JP2007174362A - データ送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電力線通信機能を有しながらネットワーク接続サービスの提供を受けられない通信機能付き機器に対し、電力線通信機能の使用を可能にするデータ送受信装置を提供する。
【解決手段】電力線21を介して通信機能付き機器2から受信した機器識別情報と予め設定された対象識別情報とを比較して、通信機能付き機器2がデータ送受信対象の機器であるか否かを判定する判定装置11と、通信機能付き機器2が使用可能なアプリケーションデータを格納するデータ格納装置13と、通信機能付き機器2がデータ送受信対象の機器である場合に、通信機能付き機器2の電力線通信機能を使用して、アプリケーションデータの通信機能付き機器2への送信及び通信機能付き機器2に格納された機器情報の受信の少なくともいずれかを行うデータ転送装置12とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】電力線21を介して通信機能付き機器2から受信した機器識別情報と予め設定された対象識別情報とを比較して、通信機能付き機器2がデータ送受信対象の機器であるか否かを判定する判定装置11と、通信機能付き機器2が使用可能なアプリケーションデータを格納するデータ格納装置13と、通信機能付き機器2がデータ送受信対象の機器である場合に、通信機能付き機器2の電力線通信機能を使用して、アプリケーションデータの通信機能付き機器2への送信及び通信機能付き機器2に格納された機器情報の受信の少なくともいずれかを行うデータ転送装置12とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、機器とデータの送受信を行うデータ送受信装置に係り、特に機器の電力線通信機能を使用してデータの送受信を行うデータ送受信装置に関する。
近年、電力線を通信回線として利用する電力線通信(パワーラインコントロール:PLC)が実用化されつつある。電力線通信では、電力線を流れる電流に対してデータ信号を多重化することにより、電力線にデータを重畳してデータ転送を行う。現在、日本国内において、高速電力線通信推進協議会(PLC−J)を中心に電力線通信の実証実験が進められている。又、スペインやドイツ、米国等において電力線通信を用いて電気製品をインターネットに接続する実験や商用サービスが実施されている。
電力線通信機能を有した機器(以下において、「通信機能付き機器」という。)が設置された地域において電力線通信を用いたネットワーク接続サービスが提供されている場合、通信機能付き機器は、家屋内の電源コンセント経由でインターネット等の外部ネットワークに接続可能である。その結果、通信機能付き機器と外部ネットワーク間のデータ転送が可能である。つまり、通信機能付き機器の電源プラグをインタフェースとしたデータ転送と電力供給が行われる。
一般に、外部ネットワークに接続可能な機器では、外部ネットワークを介して機器に格納されたソフトウェアの変更が可能である(例えば、特許文献1参照。)。そのため、例えばネットワーク接続サービスの変更等に応じて通信機能付き機器に格納されたソフトウェアの変更が必要になった場合に、電力線通信を利用して新たなソフトウェアを伝送することにより、通信機能付き機器に格納されたソフトウェアを変更できる。
又、通信機能付き機器に不具合が発生した場合に、通信機能付き機器に格納されたソフトウェアの情報や通信機能付き機器に設定された情報等の機器情報を、電力線通信機能を使用してネットワーク接続サービスを使用する通信機能付き機器の供給者に転送できる。通信機能付き機器の供給者は、転送された機器情報に基づき通信機能付き機器の不具合の原因を解析可能である。
しかしながら、通信機能付き機器が設置された地域においてサービスが提供されていない等の理由により電力線通信を用いたネットワーク接続サービスを受けられない場合には、通信機能付き機器と外部ネットワークとのデータ転送が行えない。そのため、通信機能付き機器に格納されたソフトウェアの変更が必要になっても、外部ネットワークを介したデータ転送によるソフトウェアの変更ができない。又、ネットワーク接続サービスが提供されている場合でも、そのネットワーク接続サービスが採用している電力線通信方式と通信機能付き機器が採用している電力線通信方式が異なっている場合には、通信機能付き機器が外部ネットワークに接続できない。そのため、電力線通信機能を使用して通信機能付き機器に格納されたソフトウェアを変更することや、ソフトウェア情報や機器情報を通信機能付き機器の供給者に提供することができない。
