JP2003504459A - 導電性ポリアニリン膜のドーパントとしてのスルホン酸及びホスホン酸の用途及びポリアニリンをベースにした導電性複合材料 - Google Patents
導電性ポリアニリン膜のドーパントとしてのスルホン酸及びホスホン酸の用途及びポリアニリンをベースにした導電性複合材料Info
- Publication number
- JP2003504459A JP2003504459A JP2001509048A JP2001509048A JP2003504459A JP 2003504459 A JP2003504459 A JP 2003504459A JP 2001509048 A JP2001509048 A JP 2001509048A JP 2001509048 A JP2001509048 A JP 2001509048A JP 2003504459 A JP2003504459 A JP 2003504459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- polyaniline
- equal
- formula
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C309/00—Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
- C07C309/63—Esters of sulfonic acids
- C07C309/72—Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
- C07C309/77—Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton containing carboxyl groups bound to the carbon skeleton
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2913—Rod, strand, filament or fiber
- Y10T428/2922—Nonlinear [e.g., crimped, coiled, etc.]
- Y10T428/2924—Composite
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2982—Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
- Y10T428/2991—Coated
- Y10T428/2998—Coated including synthetic resin or polymer
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
Description
及びホスホン酸の用途に関する。 より厳密には、適切な基板に形成される薄膜の形態、又は自立性(self-suppor
ting)膜の形態のいずれにも使用できる、良好な機械特性を有する高導電性ポリ
アニリン膜の製造に関する。 また、ポリアニリンと絶縁性ポリマーを含む導電性複合材料の製造に関する。 これらのポリアニリン膜及びポリアニリンベースの膜は、電磁気遮蔽用に、静
電気防止物質として、又はオプトエレクトロニクス装置の半透明電極として使用
することもできる。
を注いで溶媒を蒸発させることにより調製される。伝導膜を得るためには、ポリ
アニリンが導電性であることが必要である。しかし、ポリアニリンは一般には導
電性ではない塩基性形態で得られ、よってこの塩基性形態を、膜の調製前又は膜
の製造後の何れかで導電性のプロトン化形態に転換することが必要である。 この転換は、適切なドーパント、一般的には酸を使用し、ポリアニリンにプロ
トン化反応を生じさせることよりなされる。 膜を作製した後にポリアニリンをプロトン化することは複雑であり、工業的見
地からはほとんど許容できるものではない。さらに、プロトン化が固体状態で行
われるため、この場合に均質な製品を得ることは困難である。
解性で、溶解が非常に困難なポリマーであるという事実にある。 文献[1]:Synthetic Metals, 21, 1987, pp.21-30では、エメラルジン(暗緑
色染料)形態のポリアニリンと共に酢酸を使用し、溶媒を蒸発させることで、ポ
リアニリン膜の形成ができるプロトン化ポリアニリン溶液を調製することが示さ
れている。 しかし、これらの溶液から得られた膜はかろうじて導電性がある程度(2S/
cmで0.5)であり、機械的特性も貧しかった。さらに、それらは、ポリマー
の導電率に急激な低下をもたらす脱プロトン化に対する耐性が不十分であった。
ジエステル類を使用し、エメラルジン形態のポリアニリンをプロトン化し、導電
性ポリアニリン膜を調製する目的で種々の溶媒、例えばトルエン、クロロホルム
