JP4131800B2 - ステータコアへの相間シート挿入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ステータコアの両端面から突出する各相のコイル間に配置される一対のシート本体部と、このシート本体部を連結してループを形成する2本のストリップ部とからなる相間シートを、前記ストリップ部をステータコアの所定のスロットに挿入することによって、ステータコアに装着するステータコアへの相間シート挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータ等の回転電気機械に用いられるステータコアにコイルを装着する方法としては、ステータコアの内歯に導線を直接巻き付ける直巻方式と、予め巻線して形成したコイルを、コイル挿入治具を介してステータコアの所定のスロットに押込んで挿入するインサート方式とが知られている。
【0003】
インサート方式においては、ステータコアの両端面からコイルが円弧状に突出してコイルエンドをなし、U,V,Wの各相のコイルを挿入したとき、各相のコイルエンドどうしが接触して、絶縁不良や断線を起こす可能性があるため、各相のコイルエンドどうしの間に相間シート(相間絶縁紙)を挿入している。
【0004】
相間シートの挿入方法の一つとしては、ステータコアに予めU,V,Wの各相のコイルを挿入した後、各相のコイルのステータコアから突出したループ状の部分(以下コイルエンドとする)に相間シートを差し挟むようにして挿入する方法が知られている。
【0005】
しかし、この方法は、コイル挿入時には相間シートが配置されていないので、コイル挿入時に各相間でコイルどうしが強く接触して絶縁不良を起こす可能性があった。また、各相のコイルエンドの間に適当な隙間がないと、相間シートを挿入することができず、挿入不良が生じることがあった。
【0006】
また、別の方法としては、ある相のコイルを挿入した後、一対のシート本体部を2本のストリップ部でループ状に連結してなる相間シートを予めステータコアに装着し、その後に次の相のコイルを挿入することによって、先に挿入された相のコイルと、後で挿入された相のコイルとの間に、相間シートが挟まれるようにする方法が知られている。
【0007】
この方法は、次のコイルを挿入するときに、前のコイルとの間に既に相間シートが挿入されているので、コイル挿入時における絶縁不良を防ぐことができ、各相のコイルエンドの間に相間シートを確実に挿入できるという利点がある。
【0008】
しかしながら、上記ループ形状の相間シートは、ストリップ部をステータコアの所定のスロットに挿入し、一対のシート本体部をコアの両端面に突出させることによってステータコアに取付けるため、相間シートの取付け作業を自動化することが困難であり、U相又はV相のコイルの挿入後に手作業でステータコアに装着しているのが現状である。
【0009】
一方、コイル挿入治具と同様な治具を形成し、ループ状の相間シートのストリップ部を該治具のガイド棒の所定の隙間に掛止させ、ガイド棒先端をステータコアの内周に挿入した後、ストリッパを押上げて相間シートのストリップ部をステータコアの所定のスロットに挿入する装置も提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような挿入装置では、相間シートのストリップ部が、ステータコアのスロット内に入らずに、ストリッパの押歯とガイド棒との間に挟み込まれてしまい、ストリップ部が切れて挿入ミスを生じることが多いという問題点があった。
【0011】
したがって、本発明の目的は、相間シートのストリップ部がステータコアのスロット内に確実に挿入されるようにして、相間シートの装着作業を挿入ミスなく自動化できるようにしたステータコアへの相間シート挿入装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、ステータコアの両端面から突出する各相のコイル間に配置される一対のシート本体部と、このシート本体部を連結してループを形成する2本のストリップ部とからなる相間シートを、前記ストリップ部をステータコアの所定のスロットに挿入することによって、ステータコアに装着するステータコアへの相間シート挿入装置において、
前記ステータコアの内歯に対応して配置される複数本のガイド棒を有する挿入治具と、この挿入治具の内周に軸方向移動可能に配置され、前記挿入治具のガイド棒間に挿入保持された前記相間シートのストリップ部を押して、前記ステータコアの対応するスロットに挿入する押歯を有するストリッパとを備えており、
前記ストリッパの押歯の突出端面に前記ストリップ部を捕捉するための保持溝が形成されていることを特徴とするステータコアへの相間シート挿入装置を提供するものである。
