JPH09215281A - ステータコアへのコイル挿入装置 - Google Patents

ステータコアへのコイル挿入装置

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JPH09215281A
JPH09215281A JP3268596A JP3268596A JPH09215281A JP H09215281 A JPH09215281 A JP H09215281A JP 3268596 A JP3268596 A JP 3268596A JP 3268596 A JP3268596 A JP 3268596A JP H09215281 A JPH09215281 A JP H09215281A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のステータコアに、コイルを作業性よ
く、かつ、高いスペースファクタで挿入することができ
るコイル挿入装置を提供する。 【解決手段】 基台に対して平行にセンターポスト34
を支持し、基台上面にスライダを介してコア設置台51
を設け、センターポスト34の先端に軸方向移動可能に
ストリッパ可動ブロック43を取付ける。ブレード56
を支持するブレードホルダ55をセンターポスト34の
先端部に着脱可能に取付け、ブレード嵌合溝とその間に
突出する押し歯を有するストリッパブロック57をスト
リッパ可動ブロック43又はそれに連接された部分に着
脱自在に取付ける。また、好ましくはセンターポスト3
4の基部側に、軸方向に伸びる成形刃75を外周に有す
るコイル成形治具を取付ける。ブレード56にコイルC
を引き掛け、ステータコア11をセンターポスト34の
先端方向に移動させてコイル挿入を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に大型のステー
タコアに適したステータコアへのコイル挿入装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、上下水道等に用いられるポンプ
や、高速道路のトンネルの換気ファンや、ビルの空調機
などにおいては、極めて大型のモータが用いられてお
り、このようなモータに装着されるステータコアは、直
径も長さも大きく、重量も例えば数百キロというように
極めて重いものとなる。
【0003】このような大型のステータコアに、従来の
一般的なコイル挿入装置、すなわち環状に配列されたブ
レードと、このブレードの間隙に挿入される押し歯を外
周に設けたストリッパとを有し、ブレードの所定の間隙
に巻線されたコイルを引き掛け、ストリッパでステータ
コアの所定の溝にコイルを押し込んで挿入するようにし
た装置を適用しようとすると、ブレードやストリッパな
どの挿入治具が大きくなり、製造コストが極めて高くな
ってしまう。しかも、上記のような大型のモータは、そ
れほど多数の需要があるわけではないので、高価な設備
投資をしても採算が合わないという問題があった。
【0004】したがって、上記のような大型のステータ
コアにコイルを挿入する作業は、熟練工によって手作業
で行われているのが現状である。しかし、この作業は、
巻線されたコイルを、ステータコアの各溝に、押圧具を
用いて少しずつ押し込む作業であるため、大変な労力が
必要とされるという問題があった。
【0005】このような大型のステータコアにコイルを
挿入するための装置としては、唯一ドイツのS社のもの
が知られている。図23には、このコイル挿入装置の原
理が示されている。すなわち、ステータコア11のいく
つかの内歯12の先端に、ステータコア11の一方の端
面から挿入されたブレード13を装着する。一方、スト
リッパのような役割をなす押圧板14に、上記ブレード
13の内側に位置するような間隔で複数本のコイル保持
棒15を立設して、トランスファーツール16とする。
【0006】そして、トランスファーツール16のコイ
ル保持棒15の間隙にコイルCを引き掛け、トランスフ
ァーツール16をステータコア11の上記ブレード13
の挿入側とは反対の端面から挿入して、ステータコア1
1の他端面に向けて押し込んでいく。その結果、コイル
Cは、押圧板14に押されてブレード13の間隙からス
テータコア11の溝17に挿入される。このとき、ブレ