及びテトラヒドロフラン(THF)に溶解させることが示されている。この場合に
は、プロトン化剤は同時に可塑剤として作用し、よって膜形態又は複合材料の形
態でのポリアニリンの使用を容易にする。 参考文献[3]:Synthetic Metals, 48, 1992, pp.91-97では、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸からなる他のポリアニリンプロトン化剤の使用が示されている。既
に記載されているように、このプロトン化剤を使用すると、膜形態のポリアニリ
ンの使用が容易になる。参考文献[2]及び[3]に従って得られた膜は、脱プロト
ン化に対してより耐性があるが、機械的特性は並であり、導電率も平均的なもの
であった。
714では、ポリアニリン用のドーパントとして、5-スルホイソフタル酸のジ(n-
アミル)、ジ(n-デシル)、ジ(ブトキシ-2-エチル)及びジ[2-(ブトキシ-2-エ
トキシル)エチル]ジエステル類、及びこの5-スルホイソフタル酸のロカノール(
rocanol)エステル類の使用が示されている。しかし、クロロホルム溶液から得ら
れたこれらのエステル類がドープされたポリアニリン膜は、3・10−3S/c
mのオーダーと、かなり不十分な導電率しか有さない。 ポリアニリンと、ドーパントとしてショウノウスルホン酸を、そして溶媒とし
てメタクレゾールを含有する溶液を蒸発させることにより、例えば300S/c
mを越える高い導電率を有する膜を得ることが可能であり、これはJ. Chem. Phy
s., 103, 22, 1995, pp.9855-9863[5]に記載されている。 興味のあるこの解決法では、膜が毒性物質である残留メタ-クレゾールを12
〜14重量%も含有するという欠点を有する。他のドーパントと溶媒系、例えば
参考文献[6]:Polymer Preprints, 36, 1995, pp.396-397に記載された4-エチ
ルベンゼンスルホン酸-ヘキサフルオロプロパノール系により高導電性膜が得ら
れるが、工業的規模でこのフッ素含有アルコールを使用することは、その毒性と
高コストのために不可能である。
系:2-アクリルアミド-2-メチル-1-プロパンスルホン酸-ジクロロ酢酸の使用
が記載されており、これにより高導電率を得ることができる。しかしながら、得
られた膜は機械的特性が低かった。 よって、工業的規模での使用が許容される上述した系のいずれも、高導電率と
強い機械的特性、特に良好な可撓性の双方を持つポリアニリン膜を同時に得るた
めに使用することができなかった。
リアニリンの混合物から導電性複合材料を得ることについても問題が提起されて
いる。 参考文献[8]:Physical Review B, 50, 1994, pp.13931-13941、及び参考文
献[9]:国際公開第98/05040号には、導電性ポリアニリンが分散させられたポリ
マーホストマトリックスを含み、1%未満と極めて低い滲出閾値(percolation t
hresholds)を有する導電性複合体の製造が記載されている。 滲出閾値は、巨視的なスケールで物質を導電性にする伝導相の最小体積含有率
として定義することができる。 この滲出閾値は次の式: σ(f)=c(f−fc)t を使用して定量でき、ここで、 − σは導電率を表し、 − cは定数であり、 − tは臨界指数であり、 − fは伝導相の体積含有率を表し、 − fcは滲出閾値における伝導相のフラクションである。
常に低いために、複合体の機械的特性にはそれほど大きな影響を持たないであろ
うと考えられる。 しかしながら、非常に低い滲出閾値を有する系においてさえ、複合体の機械的
特性がポリアニリン伝導相の存在により劣化することが見出されている。従って
、このような複合体におけるポリアニリンの機械的特性を改善することには多大
な関心がある。
にあり、それにより、これらの薬剤をドープしたポリアニリン膜の機械的特性を
改善することができる。これらの新規なドーピング剤は可塑剤及びプロトン化剤
の双方として作用する。それらは高導電率レベルを可能にし、約200〜300
S/cmの金属タイプまで得ることができ、滲出閾値の領域とそれを越える領域
においてポリアニリン膜と絶縁性ポリマーを有するポリアニリンベースの導電性
複合体の機械的特性の改善を両立させる。 よって、本発明の主題は、有機溶媒に、塩基性エメラルジン形態のポリアニリ
ン、及び次の式: [上式中: − R1は-SO3H又はPO3H2を表し、 − R2は直鎖状又は分枝状のアルキル基であり、mは1又は2に等しく、又は
− R2は次の式: を有する基であり、 ここでR1は上述したものであり、nは1〜16の範囲の自然数であり、mは
1に等しい]を満たし、5-スルホイソフタル酸のジ(n-アミル)、ジ(n-デシル)
、ジ(ブトキシ-2-エチル)及びジ[2-(ブトキシ-2-エトキシ)エチル]エステル
類、及びこの5-スルホイソフタル酸とロカノールとのエステル類を除く、スル
