JP2003348176A - インターフェース回路およびそれを備えた電子装置 - Google Patents

インターフェース回路およびそれを備えた電子装置

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JP2003348176A JP2002153674A JP2002153674A JP2003348176A JP 2003348176 A JP2003348176 A JP 2003348176A JP 2002153674 A JP2002153674 A JP 2002153674A JP 2002153674 A JP2002153674 A JP 2002153674A JP 2003348176 A JP2003348176 A JP 2003348176A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速動作となってもカスケード接続されたデ
ータ側ドライバ間でスタート信号STHの転送が確実に
行われるようにする。 【解決手段】 データ側ドライバ40をカスケード接続
する場合、カスケード接続の前段側のデータ側ドライバ
40のトランスミッタ41にスタート信号STHが入力
される前に、そのトランスミッタ41内において、予
め、所定値のオン抵抗を有するMOSトランジスタ42
をオンさせて、MOSトランジスタ28及び29のドレ
イン間をオン抵抗接続することにより、インターフェー
ス回路の遅延時間を格段に短くしているので、カスケー
ド接続の後段側のデータ側ドライバ40において、スタ
ート信号STHをクロック信号CLKの立ち上がりエッ
ジで正常に読込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターフェース回
路およびそのインターフェース回路を備えた電子装置に
関し、特に複数の半導体集積回路装置間でスタート信号
を順次転送するカスケード接続のためのインターフェー
ス回路およびそのインターフェース回路を備えた電子装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドットマトリックス型表示装置として、
液晶表示装置が、薄型、軽量、低電力という特長から、
パソコンなど様々な装置に用いられ、特に画質を高精細
に制御するのに有利であるアクティブマトリックス方式
のカラー液晶表示装置が主流を占めている。
【0003】この種の液晶表示装置の液晶表示モジュー
ルは、図6に示すように、液晶パネル(LCDパネル)
1と、半導体集積回路装置(以下、ICという)からな
る制御回路(以下、コントローラという)2と、ICか
らなる複数個の走査側駆動回路(以下、走査側ドライバ
という)3およびデータ側駆動回路(以下、データ側ド
ライバという)4とを具備している。液晶パネル1は、
詳細を図示しないが、透明な画素電極および薄膜トラン
ジスタ(TFT)を配置した半導体基板と、面全体に1
つの透明な電極を形成した対向基板と、これら2枚の基
板を対向させて間に液晶を封入した構造からなり、スイ
ッチング機能を持つTFTを制御することにより各画素
電極に所定の電圧を印加し、各画素電極と対向基板電極
との間の電位差により液晶の透過率を変化させて画像を
表示するものである。半導体基板上には、各画素電極へ
印加する階調電圧を送るデータ線と、TFTのスイッチ
ング制御信号(走査信号)を送る走査線とが配線されて
いる。
【0004】コントローラ2は、入力側がPC(パソコ
ン)5に接続され、出力側が走査側ドライバ3およびデ
ータ側ドライバ4に接続されている。走査側ドライバ3
およびデータ側ドライバ4の出力側は、液晶パネル1の
走査線およびデータ線にそれぞれ接続されている。走査
側ドライバ3およびデータ側ドライバ4は、製造上の制
限よりチップサイズが制限され、従って、IC1個で出
力できる走査線およびデータ線に対応する出力数も制限
され、液晶パネル1のサイズが大きい場合、それぞれ複
数個を液晶パネル1の外周に配置する必要がある。例え
ばXGA(1024×768画素)カラー表示の液晶パ
ネルの場合の各ドライバ3,4のモジュールへの実装
は、 走査側ドライバ3は、768本のゲート線を駆動する
必要があり、例えば192本分の駆動能力を有する場
合、4個必要とし、液晶パネル1の左側外周にカスケー
ド接続で片側配置される。 データ側ドライバ4は、1画素をカラー表示するため
にデータ線はR(赤)、G(緑)、B(青)用の3本が
必要なため、1024×3=3072本のデータ線を駆
動する必要があり、例えば、384本分の駆動能力を有
する場合、8個を必要とし、液晶パネル1の上側外周に
カスケード接続で片側配置される。
【0005】PC5から画像データが液晶表示モジュー
ルのコントローラ2に送られ、コントローラ2から走査
側ドライバ3には、クロック信号等が各走査側ドライバ
3に並列に送られ、垂直同期用のスタート信号STVが
初段の走査側ドライバ3に送られ、カスケード接続され
た次段以降の走査側ドライバ3に順次転送されていく。
