JP2003501596A - ピストンおよびこのピストンが設けられた自動車用クラッチのための液圧制御装置 - Google Patents

ピストンおよびこのピストンが設けられた自動車用クラッチのための液圧制御装置

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JP2003501596A JP2001501772A JP2001501772A JP2003501596A JP 2003501596 A JP2003501596 A JP 2003501596A JP 2001501772 A JP2001501772 A JP 2001501772A JP 2001501772 A JP2001501772 A JP 2001501772A JP 2003501596 A JP2003501596 A JP 2003501596A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、特にアルミをベースとする金属スリーブ(42)を含む、クラッチ、特に自動車のクラッチのための液圧制御装置(10)のためのピストン(21)であって、前記スリーブ(42)が、前記スリーブ(42)のチューブ状本体と一体的な内側の横方向壁(60)を含み、軸方向にスライドできるようにピストンが取り付けられたシリンダ本体(17)において、前方に向かって液圧チャンバ(20)が構成されていることを特徴とするピストンに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、クラッチ、特に少なくとも1つの圧力発生シリンダ、または受圧シ
リンダを含む、特に自動車用クラッチのための液圧制御装置のピストンに関する
【0002】 より詳細には、本発明は、前方にベース部分を有し、後方が開口するシリンダ
ー本体を有する少なくとも1つのシリンダーと、シリンダー本体の内側ボア内で
軸方向にスライド運動できるようになっているピストンと、ピストンの外周部と
協働できるよう、シリンダー本体によって支持された少なくとも1つのダイナミ
ックシールリングと、ピストンと協働するためのヘッドを前方に有するピストン
ロッドとを含み、シリンダー本体が、プラスチック材料製であり、ピストンが、
軸方向前方に液圧チャンバーを構成し、後端部がピストンロッドに接続されてい
る自動車用クラッチのための液圧制御装置に関する。
【0003】 かかる装置は、ドイツ国実用新案登録出願第295.16.488号明細書、または19
98年6月9日のフランス国特許願第98 07213号明細書に記載されている。
【0004】 例えばフランス国特許願第99 02426号から知られる構造では、この液圧制御装
置のピストンは、アルミニウム、板金または鋼鉄製の金属製チューブ状ジャケッ
トを含むタイプのものであり、このジャケットの片側は軸方向に開口しており、
かつこのジャケットの内部には、できるだけ密封された状態で、プラスチック材
料のうちの1つから成るピストン本体が取り付けられており、管状金属製ジャケ
ットとピストン本体とから成る組立体が可動部品を構成し、この可動部品は、円
筒体のボア内で軸方向に沿って両方向に移動自在となっている。
【0005】 本発明は、軸方向後端部の境界がピストンによって定められている液圧チャン
バの軸方向のシールを改良し、かつピストンを、できるだけ安価に製造できるよ
うにした、改良された構造を提案するものである。
【0006】 これに鑑み、本発明は、ジャケットは内側クロス壁を含み、このクロス壁は、
ラジアル平面内に位置し、シリンダ本体内において、液圧チャンバを軸方向前方
に構成するよう、ジャケットのチューブ状本体と一体的な部品として形成されて
おり、かつシリンダ本体内に、前記ピストンが軸方向にスライド運動できるよう
に取り付けられており、前記クロス壁が、軸方向前方に、前記ジャケットの後方
キャビティを構成し、この後方キャビティは、軸方向後方に向かって開口し、か
つこのキャビティに取り付けられたピストン本体が嵌合されていることを特徴と
する。
【0007】 本発明の他の特徴は、次のとおりである。 前記ジャケットは、衝撃引き抜き方法により形成されている。
【0008】 前記クロス壁は、軸方向前方に、前記ジャケットの後方キャビティを構成し、
この後方キャビティは、軸方向後方に向かって開口し、このキャビティに取り付
けられたピストン本体が嵌合されている。
【0009】 前記ピストン本体は、プラスチック材料を成形して製造された部材である。
