値を表示するための表示部を備えたインジケータ電圧計(14)と、前記第1および第2の測定用端子の間に設けられたかつ該第1および第2の測定用端子間を電気的に短絡させる接点パス手段(15;16,17)とを具備することを特徴とする。
ここで、前記接点パス手段は、接点パス用押しボタン(15)または第1および第2のリモート用端子(16,17)であってもよく、また、接点パス用押しボタン(15)と、該接点パス用押しボタンと並列に設けられた第1および第2のリモート用端子(16,17)であってもよい。
箱型の本体を備え、前記ヒューズおよび前記インジケータ電圧計が前記本体内に設けられており、前記インジケータ電圧計の前記表示部および前記接点パス用押しボタンが前記本体の表側の面に設けられており、前記第1および第2の測定用端子が前記本体の側面から2本のリード線を介して引き出されていてもよい。
箱型の本体を備え、前記ヒューズおよび前記インジケータ電圧計が前記本体内に設けられており、前記インジケータ電圧計の前記表示部が前記本体の表側の面に設けられており、前記第1および第2のリモート用端子が前記本体の側面に設けられており、前記第1および第2の測定用端子が前記本体の側面から2本のリード線を介して引き出されていてもよい。
箱型の本体を備え、前記ヒューズおよび前記インジケータ電圧計が前記本体内に設けられており、前記インジケータ電圧計の前記表示部および前記接点パス用押しボタンが前記本体の表側の面に設けられており、前記第1および第2のリモート用端子が前記本体の側面に設けられており、前記第1および第2の測定用端子が前記本体の側面から2本のリード線を介して引き出されていてもよい。
前記2本のリード線のうちの一方のリード線がコイル状にされていてもよい。
本発明の電圧計付ヒューズクリップは、以下に示すような効果を奏する。
(1)作業員はインジケータ電圧計の表示部に表示された電圧値が所定の電圧値(たとえば、DC100V)になっていることで電気回路ができていることを確認したのちに接点パス用押しボタンを押すことにより接点パスを行うことができるので、何らかの原因で電気回路ができていないことに起因する試験失敗をなくすことができるとともに、シーケンス試験の前後にヒューズクリップとは別に電圧計を故障検出器の入出力端子間に接続する必要をなくすことができる。
(2)第1および第2のリモート端子間を外部に設けた短絡手段を用いて電気的に短絡させることにより、たとえば配電盤室からの遠隔操作により接点パスを行うことができる。
電力会社などでのシーケンス試験の作業の効率化を図ることができるという目的を、電圧値を表示するための表示部を備えたインジケータ電圧計をヒューズの他端と第2の測定用端子との間に設けるとともに、第1および第2の測定用端子間を電気的に短絡させる接点パス手段を第1および第2の測定用端子の間に設けることにより実現した。
以下、本発明の電圧計付ヒューズクリップの実施例について図面を参照して説明する。
本発明の一実施例による電圧計付ヒューズクリップ1は、図1に示すように、第1および第2の測定用端子11,12と、一端が第1の測定用端子11に接続されたヒューズ13と、ヒューズ13の他端と第2の測定用端子12との間に設けられたかつ電圧値を表示するための表示部を備えたインジケータ電圧計14と、第1の測定用端子11と第2の測定用端子12との間に設けられた接点パス用押しボタン15と、第1の測定用端子11と第2の測定用端子12との間に設けられた第1及び第2のリモート用端子16,17(すなわち、第1及び第2のリモート用端子16,17は接点パス用押しボタン15と並列に設けられている。)とを備えている。
ここで、電力会社で各種機器の点検用に使用される電圧計としては一般に1級程度の精度の高いものが使用されているが、インジケータ電圧計14は、第1および第2の測定用端子11,12間にかかる電圧が正電圧(たとえばDC100V)か0Vかを測定できればよいため、精度の低い小型インジケータ電圧計でよい。これにより、電圧計付ヒューズクリップ1を小型かつ安価に製造することができる。
