JP2003505318A - ガラス繊維組成物 - Google Patents

ガラス繊維組成物

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JP2003505318A JP2001511320A JP2001511320A JP2003505318A JP 2003505318 A JP2003505318 A JP 2003505318A JP 2001511320 A JP2001511320 A JP 2001511320A JP 2001511320 A JP2001511320 A JP 2001511320A JP 2003505318 A JP2003505318 A JP 2003505318A
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フレデリック ティー. ワーレンバーガー,
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ピーピージー インダストリーズ オハイオ, インコーポレイテッド
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C13/00Fibre or filament compositions
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/0366Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、以下を含むガラス繊維組成物を提供する:50〜60重量パーセントのSiO2;22〜26重量パーセントのCaO;12〜16重量パーセントのAl23;0〜1重量パーセントのMgO;0.05〜0.80重量パーセントのFe23;0〜2重量パーセントのNa2O;0〜2重量パーセントのK2O;0〜2重量パーセントのTiO2;0〜2重量パーセントのBaO;0〜2重量パーセントのZrO2;および0〜2重量パーセントのSrO、ならびに以下からなる群より選択される少なくとも1つの物質:0.05〜2重量パーセントのB23;0.05〜2重量パーセントのLi2O;0.05〜2重量パーセントのZnO;0.05〜2重量パーセントのMnO;および0.05〜2重量パーセントのMnO2

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連特許出願に対する相互参照) 本出願は、米国仮特許出願第60/136,280号(1999年、5月27
日提出)の利点を特許請求する。
【0002】 (発明の背景) (1.発明の分野) 本発明は、鉄筋および織物繊維として有用なガラス組成物を有する連続ガラス
繊維に関する。
【0003】 (2.技術考察) 連続ガラス繊維を作製するために最も一般的なガラス組成物(E−ガラスとし
て命名されている)は、1940年に遡る。英国特許明細書第520,427号
において記載されるように、最初のE−ガラス繊維は、ホウ素を含まず、そして
4成分SiO2−Al23−CaO−MgO相図の共融点か、またはそれに近い
ガラス組成物に基いていた。本明細書中で使用される場合、用語「共融温度」、
「液化温度」および「TLIQ」とは、液相(融解)が固相(結晶)と平衡状態に
なり得る、最も高い温度を意味し;用語「形成温度」および「TForm」とは、そ
のガラス組成物が1000ポイズの粘性を有する温度を意味し、そして用語「Δ
T」とは、液化温度と形成温度との間の差を意味する。代表的には、商業的ガラ
ス繊維操作において、ΔTは、融解の不可避温度および粘性変動に起因するブシ
ュチップ(bushing tip)における結晶形成を防止するために、そし
て安全かつ連続した商業生産を提供するために、少なくとも90°F(50℃)
、および好ましくは少なくとも100°F(56℃)である。
【0004】 最初の4成分E−ガラス系は、その対応する形成温度に非常に近い(すなわち
、Δtが非常に小さい)液化温度を有した。その結果として、米国特許第2,3