【0010】 前記ピストン本体は、前記ジャケットの前記後方キャビティの形状に相補的
なほぼ円筒形状の部材であり、この部材に、後方から軸方向前方に前記ジャケッ
トが挿入されており、前記ジャケットは、中間クロス壁の対向する後面に当接し
、軸方向に当接されている。
【0011】 前記ピストン本体は、前記後方キャビティ内に取り付けられた係止ワッシャー
により固定されている。
【0012】 前記ピストン本体の後方自由端部は、前記ピストンをピストンロッドの前方端
部に接続するための手段を備えている。
【0013】 前記ピストン本体の後方自由端部は、前記ピストンロッドの前端部に取り付け
、かつ関節接続するための凹状または凸状球体として構成されている。
【0014】 前記クロス壁の軸方向の厚さは、前記ジャケットの径方向の厚さとほぼ等しい
【0015】 前記クロス壁の軸方向の厚さは、前記ジャケットの径方向の厚さよりも相当に
厚く、前記クロス壁は、前記ジャケットの前端部に配置されている。
【0016】 前記厚いクロス壁と一致する前記ジャケットの周面に、軸方向の通路が形成さ
れている。
【0017】 前記クロス壁は、軸方向前方に開口する前記ジャケットの前方キャビティの軸
方向後方の境界を定めている。
【0018】 前記前方キャビティに軸方向のインサートが嵌合されており、このインサート
の前方横断端面は、ピストンスプリングの軸方向後端部に対する係合表面を構成
している。
【0019】 軸方向に直接係合しているピストンスプリングの軸方向後端部は、前記前方キ
ャビティに嵌合できる。
【0020】 前方クロス壁は、前記ジャケットの長手方向後端部に配置されており、前記ピ
ストンをピストンロッドの前方端部に取り付けるための、前記クロス壁およびジ
ャケットと一体に形成された手段を、前記クロス壁の後端面に備えている。
【0021】 前記取り付け手段は、前記ピストンロッドの前端部に取り付け、かつ関節接続
するための球体を含んでいる。
【0022】 本発明は、本発明の特徴により製造されたピストンを備えることを特徴とする
クラッチ、特に自動車用クラッチのための液圧制御装置をも提案するものである
【0023】 添付図面を参照しながら、次の詳細な説明を読んで、理解すれば、本発明の上
記以外の利点および特徴が明らかとなると思う。
【0024】 次の説明において、互いに同一、同様または類似する要素には、同じ符号を付
してある。 図1は、自動車のクラッチを制御するための装置における圧力発生器の形態を
した制御シリンダを示す。
【0025】 この装置(図示せず)は、受圧シリンダにダクトを介して接続された圧力発生
シリンダを含み、受圧シリンダの構造は、圧力発生シリンダのそてと類似してい
る。 シリンダ、すなわち受圧器および圧力発生器は、容積可変液圧チャンバを構成
するように、シリンダ本体内で軸方向に移動自在なピストンを備えている。液圧
チャンバには、ダクトが接続されている接続オリフィスが開口している。
【0026】 圧力発生シリンダはピストンロッドを有し、このピストンロッドは、例えばド
ライバが操作するクラッチペダル、または所定のプログラムに従って作動される
アクチュエータに接続されている。
【0027】 圧力発生シリンダのピストンは、この圧力発生シリンダを受圧シリンダに接続
するパイプまたはダクトに向けて、液圧チャンバ内に収容されている流体、例え
ばオイルを押し出すようになっている。 クラッチが係合されている時、圧力発生シリンダの液圧チャンバの容積は最大
であり、一方、受圧シリンダの制御チャンバの容積は最小となっている。
【0028】 クラッチを切る動作中、圧力発生シリンダの液圧チャンバの容積は減少するが
、他方、受圧シリンダの制御チャンバの容積は増加する。 従って、受圧シリンダのピストンは、例えばクラッチ解除フォークの作用する
ロッドに作用し、クラッチ解除フォークは、摩擦クラッチの一部となっているク
ラッチ解除ベアリングに作用する。
【0029】 次に受圧シリンダのピストンは、前記クラッチ解除ベアリングが液圧タイプで
ある場合には、クラッチ解除ベアリングに直接作用するロッドに作用する。 圧力発生シリンダおよび受圧シリンダは、ピストンとシリンダ本体のベースと
の間で作用するスプリングを備えている。
【0030】 ペダル自身に既にかかるスプリング装置を設けてある液圧制御装置では、この
スプリングを省略してもよい。
【0031】 ドライバーが、クラッチペダルに対する自分の操作を解放するか、またはアク
チュエータが最初のクラッチ係合位置に復帰すると、圧力発生器のシリンダの復
