JPH0642770B2 - 鉄心内に中間絶縁体を配置するための方法及び装置 - Google Patents
鉄心内に中間絶縁体を配置するための方法及び装置Info
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- JPH0642770B2 JPH0642770B2 JP59026213A JP2621384A JPH0642770B2 JP H0642770 B2 JPH0642770 B2 JP H0642770B2 JP 59026213 A JP59026213 A JP 59026213A JP 2621384 A JP2621384 A JP 2621384A JP H0642770 B2 JPH0642770 B2 JP H0642770B2
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- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/06—Embedding prefabricated windings in machines
- H02K15/062—Windings in slots; salient pole windings
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- H02K15/10—Applying solid insulation to windings, stators or rotors
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
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- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
- Y10T29/53143—Motor or generator
- Y10T29/53152—Means to position insulation
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、発電機固定子鉄心のような、磁性鉄心中に、
予巻（prewound）したコイル及び絶縁体を挿入すること
に関する。本発明は特に、いくつかのコイルが既に配置
されている鉄心（cores）中に、コイル及び中間（inter
mediate）絶縁体を配置するための方法及び装置に関す
る。
予巻（prewound）したコイル及び絶縁体を挿入すること
に関する。本発明は特に、いくつかのコイルが既に配置
されている鉄心（cores）中に、コイル及び中間（inter
mediate）絶縁体を配置するための方法及び装置に関す
る。
予巻したコイル、また、随意には絶縁ウェッジを固定子
鉄心中に挿入するための機械は数多く設計されている。
そのような機械は、ヒルUSP NO.３３２４５３６、ウォ
ーカー等USP NO.3402462に記述されている。典型的なこ
のタイプのコイル配置機は、コイルを支持するための、
一般的には平行にのびている、複数のフィンガーエレメ
ントを含んでいる。また、磁性鉄心も含んでいる。この
鉄心の中にコイルが配置される。配置に際しては、磁性
鉄心と係合させるために、フィンガーエレメントの部分
に隣接させて複数のウェッヂガイドが共に配置される。
ストリッパーはフィンガーエレメントにそって往復運動
可能であり、コイルと係合し、コイルを磁性鉄心内へ移
す。また、絶縁ウェッヂプッシュロッドは、ウェッヂガ
イドにそって往復運動可能であり、絶縁ウェッヂに係合
し、絶縁ウェッヂをコイルの放射方向内方に、鉄心スロ
ット内におしやる。
鉄心中に挿入するための機械は数多く設計されている。
そのような機械は、ヒルUSP NO.３３２４５３６、ウォ
ーカー等USP NO.3402462に記述されている。典型的なこ
のタイプのコイル配置機は、コイルを支持するための、
一般的には平行にのびている、複数のフィンガーエレメ
ントを含んでいる。また、磁性鉄心も含んでいる。この
鉄心の中にコイルが配置される。配置に際しては、磁性
鉄心と係合させるために、フィンガーエレメントの部分
に隣接させて複数のウェッヂガイドが共に配置される。
ストリッパーはフィンガーエレメントにそって往復運動
可能であり、コイルと係合し、コイルを磁性鉄心内へ移
す。また、絶縁ウェッヂプッシュロッドは、ウェッヂガ
イドにそって往復運動可能であり、絶縁ウェッヂに係合
し、絶縁ウェッヂをコイルの放射方向内方に、鉄心スロ
ット内におしやる。
巻線を鉄心スロット内に配置する同じ機械によって巻線
の放射方向内方に置かれた絶縁ウェッヂの配置がうまく
なされているが、電動機固定子内において一つの巻線を
他の巻線から分離するいわゆる相絶縁体の機械配置は、
数々の理由から困難をきたしている。典型的には、この
ような相絶縁体は、レッグ部により結合されているエン
ドターン絶縁シートを含んでいる。それは、鉄心スロッ
ト内に、巻線の間に介在させて置くためである。
の放射方向内方に置かれた絶縁ウェッヂの配置がうまく
なされているが、電動機固定子内において一つの巻線を
他の巻線から分離するいわゆる相絶縁体の機械配置は、
数々の理由から困難をきたしている。典型的には、この
ような相絶縁体は、レッグ部により結合されているエン
ドターン絶縁シートを含んでいる。それは、鉄心スロッ
ト内に、巻線の間に介在させて置くためである。
このような相絶縁体は、たとえば、単相誘導モーターの
主及び開始巻線又は多相モーターのいくつかの相巻線の
間に介在させて配置してもよい。相絶縁体の機械挿入に
近いものを各種示す特許としては、クラークUSP４０９
０２９０；ユーリック等USP4276689；ミラー等USP43353
25がある。これらの特許された考案には、以下に述べる
欠点が一又はそれ以上ある。上記引用した２つの特許中
に示したタイプのコイル配置機に容易には適合しない。
又は内部にコイル配置装置を採用しているより複雑な多
面作用機械には適合しない。コイル配置具内にガイドエ
レメントを操作者が置かなければならない。相絶縁体の
エンドターン絶縁部がその一端又は両端が、固定子から
わずかに離れるように過度のレッグ長さを有する絶縁体
が必要である。分離相絶縁体を挿入する工程が必要であ
る。絶縁体がしばしば破断する。コイル配置用具と固定
子鉄心との間で絶縁体の一部がしばしばひっかかる。ス