ード13の先端が押圧板14に押されて、ブレード13
は、ステータコア11の他端面から抜き出されていく。
【0007】なお、トランスファーツール16の押圧板
14の後方には、図示しないチャックを介してウェッジ
が連結され、ステータコア11の溝17に挿入されるコ
イルCの後を追って、上記ウェッジが溝17の開口部を
塞ぐように挿入されるようになっている。なお、上記チ
ャックは、押圧板14に別体で取付けられるため、押圧
板14のコイル押圧部(ストリッパ部)と、チャックに
よってウェッジをクランプする部分とは、約50mmほど離
れている。
【0008】上記装置は、ステータコア11の全ての溝
17にコイルCを一度に挿入するのではなく、ステータ
コア11のいくつかの溝17に挿入するためのブレード
13及びトランスファーツール16を作り、コイル挿入
操作を何回かに分けて行うようにしたものであり、それ
によってブレード13やトランスファーツール16の製
造コストを低減できるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図23
に示した従来の装置においては、コイルCを一旦トラン
スファーツール16のコイル保持棒15に引き掛け、こ
のトランスファーツール16をステータコア11の端面
から挿入し、そのときコイルCがブレード13の所定の
間隙に入るようにするので、トランスファーツール16
のステータコア11への挿入が大変であり、作業が煩雑
で生産性が悪いという問題があった。
【0010】また、ストリッパのような役割をする押圧
板14は、ブレード13の先端に係合してブレード13
をステータコア11の反対側の端面から押出す構造をな
すので、実際にコイルCがステータコア11の溝17に
挿入される部分にブレード13が存在せず、しかも押圧
板14の外周は溝17の内側に位置しているだけなの
で、コイルCの溝17への挿入密度、いわゆるスペース
ファクタを向上させることができなかった。
【0011】更に、前記のように、押圧板14のコイル
押圧部(ストリッパ部)と、チャックによってウェッジ
をクランプする部分とは、約50mmほど離れているため、
スペースファクタを高めると、コイルを挿入してからウ
ェッジが挿入されるまでにコイルが損傷しやすくなると
いう問題があった。また、ストリッパ部とウェッジのク
ランプ部とが離れているため、コイル挿入が完了して
も、ウェッジ挿入が完全になされていない状態になるの
で、ウェッジを更に手で押さなければならないという不
都合があった。
【0012】一方、この種の大型のステータコアにおい
ては、図24に示すように、コイルCのループの一方の
側部をステータコア11の所定の溝17の奥方に入れ、
ループの他方の側部を別の溝17の手前に入れることに
より、コイルエンドが円周に対して斜めに走るような挿
入方法、いわゆるラップ巻きと称される挿入方法が採用
されることが多い。ラップ巻きは、通常のコイル挿入方
法に比べてモータの性能を向上させることができるが、
コイル挿入を何回かに分けて行う必要がでてくるため、
大型のステータコアにしか採用されていない。
【0013】このラップ巻きには、ステータコア11の
一つの溝17に、コイルCを2段に分けて挿入する必要
があり、このため、最初に挿入したコイルCを、図24
に示すような押圧器具18を用いて人手で押し込まなけ
ればならなかった。なお、この押圧器具18は、棒材1
9にアーム20を介して押圧部21を設けた構造をなし
ている。図23に示した従来のコイル挿入装置では、こ
のようなコイル成形をも機械的に行うことはできなかっ
た。
【0014】したがって、本発明の一つの目的は、大型
のステータコアにコイルを作業性よく、かつ、高いスペ
ースファクタで挿入することができる比較的安価なコイ
ル挿入装置を提供することにある。
【0015】また、本発明のもう一つの目的は、大型の
ステータコアにコイルを挿入でき、かつ、挿入されたコ
イルをステータコアの溝の奥方に押し込むコイル成形ま
で行うことができるようにしたコイル挿入装置を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコイル挿入装置は、基台の一側に立設され
たフレームから前記基台上面に対して平行に突設された
センターポストと、前記基台上面に前記センターポスト
