JP2012243247A - 映像機器のファームウェア更新システム - Google Patents

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JP2012243247A JP2011115810A JP2011115810A JP2012243247A JP 2012243247 A JP2012243247 A JP 2012243247A JP 2011115810 A JP2011115810 A JP 2011115810A JP 2011115810 A JP2011115810 A JP 2011115810A JP 2012243247 A JP2012243247 A JP 2012243247A
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Abstract

【課題】設置場所の通信環境によることなくファームウェアデータを取得することが可能で、かつ、映像機器と同じ規格の端子を含まない通信端末からでもファームウェアを取得することが可能な映像機器のファームウェア更新システムを提供する。
【解決手段】このテレビジョン装置(映像機器)のファームウェア更新システム1は、音声、映像データ、第1制御信号を伝送して機器間の連携が可能なHDMI端子101を介してデータ受信するテレビジョン装置100と、3Gネットワーク通信を行いファームウェアを取得する3G送受信部201と、HDMI端子101にMHL−HDMI変換ケーブル300を介して接続されHDMIと異なるとともに互換性を有するMHL端子203とを含み、少なくともファームウェアをMHL端子203を介し伝送する携帯電話200とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、映像機器のファームウェア更新システムに関し、特に、通信によりファームウェアデータを取得して映像機器のファームウェアの更新を行うファームウェア更新システムに関する。
従来、通信によりファームウェアデータを取得して映像機器のファームウェアの更新を行うことが可能なファームウェア更新システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、インターネットに接続可能な外部通信部とHDMI端子とを含むシンク機器(液晶ディスプレイ)と、HDMI端子を含むソース機器(ブルーレイディスクプレーヤ)とがHDMIケーブルを介して接続されたAVシステム(映像システム)が開示されている。ソース機器は、HDMIケーブルを介してシンク機器側からシンク機器によって取得されたソース機器用のファームウェアデータを読み込み、読み込んだファームウェアデータを使用してファームウェアの更新を行うように構成されている。上記ソース機器とシンク機器とは通常は据え置きの状態で設置されて使用される。このため、シンク機器がインターネットを介してファームウェアデータを取得するためには、シンク機器をインターネットに接続できる環境下に設置する必要がある。
特開2011−35588号公報
しかしながら、上記特許文献1の映像システムでは、シンク機器がインターネット接続可能な環境下に設置されていない場合には、ファームウェアデータを取得することができないという問題点がある。また、HDMI端子がシンク機器に設けられていない場合には、ソース機器とシンク機器とを接続することができないため、ソース機器(映像機器)はシンク機器からファームウェアを取得することができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、設置場所の通信環境によることなくファームウェアデータを取得することが可能で、かつ、映像機器と同じ規格の端子を含まない通信端末からでもファームウェアを取得することが可能な映像機器のファームウェア更新システムを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による映像機器のファームウェア更新システムは、複数の機器間で、音声データ、映像データおよび第1制御信号を伝送して機器間の連携動作を行うことが可能な第1インターフェース規格に対応する第1接続部を含み、少なくとも第1接続部を介して伝送されるデータを受信する映像機器と、外部ネットワークと通信可能であるとともに外部ネットワークから映像機器用のファームウェアデータを取得する無線通信部と、第1接続部に所定のケーブルを介して接続され、第1インターフェース規格とは異なるとともに第1インターフェース規格とは相互に互換性を有する第2インターフェース規格に対応する第2接続部とを含み、少なくとも無線通信部により外部ネットワークから取得したファームウェアデータを第2接続部を介して映像機器側に伝送する携帯通信端末とを備える。
この発明の一の局面による映像機器のファームウェア更新システムでは、上記のように、外部ネットワークと通信可能であるとともに外部ネットワークから映像機器用のファームウェアデータを取得する無線通信部を携帯通信端末に設けるとともに、音声データ、映像データおよび第1制御信号を伝送して機器間の連携動作を行うことが可能な第1インターフェース規格に対応する第1接続部と、第1接続部に所定のケーブルを介して接続され、第1インターフェース規格とは異なるとともに第1インターフェース規格とは相互に互換性を有する第2インターフェース規格に対応する第2接続部とを設けることによって、携帯通信端末が無線通信部によって外部ネットワークからファームウェアデータを取得することができる。それにより、携帯通信端末が外部ネットワークに接続可能な通信エリア内にあるか、または、映像機器の設置場所に通信環境が整っていない場合でも、通信エリア内において予めファームウェアデータを取得しておけば、ファームウェアデータを取得することができる。また、第1インターフェース規格とは異なるとともに第1インターフェース規格とは相互に互換性を有する第2インターフェース規格に対応する第2接続部を第1接続部に所定のケーブルを介して接続することができるので、映像機器と同じ規格の第1接続部(端子)を含まない携帯通信端末からでも映像機器がファームウェアデータを取得することができる。
