JP2003346009A - サービス提供方法 - Google Patents

サービス提供方法

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JP2003346009A
JP2003346009A JP2002155636A JP2002155636A JP2003346009A JP 2003346009 A JP2003346009 A JP 2003346009A JP 2002155636 A JP2002155636 A JP 2002155636A JP 2002155636 A JP2002155636 A JP 2002155636A JP 2003346009 A JP2003346009 A JP 2003346009A
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JP2002155636A
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Akira Iiboshi
明 飯星
Yuji Kameoka
裕児 亀岡
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の代表的消耗品である車両オイルと付属
する部品の交換・点検サービスをセットにして提供でき
るとともに、顧客及びサービス提供者を含む全体の利益
と利便性を向上させる。 【解決手段】 車両2は、センサ等により得た情報によ
って補修作業等の必要性が発生した時には情報センタ1
へ補修要求を行い、また定期的に走行距離情報を通知す
る。情報センタ1は、補修要求を受けた場合や受けた走
行距離情報に応じた必要な整備項目がある場合、販売店
4の端末へ補修要求等を通知しサービス条件を送信させ
る。販売店4は、補修要求等に応答して自店のサービス
条件を情報センタ1へ送信する。情報センタ1では受信
した販売店4毎のサービス条件をユーザへ中継し、ユー
ザに希望のサービス条件を選択させ、選択されたサービ
ス条件を提示した販売店4へ成約情報を送信し、ユーザ
との契約の仲介を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の補修・整
備作業及び車両部品の販売に利用するサービス提供シス
テムにおけるサービス提供方法に関し、特にサーバ機能
を有する情報センタにおけるサービス提供方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に搭載されるとともに、この
車両を構成する部品や機器、さらにはエンジンオイル等
の消耗品の状態を監視して、車両に問題が発生した場合
に、部品や機器、消耗品の点検、交換、補給、補充を行
う販売店や整備工場等の場所に車両を誘導する装置が提
案されている。このような装置としては、例えば、特開
平10−103987号公報に記載の情報提示装置があ
る。この情報提示装置は、自車両の状態や自車両に搭載
している機器、あるいは消耗品の劣化度を監視する監視
手段と、自車両の現在位置を計測する位置計測手段と、
自車両の状態と現在位置に基づいて誘導先を決定する誘
導先適応手段とを備え、部品や機器、消耗品の点検、交
換、補給、補充を行う必要性が車両に生じた場合に、現
在位置に基づいて販売店や整備工場等の誘導先までの経
路情報を表示して、車両の運転者に通知する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
情報提示装置を利用しても、販売店や整備工場に誘導さ
れて修理等を依頼する場合、部品や消耗品の在庫がない
場合等、すぐに、点検、交換、補給、補充を行ってもら
えない時があるという問題があった。従って、ユーザは
点検と部品交換との2度に渡り販売店や整備工場へ出向
かなければならなかった。また、販売店や整備工場側で
は、上述の情報提示装置が車両に発生した問題の状況と
車両の位置情報に基づいて自動的に車両を誘導する販売
店や整備工場を決定してしまうため、販売店や整備工場
の間で自由競争により集客することができないという問
題があった。
【0004】さらに、上述の情報提供装置が、ユーザの
判断に頼らず適切な部品の交換時期等の車両の整備時期
をユーザに知らせるため、今までユーザの判断で多くの
回数整備されてきた車両が、適切な整備回数により運用
されるようになり、ユーザにとってはメリットがあるも
のの、販売店や整備工場側にとっては収入が減る可能性
があるというデメリットがあった。他方、顧客にとっ
て、各部品の消耗度合いに応じて整備時期や補修作業の
ためのサービス情報を受けることは、メリットがある
が、こうした情報が商業ベースで逐次与えられる場合に
は、注意が行き届かなくなってしまうという問題もあ
る。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、車両自らが取得した情報に基づく車両の補修・整備
作業及び車両部品の販売に使用するサービス提供システ
ムを利用し、特に、代表的消耗品である車両オイルと付
属する部品の交換・点検サービスをセットにして提供で
きるとともに、システム全体の利益と利便性を向上でき
るサービス提供方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、車両(例えば実施の形態
の車両2)に搭載され補修品の状態を判定しその判定結
果を判定情報として出力する判定装置(例えば実施の形
態の車両搭載センサ類24、車両搭載制御ユニット類2
5、故障診断部201、部品寿命計算部202)と、前
記車両に搭載され走行距離を計測し走行距離情報を出力
する計測装置と(例えば実施の形態の車両搭載センサ類
24および制御部21)、前記判定情報および前記走行
距離情報を管理するサーバ機能を有する情報センタ(例
えば実施の形態の情報センタ1)と、前記補修品の在庫
及び前記車両の補修・整備作業を管理する販売店(例え
ば実施の形態の販売店4や部品工場3の卸し部門)と、
が通信網(例えば実施の形態の通信網5)によって接続
されたサービス提供システムの情報センタにおけるサー
ビス提供方法であって、前記車両から、前記判定情報ま
たは前記走行距離情報と、前記車両の識別情報とを受信
し、該識別情報に対応する前記車両の管理者に、前記判
定情報に基づく補修作業または前記走行距離情報に対応
する整備項目情報に基づく整備作業を提供可能な前記販
売店を選択する販売店選択処理(例えば実施の形態のス
テップS8)と、前記選択された販売店に対して、前記
車両の補修要求を送信するサービス情報提供処理(例え
ば実施の形態のステップS9、またはステップS33)
と、前記選択された販売店に対し、前記走行距離情報に
応じて前記車両の整備項目情報を送信する整備項目提供
処理(例えば実施の形態のステップS9)と、前記補修
要求または整備項目情報の送信に応答して前記選択され
た販売店毎に送信される、必要な補修作業・整備項目を
セットにしたサービス条件を受信し、前記管理者へ送信
するサービス条件中継処理(例えば実施の形態のステッ
プS12〜ステップS13、またはステップS34、S
38)と、前記管理者によって選択されたサービス条件
