JP2003502216A - エアバッグ用安全カバー - Google Patents
エアバッグ用安全カバーInfo
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- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R21/2155—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member with complex motion of the cover; Retraction under the lining during opening
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- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、少なくとも一つの支持部(5)と、フォーム層(4)および装飾層(3)とから成り、客室内部のライニングの背後に配置されたエアバッグ用の隠された安全カバーに関する。前記支持部の断面脆弱部(5’)および/または材料分離部(5”)により区切られた領域において、前記支持部および少なくともフォーム層の複数の部分の材料を、エアバッグ(2’)が拡張する前に、エアバッグ拡張の実効領域(7’)から取り除くことができ、かつ客室内部のライニングの背後、例えば捕獲室(8)に運ぶことができるようにする。このために、材料の除去され得る部分は、センサーにより起動され得る牽引装置によって作動される牽引索状片に接続されることが望ましい。
Description
本発明は、請求項1の記述的部分に従う、エアバッグ用安全カバーに関するも
のである。 内部のライニングがフォーム(発泡)層により相互に接続された寸法的に安定
な支持部および装飾層からなる、自動車のインテリアトリムパネル上のエアバッ
グカバーは、従来技術ではしばしば「目視できない」カバーとして設計されてき
た。このカバーでは、支持部および一般的に装飾層も同様に背面側の断面脆弱部
を通して、エアバッグシステムの拡張(膨張)ガスバッグにより爆発的に開放さ
れる一つまたは二つのブレードを有するフラップが設けられている。この従来技
術をより詳しく論じた出版物の中から、ドイツ特許第19646548号につい
て言及することにより、この従来技術の包括的な概念を知ることができる。この
プロセスでは、フラップは乗物の内部に向かって爆発的に開放されるが、そのた
めに人間との衝突の際に、傷害を与える危険性がある。ドイツ特許第19646
548号では、傷害の危険性を軽減するために、ガスバッグが通過する開口がそ
のフラップの形状ではなく、魚の口に似た「両端がとがった楕円形」に設計され
るべきことが、提案されている。しかしながら、支持部の破断エッジもまた同様
に客室に向かってアーチ型に膨らむので、フラップの崩壊に関する傷害の危険性
は明らかに軽減はされるが、完全には除去されない。 この問題を解決するための他の試みは、ヨーロッパ公開特許第867,346
号に引用されている。エアバッグ装置の構成要素の作動部品のセットが、ガスバ
ッグの膨張前に駆動され、カバーのフラップが実質的にエアバッグ装置の外輪郭
の範囲内で移動するように、エアバッグのカバーを起動するようにしている。こ
の公報に開示されている実施例は、牽引カムとリンクガイドを用いて、フラップ
の積極的な誘導を行う起動機構を示している。牽引カムとリンクガイドを含んで
フォーム(発泡)化することは不可能であるために、従来の標準的な支持部と装
飾層を一体とするフォーム化技術においては、そのような解決策はトリムパネル
の一体化生産をより一層困難にすると思われる。ガスバッグおよびカバーの推進
経路が、外部からアクセスが困難な囲まれた空間を予め定めているので、カバー
装置およびエアバッグ装置の取り付けは困難な組立て作業を必要とする。さらに
、開放の動作はエアバッグ装置の膨張の前に起こらなければならず、これはミリ
セコンドの問題であるので、最終的に慣性力がカバーの牽引およびガイドカムに
影響する。ヨーロッパ公開特許第867346号により提案された解決法はまた
、従来使用されていた装置を使用することができず、一体化された駆動装置を有
する特別なエアバッグ装置を必要とする。 本発明の目的は、乗物のインテリアトリムパネルの「目視できない」エアバッ
グのカバーを改良することであり、このエアバッグのカバーは、 支持部と装飾層とを一体にフォーム化することにより、簡潔で信頼性のある生
産を可能にし、 支持部の材料部分が客室内に入ることが無く、それによる傷害の危険性のない
ことを保証し、 従来の設計のエアバッグ装置の使用を可能にして、 高い部品加速度およびその結果としての高い加速力で、信頼性よく機能し続け
るものである。 本発明のこの目的は、請求項1の記述的部分により達成され、請求項2から1
6は本発明の有利な改良を述べている。本発明に従う安全カバーによると、支持
部の断面脆弱部および/または材料分離部により区切られた安全カバーの領域に
おいては、支持部および少なくともフォーム層の数カ所の材料は、ガスバッグが
拡張する前にその実効領域から取り除かれることができ、インテリアトリムパネ
ルの背後に運ばれることができるので、一方では傷害を与えるエッジから乗員が
信頼性よく保護され、他方ではガスバッグの「推進経路」を、ガイドの突起、ハ
ウジングまたはフラップのエッジのような、ガスバッグの膨張を妨害するかまた
は少なくともその機能を損なう部品とは無関係にしておくことができる。 支持層およびフォーム層の少なくとも数カ所の材料部分がガスバッグの実効領
