JP2003348227A - 通信端末及び無線通信方法 - Google Patents

通信端末及び無線通信方法

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JP2003348227A
JP2003348227A JP2002150884A JP2002150884A JP2003348227A JP 2003348227 A JP2003348227 A JP 2003348227A JP 2002150884 A JP2002150884 A JP 2002150884A JP 2002150884 A JP2002150884 A JP 2002150884A JP 2003348227 A JP2003348227 A JP 2003348227A
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throughput
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輝夫 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】余分な課金を防ぐことができ、さらにトラフィ
ック混雑時のスループットの低下を防ぐことができる通
信端末及び無線通信方法を提供である。 【解決手段】本発明にかかる通信端末はパケット通信に
よりデータの通信処理を行うパケット通信制御部105
と、回線交換通信によりデータの通信処理を行う回線交
換通信制御部の少なくとも2つの通信手段と、パケット
通信制御部105によるデータ通信のスループットを検
出する通信状態監視部104とを備えている。そして検
出されたスループットの値が閾値より低くなった場合に
回線交換通信に切り替えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末及び無線
通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PDCでは情報取得等のデータ通
信機能を端末に内蔵することがスタンダード化してい
る。情報等取得する際は、通信チャネルを用いた非電話
通信(以下、回線交換通信)や、パケットチャネルを用
いたパケット通信を用いるのが一般的である。
【0003】回線交換通信、およびパケット通信の両方
がサービスされている場合、いずれの通信を行うことに
なるが、それぞれの通信により以下のような問題点があ
る。
【0004】回線交換通信では、通信チャネルを占有で
きるためスループット(伝送レート)は確保される。し
かし使用する通信チャネルを占有してしまい、回線使用
中は課金されてしまうという問題点があった。
【0005】一方、パケット通信では、通信を行ったデ
ータ量(パケット数)に対し行われるためデータのやり
取りを行っていない時間は課金されない。しかし同一パ
ケットチャネルに複数の通信端末が同時に回線を使用す
ることがあるため、トラフィックが混雑し、スループッ
トが低下するという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような特徴を持
つ2つの通信方式にてサービスが提供される場合、いず
れの通信方式にて通信を行うかによって、余分な課金が
行われ通信料金が高くなったり、トラフィック混雑時に
スループットが低下してしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、余分な課金を防ぐことができ、さ
らにトラフィック混雑時のスループットの低下を防ぐこ
とができる通信端末及び無線通信方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる通信端末
は、第1の通信方式によりデータの通信処理を行う第1
の通信手段(例えば、本発明の実施の形態におけるパケ
ット通信制御部105)と、第2の通信方式によりデー
タの通信処理を行う第2の通信手段(例えば、本発明の
実施の形態における回線交換制御部103)の少なくと
も2つの通信手段と、前記第1の通信手段によるデータ
通信のスループットを検出する検出手段(例えば、本発
明の実施の形態における通信状態監視部104)とを備
える通信端末であって検出された前記スループットの値
が閾値より低くなった場合に前記第2の通信手段に切り
替えるものである。これにより、余分な課金及びトラフ
ィック混雑時のスループットの低下を防ぐことができ
る。
