JP2003347973A - 情報伝送システム - Google Patents

情報伝送システム

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JP2003347973A
JP2003347973A JP2002153206A JP2002153206A JP2003347973A JP 2003347973 A JP2003347973 A JP 2003347973A JP 2002153206 A JP2002153206 A JP 2002153206A JP 2002153206 A JP2002153206 A JP 2002153206A JP 2003347973 A JP2003347973 A JP 2003347973A
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Takayuki Sasaki
貴之 佐々木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電力線搬送を利用して外部からの情報を受け取
ることができ且つ設置の自由度が高く、使い勝手に優れ
た情報伝送システムを提供する。 【解決手段】中継機A1は、データ受信部10で受信し
たデータをデータ処理部11で処理し、処理されたデー
タに応じて変調される搬送波を電力線搬送通信部12よ
り端末機器B1に送信する。端末機器B1は信号分離部
20で分離した搬送波をデータ変換部21で復調してデ
ータを取り出すとともに取り出したデータを所定の形式
に変換し、データ処理部22によりデータで送られてき
た情報を表示部23に表示させる。よって、外部から送
られてくるデータ(情報)を中継機A1を介して端末機
器B1で受け取ることができ、しかも、中継機A1と端
末機器B1の間のデータ伝送を電力線搬送で行うため、
端末機器B1の設置の自由度が高く、使い勝手に優れた
情報伝送システムを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から受信した
情報を電力線搬送によって端末機器に中継する中継機及
びその端末機器からなる情報伝送システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、商用電源に接続されて宅内に
配線されている電力線に搬送波を重畳させてデータ伝送
を行う電力線搬送を使って照明器具の制御情報等を伝送
する情報伝送システムが提供されている。電力線搬送に
よるデータ伝送は、商用電源周波(60Hz又は50H
z)に重畳させた10kHz〜500kHzの搬送波に
よりデータを伝送するもので、既設の電力線をそのまま
伝送線として利用することができる等の利点がある。こ
のような電力線搬送を利用する従来システムでは、互い
に情報を授受する複数の機器をそれぞれ電源コンセント
を介して電力線に接続すればよいから、情報伝送用の信
号線を別途配線する手間やコストが不要であり、しかも
通常は宅内の各部屋に少なくとも1個の電源コンセント
が設けられていることから機器の設置の自由度が高いも
のであった。
【0003】一方、最近ではインターネットに代表され
る外部のネットワークへの接続に、電話線に代わって電
力線を用いる技術が開発されている。このように電力線
を介して外部ネットワークと接続する場合、専用のモデ
ムを電力線に接続し、情報を受け取る端末機器は前記モ
デムを介して外部ネットワークに接続することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記前者の従
来システムは、照明器具等の被制御機器を制御するとい
った用途に用いられており、外部(宅外)から送られて
くる様々な情報を機器で受信することができなかった。
【0005】一方、上記後者の従来システムでは、外部
ネットワークを通じて様々な情報を受け取ることができ
るものの、情報を受信するためには専用のモデムが必要
であり、受信する機器を設置する自由度が低いものであ
った。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、電力線搬送を利用して外部からの情
報を受け取ることができ且つ設置の自由度が高く、使い
勝手に優れた情報伝送システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、外部から送られてくるデータを
受信する受信手段、受信したデータを電力線を介して送
信する送信手段を具備する中継機と、中継機から送られ
てくるデータを電力線を介して受信する端末側受信手
段、受信したデータを処理して情報を得るデータ処理手
段を具備する1乃至複数の端末機器とからなることを特
徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、情報を視覚で認識し得る形態で提示する情報提示手
段を端末機器に具備することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、端末機器を化粧台に設けたことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、データ処理手段、情報提示手段並びにこれら
