JP2003346387A - ディスク媒体及びこのディスク媒体に残量表示を記録する光ディスク装置、及び残量表示を記録する記録方法 - Google Patents

ディスク媒体及びこのディスク媒体に残量表示を記録する光ディスク装置、及び残量表示を記録する記録方法

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JP2003346387A
JP2003346387A JP2002151777A JP2002151777A JP2003346387A JP 2003346387 A JP2003346387 A JP 2003346387A JP 2002151777 A JP2002151777 A JP 2002151777A JP 2002151777 A JP2002151777 A JP 2002151777A JP 2003346387 A JP2003346387 A JP 2003346387A
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Masaki Morikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク媒体を光ディスク装置に装着させず
に、ディスク媒体の記録可能な領域の残量を目視により
簡単に把握することができるディスク媒体、及びこのデ
ィスク媒体に残量表示を記録する光ディスク装置及び残
量表示を記録する記録方法を提供する。 【解決手段】 トラックが形成されたディスクに光ビー
ムを照射してデータを記録再生する光ディスク装置にお
いて、ディスク61に対物レンズ70を介して光ビーム
を照射するピックアップ65と、このピックアップ65
をディスク61の半径方向に移動させる第1の移動手段
68と、記録容量の残量を示すための目盛り15の位置
情報を記憶するメモリ99と、この位置情報に基づいて
トラックの接線方向に対物レンズ70を移動させる第2
の移動手段98と、第1の移動手段及び第2の移動手段
によってディスク61の半径方向及び接線方向に目盛り
線17が形成されるよう制御する制御手段90とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機色素材料や相変
化材料を用いた記録可能な光ディスク媒体に関し、特に
光ディスク媒体中の記録可能な領域に残量表示を記録す
る光ディスク装置及び光ディスク媒体に残量表示を記録
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク媒体は大容量のデータを記録
再生する手段として盛んに開発が行われている。これま
での記録可能な光ディスク媒体は、コンピュータ用途に
おけるデータのバックアップ等に広く使用されてきた
が、大容量化に伴い従来のコンピュータ用途だけでな
く、映像や音楽データの記録にも使用されるようになっ
てきた。
【0003】映像や音楽データの記録を行う際に、その
場でリアルタイムにデータの記録を行う場合には記録領
域が不足すれば、未記録のディスクと交換すれば良い
が、例えば1倍速や2倍速で数時間の記録を行う場合
や、予約タイマーをセットして記録を行う場合には、使
用する光ディスク媒体の記録可能な残り時間を把握して
おくことが必要である。
【0004】このような要求に対して、例えばビデオカ
セットテープでは、カートリッジの透明領域から2本の
シャフトに巻き付いているテープが見えるので、2本の
シャフトにそれぞれ巻き付いているテープ量の差から記
録可能な残り時間を見積もることができる。
【0005】ユーザーはこの情報から、実際にビデオデ
ッキにカセットテープを装着して再生を行わなくても、
所望のデータの記録をこのカセットテープで行うのか、
未使用の新しいカセットテープを使用するかの判断をす
ることができる。
【0006】このような要求は光ディスク媒体において
も同様にあり、記録を行おうとしている光ディスク媒体
にどれだけの記録可能な領域が残されているのかを簡単
に把握できる環境が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、光ディスク媒体にどれだけの記録可能な領域が残さ
れているのかを知るためには、一度光ディスク媒体を光
ディスク装置に装着して所定の領域を再生しなければな
らず、光ディスク媒体の再生が始まるまでの立ち上がり
時間や、残り時間が足りないと分かった際に光ディスク
媒体を光ディスク装置から取り出すまでの立下り時間が
必要となり、調べるディスクの枚数が多いほど時間もか
かり、効率的ではなかった。
【0008】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めに成されたものであり、光ディスク媒体を光ディスク
装置に装着させることなしに、光ディスク媒体の記録可
能な領域の残量を目視により簡単に把握することができ
る光ディスク媒体、及びこの光ディスク媒体に残量表示
を記録する光ディスク装置及び残量表示を記録する記録