に合致する前記販売店に対して、前記補修作業または整
備作業に対する成約情報を送信するサービス仲介処理
(例えば実施の形態のステップS18、またはステップ
S43)とを含むことを特徴とする。
【0007】これにより、情報センタは、車両から識別
情報とともに補修作業の依頼があると、該識別情報に対
応する車両の管理者の情報に基づいて、該管理者に車両
の補修作業を提供可能な販売店を選択する。そして、選
択された販売店に補修要求の情報を通知して、販売店に
サービス条件を提示させる。情報センタは、提示された
販売店毎のサービス条件を車両の管理者へ通知し、管理
者が希望のサービス条件を選択すると、管理者が選択し
たサービス条件を提示した販売店に成約情報を送信し、
管理者と販売店との契約を仲介する。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記整備項目情
報が、前記走行距離情報に応じた整備項目が設定されて
なることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、車両(例えば実
施の形態の車両2)に搭載され補修品の状態を判定しそ
の判定結果を判定情報として出力する判定装置(例えば
実施の形態の車両搭載センサ類24、車両搭載制御ユニ
ット類25、故障診断部201、部品寿命計算部20
2)と、前記車両に搭載され走行距離を計測し走行距離
情報を出力する計測装置(例えば実施の形態の車両搭載
センサ類24および制御部21)と、前記判定情報およ
び前記走行距離情報を管理するサーバ機能を有する情報
センタ(例えば実施の形態の情報センタ1)と、前記補
修品の在庫及び前記車両の補修・整備作業を管理する販
売店(例えば実施の形態の販売店4や部品工場3の卸し
部門)と、が通信網(例えば実施の形態の通信網5)に
よって接続されたサービス提供システムの情報センタに
おけるサービス提供方法であって、前記車両から、前記
判定情報または前記走行距離情報と、前記車両の識別情
報とを受信すると、該車両の識別情報を基に前記車両の
使用地を検索し、該使用地周辺の販売店であって、前記
判定情報に基づく補修作業または前記走行距離情報に対
応する整備項目情報に基づく整備作業を、該識別情報に
対応する前記車両の管理者に提供可能な販売店を選択す
る販売店選択処理(例えば実施の形態のステップS8)
と、前記選択された販売店に対して、前記車両の補修要
求を送信するサービス情報提供処理(例えば実施の形態
のステップS9、またはステップS33)と、前記選択
された販売店に対し、前記走行距離情報に応じて前記車
両の整備項目情報を送信する整備項目提供処理(例えば
実施の形態のステップS9)と、前記補修要求または整
備項目情報の送信に応答して前記選択された販売店毎に
送信される、必要な補修作業・整備項目をセットにした
サービス条件を受信し、前記管理者へ送信するサービス
条件中継処理(例えば実施の形態のステップS12〜ス
テップS13、またはステップS34、S38)と、前
記管理者によって選択されたサービス条件に合致する前
記販売店に対して、前記補修作業または整備作業に対す
る成約情報を送信するサービス仲介処理(例えば実施の
形態のステップS18、またはステップS43)とを含
むことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記サービス条
件が、交換物品の価格および/または各販売店独自のサ
ービス情報を含むことを特徴とする。
【0011】これにより、情報センタは、車両から識別
情報とともに補修作業の依頼があると、該識別情報に対
応する車両の管理者の情報に基づいて、該管理者に車両
の補修作業を提供可能な販売店を選択する。そして、選
択された販売店に補修要求の情報を通知して、販売店に
サービス条件を提示させる。情報センタは、提示された
販売店毎のサービス条件を車両の管理者へ通知し、管理
者が希望のサービス条件を選択すると、管理者が選択し
たサービス条件を提示した販売店に成約情報を送信し、
管理者と販売店との契約を仲介する。ここで、前記整備
項目情報は、走行距離情報に応じた整備項目が設定され
てなることが望ましい。また、前記販売店選択処理に
て、車両の識別情報を基に前記車両の使用地を検索し、
該使用地周辺の販売店を選択することが望ましい。ま
た、前記サービス条件は、交換物品の価格および/また
は各販売店独自のサービス情報を含むことが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態の構成を示すブロック図である。図1に示すように、
本実施の形態のサービス提供システムは、情報センタ1
と、車両2と、クライアント端末を備えた部品工場3
と、同じくクライアント端末を備えた販売店4とを通信
網5によって接続することで、車両の補修・整備作業や
車両部品の販売を効率良く行うシステムである。本実施
の形態のサービス提供システムの情報センタ1は、車両
2から送信された情報に基づいて、車両の補修・整備作
業日程の管理や補修作業用部品の需要予測、車両部品の
販売サポート等の処理を行う情報管理センタである。こ
の情報管理センタはサーバ機能を備え、通信網5を介し
て、部品工場3や販売店4のクライアント端末に情報を
発信する。
【0013】車両2は、この車両2に搭載された各種セ
ンサや各種制御ユニットから車両の状態を取得し、故障
診断結果および部品寿命のモニタ結果からなる判定情報
または車両搭載センサ類24に含まれる積算走行距離計
から取得できる走行距離情報(走行km)を、車体番号
(車両の識別情報)とともに通信網5を介して情報セン
タ1へ通知する制御部と通信装置、更にそれらの情報を
制御及び表示するための入力操作部と表示部を備えてい
る。部品工場3は、車両の部品や消耗品、更には、車両
2の管理者(車両の所有者や利用者)であるユーザが選
択して車両に取り付けるオプショナル・パーツ等を含む
補修品を製造する工場であって、通信網5を介して情報
センタ1や車両2、更には販売店4と情報の送受信が可
能なクライアント端末を備えている。販売店4は、車両
2の販売や補修・整備作業、更には車両部品の販売を行
う販売店であって、部品工場3と同様に、通信網5を介
して情報センタ1や車両2、更には部品工場3と情報の
送受信が可能なクライアント端末を備えている。
【0014】また、通信網5は、上述の情報センタ1と
車両2と、部品工場3と、販売店4とを接続するための
通信網であって、例えばWAP(Wireless Application
Protocol )による無線通信、WWW(World Wide We
b)を利用したインターネット、あるいはPSTN(Pub
lic Switch Telephone Network)やISDN(Integrat
ed Services Digital Network)等の公衆回線網を介し
た有線通信により情報の送受信を行う。更に、情報セン
タ1と、車両2と、クライアント端末を備えた部品工場
3と、同じくクライアント端末を備えた販売店4とは、
通信網5により接続されたPOSシステム(point of s
ale scanning:販売時点情報管理システム)を構成して
