JP2003500616A - 組立式フランジ軸受シェル - Google Patents

組立式フランジ軸受シェル

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JP2003500616A
JP2003500616A JP2001500135A JP2001500135A JP2003500616A JP 2003500616 A JP2003500616 A JP 2003500616A JP 2001500135 A JP2001500135 A JP 2001500135A JP 2001500135 A JP2001500135 A JP 2001500135A JP 2003500616 A JP2003500616 A JP 2003500616A
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radial
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flange bearing
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JP2001500135A
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ビックル,ヴォルフガング
ハインケ,ヴェルナー
カルデンホッフ,クルト
ルードルフ,ヴェルナー
シューベルト,ヴェルナー
Original Assignee
カーエス・グライトラーガー・ゲーエムベーハー
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    • F16C43/00Assembling bearings
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、半殻状ラジアル軸受部(2)と、このラジアル軸受部の軸方向前側領域において片側に固定できるジャーナル軸受部(4)又は両側に固定できる部分リング円板状のジャーナル軸受部とを備えた組立式フランジ軸受シェルに関し、その際各ジャーナル軸受部(4)が放射方向内方に突出して、ラジアル軸受部(2)の軸方向縁区分の領域で保持窪み(10、12)と係合することができる保持舌(7、8)を持ち、その際少なくとも1つの保持窪み(10、12)に軸方向の開口縁が形成される。取付性を単純化するために、フランジ軸受シェルは、取付状態で、2つの保持舌(7、8)がそれの中心面(S)に向いた側上の中心面(S)の両側に中心面(S)を通過する放射方向(6)の切欠き(22)が形成されるように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半殻状ラジアル軸受部と、このラジアル軸受部の軸方向前側領域に
おいて片側に固定できるジャーナル軸受部又は両側に固定できる部分リング円板
状ジャーナル軸受部とを備えた組立式フランジ軸受シェルに関し、その際各ジャ
ーナル軸受部が放射方向内方に突出して、ラジアル軸受部の軸方向縁区分の領域
で保持窪みと係合することができる保持舌を持ち、その際少なくとも1つの保持
窪みに軸方向の開口縁が形成される。
【0002】
【従来の技術】
ジャーナル軸受部のラジアル軸受部への落し込む配列のために、1つ又はそれ
以上の内方に突出した保持舌又はこれら保持舌に配置されて同様に内方に突出さ
れ保持舌の部分として又はこれらの横に形成される補強指が変形される多数の同
類のフランジ軸受シェルは存在する。これは、DE42 04 988C1又は
DE43 03 855C1である。EP0 515 657A1によれば、ジ
ャーナル軸受部のラジアル軸受部への取り付けのための合同された放射方向結合
工程及び軸方向傾斜工程に従って、中心面に形成された保持舌は、配置された保
持開口が中心面の両側に放射方向内方に巻き込むように切欠きによって変形され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ジャーナル軸受部のラジアル軸受部への前述の結合の形成は、複雑であり、部