また、コントローラ2からデータ側ドライバ4には、ク
ロック信号等のタイミング信号やデータ信号が各データ
側ドライバ4に並列に送られ、水平同期用のスタート信
号STHが初段のデータ側ドライバ4に送られ、カスケ
ード接続された次段以降のデータ側ドライバ4に順次転
送されていく。そして、走査側ドライバ3から各走査線
にはパルス状の走査信号が送られ、走査線に印加された
走査信号がハイレベルのとき、その走査線につながるT
FTが全てオンとなり、そのときデータ側ドライバ4か
らデータ線に送られた階調電圧が、オンとなったTFT
を介して画素電極に印加される。そして、走査信号がロ
ーレベルとなり、TFTがオフ状態に変化すると、画素
電極と対向基板電極との電位差は、次の階調電圧が画素
電極に印加されるまでの間保持される。そして、各走査
線に順次走査信号を送ることにより、全ての画素電極に
所定の階調電圧が印加され、フレーム周期で階調電圧の
書き替えを行うことにより画像を表示することができ
る。
【0006】上述の液晶表示モジュールへのPC5から
の画像データの高速転送には、EMI(Electro Magnet
ic Interference)ノイズを低減するために、LVDS
LowVoltage Differential Signaling)インターフェ
ースが標準インターフェースとして一般的に採用されて
いる。このLVDSインターフェースは、画像データの
パラレル信号をシリアル変換して小振幅差動信号として
出力するトランスミッタと、入力された信号をパラレル
変換して元の画素データに戻すレシーバとで構成され、
トランスミッタはPC5側に配置され、レシーバは液晶
表示モジュール側に配置される。LVDSレシーバは、
コントローラ2に内蔵したものが主流となっている。
【0007】一方、液晶表示モジュール内におけるIC
間の信号転送において、従来、その振幅が電源電圧
(“H”レベル)とグランド(“L”レベル)とで変化
する2値の電圧信号(以下、全振幅の電圧信号という)
を伝送手段とするCMOSインターフェースが用いられ
ている。画質の高精細化が進むに従い、液晶パネルの画
素数も増加し、XGAからSXGA(1280×102
4画素)、UXGA(1600×1200画素)の市場
も拡大してきており、PC5からのクロック信号は、X
GAでは、現在60MHz程度であるが、UXGAでは
160MHz以上となり、さらにその2倍の320MH
z以上にしようとしており、液晶表示モジュール内のコ
ントローラ2とデータ側ドライバ4間においてもクロッ
ク信号やデータ信号等の高速転送が必要であるが、従来
のCMOSインターフェースでは、パラレル伝送方式を
とらざるをえず配線本数が増加するという問題があっ
た。また、EMIノイズを防止するために液晶表示モジ
ュール内の信号配線上に多数のEMIフィルタを必要と
するという問題があった。
【0008】上述の問題を解決するために、特開200
1−53598号公報に、簡単な回路構成で、IC間を
2本の伝送路の電流差(差動電流信号)を利用して小電
圧振幅で信号を伝送することができる高速インターフェ
ース回路技術が開示され、この高速インターフェース回
路は、日本電気株式会社よりCMADS(Current Mode
Advanced Differential Signaling)として商標登録さ
れている。
【0009】以下に、上記公報に開示のインターフェー
ス回路について、一例を図7を参照して説明する。この
例のインターフェース回路は、送信側のIC21を構成
するトランスミッタ23と、受信側のIC22を構成す
るレシーバ24とから概略構成されており、トランスミ
ッタ23とレシーバ24とはプリント基板上に形成され
た伝送路25a及び25bによって接続されている。
【0010】トランスミッタ23は、インバータ26及
び27と、オープンドレイン型のNチャネルのMOSト
ランジスタ28及び29とから概略構成されている。イ
ンバータ26は、2値の入力信号Vを反転して出力
し、インバータ27は、インバータ26の出力信号を反
転して出力する。MOSトランジスタ28は、ゲートが
インバータ26の出力端に接続され、ソースが接地さ
れ、ドレインがIC21の出力端子30aに接続されて
おり、インバータ26の出力信号によってオンされた
時、伝送路25aを介してレシーバ24から供給された
電流をグランドへ流す。一方、MOSトランジスタ29
は、ゲートがインバータ27の出力端に接続され、ソー
スが接地され、ドレインがIC21の出力端子30bに
接続されており、インバータ27の出力信号によってオ
ンされた時、伝送路25bを介してレシーバ24から供
給された電流をグランドへ流す。
【0011】レシーバ24は、特開2001−5359
8号公報では、複数の実施例が示されており、具体例を
図示しないが、トランスミッタ23のMOSトランジス
タ28がオンしたとき、入力端子36aを介して伝送路
25aに所定値の電流を供給する第1の電流供給手段
と、MOSトランジスタ29がオンしたとき、入力端子
36bを介して伝送路25bに所定値の電流を供給する
第2の電流供給手段とを有し、第1または第2の電流供