ホン酸又はホスホン酸の形態のドーパントが入った溶液から作製されるポリアニ
リン膜の製造のための組成物にある。
1に等しい] を満たすスルホン酸又はホスホン酸からなるドーパント、 − 絶縁性ポリマー、及び − 絶縁性ポリマーのための可塑剤、 を含有する導電性複合材料の製造のための組成物に関する。
で、可塑剤として作用する疎水性基を形成するような、好ましくは4〜12の炭
素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基である。 使用可能な基の例としては、2-エチル-ヘキシル基が挙げられる。 mが2に等しい場合、これらのホスホン酸又はスルホン酸は、-SO3H又は-
PO3H2型の酸基で官能化されたフタル酸、イソフタル酸及びテレフタル酸の
エステル類に相当する。 mが1に等しい場合、それらは上述した酸基により芳香環が官能化したベンゾ
アート、又は次の式: を満たし、酸基により官能化したジベンゾアートである。
用してこれらの酸をエステル化することにより調製してもよく、ここでR2は上
述したものである。 この方法の出発物質として使用される式(IV)の酸は市販されているものであ
るか、フタル酸又は安息香酸のスルホン化又はホスホリル化により調製してもよ
い。
酸は、R2が式(II)の基である対応するR2OHのアルコールと式(IV)の酸
とのエステル化による同じ方法で、又はm=1である式(IV)の2分子と、HO
-(CH2)n-OH型のジオールとの縮合により調製してよい。 上述したスルホン酸とホスホン酸は、SO3H又はPO3H2基のためにプロ
トン化剤として、そして可塑剤として、次の基: の存在により溶解剤として良好な特性を有する。 よって、それらをポリアニリン膜の製造のための組成物に使用することができ
る。
に溶媒を蒸発させることにより組成物から得られる膜又は付着物の可撓性を改善
することである。 この組成物に使用されるポリアニリンは、塩基性エメラルジン形態である。そ
れは一般的な酸化重合により、又は酵素的重合により、又は電気化学的重合等の
他の方法により調製することができる。塩基性エメラルジンは次の式: [y=0.5] を満たす。 本発明においては、ポリアニリンとはアニリンの重合により得られたポリアニ
リンのみでなく、環又は窒素に置換されたアニリンから得られたポリアニリンも
意味する。
注液及び蒸発後に、ポリアニリン膜のマトリックスに残存する傾向を持たず、非
毒性で安価な溶媒が好ましい。 よって、溶媒として好ましくは、次の式: [R3、R4及びR5は同一でも異なっていてもよく、H又はF、Cl及びBr
から選択されるハロゲンを表し、R3、R4及びR5の少なくとも1つはハロゲ
ン原子を表し、pは0.1又は2に等しい] のカルボン酸のハロゲン化誘導体が使用される。 式(V)を満たす誘導体が2又は3のハロゲン原子を含む場合、該ハロゲン原子
は明らかに異なっていてもよい。
ロ酢酸、クロロジフルオロ酢酸、2-クロロプロピオン酸、2-ブロモ酪酸及び2
,2-ジクロロ-プロピオン酸を挙げることができる。 導電性ポリアニリン膜の製造のための本発明の組成物において、溶液中のポリ
アニリン及びドーパントの含有量は、塩基性エメラルジン形態のポリアニリンに
対するドーパントのモル比が0.4〜0.6の範囲にあるようなものである。 この比は、90.5gである、エメラルジンのモノマーモチーフに対応する塩
基性エメラルジンのモル質量に基づいて算出される。溶液中のポリアニリン含有
量は、一般的に0.1〜1重量%の範囲にある 高濃度で使用される場合は、溶液の貯蔵時間をゲル化の回避のために短くしな
ければならない。
を蒸発させる。担体をその場所に残しておいてもよいし、又は担体から分離する
ことにより自立性膜を作製してもよい。
の生産のために使用した組成物で引用したものと同一である。 また、溶液中のポリアニリン及びドーパントの濃度は同じ範囲内にある。 この組成物において、官能化ドーパントの役割は機械的特性、特に可撓性を改
善することだけでなく、ポリアニリンと絶縁性ポリマーを含む複合材料の滲出閾
値を低下させることである。
ポリスチレン、又はポリメチルメタクリラート、セルロースポリマー、ポリ塩化
ビニル、ポリカーボネート、ポリエステル及びポリウレタンを列挙することがで
きる。 この組成物において、絶縁性ポリマーのための可塑剤も使用される。フタル酸
のジエステル類、ジカルボン酸のジエステル類、又はリン酸のトリエステル類等
の従来の可塑剤を使用してよい。 これらの可塑剤を選択することにより、複合材料の滲出閾値をさらに低下させ
ることができる。 組成物の可塑剤と絶縁性ポリマーの含有量は、複合材料に満足のいく導電率が
得られるように選択される。
、同じ溶媒に絶縁性ポリマーと可塑剤が入った第2の溶液とを混合することによ
り調製される。 第1の溶液中のポリアニリンとドーパントの濃度は一般的に0.1〜1重量%
である。 第2の溶液中の絶縁性ポリマーと可塑剤の濃度は一般的に5〜10重量%であ
り、絶縁性ポリマーの含有量に対する可塑剤含有量の比は、一般的に20〜45