分の寸法安定性が保持舌の変形によって影響される。可製造性は、保持舌又は補
強指の変形による必然的な放射方向から内方へ行われたアクセスの故に複雑であ
る。
【0004】 更なる同類のフランジ軸受シェルは、DE40 15 256A1から公知で
ある。この印刷物に記述された実施例では、ラジアル軸受部の軸方向前側で保持
舌のラジアル軸受部の保持窪みへの挿入後保持窪みの両側に切欠きが侵入される
。ラジアル軸受部上のこの軸方向力作用によって、押し退けられた変形は、当該
保持舌が多少つば出しされ、保持窪みから軸方向にもはや解放できないように周
辺方向に得られる。押し退けられた変形は、このために要求された力の実施及び
挿入のために、複雑な工具構造を必要とする。材料が保持舌に直接据付で変形さ
れるので、ジャーナル軸受部のラジアル軸受部へのガタ付かない挿入も達成され
る。
【0005】 DE42 25 000C1からは、保持窪みが総て閉鎖される異類のフラン
ジ軸受シェルが公知である。ジャーナル軸受部は、ラジアル軸受部の放射面で組
立位置に結合され、その都度外側の保持舌の補強指区分が再度周辺方向に変形さ
れる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、変形工程による寸法安定性の悪影響を得ることなしに公知な同類の
フランジ軸受シェルより単純に製造させる、落し込むがガタ付かないで相互接続
されたジャーナル軸受部及びラジアル軸受部の効果を改良する、冒頭に記述され
た技術の組立式フランジ軸受シェルを基礎となす課題にある。
【0007】 この課題は、本発明によれば、2つの保持舌が中心面の両側で中心面に向いた
側に、中心面を通過する放射方向即ち結合方向の切欠きを形成し、各切欠きにフ
ランジ軸受シェルの取付状態で、その都度当該開口縁を形成した保持窪みを軸方
向に制限したラジアル軸受部の突起が逆手ロックされ、この突起は、ジャーナル
軸受部が組立過程で変形すらさせないで逆手ロックによって放射方向の外れに対
して防備されるように、その延長部から周辺方向に軸方向に保持窪み内に湾曲さ
れる、述べた技術のフランジ軸受シェルによって解決される。
【0008】 ジャーナル軸受部のラジアル軸受部への放射方向に落し込む保持の形成のため
に、相対的に弱い寸法の突起が軸方向に窪み内に僅かに変形される時には、ジャ
ーナル軸受部が組立位置から外れるのを防止するために最適或いは完全に十分と
証明された。本発明によるフランジ軸受の組立では、アクセス性を考慮した困難
性を生じさせないで、両方の保持窪みによって上記突起が保持窪み内に同時に僅
かに変形することができる。軸方向前側からここへのアクセス性は、補強指の周
辺方向の変形より遙かに少ない問題であり、ラジアル軸受部の放射内側からここ
への場合も同様である。
【0009】 ジャーナル軸受部を軸方向に落し込んで保持をするためには、中心面に、保持
開口との相互作動でジャーナル軸受部の軸方向分離が防止される更なる保持舌を
形成することができる。しかしながら対照的に、開口縁を形成した保持窪みが中
心面の両側で、ラジアル軸受部の軸方向切欠きの中心面から周辺方向に背を向け
た側で制限され、ジャーナル軸受部が傾斜自在継手によってラジアル軸受部に関
する放射面でその組立位置に運ばれ、保持舌が軸方向切欠きによって保持窪みか
らの軸方向分離に対して防備される時に、特に有利であると証明された。このよ
うな場合、即ち付加的に中心面で形成された保持舌及びラジアル軸受部の対応の
窪みを断念することができる。
【0010】 2つの保持舌が中心面の両側で中心面に向いた側上に形成される切欠きは、通
常中心面を通過する放射方向に一致するジャーナル軸受部の結合方向の切欠きを
形成しなければならないことが強調される。
【0011】 本発明思想の特に有利な更なる形成において、中心面から周辺方向に背を向け
た保持窪みの端部には、据付面が当該保持舌毎に形成され、この据付面は、ジャ
ーナル軸受部に対して支えるべき機械要素の回転のためにジャーナル軸受部に伝
達された力が周辺方向にラジアル軸受部に誘導される。有利には、この方法で2