34,961号は、SiO2、Al23、CaO、MgOおよびB23を含む5
成分系を形成するようにホウ素を添加することによって4成分系を変更した。こ
れらの特定の組成物(9〜11wt%B23および約4.5wt%MgOを必要
とする)は、より大きなΔTを示した。1954年以降、E−ガラスを、B23 含有量を約10.0%〜最終的に約5.5%まで減少させることによって、そし
てMgO含有量を約4.5%〜約0.45%まで減少させることによって、米国
特許第2,571,074号に従ってもう一度再定義した。結局、約1%未満の
MgOを有する現在のホウ素およびフッ素含有E−ガラスバージョンは、4成分
SiO2、Al23、CaO、B23相図に属する。なぜなら、そのような少量
のMgOは故意に添加されないが、不純物としてその融解物にもたらされるから
である。
【0005】 10年以上前に、ガラス線維組成物内に存在する2wt%以上のホウ素レベル
および多量のフッ素が、環境問題を引き起こし得、そしてフッ素を含まず、かつ
低レベルのホウ素組成物(すなわち、2wt%を越えないホウ素の組成物)が、
21世紀の社会のニーズに合うようにするために好ましいということが明らかと
なった。将来のニーズとのコンプライアンスを達成するための努力が、最初のホ
ウ素を含まない4成分SiO2−Al23−CaO−MgO系に戻ることによっ
てかなえられたが、ホウ素の有益な効果を伴わずに、必要とされるΔTを達成す
るためにそれを変更した。この種の4成分組成物は、米国特許第4,542,1
06号、および同第5,789,329号において開示される。これらのガラス
組成物は、所望のΔT条件を満たしたが、初期に生成されたホウ素およびフッ素
を含まないE−ガラス組成物よりも少なくとも100°F高い形成温度を有した
【0006】 液化温度、およびその結果、所望のΔTを維持するために要求される形成温度
が、これらの原則成分の各々の量を最適化することによって4成分SiO2−A
23−CaO−MgOにおいて減少され得ると考えられている。少量の他の酸
化物を添加せずに、そのような変更は、液化温度の50°Fまでの低下を容易に
し、そして少量の液化温度減少材料(例えば、B23、Li2O、ZnO、Mn
O、および/またはMnO2(2wt%まで)が挙げられるが、これらに限定さ
れない)を添加すると、50°Fを越えるところまで液化温度の総低下を容易に
する。全てのこれらの組成物が、本質的には、4成分SiO2−Al23−Ca
O−MgO系の変更であり、そしてホウケイ酸E−ガラスの形成温度よりも50
〜100°F上の形成温度を提供するということに注意すべきである。本明細書
中で使用される場合、用語「ホウケイ酸E−ガラス」とは、シリカ(主成分とし
て)、2wt%よりも多くのホウ素(B23の形態において)および約4.5w
t%までのMgOを含む、上記のような、5成分SiO2−Al23−CaO−
MgO−B23系および4成分SiO2−Al23−CaO−B23系E−ガラ
ス組成物を意味する。これらのガラスは、一般的に2100〜2200°F(1
149〜1204℃)の範囲の形成温度および一般的に1970〜2040°F
(1077〜1116℃)の範囲の液化温度を有する。
【0007】 ガラス組成物およびこのガラス組成物を繊維状にする方法に関するさらなる情
報については、K.Loewenstein、The Manufacturi
ng Technology of Continuous Glass Fi
bres(第3版、1993)30〜44頁、47〜60頁、115〜122頁
および126〜135頁、ならびにF.T.Wallenberger(編)、
Asvanced Inorganic Fibers:Processes,
Structures,Properties,Applications(2
000)81〜102頁および129〜168頁(これらは、本明細書中に参考
として援用される)を参照のこと。
【0008】 現在の市場においては、ASTM標準D−578−98に従う主要なホウ素お
よびフッ素含有E−ガラス組成物は、本質的に4成分の(quaternary