の手段に電源を供給するための二次電池を具備する携帯
情報端末と、電力線より電力供給を受けて携帯情報端末
の二次電池を充電する充電手段、端末側受信手段、端末
側受信手段で受信したデータを携帯情報端末に転送する
転送手段を具備する充電器とからなる端末機器を備えた
ことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、一の端末機器から他の端末機器へ電力
線を介してデータを授受する手段を端末機器に具備する
ことを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、カード型の記憶媒体と、記憶媒体を着
脱自在に接続する接続手段、端末側受信手段、接続手段
に接続した記憶媒体に情報を書き込むデータ処理手段を
具備する書込装置とからなる端末機器を備えたことを特
徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、予め決められた条件に基づいて受信し
たデータのうちで送信手段により端末機器に送信するデ
ータを選択する選択手段を中継機に具備することを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1に本実施形態
のブロック図、図2にシステム構成図を示す。商用電源
ACに接続されて宅内に配線されている電力線Lpには
複数のコンセントCが接続されており、本実施形態の情
報伝送システムを構成する中継機A1並びに端末機器B
1の電源コード1の先端に付設されているプラグ2をコ
ンセントCに接続することで中継機A1及び端末機器B
1に電力が供給される。
【0015】中継機A1は、外部から送られてくるデー
タを受信するデータ受信部10と、受信したデータを処
理して搬送波による送信に適した形態に変換するデータ
処理部11と、データ処理部11で処理されたデータに
応じて変調される搬送波を電源コード1からプラグ2を
介して電力線Lpに送り出す電力線搬送通信部12とを
具備する。データ受信部10は、図2に示すように電話
線Ls(あるいは空中線や電力線)により接続するイン
ターネット等のネットワークNWを介して情報提供用の
サーバSから各種の情報を受信する。なお、電力線搬送
通信を行うためのデータ処理部11及び電力線搬送通信
部12は従来周知の技術で実現可能であるから詳細な説
明を省略する。
【0016】一方、端末機器B1は電力線Lpに重畳し
た搬送波を分離する信号分離部20と、搬送波を復調し
てデータを取り出すとともに取り出したデータを所定の
形式に変換するデータ変換部21と、データ変換部21
で変換されたデータを処理し、データで送られてきた情
報を表示部23に表示させるデータ処理部22と、液晶
ディスプレイ等の表示デバイスを有する表示部23とを
具備する。ここで、中継機A1で中継して端末機器B1
で受け取る情報は文字や図形あるいは画像又はこれらと
音声の組み合わせからなり、不特定多数の人を対象にサ
ーバSから配信されるものであるから、使用者が予め配
信を希望する旨をサーバSに登録した情報(例えば使用
者の趣味に関する情報等)のみを中継機A1で中継して
端末機器B1に受信するようにすれば、使用者が必要と
する情報のみを取得することができる。なお、図示は省
略しているが、中継機A1及び端末機器B1の何れも、
電源コード1及びプラグ2を介して商用電源ACから電
源供給を受けて各部の動作電源を生成する電源回路部
(図示せず)を具備することは言うまでもない。
【0017】このように本実施形態によれば、外部(例
えば、情報提供用のサーバS)から送られてくるデータ
(情報)を中継機A1を介して端末機器B1で受け取る
ことができ、しかも、中継機A1と端末機器B1の間の
データ伝送を電力線搬送で行うため、端末機器B1の設
置の自由度が高く、使い勝手に優れた情報伝送システム
を提供することができる。また、本実施形態における端
末機器B1においては、情報を視覚で認識し得る形態で
提示する情報提示手段たる表示部23を端末機器B1に
具備しているので情報の把握が容易になるという利点が
ある。
【0018】ところで、端末機器B1はそれ自体が独立
した機器として構成されるものであるが、他の機器に組
み込まれるものであっても構わない。例えば、図3に示
すように住戸の洗面所に設置される化粧台Dに端末機器
B1を設けることも可能であって、この場合には端末機
器B1が具備する表示部23の表示画面23aを見やす
い位置(例えば化粧台Dの鏡Mの上部)に配置すればよ
い。而して、化粧台Dは、一般に使用者が毎朝出かける
前に一度は利用するものであり、このような化粧台Dに
端末機器B1を設ければ、使用者は化粧台Dを使用した
ままで表示部23の表示画面23aを通じて情報を把握
することができ、独立した端末機器B1で情報を見るの
に比較して使い勝手が向上するものである。
【0019】(実施形態2)図4に本実施形態のブロッ
ク図、図5にシステム構成図を示す。但し、実施形態1
と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付して
説明を省略する。
【0020】本実施形態における端末機器B2は、カー
ド型の記憶媒体であるメモリカード26と、メモリカー
ド26にデータを書き込む書込装置24とからなる。ま
