JP2003347116A - 電柱等に対する取付け用磁石 - Google Patents

電柱等に対する取付け用磁石

Info

Publication number
JP2003347116A
JP2003347116A JP2002149443A JP2002149443A JP2003347116A JP 2003347116 A JP2003347116 A JP 2003347116A JP 2002149443 A JP2002149443 A JP 2002149443A JP 2002149443 A JP2002149443 A JP 2002149443A JP 2003347116 A JP2003347116 A JP 2003347116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
casing
main body
aluminum foil
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002149443A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yotsugi
博由樹 代継
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002149443A priority Critical patent/JP2003347116A/ja
Publication of JP2003347116A publication Critical patent/JP2003347116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電柱の腕木等に鳥除け具を取付ける場合に用
いられる磁石の吸着面に錆びが発生することを防止する
ことである。 【解決手段】 皿型のケーシング2の内部に磁石本体3
を収納固定し、該磁石本体3をケーシング2の開放面か
ら露出させて吸着面となし、その開放面と反対側のケー
シング2の面に鳥除け具を固定するようにした電柱等に
対する取付け用磁石において、上記磁石本体3の吸着面
にアルミ箔7を貼り付けてカバーすることにより、磁石
本体3が雨水に接触することを防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電柱、鉄塔の本
体部分又は腕木に鳥除け具等の各種器具を取付けるため
に用いられる取付け用磁石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電柱に鳥除け具を取付ける場合に、鳥除
け具の基板に固定した磁石により、電柱の腕木に吸着固
定させる手段は、従来から知られている(例えば、特開
平9−322697号公報、特開平9−322698号
公報等参照)。この場合の磁石は、皿型のケーシングの
内部に扁平型の磁石本体を収納固定し、該磁石本体をケ
ーシングの開放面から露出させて吸着面となし、その開
放面と反対側のケーシングの面に鳥除け具を固定するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような磁石を用
いて鳥除け具等の部材を電柱等に取付ける使用に供した
場合、使用の期間がある程度長期に及ぶと、風雨にさら
される結果、磁石本体の吸着面に錆びが発生し、磁石本
体の吸着固定性能が次第に劣化する問題がある。
【0004】そこで、この発明は、上記のようにケーシ
ングに収納された磁石本体の吸着面における錆びの発生
を防止することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、皿型のケーシングの内部に扁平型の
磁石本体を収納固定し、該磁石本体をケーシングの開放
面から露出させて吸着面となし、その開放面と反対側の
ケーシングの面に所要の部材を固定してなる電柱等に対
する取付け用磁石において、上記磁石本体の吸着面にア
ルミ箔を貼り付けた構成を採用した。
【0006】上記の構成によると、磁石本体の吸着面が
アルミ箔により、空気や雨水等から遮断されるため、錆
びの発生が防止される。
【0007】また、上記磁石の中心部に上記ケーシング
の取付け穴に通じた貫通穴を設け、上記アルミ箔の外周
縁を上記ケーシングに貼り付けるとともに、該アルミ箔
の内周縁を上記貫通穴の内側に所要寸法だけ迫り出して
設けた構成を採用することができる。このように構成す
ると、磁石本体の外周部分はアルミ箔の外周縁をケーシ
ングに貼り付けることによりカバーされ、防錆される。
また、磁石本体の貫通穴の部分は、アルミ箔の内周縁が
所要寸法内側に迫り出すことにより、貫通穴近辺の吸着
面における錆びの発生が防止される。
【0008】なお、上記ケーシングの側壁の高さを上記
磁石本体の厚みより若干大きく形成した構成を採用する
ことができる。このように構成すると、磁石本体の面が
直接腕木等の相手部材に吸着せず、その外周のケーシン
グの側壁端面が相手部材に吸着する。このため、磁石の
露出面の平坦度が低くても、ケーシング側壁端面の平坦
度が精度良く仕上げられていると、相手部材との間に隙
間が発生することなく、強い吸着力が発揮される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態について説明する。図1から図3に示した
第1実施形態は、鳥除け具取付け用の磁石1に関するも
のである。この磁石1は、円形皿型のケーシング2内に
円板型の磁石本体3を収納し、接着により固定したもの
であり、磁石本体3の片面は外部に露出する。ケーシン
グ2は、鉄にクロムメッキを施した金属により形成さ
れ、円板周縁に側壁4を形成し、中心部分に取付け穴5
を設けたものである。
【0010】磁石本体3の厚さは、上記側壁4の内面高
さより若干の寸法aだけ小さく形成される(図2(b)
参照)。これにより、磁石本体3の露出面が直接相手部
材としての腕木21(図3参照)に接触することがな
く、ケーシング2の側壁4の端面が接触する。また、磁
石本体3の直径もその全周にわたり若干のすき間bが生
じる程度に小さく形成され、ケーシング2に収納する作
業がラフな精度で行えるようにしている。磁石本体3の
中心部には、前記の取付け穴5より大径の貫通穴6が設
けられる。この貫通穴6はナット18(図1参照)を嵌
入して工具で保持できる作業ができる程度の大きさに形
成され、取付け穴5と同心又はほぼ同心状態になるよう
磁石本体3の位置が設定される。このとき、上記のすき
間bの存在により、ラフな位置合わせができる。
【0011】上記の磁石本体3の露出面と、その外周の
ケーシング2の側壁4の端面に、アルミ箔7が貼り付け
られる。アルミ箔7は、側壁4の外径より大きな外径を