)SiO2−Al23−CaO−B23系または本質的に5成分の(quina
ry)SiO2−Al23−CaO−MgO−B23系のいずれかに基づき、そ
して同じASTM標準に従う、フッ素を含まずそして本質的にホウ素を含まない
新しいE−ガラス組成物は、本質的に4成分のSiO2−Al23−CaO−M
gO系に基づく。本明細書中で使用される場合、用語「本質的に4成分の」およ
び「本質的に5成分の」は、4つまたは5つの記載される成分が、このガラス組
成物の主要な成分であり、これはまた2重量パーセントまでの各々の他の微量成
分を含み得ることを意味する。通常、高強度(HS−)繊維といわれるガラス繊
維は、3成分または本質的に3成分のSiO2−Al23−CaO相ダイアグラ
ムにおける組成物から誘導され得るが、これらは従来のホウケイ酸E−ガラスの
形成温度よりも400〜500°F高い形成温度を必要とする。これらのHS−
ガラス繊維は商業の高級品であり、そして高級な適用(例えば、高温環境におけ
るプリント回路基板)のために、高強度、高い使用温度、および/または低い比
誘電率を必要とする専門分野を目的とする。
【0009】 限定された注目が、従来のホウケイ酸E−ガラス繊維を用いて観察される温度
よりも中程度だけ高い形成温度および液相温度を有する、3成分または本質的に
3成分のSiO2−Al23−CaO組成物からのガラス繊維を開発する可能性
に対して注がれてきた。このような繊維組成物は、低い比誘電率Kを示すと考え
られている。結果として、低下した形成温度を有する3成分または本質的に3成
分のSiO2−Al23−CaO組成物を提供することは有利である。なぜなら
、この低い比誘電率Kは、プリント制御盤のための優れた基板を提供するが、低
い形成温度および液相温度は、ガラス繊維に必要なエネルギーを減少させるから
である。
【0010】 (発明の要旨) 本発明は、以下を含むガラス繊維組成物を提供する:50〜60重量パーセン
トのSiO2;22〜26重量パーセントのCaO;12〜16重量パーセント
のAl23;0〜1重量パーセントのMgO;0.05〜0.80重量パーセン
トのFe23;0〜2重量パーセントのNa2O;0〜2重量パーセントのK2
;0〜2重量パーセントのTiO2;0〜2重量パーセントのBaO;0〜2重
量パーセントのZrO2;および0〜2重量パーセントのSrO、ならびに以下
からなる群より選択される少なくとも1つの物質:0.05〜2重量パーセント
のB23;0.05〜2重量パーセントのLi2O;0.05〜2重量パーセン
トのZnO;0.05〜2重量パーセントのMnO;および0.05〜2重量パ
ーセントのMnO2。本発明の1つの非限定的な実施形態においては、ガラス組
成物は、NIST717A参照標準に基づく2300°F以下の形成温度、21
60°F以下の液相温度、2.65以下のROに対するSiO2の比、および少
なくとも65°FのΔTを有する。
【0011】 (発明の詳細な説明) 本発明の3成分のSiO2−Al23−CaO組成物、または本質的に3成分
のSiO2−Al23−CaO組成物は、従来のホウケイ酸Eガラス繊維で観測
される温度と比較した場合に、ほぼ適度に、より高い形成温度および液化温度、
ならびにより詳細には、比較的低い共融液化温度(例えば、約2140°F(1
171℃))を提供するように、処方される。本発明のSiO2−Al23−C
aO3成分系は、MgOを品質的に含まない、すなわちこの組成物は、1重量%
未満のMgOを含む。(先で議論したように)上記液化温度および少なくとも1
00°FのΔTを有するガラス繊維組成物は、代表的に市販されているホウケイ
酸Eガラスの形成温度よりも高いほぼ約100°F〜150°F(56℃〜83
℃)である形成温度を実際に有する。このことを前提として、その形成温度を、
前に議論したフッ素を含まずそして本質的にホウ素を含まない、SiO2−Al23−CaO−MgO Eガラス4成分組成物の形成温度と比較した。
【0012】 本発明の好ましい3成分のSiO2−Al23−CaO組成物は、複合材用の
強化材として使用されるだけでなく、前に議論したようにプリント基板用の優れ
