JP2003348804A - ステータコアへの相間シート挿入装置 - Google Patents

ステータコアへの相間シート挿入装置

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JP2003348804A
JP2003348804A JP2002152290A JP2002152290A JP2003348804A JP 2003348804 A JP2003348804 A JP 2003348804A JP 2002152290 A JP2002152290 A JP 2002152290A JP 2002152290 A JP2002152290 A JP 2002152290A JP 2003348804 A JP2003348804 A JP 2003348804A
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interphase sheet
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータコアへのの相間シートの装着作業を
挿入ミスなく自動化できるようにした相間シート挿入装
置を提供する。 【解決手段】 この相間シート挿入装置は、一対のシー
ト本体部111と、このシート本体部を連結してループ
を形成する2本のストリップ部112とからなる相間シ
ート110を、ステータコアに装着する装置であり、ス
テータコアの内歯に対応して配置される複数本のガイド
棒141を有する挿入治具140と、この挿入治具の内
周に軸方向移動可能に配置され、前記挿入治具のガイド
棒間に挿入保持された前記相間シートのストリップ部を
押して、前記ステータコアの対応するスロットに挿入す
る押歯162を有するストリッパ160とを備えてい
て、前記ストリッパの押歯の突出端面に前記ストリップ
部を捕捉するための保持溝164が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステータコアの両端面
から突出する各相のコイル間に配置される一対のシート
本体部と、このシート本体部を連結してループを形成す
る2本のストリップ部とからなる相間シートを、前記ス
トリップ部をステータコアの所定のスロットに挿入する
ことによって、ステータコアに装着するステータコアへ
の相間シート挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ等の回転電気機械に用いられるス
テータコアにコイルを装着する方法としては、ステータ
コアの内歯に導線を直接巻き付ける直巻方式と、予め巻
線して形成したコイルを、コイル挿入治具を介してステ
ータコアの所定のスロットに押込んで挿入するインサー
ト方式とが知られている。
【0003】インサート方式においては、ステータコア
の両端面からコイルが円弧状に突出してコイルエンドを
なし、U,V,Wの各相のコイルを挿入したとき、各相
のコイルエンドどうしが接触して、絶縁不良や断線を起
こす可能性があるため、各相のコイルエンドどうしの間
に相間シート(相間絶縁紙)を挿入している。
【0004】相間シートの挿入方法の一つとしては、ス
テータコアに予めU,V,Wの各相のコイルを挿入した
後、各相のコイルのステータコアから突出したループ状
の部分(以下コイルエンドとする)に相間シートを差し
挟むようにして挿入する方法が知られている。
【0005】しかし、この方法は、コイル挿入時には相
間シートが配置されていないので、コイル挿入時に各相
間でコイルどうしが強く接触して絶縁不良を起こす可能
性があった。また、各相のコイルエンドの間に適当な隙
間がないと、相間シートを挿入することができず、挿入
不良が生じることがあった。
【0006】また、別の方法としては、ある相のコイル
を挿入した後、一対のシート本体部を2本のストリップ
部でループ状に連結してなる相間シートを予めステータ
コアに装着し、その後に次の相のコイルを挿入すること
によって、先に挿入された相のコイルと、後で挿入され
た相のコイルとの間に、相間シートが挟まれるようにす
る方法が知られている。
【0007】この方法は、次のコイルを挿入するとき
に、前のコイルとの間に既に相間シートが挿入されてい
るので、コイル挿入時における絶縁不良を防ぐことがで
き、各相のコイルエンドの間に相間シートを確実に挿入
できるという利点がある。
【0008】しかしながら、上記ループ形状の相間シー
トは、ストリップ部をステータコアの所定のスロットに