た書込装置24は電力線Lpに重畳した搬送波を分離す
る信号分離部20と、搬送波を復調してデータを取り出
すとともに取り出したデータをメモリカード26に書き
込むデータ書き込み部25と、ハウジング24aの前面
に開口するスロット24bに差し込まれるメモリカード
26を、データ書き込み部25が書き込み可能に接続す
る接続構造(図示せず)とを具備する。なお、メモリカ
ード26の構成並びにメモリカード26にデータを書き
込むデータ書き込み部25の構成については、従来周知
の技術により実現可能であるから説明は省略する。
【0021】ところでメモリカード26に書き込まれた
データ(情報)は、メモリカード26へのデータの読み
書きが可能な携帯情報端末Eを使って使用者に提示され
る。この携帯情報端末Eはメモリカード26が挿抜自在
に接続されるスロット(図示せず)や液晶ディスプレ
イ、並びに操作ボタン等を本体に備えてなり、スロット
に差し込まれたメモリカード26からデータを読み出し
て必要な処理を行い、液晶ディスプレイの画面に情報を
表示するものであって、PDAやPHS端末、あるいは
携帯電話機等からなる。
【0022】而して、情報提供用のサーバS等から送ら
れてくるデータ(情報)を中継機A1を介して書込装置
24で受け取り、受け取ったデータを書込装置24でメ
モリカード26に書き込むことができ、メモリカード2
6に書き込まれたデータ(情報)は携帯情報端末Eを使
って使用者に提示することができるから、メモリカード
26からのデータの読み込みが可能な機器(携帯情報端
末E等)であれば、電力線搬送に対応していなくても情
報を取得することができる。
【0023】(実施形態3)図6に本実施形態のブロッ
ク図、図7にシステム構成図を示す。但し、実施形態1
と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付して
説明を省略する。
【0024】本実施形態における中継機A2は、FM文
字多重放送を受信するデータ受信部13と、データ受信
部13で受信した文字情報を変換するデータ処理部11
と、変換されたデータを電力線搬送通信により端末機器
B3に送信する電力線搬送通信部12とを具備するとと
もに、FM音声あるいはFM音声とAM音声を受信する
チューナ、スピーカ等を具備することでFM文字多重放
送が受信可能なラジオとして構成される。
【0025】一方、端末機器B3は携帯電話機28並び
にその充電器27で構成される。充電器27は電力線L
pに重畳した搬送波を分離する信号分離部20と、分離
した搬送波を復調してデータを取り出すとともに取り出
したデータを携帯電話機28に転送するデータ転送部2
9と、信号分離部20で搬送波が分離された原信号(商
用交流電圧)を用いて携帯電話機28が具備する二次電
池33を充電する充電部30と、上部に携帯電話機28
を接続するための接続構造を有して上記各部を収納する
ハウジング27aとを具備し、電源コード1の先端に付
設したプラグ2をコンセントCに接続することで電力線
Lpに接続される。
【0026】また携帯電話機28はマイクやスピーカ並
びに通話回路といった図示しない一般的な構成に加え
て、充電器27のデータ転送部29から転送されるデー
タを受信するデータ受信部31と、データ変換部21
と、データ変換部21で変換されたデータを格納するデ
ータ格納部32と、データ格納部32に格納されたデー
タを読み出して処理し、表示部23に情報を表示させる
データ処理部22と、表示部23と、上記各部の動作電
源を作成する電源回路(図示せず)に電源を供給し且つ
充電器27の充電部30によって充電される二次電池3
3とを具備する。
【0027】而して、充電のために携帯電話機28を充
電器27に接続すると、充電器27の充電部30が携帯
電話機28の二次電池33の充電を開始するとともに、
この充電中に信号分離部20で中継機A2から電力線搬
送により送信されるデータを受信し、且つ受信したデー
タを信号転送部29から携帯電話機28に転送する。こ
れに対して携帯電話機28では、充電器27によって二
次電池33が充電されている間もデータ受信部31、デ
ータ変換部21、データ処理部22並びにデータ格納部
32が動作しており、充電器27から転送されたデータ
の受信、データ変換、データ処理、並びにデータ格納部
32への格納が行われている。そして、充電が終了して
携帯電話機28を充電器27から取り外し、使用者が所
定の操作を行うと、データ処理部22がデータ格納部3
2からデータを読み出して表示部23に表示させ、使用
者に情報を提示することができる。このように本実施形
態によれば、充電中であっても使用者の操作に依らずに
携帯電話機28で情報を取得することができる。
【0028】なお、本実施形態では端末機器B3として
充電器27と携帯電話機28を例示したが、携帯電話機
28以外にも充電器27で充電されるPDAやPHS端
末等で端末機器B3を構成することが可能である。ま
た、ラジオとして構成される中継機A2の代わりに、実
施形態1と同一構成の中継機A1を用いることも勿論可
能である(図8参照)。
【0029】(実施形態4)図9に本実施形態のブロッ
ク図、図10にシステム構成図を示す。但し、実施形態