上記一の局面による映像機器のファームウェア更新システムにおいて、好ましくは、所定のケーブルは、第1接続部により伝送可能な第1インターフェース規格に対応する信号と第2接続部により伝送可能な第2インターフェース規格に対応する信号とを相互に変換するとともに、映像機器と携帯通信端末とが、所定のケーブルにより接続されたことに基づいて、ファームウェアデータの更新に関する制御が開始されるように構成されている。このように構成すれば、映像機器と携帯通信端末とを所定のケーブルを介して接続するだけで、ファームウェアデータの更新に関する制御を開始することができる。また、第1インタフェースに対応する信号と第2インターフェースに対応する信号とを変換する装置を映像機器と携帯通信端末との間に設ける必要がなくなるので、構成を簡素化することができる。
この場合、好ましくは、映像機器は、第1制御部を含み、携帯通信端末は、第2制御部と、ファームウェアデータを記憶する記憶部とを含み、第1制御部は、携帯通信端末の記憶部にファームウェアデータが記憶されているか否かを確認する第1制御信号を第1接続部を介して携帯通信端末側に伝送する制御を行うとともに、第2制御部は、第1接続部を介して伝送された第1制御信号が所定のケーブルにより変換された第2制御信号に基づいて動作するとともに記憶部内にファームウェアデータが記憶されている場合には、記憶部内のファームウェアデータの存在を通知する第2制御信号とファームウェアデータとを映像機器側に伝送する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、第2制御部は記憶部内にファームウェアデータが記憶されている場合には、記憶部内のファームウェアデータを自動的に映像機器に伝送することができる。その結果、ファームウェア更新に関する保守作業者の操作量を減らすことができるので、保守作業者の作業負担を軽減することができる。
上記映像機器が第1制御部を含み、携帯通信端末が第2制御部とファームウェアデータを記憶する記憶部とを含む構成において、好ましくは、第1制御部は、ファームウェアデータが映像機器に伝送された後、ファームウェアの更新処理を実行するように構成されている。このように構成すれば、携帯通信端末から映像機器にファームウェアデータの送信が完了すると映像機器のファームウェア更新が自動的に開始される。これにより、保守作業者がファームウェアデータの送信完了を確認してファームウェア更新を開始する作業を不要にすることができる。
上記映像機器が第1制御部を含み、携帯通信端末が第2制御部とファームウェアデータを記憶する記憶部とを含む構成において、好ましくは、第2制御部は、ファームウェアデータが記憶部に記憶されていない場合には、外部ネットワークからファームウェアデータを取得するように無線通信部を制御するように構成されている。このように構成すれば、携帯通信端末の記憶部内にファームウェアデータが存在しない場合であっても、無線通信部がファームウェアデータを自動的に取得することができる。これにより、映像機器のファームウェア更新が中断することを抑制することができる。
この場合、好ましくは、第2制御部は、外部ネットワークからファームウェアデータを取得するように無線通信部を制御するとともに、映像機器を待機状態に移行させる第2制御信号を映像機器側に伝送するように制御し、かつ、無線通信部が外部ネットワークからファームウェアデータを取得した場合には、映像機器を待機状態から復帰させる第2制御信号を映像機器側に送信する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、映像機器が携帯通信端末からファームウェアデータを取得している間は映像機器を待機状態にしておくとともに、携帯通信端末によるファームウェアデータの取得が完了した場合には映像機器を待機状態から復帰させることができる。これにより、携帯通信端末によりファームウェアデータを取得している間の映像機器の消費電力を低減することができる。
上記一の局面による映像機器のファームウェア更新システムにおいて、好ましくは、第1接続部は、HDMI規格に対応するとともに、第2接続部は、MHL規格に対応するように構成されているとともに、所定のケーブルは、HDMIデータとMHLデータとを相互に変換するように構成され、かつ、第1接続部および第2接続部のTMDS伝送路を介してファームウェアデータを伝送するように構成されている。このように構成すれば、互いにTMDS伝送路を有する第1接続部と第2接続部との間で、高速なデータ伝送が可能なTMDS伝送路を用いてファームウェアデータを伝送することができるので、携帯通信端末側から映像機器にファームウェアデータを高速で伝送することができる。
上記一の局面による映像機器のファームウェア更新システムにおいて、好ましくは、携帯通信端末の無線通信部は、3GネットワークまたはWiFiネットワークの少なくとも一方に接続可能であり、3GネットワークまたはWiFiネットワークの少なくとも一方からファームウェアデータを取得するように構成されている。このように構成すれば、携帯通信端末に汎用されている通信可能エリアの広い3Gネットワークまたは通信可能エリア(アクセスポイント)が多数存在するWiFiネットワークの少なくとも一方を用いることにより広いエリアでファームウェアデータを取得することができる。