挿入し、一対のシート本体部をコアの両端面に突出させ
ることによってステータコアに取付けるため、相間シー
トの取付け作業を自動化することが困難であり、U相又
はV相のコイルの挿入後に手作業でステータコアに装着
しているのが現状である。
【0009】一方、コイル挿入治具と同様な治具を形成
し、ループ状の相間シートのストリップ部を該治具のガ
イド棒の所定の隙間に掛止させ、ガイド棒先端をステー
タコアの内周に挿入した後、ストリッパを押上げて相間
シートのストリップ部をステータコアの所定のスロット
に挿入する装置も提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような挿入装置では、相間シートのストリップ部が、ス
テータコアのスロット内に入らずに、ストリッパの押歯
とガイド棒との間に挟み込まれてしまい、ストリップ部
が切れて挿入ミスを生じることが多いという問題点があ
った。
【0011】したがって、本発明の目的は、相間シート
のストリップ部がステータコアのスロット内に確実に挿
入されるようにして、相間シートの装着作業を挿入ミス
なく自動化できるようにしたステータコアへの相間シー
ト挿入装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ステータコアの両端面から突出する各相
のコイル間に配置される一対のシート本体部と、このシ
ート本体部を連結してループを形成する2本のストリッ
プ部とからなる相間シートを、前記ストリップ部をステ
ータコアの所定のスロットに挿入することによって、ス
テータコアに装着するステータコアへの相間シート挿入
装置において、前記ステータコアの内歯に対応して配置
される複数本のガイド棒を有する挿入治具と、この挿入
治具の内周に軸方向移動可能に配置され、前記挿入治具
のガイド棒間に挿入保持された前記相間シートのストリ
ップ部を押して、前記ステータコアの対応するスロット
に挿入する押歯を有するストリッパとを備えており、前
記ストリッパの押歯の突出端面に前記ストリップ部を捕
捉するための保持溝が形成されていることを特徴とする
ステータコアへの相間シート挿入装置を提供するもので
ある。
【0013】本発明によれば、相間シートを挿入治具の
ガイド棒の所定の間隙に挿入して引き掛け、その状態で
ガイド棒の先端部をステータコアの内歯の内周に摺接す
るように挿入し、ガイド棒の内側に配置されたストリッ
パを移動させて、ストリッパの押歯で相間シートのスト
リップ部をステータコアのスロットに押込む際に、相間
シートのストリップ部がストリッパの押歯の突出端面に
形成された保持溝に挿入されて保持されるので、ストリ
ップ部がストリッパの押歯とガイド棒との間に挟み込ま
れるのを防止でき、それによって挿入ミスを防ぐことが
できる。
【0014】本発明において、前記ガイド棒は、前記ス
テータコアの内歯の内周に摺接するように挿入される先
端部と、前記ステータコアの、相間シート挿入側端面に
近接して配置される基部とを有し、前記相間シートのス
トリップ部を挟むガイド棒の前記基部は、前記ステータ
コアの挿入側端面に至るまで、外径側に突き出た形状を
なしていることが好ましい。
【0015】これによれば、前記相間シートをストリッ
パで押上げるとき、ステータコアの上記挿入側端面に至
るまで、相間シートのストリップ部がガイド棒の基部に
ガイドされて導入されるので、ストリップ部をより確実
にストリッパの押歯の突出端面に形成された保持溝に挿
入することができる。
【0016】上記において、更に、前記相間シートのス
トリップ部を挟むガイド棒の前記基部は、前記ストリッ
プ部の挟持面が、前記ステータコアの挿入側端面に至る
まで外径側に突き出ていて、該挟持面に対向する反対側
の面は、前記ステータコアの挿入側端面に近接するに従
って前記先端部に近づくように面取りされた形状をなす
ことが好ましい。
【0017】これによれば、ガイド棒の先端部がステー
タコアの内周に挿入され、ガイド棒の基部がステータコ
アの挿入側端面に当接したとき、ステータコアに既に挿
入されているコイルエンドが、ガイド棒の基部に接触し
て絶縁被膜を損傷することが防止できる。
【0018】また、本発明においては、前記ストリッパ
の押込み方向の端面に、中心部が突出して全体としてテ
ーパ状をなし、そのテーパ面に前記相間シートのストリ
ップ部を前記押歯の突出端面に導く放射状のガイド溝を
有する補助ストリッパが取付けられていることが好まし
い。
【0019】これによれば、相間シートのストリップ部