の軸方向に移動可能に配置されたスライダに設置され、
ステータコアの中心に前記センターポストが入るように
ステータコアを支持するコア設置台と、前記ステータコ
アの選択された内歯に嵌合する複数本のブレードの基部
を保持して、前記センターポストの先端部周壁に着脱自
在に取付けられ、前記ブレードを前記センターポストと
平行に支持するブレードホルダと、前記センターポスト
の先端部に取付けられた、前記センターポストの軸方向
に移動可能なストリッパ可動ブロックと、前記ストリッ
パ可動ブロック又はそれに連接された部分に着脱自在に
取付けられ、外周の一部に前記ブレードが嵌合するブレ
ード嵌合溝と、このブレード嵌合溝の間に突出した、コ
イルを前記ステータコアの溝に押し込むための押し歯
と、この押し歯の後端に設けられたウェッジ保持部とを
有するストリッパブロックとを備えていることを特徴と
する。
【0017】また、本発明の好ましい態様においては、
前記センターポストの基部側に、コイル成形治具が取付
けられており、このコイル成形治具は、前記ステータコ
アの溝に挿入される、先端部がテーパ状をなす成形刃を
有している。
【0018】更に、本発明の好ましい態様においては、
前記ストリッパ可動ブロックの先端には、前記ストリッ
パ可動ブロックに対して更に軸方向に突出可能なストリ
ッパ支持ブロックが取付けられ、このストリッパ支持ブ
ロックに前記ストリッパブロックが着脱自在に取付けら
れている。
【0019】更にまた、本発明の好ましい態様において
は、前記ウェッジ保持部は、後方に向けてフィン状に延
出された前記押し歯の後端と、前記ストリッパブロック
に穿設された前記押し歯に向かって伸びる孔を通して挿
入され、前記押し歯の後端に先端が当接する押し板とで
構成されている。
【0020】本発明のコイル挿入装置によれば、まず、
コア設置台にステータコアを位置決めして載置し、コア
設置台を載せたスライダを移動させて、ステータコアを
センターポストの基部側に配置しておく。このとき、セ
ンターポストは、ステータコアの内側に挿通された状態
となる。
【0021】次に、センターポストの先端部にブレード
ホルダを取付け、このブレードホルダに支持されたブレ
ードの所定の間隙にコイルを挿入して引き掛ける。更
に、センターポストの先端部に設けたストリッパ可動ブ
ロック又はそれに連接された部分にストリッパブロック
を取付けると共に、ブレードの先端をストリッパブロッ
クのブレード嵌合溝に挿入する。
【0022】なお、ストリッパ可動ブロックに連接され
た部分にストリッパブロックを取付けるというのは、本
発明の好ましい態様に示されるように、ストリッパ可動
ブロックの先端に更にストリッパ支持ブロックを取付
け、このストリッパ支持ブロックにストリッパブロック
を取付けるような場合を意味する。
【0023】この状態で、ストリッパブロックの押し歯
の後端に設けられたウェッジ保持部にウェッジの先端を
連結する。このように、押し歯の後端にウェッジ保持部
を設けたことにより、ウェッジを押し歯の直後に取付け
ることができ、ストリッパ部とウェッジ先端部との距離
を、例えば10mm程度に近接させることができる。そし
て、スライダを移動させて、コア設置台に載置したステ
ータコアを、センターポストの先端方向に移動させる。
【0024】このとき、ブレードは、ステータコアの所
定の内歯の内周に嵌合し、ブレードの間に挿入されたコ
イルは、ブレードの間に突出するストリッパブロックの
押し歯によって押されて、ステータコアの所定の溝に押
し込まれる。また、それとほぼ同時に、ストリッパブロ
ックの押し歯の後端に連結されたウェッジが、コイル挿
入された溝の開口部を塞ぐように、溝に挿入される。こ
の場合、本発明では、前記のようにストリッパ部とウェ
ッジ先端部との距離を例えば10mm程度に近接させること
ができるので、スペースファクタを高くしてもコイルの
損傷を防止することができる。
【0025】こうしてコイルがステータコアの溝に完全
に挿入された後、ストリッパ可動ブロックをセンターポ
ストの先端から押出すと共に、ステータコアを更に前方
に移動させると、ブレードの先端がストリッパブロック
のブレード嵌合溝から外れ、ブレードに引き掛かってい
たコイルエンドが、ブレードから外れる。
【0026】そして、ストリッパ可動ブロックを元の位