本発明の第1および第2実施形態によるテレビジョン装置のファームウェア更新システムの構成を示したブロック図である。 本発明の第1および第2実施形態によるテレビジョン装置のブロック図である。 本発明の第1および第2実施形態による携帯電話のブロック図である。 本発明の第1実施形態によるテレビジョン装置のファームウェアの更新時におけるテレビジョン装置のCPUおよび携帯電話のCPUの制御動作を説明するためのフローチャートの前半部分である。 図4に示したフローチャートに続く後半部分のフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるテレビジョン装置のファームウェアの更新時におけるテレビジョン装置のCPUおよび携帯電話のCPUの制御動作を説明するためのフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、図1を参照して、本発明の第1実施形態によるテレビジョン装置100のファームウェア更新システム1の構成について説明する。なお、テレビジョン装置100のファームウェア更新システム1は、本発明の「映像機器のファームウェア更新システム」の一例である。また、テレビジョン装置100は、本発明の「映像機器」の一例である。
本発明の第1実施形態によるテレビジョン装置100のファームウェア更新システム1は、図1に示すように、テレビジョン装置100と、携帯電話200と、MHL(Mobile High−definition Link)−HDMI(High−Definition Multimedia Interface)変換ケーブル300とにより構成されている。テレビジョン装置100のHDMI端子101と携帯電話200のMHL端子203とは、MHL−HDMI変換ケーブル300を介して接続され、双方向に信号を伝送することが可能なように構成されている。携帯電話200は、3G(3rd Generation)ネットワークまたはWiFi(Wireless Fidelity)ネットワークに接続することによってファームウェアデータをダウンロードすることが可能なように構成されている。携帯電話200によりダウンロードされたファームウェアデータは、MHL−HDMI変換ケーブル300を介して、携帯電話200からテレビジョン装置100に伝送されるように構成されている。なお、携帯電話200は、本発明の「携帯通信端末」の一例である。また、MHL−HDMI変換ケーブル300は、本発明の「所定のケーブル」の一例である。また、HDMI端子101は、本発明の「第1接続部」の一例である。また、MHL端子203は、本発明の「第2接続部」の一例である。
テレビジョン装置100は、図2に示すように、HDMI端子101と、HDMI送受信部102と、CPU(central processing unit)103と、チューナ104と、表示部105と、音声出力部106と、メモリ107とを備えている。テレビジョン装置100は、HDMI規格に対応している。なお、CPU103は、本発明の「第1制御部」の一例である。また、メモリ107は、本発明の「記憶部」の一例である。また、HDMI規格は、本発明の「第1インターフェース規格」の一例である。
ここで、第1実施形態では、HDMI端子101は、MHL−HDMI変換ケーブル300を介して、携帯電話200のMHL端子203に接続されている。テレビジョン装置100は、HDMI端子101を介して信号の送受信を行うことが可能である。HDMI端子101は、高速データ通信が可能なTMDS(Transition Minimized Differential signal)伝送路や制御信号(コマンド)の伝送に用いるCEC(Consumer electric Control)伝送路などを含む。
HDMI送受信部102は、HDMI端子101とCPU103との間に設けられている。HDMI送受信部102は、MHL−HDMI変換ケーブル300を介して、テレビジョン装置100から携帯電話200にコマンド(CEC制御信号)を送信するように構成されている。また、HDMI送受信部102は、MHL−HDMI変換ケーブル300を介して、携帯電話200からテレビジョン装置100に送信されたコマンド(後述するCBUS制御信号)およびファームウェアデータを受信するように構成されている。
CPU103は、テレビジョン装置100の各部の制御を行うように構成されている。たとえば、CPU103は、チューナ104により受信されたテレビジョン放送信号を表示部105に出力することによって、表示部105に映像を表示させるように構成されている。また、CPU103は、チューナ104により受信されたテレビジョン放送信号を音声出力部106に出力することによって、音声出力部106から音声を出力させるように構成されている。
また、第1実施形態では、CPU103は、HDMI送受信部102を制御することによって、テレビジョン装置100のHDMI送受信部102から携帯電話200側に信号を送信するようにHDMI送受信部102を制御可能に構成されている。また、CPU103は、携帯電話200からテレビジョン装置100側に送信されHDMI送受信部102によって受信された信号を処理することができるように構成されている。
また、CPU103は、携帯電話200から送信されるとともにHDMI送受信部102によって受信されたファームウェアデータをフラッシュメモリやハードディスクなどの不揮発性のメモリ107に転送して保存するように構成されている。CPU103は、テレビジョン装置100がファームウェアの更新を実行する場合には、メモリ107に保存されているファームウェアデータを読み出してファームウェアの更新を実行するように構成されている。
携帯電話200は、図3に示すように、3G送受信部201と、WiFi送受信部202と、MHL端子203と、MHL送受信部204と、CPU205と、メモリ206とを備えている。携帯電話200は、MHL規格に対応している。なお、3G送受信部201は、本発明の「無線通信部」の一例である。また、WiFi送受信部202は、本発明の「無線通信部」の一例である。また、CPU205は、本発明の「第2制御部」の一例である。また、メモリ206は、本発明の「記憶部」の一例である。また、MHL規格は、本発明の「第2インターフェース規格」の一例である。