特開2005−115690号公報
本発明は、電力線通信機能を有しながらネットワーク接続サービスの提供を受けられない通信機能付き機器に対し、電力線通信機能の使用を可能にするデータ送受信装置を提供する。
本願発明の一態様によれば、(イ)電力線を介して通信機能付き機器から受信した機器識別情報と予め設定された対象識別情報とを比較して、通信機能付き機器がデータ送受信対象の機器であるか否かを判定する判定装置と、(ロ)通信機能付き機器が使用可能なアプリケーションデータを格納するデータ格納装置と、(ハ)通信機能付き機器がデータ送受信対象の機器である場合に、通信機能付き機器の電力線通信機能を使用して、アプリケーションデータの通信機能付き機器への送信及び通信機能付き機器に格納された機器情報の受信の少なくともいずれかを行うデータ転送装置とを備えるデータ送受信装置が提供される。
本発明によれば、電力線通信機能を有しながらネットワーク接続サービスの提供を受けられない通信機能付き機器に対し、電力線通信機能の使用を可能にするデータ送受信装置を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。又、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施の形態に係るデータ送受信装置は、図1に示すように、電力線21を介して通信機能付き機器2から受信した機器識別情報と予め設定された対象識別情報とを比較して、通信機能付き機器2がデータ送受信対象の機器であるか否かを判定する判定装置11と、通信機能付き機器2が使用可能なアプリケーションデータを格納するデータ格納装置13と、通信機能付き機器2がデータ送受信対象の機器である場合に、通信機能付き機器2の電力線通信機能を使用して、アプリケーションデータの通信機能付き機器2への送信及び通信機能付き機器2に格納された機器情報の受信の少なくともいずれかを行うデータ転送装置12とを備える。
データ送受信装置1は、電力線300に接続する電力線110から電力を供給される。図1に示すように、電力線110は、電源プラグ120により電力線300の電力供給端子310に接続される。データ送受信装置1の電力供給端子15は電力線110に接続する。通信機能付き機器2に電力を供給する電力線21は、電源プラグ22により電力供給端子15に接続する。つまり、通信機能付き機器2はデータ送受信装置1から電力が供給される。尚、電源プラグ120と電源プラグ22の形状は互換性があり、電源プラグ22は電力線300の電力供給端子310に接続可能である。例えば、電力線300が電力会社から家屋に配線された電力線であり、電力供給端子310が家屋に設置された家電用コンセントである場合、電源プラグ120及び電源プラグ22は家電用コンセントに接続可能な電源プラグである。
図1に示すように、判定装置11は電力線110に接続され、識別情報取得モジュール111及び比較モジュール112を備える。識別情報取得モジュール111は、通信機能付き機器2から機器識別情報を取得する。比較モジュール112は、識別情報取得モジュール111が取得した機器識別情報と対象識別情報とを比較する。
対象識別情報は、図1に示す識別情報格納装置14に予め格納される。例えば、ソフトウェアを変更する必要のある通信機能付き機器の機器識別情報や、機器情報を取得する必要がある通信機能付き機器の機器識別情報が、識別情報格納装置14に格納される。ソフトウェアを変更する必要のある通信機能付き機器等が複数である場合には、識別情報格納装置14に複数の通信機能付き機器の機器識別情報が格納される。
データ転送装置12は電力線110に接続され、多重モジュール121、データ取得モジュール122、分離モジュール123及び状態確認モジュール124を備える。多重モジュール121は、電力線110に、通信機報付き機器2に供給する電力とデータ格納装置13から読み出したアプリケーションデータとを重畳させる。重畳されたアプリケーションデータは、電力線110及び電力線21を伝搬して通信機報付き機器2に入力する。データ取得モジュール122は、電力線110に重畳された、通信機報付き機器2から送信された機器情報を電力線110から取り出す。分離モジュール123は、例えば電力線300が一般家庭に供給される交流電力である場合等に、電力線110に重畳するアプリケーションデータや機器情報が電力線300に伝搬しないように、電力線110から電力線110に重畳されたデータを分離する。状態確認モジュール124は、通信機能付き機器2がデータ送受信が可能な状態にあるか否かを確認する。