帰スプリングは膨張し、シリンダを初期位置に戻す。一方、圧力発生シリンダの
復帰スプリングは、ダイヤフラムのようなクラッチスプリングによって圧縮され
、受圧シリンダのピストンは初期位置に戻る。
【0032】 図面では、圧力発生シリンダ10は、圧力を送り出している状態にある。この
圧力発生シリンダ10は、シリンダ本体17を有し、このシリンダ本体17は、
図示されていないキャップによってカバーされるようになっている入口オリフィ
ス18を有する。この入口オリフィスを介して、圧力発生シリンダの液圧チャン
バ20に、受圧シリンダ(図示せず)を圧力発生シリンダ10に接続するダクト
またはパイプ(図示せず)が開口している。
【0033】 液圧チャンバ20は、容積可変タイプのものであり、このチャンバの境界は、
シリンダ本体17によて構成されており、軸方向後部に向かう境界は、ピストン
21によって構成されており、このピストン21は、シリンダ本体17内で軸方
向に移動できるようになっている。
【0034】 シリンダ本体17は、全体としてチューブ状をしており、本例では、3つの部
品から成っている。これらの部品は、プラスチック材料を成形することにより形
状され、前方から後方に向かって、軸方向に連続して配置されている。すなわち
、図面において左から右に連続的に配置されており、軸方向前端に設けられたオ
リフィス18を含、前方部品17Aと、中間または中心部品17Bと、後方部品
17Cとから成っている。
【0035】 3つの部品17A、17Bおよび17Cから構成されたシリンダ本体71は、
ほぼ盲状の内側ボア22を有し、この内側ボア22は、横方向を向く、前方のベ
ース部分24と共に、シリンダ本体17の全体の対称軸線に対応する軸線X−X
を構成している。
【0036】 このベース部分24内には、オリフィス18が開口している。このオリフィス
は、コネクタ25内に形成されており、このコネクタ25は、例えばクリップ留
めにより、上記ダクトと接続できるようにする。ダクトを圧力発生シリンダに取
り付けるクリップが嵌合される内側通路27をクリップ留めのために有する別の
変形例では、このコネクタ25は、ネジタイプのものでよい。
【0037】 シリンダ本体17の後部はほぼ開口している。すなわち、その後方部品17C
の後部は開口している。 最端部にある2つの軸方向部品、すなわち前方部品17Aおよび後方部品17
Cは、簡単な構造をしたチューブ状の部材の簡単な形状となっている。このよう
な簡単な形状は、プラスチック材料を成形することによる製造が容易である。
【0038】 内側ボア22は、前方部品17Aに形成された一定の直径の前方部分22Aと
、中心部品17B内に形成された段部の設けられた中心部品17Bと、後方部品
17C内に形成された一定の直径の後方部分22Cとを有する。
【0039】 ピストン21は、シリンダ本体17内でスライドするようになっている。より
詳細には、図1に示されている後退位置、すなわち、クラッチが切られた位置か
らスタートし、伸長位置、すなわちクラッチが係合した位置(図示せず)に向か
って、後方から前方に、シリンダ本体17の内側ボア22内でスライドするよう
になっている。
【0040】 横断ベース部分24と一体的に、ほぼ切頭円錐形の突出する突出要素28が形
成されている。この突出要素28は、内側ボア22内で後方に向かって軸方向に
延び、リターンスプリング29のためのセンタリング要素を構成している。リタ
ーンスプリング29は、本例では、シリンダ本体17とピストン21との間に挟
持された、より詳細に言うと、横断ベース部分24とピストン21との間に挟持
された螺旋スプリングとなっている。
【0041】 突出要素28は、中心の円筒当接チムニー34として軸方向後方に向かって延
びている。 当然ながら、オリフィス18は、ベース部分24を貫通しており、ベース部分
24と一体成形された突出要素28の側に開口している。 従って、ピストン21の前方横方向面とベース部分24との間で、リターンス
プリング29は軸方向に作用する。
【0042】 シリンダ本体は、自動車の固定部品に締結されるようになっているので、圧力
発生シリンダ10のほぼ固定された部分の一部となっているが、一方、ピストン
ロッド33を備えたピストン21は、圧力発生シリンダの可動部品内に形成され
ている。
【0043】 この目的のために、シリンダ本体17の中心部品17Bは、シリンダ本体17
の前方部品17Aと後方部品17Cとの間に軸方向に挟持された中間プレートと