有し、側壁4の外周面に折り返される。符号8はその折
り返し部を示す。アルミ箔7の中心部には、前記の貫通
穴6より若干小径の中心穴9が設けられる。中心穴9と
貫通穴6の径の差分として、貫通穴6の内側に全周にわ
たり幅cの迫り出し部11が設けられる。この迫り出し
部11は、内側に折り込むことなく、平坦なままに残す
か、破れを生じない範囲で軽く折り込む(図2(a)の
一点鎖線参照)。
【0012】上述の磁石1に取付けられる鳥除け具12
は、図1に示すように、プラスチック製の基板13上
に、中心の棒状部材14に対し、両側の棒状部材15、
15を左右両側に傾斜させて立て、これらの各棒状部材
14、15の上端間に連結部材16、16を傾斜状に設
けたものである。
【0013】上記の鳥除け具12は、その基板13に挿
通したボルト17を前記磁石1の取付け穴5から貫通穴
6に通し、その貫通穴6の内部でナット18により締め
付けることにより、磁石1と一体化される。
【0014】図3は、上記のようにして磁石1と一体化
された鳥除け具12を、電柱19の腕木21の上面に磁
石1を吸着させることにより固定した状態を示してい
る。この状態で、磁石1は、その磁石本体3の露出面側
がアルミ箔7を介して吸引されるが、前述のように、磁
石本体3の露出面はケーシング1の側壁4よりaだけ凹
入しているので、腕木21に対してはその側壁4の端面
がアルミ箔7を介して接触する。
【0015】上記磁石1の外周面においては、アルミ箔
7の折り返し部8とこれに連続した部分が側壁4の端面
及び磁石本体3の端面に密着することにより、雨水の浸
入が防止されるとともに、空気との接触が遮断され、防
錆効果が発揮される。また、内周部においては、アルミ
箔7の迫り出し部11の存在により、雨水が貫通穴6の
内部まで浸入することが避けられ、この部分においても
防錆効果が発揮される。
【0016】次に、図4から図7に示した第2実施形態
は、取付け器具22を用いて鳥除け具12を電柱19の
腕木21に取付ける場合の例である。取付け器具22
は、頂部23の両端に下向きの脚部24,24を設け、
その脚部24、24の途中に取付け部25を左右に両方
に突き出して設け、さらに、各脚部24、24の先端部
に同心状の穴26、26を設けている。この穴26、2
6に挿通される脱落防止ピン27が別に用意される。
【0017】図5に示すように、鳥除け具12は頂部2
3の穴28を利用してボルト29とナット31により固
定される。また、取付け部25の下面に一対の磁石1,
1が取付けられる(図7参照)。これらの磁石1、1の
構造は前述のものと同様に、皿型のケーシング2に扁平
な円板状の磁石本体3を収納したものであり、ケーシン
グ2の側壁4から磁石本体3の貫通穴6に至る範囲にア
ルミ箔7を貼り付け、また、その貫通穴6の開口部分に
迫り出し部11を設けている。
【0018】上記のケーシング2の中央部に、内方に膨
らんだ膨出部36が設けられ、その膨出部36に挿通し
た木ネジ37を、取付け部25の下面に螺入することに
より各磁石1を固定している。
【0019】図6は上記の取付け器具22を電柱19の
腕木21に取付けた状態を示している。磁石1、1が腕
木21の上面に吸着するようにこの取付け器具22を腕
木21に装着したのち、脱落防止ピン27を穴26、2
6に挿通する。この脱落防止ピン27は先端部に抜け止
め突起32が設けられ、他端部に抜け止め用の把持部3
3が設けらたものである。
【0020】上記のような取付け器具22を用いて鳥除
け具12、その他の部材を取付ける場合においても、磁
石1、1はその露出面がアルミ箔7によりカバーされる
ので、前記の第1実施形態の場合と同様の作用により錆
びの発生が防止される。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、ケー
シングに収納された磁石本体の露出面がアルミ箔により
カバーされるので、電柱等に取付けた場合において、雨
水が磁石本体に接触することが避けられる。これによ
り、磁石本体における錆びの発生を有効に防止すること
ができ、長期にわたり安定した吸着力を発揮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の使用状態の断面図
【図2】(a)同上の拡大断面図 (b)同上の一部拡大断面図 (c)同上の分解斜視図
【図3】同上の使用状態の正面図
【図4】第2実施形態の取付け器具の分解斜視図
【図5】同上の使用状態の斜視図
【図6】同上の使用状態の断面図
【図7】同上の拡大断面図
【符号の説明】
1 磁石 2 ケーシング 3 磁石本体 4 側壁 5 取付け穴 6 貫通穴 7 アルミ箔 8 折り返し部 9 中心穴 11 迫り出し部 12 鳥除け具 13 基板 14 棒状部材 15 棒状部材 16 連結部材 17 ボルト 18 ナット 19 電柱 21 腕木 22 取付け器具 23 頂部 24 脚部 25 取付け部 26 穴 27 脱落防止ピン 28 取付け穴 29 ボルト 31 ナット 32 抜け止め突起 33 把持部 36 膨出部 37 木ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皿型のケーシングの内部に扁平型の磁石
    本体を収納固定し、該磁石本体をケーシングの開放面か
    ら露出させて吸着面となし、その開放面と反対側のケー
    シングの面に所要の部材を固定してなる電柱等に対する
    取付け用磁石において、上記磁石本体の吸着面にアルミ
    箔を貼り付けたことを特徴とする電柱等に対する取付け
    用磁石。
  2. 【請求項2】 上記磁石本体の中心部に上記ケーシング
    の取付け穴に通じた貫通穴を設け、上記アルミ箔の外周
    縁を上記ケーシングに貼り付けるとともに、該アルミ箔
    の内周縁を上記貫通穴の内側に所要寸法だけ迫り出して
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の電柱等に対す
    る取付け用磁石。
  3. 【請求項3】 上記ケーシングの側壁の高さを上記磁石
    本体の厚みより若干大きく形成したことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の電柱等に対する取付け用磁石。
JP2002149443A 2002-05-23 2002-05-23 電柱等に対する取付け用磁石 Pending JP2003347116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002149443A JP2003347116A (ja) 2002-05-23 2002-05-23 電柱等に対する取付け用磁石