【0009】上述の通信端末は前記スループットの値が
複数回検出されたスループットに応じた値(例えば、平
均値、合計値)であり、その値を閾値と比較し第2の通
信手段に切り替えるようにしてもよい。これにより余分
な課金及びスループットの低下を防ぐことができる。
【0010】また上述の通信端末は、当該通信端末が移
動している時の速度に応じて前記閾値が変更されること
が望ましい。これにより、余分な課金及びトラフィック
混雑時のスループットの低下を防ぐことができる。
【0011】さらに上述の通信端末は、前記第1の通信
手段がFEC処理を行ったか否かで前記閾値が変更され
ることが望ましい。これにより、余分な課金及びトラフ
ィック混雑時のスループットの低下を防ぐことができ
る。
【0012】上述の通信端末において、前記第1の通信
方式はパケット通信であることが好適であり、さらに前
記第2の通信方式は回線交換通信であることが好適であ
る。
【0013】本発明にかかる無線通信方法は第1の通信
方式と第2の通信方式の少なくとも2以上の通信方法に
よりデータの通信を行う無線通信方法であって、前記第
1の通信方式にて通信を行うステップ(例えば、本発明
の実施の形態における処理A1)と、前記第1の通信方
式で行われた通信のスループットを検出するステップ
(例えば、本発明の実施の形態における処理A4)と、
前記スループットと閾値を比較するステップ(例えば、
本発明の実施の形態における処理A5)を備え、当該ス
ループットの値が前記閾値より小さい場合に第2の通信
方式に切り替えるものである。これにより、余分な課金
及びトラフィック混雑時のスループットの低下を防ぐこ
とができる。
【0014】上述の無線通信方法において、前記スルー
プットの値が複数回検出したすループットに応じた値
(例えば、平均値、合計値)であり、その値と閾値を比
較し第2の通信方式に切り替えるようにしてもよい。こ
れにより、余分な課金及びトラフィック混雑時のスルー
プットの低下を防ぐことができ、利便性を向上できる。
【0015】上述の無線通信方法では、前記閾値が通信
端末の移動速度に応じて変更されることも可能である。
これにより、余分な課金及びトラフィック混雑時のスル
ープットの低下を防ぐことができる。
【0016】上述の無線通信方法において、前記第1の
通信方式にて通信を行うステップでFEC処理が行われ
たか否かで前記閾値が変更されてもよい。これにより、
余分な課金及びトラフィック混雑時のスループットの低
下を防ぐことができる。
【0017】上述の無線通信方法において、前記第1の
通信方式はパケット通信であることが好適であり、さら
に前記第2の通信方式は回線交換通信であることが好適
である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明にかかる通信端末の構成図
を図1に示す。101は無線通信用のアンテナ、102
は送受信データを変復調する無線部、108は制御部、
103は制御部108内に設けられ回線交換通信をコン
トロールする回線交換通信制御部、104は制御部10
8内に設けられ通信状態を監視する通信状態監視部、1
05は制御部108内に設けられパケット通信をコント
ロールするパケット通信制御部、106はユーザが実際
に操作を行う操作部、107は操作部から打ち込んだデ
ータや送受信したデータ等を表示する表示部を有する通
信端末である。
【0019】ユーザが情報等を取得するために操作部1
06を操作する。その際の情報は表示部107に表示さ
れ同時に制御部108に情報取得要求があることを伝え
る。制御部108は、パケット通信制御部106、また
は回線交換通信制御部103にて通信制御を行う。情報
取得の要求データは、無線部102にて変調され、アン
テナ101より網へ送信される。網は情報取得の要求デ
ータに対応したデータを通信端末に対し送信する。その
データを通信端末はアンテナ101より受信する。そし
て無線部102にて復調する。復調データは、制御部1
08に入力される。制御部108では、データ受信時の
通信状態を通信状態監視部104にて監視し、必要に応
じ、回線交換通信とパケット通信を切り替える。
【0020】次に本実施の形態1のフローチャートを図
2に示し、この図2を参照し動作の詳細について説明す
る。ユーザより情報取得要求があった場合、パケット通
信を行う(A1)。そしてパケット通信にて情報取得を
開始する(A2)。情報取得完了後(A3)、情報取得
時のスループットを計算する(A4)。なお処理のスル