置に後退させると、ストリッパブロックもコイルエンド
から離れる。こうしてコイル挿入を終了することがで
き、ステータコアを回動させて、ステータコアの別の溝
に上記と同様な方法でコイルを挿入する作業を繰り返す
ことにより、ステータコアの全ての溝にコイルを挿入す
ることができる。
【0027】本発明のコイル挿入装置では、上記のよう
に、ブレードとストリッパとをセンターポストに固定し
ておき、ブレードとストリッパとに、コイルとウェッジ
とをセットして、コアを移動させてコイル及びウェッジ
を挿入する方式を採用しているため、大型のステータコ
アであってもコアの設置作業や、コイルの挿入作業を容
易に行うことができるという優れた利点が得られる。
【0028】なお、本発明の好ましい態様においては、
上記のようにコイル挿入を終了した後、ストリッパブロ
ック及びブレードホルダをセンターポストから取外し、
スライダを後退させてステータコアを元の位置に戻す
と、センターポストの基部に装着されたコイル成形治具
の成形刃が、コイルが挿入されたステータコアの溝に挿
入されて、コイルを溝の奥方に押圧して成形を同時に行
うことが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1〜22には、本発明のコイル
挿入装置の一実施例が示されている。図10〜12に示
すように、このコイル挿入装置31は、基台32の一側
に立設されたフレーム33から、基台32の上面に対し
て平行に突設されたセンターポスト34を有する。ま
た、基台32の上面には、基台の両側に配置されたスラ
イドウェイ35を介して、センターポスト34の軸方向
に移動可能なスライダ36が設置されている。
【0030】スライダ36の両側には、一対のボールネ
ジ37が螺挿されて基台32上に回転可能に支持されて
おり、ボールネジ37の一端には従動プーリ38が装着
されている。また、基台32の内部に配置されたモータ
39の駆動プーリ40と、上記従動プーリ38とがタイ
ミングベルト41によって連結されている。したがっ
て、モータ39によりタイミングベルト41を介してボ
ールネジ37が回転し、スライダ36がスライドウェイ
35に沿って移動するようになっている。
【0031】また、センターポスト34の内部には、支
軸42が挿入されており、この支軸42の先端は、セン
ターポスト34の先端から突出してストリッパ可動ブロ
ック43に連結されている。更に、支軸42の基端は、
フレーム33の背面側に突出し、その基端に連結板44
を介して連結されたエアシリンダ45の作動で、支軸4
2は、軸方向に突出可能とされている。その結果、支軸
42の先端に連結されたストリッパ可動ブロック43
は、センターポスト34に対して軸方向に移動可能とさ
れている。
【0032】更に、ストリッパ可動ブロック43内に
は、エアシリンダ46が配置されており、その作動ロッ
ドは、ストリッパ可動ブロック43の前面から突出し、
これにストリッパ支持ブロック47が連結支持されてい
る。したがって、ストリッパ支持ブロック47は、前記
支軸42の軸方向移動によって前記ストリッパ可動ブロ
ック43と共に移動すると共に、前記エアシリンダ46
の作動によって前記ストリッパ可動ブロック43に対し
て更に前方に突出できるようになっている。
【0033】ストリッパ支持ブロック47、ストリッパ
可動ブロック43及びセンターポスト34のそれぞれの
下面には、同じ形状で連続するあり溝48が形成され、
後述するコイル成形治具、ブレードホルダ、ストリッパ
ブロックは、このあり溝48に嵌合する、それぞれに形
成されたありを介して、上記それぞれの部材に装着され
るようになっている。
【0034】スライダ36には、図13、14に示すコ
ア設置台51が設置される。このコア設置台51は、複
数の支持板52a,52b,52c,52d,52eで
構成され、各支持板52a,52b,52c,52d,
52eは、その下端のL字状に折曲された部分を、図示
しないボルトによってスライダ36に固着される。各支
持板52a,52b,52c,52d,52eの上縁部
には、ステータコア11の外周形状に適合する円弧状の
切り欠き53a,53b,53c,53d,53eが形
成され、これらの切り欠き53a,53b,53c,5
3d,53eに沿って、複数のコロ54が取付けられて