して製造されている。 上記プレートは、軸線X−Xと直角な径方向に配置された平面内に横方向に位
置している。
【0044】 締結プレートを構成する中心部品17Bは、プラスチック材料で成形されてお
り、例えば孔47を有する締結耳46を有し、シリンダ本体17、従って圧力発
生シリンダ10を、自動車の固定部品に締結するための締結部材、一般にはネジ
が、これら孔47を貫通するようになっている。
【0045】 図1は、シリンダ本体17の中心部品17Bに固定されたチューブ49を示し
ている。 チューブ49は、シリンダ本体10の外側に取り付けられた主要供給リザーバ
(図示せず)へシリンダ本体17の内部を接続しており、圧力発生シリンダおよ
び受圧シリンダの液圧チャンバは、流体例えばオイルで満たされている。
【0046】 リザーバの一部は液圧流体によって満たされている。このリザーバは、図面に
示されていないダクトを介してチューブ49に接続されている。このチューブ4
9は、中心部品17Bを貫通する軸線に対して傾斜した状態で、ダクト41内に
開口している。
【0047】 中心部品17Bは、その前方横断面45Aから、中実な中心部分54に形成さ
れた段付き中心ボア22B内で、後方かつ軸方向に向いて開口している。この中
心ボア22Bは、中心部品17Bのうちの、ほぼ環状円筒形をした中実の中心部
分54内に形成されている。
【0048】 液圧チャンバ20の外部に対するシールは、本例では、2つのダイナミックな
シールリング、すなわち前方シール59Aと後方シール59Cとによって保証さ
れている。これら2つのシールは、シリンダ本体17の中心部品17Bによって
支持されている。これらのシールは、ピストンジャケット42の外周部、すなわ
ち前方ピストンジャケット42の円筒形外側表面と協働する。
【0049】 各ダイナミックシールリング、すなわち前方シールリング59Aおよび後方シ
ール59Cは、本例では、リップ付きシールカップである。このシールカップは
、中心部品17Bの中心の中心部分54内に形成された相補的シート内に取り付
けられている。各ダイナミックシールリング59A、59Cは、その径方向内側
のリップを介し、ピストンジャケット42の円筒形外側表面と協働できるように
、径方向内側に開口している。
【0050】 変形例として、各ダイナミックシールリングを、複合的なシールリングとする
ことができる。 中心部品17Bは、その中実な中心部分54により、本例では、2つのダイナ
ミックシールリングを支持する複合的シールとして機能するが、本発明の範囲か
ら逸脱することなく、単一のダイナミックシールリングを設けてもよい。
【0051】 本発明の特徴によれば、ピストン21は、基本的にはチューブ状のアルミピス
トンジャケット42から成っている。このジャケット42は、軸線X−Xに直角
なラジアル平面内にあり、2つの横断面、すなわち後面62と、前面64とを有
する。
【0052】 図1および図2に示す実施例では、クロス壁60は中間壁となっている。すな
わち、このクロス壁は、チューブ状ピストンジャケット42内で軸方向に配置さ
れており、このジャケット42内で、クロス壁は、その前方に後方キャビティ6
6を軸方向に構成している。この後方キャビティ66は、後方に対して軸方向に
開口すると共に、正面まで軸方向に開口した正面キャビティ68を、軸方向後方
に構成している。
【0053】 正面キャビティ68、従ってピストン21は盲である。ピストン21は、その
コンパートメントが設けられたジャケット24と共に、ピストン21内に配置さ
れた相補的なシール手段を必要とすることなく、軸方向後方に液圧チャンバ20
の境界を定め、このチャンバをシールしている。 この目的のために、本発明の特徴によると、クロス壁60は、ピストンジャケ
ット42のチューブ状本体と一体的に製造されている。
【0054】 薄く、かつ安価に、部品42、60をアルミニウムから製造するために、コン
パートメントが設けられたピストンジャケット42と、クロス壁60を、衝撃引
き抜き方法によって製造することが好ましい。
【0055】 この公知の技術により、コンパートメントが設けられたコンパクトなチューブ
状部品、例えばジャケット42、60を、高い製造速度で、かつ低コストで大量
に製造することが可能となっている。この部品は、高い寸法上の精度、および凸
状の外側の円筒形表面43に対して満足できる表面条件も有し、この円筒形表面
63に沿って、ダイナミックシールリングのリップはシール状態でスライドする
【0056】 コンパートメントが設けられたジャケット42とは別に、ピストン21は、プ