ープット計算は、(取得した情報量)/(情報取得に要
した時間)にて計算してもよい。また自局宛スロット数
と受信したスロット数より(自局スロット数)/(受信
スロット数)としてもよい。さらに受信スロット毎にC
RC(Cyclic Redundancy Chec
k:巡回冗長検査)演算結果のOKとNGを記憶し、
(演算結果OKスロット数)/(受信スロット数)とし
てもよい。
【0021】次に制御部108において、スループット
と閾値(T1)を比較する(A5)。スループット<T
1がYesの場合、パケット通信を中断し、回線交換通
信に切り替える。そして回線交換通信を行う(A6)。
一方、スループット<T1がNoの場合、パケット通信
を継続する(A7)。
【0022】ここでスループットと閾値と比較するの
は、同一パケットチャネルに複数の通信端末が同時に回
線を使用した場合、スループットが低下するためであ
る。よって、閾値よりスループットが低下した場合、ト
ラフィックが高いと判断する。そしてパケット通信を中
止し、回線交換通信に切り替えて通信を行うことでスル
ープット低下を回避する。また回線交換通信では、必要
な情報を入手する毎に通信チャネルを切断し、次回情報
取得が必要になった際に再度、通信チャネルを確立して
もよい。
【0023】またリンクを繰り替えし次々に情報を取得
する場合は、図2で示した処理は、1度だけ行ってもよ
いし、1回又は複数回の情報取得毎に行ってもよいし、
タイマを設定しタイマ満了後に行ってもよい。
【0024】さらに、回線交換通信へ移行しても1回か
ら複数回情報を取得後、再度パケット通信へ移行し、図
2の処理を行なってもよい。またはタイマを設定しタイ
マ満了後、再度パケット通信へ移行し、図2の処理を行
なってもよい。さらにはデータの通信を行っている無線
基地局が変わったときに回線交換通信から再度パケット
通信へ移行してスループットを検出しても良い。また回
線交換通信も混雑しており、通信が異常に切断された場
合や回線がつながらない場合は再度パケット通信に移行
しても良い。さらにパケット通信中にスループットが閾
値より小さくなっていると判断した場合、通信中にパケ
ット通信から回線交換通信に移行するようにしてもよ
い。
【0025】これにより通常はパケット通信で通信を行
うため、通信を行ったデータ量(パケット数)に対して
課金が行われる。従ってデータが高速でパケット通信で
高速でできている時は、交換回線を使用しない。そのた
め余分な課金がされず回線使用料を安くすることができ
る。また同一パケットチャネルに複数の端末が同時に回
線を使用した場合はトラフィックが混雑し、スループッ
トが低下する。しかしパケット通信のスループットが閾
値以下になると、回線交換通信に切り替わるためスルー
プットを確保することができる。上記のように状況に応
じて通信方法を使い分けることにより利用者の利便性を
向上することができる。
【0026】本発明の実施の形態2.本実施の形態2の
フローチャートを図3に示し、この図3を参照し動作の
詳細について説明する。実施の形態1で示したステップ
と同じステップは同様であるため説明を省略する。実施
の形態1との違いは、情報を取得しスループットを計算
する際、複数回(N回)の平均を取る点である。具体的
には、処理B1の後、B2、B3、B4をN回繰り返
し、処理B5にてN回分の平均スループットを計算す
る。その後の処理は、実施の形態1と同様となる。処理
B6にてスループットと閾値を比較する。スループット
<T1がYesの場合、パケット通信を中断し、回線交
換通信に切り替える。一方、スループット<T1がNo
の場合、パケット通信を継続する。このように複数回の
平均を取ることにより、偶然のスループット低下に対し
誤って回線交換通信へ移行してしまうことを避けること
ができる。従って通信方式の切り替えの確実性が向上
し、余分な課金及びトラフィック混雑時のスループット
の低下を防ぐことができる。なお本実施の形態ではN回
分の平均スループットを計算したが、N回分の合計値を
計算し、この合計値を閾値と比較してもよい。
【0027】本発明の実施の形態3.本実施の形態3の
フローチャートを図4に示し、この図4を参照し動作の
詳細について説明する。実施の形態1で示したステップ
と同じステップは同様であるため説明を省略する。実施
の形態1との違いは、移動速度Mにより、閾値T1およ
びT2を切り替えている点である。具体的には、処理C
5、C6、C7が異なる。処理C5にて移動速度が、閾
値Mより小さければ、処理C6のスループットとT1?