域から取り除かれたときには、装飾領域はガスバッグの開口をまだ覆っている。
ここでは「装飾層」という用語は、予めモールドされた熱硬化のフォイル(箔)
および焼き付けたスラッシュスキン(塗布皮膜)のような、従来技術では標準的
な全ての材料を意味している。これらの装飾フォイルは、特にそれらが貫通領域
に断面脆弱部を有している場合には、ガスバッグにより容易に突き破られ得る。
そのような断面脆弱部を、装飾層の背面側に刻み目を構成することにより機械的
に作製することができるが、増加する程度まで、レーザービームにより開けられ
たマイクロパーフォレーション(極小の孔)であってもよい。断面脆弱部は任意
の予め定められた型式であってよいので、装飾層の破砕特性および同様にガスバ
ッグの展開特性がそれに影響される。装飾層は標準的な作動条件で乗員に対する
傷害の危険性が無く、ガスバッグを損傷する危険性もないように、まず、第一に
、小さい質量を有し、第二にソフトでしなやかな材料で構成されている。 拡張するガスバッグの実効領域から支持部の材料を取り除くことは、支持部の
その部分が、その背面で、ほぼその全巾に亘って、対応する巾の牽引索状片にし
っかり接続されていることで有利に達成され、この牽引索状片は、 予め定められた破砕領域である断面脆弱部に平行で、特に、支持部とはほぼ直交
する方向に向かう牽引力に係合し、この力は、運転状況センサーによりリリース
され得る牽引装置により印加される。破砕領域を平坦に取り付けることは、移動
されるべき質量を極小化すると同時に、力の導入を最適にする利点を有しており
、それによって、高い加速度の場合にもその構成能力が保証された状態で機能す
るように保持する。牽引索状片は、それが支持部の面にほぼ垂直(通常表面の方
向)に係合するように、簡単な方法によってガイドされ、それによって断面脆弱
部に沿って高い信頼性の破砕が実行され、少なくとも牽引索状片が、例えば、リ
ンクガイド内にカムフォロアを保持する一層大きな力を導入することができる。
牽引索状片は、望ましくは平らに糊付けされ、支持部の対応する領域に接続され
ている。力が導入される領域における、接着の際に生じる引き剥がしの張力は、
例えば一列のリベット等の追加の手段により、吸収され得る。 追加の構成手段が提供されていない場合、支持部の破砕部分の装飾層からの分
離は、支持部/フォーム層/装飾層で構成されたシステム内で最も低い材料強度
を有するフォーム層で生じる。フォーム層の破砕は制御できない方法で発生する
ので、フォーム層の一部分は装飾層の上に残り、ガスバッグと共に客室に達する
可能性がある。これは、エアバッグ領域の客室から見える側とは反対側で、少な
くとも部分的に接着力を弱めたコーティングを施した装飾層により防止すること
ができフォーム層を装飾層から容易に切り離されるようにする。可能な別の対策
は、牽引索状片をフォーム層に延長することからなり、このデザインは材料分離
部が破砕領域の一方の側を区切っている場合には、例えば構造的な困難を生じる
ことはない。ここで、フォーム層の中に延びる牽引索状片の領域は、便宜上装飾
層の真下を通っている。以下の2種類の作動モードが可能である。 1.フォーム層の牽引索状片の領域は、フォーム層の破砕領域を定義する(脆
弱点機能)。 2.フォーム層の牽引索状片の領域は、装飾層の背面側に確実に接続されてい
る(装飾層を破砕するための機能)。 第2の場合には、支持部の断面脆弱部に対応する周囲断面脆弱化部分を装飾層
が同様に有していることが望ましく、その場合装飾層は支持部の破砕部分(およ
びフォーム層)と共に、インテリアトリムパネルの背後に運ばれる。ここでもま
た、牽引索状片は装飾層に大きな力を伝達することができ、こうして信頼性よく
破砕して開口されることができるようになる。 牽引装置は直線的に作動することができるが、それはまたベルト緊張機と同様
の作動をする巻き取り装置であってもよい。ここで、牽引索状片の利用は、組み
込み場所のスペースの最適使用が可能なように、牽引装置が歪んでもよいように
許容する。この場合、エアバッグを起動する駆動センサーがまた牽引索状片をリ
リースするために用いられることができるので、火炎式の駆動が望ましいが、ま
たは、少なくともその他の作動機構(例えば油圧駆動のステップピストンのよう
に電気、油圧、機械により作動する)が使用される。牽引索状片の火炎式駆動の
場合は、エアバッグ装置の火炎式の圧力発生機はまた、推進経路を露出するため
にも用いられることができる。ここで、エアバッグの遅延したリリースは、それ
自体は既知の方法である電子的な信号の遅延により簡単に実現されることができ
る。しかしながらこの解決策の場合、特別にデザインされた火炎式の圧力発生器
が必要になる。あるエアバッグモジュール(組立体)が標準的な構成方法で適用
された場合、牽引装置とエアバッグモジュールが個別の駆動装置を有することは
、好都合である。この解決策の場合もまた、火炎式駆動装置の使用には利点があ
る。牽引索状片の柔軟性に関連する、分離されたエアバッグアセンブリーの別の
利点は、エアバッグ領域でのスペースの利用が最適化され得ることであり、それ
が同時に組立ての容易性を改善する。スペースの利用と組立ての容易化に関して
は、安全カバーの材料部分が制御されない方法で客室に到達することがないよう
にするため、安全カバーが支持部の破砕領域およびフォーム層の分離された材料
用の、少なくとも一つの捕獲室を有している場合もまた同様に好都合である。 さらに捕獲室は、機能的な信頼性をさらに高めるために、ローラーとして構成