また、接点パス用押しボタン15と第1および第2のリモート用端子16,17とは、第1および第2の測定用端子11,12間に設けられたかつ第1および第2の測定用端子11,12間を電気的に短絡させる接点パス手段として機能する。ただし、第1および第2のリモート用端子16,17は、シーケンス試験時に、接点パス用押しボタン15を押す代わりに、第1および第2のリモート用端子16,17間を電気的に短絡させることにより接点パスをするための外部端子として機能するものであるため、接点パス手段としては、接点パス用押しボタン15と第1および第2のリモート用端子16,17との両方を備えてもよいが、いずれか一方を備えるだけでもよい。
電圧計付ヒューズクリップ1は、ヒューズ13およびインジケータ電圧計14を箱型の本体内に設け、インジケータ電圧計14の表示部および接点パス用押しボタン15を本体の表側の面に設け、第1および第2の測定用端子11,12を本体の側面から2本のリード線を介して引き出すとともに、第1及び第2のリモート用端子16,17を本体の側面に設けることにより、コンパクトに製造することができる。なお、2本のリード線は、片方のリード線を電話機のカールコードのようなコイル状にして伸縮性をもたせることにより、もつれを防止するようにしてもよい。
次に、電圧計付ヒューズクリップ1を用いてシーケンス試験を行う方法について、図2を参照して説明する。
まず、作業員が電圧計付ヒューズクリップ1の接点用押しボタン15を押して接点パスを行うことによりシーケンス試験を行う方法について説明する。
作業員は、電圧計付ヒューズクリップ1の第1および第2の測定用端子11,12を変圧器保護装置30の端子台の第1および第2の端子32,33にそれぞれ接続する。その後、作業員は、パレットなどインターロック条件を設定するLS(線路開閉器)条件部23を動作させたりトリップロックを活かしたり補助継電器41を差し込んだりなどして電気回路(シーケンス回路)の条件を設定する。
このとき、電気回路の条件が正常に設定されている場合には、変圧器保護装置30の端子台の第1および第2の端子32,33間の電圧は正電圧(たとえば、DC100V)となるが、電気回路の条件が正常に設定されていない場合には、変圧器保護装置30の端子台の第1および第2の端子32,33間の電圧は0Vとなる。したがって、作業員は、電圧計付ヒューズクリップ1のインジケータ電圧計14の表示部に表示された電圧値により、電気回路の条件が正常に設定されているかを容易に確認することができる。
作業員は、インジケータ電圧計14の表示部に表示された電圧値により電気回路の条件が正常に設定されていないことを確認した場合には、その原因を確かめるために、電圧計付ヒューズクリップ1のヒューズ13切れ、接触不良、断線や、LS条件部23におけるパレットなどインターロック条件の確認などの必要な処置を行う。
一方、作業員は、インジケータ電圧計14の表示部に表示された電圧値により電気回路の条件が正常に設定されていることを確認した場合には、シーケンス試験の準備ができたことを、配電盤45が設けられた配電盤室の第1の担当者に電話で連絡する。配電盤室の第1の担当者は、シーケンス試験の準備ができたことを、親局側遠隔監視制御装置(親局側テレコン)44が設けられた制御室の第3の担当者に電話で連絡するように第2の担当者に指示する。配電盤室の責任者(指揮者)は、第2の担当者から制御室への連絡が終わったとの報告を受けると、シーケンス試験を開始するように作業員に電話で連絡するように第1の担当者に指示する。このように、この場合のシーケンス試験を行うのに必要な人員は5人(作業員1人と、配電盤室および制御室の担当者3人と、配電盤室の責任者1人)となる。
シーケンス試験を開始するよう連絡を受けた作業員は、電圧計付ヒューズクリップ1の接点用押しボタン15を押して、変圧器保護装置30の端子台の第1および第2の端子32,33間を電気的に短絡させてトランス放圧弁継電器31(故障検出器)を接点パスさせる。このとき、作業員は、接点用押しボタン15を押すと、インジケータ電圧計14の表示部は電圧値0Vを表示するため、接点パスが正常に行われたことを視覚的に確認することができる。
トランス放圧弁継電器31が接点パスされると、補助継電器41に電流が流れて、警報が補助継電器41から子局側遠隔監視制御装置(子局側テレコン)42に出力される。この警報は、子局側テレコン42から通信回線43を介して親局側テレコン44に送信され、親局側テレコン44に表示される。制御室の第3の担当者は、この警報が表示されると、その旨を配電盤室の第2の担当者に電話で連絡する。第2の担当者は、この警報の表示がチェックリストと間違いないことを確認すると、警報が正しく表示されたことを責任者に報告する。この報告を受けた責任者は、その旨を作業員に電話で連絡するように第1の担当者に指示する。