の比較処理へ移行する。移動速度が閾値M以上であれ
ば、処理C7のスループットとT2?の比較処理へ移行
する。この後は実施の形態1のステップと同様である。
これは移動速度が速くなると、フェージングの影響によ
りスループットが低下するからである。そのため移動速
度によって、閾値を変更する必要がある。この結果、移
動速度が速くなった際のスループット低下による回線交
換通信への誤った移行を回避することができる。本実施
の形態3の通信端末は移動体通信端末として用いること
が好適である。
【0028】また上述の実施例では、移動速度の閾値を
Mの1つのみとしたが、閾値は複数(M1、M2、M
3、・・・Mn)設けてもよい。その場合は、スループ
ットの閾値を複数(T1、T2、T3、・・・Tn+1)
を設ける必要がある。さらにはスループットの閾値を移
動速度Mの関数として設定してもよい。これにより通信
方式の切り替えの確実性が向上し、余分な課金及びトラ
フィック混雑時のスループットの低下を防ぐことができ
る。
【0029】本発明の実施の形態4.本実施の形態4の
フローチャートを図5に示し、この図5を参照し動作の
詳細について説明する。実施の形態1、2,3で示した
ステップと同じステップは同様であるため説明を省略す
る。実施の形態1との違いはパケット通信時のFEC
(Forward Error Correctio
n:前方向誤り訂正)処理あり/なしにより、閾値をT
1からT2に切り替えている点である。具体的には、処
理D5、D6、D7が異なる。処理D5にてFECあり
がYesであれば、処理D6のスループットとT1?の
比較処理へ移行する。FECありがNoであれば、処理
D7のスループットとT2?の比較処理へ移行する。こ
れはFEC処理を行った場合、スループットが低下す
る。そのため回線状態によって、FEC処理あり/なし
制御を行うようにし、閾値を変更する。
【0030】この結果、FEC処理あり/なしによる回
線交換通信への誤った移行を回避することができる。従
って通信方式の切り替えの確実性が向上し、余分な課金
及びトラフィック混雑時のスループットの低下を防ぐこ
とができる。
【0031】本発明の実施の形態5.本実施の形態5の
フローチャートを図6に示し、この図6を参照し動作の
詳細について説明する。本実施の形態5は上述の実施の
形態2、3、4を組みたものである。具体的にはまず処
理E1の後、実施の形態2と同様に処理E2、E3、E
4をN回繰り返し、処理E5にてN回分のスループット
の平均値を計算する。そして実施の形態3と同様に移動
速度Mによって、処理E6で閾値を切り替えている。さ
らにその後に、実施の形態4と同様に処理E7、E8で
FEC処理あり/なしによって、異なる閾値でスループ
ットと比較する。
【0032】従って移動速度がMより小さくFECあり
の場合は処理E9のスループットとT1?へ移行する。
同様に移動速度がMより小さくFECなしの場合は処理
E10のスループットとT2?の比較処理へ、移動速度
がMより大きくFECありの場合は処理E11のスルー
プットとT3?の比較処理へ、移動速度がMより大きく
FECなしの場合は処理E12のスループットとT4?