重量%である。 組成物を調製するために、2つの溶液を良好な均一性が得られるまで十分な時
間混合する。 複合材料を調製するために、ついで、前記組成物を注いで膜を形成し、溶媒を
ゆっくりと蒸発させる。 蒸発は、窒素雰囲気下、室温又はより高い温度、例えば25〜40℃で行って
もよい。 一般的に、混合した溶液の量は、溶媒の蒸発後に、 a)0.06〜10重量%のポリアニリンとドーパント、 b)55〜99.9重量%の絶縁性ポリマー、及び c)44.94重量%までの絶縁性ポリマーのための可塑剤、 を含む複合材料が得られるような量である。 本発明の他の特徴と利点は、添付図を参照して、明らかに例証のためのもので
あり、よって限定するものではない次の実施例を読むことにより、さらに明らか
になるであろう。
めのドーパントとしての、1,2-ベンゼン-ジカルボキシル-4-スルホン酸のジ-
2-ヘキシルエステル、すなわち式(III)のスルホン酸の使用を例証するもの
である。 実施例1 この実施例では、本発明に係る高導電率で自立性の優れた機械的特性、特に可
撓性を有するポリアニリン膜を調製する。使用するドーパント剤は1,2-ベンゼ
ン-ジカルボキシル-4-スルホン酸のジ-2-ヘキシルエステル、すなわち式(II
I)のスルホン酸である。 このドーパントを用いることで、塩基性エメラルジンポリアニリンを導電性に
することができる。
P.M. Beadle, Y.F. Nicolau, E. Bank, P. Rannou及びD. Djuradoにより記載さ
れた方法の修正バージョンに従って調製する。反応は−27℃で行った。 最初に、アニリン溶液を水-アルコール-HCl及びLiClの混合物中で調製
する。正確な組成は次の通りである:10ml(0.1097mol)のアニリン
、85mlの3M HCl溶液、95mlのエタノール、及び16gのLiCl
。この溶液に、予め−27℃に冷却しておいたオキシダントを含む溶液を添加す
る。その組成は次の通りである:6.25g(0.0274mol)の過硫酸アン
モニウム、60mlの2M HCl溶液、及び8gのLiCl。温度と溶液電位
を永続的に測定しつつ、反応を行う。約2時間後、ポリアニリンの酸化状態をよ
り良好に制御するために、3.64g(0.0183mol)のFeCl2、5g
のLiCl及び50mlの2M HClからなる還元溶液を添加する。さらに1
時間後、遠心分離又は濾過により沈殿したポリマーを分離して反応を停止する。
沈殿物を蒸留水で、ついでメタノールで数回洗浄し、最後に一定量が得られるま
で乾燥させる。次に、このようにして得られたエメラルジン塩を、0.3MのN
H3水溶液2リットルで48時間処理することにより塩基性エメラルジンに転換
する。ついで、塩基性エメラルジンを5〜6リットルの蒸留水、次に2リットル
のメタノールですすぎ、一定量が得られるまで乾燥させる。 次の工程において、低分子量のフラクションをSoxhlet装置を使用し、連続的
にメタノールとクロロホルムにより強制的に除去する。98%硫酸中に0.1重
量%の溶液として得られた塩基性エメラルジンの固有の粘度は2.25dl/g
である。
の調製 50重量%の水溶液の形態の4-スルホフタル酸を6.3g(25.6mmol
)、10g(76.8mmol)の2-エチル-1-ヘキサノールと、窒素流下、室温
で混合する。混合物の温度を110〜120℃に上昇させる。反応をこの温度で
2〜3時間続け、反応中に生成した水を蒸留により絶えず除去する。ついで反応
混合物を1M HClの水溶液に注ぐ。5〜10分後、混合物が2相に分離する
。有機相を収集し、1M HClの水溶液で3回洗浄する。次に生成物をエーテ
ル抽出する。エーテル及び揮発性不純物を蒸発させた後、生成物をMgSO4で
乾燥させる。最後に、生成物を元素分析、IR分光法、質量分光法及び陽子NM
Rで同定し、特徴付けする。
ル-4-スルホン酸のジ-2-ヘキシルエステル(DEHEPSA)及び48mlのジクロロ
酢酸(DCAA)と混合する。UV-Vis-NIRスペクトルにさらなる変化が生じな
くなるまで、混合物を4〜5日、室温で激しく振とうする。生成した溶液を0.
45μmのマイクロフィルターで濾過する。この溶液を注いで、窒素流下、40
℃で蒸発させることにより膜を生成する。得られた膜を水ですすぎ、50℃で真
空乾燥させる。膜は優れた可撓性を有していた:それは何ら劣化することなく数
回折り曲げることができる。元素分析により、膜は何の溶媒も含有してないこと
が示された。4点接触法により測定したその導電率は、典型的には室温で100
〜200S/cmである。
溶媒としてm-クレゾール(MC)を使用する従来技術(参考文献[5])に従い得ら
れた膜PANI(CSA)0.5/MCと、PANI(DEHEPSA)0.5/DCAAと称されるこの実
施例で得られた膜の、温度(K)に対する換算導電率の変動を示す。 換算導電率は最大導電率で割った導電率であり、試験したPANI(DEHEPSA)0.