図1に示した通信機能付き機器2は、通信機能を実現する通信装置20を有する。つまり、通信装置20は、電力線21にデータを重畳させたり、電力線21からデータを取り出したりすることができる。通信機能付き機器2は、例えばテレビ受信機、ビデオ機器、エアコン等の、それぞれの機器が内蔵するソフトウェアによって機器の動作制御が可能な電気製品である。
通信装置20は、図1に示すように、制御装置201、識別情報格納装置202、データ格納装置203、機器情報格納装置204及びインタフェース205を備える。制御装置201は、通信機能付き機器2の電力線通信機能に関する動作を制御する。例えば、電力線21に重畳されたデータを取得する、或いはデータを電力線21に重畳させる等の電力線通信機能を制御する。
識別情報格納装置202は、通信機能付き機器2の機器識別情報を格納する。データ格納装置203は、通信機能付き機器2が使用可能なアプリケーションデータを格納する。例えば、通信機能付き機器2の動作を制御するソフトウェア等がデータ格納装置203に格納される。機器情報格納装置204は、通信機能付き機器2の機器情報が格納される。機器情報は、例えば通信機能付き機器2に格納されたソフトウェアのバージョン情報や、通信機能付き機器2のユーザによって設定された通信機能付き機器2の機能設定状態の情報等である。
インタフェース205は、図示を省略するキーボードやタッチパネル等の入力装置及びディスプレイ等の出力装置を備える。ユーザは入力装置を介して通信機能付き機器2の機能を設定し、出力装置によって設定状態を確認できる。
以下に、図1に示したデータ送受信装置1が、データ格納装置13に格納されたアプリケーションデータを通信機能付き機器2に送信する例を図2のフローチャートを用いて説明する。ここで、電力線300は電力を供給するのみで、データは重畳されていないとする。以下では、通信機能付き機器2に格納されるソフトウェアを更新する場合について例示的に説明する。
(イ)ステップS11において、識別情報取得モジュール111が通信機能付き機器2の機器識別情報を取得する。例えば、識別情報取得モジュール111が識別情報取得コマンドを通信機能付き機器2に送信する。識別情報取得コマンドは、電力線21に重畳されて通信機能付き機器2に入力する。識別情報取得コマンドに応じて、制御装置201が識別情報格納装置202に格納された機器識別情報を読み出す。制御装置201は、読み出した機器識別情報を電力線21に重畳させてデータ送受信装置1に送信する。
(ロ)ステップS12において、比較モジュール112が、電力線21に重畳された機器識別情報を取り出す。比較モジュール112は、通信機能付き機器2から送信された機器識別情報を、識別情報格納装置14に格納された対象識別情報と比較する。通信機能付き機器2の機器識別情報が対象識別情報に含まれる場合には、判定装置11は通信機能付き機器2がデータ送受信の対象機器であると判定する。その場合は、処理はステップS13に進む。一方、通信機能付き機器2がデータ送受信の対象機器ではない場合は、処理を終了する。
(ハ)ステップS13において、状態確認モジュール124が、状態確認コマンドを電力線21に重畳させて通信機能付き機器2に送信する。状態確認コマンドに応じて、制御装置201は、通信機能付き機器2がデータ送受信が可能な状態にあるか否かを判断する。例えば、ユーザが通信機能付き機器2を使用している場合には、通信機能付き機器2はデータ送受信が不可能な状態にあると判断される。制御装置201は、判断結果を電力線21に重畳させてデータ送受信装置1に送信する。通信機能付き機器2がデータ送受信が可能な状態にある場合は、処理はステップS14に進む。通信機能付き機器2がデータ送受信が不可能な状態にある場合は、データ送受信装置1は通信機能付き機器2がデータ送受信が可能な状態になるまで、状態確認コマンドを通信機能付き機器2に繰り返し送信する。