た基板を提供する。なぜならば、この組成物は、低い液化温度および少なくとも
100°FのΔTを組み合わせると、低い誘電率Kを与えると考えられるからで
ある。より詳細には、Eガラスは、プリント基板市場においてに使用される、現
在好ましい高容量で低コストの強化材である。先で議論したように、この組成物
は、安価な本質的SiO2−Al23−CaO−B234成分系または本質的S
iO2−Al23−CaO−MgO−B235成分系を基礎とし、そして先で議
論したように、1010Hzで約6.11の誘電率を有する。Dガラス(本質的に
CaOおよびAl23を含まないガラス繊維(例えば、約74重量%のSiO2
および約22重量%のB23を含む))は、1010Hzで約3.56の誘電率を
有し、そしてSガラス(微量の酸化物をも含まない3成分のSiO2−Al23
−MgOガラス繊維)は、1010Hzで約4.53の誘電率を有する(Wall
enberger(150頁)を参照のこと)。これらの低い誘電率のために、
DガラスおよびSガラスの両方は、プリント基板に高い性能を与えるが、高価と
なる。本発明の3成分ガラス繊維組成物は、従来のホウケイ酸ガラスよりも低い
誘電率、および先で議論したフッ素およびホウ素を含まないガラスよりも低い誘
電率を有すると考えられる。要約すると、3成分のSiO2−Al23−CaO
ガラス繊維、または本質的に3成分のSiO2−Al23−CaOガラス繊維は
、DガラスおよびSガラスと比較して誘電特性を与えるが、かなりより低い形成
温度および低コストを与えると期待される。
【0013】 本発明の市販のガラス繊維は、当該分野で周知の従来の方法で、本発明の繊維
組成物を形成する特別の酸化物を提供するために使用される原材料と混合するこ
とによって調製され得る。例えば、代表的に砂としてSiO2、クレーとしてA
23、そして石灰または石灰石としてCaOを使用する。本明細書に開示され
るガラス組成物はまた、少量の他の材料(例えば、溶融補助材および精錬補助材
)、トランプ(tramp)材料、または不純物を含有し得る。例えば(本発明
を限定するわけではない)、溶融補助材および精錬補助材(例えば、SO3)は
、ガラスの製造の間に有用であるが、このガラス中の残量は変化し得、そしてガ
ラス生成物の特性に影響を与える物質を含まない。本発明はまた、後により詳細
に議論されるように、ガラス繊維組成物中に他の材料を含ませることを意図する
。さらに、先で議論した少量の材料は、主成分の原材料中に含まれるトランプ材
料または不純物としてガラス組成物を含有し得る。
【0014】 この成分を、所望のガラスに対して各成分の所望の重量を提供するために適切
な割合で混合した後に、このバッチを従来のガラス繊維溶融炉で溶融し、そして
得られた溶融ガラスを、当業者に周知なように、従来の前炉に沿ってそして前炉
の底部に沿って配置されたガラス繊維成形ブッシングの方へ通過させる。ガラス
溶融段階の間、このガラスは、代表的に少なくとも2550°F(1400℃)
の温度まで加熱される。次いで、この溶融ガラスは、ブッシングの底部における
複数の穴を通じて引き込まれるか、または押し出される。溶融ガラスのストリー
ムは、巻上げマシンの回転可能なコレットに装着された形成チューブにフィラメ
ントのストランドを巻上げることによって、フィラメントに対して細くされる。
あるいは繊維成形装置は、例えば、繊維がノズルから引き込まれる合成織物繊維
またはストランド用の成形デバイスであり得るが、当業者に公知のスピナレット
に限定されない。代表的な前炉およびガラス繊維成形配置は、Loewenst
ein(85〜107頁および115〜135頁)に示される。これは、本明細
書によって参考として援用される。
【0015】 表1〜3には、本発明の3成分のSiO2−Al23−CaOガラス繊維組成
物および本質的に3成分のSiO2−Al23−CaOガラス繊維組成物の実験
例が示される。このガラス繊維組成物は、試薬グレードの酸化物(純粋なシリカ
またはカルシア(calcia))から調製された。各例のバッチサイズは、1
000gであった。個々のバッチ成分を計量し、組合せ、そして完全に密封した