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、データが記録される記録面を有する
ディスク媒体において、前記記録面の表面に記録容量の
残量を目視可能に表示する残量表示部を有し、この残量
表示部は前記ディスク媒体の半径方向に沿って延長され
た線上に形成されることを特徴とする。
【0010】上記の構成により、光ディスク装置にディ
スクを挿入することなく記録容量の残量を反射率の違い
から目視により確認することができる。この発明は、上
記の目的を達成するために、同心円状または螺旋状に形
成されたトラックを有するディスク媒体に光ビームを照
射してデータを記録再生する光ディスク装置において、
前記ディスク媒体に対物レンズを介して前記光ビームを
照射するピックアップと、このピックアップを前記ディ
スク媒体の半径方向に移動させる第1の移動手段と、前
記ディスク媒体の記録容量の残量を示すための目盛りの
位置情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段によって
記憶された前記位置情報に基づいて、前記トラックの接
線方向に前記対物レンズを移動させる第2の移動手段
と、前記第1の移動手段及び第2の移動手段によって前
記ディスク媒体の半径方向及び接線方向に目盛り線が形
成されるよう制御する制御手段とを具備することを特徴
とする。
【0011】上記の構成により、ディスクの半径方向に
ピックアップを移動させながら、目盛りの位置情報に応
じて対物レンズをトラックの接線方向に移動させること
で、ディスクの記録面に残量を示す目盛り線を形成する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明が適用
される光ディスク装置100の構成を示すブロック図で
ある。光記録媒体としての光ディスク61の表面にはス
パイラル状にランドトラック及びグルーブトラックが形
成されており、このディスク61はスピンドルモータ6
3によって回転駆動される。なお、この光ディスク61
は、有機色素材料や相変化材料を用いた記録可能なディ
スクを想定している。
【0013】光ディスク61に対する情報の記録、再生
は、光ピックアップ65によって行われる。光ピックア
ップ65は、スレッドモータ66とギアを介して連結さ
れており、このスレッドモータ66はスレッドモータ制
御回路68により制御される。
【0014】スレッドモータ制御回路68に速度検出回
路69が接続され、この速度検出回路69により検出さ
れる光ピックアップ65の速度信号がスレッドモータ制
御回路68に送られる。スレッドモータ66の固定部
に、図示しない永久磁石が設けられており、駆動コイル
67がスレッドモータ制御回路68によって励磁される
ことにより、光ピックアップ65が光ディスク61の半
径方向に移動する。
【0015】光ピックアップ65には、図示しないワイ
ヤ或いは板バネによって支持された対物レンズ70が設
けられる。対物レンズ70は駆動コイル72の駆動によ
りフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が
可能で、又駆動コイル71の駆動によりトラッキング方
向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能であ
る。さらに、対物レンズ70は駆動コイル97の駆動に
より光ディスク61のトラック接線方向(光ディスクの
半径方向と直交する方向)への移動が可能である。
【0016】変調回路73は情報記録時にホスト装置9
4からインターフェース回路93を介して供給されるユ
ーザデータを、例えば8−14変調(EFM)してEF
Mデータを提供する。レーザ制御回路75は情報記録時
(マーク形成時)に、変調回路73から供給されるEF
Mデータに基づいて、記録用信号を半導体レーザダイオ
ード79に提供する。又、レーザ制御回路75は情報読
取り時に、前記記録用信号より小さい読取り用信号を半
導体レーザダイオード79に提供する。
【0017】半導体レーザダイオード79はレーザ制御
回路75から供給される信号に応じてレーザ光を発生す
る。半導体レーザダイオード79から発せられるレーザ
光は、コリメータレンズ80、ハーフプリズム81、対
物レンズ70を介して光ディスク61上に照射される。
光ディスク61からの反射光は、対物レンズ70、ハー
フプリズム81、集光レンズ82、およびシリンドリカ
ルレンズ83を介して、光検出器84に導かれる。
【0018】光検出器84は、4分割の光検出セル84
a〜84dから成る。光検出セル84a〜84dの出力
信号は、電流/電圧変換用のアンプ85a〜85d、加
算器86a〜86dを介して差動アンプOP1、OP2
に供給される。
【0019】差動アンプOP2は、加算器86a、86
bの両出力信号の差に応じた、フォーカスエラー信号F
Eを出力する。この出力はフォーカシング制御回路87
に供給される。フォーカシング制御回路87の出力信号
(フォーカス制御信号FC)は、フォーカシング駆動コ
イル72に供給される。これにより、レーザ光が光ディ
スク61の記録膜上に常時ジャストフォーカスとなる制
御がなされる。