5/DCAA試料では100S/cm、PANI(CSA)0.5/MC試料では250S/
cmであった。 双方の場合において、高温で金属特性を示し:温度が上昇すると導電率が低下
した。また、最大値が存在する温度Tmaxは、従来技術の膜PANI(CSA)0.5/M
Cの260Kよりも、PANI(DEHEPSA)0.5/DCAAは低い(200K)ことが示さ
れている。 よって、本発明のポリアニリン膜の導電率は金属型である。
力を測定する試験で得られた、PANI(DEHEPSA)0.5/DCAAとPANI(CSA)0.5/
MC膜の応力(MPa)/ひずみ(%としての△L/L)曲線を示す。 本発明のPANI(DEHEPSA)0.5/DCAA膜では、伸長から破壊までに10を越え
るファクターが得られ、こえは、膜がより柔軟であることを証明している。
シル-4-スルホン酸のジ-2-ヘキシルエステルの代わりに、ドーピング剤として
ショウノウスルホン酸を使用したことを除き、実施例1と同じ操作態様で溶液を
調製する。同じオーダーの導電率を有する膜が得られたが、その機械的特性はは
っきりと乏しかった。特に、曲げることで破損した。
実施例1と同じ操作態様で溶液を調製する。ほぼ同じ導電率を有する膜が得られ
たが、何度もポンピングを施した後でさえ、膜には10〜15重量%の溶媒が残
存していた。残留m-クレゾールは膜の不快な臭いの原因である。さらに、溶媒
がゆっくりと放出されるために、膜の機械的及び電気的特性が経時的に変化する
。
は実施例1と同じ操作態様に従い、1,2-ベンゼン-ジカルボキシル-4-スルホ
ン酸のジ-2-ヘキシルエステルでドープされている。しかし、ジクロロ酢酸はク
ロロジフルオロ酢酸と換えた。注いだ後、標準的な4点法を使用して測定した導
電率が100S/cmである柔軟な膜が得られた。
本発明に従ってポリアニリンベースの導電性複合体膜を調製する。実施例1と同
じ操作態様に従い、塩基性エメラルジンポリアニリン及びドーピング剤を調製す
る。 a)ジクロロ酢酸にポリメチルメタクリラートと可塑剤が入った溶液の調製 5mlの溶液を、1gのポリメチルメタクリラートと、0.35gのジブチル
フタラートをジクロロ酢酸と激しく振とうして混合することにより調製する。 b)導電性複合材料の調製 0.5mlのポリメチルメタクリラートと可塑剤の溶液を、2.14mgの塩
基性エメラルジンと5.56mgの1,2-ベンゼン-ジカルボキシル-4-スルホ
ン酸のジ-2-ヘキシルエステルを含む0.683mlのジクロロ酢酸溶液と、ジ
クロロ酢酸中で混合する。混合物を激しく振とうすることにより均質にする。 膜を40℃でジクロロ酢酸をゆっくりと蒸発させることにより、この混合物か
ら注いだ。乾燥膜の塩基性エメラルジンの含有量は1.5重量%である。 標準的な4点法を使用して測定した得られた膜の導電率は0.55S/cmで
ある。
様に従い、同じ溶液から複合材料を調製する。1.5重量%の塩基性エメラルジ
ンを含有する、得られた膜の導電率は0.05S/cmであり、すなわち大きさ
は実施例3で得られた値よりも小さかった。
Synthetic Metals, 95, 1998, pp.29-45
リアニリン膜PANI(CSA)0.5/MCの、温度(K)に対する換算導電率の変動を示
す。
リアニリン膜PANI(CSA)0.5/MCの、応力/ひずみ曲線を示す。
Claims (19)
- 【請求項1】 有機溶媒に、塩基性エメラルジン形態のポリアニリン、及び
次の式: [上式中: − R1は-SO3H又はPO3H2を表し、 − R2は直鎖状又は分枝状のアルキル基であり、mは1又は2に等しく、又は
− R2は次の式: を有する基であり、 ここでR1は上述したものであり、nは1〜16の範囲の自然数であり、mは
1に等しい]を満たし、5-スルホイソフタル酸のジ(n-アミル)、ジ(n-デシル)
、ジ(ブトキシ-2-エチル)及びジ[2-(ブトキシ-2-エトキシ)エチル]エステル
類、及び5-スルホイソフタル酸とロカノールとのエステル類を除くスルホン酸
又はホスホン酸の形態のドーパントが入った溶液から作製される、ポリアニリン
膜の製造のための組成物。 - 【請求項2】 − 有機溶媒、 − 塩基性エメラルジン形態のポリアニリン、 − 次の式: [上式中: − R1は-SO3H又はPO3H2を表し、 − R2は直鎖状又は分枝状のアルキル基であり、mは1又は2に等しく、 − R2は次の式: を有する基であり、 ここでR1は上述したものであり、nは1〜16の範囲の自然数であり、mは
1に等しい] を満たすスルホン酸又はホスホン酸からなるドーパント、 − 絶縁性ポリマー、及び − 絶縁性ポリマーのための可塑剤、 を含有する導電性複合材料の製造のための組成物。 - 【請求項3】 溶媒が、次の式: [上式中、R3、R4及びR5は同一でも異なっていてもよく、H又はF、Cl
及びBrから選択されるハロゲンを表し、R3、R4及びR5の少なくとも1つ
はハロゲン原子を表し、pは0.1又は2に等しい] を有するカルボン酸のハロゲン化誘導体である請求項1又は2に記載の組成物。 - 【請求項4】 溶媒が、ジクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、ジフルオロ酢酸
、クロロジフルオロ酢酸、2-クロロプロピオン酸、2-ブロモ酪酸及び2,2-ジ
クロロプロピオン酸から選択される請求項3に記載の組成物。 - 【請求項5】 スルホン酸又はホスホン酸が、mが2に等しい式(I)を満た
すものである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項6】 スルホン酸又はホスホン酸が、mが1に等しい式(I)を満た
すものである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項7】 スルホン酸が、次の式: を満たすものである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
- 【請求項8】 溶媒がジクロロ酢酸である請求項7に記載の組成物。
- 【請求項9】 溶液中のポリアニリン及びドーパントの含有量が、塩基性エ
メラルジン形態のポリアニリンに対するドーパントのモル比が0.4〜0.6の
範囲にあるようなものである請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項10】 溶液中のポリアニリン含有量が0.1〜1重量%である請
求項1ないし9のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項11】 絶縁性ポリマーが、ポリスチレン、ポリメチルメタクリラ
ート、セルロースポリマー、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエステル
及びポリウレタンから選択される請求項2ないし10のいずれか1項に記載の組
成物。 - 【請求項12】 可塑剤がフタル酸のジエステル類、ジカルボン酸のジエス