された牽引索状片用のガイドエッジを有することができる。支持部の破砕領域が
破断エッジの線と平行に配置された複数の断面脆弱部を有する場合には、このガ
イドエッジは同じ目的を達成することができる。この方法により本来は剛い支持
部の破砕領域は、捕獲室に向かって引き込まれる方向に指向する、柔軟性を備え
ることができる。 装飾層は一般的に柔軟で、かつ質量が小さくなるように作られ、乗員へのあら
ゆる危険性を示さない。 しかしながら、安全装置の場合、例えば装飾層については異常なまでに低い温
度での動作のような、尋常ではない作動状況が同様に考慮されなければならない
。その場合、装飾層の材料によっては、ガスバッグが装飾層を破砕するときにそ
れによって装飾層が粉々になる結果によって材料の脆化が起こり得る。しかしな
がら客室内における脆くなった破片は、起こりそうもないがその可能性のある動
作状況においてさえ、確実に遮断されなければならない。ガスバッグの実効領域
の装飾層が、低温で脆くならない、例えば天然繊維のような材料で形成された網
状の織物であって、装飾フォイルの断面脆弱部を覆わないようにされた織物にガ
スバッグの背面で接続されている場合には、簡単な方法で起こりうる低温脆化が
補償され得る。極度の低温では、装飾層の破砕を避けることは疑いもなくできな
いが、粉々になった破片は脆くならない網に確実に固定されるので、粉々の破片
が客室内を自由に舞い飛ぶことは防止される。この解決策では、装飾フォイルの
断面脆弱部はエアバッグの貫通領域でその機能を阻害されていないので(なぜな
ら脆弱部は覆われていない)、幾何学的に予定された箇所での装飾層の破砕が保
証されている。しかしながら装飾フォイルはまた、少なくともガスバッグの背面
で平坦な加熱装置を伴った実効領域に接続されることができて、低温のために発
生する材料の脆化は、「加熱で解消」することができる。そのような解決策での
熱の必要は低いもののみなので、こうしてフォーム層は支持部への熱の流れを防
止する。装飾層のそのような局所的加熱は、装飾層の剛性を局部的に低下させる
ために、「通常の」温度でもまた普通に使用することができる。この型式の局所
的加熱は、装飾フォイルのみならず隣接するフォームの薄層をも境界面では最高
温度で加熱するので、フォーム層は境界面で熱的に弱められ、それにより境界層
における装飾層とフォーム層の定義された分離は、安全カバーの必要が生じたと
きに引き起こされる。装飾層の加熱の技術的な具体化は、いかなる問題をも生じ
ることはない。従来技術は、例えば加熱フォイルや加熱導体の埋め込みは装飾層
の背面側に適用されることができる等の、複数の解決策を提供する。 本発明に従う安全カバーは、また、支持部の材料およびフォーム層の材料が複
数の区分された領域に細分化されているようにして、夫々が夫々のインテリアト
リムパネルの背後に運ばれることができて、移動するべき質量が軽減され、問題
となるスペース条件がよりよく考慮され得るという利点を持つ。本発明のアイデ
アの発展させた全ての変形において、追加の費用支出は従来技術と比較して(追
加で必要とされる牽引装置や特別に適合されるエアバッグ装置は当然別にして)
安価であるが、とりわけこれらの部分が一体にフォーム化される前に、全ての追
加の要素が支持部、フォーム層および装飾層の領域で、アクセス性よく適用され
ることができて、既に実績のある生産技術がそのまま採用できるので、フォーム
化による一体化をやりにくくすることはない。 本発明は、図1から図4を参照しつつ以下に詳細に説明される。 図1において参照符号1は、支持部5、フォーム層4および装飾層3よりなる
トリムパネル示す。これらの要素は、従来技術に属する方法で一体にフォーム化
されている。概略的に示されたエアバッグ装置は、ガス発生器2およびガスバッ
グ2’からなる。エアバッグ装置はハウジング7の内部に配置され、このハウジ
ングの上部開口領域7’は拡張するガスバッグ2’の実効領域にほぼ相当する。
支持部5は、カバー領域の一側に形成された断面脆弱部5’を有している。この
カバー領域の他側は、支持部5の材料分離部5”により予め定められている。こ
の材料分離部5”は、それが例えばレーザービームにより作製された場合は、図
示されたような角度にされており、外部からの内向きの圧力に抗してカバー領域
を支持している。牽引ストリップ(牽引索状片)10はその全領域に亘って支持
部に糊付けされており、剥離するような張力に抗して安全リベット6により保護
されている。 予め定められた破断点5’と材料分離部5”との間には、特に、予め定められ
た破断点5’に平行な材料脆弱部12が設けられ、支持部5の破砕領域がより滑
らかにされて捕獲室8の中に良好に入るようにする。捕獲室8はエアバッグ装置
のハウジング7とは独立して、アングルブラケット9により支持部5の背面側に
固定されている。捕獲室の引き込みエッジは、ガイドローラー11として構成さ
れ、このガイドローラーによって牽引索状片10がガイドされて、牽引力が破砕
面にほぼ垂直に印加するように偏向させる。ここでは、この牽引装置は図示され
ていない。そのデザインは、安全カバーの機能動作に影響することはない。図中
での矢印は、牽引の方向を示している。牽引索状片10が矢印の方向に引かれた
場合には、まず、第一に、予め定められた破断点5’が裂け、この破断点5’と
材料分離部5”の間の支持部領域が捕獲室8に向かって牽引される。ここで、フ
ォーム領域は支持部5の破砕部分に接着し続け(材料の切断は材料の「最も弱い
」箇所で発生する)、支持部の破砕された部分と共に捕獲室8内に引き込まれる
。脆弱部12は、支持部5の破砕された部分をより滑らかに引き込み方向にさせ