いる。また、情報センタ1からユーザへ提供される情報
は、車両2へ送信されて車両2の表示部へ表示される場
合の他、ユーザが所有する携帯電話機や携帯情報端末、
自宅に設置されたコンピュータ端末等、通信網5へ接続
できる端末を所持したユーザ6へ送信しても良い。
【0015】ここで、図1を参照し、本実施の形態のサ
ービス提供システムの動作を簡単に説明する。まず、車
両2は、車両に搭載されたセンサや制御ユニットから取
得できる情報によって、車両の故障診断や部品寿命の計
算を行い、その結果の情報(判定情報)、または、走行
距離情報を定期的に情報センタ1へ通知する((1)故
障診断、部品寿命、走行距離等通知)。情報センタ1
は、車両の故障診断や部品寿命の計算結果および車両の
走行距離情報に基づいて部品の需要予測を行い、部品工
場3の端末へこれを開示する((2)部品需要予測開
示)。
【0016】また、情報センタ1は、判定情報や走行距
離情報に基づき、場合によっては部品の交換時期を通知
するとともに、おすすめの部品の販売情報等を、車両2
(ユーザ6)に対して通知する((3)部品交換時期、
販売情報等通知)。車両2(ユーザ6)は、情報センタ
1から車両の部品や機器、更にはエンジンオイル等の消
耗品を含む補修品の交換時期の通知を受信した時や、補
修品の点検、交換、補給、補充等を行う補修・整備作業
の必要性が車両に発生した時には、情報センタ1へ車両
の車体番号とともに部品の補修要求を送信する((4)
補修要求)。
【0017】車両2から補修要求(場合によっては、走
行距離情報)の通知を受信した情報センタ1は、補修要
求等を送信した車両に補修作業(場合によっては、走行
距離情報に基づく整備項目の整備)を提供可能な販売店
4の端末へこの補修要求等を通知して、サービス条件を
送信させる((5)補修要求通知)。販売店4は、必要
があれば部品を部品工場3へ発注し((6)部品発
注)、部品工場3に納期を回答させる((7)納期回
答)。販売店4は、これを元にサービス条件を情報セン
タ1へ送信する。次に、サービス条件を受信した情報セ
ンタ1は、車両2(ユーザ6)へサービス条件を通知す
る((8)サービス条件通知)。ユーザはサービス条件
を選択して、情報センタ1へ通知する((9)サービス
条件選択)。情報センタ1では、サービス条件で選択さ
れた販売店4へ成約情報を通知する((10)成約情報
通知)。ユーザは、選択したサービス条件に従って、販
売店4へ来店する((11)来店)。
【0018】次に、図面を用いて、更に本実施の形態で
用いられる情報センタ1の構成について説明する。図2
に示すように、情報センタ1は、制御部11と、通信ユ
ニット12と、顧客データベース13と、部品管理デー
タベース14と、販売店データベース15とを備えてい
る。制御部11は、CPU(中央演算装置)を備えたコ
ンピュータシステムであってサービス提供プログラムを
実行し、情報センタ1全体の動作を制御するとともに、
車両2からその状態を取得し、これを分析することで、
ユーザ6や部品工場3、更には販売店4に対して適切な
情報と指示を与える。通信ユニット12は、情報センタ
1が通信網5を介して、車両2や部品工場3、販売店4
と情報を交換するための通信装置であり、通信網5に接
続することができれば、有線通信と無線通信のどちらの
通信ユニットであっても良い。
【0019】また、顧客データベース13は、POSシ
ステムによる車両や部品の販売時、あるいはユーザに対
するアンケート等によって得られた、ユーザに関する情
報を記憶するデータベースである。ここで、顧客データ
ベース13に記憶される内容は、ユーザの情報と車両2
の情報とが1対1で対応づけられていても良いが、車両
2はその所有者と利用者が異なることがあるため、例え
ば、車両の車名、型式、年式、登録番号、車体番号(車
両の識別情報)、購入した販売店、補修作業を行った修
理履歴等に対して、複数のユーザ(所有者、または利用
者等)の氏名、住所、電話番号、年齢の他、良く利用す
る販売店、過去に購入した部品の履歴、更にはその他ユ
ーザの趣味や好み等をユーザ毎に記憶するようにするこ
とが好ましい。また、複数のユーザの情報が記憶されて
いる場合には、どのユーザの情報を優先するかを指定で
きるようにしても良い。
【0020】また、部品管理データベース14には、車
両の型式毎の構成部品の部品名、または使用しているエ
ンジンオイル等の消耗品を含む補修品とその部品番号
や、オプショナル・パーツの部品名とその部品番号等が
記憶され、さらに図12に示すように、代表的補修品で
ある車両オイルや付属する部品等の補修品を整備項目と
して、この整備項目毎に、さらに所定の走行距離(走行
km)に応じた点検時期毎に、点検を必要とするか(図
では白丸)、交換を必要とするか(図では黒丸)等を示
す情報が設定された整備項目テーブルが記憶されている
ものとする。同図に示した例では、整備項目として、エ
ンジンオイル、エンジンオイルフィルター、エアクリー
ナーエレメント、AT/Mオイル等の項目を、走行km
に応じた点検時期として、5千km時、1万km時、2
万km時、4万km時等を示している。また、販売店デ
ータベース15には、販売店の名称とその所在地(住
所、または経度と緯度で表された位置座標(位置情報)
等)、連絡先、サービス可能な地域の範囲(所在地と同
様に住所や位置座標による範囲)等が販売店毎に記憶さ
れているものとする。
【0021】また、制御部11は、特に、車両2から取
得した車両の判定情報に含まれる部品寿命の計算結果
や、同様に車両から取得した走行距離情報を基に、整備
項目テーブルから得られる必要な整備項目や、顧客デー
タベース13に記憶されたユーザが過去に購入した部品
の履歴等を調べることにより、顧客データベース13に
登録されている全車両(情報センタ1が管理する全車
両)の統計に基づいて、各部品毎の需要予測を行う部品
需要予測部101を有している。また、車両2から取得
した補修要求や走行距離情報等とともに受けた車体番号
に基づいて顧客データベース13を検索し、車両2のユ
ーザの住所または位置情報をサービス範囲とする販売店
を選択する販売店選択部102と、選択された販売店
に、車両2の交換部品やユーザの情報を含む補修要求を
送信するサービス情報提供部103と、車両2の走行距
離情報に応じて、代表的補修品である車両オイルや付属
する部品等の整備項目からなる整備項目情報を送信する
整備項目提供部106とを有する。更に、送信した補修
要求や整備項目情報に応答して販売店4から送信された
サービス条件(このサービス条件は、必要な補修作業・
整備項目をセットにしたサービス情報である)を、車両
2またはユーザ6へ中継するサービス条件中継部104
と、ユーザの選択したサービス条件の情報を車両2また
はユーザ6から受信し、ユーザによって選択されたサー
ビス条件に合致する販売店4に対して、補修作業に対す
る成約情報を送信するサービス仲介処理部105とを有
する。更に、制御部11には、入力操作部や表示部(図
示せず)が接続されるものとする。なお、制御部11の
動作の詳細は後述する。
【0022】また、顧客データベース13、部品管理デ
ータベース14、及び販売店データベース15は、ハー
ドディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモ
リ等の不揮発性のメモリや、RAM(Random Access Me
mory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み
合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記
録媒体より構成されるものとする。また、記憶内容の更
新時に媒体自体を新しくするのであれば、CD−ROM
等の読み出しのみが可能な記録媒体を用いることができ
る。
【0023】更に、部品需要予測部101、販売店選択
部102、サービス情報提供部103、サービス条件中
継部104、及びサービス仲介処理部105は、メモリ
およびCPU(中央演算装置)により構成され、上記の
各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロー
ドして実行することによりその機能を実現させるもので
あっても良いし、また、専用のハードウェアにより実現
されるものであっても良い。
【0024】次に、図面を用いて、更に本実施の形態で
用いられる車両2の構成について説明する。図3に示す
ように、車両2は、制御部21と、通信アンテナ22
と、通信ユニット23と、車両搭載センサ類24と、車
両搭載制御ユニット類25と、車内LAN(Local Area
Network )26と、入力操作部27と、表示部28と
を備えている。制御部21は、CPU(中央演算装置)
を備えたコンピュータシステムであって車両状態管理プ
ログラムを実行し、車両2に搭載された車両搭載センサ
類24や車両搭載制御ユニット類25から車両2の状態
を取得し、故障診断結果や部品寿命のモニタ結果等の車
両の判定情報を管理する。また、この車両の判定情報
や、車両搭載センサ類24に含まれる積算走行距離計か
ら取得できる走行距離情報を、情報センタ1へ通知する
ための通信を制御する。通信アンテナ22は、情報セン
タ1へ車両の判定情報や補修要求または走行距離情報
(なお、これらのすべてまたは組合せた情報は1つの情
報として送られてもよい)を送信するものであって、制
御部21で管理される車両の判定情報や補修要求または
走行距離情報を無線電波にのせて発信する無線通信用の
通信ユニット23と接続されている。
【0025】車両搭載センサ類24は、車速センサ、い
わゆるGセンサ、ブレーキの作動を検出するブレーキス
イッチ、ステアリングの操舵量を検出する操舵センサ、
ヨーレートを検出するヨーレートセンサ、シフト位置を
検出するシフトポジションセンサ、スロットル弁の開度
を検出するスロットル開度センサ、エンジンの回転数を
検出するエンジン回転数センサ、エンジンオイルやAT
F(Automatic Transmission Fluid)オイルの温度を検
出するそれぞれの油温センサ等のセンサ類と、積算走行
距離計等のメータ類を含んでいる。更に、ウィンカ(方
向指示スイッチ)やヘッドライト、ワイパーのスイッチ
のような、運転者が操作するスイッチの状態に基づいて
運転者による自車両の制御状態を取得する手段を含むも
のとする。
【0026】また、車両搭載制御ユニット類25は、エ
ンジンの燃料噴射制御システムや、車両の制動を制御す
る4輪アンチロックブレーキシステム、車両の駆動を制
御するトラクションコントロールシステム、更には駆動
力の伝達を制御するオートマティックトランスミッショ
ンのための各種ECU(Electronic Control Unit )や
GPS(Global Positioning System )を利用したナビ
ゲーションシステムと称される位置情報提示装置、メー
タ類、ドアロック等を制御するために、車両の各部に配
置され、車両の走行制御や操作・表示制御を行うために
用いられる制御ユニットを含んでいる。なお、制御部2
1と車両搭載センサ類24、及び車両搭載制御ユニット
類25の間は、車内LAN26を構成するCAN(Cont
roller Area Network)等によって接続され、双方向に
情報の送受信が可能となっている。
【0027】また、車両2に搭載される制御部21と、
通信アンテナ22と、通信ユニット23は、上述のナビ
ゲーションシステムと称される位置情報提示装置の一部
として機能しても良く、この場合、サービス条件に含ま
れる販売店の位置情報等は、具体的な地図上の情報とし
て表示することが可能となる。また、車両の積算走行距
離計と同様に積算走行距離の他、平均燃費等も得ること
ができるようになる。なお、通信アンテナ22と通信ユ
ニット23は、これに替わるインターフェースユニット
29と携帯電話機30とで、その機能を実現しても良
い。また、携帯電話機30とインターフェースユニット
29の接続方法は近距離無線等で接続しても良い。更
に、制御部21には、ユーザが制御部21を操作するた
めに用意されたキーパッド、ボタン、ポインティングデ
バイス等を含む入力操作部27と、車両搭載センサ類2
4や車両搭載制御ユニット類25から取得した車両2の
状態、あるいは故障診断結果や部品寿命のモニタ結果等
を表示したり、情報センタ1から受信した情報を表示す
るための表示部28とが接続されている。なお、表示部
28には、音や音声を表示する音声出力手段と画像や文
字情報を表示する自車両のメータ類と一体化されたメー
タ一体Displayや自車両のコンソールに設置され
るNAVIDisplay、更にフロントウィンドウの
運転者の前方視界を妨げない位置に情報を表示するHU
D(Head Up Display )等を含む。
【0028】また、制御部21は、特に、車両搭載セン
サ類24や車両搭載制御ユニット類25から取得した車
両2の状態に基づいて、車両2の故障診断を行う故障診
断部201と、部品寿命のモニタを行いその交換時期を
計算する部品寿命計算部202と、所定の時期毎に故障
診断部201と部品寿命計算部202の結果を車両の判
定情報として、また、積算走行距離計から取得される走
行距離情報を情報センタ1へ送信する車両情報送信部2
03とを有している。また、補修作業の必要性が発生し
たときに車両の補修要求を情報センタ1へ送信する補修
要求送信部204と、情報センタ1から受信した販売店
名やサービス内容を含む複数のサービス条件を表示し
て、ユーザに希望のサービス条件を選択させるサービス
条件選択部205とを有する。更に、ユーザの選択した
サービス条件を情報センタ1へ通知するサービス条件通
知部206と、ユーザの選択したサービス条件に対し
て、情報センタ1または販売店4から送信された予約日
とサービス内容の確認情報を表示部28へ表示し、ユー
ザに確認情報に対する応答を入力させるサービス確認処
理部207とを有する。
【0029】ここで、部品寿命計算部202が計算する
部品寿命には、例えば、エンジン回転数センサから得ら
れるエンジンの積算回転数や油温センサから得られる油
温等に基づいて計算するエンジンオイル劣化のパラメー
タ、積算走行距離計やナビゲーションシステムから得ら
れる走行距離や加速度センサから得られる加減速度の積
算結果等に基づいて計算するタイヤ消耗パラメータ、更