給手段において電流供給の有無に応じて発生する電圧の
変化を2値の出力信号Vとして出力する構成となって
いる。
【0012】次に、上記構成のインターフェース回路の
動作について図8を参照して説明する。図8(a)〜
(d)に示すように、時刻T1の直前において、入力信
号Vは“L”レベルであるため、MOSトランジスタ
28はオン状態、MOSトランジスタ29はオフ状態で
あり、レシーバ24の第1の電流供給手段からはMOS
トランジスタ28を介してグランドに所定値の電流が流
れているが、レシーバ24の第2の電流供給手段からは
MOSトランジスタ29を介してグランドにほとんど電
流が流れていない。このため、IC21の出力端子30
aにおける電圧Va、すなわち、MOSトランジスタ2
8のドレイン電圧は、MOSトランジスタ28のオン抵
抗分の電圧しか無く、0vに近い、例えば、0.2v
(以下、“SL”レベルという)、IC21の出力端子
30bにおける電圧Vb、すなわち、MOSトランジス
タ29のドレイン電圧は、電源電圧、例えば3.3vよ
り低い電圧、例えば1.0V(以下、“SH”レベルと
いう)であり、出力信号Vは“L”レベルである。
【0013】まず、図8(a)に示すように、時刻T1
に入力信号Vが"H"レベルに立ち上がると、インバー
タ26の出力信号は"L"レベルに立ち下がるので、MO
Sトランジスタ28はオフし、レシーバ24の第1の電
流供給手段から入力端子36a、伝送路25a及びMO
Sトランジスタ28を経てグランドにはほとんど電流が
流れない。このとき、出力端子電圧Vaは、図8(b)
に示すように、“SL”レベルから“SH”レベルに移
行する。これに対し、インバータ26の出力信号が"L"
レベルに立ち下がると、インバータ27の出力信号は"
H"レベルに立ち上がるので、MOSトランジスタ29
はオンし、レシーバ24の第2の電流供給手段から入力
端子36b、伝送路25b及びMOSトランジスタ29
を経てグランドに所定値の電流が流れる。このとき、出
力端子電圧Vbは、図8(c)に示すように、“SH”
レベルから“SL”レベルに移行する。以上のようにし
て、伝送路25a及び25bに小電圧振幅の差動電流信
号が流れ、出力端子電圧VaとVbとが逆転すると、レ
シーバ24でこの差動電流信号から全振幅の電圧信号へ
の変換が行われ、出力信号Vとして、図8(d)に示
すように、時刻T1から比較的長い時間td1だけ遅延
した時刻T2に"H"レベルに立ち上がる。
【0014】次に、図8(a)に示すように、時刻T3
に入力信号Vが"L"レベルに立ち下がると、インバー
タ26の出力信号は"H"レベルに立ち上がるので、MO
Sトランジスタ28はオンし、レシーバ24の第1の電
流供給手段から入力端子36a、伝送路25a及びMO
Sトランジスタ28を経てグランドに所定値の電流が流
れる。このとき、出力端子電圧Vaは、図8(b)に示
すように、“SH”レベルから“SL”レベルに移行す
る。これに対し、インバータ26の出力信号が"H"レベ
ルに立ち上がると、インバータ27の出力信号は"L"レ
ベルに立ち下がるので、MOSトランジスタ29はオフ
し、レシーバ24の第2の電流供給手段から入力端子3
6b、伝送路25b及びMOSトランジスタ29を経て
グランドにはほとんど電流が流れない。このとき、出力
端子電圧Vbは、図8(c)に示すように、“SL”レ
ベルから“SH”レベルに移行する。以上のようにし
て、伝送路25a及び25bに小電圧振幅の差動電流信
号が流れ、出力端子電圧VaとVbとが再び逆転する
と、レシーバ24でこの差動電流信号から全振幅の電圧
信号への変換が行われ、出力信号Vとして、図8
(d)に示すように、時刻T3から立ち上がり時とほぼ
同じ時間td1だけ遅延した時刻T4に"L"レベルに立
ち下がる。
【0015】このインターフェース回路によれば、簡単
な回路構成で、IC間を2本の伝送路の電流差(差動電
流信号)を利用して小電圧振幅で信号を伝送することが
でき、EMIを低減することができる。
【0016】次に、上述のCMADSインターフェース
回路を図6に示す液晶表示モジュールのコントローラ2
からデータ側ドライバ4への各種信号の転送に用いた場
合について、コントローラ2と、データ側ドライバ4
と、コントローラ2からデータ側ドライバ4への各種信
号線とを図9に示して説明する。データ側ドライバ4
は、液晶パネル1の上側外周に沿って8個(A、B、
…、H)で配列され、コントローラ2から各種信号が次
のように転送される。クロック信号CLKおよびデータ
信号DAは、次のように、コントローラ2から各データ
側ドライバ4に並列に転送される。コントローラ2にそ
れぞれの信号の出力用として設けられたトランスミッタ
23とデータ側ドライバ4にそれぞれの信号の入力用と
して設けられたレシーバ24とを介して送受信される。
また、ラッチ信号STBおよび極性信号POLは、従来
通りCMOSインターフェースを用いてコントローラ2
から各データ側ドライバ4に並列に転送される。
【0017】スタート信号STHは、次のように、コン
トローラ2から初段のデータ側ドライバAに送られ、カ