ラスチック材料から成形された中空のチューブ状の円筒形部材として製造された
ピストン本体70を備えている。
【0057】 このピストン本体70は、前方が軸方向に開口しており、環状の軸方向前方タ
ーミナルエッジ72によって境界が定められている。コンパートメントの設けら
れたジャケット42内にピストン本体を取り付けると、このターミナルエッジ7
2は図1から判るように、クロス壁60の後方横断面62に軸方向に当接する。
【0058】 ピストン本体70が嵌合されている、コンパートメントの設けられたジャケッ
ト42の後方キャビティ66内に、ピストン本体70を軸方向に固定するために
、例えば弾性ワッシャー74が設けられている。この弾性ワッシャー74は、キ
ャビティ66内に径方向にグリップされるようになっており、かつその正面が、
ピストン本体70の環状後方横断端面76に軸方向に当接する。
【0059】 ピストン本体70とチューブ状ピストンジャケット42との間に、ある種の軸
方向または径方向のシールを設ける必要はないので、ピストン本体70は、製造
が安価な極めて簡単な部品となっている。
【0060】 図1および図2に示す実施例では、ピストン本体70の後方自由端は、取り付
け球体78を有し、この取り付け球体78は、例えばピストン本体70と一体的
に成形されると共に、公知の態様で、ピストンロッド33の前方において、ター
ミナルヘッド80を取り付け、かつ関節接続するためのボールを構成している。
ターミナルヘッド80は、取り付け球体78と相補的な半球シート82を有する
。ターミナルヘッド80と取り付け球体78との接続は、例えばシーム加工また
は弾性的な嵌合によって保証される。
【0061】 前方シールリング59Aに対するピストン21の軸方向の位置に従い、液圧チ
ャンバ20に補充できるようにするために、長手方向前端部80は、本例では、
1組の軸方向のスロット86を有し、この軸方向のスロット86は、液圧チャン
バ20をダクト51に連通させるための適当な数の通路を構成している。
【0062】 図3に示す実施例では、クロス壁60は、軸方向後端部壁であり、この端部壁
は、その前面64により、コンパートメントの設けられたチューブ状ジャケット
42内に単一の正面キャビティ68を構成している。
【0063】 リターンスプリング29の長さ、および弾性的特徴を変えることなく、リター
ンスプリング29がピストンに対して軸方向に当接できるようにするために、コ
ンパートメントの設けられたジャケット42の正面キャビティ68に、インサー
ト90が嵌合されている。このインサート90は、プラスチック材料から成形さ
れたほぼチューブ状の部材であり、このインサート90は、嵌合位置にある時は
その環状後方横断端面92を介し、クロス壁60の前面64の対向する部分に軸
方向後方に当接する。
【0064】 インサート90の前端部94は、リターンスプリング49の長手方向後方端部
をセンタリングし、かつガイドするためのスリーブを構成するよう径方向の厚さ
が薄くされている。リターンスプリング49は、厚さの薄い前端部94を構成す
る前方ラジアルショルダー96にも軸方向に当接している。
【0065】 装置の全体の構造によりリターンスプリング29を十分大きく製造できる場合
、インサート90を省略できるようにリターンスプリングを用いることなく、制
御装置を製造できる。ピストン本体70が上記プラスチック材料から製造されて
いる場合、インサート90は、製造の際に寸法の特殊な精度を必要としないこと
に留意すべきである。
【0066】 液圧チャンバ20を再充填できるようにするために、コンパートメントの設け
られたピストンジャケット42のチューブ状本体の前端部84は、本例では1組
の開口するラジアル孔88を有する。
【0067】 ピストンロッド33のターミナルヘッド80を取り付け、関節接続できるよう
にするために、コンパートメントの設けられたピストンジャケット42の後方ク
ロス壁60は、コンパートメントの設けられたピストンジャケット42と一体に
形成された取り付け兼関節接続球体78を有する。 図3に示された実施例では、球体98は、プラスチックをロール加工すること
によって形成されるが、図4に示された変形例のケースでは、取り付け球体78
は機械加工によって形成された中実の球体となっている。
【0068】 次に、図5に示された第3実施例について説明する。この実施例では、クロス
壁60は、チューブ状ジャケット42の前端部壁となっており、チューブ状ジャ
ケット42はその後面62により、1つの後方キャビティ66しか構成していな