いる。なお、両側に位置する支持板52a,52eの切
り欠き53a,53eは、切り欠き半径が小さくなって
いて、ステータコア11の前後端面が係合するようにな
っている。
【0035】ステータコア11は、前後端面を上記支持
板52a,52eに係合させ、外周の下面を前記コロ5
4に支持されて回動可能に載置される。その状態で、ス
テータコア11の中心とセンターポスト43の中心とが
ほぼ一致し、スライダ36によってコア設置台51及び
ステータコア11を移動させたとき、センターポスト4
3がステータコア11の内側に挿入されるようになって
いる。
【0036】図15〜19には、センターポスト34、
ストリッパ支持ブロック47の下面に取付けられるブレ
ードホルダ55、ブレード56、ストリッパブロック5
7が示されている。
【0037】図15、19に示すように、ブレード56
は、その基部をブレードホルダ55にボルト58によっ
て固着され、ブレードホルダ55から指状に延出し、そ
の外周面がステータコア11の内歯に嵌合するようにな
っている。ブレードホルダ55の上部には、センターポ
スト34のあり溝48に着脱自在に嵌合するあり59が
形成されている。ブレードホルダ55は、このあり59
をセンターポスト34の上記あり溝48に挿入され、セ
ンターポスト34に取付けられる。
【0038】図16に示すように、ストリッパブロック
57は、外周下面に上記ブレード56が嵌合するブレー
ド嵌合溝60が形成され、これらのブレード嵌合溝60
の間に突出して、コイルをステータコア11の溝に挿入
するための押し歯61を有している。更に上部には、ス
トリッパ支持ブロック47の下面のあり溝48に着脱自
在に嵌合するあり62が形成されている。ストリッパブ
ロック57は、このあり62をストリッパブロック57
の上記あり溝48に挿入されて、ストリッパブロック5
7に取付けられる。
【0039】図17、18に示すように、ストリッパブ
ロック57の内部には、押し歯61に向かって伸びる孔
63が形成されており、この孔63に押板64が挿入さ
れている。押し歯61の後端61aはフィン状に延出し
ており、押板64の先端64aはギザギザの凹凸をなし
て、この後端61aに当接するようになっている。そし
て、ウェッジWの先端をこの押板64の先端64aと、
押し歯61の後端61aとの間に挟むことにより、ウェ
ッジWを押し歯61の後端61aに取付けることができ
るようになっている。したがって、上記押し歯61の後
端61aと、押板64とが、本発明におけるウェッジ保
持部を構成している。
【0040】また、センターポスト34には、図20、
21に示すコイル成形治具71が取付けられるようにな
っている。このコイル成形治具71は、センターポスト
34の基端外周に装着され、フレーム33に固着される
テーパコーン状のリング72と、上面に形成されたあり
73によってセンターポスト34のあり溝48に装着さ
れる断面円弧状の部材74と、この部材74の外周に軸
方向に沿ってフィン状をなして装着された複数の成形刃
75と、前記部材74の先端に配置され、同じく上面に
形成されたあり76によってセンターポスト34のあり
溝48に装着される断面円弧状の円錐部材77とで構成
されている。
【0041】成形刃75は、ステータコア11のコイル
が挿入される溝に対応して所定間隔で放射状に形成さ
れ、その先端部75aはテーパ状をなしている。なお、
コイル挿入時には、円錐部材77は、センターポスト3
4から取り外され、そこに前記ブレードホルダ55が取
付けられるようになっている。
【0042】次に、上記構成からなるコイル挿入装置3
1の作用について説明する。コイル挿入操作に先立っ
て、センターポスト34の基部に図20、21のコイル
成形治具71を装着する。この場合、テーパコーン状の
リング72は、フレーム33にボルトによって固着し、
断面円弧状の部材74は、あり73をあり溝48に挿入
することによって取付ける。なお、この時点では、円錐
部材77は取りはずしておく。
【0043】そして、ステータコア11を、スライダ3
6上に設けられたコア設置台51上に設置し、図示しな
い位置決め手段によって所定の角度に位置決めし、モー
タ39の作動により、駆動プーリ40、タイミングベル
ト41及び従動プーリ38を介して、ボールネジ37を
回転させ、スライダ36をセンターポスト34の基部側