3G送受信部201は、3Gネットワークに接続することによりファームウェアデータを取得するように構成されている。また、WiFi送受信部202は、WiFiネットワークに接続することによりファームウェアデータを取得するように構成されている。
MHL端子203は、MHL端子203に接続されたMHL−HDMI変換ケーブル300を介して、テレビジョン装置100のHDMI端子101に接続されている。MHL端子203は、TMDS伝送路および制御信号(コマンド)の伝送に用いるCBUS(Consumer Electronics Control Mobile High−definition Link)伝送路などを含んでいる。
MHL送受信部204は、MHL端子203とCPU205との間に設けられている。MHL送受信部204は、携帯電話200からテレビジョン装置100に携帯電話200のコマンド(CBUS制御信号)およびファームウェアデータを伝送するように構成されている。また、MHL送受信部204は、テレビジョン装置100から携帯電話200に伝送されたテレビジョン装置100からのコマンド(CEC制御信号)をMHL−HDMI変換ケーブル300を介して(MHL−HDMI変換ケーブル300により変換して)受信するように構成されている。
CPU205は、テレビジョン装置100の各部の制御を行うように構成されている。たとえば、CPU205は、3G送受信部201による3Gネットワークの通信接続や、WiFi送受信部202によるWiFiネットワークの通信接続などの制御を行うように構成されている。
CPU205は、携帯電話200からテレビジョン装置100側に信号(ファームウェアデータおよびコマンド(CBUS制御信号))を伝送するようにMHL送受信部204を制御可能に構成されている。また、CPU205は、MHL送受信部204によって受信されたテレビジョン装置100からの信号を処理することが可能なように構成されている。
CPU205は、3G送受信部201またはWiFi送受信部202により受信されたファームウェアデータをフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリ206に転送して保存するように構成されている。また、CPU205は、メモリ206に保存されているファームウェアデータをMHL送受信部204からテレビジョン装置100側に送信するように構成されている。
MHL−HDMI変換ケーブル300は、MHLデータとHDMIデータとを相互に変換できるように構成されている。MHLデータは、主にCBUS制御信号とTMDS信号とを含んでいる。また、HDMIデータは、主にCEC制御信号とTMDS信号とを含んでいる。なお、CBUS制御信号は、本発明の「第2制御信号」および「第2インターフェース規格に対応する信号」の一例である。また、TMDS信号は、「第1インターフェース規格に対応する信号」および「第2インターフェース規格に対応する信号」の一例である。また、CEC制御信号は、本発明の「第1制御信号」および「第1インターフェース規格に対応する信号」の一例である。
MHL−HDMI変換ケーブル300は、携帯電話200のMHL送受信部204から伝送されるCBUS制御信号と、テレビジョン装置100のHDMI送受信部102から伝送されるCEC制御信号とを、相互に変換可能に構成されている。携帯電話200のMHL送受信部204とテレビジョン装置100のHDMI送受信部102とは、それぞれ、CBUS制御信号とCEC制御信号とを用いることによって、コマンドの通信を行っている。
MHL−HDMI変換ケーブル300は、携帯電話200のMHL送受信部204からTMDS信号(TMDS伝送路)により伝送されるファームウェアデータをテレビジョン装置100のHDMI送受信部102により受信することが可能なように変換するように構成されている。具体的には、MHL−HDMI変換ケーブル300は、携帯電話200により取得されたファームウェアデータを複数個のファイルに分割してテレビジョン装置100に転送したり、テレビジョン装置100のCPU103により読み込み可能なファイル形式に変換するように構成されている。携帯電話200のMHL送受信部204は、TMDS信号(TMDS伝送路)を用いることによってテレビジョン装置100にテレビジョン装置100用のファームウェアデータを伝送するように構成されている。
次に、図4および図5を参照して、本発明の第1実施形態によるテレビジョン装置100のファームウェア更新時における、テレビジョン装置100のCPU103および携帯電話200のCPU205の処理フローについて説明する。
まず、図4に示すように、テレビジョン装置100のアップデートを行う保守作業者によって事前に携帯電話200が操作され、3GネットワークまたはWiFiネットワークからテレビジョン装置100のファームウェアデータが取得される。
その後、テレビジョン装置100のファームウェアの更新を開始する場合には、保守作業者によりテレビジョン装置100のHDMI端子101と携帯電話200のMHL端子203とがMHL−HDMI変換ケーブル300を介して接続される。これにより、ファームウェアの更新処理が自動的に開始される。
具体的には、まず、ステップS1およびステップS21において、テレビジョン装置100のCPU103および携帯電話200のCPU205により、テレビジョン装置100と携帯電話200との間でMHL−HDMI変換ケーブル300を介した接続が検出される。なお、テレビジョン装置100と携帯電話200との接続は、それぞれの端子(HDMI端子101およびMHL端子203)に入力される電気信号に基づいて検出される。
次に、ステップS2において、テレビジョン装置100のCPU103により携帯電話200と接続されたか否かが判断される。ステップS2において、携帯電話との接続が確認された場合には、ステップS3に進む。ステップS2において、携帯電話との接続が確認されない場合には、上記ステップS1に戻る。