るので、ローリングエッジ11を経由して捕獲室8に入ることがより容易になる
。その時点では、装飾層3がまだ実効領域7’を覆っている。装飾層は予め形成
された脆弱部3’(それ自体は既知の方法により、切断またはレーザービームを
用いて作製されている)を有しており、ガスバッグ2’の続いて起こる膨張で装
飾層が破砕される。装飾層3の材料脆弱部3’および予め形成された材料分離部
5”は拡大されて、図2に同じ参照符号を付して示されている。 牽引索状片10は、任意の材料で構成され得るが、次の3つの条件のみは満た
さなければならない。柔軟で(ゆるんで)なければならず、又、適切に牽引力を
伝達できなければならない、温度に依存して脆くなったり弱くなったりしてはな
らない。例えば牽引索状片は、安全ベルトに使用されているような材料で構成す
ることができる。 図3は、支持部5の破砕部分が二つの破砕部分に細分化されている具体例を説
明し、細分された牽引索状片10は、領域10’がそれぞれのフォーム層に延伸
されている。ここで容易に破砕されるシール13は、トリムパネルがフォーム化
される際のフォームの不用意な脱落を単に防止する機能を有している。同じ機能
を有する部品は、図2と同じ参照符号が付与されて示されている。 図3の適用例では、牽引索状片は、例えば、格子やメッシュ構造を通してフォ
ーム化されることができるので、好都合である。この方法では、二つの破砕領域
の接合点を巧みに保持することができる。牽引索状片の領域10’は、図4に拡
大して示されているように、予め形成された脆弱部3’が接合領域に配置される
ように、装飾層3に確実に接続されること(ハンダ付け、糊付け)ができる。図
2に従うアセンブリーと同じ基本的な機能(破砕が、まず第一に、予め定められ
た破断点5’で発生する)により、装飾層が次に例えばその領域10’で牽引索
状片10により同様に作動され、次いで装飾層が予め形成された脆弱部3’で、
即ち、ガスバッグ2’で破裂させられるのではなく、破砕する。安全カバーの破
砕領域は、ガスバッグが膨張する前に捕獲室8に残滓を残すことなく引き込まれ
る。 装飾層3からのフォーム層4(図1)またはそれぞれの牽引索状片10のリリ
ースが容易になるように、装飾層3は客室から見える側とは反対側で、予め定め
られた破断点5’と材料分離部5”の間の領域に、少なくとも部分的に接着を弱
められたコーティングを施して、設けられ得る。 図に示された具体例は単に説明のためのものであって、本発明のアイデアの他の
具体例がトリムパネル等に応じて可能でありかつ適切になされる。
のである。 内部のライニングがフォーム(発泡)層により相互に接続された寸法的に安定
な支持部および装飾層からなる、自動車のインテリアトリムパネル上のエアバッ
グカバーは、従来技術ではしばしば「目視できない」カバーとして設計されてき
た。このカバーでは、支持部および一般的に装飾層も同様に背面側の断面脆弱部
を通して、エアバッグシステムの拡張(膨張)ガスバッグにより爆発的に開放さ
れる一つまたは二つのブレードを有するフラップが設けられている。この従来技
術をより詳しく論じた出版物の中から、ドイツ特許第19646548号につい
て言及することにより、この従来技術の包括的な概念を知ることができる。この
プロセスでは、フラップは乗物の内部に向かって爆発的に開放されるが、そのた
めに人間との衝突の際に、傷害を与える危険性がある。ドイツ特許第19646
548号では、傷害の危険性を軽減するために、ガスバッグが通過する開口がそ
のフラップの形状ではなく、魚の口に似た「両端がとがった楕円形」に設計され
るべきことが、提案されている。しかしながら、支持部の破断エッジもまた同様
に客室に向かってアーチ型に膨らむので、フラップの崩壊に関する傷害の危険性
は明らかに軽減はされるが、完全には除去されない。 この問題を解決するための他の試みは、ヨーロッパ公開特許第867,346
号に引用されている。エアバッグ装置の構成要素の作動部品のセットが、ガスバ
ッグの膨張前に駆動され、カバーのフラップが実質的にエアバッグ装置の外輪郭
の範囲内で移動するように、エアバッグのカバーを起動するようにしている。こ
の公報に開示されている実施例は、牽引カムとリンクガイドを用いて、フラップ
の積極的な誘導を行う起動機構を示している。牽引カムとリンクガイドを含んで
フォーム(発泡)化することは不可能であるために、従来の標準的な支持部と装
飾層を一体とするフォーム化技術においては、そのような解決策はトリムパネル
の一体化生産をより一層困難にすると思われる。ガスバッグおよびカバーの推進
経路が、外部からアクセスが困難な囲まれた空間を予め定めているので、カバー
装置およびエアバッグ装置の取り付けは困難な組立て作業を必要とする。さらに
、開放の動作はエアバッグ装置の膨張の前に起こらなければならず、これはミリ
セコンドの問題であるので、最終的に慣性力がカバーの牽引およびガイドカムに
影響する。ヨーロッパ公開特許第867346号により提案された解決法はまた
、従来使用されていた装置を使用することができず、一体化された駆動装置を有
する特別なエアバッグ装置を必要とする。 本発明の目的は、乗物のインテリアトリムパネルの「目視できない」エアバッ
グのカバーを改良することであり、このエアバッグのカバーは、 支持部と装飾層とを一体にフォーム化することにより、簡潔で信頼性のある生
産を可能にし、 支持部の材料部分が客室内に入ることが無く、それによる傷害の危険性のない
ことを保証し、 従来の設計のエアバッグ装置の使用を可能にして、 高い部品加速度およびその結果としての高い加速力で、信頼性よく機能し続け