【0020】差動アンプOP1は、加算器86c、86
dの両出力信号の差に応じたトラッキングエラー信号T
Eを出力する。この出力はトラッキング制御回路88に
供給される。トラッキング制御回路88は、差動アンプ
OP1からのトラッキングエラー信号に応じてトラック
駆動信号を生成する。
【0021】トラッキング制御回路88から出力される
トラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイル7
1に供給される。又、トラッキング制御回路88で用い
られるトラッキングエラー信号が、スレッドモータ制御
回路68に供給される。
【0022】上記フォーカシング制御およびトラッキン
グ制御がなされることで、光検出器84の各光検出セル
84a〜84dの出力信号の和信号には、つまり加算器
86c、86dの両出力信号を加算する加算器86eの
出力信号には、記録情報に対応して光ディスク61のト
ラック上に形成されたピットなどからの反射率の変化が
反映される。この信号は、データ再生回路78に供給さ
れる。
【0023】データ再生回路78は、PLL回路76か
らの再生用クロック信号に基づき、記録データを再生す
る。上記トラッキング制御回路88によって対物レンズ
70が制御されているとき、スレッドモータ制御回路6
8により、対物レンズ70が光ピックアップ65内の中
心位置近傍に位置するようスレッドモータ66つまり光
ピックアップ65が制御される。
【0024】タイムシフト制御回路98はバス89と接
続され、CPU90のもと制御される。このタイムシフ
ト制御回路98から出力されるタイムシフト制御信号
は、トラックの接線方向の駆動コイル97に供給され、
駆動コイル97によって光ピックアップ65はトラック
の接線方向に移動される。
【0025】メモリ99は、選択可能な転送レート毎の
残量の分表示や容量表示の目盛りが格納されており、具
体的には、光ディスクの半径値に応じた目盛り位置(内
周からの距離)が格納されている。
【0026】モータ制御回路64、スレッドモータ制御
回路68、変調回路73、レーザ制御回路75、PLL
回路76、データ再生回路78、フォーカシング制御回
路87、トラッキング制御回路88、タイムシフト制御
回路98等は、サーボ制御回路として1つのLSIチッ
プ内に構成することができ、又これら回路はバス89を
介してCPU90によって制御される。CPU90はイ
ンターフェース回路93を介してホスト装置94から提
供される動作コマンドに従って、この光ディスク装置1
00を総合的に制御する。またCPU90は、RAM9
1を作業エリアとして使用し、ROM92に記録された
本発明を含むプログラムに従って所定の動作を行う。
【0027】ここで有機色素型光ディスクと相変化型光
ディスクへの記録について簡単に説明する。有機色素型
光ディスクは、例えばCD−RディスクやDVD−Rデ
ィスクと呼ばれるものであり、この有機色素型光ディス
クへのデータの記録は、光ピックアップ65内の半導体
レーザダイオード79のレーザパワーの強弱により、光
ディスクの記録膜を焼き付け物理的な変化を起こさせる
ことにより行われる。レーザパワーが強いときに記録膜
が焼き付けられ、またレーザパワーが弱いときには記録
膜は焼き付けられない。この記録膜の物理的な変化によ
って、反射率が異なることから、記録済み部分と未記録
部分の境界がユーザの目で見ても簡単に区別ができる。
【0028】また、相変化型光ディスクは、例えばCD
−RWディスク、DVD−RWディスクやDVD−RA
Mディスクと呼ばれるものであり、この相変化型光ディ
スクへのデータの記録は、光ピックアップ65内の半導
体レーザダイオード79のレーザパワーの強弱により、
光ディスクの記録膜に相変化を起こさせることにより行
われる。レーザパワーが強いときは、高温状態から急速
に冷却するので記録膜がアモルファス化し、レーザパワ
ーが比較的弱いときは、中高温状態から徐々に冷却する
ので記録膜が結晶化する。アモルファス化した部分を通
常マークと呼び、結晶化した部分をスペースと呼ぶ。こ
のアモルファス化したマーク部分は反射率が低く、結晶
化したスペース部分は反射率が高い。よって、有機色素
型光ディスクと同様に、反射率の違いからユーザは記録
済み部分と未記録部分を簡単に区別できる。
【0029】図2は、本発明の一実施形態による記録可
能な光ディスクの記録面を示す図である。同図におい
て、光ディスク61はデータが記録された部分(記録済
み部分10)とまだデータが記録されていない部分(未
記録領域11)が形成された状態となっている。また、
この記録面の表面に記録容量の残量を判別するための残
量表示部13が設けられている。この残量表示部13
は、図3に示すように、光ディスク61の半径方向に沿
って延長された線16上に数字を印された目盛り表示部
14とディスクの半径値に応じた目盛り15で構成され
ている。なお、線16と目盛り15のみ(目盛り表示部
14が除く)を目盛り線17とする。
【0030】目盛り表示部14は、光ディスク61の半
径値に応じた残量の分表示、または容量表示などの数値
が印されている。また、一般的に画像データや音声デー