ジャーの中に配置した。次いで、この密封したジャーをペイントシェイカー(p
aint shaker)中に15分間配置し、この成分を効率よく混合した。
次いで、このバッチの一部を、プラチナ製のるつぼ中に配置し、その容積の3/
4未満を充填した。次いで、このるつぼを炉の中に配置し、そして15分間26
00°F(1425℃)まで加熱した。次いで、残りのバッチを温かいるつぼに
加えて、2600°F(1425℃)まで15分〜30分間加熱した。次いで、
炉の温度を2700°F(1482℃)まで上昇させ、そして4時間その炉に保
持した。次いで、この溶融したガラスを水中でフリット化し、そして乾燥させた
。示される場合、この形成温度(すなわち、1000ポイズの粘性でのガラス温
度)を、ASTM方法C965−81によって決定し、そしてこの液化温度をA
STM方法C829−81によって決定した。
【0016】 表1〜3に示される組成物成分の重量%は、バッチ中の各成分の重量%の基づ
く。バッチの重量%は、溶融の間に揮発するガラスバッチ材料(例えば、ホウ素
およびフッ素)を除く、溶融したサンプルの重量%と一般にほぼ同一であると考
えられる。ホウ素について、実験サンプル中のB23の重量%は、バッチ組成物
中のB23の重量%より5〜10%低いと考えられる。フッ素について、実験溶
融物のフッ素の重量%は、バッチ組成物中のフッ素の重量%よりも約50%低い
と考えられる。市販グレードの材料から製造されるガラス繊維組成物、および従
来の操作条件下で溶融されるガラス繊維組成物は、類似したバッチを有し、そし
てそのバッチを除く上記のような溶融重量%およびその組成物の揮発性成分に対
する溶融%は、そのバッチおよび実験溶融物の溶融重量%よりも、互いに実質的
に近いとさらに考えられる。なぜならば、従来の溶融操作において、材料は、実
験室溶融物に対する4時間の曝露よりも短い時間、高い溶融温度で曝露されるか
らである。
【0017】 また、表1〜3には、シリカとマグネシア含有量(CaOおよびMgOとして
、それぞれ表現される)の合計に対する、バッチのシリカ含有量(SiO2とし
て表現される)の比である、SiO2/ROの比が挙げられる。
【0018】 本明細書中で議論されるような絶対値(材料の重量%、時間の長さまたは温度
に限定されない)は、概算値であり、そして当業者に周知の種々の因子(測定標
準、装置および技術に限定されない)に起因する変化に供する。例えば、ガラス
組成物の特定の成分の範囲が55〜63重量%である場合、この範囲は、約55
〜約63重量%であり、そしてガラス成分の形成温度が2200°F(1204
℃)以下である場合、この温度は、約2200°F以下である。
【0019】 表1を参照すれば、3成分のSiO2−Al23−CaO組成物は、2134
°F(1168℃)の共融液相温度(eutectic liquidus t
emperature)を示す。
【0020】
【表1】 この3成分のSiO2−Al23−CaO組成物は、それ自体で非常に魅力的
である。しかし、この組成物は、この組成物のどちらかの側の非常に高い液相温
度に囲まれた状態図中で最小先鋭度(sharp minimum)を示し、そ
してこのようなより高い液相温度(従って、絶対的に、非常に高い形成温度)か
ら取り出されたパーセントポイントのごく一部でしかない。この特定の組成物の
ΔTは、実験過程においては満足であるが、代表的な商業的過程においては、合
成的変化に対する感受性が高く、そして必然的な温度および合成的変化に十分に
耐えられない。
【0021】 本発明の3成分のガラス繊維組成物(すなわち、本質的に3成分の組成物)の
誘導体は、少量の添加物(低い液相温度および少なくとも100°FのΔTを有
する繊維の形成を容易にするため、液相温度を下げ、そして液相温度の範囲を広
くする)を含み得ることが理解されるはずである。このような添加物としては、
23、Li2O、ZnO、MnOおよび/またはMnO2が挙げられるがこれら
に限定されない。本発明の非限定的な実施形態において、ガラス組成物は、これ