スケード接続された次段以降のデータ側ドライバB、
C、…、Hに順次転送されていく。コントローラ2から
のスタート信号STHのタイミングは、コントローラ2
から各データ側ドライバ4に並列に転送されるのと同じ
クロック信号CLKに基づいてコントローラ2で決定さ
れている。従って、コントローラ2から初段のデータ側
ドライバAへのスタート信号STHの転送は、電源電圧
や周囲温度などの条件が変化した場合にもクロック信号
CLKとのタイミング差を許容時間内に抑えるために、
クロック信号CLKがコントローラ2から各データ側ド
ライバ4に並列に転送されるのと同条件が要求される。
そのため、コントローラ2から初段のデータ側ドライバ
Aへのスタート信号STHの転送は、クロック信号CL
Kおよびデータ信号DAと同様に、CMADSインター
フェース回路を用いる必要があり、コントローラ2はス
タート信号出力用としてもトランスミッタ23を設け、
データ側ドライバ4はスタート信号入力用としてもレシ
ーバ24を設けて、このトランスミッタ23とレシーバ
24を介して行われる。また、カスケード接続された次
段以降のデータ側ドライバB、C、…、Hへのスタート
信号STHの転送は、データ側ドライバ4にスタート信
号入力用として設けられたレシーバ24を介して行わ
れ、そのためにこのレシーバ24に対応するスタート信
号出力用としてのトランスミッタ23をデータ側ドライ
バ4に設けて、このトランスミッタ23とレシーバ24
を介して行われる。
【0018】次に、データ側ドライバ4のカスケード接
続における動作を図10を参照して説明する。コントロ
ーラ2からスタート信号STHが初段のデータ側ドライ
バAに入力される。すると、スタート信号STHは、デ
ータ側ドライバAのレシーバ24からの出力Vとし
て、時刻t1に “H”レベルとなり、この“H”レベ
ルがデータ側ドライバAの図示しないスタート信号読込
み回路に供給され、時刻t2にクロック信号CLKのパ
ルスaの立ち上がりエッジで読込まれる。この読込まれ
たスタート信号STHは、データ側ドライバAの図示し
ないシフトレジスタに供給され、クロック信号CLKの
後続のパルスの立ち上がりエッジでシフトレジスタの縦
続接続されたフリップフロップを順次シフトされる。そ
して、シフトされたスタート信号STHは、データ側ド
ライバAのトランスミッタ23の入力Vとして、時刻
t3のクロック信号CLKのパルスbの立ち上がりエッ
ジからわずか遅れて“H”レベルとなり、次段のデータ
側ドライバBに転送され、データ側ドライバBのレシー
バ24からの出力Vとして、データ側ドライバAのト
ランスミッタ23の入力Vが“H”レベルとなってか
ら時間td1だけ遅延した時刻t4に “H”レベルと
なる。そして、データ側ドライバAと同様に、この
“H”レベルが時刻t5にクロック信号CLKのパルス
cの立ち上がりエッジで読込まれ、以下同様の動作を最
終段のデータ側ドライバHまで行う。そしてデータ側ド
ライバHまでの転送が完了すると、再度スタート信号S
THがデータ側ドライバAに送られることで、同様の動
作が開始される。尚、図示しないが、各データ側ドライ
バ4のレシーバ24とトランスミッタ23間に配置され
るシフトレジスタは、シフトレジスタの後段に配置され
るデータレジスタに、スタート信号STHがレシーバ2
4から出力されてからトランスミッタ23に供給される
までの期間に、データレジスタにデータを読み込むため
の信号をシフトレジスタの縦続接続されたフリップフロ
ップから順次出力する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のデー
タ側ドライバ4のカスケード接続において、カスケード
接続の前段側のデータ側ドライバ4のトランスミッタ2
3に入力されたスタート信号STHは、後段のデータ側
ドライバ4のレシーバ24から時間td1だけ遅延して
出力される。この遅延時間td1はスタート信号STH
のパルス幅に対して比較的長く、そのため、カスケード
接続の後段側のデータ側ドライバ4において、スタート
信号STHとクロック信号CLKとのセットアップ時間
等を考慮すると、スタート信号STHが時刻t4に
“H”レベルになってからクロック信号CLKのパルス
cの立ち上がりエッジまでの時間に余裕が無くなり、ス
タート信号STHの“H”レベルをクロック信号CLK
の立ち上がりエッジで読込むことが正常にできなくなる
虞があり、スタート信号STHのデータ側ドライバ4間
の転送が不確実となるという問題がある。
【0020】従って、本発明の目的は、複数のカスケー
ド接続された半導体集積回路装置間でスタート信号ST
Hの転送が確実に行われるインターフェース回路および
その回路を備えた電子装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のインターフェー
ス回路は、電子装置に含まれる複数の半導体集積回路装
置間でスタート信号を順次転送するカスケード接続の前
段側の半導体集積回路装置に設けられ、スタート信号の
2値に応じて交互にオンする第1及び第2のスイッチン