タを光ディスク61に記録する場合、光ディスク61の
内周から外周に向かって順次記録していくことから、そ
の記録データの転送レートによって記録済み部分と未記
録部分の境界の半径値は、記録残量と相関関係にある。
そのため、選択可能な転送レート毎の残量の分表示や容
量表示を複数印刷しておくこともできる。
【0031】また、目盛り表示部14の印字材料として
は、特定の波長の光が透過する材料が用いられ、光ディ
スク61が追記型の場合には、データ再生のための記録
光の波長780nm近傍の光は透過するが、それ以外の
波長の光を透過しない材料が用いられる。
【0032】このように、記録済み部分10と未記録部
分11が混在した光ディスク61の場合には、ユーザは
光ディスク61の記録面を目視することにより、反射率
の違いから記録済み部分10と未記録部分11との境界
を判別することができ、印刷された残量表示部13の目
盛り表示部14を確認することで、大まかな残量を判別
することができる。また、転送レート毎の残量表示も複
数印刷可能であるため、ユーザは選択された転送レート
に応じた残量を判別することができる。
【0033】次に、目盛り線を光ディスクに記録する記
録方法について説明する。図4はこの記録方法を示すフ
ローチャートである。なお、図2及び図3の残量表示部
は光ディスクに印刷されているが、ここでは図1の光デ
ィスク装置100を使用して目盛り線17(線16と目
盛り15)を光ディスクに記録する。
【0034】図4において、まず有機色素型あるいは相
変化型の記録可能な光ディスク61が光ディスク装置1
00に挿入されると(ステップS1)、CPU90は挿
入された光ディスク61が新規のものか否か判別し、新
規のディスクであると判断した場合(ステップS3の
Y)、CPU90はインターフェース回路93を介して
ホスト装置94に新規のディスクであることを通知する
(ステップS5)。新規のディスクではないと判断した
場合(ステップS3のN)、ステップS19の処理に進
む。
【0035】ホスト装置94は新規のディスクであるこ
とが通知されると、図示しないディスプレイを介して、
ユーザに対し「目盛り(残量表示部13)をディスクに
付加するか」のメッセージを表示させる。そして、ユー
ザが付加しないと判断した場合(ステップS7のN)、
ステップS19の処理に進む。また、ユーザが付加する
と判断した場合(ステップS7のY)、CPU90は所
定の転送レートに対応した残量表示部13の目盛り15
(内周からの目盛り位置)が格納されたメモリ99から
読出す(ステップS9)。
【0036】CPU90はスレッドモータ制御回路68
に対し、光ピックアップ65を光ディスク61の内周か
ら外周に移動させるよう指示するとともに、レーザ制御
回路75に記録用レーザで所定データを記録するよう制
御する(ステップS11)。なお、このとき光ディスク
61は回転させず停止させた状態となっている。この制
御に基づいて、光ピックアップ65は光ディスク61の
内周から外周にかけて所定データを記録していき、メモ
リ99から読み出した最初の目盛り15の位置に到達し
たとき(ステップS13のY)、CPU90はタイムシ
フト制御回路98を制御して、駆動コイル97を駆動さ
せるためのタイムシフト制御信号を出力させる。この出
力信号に基づいて駆動コイル97が駆動され、対物レン
ズ70がトラック接線方向に移動される(ステップS1
5)。この対物レンズ70の接線方向への移動により、
最初の目盛り15が光ディスクに形成される。
【0037】この最初の目盛り15が形成された後、光
ピックアップ65は外周側に移動され、次の目盛り15
があるか、メモリ99から読み出した目盛りの位置情報
から判断して、もし次の目盛り15がある場合(ステッ
プS17のY)、ステップS15の処理を繰返し行う。
また、次の目盛り15がない場合(ステップS17の
N)、通常の記録動作を開始する(ステップS19)。
【0038】上記した実施の形態によれば、図2に示す
ような光ディスク61の半径方向に沿って延長された線
16上に目盛り15が記録される。この場合、延長され
た線16および目盛り15は、既存の記録用レーザで記
録されるため、特別な塗料を使って印刷する必要はな
く、また新たな構成部品を追加する必要がない。但し、
上記方法で目盛り線17には分表示や容量表示を示す目
盛り表示部14が記録されないが目盛り15の数でユー
ザは判断することができる。
【0039】また、記録された上記目盛り線17は記録
用レーザで記録されるが、通常記録されたデータを再生
する場合でもエラー訂正回路62の訂正能力の範囲に抑
えることができるので特に問題はない。
【0040】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階では、その要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上のように、記録済み部分と未記録部
分で記録面の色、濃淡などユーザの目で区別のつく光デ
ィスクにおいて、記録面上に大まかな残量を表示する残
量表示部を印刷することで、ユーザは光ディスクを光デ