をストリッパの押歯の突出端面に形成された保持溝に導
入しやすくなり、ストリップ部をより確実に保持溝に挿
入できると共に、ストリッパを押上げたときに、相間シ
ートの、ストリッパの押込み側に位置するシート本体部
を外径側に押し広げて、シート本体部がストリッパの押
込み端面に引っ掛かってしまうことを防止できる。
【0020】更に、前記ステータコアの、相間シート挿
入側端面に近接して、既に挿入されたコイルの端部をカ
バーし、前記相間絶縁シートのシート本体部がコイルに
引っ掛かるのを防止するカバーリングが配置されている
ことが好ましい。
【0021】これによれば、ストリッパで相間シートを
押上げていったとき、後端のシート本体部がステータコ
アの端面に至るまでに、既に挿入されたコイルエンドに
引っ掛かって引きちぎれてしまうことを防止できる。
【0022】更にまた、上記において、前記カバーリン
グの内周には、中心方向に向けて所定長さで延出された
複数枚の短冊状のガイドシートが取付けられていること
が好ましい。
【0023】これによれば、ストリッパで相間シートを
押上げていったとき、カバーリングがステータコアの挿
入側端面に向けて湾曲するので、相間シートと既に挿入
されたコイルエンドとの接触・係合をより確実に防ぐこ
とができ、相間シートの引っ掛かりによる破損をより確
実に防止できる。
【0024】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一実施の
形態を説明する。
【0025】図1、2に示すように、この相間シート挿
入装置100は、基台101と、この基台101上に立
設された支柱102と、この支柱102に横架されたア
ーム103とを有している。支柱102の中間には、相
間シート110の設置棚104が設けられている。設置
棚104にはガイドピン105が立設されている。
【0026】図3に示すように、相間シート110は、
一対のシート本体部111と、このシート本体部111
を連結する2本の平行なストリップ部112とからな
り、全体としてループ状(枠状)をなしている。図23
に示すように、ストリップ部112がステータコア12
0の内歯121の間に形成された所定のスロット122
に挿入され、シート本体部111がステータコア120
の端面から扇型に突出した状態で装着されるようになっ
ている。
【0027】アーム103には、2本のガイド棒106
と、1本のボールネジ107とが水平方向に配設されて
おり、上記ガイド棒106に沿って移動可能に取付けら
れたスライダ108が上記ボールネジ107に螺合して
おり、図示しないモータによるボールネジ107の回転
によってスライダ108が水平方向に移動する。
【0028】スライダ108には、ピックアップ装置1
30が、ガイド棒131を介して昇降可能に取付けら
れ、エアシリンダ139によって昇降するようになって
いる。ピックアップ装置130は、図5〜7に示すよう
な合計3本の吸着パイプ132を有し、このうち2本は
相間シート110の一方のシート本体部111を吸着す
るように並んで配置され、1本は他方のシート本体部1
11を吸着するように配置されている。
【0029】そして、1本の吸着パイプ132の両側に
は、コ字状の押え板133が昇降可能に配置されてお
り、吸着パイプ132で相間シート110を吸着した
後、図示しない駆動手段によりコ字状の押え板133を
下降させることによって、図7に示すように一方のシー
ト本体部111を湾曲させて、ストリップ部112を、
挿入治具140のガイド棒141の隙間に位置合わせで
きるようになっている。
【0030】再び図1、2を参照すると、挿入治具14
0は、前記支柱102に隣接して配置された水平移動台
142上に設置されている。挿入治具140を搭載した
水平移動台142は、基台101に配設された図示しな
いスライドウェイに沿って水平移動し、ピックアップ装
置130から相間シート110を受け渡されるステーシ
ョンAと、相間シート110をステータコア120の所
定のスロット122に挿入する挿入ステーションBとの
間で移動するようになっている。また、挿入治具140
は、図示しない駆動機構によって、水平移動台142上
で回転するようになっている。
【0031】挿入治具140は、図4に示すように、円
筒状のホルダケース149と、このホルダケース149
に基部を保持されて環状に配列された複数本のガイド棒
141とからなっている。この実施形態の場合、ガイド
棒141は、ステータコア120の内歯121の1本に
当接する細幅のものと、2本に跨って当接する太幅のも