つの中心面の両側に形成された保持窪みが形成される。好ましくはジャーナル軸
受部のラジアル軸受部への小さいガタは、フランジ軸受シェルの回転方向又は配
向に従って、一又は他の保持舌が保持窪みの中心面から背を向けた当該据付面に
対して置くことができるように周辺方向に有利に計算されることが強調される。
【0012】 保持窪みの据付面と一緒に作動する各保持舌の背面がジャーナル軸受部の結合
方向に延長される時に総て特に有利であると証明された。有利には、適切に述べ
た保持舌の背面及び据付面が互いに平行に、一様な力入力を可能とするために延
長される。しかしながら、これは、強いて必要でない。
【0013】 本発明の好ましい実施例によれば、フランジ軸受シェルは、各保持舌は、保持
窪みが形成されるラジアル軸受部の軸方向縁区分の放射内側に、内方に広がり、
切欠き及び軸方向縁区分の放射内側間に少なくとも僅かな放射方向の隙間が生じ
るように形成される。この方法では、保持窪みを制限した各突起が切欠きを結合
方向に又は中心面を通る放射方向にだけでなく、考慮された保持舌に関する放射
方向にも逆手ロックすることができる。
【0014】 製造技術的観点において、保持舌で平滑され、ジャーナル軸受部の結合方向に
延長される油溝がジャーナル軸受部に形成される時に、特に有利であると証明さ
れた。このような場合、材料減少が保持舌の形成のため、油溝の形成のために作
業の進行で行うことができる。
【0015】 本発明の更なる詳細、利点及び特徴は、線描図面及び本発明の好ましい実施例
の以下の記述から及び開示された特許請求項から生じ、その特徴毎にその都度主
張され又は更なる特徴と合同して保護が請求項で主張される。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜3は、半円状の湾曲したラジアル軸受部2と、これに落し込まれないが
ガタ付かないで固定されたジャーナル軸受部4とから形成される組立式フランジ
軸受シェルの種々の図を示す。図1は、非結合状態のラジアル軸受部2及びジャ
ーナル軸受部4を示し、その際矢印が結合方向6に指示される。以下の記述のた
めには、フランジ軸受シェルの中心面Sも半円形状上に湾曲したラジアル軸受部
2の幾何学的中間点Mと同様に示される。ジャーナル軸受部の結合方向も、フラ
ンジ軸受シェルの中心面Sを通って放射状に行って標示することができる。軸方
向は、図1の図面レベルに垂直に延長される。
【0017】 ジャーナル軸受部4は、中心面Sからジャーナル軸受部4の周辺方向に離され
た2つの保持舌7、8を持つ。保持舌7、8は、結合方向6に位置合わせされ、
図5のラジアル軸受部2の分離図面から、しかし図6の図面からも明らかなよう
に、取付状態で対応の保持窪み10、12に到達する。保持舌7、8の保持窪み
10、12への貫通留めによれば、ジャーナル軸受部4がなお詳細に記述された
方法で放射方向の外れに対して防備され、その際ガタ付かないで収容される。
【0018】 各保持舌7、8は、次のように形成され(図4を参照)、中心面Sから背を向
けた側上に、結合方向6に平行に延長される背面14を持つ。背面14は、ジャ
ーナル軸受部4の内縁16の円状進路のために同心的に延長された結合方向6に
前方の縁領域18に亘って丸まって移行し、再び中心面S上の方向に後方に戻る
。前方の縁領域18は、中心面S上の方向に延長された結合方向6の切欠き22
或は中心面Sを通過する放射方向に形成されるラグ20で終わる。ラグ20は、
周辺方向に約1.0mmの延長部を持つ。切欠き22は、再度丸まって、再度結
合方向6、即ち中心面Sを通過する放射方向に平行に延長される中心面Sに向い
た横側24に移行する。横側24は、ジャーナル軸受部4の内側中に、内縁16
から放射方向の約1.0mmの深さを有する凹部26まで覆い、そこでこの凹部
26の土台28に丸まって移行する。
【0019】 土台28は、再度丸まって、再び上昇してジャーナル軸受部の内縁16に移行
される。
【0020】 保持舌7、8と一緒に作動するラジアル軸受部2の保持窪み10、12は、次
のように形成される。
【0021】 図6及び8から明らかなように、保持窪み12は、必須的に長方形状に形成さ