ステップS3において、アップデート可否確認のコマンド(CEC制御信号)がテレビジョン装置100から送信される。このコマンドの送信は、テレビジョン装置100が携帯電話200と接続されたことを認識した時点で送信される。また、このCEC制御信号によるコマンドは、MHL−HDMI変換ケーブル300によりCBUS制御信号によるコマンドに変換されて携帯電話200に送信される。
携帯電話200側では、受信したアップデート可否確認のコマンドに基づいて、ステップS22において、アップデート可否応答のコマンド(CBUS制御信号)が送信される。テレビジョン装置100用のファームウェアデータが携帯電話200のメモリ206内に存在しない場合には、アップデート不可のコマンド(CBUS制御信号)がテレビジョン装置100側に送信される。一方、テレビジョン装置100用のファームウェアデータが携帯電話200のメモリ206内に存在する場合には、アップデート可能のコマンド(CBUS制御信号)がテレビジョン装置100側に送信される。
そして、テレビジョン装置100側では、MHL−HDMI変換ケーブル300によりCBUS制御信号がCEC制御信号に変換されたコマンド(アップデート可否応答)を受信すると、ステップS4において、アップデート可能か否かが判断される。ステップS4において、アップデート可能と判断された場合には、ステップS5に進む。ステップS4において、アップデート不可能と判断された場合には、ステップS14に進みファームウェアの更新処理が終了される。
ステップS5では、テレビジョン装置100からファームウェアデータ有無確認のコマンド(CEC制御信号)が携帯電話200側に送信される。
携帯電話200側では、MHL−HDMI変換ケーブル300によりCEC制御信号がCBUS制御信号に変換されたコマンド(ファームウェアデータ有無確認)が受信されると、ステップS23において、ファームウェアデータ有無応答のコマンドがテレビジョン装置100に送信される。
テレビジョン装置100側では、MHL−HDMI変換ケーブル300によりCBUS制御信号がCEC制御信号に変換されたコマンド(ファームウェア有無応答)が受信されると、ステップS6において、ファームウェアデータの有無が判断される。携帯電話200からのファームウェア有無応答のコマンドに基づいてファームウェアデータが有ると判断された場合には、ステップS7に進む。ステップS6において、ファームウェアデータがないと判断された場合には、ステップS14に進みファームウェアの更新処理が終了される。
ステップS7において、ファームウェア更新モードに移行される。ファームウェア更新モードでは、テレビジョン装置100のリモコンの操作が制限されるなどのテレビジョン装置100の動作が制限され、ファームウェア更新を阻害しないように制御される。また、ステップS7において、ファームウェア更新モードに移行のコマンドがテレビジョン装置側100から携帯電話200側に送信される。並行して、携帯電話200側でも、ステップS24において、ファームウェア更新モードに移行される。
図5に示すように、ステップS8において、ファームウェアデータ識別コード送信依頼のコマンド(CEC制御信号)がテレビジョン装置100から携帯電話200側に送信される。このコマンドの送信は、ファームウェア更新モードに移行された時点で送信される。
携帯電話200側では、MHL−HDMI変換ケーブル300によりCEC制御信号がCBUS制御信号に変換されたコマンド(ファームウェアデータ識別コード送信依頼)が受信されると、ステップS25において、ファームウェアデータ識別コード送信のコマンド(CBUS制御信号)がテレビジョン装置100から携帯電話200側に送信される。
テレビジョン装置100側では、MHL−HDMI変換ケーブル300によりCBUS制御信号がCEC制御信号に変換されたコマンド(ファームウェアデータ識別コード送信)が受信されると、ステップS9において、テレビジョン装置100のCPU103によりファームウェアデータ識別コードが比較される。すなわち、携帯電話200から送信されたファームウェアデータ識別コードがテレビジョン装置100自身のファームウェアデータの識別コードと比較される。そして、ステップS10において、テレビジョン装置100に送信されたファームウェアデータが一致する(テレビジョン装置100に送信されたファームウェアデータがテレビジョン装置100用のファームウェアデータである)場合には、ステップS11に進む。ステップS10において、ファームウェアデータの識別コードが一致しないと判断された場合には、ステップS14に進みファームウェアの更新処理が終了される。
ステップS11において、テレビジョン装置100のCPU103によりファームウェアデータ送信依頼のコマンド(CEC制御信号)が携帯電話200に送信される。このコマンドは、テレビジョン装置100に送信されたファームウェアデータが一致すると判別された時点で送信される。
携帯電話200側では、MHL−HDMI変換ケーブル300によりCEC制御信号がCBUS制御信号に変換されたコマンド(ファームウェアデータ送信依頼のコマンド)が、受信されると、ステップS26において、ファームウェアデータがテレビジョン装置100に送信される。このファームウェアデータの送信が完了すると、処理が終了される。
テレビジョン装置100側では、ステップS12において、受信されたファームウェアデータがメモリ107に保存されたことを確認することによって、ファームウェアデータの受信が完了したか否かが確認される。ステップS12において、ファームウェアデータの受信が完了した場合には、ステップS13に進む。ステップS12において、ファームウェアデータの受信が完了していない場合には、ステップS12に戻り、ファームウェアデータの受信が完了するまで待機する。
ステップS13において、CPU103によりメモリ107に保存されているファームウェアデータが実行されることによって、ファームウェアの更新処理が行われる。ファームウェアの更新が完了すると、処理が終了される。