には、ワイパースイッチの制御状態(ON/OFF)か
ら得られる利用積算時間やワイパーを交換してからの経
過時間等に基づいて計算するワイパー劣化のパラメータ
等が挙げられる。また、上述の故障診断や部品寿命計算
は、車両搭載制御ユニット類25に含まれる制御ユニッ
ト側で行っても良い。なお、制御部21の動作の詳細は
後述する。
【0030】また、故障診断部201、部品寿命計算部
202、車両情報送信部203、補修要求送信部20
4、サービス条件選択部205、サービス条件通知部2
06、及びサービス確認処理部207は、メモリおよび
CPU(中央演算装置)により構成され、上記の各部の
機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして
実行することによりその機能を実現させるものであって
も良いし、また、専用のハードウェアにより実現される
ものであっても良い。
【0031】次に、本実施の形態のサービス提供システ
ムの動作、及び処理手順について図面を用いて説明す
る。図4〜図7は、本実施の形態のサービス提供システ
ムの動作、及び処理手順を示すシーケンス図であって、
特に図4と図5は、ユーザだけでは交換が行いにくい部
品や用品の一例として、車両オイルであるエンジンオイ
ルやATFオイルを交換する場合の処理手順を示す。ま
ず車両2では、制御部21が、車両搭載センサ類24や
車両搭載制御ユニット類25から取得した車両2の状態
に基づいて、故障診断部201が車両2の故障診断を行
っている。更に、部品寿命計算部202が、部品寿命の
モニタ結果に基づいて部品の交換時期の計算を行い、故
障と点検に対する車両の状態監視を続けている(ステッ
プS1)。
【0032】ステップS1において車両2自らが取得し
た故障診断の結果や部品寿命の計算結果からなる判定情
報や、走行距離情報は車体番号とともに、車両情報送信
部203によって、通信ユニット23と通信アンテナ2
2を介して、情報センタ1へ定期的に送信される(ステ
ップS2)。また、情報センタ1では、部品需要予測部
101が、車両2から取得した車両の判定情報に含まれ
る部品寿命の計算結果や、走行距離情報や、顧客データ
ベース13に記憶されたユーザが過去に購入した部品の
履歴等の統計結果に基づいて部品の需要予測を行う(ス
テップS3)。情報センタ1における部品の需要予測結
果は、部品工場3の端末を介して部品工場3に開示され
ており(ステップS4)、部品工場3では、部品の需要
予測結果に基づいて、部品の生産計画の立案や適正在庫
の管理を行う(ステップS5)。
【0033】一方、情報センタ1は、判定情報や走行距
離情報に基づき、場合によっては車両2へオイルの交換
時期を通知しても良い(ステップS6)。車両2では、
オイルの交換時期の通知があった場合や、部品寿命計算
部202がオイルの交換時期と判定した場合、補修要求
送信部204が情報センタ1に対して車両2の車体番号
を示し、オイル交換の要求(車両の補修要求送信)を行
う(ステップS7)。補修要求または走行距離情報を受
信した情報センタ1の販売店選択部102は、車両2か
ら取得した車両の補修要求または走行距離情報とともに
受けた車体番号を利用して顧客データベース13を検索
し、得られた車両2のユーザの使用地(住所や勤務地等
の位置情報)をサービス範囲とする販売店4を販売店デ
ータベース15から可能な限り抽出する。そして、販売
店データベース15に記憶された販売店4に対する情報
提供範囲を確定する(ステップS8)。
【0034】そして、補修要求に対して、サービス情報
提供部103が、確定された情報提供範囲に含まれる販
売店4の端末に対して、ユーザ情報とともに補修要求を
通知し、必要な整備項目がある場合、整備項目提供部1
06、が走行距離情報に応じた整備項目からなる整備項
目情報を販売店4に通知する(ステップS9)。ユーザ
情報とともに補修要求または整備項目情報を通知された
販売店4は、部品の在庫状況を確認し、必要ならば端末
を介して部品工場3へ部品発注を行う(ステップS1
0)。
【0035】部品発注を受けた部品工場3では、ステッ
プS5における部品の生産計画や適正在庫の管理結果に
従って納期を計算し、端末を介して販売店4に対し納期
回答を行う(ステップS11)。部品工場3より納期回
答を受けた販売店4は、自店の部品交換のサービス内容
や推奨商品、予約状況、更には、キャンペーン等の情報
を、端末から情報センタ1へ送信する(ステップS1
2)。ここで、部品の交換のサービス内容や推奨商品と
は、例えばオイル交換の所要時間や費用等のサービス内
容、推奨する交換用オイルフィルタの情報やフラッシン
グをすすめる情報等が挙げられる。
【0036】また、補修要求や整備項目情報の通知に応
答して送信される部品交換のサービス内容や推奨商品、
予約状況、更には、キャンペーン等の情報(サービス条
件)を販売店4から受信した情報センタ1では、サービ
ス条件中継部104が、受信したサービス条件を、車両
2へ中継して通知する(ステップS13)。なお、この
とき複数の販売店4から受けたサービス条件は、まとめ
て情報センタ1から車両2に通知する。また、複数の整
備項目を含む整備項目情報の通知に応答して販売店4か
ら返信されるサービス条件は、代表的補修品である車両
オイルと付属する部品に係るサービス条件をセットにし
たサービス条件として提供される。このようにセットに
することで、いわゆるセット価格等の割引設定がされる
ことも可能となる。
【0037】車両2では、運転中にサービス条件の通知
を受けた場合は、運転者である車両管理者(ユーザ)に
情報受信を報知する(ステップS14)。そして、車両
2のサービス条件選択部205が、情報センタ1から受
信した販売店名やサービス内容を含む複数のサービス条
件を表示部28へ表示して(ステップS15)、ユーザ
に利用販売店等、希望のサービス条件の選択を行わせる
(ステップS16)。次に、サービス条件通知部206
が、ユーザの選択したサービス条件を情報センタ1へ通
知する(ステップS17)。
【0038】一方、サービス条件の選択結果を受信した
情報センタ1では、サービス仲介処理部105が、車両
2のユーザが選択した利用販売店等のサービス条件を受
信し、利用販売店とされた販売店4の端末へ予約とサー
ビス内容を確認する成約情報を送信する(ステップS1
8)。成約情報を受信した販売店4では、店内業務管理
システムへ予約内容とサービス内容を登録する(ステッ
プS19)。また、サービス条件の選択結果を受信した
情報センタ1のサービス仲介処理部105は、選択され
なかった販売店へその旨の通知を行う(ステップS2
0)。
【0039】次に、成約情報を店内業務管理システムへ
登録した販売店4は、端末から予約日とサービス内容の
確認情報を情報センタ1へ送信し(ステップS21)、
更に、情報センタ1は、車両2に予約日とサービス内容
の確認情報を中継する(ステップS22)。なお、車両
2は、販売店4より直接予約日とサービス内容の確認情
報を受信しても良い(ステップS23)。販売店4、ま
たは情報センタ1より、予約日とサービス内容の確認情
報を受信した車両2では、サービス確認処理部207が
表示部28へ表示し(ステップS24)、ユーザに確認