るものである。 本発明のこの目的は、請求項1の記述的部分により達成され、請求項2から1
6は本発明の有利な改良を述べている。本発明に従う安全カバーによると、支持
部の断面脆弱部および/または材料分離部により区切られた安全カバーの領域に
おいては、支持部および少なくともフォーム層の数カ所の材料は、ガスバッグが
拡張する前にその実効領域から取り除かれることができ、インテリアトリムパネ
ルの背後に運ばれることができるので、一方では傷害を与えるエッジから乗員が
信頼性よく保護され、他方ではガスバッグの「推進経路」を、ガイドの突起、ハ
ウジングまたはフラップのエッジのような、ガスバッグの膨張を妨害するかまた
は少なくともその機能を損なう部品とは無関係にしておくことができる。 支持層およびフォーム層の少なくとも数カ所の材料部分がガスバッグの実効領
域から取り除かれたときには、装飾領域はガスバッグの開口をまだ覆っている。
ここでは「装飾層」という用語は、予めモールドされた熱硬化のフォイル(箔)
および焼き付けたスラッシュスキン(塗布皮膜)のような、従来技術では標準的
な全ての材料を意味している。これらの装飾フォイルは、特にそれらが貫通領域
に断面脆弱部を有している場合には、ガスバッグにより容易に突き破られ得る。
そのような断面脆弱部を、装飾層の背面側に刻み目を構成することにより機械的
に作製することができるが、増加する程度まで、レーザービームにより開けられ
たマイクロパーフォレーション(極小の孔)であってもよい。断面脆弱部は任意
の予め定められた型式であってよいので、装飾層の破砕特性および同様にガスバ
ッグの展開特性がそれに影響される。装飾層は標準的な作動条件で乗員に対する
傷害の危険性が無く、ガスバッグを損傷する危険性もないように、まず、第一に
、小さい質量を有し、第二にソフトでしなやかな材料で構成されている。 拡張するガスバッグの実効領域から支持部の材料を取り除くことは、支持部の
その部分が、その背面で、ほぼその全巾に亘って、対応する巾の牽引索状片にし
っかり接続されていることで有利に達成され、この牽引索状片は、 予め定められた破砕領域である断面脆弱部に平行で、特に、支持部とはほぼ直交
する方向に向かう牽引力に係合し、この力は、運転状況センサーによりリリース
され得る牽引装置により印加される。破砕領域を平坦に取り付けることは、移動
されるべき質量を極小化すると同時に、力の導入を最適にする利点を有しており
、それによって、高い加速度の場合にもその構成能力が保証された状態で機能す
るように保持する。牽引索状片は、それが支持部の面にほぼ垂直(通常表面の方
向)に係合するように、簡単な方法によってガイドされ、それによって断面脆弱
部に沿って高い信頼性の破砕が実行され、少なくとも牽引索状片が、例えば、リ
ンクガイド内にカムフォロアを保持する一層大きな力を導入することができる。
牽引索状片は、望ましくは平らに糊付けされ、支持部の対応する領域に接続され
ている。力が導入される領域における、接着の際に生じる引き剥がしの張力は、
例えば一列のリベット等の追加の手段により、吸収され得る。 追加の構成手段が提供されていない場合、支持部の破砕部分の装飾層からの分
離は、支持部/フォーム層/装飾層で構成されたシステム内で最も低い材料強度
を有するフォーム層で生じる。フォーム層の破砕は制御できない方法で発生する
ので、フォーム層の一部分は装飾層の上に残り、ガスバッグと共に客室に達する
可能性がある。これは、エアバッグ領域の客室から見える側とは反対側で、少な
くとも部分的に接着力を弱めたコーティングを施した装飾層により防止すること
ができフォーム層を装飾層から容易に切り離されるようにする。可能な別の対策
は、牽引索状片をフォーム層に延長することからなり、このデザインは材料分離
部が破砕領域の一方の側を区切っている場合には、例えば構造的な困難を生じる
ことはない。ここで、フォーム層の中に延びる牽引索状片の領域は、便宜上装飾
層の真下を通っている。以下の2種類の作動モードが可能である。 1.フォーム層の牽引索状片の領域は、フォーム層の破砕領域を定義する(脆
弱点機能)。 2.フォーム層の牽引索状片の領域は、装飾層の背面側に確実に接続されてい
る(装飾層を破砕するための機能)。 第2の場合には、支持部の断面脆弱部に対応する周囲断面脆弱化部分を装飾層
が同様に有していることが望ましく、その場合装飾層は支持部の破砕部分(およ
びフォーム層)と共に、インテリアトリムパネルの背後に運ばれる。ここでもま
た、牽引索状片は装飾層に大きな力を伝達することができ、こうして信頼性よく
破砕して開口されることができるようになる。 牽引装置は直線的に作動することができるが、それはまたベルト緊張機と同様
の作動をする巻き取り装置であってもよい。ここで、牽引索状片の利用は、組み
込み場所のスペースの最適使用が可能なように、牽引装置が歪んでもよいように
許容する。この場合、エアバッグを起動する駆動センサーがまた牽引索状片をリ
リースするために用いられることができるので、火炎式の駆動が望ましいが、ま
たは、少なくともその他の作動機構(例えば油圧駆動のステップピストンのよう
に電気、油圧、機械により作動する)が使用される。牽引索状片の火炎式駆動の
場合は、エアバッグ装置の火炎式の圧力発生機はまた、推進経路を露出するため
にも用いられることができる。ここで、エアバッグの遅延したリリースは、それ
自体は既知の方法である電子的な信号の遅延により簡単に実現されることができ
る。しかしながらこの解決策の場合、特別にデザインされた火炎式の圧力発生器