の比較処理へ移行する。そしてスループットがそれぞれ
の閾値(T1、T2、T3、T4)と比較して小さけれ
ば処理E13で回線交換通信に切り替わる。同様にスル
ープットが閾値(T1、T2、T3、T4)より大きけ
れば処理E14でパケット通信を継続する。これにより
通信方式の切り替えの確実性が向上し、余分な課金及び
トラフィック混雑時のスループットの低下を防ぐことが
できる。
【0033】その他の実施の形態.上述の実施の形態5
では実施の形態2、3及び4を組み合わせたが実施の形
態1又は2のいずれかを実施の形態3又は4のいずれか
と組み合わせてもよい。さらには実施の形態1又は2の
いずれかを実施の形態3及び4の両方と組み合わせても
よい。また同一の通信端末でこれらの切り替えを行って
もよい。これにより通信の切り替えの確実性が向上し、
余分な課金及びトラフィック混雑時のスループットの低
下を防ぐことができる。
【0034】上述の実施の形態における閾値は初期設定
として通信端末に組み込まれていてもよいし、利用者が
設定できるようにしてもよい。これにより状況に応じて
利用者が通信料金を重視するか、スループットを重視す
るか選択することができる。さらには通信料金が一定値
を超えたら閾値の設定が変わるようにしてもよい。これ
により、利用者の経済的負担を軽減することができる。
また無線基地局の状況に応じて閾値の設定が変わるよう
にしてもよい。これにより状況に応じて通信方式を選択
することができる。
【0035】本発明にかかる通信端末は携帯電話、PH
S(Personal Handyphone Sys
tem)等に用いることが好適である。またInter
net等に接続可能な通信端末に用いることができる。
またPDC、CDMA2000等の接続方式は問わな
い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、余分な課金及びトラフ
ィック混雑時のスループットの低下を防ぐことができる
通信端末及び無線通信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる通信端末の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる通信動作のフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2にかかる通信動作のフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の実施の形態3にかかる通信動作のフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施の形態4にかかる通信動作のフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の実施の形態5にかかる通信動作のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101 アンテナ 102 無線部 103 回線交換通信制御部 104 通信状態監視部 105 パケット通信制御部 106 表示部 107 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04L 13/00 307C Fターム(参考) 5K025 AA08 BB07 CC01 EE00 FF00 GG16 5K030 HA01 HA08 HA11 HB13 HC09 HD05 JT01 JT09 LB09 LB13 LC14 MA04 MB09 5K034 AA14 EE03 EE10 EE11 HH63 MM08 5K051 AA01 BB01 BB02 CC01 CC02 DD01 DD15 EE01 EE02 FF03 GG03 GG06 HH26 HH27 5K067 AA13 AA29 BB21 BB41 CC08 HH05 HH22

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の通信方式によりデータの通信処理を
    行う第1の通信手段と、 第2の通信方式によりデータの通信処理を行う第2の通
    信手段の少なくとも2つの通信手段と、 前記第1の通信手段によるデータ通信のスループットを
    検出する検出手段とを備える通信端末であって、 検出された前記スループットの値が閾値より低くなった
    場合に前記第2の通信手段に切り替える通信端末。
  2. 【請求項2】請求項1の通信端末であって、 前記スループットの値が複数回検出したスループットに
    応じた値であることを特徴とする通信端末。
  3. 【請求項3】請求項1又は2いずれか記載の通信端末で
    あって、 当該通信端末が移動している時の速度に応じて前記閾値
    が変更されることを特徴とする通信端末。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか記載の通信端末で
    あって、 前記第1の通信手段がFEC処理を行ったか否かで前記
    閾値が変更されることを特徴とする通信端末。
  5. 【請求項5】前記第1の通信方式がパケット通信である
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の通信端
    末。
  6. 【請求項6】前記第2の通信方式が回線交換通信である
    ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の通信端
    末。
  7. 【請求項7】第1の通信方式及び第2の通信方式の少な
    くとも2以上の通信方法によりデータの通信を行う無線
    通信方法において、 前記第1の通信方式にて通信を行うステップと、 前記第1の通信方式で行われた通信のスループットを検
    出ステップと 前記検出されたスループットの値と閾値を比較するステ
    ップを備え、 当該スループットの値が前記閾値より小さい場合に第2
    の通信方式に切り替えることを特徴とする無線通信方
    法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の無線通信方法において、 前記スループットの値が複数回検出されたスループット
    に応じた値であることを特徴とする無線通信方法。
  9. 【請求項9】請求項7又は8いずれか記載の無線通信方
    法であって、 前記閾値が通信端末の移動速度に応じて変更されること
    を特徴とする無線通信方法。
  10. 【請求項10】請求項7乃至9いずれか記載の無線通信
    方法において、 前記第1の通信方式にて通信を行うステップでFEC処
    理が行われたか否かで前記閾値が変更されることを特徴
    とする無線通信方法。
  11. 【請求項11】前記第1の通信方式がパケット通信であ
    ることを特徴とする請求項7乃至10いずれか記載の無
    線通信方法。
  12. 【請求項12】前記第2の通信方式が回線交換通信であ
    ることを特徴とする請求項7乃至11いずれか記載の無
    線通信方法。
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