れる。この窪みは、周辺方向に延長された自由端で終端する突起30によって軸
方向に外方に制限される。突起30は、解析すれば軸方向に窪み12内に変形で
きる。変形度を補助し、目標の公称湾曲位置32を定義するためには、突起30
の保持窪み12を周辺方向に中心面Sに向かって制限した面34への接続におい
て、窪み12に向かって内方に折り曲げられるほぞ加工36が形成される。この
ほぞ加工36は、0.4mmのピッチ円半径を持つ。
【0022】 突起30は、その自由端の領域で軸の縁領域に向かって接触される。そこで突
起は45度軸方向に傾斜した接触部38を持つ。
【0023】 突起30に周辺方向に向かい合った側の上には、保持窪み12が軸方向に作用
した切欠き42を形成した対応の突起40によって制限される。この切欠き42
は、取り付けられたジャーナル軸受部4を軸方向に防備する。保持窪み12の切
欠き42は、多少保持窪み12を制限した長方形状の中心面Sから背を向けた短
い側が形成される据付面44に移行する。この据付面44は、中心面Sから背を
向けた保持舌8の背面14用の橋台が形成される。取付状態で力が周辺方向に作
用し、ジャーナル軸受部4がラジアル軸受部2に対してねじ曲げることを試みる
時に、保持舌8の背面14が保持窪み12の据付面44に対して据付させ、その
際この力がラジアル軸受部2上及びそこから軸受ブロックに伝達される。他の保
持窪み10は、対応の方法で形成され、図1の観察によってジャーナル軸受部4
が反時計方向にねじ曲げられる時に周辺強度を受け入れる、中心面Sから背を向
けた対応の据付面を持つ。
【0024】 ジャーナル軸受部4のラジアル軸受部2への組立のためには、これがラジアル
軸受部2の放射面で結合方向6に摺動され、その際ジャーナル軸受部4の保持舌
7、8がラジアル軸受部2の保持窪み10、12を貫通して留められる。ジャー
ナル軸受部4の放射方向内方の縁領域16がラジアル軸受部に対してピッタリ合
う時に、組立位置が達成される。その際、各保持舌7、8の切欠き22は、各保
持窪み10、12に形成されたラジアル軸受部2の縁区分内に放射方向に配列さ
れる。この組立位置を防備しジャーナル軸受部4の放射方向の外れを防止するた
めには、各保持窪みを制限した突起30が保持窪み10、12内に変形され、そ
の際切欠き22が結合方向6に逆手ロックされる。これによって、ジャーナル軸
受部2が放射面で外れるのを防止される。軸方向安全装置は、縁開口した保持窪
み10、12が他の側上で制限される他の突起40が、軸方向に作用した切欠き
42によって各保持舌7、8を軸方向に支持されて外れるのを防止することによ
って達成される。ジャーナル軸受部4は、その保持舌7、8とガタ付かないで各
窪み10、12に収容される。図8は、保持舌に挿入するための突起30の初期
状態及び内方に湾曲した状態の両者を示す。ほぞ加工36は公称湾曲位置32が
定義されることによって、突起30の内方湾曲部が問題でなく高精度で実行でき
る。
【0025】
【発明の効果】
ジャーナル軸受部4が周辺方向にねじ曲げることを試みる力の発生時に、その
都度各保持舌7、8の中心面から背を向けた背面14が窪みを周辺方向に制限し
たラジアル軸受部2の橋台を形成した据付面44に対して運ばれて、この周辺強
度がジャーナル軸受部4からラジアル軸受部2に伝達され、それに続いて軸受ブ
ロックに導くことができたことは、総て特に有利であると証明された。これは、
両方向の周辺強度用に機能される。それ故取り付けられた組立式フランジ軸受シ
ェルの「回転方向」での合同時にどんな考慮も受けないことを必要とし、組立作
業が著しく軽減するだけである。
【0026】 更に、各保持舌7、8が結合方向6に位置合わせされ、それ故放射面で軸方向
の傾斜なしで組立位置に運べることが特に有利であると証明された。更に、製造
は、油溝50(図7)が多少各保持舌7、8で平滑されて形成されて単純化する
ことができる。油溝50は、切削加工、好ましくはフライス加工によって製造さ
れる。各保持舌7、8の領域で同様に材料切削が必要であるので、保持舌7、8