のとがあるが、全てを細幅のもので構成してもよいし、
全てを太幅のもので構成することもでき、更には3本以
上に当接する太幅のものを用いてもよい。しかし、3本
以上に当接する太幅のものは、横断面を円弧状に形成す
る必要がでてくるため、加工コストが高くなる。
【0032】重要なことは、相間シート110のストリ
ップ部112を挿入保持させる一対のガイド棒141
a、141bが所定の箇所に配置されていることであ
る。すなわち、図8に示すように、相間シート110
は、そのストリップ部112をガイド棒141の所定の
間隙に挿入されて、この実施形態の場合は、4枚の相間
シート110が等間隔で保持される。この場合、相間シ
ート110のストリップ部112を挟持する一方のガイ
ド棒141aは細幅で、他方のガイド棒141bは太幅
となっているが、これは前記のように需要なことではな
く、どちらも細幅又は太幅とすることができる。
【0033】なお、図8中のCは、既に挿入されたコイ
ルエンドを表しており、このコイルエンドCの端部に記
載した破線の○は、コイルエンドCの出入口となってい
るスロットを表している。
【0034】再び図4を参照すると、各ガイド棒141
は、ステータコア120の内歯121の内周に摺接する
ように挿入される先端部143と、ステータコア120
の、相間シート挿入側の端面に当接する、外径方向に突
出した基部144とを有している。
【0035】相間シート110のストリップ部112を
挟持しない部分に配置されたガイド棒141cは、その
基部144の上部が、ステータコア120の上記挿入側
端面に向けて全幅で縮径して、先端部143と同じ外径
になるテーパ面144aをなしている。
【0036】また、各ガイド棒141a、141bの、
ストリップ部112の挟持面145は、ステータコア1
20の挿入側端面に至るまで同じ外径で突出しており、
相間シート110のストリップ部112をステータコア
120の挿入側端面に至るまで、外径方向に突出した広
い幅でガイドするようになっている。
【0037】そして、各ガイド棒141a、141bの
基部144の上部は、上記挟持面145の基部上端が外
径方向に突出し、上記挟持面145と反対側の側面14
6の基部上端が先端部143と同じ外径となるまで縮径
しており、これらの上端を頂点として、三角錐状に斜め
にカットされた斜面144bをなしている。すなわち、
挟持面145の上端は、ステータコア120の挿入側端
面に至るまで、外径方向に突出しており、それと反対側
の側面146の上端は、先端部143と同じ外径となる
までテーパ状に縮径している。
【0038】ガイド棒141に形成された上記のテーパ
面144a及び斜面144bは、ステータコア120に
既に挿入されているコイルエンドと干渉しないようにす
るために形成されている。すなわち、相間シート110
は、U相のコイルを挿入した後、及びV相のコイルを挿
入した後に、ステータコア120に装着されるのである
が、図8に示すように、ガイド棒141をステータコア
120の内周に挿入したとき、テーパ面144a及び斜
面144bによって、既に挿入したコイルのコイルエン
ドCが、ガイド棒141の基部144に強く接触するの
を避け、絶縁被膜の損傷を防止している。
【0039】なお、図9に示すように、円筒状のホルダ
ケース149下面には、環状の支持板147が配置さ
れ、この支持板147の下面中央部には、中心の孔を囲
むようにガイド筒148が取付けられ、このガイド筒1
48に図19に示すストリッパ駆動軸150が挿入され
るようになっている。また、ガイド棒141は、実際に
は、先端部143と、基部144とが別体で構成され、
ホルダケース149内でネジ止めされて一体化されてい
る。
【0040】図12〜16及び図19を併せて参照する
と、ストリッパ駆動軸150の上端には、ストリッパ1
60と、補助ストリッパ170とが取付けられている。
ストリッパ160は、円筒状の部材からなり、その外周
に複数のフィン状の歯が形成されている。これらの歯
は、ガイド棒141の間隙に挿入されるように放射状に
形成され、ガイド棒141の外周からほとんど突出しな
い短い歯161と、ガイド棒141の外周から突出して
ステータコア120のスロット122に挿入される長い
押歯162とで構成されている。押歯162の基部16
3は、ステータコア120の内歯121どうしの間隙を
通るように薄く形成されており、先端部は相間シート1
10のストリップ部112を押込むことができるように
相対的に厚く形成されている。また、押歯162の突出