次に、電圧計付ヒューズクリップ1の第1および第2のリモート用端子16,17を用いて遠隔シーケンス試験を行う方法について説明する。
予め、電圧計付ヒューズクリップ1の第1および第2の測定用端子11,12は変圧器保護装置30の端子台の第1および第2の端子32,33にそれぞれ接続される。このとき、この準備作業を行う者は電圧計付ヒューズクリップ1のインジケータ電圧計14の表示部に表示される電圧値を確認しながら第1および第2の測定用端子11,12を変圧器保護装置30の端子台の第1および第2の端子32,33にそれぞれ接続することができるため、接続ミスなどを容易に低減することができる。
また、パレットなどインターロック条件を設定するLS(線路開閉器)条件部23を動作させたりトリップロックを活かしたり補助継電器41を差し込んだりなどして電気回路(シーケンス回路)の条件を設定する。
準備作業を行う者は、電圧計付ヒューズクリップ1の第1および第2の測定用端子11,12を試験信号により電気的に短絡される受信機47の2つの接点に接続し、試験信号により接点パスを行うことができるようにしておく。ここで、試験信号は、配電盤室に設けられた送信機46から受信機47に送信される。
配電盤室の担当者は、シーケンス試験を行う旨を、親局側テレコン44が設けられた制御室の担当者に電話で連絡する。配電盤室の責任者(指揮者)は、制御室への連絡が終わると、シーケンス試験を開始するように配電盤室の担当者に指示する。このように、この遠隔シーケンス試験を行うのに必要な人員は3人(配電盤室および制御室の担当者2人と、配電盤室の責任者1人)となり、上述した作業員を含めたシーケンス試験の場合の5人と比べて、人員を2人削減することができる。
遠隔シーケンス試験を開始するよう責任者から指示を受けた担当者は、送信機46から試験信号を受信機47に送信する。これにより、電圧計付ヒューズクリップ1の第1および第2の測定用端子11,12間が電気的に短絡され、変圧器保護装置30の端子台の第1および第2の端子32,33間が電気的に短絡されてトランス放圧弁継電器31が接点パスされる。その結果、補助継電器41に電流が流れて、警報が補助継電器41から子局側テレコン42に出力される。
この警報は、子局側テレコン42から通信回線43を介して親局側テレコン44に送信され、親局側テレコン44に表示される。制御室の担当者は、この警報が表示されると、その旨を配電盤室の担当者に電話で連絡する。配電盤室の担当者は、この警報の表示がチェックリストと間違いないことを確認すると、警報が正しく表示された旨を責任者に報告する。
以上の説明では、遠隔シーケンス試験において、送信機46から受信機47に試験信号を送信して電圧計付ヒューズクリップ1の第1および第2の測定用端子11,12間を電気的に短絡させたが、第1および第2の測定用端子11,12を2本の配線を介して配電盤室に設けられたスイッチの両端にそれぞれ接続し、スイッチを閉じることにより第1および第2の測定用端子11,12間を電気的に短絡させてもよい。
また、作業員は、シーケンス試験後の電気回路の復旧を確認する際にも、インジケータ電圧計14の表示部に表示される電圧値が所定の電圧値(たとえばDC100V)になっているかを確認すればよい。これにより、シーケンス試験後に電圧計を端子台の2つの端子間に接続して行っていた従来のこの作業を効率化することもできる。
さらに、同じ電気回路の同じ故障検出器の入出力端子においては、1つの故障検出器の入出力端子を接点パスすれば、他の故障検出器の入出力端子も接点パスすることができる。したがって、複数個の故障検出器の入出力端子に電圧計付ヒューズクリップ1をそれぞれ接続しておくことにより、1つの電圧計付ヒューズクリップ1の接点パス用押しボタン15または第1および第2のリモート端子16,17を用いて接点パスを行ったときに各電圧計付ヒューズクリップ1のインジケータ電圧計14の表示部が電圧値0Vを表示するか否かを確認するだけで、各試験端子の健全性を確認することができる。