1と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0030】本実施形態における中継機A3は、インタ
ーネット等の外部のネットワークを介した通信と電力線
搬送通信の両方の機能を備えた、いわゆるホームサーバ
と呼ばれるコンピュータからなり、基本的な構成として
データ受信部10、データ処理部11、電力線搬送通信
部12を具備し、さらに外部から受信した情報を取捨選
択して端末機器B3に送信する際の選択基準となるデー
タを登録したデータベース14を具備している。なお、
端末機器B3は実施形態1と同じ充電器27と携帯電話
機28(あるいはPDAやPHS端末等)からなる。
【0031】ここで中継機A3のデータベース14に登
録されるデータは、使用者が取得を希望している情報の
配信元(サーバS)を特定するためのアドレスデータ、
例えばそのサーバSのURL(あるいはIPアドレス)
等である。
【0032】而して、中継機A3においては、ネットワ
ークNWを通じて受信したデータ(情報)の配信元のア
ドレスをデータベース14に登録されているアドレスデ
ータと照合する処理をデータ処理部11にて行い、デー
タベース14に登録されているアドレスデータと一致す
るデータのみを端末機器B3に中継し、一致しないデー
タを破棄している。その結果、ダイレクトメールや所謂
迷惑メールのように匿名で配信されてくる不要な情報を
中継機A3にて排除し、端末機器B3では使用者が希望
した情報のみを取得することができる。
【0033】(実施形態5)図11に本実施形態のシス
テム構成図を示す。但し、実施形態1〜3と同一の機能
を有する構成要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0034】本実施形態における中継機A1は実施形態
1と同一のものである。一方、端末機器B4は、メモリ
カード26と、実施形態2の書込装置24を一体に設け
た携帯情報端末Eの充電器27’とからなる。
【0035】この充電器27’は実施形態2の書込装置
24に携帯情報端末Eを充電する充電部等を付加した構
成を有している。但し、実施形態3における端末機器B
3と同様に、充電器27’から携帯情報端末Eにデータ
を転送する機能を付加しても構わない。
【0036】(実施形態6)図12に本実施形態のブロ
ック図、図13にシステム構成図を示す。但し、実施形
態1又は3と同一の機能を有する構成要素には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0037】本実施形態における中継機A1は実施形態
1と同一のものである。一方、端末機器としては実施形
態1とほぼ共通の構成を有する端末機器B1と、充電器
27及び携帯電話機28からなる実施形態3と同一の端
末機器B3とがコンセントCに接続されている。ここで
本実施形態における端末機器B1が実施形態1と異なる
点は、使用者の操作による操作入力を取り込む外部操作
入力部34と、データ処理部22で処理されたデータに
応じて変調される搬送波を電源コード1からプラグ2を
介して電力線Lpに送り出す電力線搬送通信部35とを
具備する点にある。
【0038】ここで、端末機器B1のデータ処理部22
は、実施形態1で説明した処理に加えて、外部操作入力
部34からの操作入力に応じて中継機A1から受け取っ
たデータを電力線搬送通信部35より電力線Lpを介し
て他の端末機器B3に送信させる処理を行っている。例
えば、端末機器B1で取得した情報が確認しきれずに残
りの情報を外出先で確認したいというような場合、使用
者が外部操作入力部34を操作することにより、上述の
処理が行われて端末機器B1から端末機器B3に情報が
送られる。その結果、使用者は端末機器B1から転送さ
れた情報を携帯電話機28で確認することができる。
【0039】なお、受け取った情報を転送する側の端末
機器B1は化粧台Dに設けられるものであっても構わな
い。また、情報が転送される側の端末機器B3も実施形
態2又は実施形態5の端末機器B2,B4であっても構
わない。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、外部から送られてく
るデータを受信する受信手段、受信したデータを電力線
を介して送信する送信手段を具備する中継機と、中継機
から送られてくるデータを電力線を介して受信する端末
側受信手段、受信したデータを処理して情報を得るデー
タ処理手段を具備する1乃至複数の端末機器とからなる
ので、外部から送られてくるデータを中継機を介して端
末機器で受け取ることができ、しかも、中継機と端末機
器の間のデータ伝送を電力線搬送で行うため、端末機器
の設置の自由度が高く、使い勝手に優れた情報伝送シス
テムを提供することができる。
【0041】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、情報を視覚で認識し得る形態で提示する情報提示手
段を端末機器に具備するので、情報の把握が容易にな
る。
【0042】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、端末機器を化粧台に設けたので、化粧台を使用した
ままで情報を把握することができて使い勝手が向上す
る。