い。後方キャビティ66にはピストン本体70が嵌合されている。このピストン
本体70の構造は、図1および図2を参照して説明したピストン本体の構造に類
似している。
【0069】 前方クロス壁60は、肉厚となっている。すなわち、その軸方向の厚さは、ジ
ャケット42のチューブ状本体の径方向の厚さよりもかなり厚くなっている。 このような構造により、厚いクロス壁60に整合した、チューブ状ジャケット
42の前端部84の厚さの範囲内で、径方向に形成された溝89状となっている
、液圧チャンバ20を再充填するための連通通路を形成することが可能となって
いる。
【0070】 各溝89は、V字形であり、正面は軸方向に開口している。更にこの溝は、前
方から後方に軸方向に進むと横断面が徐々に狭くなった通路を有するよう、材料
の厚みの範囲内でもV字形となっている。 これらの溝89は、型内に設けられた相補的な型要素によって、ピストン本体
を衝撃引き抜き加工する際に直接形成することが好ましい。
【0071】 このような構造は、リターンスプリング29を有しない液圧制御装置の場合に
主に使用するようになっているが、部品の寸法が可能である場合、およびリター
ンスプリング29を設けることが望ましい場合には、ガイド兼センタリングのた
めに、螺旋リターンスプリング29の最後の巻線部が嵌合される軸方向の円形溝
100を、厚いクロス壁60の横方向前面64内に形成することが可能である。 いずれのケースにおいても、クロス壁60の前面64は、当接部を構成し、チ
ムニー34の自由後方端部は、ピストン21の前方位置を決定するように、当接
部と協働する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピストンが後端位置に示されている、本発明の第1実施例におけるピストンを
有するクラッチ用圧力発生シリンダの軸方向の長手方向断面図である。
【図2】 ピストンロッドの自由前端部と連動する、図1のピストンの部品の分解斜視図
である。
【図3】 本発明の特徴に従ったピストンの第2実施例を示す、図2に類似した図である
【図4】 図3のピストンのジャケットの後方クロス壁が形成されたピストンロッドの取
り付けボールの変形実施例を示す。
【図5】 本発明の特徴に係わるピストンの第3実施例を示す、図2および図3に類似し
た図である。
【符号の説明】
10 圧力発生シリンダ 17 シリンダ本体 17A 前方部品 17B 中心部品 17C 後方部品 18 オリフィス 20 液圧チャンバ 21 ピストン 22 内側ボア 22A 前方部分 22B 中心ボア 22C 後方部分 24 ベース部分 25 コネクタ 27 内側通路 28 突出要素 29 リターンスプリング 33 ピストンロッド 34 チムニー 42 ピストンジャケット 45A 前方横断面 46 締結耳 47 孔 49 チューブ 51 ダクト 54 中心部分 59A 前方シールリング 59C 後方シールリング 60 クロス壁 62 後面 64 前面 66 後方キャビティ 68 正面キャビティ 70 ピストン本体 71 シリンダ本体 72 ターミナルエッジ 74 弾性ワッシャー 76 横断端面 78 取り付け球体 80 ターミナルヘッド 82 半球シート 84 長手方向端部部分 86 スロット 88 ラジアル孔 89 溝 90 インサート 92 横断端面 94 前端部 96 ラジアルショルダー 100 円型溝

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ製の金属チューブ状ジャケット(42)内に取り付け
    られたピストン本体(70)を備えるタイプの、自動車用クラッチのための液圧
    制御装置用ピストン(21)であって、 前記ジャケット(42)が内側クロス壁(60)を有し、このクロス壁がラジ
    アル平面内に位置し、シリンダ本体(17)内において、液圧チャンバ(20)
    を軸方向前方に構成するよう、ジャケット(42)のチューブ状本体と一体的な
    部品として形成されており、かつシリンダ本体内に、前記ピストンが軸方向にス
    ライド運動できるように取り付けられており、前記クロス壁(60)は、軸方向
    の前方に、前記ジャケットの後方キャビティ(66)を構成し、この後方キャビ
    ティ(66)は、軸方向後方に向かって開口し、このキャビティに、ピストン本
    体(70)が嵌合されていることを特徴とするピストン。
  2. 【請求項2】 前記ジャケット(42、60)は、衝撃引き抜き方法により