ロット内において巻線を十分に分離するための相絶縁体
のレッグ部がよく破損する。全電動機組立時間の減少が
十分でない。
主及び開始巻線又は多相モーターのいくつかの相巻線の
間に介在させて配置してもよい。相絶縁体の機械挿入に
近いものを各種示す特許としては、クラークUSP４０９
０２９０；ユーリック等USP4276689；ミラー等USP43353
25がある。これらの特許された考案には、以下に述べる
欠点が一又はそれ以上ある。上記引用した２つの特許中
に示したタイプのコイル配置機に容易には適合しない。
又は内部にコイル配置装置を採用しているより複雑な多
面作用機械には適合しない。コイル配置具内にガイドエ
レメントを操作者が置かなければならない。相絶縁体の
エンドターン絶縁部がその一端又は両端が、固定子から
わずかに離れるように過度のレッグ長さを有する絶縁体
が必要である。分離相絶縁体を挿入する工程が必要であ
る。絶縁体がしばしば破断する。コイル配置用具と固定
子鉄心との間で絶縁体の一部がしばしばひっかかる。ス
ロット内において巻線を十分に分離するための相絶縁体
のレッグ部がよく破損する。全電動機組立時間の減少が
十分でない。
上に引用したタイプのコイル配置機は、より複雑なコイ
ル巻及び配置装置の一部のみを形成している。それは、
たとえば次に示されている。USP３６２５２６１，３８
２８８３０（ヒル等）、ウィトラー等の名前で１９８１
年８月１７日に出願された米国出願（出願番号２９４２
１０）。本発明の法則及び技術は、上記引用したタイプ
の各種のコイル配置装置に対し、他の種類の装置に対す
ると同様に応用できる。詳細及び機械の一般的操作は上
記した特許のどれかを参照すればよい。
ル巻及び配置装置の一部のみを形成している。それは、
たとえば次に示されている。USP３６２５２６１，３８
２８８３０（ヒル等）、ウィトラー等の名前で１９８１
年８月１７日に出願された米国出願（出願番号２９４２
１０）。本発明の法則及び技術は、上記引用したタイプ
の各種のコイル配置装置に対し、他の種類の装置に対す
ると同様に応用できる。詳細及び機械の一般的操作は上
記した特許のどれかを参照すればよい。
１９８２年９月３０日のウィトワーとウォーカーの、出
願番号４２９４７０、発明の名称「コイル及び中間絶縁
体の鉄心中への配置方法及び装置」の米国出願は、上記
先行技術の欠点を十分減らすための手がかりを開示して
いる。この出願は本発明の承継人に承継されており、こ
の出願においては、コイルを軸方向から固定子鉄心内へ
おいやるためのストリッパーと、中間絶縁体をその鉄心
内へおいやるための部材とが、一緒に動き始める。つづ
いてストリッパーは、コイルを鉄心中に挿入するために
その後再び動き始めたときに、他の部材が中間絶縁体の
配置を完了しうるように、その動きを中断する。この先
行システムは実際上うまくいくが、固定子鉄心が挿入具
上に位置し、正しい位置にクランプされるまでは、コイ
ル又は絶縁体挿入は始まらない。固定子鉄心をコイル受
入れ位置に配置するために要する時間は、挿入工程の開
始が、固定子位置決め工程の完了を待たねばならないと
いう意味から、その仕事に依存する。また、挿入工程中
のストリッパーの動きの瞬間的中断に影響を与える固定
子組立機部品のため固定子組立機の全コストが高くな
る。
願番号４２９４７０、発明の名称「コイル及び中間絶縁
体の鉄心中への配置方法及び装置」の米国出願は、上記
先行技術の欠点を十分減らすための手がかりを開示して
いる。この出願は本発明の承継人に承継されており、こ
の出願においては、コイルを軸方向から固定子鉄心内へ
おいやるためのストリッパーと、中間絶縁体をその鉄心
内へおいやるための部材とが、一緒に動き始める。つづ
いてストリッパーは、コイルを鉄心中に挿入するために
その後再び動き始めたときに、他の部材が中間絶縁体の
配置を完了しうるように、その動きを中断する。この先
行システムは実際上うまくいくが、固定子鉄心が挿入具
上に位置し、正しい位置にクランプされるまでは、コイ
ル又は絶縁体挿入は始まらない。固定子鉄心をコイル受
入れ位置に配置するために要する時間は、挿入工程の開
始が、固定子位置決め工程の完了を待たねばならないと
いう意味から、その仕事に依存する。また、挿入工程中
のストリッパーの動きの瞬間的中断に影響を与える固定
子組立機部品のため固定子組立機の全コストが高くな
る。
固定子組立機及びその作用の詳細は前記した特許又は出
願のいづれかを参照すればよい。また、前記したウィト
ワー等の２つの出願の全開示は、特に、引用してここに
取り入れられている。
願のいづれかを参照すればよい。また、前記したウィト
ワー等の２つの出願の全開示は、特に、引用してここに
取り入れられている。
本発明のいくつかの目的のうち、電動機組立時間の減少
が上記従来技術に比較して注目される。コイル及び中間
絶縁体の改良された挿入手順の提供。コイル挿入装置か
らコイルを受入れるために固定子鉄心を位置付けすると
いう仕事を行なっている間における他の仕事の実行。固
定子鉄心のスロット内への所定のコイルの配置の開始に
先立ち、固定子鉄心スロット内に中間絶縁体を置くとい
う仕事を迅速に完成することの可能な固定子組立機の提
供。固定子鉄心スロット内に中間絶縁体を配置する能力
のある固定子ゲージ及びフィンガーエレメント整列用具
の提供。固定子鉄心スロット内に中間絶縁体を配置する
改良された方法の提供。これらは、本発明の他の目的及
び利点と同様に一部は明らかであり一部は以下に指摘す
る。
が上記従来技術に比較して注目される。コイル及び中間
絶縁体の改良された挿入手順の提供。コイル挿入装置か
らコイルを受入れるために固定子鉄心を位置付けすると
いう仕事を行なっている間における他の仕事の実行。固
定子鉄心のスロット内への所定のコイルの配置の開始に
先立ち、固定子鉄心スロット内に中間絶縁体を置くとい
う仕事を迅速に完成することの可能な固定子組立機の提
供。固定子鉄心スロット内に中間絶縁体を配置する能力
のある固定子ゲージ及びフィンガーエレメント整列用具
の提供。固定子鉄心スロット内に中間絶縁体を配置する
改良された方法の提供。これらは、本発明の他の目的及
び利点と同様に一部は明らかであり一部は以下に指摘す
る。
一般的に、固定子ゲージ及びフィンガーエレメント整列
用具は、コイル配置装置のフィンガーエレメントと係合
するための第１部分と、固定子鉄心を、コイル配置装置
のブレードと軸及び放射方向に一致させるための第２部
分と、鉄心と用具との間の相対運動により固定子鉄心に
移しかえるための位置に絶縁体を支持するための、第１