グ手段を有する送信部と、カスケード接続の後段側の半
導体集積回路装置に設けられ、第1のスイッチング手段
と第1の伝送路を介して接続され、第1のスイッチング
手段がオンしたとき、第1の伝送路に所定値の電流を供
給する第1の電流供給手段と、第2のスイッチング手段
と第2の伝送路を介して接続され、第2のスイッチング
手段がオンしたとき、第2の伝送路に所定値の電流を供
給する第2の電流供給手段とを有し、第1又は第2の電
流供給手段において電流供給の有無に応じて発生する電
圧の変化を2値の出力信号として出力する受信部とを備
えたインターフェース回路において、さらに、送信部
は、第1および第2のスイッチング手段の出力間に所定
の抵抗で接続される第3のスイッチ手段を有することを
特徴とする。上記インターフェース回路において、電子
装置が表示装置であり、半導体集積回路装置がデータ側
駆動回路であることを特徴とする。上記インターフェー
ス回路において、表示装置が液晶表示装置であることを
特徴とする。本発明の電子装置は、複数の半導体集積回
路装置間をインターフェース回路によりカスケード接続
してスタート信号が順次転送され、スタート信号がカス
ケード接続の前段側の半導体集積回路装置に転送されて
からカスケード接続の後段側の半導体集積回路装置に転
送する間の期間に、前段側の半導体集積回路装置にデー
タが読み込まれる電子装置において、前記インターフェ
ース回路は、前記カスケード接続の前段側の半導体集積
回路装置に設けられ、前記スタート信号の2値に応じて
交互にオンする第1及び第2のスイッチング手段を有す
る送信部と、カスケード接続の後段側の半導体集積回路
装置に設けられ、第1のスイッチング手段と第1の伝送
路を介して接続され、第1のスイッチング手段がオンし
たとき、第1の伝送路に所定値の電流を供給する第1の
電流供給手段、および、第2のスイッチング手段と第2
の伝送路を介して接続され、第2のスイッチング手段が
オンしたとき、第2の伝送路に所定値の電流を供給する
第2の電流供給手段を有し、第1又は第2の電流供給手
段において電流供給の有無に応じて発生する電圧の変化
を2値の出力信号として出力する受信部とを備え、さら
に、送信部は、第1および第2のスイッチング手段の出
力間に所定の抵抗で接続される第3のスイッチ手段を有
することを特徴とする。上記電子装置は、表示装置とし
て用いられ、半導体集積回路装置がデータ側駆動回路で
あることを特徴とする。上記電子装置は、液晶表示装置
として用いられることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例につい
て、図1を参照して説明する。尚、図6と同一のものは
同一符号を付して、その説明を省略する。液晶表示装置
の液晶表示モジュールは、液晶パネル1と、コントロー
ラ2と、複数個の走査側ドライバ3およびデータ側ドラ
イバ40とを具備している。
【0023】データ側ドライバ40は、スタート信号S
THに対するインターフェース回路以外は、従来と同様
のインターフェース回路を有し、スタート信号STHに
対しては以下のインターフェース回路を有する。すなわ
ち、データ側ドライバ40のスタート信号入力側には、
図2に示すように、従来と同様にレシーバ24が設けら
れているが、データ側ドライバ40のスタート信号出力
側には、従来のトランスミッタ25とは異なるトランス
ミッタ41が設けられている。トランスミッタ41がト
ランスミッタ25と異なる点は、MOSトランジスタ2
8及び29のドレイン間を所定値のオン抵抗で接続する
NチャネルのMOSトランジスタ42を新たに設けてい
る点である。尚、MOSトランジスタ42の替わりに、
NチャネルのMOSトランジスタと抵抗素子とを、MO
Sトランジスタのオン抵抗値と抵抗素子の抵抗値の和が
MOSトランジスタ42のオン抵抗値に等しくなるよう
にして直列接続した回路で、MOSトランジスタ28及
び29のドレイン間を接続してもよい。MOSトランジ
スタ42のゲートを制御するスイッチング信号Sは、
データ側ドライバ40内部で生成される。
【0024】次に、上記構成のスタート信号STHに対
するインターフェイス回路の動作について図3を参照し
て説明する。図3(a)〜(e)に示すように、時刻T
0の直前において、スイッチング信号Sおよび入力信
号Vは“L”レベルであるため、MOSトランジスタ
28はオン状態、MOSトランジスタ29および41は
オフ状態であり、レシーバ24の第1の電流供給手段か
らはMOSトランジスタ28を介してグランドに所定値
の電流が流れているが、レシーバ24の第2の電流供給
手段からはMOSトランジスタ29を介してグランドに
ほとんど電流が流れていない。このため、出力端子電圧
VaはMOSトランジスタ28のオン抵抗分の電圧しか
無く、0vに近い、例えば0.2v程度(以下、“S
L”レベルという)、出力端子電圧Vbは電源電圧、例
えば3.3vより低い電圧、例えば1.0V程度(以
下、“SH”レベルという)であり、出力信号V
“L”レベルである。
【0025】先ず、時刻T0になると、図3(a)に示