【0043】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、データ処理手段、情報提示手段並びにこれら
の手段に電源を供給するための二次電池を具備する携帯
情報端末と、電力線より電力供給を受けて携帯情報端末
の二次電池を充電する充電手段、端末側受信手段、端末
側受信手段で受信したデータを携帯情報端末に転送する
転送手段を具備する充電器とからなる端末機器を備えた
ので、充電中であっても使用者の操作に依らずに携帯情
報端末で情報を取得することができる。
【0044】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、一の端末機器から他の端末機器へ電力
線を介してデータを授受する手段を端末機器に具備する
ので、一の端末機器で取得した情報を他の端末機器に送
ることができ、例えば、持ち歩くことのできない端末機
器で途中まで確認した情報を携帯可能な端末機器に送る
ことで外出先などにおいて残りの情報を確認することが
できるようになり、使い勝手が向上する。
【0045】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、カード型の記憶媒体と、記憶媒体を着
脱自在に接続する接続手段、端末側受信手段、接続手段
に接続した記憶媒体に情報を書き込むデータ処理手段を
具備する書込装置とからなる端末機器を備えたので、得
られた情報をカード型の記憶媒体に記憶することによ
り、記憶媒体からのデータの読み込みが可能な機器であ
れば電力線搬送に対応していなくても情報を取得するこ
とができる。
【0046】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、予め決められた条件に基づいて受信し
たデータのうちで送信手段により端末機器に送信するデ
ータを選択する選択手段を中継機に具備するので、いわ
ゆる迷惑メールのような不要な情報を中継機で排除する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上のシステム構成図である。
【図3】同上の他のシステム構成図である。
【図4】実施形態2を示すブロック図である。
【図5】同上のシステム構成図である。
【図6】実施形態3を示すブロック図である。
【図7】同上のシステム構成図である。
【図8】実施形態4を示すブロック図である。
【図9】同上のシステム構成図である。
【図10】同上の他のシステム構成図である。
【図11】実施形態5のシステム構成図である。
【図12】実施形態6を示すブロック図である。
【図13】同上のシステム構成図である。
【符号の説明】
A1 中継機 B1 端末機器 C コンセント Lp 電力線 10 データ受信部 11 データ処理部 12 電力線搬送通信部 20 信号分離部 21 データ変換部 22 データ処理部 23 表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から送られてくるデータを受信する
    受信手段、受信したデータを電力線を介して送信する送
    信手段を具備する中継機と、中継機から送られてくるデ
    ータを電力線を介して受信する端末側受信手段、受信し
    たデータを処理して情報を得るデータ処理手段を具備す
    る1乃至複数の端末機器とからなることを特徴とする情
    報伝送システム。
  2. 【請求項2】 情報を視覚で認識し得る形態で提示する
    情報提示手段を端末機器に具備することを特徴とする請
    求項1記載の情報伝送システム。
  3. 【請求項3】 端末機器を化粧台に設けたことを特徴と
    する請求項2記載の情報伝送システム。
  4. 【請求項4】 データ処理手段、情報提示手段並びにこ
    れらの手段に電源を供給するための二次電池を具備する
    携帯情報端末と、電力線より電力供給を受けて携帯情報
    端末の二次電池を充電する充電手段、端末側受信手段、
    端末側受信手段で受信したデータを携帯情報端末に転送
    する転送手段を具備する充電器とからなる端末機器を備
    えたことを特徴とする請求項2又は3記載の情報伝送シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 一の端末機器から他の端末機器へ電力線
    を介してデータを授受する手段を端末機器に具備するこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の情報伝送
    システム。
  6. 【請求項6】 カード型の記憶媒体と、記憶媒体を着脱
    自在に接続する接続手段、端末側受信手段、接続手段に
    接続した記憶媒体に情報を書き込むデータ処理手段を具
    備する書込装置とからなる端末機器を備えたことを特徴
    とする請求項1〜5の何れかに記載の情報伝送システ
    ム。
  7. 【請求項7】 予め決められた条件に基づいて受信した
    データのうちで送信手段により端末機器に送信するデー
    タを選択する選択手段を中継機に具備することを特徴と
    する請求項1〜6の何れかに記載の情報伝送システム。
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