テル類、又はリン酸のトリエステル類から選択される請求項2ないし11のいず
れか1項に記載の組成物。 - 【請求項13】 ポリアニリンを含む導電性複合材料を製造する方法におい
て、次の工程: − 請求項2ないし12のいずれか1項に記載の組成物を調製し、 − 溶媒を蒸発させることにより上記組成物から導電性複合材料を形成する、 ことを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項14】 組成物が、溶媒にポリアニリンとドーパントが入った第1
の溶液と、同じ溶媒に絶縁性ポリマーと可塑剤が入った第2の溶液とを混合する
ことにより調製されることを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 次の式: [上式中: − R1は-SO3H又はPO3H2を表し、 − R2は直鎖状又は分枝状のアルキル基であり、mは1又は2に等しく、又は
− R2は次の式: を有する基であり、 ここでR1は上述したものであり、nは1〜16の範囲の自然数であり、mは
1に等しい]を満たすスルホン酸又はホスホン酸でドープされた導電性ポリアニ
リンが分布した絶縁性ポリマーのマトリックスと該絶縁性ポリマーのための可塑
剤とを含む導電性複合材料。 - 【請求項16】 絶縁性ポリマーがポリメチルメタクリラートである請求項
15に記載の複合材料。 - 【請求項17】 a)0.06〜10重量%のポリアニリンとドーパント、
b)55〜99.9重量%の絶縁性ポリマー、及び c)44.94重量%までの絶縁性ポリマーのための可塑剤、 を含有する請求項15又は16に記載の複合材料。 - 【請求項18】 次の式: [上式中: − R1は-SO3H又はPO3H2を表し、 − R2は直鎖状又は分枝状のアルキル基であり、mは1又は2に等しく、又は
− R2は次の式: を有する基であり、 ここでR1は上述したものであり、nは1〜16の範囲の自然数であり、mは
1に等しい]を満たし、5-スルホイソフタル酸のジ(n-アミル)、ジ(n-デシル)
、ジ(ブトキシ-2-エチル)及びジ[2-(ブトキシ-2-エトキシル)エチル]エステ
ル類、及び5-スルホイソフタル酸とロカノールとのエステル類を除くスルホン
酸又はホスホン酸でドープされたポリアニリン膜。 - 【請求項19】 次の式: のスルホン酸でドープされた請求項18に記載のポリアニリン膜。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9909088A FR2796379B1 (fr) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | Acides sulfoniques et phosphoniques et leur utilisation comme dopants pour la fabrication de films conducteurs de polyaniline et pour la fabrication de materiaux composites conducteurs a base de polyaniline |
FR99/09088 | 1999-07-13 | ||
PCT/FR2000/002017 WO2001004910A1 (fr) | 1999-07-13 | 2000-07-12 | Utilisation d'acides sulfoniques et phosphoniques comme dopants de films conducteurs de polyaniline et de materiaux composites conducteurs a base de polyaniline |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003504459A true JP2003504459A (ja) | 2003-02-04 |
JP2003504459A5 JP2003504459A5 (ja) | 2011-04-14 |
Family
ID=9548055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001509048A Pending JP2003504459A (ja) | 1999-07-13 | 2000-07-12 | 導電性ポリアニリン膜のドーパントとしてのスルホン酸及びホスホン酸の用途及びポリアニリンをベースにした導電性複合材料 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7014794B1 (ja) |
EP (1) | EP1194932B1 (ja) |
JP (1) | JP2003504459A (ja) |
DE (1) | DE60010263T2 (ja) |
FR (1) | FR2796379B1 (ja) |
WO (1) | WO2001004910A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2830535B1 (fr) | 2001-10-10 | 2003-12-19 | Commissariat Energie Atomique | Utilisation d'acides sulfoniques, phosphoniques comme dopants de la polyaniline et de materiaux composites conducteurs a base de polyaniline |
EP1688462B1 (en) * | 2003-11-28 | 2011-09-28 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Conductive polyaniline composition, process for producing the same, and molded object thereof |
FR2879347A1 (fr) * | 2004-12-14 | 2006-06-16 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif electronique a deux composants assembles et procede de fabrication d'un tel dispositif |
US9242897B2 (en) * | 2009-05-18 | 2016-01-26 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Aqueous dispersions and methods of making same |