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002149443A JP2003347116A (ja) 2002-05-23 2002-05-23 電柱等に対する取付け用磁石

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003347116A true JP2003347116A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29767614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002149443A Pending JP2003347116A (ja) 2002-05-23 2002-05-23 電柱等に対する取付け用磁石

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003347116A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030458A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Kumakura Industry Co Ltd 動物除け
JP2011030630A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Hochiki Corp 消防用設備装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030458A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Kumakura Industry Co Ltd 動物除け
JP2011030630A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Hochiki Corp 消防用設備装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2482389A1 (en) Molded product assembly and fastener
CA2413561A1 (en) Stator structure for a rotation detector
JP2003347116A (ja) 電柱等に対する取付け用磁石
US20070071438A1 (en) Handheld electronic device including a rotatable camera unit
JP4221908B2 (ja) アンテナ支持機構
JPH10284317A (ja) 連結部の構造
JPS605047B2 (ja) 係合具
JP2001278145A (ja) 自転車用照明器具
JP2020124069A (ja) アダプタ付き振動発電装置、振動発電装置キット、振動発電装置の装着構造、振動発電装置およびアダプタ
JP2005347294A (ja) 筐体の取付け構造
JPH0345374Y2 (ja)
JP2005285362A (ja) ダウンライト
JPH0710547Y2 (ja) 電気部品の取付具
JP2003162992A5 (ja)
JPH11270625A (ja) 支持用ダンパを備えた支持装置
JP3393628B2 (ja) 回路基板用コネクタの取付装置
JPH0550137U (ja) 座金付ナット
JP3614284B2 (ja) 電子機器の防水構造
JPH05234802A (ja) 電装部品取付装置
JP3915687B2 (ja) 密閉構造および照明器具
JPS59657Y2 (ja) 取付装置
JPS5918712Y2 (ja) 電線束クランプ
JP2581647Y2 (ja) 照明器具
JPH0626121U (ja) コード用グロメット
JP2540005Y2 (ja) 車両のサイドリフレクタ取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080513