部分と第２部分との間にある部分とを有する。この相対
運動は、固定子鉄心を固定子組立機上の適所に配置する
ために必要な運動と同じであることが望ましい。
用具は、コイル配置装置のフィンガーエレメントと係合
するための第１部分と、固定子鉄心を、コイル配置装置
のブレードと軸及び放射方向に一致させるための第２部
分と、鉄心と用具との間の相対運動により固定子鉄心に
移しかえるための位置に絶縁体を支持するための、第１
部分と第２部分との間にある部分とを有する。この相対
運動は、固定子鉄心を固定子組立機上の適所に配置する
ために必要な運動と同じであることが望ましい。
中間絶縁体を受けるためであり、また、コイル挿入に先
立ち固定子鉄心の配置を可能たらしめるための上部構造
を有する固定子組立機械を利用して、選択された鉄心ス
ロット内に中間絶縁体を配置する改良された方法が達成
された。それは、絶縁体と係合させ、絶縁体を上部構造
上から離脱させ、さらに、これらの絶縁体を、それぞれ
その選択されたスロットにおいやるように鉄心を上部構
造上で運動させるものである。理想的には、絶縁体配置
が、コイル挿入開始前に完成していればよい。
立ち固定子鉄心の配置を可能たらしめるための上部構造
を有する固定子組立機械を利用して、選択された鉄心ス
ロット内に中間絶縁体を配置する改良された方法が達成
された。それは、絶縁体と係合させ、絶縁体を上部構造
上から離脱させ、さらに、これらの絶縁体を、それぞれ
その選択されたスロットにおいやるように鉄心を上部構
造上で運動させるものである。理想的には、絶縁体配置
が、コイル挿入開始前に完成していればよい。
ここに示す例は、本発明の好ましい一実施例であり、こ
の例は、本発明の開示の範囲すなわち本発明の範囲をい
かなる意味においても限定するものではない。
の例は、本発明の開示の範囲すなわち本発明の範囲をい
かなる意味においても限定するものではない。
第１に、第１図を参照する。コイル配置用具１１は、た
とえば、回転可能なターンテーブル上に支持すればよ
い。対をなすフィンガーエレメント（ブレードともい
う）１５の間及び対応するウェッジガイド１７の間にコ
イルを巻き配置する位置と、対をなすウェッジガイド１
７の間に予め形成したウェッジ１２を配置する位置との
間で、ターンテーブルは配置用具１１を移動させる。ま
た、最終的には、絶縁体配置部材１９と軸一致する位置
へと配置用具１１を移動させる。絶縁体配置部材１９
は、また、固定子ゲージ及びフィンガーエレメント整列
具としても機能する。コイル配置用具１１は、１つ以上
のコイル即ち巻線を受けるため、ドライブギヤ２１の制
御下で回転可能である。また、フィンガーエレメント１
５及びウェッジガイド１７の他に、ストリッパー２３を
含んでいる。ストリッパー２３には、ドノバンＵＳＰ３
６８９９７６に述べられている様に、１つおきのフィン
ガーエレメント１５ａが、ともに移動するために、ネジ
２５により取付けられている。あるいは、ストリッパー
２３は、フィンガーエレメント１５の全てに対して移動
可能としてもよい。どちらの場合であっても、ストリッ
パー２３の機能は、予巻したコイルと係合し、それらを
固定子鉄心に通し導き、これらコイルのサイドターンを
鉄心の対応するスロット内に押し込めることである。ス
トリッパー２３は、ストリッパードライブロッドにより
駆動制御されている。また、ストリッパー２３には、分
離カップリング２９が結合されている。コイル配置用具
１１は、更に、軸方向に移動可能なフィンガーエレメン
ト支持部材３１を含んでいる。この部材は、全ての又は
図示する様に１つおきのフィンガーエレメント１５を支
持することができる。フィンガーエレメントは、ボルト
またはネジ３３で固定される。
とえば、回転可能なターンテーブル上に支持すればよ
い。対をなすフィンガーエレメント（ブレードともい
う）１５の間及び対応するウェッジガイド１７の間にコ
イルを巻き配置する位置と、対をなすウェッジガイド１
７の間に予め形成したウェッジ１２を配置する位置との
間で、ターンテーブルは配置用具１１を移動させる。ま
た、最終的には、絶縁体配置部材１９と軸一致する位置
へと配置用具１１を移動させる。絶縁体配置部材１９
は、また、固定子ゲージ及びフィンガーエレメント整列
具としても機能する。コイル配置用具１１は、１つ以上
のコイル即ち巻線を受けるため、ドライブギヤ２１の制
御下で回転可能である。また、フィンガーエレメント１
５及びウェッジガイド１７の他に、ストリッパー２３を
含んでいる。ストリッパー２３には、ドノバンＵＳＰ３
６８９９７６に述べられている様に、１つおきのフィン
ガーエレメント１５ａが、ともに移動するために、ネジ
２５により取付けられている。あるいは、ストリッパー
２３は、フィンガーエレメント１５の全てに対して移動
可能としてもよい。どちらの場合であっても、ストリッ
パー２３の機能は、予巻したコイルと係合し、それらを
固定子鉄心に通し導き、これらコイルのサイドターンを
鉄心の対応するスロット内に押し込めることである。ス
トリッパー２３は、ストリッパードライブロッドにより
駆動制御されている。また、ストリッパー２３には、分
離カップリング２９が結合されている。コイル配置用具
１１は、更に、軸方向に移動可能なフィンガーエレメン
ト支持部材３１を含んでいる。この部材は、全ての又は
図示する様に１つおきのフィンガーエレメント１５を支
持することができる。フィンガーエレメントは、ボルト
またはネジ３３で固定される。
絶縁体配置部材１９は、駆動ロッド３９に加え、ゲージ
部４７を有している。ゲージ部４７は、磁性鉄心２７と
の適切な整合を維持するのに役立つ。即ち、図示されて
はいないが、ゲージ部４７の外周面には放射方向外方に
突出せる複数の突出部が形成されており、これら突出部
は鉄心のスロットに適合される。従って、ゲージ部４７
を経て鉄心を軸方向に移動させる際に、該鉄心は周方向
に関し適正に位置決めされる。部材１９は、中間絶縁体
（相絶縁体ともいう）のリード端部を支持するための円
錐台形状の支持部４９とブレード整列具５１，５２とを
有している。これらの整列具は、フィンガーエレメント
１５の近傍の間にまで延びているフィン５３を含んでい
る。
部４７を有している。ゲージ部４７は、磁性鉄心２７と
の適切な整合を維持するのに役立つ。即ち、図示されて
はいないが、ゲージ部４７の外周面には放射方向外方に
突出せる複数の突出部が形成されており、これら突出部
は鉄心のスロットに適合される。従って、ゲージ部４７
を経て鉄心を軸方向に移動させる際に、該鉄心は周方向
