JP2003347262A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003347262A
JP2003347262A JP2002153376A JP2002153376A JP2003347262A JP 2003347262 A JP2003347262 A JP 2003347262A JP 2002153376 A JP2002153376 A JP 2002153376A JP 2002153376 A JP2002153376 A JP 2002153376A JP 2003347262 A JP2003347262 A JP 2003347262A
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Yoshiaki Takeuchi
佳明 竹内
Gen Ebara
玄 江原
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Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ウェハを処理液から離水させる際に、ウェハ
相互が吸着するのを容易に防止する。 【解決手段】 洗浄槽3の液中から複数枚のウェハ2を
収容した治具1を引き上げる半導体装置の製造方法にお
いて、前記処理槽3の少なくとも一側面が外方へ傾斜し
ており、この傾斜面に沿って前記治具1を摺動させて治
具1の引き上げを行なう。上述した構成によれば、治具
1を一定の角度に傾斜させて引き上げを行なうことによ
って、各ウェハ2は自重により夫々のウェハ2の下に位
置する突起に接触し、各ウェハ2の傾き及び間隔が均一
化されてウェハ2の整列状態が整えられ、加えて、ウェ
ハ2が傾斜した状態で上方に引き上げられるため、洗浄
液の抵抗によって各ウェハ2はウェハ2の下に位置する
突起に押圧され、更に整列状態が整えられる。従って、
隣接するウェハ2の吸着を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に、ウェハの洗浄を行なう半導体装置の
製造に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造では、単結晶シリコン
等のウェハに設けられた複数の素子形成領域に、半導体
素子或いは配線パターンを一括して形成して所定の回路
を構成する。こうした素子形成の過程ではウェハに付着
した塵芥・不純物或いは不用な薬液等の種々の異物を除
去するためにウェハの洗浄処理が行なわれている。
【0003】このウェハ洗浄では複数枚のウェハを治具
に収容し、治具を洗浄装置の処理槽内にセットし、処理
槽の底面から噴出する洗浄水によって、収容したウェハ
を洗浄し、洗浄が終了するとウェハを収容した状態で治
具を引き上げて乾燥等の次の工程に搬送する。
【0004】図1は治具1を示す平面図であり、図2は
そのa‐a線に沿った縦断面図である。ウェハ2は治具
1の内側面に複数並設された突起1a間にウェハ2の縁
部を位置させて、この突起1aによって各ウェハ2の移
動を規制することによって、夫々のウェハ2を略垂直の
状態に支持している。
【0005】こうした治具1では、例えば150mm径
のウェハ2を収容する治具では、対向する内側面の間隔
は153.42mm、治具1全体の高さは164mmで
あり、内側面に高さは11.18mmの突起1aが4.
76mmのピッチにて設けられており、突起1aは先端
に向かって幅が狭くなり、このため隣接する突起1aが
9.13度の角度θをなして突起1a間の間隔は内側面
では1.52mmと狭くなっており、この夫々の突起1
a間にウェハ2を収容し治具全体では25枚のウェハを
収容することが可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】半導体装置を薄型化す
るために、近年ではウェハに裏面研磨を施してウェハを
160μm〜200μm程度の厚さに薄型化する場合が
あり、将来的には更に50μm〜80μm程度の厚さと
することが考えられる。
【0007】しかしながら前記治具の突起は300μm
〜500μm程度の厚いウェハを想定して設けられてお
り、このように薄型化されたウェハでは、突起に支持さ
れた状態で突起とウェハの縁部との間の隙間が大きくな
るために、ウェハが治具内にて突起間の範囲で移動し又
傾斜するのを許容することになり、移動・傾斜の範囲は
ウェハが薄型化するほど広くなる。
【0008】また、ウェハの薄型化により必然的にウェ
ハの強度が低下し、湾曲等の変形が容易になるが、治具
の突起はウェハの摺動等によってウェハを損傷させる或
いはウェハから発塵するのを防止するために最小限の接
触面積に抑えられておりウェハのごく一部が接触する構
成となっているために、突起によってウェハの変形を防
止することが難しく、ウェハが薄型になるほど湾曲は容
易になる。
【0009】こうしたウェハの移動・傾斜或いは湾曲に
よって隣接するウェハが相互に接触或いは接近すること
になり、例えば洗浄処理では、治具に収容されたウェハ
を洗浄液から引き上げる際に、ウェハに付着した洗浄液
の表面張力によって接触或いは近接したウェハが相互に
吸着してしまうことがある。
【0010】こうした吸着は、200μm以下の厚さの