端面における上下の角部は、テーパ状に形成されてお
り、ストリッパ160の押込み時及び後退時に、相間シ
ート110のシート本体部111に引っ掛かることを防
止している。
【0041】そして、本発明の一つの特徴は、上記押歯
162の突出端面にストリップ部112を捕捉するため
の保持溝164が形成されていることにある。この保持
溝164は、特に押歯162のテーパ状に形成された押
込み側の角部(上方の角部)に形成されていることが好
ましいが、突出端面全体に形成されていてもよい。保持
溝164の横断面形状はV字状又はU字状であることが
好ましい。押歯162は、相間シート110のストリッ
プ部112が挿入されるスロット122に対応した数だ
け少なくとも形成される。
【0042】ストリッパ160の上面には、円板状の板
165が固着されており、この板165の下面中央部
に、前記ストリッパ駆動軸150の上端が固着されてい
る。
【0043】そして、この板165上には、更に補助ス
トリッパ170が装着されている。補助ストリッパ17
0は、下半部が円柱状をなし、上半部が円錐状をなす形
状であって、それらの周面には軸方向に放射状に伸びる
複数のガイド溝171が形成されている。ガイド溝17
1は、ストリッパ160の押歯162に対応した位置に
設けられている。また、ガイド溝171は、その上部が
V字状に大きく開き、下方に向かうに従って幅狭になっ
ている。
【0044】また、挿入治具140をステータコア12
0内に挿入するとき、ガイド棒141の先端部143が
ステータコア120の内歯121にスムーズに嵌合する
ようにするため、先端部143には、図10、11に示
す挿入ガイド180が取付けられるようになっている。
【0045】この挿入ガイド180は、円筒部材181
と、該円筒部材181よりも外径が相対的に小さい円筒
部材182とを、スペーサ183を介して上下に連結し
て構成されている。下方の円筒部材182の外周には、
軸方向に伸びる複数のガイドフィン184が円周方向に
所定間隔で形成され、これらのガイドフィン184の間
に対応するガイド棒141の先端部143が嵌合するよ
うになっている。また、上方の円筒部材181の外周に
は、同じく軸方向に伸びる複数のリブ185が円周方向
に所定間隔で形成され、これらのリブ185の間にステ
ータコア120の内歯121が嵌合するようになってい
る。上方の円筒部181の上部外周は、ステータコア1
20内に挿入しやすくするため、テーパ状に形成されて
いる。
【0046】再び図1、2を参照すると、前述したよう
に、挿入治具140は、ピックアップ装置130によっ
て相間シート110を装着された後、図示しない駆動機
構によって、挿入ステーションBに移動するようになっ
ている。
【0047】挿入ステーションBの上方には、フレーム
190を介して、ステータコア120の支持台191が
設置されている。ステータコア120は、パレット19
2に取付けられ、図示しない搬送手段によって、パレッ
ト192毎、上記支持台191上に移動して、そこに固
定されるようになっている。
【0048】図17、18、19に示すように、支持台
191の下面には、カバーリング210が取付けられて
いる。このカバーリング210は、ステータコア120
の、既に挿入されたコイルエンドCをカバーし、相間シ
ート110を挿入するときにそのシート本体部111
が、既に挿入されたコイルエンドCに引っ掛かるのを防
止する。また、カバーリング210の下面開口部周縁2
11は、テーパ状に面取りされており、相間シート11
0が引っ掛からないようにしている。
【0049】更に、カバーリング210の上面内周に
は、環状のシート212が取付けられている。環状のシ
ート212には、その内周から半径方向外方に伸びるス
リット213が所定間隔で放射状に形成されており、こ
れらのスリット213によって複数の短冊状の突片21
4が内周に向けて延出した形状をなしている。これらの
突片214は、ステータコア120に既に挿入されたコ
イルエンドCを更に完全に覆い、相間シート110の引
っ掛かりをより確実に防止する。
【0050】次に、上記構成からなる本発明のステータ
コアへの相間シート挿入装置の作用について説明する。
【0051】挿入操作の始めに、相間シート110は、
支柱102の設置棚104上に重ねて載置される。挿入
治具140は、基台101上のステーションAに配置さ
れている。また、ステータコア120は、パレット19
2に取付けられて、支持台191上に設置されている。
更に、ピックアップ装置130は、設置棚104の上方