さらに、故障が発生したときに警報を表示するための警報回路と故障点を切り離すためのトリップ回路とは共通とされている場合が多く、異常があれば電源を切ったり故障点を切り離したりするなどと回路がつながっている。したがって、補助継電器41(警報回路)のa接点でトリップするトリップ回路を設け、かつ、複数個の故障検出器の入出力端子に電圧計付ヒューズクリップ1をそれぞれ接続しておくことにより、1つのトリップ回路の試験時に他のトリップ回路が正常か否かを同時に確認することができる。
さらに、電圧計付ヒューズクリップ1は、インジケータ電圧計14を備えているため、シーケンス試験以外にも、たとえば事故探索用の電圧計として使用することもできる。
以上説明したように、本発明の電圧計付ヒューズクリップは、電力会社で遮断器や断路器などの点検を実施するのに利用することができる。
本発明の一実施例による電圧計付ヒューズクリップの回路構成を示す図である。(実施例1) 図1に示した電圧計付ヒューズクリップ1を用いてシーケンス試験を行う方法を説明するための図である。(実施例1)
符号の説明
1 電圧計付ヒューズクリップ
11,12 第1および第2の測定用端子
13 ヒューズ
14 インジケータ電圧計
15 接点パス用押しボタン
16,17 リモート用端子
23 LS条件部(インターロック)
30 変圧器保護装置
31 トランス放圧弁継電器
32,33 端子
41 補助継電器
42 子局側テレコン
43 通信回線
44 親局側テレコン
45 配電盤
46 送信機
47 受信機

Claims (8)

  1. 第1および第2の測定用端子(11,12)と、
    一端が前記第1の測定用端子に接続されたヒューズ(13)と、
    該ヒューズの他端と前記第2の測定用端子との間に設けられた、かつ、電圧値を表示するための表示部を備えたインジケータ電圧計(14)と、
    前記第1および第2の測定用端子の間に設けられたかつ該第1および第2の測定用端子間を電気的に短絡させる接点パス手段(15;16,17)と、
    を具備することを特徴とする、電圧計付ヒューズクリップ。
  2. 前記接点パス手段が接点パス用押しボタン(15)であることを特徴とする、請求項1記載の電圧計付ヒューズクリップ。
  3. 前記接点パス手段が第1および第2のリモート用端子(16,17)であることを特徴とする、請求項1記載の電圧計付ヒューズクリップ。
  4. 前記接点パス手段が、接点パス用押しボタン(15)と、該接点パス用押しボタンと並列に設けられた第1および第2のリモート用端子(16,17)であることを特徴とする、請求項1記載の電圧計付ヒューズクリップ。
  5. 箱型の本体を備え、
    前記ヒューズおよび前記インジケータ電圧計が前記本体内に設けられており、
    前記インジケータ電圧計の前記表示部および前記接点パス用押しボタンが前記本体の表側の面に設けられており、
    前記第1および第2の測定用端子が前記本体の側面から2本のリード線を介して引き出されている、
    ことを特徴とする請求項2記載の電圧計付ヒューズクリップ。
  6. 箱型の本体を備え、
    前記ヒューズおよび前記インジケータ電圧計が前記本体内に設けられており、
    前記インジケータ電圧計の前記表示部が前記本体の表側の面に設けられており、
    前記第1および第2のリモート用端子が前記本体の側面に設けられており、
    前記第1および第2の測定用端子が前記本体の側面から2本のリード線を介して引き出されている、
    ことを特徴とする請求項3記載の電圧計付ヒューズクリップ。
  7. 箱型の本体を備え、
    前記ヒューズおよび前記インジケータ電圧計が前記本体内に設けられており、
    前記インジケータ電圧計の前記表示部および前記接点パス用押しボタンが前記本体の表側の面に設けられており、
    前記第1および第2のリモート用端子が前記本体の側面に設けられており、
    前記第1および第2の測定用端子が前記本体の側面から2本のリード線を介して引き出されている、
    ことを特徴とする請求項4記載の電圧計付ヒューズクリップ。
  8. 前記2本のリード線のうちの一方のリード線がコイル状にされていることを特徴とする、請求項5乃至7いずれかに記載の電圧計付ヒューズクリップ。
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