第1実施形態では、上記のように、3Gネットワークと通信可能であるとともに3Gネットワークからテレビジョン装置100用のファームウェアデータを取得する3G送受信部201およびWiFiネットワークと通信可能であるとともにWiFiネットワークからテレビジョン装置100用のファームウェアデータを取得するWiFi送受信部202を携帯電話200に設けるとともに、音声データ、映像データおよびCEC制御信号を伝送して機器間の連携動作を行うことが可能なHDMIインターフェース規格対応のHDMI端子101と、HDMI端子101にMHL−HDMI変換ケーブル300を介して接続され、HDMI規格とは異なるとともにHDMI規格とは相互に互換性を有するMHL規格対応のMHL端子203とを携帯電話200に設ける。これにより、3GネットワークまたはWiFiネットワークからファームウェアデータを取得することができるので、携帯電話200が3GネットワークまたはWiFiネットワークに接続可能な通信エリア内にあるか、または、通信エリア内において予めファームウェアデータを取得しておけば、テレビジョン装置100の設置場所に通信環境が整っていない場合でも、ファームウェアデータを取得することができるとともに、HDMI端子101と相互に互換性を有するMHL端子203とをMHL−HDMI変換ケーブル300を介して接続することができる。また、HDMI端子を含まない携帯電話200からでもテレビジョン装置100はファームウェアデータを取得することができる。
第1実施形態では、上記のように、テレビジョン装置100と携帯電話200とを、MHL−HDMI変換ケーブル300で接続するともに、接続されたことに基づいてファームウェアデータの更新に関する制御が開始されるように構成することによって、テレビジョン装置100と携帯電話200とをMHL−HDMI変換ケーブル300を介して接続するだけで、ファームウェアデータの更新に関する制御を開始することができるとともに、テレビジョン装置100と携帯電話200との間に変換装置を設ける必要がなくなるので、構成を簡素化することができる。
第1実施形態では、上記のように、携帯電話200のメモリ206にファームウェアデータが記憶されているか否かを確認するCEC制御信号をHDMI端子101を介して携帯電話200側に伝送する制御を行うCPU103をテレビジョン装置100に設けるとともに、HDMI−MHL変換ケーブル300により変換されたCBUS制御信号に基づいて動作するとともにメモリ206内にファームウェアデータが記憶されている場合には、メモリ206内のファームウェアデータの存在を通知するCBUS制御信号とファームウェアデータとをテレビジョン装置100側に伝送する制御を行うCPU205を携帯電話200に設ける。これにより、CPU205はメモリ206内にファームウェアデータが記憶されている場合には、メモリ206内のファームウェアデータを自動的にテレビジョン装置100側に伝送することができるので、ファームウェア更新に関する保守作業者の操作作業量を減らすことができる。
第1実施形態では、上記のように、ファームウェアデータがテレビジョン装置100に伝送された後ファームウェアの更新処理を実行するようにCPU104を構成することによって、携帯電話200からテレビジョン装置100にファームウェアデータの送信が完了するとテレビジョン装置100のファームウェア更新が自動的に開始されるので、保守作業者がファームウェアデータの送信完了を確認してファームウェア更新を開始する作業を不要にすることができる。
第1実施形態では、上記のように、HDMIデータとMHLデータとを相互に変換するようにMHL−HDMI変換ケーブル300を構成し、かつ、HDMI規格に対応したHDMI端子101およびMHL規格に対応したMHL端子203のTMDS伝送路を介してファームウェアデータを伝送するように構成することによって、互いにTMDS伝送路を有するHDMI端子101とMHL端子203との間で、高速なデータ伝送が可能なTMDS伝送路により携帯電話200からテレビジョン装置100にファームウェアデータを高速で伝送することができる。
第1実施形態では、上記のように、3GネットワークおよびWiFiネットワークに接続可能であり、3GネットワークまたはWiFiネットワークの少なくとも一方からファームウェアデータを取得するように3G送受信部201またはWiFi送受信部202を構成することによって、携帯電話200に汎用されている通信可能エリアの広い3Gネットワークまたは通信可能エリア(アクセスポイント)が多数存在するWiFiネットワークの少なくとも一方を用いることにより広いエリアでファームウェアデータを取得することができる。
(第2実施形態)
次に、図1〜図4および図6を参照して、本発明の第2実施形態によるテレビジョン装置100a(図1参照)のファームウェア更新時の処理について説明する。この第2実施形態では、ファームウェアデータの更新時において、携帯電話200a(図1参照)にファームウェアデータがない場合にファームウェアデータを自動的に取得する例について説明する。
なお、第2実施形態のテレビジョン装置100aのファームウェア更新システム1aのハードウェアの構成は、上記第1実施形態と同様である。また、テレビジョン装置100aのファームウェア更新システム1aは、本発明の「映像機器のファームウェア更新システム」の一例である。また、テレビジョン装置100aは、本発明の「映像機器」の一例である。また、携帯電話200aは、本発明の「携帯通信端末」の一例である。
第2実施形態では、第1実施形態と異なりテレビジョン装置100aを制御するCPU103aと携帯電話200aを制御するCPU205aとは、携帯電話200aにファームウェアデータがない場合に携帯電話200aがファームウェアを取得するとともに取得したファームウェアデータを携帯電話200aからテレビジョン装置100aに送信するようにテレビジョン装置100aと携帯電話200aとを制御するように構成されている。なお、CPU103aは、本発明の「第1制御部」の一例である。また、CPU205aは、本発明の「第2制御部」の一例である。