に配置されている。
【0052】この状態で、エアシリンダ139の作動に
より、ピックアップ装置130が下降し、吸引パイプ1
32が、設置棚104に載置された相間シート110に
当接してこれを吸着し、ピックアップ装置130が上昇
して相間シート110をピックアップする。
【0053】そして、図示しないモータによりボールネ
ジ107が回転して、スライダ108がガイド棒106
に沿って移動し、ピックアップ装置130が挿入治具1
40の上方に移動する(図5、6参照)。
【0054】この状態で、コ字状の押え板133が下降
し、相間シート110の一方のシート本体部111を湾
曲させる。このとき、相間シート110のストリップ部
112が、挿入治具140のガイド棒141の所定の間
隙に位置合わせされる。この間隙は、ステータコア12
0の既に挿入されたコイルエンドCのスロットとの関係
で定められる。
【0055】そして、ピックアップ装置130が下降し
て、相間シート110のストリップ部112をガイド棒
141の所定の間隙に挿入する(図7参照)。相間シー
ト110を挿入後、ピックアップ装置130は上昇し、
ボールネジ107の回動によって再び設置棚104の上
方に戻る。
【0056】この操作は、この実施形態の場合、4回繰
り返される。すなわち、各回毎に挿入治具140が所定
角度ずつ回動して、相間シート110のストリップ部1
12をガイド棒141の所定の間隙に挿入し、ループ状
の相間シート110を挿入治具140のガイド棒141
に引き掛けることにより、図8に示すように、4枚の相
間シート110を放射状に配置する。
【0057】こうして相間シート110を引き掛けられ
た挿入治具140は、次に、挿入ステーションBに移動
する。この挿入ステーションBでは、前記のように、ス
テータコア120が、パレット192に取付けられて、
支持台191上に設置されている。
【0058】挿入治具140をステータコア120に挿
入するに先だって、挿入治具140のガイド棒141の
先端部143に、図10、11に示した挿入ガイド18
0を取付ける。すなわち、ガイド棒141の先端部14
3を挿入ガイド180のガイドフィン184の間に挿入
し、その先端を上方の円筒部181の下縁部に当接させ
る。そして、上方の円筒部181のリブ185の間に、
ステータコア120の内歯121を導入しながら、図1
9(上記挿入ガイド180は省略してある)に示すよう
に、挿入治具140を図示しない駆動手段によって上昇
させると、挿入治具140を介して、ガイド棒141の
先端部143がステータコア120の内歯に摺接しなが
らスムーズに挿入される。
【0059】こうして、図20に示す状態となる。すな
わち、ガイド棒141の先端部143がステータコア1
20の内歯に摺接して挿入され、ガイド棒141の基部
144の先端が、ステータコア120の挿入側端面に当
接した状態となっている。また、前記図8に示したよう
に、ガイド棒141の所定の間隙に相間シート110が
引き掛けられている。更に、ストリッパ160及びその
上部に取付けられた補助ストリッパ170は、ガイド棒
141の下方に待機している。なお、この状態で、図示
しない挿入ガイド180を取り外して、相間シート11
0の挿入ができるようにする。
【0060】次に、図21に示すように、図示しない駆
動手段によって、ストリッパ駆動軸150を上昇させ
て、その上端に取付けられた補助ストリッパ170及び
ストリッパ160を押上げていく。相間シート110
は、補助ストリッパ170のテーパ状の先端部によっ
て、そのシート本体部111を外方に押し広げられなが
ら、そのストリップ部112が放射状のガイド溝171
に導入される(図15、16参照)。更に、ストリップ
部112は、ストリッパ160の押歯162に形成され
た保持溝164に挿入される。
【0061】相間シート110は、補助ストリッパ17
0及びストリッパ160に係合して押上げられ、そのス
トリップ部112が、ストリッパ160の押歯162に
よって、ステータコア120の対応するスロット122
に挿入される。このとき、ストリップ部112が、押歯
162の保持溝164に保持されながらスロット122
に挿入されるので、ストリップ部112が押歯162と
ガイド棒141との隙間に挟まってしまうことを防止で
きる。
【0062】このとき、ストリップ部112を挟むガイ
ド棒141の基部144は、それらの挟持面がステータ
コア120の挿入側端面に至るまで外径側に突出してい
るので(図4参照)、ストリップ部112をステータコ