すように、スイッチング信号SCが“H”レベルに立ち
上がり、MOSトランジスタ42がオンし、MOSトラ
ンジスタ28及び29のドレイン間がオン抵抗接続され
る。そしてこのオン抵抗接続により、MOSトランジス
タ28には、レシーバ24の第1の電流供給手段からの
電流に加えて、レシーバ24の第2の電流供給手段から
の電流が入力端子36b、伝送路25b及びMOSトラ
ンジスタ42を経て流れ、図3(c)に示すように、出
力端子電圧Vaが“SL”レベルよりわずかに高い電圧
となる。また、出力端子30bにおける電圧Vbは、M
OSトランジスタ42のオン抵抗によりプルダウンさ
れ、図3(d)に示すように、“SH”レベルから出力
端子電圧Va+MOSトランジスタ42のオン抵抗分の
電圧に低下していく。
【0026】次に、時刻T1になると、図3(b)に示
すように、入力信号Vが“H”レベルに立ち上がり、
MOSトランジスタ28がオフ、およびMOSトランジ
スタ29がオンする。これにより、レシーバ24から
は、MOSトランジスタ28にはほとんど流れなくなる
が、MOSトランジスタ42がオンしているため、MO
Sトランジスタ29には、第2の電流供給手段からの所
定値の電流に加え、第1の電流供給手段からの所定値の
電流が流れる。このため、出力端子電圧Vaは、MOS
トランジスタ42のオン抵抗によりプルダウンされ、図
3(c)に示すように、“SH”レベルより低いMOS
トランジスタ29および42のオン抵抗分の電圧、例え
ば、0.5v程度に移行していく。また、出力端子電圧
Vbは、図3(d)に示すように、出力端子電圧Va+
MOSトランジスタ42のオン抵抗分の電圧からさらに
低下し“SL”レベルよりわずか高い、例えば、0.3
v程度となる。以上のようにして、伝送路25a及び2
5bに100〜200mV程度の小電圧振幅の差動電流
信号が流れ、出力端子電圧VaとVbとが逆転すると、
レシーバ24でこの差動電流信号から全振幅の電圧信号
への変換が行われ、出力信号Vとして、図3(e)に
示すように、時刻T1から図8に示した時間td1より
短い時間td2だけ遅延した時刻T2に"H"レベルに立
ち上がる。
【0027】そして、時刻T3になると、図3(a)に
示すように、スイッチング信号Sが“L”レベルに立
ち下がり、MOSトランジスタ42がオフするととも
に、図3(b)に示すように、入力信号Vが“L”レ
ベルに立ち下がり、MOSトランジスタ28がオン、お
よびMOSトランジスタ29がオフして、レシーバ24
の第1の電流供給手段からはMOSトランジスタ28を
介してグランドに所定値の電流が流れ、レシーバ24の
第2の電流供給手段からはMOSトランジスタ29を介
してグランドにほとんど電流が流れなくなる。このた
め、図3(c)に示すように、出力端子電圧Vaは“S
L”レベルに移行し、図3(d)に示すように、出力端
子電圧Vbは“SH”レベルに移行する。以上のように
して、伝送路25a及び25bに小電圧振幅の差動電流
信号が流れ、出力端子電圧VaとVbとが再び逆転する
と、レシーバ24でこの差動電流信号から全振幅の電圧
信号への変換が行われ、出力信号Vとして、図3
(e)に示すように、時刻T3から時間td2よりわず
かだけ長く遅延した時刻T4に"L"レベルに立ち下が
る。
【0028】以上に説明したように、データ側ドライバ
40をカスケード接続する場合、カスケード接続の前段
側のデータ側ドライバ40のトランスミッタ41にスタ
ート信号STHが入力される前に、そのトランスミッタ
41内において、予め、所定値のオン抵抗を有するMO
Sトランジスタ42をオンさせて、MOSトランジスタ
28及び29のドレイン間をオン抵抗接続することによ
り、高電位側の出力端電圧Vbをプルダウンさせて低電
位側の出力端電圧Vaとの電位差を小さくしているの
で、スタート信号STHがトランスミッタ41に入力さ
れると、出力端電圧VaとVbとは、すぐに逆転し、レ
シーバ24からは図7で示したインターフェース回路の
遅延時間td1より格段に短い遅延時間td2でスター
トパルス信号STHを出力させることができる。
【0029】図1に示す液晶表示モジュールのコントロ
ーラ2からデータ側ドライバ40への各種信号の転送に
ついて、コントローラ2と、データ側ドライバ40と、
コントローラ2からデータ側ドライバ40への各種信号
線とを図4に示して説明する。データ側ドライバ40
は、液晶パネル1の横辺に沿って8個で配列され、コン
トローラ2から各種信号が次のように転送される。クロ
ック信号およびデータ信号は、従来と同様に、コントロ
ーラ2のそれぞれの信号の出力側に設けられたトランス
ミッタ23とデータ側ドライバ4のそれぞれの信号の入
力側に設けられたレシーバ24とを介して送受信され
る。また、ラッチ信号STBおよび極性信号POLは、
従来と同様にCMOSインターフェースを用いてコント
ローラ2から各データ側ドライバ4に並列に転送され
る。
【0030】スタート信号STHは、次のように、コン
トローラ2から初段のデータ側ドライバAに送られ、カ
スケード接続された次段以降のデータ側ドライバB、