に移動しておく。それにより、ステータコア11は、セ
ンターポスト34の基部外周に配置される。
【0044】また、センターポスト34のあり溝48
に、ブレードホルダ55のあり59を挿入することによ
り、ブレードホルダ55をセンターポスト34の先端部
の下面に取付け、ブレード56をセンターポスト34の
前方に延出させて支持する。この状態で、ブレード56
の所定の間隙に、図示しない巻線機で予め巻線されたコ
イルを挿入し、コイルをブレード56に引き掛ける。
【0045】そして、ストリッパブロック57のあり6
2を、ストリッパ支持ブロック47のあり溝48に挿入
し、ストリッパブロック57をストリッパ支持ブロック
47の下面に取付ける。このとき、ブレード56の先端
部は、ストリッパブロック57のブレード嵌合溝60に
挿入して保持する。
【0046】その結果、図1に示すように、コイルC
は、ブレード56に引き掛けられ、ブレードホルダ55
と、ストリッパブロック57とに挟まれた状態となる。
この状態で、図18に示すように、ウェッジWの先端
を、ストリッパブロック57の押し歯61の後端61a
と、ストリッパブロック57に挿入された押板64の先
端64aとの間に挿入し、押板64を押し込んでウェッ
ジWの先端を挟み、ウェッジWを押し歯61の後端61
aに取付ける。
【0047】そして、図2に示すように、スライダ36
を移動させて、コア設置台51及びステータコア11を
センターポスト34の先端方向に移動させると、図22
に示すように、ブレード56がステータコア11の内歯
12の内周に嵌合し、ストリッパブロック57の押し歯
61がステータコア11の溝17に挿入されるので、ブ
レード56の間隙に保持されたコイルCが、ストリッパ
ブロック57の押し歯61によって、ブレード56の間
隙を通してステータコア11の溝17に押し込まれる。
また、コイルCの挿入の直後に、ストリッパブロック5
7の押し歯61の後端に連結されたウェッジWが、ステ
ータコア11の溝17の開口部を塞ぐように挿入されて
いく。なお、図22中のIは、ステータコア11の溝1
7の内周に予め挿入されたスロット絶縁紙である。
【0048】図3に示すように、ストリッパブロック5
7がステータコア11の後端面に位置すると、コイルC
は、ステータコア11の溝17にほぼ完全に挿入され
る。同時にウェッジWもステータコア11の溝17に挿
入される。
【0049】そして、図10におけるエアシリンダ45
を作動させて支軸42を押出し、図4に示すように、ス
トリッパ可動ブロック43及びストリッパ支持ブロック
47を押出す。同時にステータコア11もその分だけ前
進させると、ブレード56がストリッパブロック57の
ブレード嵌合溝60(図22参照)から抜き出され、ブ
レード56がコイルCの端部(コイルエンド)から抜き
出される。
【0050】この状態で、前記エアシリンダ45を作動
させて、図5に示すように、ストリッパ可動ブロック4
3及びストリッパ支持ブロック47を後退させて元の位
置に戻すと、ストリッパブロック57もコイルエンドか
ら離れる。
【0051】そして、図11におけるエアシリンダ46
を作動させ、図6に示すように、ストリッパ支持ブロッ
ク47を押出して、ストリッパブロック57をブレード
56から引き抜き、ストリッパブロック57をストリッ
パ支持ブロック47のあり溝48から引き抜いて取りは
ずす。同様に、ブレードホルダ55及びブレード56を
センターポスト34のあり溝48から引き抜いて取りは
ずす。
【0052】更に、前記エアシリンダ46を作動させ
て、図7に示すように、ストリッパ支持ブロック47を
元の位置に戻し、図20、21に示した円錐部材77の
あり76をセンターポスト34のあり溝48に挿入し
て、円錐部材77をセンターポスト34に取付ける。
【0053】そして、図8に示すように、コイル挿入が
なされたステータコア11をコア設置台51と共にスラ
イダ36の移動によってセンターポスト34の基部方向
に移動させる。すると、コイル成形治具71の成形刃7
5が、ステータコア11のコイル挿入がなされた溝17
に挿入され、図22のウェッジWを介してコイルCを溝
17の奥方に押し付けてコイル成形を行う。
【0054】こうして図9に示すように、ステータコア
11がセンターポスト34の基部まで移動すると、成形