【0013】
本発明によれば、相間シートを挿入治具のガイド棒の所定の間隙に挿入して引き掛け、その状態でガイド棒の先端部をステータコアの内歯の内周に摺接するように挿入し、ガイド棒の内側に配置されたストリッパを移動させて、ストリッパの押歯で相間シートのストリップ部をステータコアのスロットに押込む際に、相間シートのストリップ部がストリッパの押歯の突出端面に形成された保持溝に挿入されて保持されるので、ストリップ部がストリッパの押歯とガイド棒との間に挟み込まれるのを防止でき、それによって挿入ミスを防ぐことができる。
【0014】
本発明において、前記ガイド棒は、前記ステータコアの内歯の内周に摺接するように挿入される先端部と、前記ステータコアの、相間シート挿入側端面に近接して配置される基部とを有し、前記相間シートのストリップ部を挟むガイド棒の前記基部は、前記ステータコアの挿入側端面に至るまで、外径側に突き出た形状をなしていることが好ましい。
【0015】
これによれば、前記相間シートをストリッパで押上げるとき、ステータコアの上記挿入側端面に至るまで、相間シートのストリップ部がガイド棒の基部にガイドされて導入されるので、ストリップ部をより確実にストリッパの押歯の突出端面に形成された保持溝に挿入することができる。
【0016】
上記において、更に、前記相間シートのストリップ部を挟むガイド棒の前記基部は、前記ストリップ部の挟持面が、前記ステータコアの挿入側端面に至るまで外径側に突き出ていて、該挟持面に対向する反対側の面は、前記ステータコアの挿入側端面に近接するに従って前記先端部に近づくように面取りされた形状をなすことが好ましい。
【0017】
これによれば、ガイド棒の先端部がステータコアの内周に挿入され、ガイド棒の基部がステータコアの挿入側端面に当接したとき、ステータコアに既に挿入されているコイルエンドが、ガイド棒の基部に接触して絶縁被膜を損傷することが防止できる。
【0018】
また、本発明においては、前記ストリッパの押込み方向の端面に、中心部が突出して全体としてテーパ状をなし、そのテーパ面に前記相間シートのストリップ部を前記押歯の突出端面に導く放射状のガイド溝を有する補助ストリッパが取付けられていることが好ましい。
【0019】
これによれば、相間シートのストリップ部をストリッパの押歯の突出端面に形成された保持溝に導入しやすくなり、ストリップ部をより確実に保持溝に挿入できると共に、ストリッパを押上げたときに、相間シートの、ストリッパの押込み側に位置するシート本体部を外径側に押し広げて、シート本体部がストリッパの押込み端面に引っ掛かってしまうことを防止できる。
【0020】
更に、前記ステータコアの、相間シート挿入側端面に近接して、既に挿入されたコイルの端部をカバーし、前記相間絶縁シートのシート本体部がコイルに引っ掛かるのを防止するカバーリングが配置されていることが好ましい。
【0021】
これによれば、ストリッパで相間シートを押上げていったとき、後端のシート本体部がステータコアの端面に至るまでに、既に挿入されたコイルエンドに引っ掛かって引きちぎれてしまうことを防止できる。
【0022】
更にまた、上記において、前記カバーリングの内周には、中心方向に向けて所定長さで延出された複数枚の短冊状のガイドシートが取付けられていることが好ましい。
【0023】
これによれば、ストリッパで相間シートを押上げていったとき、カバーリングがステータコアの挿入側端面に向けて湾曲するので、相間シートと既に挿入されたコイルエンドとの接触・係合をより確実に防ぐことができ、相間シートの引っ掛かりによる破損をより確実に防止できる。
【0024】
【実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施の形態を説明する。
【0025】
図1、2に示すように、この相間シート挿入装置100は、基台101と、この基台101上に立設された支柱102と、この支柱102に横架されたアーム103とを有している。支柱102の中間には、相間シート110の設置棚104が設けられている。設置棚104にはガイドピン105が立設されている。
【0026】
図3に示すように、相間シート110は、一対のシート本体部111と、このシート本体部111を連結する2本の平行なストリップ部112とからなり、全体としてループ状(枠状)をなしている。図23に示すように、ストリップ部112がステータコア120の内歯121の間に形成された所定のスロット122に挿入され、シート本体部111がステータコア120の端面から扇型に突出した状態で装着されるようになっている。
【0027】