C、…、Hに順次転送されていく。初段のデータ側ドラ
イバ40に対しては、コントローラ2のスタート信号出
力側に設けられたトランスミッタ23と初段のデータ側
ドライバAのスタート信号入力側に設けられたレシーバ
24とを介して送受信される。また、次段以降のデータ
側ドライバB、C、…、Hに対しては、カスケード接続
の前段側のデータ側ドライバ40のスタート信号出力側
に設けられたトランスミッタ41と後段側のデータ側ド
ライバ40のスタート信号入力側に設けられたレシーバ
24とを介して送受信される。
【0031】次に、カスケード接続における動作を図5
を参照して説明する。コントローラ2からスタート信号
STHが初段のデータ側ドライバAに入力される。する
と、スタート信号STHは、データ側ドライバAのレシ
ーバ24からの出力信号Vとして、時刻t1に
“H”レベルとなり、この“H”レベルがデータ側ドラ
イバAの図示しないスタート信号読込み回路に供給さ
れ、時刻t2にクロック信号CLKのパルスaの立ち上
がりエッジで読込まれる。この読込まれたスタート信号
STHは、データ側ドライバAの図示しないシフトレジ
スタに供給され、クロック信号CLKの後続のパルスの
立ち上がりエッジでシフトレジスタの縦続接続されたフ
リップフロップを順次シフトされる。そして、シフトさ
れたスタート信号STHは、データ側ドライバAのトラ
ンスミッタ41の入力Vとして、時刻t3のクロック
信号CLKのパルスbの立ち上がりエッジからわずか遅
れて“H”レベルとなり、次段のデータ側ドライバBに
転送され、データ側ドライバBのレシーバ24からの出
力Vとして、データ側ドライバAのトランスミッタ4
1の入力Vが“H”レベルとなってから時間td2
け遅延した時刻t4に “H”レベルとなる。そして、
データ側ドライバAと同様に、この“H”レベルが時刻
t5にクロック信号CLKのパルスcの立ち上がりエッ
ジで読込まれ、以下同様の動作を最終段のデータ側ドラ
イバHまで行う。そしてデータ側ドライバHまでの転送
が完了すると、再度スタート信号STHがデータ側ドラ
イバAに送られることで、同様の動作が開始される。
尚、図示しないが、各データ側ドライバ40のレシーバ
24とトランスミッタ41間に配置されるシフトレジス
タは、シフトレジスタの後段に配置されるデータレジス
タに、スタート信号STHがレシーバ24から出力され
てからトランスミッタ41に供給されるまでの期間に、
データレジスタにデータを読み込むための信号をシフト
レジスタの縦続接続されたフリップフロップから順次出
力する。
【0032】以上に説明したように、データ側ドライバ
40をカスケード接続する場合、カスケード接続の前段
側のデータ側ドライバ40のトランスミッタ41にスタ
ート信号STHが入力される前に、そのトランスミッタ
41内において、予め、所定値のオン抵抗を有するMO
Sトランジスタ42をオンさせて、MOSトランジスタ
28及び29のドレイン間をオン抵抗接続することによ
り、インターフェース回路の遅延時間を格段に短くして
いるので、カスケード接続の後段側のデータ側ドライバ
40において、スタート信号STHをクロック信号CL
Kの立ち上がりエッジで正常に読込むことができる。
【0033】尚、上記実施例では、液晶表示装置を例と
して説明したが、これに限定されることなく、データが
高速転送される他の表示装置のデータ側駆動回路間をカ
スケード接続してスタート信号を転送するインターフェ
ース回路にも用いることができる。また、さらに、表示
装置に限定されることなく、データが高速転送される他
の電子装置において、半導体集積回路装置間をカスケー
ド接続してスタート信号を転送するインターフェース回
路にも用いることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ側ドライバを複数使用し、データ側ドライバ間をカ
スケード接続によりスタート信号STHを転送する時、
差動信号間をMOSトランジスタによりオン抵抗接続す
るから、カスケード出力の遅延が小さくなり、スタート
信号STHの確実な転送が可能になり安定した動作が保
証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の液晶表示装置の回路を示
す回路図。
【図2】 図1に示すデータ側ドライバのカスケード接
続に用いられるインターフェース回路の構成を示す回路
図。
【図3】 図2のインターフェース回路の動作を説明す
るための波形図。
【図4】 図1に示すコントローラとデータ側ドライバ
間の各種信号の転送を説明する図。
【図5】 図1に示すデータ側ドライバのカスケード接
続におけるスタート信号の入出力の波形図。
【図6】 従来の液晶表示装置の回路を示す回路図。
【図7】 特開2001−53598号公報に開示されたインタ
ーフェース回路の構成を示す回路図。
【図8】 図7のインターフェース回路の動作を説明す
るための波形図。
【図9】 図6に示すコントローラとデータ側ドライバ
間の各種信号の転送を説明する図。
【図10】図9に示すデータ側ドライバのカスケード接