らの添加物のうち少なくとも1つの0.05〜2重量%、そして好ましくは1重
量%以下を含む。別の非限定的な実施形態において、ガラス組成物は、これらの
物質の2つ以上のそれぞれを、0.05〜2重量%で、そして好ましくはそれぞ
れを1重量%以下で含む。0.05重量%未満のこれらの物質のレベルは、トラ
ンプ量(tramp amounts)であるか、またはガラス融解特性に物質
的に影響しないほど低いかのいずれかであると考えられる。本発明はまた、ガラ
ス繊維組成物中に他の物質を含むことを意図する。他の物質としては、以下が挙
げられるがこれらに限定されない:TiO2、BaO、ZrO2、NaO、K2
およびSrOのそれぞれの0〜2重量%、そして好ましくは、これらの物質のそ
れぞれの1重量%。ガラス繊維組成物はまた、先に考察したように、少量の精製
酸、またはトランプ物質(ガラスバッチ物質における不純物としてガラス組成物
に入る)を含むことが理解されるはずである。例えば、本発明のガラス組成物は
、代表的に、精製酸として0.05〜0.80重量%、好ましくは0.5重量%
までのFe23を含む。
【0022】 表2は、微量成分の添加をさらに含む、本発明の本質的に3成分の組成物を示
す。さらに、表2の選択実施例は、形成温度を含む。TFORMの決定は、Nati
onal Institute of Standards and Test
ing(NIST)により供給された物理的標準物に対して比較されているガラ
スサンプルに基いた。表2および3において、TFORMは、ホウケイ酸ガラス標準
物であるNIST 717Aの使用に基いて報告されている。本明細書において
は用いられないが、ソーダ石灰ガラス標準物であるNIST 714は、形成温
度のより正確な測定を提供すると考えられる。NIST 714標準参照物に基
く、表2に示される実施例の形成温度(従ってΔT)は、NIST 717A参
照基準に基づいて報告された形成温度よりも20°F〜25°F(11℃〜16
℃)高いことが予期される。液相温度は、参照標準物の選択によって影響を受け
ることはない。
【0023】
【表2】 表2を参照すれば、例えば、2重量%までのB23の添加は、一般に液相温度
を低下することが理解され得る。さらに、実施例14〜16は、2.66〜2.
67のSiO2/RO比で、176°Fと210°Fとの間(98℃〜117℃
)のΔTsを有し、そして実施例17〜19は、2.43のSiO2/RO比で
、23°Fと50°Fとの間(13℃〜28℃)のΔTsを有する。
【0024】 上記のように、ガラス繊維形成産業において、ΔTは、ガラス繊維形成操作の
ブッシング領域およびガラス融解炉の停滞領域における融解ガラスの失透を回避
するのに十分な範囲において維持されるべきである。本発明において、ΔTは、
少なくとも65°F(36℃)、好ましくは少なくとも90°F(50℃)、お
よびより好ましくは、少なくとも100°F(56℃)であるべきである。必要
とされる場合、SiO2およびCaOの量は、形成温度を変化させるために、そ
して所望のΔTを提供するために改変され得る。より具体的に、シリカ含量を減
少させ、一方同時に、カルシウム含量を維持するかまたは増加させること(従っ
て、SiO2/RO比を減少させる)は、形成温度を減少させ、従って、ΔTを
減少させる。このタイプの改変は、例えば、ΔTが、実施例14〜16のように
、100°Fよりかなり高く、そしてガラス溶解および形成操作を不利に影響す
ることなく減少され得る場合に、価値がある。逆に、シリカ含量の増加、一方で
、同時に、カルシウム含量を維持するか、または減少させること(従って、Si
2/RO比を増加させる)は、形成温度を増加させ、そして従って、ΔTを増
加させる。このタイプの改変は、例えば、実施例17〜19のように、ΔTが低
すぎ、そして少なくとも100°Fに増加される場合に、価値がある。いずれか
の方向において、シリカおよび/またはカルシウム(およびSiO2/RO比)
の組成調節は、安全な融解形成プロセスの探究を容易にするようであるΔTが得
られるまで可能である。
【0025】 上述をもとにして、本発明の三元ガラス繊維組成物は、55〜63重量%のS