アーム103には、2本のガイド棒106と、1本のボールネジ107とが水平方向に配設されており、上記ガイド棒106に沿って移動可能に取付けられたスライダ108が上記ボールネジ107に螺合しており、図示しないモータによるボールネジ107の回転によってスライダ108が水平方向に移動する。
【0028】
スライダ108には、ピックアップ装置130が、ガイド棒131を介して昇降可能に取付けられ、エアシリンダ139によって昇降するようになっている。ピックアップ装置130は、図5〜7に示すような合計3本の吸着パイプ132を有し、このうち2本は相間シート110の一方のシート本体部111を吸着するように並んで配置され、1本は他方のシート本体部111を吸着するように配置されている。
【0029】
そして、1本の吸着パイプ132の両側には、コ字状の押え板133が昇降可能に配置されており、吸着パイプ132で相間シート110を吸着した後、図示しない駆動手段によりコ字状の押え板133を下降させることによって、図7に示すように一方のシート本体部111を湾曲させて、ストリップ部112を、挿入治具140のガイド棒141の隙間に位置合わせできるようになっている。
【0030】
再び図1、2を参照すると、挿入治具140は、前記支柱102に隣接して配置された水平移動台142上に設置されている。挿入治具140を搭載した水平移動台142は、基台101に配設された図示しないスライドウェイに沿って水平移動し、ピックアップ装置130から相間シート110を受け渡されるステーションAと、相間シート110をステータコア120の所定のスロット122に挿入する挿入ステーションBとの間で移動するようになっている。また、挿入治具140は、図示しない駆動機構によって、水平移動台142上で回転するようになっている。
【0031】
挿入治具140は、図4に示すように、円筒状のホルダケース149と、このホルダケース149に基部を保持されて環状に配列された複数本のガイド棒141とからなっている。この実施形態の場合、ガイド棒141は、ステータコア120の内歯121の1本に当接する細幅のものと、2本に跨って当接する太幅のものとがあるが、全てを細幅のもので構成してもよいし、全てを太幅のもので構成することもでき、更には3本以上に当接する太幅のものを用いてもよい。しかし、3本以上に当接する太幅のものは、横断面を円弧状に形成する必要がでてくるため、加工コストが高くなる。
【0032】
重要なことは、相間シート110のストリップ部112を挿入保持させる一対のガイド棒141a、141bが所定の箇所に配置されていることである。すなわち、図8に示すように、相間シート110は、そのストリップ部112をガイド棒141の所定の間隙に挿入されて、この実施形態の場合は、4枚の相間シート110が等間隔で保持される。この場合、相間シート110のストリップ部112を挟持する一方のガイド棒141aは細幅で、他方のガイド棒141bは太幅となっているが、これは前記のように需要なことではなく、どちらも細幅又は太幅とすることができる。
【0033】
なお、図8中のCは、既に挿入されたコイルエンドを表しており、このコイルエンドCの端部に記載した破線の○は、コイルエンドCの出入口となっているスロットを表している。
【0034】
再び図4を参照すると、各ガイド棒141は、ステータコア120の内歯121の内周に摺接するように挿入される先端部143と、ステータコア120の、相間シート挿入側の端面に当接する、外径方向に突出した基部144とを有している。
【0035】
相間シート110のストリップ部112を挟持しない部分に配置されたガイド棒141cは、その基部144の上部が、ステータコア120の上記挿入側端面に向けて全幅で縮径して、先端部143と同じ外径になるテーパ面144aをなしている。
【0036】
また、各ガイド棒141a、141bの、ストリップ部112の挟持面145は、ステータコア120の挿入側端面に至るまで同じ外径で突出しており、相間シート110のストリップ部112をステータコア120の挿入側端面に至るまで、外径方向に突出した広い幅でガイドするようになっている。
【0037】
そして、各ガイド棒141a、141bの基部144の上部は、上記挟持面145の基部上端が外径方向に突出し、上記挟持面145と反対側の側面146の基部上端が先端部143と同じ外径となるまで縮径しており、これらの上端を頂点として、三角錐状に斜めにカットされた斜面144bをなしている。すなわち、挟持面145の上端は、ステータコア120の挿入側端面に至るまで、外径方向に突出しており、それと反対側の側面146の上端は、先端部143と同じ外径となるまでテーパ状に縮径している。
【0038】