続におけるスタート信号の入出力の波形図。。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 コントローラ(制御回路) 24 レシーバ(受信部) 25a、25b 伝送路 28、29 NチャネルMOSトランジスタ 40 データ側ドライバ 41 トランスミッタ(送信部) 42 NチャネルMOSトランジスタ STH スタート信号(水平同期)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 17/04 H03K 17/04 E 17/687 19/00 101F 19/0175 17/687 A Fターム(参考) 5C006 AA28 BC02 BC11 BC24 BF34 EB05 FA13 FA16 FA32 FA42 5C080 AA10 BB05 DD07 DD08 DD09 DD12 DD23 GG08 JJ02 JJ04 5J055 AX02 BX16 CX26 CX30 DX22 DX72 DX73 DX83 EY21 EZ07 FX18 FX37 GX01 GX02 GX04 GX05 5J056 AA11 BB02 DD13 DD38 EE06 FF01 FF07 FF08 GG07 KK01 KK03 5K029 AA01 BB03 CC01 DD22 GG07 HH01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子装置に含まれる複数の半導体集積回路
    装置間でスタート信号を順次転送するカスケード接続の
    前段側の半導体集積回路装置に設けられ、前記スタート
    信号の2値に応じて交互にオンする第1及び第2のスイ
    ッチング手段を有する送信部と、 前記カスケード接続の後段側の半導体集積回路装置に設
    けられ、前記第1のスイッチング手段と第1の伝送路を
    介して接続され、前記第1のスイッチング手段がオンし
    たとき、前記第1の伝送路に所定値の電流を供給する第
    1の電流供給手段と、前記第2のスイッチング手段と第
    2の伝送路を介して接続され、前記第2のスイッチング
    手段がオンしたとき、前記第2の伝送路に所定値の電流
    を供給する第2の電流供給手段とを有し、前記第1又は
    第2の電流供給手段において電流供給の有無に応じて発
    生する電圧の変化を2値の出力信号として出力する受信
    部とを備えたインターフェース回路において、 さらに、前記送信部は、前記第1および第2のスイッチ
    ング手段の出力間に所定の抵抗で接続される第3のスイ
    ッチ手段を有することを特徴とするインターフェース回
    路。
  2. 【請求項2】前記電子装置が表示装置であり、前記半導
    体集積回路装置がデータ側駆動回路であることを特徴と
    する請求項1記載のインターフェース回路。
  3. 【請求項3】前記表示装置が液晶表示装置であることを
    特徴とする請求項2記載のインターフェース回路。
  4. 【請求項4】複数の半導体集積回路装置間をインターフ
    ェース回路によりカスケード接続してスタート信号が順
    次転送され、前記スタート信号が前記カスケード接続の
    前段側の半導体集積回路装置に転送されてから前記カス
    ケード接続の後段側の半導体集積回路装置に転送する間
    の期間に、前記前段側の半導体集積回路装置にデータが
    読み込まれる電子装置において、 前記インターフェース回路は、前記カスケード接続の前
    段側の半導体集積回路装置に設けられ、前記スタート信
    号の2値に応じて交互にオンする第1及び第2のスイッ
    チング手段を有する送信部と、 前記カスケード接続の後段側の半導体集積回路装置に設
    けられ、前記第1のスイッチング手段と第1の伝送路を
    介して接続され、前記第1のスイッチング手段がオンし
    た時、前記第1の伝送路に所定値の電流を供給する第1
    の電流供給手段、および、前記第2のスイッチング手段
    と第2の伝送路を介して接続され、前記第2のスイッチ
    ング手段がオンした時、前記第2の伝送路に所定値の電
    流を供給する第2の電流供給手段を有し、前記第1又は
    第2の電流供給手段において電流供給の有無に応じて発
    生する電圧の変化を2値の出力信号として出力する受信
    部とを備え、 さらに、前記送信部は、前記第1および第2のスイッチ
    ング手段の出力間に所定の抵抗で接続される第3のスイ
    ッチ手段を有することを特徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】表示装置として用いられ、前記半導体集積
    回路装置がデータ側駆動回路であることを特徴とする請
    求項4記載の電子装置。
  6. 【請求項6】液晶表示装置として用いられることを特徴
    とする請求項5記載の電子装置。
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