iO2、22〜26重量%のCaO、12〜16重量%のAl23、ならびに好
ましくは、55〜59重量%のSiO2、22〜24重量%のCaO、および1
2〜14重量%のAl23を含むベースガラス組成物を有する。このガラス組成
物はまた、1wt%以下のMgO、および好ましくは、0.6wt%以下のMg
Oを含む。このガラス組成物は、さらに、0.05〜2wt%の少なくとも1つ
の以下の添加物を含み:B23、Li2O、MnOおよび/またはMnO2、そし
て限定されない実施形態において、このガラス組成物は、各々0.05〜2wt
%の2以上のこれらの添加物を含む。本発明の別の制限されない実施形態におい
て、このガラス組成物は、1wt%以下の少なくとも1つのこれらの添加物を含
む。本発明の別の制限されない実施形態において、このガラス組成物は、さらに
、各々0〜2wt%のTiO2、BaO、ZnO、ZrO2、Na2O、K2Oおよ
びSrOを含み、そして好ましくは、各々1wt%以下のこれらの材料を含む。
【0026】 さらに、先に記載した環境問題のために、本発明に限定されないが、このガラ
ス組成物は、好ましくは低フッ素組成物であり、そしてより好ましくはフッ素を
含有しない。
【0027】 さらに、先に記載した所望のΔTをもとにして、本発明の1つの限定されない
実施形態において、本発明のガラス組成物の形成温度は、NIST 717A参
照基準に基づいて、2300°F(1260℃)以下、好ましくは2250°F
(1232℃)以下、およびより好ましくは2220°F(1216℃)以下で
あるべきである。
【0028】 さらに、本発明の1つの限定されない実施形態において、ガラス組成物の液化
温度は、2160°F(1182℃)以下、好ましくは2150°F(1177
℃)以下、およびより好ましくは2140°F(1171℃)以下であるべきで
ある。
【0029】 上記のように、SiO2/RO比は、全体のプロセス温度を低下させる、特に
、形成温度を低下させる目的を達成するために、操作され得るが、一方で、連続
的な繊維処理を容易にするために必要とされるΔTを提供する。本発明において
限定されないが、本発明のガラス繊維組成物は、2.65以下、好ましくは2.
60以下、およびより好ましくは2.55以下のSiO2/RO比を有する。
【0030】 要約すれば、ガラス繊維の連続処理を容易にするように適切に調節されている
ΔTを有する組成物は、複合材の強化材としての非常に可能性のある商業的なユ
ーティリティーである。これらの組成物は、良好な機械的特性および低い誘電率
を提供し、このことは、限定されないが、プリントされた配線板のような適用に
対して特に有利であると考えられる。
【0031】 本発明を特定の実施形態を参照して記載してきたが、当業者に公知である変化
および改変が、特許請求の範囲によって規定されるような本発明の範囲内にあり
得ることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G062 AA05 BB01 DA06 DB04 DC02 DC03 DD01 DE02 DE03 DF01 EA02 EA03 EB01 EB02 EB03 EC01 EC02 EC03 ED01 ED02 EE04 EF01 EF02 EG01 EG02 FA01 FA10 FB01 FB02 FC01 FC02 FC03 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH10 HH12 HH13 HH15 HH17 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM01 NN40

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維組成物であって、該組成物は、以下: SiO2 55〜63重量%; CaO 22〜26重量%; Al23 12〜16重量%; MgO 0〜1重量%; Fe23 0.05〜0.80重量%; Na2O 0〜2重量%; K2O 0〜2重量%; TiO2 0〜2重量%; BaO 0〜2重量%; ZrO2 0〜2重量%;および SrO 0〜2重量%; ならびに、 B23 0.05〜2重量%; Li2O 0.05〜2重量%; ZnO 0.05〜2重量%; MnO 0.05〜2重量%;および MnO2 0.05〜2重量%、からなる群から選択される少なくとも1つの