    形成されていることを特徴とする、請求項1記載のピストン。
  3. 【請求項3】 前記ピストン本体(70)は、プラスチック材料で成形され
    た部材であることを特徴とする、請求項1または2記載のピストン。
  4. 【請求項4】 前記ピストン本体(70)は、前記ジャケット(42)の前
    記後方キャビティ(66)の形状に相補的なほぼ円筒形状の部材であり、この部
    材に、後方から軸方向前方に前記ジャケットが挿入されており、前記ジャケット
    は、中間クロス壁(60)の対向する後面(62)に当接し、軸方向に不動とさ
    れていることを特徴とする、請求項3記載のピストン。
  5. 【請求項5】 前記ピストン本体(70)は、前記後方キャビティ(66)
    内に取り付けられた係止ワッシャー(74)により固定されていることを特徴と
    する、請求項4記載のピストン。
  6. 【請求項6】 前記ピストン本体(70)の後方自由端部は、前記ピストン
    (21、42、70)をピストンロッド(33)の前端部(80)に接続するた
    めの手段(78)を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のピ
    ストン。
  7. 【請求項7】 前記ピストン本体(70)の後方自由端部は、前記ピストン
    ロッド(33)の前方端部に取り付け、かつ関節接続するための凹状または凸状
    球体(78)として構成されていることを特徴とする、請求項6に記載のピスト
    ン。
  8. 【請求項8】 前記クロス壁(60)の軸方向の厚さが、前記ジャケット(
    42)の径方向の厚さと、ほぼ等しいことを特徴とする、請求項1〜7のいずれ
    かに記載のピストン。
  9. 【請求項9】 前記クロス壁(60)の軸方向の厚さが、前記ジャケット(
    42)の径方向の厚さよりも相当に厚く、かつ前記クロス壁が、前記ジャケット
    (42)の前端部に配置されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか
    に記載のピストン。
  10. 【請求項10】 前記厚いクロス壁(60)と一致する前記ジャケットの周
    面に、軸方向の通路(86、88、89)が形成されていることを特徴とする、
    請求項9記載のピストン。
  11. 【請求項11】 前記クロス壁(60)が、軸方向前方に開口する前記ジャ
    ケットの前方キャビティ(64)の軸方向後方の境界を定めていることを特徴と
    する、請求項1または2記載のピストン。
  12. 【請求項12】 前記前方キャビティ(64)に、軸方向のインサート(8
    0)が嵌合されており、このインサートの前方横断端面(96)が、ピストンス
    プリング(29)の軸方向後端部に対する係合表面を構成していることを特徴と
    する、請求項11記載のピストン。
  13. 【請求項13】 軸方向に直接係合しているピストンスプリングの軸方向後
    方端部が、前記前方キャビティ(64)に嵌合できるようになっていることを特
    徴とする、請求項12記載のピストン。
  14. 【請求項14】 前方クロス壁(60)が、前記ジャケット(42)の長手
    方向後端部に配置されており、前記ピストン(21、42)をピストンロッド(
    33)の前端部に取り付けるための、前記クロス壁(60)およびジャケット(
    42)と一体に形成された手段が、前記クロス壁の後端面に設けられていること
    を特徴とする、請求項11〜13のいずれかに記載のピストン。
  15. 【請求項15】 前記取り付け手段が、前記ピストンロッド(33)の前端
    部(80)に取り付け、かつ関節接続するための球面(78)を含むことを特徴
    とする、請求項14記載のピストン。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれかに記載のピストン(21、42
    、60)を含むことを特徴とするクラッチ、特に自動車用クラッチのための液圧
    制御装置(10)。
JP2001501772A 1999-06-04 2000-05-31 ピストンおよびこのピストンが設けられた自動車用クラッチのための液圧制御装置 Pending JP2003501596A (ja)

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