ガイド棒141に形成された上記のテーパ面144a及び斜面144bは、ステータコア120に既に挿入されているコイルエンドと干渉しないようにするために形成されている。すなわち、相間シート110は、U相のコイルを挿入した後、及びV相のコイルを挿入した後に、ステータコア120に装着されるのであるが、図8に示すように、ガイド棒141をステータコア120の内周に挿入したとき、テーパ面144a及び斜面144bによって、既に挿入したコイルのコイルエンドCが、ガイド棒141の基部144に強く接触するのを避け、絶縁被膜の損傷を防止している。
【0039】
なお、図9に示すように、円筒状のホルダケース149下面には、環状の支持板147が配置され、この支持板147の下面中央部には、中心の孔を囲むようにガイド筒148が取付けられ、このガイド筒148に図19に示すストリッパ駆動軸150が挿入されるようになっている。また、ガイド棒141は、実際には、先端部143と、基部144とが別体で構成され、ホルダケース149内でネジ止めされて一体化されている。
【0040】
図12〜16及び図19を併せて参照すると、ストリッパ駆動軸150の上端には、ストリッパ160と、補助ストリッパ170とが取付けられている。ストリッパ160は、円筒状の部材からなり、その外周に複数のフィン状の歯が形成されている。これらの歯は、ガイド棒141の間隙に挿入されるように放射状に形成され、ガイド棒141の外周からほとんど突出しない短い歯161と、ガイド棒141の外周から突出してステータコア120のスロット122に挿入される長い押歯162とで構成されている。押歯162の基部163は、ステータコア120の内歯121どうしの間隙を通るように薄く形成されており、先端部は相間シート110のストリップ部112を押込むことができるように相対的に厚く形成されている。また、押歯162の突出端面における上下の角部は、テーパ状に形成されており、ストリッパ160の押込み時及び後退時に、相間シート110のシート本体部111に引っ掛かることを防止している。
【0041】
そして、本発明の一つの特徴は、上記押歯162の突出端面にストリップ部112を捕捉するための保持溝164が形成されていることにある。この保持溝164は、特に押歯162のテーパ状に形成された押込み側の角部(上方の角部)に形成されていることが好ましいが、突出端面全体に形成されていてもよい。保持溝164の横断面形状はV字状又はU字状であることが好ましい。押歯162は、相間シート110のストリップ部112が挿入されるスロット122に対応した数だけ少なくとも形成される。
【0042】
ストリッパ160の上面には、円板状の板165が固着されており、この板165の下面中央部に、前記ストリッパ駆動軸150の上端が固着されている。
【0043】
そして、この板165上には、更に補助ストリッパ170が装着されている。補助ストリッパ170は、下半部が円柱状をなし、上半部が円錐状をなす形状であって、それらの周面には軸方向に放射状に伸びる複数のガイド溝171が形成されている。ガイド溝171は、ストリッパ160の押歯162に対応した位置に設けられている。また、ガイド溝171は、その上部がV字状に大きく開き、下方に向かうに従って幅狭になっている。
【0044】
また、挿入治具140をステータコア120内に挿入するとき、ガイド棒141の先端部143がステータコア120の内歯121にスムーズに嵌合するようにするため、先端部143には、図10、11に示す挿入ガイド180が取付けられるようになっている。
【0045】
この挿入ガイド180は、円筒部材181と、該円筒部材181よりも外径が相対的に小さい円筒部材182とを、スペーサ183を介して上下に連結して構成されている。下方の円筒部材182の外周には、軸方向に伸びる複数のガイドフィン184が円周方向に所定間隔で形成され、これらのガイドフィン184の間に対応するガイド棒141の先端部143が嵌合するようになっている。また、上方の円筒部材181の外周には、同じく軸方向に伸びる複数のリブ185が円周方向に所定間隔で形成され、これらのリブ185の間にステータコア120の内歯121が嵌合するようになっている。上方の円筒部181の上部外周は、ステータコア120内に挿入しやすくするため、テーパ状に形成されている。
【0046】
再び図1、2を参照すると、前述したように、挿入治具140は、ピックアップ装置130によって相間シート110を装着された後、図示しない駆動機構によって、挿入ステーションBに移動するようになっている。
【0047】