が必要になる。あるエアバッグモジュール(組立体)が標準的な構成方法で適用
された場合、牽引装置とエアバッグモジュールが個別の駆動装置を有することは
、好都合である。この解決策の場合もまた、火炎式駆動装置の使用には利点があ
る。牽引索状片の柔軟性に関連する、分離されたエアバッグアセンブリーの別の
利点は、エアバッグ領域でのスペースの利用が最適化され得ることであり、それ
が同時に組立ての容易性を改善する。スペースの利用と組立ての容易化に関して
は、安全カバーの材料部分が制御されない方法で客室に到達することがないよう
にするため、安全カバーが支持部の破砕領域およびフォーム層の分離された材料
用の、少なくとも一つの捕獲室を有している場合もまた同様に好都合である。 さらに捕獲室は、機能的な信頼性をさらに高めるために、ローラーとして構成
された牽引索状片用のガイドエッジを有することができる。支持部の破砕領域が
破断エッジの線と平行に配置された複数の断面脆弱部を有する場合には、このガ
イドエッジは同じ目的を達成することができる。この方法により本来は剛い支持
部の破砕領域は、捕獲室に向かって引き込まれる方向に指向する、柔軟性を備え
ることができる。 装飾層は一般的に柔軟で、かつ質量が小さくなるように作られ、乗員へのあら
ゆる危険性を示さない。 しかしながら、安全装置の場合、例えば装飾層については異常なまでに低い温
度での動作のような、尋常ではない作動状況が同様に考慮されなければならない
。その場合、装飾層の材料によっては、ガスバッグが装飾層を破砕するときにそ
れによって装飾層が粉々になる結果によって材料の脆化が起こり得る。しかしな
がら客室内における脆くなった破片は、起こりそうもないがその可能性のある動
作状況においてさえ、確実に遮断されなければならない。ガスバッグの実効領域
の装飾層が、低温で脆くならない、例えば天然繊維のような材料で形成された網
状の織物であって、装飾フォイルの断面脆弱部を覆わないようにされた織物にガ
スバッグの背面で接続されている場合には、簡単な方法で起こりうる低温脆化が
補償され得る。極度の低温では、装飾層の破砕を避けることは疑いもなくできな
いが、粉々になった破片は脆くならない網に確実に固定されるので、粉々の破片
が客室内を自由に舞い飛ぶことは防止される。この解決策では、装飾フォイルの
断面脆弱部はエアバッグの貫通領域でその機能を阻害されていないので(なぜな
ら脆弱部は覆われていない)、幾何学的に予定された箇所での装飾層の破砕が保
証されている。しかしながら装飾フォイルはまた、少なくともガスバッグの背面
で平坦な加熱装置を伴った実効領域に接続されることができて、低温のために発
生する材料の脆化は、「加熱で解消」することができる。そのような解決策での
熱の必要は低いもののみなので、こうしてフォーム層は支持部への熱の流れを防
止する。装飾層のそのような局所的加熱は、装飾層の剛性を局部的に低下させる
ために、「通常の」温度でもまた普通に使用することができる。この型式の局所
的加熱は、装飾フォイルのみならず隣接するフォームの薄層をも境界面では最高
温度で加熱するので、フォーム層は境界面で熱的に弱められ、それにより境界層
における装飾層とフォーム層の定義された分離は、安全カバーの必要が生じたと
きに引き起こされる。装飾層の加熱の技術的な具体化は、いかなる問題をも生じ
ることはない。従来技術は、例えば加熱フォイルや加熱導体の埋め込みは装飾層
の背面側に適用されることができる等の、複数の解決策を提供する。 本発明に従う安全カバーは、また、支持部の材料およびフォーム層の材料が複
数の区分された領域に細分化されているようにして、夫々が夫々のインテリアト
リムパネルの背後に運ばれることができて、移動するべき質量が軽減され、問題
となるスペース条件がよりよく考慮され得るという利点を持つ。本発明のアイデ
アの発展させた全ての変形において、追加の費用支出は従来技術と比較して(追
加で必要とされる牽引装置や特別に適合されるエアバッグ装置は当然別にして)
安価であるが、とりわけこれらの部分が一体にフォーム化される前に、全ての追
加の要素が支持部、フォーム層および装飾層の領域で、アクセス性よく適用され
ることができて、既に実績のある生産技術がそのまま採用できるので、フォーム
化による一体化をやりにくくすることはない。 本発明は、図1から図4を参照しつつ以下に詳細に説明される。 図1において参照符号1は、支持部5、フォーム層4および装飾層3よりなる
トリムパネル示す。これらの要素は、従来技術に属する方法で一体にフォーム化
されている。概略的に示されたエアバッグ装置は、ガス発生器2およびガスバッ
グ2’からなる。エアバッグ装置はハウジング7の内部に配置され、このハウジ
ングの上部開口領域7’は拡張するガスバッグ2’の実効領域にほぼ相当する。
支持部5は、カバー領域の一側に形成された断面脆弱部5’を有している。この
カバー領域の他側は、支持部5の材料分離部5”により予め定められている。こ
の材料分離部5”は、それが例えばレーザービームにより作製された場合は、図
示されたような角度にされており、外部からの内向きの圧力に抗してカバー領域
を支持している。牽引ストリップ(牽引索状片)10はその全領域に亘って支持
部に糊付けされており、剥離するような張力に抗して安全リベット6により保護
されている。 予め定められた破断点5’と材料分離部5”との間には、特に、予め定められ
た破断点5’に平行な材料脆弱部12が設けられ、支持部5の破砕領域がより滑
らかにされて捕獲室8の中に良好に入るようにする。捕獲室8はエアバッグ装置
のハウジング7とは独立して、アングルブラケット9により支持部5の背面側に