RU2581084C2 (ru) * | 2014-06-26 | 2016-04-10 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Ордена Трудового Красного Знамени Институт нефтехимического синтеза им. А.В. Топчиева Российской академии наук (ИНХС РАН) | Способ получения композитного лака для электропроводящего материала |
US10854352B1 (en) | 2014-10-22 | 2020-12-01 | University Of South Florida | Conducting films and methods for forming them |
CN108164732A (zh) * | 2018-01-24 | 2018-06-15 | 合肥同佑电子科技有限公司 | 一种用于电子元器件的防静电膜材料的制备方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0841321A (ja) * | 1994-08-01 | 1996-02-13 | Toyobo Co Ltd | 有機重合体組成物、これを用いた導電性薄膜および薄膜の製造方法 |
JPH0841322A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-02-13 | Toyobo Co Ltd | 有機重合体組成物、これを用いた導電性薄膜および薄膜の製造方法 |
JPH08295746A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-11-12 | Korea Res Inst Of Chem Technol | ポリアニリンフィルム及びその複合体の製造方法 |
WO1998005040A1 (fr) * | 1996-07-29 | 1998-02-05 | Commissariat A L'energie Atomique | Composition pour la fabrication d'un materiau composite conducteur contenant une polyaniline et materiau composite obtenu a partir de cette composition |
WO1999024991A1 (en) * | 1997-11-07 | 1999-05-20 | Corning Communications Limited | Conductive polymer compositions |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2828326A (en) * | 1956-02-03 | 1958-03-25 | Monsanto Chemicals | Sulfophthalate esters |
US3088956A (en) * | 1961-03-20 | 1963-05-07 | Union Carbide Corp | Acyloxymetallosulfophthalates |
US4500680A (en) * | 1983-11-14 | 1985-02-19 | Ppg Industries, Inc. | Aromatic acid catalysts providing improved humidity resistance |
EP0615973A1 (de) * | 1993-03-19 | 1994-09-21 | Akzo Nobel N.V. | Verfahren zur Herstellung von Alkylglycosiden |
JPH06298788A (ja) | 1993-03-19 | 1994-10-25 | Akzo Nobel Nv | アルキルグリコシドの製造方法 |
US5585038A (en) * | 1993-06-04 | 1996-12-17 | Neste Oy | Conductive plastics material and a method for its preparation |
US5783111A (en) * | 1993-09-03 | 1998-07-21 | Uniax Corporation | Electrically conducting compositions |
JP3518624B2 (ja) * | 1994-09-28 | 2004-04-12 | 東洋紡績株式会社 | 導電性有機重合体組成物を用いる帯電防止剤 |
JP3487370B2 (ja) * | 1994-10-21 | 2004-01-19 | 東洋紡績株式会社 | 水系ポリアニリン組成物及びその製造方法 |
JP3739180B2 (ja) * | 1997-06-06 | 2006-01-25 | 富士写真フイルム株式会社 | 熱現像写真材料 |
US5908898A (en) * | 1998-02-12 | 1999-06-01 | Monsanto Company | Intrinsically conductive polymer blends having a low percolation threshold |
-
1999
- 1999-07-13 FR FR9909088A patent/FR2796379B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-07-12 WO PCT/FR2000/002017 patent/WO2001004910A1/fr active IP Right Grant
- 2000-07-12 US US10/030,584 patent/US7014794B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-12 JP JP2001509048A patent/JP2003504459A/ja active Pending
- 2000-07-12 EP EP20000951662 patent/EP1194932B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-12 DE DE60010263T patent/DE60010263T2/de not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0841321A (ja) * | 1994-08-01 | 1996-02-13 | Toyobo Co Ltd | 有機重合体組成物、これを用いた導電性薄膜および薄膜の製造方法 |
JPH0841322A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-02-13 | Toyobo Co Ltd | 有機重合体組成物、これを用いた導電性薄膜および薄膜の製造方法 |