刃75によってコイルCの圧縮成形が完了し、コイルC
が溝17の奥方に押し込められ、溝17の開口側の空間
に次のコイル挿入が可能となる。なお、成形刃75は、
ステータコア11の溝17のうち、最初にコイルが挿入
される溝17に挿入されるように、図20における部材
74の選択された位置に取付けられる。いいかえると、
2回目のコイル挿入がなされる溝には、成形刃75を設
けないようにしておくことが必要である。
【0055】以上のような作業を繰り返すことにより、
ステータコア11の全ての溝17にコイルCを挿入する
ことができ、しかも溝17に最初に挿入したコイルCを
成形刃75によって溝の奥方に押し込めて、同じ溝17
にコイルCを2段階で挿入することも容易になり、それ
によってラップ巻き方式のコイル挿入も機械的に行うこ
とが可能となる。
【0056】また、本発明のコイル挿入装置では、図2
2に示すように、ストリッパブロック57の押し歯61
がステータコア11の溝17に入り込んでコイルCを挿
入するので、コイルCの挿入密度を高め、いわゆるスペ
ースファクタを高くしてそのステータコア11を組み込
んだモータの性能を向上させることができる。
【0057】なお、スペースファクタを下記数1で求め
た場合、本発明のコイル挿入装置によれば、スペースフ
ァクタを80%以上にすることが可能であったが、図2
3に示した従来のコイル挿入装置では70%くらいまで
が限度であった。
【0058】
【数1】スペースファクタ={(線径最大皮膜外径2 ×
線数)/溝有効断面積}×100
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコイル挿
入装置によれば、大型のステータコアにコイルを作業性
よく、かつ、高いスペースファクタで挿入することがで
きる。また、コイル挿入治具をセンターポストに支持さ
せた状態で、ステータコアをコア設置台に載せて移動さ
せることによりコイル挿入を行うようにしたので、大型
のステータコアであっても、コイル挿入装置へのセット
が容易に行える。更に、ストリッパブロックの押し歯の
後端にウェッジ保持部を設け、押し歯の直後にウェッジ
を連結するようにしたので、スペースファクタを高めて
も、コイルの損傷を防止することができる。
【0060】また、本発明の好ましい態様によれば、セ
ンターポストにコイル成形治具を取付けておき、ステー
タコアをセンターポストの先端方向に移動させてコイル
挿入をした後、ステータコアを元の位置に戻すときにコ
イル成形治具の成形刃によって挿入されたコイルの圧縮
成形を行うようにしたので、コイル成形まで機械的に作
業性よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコイル挿入装置にコイ
ルを装着し、コイル挿入を開始する状態を示す説明図で
ある。
【図2】同コイル挿入装置によりステータコアを前方に
移動させてコイルを挿入する途中の状態を示す説明図で
ある。
【図3】同コイル挿入装置によりコイル挿入がなされた
状態を示す説明図である。
【図4】同コイル挿入装置によりコイル挿入がなされた
後、コイルエンドからブレードを引き抜く状態を示す説
明図である。
【図5】図4の操作の後に更にストリッパブロックをコ
イルエンドから離す状態を示す説明図である。
【図6】図5の操作の後に、ブレードホルダ、ブレード
及びストリッパブロックを、センターポストから取りは
ずす状態を示す説明図である。
【図7】図6の操作の後に、センターポストにコイル成
形治具の円錐部材を取付けた状態を示す説明図である。
【図8】ステータコアを後方に移動させてコイル成形治
具によりコイルを圧縮成形する状態を示す説明図であ
る。
【図9】コイルの圧縮成形が終了した状態を示す説明図
である。
【図10】本発明の一実施例によるコイル挿入装置の平
面図である。
【図11】同コイル挿入装置の正面図である。
【図12】同コイル挿入装置の側面図である。
【図13】同コイル挿入装置に設けられたコア設置台の
側面図である。
【図14】同コア設置台の正面図である。
【図15】同コイル挿入装置に設けられるブレードホル
ダ、ブレード及びストリッパブロックを組み付けた状態
を示す斜視図である。
【図16】同コイル挿入に設けられるストリッパブロッ
クの斜視図である。