に関し適正に位置決めされる。部材１９は、中間絶縁体
（相絶縁体ともいう）のリード端部を支持するための円
錐台形状の支持部４９とブレード整列具５１，５２とを
有している。これらの整列具は、フィンガーエレメント
１５の近傍の間にまで延びているフィン５３を含んでい
る。
絶縁体配置部材１９は、上方フィンガーエレメント整列
具５１と下方フィンガーエレメント整列具５３とから形
成される第１部分を有している。該第１部分は、コイル
の挿入工程中、フィンガーエレメント１５と係合し、フ
ィンガーエレメントの適正な整列及び分離を維持する。
配置部材１９は、また、ゲージ部４７からなる第２部分
を有している。該第２部分は、固定子鉄心がコイルを受
けるためにコイル配置用具上に位置した時にフィンガー
エレメントと軸方向及び放射方向に整列せしめられる様
に、上記の如く機能する。配置部材１９は、第５図に示
す様な絶縁体を、鉄心２７との間で移動させて該鉄心へ
と移す様な位置に支持するための中間部分を有してい
る。これは第４図に詳細に描かれている。即ち、配置部
材１９の中間部分は、軸方向に対しわずかな傾きを有す
る第１の円錐台形状の絶縁体支持部４９と、軸方向に関
し急激な傾きを有する第２の円錐台形状の絶縁体端支持
部１３とを含んでいる。この急激な傾きは、固定子鉄心
スロット内への絶縁体の最終的配置の役に立ち、軸方向
に対し４５度程度の角度でよい。この急激な傾斜の支持
部１３の最外端の外径は、固定子鉄心内の穴の径よりわ
ずかに小さい。支持部１３と上方フィンガーエレメント
整列具５１との間には、第２図及び第３図において最も
よく示されている様に、絶縁体を受けるためのスロット
を設けてもよい。
具５１と下方フィンガーエレメント整列具５３とから形
成される第１部分を有している。該第１部分は、コイル
の挿入工程中、フィンガーエレメント１５と係合し、フ
ィンガーエレメントの適正な整列及び分離を維持する。
配置部材１９は、また、ゲージ部４７からなる第２部分
を有している。該第２部分は、固定子鉄心がコイルを受
けるためにコイル配置用具上に位置した時にフィンガー
エレメントと軸方向及び放射方向に整列せしめられる様
に、上記の如く機能する。配置部材１９は、第５図に示
す様な絶縁体を、鉄心２７との間で移動させて該鉄心へ
と移す様な位置に支持するための中間部分を有してい
る。これは第４図に詳細に描かれている。即ち、配置部
材１９の中間部分は、軸方向に対しわずかな傾きを有す
る第１の円錐台形状の絶縁体支持部４９と、軸方向に関
し急激な傾きを有する第２の円錐台形状の絶縁体端支持
部１３とを含んでいる。この急激な傾きは、固定子鉄心
スロット内への絶縁体の最終的配置の役に立ち、軸方向
に対し４５度程度の角度でよい。この急激な傾斜の支持
部１３の最外端の外径は、固定子鉄心内の穴の径よりわ
ずかに小さい。支持部１３と上方フィンガーエレメント
整列具５１との間には、第２図及び第３図において最も
よく示されている様に、絶縁体を受けるためのスロット
を設けてもよい。
第２図は、中間部分のバネ保持リング３５を示してい
る。３７、４５及び５５の様なスロットが、急激な傾斜
の支持部１３に、更には上方フィンガーエレメント整列
具５１にも対応して形成されている。しかし、フィンガ
ーエレメント整列具５１においては、スロット底は軸方
向ではなくエッジ５７の様にかなり傾いている。
る。３７、４５及び５５の様なスロットが、急激な傾斜
の支持部１３に、更には上方フィンガーエレメント整列
具５１にも対応して形成されている。しかし、フィンガ
ーエレメント整列具５１においては、スロット底は軸方
向ではなくエッジ５７の様にかなり傾いている。
第５図は、本発明による固定子鉄心挿入のための絶縁体
の典型を示す。この絶縁体はマイラーのシートやその他
の絶縁材からなる。エンドターン絶縁部１０５，１０７
をより狭いレッグ部１０９，１１１で接続している。後
者は、エンドターン絶縁部１０５，１０７が固定子鉄心
の端面に位置する時に、該固定子鉄心のスロット内に位
置し、またエンドターン巻線層の間に位置する。第５図
は、レッグ部１０９，１１１がエンドターン絶縁部１０
５，１０７と同じ材料のシートから形成されている絶縁
体を示している。尚、たとえば超音波溶接技術により丸
く形成したレッグ部を有する絶縁体も知られており、本
発明の実施に使用できる。その他の絶縁体形状も可能で
ある。
の典型を示す。この絶縁体はマイラーのシートやその他
の絶縁材からなる。エンドターン絶縁部１０５，１０７
をより狭いレッグ部１０９，１１１で接続している。後
者は、エンドターン絶縁部１０５，１０７が固定子鉄心
の端面に位置する時に、該固定子鉄心のスロット内に位
置し、またエンドターン巻線層の間に位置する。第５図
は、レッグ部１０９，１１１がエンドターン絶縁部１０
５，１０７と同じ材料のシートから形成されている絶縁
体を示している。尚、たとえば超音波溶接技術により丸
く形成したレッグ部を有する絶縁体も知られており、本
発明の実施に使用できる。その他の絶縁体形状も可能で
ある。
第３図に示される様な、Ｃ形のバネクリップの形の適正
な数のバネ５９を受け入れる様に、第２図及び第３図に
示す様に、部材１３，３５のいずれかを形成してもよ
い。これら部材１３，３５をボルトで一体にした時に
は、バネ５９はその間に確実に保持される。そのとき、
バネの自由端は外方へと延びており、スロット３７，４
５へと侵入している。この状況のもとで、中間絶縁体の
レッグ部１０９，１１１はスロットに対しエッジを沿わ
せて配置され、スロット中に通され、バネ５９より保持
される。第３図に示す様に、スロット４５は、固定子鉄
心２７の隣接した歯６１，６３の間のギャップより狭
い。これらのスロットはほぼ放射方向に延びており、中
間絶縁体のレッグ部１０９，１１１は、該スロット内に
受け入れられ、固定子鉄心スロットとエッジを沿わせて
整列し、次いで該固定子鉄心スロットへと移動する。こ
の様に、絶縁体を配置部材１９上に配置した時には、レ
ッグ１０９，１１１は、その長手方向の周りで角度約９
０度ねじられ、これらのエッジは配置部材内において放
射方向に置かれ、バネ５９によりその位置に保持され
る。
な数のバネ５９を受け入れる様に、第２図及び第３図に
示す様に、部材１３，３５のいずれかを形成してもよ
い。これら部材１３，３５をボルトで一体にした時に
は、バネ５９はその間に確実に保持される。そのとき、
バネの自由端は外方へと延びており、スロット３７，４
５へと侵入している。この状況のもとで、中間絶縁体の