    材料、を含む、組成物。
  2. 【請求項2】 前記SiO2含有量が55〜59重量%であり、前記CaO
    含有量が22〜24重量%であり、そして前記Al23含有量が12〜14重量
    %である、請求項1に記載のガラス繊維組成物。
  3. 【請求項3】 前記ガラス組成物が、NIST 717A参照基準に基づい
    て、2300°F以下の形成温度、および2160°F以下の液化温度を有する
    、請求項2に記載のガラス繊維組成物。
  4. 【請求項4】 前記ガラス組成物が、2.65以下のROに対するSiO2
    の比、および少なくとも65°FのΔTを有する、請求項3に記載のガラス繊維
    組成物。
  5. 【請求項5】 前記Na2O含有量が1重量%以下であり、前記K2O含有量
    が1重量%以下であり、前記TiO2含有量が1重量%以下であり、前記BaO
    含有量が1重量%以下であり、前記ZrO2含有量が1重量%以下であり、そし
    て前記SrO含有量が1重量%以下である、請求項1に記載のガラス繊維組成物
  6. 【請求項6】 前記B23含有量が1重量%以下であり、前記Li2O含有
    量が1重量%以下であり、前記ZrO含有量が1重量%以下であり、前記MnO
    含有量が1重量%以下であり、そして前記MnO2含有量が1重量%以下である
    、請求項1に記載のガラス繊維組成物。
  7. 【請求項7】 前記MgO含有量が0.60重量%以下である、請求項1に
    記載のガラス繊維組成物。
  8. 【請求項8】 前記ガラス組成物が、本質的にホウ素を含まない、請求項1
    に記載のガラス繊維組成物。
  9. 【請求項9】 前記ガラス組成物が、本質的にフッ素を含まない、請求項1
    に記載のガラス繊維組成物。
  10. 【請求項10】 前記ガラス組成物が、2.65以下のROに対するSiO 2 の比を有する、請求項1に記載のガラス繊維組成物。
  11. 【請求項11】 前記ガラス組成物が、2.60以下のROに対するSiO 2 の比を有する、請求項10に記載のガラス繊維組成物。
  12. 【請求項12】 前記ガラス組成物が、2.55以下のROに対するSiO 2 の比を有する、請求項11に記載のガラス繊維組成物。
  13. 【請求項13】 前記ガラス組成物が、NIST 717A参照基準に基づ
    いて、2300°F以下の形成温度を有する、請求項1に記載のガラス繊維組成
    物。
  14. 【請求項14】 前記ガラス組成物が、NIST 717A参照基準に基づ
    いて、2250°F以下の形成温度を有する、請求項13に記載のガラス繊維組
    成物。
  15. 【請求項15】 前記ガラス組成物が、NIST 717A参照基準に基づ
    いて、2220°F以下の形成温度を有する、請求項14に記載のガラス繊維組
    成物。
  16. 【請求項16】 前記ガラス組成物が、2160°F以下の液化温度を有す
    る、請求項1に記載のガラス繊維組成物。
  17. 【請求項17】 前記ガラス組成物が、2150°F以下の液化温度を有す
    る、請求項16に記載のガラス繊維組成物。
  18. 【請求項18】 前記ガラス組成物が、2140°F以下の液化温度を有す
    る、請求項17に記載のガラス繊維組成物。
  19. 【請求項19】 前記組成物が、少なくとも65°FのΔTを有する、請求
    項1に記載のガラス繊維組成物。
  20. 【請求項20】 前記組成物が、少なくとも90°FのΔTを有する、請求
    項19に記載のガラス繊維組成物。
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