ィスク装置に挿入せずに記録残量を簡単に把握すること
ができる。また、この残量表示部の印刷に使われる塗料
は、光ディスクにデータを記録再生するのに使用するレ
ーザの波長が透過するものとすることで記録再生時に何
らかの影響を与えることはない。さらに、選択可能な転
送レート毎の残量の分表示および容量表示を複数印刷す
ることもできるため、記録する転送レートによって残量
が異なる場合でも対応できる。
【0042】また、新規の記録可能な光ディスクに対し
て、残量の目盛り線を既存の記録用レーザで記録するこ
とができるため、新たな構成部品を追加することはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態の光ディスク装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る一実施形態による記録可能な光
ディスクの記録面を示す図である。
【図3】 残量表示部の目盛り表示部の表示例を示した
図である。
【図4】 目盛り線を光ディスクに記録する記録方法を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
61 光ディスク 63 モータ 69 チルト制御回路 70 対物レンズ 71、72 レンズ駆動コイル 79 レーザダイオード 80 コリメータレンズ 81 ハーフプリズム 82 集光レンズ 83 シリンドリカルレンズ 84a〜84d 光検出セル 97 駆動コイル 98 タイムシフト制御回路 99 メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録される記録面を有するディ
    スク媒体において、前記記録面の表面に記録容量の残量
    を目視可能に表示する残量表示部を有し、この残量表示
    部は前記ディスク媒体の半径方向に沿って延長された線
    上に形成されることを特徴とするディスク媒体。
  2. 【請求項2】 前記残量表示部は、前記データを記録再
    生するための半導体レーザの波長を透過する材料である
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク媒体。
  3. 【請求項3】 前記残量表示部は、分表示または容量表
    示するための目盛り表示部が一体に形成されることを特
    徴とする請求項1記載のディスク媒体。
  4. 【請求項4】 同心円状または螺旋状に形成されたトラ
    ックを有するディスク媒体に光ビームを照射してデータ
    を記録再生する光ディスク装置において、前記ディスク
    媒体に対物レンズを介して前記光ビームを照射するピッ
    クアップと、このピックアップを前記ディスク媒体の半
    径方向に移動させる第1の移動手段と、前記ディスク媒
    体の記録容量の残量を示すための目盛りの位置情報を記
    憶する記憶手段と、この記憶手段によって記憶された前
    記位置情報に基づいて、前記トラックの接線方向に前記
    対物レンズを移動させる第2の移動手段と、前記第1の
    移動手段及び第2の移動手段によって前記ディスク媒体
    の半径方向及び接線方向に目盛り線が形成されるよう制
    御する制御手段とを具備することを特徴とする光ディス
    ク装置。
  5. 【請求項5】 前記目盛り線は、前記ピックアップから
    照射される記録用ビームによって形成されることを特徴
    とする請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記目盛り線を形成する場合、前記ディ
    スク媒体を回転させない状態で形成されることを特徴と
    する請求項4記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、目盛り線を形成する指
    示を受けた後に前記第1の移動手段及び前記第2の移動
    手段を制御して目盛り線を形成させることを特徴とする
    請求項4記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 同心円状または螺旋状に形成されたトラ
    ックを有するディスク媒体に対物レンズを介して光ビー
    ムを照射するピックアップを備え、このピックアップか
    ら照射される前記光ビームによってデータを記録再生す
    る光ディスク装置の残量表示方法において、前記ピック
    アップを前記ディスク媒体の半径方向に移動させるステ
    ップと、前記ディスク媒体の記録容量の残量を示すため
    の目盛りの位置情報を記憶するステップと、この記憶さ
    れた前記位置情報に基づいて、前記トラックの接線方向
    に前記対物レンズを移動させるステップと、前記ディス
    ク媒体の半径方向及び接線方向に目盛り線が形成される
    よう制御するステップとを具備することを特徴とする残
    量表示方法。
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