ウェハで発生が顕著になり、一旦吸着したウェハは密着
状態となるため、大気中では引き離すのが難しく、密着
状態でウェハが擦れて損傷する或いは薄いウェハでは強
度が低下しているのでウェハが割れて破損しまう等の問
題が生じる。
【0011】こうしたウェハの密着を防止するために
は、ウェハ間の間隔及び向き等の整列状態を整えながら
引き上げる必要があるために、作業者の習熟度・技量に
よって大きな差が生じてしまう。このため、作業者の技
量に頼ることなくウェハの密着を防止するために、治具
に収容するウェハの枚数を減らしてウェハ相互の間隔を
広げる方法も採られているが、この方法では処理するウ
ェハの数量が減少しスループットが低下する。
【0012】本発明の課題は、これらの問題点を解決
し、ウェハを洗浄液等の処理液から離水させる際にウェ
ハが相互に吸着するのを防止することが容易な技術を提
供することにある。本発明の前記ならびにその他の課題
と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって
明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。処理槽の液中から複数枚のウェハ
を収容した治具を引き上げる半導体装置の製造方法にお
いて、前記処理槽の少なくとも一側面が外方へ傾斜して
おり、この傾斜面に沿って前記治具を摺動させて治具の
引き上げを行なう。
【0014】上述した本発明によれば、治具を一定の角
度に傾斜させて引き上げを行なうことによって、各ウェ
ハは自重により夫々のウェハの下に位置する突起に接触
し、各ウェハの傾き及び間隔が均一化されてウェハの整
列状態が整えられ、加えて、ウェハが傾斜した状態で上
方に引き上げられるため、洗浄液の抵抗によって各ウェ
ハはウェハの下に位置する突起に押圧され、更に整列状
態が整えられる。従って、隣接するウェハの吸着を防止
することができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態を説明する。な
お、実施の形態を説明するための全図において、同一機
能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図3は、本発明
の一実施の形態に用いるウェハの洗浄装置を示す平面図
であり、図4はそのa‐a線に沿った縦断面図である。
ウェハ2を収容した治具1がセットされる洗浄槽3は、
ポリ塩化ビニル(PVC)等の透明な樹脂を用い4側面及
び底面が接着或いは溶接により接合されて上面が開放さ
れた水密状態になっている。
【0017】洗浄槽3には、純水等の洗浄液が底面に接
続された供給管4から供給され、拡散板5によって分散
され、整流板6によって一様な流れとなった洗浄液が洗
浄槽3の下部からウェハ2に沿って洗浄槽3の上部へと
流れていく過程でウェハ2の表面を洗浄し、ウェハ2に
付着した異物を除去し、洗浄槽3の側面上端の切欠きか
ら流出する。
【0018】治具1は整流板6によってその下面が支持
されており、ウェハ2に沿って洗浄液を流すために、整
流板6は洗浄槽3の前方へ水平から5度程度傾斜してお
り、このためウェハ2も垂直から5度程度傾いた状態で
洗浄が行なわれる。
【0019】本実施の形態の洗浄装置では、洗浄槽3の
4側面の一側面である前面が外方に傾斜させてあり、こ
の前面の内側面に治具1の正面を接触させた状態で、内
側面に沿って治具1を摺動させることによって、一定の
角度に治具1を保って引き上げを行なう。このため洗浄
槽3の前面の内側面には治具1の摺動を容易にするため
にポリ四フッ化エチレン(PTFE)等の摩擦係数が低い
樹脂を用いた引き上げガイド7が取り付けてある。
【0020】本発明者等は洗浄槽3の前面の傾斜角を変
えて引き上げる実験を行なったが、ウェハ2が垂直から
30度以上望ましくは40度程度に傾いた状態で引き上
げを行なうと良好な整列状態が得られることが判明し
た。しかし、洗浄槽3前面を全面的に40度傾けたので
は、洗浄槽3の前面の上端が装置底面から大きく張り出
すことになり装置の占有面積であるフットプリントが著
しく増加してしまう。
【0021】そこで本実施の形態では、底面から連続す
る下部斜面3aではウェハ2が水中を移動するために表
面張力が生じないので角度を垂直から20度程度に抑
え、下部斜面3aに連続しウェハ2が離水する上部斜面
3bの角度を30度以上具体的には垂直から40度の傾
斜とする。このように前面を2段階に傾斜させることに
よって、洗浄装置の占有面積の増加を抑制し、加えて、
2段階に傾斜させてウェハ2の角度の変化を緩やかにす
ることによって、角度の変化に伴う洗浄液の抵抗により
ウェハ2の整列状態が乱れるのを防止することができ
る。
【0022】続いて、本実施の形態の洗浄処理における
治具の引き上げについて、図5乃至図11を用いて説明
する。半導体装置例えばパワーMISFET(Metal Insu
lator Semiconductor Field Effect Transistor)では、
様々な処理が加えられて素子が形成されるが、その過程
での破損を防止するためにウェハには適度な厚さが必要
であり550μmの厚さのウェハを用いているが、素子
及び配線層が形成され保護絶縁膜及びそのコンタクト孔
の形成が終わり主面側の処理が終了した後に、裏面研削