(ニ)ステップS14において、多重モジュール121が、データ格納装置13に格納されたソフトウェアのデータを読み出し、ソフトウェアのデータをアプリケーションデータとして電力線110に重畳する。ソフトウェアのデータは電力線110及び電力線21を伝搬して通信機能付き機器2に入力する。
(ホ)ステップS15において、制御装置201がデータ送受信装置1から送信されたソフトウェアのデータを電力線21から取り出す。制御装置201は取り出したソフトウェアのデータによりデータ格納装置203に格納されたソフトウェアを更新し、新たなソフトウェアがデータ格納装置203に格納される。
(ヘ)ステップS16において、制御装置201は、新たなソフトウェアがデータ格納装置203に格納された旨の通知を電力線21に重畳させてデータ送受信装置1に送信する。通知を受けたデータ送受信装置1は処理を終了する。
以上に説明したように、図1に示したデータ送受信装置1によれば、通信機能付き機器2が電力線300を介して外部ネットワークに接続されない場合であっても、通信機能付き機器2に格納された情報の更新が可能である。例えば、電力線300を介してネットワーク接続サービスが提供された場合に、そのネットワーク接続サービスが採用する電力線通信方式に、通信機能付き機器2を予め対応させることが可能である。
次に、図1に示したデータ送受信装置1により通信機能付き機器2に格納された機器情報を受信する方法について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(イ)ステップS21〜ステップS23において、図2のフローチャートのステップS11〜ステップS13で説明した方法と同様にして、データ送受信装置1は、通信機能付き機器2がデータ送受信の対象機器であり、且つデータ送受信が可能な状態にあることを確認する。
(ロ)ステップS24において、データ取得モジュール122が電力線21に重畳させて情報取得コマンドを通信機能付き機器2に送信する。情報取得コマンドに応じて、制御装置201は、機器情報格納装置204に格納された通信機能付き機器2の機器情報を読み出す。制御装置201は、読み出した機器情報を電力線21に重畳させてデータ送受信装置1に送信する。
(ハ)ステップS25において、データ取得モジュール122が電力線21及び電力線110に重畳されて送信された機器情報を電力線110から取り出す。取り出された機器情報は、データ格納装置13に格納される。又、分離モジュール123が、機器情報が電力線300に送信されないように、電力線110に重畳されたデータを分離する。その後、ステップS26において、データ送受信装置1は処理を終了する。
以上に説明したように、図1に示したデータ送受信装置1によれば、通信機能付き機器2が電力線300を介して外部ネットワークに接続できない場合であっても、通信機能付き機器2に格納される機器情報を取得が可能である。例えば、通信機能付き機器2に不具合が発生した場合に、通信機能付き機器2に格納されたソフトウェア情報のデータや通信機能付き機器に設定された情報等の機器情報を取得することが可能である。
上記では、電力線300にデータが重畳されていない場合を説明した。電力線通信によって電力線300にデータが重畳されている場合であって、通信機能付き機器2が採用している電力線通信方式が電力線300が接続するネットワーク接続サービスが採用している電力線通信方式が異なる場合であっても、図1に示したデータ送受信装置1は有効である。即ち、上記に説明した方法より、通信機能付き機器2が格納するソフトウェアを、電力線300が接続するネットワーク接続サービスが採用している電力線通信方式に対応するソフトウェアに変更する。その結果、通信機能付き機器2を電力線300に接続することにより、通信機能付き機器2は電力線300が接続するネットワーク接続サービスの提供を受けることができる。
又、上記の説明では、識別情報取得モジュール111が識別情報取得コマンドを通信機能付き機器2に送信して、通信機能付き機器2の機器識別情報を取得する例を説明した。しかし、ユーザが、例えばインタフェース205を使用して、通信機能付き機器2の機器識別情報をデータ送受信装置1に送信して、通信機能付き機器2に格納される情報の更新、或いは通信機能付き機器2に格納される機器情報の取得を開始してもよい。