情報に対する応答を入力させる。
【0040】そしてユーザは、予約日に販売店4へ出向
き、車両2のオイル交換を受ける。ただし、情報センタ
1では、ステップS22において、予約日とサービス内
容の確認情報が車両2へ送信された日から、例えば3日
以内に車両2のサービス確認処理部207から確認情報
に対する応答がなければ、車両2のユーザに対して内容
を再確認する通知を行い(ステップS25)、例えば6
日以内に車両2のサービス確認処理部207から確認情
報に対する応答がなければ、予約の解除を販売店4へ指
示する(ステップS26)。
【0041】次に、図6と図7を用いて、ユーザが交換
を行うことができる部品や用品の一例としてワイパーを
交換するため、その補修要求が出された場合の処理手順
を示す。この例でも、図4と図5に示した例のように、
車両2が車両搭載センサ類24や車両搭載制御ユニット
類25から取得した情報に基づいて車両の状態監視を行
い、情報センタ1が部品の需要予測を行った結果に基づ
いて、部品工場3が生産計画立案や適正在庫管理を行う
ものとする(ステップS1〜ステップS5)。
【0042】このような状況の中で、情報センタ1は、
場合によっては車両2へワイパーの交換時期を通知して
も良い(ステップS30)。車両2では、ワイパーの交
換時期の通知があった場合や、部品寿命計算部202が
ワイパーの交換時期と判定した場合、補修要求送信部2
04が情報センタ1に対して車両2の車体番号を示し、
ワイパー交換の要求(車両の補修要求送信)を行う(ス
テップS31)。補修要求の通知を受信した情報センタ
1の販売店選択部102は、車両2から取得した車両の
補修要求とともに受けた車体番号に基づいて、部品管理
データベース14を検索し、車両2に対する適合部品の
特定を行う(ステップS32)。
【0043】そして、サービス情報提供部103が、確
定された適合部品の情報を元に、情報提供範囲に含まれ
る販売店4の端末に対して、ユーザ情報とともに補修要
求を通知し受け入れの確認を行う(ステップS33)。
ユーザ情報とともに補修要求を通知された販売店4は、
部品の在庫状況や業務の予定(予約状況)を確認し、予
約可能日、予約可能時間帯を端末から情報センタ1へ通
知する(ステップS34)。一方、情報センタ1のサー
ビス情報提供部103は、部品工場3の端末へユーザ情
報と補修用の部品データを通知する(ステップS3
5)。
【0044】ユーザ情報と部品データを受信した部品工
場3は、ユーザ情報に含まれるユーザの住所または位置
情報と、ステップS5における部品の生産計画や適正在
庫の管理結果による部品の在庫状況に基づいて宅配計画
を作成する(ステップS36)。そして、部品工場3
は、端末から部品宅配可能日、支払い方法等を情報セン
タ1へ通知する(ステップS37)。販売店4の予約可
能日と部品工場3の部品宅配可能日とを取得した情報セ
ンタ1では、サービス条件中継部104が、販売店4の
予約可能日と部品工場3の部品宅配可能日を含む交換方
法条件を、車両2へ中継して通知する(ステップS3
8)。
【0045】なお、ここで販売店4から情報センタ1に
対する部品の在庫状況や業務の予定(予約状況)の通知
(ステップS34)や、部品工場3から情報センタ1に
対する部品宅配可能日、支払い方法等の通知(ステップ
S37)は、定期的(例えば毎朝一回等)に通知するよ
うにしても良い。この場合、定期的に情報センタ1へ販
売店4や部品工場3の情報が収集されることで、情報セ
ンタ1は車両2から補修要求が送信された場合、その都
度販売店4や部品工場3へ確認せずとも、交換方法条件
を応答することができるので、補修要求からその応答ま
での時間を短縮することができる。
【0046】一方、車両2では、サービス条件選択部2
05が、情報センタ1から受信した販売店4の予約可能
日と部品工場3の部品宅配可能日を含む交換方法条件を
表示部28へ表示して、ユーザに販売店4を利用したフ
ル・サービスか、部品工場から部品を入手して自分で交
換するセルフ・サービスかのいずれかを選択させる(ス
テップS39)。また、ユーザがフル・サービスを希望
する場合は、どの販売店を利用するか、販売店4の選択
も行わせる(ステップS40)。そして、セルフ・サー
ビスの時の送付地域の確認や、販売店4のサービス地域
の確認を行い(ステップS41)、サービス条件通知部
206が、ユーザの交換方法条件の選択結果を情報セン
タ1へ送信する(ステップS42)。
【0047】なお、ユーザがフル・サービス希望の場
合、交換方法条件の選択結果を受信した情報センタ1で
は、サービス仲介処理部105が、車両2のユーザが選
択した交換方法条件を受信し、利用販売店とされた販売
店4の端末へ予約とサービス内容を確認する成約情報を
送信する(ステップS43)。成約情報を受信した販売
店4では、店内業務管理システムへ予約内容とサービス
内容を登録する(ステップS44)。また、サービス条
件の選択結果を受信した情報センタ1のサービス仲介処
理部105は、選択されなかった販売店へその旨の通知
を行う。
【0048】次に、成約情報を店内業務管理システムへ
登録した販売店4は、端末から予約日とサービス内容の
確認情報を情報センタ1へ送信し(ステップS45)、
更に、情報センタ1は、車両2に予約日とサービス内容
の確認情報を中継する(ステップS46)。なお、車両
2は、販売店4より直接予約日とサービス内容の確認情
報を受信しても良い(ステップS47)。販売店4、ま
たは情報センタ1より、予約日とサービス内容の確認情
報を受信した車両2では、サービス確認処理部207が
表示部28へ表示し(ステップS48)、ユーザに確認
情報に対する応答を入力させる。そしてユーザは、予約
日に販売店4へ出向き、車両2のワイパー交換を受け
る。
【0049】また、ユーザがセルフ・サービス希望の場
合、交換方法条件の選択結果を受信した情報センタ1で
は、サービス仲介処理部105が、車両2のユーザが選
択した交換方法条件を受信し、部品工場3へ交換部品の
宅配要求を送信する(ステップS49)。宅配要求を受
信した部品工場3では、部品発送手配を行い(ステップ
S50)、所定の方法で課金処理を実行する(ステップ
S51)。そしてユーザは、送付された車両2の交換部
品を自分で交換する。
【0050】なお、上述した販売店4の店内業務管理シ
ステムは、販売店4の作業管理と部品在庫管理を統括す
るシステムであって、上述の販売店4のクライアント端
末を含み、図8に示すように、通信網5と接続可能な通
信ユニット301と、部品の在庫状況を記憶する部品デ
ータベース302と、部品データベース302を参照し
て部品工場3への発注処理、納期管理等、部品の在庫を
管理する部品管理部303と、情報センタ1から受信す
る補修作業の予約日程と作業内容を管理する作業管理部
304、及び予約日程と作業内容を記憶する作業データ
ベース305と、操作のための入力操作部306、及び
表示部307とを備えている。
【0051】また、上述の動作において、情報センタ1
からユーザに伝えたい情報は、車両2に送信せず、ユー
ザ6の所持する端末へ送信しても良い。また、上述の動
作において、セルフ・サービスの場合、部品発送は、宅