処理が行なわれ160μm程度に薄型化され、研削され
た半導体基板裏面にドレイン電極が形成される。本実施
の形態ではこうした裏面研削後の洗浄処理を例にして説
明する。
【0023】図5にフロー図を示すように、洗浄処理に
先立って、裏面研削処理が行なわれ、裏面研削では、ゲ
ート電極及びソース電極が形成されたウェハ2の主面側
に、ワックス等によって石英ガラス基板を貼り付けた状
態でウェハ2を支持して裏面を研磨し、ウェハ2を16
0μm程度に薄層化した後に、研磨による歪みをとるた
めのエッチングを行なう。
【0024】裏面研磨の終了したウェハは、所定数量ご
とに治具1に収容され洗浄装置に搬送される。洗浄装置
では、先ず図6に示すように、ウェハ2を収容した治具
1が洗浄槽3にセットされた状態でウェハの洗浄が行な
われ、底面に接続された供給管4から供給された純水等
の洗浄液が、拡散板5によって分散され、整流板6によ
って一様な流れになって、洗浄槽3の下部からウェハ2
に沿って洗浄槽3の上部へと流れていく過程でウェハ2
の表面を洗浄し、ウェハ2に残留する研磨剤或いは研磨
片等の異物を除去し洗浄槽3の側壁上端の切欠きから流
出する。
【0025】本実施の形態では、洗浄槽3の前面が2段
階に傾斜しており、洗浄が終了すると、引き上げのため
にハンドル1bを取り付けた治具1の正面下部をを洗浄
槽3前面の下部斜面3aに接触させる。
【0026】次に、図7に示すようにウェハ2が傾斜面
に対して略水平となる状態に治具1を傾けて治具1の正
面を洗浄槽3前面の下部斜面3aに接触させ、この下部
斜面3aに沿って治具1を摺動させて、ウェハ2の整列
状態を目視により観察しながらゆっくりと引き上げる。
この段階でウェハ2の整列状態が整わない場合には、下
部斜面3aに沿ってゆっくりと治具1を上下動させるこ
とによって整列状態を修正することができる。
【0027】引き上げによってウェハ2の端部が離水を
始める状態で、図8に示すように下部斜面3aと上部斜
面3bとの角度変化点を支点として治具1を回転させ
て、治具1の正面を上部斜面3bに接触させて治具1を
垂直から40度傾斜させ、この傾斜角を保って上部斜面
に沿って治具1を摺動させて、引き上げを行なう。
【0028】引き上げは、ウェハ2の整列状態を目視に
より観察しながらゆっくりと更に引き上げを行ない、図
9に示すようにウェハ2を洗浄液から離水させる。この
段階でウェハ2の整列状態が整わない場合には、洗浄液
中で上部斜面3bに沿ってゆっくりと治具1を上下動さ
せることによって整列状態を修正する。
【0029】本実施の形態では、治具1を一定の角度に
傾斜させて引き上げを行なうことによって、各ウェハ2
は自重により夫々のウェハ2の下に位置する突起に接触
し、各ウェハ2の傾き及び間隔が均一化されてウェハ2
の整列状態が整えられる。また、ウェハ2が傾斜した状
態で上方に引き上げられるため、洗浄液の抵抗によって
各ウェハ2はウェハ2の下に位置する突起に押圧され、
更に整列状態が整えられる。
【0030】上部斜面3bに沿った摺動によってウェハ
2の離水が略完了すると、図10に示すように、治具1
を治具1正面の下辺を支点として回転させ垂直から15
度程度の傾斜に戻してから、図11に示すように治具1
の底部を離水させて引き上げを終了する。この際に引き
上げガイド7の上端に治具1正面の下辺が到達すると離
水が略完了するように引き上げガイド7の位置を設定し
てあるので、引き上げガイド7が離水の目印として機能
し、加えて前記下辺を支点として回転させる際に、上部
斜面3bと引き上げガイド7との角部に治具1の前記下
辺が位置するので治具1の回転を一定の位置で確実に行
なうことができる。
【0031】引き上げた治具1は、この後に例えばスピ
ンドライヤを用いた乾燥等を経て研磨された裏面にドレ
イン電極を形成する次の工程に搬送されるが、その際に
乾燥して吸着が生じなくなるまでは、ウェハ2の整列状
態を維持する必要がある。このために治具1を垂直から
15度程度の少し傾けた状態に保つことが望ましい。
【0032】しかし、一定の角度で傾斜を維持すること
は、水平を維持する場合と比較して感覚的に難しく、加
えて傾斜させるために余分な力を必要とする。このた
め、図11に示す治具受け8には水平から15度程度の
傾斜をつけた支持面9を設けてあり、この支持面9によ
って治具1の下面を支持して治具1の傾斜を維持し、治
具受け8自体は水平の状態で搬送する。
【0033】なお、本実施の形態では、洗浄槽3の前面
を2段階に傾斜させたが、前面の下部斜面3aの傾斜を
15度、上部斜面3bの傾斜を30度程度に抑えて2段
階の傾斜とし、装置の設置面積を減少させることも可能
であり、前面の傾斜を30度程度に抑えて1段階の傾斜
とし、洗浄装置を簡略化することも可能である。
【0034】(実施の形態2)図12及び図13は、本
発明の他の実施の形態に用いるウェハの洗浄装置を示す
縦断面図である。本実施の形態では、治具1の引き上げ
時のみ、図13に示すように、洗浄槽3全体が回転し、
その前面が垂直から40度程度傾斜する構成となってお
り、傾斜した洗浄槽3の前面に沿って、前述した実施の
形態の場合と同様に治具1を摺動させて、治具1の引き
上げを行なう。
【0035】本実施の形態では、引き上げ時のみ洗浄槽
3が回転するために、通常は図12に示すように従来の