固定されている。捕獲室の引き込みエッジは、ガイドローラー11として構成さ
れ、このガイドローラーによって牽引索状片10がガイドされて、牽引力が破砕
面にほぼ垂直に印加するように偏向させる。ここでは、この牽引装置は図示され
ていない。そのデザインは、安全カバーの機能動作に影響することはない。図中
での矢印は、牽引の方向を示している。牽引索状片10が矢印の方向に引かれた
場合には、まず、第一に、予め定められた破断点5’が裂け、この破断点5’と
材料分離部5”の間の支持部領域が捕獲室8に向かって牽引される。ここで、フ
ォーム領域は支持部5の破砕部分に接着し続け(材料の切断は材料の「最も弱い
」箇所で発生する)、支持部の破砕された部分と共に捕獲室8内に引き込まれる
。脆弱部12は、支持部5の破砕された部分をより滑らかに引き込み方向にさせ
るので、ローリングエッジ11を経由して捕獲室8に入ることがより容易になる
。その時点では、装飾層3がまだ実効領域7’を覆っている。装飾層は予め形成
された脆弱部3’(それ自体は既知の方法により、切断またはレーザービームを
用いて作製されている)を有しており、ガスバッグ2’の続いて起こる膨張で装
飾層が破砕される。装飾層3の材料脆弱部3’および予め形成された材料分離部
5”は拡大されて、図2に同じ参照符号を付して示されている。 牽引索状片10は、任意の材料で構成され得るが、次の3つの条件のみは満た
さなければならない。柔軟で(ゆるんで)なければならず、又、適切に牽引力を
伝達できなければならない、温度に依存して脆くなったり弱くなったりしてはな
らない。例えば牽引索状片は、安全ベルトに使用されているような材料で構成す
ることができる。 図3は、支持部5の破砕部分が二つの破砕部分に細分化されている具体例を説
明し、細分された牽引索状片10は、領域10’がそれぞれのフォーム層に延伸
されている。ここで容易に破砕されるシール13は、トリムパネルがフォーム化
される際のフォームの不用意な脱落を単に防止する機能を有している。同じ機能
を有する部品は、図2と同じ参照符号が付与されて示されている。 図3の適用例では、牽引索状片は、例えば、格子やメッシュ構造を通してフォ
ーム化されることができるので、好都合である。この方法では、二つの破砕領域
の接合点を巧みに保持することができる。牽引索状片の領域10’は、図4に拡
大して示されているように、予め形成された脆弱部3’が接合領域に配置される
ように、装飾層3に確実に接続されること(ハンダ付け、糊付け)ができる。図
2に従うアセンブリーと同じ基本的な機能(破砕が、まず第一に、予め定められ
た破断点5’で発生する)により、装飾層が次に例えばその領域10’で牽引索
状片10により同様に作動され、次いで装飾層が予め形成された脆弱部3’で、
即ち、ガスバッグ2’で破裂させられるのではなく、破砕する。安全カバーの破
砕領域は、ガスバッグが膨張する前に捕獲室8に残滓を残すことなく引き込まれ
る。 装飾層3からのフォーム層4(図1)またはそれぞれの牽引索状片10のリリ
ースが容易になるように、装飾層3は客室から見える側とは反対側で、予め定め
られた破断点5’と材料分離部5”の間の領域に、少なくとも部分的に接着を弱
められたコーティングを施して、設けられ得る。 図に示された具体例は単に説明のためのものであって、本発明のアイデアの他の
具体例がトリムパネル等に応じて可能でありかつ適切になされる。
【図1】 破砕された材料のための捕獲室を有する安全カバーの概略的な断
面図である。
面図である。
【図2】 脆弱化された材料を説明するための、図1の拡大詳細図である。
【図3】 フォーム層に案内された牽引索状片を有する、図1の表現型式と
同様の2分割安全カバーを示す図である。
同様の2分割安全カバーを示す図である。
【図4】 破砕領域の間の接続領域を説明するための、図3の拡大詳細図で
ある。
ある。
1 インテリアトリムパネル
3 装飾層
4 フォーム層
5 支持層
8 捕獲室
10牽引索片状
11ガイドエッジ
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月25日(2001.9.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,
AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C
N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES
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ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K
R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV
,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,
NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S
I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA
,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW
(72)発明者 ヤーン トーマス
ドイツ連邦共和国 フォルスト D−
76694 ライアーベグ 1アー
Fターム(参考) 3D044 BA07 BA08 BC13