挿入ステーションBの上方には、フレーム190を介して、ステータコア120の支持台191が設置されている。ステータコア120は、パレット192に取付けられ、図示しない搬送手段によって、パレット192毎、上記支持台191上に移動して、そこに固定されるようになっている。
【0048】
図17、18、19に示すように、支持台191の下面には、カバーリング210が取付けられている。このカバーリング210は、ステータコア120の、既に挿入されたコイルエンドCをカバーし、相間シート110を挿入するときにそのシート本体部111が、既に挿入されたコイルエンドCに引っ掛かるのを防止する。また、カバーリング210の下面開口部周縁211は、テーパ状に面取りされており、相間シート110が引っ掛からないようにしている。
【0049】
更に、カバーリング210の上面内周には、環状のシート212が取付けられている。環状のシート212には、その内周から半径方向外方に伸びるスリット213が所定間隔で放射状に形成されており、これらのスリット213によって複数の短冊状の突片214が内周に向けて延出した形状をなしている。これらの突片214は、ステータコア120に既に挿入されたコイルエンドCを更に完全に覆い、相間シート110の引っ掛かりをより確実に防止する。
【0050】
次に、上記構成からなる本発明のステータコアへの相間シート挿入装置の作用について説明する。
【0051】
挿入操作の始めに、相間シート110は、支柱102の設置棚104上に重ねて載置される。挿入治具140は、基台101上のステーションAに配置されている。また、ステータコア120は、パレット192に取付けられて、支持台191上に設置されている。更に、ピックアップ装置130は、設置棚104の上方に配置されている。
【0052】
この状態で、エアシリンダ139の作動により、ピックアップ装置130が下降し、吸引パイプ132が、設置棚104に載置された相間シート110に当接してこれを吸着し、ピックアップ装置130が上昇して相間シート110をピックアップする。
【0053】
そして、図示しないモータによりボールネジ107が回転して、スライダ108がガイド棒106に沿って移動し、ピックアップ装置130が挿入治具140の上方に移動する(図5、6参照)。
【0054】
この状態で、コ字状の押え板133が下降し、相間シート110の一方のシート本体部111を湾曲させる。このとき、相間シート110のストリップ部112が、挿入治具140のガイド棒141の所定の間隙に位置合わせされる。この間隙は、ステータコア120の既に挿入されたコイルエンドCのスロットとの関係で定められる。
【0055】
そして、ピックアップ装置130が下降して、相間シート110のストリップ部112をガイド棒141の所定の間隙に挿入する(図7参照)。相間シート110を挿入後、ピックアップ装置130は上昇し、ボールネジ107の回動によって再び設置棚104の上方に戻る。
【0056】
この操作は、この実施形態の場合、4回繰り返される。すなわち、各回毎に挿入治具140が所定角度ずつ回動して、相間シート110のストリップ部112をガイド棒141の所定の間隙に挿入し、ループ状の相間シート110を挿入治具140のガイド棒141に引き掛けることにより、図8に示すように、4枚の相間シート110を放射状に配置する。
【0057】
こうして相間シート110を引き掛けられた挿入治具140は、次に、挿入ステーションBに移動する。この挿入ステーションBでは、前記のように、ステータコア120が、パレット192に取付けられて、支持台191上に設置されている。
【0058】
挿入治具140をステータコア120に挿入するに先だって、挿入治具140のガイド棒141の先端部143に、図10、11に示した挿入ガイド180を取付ける。すなわち、ガイド棒141の先端部143を挿入ガイド180のガイドフィン184の間に挿入し、その先端を上方の円筒部181の下縁部に当接させる。そして、上方の円筒部181のリブ185の間に、ステータコア120の内歯121を導入しながら、図19(上記挿入ガイド180は省略してある)に示すように、挿入治具140を図示しない駆動手段によって上昇させると、挿入治具140を介して、ガイド棒141の先端部143がステータコア120の内歯に摺接しながらスムーズに挿入される。
【0059】
こうして、図20に示す状態となる。すなわち、ガイド棒141の先端部143がステータコア120の内歯に摺接して挿入され、ガイド棒141の基部144の先端が、ステータコア120の挿入側端面に当接した状態となっている。また、前記図8に示したように、ガイド棒141の所定の間隙に相間シート110が引き掛けられている。更に、ストリッパ160及びその上部に取付けられた補助ストリッパ170は、ガイド棒141の下方に待機している。なお、この状態で、図示しない挿入ガイド180を取り外して、相間シート110の挿入ができるようにする。