JPH08295746A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-11-12 | Korea Res Inst Of Chem Technol | ポリアニリンフィルム及びその複合体の製造方法 |
WO1998005040A1 (fr) * | 1996-07-29 | 1998-02-05 | Commissariat A L'energie Atomique | Composition pour la fabrication d'un materiau composite conducteur contenant une polyaniline et materiau composite obtenu a partir de cette composition |
WO1999024991A1 (en) * | 1997-11-07 | 1999-05-20 | Corning Communications Limited | Conductive polymer compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60010263D1 (de) | 2004-06-03 |
DE60010263T2 (de) | 2005-04-28 |
US7014794B1 (en) | 2006-03-21 |
WO2001004910A1 (fr) | 2001-01-18 |
FR2796379A1 (fr) | 2001-01-19 |
EP1194932A1 (fr) | 2002-04-10 |
EP1194932B1 (fr) | 2004-04-28 |
FR2796379B1 (fr) | 2002-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1327645B1 (de) | Test | |
JP4959192B2 (ja) | 導電性ポリアニリン組成物、その製造方法及びそれからなる成形体 | |
US7101495B2 (en) | Use of sulphonic, phosphonic and phosphoric acids as dopants for polyaniline and for conductive polyaniline-based composite materials | |
KR101807325B1 (ko) | 도전성 조성물 | |
JP6069420B2 (ja) | π共役高分子組成物 | |
EP0925319A1 (de) | Triazinpolymere und deren verwendung in elektrolumineszierenden anordnungen | |
WO2016006251A1 (ja) | ポリアニリン複合体組成物の製造方法及びポリアニリン複合体組成物 | |
JP3400404B2 (ja) | 溶融加工または溶液加工可能な高度に導電性のポリアニリンおよびその製造方法並びにpvcおよびevaとこれとのブレンド | |
JP2003504459A (ja) | 導電性ポリアニリン膜のドーパントとしてのスルホン酸及びホスホン酸の用途及びポリアニリンをベースにした導電性複合材料 | |
JP5492413B2 (ja) | 導電性ポリアニリン組成物及びその製造方法 | |
JP4142106B2 (ja) | ポリアニリンを含む導電性複合材料の製造のための組成物及びこの組成物から得られる複合材料 | |
JP2609439B2 (ja) | ポリアニリンフィルム及びその複合体の製造方法 | |
KR100648893B1 (ko) | 전기전도도가 우수한 폴리아닐린 및 그 제조 방법 | |
JP2003504459A5 (ja) | ||
JPH11181094A (ja) | 含フッ素ポリベンゾオキサゾールの製造方法及びその用途 | |
KR102560214B1 (ko) | Cyclopentadithiophene 기반의 유기트랜지스터(organic field-effect transistors OFETs)에 적용 가능한 전도성 고분자 제조방법 | |
TWI512025B (zh) | Conductive composition | |
JP3536546B2 (ja) | 水溶性導電性重合体及びその製造方法 | |
JP2004307479A (ja) | 3,4−アルキレンジオキシチオフェンジオール、その製造方法、その使用、それにより誘導される構造単位を含有する導電性オリゴマーおよびポリマー、そのオリゴマーおよびポリマーの使用、ならびにジオールの製造における中間体 | |
JP2696415B2 (ja) | フィルムの製造法 | |
KR20050110911A (ko) | 접착성이 우수한 전도성 폴리아닐린 혼합액의 제조방법 및이 혼합액을 포함하는 전도성 코팅 용액 | |
JPH05222129A (ja) | 導電性高分子およびその製造方法 | |
JPH05310895A (ja) | 導電性3−アルキル置換ポリピロールの製造方法 | |
JPH10284350A (ja) | 固体電解コンデンサ用固体電解質、その製造方法および固体電解コンデンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070709 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100723 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100824 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20101124 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20101214 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20101224 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110106 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110124 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110131 |
|
A524 | Written submission of copy of amendment under section 19 (pct) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20110223 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110524 |