3D054 AA03 AA14 BB09 BB10 BB22
BB23
Claims (16)
- 【請求項1】 例えば、ダッシュボードの背後のような、インテリアトリム
パネルの背後に配置され、該インテリアトリムパネルが少なくとも支持部(5)
、フォーム層(4)および装飾層(3)を備えたエアバッグ用の目視できない安
全カバーであって、 前記支持部(5)における断面脆弱部(5’)および/または材料分離部(5
”)により区切られた安全カバーの領域内で、ガスバッグ(2’)が拡張する前
に、前記支持部(5)の材料と前記フォーム層(4)の少なくとも複数の部分と
が、ガスバッグ拡張の実効領域(7’)から除去されて前記インテリアトリムパ
ネル(1)の背後に移動され得ることを特徴とするエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項2】 前記装飾層(3)が、前記支持部の材料と前記フォーム層(
4)の部分とが取り除かれた後も前記ガスバッグ(2’)の前記実効領域(7’
)を覆っており、前記装飾層は断面脆弱部(3’)を有し、かつ拡張するガスバ
ッグ(2’)により破砕され得ることを特徴とする、請求項1に記載のエアバッ
グ用安全カバー。 - 【請求項3】 前記拡張するガスバッグ(2’)の前記実効領域(7’)か
ら取り除かれる前記支持部(5)の材料の部分が、前記実効領域(7’)のほぼ
全ての巾に亘って延びる牽引索状片(10)に確実に接続されており、前記牽引
索状片(10)は前記支持部(5)にほぼ垂直で前記断面脆弱部(5’)に平行
に係合し、かつ、センサーリリース牽引装置に接続されていることを特徴とする
、請求項1に記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項4】 前記牽引索状片(10)が前記フォーム層(4)内に延びて
いることを特徴とする、少なくとも請求項1または3に記載の安全カバー。 - 【請求項5】 前記牽引装置が直線的に作動するものであることを特徴とす
る、少なくとも前記請求項のいずれか一つに記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項6】 前記牽引装置が巻き取り装置であることを特徴とする、少な
くとも前記請求項のいずれか一つに記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項7】 前記牽引装置と前記エアバッグとが共通のリリースセンサー
を有していることを特徴とする、少なくとも前記請求項のいずれか一つに記載の
エアバッグ用安全カバー。 - 【請求項8】 前記牽引装置と前記エアバッグとが、互いに対し遅延加圧効
果を有する共通の火炎圧力発生機を有していることを特徴とする、少なくとも前
記請求項のいずれか一つに記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項9】 前記牽引装置と前記エアバッグとが、個別の火炎圧力発生機
を有していることを特徴とする、少なくとも前記請求項のいずれか一つに記載の
エアバッグ用安全カバー。 - 【請求項10】 前記安全カバーが前記支持部(5)の破砕領域のため、か
つ前記フォーム層(4)の分離された材料のための捕獲室(8)を有しているこ
とを特徴とする、少なくとも前記請求項のいずれか一つに記載のエアバッグ用安
全カバー。 - 【請求項11】 前記捕獲室(8)が、前記牽引索状片(10)のためのロ
ーラーとして形成されたガイドエッジ(11)を有することを特徴とする、少な
くとも前記請求項のいずれか一つに記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項12】 前記支持部(5)の前記破砕領域が、断面脆弱部(5’)
に平行に配置された複数の断面脆弱部(12)を有していることを特徴とする、
少なくとも前記請求項のいずれか一つに記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項13】 前記装飾層(3)が、網状の織物に、前記エアバッグの実
効領域の背面において接続され、前記網状の織物は、低温で脆くならず、断面脆
弱部(3’)を覆うこともない材料で形成されていることを特徴とする、少なく
とも前記請求項のいずれか一つに記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項14】 前記装飾層が、平面加熱装置(加熱フォイル)に、実効領
域(7’)の背面で接続されていることを特徴とする、少なくとも前記請求項の
いずれか一つに記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項15】 前記カバーが、前記支持部(5)の材料および前記フォーム層(4)の材料の
ために、複数の破砕領域に細分化されており、いずれもが別個に前記インテリア
トリムパネル(1)の背後に運ばれることができることを特徴とする、少なくと
も前記請求項のいずれか一つに記載のエアバッグ用安全カバー。 - 【請求項16】 前記装飾層(3)には、客室から見える側とは反対側で、
前記支持部(5)の断面脆弱部(5’)および/または材料分離部(5”)によ
り区切られた領域において、少なくとも部分的に接着が弱められたコーティング
が設けられていることを特徴とする、少なくとも前記請求項のいずれか一つに記
載のエアバッグ用安全カバー。
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