既に述べたように、電源プラグ120と電源プラグ22の形状は互換性があり、電源プラグ22は電力線300の電力供給端子310に接続可能である。つまり、データ送受信装置1によって通信機能付き機器2が格納するソフトウェアを変更したり機器情報を取得したりした後は、図4に示すように、電源プラグ22を電力供給端子310に接続する。その結果、通信機能付き機器2は電力線300から電力を直接供給され、更に電力線300を介してネットワーク接続サービスの提供を受けることが可能である。
以上に説明したように、図1に示したデータ送受信装置1によれば、電力線300を介して外部ネットワークに接続できない場合であっても、通信機能付き機器2に格納されるソフトウェアの更新や機器情報の取得を、電力線通信機能を使用して更新することができる。つまり、通信機能付き機器2に特別なインタフェースを用意することなく、既存の通信機能付き機器2が有する電力線通信機能を利用して、通信機能付き機器2に格納されたデータの更新、或いは通信機能付き機器2に格納されたデータの取得が可能である。例えば、通信機機能付き機器2の供給者は、データ送受信装置1を配布することによって、ネットワーク接続サービスの提供を受けられないユーザに対して通信機機能付き機器2に格納されたソフトウェアのアップデートサービスを提供できる。
(変形例)
本発明の実施の形態の変形例に係るデータ送受信装置1は、図5に示すように、複数の通信機能付き機器21〜2nが接続する電力線300に接続する(n:2以上の整数)。図示を省略するが、図5に示したデータ送受信装置1は、図1に示したデータ送受信装置1と同一の構成である。図5に示すように、データ送受信装置1の電源プラグ120が電力線300の電力供給端子310に接続し、データ送受信装置1は、電力線110を介して電力線300から電力が供給される。通信機能付き機器21〜2nの電源プラグ221〜22nが電力線300の電力供給端子311〜31nにそれぞれ接続し、通信機能付き機器21〜2nは電力線211〜21nを介して電力線300から電力が供給される。
本発明の実施の形態の変形例に係るデータ送受信装置1は、図5に示すように、複数の通信機能付き機器21〜2nが接続する電力線300に接続する(n:2以上の整数)。図示を省略するが、図5に示したデータ送受信装置1は、図1に示したデータ送受信装置1と同一の構成である。図5に示すように、データ送受信装置1の電源プラグ120が電力線300の電力供給端子310に接続し、データ送受信装置1は、電力線110を介して電力線300から電力が供給される。通信機能付き機器21〜2nの電源プラグ221〜22nが電力線300の電力供給端子311〜31nにそれぞれ接続し、通信機能付き機器21〜2nは電力線211〜21nを介して電力線300から電力が供給される。
通信機能付き機器21〜2nは、電力線300によるローカルエリアネットワーク(LAN)を構成する。つまり、通信機能付き機器21〜2nは、電力線300に接続する電力線通信機能を有する機器と相互にデータ通信が可能である。
図1に示したデータ送受信装置1は、電力供給端子311〜31nに接続された通信機能付き機器21〜2nへのアプリケーションデータの送信、及び通信機能付き機器21〜2nに格納された機器情報の受信をLANを利用して行う。つまり、図5に示したデータ送受信装置1は、電力線300にデータを重畳させることにより、アプリケーションデータの送信、或いは機器情報の受信を行う。
具体的には、図2及び図3に示したフローチャートで説明した方法と同様にして、データ送受信装置1が、通信機能付き機器21〜2nから機器識別情報を取得し、通信機能付き機器21〜2nがデータ送受信対象の機器であるか否かを判定する。データ送受信装置1は、データ送受信対象の機器であると判定された通信機能付き機器21〜2nへのアプリケーションデータの送信、或いは通信機能付き機器21〜2nに格納された機器情報の受信を、電力線300にデータを重畳させて行う。
図5に示したデータ送受信装置1は、図2及び図3に示したフローチャートで説明した方法と同様にして、通信機能付き機器21〜2nのそれぞれについて一台ずつ機器識別情報の取得とアプリケーションデータの送信を行うことが可能である。或いは、データ送受信対象の機器であると判定されたすべての通信機能付き機器にコマンドを送信して、データ送受信対象の通信機能付き機器をデータ受信可能状態にする。その後、データ送受信装置1からアプリケーションデータを送信して、データ送受信対象の機器に同時にアプリケーションデータを受信させてもよい。