ア120のスロット122に確実にガイドすることがで
きる。なお、ガイド棒141の基部144には、斜面1
44bと、テーパ面144aが形成されているので、既
に挿入されたコイルエンドCがガイド棒141の基部1
44に接触して、それらの絶縁被膜が損傷することを防
止される。
【0063】また、ステータコア120を支持する支持
台191の下面には、既に挿入されたコイルエンドCを
カバーするようにカバーリング210が配置され、この
カバーリング210はその内周から延出された短冊状の
突片214を有するので、相間シート110の下方のシ
ート本体部111が、コイルエンドCに引っ掛かってス
トリップ部112が切れてしまうことを防止できる。突
片214は、ガイド棒141の基部144によって、図
17、22に示すように上方に湾曲し、コイルエンドC
を包み込むようにしてより完全にカバーする。
【0064】図22に示すように、補助ストリッパ17
0及びストリッパ160の上部がステータコア120の
上端面から突出するまで押上げると、相間シート110
のストリップ部112が、ステータコア120の対応す
るスロット122に完全に挿入され、上方のシート本体
部111がガイド棒141の先端から外方に外れて広が
る。こうして、挿入が完了すると、ストリッパ駆動軸1
50が下降し、補助ストリッパ170及びストリッパ1
60を後退させ、更に挿入治具140が下降して、挿入
治具140は元のステーションAに戻る。
【0065】その結果、図23に示すように、既に挿入
されたコイルエンドCの内周側に相間シート110のシ
ート本体部111が配置される。なお、この実施形態で
は、45度ずつ角度を変えて、更に4枚の相間シート1
10を挿入し、合計8枚の相間シート110によってコ
イルエンドCを完全にカバーするようにしている。この
相間シート110は、U、V、Wの各相のコイルエンド
の間に配置されて、相間絶縁を行う。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
トリッパの押歯で相間シートのストリップ部をステータ
コアのスロットに押込む際に、相間シートのストリップ
部がストリッパの押歯の突出端面に形成された保持溝に
挿入されて保持されるので、ストリップ部がストリッパ
の押歯とガイド棒との間に挟み込まれるのを防止でき、
それによって挿入ミスを防ぐことができる。したがっ
て、相間シートのステータコアへの装着作業を挿入ミス
なく自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステータコアへの相間シート挿入
装置の一実施形態を示す正面図である。
【図2】同相間シート挿入装置の平面図である。
【図3】本発明に適用される相間シートの一例を示す斜
視図である。
【図4】同相間シート挿入装置の挿入治具を示す斜視図
である。
【図5】同相間シート挿入装置において、相間シートを
ピックアップしようとする状態を示す斜視図である。
【図6】同相間シート挿入装置において、相間シートを
ピックアップした状態を示す斜視図である。
【図7】同相間シート挿入装置において、相間シートを
挿入治具に挿入する状態を示す斜視図である。
【図8】同相間シート挿入装置において、相間シートを
挿入治具に挿入した状態を示す平面図である。
【図9】同相間シート挿入装置の挿入治具の縦断面図で
ある。
【図10】同相間シート挿入装置に用いられる挿入ガイ
ドの断面図である。
【図11】同相間シート挿入装置に用いられる挿入ガイ
ドの斜視図である。
【図12】同相間シート挿入装置のストリッパの斜視図
である。
【図13】同相間シート挿入装置のストリッパの平面図
である。
【図14】同相間シート挿入装置のストリッパの断面図
である。
【図15】同相間シート挿入装置の補助ストリッパの平
面図である。
【図16】同相間シート挿入装置の補助ストリッパの、
右半分を断面にして示す正面図である。
【図17】同相間シート挿入装置において、コイルエン
ドがカバーリングでカバーされた状態を示す斜視図であ
る。
【図18】同相間シート挿入装置のカバーリングを示
し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
【図19】同相間シート挿入装置において、挿入治具を
ステータコアに挿入する状態を示す断面図である。
【図20】同相間シート挿入装置において、挿入治具を
ステータコアに挿入した状態を示す断面図である。
【図21】同相間シート挿入装置において、ストリッパ
を上昇させる状態を示す断面図である。