配要求を直接受けて部品工場3が行うと説明したが、宅
配要求を受けて部品を発送するのは部品工場3の卸し部
門等の販売部門であるので、部品発送の機能は販売店4
の機能と同等と考えられる。また、逆に販売店4の一形
態として、ユーザに対する部品供給を行うユーザと部品
工場3と間の取次店を設け、部品工場3は、宅配要求を
取次店(販売店4)経由で受信しても良いし、部品の発
送を取次店(販売店4)経由で行っても良い。
【0052】更に、上述の動作において、補修要求を受
信した情報センタ1の販売店選択部102は、車両2の
ユーザの住所または位置情報をサービス範囲とする販売
店4を販売店データベース15から抽出するとしたが、
販売店4を抽出するための項目は住所や位置情報に限ら
ず、例えば車両2が要求する補修作業を専門に行う販売
店や、ユーザの希望する費用で補修作業を行う販売店を
抽出し、その中で住所や位置情報が近い、あるいは店内
の雰囲気が良い等の情報により、ユーザに希望の販売店
を選択させても良い。
【0053】次に、図面を用いて、本実施の形態のサー
ビス提供システムの操作画面の一例を示す。図9と図1
0は、車両2の表示部28やユーザ6の所持する端末に
表示される操作画面の一例である。例えば、図9(a)
では、情報センタ1から車両2へ通知されたオイルの交
換時期や走行距離に応じた整備の推奨案と、各販売店独
自のサービス情報(割引情報、その他)として販社(販
売店)毎のセット価格等を表示する画面を示している。
ここで、ユーザが、例えばABC販社の4点セットを希
望して「購入」ボタンをクリックすると、情報センタ1
が販売店4との契約の仲介を行い、契約が成立すると図
9(b)のように、予約日と販売店名を確認する情報が
情報センタ1から車両2やユーザ6の所持する端末へ届
く。また、図9(a)に示すように、その他のサービス
がある場合で、ユーザがこのサービスに興味を持ち、
「その他のサービス」ボタンをクリックすると(図10
(a))、図10(b)に示すように、さらに詳細な情
報(製品情報や、販売店の自身の情報(地図や店舗外観
等)の提供や、その他関連する情報の提供をする画面が
表示される。
【0054】以上説明したように、本実施の形態のサー
ビス提供システムは、情報センタ1が車両2の補修・整
備作業や補修品の販売を行うサービスにおいて、通信網
を利用して車両2から情報を定期的に収集し、この情報
を利用して部品工場3や販売店4へ適切な情報と指示を
与えることで、全体の利益と利便性を向上できる。すな
わち、図11に示すように、ユーザ6は、予め車両2か
ら収集された情報に基づいて情報センタ1から提示され
るサービス条件により販売店4を選択し、予約を入れて
から販売店4へ出向く。販売店4では、予め情報センタ
1からユーザ6の補修要求を入手し、部品を手配して車
両2(ユーザ6)の来店を待っている。従って、ユーザ
6は、一度だけ販売店4へ出向けば、部品手配で待たさ
れることなく車両2の部品や機器、消耗品を含む補修品
の点検、交換、補給、補充等の補修作業を受けることが
でき、販売店への来店回数が減ることでユーザ6の利便
性が向上する。ここで言う補修品とは上記の消耗品・部
品などに限らずブレーキオイル、ブレーキパッド、トラ
ンスミッションオイル、各種オイルフィルタ、各種エア
フィルタ、クーラント液などを含む。また、ユーザ6
は、自分で販売店を探すという作業から解放される。更
に、ユーザ6は、情報センタ1からサービス条件ととも
に、販売店4のおすすめの商品やキャンペーン等、ユー
ザ6にとって有益な情報を入手することができる。
【0055】また、情報センタ1において車両2の判定
情報を得て、補修要求を各販売店3に与え、その応答と
してサービス条件が車両2のユーザに提示される場合に
は、個々の部品の消耗の度合いに応じて、タイヤ交換は
何月頃、オイル交換は何月頃で今これらを購入すればお
得です、といったサービス情報がユーザに提供されるこ
とになるが、この場合、各消耗品の消耗度合いに応じて
色々なサービス条件(サービス情報)が、逐次が送られ
てくるため、単なる商業的情報であるとして、注意が行
き届かない場合も考えられる。本来、車両は走行距離を
基準に、「オイル交換」を中心にその他消耗品(点検の
上交換される部品を含む)の交換および点検が推奨され
ており、ユーザにとっては、必要な情報が集約されて提
供されることがより望まれる。このことは、本実施の形
態において示したように、特に、情報センタ1において
車両2の走行距離情報を取得し、車両の走行距離に応じ
た必要な整備項目からなる整備項目情報を、サービス提
供可能な各販売店3に提示し、この整備項目情報の通知
に応答して各販売店から提示されるサービス条件(特
に、「オイル交換」を中心にその他消耗品の交換、点検
をパックにしたサービスの内容や価格)を車両2のユー
ザに提示し選択させるようにすることで、ユーザに必要
な情報を集約して提供することができ、適切に補修・整
備が行われるようになる。
【0056】また、部品工場3は、情報センタ1が、車
両2から送信された故障診断結果や部品寿命のモニタ結
果を利用して求めた部品の需要予測を開示するので、こ
れにより、生産計画の立案や適正在庫管理を行うことが
できる。従って、従来、品切れを起こさないよう、余計
に部品を作り在庫としていたことによる在庫管理費等が
削減できるという効果が得られる。更に、販売店4は、
情報センタ1を通じてユーザ6へサービス条件をアピー
ルすることで、来客数の増加が見込め、それにより補修
作業手数料や新車販売益による収益が増加する。また、
情報センタ1を介して車両2(ユーザ6)を効率的に来
店させることができるので、人や場所、工具、更には車
両リフトやタイヤ交換機等の設備を、無駄を省いて効率
的に利用することができるようになるという効果が得ら
れる。また、情報センタ1では、例えば自分の判断で販
売店を選択していたユーザ6と販売店4との仲介を行
い、効率良く販売店4へユーザ6を来店させることで、
販売店4よりマネージメント料や紹介手数料、更には販
売店4を情報センタ1のスポンサーとするスポンサー料
等の収入を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1から請求
項4の発明によれば、情報センタは、車両自らが取得し
た情報と識別情報を車両から受けると、該識別情報に対
応する車両の管理者の情報に基づいて、該管理者に車両
の補修・整備作業を提供可能な販売店を選択する。そし
て、選択された販売店に補修要求の情報または整備項目
情報を通知して、販売店にサービス条件を提示させる。
情報センタは、提示された販売店毎のサービス条件を車
両の管理者へ通知し、管理者が希望のサービス条件を選
択すると、管理者が選択したサービス条件を提示した販
売店に成約情報を送信し、管理者と販売店との契約を仲
介する。従って、販売店は情報センタを通じて車両の管
理者へサービス条件を提示し、サービス条件をアピール
することができる。また、情報センタの仲介により管理
者との契約が成約するので、販売店は、効率良く集客で
きるという効果が得られる。また、車両の管理者は、自
分で探さなくても販売店を見つけることができる。更
に、複数のサービス条件の中から選択できるので、管理