【図17】同ストリッパブロックの平面図である。
【図18】図17のA−A’線に沿った断面図である。
【図19】前記ブレードホルダ、ブレード及びストリッ
パブロックを組み付けた状態を示す一部切り欠き正面断
面図である。
【図20】同コイル挿入装置に設けられるコイル成形治
具を示す斜視図である。
【図21】同コイル成形治具の正面図である。
【図22】同コイル挿入装置によってコイルをステータ
コアの溝に挿入する状態を示す部分断面図である。
【図23】従来のコイル挿入装置によってコイルをステ
ータコアの溝に挿入する状態を示す部分断面図である。
【図24】ステータコアの溝に挿入されたコイルを圧縮
成形する従来の方法を示す説明図である。
【符号の説明】
11 ステータコア 12 内歯 17 溝 31 コイル挿入装置 32 基台 33 フレーム 34 センターポスト 36 スライダ 43 ストリッパ可動ブロック 47 ストリッパ支持ブロック 51 コア設置台 55 ブレードホルダ 56 ブレード 57 ストリッパブロック 60 ブレード嵌合溝 61 押し歯 61a 押し歯の後端 64a 押板の先端 71 コイル成形治具 75 成形刃

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(32)の一側に立設されたフレー
    ム(33)から前記基台(32)上面に対して平行に突
    設されたセンターポスト(34)と、 前記基台(32)上面に前記センターポスト(34)の
    軸方向に移動可能に配置されたスライダ(36)に設置
    され、ステータコア(11)の中心に前記センターポス
    ト(34)が入るようにステータコア(11)を支持す
    るコア設置台(51)と、 前記ステータコア(11)の選択された内歯(12)に
    嵌合する複数本のブレード(56)の基部を保持して、
    前記センターポスト(34)の先端部周壁に着脱自在に
    取付けられ、前記ブレード(56)を前記センターポス
    ト(34)と平行に支持するブレードホルダ(55)
    と、 前記センターポスト(34)の先端部に取付けられた、
    前記センターポスト(34)の軸方向に移動可能なスト
    リッパ可動ブロック(43)と、 前記ストリッパ可動ブロック(43)又はそれに連接さ
    れた部分に着脱自在に取付けられ、外周の一部に前記ブ
    レード(56)が嵌合するブレード嵌合溝(60)と、
    このブレード嵌合溝(60)の間に突出した、コイル
    (C)を前記ステータコア(11)の溝(17)に押し
    込むための押し歯(61)と、この押し歯(61)の後
    端に設けられたウェッジ保持部(61a,64a)とを
    有するストリッパブロック(57)とを備えていること
    を特徴とするステータコアへのコイル挿入装置。
  2. 【請求項2】 前記センターポスト(34)の基部側
    に、コイル成形治具(71)が取付けられており、この
    コイル成形治具(71)は、前記ステータコア(11)
    の溝(17)に挿入される、先端部がテーパ状をなす成
    形刃(75)を有している請求項1記載のステータコア
    へのコイル挿入装置。
  3. 【請求項3】 前記ストリッパ可動ブロック(43)の
    先端には、前記ストリッパ可動ブロック(43)に対し
    て更に軸方向に突出可能なストリッパ支持ブロック(4
    7)が取付けられ、このストリッパ支持ブロック(4
    7)に前記ストリッパブロック(57)が着脱自在に取
    付けられている請求項1又は2記載のステータコアへの
    コイル挿入装置。
  4. 【請求項4】 前記ウェッジ保持部は、後方に向けてフ
    ィン状に延出された前記押し歯(61)の後端(61
    a)と、前記ストリッパブロック(57)に穿設された
    前記押し歯(61)に向かって伸びる孔(63)を通し
    て挿入され、前記押し歯(61)の後端(61a)に先
    端(64a)が当接する押し板(64)とで構成されて
    いる請求項1〜3のいずれか1つに記載のステータコア
    へのコイル挿入装置。
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