レッグ部１０９，１１１はスロットに対しエッジを沿わ
せて配置され、スロット中に通され、バネ５９より保持
される。第３図に示す様に、スロット４５は、固定子鉄
心２７の隣接した歯６１，６３の間のギャップより狭
い。これらのスロットはほぼ放射方向に延びており、中
間絶縁体のレッグ部１０９，１１１は、該スロット内に
受け入れられ、固定子鉄心スロットとエッジを沿わせて
整列し、次いで該固定子鉄心スロットへと移動する。こ
の様に、絶縁体を配置部材１９上に配置した時には、レ
ッグ１０９，１１１は、その長手方向の周りで角度約９
０度ねじられ、これらのエッジは配置部材内において放
射方向に置かれ、バネ５９によりその位置に保持され
る。
コイル配置位置においては、動作上次の事象が連続して
起こる。明確な例を示すため、２極誘導モーターが製作
されているとする。前の位置または前の組立て工程にお
いて、固定子鉄心内に、折り返しのあるスロットライニ
ング絶縁体を配置し、あるいは樹脂材に浸漬するか樹脂
材で被覆するかして鉄心スロットを絶縁化する。メイン
巻線またはランニング巻線１１３は、スロット付き固定
子鉄心２７内に位置している。スタート巻線または補助
巻線１１７は隣接する対のウェッジガイド１７間の隣接
する対のフィンガーエレメント１５及び１５ａの間に配
置され、且つ第１図に示す様に巻線１１３に対し角度約
９０度ずれている。絶縁体配置部材１９は手動作用用具
でよく、また希望するならば、機械化し、ロッド３９に
よってアーム上に支持してもよい。典型的には、絶縁体
配置部材１９上に絶縁体が配置されており、絶縁体を保
持する配置部材は、コイル配置用具１１へと組み込ま
れ、その後固定子鉄心が配置用具内へと下向きに移動せ
しめられる。絶縁体配置部材は、フィンガーエレメント
整列具５１がほぼ第１図に示す様にフィンガーエレメン
ト１５の上方端の下方になる位置まで、手動により下降
せしめられる。次いで、固定子２７は、ゲージ部４７を
越え、配列用具１１上の第１図に示すコイル受け入れ位
置へと下降せしめられる。この固定子下降工程中に生ず
る事象の結果は、第４図を参照すれば基本的にに最もよ
く理解できる。第４図においては、コイル配置用具の一
部は図示が省略されている。
起こる。明確な例を示すため、２極誘導モーターが製作
されているとする。前の位置または前の組立て工程にお
いて、固定子鉄心内に、折り返しのあるスロットライニ
ング絶縁体を配置し、あるいは樹脂材に浸漬するか樹脂
材で被覆するかして鉄心スロットを絶縁化する。メイン
巻線またはランニング巻線１１３は、スロット付き固定
子鉄心２７内に位置している。スタート巻線または補助
巻線１１７は隣接する対のウェッジガイド１７間の隣接
する対のフィンガーエレメント１５及び１５ａの間に配
置され、且つ第１図に示す様に巻線１１３に対し角度約
９０度ずれている。絶縁体配置部材１９は手動作用用具
でよく、また希望するならば、機械化し、ロッド３９に
よってアーム上に支持してもよい。典型的には、絶縁体
配置部材１９上に絶縁体が配置されており、絶縁体を保
持する配置部材は、コイル配置用具１１へと組み込ま
れ、その後固定子鉄心が配置用具内へと下向きに移動せ
しめられる。絶縁体配置部材は、フィンガーエレメント
整列具５１がほぼ第１図に示す様にフィンガーエレメン
ト１５の上方端の下方になる位置まで、手動により下降
せしめられる。次いで、固定子２７は、ゲージ部４７を
越え、配列用具１１上の第１図に示すコイル受け入れ位
置へと下降せしめられる。この固定子下降工程中に生ず
る事象の結果は、第４図を参照すれば基本的にに最もよ
く理解できる。第４図においては、コイル配置用具の一
部は図示が省略されている。
固定子２７をゲージ部４７を越え配置用具１１の方へと
移動させるに先立ち、１つ以上の中間絶縁体を、そのレ
ッグ部をねじってスロット３７，４５中に受け止め、且
つ上方エンドターン絶縁部１０５を円錐台形状の支持部
上に置いて、配置用具の周囲に配置する。第４ａ図にお
いて、固定子鉄心２７は、図面右方へゲージ部４７を越
えて移動し、中間部分（１３，３５）と同軸に並ぶ。こ
のとき、鉄心の穴６７の一端において、該鉄心の歯のい
くつかは絶縁体６５のエッジ６９（第５図参照）と係合
し、固定子鉄心２７が右方へと更に動くと、絶縁体６５
は固定子鉄心に沿って引っ張られる。固定子鉄心２７が
第４ｂ図に示す位置に達すると、上方エンドターン絶縁
部１０５の対応するエッジ７１は、中間部分の支持部１
３のより急激な傾斜と係合し、その傾斜に沿って摺動
し、これにより絶縁体６５の一端が放射方向外方に第４
ｃ図に示す様に適宜のスロット内へと移動せしめられ
る。第４ｂ図から第４ｃ図に示す位置まで固定子鉄心２
７が移動する時、絶縁体６５は固定子鉄心とともに軸方
向に動き、それと同時に、その絶縁体の上方エンドター
ン絶縁部１０５は放射方向外向きに、固定子内の最適な
最終位置へと押しやられる。その後、ストリッパー２３
は、固定子鉄心の穴を通って上方へと移動し、コイル１
１７を固定子鉄心の中に挿入する。
移動させるに先立ち、１つ以上の中間絶縁体を、そのレ
ッグ部をねじってスロット３７，４５中に受け止め、且
つ上方エンドターン絶縁部１０５を円錐台形状の支持部
上に置いて、配置用具の周囲に配置する。第４ａ図にお
いて、固定子鉄心２７は、図面右方へゲージ部４７を越
えて移動し、中間部分（１３，３５）と同軸に並ぶ。こ
のとき、鉄心の穴６７の一端において、該鉄心の歯のい
くつかは絶縁体６５のエッジ６９（第５図参照）と係合
し、固定子鉄心２７が右方へと更に動くと、絶縁体６５
は固定子鉄心に沿って引っ張られる。固定子鉄心２７が
第４ｂ図に示す位置に達すると、上方エンドターン絶縁
部１０５の対応するエッジ７１は、中間部分の支持部１
３のより急激な傾斜と係合し、その傾斜に沿って摺動
し、これにより絶縁体６５の一端が放射方向外方に第４
ｃ図に示す様に適宜のスロット内へと移動せしめられ
る。第４ｂ図から第４ｃ図に示す位置まで固定子鉄心２
７が移動する時、絶縁体６５は固定子鉄心とともに軸方
向に動き、それと同時に、その絶縁体の上方エンドター
ン絶縁部１０５は放射方向外向きに、固定子内の最適な
最終位置へと押しやられる。その後、ストリッパー２３
は、固定子鉄心の穴を通って上方へと移動し、コイル１
１７を固定子鉄心の中に挿入する。
以上の様に、予め部分的に組立てられた固定子は、第１
に絶縁体のエンドターン絶縁部１０７のエッジ６９と係
合し、実質的に遅れて、第１図に示す様にウェッジガイ
ド１７の上方端上に置かれる。この初期絶縁体係合位置