図6に示すように、テレビジョン装置100a側では、ステップS6(図4参照)においてNoと判断された場合(ファームウェアデータが携帯電話内に記憶されていない場合)にはステップS101に進む。また、携帯電話200a側では、ステップS23(図4参照)において、ファームウェアデータが携帯電話内に記憶されていない場合にはステップS121に進む。
テレビジョン装置100a側では、ステップS101において、ファームウェアデータ取得モード移行のコマンド(CEC制御信号)が携帯電話200aに送信される。その後、ステップS102に進み、テレビジョン装置100aは、携帯電話200aから送信されるファームウェアデータの取得が完了するまで待機状態に移行する。
携帯電話200a側では、MHL−HDMI変換ケーブル300により、CEC制御信号がCBUS信号に変換されたコマンド(ファームウェアデータ取得モード移行)を受信すると、ステップS121において、ファームウェアデータ取得モードに移行される。
ステップS122では、携帯電話200aにより、3GネットワークまたはWiFiネットワークからファームウェアデータが取得される。
ファームウェアデータの取得が完了するとステップS123では、ファームウェアデータ取得完了のコマンド(CBUS制御信号)がテレビジョン装置100aに送信される。そして、ステップS24(図4参照)に移行する(ファームウェア更新モードに移行する)。
一方、テレビジョン装置100a側では、ステップS102において、ファームウェアデータが取得されたか否かが判断される。MHL−HDMI変換ケーブル300によりCBUS制御信号がCEC制御信号に変換されたコマンド(ファームウェアデータ取得完了)が受信されると、ファームウェアデータの取得が完了されたと判断され、待機状態から復帰してステップS103に進む。また、ステップS102において、このコマンド(ファームウェアデータ取得完了)が受信されるまでの間は、ステップS102が繰り返され待機状態が継続される。
ステップS103において、ファームウェア更新モードが再開される。そして、テレビジョン装置100aは、ステップS7(図4参照)に移行する(ファームウェア更新モードに移行する)。
なお、第2実施形態の以降の処理フロー(ステップS7、ステップS24以降の処理)については、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、メモリ206内にファームウェアデータが記憶されていない場合には、3GネットワークまたはWiFiネットワークからファームウェアデータを取得するように3G送受信部201およびWiFi送受信部202を制御するようにCPU205aを構成することによって、携帯電話200aのメモリ206内にファームウェアデータが存在しない場合であっても、3G送受信部201またはWiFi送受信部202がファームウェアデータを自動的に取得することができる。その結果、テレビジョン装置100aのファームウェア更新が中断することを抑制することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、3GネットワークまたはWiFiネットワークからファームウェアデータを取得するように3G送受信部201およびWiFi送受信部202を制御するとともに、テレビジョン装置100aを待機状態に移行するCBUS制御信号をテレビジョン装置100a側に伝送するように制御し、かつ、3G送受信部201またはWiFi送受信部202がファームウェアデータを取得した場合には、テレビジョン装置100aを待機状態から復帰させるCBUS制御信号をテレビジョン装置100側に送信する制御を行うようにCPU205aを構成する。これにより、テレビジョン装置100aが携帯電話200aからファームウェアデータを取得している間はテレビジョン装置100aを待機状態にしておくとともに、携帯電話200aによるファームウェアデータの取得が完了した場合にはテレビジョン装置100aを待機状態から復帰させることができるので、携帯電話200aによりファームウェアデータを取得している間のテレビジョン装置100aの消費電力を低減することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上記第1および第2実施形態では、本発明をテレビジョン装置100(100a)のファームウェア更新システムに適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、テレビジョン装置以外の映像機器のファームウェア更新システムに適用してもよい。
上記第1および第2実施形態では、本発明の携帯通信端末が携帯電話200(200a)である例を示したが、本発明はこれに限られない。携帯通信端末は、外部ネットワークと通信可能であれば携帯電話以外の機器であってもよい。
上記第1および第2実施形態では、本発明の第1インターフェース規格がHDMI規格である例を示したが、本発明はこれに限られない。第1インターフェース規格は、複数の機器間で、音声データ、映像データおよび第1制御信号を伝送して機器間の連携動作を行うことが可能なものであればHDMI規格以外の規格でもよい。
上記第1および第2実施形態では、本発明の第2インターフェース規格がMHL規格である例を示したが、本発明はこれに限られない。第2インターフェース規格は、第1インターフェース規格とは異なるとともに第1インターフェース規格とは相互に互換性を有するものであれば、MHL規格以外の規格でもよい。
上記第1および第2実施形態では、本発明の所定のケーブルがMHL−HDMI変換ケーブル300である例を示したが、本発明はこれに限られない。所定のケーブルは、第1インターフェース規格に対応する信号と第2インターフェース規格に対応する信号とを変換できるとともに、第1接続部と第2接続部とを接続できるものであれば、MHL−HDMI変換ケーブル以外のケーブルであってもよい。