及び油溝50の形成が作業の進行に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 非結合状態のラジアル軸受部及びジャーナル軸受部を有する本発明によるフラ
ンジ軸受シェルの側面図である。
【図2】 図1による結合状態のフランジ軸受シェルの平面図である。
【図3】 取付状態で軸方向に見た図1によるフランジ軸受シェルの図である。
【図4】 保持舌領域のジャーナル軸受部の拡大図である。
【図5】 フランジ軸受シェルのラジアル軸受部上の平面図である。
【図6】 図5による放射方向に見た保持窪みの領域のラジアル軸受部の拡大図である。
【図7】 図3の領域「Y」の拡大図である。
【図8】 図2の領域「X」の拡大図である。
【符号の説明】
2 ラジアル軸受部 4 ジャーナル軸受部 6 中心面(S)を通過する放射方向又は結合方向 7 保持舌 8 保持舌 10 保持窪み 12 保持窪み 22 切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルデンホッフ,クルト ドイツ連邦共和国12307ベルリン・シュタ インシュトラーセ1 (72)発明者 ルードルフ,ヴェルナー ドイツ連邦共和国69124ハイデルベルク・ ロルヒハイマー・シュトラーセ8 (72)発明者 シューベルト,ヴェルナー ドイツ連邦共和国69168ヴィーズロッホ・ ベルクヴェルクシュトラーセ23 Fターム(参考) 3J011 BA13 DA02 3J017 HA01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半殻状ラジアル軸受部(2)と、このラジアル軸受部の軸方向前側領域におい
    て片側に固定できるジャーナル軸受部(4)又は両側に固定できる部分リング円
    板状のジャーナル軸受部を備え、その際各ジャーナル軸受部(4)が放射方向内
    方に突出して、ラジアル軸受部(4)の軸方向縁区分の領域で保持窪み(10、
    12)と係合することができる保持舌(7、8)を持ち、その際少なくとも1つ
    の保持窪み(10、12)に軸方向の開口縁が形成される組立式フランジ軸受シ
    ェルであって、 2つの保持舌(7、8)は、中心面(S)の両側で中心面(S)に向いた側に
    中心面(S)を通過する放射方向(6)の切欠き(22)が形成され、この切欠
    きにフランジ軸受シェルの取付状態でその都度当該開口縁を形成した保持窪み(
    10、12)を軸方向に制限したラジアル軸受部(2)の突起(30)が逆手ロ
    ックされ、ジャーナル軸受部(4)が組立過程で変形すらさせないで、逆手ロッ
    クによって放射方向の外れに対して防備されるように、その延長部から周辺方向
    に軸方向に保持窪み(10、12)内に湾曲される、ことを特徴とするフランジ
    軸受シェル。
  2. 【請求項2】 開口縁を形成した保持窪み(10、12)は、中心面(S)の両側で軸方向切
    欠き(42)の中心面から周辺方向に背を向けた側で制限され、ジャーナル軸受
    部(4)が傾斜自在継手によってラジアル軸受部(2)に関する放射面でその組
    立位置に運ばれ、保持舌(7、8)が軸方向切欠き(42)によって保持窪み(
    10、12)からの軸方向分離に対して防備されることを特徴とする請求項1記
    載のフランジ軸受シェル。
  3. 【請求項3】 中心面(S)から周辺方向に背を向けた保持窪み(10、12)の端部は、据
    付面(44)が当該保持舌(7、8)毎に形成され、この据付面(44)上にジ
    ャーナル軸受部(4)に対して支えるべき機械要素の回転の結果ジャーナル軸受
    部(4)に実行された力が周辺方向にラジアル軸受部(2)に誘導することがで
    きることを特徴とする請求項1又は2記載のフランジ軸受シェル。
  4. 【請求項4】 中心面(S)の両側に形成された2つの保持窪み(10、12)の中心面(S
    )から周辺方向に背を向けた端部は、各々据付面(44)が当該保持舌(7、8
    )毎に形成され、この据付面(44)がジャーナル軸受部(4)に対して支える