【0060】
次に、図21に示すように、図示しない駆動手段によって、ストリッパ駆動軸150を上昇させて、その上端に取付けられた補助ストリッパ170及びストリッパ160を押上げていく。相間シート110は、補助ストリッパ170のテーパ状の先端部によって、そのシート本体部111を外方に押し広げられながら、そのストリップ部112が放射状のガイド溝171に導入される(図15、16参照)。更に、ストリップ部112は、ストリッパ160の押歯162に形成された保持溝164に挿入される。
【0061】
相間シート110は、補助ストリッパ170及びストリッパ160に係合して押上げられ、そのストリップ部112が、ストリッパ160の押歯162によって、ステータコア120の対応するスロット122に挿入される。このとき、ストリップ部112が、押歯162の保持溝164に保持されながらスロット122に挿入されるので、ストリップ部112が押歯162とガイド棒141との隙間に挟まってしまうことを防止できる。
【0062】
このとき、ストリップ部112を挟むガイド棒141の基部144は、それらの挟持面がステータコア120の挿入側端面に至るまで外径側に突出しているので(図4参照)、ストリップ部112をステータコア120のスロット122に確実にガイドすることができる。なお、ガイド棒141の基部144には、斜面144bと、テーパ面144aが形成されているので、既に挿入されたコイルエンドCがガイド棒141の基部144に接触して、それらの絶縁被膜が損傷することを防止される。
【0063】
また、ステータコア120を支持する支持台191の下面には、既に挿入されたコイルエンドCをカバーするようにカバーリング210が配置され、このカバーリング210はその内周から延出された短冊状の突片214を有するので、相間シート110の下方のシート本体部111が、コイルエンドCに引っ掛かってストリップ部112が切れてしまうことを防止できる。突片214は、ガイド棒141の基部144によって、図17、22に示すように上方に湾曲し、コイルエンドCを包み込むようにしてより完全にカバーする。
【0064】
図22に示すように、補助ストリッパ170及びストリッパ160の上部がステータコア120の上端面から突出するまで押上げると、相間シート110のストリップ部112が、ステータコア120の対応するスロット122に完全に挿入され、上方のシート本体部111がガイド棒141の先端から外方に外れて広がる。こうして、挿入が完了すると、ストリッパ駆動軸150が下降し、補助ストリッパ170及びストリッパ160を後退させ、更に挿入治具140が下降して、挿入治具140は元のステーションAに戻る。
【0065】
その結果、図23に示すように、既に挿入されたコイルエンドCの内周側に相間シート110のシート本体部111が配置される。なお、この実施形態では、45度ずつ角度を変えて、更に4枚の相間シート110を挿入し、合計8枚の相間シート110によってコイルエンドCを完全にカバーするようにしている。この相間シート110は、U、V、Wの各相のコイルエンドの間に配置されて、相間絶縁を行う。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ストリッパの押歯で相間シートのストリップ部をステータコアのスロットに押込む際に、相間シートのストリップ部がストリッパの押歯の突出端面に形成された保持溝に挿入されて保持されるので、ストリップ部がストリッパの押歯とガイド棒との間に挟み込まれるのを防止でき、それによって挿入ミスを防ぐことができる。したがって、相間シートのステータコアへの装着作業を挿入ミスなく自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステータコアへの相間シート挿入装置の一実施形態を示す正面図である。
【図2】同相間シート挿入装置の平面図である。
【図3】本発明に適用される相間シートの一例を示す斜視図である。
【図4】同相間シート挿入装置の挿入治具を示す斜視図である。
【図5】同相間シート挿入装置において、相間シートをピックアップしようとする状態を示す斜視図である。
【図6】同相間シート挿入装置において、相間シートをピックアップした状態を示す斜視図である。
【図7】同相間シート挿入装置において、相間シートを挿入治具に挿入する状態を示す斜視図である。
【図8】同相間シート挿入装置において、相間シートを挿入治具に挿入した状態を示す平面図である。
【図9】同相間シート挿入装置の挿入治具の縦断面図である。
【図10】同相間シート挿入装置に用いられる挿入ガイドの断面図である。