以上に説明したように、本発明の実施の形態の変形例に係るデータ送受信装置1によれば、電力線300を介して外部ネットワークに接続できない場合であっても、通信機能付き機器21〜2nに格納されるアプリケーションデータの更新や機器情報の取得を、電力線通信機能を使用して更新することができる。又、LANを使用することにより、通信機能付き機器21〜2nのそれぞれにデータ送受信装置1を接続する必要がないため、通信機能付き機器21〜2nに格納されたアプリケーションデータの更新又は機器情報の取得に要する時間を削減できる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
既に述べた実施の形態の説明においては、データ転送装置12が多重モジュール121とデータ取得モジュール122を共に備える例を示した。しかし、データ転送装置12が多重モジュール121とデータ取得モジュール122のいずれかのみを備えていてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…データ送受信装置
2、21〜2n…通信機能付き機器
11…判定装置
12…データ転送装置
13…データ格納装置
14…識別情報格納装置
15…電力供給端子
110…電力線
111…識別情報取得モジュール
112…比較モジュール
121…多重モジュール
122…データ取得モジュール
123…分離モジュール
124…状態確認モジュール
2、21〜2n…通信機能付き機器
11…判定装置
12…データ転送装置
13…データ格納装置
14…識別情報格納装置
15…電力供給端子
110…電力線
111…識別情報取得モジュール
112…比較モジュール
121…多重モジュール
122…データ取得モジュール
123…分離モジュール
124…状態確認モジュール
Claims (5)
- 電力線を介して通信機能付き機器から受信した機器識別情報と予め設定された対象識別情報とを比較して、前記通信機能付き機器がデータ送受信対象の機器であるか否かを判定する判定装置と、
前記通信機能付き機器が使用可能なアプリケーションデータを格納するデータ格納装置と、
前記通信機能付き機器がデータ送受信対象の機器である場合に、前記通信機能付き機器の電力線通信機能を使用して、前記アプリケーションデータの前記通信機能付き機器への送信及び前記通信機能付き機器に格納された機器情報の受信の少なくともいずれかを行うデータ転送装置
とを備えることを特徴とするデータ送受信装置。 - 前記判定装置が、
前記機器識別情報を取得する識別情報取得モジュールと、
前記機器識別情報と前記対象識別情報とを比較する比較モジュール
とを備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信装置。 - 前記データ転送装置が、前記電力線に、通信機能付き機器に供給する電力と前記アプリケーションデータとを重畳させる多重モジュールを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ送受信装置。
- 前記データ転送装置が、前記電力と重畳された前記機器情報を取り出すデータ取得モジュールを更に備えることを特徴とする請求項3に記載のデータ送受信装置。
- 前記データ転送装置が、前記通信機能付き機器がデータ送受信が可能な状態にあるか否かを確認する状態確認モジュールを更に備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のデータ送受信装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009206723A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | ファームウェアのアップデート方法、分散システム、親局、子局、及びファームウェアのアップデートプログラム |
JP2011223344A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Yoshikawa Rf System Kk | 電力線搬送通信システム |
-
2005
- 2005-12-22 JP JP2005370490A patent/JP2007174362A/ja active Pending
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