    べき機械要素の回転の結果ジャーナル軸受部に誘導された力がラジアル軸受部(
    2)に誘導されることを特徴とする請求項3記載のフランジ軸受シェル。
  5. 【請求項5】 保持窪み(10、12)の据付面(44)と一緒に作動する背面(14)の各
    保持舌(7、8)がジャーナル軸受部の結合方向(6)に延長されることを特徴
    とする請求項3又は4記載のフランジ軸受シェル。
  6. 【請求項6】 保持窪みの据付面(44)と一緒に作動する各保持舌(7、8)の背面(14
    )が据付面(44)に平行に延長されることを特徴とする請求項3、4又は5記
    載のフランジ軸受シェル。
  7. 【請求項7】 各保持舌(7、8)は、保持窪み(10、12)が形成されるラジアル軸受部
    (2)の軸方向縁区分を放射方向内方に巻き込み、切欠き(22)及び軸方向縁
    区分の放射内側間に少なくとも僅かな放射方向の隙間が生じることを特徴とする
    前記請求項のいずれか又は組合せに記載のフランジ軸受シェル。
  8. 【請求項8】 0.8〜1.2mm長さの保持舌(7、8)の放射方向の切欠き(22)は、
    周辺方向に中心面(S)上の方向に延長された保持舌(7、8)のラグ(20)
    が形成されることを特徴とする前記請求項のいずれか又は組合せに記載のフラン
    ジ軸受シェル。
  9. 【請求項9】 保持舌(7、8)は、結合方向(6)に前方の縁領域(18)が周辺方向に同
    心的に形成されることを特徴とする前記請求項のいずれか又は組合せに記載のフ
    ランジ軸受シェル。
  10. 【請求項10】 保持舌(7、8)で平滑され、ジャーナル軸受部(4)の結合方向に延長され
    る油溝(50)は、ジャーナル軸受部(4)に形成されることを特徴とする前記
    請求項のいずれか又は組合せに記載のフランジ軸受シェル。
  11. 【請求項11】 保持舌(7、8)は、展開図レベル上に突出する4〜15mmの周辺長さを持
    つことを特徴とする前記請求項のいずれか又は組合せに記載のフランジ軸受シェ
    ル。
  12. 【請求項12】 開口縁を形成した保持窪み(10、12)を軸方向に制限したラジアル軸受部
    (2)の突起(30)は、0.8〜1.5mm、好ましくは0.9〜1.2mm
    の周辺方向延長部及び0.7〜1.2mm、好ましくは0.8〜1.0mmの軸
    方向厚さを持つことを特徴とする前記請求項のいずれか又は組合せに記載のフラ
    ンジ軸受シェル。
  13. 【請求項13】 開口縁を形成した保持窪み(10、12)を軸方向に制限した突起(30)の
    保持窪みを周辺方向に中心面(S)に向かって制限された面(34)への接続に
    おいて、突起(30)の公称湾曲位置(32)が定義されるほぞ加工(36)が
    、形成されることを特徴とする前記請求項のいずれか又は組合せに記載のフラン
    ジ軸受シェル。
  14. 【請求項14】 ほぞ加工(36)は、ピッチ円半径が0.3及び0.5mm間に記述されるこ
    とを特徴とする請求項13記載のフランジ軸受シェル。
  15. 【請求項15】 開口縁を形成した保持窪み(10、12)を軸方向に制限した突起(30)及
    び更なる軸方向切欠き(42)は、周辺方向に1.8〜2.8mm、好ましくは
    2.2〜2.5mmお互いから離されることを特徴とする前記請求項のいずれか
    又は組合せに記載のフランジ軸受シェル。
  16. 【請求項16】 突起の折り曲げ前に見たラジアル軸受部の展開図上を突出した保持窪み(10
    、12)は、必須的に長方形状に形成されることを特徴とする前記請求項のいず
    れか又は組合せに記載のフランジ軸受シェル。
  17. 【請求項17】 2つのみの保持舌(7、8)及び対応の窪み(10、12)が中心面(S)の
    両側に形成されることを特徴とする前記請求項のいずれか又は組合せに記載のフ
    ランジ軸受シェル。
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