【図22】同相間シート挿入装置において、ストリッパ
を上昇させて、相間シートを完全に挿入した状態を示す
断面図である。
【図23】ステータコアに相間シートを挿入した状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
100 相間シート挿入装置 110 相間シート 111 シート本端部 112 ストリップ部 120 ステータコア 121 内歯 122 スロット 130 ピックアップ装置 140 挿入治具 141 ガイド棒 143 先端部 144 基部 144a テーパ面 144b 斜面 145 挟持面 146 挟持面と反対側の面 150 ストリッパ駆動軸 160 ストリッパ 162 押歯 164 保持溝 170 補助ストリッパ 171 ガイド溝 210 カバーリング 212 環状のシート 214 突片 C コイルエンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H604 AA08 BB01 CC01 CC05 CC11 DA01 DB26 PB03 QA06 5H615 AA01 BB01 PP01 PP16 RR02 SS09 SS10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアの両端面から突出する各相
    のコイル間に配置される一対のシート本体部と、このシ
    ート本体部を連結してループを形成する2本のストリッ
    プ部とからなる相間シートを、前記ストリップ部をステ
    ータコアの所定のスロットに挿入することによって、ス
    テータコアに装着するステータコアへの相間シート挿入
    装置において、 前記ステータコアの内歯に対応して配置される複数本の
    ガイド棒を有する挿入治具と、この挿入治具の内周に軸
    方向移動可能に配置され、前記挿入治具のガイド棒間に
    挿入保持された前記相間シートのストリップ部を押し
    て、前記ステータコアの対応するスロットに挿入する押
    歯を有するストリッパとを備えており、 前記ストリッパの押歯の突出端面に前記ストリップ部を
    捕捉するための保持溝が形成されていることを特徴とす
    るステータコアへの相間シート挿入装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド棒は、前記ステータコアの内
    歯の内周に摺接するように挿入される先端部と、前記ス
    テータコアの、相間シート挿入側端面に近接して配置さ
    れる基部とを有し、前記相間シートのストリップ部を挟
    むガイド棒の前記基部は、前記ステータコアの挿入側端
    面に至るまで、外径側に突き出た形状をなしている請求
    項1記載のステータコアへの相間シート挿入装置。
  3. 【請求項3】 前記相間シートのストリップ部を挟むガ
    イド棒の前記基部は、前記ストリップ部の挟持面が、前
    記ステータコアの挿入側端面に至るまで外径側に突き出
    ていて、該挟持面に対向する反対側の面は、前記ステー
    タコアの挿入側端面に近接するに従って前記先端部に近
    づくように面取りされた形状をなす請求項2記載のステ
    ータコアへの相間シート挿入装置。
  4. 【請求項4】 前記ストリッパの押込み方向の端面に、
    中心部が突出して全体としてテーパ状をなし、そのテー
    パ面に前記相間シートのストリップ部を前記押歯の突出
    端面に導く放射状のガイド溝を有する補助ストリッパが
    取付けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載の
    ステータコアへの相間シート挿入装置。
  5. 【請求項5】 前記ステータコアの、相間シート挿入側
    端面に近接して、既に挿入されたコイルの端部をカバー
    し、前記相間絶縁シートのシート本体部がコイルに引っ
    掛かるのを防止するカバーリングが配置されている請求
    項1〜4のいずれか1つに記載のステータコアへの相間
    シート挿入装置。
  6. 【請求項6】 前記カバーリングの内周には、中心方向
    に向けて所定長さで延出された複数枚の短冊状のガイド
    シートが取付けられている請求項5記載のステータコア
    への相間シート挿入装置。
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