【図11】同相間シート挿入装置に用いられる挿入ガイドの斜視図である。
【図12】同相間シート挿入装置のストリッパの斜視図である。
【図13】同相間シート挿入装置のストリッパの平面図である。
【図14】同相間シート挿入装置のストリッパの断面図である。
【図15】同相間シート挿入装置の補助ストリッパの平面図である。
【図16】同相間シート挿入装置の補助ストリッパの、右半分を断面にして示す正面図である。
【図17】同相間シート挿入装置において、コイルエンドがカバーリングでカバーされた状態を示す斜視図である。
【図18】同相間シート挿入装置のカバーリングを示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。
【図19】同相間シート挿入装置において、挿入治具をステータコアに挿入する状態を示す断面図である。
【図20】同相間シート挿入装置において、挿入治具をステータコアに挿入した状態を示す断面図である。
【図21】同相間シート挿入装置において、ストリッパを上昇させる状態を示す断面図である。
【図22】同相間シート挿入装置において、ストリッパを上昇させて、相間シートを完全に挿入した状態を示す断面図である。
【図23】ステータコアに相間シートを挿入した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 相間シート挿入装置
110 相間シート
111 シート本端部
112 ストリップ部
120 ステータコア
121 内歯
122 スロット
130 ピックアップ装置
140 挿入治具
141 ガイド棒
143 先端部
144 基部
144a テーパ面
144b 斜面
145 挟持面
146 挟持面と反対側の面
150 ストリッパ駆動軸
160 ストリッパ
162 押歯
164 保持溝
170 補助ストリッパ
171 ガイド溝
210 カバーリング
212 環状のシート
214 突片
C コイルエンド

Claims (6)

  1. ステータコアの両端面から突出する各相のコイル間に配置される一対のシート本体部と、このシート本体部を連結してループを形成する2本のストリップ部とからなる相間シートを、前記ストリップ部をステータコアの所定のスロットに挿入することによって、ステータコアに装着するステータコアへの相間シート挿入装置において、
    前記ステータコアの内歯に対応して配置される複数本のガイド棒を有する挿入治具と、この挿入治具の内周に軸方向移動可能に配置され、前記挿入治具のガイド棒間に挿入保持された前記相間シートのストリップ部を押して、前記ステータコアの対応するスロットに挿入する押歯を有するストリッパとを備えており、
    前記ストリッパの押歯の突出端面に前記ストリップ部を捕捉するための保持溝が形成されていることを特徴とするステータコアへの相間シート挿入装置。
  2. 前記ガイド棒は、前記ステータコアの内歯の内周に摺接するように挿入される先端部と、前記ステータコアの、相間シート挿入側端面に近接して配置される基部とを有し、前記相間シートのストリップ部を挟むガイド棒の前記基部は、前記ステータコアの挿入側端面に至るまで、外径側に突き出た形状をなしている請求項1記載のステータコアへの相間シート挿入装置。
  3. 前記相間シートのストリップ部を挟むガイド棒の前記基部は、前記ストリップ部の挟持面が、前記ステータコアの挿入側端面に至るまで外径側に突き出ていて、該挟持面に対向する反対側の面は、前記ステータコアの挿入側端面に近接するに従って前記先端部に近づくように面取りされた形状をなす請求項2記載のステータコアへの相間シート挿入装置。
  4. 前記ストリッパの押込み方向の端面に、中心部が突出して全体としてテーパ状をなし、そのテーパ面に前記相間シートのストリップ部を前記押歯の突出端面に導く放射状のガイド溝を有する補助ストリッパが取付けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載のステータコアへの相間シート挿入装置。
  5. 前記ステータコアの、相間シート挿入側端面に近接して、既に挿入されたコイルの端部をカバーし、前記相間絶縁シートのシート本体部がコイルに引っ掛かるのを防止するカバーリングが配置されている請求項1〜4のいずれか1つに記載のステータコアへの相間シート挿入装置。
  6. 前記カバーリングの内周には、中心方向に向けて所定長さで延出された複数枚の短冊状のガイドシートが取付けられている請求項5記載のステータコアへの相間シート挿入装置。
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