者の利便性が向上するという効果が得られる。特に、車
両の走行距離に応じて、整備・点検に必要な情報が集約
されたサービス条件が車両の管理者に提供される場合に
は、この車両の管理者は、整備・点検に関し注意が行き
届き、必要な整備を施すことができるようになる。ま
た、販売店は、必要な整備項目をまとめた独自のサービ
スを提供することができるようになる。
【0058】また、請求項3または請求項4の発明によ
れば、上記効果に加え、情報センタにおいて、車両の使
用地を検索し、この使用地周辺の販売店であって、判定
情報または整備項目情報に基づく補修作業または整備作
業を、車両の管理者に提供可能な販売店を選択するの
で、車両の管理者には、自身の使用地内あるいはそれに
近い場所にある販売店が紹介され、この中から販売店を
選択することになるので、車両の管理者にとっての利便
性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のサービス提供システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態のサービス提供システムの情報
センタの構成を示すブロック図である。
【図3】 同実施の形態のサービス提供システムの車両
の構成を示すブロック図である。
【図4】 同実施の形態のサービス提供システムの動
作、及び処理手順を示すシーケンス図である。
【図5】 同実施の形態のサービス提供システムの動
作、及び処理手順を示すシーケンス図である。
【図6】 同実施の形態のサービス提供システムの動
作、及び処理手順を示すシーケンス図である。
【図7】 同実施の形態のサービス提供システムの動
作、及び処理手順を示すシーケンス図である。
【図8】 同実施の形態のサービス提供システムの販売
店で用いられる店内業務管理システムの構成の一例を示
すブロック図である。
【図9】 同実施の形態のサービス提供システムの車両
またはユーザの端末へ表示される処理画面の一例を示す
図である。
【図10】 同実施の形態のサービス提供システムの車
両またはユーザの端末へ表示される処理画面の一例を示
す図である。
【図11】 同実施の形態のサービス提供システムのも
たらす効果を示す図である。
【図12】 整備項目テーブルの一例である。
【符号の説明】
1 情報センタ 2 車両 3 部品工場(端末) 4 販売店(端末) 5 通信網 6 ユーザ(端末) 11 制御部 12 通信ユニット 13 顧客データベース 14 部品管理データベース 15 販売店データベース 21 制御部 22 通信アンテナ 23 通信ユニット 24 車両搭載センサ類 25 車両搭載制御ユニット類 26 車内LAN 27 入力操作部 28 表示部 29 インタフェースユニット 30 携帯電話機 101 部品需要予測部 102 販売店選択部 103 サービス情報提供部 104 サービス条件中継部 105 サービス仲介処理部 106 整備項目提供部 201 故障診断部 202 部品寿命計算部 203 車両情報送信部 204 補修要求送信部 205 サービス条件選択部 206 サービス条件通知部 207 サービス確認処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され補修品の状態を判定しそ
    の判定結果を判定情報として出力する判定装置と、 前記車両に搭載され走行距離を計測し走行距離情報を出
    力する計測装置と、 前記判定情報および前記走行距離情報を管理するサーバ
    機能を有する情報センタと、 前記補修品の在庫及び前記車両の補修・整備作業を管理
    する販売店と、が通信網によって接続されたサービス提
    供システムの情報センタにおけるサービス提供方法であ
    って、 前記車両から、前記判定情報または前記走行距離情報
    と、前記車両の識別情報とを受信し、該識別情報に対応
    する前記車両の管理者に、前記判定情報に基づく補修作
    業または前記走行距離情報に対応する整備項目情報に基
    づく整備作業を提供可能な前記販売店を選択する販売店
    選択処理と、 前記選択された販売店に対して、前記車両の補修要求を
    送信するサービス情報提供処理と、 前記選択された販売店に対し、前記走行距離情報に応じ
    て前記車両の整備項目情報を送信する整備項目提供処理
    と、 前記補修要求または整備項目情報の送信に応答して前記
    選択された販売店毎に送信される、必要な補修作業・整
    備項目をセットにしたサービス条件を受信し、前記管理
    者へ送信するサービス条件中継処理と、 前記管理者によって選択されたサービス条件に合致する
    前記販売店に対して、前記補修作業または整備作業に対
    する成約情報を送信するサービス仲介処理とを含むこと
    を特徴とするサービス提供方法。
  2. 【請求項2】 前記整備項目情報は、 前記走行距離情報に応じた整備項目が設定されてなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のサービス提供方法。
  3. 【請求項3】 車両に搭載され補修品の状態を判定しそ
    の判定結果を判定情報として出力する判定装置と、 前記車両に搭載され走行距離を計測し走行距離情報を出
    力する計測装置と、 前記判定情報および前記走行距離情報を管理するサーバ
    機能を有する情報センタと、 前記補修品の在庫及び前記車両の補修・整備作業を管理
    する販売店と、が通信網によって接続されたサービス提
    供システムの情報センタにおけるサービス提供方法であ
    って、 前記車両から、前記判定情報または前記走行距離情報
    と、前記車両の識別情報とを受信すると、前記車両の識
    別情報を基に前記車両の使用地を検索し、該使用地周辺
    の販売店であって、前記判定情報に基づく補修作業また
    は前記走行距離情報に対応する整備項目情報に基づく整
    備作業を、該識別情報に対応する前記車両の管理者に提
    供可能な販売店を選択する販売店選択処理と、 前記選択された販売店に対して、前記車両の補修要求を
    送信するサービス情報提供処理と、 前記選択された販売店に対し、前記走行距離情報に応じ
    て前記車両の整備項目情報を送信する整備項目提供処理
    と、 前記補修要求または整備項目情報の送信に応答して前記
    選択された販売店毎に送信される、必要な補修作業・整
    備項目をセットにしたサービス条件を受信し、前記管理
    者へ送信するサービス条件中継処理と、 前記管理者によって選択されたサービス条件に合致する
    前記販売店に対して、前記補修作業または整備作業に対
    する成約情報を送信するサービス仲介処理とを含むこと
    を特徴とするサービス提供方法。
  4. 【請求項4】 前記サービス条件は、 交換物品の価格および/または各販売店独自のサービス
    情報を含むことを特徴とする請求項3に記載のサービス
    提供方法。
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