装置と設置面積自体は従来の装置と略同じである、この
ため設置面積を考慮して2段階に傾斜させる必要性が薄
く、治具1の正面を前面に取り付けられた引き上げガイ
ド7に接触させて、そのまま洗浄槽3を回転させ、洗浄
槽3前面を40度に傾けた状態で、治具1の引き上げを
開始することが可能である。
【0036】ウェハは同時取得数の増加によって単位コ
ストを低減させるために大径化が進められており、現在
300mm径ウェハの採用が進められている。しかしな
がら、このようにウェハを大径化する場合には、径の増
大に相応した厚さの増加が伴わないために、同等の条件
を想定した場合に300mm径ウェハではより変形し易
くなり、ウェハの吸着はより深刻な問題となる。加え
て、ウェハが300mm径になるとウェハの総重量が過
大になり手動による引き上げが難しくなり自動化が望ま
れている。
【0037】本実施の形態に用いた洗浄装置では、2段
階の傾斜が不要なため引き上げの操作が単純化されてい
るので、洗浄槽3の制御と合せて、引き上げを自動化す
るのが容易であり、これらの問題に対して良い解決策と
なるものと考えられる。なお、本実施の形態では、処理
槽3の前面のみを、その傾斜を変えられる可動式とする
構成としても実施が可能である。
【0038】以上、本発明を、前記実施の形態に基づき
具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 (1)本発明によれば、ウェハの整列状態を整えて治具
を洗浄水から離水させることができるという効果があ
る。 (2)本発明によれば、上記効果(1)により、隣接す
るウェハの吸着を防止することができるという効果があ
る。 (3)本発明によれば、上記効果(2)により、ウェハ
の損傷或いは破損を防止することができるという効果が
ある。 (4)本発明によれば、上記効果(3)により、ウェハ
の歩留りが向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄処理に用いる治具を示す平面図である。
【図2】図1中のa−a線に沿った縦断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に用いられる洗浄装置を
示す平面図である。
【図4】図3中のa‐a線に沿った縦断面図である。
【図5】本実施の形態の洗浄処理を示すフロー図であ
る。
【図6】本実施の形態の洗浄処理の手順を説明する図で
ある。
【図7】本実施の形態の洗浄処理の手順を説明する図で
ある。
【図8】本実施の形態の洗浄処理の手順を説明する図で
ある。
【図9】本実施の形態の洗浄処理の手順を説明する図で
ある。
【図10】本実施の形態の洗浄処理の手順を説明する図
である。
【図11】本実施の形態の洗浄処理の手順を説明する図
である。
【図12】本発明の他の実施の形態に用いられる洗浄装
置を示す縦断面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態に用いられる洗浄装
置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…治具、1a…突起、1b…ハンドル、2…ウェハ、
3…洗浄層、3a…下部斜面、3b…上部斜面、4…供
給管、5…拡散板、6…整流板、7…引き上げガイド、
8…治具受け、9…支持面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江原 玄 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5F031 CA02 DA03 FA03 FA12 FA18 HA72 MA23 PA20 PA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽の液中から複数枚のウェハを収容
    した治具を引き上げる半導体装置の製造方法において、 前記処理槽の少なくとも一側面が外方へ傾斜しており、
    この傾斜面に沿って前記治具を摺動させて治具の引き上
    げを行なうことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ウェハが傾斜面に対して略水平の状
    態で引き上げを行なうことを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ウェハを垂直から30度以上傾斜さ
    せた状態で処理槽の液中から離水させることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記傾斜面の傾斜が2段階になっている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に
    記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記傾斜面には摩擦係数が低い樹脂を用
    いた引き上げガイドが取り付けてあることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の半導体装置
    の製造方法。
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