からウェッジガイド上の最終安定位置まで動くと、絶縁
体は、配置用具周りの当初位置から固定子鉄心中へと移
動する。これらの絶縁体がほぼ鉄心中に配置された後
は、コイル１１７挿入中に固定子鉄心を所定の位置に保
持するため、従来のクランプ７３，７５を用いればよ
い。
に絶縁体のエンドターン絶縁部１０７のエッジ６９と係
合し、実質的に遅れて、第１図に示す様にウェッジガイ
ド１７の上方端上に置かれる。この初期絶縁体係合位置
からウェッジガイド上の最終安定位置まで動くと、絶縁
体は、配置用具周りの当初位置から固定子鉄心中へと移
動する。これらの絶縁体がほぼ鉄心中に配置された後
は、コイル１１７挿入中に固定子鉄心を所定の位置に保
持するため、従来のクランプ７３，７５を用いればよ
い。
上記したことから次のことが明らかである。電機固定子
鉄心内にコイル及び絶縁体を配置するための新規なコイ
ル配置装置が新規なシステムと同様に開示されており、
前に述べた目的及び特色に応ずるものである。また、精
確な形状及び詳細についての改良は、本発明の精神から
逸脱することなく当業者によりなされうる。
鉄心内にコイル及び絶縁体を配置するための新規なコイ
ル配置装置が新規なシステムと同様に開示されており、
前に述べた目的及び特色に応ずるものである。また、精
確な形状及び詳細についての改良は、本発明の精神から
逸脱することなく当業者によりなされうる。
第１図は、固定子ゲージ及びブレード整列構造を含むコ
イル配置機の用具の側部断面図である。 第２図は、第１図の２−２線断面図である。 第３図は、固定子歯部、ばね保留部及び対応する把握さ
れた絶縁体を含む第２図の一部拡大図である。 第４ａ，４ｂ及び４ｃ図は、絶縁体の連続的位置、コイ
ル配置機用具、固定子ガイド及びブレード整列用具、及
び固定子鉄心内に中間絶縁体を配置中の一部組立固定子
を示す。 第５図は、本発明の技術による配置に適した相すなわち
エンドターン絶縁体の平面図である。
イル配置機の用具の側部断面図である。 第２図は、第１図の２−２線断面図である。 第３図は、固定子歯部、ばね保留部及び対応する把握さ
れた絶縁体を含む第２図の一部拡大図である。 第４ａ，４ｂ及び４ｃ図は、絶縁体の連続的位置、コイ
ル配置機用具、固定子ガイド及びブレード整列用具、及
び固定子鉄心内に中間絶縁体を配置中の一部組立固定子
を示す。 第５図は、本発明の技術による配置に適した相すなわち
エンドターン絶縁体の平面図である。
Claims (23)
- 【請求項１】コイルを支持するための、平行にのびてお
り、一般に周方向に配置されている複数のフィンガーエ
レメントと、フィンガーエレメントの部分に隣接し、鉄
心の一端面と係合するための端を有する複数のウェッヂ
ガイドと、少なくともフィンガーエレメントのいくつか
に対して軸に沿って往復運動可能でありコイルと係合し
コイルを鉄心内に移すストリッパーを有する、電動機固
定子鉄心の選択したスロット中に予巻したコイルを配置
するための固定子組立機において、絶縁体エンド部が一
定のコイル及び他のコイルのエンドターン部を分けるよ
うに、鉄心スロット内に放射状に配置する方法であっ
て： 一定のコイルを、選択した固定子鉄心スロットに、組立
てた固定子の一部を形成するように配置する工程； 他のコイルを選択したフィンガーエレメント上に配置す
る工程； 固定子ゲージのフィンガー整列部及びフィンガー整列用
具を、フィンガーエレメントの自由端部に係合させる工
程； 用具まわりの選択した位置に、各絶縁体の一端部をフィ
ンガーエレメントの放射方向の外側にし、各絶縁体の他
の端部を放射方向の内側にフィンガーエレメントから離
して中間絶縁体を配置する工程； 部分的に組立てられた固定子を、用具に沿って送り、鉄
心の一端の表面がウェッヂと係合する前に各絶縁体の一
端部と係合させ、固定子が移動してウェッヂガイド端と
係合すると、絶縁体がその選択した位置から移動するよ
うにする工程からなる方法。 - 【請求項２】固定子の動きにより絶縁体が、その選択し
た位置から完全に、固定子鉄心内に移動する特許請求の
範囲第１項記載の方法。 - 【請求項３】鉄心を、ウェッヂガイド端に隣接させてク
ランプする工程と、絶縁体が固定子鉄心スロット内に配
置された後にストリップを動かし始める工程とを含む特
許請求の範囲第１項記載の方法。 - 【請求項４】軸方向の固定子の動きが、軸方向の絶縁体
の動きを引き起こし、絶縁体が軸方向に動いている間に
絶縁体を放射方向外方に追いやる工程を含む特許請求の
範囲第１項記載の方法。 - 【請求項５】引き起こされた絶縁体の軸方向の動きのた
めに、各絶縁体の他の端部が放射方向に動いている間、
各絶縁体の一端部の放射方向の位置を保持することを追
いやる工程が含んでいる特許請求の範囲第４項記載の方
法。 - 【請求項６】絶縁体の移動が、各絶縁体の他の端部の、
フィンガーエレメントの放射方向外側への動きを含んで
いる特許請求の範囲第１項記載の方法。 - 【請求項７】各絶縁体の他の端部の、フィンガーエレメ
ントの放射方向外側への動きに続き、ウェッヂガイド端
に隣接する鉄心をクランプする工程を含んでいる特許請
求の範囲第６項記載の方法。 - 【請求項８】電動機固定子鉄心の選択したスロット内に
予巻したコイルを配置するための装置において使用され
る、固定子のゲージ及びブレード整列用具であって、コ
イル配置装置のブレードと係合するための第１部と、コ
イル配置装置に対し、軸方向及び放射方向に固定子鉄心
を整列させるための第２部分と、第１部分と第２部分と
に介在し、絶縁体を、鉄心と用具との間における相対的
動きにより固定子鉄心へ移すための位置において支持す
るための部分とを有する用具。 - 【請求項９】中間部が、絶縁体レッグを把握するための
ばね保留手段を含む特許請求の範囲第８項記載の用具。 - 【請求項１０】中間部が、絶縁体を、放射方向外方へ固
定子鉄心内へガイドするための傾斜側壁面を含む特許請
求の範囲第８項記載の用具。 - 【請求項１１】中間部が、一般的には放射方向にのび、
絶縁体の部分を固定子鉄心スロットと同軸に配列するた
めの複数の絶縁体受け入れスロットを含んでいる特許請
求の範囲第８項記載の用具。 - 【請求項１２】第１部が、それぞれ中間部スロットと同
軸に配列されている絶縁体受入れスロットを含んでいる
特許請求の範囲第１１項記載の用具。 - 【請求項１３】中間部スロットの幅が、対応する鉄心ス
ロットへの入口の幅より小さい特許請求の範囲第１１項
記載の用具。 - 【請求項１４】中間部の外径が、固定子鉄心における穴