上記第1および第2実施形態では、テレビジョン装置200(200a)に、3G送受信部201とWiFi送受信部202とを設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、3G送受信部とWiFi送受信部とのうちの一方のみを設けてもよいし、3G送受信部およびWiFi送受信部とは異なる他の無線通信部に設けてもよい。
上記第1および第2実施形態では、テレビジョン装置100(100a)のCPU103(103a)および携帯電話200(200a)のCPU205(205a)の処理動作を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限らない。本発明では、映像機器の第1制御部および携帯通信端末の第2制御部の処理動作を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1、1a テレビジョン装置のファームウェア更新システム(映像機器のファームウェア更新システム)
100、100a テレビジョン装置(映像機器)
101 HDMI端子(第1接続部)
107 メモリ(記憶部)
103、103a CPU(第1制御部)
200、200a 携帯電話(携帯通信端末)
201 3G送受信部(無線通信部)
202 WiFi送受信部(無線通信部)
203 MHL端子(第2接続部)
205、205a CPU(第2制御部)
206 メモリ(記憶部)
300 MHL−HDMI変換ケーブル(所定のケーブル)

Claims (8)

  1. 複数の機器間で、音声データ、映像データおよび第1制御信号を伝送して機器間の連携動作を行うことが可能な第1インターフェース規格に対応する第1接続部を含み、少なくとも前記第1接続部を介して伝送されるデータを受信する映像機器と、
    外部ネットワークと通信可能であるとともに前記外部ネットワークから前記映像機器用のファームウェアデータを取得する無線通信部と、前記第1接続部に所定のケーブルを介して接続され、前記第1インターフェース規格とは異なるとともに前記第1インターフェース規格とは相互に互換性を有する第2インターフェース規格に対応する第2接続部とを含み、少なくとも前記無線通信部により前記外部ネットワークから取得したファームウェアデータを前記第2接続部を介して前記映像機器側に伝送する携帯通信端末とを備える、映像機器のファームウェア更新システム。
  2. 前記所定のケーブルは、前記第1接続部により伝送可能な前記第1インターフェース規格に対応する信号と前記第2接続部により伝送可能な前記第2インターフェース規格に対応する信号とを相互に変換するとともに、
    前記映像機器と前記携帯通信端末とが、前記所定のケーブルにより接続されたことに基づいて、前記ファームウェアデータの更新に関する制御が開始されるように構成されている、請求項1に記載の映像機器のファームウェア更新システム。
  3. 前記映像機器は、第1制御部を含み、
    前記携帯通信端末は、第2制御部と、ファームウェアデータを記憶する記憶部とを含み、
    前記第1制御部は、前記携帯通信端末の前記記憶部にファームウェアデータが記憶されているか否かを確認する前記第1制御信号を前記第1接続部を介して前記携帯通信端末側に伝送する制御を行うとともに、
    前記第2制御部は、前記第1接続部を介して伝送された前記第1制御信号が前記所定のケーブルにより変換された第2制御信号に基づいて動作するとともに記憶部内にファームウェアデータが記憶されている場合には、前記記憶部内のファームウェアデータの存在を通知する前記第2制御信号とファームウェアデータとを前記映像機器側に伝送する制御を行うように構成されている、請求項2に記載の映像機器のファームウェア更新システム。
  4. 前記第1制御部は、ファームウェアデータが前記映像機器に伝送された後、ファームウェアの更新処理を実行するように構成されている、請求項3に記載の映像機器のファームウェア更新システム。
  5. 前記第2制御部は、ファームウェアデータが前記記憶部に記憶されていない場合には、外部ネットワークからファームウェアデータを取得するように前記無線通信部を制御するように構成されている、請求項3または4に記載の映像機器のファームウェア更新システム。
  6. 前記第2制御部は、外部ネットワークからファームウェアデータを取得するように前記無線通信部を制御するとともに、前記映像機器を待機状態に移行させる前記第2制御信号を前記映像機器側に伝送するように制御し、かつ、前記無線通信部が外部ネットワークからファームウェアデータを取得した場合には、前記映像機器を待機状態から復帰させる前記第2制御信号を前記映像機器側に送信する制御を行うように構成されている、請求項5に記載の映像機器のファームウェア更新システム。
  7. 前記第1接続部は、HDMI規格に対応するとともに、前記第2接続部は、MHL規格に対応するように構成されているとともに、
    前記所定のケーブルは、HDMIデータとMHLデータとを相互に変換するように構成され、かつ、第1接続部および第2接続部のTMDS伝送路を介してファームウェアデータを伝送するように構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の映像機器のファームウェア更新システム。
  8. 前記携帯通信端末の前記無線通信部は、3GネットワークまたはWiFiネットワークの少なくとも一方に接続可能であり、3GネットワークまたはWiFiネットワークの少なくとも一方からファームウェアデータを取得するように構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の映像機器のファームウェア更新システム。
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