の径よりわずかに小さいだけである特許請求の範囲第８
項記載の用具。 - 【請求項１５】第１部分が、軸方向に間隔をおいて置か
れた一対の整列部材を含み、その部材は、絶縁体部を受
けるためにスロットが設けてある中間部により近く隣接
している特許請求の範囲第８項記載の用具。 - 【請求項１６】中間部が第１及び第２のフラスコ状の絶
縁体端支持体を含み、第１の部分が軸方向に徐々に傾く
傾きを有し、第２の部分が軸方向により急激に傾く傾き
を有している特許請求の範囲第８項記載の用具。 - 【請求項１７】電動機固定子鉄心の選択したスロットに
予巻したコイルを挿入するための固定子組立機であり、
中間絶縁体を受け、コイル挿入に先立ち固定子鉄心を位
置決めすることのできる上部構造を有するものにおい
て、鉄心を絶縁体と係合させ上部構造から脱離し、絶縁
体をそのそれぞれ選択されたスロット内に入るように外
方に追いやるようにコアを上部構造上を移動させること
により中間絶縁体を選択された鉄心スロット内に配置し
たことからなる方法。 - 【請求項１８】絶縁体の配置を、コイル挿入前に行なう
特許請求の範囲第１７項記載の方法。 - 【請求項１９】コイルを支持するための、平行にのびて
おり、一般に周方向に配置されている複数のフィンガー
エレメントと、フィンガーエレメントの部分に隣接し、
鉄心の一端面と係合するための端を有する複数のウェッ
ヂガイドと、少なくともフィンガーエレメントのいくつ
かに対して軸に沿って往復運動可能でありコイルと係合
しコイルを鉄心内に移すストリッパーを有する、電動機
固定子鉄心の選択したスロット中に予巻したコイルを配
置するための固定子組立機において、絶縁体エンド部が
一定のコイル及び他のコイルのエンドターン部を分ける
ように、鉄心スロット内に放射状に配置する方法であっ
て： 一定のコイルを、選択した固定子鉄心スロットに、組立
てた固定子の一部を形成するように配置する工程； 他のコイルを選択したフィンガーエレメント上に配置す
る工程； 固定子ゲージのフィンガー整列部及びフィンガー整列用
具を、フィンガーエレメントの自由端部に係合させる工
程； 用具まわりの選択した位置に、各絶縁体の一端部をフィ
ンガーエレメントの放射方向の外側にし、各絶縁体の他
の端部を放射方向の内側にフィンガーエレメントから離
して中間絶縁体を配置する工程； 絶縁体が、その選択された位置から軸方向外方に向かい
固定子鉄心スロット内に位置を代え、絶縁体の位置代え
が鉄心の一端面がウェッヂガイド端と係合する前に完了
するように、部分的に組立てられた固定子を用具にそっ
て送る工程からなる方法。 - 【請求項２０】鉄心を、ウェッヂガイド端に隣接させて
クランプする工程と、絶縁体が固定子鉄心スロット内に
配置された後にストリップを動かし始める工程とを含む
特許請求の範囲第１９項記載の方法。 - 【請求項２１】絶縁体の移動が、各絶縁体の他の端部
の、フィンガーエレメントの放射方向外側への動きを含
んでいる特許請求の範囲第１９項記載の方法。 - 【請求項２２】各絶縁体の他の端部の、フィンガーエレ
メントの放射方向外側への動きに続き、ウェッヂガイド
端に隣接する鉄心をクランプする工程を含んでいる特許
請求の範囲第２１項記載の方法。 - 【請求項２３】固定子の移動により、絶縁体が、その選
択された位置から固定子鉄心スロット内へ完全に位置を
代えるように、部分的に組立てられた固定子が、鉄心の
一端面がウェッヂガイドと係合する前に各絶縁体の一端
部と係合する特許請求の範囲第１９項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/472,718 US4831715A (en) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | Method and apparatus for positioning intermediate insulators in cores |
| US472718 | 1999-12-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59162742A JPS59162742A (ja) | 1984-09-13 |
| JPH0642770B2 true JPH0642770B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=23876665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59026213A Expired - Lifetime JPH0642770B2 (ja) | 1983-03-07 | 1984-02-16 | 鉄心内に中間絶縁体を配置するための方法及び装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4831715A (ja) |
| JP (1) | JPH0642770B2 (ja) |
| DE (1) | DE3337040A1 (ja) |
| FR (1) | FR2542521B1 (ja) |
| GB (1) | GB2136331B (ja) |
| IT (1) | IT1180010B (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1219076B (it) * | 1988-03-04 | 1990-04-24 | Pavesi & C Spa Off Mec | Procedimento e dispositivo per inserire una pluralita di isolatori di fase nelle cave dello statore di una macchina dinamoelettrica |
| US5115996A (en) * | 1990-01-31 | 1992-05-26 | Moller International, Inc. | Vtol aircraft |
| JPH05260707A (ja) * | 1992-03-09 | 1993-10-08 | Odawara Eng:Kk | 相間絶縁紙の挿入方法及びその装置 |
| US5498916A (en) * | 1994-02-23 | 1996-03-12 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Wedge and spring assembly for securing coils in electromagnets and dynamoelectric machines |
| US6094807A (en) * | 1998-06-19 | 2000-08-01 | Emerson Electric Co. | Lacing mandrel for containing stator wedges |
| DE19902198C2 (de) * | 1999-01-21 | 2001-02-22 | Elmotec Elektro Motoren Tech | Verfahren und Vorrichtung zum axialen Einziehen von Spulen in Statoren oder Rotoren elektrischer Maschinen |
| JP2009043100A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Fujitsu Ltd | 媒体ドライブユニットおよび電子機器 |
| JP5761690B2 (ja) * | 2011-12-15 | 2015-08-12 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ステータ製造方法及びコイル挿入装置 |
| JP5677530B2 (ja) | 2013-08-07 | 2015-02-25 | 東芝産業機器システム株式会社 | 回転電機の固定子巻線、回転電機の固定子、回転電機の固定子の製造方法、及び回転電機の固定子の製造に用いる治具 |
| CN105429386B (zh) * | 2015-12-20 | 2018-04-20 | 重庆赛力盟电机有限责任公司 | 叠压扣片工装 |
| DE102022126271A1 (de) | 2022-10-11 | 2024-04-11 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Verfahren zur Herstellung eines Stators einer elektrischen Rotationsmaschine, damit hergestellter Stator einer elektrischen Rotationsmaschine und elektrische Rotationsmaschine |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE109133C (ja) * | ||||
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| US3828830A (en) * | 1969-01-16 | 1974-08-13 | Ind Prod Inc | Apparatus for winding and placing coils in the slots of a stator |
| US3625261A (en) * | 1969-07-29 | 1971-12-07 | Industra Products | Apparatus for winding and placing coils in the slots of a stator |
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| US3672039A (en) * | 1970-05-06 | 1972-06-27 | Gen Electric | Method for inserting insulators and coil turns into the slots of a magnetic core |
| US3689976A (en) * | 1971-04-15 | 1972-09-12 | Smith Corp A O | Coil transfer apparatus |
| DE2135407A1 (de) * | 1971-07-15 | 1973-01-25 | Licentia Gmbh | Einziehlamelle |
| DE2255345C3 (de) * | 1972-11-11 | 1979-04-19 | Danfoss A/S, Nordborg (Daenemark) | Verfahren zum Einziehen der Statorwicklung einer elektrischen Maschine und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
| US3885288A (en) * | 1972-11-11 | 1975-05-27 | Danfoss As | Method of drawing in the stator winding of an electric motor |
| US3815207A (en) * | 1972-12-04 | 1974-06-11 | Gen Electric | Means for aligning coil injection tooling with a stator core |
| DE2328436C3 (de) * | 1973-06-05 | 1979-11-22 | Balzer & Droell Kg, 6369 Niederdorfelden | Zwischenlage zur Spulenisolierung in den Wickelköpfen elektrischer Maschinen |
| US3909648A (en) * | 1973-07-27 | 1975-09-30 | Smith Corp A O | Electric motor having a winding insulating barrier and method of construction |
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-
1983
- 1983-03-07 US US06/472,718 patent/US4831715A/en not_active Expired - Lifetime
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1984
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